JP2011127112A - 硬化性のソリッドインクの組成物 - Google Patents

硬化性のソリッドインクの組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】室温において高い硬度、早い硬化速度、汚れない、プリントのリサイクル性を有する硬化性ソリッドインクを提供する。
【解決手段】フリーラジカル重合によって硬化できる少なくとも一つの硬化性ワックスと;少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、プレポリマーと;少なくとも一つの非硬化性ワックスと;少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位の組成物と;顔料とを含み、ここで前記成分は、20から25℃までの第一温度において固形である硬化性インク組成物を形成し、そして前記成分は、40℃より高い温度の第二温度において液体の組成物を形成する放射線硬化可能なソリッドインク。
【選択図】なし

Description

カラー印刷の相転移インクは通常、相転移インクと相溶性のある顔料の組み合わせの相転移インクキャリア組成物を含む。色相転移インクの一式は、インクのキャリア組成物と相溶性のある減法混色の組み合わせから形成することができる。減法混色相転移インクは4つの要素の染料、すなわちシアン(cyan)、マゼンタ(magenta)、イエロー(yellow)、およびブラック(black)を含むことができる。
通常インクジェットプリンターと使用するソリッドインクは、ワックス基材インク媒体(wax−based ink vehicle)、例えば結晶性ワックスを主成分としたインク媒体を有する。この様なソリッドインクジェットインクは鮮明な色のイメージを提供する。通常、結晶性ワックスインクを転写部材上に、120から140℃までの温度で噴出する。ワックス基材インクをこの様な高温度に加熱し、その粘度を低下させることによって、転写部材の噴出に効率的な、適したものになる。転写部材は通常60℃の温度であるから、ワックスが固化または結晶化するまで十分に冷却するであろう。転写部材を記録媒体上に転がすことにより、ワックス基材インクからなるイメージを用紙上に押し付ける。
結晶性ワックスの使用は従来のソリッドインクを用いたプリンティングプロセスにおいて、特にインクを用紙に直接塗布すると、制限を課す。第一に、プリントヘッドは120℃の温度において保持しなくては、多数の問題を引き起こすことができる。この様な高温度で、分子的にインク媒剤に溶解する染色は、しばしば望ましくない相互作用による質の悪いインク性能として影響する。染色は熱劣化、インクから用紙または他の基材に染色が拡散する影響を受けやすく、質の悪いイメージクオリティーおよび透き通しにつながり、他の溶媒とイメージとの接触を作るための浸出となり、質の悪い水/溶媒の定着につながる。用紙に直接的に塗布するため、イメージを印刷後熱し、ドットゲインを達成することが望ましい。いくつかの基材で、インク粒子の拡散に適した条件は達成に困難である。プリントヘッドを冷却し、再度暖めたとき、得られたインクの収縮および拡張は適したプリントヘッドに適した条件を達成するために、浄化サイクルを必要とする。現在のインクのロバスト性(robustness)(例えば汚れ防止(smear resistance))は多々の潜在用途に不十分である。
現在入手可能なインク組成物はその本来の目的に適している一方、低温度および低エネルギー消費で処理でき、ロバストネスを改善し、噴出の信頼性および寛容度を改善し、中間転写ドラム(intermediate transfuse drum)および高圧定着を必要とせず;噴出温度で望ましい低粘度値を示し、改善した外観および感触の特徴のイメージを作り出し、改善した強度および硬度の特徴のイメージを作り出し、そして多数の一般的に使用される基材に適していて、毒性もしくは危険な化合物がその組成物に使用されていないという範囲で保障し、そのような材料を新種のインクから移動、蒸発、または抽出の調節または改善するといった圧電性のインクジェットプリンティングプロセスにおいてプリントできる新種のソリッドインクの必要性が依然としてある。いくつかの応用における使用、例えば食品包装、直接用紙に印刷として使用するとき、存在する全ての抽出物の量を減少するかまたは完全に除去することが望ましく、例えば環境、健康そして安全性の要件を満たす新種ソリッドインクの必要性がある。
記載は、(1)インクジェットプリンティング器具内にフリーラジカル重合によって硬化することができる少なくとも一つの硬化性ワックス;少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマー;少なくとも一つの非硬化性ワックス;少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位;および顔料を含み、前記成分は第一温度において固形の硬化性インク組成物を形成し、ここで第一温度は20から25℃まで、そして前記成分は第二温度において液体の硬化性インク組成物を形成し、ここで第二温度は40℃をより高い温度であり、(2)インクを溶解し、(3)溶解性インク粒子を像様パターン通り、最終の記録媒体に直接噴出し、そして(4)像様パターンを最終記録媒体に紫外線で感光してなる放射線硬化性ソリッドインク組成物およびプロセスである。
さらに記載は、フリーラジカル重合によって硬化することができる少なくとも一つの硬化性ワックス;少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマー;少なくとも一つの非硬化性ワックス;少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位;および顔料;を含有した硬化性インク組成物において、最終組成物は20から25℃までの室温において固形の硬化性インク組成物を含むインクジェットプリンターのインクスティックまたはペレットである。
直接気質に印刷する一方、さらに汚れ防止を高めることに挑むことを満たすことができる放射線硬化性ソリッドインク組成物を記載する。本硬化性ソリッドインク(curable solid inks)(CSI)の取り扱い、安全性、および固体、相変異インクと通常関連のあるプリントの質を保つが、しかしさらなる飛躍的進歩性能、例えば100℃以下の温度における噴出力、温度変化によるわずかな縮小、デザインの柔軟性による本願の要求および市場のニーズに素早い順応性、種々の光沢、硬度調整、粘着調整を達成する性能、溶解/光沢の処理ステップは大半の本願において必要とせず、従来のワックス基材インクと比較して高い硬度、汚れ防止、そしてプリントのリサイクル性の性質といった利点を有する。
放射線硬化性ソリッドインク組成物は、フリーラジカル重合によって硬化することができる少なくとも一つの硬化性ワックスと、少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマーと;少なくとも一つの非硬化性ワックスと;少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位の組成物と;少なくとも一つの顔料とを含み、前記成分は第一温度において固形である硬化性インク組成物を形成し、ここで第一温度において20から25℃までであり、前記成分は第二温度において液体の組成物を形成し、ここで第二温度は40℃より高い温度、実施形態において、40から95℃より高い温度、または45から80℃もしくは50から60℃であることを含むものを提供する。本CSI組成物はワックス類、樹脂類、モノマー類、硬化性ワックスおよびフリーラジカル光開始剤類の混合物を含み、全てが室温で液状成分を含まず、40℃以下においてわずかな匂いまたは無臭である。さらに本明細書の放射線硬化性ソリッドインク組成物は、フリーラジカル重合によって硬化することができる硬化性ワックス;モノマーまたはオリゴマー、非硬化性ワックス;フリーラジカル光開始剤;顔料で;硬化性ワックス、モノマーまたはオリゴマー、非硬化性ワックスおよびフリーラジカル光開始剤は20から25℃までの室温において固形であることを含む。
要素は70から100℃までの範囲の温度で噴出することができる。予想外に本発明のインクは半硬化の硬化が室温(25℃)において20から50までの範囲で形成することができる(ソリッドインクの硬度は通常67である)一方、本CSI組成物は室温でさえも高効率で光化学硬化し、イメージ形成することができることを見出し、硬化後は良好な汚れ防止と硬度であることから、現在入手可能なソリッドインクより比較的良好であることを見出した。特性の組み合わせは本CSI組成物において帰属の働きをすることができ、そして/または新規の応用およびプリンティングシステムの役割を可能にする状態にある。
本明細書の硬化性ワックスは、フリーラジカル重合で硬化することができるいかなる適した硬化性ワックスであることができる。適した硬化性ワックスの例は、硬化性群として機能するものからなる。硬化性群はアクリレート、メタクリレート、アルケン、ビニール、およびアリルエーテルからなる。放射線硬化性ソリッドインク組成物は少なくとも一つの硬化性ワックス少なくとも一つの硬化性ワックスはアクリレート、メタクリレート、アルケン、ビニール、またはアリルエーテル官能基群からなる。このワックスは転換できる官能基、例えばカルボン酸基またはヒドロキシル、を備えたワックスとの反応で合成することができる。
炭素鎖CH−(CH−CHOH構造の混合物において、鎖の長さnの混合物における平均の鎖の長さは選択された実施形態において16から50までの範囲で、直鎖低分子量と同様の平均の鎖の長さポリエチレンを含有する硬化性群と共に機能してもよいヒドロキシル末端ポリエチレンワックスである。このようなワックスはUNILIN(登録商標)350、UNILIN(登録商標)425、UNILIN(登録商標)550、およびUNILIN(登録商標)700とMnがそれぞれ約375、460、550、および700g/molのものからなる。ゲルベアルコール類は、2,2−ジアルキル−1−エタノール類として特徴付けられ、さらに適した化合物である。ゲルベアルコール類は炭素原子16から36までからなり、多数のものはJarchem Industries Inc.から市販されている。
PRIPOL(登録商標)2033であるC−36二量体ジオールの混合物は次式の異性体からなる

Figure 2011127112

並びにUniqemaから入手可能な不飽和で環状の群からなる他の分岐異性体からなる。さらなるC36二量体ジオールの情報は、例えば“Dimer Acids,”Kird−Othmer Encyclopedia of Chemical Technology,Vol.8,4th E.(1992),pp223から237までに開示する。これらのアルコール類はUV硬化性部位を備えるカルボン酸塩類と反応することができ、反応の早いエステルを形成する。これらの酸類はアクリルおよびメタクリル酸類からなる。具体的な硬化性モノマー類はUNILIN(登録商標)350、UNILIN(登録商標)425、UNILIN(登録商標)550、およびUNILIN(登録商標)700のアクリレートからなる。
硬化性群と機能することができるカルボン酸末端ポリエチレンワックスは、炭素鎖とCH3−(CH2)n−COOH構造の混合物において、鎖長nの混合物があり、平均鎖長は選択された実施形態において16から50までの範囲で、同類の平均鎖長の直鎖低分子重量ポリエチレンの硬化性群と機能することができる。このようなワックスはUNICID(登録商標)350、UNICID(登録商標)425、UNICID(登録商標)550、およびUNICID(登録商標)700とMnがそれぞれ約390、475、565、および720g/molと等しいものからなる。他の適したワックスはCH−(CH−COOH構造を有し、例えばn=14のヘキサデカン酸またはパルミチン酸、n=15のヘプタデカン酸、マルガリン酸またはダツリン酸(daturic acid)、n=16のオクタデカン酸またはステアリン酸、n=18のエイコサン酸またはアラキジン酸、n=20のドコサン酸またはベヘン酸、n=22のテトラコサン酸またはリグノセリン酸、n=24のヘキサコサン酸またはセロチン酸、n=25のヘプタコサン酸またはカルボセリン酸、n=26のオクタコサン酸またはモンタン酸、n=28のトリアコンタン酸またはメリシン酸、n=30のドトリアコンタン酸またはラセロイン酸(lacceroic acid)、n=31のトリトリアコンタン酸、セロメリシン酸またはプシリン酸(psyllic acid)、n=32のテトラリアコンタン酸またはゲジン酸(geddic acid)、n=33のペンタトリアコンタン酸またはセロプラスチン酸(ceroplastic acid)である。ゲルベアルコール類は、2,2−エタン酸ジアルキル類として特徴付けられ、さらに適した化合物である。選択されたゲルベ酸はその炭素原子16から36までを有するものからなる。PRIPOL(登録商標)1009(C−36二量体酸混合物)は次式の異性体

Figure 2011127112

並びに不飽和で環状のからなる他の分岐鎖異性体がまた使用できる。これらのカルボン酸類はUV硬化性部位を備えるアルコール類と反応し、反応の早いエステルを形成することができる。これらのアルコール類の例は2−アリロキシエタノール;

Figure 2011127112

Sartomer Company, Inc.のSR495B(登録商標);
The Dow Chemical CompanyのTONE(登録商標)M−101(R=H、navg=1)、TONE(登録商標)M−100(R=H、navg=2)、TONE(登録商標)M−201(R=Me、navg=1);および
Figure 2011127112

Sartomer Company, Inc.のCD572(登録商標)(R=H、n=10)およびSR604(登録商標)(R=Me、n=4)からなる。
実施形態において、硬化性ワックスは50から60℃までの融点を有する硬化性アクリレートワックスである。
特定の実施形態において、硬化性ワックスはBaker Hughes, Incorporatedから入手可能なUnilin(登録商標)350アクリレートの硬化性アクリレートワックス(C22、C23、C24の混合物、融点が50から60℃まで)、Clariantから入手可能なPP−U350a−1(登録商標)の硬化性ポリプロピレンワックス、またはこれらの組み合わせである。Unilin(登録商標)350硬化性アクリレートワックスの合成を米国特許第7,559,639号明細書に記載する。
硬化性ワックスはいかなる適量でも、例えば硬化性ソリッドインク組成物の総重量に対して1から25%まで2から20%までの重量、または2.5から15%までの重量、存在することができる。
本明細書において開示の放射線CSI組成物は室温において固体のいかなる適した硬化性モノマー、オリゴマーまたはプレポリマーも含むことができる。適した材料の例は相転移インクキャリアとしての使用に適した放射線硬化性モノマー化合物、例えばアクリレートおよびメタクリレートモノマー化合物からなる。実施形態において、少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマーはアクリレートモノマー、メタクリレートモノマー、多官能アクリレートモノマー、多官能メタクリレートモノマー、またはこれらの混合物もしくはこれらの組み合わせである。
比較的に無極性のソリッドアクリレートおよびメタクリレートモノマー類の例は、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、イソデシルアクリレート、イソデシルメタクリレート、オクタデシルアクリレート、ベヘニルアクリレート、シクロヘキサンジメタノールジアクリレート、並びにこれらの混合物およびこれらの組み合わせからなる。
無極性の液体アクリレートモノマーおよびメタクリレートモノマーの例は、イソボルニルアクリレート、イソロルニルメタクリレート、カプロラクトンアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、イソオクチルメタクリレート、ブチルアクリレート並びにこれらの混合物およびこれらの組み合わせからなる。本明細書におけるさらなる放射線硬化性ソリッドインク組成物は、少なくとも一つのモノマー、オリゴマーまたはプレポリマーで、イソボルニルアクリレート、イソボルニルメタクリレート、カプロラクトンアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、イソオクチルメタクリレート、ブチルアクリレート、またはこれらの混合物またはこれらの組み合わせからなる群から選択される無極性の液体アクリレートまたはメタクリレートモノマーを含む。
多官能アクリレートモノマーおよび多官能メタクリレートモノマーおよびオリゴマーは、相転移インクキャリアに反応の早い希釈剤および硬化像の架橋密度を増加することができる材料を含有することができ、その結果、硬化像の強度を高める。適した多官能アクリレートおよび多官能メタクリレートのモノマー類およびオリゴマー類は、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、1,2−エチレングリコールジアクリレート、1,2−エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、1,12−ドデカノールジアクリレート、1,12−ドデカノールジメタクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸トリアクリレート、プロポキシ化ネオペンチルグリコールジアクリレート(Sartomer Co. Inc.からSR 9003(登録商標)として入手可能)、ヘキサンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、アミン修飾されたポリエーテルアクリレート(PO 83 F(登録商標)、LR 8869(登録商標)および/またはLR 8889(登録商標)として入手可能(全てBASF Corporationから入社可能))、トリメチロールプロパントリアクリレート、グリコールプロポキシレートトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラアクリレート(Sartomer Co. Inc.からSR494(登録商標)として入手可能)、並びにこれらの混合物およびこれらの組み合わせからなる。
モノマー、オリゴマー、プレポリマー、反応の早い希釈剤、またはこれらの組み合わせはいかなる適した量、例えばCSI組成の総重量に対して1から80%まで、30から70%まで、または35から60%までの重量で存在することもできる。
少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマーは二官能脂環式アクリレートモノマー、三官能モノマー、アクリレートエステルまたはこれらの混合物もしくはこれらの組み合わせである。モノマーはCD−406(登録商標)、二官能の脂環式アクリレートモノマー(サイクロヘキサンジメタノールジアクリレート、融点78℃)はSartomer Company, Inc.から入手可能、SR368(登録商標)、三官能モノマー(トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、融点50から55℃まで)はSartomer Company, Inc.から入手可能、CD587(登録商標)アクリレートエステル(融点55℃)Sartomer Company, Inc.またはこれらの混合物もしくはこれらの組み合わせであることができる。
硬化性ソリッドインク成分はさらに硬化性オリゴマーを含む。適した硬化性オリゴマー類はアクリル酸ポリエステル類、アクリル酸ポリエーテル類、アクリル酸エポキシ類、ウレタンアクリル酸およびペンタエリストールテトラアクリレートを含有する。適したアクリル酸オリゴマー類はアクリル酸ポリエステルオリゴマー類、例えばCN2255(登録商標)、CN2256(登録商標)(Sartomer Co.)、アクリル酸ウレタンオリゴマー類、アクリル酸エポキシオリゴマー類、例えばCN2204(登録商標)、CN110(登録商標)、およびこれらの混合物とこれらの組み合わせを含有する。
放射線硬化性ソリッドインク組成は少なくとも一つの45から80℃の融点を有するモノマー、オリゴマー、またはプレポリマーを含む。
硬化性オリゴマーはいかなる適量、例えば硬化性ソリッドインク成分に対して0.1から15%まで、0.5から10%まで、または1から5%までの重量でも存在することができる。
本明細書における非硬化性ワックスは室温において固体のいかなる適した非硬化性ワックス成分であることができる。非硬化性成分とは、成分がフリーラジカル重合で反応しないか、または放射線硬化性ではなく、放射線硬化が重要でないことを意味する。非硬化性ワックスは、一価のもしくは多価のアルコール類とエステル化された酸性ワックス、異なったエステル化の度合いを有する酸性ワックス、またはこれらの組み合わせからなる群の一部であることができる。
一実施形態において、非硬化性ワックスはエステルワックスである。他の実施形態において、非硬化性ワックスはモンタンワックスの誘導体である。具体的な実施形態において、非硬化性ワックスはClariantから入手可能なLico Wax(登録商標)KFO、エステルワックスであることができる。
成分は硬化性ワックスとエステルワックスの組み合わせであることができ、エステルワックスは15を超えるから100以下まで、または40から95までの酸性度(mg KOH/g)であることができる。酸性度は当業者に周知の方法、例えばASTM標準テスト法ASTM D 974によって測定することができる。
実施形態において、放射線硬化性ソリッドインク成分は、40から95℃までの融点を有するエステルワックスを含む非硬化性ワックスを含有する。
非硬化性ワックスはいかなる適量、例えば硬化性ソリッドオーバーコート成分の総重量に対して1から50%まで、5から40%まで、または10から30%までの重量で存在することができる。非硬化性ワックスは硬化性ソリッドインク成分の総重量に対して20から50重量%までの量で存在することができる。
実施形態において、本明細書の放射線CSI成分は、室温においていかなる液体成分を除いた(即ち含まない)ものである。他の実施形態において、本明細書の放射線CSI成分は少なくとも一つのフリーラジカル重合によって硬化することができる硬化性ワックス;少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマー;少なくとも一つの非硬化性ワックス;最終成分は20から25℃までの室温で固体の少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位を含む。
実施形態において、放射線硬化ソリッドインク成分は、噴出温度および基板温度の間の中間温度において半固体の状態を形成し、放射線硬化ソリッドインク成分は基材上に固化する前の間、液体または半固体の状態にとどまる。実施形態において、本明細書の放射線硬化性ソリッドインク成分は溶融温度から冷却したとき固化が遅く、従って半固体状態を噴出温度から基盤温度の中間温度において形成し、従って印刷時の成分は制御されて伸びるかまたは圧力による融合をすることができる。実施形態において、結晶または固化の構成率は混合物において変化することができ、従って放射線硬化性ソリッドインク成分は基材上に固化する前の間、液体または半固体の状態にとどまる条件を提供し、それによって溶けて噴出できるソリッドインクを提供し、遅い結晶化速度、例えばインクが用紙上に半固体の状態でとどまり、従って硬化能力に有効に影響する。
定義に基づかずに考えると、本明細書において選択されるエステルワックスの含有物は放射線CSI成分であること、インクを形成することができることは室温では共に困難で、優れた硬化性
分子量範囲が200から500g/molまでの単官能、二官能、および多官能のアクリル化長鎖脂肪族、脂環式アクリル酸塩および/または反応作用を示すイソシアヌレートの誘導体類と少なくとも一つの分子量300から5,000g/molまでの硬化性ワックスを含む成分の調和は、当初予想されていたものより、汚れ防止を改善し“サムツイスト(thumb twist)”試験法、文書の裏移りの裏移りを減少し、優れた硬化性をアミン共力剤の不在において達成することができることを見出した。
本明細書において使用される放射線硬化は硬化性の全ての形式、開始剤の有無を含有する光と熱の源を含む放射線源に照らすことを対象とする。放射線硬化性の手段の例は、紫外線(UV)光を使用した硬化において、例えば200から400nmまでの波長またはさらにまれには可視光線、望ましくは光開始剤および/または感光薬の存在下と、e−ビーム放射を使用した硬化であって、実施形態においては光開始剤の欠乏と、熱硬化を使用した硬化において、高熱開始剤の有無(実施形態において噴出温度で主に不活性)と、これらの組み合わせとを含有する。
実施形態において、CSI成分はインクの硬化成分の重合を開始する光開始剤を含み、硬化性モノマーおよび硬化性ワックスを含有する。開始剤は室温において固体、噴出温度において溶解であるべきである。実施形態において、開始剤は紫外線放射活性化した光開始剤である。
実施形態において、開始剤は放射線開始剤である。適したラジカル光開始剤は、ケトン類、例えばベンジルケトン類、単量体のヒドロキシケトン類、重合体ヒドロキシケトン類、およびα‐アミノケトン類;アシルフォスフィンオキシド類、メタロセン類、ベンゾフェノン類およびベンゾフェノン誘導体類、例えば2,4,6−トリメチルベンゾフェノンおよび4−メチルベンゾフェノン;およびチオキサンテノン類、例えば2−イソプロピル−9H−チオキサンテン−9−オンを含む。特異的なケトンは1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル] −2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンである。具体的な実施形態において、インクはα−アミノケトン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル] −2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンおよび2−イソプロピル−9H−チオキサンテン−9−オンを含有する。
具体的な実施形態において、光開始剤は2−イソプロピルチオキサンテンおよび2−イソプロピルチオキサンテン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、またはこれらの混合物もしくはこれらの組み合わせの混合物を含む。
具体的な実施形態において、CSI組成物は三つの成分の共力剤のない光開始剤システムを含む。U.S.米国特許第6,896,937号明細書は、芳香族ケトン光開始剤およびα切断を行うことができる第二光開始剤光開始剤の重量に対して3から8%まで、光線感作物質の重量に対して0.5から1.5%までを含み、芳香族ケトン光開始剤の重量に対して0.5から1.5%まで、アミン共力剤の重量に対して2から10%までを含む顔料、重合可能なモノマーおよび光開始剤システムを含む放射線硬化熱溶性インク組成物を開示する。米国特許第6,896,937号明細書はまた室温で固体でないインクの液体硬化性インク組成物および組成物と液体希釈剤を開示する。米国特許第7,322,688号明細書は陽イオン光開始剤システムによるインクによって重合するインクのインクジェット硬化性インクを開示する。
実施形態において、開始剤は陽イオンである。適した陽イオン光開始剤の例はアリールジアゾニウム塩類、ジアリールヨードニウム塩類、トリアリールスルホニウム塩類、ジアルキルフェニルシルスルホニウム塩類、トリアリールスルホキソニウム塩類、アリロキシジアリルスルフォニウム塩類を含有する。
開始剤はいかなる有効量、例えば硬化性ソリッドインク組成物の総重量に対して0.5から15%までまたは1から10%までの重量でも存在することができる。
いかなる所望のまたは効果的な顔料は染料、色素、これらの混合物を含有し、顔料はインク媒剤に溶解または分散していることがきることを条件としたインクを用いることができる。組成物は従来のインク顔料材、例えばColor Index(C.I.)Solvent Dyes、Disperse Dyes、 AcidおよびDirect Dyes、Basic Dyes、Sulphur Dyes、Vat Dyes、および同等のものを使用することができる。
実施形態において、顔料は染料、色素、硬化性オレフィン顔料、またはこれらの混合物を含む。
顔料はいかなる所望の色または色彩を得るための所望のまたは効果的な料であって、例えば硬化性ソリッドインク組成物の総重量に対して0.1から15%までまたは0.2から8%までの重量において存在する。
インクは界面活性剤、光安定剤、入射UV放射物を吸収し、最終的に消散する熱エネルギーであるUV吸収体、抗酸化物質、イメージアピアランスを改善し、黄ばみを隠す蛍光光沢剤、チキソトロピック剤、ディウェッティング(dewetting)剤、スリップ剤、発砲剤、消泡剤、フロー剤、ワックス、オイル、可塑剤、結合剤、導電化剤、防カビ剤、殺菌剤、有機および/または無機の充填剤粒子、例えば様々な光沢性を作り出すか低下させる薬剤といった平滑剤、乳白剤、帯電防止剤、分散剤を含有する任意な添加剤を含むことができる。組成物は安定剤、ラジカルラジカルスカンベンジャー、例えばIsgastab(登録商標)UV10を含有することができる。組成物はまたオリゴマーおよび単量体成分の重合体を妨げるか、少なくとも遅らせ、保存中の組成物を安定させるため阻害剤、望ましくはヒドロキノンを含み、したがって組成物寿命を増加することができる。化合物は硬化速度にマイナスに影響することができるので、従って任意な添加物を使用した組成物の配合は注意しなければならない。
任意の添加物はいかなる適量、例えば硬化性ソリッドインク組成物の総重量に対して0.1から15%までまたは0.5から10%までの重量において存在することができる。
本明細書に記載のインクを基材に塗ってイメージを形成することができる。方法は、第一温度において本明細書に記載の硬化性ソリッドインク組成物を提供すること;放射性硬化インクで、基材が第一温度以下の第二温度のとき、基材に象様を形作り、イメージ形成するため、例えば噴出することで塗ること;放射性硬化インクを放射線で照らすことでインクを硬化することを含む。硬化プロセス最中、硬化性モノマーおよび硬化性ワックス、任意に他の硬化性組成物、例えば任意の硬化性オリゴマーを重合して硬化性イメージを形成する。
具体的な実施形態において、組成物はインクジェットプリンティングよって塗った。本明細書に記載のインクは、望ましくは50℃から110℃までまたは60℃から100℃までの温度で噴出することである。噴出温度はプリントヘッドにおいて早期重合を防ぐため、組成物の熱安定範囲内でなければならない。噴出のとき、インクは5mPa‐sから25mPa‐sまでまたは10mPa‐sから12mPa‐sまでの粘度を有する。インクは従って理想的に圧電性のインクジェット器具の使用に適している。
インクを塗った基材はインクが高粘度、例えば10から10mPa‐sまでの粘度の温度においてであることができる。例えば、基材は80℃またはそれ以下、または0℃から50℃までの温度、基材を噴出温度より低い温度に保つことができる。具体的な実施形態において、基材温度は第一温度から少なくとも10℃以下、または基材温度は10から50℃以下までの噴出温度である。
インクが液体の温度におけるインクを噴出し、基材が高粘度を有するインクの温度を有することにより、相転移を提供することができる。この相転移は組成物が急速に基材内に浸ることを防ぐことができ、裏移りを防ぐかまたは少なくとも最少にする。さらに、インクの基材を放射線に照らし、硬化性単量体の重合を開始する一方、イメージのロバスト性を導く。
CSI組成物は直接的なプリンティングインクジェットプロセスに用いられることができ、溶解性インク粒子を記録媒体に像様パターン通り噴出し、記録媒体は最終記録媒体、例えば直接用紙への塗布であって、媒体は用紙に限らず、いかなる適した材料、例えば用紙、ボール紙、厚紙、布、透明紙、プラスチック、グラス、木材等であることができるが、最も特殊にはインクを用紙上にイメージを形成するため使用される。
インクは間接的(裏移り)プリンティングインクジェット器具として用いられることができ、溶解性インク粒子を記録媒体に像様パターン通り噴出し、記録媒体は中間転写部材であり、そして像様パターン通りのインクをその後中間の転写部材から最終記録媒体に転写した。
インクは中間転写部材、例えば中間転写ドラムまたはベルトへの噴出に適している。イメージは、中間転写部材に対してインクジェットヘッドが4から18回転する間(徐々な動作)、例えば一回回転するたび、媒体に対してプリントヘッドはわずかな移動があり、適した色のインクを噴出することで塗ることができる。この方法はプリントヘッドデザインを単純にし、わずかな移動によって粒子を優れた位置に合わせ(droplet registration)ことを確かにする。染み込ませること、例えば転写および溶解、または部分的な溶解ステップは、染み込ませることで良質なイメージを迅速に回転転写部材上に構成することができるため、イメージ形成に望ましい。染み込ませることは従来インクジェットヘッドから例えばベルトまたはドラムインク、すなわち中間部材に噴出することからなる。この方法はイメージを転写部材上に迅速に構成し、その後転写し、そして受像支持体(image receiving substrate)に溶解することを許す。
中間転写部材はいかなる適した形態をとることができるが、しかし望ましくはドラムまたはベルトである。部材表面は室温であることができるが、しかし実施形態において、広範囲な環境状態におけるインクの粘度の特徴を調節するため、その表面温度を狭い温度範囲に保つことが望ましい。この温度は第二温度またはそれ以下が望ましい。このような方法で、インクを転写部材の表面に受像支持体に転写するまで持続した。
中間転写部材および任意の中間部分硬化性の後、インクをその後受像支持体に転写した。媒体はいかなる適した材料、例えば用紙、ボール紙、厚紙、布、透明紙、プラスチック、グラス、木材等でもあることができるが、インクは最も具体的には用紙上にイメージを形成するために使用される。媒体上への転写後、媒体上のイメージは適した波長であって、主にインク開始剤が放射線を吸収し、インクの硬化反応を開始する波長を有する放射線に照らした。放射線に照らすことは長時間である必要はなく、0.05から10秒までまたは0.2から5秒までであることができる。この照らす時間はUVランプ下を通るインクの媒体スピードとしてしばしば示される。マイクロ波によって作動するドープ処理水銀球は、UV Fusionから入手可能で、10cm幅の楕円形の鏡組立部に設置した;複数のユニットを一組として設置することができる。従って、0.1ms−1のベルト速度は、イメージの一点を単一ユニットが通るため、1秒間必要とすることになる一方、ベルト速度4.0ms−1において、一組4電球の下を通るため、0.2秒間必要とすることになる。インクの重合可能な組成物を硬化する放射線は、様々な可能な技術によって提供されるが、ゼノンランプ、レーザー光、DまたはH電球、発光ダイオード等からなるが、しかし限定しない。硬化性抗原は所望または必要であればフィルターまたは焦点に合わせてもよい。インクの硬化性組成物が反応することによって、適した硬度の硬化性または架橋性のネットワークを形成する。硬化は硬化性組成物に対して少なくとも75%が硬化したとき(重合および/または架橋)、インクが十分に硬度であるとして、その結果より比較的傷つきにくく、さらに媒体から透き通しの量を十分に制御するため、実質的に完全である。
間接的なプリンティングプロセスを使用するとき、中間転写部材はいかなる所望のまたは適した配置、例えばドラムまたはローラー、ベルトまたは繊維、平面または圧盤であって、具体的な実施形態において、中間転写部材は良好な開放特徴を有する。中間転写部材はいかなる所望のまたは適した方法、例えば中間転写部材内またはその付近に加熱器を設置することによって熱することができる。中間転写部材はさらに扇風機をその付近に設置するか、または冷却液体と熱交換することによって冷却してもよい。犠牲層の液体は中間転写部材に溶解インク粒子の噴出前、塗布するために、溶解インク粒子を中間転写部材上の犠牲層の液体内に噴出することである。中間転写部材から最終記録媒体への転写はいかなる所望のまたは適した方法、例えば最終記録媒体を通して、中間転写部材および表側部材の形成を挟みいかなる所望のまたは効果的な配置、例えばドラムまたはローラー、ベルトまたは繊維、平面または圧盤であることができる。
本開示はさらに本明細書に記載のインクからなるプリンターにおいて、プリンターカートリッジはここに記載のインクからなり、そしてプリンターカートリッジからなるプリンターである。
硬化性ソリッド組成物は表1に記載の量を組み合わせて調製した。インクは、表1の硬化性固体組成物中に、組み合わせの染色および硬化性固体組成物の成分の総重量に対して2%の青色オレフィン染色(24316、Kodakから入手可能)を加えて調整した。最適化の硬化性ソリッドインク組成物を表2に示すように調製し、インクは3群の総計150gから調製した。成分は以下の通りである:
CD406(登録商品)はSartomer Company,Inc.から入手可能な二官能脂環式アクリレートモノマー(シクロヘキサンジメタノールジアクリレート、融点78℃)である;
SR368(登録商標)はSartomer Company,Inc.から入手可能な三官能モノマー(トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、融点50から55℃まで)である;
CD587(登録商標)はSartomer Company,Inc.から入手可能なアクリレートエステル(融点55℃)である;
Unilin(登録商標)350アクリレートはBaker Petroliteから入手可能な硬化性アクリレートワックス(C22、C23、C24の混合物、融点50から60℃まで)である。Unilin350は米国特許代7,559,639号明細書に記載通りの認められた使用するか、または合成することができる;
CN2255(登録商標)はSartomer Company,Inc.から入手可能な融点53から55℃までのポリエステルアクリレートオリゴマーである;
CN2256(登録商標)はSartomer Company,Inc.から入手可能な融点56から58℃までのポリエステルアクリレートオリゴマーである;
LicoWax(登録商標)KFOはClariantから入手可能な融点を89℃に落とす、エステルワックスである;
Darocur(登録商標)ITXはCiba Specialty Chemicalsから入手可能な融点60から67℃の第二種光開始剤2−イソプロピルチオキサントンおよび2−イソプロピルチオキサントンである;
Irgacure(登録商標)907はCiba Specialty Chemicalsから入手可能な融点70から75度までの2−メチル−1〔4−(メチルチオール)フェニル〕−2−モルフォリノプロパン−1−オンを含むα−アミノ−ケトン光開始剤である
Irgacure(登録商標)819はCiba Specialty Chemicalsから入手可能な融点127から133℃までのビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシドを含むビスアシルホスフィン光開始剤である。
Irgacure(登録商標)184はCiba Specialty Chemicalsから入手可能な融点45から49℃までの1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトンを含むα−ヒドロキシケトン光開始剤である。
実施例1−9の前硬化および後硬化の硬度はPTC(登録商標)Durometerを使用して得られる。本実施例をXerox Phaser(登録商標)シリーズのプリンターの従来のソリッドインク商品見本と比較して、67の硬度であった。
硬化速度は様々な硬度に対する紫外線光に照らすことによって測定した。D球を備えるFusion UV Systems,Inc.,Lighthammer(登録商標)は、実施例1−9のインク組成物を用いて照射し、硬度を定めた露出時間後に測定した。硬度に対する硬度速度(s/ft)を座標で示したものをインク媒材の初期硬化速度を得るために使用した。
Figure 2011127112


Figure 2011127112

実施形態において、硬化前の硬度が以前まで可能であった組成物に対して2から3倍まで増加する一方、硬化後は高い硬化速度および硬度を達成した硬化性ソリッドインク組成物を記載し、提供する。実施例9におけるインク組成物の粘度は90℃(噴出温度)において8.83センチポアズである。
放射線CSI組成物は低濃度の結晶性ワックスを含有し、冷却による減少は噴出温度から5%以下の減少を見出し、従来のソリッドインクの減少と比較すると10%以上である。縮小は融解されたオーバーコート6.7mLを35mLの直径および7mmの高さの銅金型に注入して測定した。インクは少なくとも12時間冷却し続け、減少は固化したオーバーコートおよび金型の直径から測定し、y−およびx−方向(高さ)の減少は同じという仮定を立てた。これによって広大な改善またはソリッドインクジェットプリンターにおいて使用される現在の保全周期の除外をも可能とすると考えられる。縮小が非結晶性および結晶性のワックスの成分と直線的に変化していると仮定すると、結晶性ワックスの量に対して10%の減少は1から1.5%の縮小を減らすかまたは結晶性ワックスは20%以下で存在し、縮小は10%以上の代わりに4%以下である。
実施形態において、本明細書における放射線CSI組成物は結晶性ワックスの低濃度を含み、結晶性のまたは半結晶性のワックスは放射線CSI組成物の総重量に対して20から50%の重量である。
インクは前硬化の幅広い結晶性ピークを有していることを見出した。定義に基づかずに考えると、前硬化の幅広い結晶性ピークは共に用紙プリンティングに直接的、例えば基材を室温(20から25℃まで)から45℃までに保ち、そして硬化性能に優れている。
プリンティングパフォーマンスを評価するため、組成物の総重量に対して2重量%、青色オレフィン染色(24316,Kodakから入手可能)を実施例9の配合に加え(90℃において粘度=8.83センチポアズ)、印刷したイメージが見えるようにした。このインクからなる染色はPIJプリントヘッドを使用した改造したPhaser8400の作り付けの備品である。顔料インクを95℃において共に普通紙およびコート紙の印刷に使用した(4200(登録商標)、Xerox Digital Color Xpressions+(登録商標)およびXerox Digital Color Elite Gloss(登録商標))。用紙を一定温度で保った:それぞれ35℃、40℃、および45℃、そして得られたプリントをFusion UV Systems Lighthammer(登録商標)にて上記通りに硬化した。
得られたプリントは高解像度のプリントと最小の透き通しであり、硬化後(2×32フィート/分)、汚れも防止されていた。硬化後の引っかき傷防止は基材上のいくらかのコーティング浸透および用紙上の粒子定着による暖かい基材上にプリントしたときに高められる。
プリントイメージのロバスト性はさらにシステム最適化、例えばイメージに圧力をかけることで光沢を出すことができると考えられ、例えば長い光源露出時間および/または光源彩度の増加によって改善することができる。
硬化性ソリッドインクを室温において高い硬度、早い硬化速度によって初めて配合したと考えられる。本明細書の硬化性ソリッドインク取り扱い、安全性、および固体、相変異インクと通常関連のあるプリントの質を保つが、しかしさらなる飛躍的進歩性能、例えば100℃以下の温度における噴出力;溶解の固化による低い縮小、デザインの柔軟性による顧客の要求および市場のニーズに素早い順応性;種々の光沢;硬度調整;粘着調整;溶解/光沢の処理ステップは大半の出願において必要としない;従来のソリッドワックスを基にしたインクと比較して高い硬度;汚れない;そしてプリントのリサイクル性の特徴を提供することができる。

Claims (7)

  1. フリーラジカル重合によって硬化できる少なくとも一つの硬化性ワックスと、
    少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、プレポリマーと、
    少なくとも一つの非硬化性ワックスと、
    少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位の組成物、および
    顔料
    とを含み、
    ここで成分は、第一温度において固形である硬化性インク組成物を形成し、ここで第一温度は20から25℃までであり、そして
    ここで成分は、第二温度において液体の組成物を形成し、ここで第二温度は40℃より高い温度である放射線硬化可能なソリッドインク。
  2. 少なくとも一つの硬化性ワックスはアクリレート、メタクリルレート、アルケン、ビニール、またはアリルエーテル、官能基を含有する、請求項1の放射線硬化可能なソリッドインクの組成物。
  3. モノマー、オリゴマー、プレポリマーは、200から500g/molまでの分子量を有するアクリレートおよび300から5,000g/molまでの分子量を有する硬化性ワックスを含む、請求項1の放射線硬化可能なソリッドインクの組成物。
  4. 非硬化性ワックスはエステルワックスである、請求項1の放射線硬化可能なソリッドインクの組成物。
  5. 組成物はプレキュア硬度20から50までの範囲を室温において有する、請求項1の放射線硬化可能なソリッドインクの組成物。
  6. 組成物は低濃度の結晶性ワックス、結晶性ワックスは組成物の総重量に対して20から50重量%までを含む、請求項1の放射線硬化可能なソリッドインクの組成物。
  7. インクジェットプリンターのインクスティックまたはペレットは、
    フリーラジカル重合によって硬化することができる少なくとも一つの硬化性ワックス;少なくとも一つのモノマー、オリゴマー、またはプレポリマー;少なくとも一つの非硬化性ワックス;少なくとも一つのフリーラジカルの光開始剤または光開始部位;および顔料
    を含む硬化性インク組成物において、
    前記成分は第一温度において固形である硬化性インク組成物を形成し、ここで第一温度は20から25℃までの、そして
    前記成分は第二温度において液体の組成物を形成し、ここで第二温度は40℃より高い温度である硬化性ソリッドインク組成物。
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