JP2011119951A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細化の可能な感度の高い固体撮像素子を提供する。
【解決手段】本発明に係る固体撮像素子は、複数の単位画素13Aを有する固体撮像素子であって、前記単位画素13Aは、半導体基板に形成され、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する第1の光電変換部21と、前記半導体基板に前記第1の光電変換部21の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する第2の光電変換部22と、前記第1の光電変換部21から前記第2の光電変換部22に前記第1の光電変換部21で生成された信号電荷を転送する第1のトランジスタ31とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の単位画素を有する固体撮像素子に関する。
固体撮像素子は、被写体の画像情報を取得するデバイスとして、ビデオカメラやデジタルカメラ等に使用されている。固体撮像素子は、光電変換部を有する複数の単位画素が2次元アレイ状に配列形成されており、被写体から画素内へ入射する光を各画素が有する光電変換部で光電変換し、生成された信号電荷を信号読出し回路により出力することで画像情報を取得することができる。
カラー撮像を行う場合、各画素の光電変換部の上方にカラーフィルターが形成される。カラーフィルターで選択された波長領域の光を光電変換部で受光し、得られる信号出力を基に演算処理を行うことでカラー画像を取得することができる。このカラー撮像において、受光対象とする波長領域以外の光はカラーフィルターで吸収されているため、光の利用効率が低くなっている。例えば、RGB三原色のカラーフィルターを備えた固体撮像素子では、各画素で入射光の約2/3がカラーフィルターに吸収されており、感度に寄与しているのは入射光の約1/3のみである。
近年、固体撮像素子の小型化と取得画像の高解像化に向けて、画素サイズの微細化が進展しているが、この微細化によって、単位画素面積に対する受光領域面積の割合、いわゆる開口率が減少し、固体撮像素子の感度が低下してしまう。また、微細画素を有した固体撮像素子でもカラー撮像が求められるため、感度の低下を招くカラーフィルターが用いられており、感度がさらに低くなることが課題となっている。
カラーフィルターによる感度低下に対して、特許文献1及び特許文献2には、カラーフィルターを用いることなく、カラー撮像が可能な固体撮像素子が開示されている。
上記特許文献1では、単位画素内で複数の光電変換部を基板の深さ方向に積層している。光はその波長に応じてシリコン中での吸収係数が異なり、波長が短くなるにつれて吸収係数は大きくなる。このため短波長光はシリコン基板の浅い領域で吸収されるため、シリコン基板の深部に位置する光電変換部では短波長光はほとんど受光しない。この原理を利用して、基板の深さ方向に光電変換部を積層することで、入射光の色分離を行うことができる。このため、カラーフィルターによる感度損失がなく、光の利用効率をほぼ100%まで高めることができる。
上記特許文献2では、基板の一方表面側に信号読出し回路を構成する配線が設けられ、他方表面側から光を入射させる、いわゆる裏面照射型の固体撮像素子において、光電変換部を基板の深さ方向に積層している。従来の固体撮像素子において、光は配線層を通って受光部に入射しているため、光が斜めに入射した場合は配線などによって光がけられてしまう。そこで、従来の固体撮像素子では、マイクロレンズを形成することで入射光を受光部まで効率良く集光している。これに対し、裏面照射型の固体撮像素子では、光は配線層を通ることなく直接受光部へ入射するため、開口率が大きく、マイクロレンズによる集光の必要がなくなる。このため、カラーフィルターによる感度の低下がなく、開口率も大きいために高感度である。また、マイクロレンズを除去することができるため、製造が容易になり、コスト的にも優位である。
特許文献3には、微細画素において開口率を向上させることが可能な固体撮像素子が開示されている。上記特許文献3に開示された固体撮像素子では、単位画素内には1つの光電変換部が形成されており、フローティングディフュージョンを含む信号読出し回路を複数の画素間で共有している。信号読出し回路を共有化することで、単位画素内で信号読出し回路が占める面積を削減できるため、開口率を向上させることができる。
特表2002−513145号公報 特開2008−60476号公報 特開2005−167958号公報
上記特許文献1では、カラーフィルターを除去することによって入射光の利用効率を高めることができる。しかし、単位画素内の複数の光電変換部の各々に対して信号読出し回路を設ける必要がある。このため、単位画素内で回路面積が増加し、開口率が減少してしまう。よって、単位画素の感度を十分に向上させることができない。
また、上記特許文献2では、裏面照射型の固体撮像素子において光電変換部を積層しており、回路が形成された面である表面とは反対の裏面側から光を入射させている。このため、複数の光電変換部の積層に伴い、信号読出し回路が増加しても開口率は変化せず、回路増設により開口率が低下することに起因する感度低下はない。しかしながら、上記特許文献2に開示された固体撮像素子の画素サイズを微細化した場合、単位画素の全領域を使用して信号読出し回路をレイアウトしても、微細画素内に全ての回路を設置することは困難である。例えば、従来の固体撮像素子において110nmルールで1.75um×1.75um画素を設計すると、信号読出し回路面積は画素面積の約50%程度となる。これは各画素に光電変換部が1つ備わっている場合であり、R、G、Bの色分離用に各画素で光電変換部を3つ積層した場合では、全ての信号読出し回路を画素内にレイアウトすることができない。
また、上記特許文献3では、画素の信号読出し回路を複数の画素間で共有し、信号読出し回路面積を削減することで、開口率を高めることができる。つまり、各画素のフローティングディフュージョンを配線により電気的に接続し、複数の画素間でフローティングディフュージョンを共有化させている。複数の画素内の光電変換部の各々から、信号電荷を共有化したフローティングディフュージョンに順次転送し、信号を増幅トランジスタから出力する。しかしながら、フローティングディフュージョンの共有化は、フローティングディフュージョンの面積を招き、開口率向上の妨げとなる。また、それに伴ってフローティングディフュージョンの容量も増加し、電荷を電圧信号に変換する時のゲインが減少してしまう。
上記課題に鑑み、本発明は、微細化の可能な感度の高い固体撮像素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る固体撮像素子は、複数の単位画素を有する固体撮像素子であって、前記単位画素は、半導体基板に形成され、入射した光に応じた第1信号電荷を生成及び蓄積する第1光電変換部と、前記半導体基板に前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第2信号電荷を生成及び蓄積する第2光電変換部と、前記第1光電変換部から前記第2光電変換部に前記第1信号電荷を転送する第1転送トランジスタとを有する。
これにより、第1光電変換部で生成された第1信号電荷及び第2光電変換部で生成された第2信号電荷を読み出すための読み出し回路を共有化できるので、開口率が向上する。よって、微細化しても高い感度を有することができる。
すなわち、第2光電変換部は第1光電変換部の上方又は下方に形成されているので、フローティングディフュージョンの面積を増加させることなく、複数の光電変換部からの信号読出し回路を共有化させることができる。よって、信号読出し回路が占める面積を大幅に削減できるため、開口率を向上させることができ、且つ、微細画素でも複数の光電変換部からの信号読出し回路をレイアウトすることができる。また、複数の光電変換部のそれぞれに対応して信号読み出し回路を設けた場合と比較して、フローティングディフュージョンの面積が増加しないため、光電変換部からの信号電荷を電圧信号へ変換する時のゲインを減少させることもない。
また、前記単位画素は、さらに、フローティングディフュージョンと、前記第2光電変換部から前記フローティングディフュージョンに前記第1及び第2信号電荷を転送するための第2転送トランジスタと、前記半導体基板に前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第3信号電荷を生成及び蓄積する第3光電変換部と、前記第3光電変換部から前記フローティングディフュージョンに前記第3信号電荷を転送する第3転送トランジスタとを有してもよい。
これにより、RGBのそれぞれに応じた出力を得ることができる。
また、前記第1転送トランジスタのゲートと前記第3転送トランジスタのゲートとは電気的に接続されていてもよい。
これにより、第1転送トランジスタのゲート配線と第3転送トランジスタのゲート配線とを共有化できるので、第1〜第3光電変換部のそれぞれで生成された信号電荷を読み出すための読み出し回路の面積を、一層低減することができ、開口率を大幅に向上させることができる。
また、前記第1光電変換部の接合容量は、前記第2光電変換部の接合容量よりも小さいことが好ましい。
これにより、第1転送トランジスタによる第1光電変換部から第2光電変換部への第1信号電荷の転送が容易となる。
また、前記第3光電変換部及び前記第3転送トランジスタは、前記第2転送トランジスタと前記フローティングディフュージョンとの間に挿入され、前記第2転送トランジスタは、前記第3光電変換部及び前記第3転送トランジスタを介して、前記フローティングディフュージョンに前記第1及び第2信号電荷を転送してもよい。
また、前記第1光電変換部の接合容量は前記第2光電変換部の接合容量よりも小さく、前記第2光電変換部の接合容量は前記第3光電変換部の接合容量よりも小さいことが好ましい。
これにより、第1転送トランジスタによる第1光電変換部から第2光電変換部への第1信号電荷の転送と、第2転送トランジスタによる第2光電変換部から第3光電変換部への第1信号電荷及び第2信号電荷の転送とが容易となる。
また、前記第1〜3転送トランジスタ及び前記フローティングディフュージョンは、前記半導体基板の表面側に形成され、前記半導体基板の裏面が光の入射面であってもよい。
これにより、半導体基板の表面全体に第1〜3転送トランジスタ及びフローティングディフュージョンを設けることができるので、より一層微細化しても高い感度を有することができる。
本発明によれば、微細化の可能な感度の高い固体撮像素子を実現できる。
本発明の第一の実施形態である、固体撮像素子の表面概略図である。 本発明の第一の実施形態である、固体撮像素子の単位画素の回路模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る固体撮像素子の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第一の実施形態である、固体撮像素子の単位画素の断面模式図である。 本発明の第二の実施形態である、固体撮像素子の単位画素の回路模式図である。 本発明の第二の実施形態に係る固体撮像素子の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第三の実施形態である、固体撮像素子の単位画素の回路模式図である。 本発明の第三の実施形態に係る固体撮像素子の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第三の実施形態である、固体撮像素子の単位画素の断面模式図である。
本発明に係る固体撮像素子は、複数の単位画素を有する固体撮像素子であって、前記単位画素は、半導体基板に形成され、入射した光に応じた第1信号電荷を生成及び蓄積する第1光電変換部と、前記半導体基板に前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第2信号電荷を生成及び蓄積する第2光電変換部と、前記第1光電変換部から前記第2光電変換部に前記第1信号電荷を転送する第1転送トランジスタとを有する。
これにより、微細化の可能な感度の高い固体撮像素子を実現できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第一の実施形態)
図1は本発明の第一の実施形態である、MOS型の固体撮像素子の表面概略図である。図1に示す固体撮像素子は、画素部11と周辺回路部12を備え、画素部11は、複数の単位画素13Aで構成され、周辺回路部12は、水平シフトレジスタ14、垂直シフトレジスタ15、ノイズ除去回路16及びアンプ回路17を備える。
複数の単位画素13Aは、行列状に配置され、入射した光に応じた画素信号を出力する。この複数の単位画素13Aのうち、同一行に配置された複数の単位画素13Aは、垂直シフトレジスタ15により同時に制御される。
水平シフトレジスタ14は、ノイズ除去回路16に接続され、ノイズ除去回路16に保持されている単位画素13Aごとの画素信号をアンプ回路17に出力させる。
垂直シフトレジスタ15は、複数の単位画素13Aを行ごとに順に走査することにより、複数の単位画素13Aの行ごとに画素信号を出力させる。
ノイズ除去回路16は、画素部11及び水平シフトレジスタ14に接続され、画素部11から出力された画素信号のノイズを除去して保持する。そして、水平シフトレジスタ14の制御に従って、保持した画素信号をアンプ回路17に順に出力する。
アンプ回路17は、ノイズ除去回路16に接続され、ノイズ除去回路16から出力されたノイズの除去後の画素信号を増幅し、固体撮像素子10に接続された外部回路へ出力する。
次に、単位画素13Aの詳細な構成について説明する。
本実施形態に係る固体撮像素子10における単位画素13Aは、上述のように、半導体基板に形成され、入射した光に応じた第1信号電荷を生成及び蓄積する第1光電変換部と、前記半導体基板に前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第2信号電荷を生成及び蓄積する第2光電変換部と、第1光電変換部から前記第2光電変換部に前記第1信号電荷を転送する第1転送トランジスタとを有する。さらに、フローティングディフュージョンと、前記第2光電変換部から前記フローティングディフュージョンに前記第1及び第2信号電荷を転送するための第2転送トランジスタと、前記半導体基板に、前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第3信号電荷を生成及び蓄積する第3光電変換部と、前記第3光電変換部から前記フローティングディフュージョンに前記第3信号電荷を転送する第3転送トランジスタとを有する。
まず、単位画素13Aの詳細な回路構成について説明する。
図2は、単位画素13Aの回路の構成を模式的に示す回路模式図である。
同図に示す単位画素13Aは、第1の光電変換部21、第2の光電変換部22、第3の光電変換部23及び信号読み出し回路30Aを含む。信号読み出し回路30Aは、信号電荷を転送する第1のトランジスタ31、第2のトランジスタ32及び第3のトランジスタ33と、フローティングディフュージョン34と、信号電荷をリセットする第4のトランジスタ35と、信号を増幅する第5のトランジスタ36と、画素選択を行う第6のトランジスタ37とで構成されている。
第1の光電変換部21は、本発明の第1光電変換部であり、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する。なお、この第1の光電変換部21が生成する信号電荷は、本発明の第1信号電荷である。
第2の光電変換部22は、本発明の第2光電変換部であり、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する。なお、この第2の光電変換部22が生成する信号電荷は、本発明の第2信号電荷である。
第3の光電変換部23は、本発明の第3光電変換部であり、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する。なお、この第3の光電変換部23が生成する信号電荷は、本発明の第3信号電荷である。
第1の光電変換部21、第2の光電変換部22及び第3の光電変換部23は、例えば、アノードが接地されたフォトダイオードである。
第1のトランジスタ31は、本発明の第1転送トランジスタであり、ソースが第1の光電変換部21に接続され、ドレインが第2の光電変換部22に接続され、垂直シフトレジスタ15からゲートに印加される第1走査パルスTRANS1に応じて第1の光電変換部21から第2の光電変換部22に信号電荷を転送する。つまり、第1の光電変換部21で生成された信号電荷を転送する。
第2のトランジスタ32は、本発明の第2転送トランジスタであり、ソースが第2の光電変換部22に接続され、ドレインがフローティングディフュージョン34に接続され、垂直シフトレジスタ15からゲートに印加される第2走査パルスTRANS2に応じて第2の光電変換部22からフローティングディフュージョン34に信号電荷を転送する。つまり、第1の光電変換部21で生成された信号電荷又は第2の光電変換部22で生成された信号電荷とを転送する。
第3のトランジスタ33は、本発明の第3転送トランジスタであり、ソースが第3の光電変換部23に接続され、ドレインがフローティングディフュージョン34に接続され、垂直シフトレジスタ15からゲートに印加される第3走査パルスTRANS3に応じて第3の光電変換部23からフローティングディフュージョン34に信号電荷を転送する。つまり、第3の光電変換部23で生成された信号電荷を転送する。
フローティングディフュージョン34は、第2のトランジスタ32のドレイン及び第3のトランジスタ33のドレインに接続され、第2のトランジスタ32及び第3のトランジスタ33により転送された信号電荷を蓄積し、蓄積した信号電荷に応じた電圧である電圧信号を保持する。また、このフローティングディフュージョン34は、第4のトランジスタ35を介して電源線に接続され、第4のトランジスタ35がオンすることにより、電圧がリセットされる。
第4のトランジスタ35は、ソース及びドレインの一方が電源線に接続され、他方がフローティングディフュージョン34に接続され、垂直シフトレジスタ15からゲートに印加されるリセットパルスRSTに応じて、フローティングディフュージョン34の電圧をリセットする。
第5のトランジスタ36は、ゲートがフローティングディフュージョン34に接続され、フローティングディフュージョン34が保持する電圧信号を増幅して出力する増幅トランジスタである。
第6のトランジスタ37は、ソース及びドレインの一方が第5のトランジスタ36に接続され、他方が信号線38に接続され、垂直シフトレジスタ15からゲートに印加される選択パルスSELECTに応じてオンすることにより、信号線38に電圧信号に応じた電圧を出力する。
つまり、第1の光電変換部21は第1のトランジスタ31のソースに対応し、第2の光電変換部22は第1のトランジスタ31のドレインに対応する。また、第3の光電変換部23は第3のトランジスタ33のソースに対応し、フローティングディフュージョン34は第3のトランジスタ33のドレインに対応する。また、第2の光電変換部22は第2のトランジスタ32のソースに対応し、フローティングディフュージョン34は第2のトランジスタ32のドレインに対応する。
次に、上記のように構成された固体撮像素子10の動作について説明する。
図3は、本実施形態に係る固体撮像素子10の動作を示すタイミングチャートである。同図には、垂直シフトレジスタ15から単位画素13Aに印加される複数のパルスのタイミングが示されており、具体的には、第4のトランジスタ35のゲートに印加されるリセットパルスRSTと、第1のトランジスタ31のゲートに印加される第1走査パルスTRANS1と、第2のトランジスタ32のゲートに印加される第2走査パルスTRANS2と、第3のトランジスタ33のゲートに印加される第3走査パルスTRANS3と、第6のトランジスタ37のゲートに印加される選択パルスSELECTとのタイミングが示されている。
単位画素13Aに入射した光は、第1の光電変換部21、第3の光電変換部23、第2の光電変換部22で光電変換され、信号電荷として蓄積される。
まず、時刻t10〜t11において、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ35をON状態にし、フローティングディフュージョン34をリセットする。
このリセット動作後、時刻t12〜t13において、第2走査パルスTRANS2をハイレベルにすることにより第2のトランジスタ32をON状態にすることで、第2の光電変換部22に蓄積されている信号電荷をフローティングディフュージョン34に転送する。フローティングディフュージョン34で信号電荷は電圧信号に変換され、第5のトランジスタ36のゲートに印加される。
次に、時刻t14〜t15において、水平シフトレジスタ14、垂直シフトレジスタ15を用いて、XYアドレス方式により選択パルスSELECTをハイレベルにすることで第6のトランジスタ37をON状態にする。よって、第5のトランジスタ36から電気信号が信号線38に出力される。さらに、電気信号はノイズ除去回路16により信号に混入してしまうノイズの除去処理を行い、アンプ回路17から信号を出力する。
第2の光電変換部22の信号読出しが完了した後、時刻t16〜t17において、再度、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ35をON状態にし、フローティングディフュージョン34をリセットする。
このリセット動作後、時刻t18〜t19において、第1走査パルスTRANS1をハイレベルにすることにより第1のトランジスタ31をON状態にすることで、第1の光電変換部21に蓄積されている信号電荷を第2の光電変換部22に転送する。次いで時刻t20〜t21において、第2走査パルスTRANS2をハイレベルにすることにより第2のトランジスタ32をON状態にすることで信号電荷をフローティングディフュージョン34に転送する。時刻t20〜t23におけるフローティングディフュージョン34から出力までの動作は、上記の第2の光電変換部22の信号読出しと同様の動作を行う。
第1の光電変換部21の信号読出しが完了した後、時刻t24〜t25において、再度、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ35をON状態にし、フローティングディフュージョン34をリセットする。
このリセット動作後、時刻t26〜t27において、第3走査パルスTRANS3をハイレベルにすることにより第3のトランジスタ33をON状態にすることで、第1の光電変換部21に蓄積されている信号電荷をフローティングディフュージョン34に転送する。時刻t28〜t29におけるフローティングディフュージョン34から出力までの動作は、上記の第2の光電変換部22の信号読出しと同様の動作を行う。
上述の様に、本実施形態では、第1の光電変換部21からの信号読み出しにおいて、信号電荷を第2の光電変換部22を経由してフローティングディフュージョン34へ順次転送することで、フローティングディフュージョン34の面積を増加させることなく信号読出し回路30Aを共有化することができる。このため、信号読出し回路30Aの面積を大幅に削減でき、開口率を向上させることができる。また、複数の光電変換部からの信号読出し回路を微細画素内にレイアウトすることが可能となる。また、フローティングディフュージョン34の面積を増加させることがないため、変換ゲインの減少も抑制することができる。
また、本実施形態の固体撮像素子で信号読出し回路30Aが形成された一方表面とは反対の面から光を入射させる裏面照射型を利用すれば、画素全面に信号読出し回路30Aを形成できるため、画素サイズをさらに微細化することが可能である。
次に、上述の固体撮像素子10における単位画素13Aの断面構成について説明する。
図4は、本発明の第一の実施形態である、固体撮像素子の単位画素13Aの断面模式図である。図4に示す単位画素13Aは、複数の単位画素13Aの各々に対応する第1の光電変換部21と、第2の光電変換部22と、第3の光電変換部23と、フローティングディフュージョン34とを備える。
各光電変換部(第1の光電変換部21、第2の光電変換部22及び第3の光電変換部23)は、半導体基板40の深さ方向に積層されている。具体的には、第2の光電変換部22は第1の光電変換部21の上方に形成され、第3の光電変換部は第1の光電変換部21の上方かつ第2の光電変換部の下方に形成されている。つまり、各光電変換部は深さ方向に見て、互いに重なるように形成されている。
半導体基板40の表面上には、第1のトランジスタ31のゲート41と、第2のトランジスタ32のゲート42と、第3のトランジスタ33のゲート43とが形成されている。
なお、図4では、半導体基板40の表面から第2の光電変換部22、第3の光電変換部23、第1の光電変換部21の順に積層した構造を一例として示したが、積層の順序はこれに限らない。
また、正確には、第1の光電変換部21、第2の光電変換部22及び第3の光電変換部23は、第1導電型の半導体基板に形成された半導体領域であって、第1導電型とは反対導電型の第2導電型の半導体領域と、第1導電型の半導体基板との界面とを含む。図4においては、説明を簡略化するために、第2導電型の半導体領域を第1の光電変換部21、第2の光電変換部22及び第3の光電変換部23として図示している。なお、以下の明細書において、各光電変換部の領域のうち第2導電型の半導体領域を、第1の光電変換部21、第2の光電変換部22及び第3の光電変換部23として説明している場合がある。
第1の光電変換部21は、第2の光電変換部22よりも接合容量が小さいことが好ましい。これは、各光電変換部の接合容量に差を設けることで信号電荷の転送を容易にすることができるためである。また、信号電荷の転送はゲートの近傍で行われるため、各光電変換部で生成した信号電荷をゲートが形成される表面側へ集める必要がある。そこで、各光電変換部内に表面に向かって不純物濃度が高くなるような濃度勾配を形成することで、信号電荷の収集が容易になる。このため、半導体基板の表面から接合容量の大きい順に光電変換部を積層すると上述の濃度勾配を形成しやすくすることができる。つまり、第1の光電変換部21は第2の光電変換部22よりも半導体基板40の深部に形成されるのが好ましい。
第1の光電変換部21と第3の光電変換部23と第2の光電変換部22とは互いに接続して混色が発生しないよう、光電変換部間に各光電変換部と反対導電型である第1の半導体領域44が形成されていることが好ましい。また、単位画素13Aの半導体基板40の表面近傍には、半導体基板40とその上に形成される絶縁膜との界面で発生する暗電流を低減するために、各光電変換部を半導体基板内に埋め込むための、各光電変換部と反対導電型で高濃度の第2の半導体領域が形成されていても良い。
本実施形態の固体撮像素子10でRGB三原色での出力を行う場合、単位画素13Aに光が入射すると、第1の光電変換部21、第2の光電変換部22及び第3の光電変換部23の各々で信号電荷が生成される。光はその波長に応じて半導体基板40内での吸収係数が異なる特性を有しているため、各光電変換部が形成される半導体基板40の深さに応じた分光出力がそれぞれ得られる。この分光出力を基に演算処理を行うことで、RGB三原色での出力を取得することができる。ここで各光電変換部からの分光出力のピーク波長をB、G、R領域の波長に対応させることで演算処理を簡単にすることも可能である。
例えば、表面照射型の場合では、第2の光電変換部22を半導体基板40の表面から0.7umの範囲、第3の光電変換部23を半導体基板40の0.7〜1.5umの範囲、第1の光電変換部21を半導体基板40の1.5〜3.0umの範囲でそれぞれ形成すると、各光電変換部からの分光出力のピーク波長をB、G、R領域の波長にそれぞれ対応させることができる。また、裏面照射型の場合では、第2の光電変換部22を半導体基板40の表面から1.5umの範囲、第3の光電変換部23を半導体基板40の1.5〜2.3umの範囲、第1の光電変換部21を半導体基板40の2.3〜3.0umの範囲でそれぞれ形成すると、各光電変換部からの分光出力のピーク波長をB、G、R領域の波長にそれぞれ対応させることができる。
以上のように、本実施形態に係る固体撮像素子10は、複数の単位画素13Aを有する固体撮像素子であって、単位画素13Aは、半導体基板40に形成され、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する第1の光電変換部21と、半導体基板40に第1の光電変換部21の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた信号電荷を生成及び蓄積する第2の光電変換部22と、第1の光電変換部21から第2の光電変換部22に信号電荷を転送する第1のトランジスタ31とを有する。
これにより、第1の光電変換部21で生成された信号電荷と、第2の光電変換部22で生成された信号電荷を読み出すためのフローティングディフュージョン34、第4のトランジスタ35、第5のトランジスタ36及び第6のトランジスタ37を、第1の光電変換部21、第2の光電変換部22で共有化できるので、開口率が向上する。
また、第2の光電変換部22は第1の光電変換部21の上方に形成されているので、第2の光電変換部22と第1の光電変換部21とを並べて形成した場合と比較して、フローティングディフュージョン34の面積が小さい。よって、信号電荷を電圧信号へ変換するときのゲインが高い。
したがって、本実施形態に係る固体撮像素子10は、微細化しても高い感度を有することができる。
言い換えると、固体撮像素子10は、微細画素化しても複数の光電変換部から信号電荷を読み出すための読み出し回路をレイアウトすることができる。また、複数の光電変換部のそれぞれに対応して信号読み出し回路を設けた場合と比較して、フローティングディフュージョンの面積が増加しないので、微細画素化しても光電変換部で生成された信号電荷を電圧信号へ変換するときのゲインが高い。
(第二の実施形態)
本実施形態に係る固体撮像素子は、第一の実施形態に係る固体撮像素子10とほぼ同じであるが、単位画素の構成が異なる。具体的には、本実施形態に係る固体撮像素子における単位画素は、単位画素13Aと比較して、第1転送トランジスタのゲートと第3転送トランジスタのゲートとが電気的に接続されている点が異なる。以下、第一の実施形態と異なる点を中心に、第二の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第二の実施形態に係る固体撮像素子の単位画素の回路の構成を模式的に示す回路模式図である。
同図に示す単位画素13Bは、第1の光電変換部21、第2の光電変換部22、第3の光電変換部23及び信号読み出し回路30Bを含む。この信号読み出し回路30Bは、第一の実施形態に係る固体撮像素子10の信号読み出し回路30Aと同様に、信号電荷を転送する第1のトランジスタ31、第2のトランジスタ32及び第3のトランジスタ33と、フローティングディフュージョン34と、信号電荷をリセットする第4のトランジスタ35と、信号を増幅する第5のトランジスタ36と、画素選択を行う第6のトランジスタ37とで構成されている。ただし、信号読み出し回路30Bは、信号読み出し回路30Aと比較して、第1のトランジスタ31のゲートと第3のトランジスタ33のゲートとが電気的に接続されている点が異なる。よって、第1のトランジスタ31及び第3のトランジスタ33のそれぞれは、垂直シフトレジスタ15からゲートに印加される第1走査パルスTRANS1に応じてオン及びオフする。具体的には、第1走査パルスTRANS1に応じて、第1のトランジスタ31は第1の光電変換部21から第2の光電変換部22に信号電荷を転送し、第3のトランジスタ33は第3の光電変換部23からフローティングディフュージョン34に信号電荷を転送する。
つまり、第1の光電変換部21は第1のトランジスタ31のソースに対応し、第2の光電変換部22は第1のトランジスタ31のドレインに対応する。また、第3の光電変換部23は第3のトランジスタ33のソースに対応し、フローティングディフュージョン34は第3のトランジスタ33のドレインに対応する。また、第2の光電変換部22は第2のトランジスタ32のソースに対応し、フローティングディフュージョン34は第2のトランジスタ32のドレインに対応する。また、第1のトランジスタ31のゲートは第3のトランジスタ33のゲートと電気的に接続されている。
次に、上記のように構成された第二の実施形態に係る固体撮像素子の動作について説明する。
図6は、本実施形態に係る固体撮像素子の動作を示すタイミングチャートである。同図には、垂直シフトレジスタ15から単位画素13Bに印加される複数のパルスのタイミングが示されており、具体的には、第4のトランジスタ35に印加されるリセットパルスRSTと、第1のトランジスタ31及び第3のトランジスタ33に印加される第1走査パルスTRANS1と、第2のトランジスタ32に印加される第2走査パルスTRANS2と、第3のトランジスタ33に印加される第3走査パルスTRANS3と、第6のトランジスタ37に印加される選択パルスSELECTとのタイミングが示されている。
単位画素13Bに入射した光は、第1の光電変換部21、第3の光電変換部23、第2の光電変換部22で光電変換され、信号電荷として蓄積される。
まず、時刻t40〜t41において、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ35をON状態にし、フローティングディフュージョン34をリセットする。
このリセット動作後、時刻t42〜t43において、第2走査パルスTRANS2をハイレベルにすることにより第2のトランジスタ32をON状態にすることで、第2の光電変換部22に蓄積されている信号電荷をフローティングディフュージョン34に転送する。フローティングディフュージョン34で信号電荷は電圧信号に変換され、第5のトランジスタ36のゲートに印加される。
次に、時刻t44〜t45において、水平シフトレジスタ14、垂直シフトレジスタ15を用いて、XYアドレス方式により選択パルスSELECTをハイレベルにすることで第6のトランジスタ37をON状態にする。よって、第5のトランジスタ36から電気信号が信号線38に出力される。さらに、電気信号はノイズ除去回路16により信号に混入してしまうノイズの除去処理を行い、アンプ回路17から信号を出力する。
第2の光電変換部22の信号読出しが完了した後、時刻t46〜t47において、再度、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ35をON状態にし、フローティングディフュージョン34をリセットする。
このリセット動作後、時刻t48〜t49において、第1走査パルスTRANS1をハイレベルにすることにより第3のトランジスタ33をON状態にすることで、第3の光電変換部23に蓄積されている信号電荷をフローティングディフュージョン34に転送する。この時、第1のトランジスタ31もON状態となるために、第1の光電変換部21に蓄積されている信号電荷が第2の光電変換部22に転送される。時刻t50〜t51におけるフローティングディフュージョン34から出力までの動作は、上記の第2の光電変換部22の信号読出しと同様の動作を行う。
第3の光電変換部23の信号読出しが完了した後、時刻t52〜t53において、再度、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ35をON状態にし、フローティングディフュージョン34をリセットする。
このリセット動作後、時刻t54〜t55において、第2走査パルスTRANS2をハイレベルにすることにより第2のトランジスタ32をON状態にすることで、第1の光電変換部21から第2の光電変換部22に転送されている信号電荷をフローティングディフュージョン34に転送する。時刻t56〜t57におけるフローティングディフュージョン34から出力までの動作は、上記の第2の光電変換部22の信号読出しと同様の動作を行う。
以上のように、本実施形態に係る固体撮像素子における単位画素13Bは、第一の実施形態に係る固体撮像素子10における単位画素13Aと比較して、第1のトランジスタ31のゲートと第3のトランジスタ33のゲートとが電気的に接続されている。つまり、第1のトランジスタ31のゲート配線と第3のトランジスタ33のゲート配線とが共有化されている。
このように本実施形態に係る固体撮像素子は、ゲート配線を共有化することによって、第一の実施形態に係る固体撮像素子10と比較して、より一層、信号読出し回路30Bの面積を低減することができ、開口率を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態の固体撮像素子で信号読出し回路30Bが形成された一方表面とは反対の面から光を入射させる裏面照射型を利用すれば、画素全面に信号読出し回路30Bを形成できるため、画素サイズをさらに微細化することが可能である。
(第三の実施形態)
本実施形態に係る固体撮像素子は、第一の実施形態に係る固体撮像素子10とほぼ同じであるが、単位画素の構成が異なる。具体的には、本実施形態に係る固体撮像素子における単位画素は、単位画素13Aと比較して、第3光電変換部及び第3転送トランジスタが、第2転送トランジスタとフローティングディフュージョンとの間に挿入され、第2転送トランジスタは、第3光電変換部及び第3転送トランジスタを介して、フローティングディフュージョンに第1及び第2信号電荷を転送する点が異なる。以下、第一の実施形態と異なる点を中心に、第三の実施形態について説明する。
図7は本発明の第三の実施形態に係る固体撮像素子の単位画素の回路の構成を模式的に示す回路模式図である。
同図に示す単位画素13Cは、第1の光電変換部51、第2の光電変換部52、第3の光電変換部53及び信号読み出し回路60を含む。この信号読み出し回路60は、信号電荷を転送する第1のトランジスタ61、第2のトランジスタ62及び第3のトランジスタ63と、フローティングディフュージョン64と、信号電荷をリセットする第4のトランジスタ65と、信号を増幅する第5のトランジスタ66と、画素選択を行う第6のトランジスタ67とで構成されている。
この単位画素13Cは、図2に示した第一の実施形態における単位画素13Aと比較して、第3の光電変換部53及び第3のトランジスタ63が第2のトランジスタ62とフローティングディフュージョン64との間に挿入され、第2のトランジスタ62が第3の光電変換部53及び第3のトランジスタ63を介して、フローティングディフュージョン64に第1の光電変換部51で生成された信号電荷及び第2の光電変換部52で生成された信号電荷を転送する点が異なる。
つまり、第1の光電変換部51は第1のトランジスタ61のソースに対応し、第2の光電変換部52は第1のトランジスタ61のドレインに対応する。また、第2の光電変換部52は第2のトランジスタ62のソースに対応し、第3の光電変換部53は第2のトランジスタ62のドレインに対応する。また、第3の光電変換部53は第3のトランジスタ63のソースに対応し、フローティングディフュージョン64は第3のトランジスタ63のドレインに対応する。
次に、上記のように構成された第三の実施形態に係る固体撮像素子の動作について説明する。
図8は、本実施形態に係る固体撮像素子の動作を示すタイミングチャートである。同図には、垂直シフトレジスタ15から単位画素13Cに印加される複数のパルスのタイミングが示されており、具体的には、第4のトランジスタ65のゲートに印加されるリセットパルスRSTと、第1のトランジスタ61のゲートに印加される第1走査パルスTRANS1と、第2のトランジスタ62のゲートに印加される第2走査パルスTRANS2と、第3のトランジスタ63のゲートに印加される第3走査パルスTRANS3と、第6のトランジスタ67のゲートに印加される選択パルスSELECTとのタイミングが示されている。
単位画素13Cに入射した光は、第1の光電変換部51、第2の光電変換部52、第3の光電変換部53で光電変換され、信号電荷として蓄積される。
まず、時刻t70〜t71において、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ65をON状態にし、フローティングディフュージョン64をリセットする。
このリセット動作後、時刻t72〜t73において、第3走査パルスTRANS3をハイレベルにすることにより第3のトランジスタ63をON状態にすることで、第3の光電変換部53に蓄積されている信号電荷をフローティングディフュージョン64に転送する。フローティングディフュージョン64で信号電荷は電圧信号に変換され、第5のトランジスタ66のゲートに印加される。
次に、時刻t74〜t75において、水平シフトレジスタ14、垂直シフトレジスタ15を用いて、XYアドレス方式により選択パルスSELECTをハイレベルにすることで第6のトランジスタ67をON状態にする。よって、第5のトランジスタ66から電気信号が信号線68に出力される。さらに、電気信号はノイズ除去回路16により信号に混入してしまうノイズの除去処理を行い、アンプ回路17から信号を出力する。
第3の光電変換部53の信号読出しが完了した後、時刻t76〜t77において、再度、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ65をON状態にし、フローティングディフュージョン64をリセットする。
このリセット動作後、時刻t78〜t79において、第2走査パルスTRANS2をハイレベルにすることにより第2のトランジスタ62をON状態にすることで、第2の光電変換部52に蓄積されている信号電荷を第3の光電変換部53に転送する。
次いで、時刻t80〜t81において、第3走査パルスTRANS3をハイレベルにすることにより第3のトランジスタ63をON状態にすることで、第2の光電変換部52で生成された信号電荷をフローティングディフュージョン64に転送する。フローティングディフュージョン64から出力までの動作は、上記の第3の光電変換部53の信号読出しと同様の動作を行う。
第2の光電変換部52の信号読出しが完了した後、時刻t84〜t85において、再度、リセットパルスRSTをハイレベルにすることにより第4のトランジスタ65をON状態にし、フローティングディフュージョン64をリセットする。
このリセット動作後、時刻t86〜t87において、第1走査パルスTRANS1をハイレベルにすることにより第1のトランジスタ61をON状態にすることで、第1の光電変換部51に蓄積されている信号電荷を第2の光電変換部52に転送する。
次いで、時刻t88〜t89において、第2走査パルスTRANS2をハイレベルにすることにより第2のトランジスタ62をON状態にすることで、第1の光電変換部51で生成された信号電荷を第3の光電変換部53に転送する。そして、第3のトランジスタ63をON状態にすることで信号電荷をフローティングディフュージョン64に転送する。フローティングディフュージョン64から出力までの動作は、上記の第3の光電変換部53の信号読出しと同様の動作を行う。
上述の様に、本実施形態では、第1の光電変換部51、第2の光電変換部52からの信号読み出しにおいて、信号電荷を第3の光電変換部53内を経由してフローティングディフュージョン64へ順次転送することで、フローティングディフュージョン64の面積を増加させることなく信号読出し回路60を共有化することができる。このため、信号読出し回路60の面積を大幅に削減でき、開口率を向上させることができる。また、複数の光電変換部からの信号読出し回路を微細画素内にレイアウトすることが可能となる。また、フローティングディフュージョン34の面積を増加させることがないため、変換ゲインの減少も抑制することができる。
本実施形態の固体撮像素子で信号読出し回路30が形成された一方表面とは反対の面から光を入射させる裏面照射型を利用すれば、画素全面に信号読出し回路30を形成できるため、画素サイズをさらに微細化することが可能である。
次に、本実施形態に係る固体撮像素子における単位画素13Cの断面構成について説明する。
図9は本発明の第一の実施形態である、固体撮像素子の単位画素13Cの断面模式図である。図9に示す単位画素13Cは、半導体基板70に形成された複数の単位画素13Cと、複数の単位画素13Cの各々に対応する第1の光電変換部51と、第2の光電変換部52と、第3の光電変換部53と、フローティングディフュージョン64とを備える。
各光電変換部(第1の光電変換部51、第2の光電変換部52及び第3の光電変換部53)は、半導体基板70の深さ方向に積層されている。具体的には、第2の光電変換部52は第1の光電変換部51の上方に形成され、第3の光電変換部53は、第1の光電変換部51及び第2の光電変換部52の上方に形成されている。つまり、各光電変換部は深さ方向に見て、互いに重なるように形成されている。
半導体基板70の表面上には、第1のトランジスタのゲート71と、第2のトランジスタのゲート72と、第3のトランジスタのゲート73が形成されている。なお、図9では、半導体基板70の表面から第3の光電変換部53、第2の光電変換部52、第1の光電変換部51の順に積層した構造を一例として示したが、積層の順序はこれに限らない。
第1の光電変換部51は第2の光電変換部52よりも接合容量が小さく、第2の光電変換部52は第3の光電変換部53よりも接合容量が小さいことが好ましい。これは、各光電変換部の接合容量に差を設けることで、信号電荷の転送を容易にすることができるためである。また、信号電荷の転送はゲート直下で行われるため、各光電変換部で生成した信号電荷をゲートが形成される表面側へ集める必要がある。そこで、各光電変換部内に表面に向かって不純物濃度が高くなるような濃度勾配を形成することで信号電荷の収集が容易になる。このため、半導体基板70の表面から接合容量の大きい順に光電変換部を積層すると上述の濃度勾配を形成しやすくすることができる。
また、正確には、第1の光電変換部51、第2の光電変換部52及び第3の光電変換部53は、第1導電型の半導体基板に形成された半導体領域であって、第1導電型とは反対導電型の第2導電型の半導体領域と、第1導電型の半導体基板との界面とを含む。図9においては、説明を簡略化するために、第2導電型の半導体領域を第1の光電変換部51、第2の光電変換部52及び第3の光電変換部53として図示している。なお、以下の明細書において、各光電変換部の領域のうち第2導電型の半導体領域を、第1の光電変換部51、第2の光電変換部52及び第3の光電変換部53として説明している場合がある。
第1の光電変換部51と第2の光電変換部52と第3の光電変換部53は互いに接続して混色が発生しないよう、光電変換部間に各光電変換部と反対導電型である第1の半導体領域74が形成されていることが好ましい。単位画素13Cの半導体基板70の表面近傍には、半導体基板とその上に形成される絶縁膜との界面で発生する暗電流を低減するために、各光電変換部を半導体基板内に埋め込むための、各光電変換部の第1導電型と反対導電型で、且つ、高濃度の第2の半導体領域が形成されていても良い。
本実施形態の固体撮像素子でRGB三原色での出力を行う場合、単位画素13Cに光が入射すると、第1の光電変換部51、第2の光電変換部52及び第3の光電変換部53の各々で信号電荷が生成される。光はその波長に応じて半導体基板70内での吸収係数が異なる特性を有しているため、各光電変換部が形成される半導体基板70の深さに応じた分光出力がそれぞれ得られる。この分光出力を基に演算処理を行うことで、RGB三原色での出力を取得することができる。ここで各光電変換部からの分光出力のピーク波長をB、G、R領域の波長に対応させることで演算処理を簡単にすることも可能である。
例えば、表面照射型の場合、第3の光電変換部53を半導体基板70の表面から0.7umの範囲、第2の光電変換部52を半導体基板70の0.7〜1.5umの範囲、第1の光電変換部51を半導体基板70の1.5〜3.0umの範囲でそれぞれ形成すると、各光電変換部からの分光出力のピーク波長をB、G、R領域の波長にそれぞれ対応させることができる。また、裏面照射型の場合では、第3の光電変換部53を半導体基板70の表面から1.5umの範囲、第2の光電変換部52を半導体基板70の1.5〜2.3umの範囲、第1の光電変換部51を半導体基板70の2.3〜3.0umの範囲でそれぞれ形成すると、各光電変換部からの分光出力のピーク波長をB、G、R領域の波長にそれぞれ対応させることができる。
以上のように、本実施形態に係る固体撮像素子は、第一の実施形態に係る固体撮像素子10における単位画素13Aと比較して、第3の光電変換部53及び第3のトランジスタ63が、第2のトランジスタ62とフローティングディフュージョン64との間に挿入され、第2のトランジスタ62は、第3の光電変換部53及び第3のトランジスタ63を介して、フローティングディフュージョン64に第1の光電変換部51で生成された信号電荷及び第2の光電変換部52で生成された信号電荷を転送する。
なお、本実施形態に係る固体撮像素子における、第1の光電変換部51は本発明の第1光電変換部であり、第2の光電変換部52は本発明の第2光電変換部であり、第3の光電変換部53は本発明の第3光電変換部であり、第1のトランジスタ61は本発明の第1転送トランジスタであり、第2のトランジスタ62は本発明の第2転送トランジスタであり、第3のトランジスタ63は本発明の第3転送トランジスタである。
以上、本発明に係る固体撮像素子について、実施形態に基づき説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を当該実施形態に施したものや、異なる実施形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、高解像のビデオカメラやデジタルカメラ等に利用できる。
11 画素部
12 周辺回路部
13A、13B、13C 単位画素
14 水平シフトレジスタ
15 垂直シフトレジスタ
16 ノイズ除去回路
17 アンプ回路
21、51 第1の光電変換部
22、52 第2の光電変換部
23、53 第3の光電変換部
30A、30B、60 信号読み出し回路
31、61 第1のトランジスタ
32、62 第2のトランジスタ
33、63 第3のトランジスタ
34、64 フローティングディフュージョン
35、65 第4のトランジスタ
36、66 第5のトランジスタ
37、67 第6のトランジスタ
38、68 信号線
40、70 半導体基板
41、71 第1のトランジスタのゲート
42、72 第2のトランジスタのゲート
43、73 第3のトランジスタのゲート
44、74 第1の半導体領域

Claims (7)

  1. 複数の単位画素を有する固体撮像素子であって、
    前記単位画素は、
    半導体基板に形成され、入射した光に応じた第1信号電荷を生成及び蓄積する第1光電変換部と、
    前記半導体基板に前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第2信号電荷を生成及び蓄積する第2光電変換部と、
    前記第1光電変換部から前記第2光電変換部に前記第1信号電荷を転送する第1転送トランジスタとを有する
    固体撮像素子。
  2. 前記単位画素は、さらに、
    フローティングディフュージョンと、
    前記第2光電変換部から前記フローティングディフュージョンに前記第1及び第2信号電荷を転送するための第2転送トランジスタと、
    前記半導体基板に前記第1光電変換部の上方又は下方に形成され、入射した光に応じた第3信号電荷を生成及び蓄積する第3光電変換部と、
    前記第3光電変換部から前記フローティングディフュージョンに前記第3信号電荷を転送する第3転送トランジスタとを有する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記第1転送トランジスタのゲートと前記第3転送トランジスタのゲートとは電気的に接続されている
    請求項2記載の固体撮像素子。
  4. 前記第1光電変換部の接合容量は、前記第2光電変換部の接合容量よりも小さい
    請求項2又は3記載の固体撮像素子。
  5. 前記第3光電変換部及び前記第3転送トランジスタは、前記第2転送トランジスタと前記フローティングディフュージョンとの間に挿入され、
    前記第2転送トランジスタは、前記第3光電変換部及び前記第3転送トランジスタを介して、前記フローティングディフュージョンに前記第1及び第2信号電荷を転送する
    請求項2記載の固体撮像素子。
  6. 前記第1光電変換部の接合容量は前記第2光電変換部の接合容量よりも小さく、前記第2光電変換部の接合容量は前記第3光電変換部の接合容量よりも小さい
    請求項5記載の固体撮像素子。
  7. 前記第1〜3転送トランジスタ及び前記フローティングディフュージョンは、前記半導体基板の表面側に形成され、
    前記半導体基板の裏面が光の入射面である
    請求項2記載の固体撮像素子。
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