JP2011115873A - Double-side polishing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、キャリアによって保持されたワークを、研磨用の上下定盤を回転させると共に、キャリアを自転及び公転させてワークの表面を加工する両面研磨装置に関するものである。 The present invention relates to a double-side polishing apparatus that rotates a surface plate for polishing a workpiece held by a carrier, and rotates and revolves the carrier to process the surface of the workpiece.
図12〜図13に示すように、従来のこの種のものは、上定盤51と、この上定盤51に対して同軸状に設けられる下定盤52と、これら上定盤51と下定盤52の間に同軸状に配置されるサンギヤ53及びインターナルギヤ54と、サンギヤ53及びインターナルギヤ54との間に介在して自転及び公転するワーク55の保持穴56を有するキャリア57とを備え、そして、上定盤51、下定盤52、サンギヤ53、インターナルギヤ54は、それぞれの駆動用モーター58,59,60,61によって回転駆動できるようになっている。さらに、上定盤51には下面に開口したノズルからなる流体出口62が設けられており、この流体出口62はキャリア56に設けられた保持穴56の数に対応するように図12では9箇所が1群となって、そしてこの流体出口62の群がキャリア57の数に対応するように図12では5箇所に間隔をおいて配置されている。
As shown in FIGS. 12 to 13, this type of conventional one is composed of an
したがって、従来技術においては、駆動用モーター58,59,60,61で上定盤51、下定盤52、サンギヤ53及びインターナルギヤ54を回転させると、キャリア57は自転運動をしながらサンギア53の回りを公転する遊星運動を起こして、さらに、スラリーなどと称する研磨剤(図示せず)の液が流体出口62より供給されることでキャリア57に保持されたワーク55の両面が上定盤51と下定盤52により研磨される。
Therefore, in the prior art, when the
そして、従来技術においては、上定盤51の流体出口62の群を予めキャリア57位置に合わせて下定盤52上のキャリア57位置の停止と略同時に流体出口62の群をキャリア57に重ねて停止させ、全ワーク55の表面と接する流体出口62から少量の液の次に空気に切換えて加圧しながら、上定盤51を上昇させてワーク55の上定盤51への付着を予防剥離して、ワーク55を下定盤52の上面に残すことにより、研磨されたワーク55の搬出を良好に行うようにしたものである。この結果、ワーク55やキャリア57を下定盤52側に残してワーク55の取り出しをスムーズに行うことができるようになっている。このようにすることによって、上定盤51の流体出口62をむやみに配置することを阻止できる。
In the prior art, the group of
このようなキャリア57位置の停止と略同時に流体出口62の群をキャリア57に重ねて停止させるため、従来技術においては、下定盤52、サンギヤ53、インターナルギヤ54などは、各駆動モーター59,60,61を制御している(例えば特許文献1)。
In order to stop the group of
また、モーターの制御として、交流入力を受ける三相全波整流回路をなす整流部と、該整流部の出力端に並列に接続された整流電圧平滑用のコンデンサから成る平滑部と、該平滑用コンデンサにより平滑された整流直流電圧を入力として所要の交流を出力するインバータ部とから成る汎用インバータ(例えば特許文献2)や、ベクトルインバータと、走行モーターと、減速機と、車輪とから構成され、主走行装置のベクトルインバータからのトルク指令信号に基づいてベクトルインバータが走行モーターの回転を制御し、この走行モーターの駆動力を減速機を介して車輪に伝達する搬送車システムのようなベクトルインバータによる制御(例えば特許文献3)なども知られている。 Further, as a motor control, a rectifying unit that forms a three-phase full-wave rectifier circuit that receives an AC input, a smoothing unit that includes a capacitor for smoothing a rectified voltage connected in parallel to the output terminal of the rectifying unit, and the smoothing unit It is composed of a general-purpose inverter (for example, Patent Document 2) composed of an inverter unit that receives a rectified DC voltage smoothed by a capacitor and outputs a required AC, a vector inverter, a travel motor, a speed reducer, and wheels, Based on a vector inverter such as a carrier vehicle system in which the vector inverter controls the rotation of the traveling motor based on the torque command signal from the vector inverter of the main traveling device and transmits the driving force of the traveling motor to the wheels via the speed reducer. Control (for example, Patent Document 3) is also known.
従来技術においては、上定盤51、下定盤52、サンギヤ53、インターナルギヤ54等の駆動モーター58,59,60,61をインバータ制御その他で、上定盤51の流体出口62の群を予めキャリア57位置に合わせて下定盤52上のキャリア57位置の停止と略同時に流体出口62の群をキャリア57に重ねて停止させ、全ワーク55の表面と接する流体出口62から少量の液の次に空気に切換えて加圧しながら、上定盤51を上昇させてワーク55の上定盤51への付着を予防剥離するものをサーボモーターで制御するには装置が比較的高価になってしまう。また、既設モーターが比較的安価な汎用インバーター型モーターであった場合には、モーター自体などを交換しないとサーボ制御或いはベクトルインバータ制御ができない問題がある。
In the prior art, the
解決しようとする問題点は、上下定盤を回転させると共に、キャリアを自転及び公転させてワークの表面を加工し、上定盤に設けられたワーク又は及びキャリアの押圧手段を予めワーク又は及びキャリアに合わせて下定盤のキャリア位置の停止と略同時に押圧手段をワーク又は及びキャリアに重ねて停止させ、ワーク又は及びキャリアの表面に対向する押圧手段によってワーク又は及びキャリアを加圧して、上定盤を上昇させてワークの上定盤への付着を予防剥離する両面研磨装置において、駆動モーターが汎用インバータモーターであっても、押圧手段とキャリアに保持されたワークとの位置決め手段を簡便な構造によって形成する点である。 The problem to be solved is that the upper and lower surface plates are rotated, the carrier is rotated and revolved to process the surface of the workpiece, and the workpiece or carrier pressing means provided on the upper surface plate is previously set to the workpiece or carrier. At the same time as stopping the carrier position of the lower surface plate, the pressing means is overlapped with the work or carrier and stopped, and the work or carrier is pressurized by the pressing means facing the surface of the work or carrier, and the upper surface plate In a double-side polishing machine that prevents the workpiece from adhering to the upper surface plate by raising the workpiece, even if the drive motor is a general-purpose inverter motor, the positioning means between the pressing means and the work held by the carrier has a simple structure. It is a point to form.
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、上定盤と、この上定盤に対向して同軸状に設けられる下定盤と、これら上定盤と下定盤の間に同軸状に配置されるサンギヤ及びインターナルギヤと、前記サンギヤ及びインターナルギヤとの間に介在して自転及び公転するワークの保持穴を有するキャリアと、前記上定盤に設けられ前記キャリア又は及び該キャリアに保持されたワークに対応して前記ワーク又は及びキャリアに対向して設けられる押圧手段と、前記下定盤、前記上定盤、前記サンギヤ、前記インターナルギヤを駆動する駆動モーターと、前記駆動モーターに接続される制御手段を備え、
前記駆動モーターは、モーターの外側に突出した回転軸にロータリーエンコーダーを装着し、ベクトルインバータ制御部を設けた前記モーターを前記制御手段に接続すると共に、さらに前記ベクトルインバータ制御部に前記ロータリーエンコーダーを接続することを特徴とする両面研磨装置である。
In order to achieve the above object, the invention of
The drive motor has a rotary encoder mounted on a rotating shaft protruding outside the motor, connects the motor provided with a vector inverter control unit to the control means, and further connects the rotary encoder to the vector inverter control unit. The double-side polishing apparatus is characterized in that:
請求項1の発明によれば、汎用インバータのモーターにロータリーエンコーダーを装着することで、ベクトルインバータ制御を可能としてモーターの制御、ひいては押圧手段とキャリアに保持されたワークとの位置決めを、ロータリーエンコーダーの出力をベクトルインバータ制御部によってモーター側にフィードバックして容易に行うことができる。 According to the first aspect of the present invention, the rotary encoder is attached to the motor of the general-purpose inverter so that the vector inverter can be controlled to control the motor, and thus the positioning of the pressing means and the work held by the carrier. The output can be easily fed back to the motor side by the vector inverter control unit.
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。 Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below do not limit the contents of the present invention described in the claims. In addition, all of the configurations described below are not necessarily essential requirements of the present invention.
図1〜図9は実施例1を示しており、研磨装置は、研磨布1が上面2Uに貼着された研磨用の下定盤2と、研磨布3が下面4Lに貼着され下定盤2と同軸(中心軸線X)状な研磨用の上定盤4とを備えている。下定盤2の上面2U上には複数のワーク5を保持するためのキャリア6が載置されており、このキャリア6にはワーク5を保持するための保持穴7が穿設されていると共に、キャリア6の外周部6Aには歯車8が形成されている。実施例では下定盤2の上面2Uに5枚のキャリア6が同心円状に並設しており、1枚のキャリア6には9枚のワーク5を保持するため保持穴7が9箇所に形成されている。尚、キャリア6、保持穴7の数は実施例に限定されるものではなく、キャリア6を5枚とし、1枚のキャリア6に保持穴7が9箇所形成するなど各種の変形が可能である。
1 to 9 show the first embodiment, and the polishing apparatus includes a polishing
そして、下定盤2の上面2Uの中央にキャリア6の歯車8に噛合される駆動用のサンギア9が設けられ、下定盤2の外周部2Aにはインターナルギア10が同心円状に設けられている。このインターナルギア10にキャリア6の歯車8が噛合されると共に、キャリア6はサンギア9の外周に位置する。このようにしてサンギア9とインターナルギア10とは回転速度が異なり、サンギア9とインターナルギア10とはそれぞれ異なる回転をする。これにより下定盤用駆動モーター11、上定盤用駆動モーター12及びサンギア用駆動モーター13、インターナルギア用駆動モーター14で下定盤2、上定盤4及びサンギア9、インターナルギア10を回転させると、キャリア6は自転運動をしながらサンギア9の回りを公転する遊星運動を起こして、キャリア6に保持されたワーク5の両面が研磨される。尚、下定盤2と上定盤4とは同一の外径に形成されている。
A driving
さらに、上定盤4には、下面に押圧手段15である流体の下向きの出口15Aが設けられ、この出口15Aの上部には、例えば流動体である水等液体又は及び圧縮空気を導入することができるように流動体供給路16が接続されている。この流動体供給路16は、回動部分が洩れないようにシールするロータリーシール(図示せず)を介して圧縮空気などが供給されるようになっている。この出口15Aは下定盤2上に配置されるキャリア6に対応するように出口15Aの群17となっている。実施例では9個の出口15Aが一群17となって、この群17が等間隔にキャリア6と同じ数、すなわち5箇所に設けられている。さらに、一群17における出口15Aの配置は、1枚のキャリア6に形成された保持穴7に対応するように保持穴7と同じ様な相互間隔を有している。
Further, the
さらに、前記下定盤用駆動モーター11について説明する。下定盤用駆動モーター11は、モーターの電流のうち磁束を発生させる成分とトルクを発生する成分に分け、それぞれを独立に制御するベクトルインバータ制御されるものであって、そのためにモータ(誘導電動機)単体の駆動周波数を変化させることによってモータを可変速運転する汎用インバータ型モーターだったモータ単体の回転軸19に、回転する物体と回転しない物体との間の回転の差分を検出する回転角センサであるロータリーエンコーダー20を装着している。このロータリーエンコーダー20の装着は、既設のモーター11に後付けするためにモーターハウジングケース18の後側に突設している回転軸19にロータリーエンコーダー20の回転軸20Aを接続したものであり、実施例では冷却用送風羽根21が固定された回転軸19に回転軸20Aを接続している。そして、ロータリーエンコーダー本体20Bは回転軸19と同軸状となるように、ブラケット状の取り付け部材20Cを介してモーターハウジングケース18に固定されており、取り付け部材20Cは、図4、図5では上向きのもの、左右方向に一対のものの3方向のものが配置されている。このロータリーエンコーダー20は、予め研磨装置に配置されていた汎用インバータ型だったモーター単体に後付けしたものである。尚、ロータリーエンコーダー20は他のモータ自体の箇所やモータの付属品などを介して取り付けてもよい。
Further, the lower surface
さらに、モーター11においては、モータ単体のモーターハウジングケース18の前側の回転軸(図示せず)には減速機21を介して下定盤用駆動ギア22が接続しており、この下定盤用駆動ギア22に下定盤2と一体な下定盤用従動ギア23が噛合している。
Further, in the
同様に、上定盤用駆動モーター12及びサンギア用駆動モーター13、インターナルギア用駆動モーター14においては、それぞれの回転軸(図示せず)にロータリーエンコーダー26,27,28を装着している。そして、各モーター12,13,14には減速機26,27,28を介して上定盤用駆動ギア29、サンギア用駆動ギア30、インターナルギア用駆動ギア31が接続しており、さらに上定盤用駆動ギア29は上定盤4と一体な上定盤用従動ギア32に、サンギア用駆動ギア30はサンギア9と一体なサンギア用従動ギア33に、インターナルギア用駆動ギア31はインターナルギア10と一体なインターナルギア用従動ギア34に噛合している。
Similarly, in the upper surface
前記下定盤用駆動モーター11、上定盤用駆動モーター12及びサンギア用駆動モーター13、インターナルギア用駆動モーター14及び押圧手段15を制御する制御手段35は、研磨装置の「運転」「停止」や「研磨設定時間」などを入力する指令操作部や、「研磨残時間」「上定盤4の回転速度」等を表示する表示部を有するタッチスクリーン(タッチパネル)36、CPU、「タイマー」などを有するコンピュータ37、さらに下定盤用駆動モーター11にベクトルインバータ制御部38、上定盤用駆動モーター12にベクトルインバータ制御部39、サンギア用駆動モーター13にベクトルインバータ制御部40、インターナルギア用駆動モーター14にベクトルインバータ制御部41が設けられている。
The control means 35 for controlling the lower surface
前記ベクトルインバータ制御部38は、モーター11の電流のうち、磁束を発生させる成分とトルクを発生する成分に分け、それぞれを独立に制御する方式であって、ベクトル制御で必要なモーター11の速度を検出している。このためベクトルインバータインバータ制御部38にはモーター単体の他にロータリーエンコーダー20がそれぞれ電気コード42を介して接続している。
The vector
同様に、ベクトルインバータインバータ制御部38に上定盤用駆動モーター12とロータリーエンコーダー26、ベクトルインバータ制御部39にサンギア用駆動モーター13とロータリーエンコーダー27、ベクトルインバータ制御部40にインターナルギア用駆動モーター14とロータリーエンコーダー28がそれぞれ接続している。
Similarly, the
次に前記構成についてその作用を説明する。下定盤2に対して昇降手段(図示せず)によって上定盤4が離間した状態で、下定盤2の上面2Uにワーク5をキャリア6と共に載置する。この際ワーク5はキャリア6の保持穴7に保持されている。そして上定盤4を下降して上定盤4の下面側をワーク5の上面に接触させる。
Next, the operation of the above configuration will be described. The
次に、下定盤用駆動モーター11、上定盤用駆動モーター12及びサンギア用駆動モーター13、インターナルギア用駆動モーター14で下定盤2、上定盤4及びサンギア9、インターナルギア10を回転させると、キャリア6は自転運動をしながらサンギア9の回りを公転する遊星運動を起こして、さらに、スラリーなどと称する研磨剤(図示せず)を供給することでキャリア6に保持されたワーク5の両面が下定盤2の研磨布1及び上定盤4の研磨布3により研磨される。尚、流動体供給路16を利用して研磨剤を出口15Aからワーク5側に供給してもよい。
Next, when the
このようにして研磨が所定時間行われると、制御手段35のタイマーによって下定盤用駆動モーター11、上定盤用駆動モーター12及びサンギア用駆動モーター13、インターナルギア用駆動モーター14の作動が停止する。このとき、それぞれの群17がキャリア6に対向するように、ひいては流動体供給路16キャリア6の保持穴7に保持されたワーク5に対向するように、下定盤2、上定盤4が停止する。このような対向状態の下定盤2、上定盤4の停止位置状態にあっては、下定盤2の回転停止位置をロータリーエンコーダー20が間接的に検知できる。これは下定盤用駆動モーター11、減速機22、下定盤用駆動ギア23、下定盤用従動ギア24間において減速比が一定になっており、回転軸19の回転角度をロータリーエンコーダー20で検知し、この検知データに基づいて、停止位置を、「ロータリーエンコーダー20の検知回転角度」×「減速比」によって演算することができる。
When polishing is performed for a predetermined time in this way, the operation of the lower surface
同様に、上定盤4の停止位置、サンギア9の停止位置、インターナルギア10の停止位置を、それぞれ「ロータリーエンコーダー20の検知回転角度」×「減速機21と上定盤用駆動ギア29と上定盤用従動ギア32との減速比」、「ロータリーエンコーダー27の検知回転角度」×「減速機24とサンギア用駆動ギア30とサンギア用従動ギア33との減速比」、「ロータリーエンコーダー28の検知回転角度」×「減速機25とインターナルギア用駆動ギア31とインターナルギア用従動ギア34との減速比」によって演算することができる。
Similarly, the stop position of the
そして、これら演算に基づいてベクトルインバータ制御部38,39,40,41を制御することで上述のように群17をキャリア6に対向できるように、下定盤2、上定盤4、サンギア9及びインターナルギア10の回転停止位置を制御することができる。
Then, by controlling the vector
図9は、停止位置の精度に関するグラフを示しており、各モーターへの指令スピードと、改造により後付けしたロータリーエンコーダー20,26,27,28からの検出データをフィードバックすることで演算されたフィードバックとを比較したものであり、ロータリーエンコーダーの性能をM パルス/rev、減速比をNとしたとき、1パルスに対応する下定盤2の回動角度は、360.000/(M・N)[degree/pulse]となり、例えばMを1024パルス/revとし、減速比を10とした場合には、図7に示すように1パルスに対応する下定盤2の回動角度は、360.000/(1024・10)=0.035[degree/pulse]となり、このような場合には、速度0では3〜5ミリ秒程度の遅れで、一定速度において最大0.005%の誤差が生じるにすぎず、正確な制御を再現できることを確認できる。
FIG. 9 shows a graph regarding the accuracy of the stop position. The command speed to each motor and the feedback calculated by feeding back the detection data from the
次に、上定盤4をやや上昇させて下定盤2より離間するとき又はその前後に、制御手段35によって出口15Aより圧縮空気或いは水等液体などの流動体を開閉バルブ(図示せず)により制御してワーク5の上面に向けて噴出する。この噴出は1枚のワーク5に対して出口15Aが一つ対向するように配置されている。そして流動体の押圧力によりワーク5、さらにはキャリア6は下定盤2側に押し付けられて、これらワーク5、キャリア6は上定盤4の下面より剥離して上定盤4上に残り続けることとなる。図8はその一例を示しており、下定盤2の停止状態またはその直前に、まず出口15Aより高圧な分離用水を断続して噴出する(各水噴出時間をT1で示し、途中の待機時間をT2で示しており、実施例では水噴出時間T1は3回の複数となっている。また、同じ出口15Aまたは別の出口(図示せず)より圧縮空気を断続して噴出する。これは各圧縮空気の待機時間をT3で示し、噴出時間をT4で示したとき、噴出時間T4の始端を噴出時間T1の中間位置に配置すると共に噴出時間T4の終端を噴出時間T1の終端に配置している。そして、上定盤4は待機後に上昇するものであって、待機時間をT5で示し、上昇作動時間をT6で示したとき、上昇作動時間T6の始端は最終回である3回目の水噴出時間T1、ひいては3回目の圧縮空気の噴出時間T4の途中に配置されると共に、上昇作動時間T6の終端は3回目の水噴出時間T1の終端、ひいては3回目の圧縮空気の噴出時間T4の終端よりも後に配置されている。
Next, when the
このような流動体によるワーク5、キャリア6が下定盤2に押圧された後、或いは流体の噴出が停止されて押圧が解除された後で、上定盤4と下定盤2との間に作業員が手を入れてワーク5を取り出す。この後、再び新たなワーク5を下定盤2上のキャリア6に置いて研磨を行うものである。
After the
以上のように、前記実施例においては、上定盤4と、この上定盤4に対向して同軸状に設けられる下定盤2と、これら上定盤4と下定盤2の間に同軸状に配置されるサンギア9及びインターナルギア10と、サンギア9及びインターナルギア10との間に介在して自転及び公転するワーク5の保持穴7を有するキャリア6と、上定盤4に設けられキャリア6に保持されたワーク5に対応して設けられる押圧手段15と、下定盤用駆動モーター11、上定盤用駆動モーター12及びサンギア用駆動モーター13、インターナルギア用駆動モーター14に接続された制御手段35を備え、前記駆動モーター11,12,13,14は、汎用インバータのモーターであったモーターの単体の外側に突出した回転軸19にロータリーエンコーダー20,26,27,28を装着すると共に、ベクトルインバータ制御部38,39,40,41を設け、さらにベクトルインバータ制御部38,39,40,41にロータリーエンコーダー20,26,27,28を接続することにより、それぞれのモーター11,12,13,14の回転を制御して下定盤2、上定盤4を停止させることができる。しかも、ロータリーエンコーダー20,26,27,28をモーター11,12,13,14の外側に突設した回転軸19に接続するようにしたことで、既設の汎用インバータ型モーターだったモーター11,12,13,14であっても、ベクトルインバータ制御を行うことができる。
As described above, in the embodiment, the
さらに、制御手段35にベクトルインバータ制御部38,39,40,41を設けたことによって、モーター11,12,13,14を正確に制御することができる。
Furthermore, by providing the control means 35 with the vector
図10、図11は実施例2を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例2では、下定盤2と上定盤4とを1台の下定盤・上定盤用駆動モーター11Aによって駆動するものであり、このためモーター11Aには下定盤・上定盤用駆動モーター11A用のベクトルインバータ制御部38Aが接続されている。尚、下定盤用駆動ギア23、下定盤用従動ギア24との間に中間ギア4が介在している。
10 and 11 show the second embodiment, and the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted. In the second embodiment, the
このように、下定盤2、上定盤4をそれぞれの汎用インバータ型モーターではなく、兼用した汎用インバータ型モーター11Aにロータリーエンコーダー20を装着し、そして制御部38Aを介して制御するようにしてもよい。
As described above, the
以上のように本発明に係る両面研磨装置は、各種の用途に適用できる。例えば、押圧手段はワーク単独の他にキャリア単独、或いはキャリアとワークの両方に対向して設けられるものでもよい。また、実施例では下定盤2、上定盤4、サンギア9、インターナルギア10を、モーター11,12,13,14をベクトルインバータ制御することで、制御しているが、少なくともいずれか一つのモーターを制御することで、ワークに押圧手段を配置できるようにしてもよい。
As described above, the double-side polishing apparatus according to the present invention can be applied to various uses. For example, the pressing means may be provided so as to face the carrier alone or both the carrier and the workpiece in addition to the workpiece alone. In the embodiment, the
2 下定盤
4 上定盤
5 ワーク
6 キャリア
7 保持穴
9 サンギア
10 インターナルギア
11 下定盤用駆動モーター
12 上定盤用駆動モーター
13 サンギア用駆動モーター
14 インターナルギア用駆動モーター
15 押圧手段
15A 出口
19 回転軸
20,26,27,28 ロータリーエンコーダー
35 制御手段
38,39,40,41 ベクトルインバータ制御部
2
10 Internal gear
11 Lower surface plate drive motor
12 Upper surface plate drive motor
13 Drive motor for sun gear
14 Drive motor for internal gear
15 Pressing means
15A Exit
19 Rotation axis
20, 26, 27, 28 Rotary encoder
35 Control means
38, 39, 40, 41 Vector inverter control unit
Claims (1)
前記駆動モーターは、モーターの外側に突出した回転軸にロータリーエンコーダーを装着し、ベクトルインバータ制御部を設けた前記モーターを前記制御手段に接続すると共に、さらに前記ベクトルインバータ制御部に前記ロータリーエンコーダーを接続することを特徴とする両面研磨装置。 An upper surface plate, a lower surface plate provided coaxially facing the upper surface plate, a sun gear and an internal gear arranged coaxially between the upper surface plate and the lower surface plate, and the sun gear and the internal gear A carrier having a holding hole for the rotating and revolving workpiece interposed between the gear and the workpiece or the carrier corresponding to the carrier or the workpiece held on the carrier provided on the upper surface plate A pressing means provided as a lower surface plate, the upper surface plate, the sun gear, a drive motor for driving the internal gear, and a control means connected to the drive motor,
The drive motor has a rotary encoder mounted on a rotating shaft protruding outside the motor, connects the motor provided with a vector inverter control unit to the control means, and further connects the rotary encoder to the vector inverter control unit. A double-side polishing apparatus characterized by:
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