JP2011125711A - ぶどう絞り器機構を使用してシール直径が電力で変更可能なトロカール - Google Patents

ぶどう絞り器機構を使用してシール直径が電力で変更可能なトロカール Download PDF

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    • A61B2090/0805Counting number of instruments used; Instrument detectors automatically, e.g. by means of magnetic, optical or photoelectric detectors

Abstract

【課題】適切な接触圧力を確実にしながら、様々なサイズの器具に適応し得るカニューレを通して挿入される器具の周りにシールを形成するための装置を提供する。
【解決手段】外科手術用器具を内部外科手術部位に導入するための装置10を記載する。装置10は、身体組織内に配置するためのアクセス部材を備え、このアクセス部材は、組織部位へのアクセスを提供する長手軸方向通路12を有し、長手方向軸を規定する。細長シール部材が、このアクセス部材に設置される。
【選択図】図1

Description

(関連出願の引用)
本願は、2009年12月18日に出願された米国仮出願番号61/287,813の利益および優先権を主張する。この米国仮出願の全内容は、本明細書中に参考として援用される。
(技術分野)
本開示は、一般に、外科手術用器具のための通路にわたる流体密シールを維持するためのシステムを使用する、外科手術用アクセス装置に関する。特に、本開示は、種々のサイズの器具に適応するために電源と通信する可変直径のぶどう絞り器型シールを使用する、入口装置に関する。
外科手術手順(例えば、腹腔鏡手順、関節鏡手順、および内視鏡手順)は、一般に、最小侵襲性であるといわれる。このことは少なくとも部分的に、必要とされる切開が比較的小さい(おそらく、長さ1インチ以下である)ことに起因する。小さい切開は、周囲の身体組織に対する外傷性が固有に小さいので、好ましい。また、小さい切開は、内部の器官を、外側の大気中の汚染物質への制限された曝露に供する。従って、小さい切開は、従来の外科手術のために必要とされる大きい切開において一般であるものよりも、病院での滞在をより短くし、そして疼痛および瘢痕をより少なくして回復をより速くすることが可能である。
内視鏡外科手術は、部分的には、この目的のために特別に設計された器具の利用可能性に起因して、可能である。例えば、トロカールアセンブリは、小さい切開を作製するための鋭利なトロカールまたは閉塞具、および一旦この閉塞具が取り除かれたらこの切開を通して導管を提供するためのカニューレアセンブリを備え得る。カニューレは、細長い管(例えば、直径が2mm〜15mm)であり、遠位端または前端が、手術部位に隣接する内部体腔に挿入されるように構成され得る。この体腔は、しばしば、通気ガス(例えば、二酸化炭素)で膨らまされて、体壁を重要な器官から離す。このことは、外科医が周囲の組織を損傷することなく観察設備または操縦道具を適切な位置に導入し得る空間を提供する。次いで、作業空間および手術部位へのアクセスのために、他の種々の器具が、このカニューレを通して挿入され得、そして引き抜かれ得る。カニューレを通って嵌り、そして外科医が切開から遠く離れた組織を操作することを可能にする目的で、内視鏡外科手術のために適合された器具は、代表的に、長くて狭い円柱形のシャフトを備える。この器具のシャフトの正確なサイズおよび形状は、1回の手順のために通常必要とされる数種の器具について、変動し得る。
内視鏡手順は一般に、患者の身体に挿入される任意の器具類が密封されることを必要とする。例えば、通気ガスがカニューレを通って身体から逃れないことを確実にするように備えられなければならない。さらに、シールは、外側の環境による体腔の汚染を防止するように働く。このような流体密なシールがなければ、最小侵襲性外科手術の付随する利点の多くが失われる。全ての時点(例えば、カニューレへの器具の導入前、導入中および導入後)にシールを維持する目的で、二重シールシステムが通常使用される。第一のシールは、通常、閉状態に付勢されて、器具が存在しない場合には導管をシールする。第一のシールは、器具の導入の際に破れ得るので、第二のシールが、第一のシールが損なわれる前に器具のシャフトと密封関係を確立するために配置され得る。
この第二のシールは、しばしば、可変直径のオリフィスが、器具のシャフトに関連する種々のサイズおよび幾何学的形状に適合可能であるように構成される。例えば、セプタムシールは、ほぼ平坦なエラストマー部材であり、この部材を通る拡張可能なオリフィスを有する。このオリフィスは、最も小さい器具がこの弾性材料と係合してシールを形成することなくこのセプタムシールを通過し得ないようなサイズにされ得る。このセプタムシールの弾性は、最も大きい器具に適応するために、このオリフィスが拡張することを許容する。
このようなセプタムシールの使用における懸念の1つの局面は、器具のシャフトに対してこのセプタムシールにより付与される接触圧力である。この接触圧力が不充分である場合、外科医がこの器具を操作する際に、通気圧力が維持されないかもしれない。しかし、この接触圧力が高すぎる場合、外科医は、この器具を前進させて適切に制御することに困難を感じ得る。より大きい器具はより大きい程度までこのオリフィスを拡張させなければならないので、その接触圧力はその結果として、より小さい器具についてよりも大きくなり、従って、より大きい器具は、より小さい器具よりも操作することがより困難であり得る。
従って、適切な接触圧力を確実にしながら、様々なサイズの器具に適応し得るカニューレを通して挿入される器具の周りにシールを形成するための装置が必要とされている。
上記課題を解決するために、本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
身体組織内に配置されるための寸法にされ、長手方向軸を規定するアクセス部材であって、組織部位へのアクセスを提供するための、該アクセス部材を通る長手軸方向通路を有する、アクセス部材;
該アクセス部材に設置された細長シール部材であって、該細長シール部材を通るオリフィスを有し、該オリフィスは、該アクセス部材に挿入された器具の周りで密封関係を確立するように適合された可変内部寸法を有する、細長シール部材;ならびに
該オリフィスの該可変内部寸法を調節するための、該細長シール部材に関連する電力式調節機構であって、該電力式調節機構は、
該アクセス部材に設置された後ハブおよび前ハブであって、該後ハブは、該前ハブから長手軸方向に間隔を空けており、該後ハブおよび該前ハブは、該長手方向軸の周りで、該後ハブと該前ハブとの間での相対回転運動のために適合されている、後ハブおよび前ハブ;
該後ハブと該前ハブとの間に延びて、該後ハブと該前ハブとを接続する複数のスポークであって、該スポークは、該後ハブと該前ハブとの相対回転の際に、その第一の状態において第一の最小内部寸法を規定し、そしてその第二の状態において第二の最小内部寸法を規定し、該第一の最小内部寸法は、該第二の最小内部寸法より大きく、該スポークはさらに、該後ハブと該前ハブとの相対回転が該オリフィスの該可変内部寸法を調節するように、該細長シール部材の周りに配置されている、複数のスポーク;ならびに
該後ハブと該前ハブとの間の相対回転を生じさせるための、該後ハブおよび該前ハブのうちの少なくとも一方と作動可能に関連する、電力式運動発生器、
を備える、電力式調節機構、
を備える、外科手術用アクセス装置。
(項目2)
前記電力式運動発生器が電気モータを備える、上記項目に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目3)
前記後ハブおよび前記前ハブのうちの一方が、前記アクセス部材に対して固定されており、そして該後ハブおよび該前ハブのうちの他方が、前記電力式運動発生器と作動可能に関連している、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目4)
前記電力式調節機構が、回転運動を伝達するための、前記後ハブおよび前記前ハブのうちの他方に結合されたモータおよび歯車を備える、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目5)
前記電力式調節機構が、長手軸方向運動を生じるために適合された電力式運動発生器を備える、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目6)
前記器具の存在を検出するためのセンサをさらに備える、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目7)
制御回路をさらに備え、該制御回路は、前記モータと作動可能に関連しており、そして前記細長シール部材により前記器具に付与される閉鎖力を制御するために適合された論理を有する、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目8)
前記制御回路の前記論理が、前記器具のサイズに関する情報を受信して、該器具に所定の閉鎖力を自動的に付与するように適合されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目9)
前記制御回路が、器具が存在しない場合に前記スポークを前記第一の状態に移動させるように適合されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(項目10)
器具が存在しない場合に前記通路をシールするように適合されたゼロ閉鎖弁をさらに備える、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用アクセス装置。
(摘要)
外科手術用アクセス装置は、組織部位へのアクセスを提供する長手軸方向通路を有するアクセス部材を備える。このアクセス部材に設置された細長シール部材は、可変内部寸法を有するオリフィスを有する。この細長シール部材は、器具の周りでの密封関係を確立し、そしてこのオリフィスの可変内部寸法を調節するための電力式調節機構に関連する。この電力式調節機構は、長手軸方向に間隔を空け、そしてアクセス部材により規定される軸の周りでの相対回転のために適合された、後ハブおよび前ハブを備える。複数のスポークがこれらのハブの間に延び、そしてこれらのハブの相対回転の際に、第一の状態にある場合の第一の最小内部寸法、および第二の状態にある場合の第二の最小内部寸法を規定する。これらのスポークは、この細長シール部材の周りに配置されて、これらのハブの相対回転の際に、このオリフィスの可変内部寸法を調節する。電力式運動発生器が、これらのハブ間の相対回転を生じさせる。
(要旨)
本開示は、外科手術用器具を内部外科手術部位に導入するための装置を記載する。この装置は、身体組織内に配置するためのアクセス部材を備え、このアクセス部材は、組織部位へのアクセスを提供する長手軸方向通路を有し、長手方向軸を規定する。細長シール部材が、このアクセス部材に設置される。この細長シール部材は、この細長シール部材を通る可変内部寸法を有するオリフィスを有し、そしてこのアクセス部材に挿入された器具の周りに密封関係を確立するように適合される。電力式調節機構が、このオリフィスの可変内部寸法を調節するために、この細長シールに関連する。この電力式調節機構は、後ハブおよび前ハブを備え、この後ハブおよびこの前ハブは、長手軸方向に間隔を空けており、そしてこの長手方向軸の周りでのこれらのハブ間の相対回転運動を可能にするように、このアクセス部材に設置される。複数のスポークが、この後ハブとこの前ハブとの間に延び、そしてこの後ハブとこの前ハブとを接続する。これらのスポークは、この後ハブとこの前ハブとの相対回転の際に、その第一の状態において第一の最小内部寸法を規定し、そしてその第二の状態において第二の最小内部寸法を規定し、この第一の最小内部寸法は、この第二の最小内部寸法より大きい。これらのスポークはさらに、この後ハブとこの前ハブとの相対回転がこのオリフィスの可変内部寸法を調節するように、この細長シール部材の周りに配置される。この後ハブとこの前ハブとの相対回転を生じさせるための電力式運動発生器が、この後ハブおよびこの前ハブのうちの少なくとも一方に作動可能に関連する。
この外科手術用アクセス装置は、この電力式運動発生器として、電気モータを組み込み得る。後ハブおよび前ハブのうちの一方は、このアクセス部材に対して固定され得、そしてこの後ハブおよびこの前ハブのうちの他方は、この電力式運動発生器と作動可能に関連し得る。この後ハブおよびこの前ハブのうちの他方は、回転運動を伝達するために、電気モータおよび歯車に結合され得る。この電力式調節機構はまた、長手軸方向の運動を発生させるために適合された、電力式運動発生器を備え得る。
この外科手術用アクセス装置は、この器具の存在を検出するように適合されたセンサを備え得る。このセンサは、このモータと作動可能に関連する制御回路と作動可能に関連し得る。この制御回路は、この細長シール部材によりこの器具に付与される閉鎖力を制御するために適合された論理を有し得る。この制御回路の論理は、この器具のサイズに関連する情報を受信して、所定の閉鎖力をこの器具に自動的に付与するように適合され得る。この制御回路は、器具が存在しない場合にスポークを第一の状態に移動させるように適合され得る。外科手術アクセス装置は、器具が存在しない場合にこの通路をシールするように適合された、ゼロ閉鎖弁(zero−closure valve)をさらに備え得る。
添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示の実施形態を図示し、そして以下に与えられる実施形態の詳細な説明と一緒になって、本開示の原理を説明する役に立つ。
本発明によって、適切な接触圧力を確実にしながら、様々なサイズの器具に適応し得るカニューレを通して挿入される器具の周りにシールを形成するための装置が提供される。
図1は、本開示に従って構築されたアクセス装置の分解斜視図である。 図2Aは、器具の受容のための第一の開状態で配置されている、図1のアクセス装置のスポーク管の上面図である。 図2Bは、図2Aのスポーク管の側面図である。 図3Aは、器具に閉鎖力を付与するための第二の閉状態で配置されている、図1のアクセス装置のスポーク管の上面図である。 図3Bは、図3Aのスポーク管の側面図である。 図4Aは、中心長手方向軸「A」を通る面に沿って見た、図1のアクセス装置の断面図である。 図4Bは、器具の受容の際のアクセス装置を図示する、図4Aと類似の図である。
本開示は、患者の身体への、全ての型の外科手術用器具(クリップアプライア、把持具、解剖具、レトラクタ、ステープラー、レーザーファイバー、写真デバイス、内視鏡および腹腔鏡、管などが挙げられる)の導入を想定する。全てのこのような物品は、本明細書中で一般に、「器具」と称される。図面および以下の説明において、用語「近位」とは、慣習的であるように、操作者に向かう方向、または装置上の操作者に近い方の相対位置をいい、一方で、用語「遠位」とは、操作者から離れる方向、または装置上の操作者から遠い方の相対位置をいう。
本開示は、種々の直径の器具に適応するための、古くから存在するぶどう絞り器機構の構造体を組み込む可変直径シールの使用を想定する。手短に言えば、ぶどう絞り器機構は、回転運動をトグル作用機構の原理と組み合わせて、機械的前進を生じる。ぶどう絞り器機構は、相対回転のために設置された2つの同軸プレートの各端部でヒンジにより接続された、複数のスポークを備え得る。これらのプレートが回転させられると、これらのスポークがこれらのヒンジにおいて旋回し、これらのスポークの中点間の距離を変化させる。可撓性材料のスリーブがこれらのスポーク間に垂れる場合、これらのスポークの中点間の調節可能な距離は、調節可能な器具シールの直径を規定し得る。この様式で使用されるぶどう絞り器機構のより完全な説明は、米国仮出願番号60/931,935に見出され得、その全内容は、本明細書中に参考として援用される。
最初に図1を参照すると、本開示に従う外科手術用入口装置が、一般に10として図示されている。外科手術用入口装置10は、この外科手術用入口装置を通る通路12を規定して、外科手術部位への外科手術用器具の導入を可能にする。その近位端において、キャップ14が開き、この器具のための入口路を提供する。キャップ14の内側は、中心開口部16を備え、この中心開口部は、キャップ14を通って延び、そして中心長手方向軸「A」を含む。中心長手方向軸「A」は、カニューレ82(以下で議論される)により規定され得、そして外科手術用入口装置10の中心を通って延び得る。キャップ14に隣接して、近位ハウジング18が存在し、この近位ハウジングもまた中空であり、両端が開いている。環状隆起22が近位ハウジング18から突出して、キャップ14との流体密界面を提供する。
ぶどう絞り器型シール24が、入口装置10の通路12内に少なくとも部分的に存在して、挿入され得る種々の器具との流体密なシールを形成するための可変直径シール機構を提供するように適合される。可撓性エラストマーコーン26が、ぶどう絞り器型シール24の1つの構成要素として提供されて、この器具を係合し、そのシャフトとの流体密シールを形成する。エラストマーコーン26は、中心のど部28、ならびに近位端の第一のカラー30および遠位端の第二のカラー32を備える。エラストマーコーン26は、中心のど部28の近くで内向きに湾曲し、砂時計の形状を与える。エラストマーコーン26の内側を通るオリフィス34は、中心のど部28の近くで最小内部オリフィス寸法「O」(図4Aを参照のこと)を有する。以下で議論されるように、最小内側オリフィス寸法「O」は、エラストマーコーン26の砂時計の形状を変更することによって、減少した寸法「o」(図4Bを参照のこと)に調節され得る。この変更は、ぶどう絞り器型シール24が種々のサイズの器具に適合することを可能にする。第一のカラー30および第二のカラー32は、エラストマーコーン26の範囲で、中心のど部から半径方向外向きに突出する。第一のカラー30は、通路12内で静止したままであるように適合され、そして接着剤または他の手段で、キャップ14の内側表面に固定され得る。第二のカラー32は、第一のカラー30に対する回転運動と長手軸方向運動との両方のために適合される。第二のカラー32のは、第二のカラー32が長手軸方向に並進する際に、通路12の内側表面とのワイパーシールとして働き得、その結果、通気ガスがエラストマーコーン26の周りで逃れない。
スポーク管38は、中心のど部28の周りで放射状に、そしてエラストマーコーン26のカラー30と32との間で長手軸方向に配置されて、最小内側オリフィス寸法「O」を変更し得る。スポーク管38は、比較的硬いスポーク40のアレイを備え、これらの比較的硬いスポークは、ヒンジ42によって、前ハブ44および後ハブ48に接続される。これらの2つのハブ44および48の各々は、エラストマーコーン26のそれぞれ第一のカラー30および第二のカラー32に当接し得る。後ハブ48は、第一のカラー30にしっかりと固定され得、その結果、通路12内で静止したままである。一方で、前ハブ44は、第二のカラー32に当接し得、その結果、第二のカラー32と一緒に並進し得、そして第二のカラー32に対する回転が自由なままである。前ハブ44は、一連の歯、突出部またはくぼみを、その外周表面50に備え得、これらは前ハブ44に係合して、後ハブ48に対する前ハブ44の相対回転を引き起こし得る。このような相対回転は、スポーク40がヒンジ42の周りで旋回することを可能にし得る。ヒンジ42は、リビングヒンジ(例えば、スポーク40が複数の軸の周りで同時に旋回することを可能にするための可撓性を有する、材料のより薄い部分)であり得る。玉継手もまた、スポーク40の必要とされる複雑な動きを可能にし得る。スポーク管38は、成型可能なポリマー材料(例えば、ポリプロピレン)から形成され得るか、または他の材料が、特定の用途のために選択され得る。
ぶどう絞り器型シール24はまた、電力式調節機構52を備えて、シールが異なるサイズの器具に適合することを可能にする。電力式調節機構52は、小型電気モータ54を備え得、この小型電気モータは、モータシャフト56、およびモータシャフト56に結合された歯車58を有する。歯車58は、その外側円周表面60に歯を備え得、これらの歯は、前ハブ44の外周表面50の歯と相互作用し、その結果、回転運動がモータシャフト56から前ハブ44へと伝達され得る。図示においては、電力式調節機構は、軸「A」に対して平行な軸「B」に沿っているが、適切な歯車比の作製を容易にし得る他の配置が想定される。
電力式調節機構52は、モータ54に電力を供給して制御するための、電源62および制御回路64を備え得る。電源62および制御回路64は、互いに、およびモータ54と電気通信し得る。電源62および制御回路64は、空間の利用性および他の設計に関する考慮事項に依存して、外科手術用入口装置10の内部に収容され得るか、または離れた位置に配置され得る。内部の位置が好ましくあり得る。制御回路64は、モータ54からの入力(例えば、シャフト56の回転位置またはモータ54により付与されるトルクに関する情報)を受容するように適合された論理を含み得る。センサ68は、制御回路64のためのさらなる入力を提供するように適合され得る。センサ68は、通路12内の器具の存在を検出するための、近接センサ、光学センサまたは他のデバイスを備え得る。
センサ68は、近位ハウジング18によって捕捉されるシール支持体70内に配置され得る。シール支持体70は、その遠位表面に周囲隆起72を備え、ゼロ閉鎖弁(例えば、ダックビル弁74)のための座を提供する。ダックビル弁74は、遠位に延びる1対の実質的に平坦なリップ76を有するエラストマー部材であり、これらのリップは、通常、互いに接触するように付勢されて、器具が存在しない場合には入口装置10を通る実質的に流体密なシールを作製する。リップ76は、その近位側からの器具の挿入の際に容易に分離されて、この器具の通過を可能にする。他の型のゼロ閉鎖弁の使用もまた想定される。
遠位ハウジング78は、ダックビル弁74を収容し、そして近位ハウジング18の流体密接続を形成して、ぶどう絞り器型シール24を間に収容する。遠位ハウジング78の外側で、正反対に対向する延長部80が、外科氏または操作者が入口装置10を2本の指で持つための表面を提供する。遠位ハウジング78は、アクセス部材(例えば、カニューレ82)を受容し、そしてこのアクセス部材と流体密界面を形成する。カニューレ82は、両端が開いている中空管であり、患者に作製された小さい切開を通る器具のための導管を提供する。カニューレ84の遠位端(図示せず)は、組織部位に隣接する体腔内に配置され得、一方で、遠位ハウジング78に結合された近位端は、患者の外側に残る。通路12は、入口装置10全体を通って、キャップ14の近位端からカニューレ84の遠位端まで延び、体腔への外科手術用器具のためのアクセスを提供する。
ここで図2Aおよび図2Bを参照すると、スポーク管38が、第一の開構成で示されている。この様式で配置されると、スポーク管は、前ハブ44から後ハブ48まで延びる全体の高さ「H」、およびスポーク40の中点間に規定される最小内径「D」を有する。前ハブ44および後ハブ48が互いに対して回転させられる場合、スポーク管38は、図2Aおよび図2Bの第一の開構成から、図3Aおよび図3Bに図示される第二の閉構成へと再配置される。スポーク40は、ヒンジ42において旋回し、その結果、各スポーク40がハブ44、48の方へと長手軸方向に傾き、その高さを「h」まで減少させる。また、このスポーク管が第一の開構成から第二の閉構成へと移動させられると、スポーク40の中点は、半径方向に集まって、その最小内径を寸法「d」まで減少させる。スポーク40の中点を中心のど部28と整列させることによって、スポーク40の中点は、可撓性エラストマーコーン26に圧力を付与し、そして種々のサイズの器具に適応する目的で、オリフィス寸法「O」に影響を及ぼし得る。
ここで図4Aを参照すると、入口装置10は、通路12がダックビル弁74または別のゼロ閉鎖弁により、器具が存在しない場合には密封されるように組み立てられ得る。リップ76は、互いに接触して通路12を閉じるように付勢される。器具が存在しない場合にはまた、スポーク管38は、高さ「H」および内径「D」を有する第一の開構成を呈するように構成され得る。この配置は、エラストマーコーン26がオリフィス寸法「O」を提供することを可能にする。この配置において、エラストマーコーン26の第二のカラー32の最遠位の表面は、シール支持体70の表面の近位に面する表面に当接し、一方で、エラストマーコーンの最近位の部分は、キャップ14にしっかりと取り付けられる。歯車58の外側円周表面60は、前ハブ44の外周表面50の近位部分と界面を接する。この配置において、外科手術用入口装置10は、器具を受容するための状態にある。
ここで図4Bを参照すると、器具シャフト99は、キャップ14の近位側から遠位方向に移動するように、通路12に入り得る。エラストマーコーン26の砂時計の形状は、器具シャフト99の導入を容易にするために充分な導入角度を提供する。器具シャフト99がシール支持体70を通って移動すると、この器具シャフトは、センサ68により検出され得る。センサ68は、信号を制御回路64に送信し得、次いで、この制御回路は、モータ54に命令を提供し得る。モータ54は、スポーク管38が高さ「h」を呈するまで、歯車58に、前ハブ44を近位に並進させる方向に、前ハブ44を回転させ得る。スポーク40の中点が集まり得、第二のカラー32がもはやシール支持体70の近位に面する表面と接触しなくなるまで、エラストマーコーン26を半径方向内向きに圧縮し得る。従って、エラストマーコーン26は、特定のサイズの器具シャフト99に適応するために減少したオリフィス寸法「o」を提供するように構成される。
制御回路64は、エラストマーコーン26により器具シャフト99に付与される閉鎖力を監視するために必要な構成要素を備え得る。この閉鎖力は、モータ54により引き出される電流またはモータ動作の別の特徴を監視することによって、間接的に決定され得る。この様式で、気腹を維持するために充分である閉鎖力が達成され得るが、この閉鎖力は、器具シャフト99の操作(例えば、挿入および引き出し)を外科医または操作者にとって厄介にするほどには大きくない。制御回路64およびモータ54を使用してこの閉鎖力を制御することによって、適切な閉鎖力が、挿入される器具のサイズとは無関係に自動的に達成され得る。使用中に、モータ54の伝動装置は、器具により付与される半径方向の力がオリフィスを拡張させることを防止する。
外科医が手順を完了したら、器具シャフト99は、近位方向に引き抜かれ得る。この器具がシール支持体70を通過すると、センサ68がこの器具の引き抜きを検出し得、そして適切な信号を制御回路64に送信し得る。制御回路64は、モータ54に、スポーク管38をその第一の開状態に戻すように命令し得る。スポーク38をその第一の開状態に戻すことによって、オリフィス寸法「O」が調節され、これは、標本が組織部位から入口装置10を通して取り出される場合に特に、器具のさらなる引き抜きを容易にし得る。この様式で、外科手術用入口装置10は、操作者からの入力なしで、様々なサイズの器具をシールするように自動的に適合し得る。
上に記載された種々の構成要素の他の配置もまた想定される。例えば、電気モータ54ではなく電力式運動発電機が、回転運動ではなく長手軸方向運動を生じるように適合され得る。液圧ピストン(図示せず)が、前ハブ44と後ハブ48との間の長手軸方向間隔を調節するように適合され得る。スポーク40のヒンジ式の配置に起因して、ハブ44と48との相対回転は、長手軸方向の調節を付随し、従って、可変オリフィス寸法「O」が調節され得る。
外科手術用入口装置10は、自動調節のために適合されるが、代替的に、またはさらに、手動制御のためのユーザインターフェース(図示せず)を備え得る。手動制御は、例えば、予測されなかった状態を楽にするため、または外科医もしくは操作者の個々の好みに適応するために、機能し得る。
上記開示は、明瞭さまたは理解の目的で、説明および例によっていくらか詳細に記載されたが、特定の変更および改変が、添付の特許請求の範囲の範囲内でなされ得ることが明らかである。
24 ぶどう絞り器型シール
26 エラストマーコーン
28 中心のど部
30 第一のカラー
32 第二のカラー
34 オリフィス
36 ビード
38 スポーク管
42 ヒンジ
44 前ハブ
48 後ハブ

Claims (10)

  1. 身体組織内に配置されるための寸法にされ、長手方向軸を規定するアクセス部材であって、組織部位へのアクセスを提供するための、該アクセス部材を通る長手軸方向通路を有する、アクセス部材;
    該アクセス部材に設置された細長シール部材であって、該細長シール部材を通るオリフィスを有し、該オリフィスは、該アクセス部材に挿入された器具の周りで密封関係を確立するように適合された可変内部寸法を有する、細長シール部材;ならびに
    該オリフィスの該可変内部寸法を調節するための、該細長シール部材に関連する電力式調節機構であって、該電力式調節機構は、
    該アクセス部材に設置された後ハブおよび前ハブであって、該後ハブは、該前ハブから長手軸方向に間隔を空けており、該後ハブおよび該前ハブは、該長手方向軸の周りで、該後ハブと該前ハブとの間での相対回転運動のために適合されている、後ハブおよび前ハブ;
    該後ハブと該前ハブとの間に延びて、該後ハブと該前ハブとを接続する複数のスポークであって、該スポークは、該後ハブと該前ハブとの相対回転の際に、その第一の状態において第一の最小内部寸法を規定し、そしてその第二の状態において第二の最小内部寸法を規定し、該第一の最小内部寸法は、該第二の最小内部寸法より大きく、該スポークはさらに、該後ハブと該前ハブとの相対回転が該オリフィスの該可変内部寸法を調節するように、該細長シール部材の周りに配置されている、複数のスポーク;ならびに
    該後ハブと該前ハブとの間の相対回転を生じさせるための、該後ハブおよび該前ハブのうちの少なくとも一方と作動可能に関連する、電力式運動発生器、
    を備える、電力式調節機構、
    を備える、外科手術用アクセス装置。
  2. 前記電力式運動発生器が電気モータを備える、請求項1に記載の外科手術用アクセス装置。
  3. 前記後ハブおよび前記前ハブのうちの一方が、前記アクセス部材に対して固定されており、そして該後ハブおよび該前ハブのうちの他方が、前記電力式運動発生器と作動可能に関連している、請求項1に記載の外科手術用アクセス装置。
  4. 前記電力式調節機構が、回転運動を伝達するための、前記後ハブおよび前記前ハブのうちの他方に結合されたモータおよび歯車を備える、請求項3に記載の外科手術用アクセス装置。
  5. 前記電力式調節機構が、長手軸方向運動を生じるために適合された電力式運動発生器を備える、請求項1に記載の外科手術用アクセス装置。
  6. 前記器具の存在を検出するためのセンサをさらに備える、請求項1に記載の外科手術用アクセス装置。
  7. 制御回路をさらに備え、該制御回路は、前記モータと作動可能に関連しており、そして前記細長シール部材により前記器具に付与される閉鎖力を制御するために適合された論理を有する、請求項6に記載の外科手術用アクセス装置。
  8. 前記制御回路の前記論理が、前記器具のサイズに関する情報を受信して、該器具に所定の閉鎖力を自動的に付与するように適合されている、請求項7に記載の外科手術用アクセス装置。
  9. 前記制御回路が、器具が存在しない場合に前記スポークを前記第一の状態に移動させるように適合されている、請求項6に記載の外科手術用アクセス装置。
  10. 器具が存在しない場合に前記通路をシールするように適合されたゼロ閉鎖弁をさらに備える、請求項1に記載の外科手術用アクセス装置。
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