JP2011131775A - 制御装置及び回転電機を有する電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸方向の全長を短くすることができ、車両等への搭載性が向上し、車両レイアウトに対する汎用性が向上する。また、回転電機と制御ユニットの組立を容易にしながら一体化することができ、更に、小型化、軽量化が達成される電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】ロータ及びステータを収納しブラケットに固定される延出部を有するケースとからなる回転電機と、ケースの開口側に配設され、ブラケットに固定される延出部を有し、レゾルバステータを支持し、且つ回転電機のシャフトの出力側端部を軸支する軸受を支持し、ケースの開口を覆うレゾルバホルダと、ケース挿入穴を有し、ケース挿入穴に挿入された前記回転電機とレゾルバホルダとが各々の延出部で着脱可能に固定させる固定部と減速機に取り付けられる取付部を有したフランジ部と、電子制御装置を収容する筐体と、からなり、前記フランジ部と前記筐体とを一体的に樹脂成形する。
【選択図】図1

Description

制御装置を有する回転電機を備えた電動パワーステアリング装置の改良に関するものである。
従来より、モータを回転させることによりハンドル操作を補助する電動パワーステアリング装置に使用される回転電機を、電動パワーステアリング装置を制御する制御装置と、組立を容易にしながら一体化するという課題があった。
この部分の改善の先行技術としては、図6に示す 特開2008−109837 モータ装置に開示される技術があり、これは、回転電機のロータ及びステータを収容する有底円筒形のケースの開口部をブラケットによって覆い、当該ケースに設けられた延出部とブラケットとを螺子で固定した構成である。また、この回転電機は、ステータのコイルに給電するバスバーが前記ブラケット部内を這う様に配設されると共に、調整可能になっているレゾルバステータをブラケットに螺子で固定する構造である。更に、制御装置がブラケット部に螺子で固定された構造であり、バスバーを介して回転電機のステータとECUとを電気的に接続しているというものである。
特開2008−109837号公報
しかしながら、この先行技術には、回転電機のケースに設けられた延出部がブラケットのリヤ側に設けられているので、全長が長く車両への搭載性が悪くなり、制御装置がブラケットに螺子で固定されているので組立工数が増え、バスバーが長くなり絶縁に対し安全性を高める為に保護が必要になりコストが高くなるという問題が有った。
本発明は、上記問題を解決するために、ロータ及びステータを収納する有底円筒形と、ブラケットに固定される延出部を有するケースをからなる回転電機と、前記ケースの開口側に配設され、ブラケットに固定される延出部を有し、レゾルバステータを支持し、且つ前記回転電機のシャフトの出力側端部を軸支する軸受を支持すると共に当該ケースの開口を覆うレゾルバホルダと、前記ケースの底部側から挿入されるケース挿入穴を有し、前記ケース挿入穴に挿入された前記回転電機とレゾルバホルダとが各々の延出部で着脱可能に固定させる固定部を有し、且つ減速機に取り付けられる取付部を有したフランジ部を有し、前記回転電機の駆動を制御する制御装置を備え、当該電子制御ユニットの筐体とフランジ部が一体的に樹脂成形されている電動パワーステアリング装置を提供することを特徴とする。
本発明によれば、従来の同出力の回転電機と比較して軸方向の全長を短くすることができ、車両等への搭載性が向上し、車両レイアウトに対する汎用性が向上する。また、回転電機と制御ユニットの組立を容易にしながら一体化することができる。更に、小型化、軽量化が達成されるという効果が有る。
本願発明の図2に示すXXII−XXII線に沿った要部断面図である。 本願発明の図1に示す電動パワーステアリング装置の(出力側)正面図である。 発明の実施例に係る電動パワーステアリング装置の一部を分解して示す側面図である。 図1に示す回転電機を減速機に取り付けた状態を示す一部断面図である。 本願発明の回転電機部の分解斜視図である。 従来の電動パワーステアリング装置の構成図である。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置について図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施例にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、図2に示すXXII−XXII線に沿った断面図、図2は、図1に示す電動パワーステアリング装置の正面図(出力側)、図3は、発明の実施例に係る電動パワーステアリング装置の一部を分解して示す側面図、図4は、図1に示す回転電機を減速機に取り付けた状態を示す一部断面図、図5は、回転電機部の分解斜視図である。
本願発明の電動パワーステアリング装置は、回転電機1を有しており、この回転電機1は、有底円筒形のケース10と、ケース10の開口側(以下、「出力側」ともいう)に配設されたブラケット部250とを有している。ブラケット部250は、ケース10の外周面軸方向の出力側に配設され、ケース10を減速機100に取り付けるためのフランジ部251と、ケース10の出力側に配設され、ケースの開口を覆い、レゾルバステータ72及びボールベアリング61を支持するレゾルバホルダ52と、フランジ部251に一体的に形成され且つ内部に回転電機1の駆動を制御するECU150の制御装置152を収容する筐体151とを有している。
ケース10の出力側の端面には、フランジ17が形成されている。このフランジ17の互いに180度離れた位置(互いに対向する位置)には、ケース10と、後に詳述するブラケット部250の構成要素であるフランジ部251とレゾルバホルダ52を着脱可能に固定するための固定部18A及び18Bが、ケース10の径方向外側に延出形成されている。固定部18A及び18Bには、ケース10と、フランジ部251とレゾルバホルダ52を着脱可能に固定するための螺子91が貫通する螺子穴19A及び19Bが各々形成されている。
ケース10の内周面には、筒形状のステータ11が取り付けられている。ステータ11は、インシュレータ13の内側にステータコア16を挿入した後、コイル12が巻き付けられた構成を有し、通電によりN極、S極に交互に励磁されるようになっている。なお、3相モータの場合、3n個(但し、nは正の整数)のステータコアは、継鉄部(バックヨーク部)毎に圧入または溶接等で一体化する、あるいは、一体化しないステータコアをケースに圧入してもよい。実施例1では、作業性の向上と剛性を確保するため、ステータコアを一体化している。
ステータ11の、ケース10の出力側には端子台25が設けられており、この端子台25に挿入またはインサートモールドされたバスバーと各相コイルは、ヒュージングや抵抗溶接等で電気的に接続されている。なお、ステータ11は、ケース10に圧入、接着、焼嵌め等で固定する、あるいはフロートしてケース10と非接触としてもよい。
ステータコア16の内方には、ステータ11に対して同軸的に配設されたロータ15が収容されている。ロータ15は、ロータコア(図示せず)と、当該ロータコアの外周に配設されたマグネット(図示せず)と、ロータカバー(図示せず)を有している。ロータ15の軸芯には、ロータシャフト20が貫通しており、このロータシャフト20は、ロータ15の軸線方向両端部から突出延長されている。ステータコア16に電気的に接続されたバスバー端子226は、グロメット27に形成された穴部を貫通し、回転電機1の外部に引き出される。このグロメット27は、ケース10の出力側端部に形成されたグロメット挿入穴29に挿入され、レゾルバホルダ52に挟み込まれて抜け止めされている。
なお、ロータシャフト20は、ロータコアに圧入する、またはロータコアと一体成形することができる。マグネットとしては、セグメントマグネットを2n個(但し、nは正の整数)配設してもよく、リングマグネットを配設してもよい。また、ロータコア内部にマグネットを配置する埋め込み磁石タイプを使用してもよい。ロータカバーは、肉薄の非磁性の材料(例えば、ステンレス材、アルミ、熱収縮チューブ等)から形成されており、ロータの軸方向から圧入する、または焼嵌め、接着等により配設することができる。
ロータシャフト20のうち、ケース10の底部10B側に延出した端部20B(以下、リヤ側端部20Bという)は、底部10Bに形成された小径の筒形状凹部14に収容されている。このリヤ側端部20Bの先端部には、軸受としてのボールベアリング(転がり軸受)21の内輪22が圧入により嵌合されており、ボールベアリング21の外輪23は、筒形状凹部14の内壁に固定されている。なお、符号24は、転動体としてのボールである。
また、ロータシャフト20のうち、ケース10の出力側に延出した端部20F(以下、出力側端部20Fという)には、後に詳述するブラケット250の構成要素であるレゾルバホルダ52に配設されたボールベアリング61の内輪62が圧入により嵌合されており、出力側端部20Fのさらに出力側には、レゾルバロータ71が圧入により嵌合されている。このレゾルバロータ71の外周側には、レゾルバホルダ52に配設されたレゾルバステータ72がレゾルバロータ71の外周面に沿って所定の間隔をおいて位置している。また、出力側端部20Fの出力側先端は、後に詳述する減速機100と連結するためのボス部90へと延長されている。このロータシャフト20は、減速機100に対しスプライン構造で連結してもよく、弾性カップリングを介して連結してもよい。なお、符号63は、ボールベアリング61の外輪であり、符号64は、転動体としてのボールである。
また、ボールベアリング21及び61を圧入によりロータシャフト20に固定する構成の他、ケース10の底部10Bに形成された筒形状凹部14にボールベアリング21を圧入等により固定し、ロータシャフト20の外周面とボールベアリング21の内輪22の内周面との間に隙間を形成した構成としてもよく、レゾルバホルダ52の後に詳述する筒形状凹部74にボールベアリング61を圧入等により固定し、ロータシャフト20の外周面とボールベアリング61の内輪62の内周面との間に隙間を形成した構成としてもよい。
ブラケット部250は、フランジ部251とレゾルバホルダ52とに分離されており、フランジ部251は、電動パワーステアリング装置を減速機100に取り付けるための機能と、ケース10をケース挿入穴55に挿入した状態で、ケース10に着脱可能に固定される機能を有しているため、電動パワーステアリング装置の形状を簡略化することができる。
レゾルバホルダ52は、ケース10の開口を覆う略円盤形状を有し、ケース10に配設された際に底部10B側となる面の中央部には、出力側に向けて凹状に形成され、ボールベアリング61が圧入される筒形状凹部74が形成されている。また、レゾルバホルダ52の筒形状凹部74と反対側には、底部10B側に向けて凹状に形成され、レゾルバステータ72が収容される配設凹部75が形成されている。また、レゾルバホルダ52の出力側の面から突出して配設凹部75を画定する円筒状の側壁77には、レゾルバステータ72に電気的に接続されたセンサハーネス80を外部に引き出すための引出口となる切欠き部76が形成されている。
また、レゾルバホルダ52の外周の出力側であって、互いに180度離れた位置(互いに対向する位置)には、レゾルバホルダ52の径方向外側に延出形成された延出部68A及び68Bが形成されている。これらの延出部68A及び68Bには、ケース10にレゾルバホルダ52を配設した際に、ケース10に形成されている螺子穴19A及び19Bと重ねられてこれらと連通する螺子穴69A及び69Bが各々形成されている。これらの螺子穴69A及び69Bは、周方向に長い長穴から形成されており、レゾルバホルダ52をケース10に固定するための螺子91が挿入される。また、レゾルバホルダ52の側面には、バスバー226を回転電機1の外部に引き出すための切欠き部64が形成されている。
レゾルバステータ72は、圧入、カシメ、接着等により配設凹部75に固定される。このレゾルバステータ72の固定は、ケース10にレゾルバホルダ52を配設する前後のいずれでもよい。また、実施例では、レゾルバホルダ52は、薄板を絞り加工して形成したが、ダイカスト合金(ADC12)等を用いたアルミダイキャストにより形成してもよい。また、強度が確保できれば樹脂により形成してもよく、この場合は、さらなる軽量化を図ることができる。
また、レゾルバステータ72は、センサハーネス80を通じてコネクタ155を介してECU150に電気的に接続される。た、センサハーネス80は、保護チューブ81によって、振動、外力による破断を防止している。
フランジ部251は、略リング状を有するリング状部251Aと、リング状部251Aの直径を基準とした片側から連続的に突出し、筐体151と一体的に形成される筐体接続部251Bとを備えて構成されている。リング状部251Aは、その中央部にケース挿入穴55が形成されており、このケース挿入穴55には、ケース10が底部10B側から挿入される。フランジ部251の互いに対向する位置には、螺子穴59A及び59Bが各々形成されており、これら螺子穴59A及び59Bの近傍には、同様の取付部56A及び56Bが形成されている。なお、取付部56A及び56Bは、リング状部251Aの互いに180度離れた位置(即ち、直径上)に配置されており、筐体接続部251Bは、取付部56Aと取付部56Bを結ぶ直径の片側(即ち、筐体151が配設される側)に突出されている。
また、フランジ部251は、内部に回転電機1の駆動を制御する制御装置152を収容する筐体151が樹脂材料により一体的に成形されている。樹脂の材料は、高強度、高耐熱材料であるPPS(ポニフェニレンスルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)PI(ポリイミド)等が用いられ、材料の補強にガラス繊維、カーボン繊維等の充填材を混ぜることで機械的強度を向上させても良い。樹脂材料により一体成形することで、軽量、防錆の効果があり、絶縁性が確保され短絡等の電気的不具合を防止することができる。
さらに、フランジ部251に一体成形された筐体151には端子台125が設けられ、バスバー端子226と螺子230によって電気的に接続されている。バスバー端子226は回転電機1の半径方向に突出し、且つケース10の出力側に設けられているので、回転電機1をフランジ部251に組みつける際には、図3の矢印方向にのみ挿入することとなる。回転電機1がケース挿入穴55に挿入され、ケース10のフランジ17がフランジ部251に当接すると、端子台125とバスバー端子226が接触し重なるようになっている。筐体151がフランジ部251と一体成形されることで、端子台125とバスバー端子226の長さ関係を所望の長さ関係に調節することができるので、バスバー端子226を短くすることができ、電機的信頼度を向上することができる。なお、符号153及び154は、コネクタハウジングである。
また、フランジ部251、ケース10及びレゾルバホルダ52は、螺子91により着脱可能に構成されているため、フランジ部251及びレゾルバホルダ52のいずれかの形状を変更すれば、車両のレイアウトに対応することができ、ブラケット部250全体の形状を変更する場合に比べ、変更コストを削減することができる。そしてまた、フランジ部251、ケース10及びレゾルバホルダ52は、2つの螺子91により共締めされているため、従来の回転電機に比べ、螺子の配設数を少なくすることができる。
さらに、フランジ部251は、ケース10のフランジ17がフランジ部251に当接するまで、ケース10をケース挿入穴55に挿入し、螺子穴19Aと螺子穴59Aとを連通させ且つ螺子穴19Bと螺子穴59Bとを連通させ、各々の螺子穴に螺子91を螺合させることによって、ケース10に取り付けられる。したがって、フランジ部251は、ケース10に重ねられた状態でケース10に取り付けられるため、この両者が重ねられた軸方向の長さ分、回転電機1の軸方向の長さを短くすることができる。この結果、電動パワーステアリング装置の小型化、軽量化を達成させることができ、車両等への搭載性を向上することができると共に、製造コストを低減させることができる。
また、フランジ部251のケース挿入穴55にケース10を挿入し、フランジ部251と、ケース10の固定部18A(18B)と、レゾルバホルダ52の延出部68A(68B)とを重ね合わせ、ケース10のフランジ17をフランジ部251とレゾルバホルダ52により挟持した状態で、螺子穴59A(59B)、19A(19B)及び69A(69B)を連通させ、これらの連通された各々の螺子穴に螺子91を各々挿入して螺合させ、共締めすることにより組み立てられる。したがって、回転電機1とECU150との接続を簡易な構造によって実現することができる。
また、この時、螺子穴69A及び69Bが周方向に長い長穴から形成されているため、フランジ部251と、ケース10と、レゾルバホルダ52を螺子91により仮止めした後、レゾルバホルダ52を周方向に回転させることができる。したがって、レゾルバロータ71の周方向の位置調整を簡単に行うことができると共に、レゾルバロータ71を回転させて発生した誘起電圧と、レゾルバステータ72からのセンサ信号との位置調整後、螺子91を規定のトルクで締め付けることで、電動パワーステアリング装置を構成することができる。
この構成を備えた回転電機1が取り付けられる減速機100は、図4に示すように、ステアリング出力軸111に取り付けられたウォームホイール112と、ウォームホイール112の外周歯車に噛み合うウォーム113を有している。ウォーム113は、ハウジング114に対して固定されている2つの軸受115及び116により支持されている。ウォーム113の一端は、回転電機1のロータシャフト20に対して同軸上にスプライン構造で結合されている。また、ハウジング114は、フランジ部251の取付部56A及び56Bに各々形成された螺子穴57A及び57Bを貫通する螺子(図示せず)を螺合させることで、減速機100に回転電機1が固定される。
なお、実施例では、2つの螺子91によりフランジ部251と、ケース10と、レゾルバホルダ52とを共締めした場合について説明したが、これに限らず、回転電機1は、フランジ部251と、ケース10と、レゾルバホルダ52と着脱可能に取り付けることが可能であれば、他の取付手段により取り付けてもよく、また、取付手段の配設数、配設箇所は、所望により決定することができる。
また、実施例に係る電動パワーステアリング装置は、図2に示す、螺子穴57A、57Bに螺子(図示せず)を挿入しさせることで、減速機100に固定される。この時、フランジ部251、ケース10及びレゾルバホルダ52を固定している螺子91が、減速機100とフランジ部251との間に位置することになるため、減速機100とフランジ部251によって螺子91が不意に抜け落ちることを防止することができる。したがって、螺子91の抜け止め機構を別途配設する必要がなく、部品点数をさらに削減し、軽量化、低コスト化を行うことができる。
さらに、実施例では、センサハーネス80を介してセンサとECU150とを電気的に接続した場合について説明したが、これに限らず、センサとECU150は、溶接等によって電気的に接続してもよい。また、センサハーネス80は、ECU150の内部、あるいは回転電機1の内部で接続してもよく、センサハーネス80を外部に引き出して接続してもよい。
また、実施例では、バスバー端子226と端子台125を螺子230によって電気的に接続した場合について説明したが、これに限らず、バスバー端子226と端子台125は、溶接等によって電気的に接続してもよい。
本発明は、電動パワーステアリング装置に使用される回転電機を、電動パワーステアリング装置を制御する制御装置と、組立を容易にしながら一体化することができる電動パワーステアリング装置であり、自動車等の各種車両に適用することができる。
1 回転電機
10 ケース
11 ステータ
12 コイル
15 ロータ
16 ステータコア
18A、18B 固定部
19A、19B、57A、57B、59A、59B、69A、69B 螺子穴
20 ロータシャフト
52 レゾルバホルダ
56A、56B 取付部
71 レゾルバロータ
72 レゾルバステータ
80 センサハーネス
91 螺子
100 減速機
150 ECU
151 筐体
250 ブラケット部
251 フランジ部
226 バスバー端子

Claims (2)

  1. ロータ及びステータを収納する有底円筒形と、ブラケットに固定される延出部を有するケースをからなる回転電機と、前記ケースの開口側に配設され、ブラケットに固定される延出部を有し、レゾルバステータを支持し、且つ前記回転電機のシャフトの出力側端部を軸支する軸受を支持すると共に当該ケースの開口を覆うレゾルバホルダと、前記ケースの底部側から挿入されるケース挿入穴を有し、前記ケース挿入穴に挿入された前記回転電機とレゾルバホルダとが各々の延出部で着脱可能に固定させる固定部を有し、且つ減速機に取り付けられる取付部を有したフランジ部を有し、前記回転電機の駆動を制御する制御装置を備え、当該電子制御ユニットの筐体とフランジ部が一体的に樹脂成形されている電動パワーステアリング装置。
  2. 前記回転電機と前記レゾルバホルダは、各々の延出部を螺子にて共締めされていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置
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