JP2011133994A - 印刷制御装置、印刷システム、及びプログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することを可能にする印刷制御装置、印刷システム、及びプログラムを提供する。
【解決手段】印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方が利用者により指定された場合に、該指定を受け付け、複数の印刷装置から前記受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記選択した印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定画面を変更する。
【選択図】図5

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷システム、及びプログラムに関する。
クライアントPCのCPUが、クライアントPCにインストールされている統合プリンタドライバプログラムを用いて、一時的に利用したい機能を実行可能なプリンタの検索要求をサーバ装置に依頼し、該依頼に対するサーバ装置からの応答に基づいて、サーバ装置から該一時的に利用したい機能を実行可能なプリンタに紐付けられた第2の論理プリンタ情報を取得して、クライアントPCに登録されている第1の論理プリンタ情報を該取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換えて、印刷設定の入力制御,プリントジョブの生成及び送信制御を行う印刷制御方法が知られている(例えば、特許文献1)。
また、ネットワーク上で接続された異なる機種のプリンタを備えたプリンタシステムであって、各プリンタは各々がシステムプログラム(SP)を更新した更新SPを不揮発性メモリに記憶保存する機能を有する他、それぞれ特定のプリンタが他の相手先プリンタに対して通信要求してSPを問い合わせる手段と、特定のプリンタで更新された更新SPと問い合わせにより他の相手先プリンタから応答されるSPとを比較照合する手段と、比較照合による更新SPとSPとの比較照合結果が適合する場合の更新SPを他の相手先プリンタの共有可能なものに対してネットワークを介してダウンロード転送する手段とを有するプリンタシステムも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2006−155289号公報 特開2002−351635号公報
本発明は、選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することを可能にする印刷制御装置、印刷システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定を受け付ける受付手段と、複数の印刷装置から前記受付手段で受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記選択した印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を変更する変更手段と、を備えた印刷制御装置である。
請求項2の発明は、印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定に基づいて、複数の印刷装置から出力候補となる印刷装置を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された出力候補の印刷装置が共通して有する印刷機能を抽出する抽出手段と、前記出力候補の印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を、前記抽出手段により抽出された印刷機能の設定が可能となり且つ抽出されなかった印刷機能の設定が不能となるように変更する変更手段と、を備えた印刷制御装置である。
請求項3の発明は、請求項1に記載の印刷制御装置において、前記選択手段は、前記変更手段による前記設定手段の変更後、前記複数の印刷装置のうち前記選択されなかった印刷装置を識別する識別情報及び前記変更手段により設定が不能とされた印刷機能の少なくとも一方が指定された場合に、該指定に基づいて前記出力候補として新たに印刷装置を選択し、前記抽出手段は、前記出力候補の印刷装置が新たに選択された場合に、該新たに選択された出力候補の印刷装置が共通して有する印刷機能を抽出し、前記変更手段は、前記抽出手段が印刷機能を新たに抽出する毎に前記設定手段を変更するものである。
請求項4の発明は、印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定を受け付ける受付手段、複数の印刷装置から前記受付手段で受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記出力候補の印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を変更する変更手段、及び前記設定手段による設定結果を示す設定情報を送信する送信手段を備えた印刷制御装置と、前記印刷制御装置から送信された前記設定情報を受信した場合に該受信した設定情報を記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶した設定情報の要求があった場合に前記記憶手段に記憶した設定情報を当該要求元に送信する設定情報管理装置と、前記設定情報管理装置に対して前記設定情報を要求すると共に、前記要求した設定情報を受信した場合に、該受信した設定情報に基づいて印刷を行う印刷装置と、を有する印刷システムである。
請求項5の発明は、コンピュータを、印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定を受け付ける受付手段、及び複数の印刷装置から前記受付手段で受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記選択した印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を変更する変更手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することが可能になる。
請求項2の発明によれば、選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することが可能になる。
請求項3の発明によれば、選択した印刷装置以外の印刷装置を新たに選択して、該新たに選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することが可能になる。
請求項4の発明によれば、選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することが可能になる。
請求項5の発明によれば、選択した印刷装置が共通して有する印刷機能を利用することが可能になる。
実施の形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 プリントサーバ及びクライアントPCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 プリントサーバの構成を機能的に示したブロック図である。 クライアントPCの構成を機能的に示したブロック図である。 印刷機能を設定するための設定画面を構築する処理ルーチンであって、クライアントPCのCPUが実行する処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。 第1出力候補としてのプリンタの各々が有する印刷機能の具体例を示す図である。 印刷機能を設定するための設定画面の一例を示す図である。 出力候補を表示する出力候補画面の一例を示す図である。 オフセットの印刷機能を選択情報として指定する場合の指定方法を説明する図である。 出力候補画面から選択情報として識別情報を指定する場合の指定方法を説明する説明図である。 設定画面の変更例を示す図である。 ホチキスの印刷機能を選択情報として指定する場合の指定方法を説明する図である。 出力候補画面から選択情報として識別情報を指定する場合の指定方法を説明する図である。 設定画面の変更例を示す図である。 第1出力候補としてのプリンタの各々が有する印刷機能の具体例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 出力候補画面の一例を示す図である。 出力候補画面から選択情報として識別情報を指定する場合の指定方法を説明する説明図である。 設定画面の変更例を示す図である。 設定画面の変更例を示す図である。 出力候補画面の変更例を示す図である。 第2出力候補の選択方法を利用者に選択させるための制御画面の一例を示す図である。
図1は、本実施の形態に係る印刷システムの構成を示す図である。図1に示すように、印刷システムは、複数のプリンタ10、プリントサーバ12、及びクライアントPC(パーソナルコンピュータ)14を備え、これらは各々通信手段16を介して互いに通信する。
プリンタ10は、印刷情報に応じて印刷を行う。印刷情報は、クライアントPC14で生成される。印刷情報は、印刷する画像を特定する画像情報と、印刷機能の設定結果を示す設定情報とを含んでいる。設定情報に応じて、プリンタ10の印刷に関する動作が規定される。
なお、プリンタ10には、利用者が利用者を識別する識別情報(ID)を指定する指定手段、又は利用者のIDを記憶したメモリを備えたIDカードからメモリに記憶されたIDを読み取る読取手段が設けられている。プリンタ10は、該指定手段又は読取手段からIDを受け付けると、印刷情報の要求を該IDとともにプリントサーバ12に送信する。プリンタ10は、プリントサーバ12から印刷情報を受信し、該印刷情報に応じて印刷を行う。
プリントサーバ12は、クライアントPC14から印刷情報を受信し管理する。プリンタ10から印刷情報の要求があったときには、該要求と共に受信したIDに対応付けて記憶された印刷情報を該要求元のプリンタ10に送信する。また、プリントサーバ12は、クライアントPC14から要求があった場合に、通信手段16に接続されたプリンタ10の各々を識別する識別情報の各々をクライアントPC14に送信する。
クライアントPC14は、印刷情報を生成して利用者のIDと共にプリントサーバ12に送信する。
通信手段16は、例えば、公衆回線であってもよいし、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークであってもよい。また、通信手段16を、無線の通信手段としてもよいし、有線の通信手段としてもよい。
このように、本実施の形態の印刷システムは、プリンタ10がプリントサーバ12を介してクライアントPC14から印刷情報を受信して印刷するように構成されていているが、これに限定されず、例えばクライアントPC14からプリントサーバ12を介さずにプリンタ10に印刷情報を直接送信して送信先のプリンタ10に印刷させるように構成されていてもよい。
なお、図1では、通信手段16にクライアントPC14が1つ接続されているが、クライアントPC14の個数はこれに限定されるものではない。
図2は、プリントサーバ12及びクライアントPC14のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)20、RAM(Random Access Memory)21、ROM(Read Only Memory)22、通信インターフェース23、HDD(Hard Disk Drive)24、及びUI(User Interface)コントローラ25が設けられ、これらは互いにバス28を介して接続されている。
CPU20は、ROM22及びHDD24に記憶されているプログラムを実行する。RAM21は、ワークメモリとして使用される。
通信インターフェース23は、通信手段16を介して他の装置と通信を行うためのインターフェースである。
HDD24は、CPU20が実行するプログラムの他、ユーザーにより後述する操作部27が操作されて指定された様々な情報が記憶される。
UIコントローラ25には、ディスプレイ26及び操作部27が接続されている。ディスプレイ26は、画像や情報を表示するものであり、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等としてもよい。また、操作部27は、様々な情報、命令、及び要求(例えば、後述する選択情報や、印刷機能の設定の情報、印刷要求など)を指定するために利用者により操作されるものであり、キーボード、マウス等としてもよい。UIコントローラ25は、CPU20からの指示によりディスプレイ26への各種情報の表示を制御すると共に、操作部27に対する操作を検出してCPU20に通知する。この通知はCPU20で受け付けられる。
なお、CPU20が実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、ROM22やHDD24に限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等(不図示)であってもよいし、通信手段16に接続された他の装置の記憶装置であってもよい。
図3は、プリントサーバ12の構成を機能的に示したブロック図である。
図3に示すように、プリントサーバ12は、第1出力候補検索部30、第1出力候補記憶部32、印刷情報管理部34、及び印刷情報記憶部36を備えている。
第1出力候補検索部30は、通信手段16に接続されているプリンタ10を、出力候補として検索する。
ここで、出力候補とは、印刷(出力)する際の出力先となりうる候補を意味する。以下、第1出力候補検索部30で検索された出力候補を第1出力候補と呼称する。また、後述するプリンタ10の第2出力候補選択部43により選択された出力候補を第2出力候補と呼称し、第1出力候補と区別して説明する。
第1出力候補検索部30は、検索した第1出力候補を示す識別情報の各々を第1出力候補記憶部32に記憶する。
また、第1出力候補検索部30は、クライアントPC14から第1出力候補を示す識別情報の要求(以下、出力候補要求)を受信した場合に、第1出力候補記憶部32に記憶されている識別情報の各々を要求元のクライアントPC14に送信する。なお、第1出力候補の検索は、クライアントPC14から出力候補要求を受信したときに行うようにしてもよいし、出力候補要求を受信する前に予め検索して、記憶しておいてもよい。
印刷情報管理部34は、クライアントPC14から受信した印刷情報を管理する。具体的には、クライアントPC14からIDと共に印刷情報を受け付けると、該印刷情報を該IDに対応付けて印刷情報記憶部36に記憶し、プリンタ10からIDと共に印刷情報の要求を受信した場合には、該受信したIDに対応付けて印刷情報記憶部36に記憶されている印刷情報を該要求元のプリンタ10に送信する。
本実施の形態において、第1出力候補検索部30及び印刷情報管理部34は、プリントサーバ12のCPU20がプログラムを実行することにより実現される機能である。また、本実施の形態において、第1出力候補記憶部32、及び印刷情報記憶部36は、プリントサーバ12に設けられたRAM21の記憶領域であってもよいし、HDD24の記憶領域であってもよい。
図4は、クライアントPC14の構成を機能的に示したブロック図である。以下に示す機能構成は、クライアントPC14のCPU20が実行するプログラムの1つであるプリンタドライバの機能として含めて構成してもよい。
図4に示すように、クライアントPC14は、第1出力候補取得部40、第1出力候補記憶部41、選択情報受付部42、第2出力候補選択部43、機能情報記憶部44、第2出力候補記憶部45、共通機能抽出部46、共通機能記憶部47、UI変更部48、UI表示データ記憶部49、UI表示制御部50、及び印刷制御部51を備えている。
第1出力候補取得部40は、出力候補要求をプリントサーバ12に対して送信し、プリントサーバ12から第1出力候補を示す識別情報の各々を取得する。なお、本実施の形態では、プリントサーバ12に対して出力候補要求を送信して第1出力候補の識別情報を取得する例について説明するが、プリンタ10が自ら通信手段16に接続されたプリンタ10を検索して第1出力候補の識別情報を取得してもよい。第1出力候補取得部40は、取得した第1出力候補の識別情報を第1出力候補記憶部41に記憶する。
選択情報受付部42は、利用者が指定した選択情報を受け付ける。選択情報とは、プリンタ10の識別情報及び印刷機能の少なくとも一方をいう。利用者が指定した選択情報は、第1出力候補または第2出力候補から更に出力候補を選択するときの選択条件となる。
第2出力候補選択部43は、選択情報受付部42で受け付けた選択情報に基づいて、第1出力候補からプリンタ10を選択し、該選択したプリンタ10の各々を識別する識別情報の各々を第2出力候補の各々を識別する識別情報として第2出力候補記憶部45に記憶する。また、第2出力候補を選択して後述するようにUI変更部48により設定画面を変更した後に、更に上記選択情報受付部42により選択情報が受け付けられた場合には、該選択された第2出力候補から更に出力候補を選択し、該選択した出力候補を新たな第2出力候補として、その識別情報を第2出力候補記憶部45に記憶する(第2出力候補記憶部45に記憶されていた識別情報を該新たな第2出力候補の識別情報に書換える)。
機能情報記憶部44には、クライアントPC14で利用可能な様々な種類のプリンタ10の識別情報と該識別情報が示すプリンタ10が有する印刷機能を示す機能情報とが対応して予め記憶されている。
共通機能抽出部46は、第1出力候補記憶部41に記憶された識別情報、及び機能情報記憶部44に記憶された機能情報に基づいて、第1出力候補のプリンタ10が共通して有する印刷機能を抽出すると共に、第2出力候補記憶部45に記憶された識別情報、及び機能情報記憶部44に記憶された機能情報に基づいて、第2出力候補のプリンタ10が共通して有する印刷機能を抽出する。共通機能抽出部46は、抽出した印刷機能の情報を共通機能記憶部47に記憶する。なお、以下では、出力候補のプリンタ10が共通して有する印刷機能を共通機能と呼称する場合もある。
UI表示データ記憶部49には、印刷する際の印刷機能を設定するための設定画面をディスプレイ26に表示するためのUI表示データの初期値が予め記憶されている。
UI変更部48は、第1出力候補記憶部41に記憶された第1出力候補の識別情報、及び共通機能記憶部47に記憶された情報に基づいて、UI表示データ記憶部49に記憶されている初期値を変更し、該変更後のUI表示データをUI表示データ記憶部49に記憶する。また、第2出力候補記憶部45に記憶された第2出力候補の識別情報、及び共通機能記憶部47に記憶された情報に基づいて、上記変更後のUI表示データ記憶部49を更に変更したUI表示データをUI表示データ記憶部49に記憶する。
UI表示制御部50は、UI表示データ記憶部49に記憶されているUI表示データに基づいて、ディスプレイ26に設定画面を表示する。また、後述するように、設定画面の構築中は、第1出力候補記憶部41に記憶されている第1出力候補の識別情報、及び第2出力候補記憶部45に記憶されている第2出力候補の識別情報に基づいて、第1出力候補、及び第2出力候補が示された出力候補画面も表示する。
印刷制御部51は、印刷要求受付部52及び印刷情報生成部53を備えている。印刷要求受付部52は、利用者が操作部27を操作して指定した印刷対象となる画像情報及びディスプレイ26に表示された設定画面に対して利用者が操作部27を操作して指定した印刷機能の設定を印刷要求と共に受け付ける。印刷要求は、設定画面に印刷要求を指定するボタンを設け、該ボタンを利用者が指定することで印刷要求を指定してもよいし、設定画面とは別の印刷要求画面から利用者が印刷要求を指定するようにしてもよい。本実施の形態では印刷要求は設定画面から指定可能に構成されているものとする。印刷情報生成部53は、印刷要求受付部52で印刷要求を受け付けると、画像情報及び印刷機能の設定を含む印刷情報を生成し、プリントサーバ12に送信する。
第1出力候補取得部40、選択情報受付部42、第2出力候補選択部43、共通機能抽出部46、UI変更部48、UI表示制御部50、及び印刷制御部51は、クライアントPC14のCPU20がプログラム(例えばプリンタドライバ)を実行することにより実現される機能である。また、本実施の形態において、第1出力候補記憶部41、機能情報記憶部44、第2出力候補記憶部45、共通機能記憶部47、及びUI表示データ記憶部49は、クライアントPC14に設けられたRAM21の記憶領域であってもよいし、HDD24の記憶領域であってもよい。
図5は、印刷機能を設定するための設定画面を構築する処理ルーチンであって、クライアントPC14のCPU20が実行する処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。ここでは、クライアントPC14の機能構成における各要素の動作に着目して説明する。
ステップ100では、第1出力候補取得部40が第1出力候補の識別情報を取得する。取得した識別情報は、第1出力候補記憶部41に記憶される。
ステップ102では、共通機能抽出部46が、第1出力候補記憶部41に記憶された識別情報、及び機能情報記憶部44に記憶された機能情報に基づいて、第1出力候補のプリンタ10の共通機能を抽出し、該共通機能の情報を共通機能記憶部47に記憶する。
ステップ104では、UI変更部48は、第1出力候補の共通機能に基づいて、印刷する際の印刷機能を設定するための設定画面を表示するためのUI表示データを生成する。具体的には、UI変更部48は、第1出力候補記憶部41に記憶された第1出力候補の識別情報、及び共通機能記憶部47に記憶された情報に基づいて、UI表示データ記憶部49に予め記憶されているUI表示データの基本データを変更して新たにUI表示データを生成する。具体的には、第1出力候補のプリンタ10の共通機能を設定することが可能で、且つそれ以外の印刷機能は設定不能となる設定画面を表示するためにUI表示データを生成する。その際、共通機能以外の印刷機能については、選択情報として指定可能に設定画面内に表示されるようにUI表示データを生成する。ここで生成されたUI表示データは、UI表示データ記憶部49に記憶される。
なお、本実施の形態では、設定画面を、共通機能については設定可能な状態で表示し、共通機能ではないが第1出力候補のいずれかが有する印刷機能は、設定可能な印刷機能とは表示を異ならせて設定不能な状態で表示する。しかしながら、設定画面はこれに限定されず、例えば、共通機能以外の印刷機能は非表示にしてもよい。
UI表示制御部50はUI表示データ記憶部49から上記生成されたUI表示データを読み出し、該UI表示データに基づいてディスプレイ26に設定画面を表示する。また、UI表示制御部50は、第1出力候補記憶部41に記憶されている第1出力候補の識別情報に基づいて、出力候補画面を表示する。この出力候補画面により第1出力候補の各識別情報が選択情報として指定可能となる(具体例は後述)。利用者は、表示された設定画面から共通機能以外の印刷機能を指定したり、出力候補画面から識別情報を指定したりする。利用者は印刷機能及び識別情報の一方を指定してもよいし、印刷機能及び識別情報を指定してもよい。利用者による指定結果は、選択情報として選択情報受付部42により受け付けられる。
ステップ106では、選択情報受付部42は、利用者から選択情報を受け付けたか否かを判定する。ここで肯定判定された場合には、ステップ108に進む。
ステップ108では、第2出力候補選択部43は、選択情報受付部42で受け付けた選択情報に基づいて第1出力候補のプリンタ10群から第2出力候補としてプリンタ10を選択し、第2出力候補の識別情報を、第2出力候補記憶部45に記憶する。具体的には、例えば、選択情報として識別情報が指定された場合には、第1出力候補のプリンタ10から該指定された識別情報が示すプリンタ10を第2出力候補のプリンタ10として選択する。また、選択情報として共通機能以外の印刷機能が指定された場合には、機能情報記憶部44の記憶内容を参照し、該指定された印刷機能を有するプリンタ10の識別情報を取得し、該識別情報が示すプリンタ10を第2出力候補のプリンタ10として選択する。また、共通機能以外の印刷機能が指定され、且つ識別情報が指定された場合には、該指定された印刷機能を有するプリンタ10のうち、指定された識別情報のプリンタ10が第2出力候補として選択される。第2出力候補選択部43は、選択した第2出力候補の識別情報を第2出力候補記憶部45に記憶する。
ステップ110では、共通機能抽出部46は、第2出力候補記憶部45に記憶された識別情報、及び機能情報記憶部44に記憶された機能情報に基づいて、第2出力候補として選択されたプリンタ10の共通機能を抽出する。共通機能抽出部46は、抽出した第2出力候補の共通機能の情報を共通機能記憶部47に記憶する。
ステップ112では、UI変更部48は、UI表示制御部50に記憶されている設定画面のUI表示データを、共通機能記憶部47に記憶された第2出力候補の共通情報に基づいて第2出力候補の共通機能を設定することが可能な設定画面を表示するためのUI表示データに変更する。また、ここでは、第2出力候補のプリンタ10の各々が有する、共通機能記憶部47に記憶されている共通機能以外の印刷機能についても、設定不能な状態で且つ選択情報として指定可能に設定画面内に表示されるようにUI表示データを変更する。このUI表示データは、UI表示データ記憶部49に記憶される。
UI表示制御部50はUI表示データ記憶部49から上記変更されたUI表示データを読み出し、該UI表示データに基づいてディスプレイ26に設定画面を表示する。また、UI表示制御部50は、第2出力候補記憶部41に記憶されている第2出力候補の識別情報に基づいて、出力候補画面の表示も変更する。これにより、現在選択されている第2出力候補の各識別情報が表示される。
ステップ114では、UI変更部48は、UI変更(すなわち、設定画面の変更)の処理が終了したか否かを判定する。ここでは、利用者により不図示の変更終了指示画面から設定画面の変更の終了の指示がなされた場合(或いはエスケープボタン等の何らかのキー操作が行われて設定画面の変更の終了の指示がなされた場合)、及び表示されている設定画面から印刷機能の設定がなされ印刷要求が指定された場合、のいずれかの場合にはUI変更の処理が終了したと判定され、それ以外は終了していないと判定される。
ステップ114で否定判定した場合には、ステップ116に進む。ステップ116で、選択情報受付部42が利用者が指定した選択情報を受け付けない場合には、ステップ114に戻る。また、ステップ116で、選択情報受付部42が利用者が指定した選択情報を受け付けた場合には、ステップ108に戻って、現在選択されている第2出力候補から、今回新たに指定された選択情報に基づいて出力候補を選択し、この出力候補の識別情報の各々を新たな第2出力候補の識別情報として第2出力候補記憶部45に記憶する(上書きされて第2出力候補が更新される)。すなわち、前回第2出力候補として選択されたプリンタ10から選択情報に応じたプリンタ10が選択され、第2出力候補が更に絞り込まれる。
ステップ110では、共通機能抽出部46は新たに選択された第2出力候補の共通機能を抽出し、ステップ112ではUI変更部48は、上記と同様に、UI表示データに変更し、設定画面を変更する。すなわち、第2出力候補としてプリンタ10を絞り込む毎に設定画面も変更される。また、該変更と共に出力候補画面の表示の変更がされる。
一方、ステップ114で肯定判定した場合には、ステップ118に進む。
ステップ118では、印刷要求受付部52が、設定画面から印刷要求を受け付けたか否かを判定する。印刷要求を受け付けたと判定した場合には、ステップ120では、印刷情報生成部53が、予め利用者により指定されている画像情報と設定画面から設定された印刷機能の設定結果を表す設定情報を含む印刷情報を生成し、プリントサーバ12に送信する。
また、ステップ118で印刷要求受付部52が印刷要求を受け付けていないと判定された場合には、ステップ120をスキップして、本処理ルーチンを終了する。
次に、具体例を挙げて本実施の形態に係る設定画面の変更の流れの一例を説明する。
プリントサーバ12により、識別情報が、SFP-1、SFP-2、SFP-3、SFP-4、及びSFP-5の5つのプリンタ10が第1出力候補として検索された場合には、SFP-1、SFP-2、SFP-3、SFP-4、及びSFP-5が第1出力候補記憶部41に記憶される。
図6に、SFP-1、SFP-2、SFP-3、SFP-4、及びSFP-5が有する印刷機能の具体例を示す。なお、図6では、基本的な印刷機能(印刷を実行する機能、手差しで給紙する機能等)は省略し、拡張的な印刷機能を図示した。図6において、二重線が重畳されていない印刷機能が、そのプリンタ10が有する印刷機能である。図6において図示しない基本的な印刷機能は各プリンタ10が共通して有しているものとする。
ここで、オフセットは、印刷要求毎に左右交互にずらして印刷物を排出する機能である。ホチキスは、印刷物に対してホチキス止めを行う機能であり、パンチは、2穴や、4穴など、印刷物に穴を開ける機能である。紙折りは、2つ折り、3つ折り、4つ折りなど、印刷物を折る機能であり、中とじは、印刷物の中央をホチキス止めして製本化する(冊子にする)機能である。なお、印刷機能はこれらに限定されず、他にも、例えば、カラー印刷、両面印刷などの印刷機能が挙げられる。
なお図6に示す5つの印刷機能のうち、第1出力候補の各プリンタ10に共通する印刷機能は存在しないため、UI変更部48は、基本的な印刷機能が設定可能で且つそれ以外の印刷機能は設定不能な設定画面を表示するためのUI表示データを生成する(上記ステップ104)。
図7に、該生成されたUI表示データに基づいて表示された設定画面の一例を示す。第1出力候補(SFP-1、SFP-2、SFP-3、SFP-4、及びSFP-5)の共通機能については、図7のAに示すように、設定可能な状態で表示され、共通機能ではないが第1出力候補のいずれかが有する印刷機能(オフセット、ホチキス、パンチ)は、図7のBに示すように、設定可能な印刷機能とは表示を異ならせて、設定不能な状態(例えば、操作部27で該印刷機能を指定しようと操作しても表示が変更されずに指定されない状態、操作部27の操作が無効となる状態)にされている。また、上記5つの印刷機能のうち、第1出力候補のいずれかもが有しない印刷機能(紙折り、中とじ)は、非表示にされている。
ここでは、上記5つの印刷機能のうち、第1出力候補のいずれかもが有しない印刷機能(紙折り、中とじ)は、非表示にする例について説明したが、表示はされても設定不能な状態となるように設定画面を構築してもよい。
また、図7に示す設定画面の他、図8に示すように、第1出力候補の識別情報が示された出力候補画面も表示される。図8に示す出力候補画面では、各識別情報の先頭に付与されたボックスにチェックマークが表示され、第1出力候補の各々が選択された状態となっている。
ここで、上記第1出力候補から、利用者が第2出力候補を選択するための選択情報を指定するときの指定方法の具体例について説明する。
図7に示す設定画面において、共通機能ではないが、第1出力候補のいずれかが有する印刷機能については、図7のCに示すように、「i」マーク(インフォメーションマーク)が付されて表示されている。本実施の形態では、利用者が操作部27を操作して「i」マークを指示すると、UI表示制御部50は、現在選択されている出力候補のプリンタ10ではこの印刷機能は設定不可能であることを示すメッセージ、この印刷機能を利用するために出力候補を変更するか否かを指定させるメッセージ、及び利用者が第2出力候補を選択する旨の意志を指定するための文字「OK」「Cancel」をポップアップで表示する。
図9にメッセージの表示例を示す。図9ではオフセットの印刷機能に対する「i」マークが矢印のポインタで指示されており、更に「出力候補プリンタから利用不可です。出力候補を変更しますか?」なるメッセージと共に文字「OK」、「Cancel」の文字が表示されている。利用者がオフセットという印刷機能を利用したければ、ここで利用者がOKを指定する。これにより、オフセットという印刷機能を示す情報を選択情報として指定したことになる。また、ここでキャンセルを指定した場合には、上記メッセージが消去される。
また、図8に示す出力候補画面において、各識別情報に付与されたボックスに表示されたチェックマークを利用者が操作部27を操作して指示することで消去し、更にOKボタンを指定すると、チェックマークが消去された識別情報以外の識別情報、すなわち、チェックマークが残っている識別情報が選択情報として指定されたことになる。またキャンセルボタンを指定すると、識別情報の指定はキャンセルされ、チェックマークの表示が元に戻る。
図10に、SPF-1、及びSPF-2のチェックマークを外した状態を示す。この状態でOKボタンを指定すると、SPF-3、SPF-4、及びSPF-5が選択情報として指定されたことになる。例えば、利用者が利用するクライアントPC14の周辺に配置されたプリンタ10の利用を希望する場合には、該周辺に配置されたプリンタ10の識別情報をこの出力候補画面で指定すればよい。
図9に示すように、利用者が、オフセットの印刷機能を選択情報として指定した場合には、図11に示すように設定画面が変更される。すなわち、オフセットの印刷機能を有するプリンタ10は、図6に示すように、SPF-3、SPF-4、及びSPF-5の3つのプリンタ10であって、これらに共通する共通機能は(不図示の基本の印刷機能を除いて)オフセットである。従って、UI変更部48は、UI表示データを、基本の印刷機能及びオフセットが設定可能となり、且つそれ以外の印刷機能が設定不能な設定画面のUI表示データに変更する(上記ステップ114)。
また、図10に示すように、SPF-3、SPF-4、及びSPF-5を選択情報として指定した場合も、同様に共通機能は(不図示の基本の印刷機能を除いて)オフセットであるため、UI変更部48は、UI表示データを、図11に示す設定画面のUI表示データに変更する(上記ステップ114)。
なお、ここでは、印刷機能及び識別情報の一方を選択情報として指定したが、双方をまとめて指定するようにしてもよい。双方を指定した場合には、例えば、指定された印刷機能を有するプリンタ10のうち、指定された識別情報を有するプリンタ10が第2出力候補となり、これらの共通する印刷機能の設定が可能で且つそれ以外の印刷機能の設定が不能な設定画面に変更される。また、なお、指定された識別情報を有するプリンタ10のうち、指定された印刷機能を有さないものについては第2出力候補として選択されないようにしてもよいし、該印刷機能を有していなくても第2出力候補として選択されるようにしてもよい。前者の場合には警告を表示するようにしてもよい。
なお、上記のように第2出力候補を選択した後、更に、選択情報を指定して第2出力候補を更に絞り込むことにより、上記変更された設定画面を更に変更するようにしてもよい(ステップ114N、ステップ116Y)。
例えば、図11の設定画面において、更に、利用者が、現在利用可能となっている印刷機能だけでなく、現在利用不能となっているホチキスという印刷機能を利用したい場合には、ホチキスという印刷機能を選択情報として指定する。具体的には、図12に示すようにホチキスの印刷機能に対する「i」マークを指示し、前述したメッセージが表示されたところで「OK」を指定する。
また、利用者が、現在選択されている第2出力候補から更に利用したいプリンタ10を絞り込んで第2出力候補としたい場合には、該プリンタ10の識別情報を選択情報として指定する。具体的には、図10に示す出力候補画面において、指定したい識別情報以外の識別情報のチェックボックスに表示されたチェックマークを消去し、「OK」を指定する。図13に、識別情報SPF-3が選択情報として指定された場合の出力候補画面を示す。
図12に示すように、利用者が、ホチキスの印刷機能を選択情報として指定した場合には、図14に示すように設定画面が変更される。すなわち、SPF-3、SPF-4、及びSPF-5の3つのプリンタ10のうち、ホチキスの印刷機能を有するプリンタ10は、図6に示すように、SPF-3のプリンタ10であって、このプリンタ10が有する印刷機能(この場合、プリンタ10が1つであるため、共通機能は、SPF-3のプリンタ10が有する印刷機能そのものとなる)は、基本の印刷機能を除いて、オフセット、ホチキス、パンチの3つである。従って、UI変更部48は、UI表示データを、基本の印刷機能及び該3つの印刷機能が設定可能となり、且つそれ以外の印刷機能が設定不能な設定画面(図14も参照)のUI表示データに変更する(上記ステップ114)。
また、図13に示すように、SPF-3を選択情報として指定した場合も、図14に示す設定画面のUI表示データに変更される。(上記ステップ114)。
なお、ここでも、印刷機能及び識別情報の一方を選択情報として指定した例について説明したが、双方をまとめて指定するようにしてもよい。
次に、別の具体例を挙げて本実施の形態に係る設定画面の変更の流れを説明する。
プリントサーバ12により、識別情報が、MFP-1、MFP-2、MFP-3、MFP-4、MFP-5、及びMFP-6の6つのプリンタ10が第1出力候補として検索された場合には、MFP-1、MFP-2、MFP-3、MFP-4、MFP-5、及びMFP-6が第1出力候補記憶部41に記憶される。
図15に、MFP-1、MFP-2、MFP-3、MFP-4、MFP-5、及びMFP-6が有する印刷機能の具体例を示す。なお、図15では、基本的な印刷機能は省略し、拡張的な印刷機能を図示した。図15において、二重線が重畳されていない印刷機能が、そのプリンタ10が有する印刷機能である。図15において図示しない基本的な印刷機能は各プリンタ10が共通して有しているものとする。
なお図15に示す5つの印刷機能のうち、各プリンタ10に共通する印刷機能はホチキスとパンチの2つであるため、共通機能抽出部46は、基本的な印刷機能、ホチキス及びパンチを共通機能として抽出し、UI変更部48は、UI変更部48は、基本的な印刷機能、ホチキス及びパンチが設定可能で且つそれ以外の印刷機能は設定不能な設定画面を表示するためのUI表示データを生成する。
図16に、該生成されたUI表示データに基づいて表示された設定画面の一例を示す。図16のAに示すように、第1出力候補(MFP-1、MFP-2、MFP-3、MFP-4、MFP-5、及びMFP-6)の共通機能については、設定可能な状態で表示され、共通機能以外の印刷機能(オフセット、紙折り、中とじ)は、図16のBに示すように、設定可能な印刷機能と表示を異ならせて、設定不能な状態で表示にされている。
また、図16に示す設定画面の他、図17に示すように、第1出力候補の識別情報が示された出力候補画面も表示される。
上記第1出力候補から、利用者が第2出力候補を選択するための選択情報を指定するときの指定方法の具体例について説明する。ここでは、まず選択情報として識別情報を指定し、次に選択情報として印刷機能を指定して出力候補を絞り込む例について説明する。
図17に示す出力候補画面において、MFP-5、MFP-6の2つのプリンタ10を第2出力候補として選択したい場合には、図18に示すように、MFP-1〜MFP-4の4つの識別情報に付与されたボックスに表示されたチェックマークを消去してOKボタンを指定する。このように、MFP-5、及びMFP-6を選択情報として指定した場合には、この識別情報が示す2つのプリンタ10が共通して有する印刷機能は基本の印刷機能、ホチキス、パンチ、紙折り、及び中とじであるため、UI変更部48は、UI表示データを、図19に示す設定画面のUI表示データに変更する(上記ステップ114)。これにより、図19の設定画面が表示される。
次に、上記のように第2出力候補を選択して設定画面を変更した後、更に、印刷機能を指定して第2出力候補を更に絞り込む場合について説明する(ステップ114N、ステップ116Y)。
図19に示す設定画面において、利用者が、現在利用可能となっている印刷機能だけでなく、現在利用不能となっているオフセットという印刷機能を利用したい場合には、オフセットという印刷機能を選択情報として指定する。具体的には、オフセットの印刷機能に対する「i」マークを指示し、前述のメッセージが表示されたところで「OK」を指定する。
これにより、第2出力候補のMFP-5及びMFP-6のうち、オフセットの印刷機能を有するMFP-5が新たな第2出力候補として選択される。そして、UI表示データは、MFP-5のプリンタ10が有する印刷機能が設定可能で、それ以外の印刷機能は設定不能な設定画面のUI表示データに変更され、図20に示す設定画面が表示される(上記ステップ114)。このときの出力候補画面は、図21に示すようにMFP-5に対応するチェックボックスにチェックマークが表示された出力候補画面に変更される。
さらに、別の具体例を簡便に説明する。例えば、上記図15に示す第1出力候補から、まず選択情報として、識別情報MFP-3〜MFP-5を指定して3つのプリンタ10を第2出力候補として選択した後、ここからオフセットという印刷機能を指定して出力候補を絞り込み、結果としてMFP-3及びMFP-5の2つのプリンタ10を新たに第2出力候補として選択する。これにより、共通機能抽出部46は、基本の印刷機能、オフセット、ホチキス、パンチの印刷機能を共通機能として抽出する。UI変更部48は、設定画面を、これら印刷機能が設定可能であり、それ以外の印刷機能が設定不能な設定画面に変更する。
別の例としては、まず選択情報として、印刷機能「中とじ」を指定して、中とじの印刷機能を有する識別情報MFP-3〜MFP-6の4つのプリンタ10を第2出力候補として選択した後、今度は、この中から識別情報MFP-5、MFP-6を指定して出力候補を絞り込み、MFP-5、MFP-6の2つのプリンタ10を新たに第2出力候補として選択する。これにより、共通機能抽出部46は、基本の印刷機能、ホチキス、パンチ、紙折り、中とじの印刷機能を共通機能として抽出する。UI変更部48は、設定画面を、これら印刷機能が設定可能であり、それ以外の印刷機能が設定不能な設定画面に変更する。
上記実施の形態では、第2出力候補を徐々に絞り込む場合を例に挙げて説明したが、第1出力候補のプリンタ10うち、現在選択されている第2出力候補には含まれないプリンタ10を新たに選択したい場合もある。そこで、例えば、図22に示す制御画面がディスプレイ26に表示されるように構成し、利用者に選択方法を指定させるようにしてもよい。
該制御画面には、「絞り込み」、「変更」、及び「UI変更終了」の3つの項目が表示されている。各項目には、ラジオボタンが表示され、3つの項目のうちいずれか1つが選択可能になっている。
ここで、利用者が「絞り込み」の項目を選択して、OKボタンを指定すると、第2出力候補選択部43は、これ以降、この制御画面で「変更」の項目が選択されるまで、指定された選択情報に応じて出力候補(第2出力候補がまだ選択されていない場合には第1出力候補、第2出力候補が既に選択されている場合には現在選択されている第2出力候補)から該選択情報に対応するプリンタ10を新たに第2出力候補として選択する。
また、制御画面で、利用者が「変更」の項目を選択して、OKボタンを指定すると、第2出力候補選択部43は、これ以降、この制御画面で「絞り込み」の項目が選択されるまで、第2出力候補が既に記憶されていてもいなくても、指定された選択情報に応じて第1出力候補から該選択情報に対応するプリンタ10を新たに第2出力候補として選択する。なお、利用者が「変更」の項目を選択して第2出力候補を選択した後に、「絞り込み」の項目を選択して、該選択した第2出力候補から出力候補を更に絞り込むようにしてもよい。
なお、利用者が「UI変更終了」の項目を選択して、OKボタンを指定した場合には、CPU20は、設定画面の変更処理を終了する。
なお、上記実施の形態では、クライアントPC14の機能情報記憶部44に機能情報を予め記憶した例について説明したが、これに限定されず、例えば、プリントサーバ12に機能情報を記憶しておき、クライアントPC14がプリントサーバ12に出力候補要求を送信するときに、該機能情報についても要求し、プリントサーバ12は該要求に応じて、第1出力候補の識別情報と共に、機能情報についてもクライアントPC14に送信するようにしてもよい。また、各プリンタ10に対して直接機能情報を要求してもよい。
また、上記実施の形態では、設定画面内に「i」マークを表示して、設定画面内で選択情報として印刷機能を指定可能に構成した例について説明したが、これに限定されず、印刷機能の一覧を示す印刷機能画面を設定画面とは別に表示し、該印刷機能画面から印刷機能を指定するように構成してもよい。この場合には、設定画面を選択情報として印刷機能を指定可能に構成しなくてもよい。
10 プリンタ
12 プリントサーバ
14 クライアントPC
16 通信手段
20 CPU
21 RAM
22 ROM
23 通信インターフェース
24 HDD
25 UIコントローラ
26 ディスプレイ
27 操作部
28 バス
30 第1出力候補検索部
32 第1出力候補記憶部
34 印刷情報管理部
36 印刷情報記憶部
40 第1出力候補取得部
41 第1出力候補記憶部
42 選択情報受付部
43 第2出力候補選択部
44 機能情報記憶部
45 第2出力候補記憶部
46 共通機能抽出部
47 共通機能記憶部
48 バス
48 変更部
49 UI表示データ記憶部
50 UI表示制御部
51 印刷制御部
52 印刷要求受付部
53 印刷情報生成部

Claims (5)

  1. 印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定を受け付ける受付手段と、
    複数の印刷装置から前記受付手段で受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記選択した印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を変更する変更手段と、
    を備えた印刷制御装置。
  2. 印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定に基づいて、複数の印刷装置から出力候補となる印刷装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された出力候補の印刷装置が共通して有する印刷機能を抽出する抽出手段と、
    前記出力候補の印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を、前記抽出手段により抽出された印刷機能の設定が可能となり且つ抽出されなかった印刷機能の設定が不能となるように変更する変更手段と、
    を備えた印刷制御装置。
  3. 前記選択手段は、前記変更手段による前記設定手段の変更後、前記複数の印刷装置のうち前記選択されなかった印刷装置を識別する識別情報及び前記変更手段により設定が不能とされた印刷機能の少なくとも一方が指定された場合に、該指定に基づいて前記出力候補として新たに印刷装置を選択し、
    前記抽出手段は、前記出力候補の印刷装置が新たに選択された場合に、該新たに選択された出力候補の印刷装置が共通して有する印刷機能を抽出し、
    前記変更手段は、前記抽出手段が印刷機能を新たに抽出する毎に前記設定手段を変更する
    請求項1に記載の印刷制御装置。
  4. 印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定を受け付ける受付手段、複数の印刷装置から前記受付手段で受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記出力候補の印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を変更する変更手段、及び前記設定手段による設定結果を示す設定情報を送信する送信手段を備えた印刷制御装置と、
    前記印刷制御装置から送信された前記設定情報を受信した場合に該受信した設定情報を記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶した設定情報の要求があった場合に前記記憶手段に記憶した設定情報を当該要求元に送信する設定情報管理装置と、
    前記設定情報管理装置に対して前記設定情報を要求すると共に、前記要求した設定情報を受信した場合に、該受信した設定情報に基づいて印刷を行う印刷装置と、
    を有する印刷システム。
  5. コンピュータを、
    印刷装置を識別する識別情報及び印刷機能の少なくとも一方の指定を受け付ける受付手段、及び
    複数の印刷装置から前記受付手段で受け付けた指定に基づいて選択した印刷装置が共通して有する印刷機能の設定が可能となり、且つそれ以外の印刷機能の設定が不能となるように、前記選択した印刷装置に印刷させる際に印刷機能を設定するための設定手段を変更する変更手段、
    として機能させるためのプログラム。
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