JP2011124941A - 3次元映像生成装置及び3次元映像生成方法 - Google Patents

3次元映像生成装置及び3次元映像生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】立体動画像の立体感が短時間で急激に変化する場合でも、観察者の視覚疲労を軽減させることができる3次元映像生成装置を提供する。
【解決手段】3次元映像生成装置1Aは、立体強度画像Ddの面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部14Aと、前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたときに、当該しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化を緩和させる立体強度調整部17と、立体強度調整処理により時間変化が緩和された立体強度画像群ADdと2次元画像Daとに基づいて立体動画像データSDL,SDRを生成する立体動画像生成部11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体動画像データを生成する画像処理技術に関する。
3次元映像とは、観察者にとって立体的に見える映像のことである。観察者が映像を立体的に知覚するための条件のうちの一つとして、両眼視差を形成する2つの映像をそれぞれ右眼と左眼とに視覚させることが必要である。3次元映像が静止画である場合には立体感が時間的に変化しないため、観察者の眼に与える負担はほとんど無いが、3次元映像が動画像(立体動画像)である場合には、場面の変化による眼に与える負担の他に、立体感の時間変化に起因する目の負担が生じるので、2次元映像を観察する場合よりも観察者は目に疲労感を強く覚えることがあった。
立体動画像の立体感に起因する疲労を軽減させる技術は、たとえば、特許第4145122号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1に開示されている立体画像表示装置は、ディスプレイ面における立体画像(右眼用画像と左眼用画像の組み合わせ)の表示が所定時間継続すると、立体画像の視差を小さくするように調整する機能を有する。
特許第4145122号公報(たとえば、段落0044〜0052)
しかしながら、立体動画像には、エンターテイメント性を強調するために、立体感を強く表現したり、前後の場面のつながりを考慮せずに立体感を激しく変動させる映像を使用したりする場合がある。かかる場合、観察者は、立体動画像を短時間視覚しただけで、目に強い負担を覚えることがある。特許文献1の立体画像表示装置は、立体感が短時間で急激に変化する立体動画像に対しては、眼に与える負担を軽減することができないという問題がある。
上記に鑑みて本発明の目的は、立体動画像の立体感が短時間で急激に変化する場合でも、観察者の視覚疲労を軽減させることができる3次元映像生成装置及び3次元映像生成方法を提供することである。
本発明の第1の態様による3次元映像生成装置は、動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたときに、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化を緩和させる立体強度調整処理を実行する立体強度調整部と、前記一連の2次元画像と、前記立体強度調整処理により時間変化が緩和された立体強度画像群とに基づいて立体動画像データを生成する立体動画像生成部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様による3次元映像生成装置は、表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成する視差検出部と、前記一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたときに、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化が緩和するように前記立体動画像データの表示視差を補正する立体強度調整処理を実行する立体強度調整部とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様による3次元映像生成装置は、動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、前記立体動画像データと前記一連の2次元画像とのいずれか一方と前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化して前記ストリームデータを生成し記憶媒体に格納するストリーム生成部とを備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様による3次元映像生成装置は、表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成する視差分検出部と、前記一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、前記立体動画像データと前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータを生成し記憶媒体に格納するストリーム生成部とを備えることを特徴とする。
本発明の第5の態様による3次元映像生成方法は、動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出するステップと、前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたことを検出するステップと、前記時間変化幅が前記しきい値を超えたことが検出されたとき、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化を緩和させる立体強度調整処理を実行するステップと、前記一連の2次元画像と前記立体強度調整処理により時間変化が緩和された立体強度画像群とに基づいて立体動画像データを生成するステップとを備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様による3次元映像生成方法は、表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成するステップと、前記立体強度画像の面内立体強度の最大値を検出するステップと、前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたことを検出するステップと、前記時間変化幅が前記しきい値を超えたことが検出されたとき、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化が緩和するように前記立体動画像データの表示視差を補正する立体強度調整処理を実行するステップとを備えることを特徴とする。
本発明の第7の態様による3次元映像生成方法は、動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出するステップと、前記立体動画像データと前記一連の2次元画像とのいずれか一方と前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化して前記ストリームデータを生成し記憶媒体に格納するステップとを備えることを特徴とする。
本発明の第8の態様による3次元映像生成方法は、表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成するステップと、前記立体強度画像の面内立体強度の最大値を検出するステップと、前記立体動画像データと前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータを生成し記憶媒体に格納するステップとを備えることを特徴とする。
立体動画像の立体感が短時間で急激に変化する場合でも、観察者の視覚疲労を軽減させることができる。
本発明に係る実施の形態1の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 立体強度(表示視差と表示深度の関係)の具体例を説明するための図である。 (a)は、2次元画像を例示する模式図であり、(b)は、2次元画像に対応する立体強度画像(表示深度分布)を例示する模式図である。 実施の形態1に係る立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 実施の形態1に係るシーンチェンジ検出部の検出結果を用いた立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 (a),(b)は、MPEG−2によるビデオビットストリームのデータ構造を概略的に示す図である。 (a),(b)は、図6(b)のUD領域のデータ構造を概略的に示す図である。 (a)は、ストリームデータを概略的に示す図であり、(b)は、PTS(Presentation Time Stamp)に対する面内最大深度の時間的な変化を概略的に示す図である。 本発明に係る実施の形態2の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 実施の形態2に係るシーンチェンジ検出部の検出結果を用いた立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 本発明に係る実施の形態3の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る実施の形態4の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態4に係る表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 実施の形態4に係るシーンチェンジ検出部の検出結果を用いた表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 本発明に係る実施の形態5の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態5に係る表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 実施の形態5に係るシーンチェンジ検出部の検出結果を用いた表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 本発明に係る実施の形態6の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る実施の形態7の3次元映像生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 立体強度画像または立体動画像データの有効表示領域を概略的に示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る実施の形態1の3次元映像生成装置1Aの概略構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、3次元映像生成装置1Aは、信号入力部5A,立体動画像生成部11,スイッチ部12,フレームメモリ13及び画像表示部50を備えている。3次元映像生成装置1Aは、さらに、ローパスフィルタ(LPF)15,立体強度調整部17,ストリーム生成部18,記憶媒体19,シーンチェンジ検出部20,主制御部22及び操作入力部23を備えている。記憶媒体19は、不揮発性メモリや光ディスクやHDD(ハードディスクドライブ)で構成される。また、操作入力部23は、たとえば、キー入力デバイス(たとえば、キーボードやリモートコントローラ)やポインティングデバイス(たとえば、マウス)である。ユーザは、この操作入力部23を操作して情報を入力することができる。
信号入力部5Aは、動画像を構成する一連の2次元画像(静止画像)Daと、これら2次元画像Daに対応する立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像Ddとを入力信号ID1から抽出し、立体動画像生成部11に出力する。立体動画像生成部11は、2次元画像Daとこれに対応する立体強度画像Ddとから、表示視差を形成する左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成する機能を有する。スイッチ部12は、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを交互に選択し、フレームメモリ13に出力する。そして、フレームメモリ13は、スイッチ部12から入力された左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを一時的に記憶しつつ、記憶済みの左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを所定のフレームレート(たとえば、入力動画像のフレームレートの倍のレート)で交互に画像表示部50に出力する。
ここで、表示視差とは、観察者の右眼と左眼とで見える像の位置の差異、あるいは、当該像の視方向における差異を意味する。本実施の形態では、立体強度画像Ddは、奥行き情報の2次元分布である表示深度分布を示す画像である。なお、奥行き情報の2次元分布は、表示深度分布に限定されるものではなく、後述する表示視差分布であってもよい。表示深度は、立体像の表示面からの飛び出し量または引っ込み量として表される数値であり、表示視差から導くことができ、逆に表示視差から表示深度を導くことができる。このため、表示深度と表示視差は、立体強度を表現する値として同じ意味で用いることができる。表示視差が大きい映像データで構成される立体動画像(3次元映像)、または、表示深度が小さい(もしくは大きい)映像データで構成される立体動画像を立体強度が強い映像と呼ぶことができる。一方、表示視差が小さい映像データで構成される立体動画像、または、表示深度が大きい(もしくは小さい)または表示深度が中間値程度の映像データで構成される立体動画像を立体強度が弱い映像と呼ぶことができる。
たとえば、立体強度画像Ddが8ビット階調の表示深度分布を持つ画像の場合、表示深度分布が255の値付近に偏る立体強度画像Ddは、表示面からの飛び出し量が大きく、立体強度が強い画像ということができ、表示深度分布が0の値付近に偏る立体強度画像Ddは、表示面からの引っ込み量が大きく、立体強度が強い画像ということができる。一方、表示深度分布が0と255の間の中間値付近に偏る立体強度画像Ddは、表示面からの飛び出し量と引っ込み量がともに小さく、立体強度が弱い画像ということができる。
図2は、立体強度(表示視差と表示深度の関係)の具体例を説明するための図である。図2中、Pは、右眼Eと左眼Eとの瞳孔間距離を表し、Dは、これら右眼E及び左眼Eから表示面50aまでの絶対距離を表す。表示面50aにおける表示像I,Iは、左眼E用と右眼E用に提示される像である。左眼Eの網膜が表示像Iを視覚し、且つ、右眼Eの網膜が表示像Iを視覚するとき、観察者は、表示面50aから相対距離ΔDだけ手前に飛び出した位置に立体像Iを観察する。一方、左眼Eの網膜が表示像Iを視覚し、且つ、右眼Eの網膜が表示像Iを視覚するとき、観察者は、表示面50aよりも相対距離ΔDだけ奥の引っ込み位置に立体像Iを観察することとなる。これら飛び出し距離ΔDと引っ込み距離ΔDとを表示深度の大きさとして表すことができる。また、表示像I,I間の表示面50aにおけるずれ量ΔPを表示視差として表すことができる。
ずれ量ΔPと飛び出し距離ΔDとの間の関係式、並びに、ずれ量ΔPと引っ込み距離ΔDとの間の関係式は、以下の通りである。
ΔD=(ΔP・D)/(P−ΔP) …(1)
ΔD=(ΔP・D)/(P+ΔP) …(2)
立体動画像生成部11は、上記関係式(1),(2)あるいはこれら関係式(1),(2)と等価な式に従って、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成することができる。
図3(a)は、2次元画像Daを例示する模式図であり、図3(b)は、図3(a)の2次元画像Daに対応する立体強度画像(表示深度分布)Ddを例示する模式図である。立体強度画像Ddが1画素当たり8ビット階調の表示深度を持つ画像の場合、図3(b)に示されるように、表示深度が255の値に近い程、その表示領域は、濃度が薄く、手前に飛び出すように表示され、表示深度が0の値に近い程、その表示領域は、濃度が濃く、奥に引っ込むように表示される。
一般に、表示面50aと立体像I,Iの空間再現位置とが異なると、観察者の眼のピント調節と輻輳の両機構の対応関係にアンバランスが生じやすく、観察者にかなりの視覚負担を与えることがわかっている。ここで、輻輳とは、両眼で観察対象の一点を注視しようとして両眼の視線がその一点で交差するときの眼球運動をいう。また、両眼視差が急激に変化すると、観察者による表示像の追従が困難になり、2度/秒以上の移動速度になると、立体視が難しくなるともいわれている。また、ゆっくりした動きに対しては視線が追随するので静止パターンを見る場合とほぼ同じ空間周波数特性の像を両眼で受光できるが、多少動きが速いパターンに対しては低周波数特性の受光感度が上昇し、著しく速くなると高周波数特性の受光感度は低下することがわかっている。このような人間の視覚特性に基づいて、立体動画像(3次元映像)の表示深度または表示視差の急激な変化を緩和することにより、観察者の視覚負担を軽減することができる。
本実施の形態では、最大値検出部14A,LPF15及び立体強度調整部17によって立体強度画像Ddに対する補正処理(以下、立体強度補正処理と呼ぶ。)が実行される。以下、図4を参照しつつ、本実施の形態に係る立体強度補正処理について説明する。図4は、立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。
最大値検出部14Aは、立体強度画像Ddが入力されるまで待機し(ステップS10のNO)、立体強度画像Ddが入力されたとき(ステップS10のYES)、当該立体強度画像Ddの面内立体強度(各画像内における表示深度)の最大値(面内最大深度)Mv[n]を検出する(ステップS11)。nは、n番目の立体強度画像Ddを指す番号である。ここで、立体像の空間再現位置が表示面50a(図2)よりも観察者側に移動する程、表示深度が大きくなり、立体像の空間再現位置が表示面50aよりも奥へ(観察者側とは反対側に)移動する程、表示深度が小さくなるという基準、あるいは、立体像の空間再現位置が表示面50aよりも観察者側に移動する程、表示深度が小さくなり、立体像の空間再現位置が表示面50aよりも奥へ移動する程、表示深度が大きくなるという基準のいずれを採用してもよい。
その後、最大値検出部14Aは、前のフレームまたはフィールドの立体強度画像Ddの面内最大深度Mv[n−1]と、現フレームまたは現フィールドの立体強度画像Ddの面内最大深度Mv[n]とを比較して時間変化幅ΔMv(=|Mv[n−1]−Mv[n]|)を算出する(ステップS12)。次いで、最大値検出部14Aは、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えたか否かを判定する(ステップS14)。しきい値Mvthは、事前の実験によって最適な値に設定できる。時間変化幅ΔMvがしきい値Mvth以下であると判定したとき(ステップS14のNO)、最大値検出部14Aは、ステップS20に手順を移行する。一方、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えたと判定したとき(ステップS14のYES)、最大値検出部14Aは、面内最大深度Mv[n−1],Mv[n]をストリーム生成部18に通知する(ステップS15A)。また、最大値検出部14Aは、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えた旨を立体強度調整部17に通知する。
ところで、LPF15は、高周波数成分(ノイズ成分など)を除去するために、立体強度画像Ddにフィルタリングを施して立体強度画像Ddの面内立体強度分布のうち空間周波数の低い成分FDdを抽出し、立体強度調整部17に出力している。時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えた旨の通知を最大値検出部14Aから受けたとき、立体強度調整部17は、一連の低空間周波数成分FDdに立体強度調整処理を施して、面内表示深度の最大値の時間変化幅が上記しきい値Mvth以下となるように立体強度画像ADdを生成する(ステップS18)。ここで、立体強度調整部17は、一連の低空間周波数成分FDdのうち、前のフレームまたはフィールドの低空間周波数成分FDd[n−1]の面内最大深度FMv[n−1]と、現フレームまたは現フィールドの低空間周波数成分FDd[n]の面内最大深度FMv[n]との時間変化幅ΔFMv(=|FMv[n−1]−FMv[n]|)を算出し、当該時間変化幅ΔFMvが上記しきい値Mvth以下であれば、一連の低空間周波数成分FDdをそのまま調整後の立体強度画像ADdとして立体動画像生成部11に与える。一方、当該時間変化幅ΔFMvが上記しきい値Mvthを超えていれば、立体強度調整部17は、低空間周波数成分FDd[n],FDd[n−1]を含む一群の低空間周波数成分FDd[n−p],FDd[n−p+1],…,FDd[n+q−1],FDd[n+q](p,qは所定の正整数)の表示深度を圧縮して調整された立体強度画像ADdを生成する。ここで、立体動画像の品質低下を抑えるために、低空間周波数成分FDd[n−p],…,FDd[n+q]に対して表示深度の圧縮倍率を緩やかに変化させることが望ましい。たとえば、図2の表示面50aの位置に相当する表示深度(たとえば、128の値)が固定されたまま飛び出し距離ΔDまたは引っ込み距離ΔDが圧縮されるように、低空間周波数成分に対して、それぞれ、0.1倍から開始して0.1刻みで1倍まで変化する圧縮倍率を設定することができる。立体動画像生成部11は、立体強度調整部17から調整後の立体強度画像ADdが供給されたとき、信号入力部5Aから入力された立体強度画像Ddの代わりに調整後の立体強度画像ADdを用いて、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成する。
なお、立体強度調整部17は、主制御部22から与えられた立体視条件に応じた立体強度調整処理を実行する機能を有する。主制御部22は、ユーザにより設定された立体視条件を記憶する設定条件記憶部22aを有しており、ユーザは、操作入力部23を操作して立体視条件を選択または入力することができる。たとえば、立体視条件が立体強調処理を無効にする条件である場合、立体強度調整部17は、立体強度調整処理を実行しないか、あるいは、一連の低空間周波数成分FDdをそのまま立体強度画像ADdとして立体動画像生成部11に与えることができる。また、立体視条件が前述の圧縮倍率を制限または拡張する条件である場合、立体強度調整部17は、この条件に従って低空間周波数成分FDdの表示深度を調整することができる。
上記立体強度調整処理(ステップS18)の後、主制御部22により立体強度補正処理を終了すると判定されるまで、最大値検出部14A,LPF15及び立体強度調整部17は、上記ステップS10〜S18の手順を繰り返し実行する(ステップS20のNO)。立体強度補正処理を終了する旨が判定されたときは(ステップS20のYES)、最大値検出部14A,LPF15及び立体強度調整部17は立体強度補正処理を終了する。
本実施の形態の3次元映像生成装置1Aは、図4の立体強度補正処理を行う動作モードの他に、シーンチェンジ検出部20の検出結果を用いた立体強度補正処理を行う動作モードを有している。シーンチェンジ検出部20は、2次元画像Daまたは立体強度画像Ddのいずれか一方の入力画像に基づいてシーンチェンジを検出する機能を有する。ここで、シーンチェンジとは、動画像の時間的な連続性が途切れたことを意味する。動画像の物理量の時間変化量(物理変化量)が所定のしきい値以下の場合には、時間的な連続性があり、動画像の物理量の時間変化量が所定のしきい値を超える場合には、時間的な連続性が途切れた(シーンチェンジが検出された)と判断することができる。シーンチェンジ検出部20は、たとえば、入力画像の輝度ヒストグラム(それぞれの輝度レベルに対する画素の総数あるいは出現確率を示す分布)に基づいて平均輝度または累積輝度の時間変化量を算出し、この平均輝度または累積輝度の時間変化量がしきい値を超えたときにシーンチェンジが生じたと判定することができる。シーンチェンジを検出すると、シーンチェンジ検出部20は検出信号を立体強度調整部17と最大値検出部14Aとに出力する。
以下、図5を参照しつつ、シーンチェンジ検出部20の検出結果を用いた立体強度補正処理を説明する。図5は、この立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。図4と図5のフローチャートにおいて同一符号を付されたステップでは同一処理が実行されるので、その詳細な説明を省略する。
図5のステップS10〜S12の処理が実行された後、立体強度調整部17は、シーンチェンジの有無を判定する(ステップS13)。すなわち、立体強度調整部17は、シーンチェンジ検出部20から検出信号が入力されないとき、シーンチェンジが発生していないと判定し(ステップS13のNO)、検出信号が入力されたとき、シーンチェンジが発生したと判定する(ステップS13のYES)。シーンチェンジが発生しないと判定したとき(ステップS13のNO)、立体強度調整部17はステップS20に手順を移行する。一方、シーンチェンジが発生したと判定したとき(ステップS13のYES)、最大値検出部14Aは、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えたか否かを判定する(ステップS14)。その後、ステップS15A,S18が順次実行される。立体強度調整処理(ステップS18)の後は、主制御部22により立体強度補正処理を終了すると判定されるまで、最大値検出部14A,LPF15及び立体強度調整部17は、図5のステップS10〜S18の手順を繰り返し実行する(ステップS20のNO)。立体強度補正処理を終了する旨が判定されたときは(ステップS20のYES)、最大値検出部14A,LPF15及び立体強度調整部17は立体強度補正処理を終了する。
上記したように図4の立体強度補正処理では、最大立体強度である面内最大深度の時間変化幅が常に監視され(図4のステップS14)、当該時間変化幅がしきい値を超えたときに立体強度が適正に調整される(ステップS14のYES及びステップS18)。これに対して、図5の立体強度補正処理では、シーンチェンジ発生時にのみ、最大立体強度である面内最大深度の時間変化幅が監視されるので(図5のステップS13のYES、及びステップS14)、図4の立体強度補正処理と比べるとシステムの処理負荷を軽減することができる。
次に、ストリーム生成部18について説明する。ストリーム生成部18は、スイッチ部12により出力された立体動画像データ(右眼用画像SDRと左眼用画像SDL)と、最大値検出部14Aから与えられた面内最大深度Mv[n]のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータ19aを生成し、記憶媒体19に格納する機能を有する。ストリーム生成部18は、複数の記録フォーマットの中から記憶媒体19の種類に応じた記録フォーマットを選択することができる。一例を挙げると、MPEG−2 TS(MPEG−2 Transport Stream)フォーマットに従って記録する場合には、ストリーム生成部18は、スイッチ部12の出力である映像データをエンコードして符号化映像ストリームを生成し、この符号化映像ストリームと音声や字幕などの映像以外のストリームとを多重化し、さらに立体強度に関する情報をも多重化してストリームデータ19aを生成し、記録媒体15に記録することができる。あるいは、ストリーム生成部18は、面内最大深度Mv[n]をストリームデータ19a内に多重化せずに記憶媒体19内の管理テーブルデータ19tに記録することもできる。
また、ストリーム生成部18は、動画像を構成する一連の2次元画像Daと、調整後の立体強度画像ADdとを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータ19aを生成し、記憶媒体19に格納する機能をも有する。後述するように、ストリームデータ19aを記憶媒体19から読み出して左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成することにより、調整された立体強度画像ADdを用いて左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成することができるので、立体強度が急激に変化する立体動画像(3次元映像)の表示を防ぐことができる。
次に、MPEG−2規格に従ってストリームデータ19aを生成し記録する場合について説明する。上記した立体強度画像ADdや面内最大深度などの立体強度情報は、MPEG−2によるビデオビットストリームに埋め込むことができる。図6(a),(b)は、MPEG−2によるビデオビットストリームのデータ構造を概略的に示す図である。図6(a)のビデオビットストリームのデータ構造では、シーケンスヘッダ領域SHと、SE(Sequence Extension:シーケンス・イクステンション)領域614と、SD(Sequence Display:シーケンス・ディスプレイ)領域615と、SS(Sequence Scalable:シーケンス・スケーラブル)領域616と、GOP(Group Of Pictures)層617と、ピクチャ層618と、SEC(Sequence End Code)領域619とがこの順番で配列される。
シーケンスヘッダ領域SHでは、図6(a)に示されるように、SHC(Sequence Header Code)領域601、HSV(Horizontal Size Value)領域602、VSV(Vertical Size Value)領域603、ARI(Aspect Ratio Information)領域604、FRC(Frame Rate Code)領域605、BRV(Bit Rate Value)領域606、MRK(Marker Bit)領域607、VBSV(VBV Buffer Size Value)領域608、CPF(Constrained Parameter Flag)領域609、LIQM(Load Intra Quantizer Matrix)領域610、IQM(Intra Quantizer Matrix)領域611、LNIQM(Load Non Intra Quantizer Matrix)領域612及びNIQM(Non Intra Quantizer Matrix)領域613がこの順番で配列される。
MPEG−2規格によれば、IQM領域611,NIQM領域613,SD領域615,SS領域616及びGOP領域617をそれぞれ省略することができる。また、GOP層617とピクチャ層618の組み合わせを繰り返しビデオビットストリームに含めることができる。本実施の形態では、立体強度に関する情報は、シーケンスヘッダ領域SHとGOP層617との間の拡張領域であるSD領域615に埋め込まれる。
図6(b)は、SD領域615のデータ構造を概略的に示す図である。図6(b)に示されるように、SD領域615では、ESC(Extension Start Code)領域620、UDSC(User Data Start Code)領域621、UD(User Data)領域622、ESCI(Extension Start Code Identifier)領域623、VF(Video Format)領域624、CD(Color Description)領域625、CP(Color Primaries)領域626、TC(Transfer Characteristics)領域627、MXC(Matrix Coeffients)領域628、DHS(Display Horizontal Size)領域629、MRK(Marker Bit)領域630及びDVS(Display Vertical Size)領域631がこの順番で配列される。
図6(b)に示されるように、SD領域615においては、MPEG−2規格に規定されているESC領域620とESCI領域623との間にUDSC領域621及びUD領域622が追加されている。UDSC領域621は、32ビット長を有し、ユーザデータの開始を示す同期コードを含む領域であり、UD領域622は、8の倍数のビット長のユーザ用データを含む領域である。なお、本実施の形態では、これらUDSC領域621とUD領域622はESC領域620の直後に挿入されているが、これに限定されるものではない。UDSC領域621とUD領域622とは、拡張データを挿入できる位置であれば、どの位置に挿入されてもよい。
図7(a),(b)は、UD領域622のデータ構造を概略的に示す図である。図7(a)は、UD領域622の1バイト目の構造を示し、図7(b)は、1バイト目に続く2バイト目の構造を示している。なお、図7(a),(b)のUD領域622のデータ構造は一例であり、これに限定されるものではない。図7(a)のUD領域622の1バイト目は、3次元映像に関する情報を含む。第7ビット(bit7)の値が「1」のときは当該ビデオビットストリームが立体動画像データ(右眼用画像SDRと左眼用画像SDL)を含むことを示す。第3ビット(bit3)の値が「1」のときは当該ビデオビットストリームに2次元画像Daと立体強度画像Ddとが含まれることを示す。第3ビット(bit3)の値が「0」の場合には、当該ビデオビットストリームは、右眼用画像と左眼用画像とから立体動画像データを構成することを目的とする種類のストリームであることを示す。第1ビット(bit1)は左眼用画像SDLまたは2次元画像Daが有効であるか否かを表す値を有し、第0ビット(bit0)は右眼用画像SDRまたは立体強度画像Ddが有効であるか否かを示す値を有する。他のビット(bit2,bit4,bit5,bit6)は予約(Reserved)領域のビットである。
図7(b)のUD領域622の2バイト目は、UD領域622の1バイト目の情報に基づいた立体強度(表示深度または表示視差)の情報を8ビットで含むものである。本実施の形態1では、2バイト目は、1GOP当たりの面内最大深度Mv[n]の値を有するものとする。なお、UD領域622に3バイト目を設けて、ここに、当該面内最大深度Mv[n]に対して前のフレームまたはフィールドの面内最大深度Mv[n−1]を格納してもよい。
このように、ビデオビットストリーム中にUDSC領域621とUD領域622を追加することにより、a)2次元画像Daと立体強度画像ADdと立体強度の情報との多重化データ、及び、b)立体動画像データ(左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとの組み合わせ)と立体強度の情報との多重化データという2種類(2つのタイプ)のデータをビデオビットストリームにおいて実現することができる。ユーザは、操作入力部23を操作して、前記a),b)の2種類のうち、どの種類(タイプ)の多重化データを生成するのかを主制御部22に指定することができる。このとき、主制御部22は、指定された種類の符号化データを含むビデオビットストリームをストリームデータ19aとしてストリーム生成部18に生成させる。
また、当該ビデオビットストリーム19aから映像データを再生する際には、UDSC領域621とUD領域622を参照することで、ビデオビットストリーム19a中に埋め込まれた多重化データの種類をGOP単位で判別することができる。
さらに、ビデオビットストリーム19a中に面内最大深度Mv[n]の値が埋め込まれているので、当該ビデオビットストリーム19aから立体動画像データ(右眼用画像SDRと左眼用画像SDL)を生成する際に、面内最大深度を検出せずに得ることができる。このため、CPUなどのプロセッサの処理負荷を軽減させることができ、再生ビットレートの高い高品質データの再生時においても、立体視条件に応じて立体強度を適切に調整することができるという効果が得られる。
立体強度情報をストリームデータ19aに付加するための記録フォーマットは、上記したストリームデータ19aに埋め込む方法と、ストリームデータ19aとは別の管理テーブルデータ19tとして持つ方法とがあり、いずれか一方の方法のみでも、あるいは、両方の方法を採用してもよい。
ストリーム生成部18は、一連のデータブロックからなるストリームデータ19aを記憶媒体19に記録する。各データブロックにはヘッダが付加されており、このヘッダは、映像の再生位置に対応するタイムスタンプを含む。ストリーム生成部18は、面内立体強度の最大値に対応するタイムスタンプ(たとえば、PTS)を管理テーブルデータ19tに記録することができる。MPEG−2規格の場合、データブロックは、TSパケットと、このTSパケットに付加された所定バイト長のヘッダとで構成されたソースパケットとすることができる。このヘッダには、TSパケットの番号を表すSPN(Source packet number)とタイムスタンプとが含まれる。
図8(a)は、ストリームデータ19aを概略的に示す図であり、図8(b)は、映像用の再生時刻情報であるPTS(Presentation Time Stamp)に対する面内最大深度の時間的な変化の推移を概略的に示す図である。図8(a)に示すように、ストリームデータ19aは、一連のソースパケットSP,…,SPからなり、各ソースパケットSPにヘッダが付加されている。図8(b)に示されるように、PTS値がP,P,Pのときに面内最大深度が急激に変化してその時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超える。このとき、これらPTS値P,P,Pが管理テーブルデータ19tに記録される。
上記したように、実施の形態1の3次元映像生成装置1Aは、調整された立体強度画像ADdを用いて左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成するので、立体強度が急激に変化する立体動画像(3次元映像)の表示を防ぐことができ、観察者の眼の負担を軽減することができる。
実施の形態2.
次に、本発明に係る実施の形態2について説明する。図9は、実施の形態2の3次元映像生成装置1Bの概略構成を示す機能ブロック図である。この3次元映像生成装置1Bの構成は、信号入力部5Bと信号処理部8Bと最大値検出部14Bを除いて、上記実施の形態1の3次元映像生成装置1Aの構成と同じである。
主制御部22は、ストリームデータ19aのみ、あるいは、ストリームデータ19aと管理テーブルデータ19tとの組み合わせを記憶媒体19から読み出し、入力信号ID3として信号入力部5Bに転送することができる。信号入力部5Bは、主制御部22からの指令に従って、入力信号ID2,ID3のうちのいずれか一方の入力信号を選択し、当該選択した入力信号を信号処理部8Bに出力する。ここで、信号入力部5Bは、入力信号ID2が入力信号ID3とは異なるフォーマットの信号である場合は、入力信号ID2を入力信号ID3と同じフォーマットの信号に変換して信号処理部8Bに出力することができる。
信号入力部5Bの出力であるデータストリーム(たとえば、トランスポートストリーム)には、映像や音声の符号化ビットストリームが多重化されている。信号処理部8Bは、信号入力部5Bの出力から映像の符号化ビットストリームを分離(デマルチプレクス)し、この符号化ビットストリームを復号(デコード)して一連の2次元画像(静止画像)Daと一連の立体強度画像Ddとを生成し、立体動画像生成部11に出力する機能を有する。符号化ビットストリームは、一連のデータパケット(たとえば、一連のPESパケット)からなり、信号処理部8Bは、データパケットに含まれているタイムスタンプやデータパケットの解析情報などの情報Cdを最大値検出部14Bに供給する。
以下、図10を参照しつつ、実施の形態2に係る立体強度補正処理を説明する。図10は、この立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。図10のフローチャートは、ステップS15Bを除いて、実施の形態1に係る図4のフローチャートと同じである。
図10のステップS10〜S12の処理が実行された後、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えたと判定したとき(ステップS14のYES)、最大値検出部14Bは、面内最大深度Mv[n−1],Mv[n]をストリーム生成部18に通知するととともに、当該面内最大深度Mv[n−1],Mv[n]とこれらに対応するタイムスタンプとパケット番号とをメモリ(図示せず)に保存する(ステップS15B)。これらタイムスタンプとパケット番号は、信号処理部8Bにより供給された情報Cdから得たものである。また、最大値検出部14Aは、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えた旨を立体強度調整部17に通知する。その後、立体強度調整処理(ステップS18)及び判定処理(ステップS20)が順次実行される。
次に、シーンチェンジ検出部20の検出結果を用いた立体強度補正処理を説明する。図11は、この立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。図11のフローチャートは、ステップS15Bを除いて、実施の形態1に係る図5のフローチャートと同じである。
図11のステップS10〜S12の処理が実行された後、立体強度調整部17は、シーンチェンジの有無を判定する(ステップS13)。すなわち、立体強度調整部17は、シーンチェンジ検出部20から検出信号が入力されないとき、シーンチェンジが発生していないと判定し(ステップS13のNO)、検出信号が入力されたとき、シーンチェンジが発生したと判定する(ステップS13のYES)。シーンチェンジが発生しないと判定したとき(ステップS13のNO)、立体強度調整部17はステップS20に手順を移行する。一方、シーンチェンジが発生したと判定したとき(ステップS13のYES)、最大値検出部14Aは、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えたか否かを判定する(ステップS14)。その後、最大値検出部14Bは、面内最大深度Mv[n−1],Mv[n]をストリーム生成部18に通知するととともに、当該面内最大深度Mv[n−1],Mv[n]とこれらに対応するタイムスタンプとパケット番号とをメモリ(図示せず)に保存する(ステップS15B)。また、最大値検出部14Aは、時間変化幅ΔMvがしきい値Mvthを超えた旨を立体強度調整部17に通知する。その後、ステップS18,S20が順次実行される。
ストリーム生成部18は、上記ステップS15Bにおいて保存されたタイムスタンプを、立体強度の変化が大きい再生位置を示すタイムスタンプとして管理テーブルデータ19tに記録することができ、上記ステップS15Bにおいて保存されたパケット番号を、ストリームデータ19aを構成するソースパケットのヘッダに含めるSPN(Source packet number)として利用することができる。
実施の形態3.
次に、本発明に係る実施の形態3について説明する。図12は、実施の形態3の3次元映像生成装置1Cの概略構成を示す機能ブロック図である。この3次元映像生成装置1Cの構成は、信号処理部8Cと最大値検出部14Cを除いて、上記実施の形態2の3次元映像生成装置1Bの構成と同じである。
本実施の形態に係る信号処理部8Cは、信号入力部5Bの出力に面内最大深度に関するストリーム情報Mv0が含まれている場合には、当該ストリーム情報Mv0を抽出して最大値検出部14Cに出力する機能を有している。ストリーム情報Mv0は、上記ストリームデータ19aと同じ記録フォーマットを有するデータ、あるいは、上記管理テーブルデータ19tと同じフォーマットを持つデータから抽出される情報である。
最大値検出部14Cは、上記最大値検出部14Bと同様に、当該立体強度画像Ddの面内立体強度の最大値(面内最大深度)を検出する機能を有する。最大値検出部14Cは、さらに、信号処理部8Cからストリーム情報Mv0が入力されたときは、面内立体強度の最大値を検出する処理を実行せずに、ストリーム情報Mv0に含まれる面内最大深度を利用することができる。これにより、最大値検出部14Cの処理負荷(または、最大値検出部14Cの機能を実現するCPUなどのプロセッサの処理負荷)を軽減することができ、再生ビットレートの高い高品質データの再生時においても、立体視条件に応じて立体強度を適切に調整することができるという効果が得られる。
また、ストリーム情報Mv0が管理テーブルデータ19tを含む場合には、最大値検出部14Cは、ストリーム情報Mv0から、面内立体強度の最大値とこれに対応するPTS値(再生時刻情報)とを取得し利用することができる。これにより、最大値検出部14Cは、PTS値を参照して、立体強度が激しく変化する時間を事前に知ることができるため、観察者への警告や、立体強度調整部17に立体強度調整をタイミングよく実施させることができる。
実施の形態4.
次に、本発明に係る実施の形態4について説明する。図13は、実施の形態4の3次元映像生成装置2Aの概略構成を示す機能ブロック図である。上記実施の形態1〜3の3次元映像生成装置1A,1B,1Cは、2次元画像Daと立体強度画像Ddとに基づいて、立体動画像データを構成する左眼用画像SDLと右眼用画像SDRを生成するものであるが、本実施の形態の3次元映像生成装置2Aは、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとからなる立体動画像データの表示視差を補正するものである。
図13に示されるように、3次元映像生成装置2Aは、信号入力部25A,視差検出部31,立体強度調整部32,スイッチ部33,フレームメモリ34及び画像表示部50を備えている。3次元映像生成装置2Aは、さらに、最大値検出部35A,ローパスフィルタ(LPF)36,ストリーム生成部38,記憶媒体39,主制御部40,操作入力部41及びシーンチェンジ検出部42を備えている。記憶媒体39は、上記記憶媒体19と同様に、不揮発性メモリや光ディスクやHDD(ハードディスクドライブ)で構成される。また、操作入力部41は、上記操作入力部23と同様に、たとえば、キー入力デバイスやポインティングデバイスである。ユーザは、この操作入力部41を操作して情報を入力することができる。
信号入力部25Aは、立体動画像を構成する左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを入力信号ID4から抽出し、視差検出部31に与える。視差検出部31は、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとから表示視差の2次元分布(以下、表示視差分布と呼ぶ。)Dpを生成し、最大値検出部35AとLPF36とに出力する。
また、視差検出部31は、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとをそのまま立体強度調整部32に出力する。立体強度調整部32は、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとに立体強度調整処理を施して調整された左眼用画像ADLと右眼用画像ADRとを生成し、スイッチ部33に出力する機能を有する。視差検出部31は、たとえば、左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとの間の同一画像パターンを基準とした位置ずれの2次元分布を表示視差分布(立体強度画像)Dpとして検出することができる。スイッチ部33は、調整後の左眼用画像ADLと右眼用画像ADRとを交互に選択し、フレームメモリ34に出力する。そして、フレームメモリ34は、スイッチ部33から入力された左眼用画像ADLと右眼用画像ADRとを一時的に記憶しつつ、記憶済みの左眼用画像ADLと右眼用画像ADRとを所定のフレームレート(たとえば、入力動画像のフレームレートの倍のレート)で交互に画像表示部50に出力する。
本実施の形態では、視差検出部31,最大値検出部35A,LPF36及び立体強度調整部32によって立体動画像データ(右眼用画像SDRと左眼用画像SDL)に対する補正処理(以下、表示視差補正処理と呼ぶ。)が実行される。以下、図14を参照しつつ、本実施の形態に係る表示視差補正処理について説明する。図14は表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。
視差検出部31は、立体動画像データ(一対の左眼用画像SDLと右眼用画像SDR)が入力されると(ステップS30PのYES)、当該立体動画像データから表示視差分布Dpを生成し、LPF36と最大値検出部35Aに出力する(ステップS30)。最大値検出部35Aは、視差検出部31から表示視差分布Dpが入力されると、当該表示視差分布Dpの面内最大視差(面内立体強度)の最大値(面内最大視差)Md[m]を検出する(ステップS31)。ここで、mは、m番目の表示視差分布Dpを指す番号である。上述の通り、表示視差は表示深度に変換できるため、面内最大視差の最大値を求めることは面内最大深度を求めることと原理は同じである。
その後、最大値検出部35Aは、前のフレームまたはフィールドの表示視差分布Dpの面内最大視差Md[m−1]と、現フレームまたは現フィールドの表示視差分布Dpの面内最大視差Md[m]とを比較して時間変化幅ΔMd(=|Md[m−1]−Md[m]|)を算出する(ステップS32)。次いで、最大値検出部35Aは、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えたか否かを判定する(ステップS34)。しきい値Mdthは、事前の実験によって最適な値に設定できる。時間変化幅ΔMdがしきい値Mdth以下であるとき(ステップS34のNO)、最大値検出部35Aは、ステップS40に手順を移行する。一方、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えたとき(ステップS34のYES)、最大値検出部35Aは、面内最大視差Md[m−1],Md[m]をストリーム生成部38に通知する(ステップS35A)。また、最大値検出部35Aは、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えた旨を立体強度調整部32に通知する。
ところで、LPF36は、高周波数成分(ノイズ成分など)を除去するために、表示視差分布Dpにフィルタリングを施して表示視差分布Dpのうち空間周波数の低い成分FDpを抽出し、立体強度調整部32に出力している。時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えた旨の通知を最大値検出部35Aから受けたとき、立体強度調整部32は、一連の低空間周波数成分FDpに立体強度調整処理を施して、面内表示視差の最大値の時間変化幅が上記しきい値Mdth以下となるように立体動画像データ(左眼用画像SDLと右眼用画像SDR)の表示視差を補正する(ステップS38)。
ここで、立体強度調整部32は、主制御部40から与えられた立体視条件に応じた立体強度調整処理を実行する機能を有する。主制御部40は、ユーザにより設定された立体視条件を記憶する設定条件記憶部40aを有しており、ユーザは、操作入力部41を操作して立体視条件を選択または入力することができる。
上記立体強度調整処理(ステップS38)の後、主制御部40により表示視差補正処理を終了すると判定されるまで、視差検出部31,最大値検出部35A,LPF36及び立体強度調整部32は、上記ステップS30P〜S38の手順を繰り返し実行する(ステップS40のNO)。表示視差補正処理を終了する旨の判定がなされたときは(ステップS40のYES)、視差検出部31,最大値検出部35A,LPF36及び立体強度調整部32は、表示視差補正処理を終了する。
実施の形態4の3次元映像生成装置2Aは、図14の表示視差補正処理を行う動作モードの他に、シーンチェンジ検出部42の検出結果を用いた表示視差補正処理を行う動作モードを有している。シーンチェンジ検出部42は、右眼用画像SDR及び左眼用画像SDLの一方または双方に基づいてシーンチェンジを検出する機能を有する。シーンチェンジを検出すると、シーンチェンジ検出部42は、検出信号を立体強度調整部32と最大値検出部35Aとに出力する。
以下、図15を参照しつつ、シーンチェンジ検出部42の検出結果を用いた立体強度補正処理を説明する。図15は、この立体強度補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。図14と図15のフローチャートにおいて同一符号を付されたステップでは同一処理が実行されるので、その詳細な説明を省略する。
図15のステップS30P〜S32の処理が実行された後、立体強度調整部32は、シーンチェンジの有無を判定する(ステップS33)。すなわち、立体強度調整部32は、シーンチェンジ検出部42から検出信号が入力されないとき、シーンチェンジが発生していないと判定し(ステップS33のNO)、検出信号が入力されたとき、シーンチェンジが発生したと判定する(ステップS33のYES)。シーンチェンジが発生しないと判定したとき(ステップS33のNO)、立体強度調整部32はステップS40に手順を移行する。一方、シーンチェンジが発生したと判定したとき(ステップS33のYES)、最大値検出部35Aは、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えたか否かを判定する(ステップS34)。その後、ステップS35A,S38が順次実行される。立体強度調整処理(ステップS38)の後は、主制御部22により立体強度補正処理を終了すると判定されるまで、視差検出部31,最大値検出部35A,LPF36及び立体強度調整部32は、図15のステップS30P〜S38の手順を繰り返し実行する(ステップS40のNO)。立体強度補正処理を終了する旨が判定されたときは(ステップS40のYES)、視差検出部31,最大値検出部35A,LPF36及び立体強度調整部32は立体強度補正処理を終了する。
上記したように図14の立体強度補正処理では、最大立体強度である面内最大視差の時間変化幅が常に監視され(図14のステップS34)、当該時間変化幅がしきい値を超えたときに立体強度が適正に調整される(ステップS34のYES及びステップS38)。これに対して、図15の表示視差補正処理では、シーンチェンジ発生時にのみ、最大立体強度である面内最大視差の時間変化幅が監視されるので(図15のステップS33のYES、及びステップS34)、図14の表示視差補正処理と比べるとシステムの処理負荷を軽減することができる。
ストリーム生成部38は、上記実施の形態1のストリーム生成部18(図1)と同様の機能を有する。すなわち、ストリーム生成部38は、スイッチ部33により出力された立体動画像データ(右眼用画像ADRと左眼用画像ADL)と、最大値検出部35Aから与えられた面内最大視差Md[m]のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータ39aを生成し、記憶媒体39に格納する機能を有する。ストリーム生成部38は、複数の記録フォーマットの中から記憶媒体39の種類に応じた記録フォーマットを選択することができる。
また、ストリーム生成部38は、面内最大視差Md[m]をストリームデータ39a内に多重化せずに記憶媒体39内の管理テーブルデータ39tに記録することもできる。
上記したように実施の形態4の3次元映像生成装置2Aは、表示視差が調整された左眼用画像ADLと右眼用画像ADRとを生成するので、立体強度が急激に変化する立体動画像(3次元映像)の表示を防ぐことができ、観察者の眼の負担を軽減することができる。
実施の形態5.
次に、本発明に係る実施の形態5について説明する。図16は、実施の形態5の3次元映像生成装置2Bの概略構成を示す機能ブロック図である。この3次元映像生成装置2Bの構成は、信号入力部25Bと信号処理部28Bと最大値検出部35Bを除いて、上記実施の形態4の3次元映像生成装置2Aの構成と同じである。
主制御部40は、ストリームデータ39aのみ、あるいは、ストリームデータ39aと管理テーブルデータ39tとの組み合わせを記憶媒体39から読み出し、入力信号ID6として信号入力部25Bに転送することができる。信号入力部25Bは、主制御部22からの指令に従って、入力信号ID5,ID6のうちのいずれか一方の入力信号を選択し、当該選択した入力信号を信号処理部28Bに出力する。ここで、信号入力部25Bは、入力信号ID5が入力信号ID6とは異なるフォーマットの信号である場合は、入力信号ID5を入力信号ID6と同じフォーマットの信号に変換して信号処理部28Bに出力することができる。
信号入力部25Bの出力であるデータストリーム(たとえば、トランスポートストリーム)には、映像や音声の符号化ビットストリームが多重化されている。信号処理部28Bは、信号入力部25Bの出力から映像の符号化ビットストリームを分離(デマルチプレクス)し、この符号化ビットストリームを復号(デコード)して左眼用画像SDLと右眼用画像SDRとを生成し、視差検出部31に出力する機能を有する。符号化ビットストリームは、一連のデータパケット(たとえば、一連のPESパケット)からなり、信号処理部28Bは、データパケットに含まれているタイムスタンプやデータパケットの解析情報などの情報Cdを最大値検出部35Bに供給する。
以下、図17を参照しつつ、実施の形態5に係る表示視差補正処理を説明する。図17は、この表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。図17のフローチャートは、ステップS35Bを除いて、実施の形態4に係る図14のフローチャートと同じである。
図17のステップS30P〜S32の処理が実行された後、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えたと判定したとき(ステップS34のYES)、最大値検出部35Bは、面内最大視差Md[m−1],Md[m]をストリーム生成部38に通知するとともに、当該面内最大視差Md[m−1],Md[m]とこれらに対応するタイムスタンプとパケット番号とをメモリ(図示せず)に保存する(ステップS35B)。これらタイムスタンプとパケット番号は、信号処理部28Bにより供給された情報Cdから得たものである。また、最大値検出部35Bは、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えた旨を立体強度調整部32に通知する。その後、立体強度調整処理(ステップS38)及び判定処理(ステップS40)が順次実行される。
次に、シーンチェンジ検出部42の検出結果を用いた表示視差補正処理を説明する。図18は、この表示視差補正処理の手順を概略的に示すフローチャートである。図18のフローチャートは、ステップS35Bを除いて、実施の形態4に係る図15のフローチャートと同じである。
図18のステップS30P〜S32の処理が実行された後、立体強度調整部32は、シーンチェンジの有無を判定する(ステップS13)。すなわち、立体強度調整部32は、シーンチェンジ検出部40から検出信号が入力されないとき、シーンチェンジが発生していないと判定し(ステップS33のNO)、検出信号が入力されたとき、シーンチェンジが発生したと判定する(ステップS33のYES)。シーンチェンジが発生しないと判定したとき(ステップS33のNO)、立体強度調整部32はステップS40に手順を移行する。一方、シーンチェンジが発生したと判定したとき(ステップS33のYES)、最大値検出部35Bは、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えたか否かを判定する(ステップS34)。その後、最大値検出部35Bは、面内最大視差Md[m−1],Md[m]をストリーム生成部38に通知するととともに、当該面内最大視差Md[m−1],Md[m]とこれらに対応するタイムスタンプとパケット番号とを保存する(ステップS35B)。これらタイムスタンプとパケット番号は、信号処理部28Bにより供給された情報Cdから得たものである。また、最大値検出部35Bは、時間変化幅ΔMdがしきい値Mdthを超えた旨を立体強度調整部32に通知する。その後、ステップS38,S40が順次実行される。
ストリーム生成部38は、上記ステップS35Bにおいて保存されたタイムスタンプを、立体強度の変化が大きい再生位置を示すタイムスタンプとして管理テーブルデータ39tに記録することができ、上記ステップS35Bにおいて保存されたパケット番号を、ストリームデータ39aを構成するソースパケットのヘッダに含めるSPN(Source packet number)として利用することができる。
実施の形態6.
次に、本発明に係る実施の形態6について説明する。図19は、実施の形態6の3次元映像生成装置2Cの概略構成を示す機能ブロック図である。この3次元映像生成装置2Cの構成は、信号処理部28Cと最大値検出部35Cを除いて、上記実施の形態5の3次元映像生成装置2Bの構成と同じである。
本実施の形態に係る信号処理部28Cは、信号入力部25Bの出力に面内最大視差に関するストリーム情報Mu0が含まれている場合には、当該ストリーム情報Mu0を抽出して最大値検出部35Cに出力する機能を有する。ストリーム情報Mu0は、上記ストリームデータ39aと同じ記録フォーマットを有するデータ、あるいは、上記管理テーブルデータ39tと同じフォーマットを持つデータから抽出される情報である。
最大値検出部35Cは、上記最大値検出部35Bと同様に、表示視差分布Dpの面内立体強度の最大値(面内最大視差)を検出する機能を有する。最大値検出部35Cは、さらに、信号処理部28Cからストリーム情報Mu0が入力されたときは、面内最大視差を検出する処理を実行せずに、ストリーム情報Mu0に含まれる面内最大視差を利用することができる。これにより、最大値検出部35Cの処理負荷(または、最大値検出部35Cの機能を実現するCPUなどのプロセッサの処理負荷)を軽減することができ、再生ビットレートの高い高品質データの再生時においても、立体視条件に応じて立体強度を適切に調整することができるという効果が得られる。
また、ストリーム情報Mu0が管理テーブルデータ39tを含む場合には、最大値検出部35Cは、ストリーム情報Mu0から、面内最大視差とこれに対応するPTS値(再生時刻情報)とを取得し利用することができる。これにより、最大値検出部35Bは、管理テーブルデータ39tのPTS値を参照して、立体強度が激しく変化する時間を事前に知ることができるため、観察者への警告や、立体強度調整部32に立体強度調整をタイミングよく実施させることができる。
実施の形態7.
次に、本発明に係る実施の形態7について説明する。図20は、実施の形態7の3次元映像生成装置2Dの概略構成を示す機能ブロック図である。この3次元映像生成装置2Dの構成は、デジタル放送受信部44を有する点を除いて、上記実施の形態6の3次元映像生成装置2Cの構成と同じである。
デジタル放送受信部44は、チューナ44A及び復調器44Bを有する。チューナ44Aは、選局先放送プログラムを伝送する物理チャネル(周波数帯域)に同期して放送信号を受信する。チューナ44Aはさらに、受信した放送信号を中間周波数帯域のアナログ信号に変換しA/D変換してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調信号を生成する。復調器44Bは、このOFDM変調信号に復調処理や誤り訂正を施して、一連のTSパケットからなるトランスポートストリームを生成し主制御部40に出力する。
主制御部40は、このトランスポートストリームを入力信号ID6として信号入力部25Bに転送する機能を有する。生放送で3次元映像が放送される場合には、複数のカメラを使用して左眼用画像と右眼用画像を分けて撮像し、これら左眼用画像と右眼用画像が配信されることが予想される。この場合、立体感の調整が不十分なままのカメラを通した3次元映像がそのまま伝送されることがあると予想される。本実施の形態7の3次元映像生成装置2Dは、かかる場合でも、配信された立体動画像データの表示視差を適切に調整することができる。
また、当該トランスポートストリームが、立体動画像データ(3次元映像データ)を含み、記憶媒体39に格納されているストリームデータ39aと同じフォーマットを有する場合、信号入力部25Bは、入力信号ID6から面内最大視差に関するストリーム情報Mu0を抽出して最大値検出部35Cに出力することができる。このとき、最大値検出部35Cは、面内最大視差を検出する処理を実行せずに、ストリーム情報Mu0に含まれる面内最大視差を利用することができる。これにより、立体動画像データ(左眼用画像SDLと右眼用画像SDR)の表示視差を適切に調整することができる。
また、主制御部40は、放送されているEPG(電子番組ガイド)から番組編成情報を取得し、これに基づいて立体強度調整部32の動作を制御する機能を有する。たとえば、生放送番組が受信される場合には、主制御部40は、表示視差の調整を強制的に有効にし、極端に表示視差の大きい3次元映像を表示することを避けるように立体強度調整部32を制御することができる。あるいは、主制御部40は、最大表示視差があらかじめ設定した上限(しきい値)以上にならないように立体強度調整部32を制御して、表示面50a(図2)から飛び出し過ぎた立体像と引っ込み過ぎた立体像を表示しないようにすることもできる。また、立体強度調整がなされて放送される番組であるアニメーション番組では、綺麗な3次元映像が再現されることが期待される一方で、エンターテイメント性を追求した映像が作られる傾向があるため、このような場合、主制御部40は、面内最大視差の上限を低めに設定するように立体強度調整部32を制御することができる。さらに、ドラマや映画などの実写映像では極端に表示視差が大きい3次元映像が作られにくいことと、製作者の意図を忠実に再現したほうが観察者への感動を高めることができるということから、かかる場合には、主制御部40は、表示視差の調整は行わないように立体強度調整部32を制御することができる。このように、主制御部40は、番組ジャンルに合わせた立体強度調整が行われるように立体強度調整部32を制御することができる。これにより、観察者の目に与える負担を軽減できる3次元映像を表示することができるとともに、放送番組の製作者の意図を曲げない表示を実現することができる。
実施の形態1〜7の変形例.
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。たとえば、映像を観察する場合には、画面周辺部分には観察者は注目しておらず、映像の周辺部分の立体強度が強くなっていても、観察者の目に与える疲労感への影響は小さいため、画面全体を視差の調整対象としなくてもいい。かかる観点から、上記実施の形態1〜7の3次元映像生成装置1A,1B,1C,2A,2B,2C,2Dの立体強度調整部17または立体強度調整部32は、図21に示されるように、立体強度画像Ddまたは立体動画像データ(右眼用画像SDRと左眼用画像SDL)の有効表示領域60のうち、中心位置を含む所定範囲60Cに対して立体強度調整処理を実行し、所定範囲60C以外の周辺領域60Pに対しては立体強度調整処理を実行しないことも可能である。これにより、処理の対象領域を小さくすることができるため、処理速度が速くなるという効果を奏する。
また、設定条件記憶部22a,40aに記憶される立体視条件は、観察者(ユーザ)の年齢条件に合わせて設定されてもよい。世代の異なる観察者が複数いた場合、同じ3次元映像を見ても目の疲労を感じない人がいる一方で、年齢が低い幼児などは映像観察による感受性が強く現れ、目の疲労や体調の不良を訴えることがある。また、高齢者においては立体感を強く表現することよりも映像の見易さを重視するほうが、より快適に観察できる。たとえば、ユーザが表示視差を小さめに設定する対象の年齢に属するとの年齢条件が設定された場合には、主制御部22,40は、この年齢条件を有効にして、表示視差を無しにするか、面内最大視差の上限またはしきい値を低い値に設定するように立体強度調整部17,32を制御することができる。これにより、観察者に見やすい3次元映像を画像表示部50に表示することができる。
年齢条件は、観察者を撮像デバイスで撮像して得られる画像に基づいて設定してもよい。たとえば、図20の主制御部40は、撮像デバイス43で撮像された画像からユーザの顔画像や容姿画像を識別し、この識別結果に基づいてユーザの年齢条件を設定することが可能である。
また、上記実施の形態1,2に係る図5,11のフローチャートでは、シーンチェンジ検出部20によりシーンチェンジが検出されたとき(ステップS13のYES)、ステップS14の監視処理が実行されるが、システムの処理負荷軽減のために、ステップS14の監視処理を飛び越してステップS15A,S15Bを実行してもよい。上記実施の形態4,5に係る図15,18のフローチャートにおいても、シーンチェンジ検出部42によりシーンチェンジが検出されたとき(ステップS33のYES)、ステップS34の監視処理が実行されるが、システムの処理負荷軽減のために、ステップS34の監視処理を飛び越してステップS35A,S35Bを実行してもよい。
また、上記実施の形態1〜7の3次元映像生成装置1A,1B,1C,2A,2B,2C,2Dの構成の機能ブロックの全部または一部は、たとえば、CPUなどのマイクロプロセッサ,ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory),タイマー回路,入出力インターフェース及び専用処理ユニットを含む集積回路で構成することができる。これら機能ブロックの全部または一部は、ハードウェアで実現されてもよいし、あるいは、マイクロプロセッサにより実行されるコンピュータプログラムで実現されてもよい。これら機能ブロックの全部または一部の機能がコンピュータプログラム(実行形式のファイルを含む。)で実現される場合、マイクロプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(たとえば、記憶媒体19,39)から当該コンピュータプログラムをロードし実行することによって当該機能を実現することができる。
1A,1B,1C,2A,2B,2C,2D 3次元映像生成装置、 5A,5B 信号入力部、 8A〜8C,28A〜28C 信号処理部、 11 立体動画像生成部、 12,33 スイッチ部、 13,34 フレームメモリ、 14A,14B,14C 最大値検出部、 15,36 ローパスフィルタ(LPF)、 17 立体強度調整部、 18,38 ストリーム生成部、 19,39 記憶媒体、 20,42 シーンチェンジ検出部、 22,40 主制御部、 23,41 操作入力部、 25A,25B 信号入力部、 31 視差検出部、 32 立体強度調整部、 35A,35B,35C 最大値検出部、 50 画像表示部。

Claims (20)

  1. 動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、
    前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたときに、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化を緩和させる立体強度調整処理を実行する立体強度調整部と、
    前記一連の2次元画像と前記立体強度調整処理により時間変化が緩和された立体強度画像群とに基づいて立体動画像データを生成する立体動画像生成部と
    を備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  2. 請求項1に記載の3次元映像生成装置であって、
    前記立体強度画像は、立体像の表示深度分布を示す画像であり、
    前記立体動画像データは、表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像との組み合わせからなることを特徴とする3次元映像生成装置。
  3. 請求項1または2に記載の3次元映像生成装置であって、前記立体動画像データと前記一連の2次元画像とのいずれか一方と前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータを生成し記憶媒体に格納するストリーム生成部をさらに備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  4. 表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成する視差検出部と、
    前記一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、
    前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたときに、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化が緩和されるように前記立体動画像データの表示視差を補正する立体強度調整処理を実行する立体強度調整部と
    を備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  5. 請求項4に記載の3次元映像生成装置であって、前記立体動画像データと前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータを生成し記憶媒体に格納するストリーム生成部をさらに備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  6. 動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、
    前記立体動画像データと前記一連の2次元画像とのいずれか一方と前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化して前記ストリームデータを生成し記憶媒体に格納するストリーム生成部と
    を備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  7. 表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成する視差検出部と、
    前記一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出する最大値検出部と、
    前記立体動画像データと前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータを生成し記憶媒体に格納するストリーム生成部と
    を備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  8. 請求項2から7のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、
    前記ストリームデータは、MPEG−2で規定されるビデオビットストリームを含み、
    前記最大値は、前記ビデオビットストリームにおけるシーケンスヘッダとGOP層との間の拡張領域に埋め込まれる
    ことを特徴とする3次元映像生成装置。
  9. 請求項2から8のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、
    前記ストリームデータは、一連のデータブロックからなり、
    前記各データブロックに前記最大値が埋め込まれている
    ことを特徴とする3次元映像生成装置。
  10. 請求項2から9のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、前記ストリーム生成部は、前記時間変化幅が前記しきい値を超えたときの時刻情報を管理テーブルデータに記録することを特徴とする3次元映像生成装置。
  11. 請求項10に記載の3次元映像生成装置であって、前記時刻情報はPTSであることを特徴とする3次元映像生成装置。
  12. 請求項1から11のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、ユーザにより設定された立体視条件を記憶する設定条件記憶部をさらに備え、
    前記立体強度調整部は、前記立体視条件に基づいて前記立体強度調整処理を実行することを特徴とする3次元映像生成装置。
  13. 請求項12に記載の3次元映像生成装置であって、前記立体視条件は、ユーザの年齢条件を含むことを特徴とする3次元映像生成装置。
  14. 請求項1から13のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、前記立体強度調整部は、デジタル放送の番組編成情報に基づいて前記立体強度調整処理を実行することを特徴とする3次元映像生成装置。
  15. 請求項1から14のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、シーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出部をさらに備え、
    前記立体強度調整部は、前記シーンチェンジ検出部により前記シーンチェンジが検出されたときに前記立体強度調整処理を実行することを特徴とする3次元映像生成装置。
  16. 請求項1から15のうちのいずれか1項に記載の3次元映像生成装置であって、前記立体強度調整部は、有効表示領域のうち中心位置を含む所定範囲に対して前記立体強度調整処理を実行し、前記所定範囲以外の周辺領域に対して前記立体強度調整処理を実行しないことを特徴とする3次元映像生成装置。
  17. 動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出するステップと、
    前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたことを検出するステップと、
    前記時間変化幅が前記しきい値を超えたことが検出されたとき、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化を緩和させる立体強度調整処理を実行するステップと、
    前記一連の2次元画像と前記立体強度調整処理により時間変化が緩和された立体強度画像群とに基づいて立体動画像データを生成するステップと
    を備えることを特徴とする3次元映像生成方法。
  18. 表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成するステップと、
    前記立体強度画像の面内立体強度の最大値を検出するステップと、
    前記最大値の時間変化幅が所定のしきい値を超えたことを検出するステップと、
    前記時間変化幅が前記しきい値を超えたことが検出されたとき、前記一連の立体強度画像のうち、前記しきい値を超えた時間変化幅に対応する立体強度画像群の面内立体強度の時間変化が緩和されるように前記立体動画像データの表示視差を補正する立体強度調整処理を実行するステップと
    を備えることを特徴とする3次元映像生成装置。
  19. 動画像を構成する一連の2次元画像に対応し立体像の奥行き情報を表す一連の立体強度画像各々の面内立体強度の最大値を検出するステップと、
    前記立体動画像データと前記一連の2次元画像とのいずれか一方と前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化して前記ストリームデータを生成し記憶媒体に格納するステップと
    を備えることを特徴とする3次元映像生成方法。
  20. 表示視差を形成する右眼用画像と左眼用画像とからなる立体動画像データから一連の表示視差分布を一連の立体強度画像として生成するステップと、
    前記立体強度画像の面内立体強度の最大値を検出するステップと、
    前記立体動画像データと前記最大値のデータ系列とを所定の記録フォーマットに従って多重化してストリームデータを生成し記憶媒体に格納するステップと
    を備えることを特徴とする3次元映像生成方法。
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