JP2011128947A - 資産運用支援サーバ、資産運用支援システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】金融商品の売買において、知識や経験の乏しいユーザに対して売買注文条件の設定を支援する資産運用支援サーバ、資産運用支援システム及びプログラムを提供する
【解決手段】投資金額と上限ロット数とを対応付けて格納した上限ロット数決定テーブルT1と、顧客が投資金額を指定した場合、上限ロット数決定テーブルT1に基づき上限ロット数を設定する上限ロット数設定プログラム222aと、設定された上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と売買ロジックとの組み合わせからなるパターン情報を決定するパターン情報決定プログラム222bと、決定されたパターン情報に対して、合計が上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける取引ロット数振分プログラム222cと、決定されたパターン情報と振分られた取引ロット数とを対応付けてクライアント装置100に出力する出力制御プログラム222dと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、資産運用支援サーバ、資産運用支援システム及びプログラムに関する。
近年、金融派生商品を含む金融商品の売買において、顧客がネットワークを介して証券会社等の運営する金融商品の販売サイトにアクセスして、当該サイト上で売買契約を行うオンライン取引が普及している。
例えば、特許文献1には、売買注文を予定している銘柄を記憶する注文籠記憶手段と、少なくとも1つの銘柄を受け付け、注文籠記憶手段に記憶する受付手段と、注文籠記憶手段に記憶された所定の銘柄の注文条件を受け付け、当該注文条件を注文籠記憶手段に設定する準備注文受付手段と、注文籠記憶手段に注文条件が設定された銘柄の発注指示を受け付け、当該銘柄の注文条件にもとづいて取引市場に発注する発注手段と、を有し、オンライン取引における顧客の売買注文を支援する取引システムが開示されている。
かかる取引システムによれば、オンライン取引における顧客の売買注文の作業負荷を軽減するとともに短時間での売買注文を実現し、顧客の利便性を向上させることが出来る。
特開2007−279810号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の取引システムを用いたとしても、顧客は自ら市場の動向を予測して売買注文条件を設定しなければならず、ある程度の知識や経験がないと売買注文条件の設定が困難であるという問題があった。
本発明の課題は、金融商品の売買において、知識や経験の乏しいユーザに対して売買注文条件の設定を支援する資産運用支援サーバ、資産運用支援システム及びプログラムを提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
通信ネットワークを介して、クライアント装置と、金融商品の売買注文に応じて前記金融商品の売買を行う金融商品取引サーバと、に接続された資産運用支援サーバにおいて、
投資金額と当該投資金額に対する上限ロット数とを対応付けて格納した上限ロット数決定テーブルと、
顧客により投資金額が指定された場合、前記上限ロット数決定テーブルに基づき上限ロット数を設定する上限ロット数設定手段と、
前記上限ロット数設定手段により設定された上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と、金融商品の売買に用いる予め定められた複数の売買ロジックの中から選択された売買ロジックと、の組み合わせからなるパターン情報を決定するパターン情報決定手段と、
前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報に対して、合計が前記上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける取引ロット数振分手段と、
前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報と、前記取引ロット数振分手段により振分られた取引ロット数と、を対応付けて前記クライアント装置に出力する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の資産運用支援サーバにおいて、
前記パターン情報決定手段は、
前記金融商品の銘柄と前記売買ロジックの組み合わせの各々について、所定の複数のパフォーマンス項目の評価指数を算出し、算出した評価指数の合算値が所定値以上の組み合わせをパターン情報又はパターン情報の候補として決定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2記載の資産運用支援サーバと、前記クライアント装置と、を備える資産運用支援システムであって、
前記クライアント装置は、
前記出力制御手段より出力された取引ロット数を、前記出力制御手段より出力されたパターン情報に対して、合計が前記上限ロット数となるように顧客が任意に設定する取引ロット数設定手段を備え、
前記資産運用支援サーバは、
前記取引ロット数設定手段に対する操作に応じて、前記取引ロット数振分手により振分られた取引ロット数を、顧客の任意の取引ロット数に変更する取引ロット数変更手段を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、
コンピュータを、
顧客により投資金額が指定された場合、投資金額と当該投資金額に対する上限ロット数とを対応付けて格納した上限ロット数決定テーブルに基づき上限ロット数を設定する上限ロット数設定手段、
前記上限ロット数設定手段により設定された上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と、金融商品の売買に用いる予め定められた複数の売買ロジックの中から選択された売買ロジックと、を対応付けた複数のパターン情報を決定するパターン情報決定手段、
前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報に対して、合計が前記上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける取引ロット数振分手段、
前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報と、前記取引ロット数振分手段により振分られた取引ロット数と、を対応付けて所定の出力装置に出力する出力制御手段、
として機能させるプログラムである。
本発明によれば、投資金額に基づいて上限ロット数が設定され、この上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と金融商品の売買に用いる売買ロジックとの組み合わせからなるパターン情報が決定され、決定されたパターン情報に対して合計が上限ロット数となるように取引ロット数が振り分けられて、パターン情報と取引ロット数とが対応付けられてクライアント装置に出力されるようになっている。
このため、顧客は、投資金額を指定するだけで、金融商品の銘柄及び各銘柄の売買に用いる売買ロジックからなるパターン情報と、各パターン情報毎の取引ロット数と、を含む情報を得ることができる。よって、売買注文条件を設定するにあたり1つの指標を得ることができることとなるので、知識や経験の乏しいユーザに対して売買注文条件の設定を支援することができる。
本発明に係る資産運用支援サーバの概略構成を示すブロック図である。 ログイン画面の一例を示す図である。 取引条件設定画面の一例を示す図である。 上限ロット数決定テーブルの一例を示す図である。 取引ロット数の振り分け処理について説明するための図である。 本発明に係る資産運用支援システムの動作を説明するためのフローチャートである。
(全体構成)
以下、本発明に係る資産運用支援システムについて、図1を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
また、本実施形態においては、金融商品として外国為替を例示して説明することとするが、金融商品はこれに限定されるものではなく、株式や投資信託、先物(例えば、日経225先物)等であっても良い。
図1に示すように、資産運用支援システム1は、クライアント装置100と、資産運用支援サーバ200と、金融商品取引サーバ300と、等を含んで構成され、例えばインターネット用の通信網などから構成されるネットワークNを介して、各々が相互に通信できる(データを送受信出来る)ようになっている。
クライアント装置100は、個人投資家等の顧客が使用して各種の金融商品の売買注文等を行う端末装置である。
資産運用支援サーバ200は、クライアント装置100と金融商品取引サーバ300の間において、例えばFX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)業者などが導入する装置であり、顧客から受け付けた金融商品の売買注文を銀行等の金融機関に仲介している。
金融商品取引サーバ300は、銀行等において導入される金融取引のための業務システムである。
本実施形態の資産運用支援システム1では、顧客がクライアント装置100を介して投資金額を指定すると、資産運用支援サーバ200は投資金額に応じたポートフォリオ(安全性や収益性を考えた、有利な分散投資の組み合わせ)を提案するようになっている。
具体的に、資産運用支援システム1では、顧客が証拠金(投資金額)を指定すると、この金額に応じて、「通貨ペア」と、当該通貨ペアの取引に用いる「売買ロジック」と、からなるパターン情報が数通り選ばれて、当該パターン情報とパターン情報毎に割り振られた「取引ロット数」とが資産運用支援サーバ200からクライアント装置100を介して顧客に提案される。そして、顧客は、提案されたパターン情報と取引ロット数とを検討して、必要であれば取引ロット数に変更(微調整)を加えて、売買注文を発注し、FX業者は、顧客から受け付けた売買注文を金融機関に発注する。
ここで、金融商品の銘柄とは、本実施形態においては、例えば、USD(米ドル)/JPY(日本円)、GBP(ポンド)/USD(米ドル)、GBP(ポンド)/JPY(日本円)、EUR(ユーロ)/USD(米ドル)、EUR(ユーロ)/JPY(日本円)、AUD(豪ドル)/USD(米ドル)、AUD(豪ドル)/JPY(日本円)、GBP(ポンド)/CHF(スイスフラン)、EUR(ユーロ)/CHF(スイスフラン)、の9種類から選択されるようになっている。なお、上記はあくまで通貨ペアの一例であって通貨ペアの種類がこれに限定されるものではない。
また、売買ロジックとは、金融商品の売買に用いる為の予め定められた売買プログラムであり、具体的には、例えば、短時間で小さな利益を積み重ねるよう設計された売買ロジック、高値・安値を更新した時点にて順張り売買を行うよう設計された売買ロジック、レンジの下限で逆張り注文を行うよう設計された売買ロジック、トレンドの方向に売買を行うよう設計された売買ロジック、ADX(相場のトレンドを見る指標)を活用して売買を行うよう設計された売買ロジック、レンジの下限及び上限を見てレンジ売買を行うよう設計された売買ロジック、などが挙げられるが、任意に設計してよい。
本実施形態においては、それぞれに異なる特徴を備えたA〜Iの9種類の売買ロジックから選択されるようになっている。なお、売買ロジックの数もこれに限定されるものではない。
また、取引ロット数とは、通貨ペアの取引量を示している。即ち、通貨ペアの取引量は、通貨ペアごとに定められるロット(最少通貨単位)の数によって指定される。
この取引ロット数は、予め決められた上限ロット数決定テーブルT1(図4参照)に基づいて、投資金額によって上限ロット数が決定され、合計がこの上限ロット数となるように複数のパターン情報に振り分けられるようになっている。
(クライアント装置)
クライアント装置100は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の顧客用の端末である。ここで、顧客とは、自己の保有する金銭資産等の運用を資産運用支援サーバ200に委託する者であり、個人/法人の何れをも含む。
クライアント装置100は、例えば、制御部110と、入力操作部120と、表示部130と、通信部140と、等を含んで構成される。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111と、記憶部112と、等を含んで構成され、記憶部112に記憶された各種処理プログラムをCPU111が実行することにより、クライアント装置100の各構成の制御を実行する。
CPU111は、クライアント装置100の各部から入力される入力信号に応じて、記憶部112に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、クライアント装置100の動作全般を統括制御する。
記憶部112は、不揮発性のメモリ等で構成され、CPU111が実行するプログラムを格納したエリアや当該プログラムの実行に必要な各種データを格納するエリアを備えている。この記憶部112に記憶されたプログラムとしては、例えば、顧客が資産運用支援サーバ200や金融商品取引サーバ300の提供するWebサイトを閲覧するためのブラウザ機能をCPU111に実行させるプログラム等である。
入力操作部120は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置や各種スイッチ/ボタン等から構成され、顧客が所定の情報を入力操作する際に利用される。
具体的には、入力操作部120は、例えば、顧客が資産運用支援サーバ200に委託する投資金額や、金融商品の種別、等を、資産運用支援サーバ200の運営するWebサイト等において入力操作する際に利用される。
また、入力操作部120は、取引ロット数設定手段として、資産運用支援サーバ200より、金融商品の銘柄と売買ロジックとの組み合わせからなるパターン情報と、パターン情報毎に割り出された取引ロット数と、が出力された場合、出力された取引ロット数を、出力されたパターン情報に対して、合計が上限ロット数となるように顧客が任意に設定する際に利用される。
即ち、投資金額を指定した後、表示部130に、資産運用支援サーバ200が自動で割りだしたパターン情報及びパターン情報に対する取引ロット数が表示されると、顧客は、この自動で割りだされたパターン情報及びパターン情報に対する取引ロット数を検討し、取引ロット数を変更することが出来るように構成されている。
表示部130は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等から構成され、所定の情報が表示される。
具体的には、表示部130は、例えば、資産運用支援サーバ200や金融商品取引サーバ300の運営するWebサイト、資産運用支援サーバ200の運営するWebサイトによって売買を行う際のログイン画面G1(図2参照)、取引条件設定画面G2(図3参照)などの各種画面を表示する。
図2は、ログイン画面G1を示す一例である。
ログイン画面G1は、例えば、接続先指定欄11、ユーザID入力欄12、パスワード入力欄13、ログインボタン14、キャンセルボタン15等を備えて構成されている。
接続先指定欄11は、クライアント装置100の接続先を指定する為に使用される。ユーザID入力欄12は、ユーザ固有の識別番号(ID)を入力する為に使用される。パスワード入力欄13は、ユーザが正式な登録者であることを確認するための識別番号(パスワード)を入力する為に使用される。ログインボタン14は、所定のID及びパスワードを入力した後、所定のWebサイトにログインする際に押下される。キャンセルボタン15は、ログインを中止する場合等に押下される。
具体的な操作としては、例えば、接続先指定欄11によって接続先を資産運用支援サーバ200に指定し、ユーザID入力欄12、パスワード入力欄13に、それぞれユーザID及びパスワードを入力してログインボタン14を押下する。
かかる操作に応じて表示部130には証拠金入力画面(図示省略)が表示され、顧客が証拠金(投資金額)を入力して確定ボタン(図示省略)を押下すると、取引条件設定画面G2(図3参照)が表示される。
図3は、取引条件設定画面G2を示す一例である。
取引条件設定画面G2は、例えば、資産額表示欄21、売買機能選択欄22、戦略マトリックス欄23、OKボタン24、キャンセルボタン25、等を備えて構成されている。
資産額表示欄21には、顧客が指定した証拠金の残高が表示される。
売買機能選択欄22は、自動売買のオン/オフを切り替えるチェックボックスを備え、顧客が売買条件の手動入力を選択する場合には、自動売買オフにチェックし、顧客が売買条件の自動算出を選択する場合には、自動売買オンにチェックするようになっている。
また、売買機能選択欄22は、マニュアル、デイトレ・ノーマルコース(推奨)、デイトレ・アグレッシブコース、デイトレ+スイング・ノーマルコース、デイトレ+スイング・アグレッシブコースの5項目のコースチェックボックスを備え、何れかの項目のコースチェックボックスにチェックを入れることで所望のコースを選択できるようになっている。
戦略マトリックス欄23は、取引ロット数を設定するために用いられるものであって、縦軸を9種類の「通貨ペア」とし、横軸を9種類の「売買ロジック」とした升目により構成されている。具体的に、戦略マトリックス欄23の縦軸には、USD/JPY、GBP/USD、GBP/JPY、EUR/USD、EUR/JPY、AUD/USD、AUD/JPY、GBP/CHF、EUR/CHF、の9項目が設定されている。また、戦略マトリックス欄23の横軸には、A〜Iの9項目が備えられている。
そして、所定の通貨ペアと売買ロジックとの交差する升目において、所定の取引ロット数の数値が表示されるようになっている。また、各升目には必要に応じて上下キーが表示されるようになっており、顧客は升目に表示された取引ロット数などを変更する際に上下キーを使用する。
OKボタン24は、資産運用支援サーバ200から提案されたポートフォリオに承認の指示をする場合、或いは所定欄の取引ロット数を変更した後に承認の指示をする場合等に押下操作される。
キャンセルボタン25は、Webサイトの表示中のページをキャンセルする場合などに押下操作される。
そして、売買機能選択欄22の自動売買オンにチェックし、コースチェックボックスの何れかにチェックすると、戦略マトリックス欄23には、証拠金残高に応じて資産運用支援サーバ200より出力されたパターン情報及び取引ロット数が表示される。つまり、所定の通貨ペアと売買ロジックとの交差する升目において、所定の取引ロット数の数値が表示された画面が現れるようになっている。
ここで、顧客は、現れたパターン情報及び取引ロット数を検討して、そのままの状態で売買注文を行う場合にはOKボタン24を押下する。また、取引ロット数を変更する場合には、升目の側部に設けられた上下キーにより数値を変更してからOKボタン24を押下する。
一方、売買機能選択欄22の自動売買オフにチェックした場合、顧客は、手動で戦略マトリックス欄23の通貨ペアと売買ロジックとの交差する升目に取引ロット数を入力できるようになっている。
通信部140は、例えば、モデム等のネットワークNに接続するための通信機器から構成されており、資産運用支援サーバ200と、金融商品取引サーバ300と、の相互通信を可能にしている。
また、この通信部140により、顧客が入力操作部120により入力した投資金額が、ネットワークNを介して資産運用支援サーバ200に送信される。
(資産運用支援サーバ)
資産運用支援サーバ200は、顧客より委託された投資金額をデータベース化して記憶し、内部に備えられたアプリケーションにより(処理プログラムの実行により)当該投資金額に応じたポートフォリオをクライアント装置100に対して出力するデータベースサーバ及びアプリケーションサーバである。
また、資産運用支援サーバ200は、クライアント装置100からの発注に応じて金融商品取引サーバ300に売買注文を行い、金融商品を運用するデータベースサーバ及びアプリケーションサーバである。
この資産運用支援サーバ200は、例えば、データ格納部210、制御部220、通信部230、等から構成される。
データ格納部210は、各種処理データ等や各種顧客に関する情報等を格納する。
具体的に、データ格納部210には、投資金額と上限ロット数とを対応付けたテーブルである上限ロット数決定テーブルT1が格納されている。
図4に示すように、上限ロット数決定テーブルT1には、投資金額欄と、上限ロット数欄とが備えられている。
投資金額欄は、例えば、50万円〜100万円、101万円〜300万円、301万円〜600万円、601万円〜1000万円、1001万円〜5000万円、5001万円〜1億円、の6つの項目に分類されており、上限ロット数欄は、投資金額欄の各項目に対応して、6ロット、10ロット、36ロット、60ロット、300ロット、600ロット、の6つの項目に分類されている。
このため、例えば、顧客が投資金額として350万円を指定した場合、36ロットが上限ロット数として設定されるようになっている。
また、データ格納部210は、例えば、顧客の個人情報(顧客ID,氏名/連絡先等)を顧客単位でデータベース形式にて格納しており、投資金額が入力(指定)された場合に、当該入力された投資金額を、入力した顧客の個人情報と対応付けて所定領域に格納する。
また、これ以外にも、データ格納部210は、各々の金融商品を運用する際に、売買のタイミングを図る上での助力となる各種の情報(例えば、平均株価等の主要指数の変動情報、最新の政治経済トピックス、委託された資産の増減や当該資産を転換した金融商品の保有数、差金決済の報告、今後の運用の見通し、等など)を格納する。
なお、これらの情報は、CPU221により読取り/書き込みが可能なように構成されている。
制御部220は、CPU221と、記憶部222と、等を含んで構成され、記憶部222に記憶された各種処理プログラムをCPU221が実行することにより、資産運用支援サーバ200の各構成の制御が行われる。
CPU221は、資産運用支援サーバ200の各部から入力される入力信号に応じて、記憶部222に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、資産運用支援サーバ200の動作全般を統括制御する。
記憶部222は、不揮発性のメモリ等で構成され、CPU221が実行するプログラムを格納したエリアや当該プログラムの実行に必要な各種データを格納するエリアを備える。
この記憶部222に記憶されたプログラムとしては、例えば、上限ロット数設定プログラム222a、パターン情報決定プログラム222b、取引ロット数振分プログラム222c、出力制御プログラム222d、取引ロット数変更プログラム222e、等が含まれる。なお、記憶部222には、上記プログラム以外にも、CPU221が顧客より委託された資産を所定の金融商品に転換して運用する上で必要な各種プログラムが記憶されている。
上限ロット数設定プログラム222aは、CPU221に、顧客により投資金額が指定された場合、上限ロット数決定テーブルT1に基づき上限ロット数を設定する機能を実行させるプログラムである。
具体的には、投資金額が指定されると、CPU221は上限ロット数設定プログラム222aを実行し、上限ロット数決定テーブルT1を参照して、投資金額に応じた上限ロット数を選択して設定する。
より具体的には、例えば、50〜100万円では6ロット、101〜300万円では18ロット、301〜600万円では36ロット、601〜1000万円では60ロット、1001〜5000万円では300ロット、5001万〜1億円では600ロット、が上限ロット数として設定されることとなる。
CPU221は、かかる上限ロット数設定プログラム222aを実行することにより、上限ロット数設定手段として機能する。
パターン情報決定プログラム222bは、CPU221に、上限ロット数設定プログラム222aの実行により設定された上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と売買ロジックとの組み合わせからなるパターン情報を決定する機能を実現させるプログラムである。
以下、パターン情報の決定に関する処理について詳細に説明する。
まず、CPU221は、各通貨ペアに対して、各売買ロジックのパフォーマンス項目の数値を算出する。具体的に、CPU221は、パフォーマンス項目として、例えば、月次損益、勝率、プロフィットファクター、最大ドローダウン、の4項目に関する数値を算出する。
月次損益は、直前の3年間の月次損益を用いる。
勝率は、直前の3年間の((勝ちトレード合計+負けトレード合計)÷勝ちトレード合計)で算出する。
プロフィットファクターは、直前の3年間の(総利益÷総損失)で算出する。
最大ドローダウンは、直前の3年間の最大損失額を用いる。
次に、CPU221は、ポートフォリオ(パターン情報)に採用する組み合わせを算出するために、各組み合わせの評価指数を算出する。
具体的に、CPU221は、評価指数として、月次損益評価指数、勝率評価指数、プロフィットファクター評価指数、最大ドローダウン評価指数、の4項目に関する数値を算出する。
月次損益評価指数は、直前の3年間の月次損益×係数で算出する。
勝率評価指数は、直前の3年間の勝率×係数で算出する。
プロフィットファクター評価指数は、直前の3年間のプロフィットファクター×係数で算出する。
最大ドローダウン評価指数は、直前の3年間の最大ドローダウン×係数で算出する。
次に、CPU221は、上記のように算出した評価指数を合算し、合算値が所定値以上の組み合わせをパターン情報として決定する。
即ち、(月次損益評価指数+勝率評価指数+プロフィットファクター評価指数+最大ドローダウン評価指数)>所定値にて、パターン情報を決定する。
なお、パターン情報の決定に使用する評価の項目、及び評価指数の算出方法は、上記のもの限られず、任意であり、金融商品の銘柄と売買ロジックのパフォーマンスを評価できるものであれば、どのようなものであってもよい。
このように、CPU221は、パターン情報決定プログラム222bの実行により、金融商品の銘柄と売買ロジックの組み合わせの各々について、所定の複数のパフォーマンス項目の評価指数を算出し、算出した評価指数の合算値が所定値以上の組み合わせをパターン情報として決定している。
CPU221は、かかるパターン情報決定プログラム222bを実行することにより、パターン情報決定手段として機能する。
取引ロット数振分プログラム222cは、CPU221に、パターン情報決定プログラム222bの実行により決定されたパターン情報に対して、合計が上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける機能(最適の振分パターンを算出する機能)を実現させるプログラムである。
具体的に、CPU221は、パターン情報決定プログラム222bの実行により決定されたパターン情報の各々に関して、評価指数の合算値に所定係数を掛けて取引ロット数振分係数を算出し、当該取引ロット数振分係数を投資金額に掛けて、パターン情報ごとの取引ロット数を算出する。即ち、下記式によって、パターン情報ごとに振分られる取引ロット数が算出される。
(取引ロット数振分係数)=(評価指数の合算値)×(所定係数)
(振分られる取引ロット数)=(投資金額)×(取引ロット数振分係数)
ここで、所定係数とは、任意の値であるが、例えば、評価指数の合算値に応じて重み付けを行ってもよい。
また、例えば、売買機能選択欄22のコースチェックボックスの指定により、所定係数が変化する。即ち、マニュアル、デイトレ・ノーマルコース(推奨)よりもデイトレ・アグレッシブコースの場合、ハイリスク・ハイリターンとなるような所定係数が用いられる。
ここで、例えば、投資金額が100万円の場合を例示して説明する。なお、上限ロット数決定テーブルT1より、このときの上限ロット数は6である。
図5に示すように、例えば、下記1〜6の(通貨ペア、売買ロジック)の組み合わせがパターン情報として決定された場合を考える。
(1:「USD/JPY」、C)、(2:「EUR/USD」、B)、(3:「EUR/JPY」、G)、(4:「AUD/USD」、H)、(5:「GBP/USD」、I)、(6:「EUR/USD」、D)
CPU221は、上記の方法により、例えば、下記[ケース1]〜[ケース4]の振分パターンを選出する。
[ケース1]では、組み合わせ1〜6の各々に対して1ずつ取引ロット数を振り分けている。
[ケース2]では、組み合わせ1に対して3、組み合わせ2に対して2、組み合わせ3に対して1ずつ取引ロット数を振り分けている。
[ケース3]では、組み合わせ1に対して1、組み合わせ2に対して2、組み合わせ4に対して2、組み合わせ5に対して1ずつ取引ロット数を振り分けている。
[ケース4]では、組み合わせ1に対して4、組み合わせ2に対して1、組み合わせ3に対して1ずつ取引ロット数を振り分けている。
次に、CPU221は、[ケース1]〜[ケース4]の振分パターンの中で、その時点における最適の振分パターンを算出する。具体的には、その時点での「リターン」及び「リスク量」が最善のものが最適の振分パターンとして算出される。即ち、日々の相場変動によりパフォーマンス項目の数値は変化するため、取引ロット数の振り分けにおいても最適な振分パターンは随時変化しているが、上記の振分処理を行う時点での最適な振分パターンが算出されるようになっている。
例えば、1月20日にアロケーション設定を行った場合[ケース2]が最適であると算出され、4月15日にアロケーション設定を行った場合[ケース4]が最適であると算出される。
CPU221は、かかる取引ロット数振分プログラム222cを実行することにより、取引ロット数振分手段として機能する。
出力制御プログラム222dは、CPU221に、パターン情報決定プログラム222bの実行により決定されたパターン情報と、取引ロット数振分プログラム222cの実行により振り分けられた取引ロット数と、を対応付けてクライアント装置(出力装置)に出力する機能を実現させるプログラムである。
具体的に、CPU221は、出力制御プログラム222dを実行し、パターン情報と振り分けられた取引ロット数とをネットワークN上の通信形式に変換し、通信部230を介してクライアント装置100に配信する。
CPU221は、かかる出力制御プログラム222dを実行することにより、出力制御手段として機能する。
取引ロット数変更プログラム222eは、CPU221に、クライアント装置100の入力操作部120に対する操作に応じて、取引ロット数振分プログラム222cの実行により振り分けられた取引ロット数を、顧客の任意の取引ロット数に変更する機能を実現させるプログラムである。
具体的に、CPU221は、出力制御プログラム222dの実行によりクライアント装置100にパターン情報と振り分けられた取引ロット数情報とが出力された後、顧客が入力操作部120に操作を行って任意で取引ロット数を変更して承認指示を入力した場合、上記した取引ロット数振分プログラム222cの実行により振り分けた取引ロット数を、顧客が変更した取引ロット数に変更する。
CPU221は、かかる取引ロット数変更プログラム222eを実行することにより、取引ロット数変更手段として機能する。
通信部230は、例えば、モデム等のネットワークNに接続するための通信機器から構成されており、ネットワークNとともに、クライアント装置100と、金融商品取引サーバ300と、の相互通信を可能にしている。
通信部230は、ネットワークNを介して、クライアント装置100や金融商品取引サーバ300と相互に通信する。
(金融商品取引サーバ)
金融商品取引サーバ300は、金融商品取引サーバ300の制御全般を行う制御部310と、ネットワークNを介して、クライアント装置100や資産運用支援サーバ200と通信するための通信部320と、等から構成される。
なお、金融商品取引サーバ300は、資産運用支援サーバ200によってなされる金融商品の発注状況等を顧客が照会するためのサイトを提供するWebサーバとしても機能する。
制御部310は、CPU311と、記憶部312と、等を含んで構成され、記憶部312に記憶された各種処理プログラムをCPU311が実行することにより、金融商品取引サーバ300の各構成の制御を行う。
CPU311は、金融商品取引サーバ300の各部から入力される入力信号に応じて、記憶部312に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、金融商品取引サーバ300の動作全般を統括制御する。
記憶部312は、不揮発性のメモリ等で構成され、CPU311が実行するプログラムを格納したエリアや当該プログラムの実行に必要な各種データを格納するエリアを備える。この記憶部312に記憶されたプログラムとしては、例えば、売買プログラム312a等を備えている。
売買プログラム312aは、資産運用支援サーバ200から送信される売買注文情報に応じた金融商品の売買を行う機能をCPU311に実行させるプログラムである。
具体的には、資産運用支援サーバ200より売買注文情報が送信されると、CPU311は売買プログラム312aを実行し、上記売買注文情報に応じた金融商品を売買して約定を成立させる。
通信部320は、例えば、モデム等のネットワークNに接続するための通信機器から構成されており、ネットワークNとともに、クライアント装置100と、資産運用支援サーバ200と、の相互通信を可能にしている。
次に、資産運用支援システム1の処理について図6を参照して説明する。
まず、ステップS1において、顧客が、クライアント装置100の入力操作部120を用いて、投資金額を入力(指定)すると、クライアント装置100のCPU111は、投資金額情報を資産運用支援サーバ200に送信する。
次いで、ステップS2において、資産運用支援サーバ200のCPU221は、投資金額情報を受信すると、上限ロット数決定テーブルT1を参照して、指定された投資金額に応じた上限ロット数を選択し設定する。
次いで、ステップS3において、CPU221は、設定された上限ロット数に応じて、パターン情報を決定する。
次いで、ステップS4において、CPU221は、決定されたパターン情報に対して、合計が上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける。
次いで、ステップS5において、CPU221は、決定されたパターン情報及び取引ロット数情報を、クライアント装置100に対して出力する。
次いで、ステップS6において、顧客は、出力されたパターン情報及び取引ロット数情報を検討して、取引ロット数を変更するか否かを判断する。そして、取引ロット数を変更しない場合(ステップS6:NO)、続くステップS8において、顧客は、OKボタン24を押下することにより承認を指示する入力を行う。
一方、取引ロット数を変更する場合(ステップS6:YES)、続くステップS7において、顧客は、取引ロット数を設定し、その後、上記したステップS8に移行する。
次いで、ステップS9において、資産運用支援サーバ200のCPU221は、承認指示を受信すると、金融商品取引サーバ300に対して売買注文情報の送信を行う。
次いで、ステップS9において、資産運用支援サーバ200のCPU221は、承認指示を受信すると、金融商品取引サーバ300に対して売買注文情報の送信を行う。
次いで、ステップS13において、金融商品取引サーバ300のCPU311は、売買注文情報に応じた金融商品の売買を行い、本処理の終了となる。
以上説明したように、本実施形態の資産運用支援システム1及び資産運用支援サーバ200によれば、投資金額に基づいて上限ロット数が設定され、この上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と金融商品の売買に用いる売買ロジックとの組み合わせからなるパターン情報が決定され、決定されたパターン情報に対して合計が上限ロット数となるように取引ロット数が振り分けられて、パターン情報と取引ロット数とが対応付けられてクライアント装置100に出力されるようになっている。
このため、顧客は、投資金額を指定するだけで、金融商品の銘柄及び売買ロジックからなるパターン情報と、取引ロット数とからなる情報を得ることができる。よって、売買注文条件を設定するにあたり1つの指標を得ることができることとなるので、知識や経験の乏しいユーザに対して売買注文条件の設定を支援することができる。
また、本実施形態の資産運用支援システム1及び資産運用支援サーバ200によれば、金融商品の銘柄と売買ロジックの組み合わせの各々について、所定の複数のパフォーマンス項目の評価指数を算出し、算出した評価指数の合算値が所定値以上の組み合わせをパターン情報として決定している。
このため、信頼性の高いポートフォリオを提案できる。
また、本実施形態の資産運用支援システム1及び資産運用支援サーバ200によれば、クライアント装置100は、資産運用支援サーバ200より出力された取引ロット数を、合計が上限ロット数となるように顧客が任意に設定・変更可能に構成されている。
このため、売買注文条件を設定するにあたり、顧客は、提案された売買注文条件に自らの意思を反映できることとなる。
また、上記実施形態においては、複数の評価指数の合算値が所定値以上の組み合わせを全てパターン情報として決定することとしているが、合算値が所定値以上の組み合わせの中から、更に任意の組み合わせを選出し、これをパターン情報として決定することとしても良い。
つまり、CPU221が、パターン情報決定プログラム222bの実行によりパターン情報候補を決定し、その後、更に任意の組み合わせが選出されてパターン情報が決定されることとなる。
かかる選出は、ユーザが手動で行っても良いし、所定基準に基づいた選出処理を実行する専用の選出プログラムに等により行うこととしても良い。
このように構成することで、パターン情報の決定において微調整が可能となる。
また、上記実施形態においては、資産運用支援システム1は、クライアント装置100、資産運用支援サーバ200、金融商品取引サーバ300、から構成されることとして説明したが、資産運用支援システムは、資産運用支援サーバ200の機能を保持したクライアント装置(図示省略)及び金融商品取引サーバ300から構成されることとしても良い。この場合、クライアント装置100の記憶部112に、上限ロット数設定プログラム222a、パターン情報決定プログラム222b、取引ロット数振分プログラム222c、出力制御プログラム222d及び、取引ロット数変更プログラム222eを格納した構成とすれば良い。また、この場合には、表示部130が出力装置を構成することとなる。
1 資産運用支援システム
100 クライアント装置
110 制御部
111 CPU
112 記憶部
120 入力操作部(取引ロット数設定手段)
130 表示部(出力装置)
140 通信部
200 資産運用支援サーバ
210 データ格納部
T1 上限ロット数決定テーブル
220 制御部
221 CPU
222 記憶部
222a 上限ロット数設定プログラム(上限ロット数設定手段)
222b パターン情報決定プログラム(パターン情報決定手段)
222c 取引ロット数振分プログラム(取引ロット数振分手段)
222d 出力制御プログラム(出力制御手段)
222e 取引ロット数変更プログラム(取引ロット数変更手段)
230 通信部
300 金融商品取引サーバ
310 制御部
311 CPU
312 記憶部
312a 売買プログラム
320 通信部
N ネットワーク

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介して、クライアント装置と、金融商品の売買注文に応じて前記金融商品の売買を行う金融商品取引サーバと、に接続された資産運用支援サーバにおいて、
    投資金額と当該投資金額に対する上限ロット数とを対応付けて格納した上限ロット数決定テーブルと、
    顧客により投資金額が指定された場合、前記上限ロット数決定テーブルに基づき上限ロット数を設定する上限ロット数設定手段と、
    前記上限ロット数設定手段により設定された上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と、金融商品の売買に用いる予め定められた複数の売買ロジックの中から選択された売買ロジックと、の組み合わせからなるパターン情報を決定するパターン情報決定手段と、
    前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報に対して、合計が前記上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける取引ロット数振分手段と、
    前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報と、前記取引ロット数振分手段により振分られた取引ロット数と、を対応付けて前記クライアント装置に出力する出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする資産運用支援サーバ。
  2. 前記パターン情報決定手段は、
    前記金融商品の銘柄と前記売買ロジックの組み合わせの各々について、所定の複数のパフォーマンス項目の評価指数を算出し、算出した評価指数の合算値が所定値以上の組み合わせをパターン情報又はパターン情報の候補として決定することを特徴とする請求項1に記載の資産運用支援サーバ。
  3. 請求項1又は2記載の資産運用支援サーバと、前記クライアント装置と、を備える資産運用支援システムであって、
    前記クライアント装置は、
    前記出力制御手段より出力された取引ロット数を、前記出力制御手段より出力されたパターン情報に対して、合計が前記上限ロット数となるように顧客が任意に設定する取引ロット数設定手段を備え、
    前記資産運用支援サーバは、
    前記取引ロット数設定手段に対する操作に応じて、前記取引ロット数振分手により振分られた取引ロット数を、顧客の任意の取引ロット数に変更する取引ロット数変更手段を備えることを特徴とする資産運用支援システム。
  4. コンピュータを、
    顧客により投資金額が指定された場合、投資金額と当該投資金額に対する上限ロット数とを対応付けて格納した上限ロット数決定テーブルに基づき上限ロット数を設定する上限ロット数設定手段、
    前記上限ロット数設定手段により設定された上限ロット数に応じて、金融商品の銘柄と、金融商品の売買に用いる予め定められた複数の売買ロジックの中から選択された売買ロジックと、を対応付けた複数のパターン情報を決定するパターン情報決定手段、
    前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報に対して、合計が前記上限ロット数となるように取引ロット数を振り分ける取引ロット数振分手段、
    前記パターン情報決定手段により決定されたパターン情報と、前記取引ロット数振分手段により振分られた取引ロット数と、を対応付けて所定の出力装置に出力する出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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