JP2011126205A - ノートカバー - Google Patents

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慎 遠藤
Sachiko Shinpo
幸子 新保
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Abstract

【課題】 ノートの異なるページに、同一の内容が記述された付箋紙が貼り付けられた付箋紙貼付部を配置する。
【解決手段】 ノート20の背に沿う背保護部50と、背保護部50に接続される、表表紙21に沿う表表紙保護部60と、裏表紙22に沿う裏表紙保護部70とを備えたノートカバー10であって、表表紙保護部60及び裏表紙保護部70の少なくとも一方の端側には、ノートカバー10の内側に取り付けられたノート20の中紙23と対向するように折り返し可能に構成され、折り返された状態におけるノート20の中紙23と対向する側の面とは反対側の面が付箋紙を貼り付け可能とされた平板状の付箋紙貼付部62を設け、付箋紙貼付部62は、取り付けられたノート20の中紙23と対向する部分の一部又は全部が透明又は半透明に構成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ノートなどを保護するノートカバーに関するものである。
従来、手帳の表表紙の左端縁に合成樹脂製しおりシートを設け、この合成樹脂製しおりシートに鏡を備えた手帳が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、表紙に数条の筋押しを施し、表紙の一部分をしおりとして兼用するものが知られている(例えば特許文献2参照)。
実開昭63-179148号公報 実開昭49-88816号公報
しかし、上記した従来の手帳や表紙(適宜「ノートカバー」と表記する。)のしおりは、しおりを挟んだ状態でノートに記載された内容を読むことができず、ノートを使用する際にはしおりを外した状態にする必要があるという、いわゆるしおりとしての、本の読みかけのところに挟んでしるしとする、細幅の紙片やひもという機能しか果たしていない。このため、従来のノートカバーは、収納されたノートの中紙に記載された内容しか表示できないものとなっていた。
そこで、本願発明は、従来のノートの表示機能を超えた多彩な表示を可能とする新規なノートカバーを提供することを目的とする。
本願発明は、ノートの背に沿う背保護部と、背保護部に接続される、表表紙に沿う表表紙保護部と、裏表紙に沿う裏表紙保護部とを備えたノートカバーである。
表表紙保護部及び裏表紙保護部の少なくとも一方、例えば表表紙保護部の端側には、ノートカバーの内側に当該ノートカバーを取り付けた状態のノートの中紙と対向するように折り返し可能に構成され、折り返された状態におけるノートの中紙と対向する側の面とは反対側の面が付箋紙を貼り付け可能とされた平板状の付箋紙貼付部を設けている。
これにより、ノートの異なるページに、同一の内容が記述された付箋紙が貼り付けられた付箋紙貼付部を配置することができる。このため、各ページで共通の事項については、各ページにそれぞれ記載するよりも、1回付箋紙に記載すれば良く、記載の省力化を図ることができる。
例えば、中紙のXページ、Yページが異なる表示(記載)である場合、付箋紙貼付部を中紙に重ねなければ従来通り開いている中紙(Xページ又はYページ)の内容が表示され、これらに付箋紙貼付部を重ねればXページの内容と付箋紙貼付部の内容を合わせた表示、Yページの内容と付箋紙貼付部の内容を合わせた表示も可能となる。さらに付箋紙貼付部のみの表示も提供することができる。このように、中紙が2ページの場合には従来のノート(ノートカバー)では2通りの表示しかできなかったのに対し、上記構成では5通りの表示を実現する。ノートのページ数を多くしたり付箋紙貼付部を複数設ければ、従来のノート(ノートカバー)とは比較にならない程の多くの表示が可能となることは自明である。
付箋紙貼付部は、取り付けられたノートの中紙と対向する部分の一部又は全部が透明又は半透明に構成されている。
これにより、付箋紙貼付部を折り返した状態でも、挟み込まれたノートの中紙が透けて見えるようにすることができる。また、中紙が透けて見えることから、中紙に記載されている事項に重ねて付箋紙を貼り付けることもできる。
なお、付箋紙貼付部は中紙に対応する領域のほぼ全てを透明にすると、中紙の情報と付箋紙貼付部の情報のいずれも表示することができるため、表示態様が好ましい。
付箋紙貼付部は、対向するノートの中紙よりも小さな表面積に構成するとよい。
これにより、付箋紙貼付部を所定のページに挟み込んでいる状態でも、ノートの付箋紙貼付部が重ならない部分には中紙に書き込みすることができる。すなわち、以上のような多用な表示形式を実現しつつ、中紙に付箋紙貼付部を重ね合わせた際も書き込みが可能であるため、ノートとしての機能(情報書き込み機能)も担保できる。
付箋紙貼付部は、ノートの中紙と対向しない部分は、ノートの中紙と対向する部分よりも付箋紙が貼り付けにくくするとよい。
これにより、付箋紙貼付部を折り返した状態で、付箋紙貼付部のうち、ノートの筆記することが可能な範囲(中紙と重なる範囲)にのみ付箋紙を配置することができる。このように構成すれば、付箋紙貼付部をノートの中に挟んでノートカバーを折り畳んだ際(付箋紙貼付部をしおりとして機能させた場合)、付箋紙貼付部に貼り付けられた付箋紙は中紙と中紙の間に挟まれる。従って、この状態でノートカバーが外部のものと接触した場合、付箋紙はその外部のものと接触しないため、特にノートカバー持ち運び時に付箋紙貼付部から付箋紙がはがれる危険性を極めて低いものにできる。
本願に係る他の発明は、ノートの背に沿う背保護部と、背保護部に接続される、表表紙に沿う表表紙保護部と、裏表紙に沿う裏表紙保護部とを備えたノートカバーである。
表表紙保護部及び裏表紙保護部の少なくとも一方、例えば表表紙保護部の端側には、ノートカバーの内側に当該ノートカバーを取り付けた状態のノートの中紙と対向するように折り返し可能に構成され、折り返された状態におけるノートの中紙と対向する側の面とは反対側の面がペンによる書き込み及びその消去が可能とされた平板状の書込部を設けている。
これにより、ノートの異なるページに、同一の内容が記述された書込部を配置することができる。このため、各ページで共通の事項については、各ページにそれぞれ記載するよりも、1回書込部に記載すれば良く、記載の省力化を図ることができる。
例えば、中紙のXページ、Yページが異なる表示(記載)である場合、書込部を中紙に重ねなければ従来通り開いている中紙(Xページ又はYページ)の内容が表示され、これらに書込部を重ねればXページの内容と書込部の内容を合わせた表示、Yページの内容と書込部の内容を合わせた表示も可能となる。さらに書込部のみの表示も提供することができる。このように、中紙が2ページの場合には従来のノート(ノートカバー)では2通りの表示しかできなかったのに対し、上記構成では5通りの表示を実現する。ノートのページ数を多くしたり書込部を複数設ければ、従来のノート(ノートカバー)とは比較にならない程の多くの表示が可能となることは自明である。
書込部は、取り付けられたノートの中紙と対向する部分における少なくとも一部が透明又は半透明に構成されている。
これにより、書込部を折り返した状態でも、挟み込まれたノートの中紙が透けて見えるようにすることができる。また、中紙が透けて見えることから、中紙に記載されている事項に重ねて書込部にメモなどを書き込むこともできる。
なお、書込部は中紙に対応する領域のほぼ全てを透明にすると、中紙の情報と書込部の情報のいずれも表示することができるため、表示態様が好ましい。
本願各発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本願発明によれば、ノートの異なるページに、同一の内容が記述された付箋紙が貼り付けられた付箋紙貼付部を配置することができる。このため、各ページで共通の事項については、各ページにそれぞれ記載するよりも、1回付箋紙に記載すれば良く、記載の省力化を図ることができる。
ノートカバーの斜視図である。 付箋紙貼付部を開いた状態でノートカバーを内側から見た平面図である。 付箋紙貼付部を閉じた状態でノートカバーを内側から見た平面図である。 付箋紙貼付部を開いた状態でノートカバーを外側から見た平面図である。 ノートへの取付方法を説明するためのノートカバーの分解斜視図である。 ノートに取り付けられ、開いた状態のノートカバーの平面図である。
(ノートカバー10)
図1中、10は、ノートカバーを示し、ノートカバー10はノート20に取り付けられる。
ノート20は、いわゆる大学ノートや手帳などを想定しているが、これに限定されず、メモを取れる冊子状のものであればよい。
ノート20は、図5に示すように、少なくとも、表表紙21と、裏表紙22と、表表紙21と裏表紙22とに挟まれる複数枚の中紙23とから構成される。
ノーカバー10は、図1に示すように、大別すると、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(2)については、後述する。
(1)カバー本体30
(2)しおり40,41
(カバー本体30)
カバー本体30は、例えば布製で、外側布31と内側布32とを縫い合わせて形成されている。
また、外側布31は、図4に示すように、自由端側を例えば革Kにより形成するようにしても良い。
これにより、ノートカバー10を手に持った際に、手触りを良くすることができる。
カバー本体30は、図1〜図4に示すように、大別すると、次の各部を備える。
(1)背保護部50
(2)表表紙保護部60
(3)裏表紙保護部70
(背保護部50)
背保護部50は、図1〜図4に示すように、カバー本体30のほぼ中央に位置し、ノート20の背に沿う(背を覆う)部分である。後述するしおり40,41が取り付けられる。
(表表紙保護部60)
表表紙保護部60は、背保護部50に接続され、当該背保護部50を中央にして、図1において向かって左側に位置し、ノート20の表表紙21に沿う(表表紙21を覆う)部分である。
表表紙保護部60には、次の各部を備える。
(1)表表紙差込ポケット61
表表紙差込ポケット61は、図1〜図3に示すように、表表紙保護部60の内側に位置し、ノート20の表表紙21を差し込んで保持するための収納部である。
表表紙差込ポケット61は、カバー本体30の内側に配置された内側布の表面に樹脂製のシートを貼り付けることにより形成している。なお、表表紙差込ポケット61に摩擦抵抗の少ない滑り易いシートを使用することで、ノート20の表表紙21を差し込みやすくすることができる。
また、表表紙差込ポケット61は、ノート20の下敷きとしての機能も有する。
また、表表紙差込ポケット61には、図2における左右方向にスリット61aが設けられ、表表紙差込ポケット61を図1の上下方向に分離している。
これにより、ノート20の表表紙21を背保護部50側からだけでなく、図2における上側や、斜め方向から表表紙差込ポケット61に差し込むことができ、ノート20の表表紙21を差し込みやすくすることができる。
スリット61aは、表表紙差込ポケット61を構成するシートの図2における上下方向の半分より上方に設けられる。
これにより、表表紙差込ポケット61にノート20の表表紙21を挿入しやすくすることができる。
また、本スリット61aがあることで、表表紙差込ポケット61に、いわゆるレポート用紙などの縦めくりのノートを挿入することもできる。
さらに、ノート20の表表紙21を挿入する際に、下側のシートに表表紙21を挿入すればノート20を保持することができ、上側のシートにまで表表紙21を挿入する手間を省くことができ、ノート20へノートカバー10を取り付けることを容易にすることもできる。
(2)付箋紙貼付部62
付箋紙貼付部62は、図1〜図4に示すように、表表紙保護部60の自由端側である図2における左端部に設けられ、付箋紙貼付部62は、図1〜図4に示すように、少なくとも接続片62aとシート62bとからなり、表表紙保護部60の図1の左端部に布製の接続片62aを介してシート62bが設けられ、表表紙保護部60側に折り返されることで、ノート20の途中ページに挟み込まれるものである。
具体的には、シート62bが、図6に示すように、ノートカバー10の内側に取り付けられたノート20の中紙23と対向するように折り返される。
なお、付箋紙貼付部62は、表表紙保護部60の左端部に設けられる場合に限定されず、図示しないが、表表紙保護部60の上端部や下端部に設けられても良い。また、いわゆるレポート用紙を表表紙差込ポケット61に挿入する場合には、図示しないが、付箋紙貼付部62を表表紙保護部60の自由端側ではなく、表表紙保護部60の背保護部50側の端側に設けても良い。
また、シート62bは、図1〜4に示すように平板状に形成され、折り返された状態におけるノート20の中紙23と対向する側の面とは反対側の面が付箋紙を貼り付け可能とされている。
これにより、付箋紙貼付部62には、特にノート20に記載された事項と関連する内容の情報を記載した付箋紙を貼り付けることができる。
例えば、次のような使い方が可能となる。
複数ページに共通する事項を付箋紙に記載して付箋紙貼付部62に貼り付け、ノート20の複数ページとそれぞれ重ね合わせて付箋紙に記載された事項を参照することで、ノート20の複数ページにそれぞれ記載するよりも、1回付箋紙に記載すれば良く、記載の省力化を図ることができる。すなわち、Xページの内容とYページの内容とに共通する事項Zを付箋紙に記載して付箋紙貼付部62に貼り付け、Xページの内容とZの内容とを併せて参照し、又、Yページの内容とZの内容を併せて参照することもできる。
また、付箋紙貼付部62のみの表示もすることができる。
また、付箋紙貼付部62は、ノート20の下敷きとしての機能も有する。
接続片62aは、図2における左右方向の幅Mが、折り返された際に、ノート20におおよそ重ならない大きさに形成されている。
具体的には、図6に示すように、ノート20の左側の筆記することが可能な範囲に、折り返された接続片62aの右端がかからないように形成されている。
また、付箋紙貼付部62のノート20の中紙23と対向しない部分、主として接続片62aは、ノート20の中紙23と対向する部分、主としてシート62bよりも付箋紙が貼り付けにくくされている。具体的には、シート62bと同じ素材であるが表面を付箋紙との接触面積を少なくするなどの加工をして付箋紙が貼り付けにくいようにする場合や、シート62bと異なる素材、例えば表面が平坦でない布などで構成されることにより、付箋紙が貼り付けにくいように形成されている。
これにより、付箋紙貼付部62を折り返した状態で、付箋紙貼付部62のうち、ノート20の筆記することが可能な範囲にのみ付箋紙を配置することができる。
付箋紙貼付部62、特にシート62bは、取り付けられたノート20の中紙23と対向する部分の一部又は全部が透明又は半透明なクリアーシートから構成されている。
これにより、付箋紙貼付部62を折り返した状態でも、挟み込まれたノート20の中紙23が透けて見えるようにすることができる。また、中紙23が透けて見えることから、中紙23に記載されている事項に重ねて付箋紙を貼り付けることもできる。
また、付箋紙貼付部62、特にシート62bは、例えばポリプロピレンで構成され、ボールペンや鉛筆などの筆記用具で直接シートに筆記及び消去することが可能な書込部としての機能も有する。
これにより、書込部を折り返した状態でも、挟み込まれたノートの中紙が透けて見えるようにすることができる。また、中紙が透けて見えることから、中紙に記載されている事項に重ねて書込部にメモなどを書き込むこともできる。
付箋紙貼付部62は、対向するノート20の中紙23よりも小さな表面積に形成されている。
具体的には、シート62bの大きさは、JIS規格B5(25.7センチ×18.2センチ)のノート20用のノートカバー10の場合で、縦が約19.5センチ、横が約11.2センチで、ノート20の中紙23の用紙サイズより、縦方向、横方向とも小さく形成されている。すなわち、中紙23の用紙サイズの表面積の半分程度の表面積に形成されている。
これにより、付箋紙貼付部62を所定のページに挟み込んでいる状態でも、ノート20の付箋紙貼付部62が重ならない部分(図6のS部分)には書き込みすることができる。
また、シート62bには、図示しないが罫線や記号などを印刷しておいても良い。
これにより、付箋紙貼付部62の所定の位置に付箋紙を貼ることができる。
なお、付箋紙貼付部62は、表表紙保護部60に設けられる場合に限定されず、裏表紙保護部70に設けられても良い。この場合には、裏表紙保護部70の図2における右端部に設けられる。
(3)外側ポケット63
外側ポケット63は、図4に示すように、表表紙保護部60の外側に位置し、メモやマップ、付箋紙、筆記具などを収納可能なものである。
外側ポケット63は、カバー本体30の一部に革Kの周囲を袋状に縫い合わせて形成している。また、外側ポケット63内には、ナイロンなどの摩擦抵抗の少ない滑り易い裏布を使用することで、メモやマップなどを差し込みやすくすることができる。
また、外側ポケット63は、図に示すように、ファスナーFにより入口を閉じることができるようにしても良い。これにより、外側ポケット64に収納されたメモやマップ、筆記具などが不用意に落ちることなどを防止することができる。
(裏表紙保護部70)
裏表紙保護部70は、背保護部50に接続され、当該背保護部50を中央にして表表紙保護部60と反対側、すなわち図1において向かって右側に位置し、ノート20の裏表紙22に沿う部分である。
裏表紙保護部70には、図に示すように、次の各部を備える。
なお、裏表紙保護部70の各部は、次の(1)〜(3)に限定されず、例えば裏表紙保護部70の外側に、表表紙保護部60の外側ポケット63と同様の外側ポケットを設けてもよいし、また、裏表紙保護部70に、表表紙保護部60の付箋紙貼付部62と同様の付箋紙貼付部62を設けてもよい。
(1)裏表紙差込ポケット71
裏表紙差込ポケット71は、図1〜図3に示すように、裏表紙保護部70の内側に位置し、ノート20の裏表紙22を差し込んで保持するための収納部である。
裏表紙差込ポケット71は、カバー本体30の内側に配置された内側布32の表面に樹脂製のシートを貼り付けることにより形成している。なお、裏表紙差込ポケット71に摩擦抵抗の少ない滑り易いシートを使用することで、ノート20の裏表紙22を差し込みやすくすることができる。
また、表表紙差込ポケット61は、ノート20の下敷きとしての機能も有する。
また、裏表紙差込ポケット71には、図2における左右方向にスリット71aが設けられ、裏表紙差込ポケット71を図1の上下方向に分離している。
これにより、ノート20の裏表紙22を背保護部50側からだけでなく、図2における上側や、斜め方向から裏表紙差込ポケット71に差し込むことができ、ノート20の裏表紙22を差し込みやすくすることができる。
スリット71aは、裏表紙差込ポケット71を構成するシートの図2における上下方向の半分より上方に設けられる。
これにより、裏表紙差込ポケット71にノート20の裏表紙22を挿入しやすくすることができる。
また、本スリット71aがあることで、裏表紙差込ポケット71に、いわゆるレポート用紙などの縦めくりのノートを挿入することもできる。
さらに、ノート20の裏表紙22を挿入する際に、下側のシートに裏表紙22を挿入すればノート20を保持することができ、上側のシートにまで裏表紙22を挿入する手間を省くことができ、ノート20へノートカバー10を取り付けることを容易にすることもできる。
(2)シートホルダー72
シートホルダー72は、図1〜図3に示すように、裏表紙差込ポケット71の前面側に設けられ、図2における右側と下側とを裏表紙差込ポケット71に貼り付けることにより、上側と左側とを開放するように形成され、メモ用紙などの書類を収納することに好適なものである。
また、シートホルダー72は、全体が半透明なクリアーシートから形成される。
これにより、収納した書類が透けて見えるようにすることができる。
シートホルダー72には、図1〜図3に示すように、カード挿入スリット72aが設けられる。
カード挿入スリット72aは、名刺などのカード類を収納することに好適なものである。
カード挿入スリット72aには、シートホルダー72の図2における下側に向けて挿入されたカード類を収納する。
(3)ペン保持部73
ペン保持部73は、図1〜図3に示すように、裏表紙保護部70の図2における右端部に設けられ、1枚の例えば布の両端部が重なるように折り畳んで、当該両端部を、裏表紙保護部70の右端部の内側に固定されており、重なった布の内部にペンなどの筆記用具を挿入可能なものである。
(しおり40,41)
しおり40,41は、図1〜図3に示すように、その一端部が背保護部50の上端側の内側に固定されており、ノートカバー10に収納されたノート20に挟み、所定のページを容易に開くものである。
しおり40,41は、2本有り、色を互いに異ならせている。
また、しおり40,41の長さは、背保護部50の長手方向の距離、すなわち上下方向の長さよりも長く設定されている。
これにより、ノート20に挟まれた際にノート20の下部からしおり40,41が露出可能となり、しおり40,41が挟まれているページを容易に開くことが可能となる。
具体的には、しおり40,41の長さは、表表紙保護部60の対角線の長さと略等しく設定されることが望ましい。
なお、しおり40,41の本数として、2本を例示したが、これに限定されず、1本或いは3本以上としてもよい。また、2本のしおり40,41の色を異ならせたが、同じ色としてもよい。また、2本のしおり40,41の材質や太さ、長さなどを同じくしたが、材質、太さ若しくは長さを異ならせてもよい。
(使用方法)
つぎに、上記した構成を備えたノートカバー10の使用方法について説明する。
まず、カバー本体30を、図5に示すように、ノート20に取り付ける。
すなわち、ノート20の表表紙21を、図5の線Aに示すように、背保護部50側から表表紙保護部60の表表紙差込ポケット61に差し込む。
その後、付箋紙貼付部62を、ノート20の表表紙21と対向するように折り返し、ノート20の所定ページに挟み込む。
また、ノート20の表表紙21は、図5の線Aに示す方向から差し込む場合に限定されず、図5の線Bに示すようにスリット61aの上側から差し込んでも良いし、他の方向、例えば線Aと線Bとの間の斜め方向から差し込んでも良い。
一方、ノート20の裏表紙22をノートカバー10に差し込む場合は、図5の線Cに示す方向から裏表紙保護部70の裏表紙差込ポケット71に裏表紙を差し込む。
また、ノート20の裏表紙22は、図5の線Cに示す方向から差し込む場合に限定されず、図5の線Dに示すようにスリット71aの上側から差し込んでも良いし、他の方向、例えば線Cと線Dとの間の斜め方向から差し込んでも良い。
なお、表表紙21と裏表紙22の何れか一方をそれぞれ表表紙差込ポケット61と裏表紙差込ポケット71に差し込む場合に限定されず、両方を差し込んでも良い。
また、表表紙差込ポケット61と、裏表紙差込ポケット71とに、それぞれ別のノート20を差し込んでも良い。
上記実施形態には、少なくとも次の技術的思想が流れている。
本願発明は、ノート20の背に沿う背保護部50と、背保護部50に接続される、表表紙21に沿う表表紙保護部60と、裏表紙22に沿う裏表紙保護部70とを備えたノートカバー10である。
表表紙保護部60及び裏表紙保護部70の少なくとも一方、例えば表表紙保護部60の自由端側には、ノートカバー10の内側に当該ノートカバー10を取り付けた状態のノート20の中紙23と対向するように折り返し可能で、付箋紙を貼り付け可能な平板状の付箋紙貼付部62を設けている。
これにより、ノート20の異なるページに、同一の内容が記述された付箋紙が貼り付けられた付箋紙貼付部62を配置することができる。
付箋紙貼付部62は、少なくとも一部が透明に構成されている。
これにより、付箋紙貼付部62を折り返した状態でも、挟み込まれたノート20の中紙23が透けて見えるようにすることができる。また、中紙23が透けて見えることから、中紙23に記載されている事項に重ねて付箋紙を貼り付けることもできる。
付箋紙貼付部62は、ノート20の表面積よりも小さく構成されている。
これにより、付箋紙貼付部62を所定のページに挟み込んでいる状態でも、ノート20の付箋紙貼付部62が重ならない部分Sには書き込みすることができる。
付箋紙貼付部62は、少なくとも接続片62aとシート62bとから構成され、シート62bは、表表紙保護部60及び裏表紙保護部70の少なくとも一方の自由端側に接続片62aを介して設けられ、接続片62aは、付箋紙が貼り付けにくい表面が平坦でない素材により構成されている。
これにより、付箋紙貼付部62を折り返した状態で、付箋紙貼付部62のうち、ノート20の筆記することが可能な範囲にのみ付箋紙を配置することができる。
10 ノートカバー 20 ノート
21 表表紙 22 裏表紙
23 中紙 30 カバー本体
31 外側布 32 内側布
40,41 しおり 50 背保護部
60 表表紙保護部 61 表表紙差込ポケット
61a スリット 62 付箋紙貼付部
62a 接続片 62b シート
63 外側ポケット 70 裏表紙保護部
71 裏表紙差込ポケット 71a スリット
72 シートホルダー 72a カード挿入スリット
73 ペン保持部
F ファスナー

Claims (4)

  1. ノートの背に沿う背保護部と、前記背保護部に接続され、ノートの表表紙に沿う表表紙保護部と、
    前記背保護部に接続され、ノートの裏表紙に沿う裏表紙保護部とを備えたノートカバーであって、
    前記表表紙保護部及び前記裏表紙保護部の少なくとも一方の端側には、
    前記ノートカバーの内側に取り付けられたノートの中紙と対向するように折り返し可能に構成され、折り返された状態におけるノートの中紙と対向する側の面とは反対側の面が付箋紙を貼り付け可能とされた平板状の付箋紙貼付部を設け、
    前記付箋紙貼付部は、取り付けられたノートの中紙と対向する部分の一部又は全部が透明又は半透明に構成されているノートカバー。
  2. 前記付箋紙貼付部は、
    対向するノートの中紙よりも小さな表面積である請求項1に記載のノートカバー。
  3. 前記付箋紙貼付部は、
    ノートの中紙と対向しない部分は、ノートの中紙と対向する部分よりも付箋紙が貼り付けにくくされている、請求項1又は請求項2に記載のノートカバー。
  4. ノートの背に沿う背保護部と、前記背保護部に接続され、ノートの表表紙に沿う表表紙保護部と、
    前記背保護部に接続され、ノートの裏表紙に沿う裏表紙保護部とを備えたノートカバーであって、
    前記表表紙保護部及び前記裏表紙保護部の少なくとも一方の自由端側には、
    前記ノートカバーの内側に取り付けられたノートの中紙と対向するように折り返し可能で、折り返された状態におけるノートの中紙と対向する側の面とは反対側の面が筆記用具による書き込み及びその消去が可能とされた平板状の書込部を設け、
    前記書込部は、取り付けられたノートの中紙と対向する部分における少なくとも一部が透明又は半透明に構成されているノートカバー。
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