JP2011126612A - Driving device for passenger conveyor - Google Patents
Driving device for passenger conveyor Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011126612A JP2011126612A JP2009284009A JP2009284009A JP2011126612A JP 2011126612 A JP2011126612 A JP 2011126612A JP 2009284009 A JP2009284009 A JP 2009284009A JP 2009284009 A JP2009284009 A JP 2009284009A JP 2011126612 A JP2011126612 A JP 2011126612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine bed
- passenger conveyor
- truss
- vibration
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
Description
本発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアの駆動装置に関する。 The present invention relates to a drive device for passenger conveyors such as escalators and moving walkways.
図11に示すように、乗客コンベアの駆動装置100は、乗客コンベアの駆動力を発生するモータ102と、モータ102から出力された駆動力を増大させてから出力する減速機104と、乗客コンベアのトラス106に固定されモータ102と減速機104とが搭載されるマシンベッド108とを備え、減速機104から出力される駆動力が駆動チェーン110を介して踏段112を循環移動させる駆動スプロケット114に伝達される。
As shown in FIG. 11, the passenger
また、駆動装置100では、トラス106の底部において幅方向に架け渡された底部横梁116とマシンベッド108の踏段側に固定されたブラケット109とにわたって設けられたボルト及びナットからなる位置調節機構120が設けられ、これにより、踏段112の移動方向に相当する前後方向にマシンベッド108を移動させることで駆動チェーン110の張り具合や伸びに対する調整を可能にしている。
Further, in the
ところで、モータ102や減速機104の振動がマシンベッド108からトラス106に伝わって、乗客コンベア全体が振動して乗り心地を悪化させたり異音を発生させたりするのを防ぐため、マシンベッド108とトラス106との間にゴム状弾性体などの防振材を介在させてマシンベッド108がトラス106に固定されており、上記した位置調節機構120においても、図12に示すように、防振材122を介在させてブラケット109に連結されている(例えば、下記特許文献1参照)。
By the way, in order to prevent the vibration of the
上記のような駆動装置100が乗客コンベアを駆動すると、駆動チェーン110の張力によって減速機104が駆動スプロケット114の方向に引っ張られ、マシンベッド108には乗客コンベアの踏段112に向けて変位する力が作用し、その力がマシンベッド108の踏段側に配置された位置調節機構120に伝達される。
When the
このように駆動チェーン110の張力が位置調節機構120に集中するため、乗客コンベアの乗客が殺到した場合のように高負荷状態になると、位置調節機構120とブラケット109との間に介在されマシンベッド108の踏段側に配置された防振材122に過大な力が作用して防振材122を破損するおそれがあるという問題がある。
Since the tension of the
また、駆動チェーン110が乗客コンベアの幅方向一方側に寄せて配置されていると、駆動チェーン110の張力によって、マシンベッド108は防振材122を変形させながら鉛直方向の軸回りに回転変位するため、減速機104の出力軸104aが駆動スプロケット114の回転軸114aに対して平面視においてハ字状に傾斜することとなり、駆動チェーン110が摩耗劣化しやすく、また、回転変位が大きくなると駆動チェーン110が脱落しやすくなり問題である。
Further, when the
本発明は上記問題を考慮してなされたものであり、マシンベッドをトラスに防振材を介して弾性的に連結しつつ、乗客コンベアの高負荷状態のように駆動チェーンの張力が大きくマシンベッドに過大な力が作用する場合であっても、マシンベッドの踏段側に配置された防振材を破損したり、マシンベッドが大きく回転変位することによる駆動チェーンの摩耗劣化や駆動チェーンの脱落を抑えることができる乗客コンベアの駆動装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of the above-mentioned problems. While the machine bed is elastically connected to the truss via a vibration isolator, the tension of the drive chain is large as in the high load state of the passenger conveyor. Even if an excessive force is applied to the machine bed, the vibration isolator placed on the machine bed step side may be damaged, or the drive chain may be worn away or the drive chain may fall off due to large rotational displacement of the machine bed. It is an object of the present invention to provide a passenger conveyor drive device that can be suppressed.
本発明に係る乗客コンベアの駆動装置は、乗客コンベアの駆動力を発生するモータと、前記モータから出力された駆動力を増大させてから出力する減速機と、乗客コンベアのトラスに固定され前記モータと前記減速機とが搭載されるマシンベッドと、前記マシンベッドと乗客コンベアのトラスとの間に配設された防振材と、前記防振材を変形させながら乗客コンベアの踏段に向けて前記マシンベッドが所定量変位した後に当接して更に変位するのを規制する当接部とを備えることを特徴とする。 A driving device for a passenger conveyor according to the present invention includes a motor that generates driving force for the passenger conveyor, a speed reducer that outputs the driving force output from the motor, and a motor that is fixed to the truss of the passenger conveyor. And a machine bed on which the speed reducer is mounted, a vibration isolator disposed between the machine bed and a truss of the passenger conveyor, and toward the passenger conveyor step while deforming the vibration isolator And a contact portion that restricts further displacement of the machine bed after being displaced by a predetermined amount.
本発明に係る乗客コンベアの駆動装置では、上記構成により、乗客コンベアの高負荷状態のように駆動チェーンの張力が大きくマシンベッドに過大な力が作用する場合であっても、マシンベッドの踏段側に配置された防振材を破損したり、マシンベッドが大きく回転変位することによる駆動チェーンの摩耗劣化や駆動チェーンの脱落を抑えることができる。 In the passenger conveyor drive device according to the present invention, the above-described configuration allows the machine bed step side even when the drive chain tension is large and excessive force acts on the machine bed as in the high load state of the passenger conveyor. It is possible to suppress the deterioration of the wear of the drive chain and the drop off of the drive chain due to damage to the vibration isolator disposed on the machine bed or a large rotational displacement of the machine bed.
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施形態における乗客コンベアの駆動装置10は、図1及び図2に示すように、建物の上下階に跨って傾斜して設置されたエスカレータを駆動する駆動装置であって、トラス16の上階部に設けられた機械室11の内部に配設される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the passenger
駆動装置10は、モータ12と、減速機14と、モータ12及び減速機14が搭載されるマシンベッド18とを備える。
The
モータ12は乗客コンベアの駆動力を発生するもので、その回転軸12aは、減速機14の入力軸14aとカップリング13によって連結されており、モータ12の駆動力を減速機14に出力する。減速機14はモータ12から出力された駆動力を増大させて減速機14の出力軸14bより出力する。減速機14の出力軸14bは、乗客コンベアの幅方向Wの一方側に向けて突出しており、その先端部に小スプロケット15が連結されている。つまり、本実施形態では小スプロケット15が乗客コンベアの幅方向Wの一方側に寄せて配置されている。
The
小スプロケット15には駆動チェーン20が巻きかけられ減速機14から出力される駆動力を駆動スプロケット24に伝達する。これにより、踏段22が連結された無端状のコンベアチェーン19を循環移動させることで、乗客コンベアに搭乗した乗客を運搬する。
A
マシンベッド18は、機械室11の底部に配設される板状の部材であり、トラス16に取り付けられた位置調節機構30により、踏段22の移動方向に相当する前後方向Lに配設位置が調整可能に設けられている。
The
詳細には、図3に示すように、位置調節機構30は、ボルト状の取付部材32と、取付部材32に螺合するナット34と、取付部材32の先端部に配設された一対の支持板36,38と、一対の防振材40,42を備える。
Specifically, as shown in FIG. 3, the
駆動スプロケット24が設けられた踏段反転部25と機械室11とを仕切る位置には、機械室11の底部から上方へ立ち上がった略L字状の底部横梁31が幅方向Wに架け渡されており、取付部材32が底部横梁31を貫通しマシンベッド18に向けて突設されている。取付部材32は、マシンベッド18側への突出量が調整可能に設けられており、ナット34によって底部横梁31に固定される。
At the position where the
取付部材32のマシンベッド側の先端部には、一対の支持板36,38が挿通されるとともに、底部横梁31に対向するマシンベッド18の前側端部18aに固定されたブラケット26が挿通され、一対の支持板36,38にゴム状弾性体からなる板状の防振材40,42と当接部44,46とがそれぞれ取り付けられている。
A pair of
より具体的には、一対の支持板36,38は、所定間隔をあけてブラケット26を挟んで対向配置されている。一対の支持板36,38のうち底部横梁31側に配設された前支持板36には、ブラケット26との対向面36aに前防振材40が固着され、マシンベッド18側に配設された後支持板38には、ブラケット26との対向面38aに後防振材42が固着されている。
More specifically, the pair of
そして、一対の支持板36,38は、前防振材40及び後防振材42がブラケット26を挟持するように取付部材32の所定位置に固定ナット50,52により固定される。これにより、位置調節機構30は、マシンベッド18を機械室11に対して前後方向Lへ位置調整可能としつつ弾性的に連結固定する。なお、本実施形態では、前防振材40は後防振材42より肉厚に設けられている。
The pair of
前支持板36の対向面36aには、当接部44がブラケット26に向けて突設されている。当接部44は、ステンレスなどの金属材からなり、図3及び図4に示すように前防振材40との間に隙間48をあけて前支持板36の対向面36aに設けられ、その突出量P1が前防振材40の厚さR1より小さく設定されている。
A
また、後支持板38の対向面38aには、当接部46がブラケット26に向けて突設されている。当接部46は、ステンレスなどの金属材からなり、防振材40との間に隙間49をあけて前支持板36の対向面36aに設けられ、その突出量P2が前防振材40の厚さR2より小さく設定されている。
In addition, a
このような構成の駆動装置10では、モータ12が駆動することで、モータ12の駆動力が減速機14で増大され出力軸14bに連結された小スプロケット15より駆動チェーン20を介して駆動スプロケット24に伝達される。
In the driving
その時、小スプロケット15には、駆動スプロケット24に働く負荷量に応じた大きさの張力が駆動チェーン20より作用して、駆動装置10が踏段22に向けて引っ張られるため、マシンベッド18には踏段22に向けて(矢符L1で示す前方に向けて)変位する力が作用する。このような踏段22に向かう力がマシンベッド18に作用すると、図5に示すように、ブラケット26が位置調節機構30の前防振材40を押し潰し変形させながらマシンベッド18は踏段22に向けて変位する。そして、前防振材40の厚さR1と当接部44の突出量P1との差に相当する所定量変位したところでブラケット26が当接部44に当接することで、マシンベッド18の前方L1への更なる変位を規制する。
At that time, a tension of a magnitude corresponding to the load acting on the
また、駆動装置10に対して踏段22から離隔する方向(矢符L2で示す後方)に力が作用すると、ブラケット26が位置調節機構30の後防振材42を押し潰し変形させながらマシンベッド18は踏段22から離隔するように後方L2に変位する。そして、後防振材42の厚さR2と当接部46の突出量P2との差に相当する所定量変位したところでブラケット26が当接部46に当接することで、マシンベッド18の後方L2への更なる変位を規制する。
Further, when a force is applied to the
以上のように、本実施形態の駆動装置10では、トラス16に対してマシンベッド18を前後方向Lの位置調整可能に連結固定する位置調節機構30が、マシンベッド18と当接する前防振材40と、マシンベッド18が所定量変位した後に当接する当接部44とを備える。そのため、駆動装置10は、トラス16に対して弾性的に支持することができるとともに、マシンベッド18に過大な力が作用した場合にはマシンベッド18が当接部44に当接して更なる変位を規制して前防振材40の破損を防止することができる。
As described above, in the driving
また、小スプロケット15が乗客コンベアの幅方向Wの一方側に寄せて配置されており、駆動チェーン20の張力によってマシンベッド18の幅方向Wの一方側が踏段22に向けて変位するように鉛直方向の軸回りにマシンベッド18が回転変位することがあっても、所定量変位したところで回転変位方向の前方に位置する当接部44にマシンベッド18のブラケット26が当接するため、更にマシンベッド18が回転変位し続けることがない。そのため、マシンベッド18が大きく回転変位することがなく、減速機14の出力軸14bと駆動スプロケット24の回転軸との平行性を高精度に維持することができ、駆動チェーンの摩耗劣化や駆動チェーンの脱落を抑えることができる。
Further, the
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図6を参照して説明する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
本実施形態では、当接部44がブラケット26に当接する位置を調節する調節機構を備える点で上記した第1実施形態の駆動装置10と相違する。
The present embodiment is different from the
具体的には、図6に示すように、当接部44は、前支持板36に設けられたネジ孔36bと螺合するボルトからなり、当接部44の先端が、前防振材40の内部で終端するように前防振材40に設けられたネジ孔36bと連通する穿孔40aに挿入されている。
Specifically, as shown in FIG. 6, the abutting
この当接部44は、前支持板36に対して螺進退させることで、当接部44の先端から前防振材40におけるブラケット26との接触面40bまでの距離Xを調整可能としている。そして、距離Xが調整された当接部44は、固定ナット54により固定される。
The
以上のように、本実施形態では、当接部44の先端が前防振材40の接触面40bから距離Xだけ奥まった位置で終端しているため、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18が踏段22に向かって前方L1へ変位すると、ブラケット26によって前防振材40が押し潰されマシンベッド18を弾性支持する。そして、前防振材40の接触面40bから当接部44の先端までの距離Xだけ変位したところで、ブラケット26が当接部44の先端に当接し、これにより、マシンベッド18の前方L1への更なる変位を規制する。
As described above, in the present embodiment, the tip of the abutting
当接部44は、その先端から前防振材40の接触面40bまでの距離Xを調整することで、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18が変位する方向、すなわち、前後方向Lに沿ってブラケット26と当接する位置を調節することができる。
The
また、当接部46についても当接部44と同様、後支持板38に設けられたネジ孔38bと螺合するボルトからなり、当接部46の先端が、後防振材42の内部で終端するように後防振材42に設けられたネジ孔38bと連通する穿孔42aに挿入されている。
Similarly to the
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。 In addition, except the above-mentioned structure and effect, it is the same as that of 1st Embodiment, and detailed description is abbreviate | omitted.
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図7を参照して説明する。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
本実施形態では、取付部材32の先端32aが、駆動チェーン20の張力を受け前防振材40が押し潰された際にブラケット26と当接する当接部44をなしている点で上記した第1実施形態の駆動装置10と相違する。
In the present embodiment, the
具体的には、図7に示すように、ボルト状の取付部材32は、前支持板36に設けられたネジ孔36bと螺合し、その先端32aが前防振材40の内部で終端するように前防振材40に設けられたネジ孔36bと連通する穿孔40aに挿入されている。
Specifically, as shown in FIG. 7, the bolt-shaped
そして、取付部材32の先端32aは、前支持板36に対して螺進退させることで、前防振材40におけるブラケット26との接触面40bまでの距離Yを調整可能としている。そして、距離Yが調整された取付部材32は、固定ナット50により固定される。
The
以上のように、本実施形態では、取付部材32の先端32aが前防振材40の接触面40bから距離Yだけ奥まった位置で終端しているため、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18が踏段22に向かって前方L1へ変位すると、ブラケット26によって前防振材40が押し潰されマシンベッド18を弾性支持する。そして、前防振材40の接触面40bから取付部材32の先端32aまでの距離Yだけ変位したところで、ブラケット26が取付部材32の先端32aに当接し、これにより、マシンベッド18の前方L1への更なる変位を規制する。つまり、取付部材32の先端32aは、マシンベッド18が前方L1へ所定量Yだけ変位した後に当接して更に前方L1へ変位するのを規制する当接部44として機能する。
As described above, in this embodiment, the
このような本実施形態でも、取付部材32の先端32aから前防振材40の接触面40bまでの距離Yを調整することで、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18が変位する方向、すなわち、前後方向Lに沿ってブラケット26と当接する位置を調節することができる。
Also in this embodiment, by adjusting the distance Y from the
また、取付部材32の先端32aが当接部44を兼ねているので、部品点数を削減することができる。
Moreover, since the
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。 In addition, except the above-mentioned structure and effect, it is the same as that of 1st Embodiment, and detailed description is abbreviate | omitted.
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について、図8を参照して説明する。
(Fourth embodiment)
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
本実施形態では、図8に示すように、前支持板36には底部横梁31に向けて突設された凸部56が設けられており、この凸部56が底部横梁31と当接している。このように本実施形態では、底部横梁31と当接する凸部56が前支持板36に設けられているため、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18に対して前方L1に向けて変位する力が作用しても、その力が、取付部材32のみに集中することなく凸部56にも分散させることができるため、取付部材32が座屈しにくくなり駆動装置10に設けられた位置調節機構30の耐久性を向上させることができる。なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 8, the
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について、図9を参照して説明する。
(Fifth embodiment)
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
本実施形態では、当接部44が底部横梁31に固定されている点で上記した第1実施形態の駆動装置10と相違する。
This embodiment is different from the
具体的には、図9に示すように、底部横梁31を貫通するボルト58が底部横梁31からマシンベッド18に向けて突出しており固定ナット57によって底部横梁31に連結固定されている。ボルト58の先端部58aは、マシンベッド18の前側端部18aより前防振材40の厚さ寸法R1より小さい寸法に設定された所定距離Zだけ離隔した位置に配置されている。
Specifically, as shown in FIG. 9, a
以上のように、本実施形態では、ボルト58の先端部58aがマシンベッド18の前側端部18aから所定距離Zだけ離隔した位置に配置されているため、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18が踏段22に向かって前方L1へ変位すると、ブラケット26によって前防振材40が押し潰されマシンベッド18を弾性支持する。そして、
マシンベッド18が距離Zだけ変位したところで、ボルト58の先端部58aに当接し、これにより、マシンベッド18の前方L1への更なる変位を規制する。つまり、底部横梁31に固定されたボルト58の先端部58aは、マシンベッド18が前方L1へ所定量Zだけ変位した後に当接して更に前方L1へ変位するのを規制する当接部44として機能する。
As described above, in the present embodiment, the tip 58a of the
When the
このような本実施形態でも、ボルト58の先端部58aからマシンベッド18までの距離Zを調整することで、駆動チェーン20による張力を受けてマシンベッド18が変位する方向、すなわち、前後方向Lに沿ってブラケット26と当接する位置を調節することができるとともに、駆動チェーン20よりマシンベッド18に過大な力が作用した際にその力が取付部材32だけでなくボルト58においても分散させることができるため、取付部材32が座屈しにくくなり駆動装置10に設けられた位置調節機構30の耐久性を向上させることができる。
Also in this embodiment, by adjusting the distance Z from the tip 58a of the
しかも、上記した本実施形態では、当接部44として機能するボルト58が底部横梁31に固定されているので、当接部44の配設位置の自由度が高くなり駆動装置10の設計が容易となる。
In addition, in the above-described embodiment, since the
なお、上記した本実施形態では、当接部44として機能するボルト58が底部横梁31を貫通して設けられたが、例えば、図10に示すように、底部横梁31に上方から係合するササエ部60にボルト58を設けてもよい。
In the above-described embodiment, the
すなわち、ササエ部60は、下方に開口する断面コ字状をなしており、機械室11の底部から上方へ立ち上がった略L字状の底部横梁31に上方より係合し、固定ボルト61を締込むことによって固定ボルト61が底部横梁31に当接して固定される。ボルト58は、ササエ部60に螺合されナット62によって固定されている。
That is, the
このような場合、当接部44として機能するボルト58を底部横梁31に設けるために底部横梁31に孔を穿設したり溶接したりする必要がないため、既設の乗客コンベア等のように火器の使用が禁止されている環境下においても、本実施形態のようなボルト58を底部横梁31に容易に設けることができる。
In such a case, since it is not necessary to drill or weld a hole in the bottom
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。 In addition, except the above-mentioned structure and effect, it is the same as that of 1st Embodiment, and detailed description is abbreviate | omitted.
10…駆動装置 11…機械室 12…モータ
14…減速機 14b…出力軸 15…小スプロケット
16…トラス 18…マシンベッド 18a…前側端部
19…コンベアチェーン 20…駆動チェーン 22…踏段
24…駆動スプロケット 25…踏段反転部 26…ブラケット
30…位置調節機構 31…底部横梁 32…取付部材
36…前支持板 38…後支持板 40…前防振材
42…後防振材 44…当接部 46…当接部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009284009A JP2011126612A (en) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | Driving device for passenger conveyor |
CN201010588441.XA CN102092623B (en) | 2009-12-15 | 2010-12-10 | Driving device of passenger conveyer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009284009A JP2011126612A (en) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | Driving device for passenger conveyor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011126612A true JP2011126612A (en) | 2011-06-30 |
Family
ID=44125916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009284009A Pending JP2011126612A (en) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | Driving device for passenger conveyor |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011126612A (en) |
CN (1) | CN102092623B (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133213A (en) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Toshiba Elevator Co Ltd | Passenger conveyor driving device |
EP3686456A1 (en) * | 2019-01-25 | 2020-07-29 | KONE Corporation | Pedestrian conveyor mass damper to reduce step vibration |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5814026B2 (en) * | 2011-07-22 | 2015-11-17 | 東芝エレベータ株式会社 | Passenger conveyor drive |
CN106081841A (en) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 康力电梯股份有限公司 | A kind of staircase main frame installing and adjusting mechanism |
JP2021169355A (en) * | 2020-04-15 | 2021-10-28 | 株式会社日立製作所 | Passenger conveyor |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165660U (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-19 | ||
KR100475127B1 (en) * | 2002-09-27 | 2005-03-08 | 삼성전자주식회사 | Vibration-proof device having stopper |
CN2846375Y (en) * | 2005-12-22 | 2006-12-13 | 广州日立电梯有限公司 | Shock-proof and shock insulation device for engine placing beam |
JP4929752B2 (en) * | 2006-02-21 | 2012-05-09 | 株式会社日立製作所 | Passenger conveyor |
JP2008063111A (en) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | Passenger conveyor driving device |
CN101372201B (en) * | 2008-09-03 | 2012-05-23 | 奇瑞汽车股份有限公司 | Gear box suspension cushion |
-
2009
- 2009-12-15 JP JP2009284009A patent/JP2011126612A/en active Pending
-
2010
- 2010-12-10 CN CN201010588441.XA patent/CN102092623B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133213A (en) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Toshiba Elevator Co Ltd | Passenger conveyor driving device |
EP3686456A1 (en) * | 2019-01-25 | 2020-07-29 | KONE Corporation | Pedestrian conveyor mass damper to reduce step vibration |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102092623A (en) | 2011-06-15 |
CN102092623B (en) | 2014-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011126612A (en) | Driving device for passenger conveyor | |
EP1969187B1 (en) | Isolation system for movable saws, including a concrete saw | |
CN1446125A (en) | Screening appartus | |
JP5814110B2 (en) | Passenger conveyor drive | |
NO20074119L (en) | Elevator system with a lift carrier, a lift carrier for such a lift system, and a method for manufacturing such a lift carrier | |
JP2008143631A (en) | Chain conveyer | |
JP5516439B2 (en) | Construction machinery | |
CN113811421A (en) | Conveying system and conveying method | |
JP5814026B2 (en) | Passenger conveyor drive | |
JP2013001490A (en) | Tension applying device of man conveyor moving handrail | |
JP2006143424A (en) | Emergency braking device of passenger conveyor | |
JP2011126703A (en) | Driving device for passenger conveyor | |
JP2015037996A (en) | Brake device of passenger conveyor | |
JP5374261B2 (en) | Belt escape prevention system | |
JP2006193295A (en) | Handrail driving device of passenger conveyor | |
CN210510180U (en) | Adjustable chain tensioning device | |
JP6743870B2 (en) | Passenger conveyor chain wear detection device and passenger conveyor chain wear detection method | |
JP2016222424A (en) | Emergency brake device for passenger conveyor | |
JP5237585B2 (en) | Structure of auxiliary roller conveyor for transit | |
JP3468936B2 (en) | Handrail belt drive for man conveyor | |
JP5549845B2 (en) | belt conveyor | |
JP2020147394A (en) | Escalator step | |
JP4608067B2 (en) | Belt conveyor | |
JP2007131435A (en) | Reciprocating type feeder | |
JP2015048160A (en) | Passenger conveyor device, and drive device thereof |