JP2011133166A - プレート式熱交換器 - Google Patents

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政博 横井
Yoshimasa Sudo
可聖 須藤
Hideo Noda
秀夫 野田
Keisuke Tanaka
啓祐 田中
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Abstract

【課題】第1熱交換プレートと第2熱交換プレートのろう付け接合部である交差部分が離れる方向に撓みが発生すると、ろう付け接合不良が発生するという課題がある。
【解決手段】第1熱交換プレートの第1凸条と相対する位置に第2熱交換プレートの第2凹条を、第1熱交換プレートの第1凹条と相対する位置に第2熱交換プレートの第2凸条を配置し、第1熱交換プレートの第1凸条の高さより高い凸形状の第1間隙支持ビードを第1熱交換プレートに設け、第2熱交換プレートの第2凹条の深さより深い凹形状の第2間隙支持ビードを第2熱交換プレートに設け、熱交換媒体および被熱交換媒体が流通されるプレート式熱交換器において、第1間隙支持ビードは少なくとも二つの凸形状部と少なくとも二つの凸形状部と連なる凹形状部とを有し、第2間隙支持ビードは少なくとも二つの凹形状部と少なくとも二つの凹形状部と連なる凸形状部とを有するものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数枚の熱交換プレートを積層し形成され、給湯器や湯沸し器等の種々の機器に採用されるプレート式熱交換器に関するものである。
従来の例えば給湯器や湯沸し器等の種々の機器に採用されるプレート式熱交換器は、熱交換プレートを複数枚積層して熱交換プレート相互間に複数の空間を設けて複数の流路を形成し、これらの流路に温度の異なる2流体を交互に流通して両流体の間で熱交換プレートを介して熱交換する構成となっている。
図6ないし図10は従来のプレート式熱交換器を示している。図6は従来のプレート式熱交換器を示す概観斜視図である。図7は従来のプレート式熱交換器を示す要部概観斜視図である。図8は従来のプレート式熱交換器を示す断面図である。図9は従来のプレート式熱交換器を形状を簡素化した2段構成として示す間隙支持ビード周辺の断面図である。図10は従来のプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の拡大断面図である。
これら各図において、101は第1熱交換プレートであり、第1凸条102および第1凹条103の波形が交互に複数形成された伝熱面を有している。104は第2熱交換プレートであり、第2凸条105および第2凹条106の波形が交互に複数形成された伝熱面を有している。
第1熱交換プレート101の第1凸条102と相対する位置に第2熱交換プレート104の第2凹条106が位置し、第1熱交換プレート101の第1凹条103と相対する位置に第2熱交換プレート104の第2凸条105が位置するように配置構成されており、これら第1熱交換プレート101と第2熱交換プレート104との一対構成体が複数積層されている。第1熱交換プレート101の第1凹条103の伝熱面と第2熱交換プレート104の第2凸条105の伝熱面との交差部分107がろう付け接合される。また、第1熱交換プレート101の第1凸条102と第2熱交換プレート104の第2凹条106との間に第1空間108が形成され、熱交換媒体が熱交換媒体入口ソケット114aから流入し熱交換媒体出口ソケット114bから流出するための流通路となる。
109は第1熱交換プレート101に設けられた第1間隙支持ビードであり、第1凸条102の高さより高い凸形状に形成されている。110は第2熱交換プレート104の第1間隙支持ビード109と相対する位置に設けられた第2間隙支持ビードであり、第2凹条106の深さより深い凹形状に形成されている。これら第1間隙支持ビード109と第2間隙支持ビード110により、例えば下段側の第1熱交換プレート101の第1凸条102とその上段側の第2熱交換プレート104の第2凹条106とが非接触となるよう一対構成体間が規定され、第1熱交換プレート101と第2熱交換プレート104の一対構成体間に第2空間111が形成され、被熱交換媒体が被熱交換媒体入口ソケット115aから流入し被熱交換媒体出口ソケット115bから流出するための流通路となる。
112は第1間隙支持ビード109の端部であり、第1熱交換プレート101の第1凸条102に連なっている。113は第2間隙支持ビード110の端部であり、第2熱交換プレート104の第2凹条106に連なっている。
特開平8−101000号公報(図7)
上述した従来のプレート式熱交換器において、プレート式熱交換器の第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104はそれぞれ主にプレス加工により複雑な形状に形成され、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104のそれぞれの伝熱面に、複数の第1凸条102と第1凹条103および複数の第2凸条105と第2凹条106の波形部がそれぞれ形成されている。したがって、プレス加工の際に発生する第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104の反りを抑制することが困難であり、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104に少なからず反りや変形が発生する。
プレート式熱交換器は、このような反りが発生した第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104の一対構成体を複数積層して構成される。すなわち、第1熱交換プレート101の第1凸条102と相対する位置に第2熱交換プレート104の第2凹条106が位置し、第1熱交換プレート101の第1凹条103と相対する位置に第2熱交換プレート104の第2凸条105が位置するように配置し、これら第1熱交換プレート101と第2熱交換プレート104との一対構成体が複数積層されて構成されている。
そして、第1熱交換プレート101の第1凹条103の伝熱面と第2熱交換プレート104の第2凸条105の伝熱面とを交差接触させ、その交差部分107をろう付け接合する構成のため、ろう付けの際に、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104の反りを矯正する必要があり、反り矯正のために、加圧ろう付けするのが一般的である。
熱交換媒体を流通させる第1空間108としては、第1熱交換プレート101の第1凹条103の伝熱面と第2熱交換プレート104の第2凸条105の伝熱面とが交差接触するように、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104が積層されているため、この交差部分107でろう付け時の加圧力を受けることとなるが、被熱交換媒体を流通させる第2空間111としては、第1間隙支持ビード109と第2間隙支持ビード110により、例えば下段側の第1熱交換プレート101の第1凸条102とその上段側の第2熱交換プレート104の第2凹条106とが非接触となるよう一対構成体間が規定されて第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104が積層されているため、第1間隙支持ビード109と第2間隙支持ビード110によって、ろう付け時の加圧力を受けることとなる。
そのため、第1間隙支持ビード109と第2間隙支持ビード110の配置及び形状が不適であると、ろう付け時の加圧力によって第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104に撓みが発生する。
プレート式熱交換器の製造工程において、上述したように、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104に撓みが発生すると、それが原因となり、第1熱交換プレート101の第1凹条103の伝熱面と第2熱交換プレート104の第2凸条105の伝熱面との交差部分107においてろう付け接合不良が発生する。
すなわち、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104に少なからず反りや変形が発生しているので、反りや変形を矯正するため、第1間隙支持ビード109に第1加圧力F1を加え、第2間隙支持ビード110に第2加圧力F2を加える。これら第1加圧力F1および第2加圧力F2は、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104の反りや変形を矯正するために充分に大きな加圧力が必要となる。
第1加圧力F1および第2加圧力F2が第1間隙支持ビード109および第2間隙支持ビード110に加わると、まず、反りや変形が原因で浮いている可能性のある第1端部112のP1と第2端部113のP2の部位が接触する。さらに、加圧力が加わることにより、第1端部112のP1と第2端部113のP2の部位を支点として、第1端部112および第2端部113はQ1方向およびQ2方向に回転しようとする力、いわゆるモーメントが発生する。
このモーメントの発生により、第1端部112および第2端部113に連なっている第1熱交換プレート101の第1凸条102および第2熱交換プレート104の第2凹条106に第1離間方向R1および第2離間方向R2の力が作用することになる。
このように第1離間方向R1および第2離間方向R2の力が作用することにより、第1熱交換プレート101の第1凹条103の伝熱面と第2熱交換プレート104の第2凸条105の伝熱面との交差部分107付近がそれぞれ第1離間方向R1および第2離間方向R2に撓み、その交差部分107においてろう付け接合不良が発生する。
以上のように、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104のろう付け接合部である交差部分107においてろう付け接合不良が発生すると、ろう付け支持間ピッチが2倍以上となり、そのため当たり点のろう付け接合部に過剰な荷重が加わり、繰り返し圧力による疲労割れ等が発生し、その箇所の耐圧、耐久性が低くなり、プレート式熱交換器全体の耐圧、耐久性が低くなるという問題が発生する。
また、例えば浴槽の湯の追い焚き用の熱交換器等に採用される場合は、第2空間111に湯垢や髪の毛等の不純物を含む浴槽内の湯が被熱交換媒体として流通するため、第1熱交換プレート101および第2熱交換プレート104に撓みが発生すると、被熱交換媒体が流通する第2空間111の出入口部の間隙が潰れ、それが原因となり、不純物が堆積し易くなり、被熱交換媒体の流通が阻害されるという問題も発生する。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、第1熱交換プレートおよび第2熱交換プレートの撓みを、ろう付け接合部である交差部分が近接する方向へ撓ませるようにすることにより、ろう付け接合不良を改善し、高い耐圧、耐久性能を有するプレート式熱交換器を提供することを目的とする。また、第1熱交換プレートおよび第2熱交換プレートの撓みを抑制し、第2空間の出入口部の間隙の潰れを抑制することにより、不純物を含む被熱交換媒体であっても円滑に流通させることができるプレート式熱交換器を提供することを目的とする。
この発明に係わるプレート式熱交換器は、第1熱交換プレートおよび第2熱交換プレートに、複数の第1凸条と第1凹条および複数の第2凸条と第2凹条の波形部がそれぞれ形成され、前記第1熱交換プレートの前記第1凸条と相対する位置に前記第2熱交換プレートの前記第2凹条が位置し、前記第1熱交換プレートの前記第1凹条と相対する位置に前記第2熱交換プレートの前記第2凸条が位置するように配置し、前記第1熱交換プレートの前記第1凸条の高さより高い凸形状に形成された第1間隙支持ビードを前記第1熱交換プレートに設け、前記第1間隙支持ビードと相対する位置に前記第2熱交換プレートの前記第2凹条の深さより深い凹形状に形成された第2間隙支持ビードを前記第2熱交換プレートに設け、熱交換媒体および被熱交換媒体が流通されるプレート式熱交換器において、前記第1間隙支持ビードは少なくとも二つの凸形状部と前記少なくとも二つの凸形状部と連なる凹形状部とを有し、前記第2間隙支持ビードは少なくとも二つの凹形状部と前記少なくとも二つの凹形状部と連なる凸形状部とを有するものである。
この発明に係わるプレート式熱交換器は、第1間隙支持ビードを少なくとも二つの凸形状部とその少なくとも二つの凸形状部と連なる凹形状部とを有する構成とし、第2間隙支持ビードを少なくとも二つの凹形状部とその少なくとも二つの凹形状部と連なる凸形状部とを有する構成としたことにより、第1熱交換プレートおよび第2熱交換プレートの撓みを、ろう付け接合部である交差部分が近接する方向へ撓ませることができ、ろう付け接合不良を改善し、高い耐圧、耐久性能を有するプレート式熱交換器を得ることができる。また、第1熱交換プレートおよび第2熱交換プレートの撓みを抑制することにより、第2空間の出入口部の間隙の潰れを抑制することができ、不純物を含む被熱交換媒体であっても円滑に流通させることができるプレート式熱交換器を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わるプレート式熱交換器を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係わるプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の断面図である。 この発明の実施の形態1に係わるプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の拡大断面図である。
この発明の実施の形態2および実施の形態3に係わるプレート式熱交換器を示す概略平面図である。 この発明の実施の形態2および実施の形態3に係わるプレート式熱交換器を示す図4のA−A線における断面図である。
従来のプレート式熱交換器を示す概観斜視図である。 従来のプレート式熱交換器を示す要部概観斜視図である。 従来のプレート式熱交換器を示す断面図である。 従来のプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の断面図である。 従来のプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の拡大断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わるプレート式熱交換器を示す断面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わるプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の断面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わるプレート式熱交換器を示す間隙支持ビード周辺の拡大断面図である。
これら各図において、1は第1熱交換プレートであり、第1凸条2および第1凹条3の波形が交互に複数形成された伝熱面を有している。4は第2熱交換プレートであり、第2凸条5および第2凹条6の波形が交互に複数形成された伝熱面を有している。
第1熱交換プレート1の第1凸条2と相対する位置に第2熱交換プレート4の第2凹条6が位置し、第1熱交換プレート1の第1凹条3と相対する位置に第2熱交換プレート4の第2凸条5が位置するように配置構成されており、これら第1熱交換プレート1と第2熱交換プレート4との一対構成体が複数積層されている。第1熱交換プレート1の第1凹条3の伝熱面と第2熱交換プレート4の第2凸条5の伝熱面との交差部分7がろう付け接合される。また、第1熱交換プレート1の第1凸条2と第2熱交換プレート4の第2凹条6との間に第1空間8が形成され、熱交換媒体が熱交換媒体入口部ソケット114aの熱交換媒体入口部114a1から流入し熱交換媒体出口部ソケット114bの熱交換媒体出口部114b1から流出するための流通路となる。
9は第1熱交換プレート1に設けられた第1間隙支持ビードであり、第1凸条2の高さより高い凸形状に形成されている。この実施の形態1における第1間隙支持ビード9は、少なくとも二つの凸形状部9a,9aとこれら少なくとも二つの凸形状部9a,9aと連なる凹形状部9bとを有している。10は第2熱交換プレート4の第1間隙支持ビード9と相対する位置に設けられた第2間隙支持ビードであり、第2凹条6の深さより深い凹形状に形成されている。この実施の形態1における第2間隙支持ビード10は、少なくとも二つの凹形状部10a,10aとこれら少なくとも二つの凹形状部10a,10aと連なる凸形状部10bとを有している。
また、第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10の中間部12である第1間隙支持ビード9の凹形状部9bの底面部と第2間隙支持ビード10の凸形状部10bの上面部との間隙に対し、第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10の端部13の対向面の間隙は若干大きな寸法に設定されている。すなわち、第1間隙支持ビード9の中間部12である第1間隙支持ビード9の凹形状部9bの底面部位置より第1間隙支持ビード9の端部13の底面部位置を例えば0.05mm〜0.1mm程度高く設定している。第2間隙支持ビード10も第1間隙支持ビード9と同様に設定される。なお、この若干の寸法に関しては、第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10への加圧力の大小や第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10の剛性によっては多少の変動があるものである。
これら第1間隙支持ビード9と第2間隙支持ビード10により、例えば下段側の第1熱交換プレート1の第1凸条2とその上段側の第2熱交換プレート4の第2凹条6とが非接触となるよう一対構成体間が規定され、第1熱交換プレート1と第2熱交換プレート4の一対構成体間に第2空間11が形成され、被熱交換媒体が被熱交換媒体入口部ソケット115aの被熱交換媒体入口部115a1から流入し被熱交換媒体出口部ソケット115bの被熱交換媒体出口部115b1から流出するための流通路となる。
この実施の形態1におけるプレート式熱交換器においても、プレート式熱交換器の第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4はそれぞれ主にプレス加工により複雑な形状に形成され、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4のそれぞれの伝熱面に、複数の第1凸条2と第1凹条3および複数の第2凸条5と第2凹条6の波形部がそれぞれ形成されている。したがって、プレス加工の際に発生する第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の反りを抑制することが困難であり、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4に少なからず反りや変形が発生することになる。
そして、プレート式熱交換器は、このような反りが発生した第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の一対構成体を複数積層して構成される。すなわち、第1熱交換プレート1の第1凸条2と相対する位置に第2熱交換プレート4の第2凹条6が位置し、第1熱交換プレート1の第1凹条3と相対する位置に第2熱交換プレート4の第2凸条5が位置するように配置し、これら第1熱交換プレート1と第2熱交換プレート4との一対構成体が複数積層されて構成されている。
そして、第1熱交換プレート1の第1凹条3の伝熱面と第2熱交換プレート4の第2凸条5の伝熱面とを交差接触させ、その交差部分7をろう付け接合する構成のため、ろう付けの際に、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の反りを矯正する必要があり、反り矯正のために、加圧ろう付けを行なうことになる。
また、熱交換媒体を流通させる第1空間8としては、第1熱交換プレート1の第1凹条3の伝熱面と第2熱交換プレート4の第2凸条5の伝熱面とが交差接触するように、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4が積層されているため、この交差部分7でろう付け時の加圧力を受けることとなるが、被熱交換媒体を流通させる第2空間11としては、第1間隙支持ビード9と第2間隙支持ビード10により、例えば、下段側の第1熱交換プレート1の第1凸条2とその上段側の第2熱交換プレート4の第2凹条6とが非接触となるよう一対構成体間が規定されて第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4が積層されているため、第1間隙支持ビード9と第2間隙支持ビード10によって、ろう付け時の加圧力を受けることとなる。
そのため、第1間隙支持ビード9と第2間隙支持ビード10の配置及び形状が不適であると、ろう付け時の加圧力によって第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4に撓みが発生することになる。
プレート式熱交換器の製造工程において、上述したように、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4に撓みが発生すると、それが原因となり、第1熱交換プレート1の第1凹条3の伝熱面と第2熱交換プレート4の第2凸条5の伝熱面との交差部分7においてろう付け接合不良が発生することとなるが、この実施の形態1においては、第1間隙支持ビード9は、少なくとも二つの凸形状部9a,9aとこれら少なくとも二つの凸形状部9a,9aと連なる凹形状部9bとを有しており、第2間隙支持ビード10は、少なくとも二つの凹形状部10a,10aとこれら少なくとも二つの凹形状部10a,10aと連なる凸形状部10bとを有している構成としたことにより、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の撓みを、ろう付け接合部である交差部分7が近接する方向へ撓ませるようにすることにより、ろう付け接合不良の発生を抑制するようにしている。
すなわち、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4に少なからず反りや変形が発生しているので、反りや変形を矯正するため、第1間隙支持ビード9の二つの凸形状部9a,9aに第1加圧力F11,F12をそれぞれ加え、第2間隙支持ビード10に第2加圧力F21,F22をそれぞれ加える。これら第1加圧力F11,F12および第2加圧力F21,F22は、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の反りや変形を矯正するために充分に大きな加圧力が必要となる。
第1加圧力F11,F12および第2加圧力F21,F22が第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10に加わると、まず、反りや変形が原因で浮いている可能性のある第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10の中間部12である第1間隙支持ビード9の凹形状部9bの底面部と第2間隙支持ビード10の凸形状部10bの上面部とが接触する。
第1加圧力F11および第2加圧力F21が加わることにより、第1間隙支持ビード9の中間部12のP11と第2間隙支持ビード10の中間部12のP21の部位を支点として、それぞれQ11方向およびQ21方向に回転しようとする力、いわゆるモーメントが発生しようとする。
しかし、第1加圧力F12および第2加圧力F22も加わるので、第1間隙支持ビード9の中間部12のP11と第2間隙支持ビード10の中間部12のP21の部位を支点として、それぞれQ11方向およびQ21方向に回転しようとする力と逆方向であるそれぞれQ12方向およびQ22方向に回転させようとする力が作用する。
したがって、Q11方向およびQ21方向に回転しようとする力と逆方向であるQ12方向およびQ22方向に回転させようとする力とが相殺され、結果としてモーメントの発生を抑制したことにより、第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10の端部13に連なっている第1熱交換プレート1の第1凸条2および第2熱交換プレート4の第2凹条6に第1近接方向K11および第2近接方向K21の力が作用することになる。
このように第1近接方向K11および第2近接方向K21の力が作用することにより、第1熱交換プレート1の第1凹条3の伝熱面と第2熱交換プレート4の第2凸条5の伝熱面との交差部分7付近をそれぞれ第1近接方向K11および第2近接方向K21に撓ませることができる。したがって、第1熱交換プレート1の第1凹条3の伝熱面と第2熱交換プレート4の第2凸条5の伝熱面との交差部分7の接触力を著しく高めることができるので、その交差部分7においてろう付け接合が極めて良好なものとなり、上述した従来のようなろう付け接合不良の発生を確実に防止することができる。
以上のように、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4のろう付け接合部である交差部分7においてろう付け接合不良の発生を確実に防止することができるので、ろう付け接合部である交差部分7の耐圧、耐久性が高くなり、プレート式熱交換器全体の耐圧、耐久性を著しく高くすることができる。
ところで、第1間隙支持ビード9は、第1熱交換プレート1の複数の第1凸条2と第1凹条3の波形部の間に配置し、第2間隙支持ビード10は、第2熱交換プレート4の複数の第2凹条6と第2凸条5の波形部の間に配置した場合について述べたが、これら第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10は例えば第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の長手方向に複数箇所配置される。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図4および図5に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の形態2に係わるプレート式熱交換器を示す概略平面図である。図5はこの発明の実施の形態2に係わるプレート式熱交換器を示す図4のA−A線における断面図である。
この発明の実施の形態2においては、上述した実施の形態1の第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10と略同様の構成となる第1間隙支持ビード19および第2間隙支持ビード(図面上には表示されていない)を熱交換媒体入口部ソケット114aおよび熱交換媒体出口ソケット114bならびに被熱交換媒体入口部ソケット115aおよび被熱交換媒体出口部ソケット151bと第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の波形部との間に設けたものである。なお、図4は概略平面図であるので、第2間隙支持ビードは第1間隙支持ビード19の下方側に位置している関係上、図4には表示されていない。
熱交換媒体の熱交換媒体入口部ソケット114aおよび熱交換媒体出口ソケット114bならびに被熱交換媒体の被熱交換媒体入口部ソケット115aおよび被熱交換媒体出口部ソケット151bの周辺、すなわち、熱交換媒体の出入口部周辺は熱交換媒体を流通させる第1空間8および被熱交換媒体を流通させる第2空間11が各々集中して配置されているため、ろう付け時の加圧力F31,F41により第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4が撓み、被熱交換媒体が流通する第2空間11の出入口部の間隙が潰れる可能性がある。
しかし、この実施の形態2においては、熱交換媒体入口部ソケット114aおよび熱交換媒体出口ソケット114bならびに被熱交換媒体入口部ソケット115aおよび被熱交換媒体出口部ソケット151bと第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の波形部との間に第1間隙支持ビード19および第2間隙支持ビードを設けたことにより、ろう付け時の加圧力F31,F41による第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の撓みを抑制し、第2空間11の出入口部の間隙の潰れを防止することができる。
したがって、例えば浴槽の湯の追い焚き用の熱交換器等に採用される場合においては、第2空間11に湯垢や髪の毛等の不純物を含む浴槽内の湯が被熱交換媒体として流通するが、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の撓みを抑制することができるので、被熱交換媒体が流通する第2空間11の出入口部の間隙が潰れることもなく、不純物の堆積を防止し、被熱交換媒体の良好で円滑な流通状態とすることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図4および図5に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の形態3に係わるプレート式熱交換器を示す概略平面図である。図5はこの発明の実施の形態3に係わるプレート式熱交換器を示す図4のA−A線における断面図である。
この発明の実施の形態3においては、上述した実施の形態1の第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10と略同様の構成となる第1間隙支持ビード29および第2間隙支持ビード(図面上には表示されていない)を熱交換媒体入口部ソケット114aおよび熱交換媒体出口ソケット114bならびに被熱交換媒体入口部ソケット115aおよび被熱交換媒体出口部ソケット151bの周辺に設けたものである。なお、図4は概略平面図であるので、第2間隙支持ビードは第1間隙支持ビード29の下方側に位置している関係上、図4には表示されていない。
熱交換媒体の熱交換媒体入口部ソケット114aおよび熱交換媒体出口ソケット114bならびに被熱交換媒体の被熱交換媒体入口部ソケット115aおよび被熱交換媒体出口部ソケット151bの周辺、すなわち、熱交換媒体の出入口部周辺は熱交換媒体を流通させる第1空間8および被熱交換媒体を流通させる第2空間11が各々集中して配置されているため、ろう付け時の加圧力F31,F41により第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4が撓み、被熱交換媒体が流通する第2空間11の出入口部の間隙が潰れ、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4に撓みおよび傾きが発生する。この第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の撓み、傾きが原因となり、熱交換媒体の出入口部周辺の第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4のろう付け接合部である交差部分7付近は離れ、ろう付け接合不良が発生する可能性がある。
しかし、この実施の形態3においては、熱交換媒体入口部ソケット114aおよび熱交換媒体出口ソケット114bならびに被熱交換媒体入口部ソケット115aおよび被熱交換媒体出口部ソケット151bの周辺に第1間隙支持ビード29および第2間隙支持ビードを設けたことにより、ろう付け時の加圧力F31,F41による第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の撓みおよび傾きを抑制し、第2空間11の出入口部の間隙の潰れを防止するとともに熱交換媒体の出入口部周辺の第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4のろう付け接合部である交差部分7においてろう付け接合不良の発生を確実に防止することができる。
以上のように、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4のろう付け接合部である交差部分7のろう付け接合不良の発生を確実に防止することができるので、ろう付け接合部である交差部分7の耐圧、耐久性が高くなり、プレート式熱交換器全体の耐圧、耐久性を著しく高くすることができる。
また、第1熱交換プレート1および第2熱交換プレート4の周縁部に、上述した実施の形態1の第1間隙支持ビード9および第2間隙支持ビード10と略同様の構成となる第1間隙支持ビード39および第2間隙支持ビード(図面上には表示されていない)を設けることにより、プレート式熱交換器全体の耐圧、耐久性をより一層高くすることができる。
この発明は、複数枚の熱交換プレートを積層し形成され、給湯器や湯沸し器等の種々の機器に採用されるプレート式熱交換器に関し、高い耐圧、耐久性能を有するプレート式熱交換器の実現に好適である。
1 第1熱交換プレート
2 第1凸条
3 第1凹条
4 第2熱交換プレート
5 第2凸条
6 第2凹条
9 第1間隙支持ビード
9a 凸形状部
9b 凹形状部
10 第2間隙支持ビード
10a 凹形状部
10b 凸形状部
19 第1間隙支持ビード
29 第1間隙支持ビード
39 第1間隙支持ビード
114a1 熱交換媒体入口部
114b1 熱交換媒体出口部
115a1 被熱交換媒体入口部
115b1 被熱交換媒体出口部

Claims (5)

  1. 第1熱交換プレートおよび第2熱交換プレートに、複数の第1凸条と第1凹条および複数の第2凸条と第2凹条の波形部がそれぞれ形成され、前記第1熱交換プレートの前記第1凸条と相対する位置に前記第2熱交換プレートの前記第2凹条が位置し、前記第1熱交換プレートの前記第1凹条と相対する位置に前記第2熱交換プレートの前記第2凸条が位置するように配置し、前記第1熱交換プレートの前記第1凸条の高さより高い凸形状に形成された第1間隙支持ビードを前記第1熱交換プレートに設け、前記第1間隙支持ビードと相対する位置に前記第2熱交換プレートの前記第2凹条の深さより深い凹形状に形成された第2間隙支持ビードを前記第2熱交換プレートに設け、熱交換媒体および被熱交換媒体が流通されるプレート式熱交換器において、前記第1間隙支持ビードは少なくとも二つの凸形状部と前記少なくとも二つの凸形状部と連なる凹形状部とを有し、前記第2間隙支持ビードは少なくとも二つの凹形状部と前記少なくとも二つの凹形状部と連なる凸形状部とを有することを特徴とするプレート式熱交換器。
  2. 前記第1間隙支持ビードは、前記第1熱交換プレートの複数の前記第1凸条と前記第1凹条の波形部の間に配置し、前記第2間隙支持ビードは、前記第2熱交換プレートの複数の前記第2凹条と前記第2凸条の波形部の間に配置したことを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  3. 前記第1間隙支持ビードおよび前記第2間隙支持ビードは、前記熱交換媒体および前記被熱交換媒体の出入口部と前記第1熱交換プレートおよび前記第2熱交換プレートの前記波形部との間に配置したことを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  4. 前記第1間隙支持ビードおよび前記第2間隙支持ビードは、前記熱交換媒体および前記被熱交換媒体の出入口部周辺に配置したことを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  5. 前記第1間隙支持ビードおよび前記第2間隙支持ビードは、前記第1熱交換プレートおよび前記第2熱交換プレートの周縁部に配置したことを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。













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