JP2011125203A - 多連型の携帯無線機用充電器 - Google Patents

多連型の携帯無線機用充電器 Download PDF

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Abstract

【課題】省スペースでより多くの携帯無線機を充電することができ、配置されるスペースの煩雑さを解消でき、配置されるスペースを容易に整理することができ、充電中の携帯無線機を強固にロックすることができる縦型の多連構造を有する多連型の携帯無線機用充電器を提供すること。
【解決手段】充電器30は、携帯無線機10を充電するために、携帯無線機10を収納し、収納した際、携帯無線機10が自重によって摺動するように傾斜している収納部40と、収納部40内に携帯無線機10をロックするロック機構50とを具備している。ロック機構50は、回動軸53と、先端55aが携帯無線機10の上面10aに当接することで外部への携帯無線機10の抜け落ちを防止するロックレバー55と、ロックレバー55の回動を規制する規制部57とを有している。充電器30は、携帯無線機10を充電するために複数の収納部40を高さ方向に沿って並んで配設することで縦型の多連構造を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯無線機を強固にロックし、縦型の多連構造を有する多連型の携帯無線機用充電器に関する。
一般に携帯型で無線を用いる携帯無線機は、例えば業務用に用いられ、屋外、または屋外に準ずる環境にて長時間使用される。そのため携帯無線機は、携帯無線機を長時間使用可能とするための充電可能な大容量のバッテリーを有している。携帯無線機が長時間使用された後、携帯無線機は、バッテリーを携帯無線機用充電器(以下、充電器)にて充電する必要が生じる。
充電器は、例えばカップ形状を有している。充電の際に、充電器には、携帯無線機が差し込まれ充電される。
または充電器は、携帯無線機の例えば両側面を引っ掛けて、携帯無線機を固定する引っ掛け部を有している。充電の際に、携帯無線機は引っ掛け部に引っ掛けられて充電される。
このように充電器は、携帯無線機を自在に取り外しでき、充電するものでる。
例えば特許文献1には、充電中確実に携帯電子機器をロックすることができる安価な携帯電子機器用充電器のロック装置が開示されている。
特開平9−46262号公報
しかしながら、上述したようなカップ形状や引っ掛け部を有する充電器では、1つの充電器に対して1つの携帯無線機しか充電できない。
よって複数の携帯無線機を充電するためには、携帯無線機と同数の充電器を用意する必要があり、充電する携帯無線機の数が多ければ多いほど、充電器の数も多くなる。多数の充電器を用意すると、結果的に充電器を配置するための広いスペースが必要となる。
また上述したように1台の充電器で1台の携帯無線機しか充電できない場合において、充電器が3台あり、携帯無線機が4台あるとすると、一度に充電できる携帯無線機の数は、3台である。このように充電できる携帯無線機の数は充電器の数によって予め決まってしまい、充電できる携帯無線機の数に限界が生じ、携帯無線機を収納するための収納密度に限界が生じる。また図7Aに示すように、1台の充電器300で複数の携帯無線機10を充電できたとしても、このような1台の充電器300は奥型の多連構造を有するために、充電器300を配置するための広いスペースが必要となる。
また携帯無線機のためのハンドセット及びスピーカマイク等のオプション機器が例えば机などのスペースに配置され、複数の充電器が机にて狭いスペースに並んで配置されているとする。一般に携帯無線機には、ケーブルが配設されている。よって、机は、各充電器に差し込まれている携帯無線機のケーブルと、オプション機器と、並んで配置されている複数の充電器とよって煩雑してしまう。このように机が煩雑になると、机等の整理も容易ではない。
また複数の充電器が上述したように狭いスペースに並んで配置され、携帯無線機が各充電器に差し込まれていることもある。このような状態で1つ(一方)の携帯無線機が一方の充電器から取り外される際に上述したように充電器が配置されるスペースが煩雑していると、取り外す一方の携帯無線機に配設されているケーブルが、他方の充電器に差し込まれて充電している他方の携帯無線機のケーブルに絡まる虞が生じる。これにより充電中の他方の携帯無線機が意図せずに充電器から外れてしまう虞が生じる。
このように携帯無線機が充電器から意図せずに外れると、充電が中断し、充電不良が生じてしまう。また充電器が机等に配置された状態で、上述したように充電器や携帯無線機が衝撃や振動を受け、携帯無線機が充電器から外れると、携帯無線機が机から落下し破損してしまう虞が生じる。また携帯無線機が充電器から意図せずに外れると、オプション機器にぶつかり、オプション機器が故障、破損する虞が生じる。
そのため本発明は、上記事情に鑑み、省スペースでより多くの携帯無線機を充電することができ、配置されるスペースの煩雑さを解消でき、配置されるスペースを容易に整理することができ、充電中の携帯無線機を強固にロックすることができる携帯無線機用充電器を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、携帯無線機を充電するために前記携帯無線機を収納し、収納した際に前記携帯無線機が自重によって摺動するように、傾斜している収納部と、前記収納部内に前記携帯無線機をロックするロック機構と、を具備し、前記ロック機構は、厚み方向の周方向に自在に回動する回動軸と、前記回動軸が貫通し、前記回動軸によって前記厚み方向の周方向に自在に回動し、先端が前記収納部を摺動する前記携帯無線機に当接することで外部への前記携帯無線機の抜け落ちを防止し、前記携帯無線機をロックするロック本体部と、前記ロック本体部の回動を規制する規制部と、を有し、複数の前記携帯無線機を充電するために、複数の前記収納部を高さ方向に沿って並んで配設することで、縦型の多連構造を有する多連型の携帯無線機用充電器を提供する。
本発明によれば、省スペースでより多くの携帯無線機を充電することができ、配置されるスペースの煩雑さを解消でき、配置されるスペースを容易に整理することができ、充電中の携帯無線機を強固にロックすることができる多連型の携帯無線機用充電器を提供することができる。
図1は、複数の携帯無線機を収納する縦型の多連構造を有する多連型の携帯無線機用充電器を先端側から見た斜視図である。 図2は、図1に示す携帯無線機用充電器を基端側から見た斜視図である。 図3は、携帯無線機を収納する状態を示す携帯無線機用充電器の図である。 図4Aは、携帯無線機を携帯無線機用充電器に差し込む状態を示す図である。 図4Bは、携帯無線機用充電器に差し込まれた携帯無線機が携帯無線機用充電器にロックされている状態を示す図である。 図4Cは、携帯無線機を携帯無線機用充電器から抜去する状態を示す図である。 図5は、切り欠き部を有する携帯無線機用充電器を先端側から見た斜視図である。 図6Aは、縦型の多連構造を有する複数の携帯無線機用充電器が互いに接続する状態を先端側から見た斜視図である。 図6Bは、複数の携帯無線機用充電器が互いに接続した状態を先端側から見た斜視図である。 図6Cは、図6Bに示す携帯無線機用充電器を基端側から見た斜視図である。 図7Aは、カップ形状で奥型の多連構造を有する複数の携帯無線機用充電器が互いに接続して横型の多連構造も有する状態を先端側から示す斜視図である。 図7Bは、図7Aに示す携帯無線機用充電器を上面側から見た際において、この携帯無線機用充電器を使用する際のイメージを示す図である。 図7Cは、図6Bと図6Cとに示す携帯無線機用充電器を上面側から見た際において、この携帯無線機用充電器を使用する際のイメージを示す図である。
以下、図1乃至図3と図4Aと図4Bと図4Cとを参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお以下の説明において、携帯無線機用充電器(以下、充電器30)の幅方向を、X方向、左右方向または奥方向とする。また充電器30の厚み方向を、Y方向、前後方向または横方向とする。また充電器30の高さ方向を、Z方向、上下方向または縦方向とする。
X方向と、Y方向と、Z方向とは、それぞれ互いに直交している。
なおX方向は、携帯無線機10の高さ方向である。またY方向は、携帯無線機10の厚み方向である。またZ方向は、携帯無線機10の幅方向である。
携帯無線機10は、携帯型であり、無線を用い、例えば業務用に用いられ、屋外、または屋外に準ずる環境にて長時間使用される。そのため携帯無線機10は、図3に示すように、携帯無線機10を長時間使用可能とするための充電可能な大容量のバッテリー11を内部に有している。携帯無線機10が長時間使用される際、携帯無線機10は、バッテリー11を充電器30にて予め充電する必要が生じる。そのため携帯無線機10は、バッテリー11の充電のために、図1乃至図3と図4Aと図4Bと図4Cとに示すように、充電器30に差し込まれる。
このような携帯無線機10は、例えば細長い直方体形状を有している。
図3に示すように、携帯無線機10は、無線によってデータを送受信する送受信部であるアンテナ13と、無線によって受信した音声を出力する音声出力部であるスピーカ15と、無線によって送受信されたデータや、圏内や圏外といった無線を使用する状態を表示する表示部であるモニタ17と、携帯無線機10を操作する操作部であるスイッチ19と、無線によって音声を送信するために音声を入力する音声入力部であるマイク21とを有している。
アンテナ13は、携帯無線機10の頭頂部である上面10aの例えば左端に配設されている。上面10aは、例えば平面である。スピーカ15とモニタ17とスイッチ19とマイク21とは、携帯無線機10の正面10bに配設されている。マイク21は、正面10bの携帯無線機10の高さ方向下側に配設されている。
また携帯無線機10には、通常、側面10cから図示しないケーブルが延出されている。携帯無線機10がバッテリー11の充電のために充電器30に差し込まれて収納される際、このケーブルは携帯無線機10から取り外される。この側面10cは、滑らかな平面であることが好適である。
また携帯無線機10は、充電用の端子25を携帯無線機10の背面の例えば基端10d側に有している。端子25は、バッテリー11と接続している。この端子25は、バッテリー11を充電するために携帯無線機10が充電器30に差し込まれた際に、充電器30に配設されている充電用の端子35と電気的に接続する。
図1と図2とに示すように、充電器30は、携帯無線機10を充電するために、携帯無線機10を収納する収納部40を複数有している。1つの収納部40は、1台の携帯無線機10を収納する。1台の充電器30はこのような収納部40を複数有しているために、1台の充電器30は複数の携帯無線機10(バッテリー11)を同時に充電することが可能となる。収納部40は、Z方向に沿って並んで配設されており、多連となっている。つまり充電器30は、複数の携帯無線機10を充電するために、複数の収納部40を高さ(縦)方向に沿って並んで配設することで、縦型の多連構造を有していることとなる。
収納部40は、携帯無線機10を収納部40に挿入(収納)する(充電器30に差し込む)ための挿入口となる基端側開口部41を図2と図3とに示すように例えばX方向において基端41a側に有し、収納部40に収納されている携帯無線機10を収納部40から抜去するための抜去口となる先端側開口部43を、図1と図3とに示すように例えばX方向において先端43a側にさらに有している。基端側開口部41と先端側開口部43とは、図3に示すように貫通して繋がっている。つまり収納部40は、基端側開口部41と、基端側開口部41と連通している先端側開口部43とを有している。このように収納部40は、中空形状を有しており、言い換えると、基端側開口部41と先端側開口部43とからなる吹き抜け構造を有している。
なお収納部40は、携帯無線機10がバッテリー11の充電のために例えば基端側開口部41を介して収納部40に上面10a側から収納されることで、携帯無線機10を収納する。このとき収納部40は、携帯無線機10全体を収納し、バッテリー11を充電するための充電ポケットとなる。
また携帯無線機10がバッテリー11の充電のために例えば基端側開口部41から収納部40に収納された際、携帯無線機10が自重によって基端側開口部41側から先端側開口部43側に向って収納部40内を摺動するように、収納部40は図3に示すように基端側開口部41から先端側開口部43に向ってZ方向(縦方向)に低くなるように傾斜している。つまり、基端41a(基端側開口部41)側は、先端43a(先端側開口部43)側よりも高い位置に配設されている。携帯無線機10が摺動する収納部40内の摺動面45は、摺動を促進するために、摩擦係数が低い材質によってコーティングされている。この材質は、例えばガラスや金属である。
また収納部40は、図2に示すように、携帯無線機10の幅(縦・Z)方向の長さと略同様の幅(縦・Z)方向の長さを有し、携帯無線機10の厚み(横・Y)方向の長さと略同様の厚み(横・Y)方向の長さを有しており、携帯無線機10と略同様の形状を有している。これにより収納部40は、携帯無線機10がバッテリー11の充電のために充電器30に差し込まれた(収納部40に収納された)際、幅(縦・Z)方向と厚み(横・Y)方向への収納部40内における携帯無線機10の移動を防止する。このように収納部40は、携帯無線機10の幅(縦・Z)方向と厚み(横・Y)方向とへの移動を防止する防止部である。また収納部40は、上述したように傾斜しているため、携帯無線機10の高さ方向における携帯無線機10の下側(マイク21側)への移動を防止する防止部である。
また充電器30は、図3に示すように、収納部40内に携帯無線機10をロックする充電器のロック機構(以下、ロック機構50)を先端43a側に有している。このロック機構50は、Z方向において、先端側開口部43の下方に配設されている。ロック機構50は、充電器30と一体であり、各収納部40にそれぞれ配設されている。
ロック機構50は、バッテリー11の充電のために収納部40に収納されている携帯無線機10の、携帯無線機10の高さ方向における上側(アンテナ13側)への移動を規制し、バッテリー11が充電される際に、収納部40の傾斜によって先端側開口部43から充電器30の外部への携帯無線機10の抜け落ちを防止する。このように、ロック機構50は、収納部40に収納されている携帯無線機10の移動を、収納部40とともに防止する。
図3に示すように、ロック機構50は、先端側開口部43を横断するようにY方向に沿って配設され、Y方向の周方向に自在に回動する回動軸53と、回動軸53が貫通し、回動軸53によってY方向の周方向に自在に回動し、先端55aが上面10aに当接することで先端側開口部43から充電器30の外部への携帯無線機10の抜け落ちを防止し、携帯無線機10を充電器30(収納部40)にロックするロック本体部であるロックレバー55と、ロックレバー55の回動を規制する規制部57とを有している。
図3に示すように、ロックレバー55は、XZ平面において例えば略三角形形状の断面を有している。先端55aと、ロックレバー55の基端55cとは、三角形の頂点を示す。そしてこのとき回動軸53は、例えばロックレバー55の先端55aとロックレバー55の基端55cとを除く頂点55eを貫通している。図3に示すようにロックレバー55の重心55dは、回動軸53よりも鉛直方向上側、より詳細には基端55c側に配設されている。つまり重心55dは、先端55aと回動軸53が貫通する頂点55eを除く基端55c側に配設されている。これにより図3に示すようにロックレバー55が操作されていない際(ロックレバー55に負荷が掛かっていない際)、先端55aが上面10aに当接するように、ロックレバー55はロックレバー55の自重によって回動軸53を中心にY方向の周方向に沿って時計回りに回動する。
なお図3と図4Bとに示すようにロックレバー55が携帯無線機10をロックしている際(先端55aが上面10aに当接している際)と、図3と図4Aとに示すようにロックレバー55が操作されていない際、基端55cはロックレバー55の最下点となる。
また先端55aは、上面10aに当接する際に、摺動面45を摺動する携帯無線機10からの衝撃を緩衝する例えばゴムなどの緩衝部材を有していても良い。
また上記において、ロックレバー55は、操作されていない際、携帯無線機10を充電器30にロックするために自重によって時計回りに回動する、としたが、言い換えると、ロックレバー55は、主に、携帯無線機10を充電器30にロックすることを解除する際に操作される。
より詳細には、図4Cに示すように、ロックレバー55は、摺動面45とロックレバー55の上面55bとが同一平面となるように、回動軸53を中心にY方向の周方向に沿って反時計回りに回動することで、充電器30における携帯無線機10のロックを解除する。ロックが解除されると、携帯無線機10は、自重によって摺動面45と上面55bとを摺動し、先端側開口部43から抜け落ちる。
なお反時計回りとは、先端55aが先端側開口部43側から基端側開口部41側に向って回動することを示す。また時計回りとは、先端55aが基端側開口部41側から先端側開口部43側に向って回動することを示す。
またロックレバー55は、作業者の例えば1本の指の操作によって、回動軸53を中心にY方向の周方向に沿って、反時計回り、または時計回りに回動する。
指の操作は、例えば上面55bまたは基端55cにて行われる。また指の操作は、上述したように主にロックレバー55が携帯無線機10を充電器30にロックすることを解除する際に用いられる。
上面55bまたは基端55cが指によって操作され、摺動面45と上面55bとが同一平面となるように、ロックレバー55が回動軸53を中心にY方向の周方向に沿って反時計回りに回動することで、上述したように充電器30における携帯無線機10のロックが解除される。そして携帯無線機10は、上述したように自重によって摺動面45を摺動し、充電器30(先端側開口部43)から自在に抜去される。
またこの後、ロックレバー55は、ロックレバー55の自重によって回動軸53を中心にY方向の周方向に沿って時計回りに回動する。そしてこの後、携帯無線機10が新たに収納部40に収納され摺動し、先端55aが上面10aに当接した際、ロックレバー55は、収納部40の傾斜によって先端側開口部43から充電器30の外部への携帯無線機10の抜け落ちを防止し、携帯無線機10を充電器30にロックする。
規制部57は、図4Aに示すようにロックレバー55が時計回りに回動した際に基端55cにおけるロックレバー55の底面55fが規制部57に当接し、図4Cに示すようにロックレバー55が反時計回りに回動した際に上面55bが摺動面45と同一平面となるように、ロックレバー55の回動を規制する。より詳細には、規制部57は、図4Aに示すようにロックレバー55が時計回りに回動し先端55aが上面10aに当接する際に、底面55fと当接することでロックレバー55の時計回りの回動を規制する。また規制部57は、上面55bが摺動面45と同一平面となるためにロックレバー55が反時計回りに回動する際に、先端55aにおけるロックレバー55の側面55gと当接することでロックレバー55が反時計回りに回動し過ぎることを防止し、ロックレバー55の反時計回りの回動を規制する。
このようにロックレバー55は、底面55fと側面55gとが規制部57に当接する範囲の中で回動可能となる。
このような規制部57は、基端開口部41側から先端開口部43側に向って広がっており、ロックレバー55が上述したように回動可能となるよう配設されている窪みである。もちろん規制部57は、ロックレバー55が時計回りに回動した際に底面55fが規制部57に当接し、ロックレバー55が反時計回りに回動した際に上面55bが摺動面45と同一平面となる深さを有している。
充電器30は、バッテリー11を充電するために携帯無線機10が充電器30(収納部40)に差し込まれた際に、図4Bに示すように端子25と電気的に接続する端子35を有している。端子35は、携帯無線機10が充電器30に差し込まれ、上面10aが先端55aに当接した際に、端子25と電気的に接続するように、端子25に対応する位置、図3に示すように例えば基端側開口部41周辺に配設されている。
また充電器30は、各収納部40周辺に、収納部40に収納されている携帯無線機10の充電状態を表示するLEDランプなどの図示しない表示部を有している。
次に本実施形態の動作方法について説明する。
本実施形態の充電器30はZ方向に縦型の多連構造となっており、複数の収納部40と複数のロック機構50とを有しているが、各収納部40と各ロック機構50との動作は同一である。そのため、以下において、1つの収納部40と1つのロック機構50とを一例として説明する。
図4Aに示すように、携帯無線機10が充電器30に差し込まれる前において、ロックレバー55はXZ平面において例えば略三角形形状の断面を有し、重心55dは回動軸53よりも基端55c側に配設されている。そのためロックレバー55は、操作されていない状態において、携帯無線機10が充電器30に差し込まれた際に先端55aが上面10aに当接するように、自重によって時計回りに回動する。このときロックレバー55は、底面55fが規制部57に当接することで、規制部57によって時計回りの回動を規制される。
図4Aに示すように携帯無線機10は、側面10cから予めケーブルを取り外されている。この状態で携帯無線機10は、バッテリー11の充電のために基端側開口部41から収納部40に収納される。収納部40は、基端側開口部41から先端側開口部43に向って低くなるように傾斜し、摺動面45は摩擦係数が低い材質によってコーティングされ、側面10cは滑らかな平面である。そのために、携帯無線機10は、摺動面45を摺動し先端側開口部43に向って滑り落ちる。
なお収納部40は、携帯無線機10と略同様の形状を有しているために、携帯無線機10の幅(縦・Z)方向と厚み(横・Y)方向への収納部40内における携帯無線機10の移動を防止する。つまり携帯無線機10は、収納部40によって携帯無線機10の幅(縦・Z)方向と厚み(横・Y)方向への移動を防止される。これにより携帯無線機10は、幅(縦・Z)方向と厚み(横・Y)方向へぶれることなく携帯無線機10の高さ(X・奥)方向に沿って先端側開口部43に向って滑り落ちる。
そして携帯無線機10が先端側開口部43に向って摺動面45を摺動すると、図4Bに示すように上面10aが先端55aに当接する。このとき先端55aは、図示しない緩衝部材によって摺動面45を摺動する携帯無線機10からの衝撃を緩衝する。またロックレバー55は、底面55fが規制部57に当接しているために、携帯無線機10の自重がロックレバー55に掛かっても、規制部57によって時計回りの回動を規制される。このように携帯無線機10は、ロックレバー55によってロックされる。なお収納部40が傾斜しているため、携帯無線機10は、携帯無線機10の下側(マイク21側)への移動を防止される。
このとき、充電器30の端子35は、携帯無線機10の端子25と電気的に接続するように端子25に対応する位置に配置されることとなっている。よって、携帯無線機10がロックレバー55によってロックされると同時に、端子35は端子25と電気的に接続する。そして携帯無線機10は充電器30によって充電され、例えばLEDランプなどが点灯するなど、表示部は、充電器30が携帯無線機10を充電していることを表示する。
次に、例えば充電器30が携帯無線機10の充電を完了し、携帯無線機10が収納部40から抜去される際、作業者は、例えば手のひらをZ方向上側に向けて、1本の指によって反時計回りに回動するようにロックレバー55を操作する。
このときロックレバー55は、1本の指の操作によって反時計回りに回動するように押し込まれる。これによりロックレバー55は、携帯無線機10を先端55aよりも基端側開口部41側に向って押し込む。このときロックレバー55は、側面55gが規制部57に当接することで、反時計回りに回動しすぎないように規制部57によって回動を規制される。ロックレバー55が携帯無線機10を押し込んだ後、ロックレバー55は、図4Cに示すように、摺動面45と上面55bとが同一平面となるように1本の指の操作によって手前に引かれる(時計回りに回動する)。
図4Cに示すように摺動面45と上面55bとが同一平面となると、携帯無線機10は、自重によって摺動面45と上面55bとを摺動し、先端側開口部43を通じて収納部40から抜去される(抜け落ちる)。このとき作業者は、例えば手のひらをZ方向上側に向けており、またロック機構50が先端側開口部43の下方に配設されているため、自重によって摺動して充電器30から抜去された携帯無線機10を、ロックを解除した操作の手で受け取ることが可能となる。つまり作業者は、ロックレバー55を1本の指で操作することで、携帯無線機10を抜去すると同時に、自重によって摺動し充電器30から抜け落ちる携帯無線機10を、ロックレバー55を操作した手で受け取ることができる。
この後、ロックレバーは、上述したように、新たな携帯無線機10が充電器30に差し込まれた際に先端55aが上面10aに当接するように、図4Aに示すように自重によって時計回りに回動する。
このように本実施形態では、収納部40をZ(縦)方向に沿って縦に多連に配設し、充電器30をXZ平面において縦型の多連構造とすることで、1台の充電器30で複数の携帯無線機10を充電できる。
また図7Aに示すような例えばカップ形状を有する1台の一般的な充電器300は、XY平面において奥型の多連構造を有している。そのため本実施形態では、充電器30がXZ平面において縦型の多連構造を有することで、充電器30のXY平面における底面積(フットプリント)を、充電器300のXY平面における底面積よりも小さくすることができる。
よって本実施形態では、省スペースでより多くの携帯無線機10を充電することができ、配置されるスペースの煩雑さを解消できる。
また本実施形態では、収納部40を傾斜させることで、バッテリー11の充電のために収納部40に収納されている携帯無線機10の高さ(X・奥)方向における携帯無線機10の下側(マイク21側)への移動を防止することができる。また本実施形態では、ロック機構50によって、バッテリー11の充電のために収納部40に収納されている携帯無線機10の、携帯無線機10の高さ方向における携帯無線機10の上側(アンテナ13側)への移動を規制し、バッテリー11が充電される際に、収納部40の傾斜によって先端側開口部43から充電器30の外部への携帯無線機10の抜け落ちを防止することができる。これにより本実施形態では、充電中の携帯無線機10を強固且つ容易にロックすることができる。また本実施形態では、携帯無線機10が意図せずに充電器30から外れることを防止でき、机から落下し破損してしまうことを防止でき、オプション機器にぶつかり、オプション機器が故障、破損することも防止できる。
また本実施形態では、充電器30を縦型の多連構造とすることで、複数の携帯無線機10を充電するために複数の充電器30を用意する必要もなく、結果的に充電器30のために広いスペースも不要となり、省スペースにすることができる。
また本実施形態では、充電器30を縦型の多連構造として、収納部40を増やすことで、一度に充電できる携帯無線機10の数が限定されることが少なくなり、携帯無線機10の収納密度を向上させることができる。
また本実施形態では、充電器30をZ方向に縦型の多連構造とすることで、例えば机の上に充電器30と共にオプション機器が配置されていても、机の煩雑さを解消できる。
これにより本実施形態では、例えば充電器30が配置される机にスペースを設けることができ、例えば充電するために側面10cから取り外されたケーブルを纏めておくためのスペースを確保することができる。また本実施形態では、スペースの煩雑さを解消できるために、容易に机のスペースを整理整頓することができる。
また本実施形態では、図3に示すように収納部40を吹き抜け構造としている。これにより本実施形態では、埃やゴミなどのダストが収納部40に蓄積しても、基端側開口部41と先端側開口部43とが貫通しているため収納部40を容易に清掃することができる。
また本実施形態では、図2に示すように収納部40の幅(縦・Z)方向の長さと厚み(横・Y)方向の長さとを携帯無線機10の幅(縦・Z)方向の長さと厚み(横・Y)方向の長さと略同様にすることで、バッテリー11の充電のために収納部40に収納されている携帯無線機10の幅(縦・Z)方向と厚み(横・Y)方向とへの移動を防止することができる。これにより本実施形態では、充電中の携帯無線機10をより強固にロックすることができる。
また本実施形態では、図3に示すように収納部40を傾斜させ、Z方向においてロック機構50を先端側開口部43の下方に配設している。よって本実施形態では、ロックレバー55を操作することで、携帯無線機10を抜去すると同時に、ロックレバー55を操作した手で携帯無線機10を受け取ることができる。
また本実施形態では、図3に示すようにロックレバー55はXZ平面において例えば略三角形形状の断面を有し、重心55dは回動軸53よりも基端55c側に配設されている。そのため本実施形態では、ロックレバー55が操作されていない状態において、先端55aが上面10aに当接するように、ロックレバー55の自重によってロックレバー55を時計回りに回動させてロックすることができる。これにより本実施形態では、携帯無線機10を充電器30に差し込みさえすれば、ロックレバー55を操作せずに、先端55aを上面10aに当接でき、ロックレバー55によって携帯無線機10を容易にロックすることができる。またこのとき本実施形態では、底面55fを規制部57に当接させることで、携帯無線機10の自重がロックレバー55に掛かっても、ロックレバー55が携帯無線機10の自重によって時計回りに回動することを規制部57によって規制でき、ロックレバー55によって携帯無線機10を強固にロックすることができる。
また本実施形態では、ロックレバー55を1本の指によって操作することで、ロック機構50による携帯無線機10のロックを容易に解除することができる。
また本実施形態では、収納部40を傾斜させているために、摺動面45と上面55bとが同一平面となるようにロックレバー55を操作することで、自重によって携帯無線機10を摺動面45と上面55bと摺動させることができ、充電器30から携帯無線機10を容易に抜去することができる。
また本実施形態では、図示しない先端55aの緩衝部材によって摺動面45を摺動する携帯無線機10からの先端55aへの衝撃を緩衝することができる。
また本実施形態では、回動軸53の径を太くするほど、ロックレバー55の強度を高く維持することができる。
また本実施形態では、先端55aではなく側面55gが上面10aに当接してもよい。
また本実施形態では、側面10cを滑らかな平面とし、摺動面45を摩擦係数が低い材質によってコーティングすることで、携帯無線機10を阻害無く摺動面45にて摺動させることができる。
また本実施形態では、収納部40を基端側開口部41から先端側開口部43に向って低くなるように傾斜させているために、携帯無線機10を充電器30に差し込むだけで、図4Bに示すように端子35を端子25に対応する位置に配置できるように、携帯無線機10を自重によって摺動させることができる。
また本実施形態では、図3と図4Bとに示すように携帯無線機10が充電器30に差し込まれた際に、端子25と電気的に接続するように、端子25に対応する位置、例えば基端側開口部41周辺に端子35を配設している。これにより本実施形態では、携帯無線機10を充電器30に差し込みさえすれば、基端側開口部41から先端側開口部43に向って低くなるように傾斜している収納部40によって携帯無線機10が自重によって基端側開口部41側から先端側開口部43側に収納部40内を摺動するため、端子25と端子35とを電気的に接続することができ、充電を素早く開始することができる。
また本実施形態では、収納部40を基端側開口部41から先端側開口部43に向って低くなるように傾斜させているために、充電器30からの携帯無線機10をスムーズ且つ容易に挿脱することができる。
なお本実施形態では、基端側開口部41を挿入口とし、先端側開口部43を抜去口としているが、これに限定する必要はない。本実施形態では、収納部40を吹き抜け構造にできれば、基端側開口部41を抜去口とし、先端側開口部43を挿入口としてもよい。
この場合、摺動面45と上面55bとが同一平面となるように、携帯無線機10がロックレバー55を押し込みつつ反時計回りに回動させる。そして携帯無線機10は、摺動面45と上面55bとを摺動しながら基端側開口部41から収納部40に収納される。このとき携帯無線機10は、上面10aが先端55aよりも基端側開口部41側にまで配置するように、一度挿入される。そしてロックレバー55は、ロックレバー55の自重によって回動軸53を中心にY方向の周方向に沿って時計回りに回動し、携帯無線機10が自重によって先端側開口部43側にまで戻るように摺動した際、先端55aが上面10aに当接することで、携帯無線機10をロックする。
このように本実施形態では、収納部40を吹き抜け構造として、先端側開口部43と基端側開口部41との一方を挿入口とし、他方を抜去口とし、2方向から携帯無線機10を充電器30(収納部40)から自在に挿脱することも可能となる。これにより本実施形態では、様々な状況において、携帯無線機10を自在に充電器30に挿脱することができる。
もちろん本実施形態では、基端側開口部41が挿入口と抜去口とを兼ね、先端側開口部43も挿入口と抜去口とを兼ねていてもよい。
また本実施形態において、基端側開口部41が抜去口となる場合、基端側開口部41には、図5に示すように切り欠き部47が配設されることが好適である。切り欠き部47は、基端側開口部41と連通しており、且つ収納部40に収納される携帯無線機10の正面10bの下端側(マイク21側)と対向する。つまりYZ平面に形成される基端側開口部41と、XZ平面に形成される切り欠き部47とは、L字形状を形成する。
これにより本実施形態では、収納部40に収納されている携帯無線機10の基端10d側を切り欠き部47によって容易につかむことができ、携帯無線機10を基端側開口部41から容易に抜去することができる。
また本実施形態では、充電器30は、Z方向に縦型の多連構造となっているが、図6A乃至図6Cに示すように、さらにY(横)方向において互いに並列に接続して横型の多連構造をさらに有していてもよい。つまり充電器30が横型にも多連となるように、充電器30同士が互いに接続してもよい。
この場合、充電器30は、図1と図2と図5と図6A乃至図6Cとに示すように、互いに接続するための接続部37を有している。接続部37は、例えば凸部と凹部とである。一方の充電器30aの接続部37における凸部と凹部とが、他方の充電器30bの接続部37における凹部と凸部とに嵌め込まれることで、充電器30同士が横型にも多連となる。これにより本実施形態では、より多くの携帯無線機10を省スペースで充電することができる。
なお充電器30同士が横型にも多連となれば、その接続方法は特に限定されない。そのため接続部37は、上記に限定する必要はなく、溝と、溝に嵌め込まれる嵌め込み部材とであってもよい。このとき一方の充電器30aの接続部37における嵌め込み部材が、他方の充電器30bの接続部37における溝にスライドして嵌め込まれることで、充電器30同士が横型にも多連となる。
充電器30が切り欠き部47を有していても、充電器30が縦型及び横型の多連構造を有すると、図6Cに示すように一端側の充電器30aに配設されている切り欠き部47を除いて、他端側の充電器30bに配設されている切り欠き部47は隣接する充電器30a,30bによって隠れてしまう。この場合、充電器30bの切り欠き部47における側面47aは、充電器30が隣接していても、基端10dをつかむために容易に切り欠き部47に手を挿入しやすい厚みを有していればよい。
次に図7A乃至図7Cを参照して、互いに接続することで奥型と横型との多連構造を有する一般的な充電器300と、上述した縦型と横型との多連構造を有する充電器30と、を比較する。充電器300と充電器30とは、準備室101と作業現場103とをつなぐ通路105に配置されるものとする。
図7Aと図7Bとに示すように、一般的な充電器300は、例えばカップ形状を有し、互いに接続することでXY平面において奥型と横型との多連構造を有している。つまり一般的な充電器300は、本実施形態とは異なりX方向に奥型の多連構造を有し、本実施形態とは同様にY方向に横型の多連構造を有している。
充電器300には、X方向において前後2列に渡り、携帯無線機10が差し込まれる。つまり、携帯無線機10は、充電器300におけるX方向の手前側の収納部40aと奥側の収納部40bとに差し込まれる。そのため準備室101から退出し、携帯無線機10を充電器300から抜去して作業現場103に向う人の流れ109と、作業現場103から戻り、携帯無線機10を充電器300に差し込んで(挿入して)、準備室101に向う人の流れ111とが、充電器300におけるX方向の手前113a側と奥113b側とに生じる。
これにより準備室101と作業現場103とを行き交う人の流れが、複雑になってしまう。そのため携帯無線機10を充電器300から挿脱する動作も容易ではなくなる。特に、作業者が例えば手前113a側の通路105aを通っている際に、携帯無線機10を奥113b側の収納部40bから挿脱する動作は、面倒になってしまう。また充電器300のための底面積スペースも比較的多く必要となる。
しかしながら本実施形態における充電器30において、例えば基端側開口部41を挿入口とし、先端側開口部43を抜去口と設定することで、人の流れ109を例えば先端側開口部43側(手前113a側)に配置することができ、人の流れ111を基端側開口部41側(奥113b側)に配置することができる。
このように本実施形態では、作業現場103と準備室101とを行き交う人の流れを一方通行にでき、人の流れを整理することができる。また本実施形態の充電器30は、XY平面において奥型の多連構造ではなくXZ平面において縦型の多連構造を有している。よって本実施形態では、一般的な充電器300において、作業者が手前113a側の通路105aを通っている際に、携帯無線機10を奥113b側の収納部40bから挿脱する面倒な動作を解消できる。また本実施形態では、上述したように収納部40を傾斜させているために、充電器30から携帯無線機10をスムーズ且つ容易に挿脱することができる。
(付記1)
携帯無線機を充電するために前記携帯無線機を収納し、収納した際に前記携帯無線機が自重によって摺動するように、傾斜している収納部と、
前記収納部内に前記携帯無線機をロックするロック機構と、
を具備し、
前記ロック機構は、
厚み方向の周方向に自在に回動する回動軸と、
前記回動軸が貫通し、前記回動軸によって前記厚み方向の周方向に自在に回動し、先端が前記収納部を摺動する前記携帯無線機に当接することで外部への前記携帯無線機の抜け落ちを防止し、前記携帯無線機をロックするロック本体部と、
前記ロック本体部の回動を規制する規制部と、
を有し、
複数の前記携帯無線機を充電するために、複数の前記収納部を高さ方向に沿って並んで配設することで、縦型の多連構造を有する多連型の携帯無線機用充電器。
(付記2)
前記収納部は、先端側開口部と、前記先端側開口部と連通している基端側開口部とからなる吹き抜け構造を有していることを特徴とする付記1に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記3)
前記吹き抜け構造を有する前記収納部の前記先端側開口部と前記基端側開口部との一方を前記収納部に前記携帯無線機を挿入するための挿入口とし、他方を前記収納部から前記携帯無線機を抜去するための抜去口とすることで、2方向から前記携帯無線機を前記収納部から挿脱することを特徴とする付記2に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記4)
前記収納部は、前記携帯無線機の幅方向の長さと略同様の幅方向の長さを有し、前記携帯無線機の厚み方向の長さと略同様の厚み方向の長さを有し、前記幅方向と前記厚み方向への前記収納部内における前記携帯無線機の移動を防止することを特徴とする付記3に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記5)
前記ロック機構は、高さ方向において、前記先端側開口部の下方に配設されていることを特徴とする付記4に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記6)
前記ロック本体部は三角形形状の断面を有し、前記ロック本体部の重心は三角形形状の頂点である前記先端と前記回動軸が貫通する頂点を除く頂点側に配設されていることを特徴とする付記5に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記7)
前記収納部は、前記基端側開口部から前記先端側開口部に向って低くなるように傾斜していることを特徴とする付記6に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記8)
前記基端側開口部と連通し、且つ前記収納部に収納される前記携帯無線機の正面の下端側と対向する切り欠き部を有することを特徴とする付記7に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
(付記9)
幅方向において互いに並列に接続して横型の多連構造をさらに有することを特徴とする付記8に記載の多連型の携帯無線機用充電器。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
10…携帯無線機、10a…上面、10b…正面、10c…側面、10d…基端、11…バッテリー、13…アンテナ、15…スピーカ、17…モニタ、19…スイッチ、21…マイク、25…端子、30…充電器、35…端子、40…収納部、41…基端側開口部、41a…基端、43…先端側開口部、43a…先端、45…摺動面、50…ロック機構、53…回動軸、55…ロックレバー、55a…先端、55b…上面、55c…基端、55d…重心、55e…頂点、55f…底面、55g…側面、57…規制部。

Claims (1)

  1. 携帯無線機を充電するために前記携帯無線機を収納し、収納した際に前記携帯無線機が自重によって摺動するように、傾斜している収納部と、
    前記収納部内に前記携帯無線機をロックするロック機構と、
    を具備し、
    前記ロック機構は、
    厚み方向の周方向に自在に回動する回動軸と、
    前記回動軸が貫通し、前記回動軸によって前記厚み方向の周方向に自在に回動し、先端が前記収納部を摺動する前記携帯無線機に当接することで外部への前記携帯無線機の抜け落ちを防止し、前記携帯無線機をロックするロック本体部と、
    前記ロック本体部の回動を規制する規制部と、
    を有し、
    複数の前記携帯無線機を充電するために、複数の前記収納部を高さ方向に沿って並んで配設することで、縦型の多連構造を有する多連型の携帯無線機用充電器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016012997A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社デンソーウェーブ 多連クレードル
JP2017011837A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 携帯式電子機器の管理ボックス、キャビネットおよび管理方法

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