JP2011128722A - 会議システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドキュメント及び音声を共有し遠隔にある会議参加者間での会議を実現し、会議参加者による書き込み又は検索などの行動の統計情報を、会議参加者の行動を躊躇させることなく効果的に利用することを可能とする会議システム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】会議参加者が用いる情報処理装置にて、書き込み又は検索処理に関する情報についての公開/非公開、即ち統計情報を求めるための利用可否の設定を受け付け、会議サーバ装置で各情報処理装置から設定を収集しておく。各情報処理装置からの書込情報を集計するに際し、各情報処理装置での設定に基づき利用可否を判断し(S41、S43、S45)、利用可である書込情報のみを用いる。
【選択図】図10

Description

本発明は、ネットワークを介して接続される複数のクライアント装置間で、ドキュメントを共有し、遠隔にあっても会議参加者間での会議を実現できる会議システムに関する。特に、各情報処理装置における会議参加者による書き込み又は検索などのドキュメントに対する行動に関する情報を収集して得られる有用な統計的情報を、会議参加者の行動を躊躇させることなく効果的に利用することを可能とする会議システム及び情報処理方法に関する。
通信技術、画像処理技術等の進歩により、コンピュータを用い、遠隔地にいてもネットワークを介して会議ができるテレビ会議システムが実現されている。テレビ会議システムでは、複数の端末装置で夫々、共通する文書データなどを閲覧可能とし、文書データへの編集、追記工程も共有することが可能である。
会議参加者は大抵の場合、会議中、会議内容のメモを各自作成する。各会議参加者により作成されたメモは、議事録を作成するときに追加情報として加えられるなどのために事後的に利用できるように保存されることが望まれる。
そこで、特許文献1に開示されているように、会議中の発言を録音した音声、メモ書き、及びマーキング等の入力情報を記憶しておく発明が提案されている。特に、特許文献1に開示されている方法では、会議参加者毎に入力情報を記憶しておく構成が開示されている。
また、特許文献2に開示されている発明では、会議終了後に紙媒体の配布ドキュメントへの会議参加者によって書き込まれたメモなどの情報(アノテーション)をスキャナで取り込み、取り込んだ画像データから解析により得られる文字情報などの情報を、書き込まれた配布ドキュメントに関連付けて記録しておき、統計情報を求めて付加する構成が開示されている。これにより、会議時の配布ドキュメント内のいずれの内容が重要度又は関心度が高いのか、などの統計的な情報を事後的に利用することができる。
特開平11−272679号公報 特開2006−173786号公報
特許文献1に開示されている発明では、入力情報は会議参加者を特定する識別情報に対応させて記憶する構成である。しかしながら、発言、書き込み又はマーキングがいずれの会議参加者によってなされたかが特定できることは不要な場合もある。会議参加者は自身の書き込みを特定されたくないときもあるからである。
特許文献2に開示されている会議システムでは基本的に、書き込まれたアノテーションの全てに基づいて統計情報を求める構成とした。多数のアノテーションを利用して重要度又は関心度を求めることで各アノテーションを有用にも活用することができるから、各アノテーションについて統計情報を求めるために利用してもよいか否かを、参加者から積極的に選択することができることは考慮されていない。
例えば、特許文献2に開示されているように、書き込みを行なった会議参加者を識別するための固有の情報を各アノテーションに対応付けて記録しておくことで有用に用いることができる場合がある。これにより、配布されたドキュメントに対する書き込みを事後的に閲覧しようとした場合、各書き込みを書き手である会議参加者夫々に応じて表示とするか非表示とするかを設定することができる。つまり、特定の会議参加者によるアノテーションのみ表示させることなどが可能となる。
しかしながら、会議参加者は、自身の書き込みに基づき共有するドキュメントについての統計的な情報を有用と考えたとしても、自身の書き込みに関する情報は利用されたくないと考える場合もある。上述の例の場合、会議参加者は、自身の書き込みに基づき共有するドキュメントについての統計的な情報を有用と考えたとしても、書き込みが自身によってなされたことを特定されることは回避したいときがある。会議参加者は、自身によるアノテーションであると特定されることを知っている場合、書き込みを躊躇する可能性があり、闊達な会議の進行を妨げるときがある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、会議システムで共有するドキュメントに対する会議参加者の書き込み又は検索などの行動の統計情報を求める際に、行動に関する情報の利用の可否を会議参加者が個々又は全体として決定することができるように構成することにより、各会議参加者は、自身の行動が特定されるか否かを明確に認識した上で行動でき、各会議参加者のドキュメントに対する行動を躊躇させることなく統計情報を効果的に利用することを可能とする会議システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る会議システムは、画像情報を記憶する第1情報処理装置と、第1の情報処理装置と通信することが可能であり表示部を備える複数の第2情報処理装置とを含み、第1情報処理装置は、画像情報を前記複数の第2情報処理装置へ送信し、第2情報処理装置は夫々、第1情報処理装置から受信する画像情報に基づく画像を表示部に表示して複数の第2情報処理装置で共有し、第2情報処理装置は夫々、前記画像の表示中に受け付けた操作に応じた前記画像に関連する関連情報を記憶し、第1情報処理装置へ前記関連情報を送信し、第1情報処理装置は第2情報処理装置から受信した関連情報を記憶し、記憶した関連情報に基づき統計情報を求めるようにしてある会議システムにおいて、前記複数の第2情報処理装置は、記憶した関連情報の公開又は非公開のいずれかの設定を受け付ける受付手段を備え、該受付手段により受け付けた設定を示す設定情報を第1情報処理装置へ送信するようにしてあり、第1情報処理装置は、複数の第2情報処理装置から関連情報及び設定情報を受信するようにしてあり、受信した設定情報に基づき、各第2情報処理装置から受信した前記関連情報の利用の可否を判断する判断手段と、利用可と判断した関連情報を利用して統計情報を求める手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る会議システムは、前記関連情報は、前記操作に応じて作成される画像、該画像の前記画面における位置情報、及び第2情報処理装置を夫々使用する会議参加者を識別する参加者情報の内の1又は複数を含み、前記受付手段は、前記画像、位置情報及び参加者情報夫々の公開又は非公開の設定を受け付けるようにしてあり、第1情報処理装置の前記判断手段は、受信した関連情報が含む情報毎の設定情報に基づき利用の可否を判断するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る会議システムは、第2情報処理装置は夫々、画像を表示中に検索指示を受け付けて検索処理を実行し、検索結果を前記画面に表示する手段を備え、前記関連情報は、前記検索指示における検索語、前記検索指示を受け付けたときの操作により選択されていた箇所の前記画像内における位置情報、前記検索指示に対応する検索結果、及び検索指示を受け付けたときの第2情報処理装置を使用する会議参加者を識別する参加者情報の内の1又は複数を含み、前記受付手段は、前記検索語、該検索語の位置情報、検索結果、又は参加者情報夫々の公開又は非公開の設定を受け付けるようにしてあり、第1情報処理装置の前記判断手段は、受信した関連情報が含む情報毎の設定情報に基づき利用の可否を判断するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る会議システムは、第1情報処理装置は、求めた統計情報を外部へ送信する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、画像情報を記憶する第1情報処理装置と、第1情報処理装置と通信することが可能であり表示部を備える複数の第2情報処理装置とを含むシステムで、第1情報処理装置は、画像情報を前記複数の第2情報処理装置へ送信し、第2情報処理装置は夫々、第1情報処理装置から受信する画像情報に基づく画像を表示部に表示して複数の第2情報処理装置で共有し、第2情報処理装置は夫々、前記画像の表示中に受け付けた操作に応じて前記画像に関連する関連情報を記憶し、第1情報処理装置へ前記関連情報を送信し、第1情報処理装置は複数の第2情報処理装置から受信した関連情報を記憶し、記憶した関連情報に基づき統計情報を求める情報処理方法において、前記複数の第2情報処理装置は、記憶した関連情報の公開又は非公開のいずれかの設定を受け付け、受け付けた設定を示す設定情報を第1情報処理装置へ送信し、第1情報処理装置は、複数の第2情報処理装置から関連情報及び設定情報を受信し、受信した設定情報に基づき、第2情報処理装置から受信した前記関連情報の利用の可否を判断し、利用可と判断した関連情報を利用して統計情報を求めることを特徴とする。
本発明では、第2情報処理装置を用いる会議参加者の操作に応じた関連情報について、第2情報処理装置にて公開又は非公開のいずれかの設定が受け付けられる。受け付けられた設定を示す設定情報が、関連情報と共に第1情報処理装置へ送信される。第1情報処理装置では、送信された関連情報について、共に送信された設定情報に基づき利用可否が判断され、利用可と判断された関連情報に基づいて統計情報が求められる。
これにより、会議参加者は、自身の操作に応じた関連情報の公開又は非公開を積極的に設定することが可能となり、公開されるか否か、即ち統計情報に利用されるか否かを認識した上で会議システムにおける書き込みなど操作をすることが可能となる。
本発明では、第2情報処理装置では、共通して表示される画像に対する操作、即ち書き込みに対応して作成される画像の画像データ、画像の画面中における位置情報及び、操作に係る会議参加者の識別情報の内の1又は複数が関連情報として第1情報処理装置へ送信される。画像データは第2情報処理装置を夫々使用する会議参加者の操作に応じた書き込みの画像自体であり、位置情報は、複数の第2情報処理装置で共通して表示される画像を含む画面中のいずれの情報に関する書き込みであるかに対応する画面中における位置情報である。また、参加者情報は、操作を行なった会議参加者を特定することが可能な識別情報である。各情報夫々に公開又は非公開の設定が受け付けられて設定情報として第1情報処理装置へ送信され、第1情報処理装置にて設定情報に基づき関連情報が利用されて統計情報が求められる。
これにより、書き込みメモなどの画像自体の公開/非公開、そして統計情報を求めるために、画面中のいずれの情報に関する書き込みであるかを特定できる情報、又は画像の作成者に当たる会議参加者を特定する情報夫々について利用してもよいか否かを会議参加者が自ら設定し、認識することが可能である。
本発明では、第2情報処理装置では、共通する画像を表示している間における会議参加者の操作に基づく検索指示を受け付け、検索処理を実行して結果を表示する機能を有する。第2情報処理装置にて、検索指示における検索語、検索指示が受け付けられたときに表示中の画像にて選択されていた箇所の位置情報、前記検索指示に対応する検索結果、及び検索指示を受け付けたときに当該第2情報処理装置を使用している会議参加者を識別するための参加者情報の内の1又は複数が関連情報として第1情報処理装置へ送信される。第2情報処理装置では、関連情報に含まれる各情報夫々に公開又は非公開の設定が受け付けられて設定情報として第1情報処理装置へ送信され、第1情報処理装置にて設定情報に基づき関連情報が利用されて統計情報が求められる。
これにより、会議中に表示されている画像に対する行動として検索が行なわれたときの検索語又は関連する語、検索処理が行なわれたときに選択されていた箇所の画像内における位置、及びその検索結果など夫々について統計をとるために利用してもよいか否か、更には当該検索を行なった会議参加者を特定する情報を利用してもよいか否かを会議参加者が自ら設定し、認識することが可能である。
本発明では、会議参加者による設定に基づき、利用することが可能と判断された各関連情報に基づき第1情報処理装置にて求められた統計情報が外部装置へ送信される。
これにより、外部装置で会議に関する統計情報を表示、又は媒体へ出力することが可能であるが、当該統計情報には会議参加者が利用不可と設定された関連情報は含まれず、また、関連情報がいずれの会議参加者の操作に対応するものであるかは特定されない。
本発明による場合、複数の第2情報処理装置を夫々用いる会議参加者は、自身による書き込みの利用の可否、又は書き込み全体の利用の可否を積極的に設定することができるので、自身の書き込みは利用されるか否か、公開されるか否かを認識した上で会議に参加して躊躇なく書き込みができる。これにより、ドキュメントの共有を実現する電子会議システムを利用した会議にて、自由闊達な会議運営を促進することができる。
更に、各書き込みに関する関連情報について、当該書き込みを行なった会議参加者を識別する情報との対応づけることがないように設定することができる。したがって各書き込み及び書き込みに関する情報が外部に漏えいしたとしても、書き込みを行なった者を特定することができないので、危機回避の可能性を向上できる。
実施の形態1における会議システムの構成を模式的に示す構成図である。 実施の形態1における会議システムを構成する端末装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置の内部構成を示すブロック図である。 会議参加者が用いる端末装置のディスプレイに表示される会議端末用アプリケーションのメイン画面の一例を示す説明図である。 実施の形態1の会議システムの端末装置間でドキュメントデータが共有される仕組みを模式的に示す説明図である。 実施の形態1における会議サーバ装置によって実現される機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態1の会議システムを構成する端末装置でのプライバシー設定の受付処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置にて行なわれるプライバシー設定処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置にて行なわれる集計処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置にて行なわれる集計処理手順の一例の詳細を示すフローチャートである。 図9及び図10のフローチャートに示された集計処理の結果を具体的に示す説明図である。 図9及び図10のフローチャートに示された集計処理の結果を具体的に示す説明図である。 実施の形態2における端末装置のディスプレイに表示されるメイン画面の一例を示す説明図である。 実施の形態2の会議システムを構成する端末装置でのプライバシー設定の受付処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2の会議システムを構成する端末装置でのプライバシー設定の受付処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における会議サーバ装置によって実現される機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態2における会議サーバ装置にて行なわれる集計処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2の会議システムを構成する会議サーバ装置にて行なわれる集計処理手順の一例の詳細を示すフローチャートである。 図17及び図18のフローチャートに示された集計処理の結果を具体的に示す説明図である。 図17及び図18のフローチャートに示された集計処理の結果を具体的に示す説明図である。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
なお、以下の実施の形態では、本発明の情報処理装置を端末装置に用い、複数の端末装置を用いて音声、映像及び画像の共有を実現する会議システムの例を挙げて説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における会議システムの構成を模式的に示す構成図である。実施の形態1における会議システムは、会議参加者が用いる端末装置1,1,…と、端末装置1,1,…が接続されるネットワーク2と、端末装置1,1,…での音声、映像及び画像の共有を実現する会議サーバ装置3とを含んで構成される。
端末装置1,1,…及び会議サーバ装置3が接続されるネットワーク2は、会議が行なわれる会社組織の社内LANでもよいし、インターネットなどの公衆通信網でもよい。端末装置1,1,…が会議サーバ装置3との接続の認証を受け、認証された端末装置1,1,…が会議サーバ装置3から共有の音声、映像及び画像の情報を送受信し、受信した音声、映像及び画像を出力することにより、他の端末装置1,…と音声、映像及び画像を共有してネットワークを介した会議を実現する。
図2は、実施の形態1における会議システムを構成する端末装置1の内部構成を示すブロック図である。
会議システムを構成する端末装置1はパーソナルコンピュータを用い、制御部100と、一時記憶部101と、記憶部102と、入力処理部103と、表示処理部104と、通信処理部105と、映像処理部106と、入力音声処理部107と、出力音声処理部108と、読取部109とを備える。端末装置1は更に、キーボード112と、タブレット113と、ディスプレイ114と、ネットワークI/F部115と、カメラ116と、マイク117と、スピーカ118とを内蔵又は外部接続により備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)を用い、記憶部102に記憶されている会議端末用プログラム1Pを一時記憶部101に読み出して実行することにより、パーソナルコンピュータを、本発明に係る情報処理装置として動作させる。
一時記憶部101にはSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのRAMを用いる。一時記憶部101には、上述のように読み出される会議端末用プログラム1Pが記憶されると共に、制御部100の処理によって発生する情報が記憶される。
記憶部102はハードディスクを用いる。なお、記憶部102はハードディスクに限らず、SSD(Solid State Drive)などの外部記憶装置を用いてもよい。記憶部102には、会議端末用プログラム1Pが記憶されている。他に、端末装置1における他のアプリケーションソフトウェアプログラムが記憶されていてもよいのは勿論である。
入力処理部103には、図示しないマウス、又はキーボード112などの入力用ユーザインタフェースが接続されている。実施の形態1では、端末装置1はペン130による入力を受け付けるタブレット113を内蔵するので、タブレット113も入力処理部103に接続される。入力処理部103は、端末装置1のユーザ(会議参加者)の操作により入力されるボタンの押下情報、画面中の位置を示す座標情報などの情報を受け付け、制御部100へ通知する。
表示処理部104には、液晶ディスプレイであるディスプレイ114が接続されている。制御部100は、表示処理部14を介し、ディスプレイ114に会議端末用のアプリケーション画面を出力し、アプリケーション画面内に共有させる画像を表示させる。
通信処理部105は、ネットワークカードなどを用い、端末装置1のネットワーク2を介した通信を実現させる。詳細には、ネットワーク2に接続されてネットワークI/F部115と接続されており、ネットワーク2を介して送受信される情報のパケット化、パケットからの情報の読み取りなどを行なう。なお、本実施の形態1の会議システムを実現するために、通信処理部105による画像、音声を送受信するための通信プロトコルは、H.323、SIP(Session Initiation Protocol)、又はHTTP(Hypertext Transfer Protocol )などのプロトコルを用いればよい。通信プロトコルはこれらに限られない。
映像処理部106は、端末装置1が備えるカメラ116に接続され、カメラ116の動作の制御を行なうと共に、カメラ116にて撮像された映像(画像)のデータを取得する。映像処理部106は、エンコーダを含んでいてもよく、カメラ116にて撮像された映像をH.264、MPEGなどの映像規格のデータへ変換する処理を行なってもよい。
入力音声処理部107は、端末装置1が備えるマイク117に接続され、マイク117によって集音された音声をサンプリングしてデジタルの音声データへ変換して制御部100へ出力するA/D変換機能を有する。エコーキャンセラを内蔵していてもよい。
出力音声処理部108は、端末装置1が備えるスピーカ118に接続される。出力音声処理部108は、制御部100から音声データが与えられた場合に、音声としてスピーカ118から出力させるようにD/A変換機能を有する。
読取部109は、CD−ROM、DVD、ブルーレイディスク又はフレキシブルディスクなどである記録媒体9から情報を読み取ることが可能である。制御部100は、読取部09により記録媒体9に記録されているデータを一時記憶部101に記憶するか、又は記憶部102に記録する。記録媒体9には、コンピュータを本発明に係る情報処理装置として動作させる会議端末用プログラム9Pが記録されている。記憶部102に記録されている会議端末用プログラム1Pは、記録媒体9から制御部100が読み出した会議端末用プログラム9Pの複製であってもよい。
図3は、実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置3の内部構成を示すブロック図である。
会議サーバ装置3は、サーバコンピュータを用い、制御部30と、一時記憶部31と、記憶部32と、画像処理部33と、通信処理部34とを備え、更に、ネットワークI/F部35を内蔵する。
制御部30は、CPUを用い、記憶部32に記憶されている会議サーバ用プログラム3Pを一時記憶部31に読み出して実行することにより、サーバコンピュータを、本実施の形態1における会議用会議サーバ装置3として動作させる。
一時記憶部31にはSRAM、DRAMなどのRAMを用いて、上述のように読み出される会議サーバ用プログラム3Pが記憶されると共に、制御部30の処理によって、後述するような画像情報などが一時的に記憶される。
記憶部32にはハードディスクを用いる。記憶部32はハードディスクに限らず、SSDなどの外部記憶装置を用いてもよい。記憶部32には、上述の会議サーバ用プログラム3Pが記憶されている。また、記憶部32には、会議参加者が用いる端末装置1,1,…の認証を行なうための認証データが記憶されている。更に、会議システムで各端末装置1,1,…で共有の資料を表示できるようにするため、会議サーバ装置3の記憶部32には、複数のドキュメントデータが共有ドキュメントデータ36として記憶されている。ドキュメントデータは、テキストデータ、写真データ、図データなどであり、フォーマットなどは問わない。
画像処理部33は、制御部30からの指示に従って画像を作成する。具体的には、画像処理部33は、記憶部32に記憶してある共有ドキュメントデータ36の内、各端末装置1,1,…にて表示対象となるドキュメントデータを受け付け、該ドキュメントデータを画像に変換して出力する。
通信処理部34は、ネットワークカードなどを用い、会議サーバ装置3のネットワーク2を介した通信を実現させる。詳細には、ネットワーク2に接続されてネットワークI/F部35と接続されており、ネットワーク2を介して送受信される情報のパケット化、パケットからの情報の読み取りなどを行なう。なお、本実施の形態1の会議システムを実現するために、通信処理部34による画像、音声を送受信するための通信プロトコルは、H.323、SIP、又はHTTPなどのプロトコルを用いる。通信プロトコルはこれらに限られない。
このように構成される本実施の形態1における会議システムを用いた電子会議に参加する会議参加者は、端末装置1を用い、キーボード112又はタブレット113(即ちペン130)を用いて会議端末用アプリケーションを起動させる。会議端末用アプリケーションが起動すると、認証情報の入力画面がディスプレイ114に表示される。会議参加者は、入力画面に、ユーザID及びパスワードなどの認証情報を入力する。端末装置1では、認証情報の入力を入力処理部103にて受け付け、制御部100に通知する。制御部100は、受け付けた認証情報を通信処理部105により会議サーバ装置3へ送信し、認証結果を受信する。このとき、認証情報と共に、端末装置1に割り振られているIPアドレスの情報が会議サーバ装置3へ送信されるようにしてある。これにより、以後、会議サーバ装置3は、IPアドレスにて各端末装置1,1,…を識別することが可能である。
端末装置1を利用する会議参加者が、承認されている者である場合、端末装置1は会議端末用アプリケーション画面を表示し、会議参加者は会議用端末として端末装置1を利用することができるようになる。このとき、承認結果が未承認である場合、即ち会議に招待されていない人物である場合には、端末装置1から未承認である旨のメッセージがディスプレイ114に表示されるなどしてもよい。
会議参加者が上述のように会議端末用アプリケーションを起動させる操作を行なうと、端末装置1の制御部100は、記憶部102に記憶されている会議端末用プログラム1Pを読み出して実行し、まず入力画面が表示される。入力画面に入力される認証情報により、会議参加者が承認された場合、制御部100は、メイン画面を表示させ、会議参加者は端末装置1を会議用端末として利用を開始できるようになる。図4は、会議参加者が用いる端末装置1のディスプレイ114に表示される会議端末用アプリケーションのメイン画面400の一例を示す説明図である。
会議端末用アプリケーションのメイン画面400は、一例として、略中央に、共有対象のドキュメントデータの画像を表示する共有画面401を含む。図4に示す例では、共有画面401には、共有されているドキュメントデータのドキュメント画像402の全体が表示されるように縮小されて含められている。
共有画面401の高さ方向に略中央の左端の位置には、ドキュメントデータの前頁への移動を指示するための前頁ボタン403が表示されている。同様に、共有画面401の高さ方向に略中央の右端の位置には、ドキュメントデータの後頁(次頁)への移動を指示するための後頁ボタン404が表示されている。
端末装置1を用いる会議参加者が、ペン130又はマウスなどを用い、ディスプレイ114上のポインタを前頁ボタン403又は後頁ボタン404に重ねてクリック操作をした場合には、表示されているドキュメントデータの前頁又は後頁の画像が共有画面401に表示される。
メイン画面400の内、共有画面401の右方には、描画の際の道具を選択するための各種操作ボタンが表示されている。各種操作ボタンには、ペン描画ボタン405、ペンの色又は太さ選択ボタン406、消しゴムボタン407、図形ボタン408、選択ボタン409、ズームボタン410、及び同期/非同期ボタン411が含まれる。
ペン描画ボタン405は、直線又は自由線の描画を受け付けるボタンである。会議参加者は、マウス又はペン130などを用いてペン描画ボタン405を押下し、ディスプレイ114上のポインタを共有画面401上に重ねてクリックしながらマウスを動かすか、又はペン130をタブレット上で動かすと、自由な線で共有画面401上に描画が可能である。
色又は太さ選択ボタン406は、直線若しくは自由線、画像の線、又は塗りの色、線の太さなどの書式の選択を受け付けるボタンである。端末装置1を用いる会議参加者は、色又は太さ選択ボタン406でいずれかの書式を選択した書式で描画することにより、制御部100により選択された書式で図形が作成される。
消しゴムボタン407は、作成された画像の消去を受け付けるボタンである。端末装置1を用いる参加者は、消しゴムボタン407を選択した状態で、当該端末装置1で作成されて表示されている画像上に、マウス又はペン130などを用いてディスプレイ114上のポインタを重ねてクリックしながらマウス又はペン130を動かすと、表示されている画像がポインタに沿って消去される。
図形ボタン408は、作成する画像の選択を受け付けるためのボタンである。図形ボタン408では、制御部100により作成される画像(オブジェクト)の種類の選択を受け付ける。たとえば円形、楕円形、多角形などの選択を受け付ける。会議参加者は、図形ボタン408を押下した後、ディスプレイ114上のポインタを共有画面401上に重ねてクリックしながらマウスを動かすか、又はペン130をタブレット上で動かすと、選択した図形(楕円形、多角形など)を描画することができる。
選択ボタン409は、会議参加者の描画以外の操作を受け付けるためのボタンである。例えば、選択ボタン409が選択されている場合には、制御部100は、入力処理部103を介して既に作成されている画像のいずれかの選択を受け付ける。端末装置1を用いる会議参加者が、選択ボタン409が選択された状態で、マウス又はペン130などを用い、ディスプレイ114上のポインタを共有画面401上に重ねてクリックしながらマウスを動かすか、又はペン130をタブレット上で動かすと、共有画面401上に当該会議参加者が描画した画像のいずれかをオブジェクト毎に選択できる。
ズームボタン410は、共有画面401に表示されているドキュメントデータの画像の拡大、縮小の操作を受け付けるボタンである。会議参加者が、拡大が選択された状態で共有画面401上にポインタを重ねてマウス又はペン130をクリックすると、共有のドキュメントデータの画像と、当該画像上の書き込みとの両方が拡大されて表示される。縮小の場合も同様である。
同期・非同期ボタン411は、共有画面401に表示されているドキュメントデータの画像の表示を、端末装置1,1,…の内のいずれか特定の端末装置1での表示と同一となるように同期させるか否かの選択を受け付けるボタンである。同期が選択されている状態では、当該端末装置1を用いる会議参加者の前頁、後頁などの操作を受け付けることなく、特定の端末装置1での閲覧情報に基づき、他の端末装置1,1,…で表示されるドキュメントデータの頁が会議サーバ装置3からの指示に基づき制御部100によって制御される。
このようなメイン画面400に含まれる各種ボタンの操作を受け付けて作成された自由な線、及び図形の画像は夫々オブジェクト単位で区別される。作成された画像の情報はオブジェクト単位で重なり順を示す情報と共に一時記憶部101に記憶され、画像の情報は書込情報として会議サーバ装置3に送信される。
このように制御部100は、会議サーバ装置3から受信する共有ドキュメントデータ36の画像を共有画面401に表示すると共に、操作に応じて画像を生成して一時記憶部101に記憶し、会議サーバ装置3へ送信する。
またメイン画面400は、プライバシー設定を受け付けるメニューボタンであるプライバシー設定ボタン412を有する。プライバシー設定ボタン412の機能については後述する。
ここで、端末装置1,1,…間でドキュメントデータが共有されて会議が実現される仕組みを模式的に示す図を用いて説明する。図5は、実施の形態1の会議システムの端末装置1,1,…間でドキュメントデータが共有される仕組みを模式的に示す説明図である。
会議サーバ装置3の記憶部32には、共有ドキュメントデータ36が記憶されている。共有ドキュメントデータ36の内、会議で使用される共有ドキュメントデータ36が画像処理部35によって頁毎に画像(イメージ)に変換される。画像処理部35によって頁毎に画像へ変換されたドキュメントデータは、ネットワーク2を介して端末装置1,1で受信される。なお、以下、2つの端末装置を区別するために、一方をA端末装置1、他方をB端末装置1と呼ぶ。
A端末装置1もB端末装置1も、会議サーバ装置3から共有するドキュメントデータの頁毎の画像を受信し、ディスプレイ114に表示させるべく表示処理部104から出力する。このとき、表示処理部104は、共有するドキュメントデータの各頁の画像を、表示する画面における最下層のレイヤ(太字)に属するようにして描画する。
そして、A端末装置1及びB端末装置1のいずれでも、タブレット113及びペン130によるメモ(画像)の書き込みが可能である。制御部100は、入力処理部103を介してペン130からの入力に応じて画像を作成する。各A端末装置1,B端末装置1で作成された画像は、表示する画面において上層のレイヤに属するように描画される。
更に、A端末装置1及びB端末装置1の夫々でメモの書き込みがされて作成された画像の情報は、書込情報として会議サーバ装置3へ送信される。書込情報は例えば、作成された画像の情報、詳細にはオブジェクト毎の種類、色、太さ、線種、塗りなどの書式、座標の情報である。
会議サーバ装置3では、各端末装置1,1,…から送信された画像の情報を逐一、書込情報として一時記憶部31に記憶する。書込情報は、記憶部32に記憶されてもよい。このとき、会議サーバ装置3は、各端末装置1,1,…からの画像の情報を、端末装置1,1,…を夫々識別して記憶する。図5では、A端末装置1で作成された画像の情報は、書込情報311AとしてA端末装置1を識別する情報(端末A)と対応付けて記憶されている。同様にB端末装置1で作成された画像の情報は、書込情報311BとしてB端末装置1を識別する情報(端末B)と対応付けて一時記憶部31に記憶されている。
そして、各端末装置1,1,…毎に記憶されている書込情報311A,311Bは更新される都度、又は一定期間が経過する都度、会議サーバ装置3により、異なる端末装置1,1,…へ送信される。つまり、A端末装置1で書き込まれた画像の情報である書込情報311Aは、会議サーバ装置3からB端末装置1へ送信される。B端末装置1の書込情報311Bも同様に、会議サーバ装置3からA端末装置1へ送信される。
A端末装置1は、会議サーバ装置3から送信されるB端末装置1の書込情報311Bに基づき、画像を作成して表示処理部104によりディスプレイ114のアプリケーションの共有画面401に表示させる。このとき他の端末装置1での書込情報に基づく画像は、共有するドキュメントデータの頁毎の画像が属する最下層のレイヤと、A端末装置1で書き込まれて作成される画像が属する最上層のレイヤとの間のレイヤで描画されるようにしてある。B端末装置1でも同様である。
これにより、図5の最下部に示されるように、A端末装置1及びB端末装置1のいずれでも、共有するドキュメントデータの画像の上に、他の端末装置1,1,…で書き込まれた画像が表示され、最も上にA端末装置1又はB端末装置1自身のタブレット113にて書き込まれた画像が表示される。
また、各端末装置1,1,…にて共有ドキュメントデータ36のいずれのデータの、いずれの頁の画像が表示(閲覧)されているのかの情報が閲覧情報として記憶され、会議サーバ装置3へ定期的に送信される。例えば、端末装置1にてメイン画面400の前頁ボタン403又は後頁ボタン404上でクリック操作がされると、頁が変更された情報が会議サーバ装置3へ送信される。会議サーバ装置3では、各端末装置1,1,…毎に、いずれのデータのいずれの頁の画像が表示されているのかの情報を閲覧情報312A、312Bとして一時記憶部31に記憶する。なお、閲覧情報312A,312Bは、各端末装置1,1,…で各レイヤが重ねられた結果の画像でもよい。各端末装置1,1,…にていずれのデータのいずれの頁が表示されているかを会議サーバ装置3にて記憶されることにより、全ての端末装置1,1,…で同じタイミングで同じ頁が同期して表示されるように動作させるなどの処理も可能である。
このようにして、各端末装置1,1,…にてドキュメントデータの画像を共有し、当該画像の上に、自身で作成された画像が表示されると共に、他の会議参加者が用いる他の端末装置1,1,…で作成された画像をも共有する。したがって、各端末装置1,1,…を用いる会議参加者は、同じドキュメントデータを閲覧し、自身の書き込みを他の会議参加者へ見せたり、他の会議参加者の書き込みを見ることができる。このとき、各端末装置1,1,…でマイク117により集音された音声データも、会議サーバ装置3へ送信され会議サーバ装置3で重ねられて各端末装置1,1,…へ送信され、各端末装置1,1,…にてスピーカ118から出力される。これにより、資料及び音声を共有する電子会議を実現できる。
実施の形態1における会議サーバ装置3は、上述したようにドキュメントデータの画像、該画像への書き込み及び音声を共有する電子会議を実現した上で更に、各端末装置1,1,…を用いる会議参加者による書き込みに関する情報を集計し、各会議参加者がいずれの情報に注目しているかを示す統計情報を求める。ただし、実施の形態1における会議サーバ装置3は、各端末装置1,1,…から送信されて一時記憶部31に記憶している書込情報311A,311B,…について、後述する処理によって設定されるプライバシー設定情報に基づいて利用の可否を判断した上で、統計情報を求め、記憶部32に記憶する。
会議サーバ装置3は、統計情報を求めるために、いずれの頁を表示させているかを示す閲覧情報312A,312B,…を、夫々の利用の可否を判断した上で用いるとしてもよい。
以下、会議サーバ装置3により、プライバシー設定情報に基づいて利用の可否を判断した上で統計情報を求めるための構成について説明する。図6は、実施の形態1における会議サーバ装置3によって実現される機能を示す機能ブロック図である。会議サーバ装置3の制御部30は、書込解析部301、プライバシー設定部302、プライバシーフィルター部(判断部)303、及び集計部304として機能する。
制御部30は、書込解析部301による書込情報の解析結果をデータベース化した書込解析DB321を記憶部32に記憶し、プライバシー設定部302により各端末装置1,1,…から集めた設定情報をプライバシー設定情報DB322として記憶部32に記憶し、更に、集計部304による集計結果を集計結果DB323として記憶部32に記憶する。
書込解析部301は、各端末装置1,1,…から送信されて一時記憶部31に記憶されてある書込情報311A,311B,…に基づき、各端末装置1,1,…にてなされた書込みの内容を解析する。具体的には、制御部30は書込解析部301の機能により、各書込情報のオブジェクトの書式、又は座標、及び各書込情報が対応する各端末装置1,1,…の識別情報をデータベース化し、書込解析DB321に記憶する。
プライバシー設定部302は、各端末装置1,1,…から後述するように送信されるプライバシー設定情報を、端末装置1,1,…夫々を識別する識別情報毎に集計してデータベース化し、プライバシー設定情報DB322に記憶する。
プライバシーフィルター部(判断部)303は、プライバシー設定情報322を参照し、書込解析DB321に記憶してある書込情報について集計に利用できるか否かを判断し、利用できる書込情報を読み出して集計部304へ出力する。
集計部304は、プライバシーフィルター部303により出力された書込情報に基づき統計情報を求め、集計結果DB323に記憶すると共に、必要に応じて通信処理部34を介して外部へ送信する。
このように構成される会議システムにてまず、各端末装置1,1,…におけるプライバシー設定に基づき、会議サーバ装置3で書込情報が集計される処理の詳細を説明する。まず、各端末装置1,1,…におけるプライバシー設定の受付処理について説明する。
図4に示したように、メイン画面400はメニューボタンとしてプライバシー設定ボタン411を含む。会議参加者がペン130等によりプライバシー設定ボタン411を押下すると、プライバシー設定の各項目について公開か又は非公開かの設定をラジオボタン等で選択することができるようにしてある別画面が表示される。実施の形態1における項目とは、書込者を公開するか否か、書き込みの内容を公開するか否か、及び書き込みの位置を公開するか否かとする。項目がこれらに限られないことは勿論である。なお初期的に、書込者、書き込み自体及び書き込みの位置の全てについて公開と設定してあるプライバシー設定情報が記憶部102に記憶してあり、別画面では初期的にいずれも「公開」が選択されている。
端末装置1の制御部100は、当該別画面を表示すると、プライバシー設定を受け付ける以下の処理を実行する。図7は、実施の形態1の会議システムを構成する端末装置1でのプライバシー設定の受付処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部100は、書き込みの位置は「公開」と設定されたか否かを判断する(ステップS101)。制御部100は例えば、表示した画面の各項目の公開/非公開のラジオボタンについて、オンに設定されたか否かを画面から取得して判断する。制御部100は、書き込みの位置は「公開」と設定されたと判断した場合(S101:YES)、記憶部102のプライバシー設定情報の書き込みの位置について「公開」に設定する(ステップS102)。
次に制御部100は、書き込みの内容は「公開」と設定されたか否かを判断する(ステップS103)。制御部100は、書き込みの内容は「公開」と設定されたと判断した場合(S103:YES)、記憶部102のプライバシー設定情報の書き込みの内容自体について「公開」と設定する(ステップS104)。
更に制御部100は、書込者は「公開」と設定された否かを判断する(ステップS105)。制御部100は、ステップS105にて書込者は「公開」と設定されたと判断した場合(S105:YES)、記憶部102のプライバシー設定情報の書込者について「公開」と設定する(ステップS106)。設定が終了すると制御部100は、記憶部102のプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(ステップS107)、処理を終了する。この場合、書込情報はいずれも公開すると設定されることになる。
制御部100はステップS101にて、書き込みの位置は「非公開」と設定されたと判断した場合(S101:NO)、記憶部102のプライバシー設定情報の書き込みの位置について「非公開」に設定する(ステップS108)。このとき、書き込みの位置さえも「非公開」と設定されたので、書き込みの内容自体、及び書込者はいずれも公開しないとする。したがって、記憶部のプライバシー設定情報の書き込みの内容についても「非公開」に設定し(ステップS109)、書込者についても「非公開」に設定する(ステップS110)。制御部100は、設定したプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、当該端末装置1にて書き込まれた画像などの書込情報はいずれも「非公開」に設定され、統計情報にも利用されないことになる。
制御部100はステップS103にて、書き込みの内容は「非公開」と設定されたと判断した場合(S103:NO)、記憶部102のプライバシー設定情報の書き込みの内容について「非公開」に設定し(S109)、書込者についても「非公開」に設定する(S110)。制御部100は、設定したプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、当該端末装置1にて書き込まれた画像などの書込情報は、書き込みがなされた位置、即ち共通のドキュメント中のいずれの部分が注目されたかは公開され、統計情報に利用されるが、書き込まれた内容自体及び誰によって書き込まれたかを特定できる情報は公開されず、統計情報にも利用されない。
制御部100はステップS105にて、書込者は「非公開」と設定されたと判断した場合(S105:NO)、記憶部102のプライバシー設定情報の書込者について「非公開」に設定し(S110)、設定したプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、当該端末装置1にて書き込まれた画像などの書込情報は、書き込みがなされた位置、及び書き込まれた内容自体は公開又は統計情報に利用されるが、誰によって書き込まれたかを特定できる情報は公開もされず、統計情報への利用もされない。
図7のフローチャートに示した処理が実行されることにより、各端末装置1,1,…で設定されるプライバシー設定情報が会議サーバ装置3へ送信される。図7のフローチャートに示した処理が完了した場合、プライバシー設定用の画面は消去され、メイン画面400が表示される。
次に、プライバシー設定情報の送信先の会議サーバ装置3における処理を説明する。図8は、実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置3にて行なわれるプライバシー設定処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部30は、端末装置1,1,…からプライバシー設定情報が送信される都度、プライバシー設定部302の機能により、以下に示す処理を実行する。
制御部30は、プライバシー設定部302の機能により、端末装置1からプライバシー設定情報を受信する(ステップS21)。制御部30は、受信したプライバシー設定情報を送信元の端末装置1を識別する情報、例えば、認証時のユーザID、又はネットワークアドレスと対応付けてデータベース化し、記憶部32におけるプライバシー設定情報DB322に記憶する(ステップS22)。
これにより、各端末装置1,1,…のプライバシー設定情報が各端末装置1,1,…を識別するユーザID毎、又は端末装置1,1,…のネットワークアドレス毎に記憶される。
次に、会議が進行して各端末装置1,1,…にて共有するドキュメントデータの画像が表示され、各端末装置1,1,…を用いる会議参加者がメイン画面400の共通画面401上でペン等により書き込みが行なわれている間に会議サーバ装置3で実行される集計処理について説明する。会議が進行中は、会議サーバ装置3から各端末装置1,1,…へ共有するドキュメントデータの画像の情報が送信されると共に、各端末装置1,1,…からの書込情報及び閲覧情報が会議サーバ装置3へ送信される。会議サーバ装置3は、送信される各書込情報及び閲覧情報を端末装置1,1,…毎に一時記憶部31に記憶し、更新する。
図9は、実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置3にて行なわれる集計処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部30は、会議システムを利用した会議が開始されると、以下の処理を実行する。
制御部30は、書込解析部301の機能により、各端末装置1,1,…毎に一時記憶部31に記憶している書込情報311A,311B,…及び閲覧情報312A,312B,…が更新されたか、又は一定期間が経過したかを判断する(ステップS301)。
制御部30は、ステップS301にて更新もされておらず、一定期間の経過もしていないと判断した場合(S301:NO)、処理をステップS301へ戻して更新されたか又は一定期間が経過するまで待機する。
制御部30は、ステップS301にて書込情報311A,311B,…及び閲覧情報312A,312B,…が更新されたか、又は一定期間が経過したと判断した場合(S301:YES)、書込解析部301の機能により、書込情報311A,311B,…及び閲覧情報312A,312B,…を送信元の端末装置1,1,…の識別情報(ここでは、認証時のユーザID)毎にデータベース化して書込解析DB321へ記憶、更新する(ステップS302)。
一方で制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、書込解析DB321が更新されたか、又は一定期間が経過したか否かを判断する(ステップS303)。制御部30は、書込解析DB321が更新されず、且つ一定期間も経過していないと判断した場合(S303:NO)、処理をステップS303に戻し、更新又は一定期間が経過するまで待機する。
ステップS301及びS302の処理と、ステップS303の処理とは並列的に行なってもよい。
制御部30は、書込解析DB321が更新されたか、又は一定期間が経過したと判断した場合(S303:YES)、各端末装置1,1,…の識別情報を1つずつ読み出す(ステップS304)。制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、読み出した識別情報に対応する書込情報を書込解析DB321から読み出し(ステップS305)、ステップ304で読み出した識別情報に対応するプライバシー設定情報をプライバシー設定情報DB322から読み出す(ステップS306)。
制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、読み出したプライバシー設定情報に基づき、書込情報を集計する処理を実行する(ステップS307)。プライバシー設定情報に基づく書込情報の集計処理の詳細は後述にて説明する。
制御部30は、現在会議に参加している全ての端末装置1,1,…からの書込情報及び閲覧情報について処理を行なったか否かを判断し(ステップS308)、処理を行なっていないと判断した場合(S308:NO)、処理をステップS304へ戻し、他の端末装置1,1,…からの書込情報についても処理を行なう。
制御部30は、ステップS308にて全ての端末装置1,1,…からの書込情報及び閲覧情報について処理を行なったと判断した場合(S308:YES)、会議が終了したか否かを判断する(ステップS309)。会議が終了したか否かは、例えば全ての端末装置1,1,…からの接続が切れたか否かにより判断される。制御部30は、会議が終了していないと判断した場合(S309:NO)、処理をステップS301へ戻し、新たな書き込みがされるか、又は一定期間が経過するまで待機する。
制御部30は、ステップS309にて会議が終了したと判断した場合(S309:YES)、集計部304による集計結果を集計結果DB323から読み出し(ステップS310)、特定の端末装置1へ集計結果を送信し(ステップS311)、処理を終了する。ここで特定の端末装置1とは、当該会議にて主に発言者となっている会議参加者のユーザIDにて認証された端末装置1である。他に例えば、議事録作成者、会議進行役又は会議管理者として登録された会議参加者のユーザIDにて認証された端末装置1でもよい。
図10は、実施の形態1の会議システムを構成する会議サーバ装置3にて行なわれる集計処理手順の一例の詳細を示すフローチャートである。図10のフローチャートに示す処理手順は、図9のフローチャートに示す処理手順の内のステップS307の詳細に対応する。
制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、読み出されてあるプライバシー設定情報が含む各項目の内、書き込みの位置が「公開」に設定されている否かを判断する(ステップS41)。制御部30は、「公開」に設定されていると判断した場合(S41:YES)、書き込みがされたドキュメントデータ上の位置を集計部304にて集計する(ステップS42)。
制御部30は、ステップS41にて「非公開」に設定されていると判断した場合(S41:NO)、他の項目についても「非公開」に設定されているから、いずれの情報も集計することなしに、図9のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。
次に制御部30は、読み出されてあるプライバシー設定情報が含む各項目の内、書き込みの内容が「公開」に設定されているか否かを判断する(ステップS43)。制御部30は、ステップS43にて「公開」に設定されていると判断した場合(S43:YES)、書き込みの内容を公開すべく集計部304により集計する(ステップS44)。
制御部30は、ステップS43にて「非公開」に設定されていると判断した場合(S43:NO)、図9のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。このとき、書き込みの位置のみ利用されて集計される。
更に制御部30は、読み出されてあるプライバシー設定情報が含む各項目の内、書込者が「公開」に設定されているか否かを判断する(ステップS45)。制御部30は、ステップS45にて「公開」に設定されていると判断した場合(S45:YES)、書込者も特定されるように利用されるように集計部304により集計し(ステップS46)、図9のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。このとき全ての書込情報が利用されて集計される。
制御部30は、ステップS45にて「非公開」に設定されていると判断した場合(S45:NO)、図9のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。このとき、書込者のみ集計に利用されない。
図9及び図10に示した処理手順を実行することにより、各会議参加者は自身の書き込みの利用範囲を自ら設定し、どのように利用されるかを把握することができる。
なお、図9及び図10のフローチャートに示した処理手順は一例であって、識別情報毎に書込情報及びプライバシー設定情報を読み出して判断する構成とせずとも、新たに更新された書込情報毎に1つずつ読み出し、読み出した書込情報に対応する識別情報を書込解析DB321から読み出し、読み出した識別情報に対応するプライバシー設定情報をプライバシー設定情報DB322から読み出して、集計を行なうか否か、書込情報毎に判断してもよい。
図11及び図12は、図9及び図10のフローチャートに示された集計処理の結果を具体的に示す説明図である。図11には、1つの端末装置1、例えばA端末装置1における共有画面401上の書き込みの内容例を示す。なお、当該A端末装置1では、書き込みの内容及び書込者が「非公開」と設定されているとする。図12には、上述の特定の端末装置1のディスプレイ114に表示されている共有画面401の内容例を示す。
図11の内容例では、共有されているドキュメントデータのドキュメント画像402に含まれる棒グラフの上に楕円形の図形の書き込みと、図形の書き込みから矢印が描画され、「重要!」というテキストの書き込みとがなされている。図11に示す内容例では、書込情報として、楕円形及び矢印の各オブジェクトの座標、長さ又は大きさの情報、並びに「重要!」というテキストの座標、及び画像自体の情報が会議サーバ装置3へ送信される。
会議サーバ装置3では、図11の内容例に対応するA端末装置1の識別情報に対応するプライバシー設定情報を既に受信してプライバシー設定情報DB322に記憶している。この場合のプライバシー設定情報は、上述のように書き込みの内容及び書込者が「非公開」と設定されている。したがって会議サーバ装置3の制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、書き込みの位置のみを集計部304にて集計する。集計処理は書き込みの位置毎になされ、当該位置に何人の会議参加者によって書き込みがなされたかが計数される。これにより、図12に示すように、書き込みの位置のみが破線で示され、当該位置に書き込みを行なった人数が「2人」と表示されている。
他に例えば、図11の内容例に示す書き込みがなされたA端末装置1におけるプライバシー設定情報が、書込情報のいずれも「公開」しないと設定されていた場合、会議サーバ装置3では計数にさえも利用されないので、図12の例では「1人」と表示されることになる。また、同様にA端末装置1におけるプライバシー設定情報が、書込情報のいずれも「公開」すると設定されていた場合、会議サーバ装置3では書き込みの位置のみならず、書き込みの内容及び書込者をも計数、公開され、図12の例は「重要!」というテキスト及びA端末装置1を利用する会議参加者のユーザID、又はユーザIDに対応する参加者名若しくは参加者に対応する色など、人物を特定できる情報が表示されることになる。
このように、会議サーバ装置3におけるプライバシー設定部302及びプライバシーフィルター部303の機能により、各端末装置1,1,…における書込情報の内、「公開」に設定された書込情報のみが利用されて集計がされる。これにより、共有するドキュメントデータの内のいずれの情報に関する書き込みであるかを特定できる情報、又は画像の作成者に当たる会議参加者を特定する情報夫々について利用してもよいか否かを会議参加者が自ら設定し、認識するとができる。各端末装置1,1,…を用いる会議参加者は公開と設定されているか否かを認識した上で躊躇することなく書き込みをすることができるから、自由闊達な会議運営が促進される。なお、プライバシー設定は、管理者が利用する端末装置1からのみ設定できる構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、書き込みに加え、共有するドキュメントデータを表示している間に各会議参加者が検索処理を行なう場合に、検索処理に係る情報を集計する場合の例を説明する。
実施の形態2における会議システムのハードウェア構成は、実施の形態1における会議システムの構成と同様であり、端末装置1におけるプライバシー情報の設定処理の詳細、及び会議サーバ装置3における処理の詳細が異なる。したがって、以下の説明では、実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、実施の形態2におけるメイン画面400における検索処理について説明する。図13は、実施の形態2における端末装置1のディスプレイ114に表示されるメイン画面400の一例を示す説明図である。
図13中、斜線の範囲にて示すように、実施の形態2の端末装置1の端末用アプリケーションでは、共有画面401に表示されているドキュメントデータ画像402にテキストが含まれている場合、当該テキストを選択できるようにしてある。そして、テキストを選択した状態で、マウス又はペンの右クリック等を押下すると、選択したテキストを検索語とする検索メニュー413が表示される。また、メイン画面400はメニューとして検索メニュー414を含み、これらの検索メニュー413及び414をペン130等にてクリックした場合、検索ツールが起動するようにしてある。検索メニュー413から起動した場合には、選択したテキストが検索語となるように構成されてもよいし、検索語を自由に入力できるように構成されていてもよい。
実施の形態2における端末装置1は、このようなメイン画面400を表示中の検索処理を検知し、検索に係る情報を、表示中のドキュメントデータに関連する情報として会議サーバ装置3へ送信することが可能である。そこで実施の形態2における端末装置1では、検索に係る情報を、会議サーバ装置3で集計対象としてもよいか否かを設定することが可能である。
実施の形態2でも、会議参加者がメイン画面400のプライバシー設定ボタン411を押下すると、プライバシー設定について別画面がディスプレイ114に表示され、各項目について設定が可能である。実施の形態2における項目は、書込者を公開するか否か、書き込みの内容を公開するか否か、及び書き込みの位置を公開するか否かに加え、検索処理に関し、検索者を公開するか否か、検索内容を公開するか否か、及び検索の位置を公開するか否かを含む。初期的に、記憶部102に記憶してあるプライバシー設定情報は、いずれの項目についても「公開」が選択される。
実施の形態2における端末装置1の制御部100は、当該別画面を表示すると、プライバシー設定を受け付ける以下の処理を実行する。図14及び図15は、実施の形態2の会議システムを構成する端末装置1でのプライバシー設定の受付処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図14及び図15のフローチャートに示す処理手順の内、実施の形態1における図7のフローチャートと共通する処理手順については同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
制御部100は、書き込みの位置、内容及び書込者についての設定を受け付け(S101〜S106及びS108〜S110)、ステップS106でいずれの項目についても「公開」と設定されたと判断したか(S105:YES)、又は、全て若しくは一部の項目について「非公開」と設定した場合(S110)、処理をステップS111へ進める。
次に制御部100は、検索の位置は「公開」と設定されたか否かを判断する(ステップS111)。制御部100は、検索の位置は「公開」と設定されたと判断した場合(S111:YES)、記憶部102のプライバシー設定情報の検索の位置について「公開」に設定する(ステップS112)。
次に制御部100は、検索の内容は「公開」と設定されたか否かを判断する(ステップS113)。制御部100は、検索の内容は「公開」と設定されたと判断した場合(S113:YES)、記憶部102のプライバシー設定情報の検索の内容自体について「公開」と設定する(ステップS114)。
更に制御部100は、検索者は「公開」と設定された否かを判断する(ステップS115)。制御部100は、ステップS115にて検索者は「公開」と設定されたと判断した場合(S115:YES)、記憶部102のプライバシー設定情報の検索者について「公開」と設定する(ステップS116)。設定が終了すると制御部100は、記憶部102のプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、書込情報及び検索に関する情報はいずれも公開すると設定され、統計情報に用いられることになる。
制御部100はステップS111にて、検索の位置は「非公開」と設定されたと判断した場合(S111:NO)、記憶部102のプライバシー設定情報の検索の位置について「非公開」に設定する(ステップS117)。このとき、検索の位置さえも「非公開」と設定されたので、検索の内容自体、及び検索者はいずれも公開しないとする。したがって、記憶部のプライバシー設定情報の検索の内容についても「非公開」に設定し(ステップS118)、検索者についても「非公開」に設定する(ステップS119)。制御部100は、設定したプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、当該端末装置1にて書き込まれた画像などの書込情報及び実行された検索に関する情報はいずれも「非公開」に設定され、統計情報にも利用されないことになる。
制御部100はステップS113にて、検索の内容は「非公開」と設定されたと判断した場合(S113:NO)、記憶部102のプライバシー設定情報の書き込みの内容について「非公開」に設定し(S118)、検索者についても「非公開」に設定する(S119)。制御部100は、設定したプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、当該端末装置1にて実行された検索に関する情報は、検索がなされた位置、即ち共通のドキュメント中のいずれの部分が注目されたかは公開され、統計情報に利用されるが、検索の内容自体及び誰によって検索されたかを特定できる情報は公開されず、統計情報にも利用されない。
制御部100はステップS115にて、検索者は「非公開」と設定されたと判断した場合(S115:NO)、記憶部102のプライバシー設定情報の検索者について「非公開」に設定し(S119)、設定したプライバシー設定情報を会議サーバ装置3へ送信し(S107)、処理を終了する。この場合、当該端末装置1にて実行された検索に関する情報は、検索がなされた位置、及び検索の内容自体は公開又は統計情報に利用されるが、誰によって検索されたかを特定できる情報は公開もされず、統計情報への利用もされない。
このように各端末装置1,1,…から送信されるプライバシー設定情報に基づいて、実施の形態2における会議サーバ装置3にて実現される機能及び実行される処理について説明する。
図16は、実施の形態2における会議サーバ装置3によって実現される機能を示す機能ブロック図である。図16に示す各機能の内、実施の形態1における図6に示した機能と同一の機能については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態2における会議サーバ装置3の制御部30は、実施の形態1同様に、書込解析部301、プライバシー設定部302、プライバシーフィルター部(判断部)303、及び集計部304として機能すると共に、検索解析部305としても機能する。制御部30は、検索解析部305の機能により、各端末装置1,1,…から送信される検索に関する情報を集計し、検索解析DB324として記憶部32に記憶する。
会議サーバ装置3の制御部30は、図14及び図15のフローチャートに示した処理によって各端末装置1,1,…から検索に関する設定も含むプライバシー設定情報が送信された場合、これを受信し、プライバシー設定部302の機能により、記憶部32のプライバシー設定情報DB322に記憶する処理を行なう(実施の形態1における図7参照)。
プライバシーフィルター部303は、プライバシー設定情報322を参照し、書込解析DB321に記憶してある書込情報と、検索解析DB324に記憶してある各端末装置1,1,…にて実行された検索に関する情報について夫々、集計に利用できるか否かを判断し、利用できる書込情報及び検索に関する情報を読み出して集計部304へ出力する。
実施の形態2の会議サーバ装置3にて行なわれる、検索に関する情報を含む集計処理について、フローチャートを参照して説明する。図17は、実施の形態2における会議サーバ装置3にて行なわれる集計処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部30は、会議システムを利用した会議が開始されると、以下の処理を実行する。なお、図17のフローチャートに示す処理手順の内、実施の形態1における図9のフローチャートと共通する処理手順については同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、読み出したプライバシー設定情報に基づき、書込情報を集計する処理(図10参照)を実行し(S307)、続いて検索に関する情報を集計する処理を実行する(ステップS312)。その後制御部30は、現在会議に参加している全ての端末装置1,1,…からの書込情報、閲覧情報及び検索に関する情報について処理を行なったか否かを判断する(S308)。
図18は、実施の形態2の会議システムを構成する会議サーバ装置にて行なわれる集計処理手順の一例の詳細を示すフローチャートである。図18のフローチャートに示す処理手順は、図17のフローチャートに示す処理手順の内のステップS312の詳細に対応する。
制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、読み出されてあるプライバシー設定情報が含む各項目の内、検索の位置が「公開」に設定されている否かを判断する(ステップS51)。制御部30は、「公開」に設定されていると判断した場合(S51:YES)、検索が実行されたときに選択されていたテキストのドキュメントデータ上の位置を集計部304にて集計する(ステップS52)。
制御部30は、ステップS51にて「非公開」に設定されていると判断した場合(S51:NO)、他の項目についても「非公開」に設定されているから、いずれの情報も集計することなしに、図17のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。
次に制御部30は、読み出されてあるプライバシー設定情報が含む各項目の内、検索内容が「公開」に設定されているか否かを判断する(ステップS53)。制御部30は、ステップS53にて「公開」に設定されていると判断した場合(S53:YES)、検索内容を公開すべく集計部304により集計する(ステップS54)。検索内容は例えば、検索のキーワードと、該キーワードに対する検索結果の情報である。
制御部30は、ステップS53にて「非公開」に設定されていると判断した場合(S53:NO)、図17のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。このとき、検索が実行されたテキストのドキュメント上の位置のみ利用されて集計が行なわれる。
更に制御部30は、読み出されてあるプライバシー設定情報が含む各項目の内、検索者が「公開」に設定されているか否かを判断する(ステップS55)。制御部30は、ステップS55にて「公開」に設定されていると判断した場合(S55:YES)、検索者も特定されるように利用されるように集計部304により集計し(ステップS56)、図17のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。このとき、検索に関する情報は全て利用されて集計される。
制御部30は、ステップS55にて「非公開」に設定されていると判断した場合(S55:NO)、図17のフローチャートおけるステップS308へ処理を戻す。このとき、検索者の情報のみ集計に利用されない。
図17及び図18に示した処理手順を実行することにより、各会議参加者は自身の書き込み及び検索に関する情報の利用範囲を自ら設定し、どのように利用されるかを把握することができる。
図19及び図20は、図17及び図18のフローチャートに示された集計処理の結果を具体的に示す説明図である。図19には、1つの端末装置1、例えばA端末装置1における共有画面401上の書き込み、及び検索が実行された際の表示の内容例を示す。なお、当該A端末装置1では、書き込みの内容、書込者、検索の内容及び検索者が「非公開」と設定されているとする。図20には、集計結果が送信される特定の端末装置1のディスプレイ114に表示されている共有画面401の内容例を示す。
図19の内容例では、共有されているドキュメントデータのドキュメント画像402に含まれる棒グラフの上に楕円形の図形の書き込みと、図形の書き込みから矢印が描画され、「重要!」というテキストの書き込みとがなされ、更に棒グラフの右横のテキストにて検索メニューにより起動した画面が表示されている。この場合、A端末装置1から書込情報として、楕円形及び矢印の各オブジェクトの座標、長さ又は大きさの情報、並びに「重要!」というテキストの座標、及び画像自体の情報が会議サーバ装置3へ送信される。更に、A端末装置1からは、検索メニューが起動したときに選択されているテキスト(検索内容)、当該テキストのドキュメント画像402における座標、及び検索結果の内容が検索に関する情報が会議サーバ装置3へ送信される。
会議サーバ装置3では、図19の内容例に対応するA端末装置1の識別情報に対応するプライバシー設定情報を既に受信してプライバシー設定情報DB322に記憶している。この場合のプライバシー設定情報は、上述のように書き込みの内容、書込者、検索内容及び検索者が「非公開」と設定されている。したがって会議サーバ装置3の制御部30は、プライバシーフィルター部303の機能により、書き込みの位置及び検索の位置のみを集計部304にて集計する。集計処理は書き込みの位置についての処理に加え、検索がされた位置毎になされ、当該位置に表示されるテキストについて何人の会議参加者が検索を行なったかが計数される。これにより、図20に示すように、書き込みの位置が破線で示され、当該位置に書き込みを行なった人数が「2人」と表示され、更に、検索が行なわれた位置が破線で示され、当該位置に表示されているテキストについて検索を行なった人数が「3人」と表示されている。
他に例えば、図19の内容例に示す端末装置1におけるプライバシー設定情報が、検索に関する情報のいずれも「公開」しないと設定されていた場合、会議サーバ装置3では計数にさえも利用されないので、図20の例では「2人」と表示されることになる。また、同様にA端末装置1におけるプライバシー設定情報が、検索に関する情報のいずれも「公開」すると設定されていた場合、会議サーバ装置3では検索が行なわれたテキストの位置のみならず、検索内容(検索キーワード)及び検索者をも計数されて公開される。この場合、図20の例では、検索を行なったA端末装置1を利用する会議参加者のユーザID、又はユーザIDに対応する参加者名若しくは参加者に対応する色など、人物を特定できる情報が表示されることになる。
このように、会議サーバ装置3におけるプライバシー設定部302及びプライバシーフィルター部303の機能により、各端末装置1,1,…における書込情報及び検索に関する情報の内、「公開」に設定された書込情報及び検索に関する情報のみが利用されて集計がされる。これにより、共有するドキュメントデータの内のいずれの情報に関する検索が実行されたかを特定できる情報、又は検索を行なった者を特定する情報夫々について利用してもよいか否かを、会議参加者が自ら設定し、認識するとができる。各端末装置1,1,…を用いる会議参加者は公開と設定されているか否かを認識した上で躊躇することなく書き込みをすることができるから、自由闊達な会議運営が促進される。なお、プライバシー設定は、管理者が利用する端末装置1からのみ設定できる構成としてもよい。
実施の形態2では、書込情報の集計処理及び検索に関する情報の集計処理のいずれも実行する構成を示した。しかしながら本発明はこれに限らず、検索に関する情報の集計処理のみを実行する構成としてもよい。また、検索に関する情報について集計がされ、統計情報が求められる構成を示したが、検索のみならず会議にて共有されるドキュメントに関する会議参加者の他の行動に関する情報を集計する際に、利用可否を設定することが可能な構成としてもよい。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 端末装置(第2の情報処理装置)
101 一時記憶部
102 記憶部
105 通信処理部
1P 会議端末用プログラム(コンピュータプログラム)
2 ネットワーク
3 会議サーバ装置(第1の情報処理装置)
30 制御部
31 一時記憶部
32 記憶部
34 通信処理部
36 共有ドキュメントデータ
302 プライバシー設定部
303 プライバシーフィルター部(判断部、判断手段)

Claims (5)

  1. 画像情報を記憶する第1情報処理装置と、第1の情報処理装置と通信することが可能であり表示部を備える複数の第2情報処理装置とを含み、第1情報処理装置は、画像情報を前記複数の第2情報処理装置へ送信し、第2情報処理装置は夫々、第1情報処理装置から受信する画像情報に基づく画像を表示部に表示して複数の第2情報処理装置で共有し、第2情報処理装置は夫々、前記画像の表示中に受け付けた操作に応じた前記画像に関連する関連情報を記憶し、第1情報処理装置へ前記関連情報を送信し、第1情報処理装置は第2情報処理装置から受信した関連情報を記憶し、記憶した関連情報に基づき統計情報を求めるようにしてある会議システムにおいて、
    前記複数の第2情報処理装置は、
    記憶した関連情報の公開又は非公開のいずれかの設定を受け付ける受付手段を備え、
    該受付手段により受け付けた設定を示す設定情報を第1情報処理装置へ送信するようにしてあり、
    第1情報処理装置は、
    複数の第2情報処理装置から関連情報及び設定情報を受信するようにしてあり、
    受信した設定情報に基づき、各第2情報処理装置から受信した前記関連情報の利用の可否を判断する判断手段と、
    利用可と判断した関連情報を利用して統計情報を求める手段と
    を備えることを特徴とする会議システム。
  2. 前記関連情報は、前記操作に応じて作成される画像、該画像の前記画面における位置情報、及び第2情報処理装置を夫々使用する会議参加者を識別する参加者情報の内の1又は複数を含み、
    前記受付手段は、前記画像、位置情報及び参加者情報夫々の公開又は非公開の設定を受け付けるようにしてあり、
    第1情報処理装置の前記判断手段は、受信した関連情報が含む情報毎の設定情報に基づき利用の可否を判断するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の会議システム。
  3. 第2情報処理装置は夫々、画像を表示中に検索指示を受け付けて検索処理を実行し、検索結果を前記画面に表示する手段を備え、
    前記関連情報は、前記検索指示における検索語、前記検索指示を受け付けたときの操作により選択されていた箇所の前記画像内における位置情報、前記検索指示に対応する検索結果、及び検索指示を受け付けたときの第2情報処理装置を使用する会議参加者を識別する参加者情報の内の1又は複数を含み、
    前記受付手段は、前記検索語、該検索語の位置情報、検索結果、又は参加者情報夫々の公開又は非公開の設定を受け付けるようにしてあり、
    第1情報処理装置の前記判断手段は、受信した関連情報が含む情報毎の設定情報に基づき利用の可否を判断するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は2のいずれか1つに記載の会議システム。
  4. 第1情報処理装置は、求めた統計情報を外部へ送信する手段を備えること
    を特徴とする請求項1から3までのいずれか1つの記載の会議システム。
  5. 画像情報を記憶する第1情報処理装置と、第1情報処理装置と通信することが可能であり表示部を備える複数の第2情報処理装置とを含むシステムで、第1情報処理装置は、画像情報を前記複数の第2情報処理装置へ送信し、第2情報処理装置は夫々、第1情報処理装置から受信する画像情報に基づく画像を表示部に表示して複数の第2情報処理装置で共有し、第2情報処理装置は夫々、前記画像の表示中に受け付けた操作に応じて前記画像に関連する関連情報を記憶し、第1情報処理装置へ前記関連情報を送信し、第1情報処理装置は複数の第2情報処理装置から受信した関連情報を記憶し、記憶した関連情報に基づき統計情報を求める情報処理方法において、
    前記複数の第2情報処理装置は、
    記憶した関連情報の公開又は非公開のいずれかの設定を受け付け、
    受け付けた設定を示す設定情報を第1情報処理装置へ送信し、
    第1情報処理装置は、
    複数の第2情報処理装置から関連情報及び設定情報を受信し、
    受信した設定情報に基づき、第2情報処理装置から受信した前記関連情報の利用の可否を判断し、
    利用可と判断した関連情報を利用して統計情報を求める
    ことを特徴とする情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016045634A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 スケジュール連携情報処理装置
JP2017091010A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、方法およびプログラム
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