JP2011115466A - Game machine - Google Patents
Game machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011115466A JP2011115466A JP2009276899A JP2009276899A JP2011115466A JP 2011115466 A JP2011115466 A JP 2011115466A JP 2009276899 A JP2009276899 A JP 2009276899A JP 2009276899 A JP2009276899 A JP 2009276899A JP 2011115466 A JP2011115466 A JP 2011115466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- variable display
- effect
- special symbol
- big hit
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
Abstract
Description
本発明は、第1始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の第1識別情報の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第1可変表示部と、第2始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の第2識別情報の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第2可変表示部と、を備え、第1可変表示部または第2可変表示部に特定表示結果が導出表示されたことにもとづいて遊技者にとって有利な特定遊技状態とするとともに、通常遊技状態であるときに比べて第1識別情報および第2識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となりやすい特別遊技状態の移行条件が成立したことにもとづいて該特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態に制御するパチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention starts a variable display of a plurality of types of first identification information that can be identified based on the passage of a game medium through a first start area, and derives and displays a display result; A second variable display unit that starts variable display of a plurality of types of second identification information that can be identified based on the passage of the game medium through the second start area, and that displays and displays a display result; Based on the fact that the specific display result is derived and displayed on the first variable display unit or the second variable display unit, the specific gaming state is advantageous for the player, and the first identification information and the first identification information are compared with those in the normal gaming state. 2. A game such as a pachinko machine that is controlled to the special game state after the specific game state is completed based on the fact that the transition condition of the special game state where the display result of the variable display of the identification information is likely to become the specific display result is established. On.
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。さらに、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能になるように構成されたものがある。 As a gaming machine, a game medium such as a game ball is launched into a game area by a launching device, and when a game medium wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a predetermined number of prize balls are paid out to the player. There is something to be done. Furthermore, a variable display device capable of variably displaying the identification information (also referred to as “fluctuation”) is provided, which is advantageous to the player when the display result of the variable display of the identification information becomes the specific display result in the variable display device. Some are configured to be controllable to a specific gaming state.
特定遊技状態とは、所定の遊技価値が付与された遊技者にとって有利な状態を意味する。具体的には、特定遊技状態は、例えば特別可変入賞装置の状態を打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態(大当り遊技状態)、遊技者にとって有利な状態になるための権利が発生した状態、景品遊技媒体払出の条件が成立しやすくなる状態などの所定の遊技価値が付与された状態である。 The specific game state means a state advantageous for a player who is given a predetermined game value. Specifically, the specific game state is, for example, a state in which a special variable winning device is advantageous for a player who is likely to win a ball (a big hit game state), or a state in which a right to become advantageous for a player In this state, a predetermined game value such as a state where conditions for paying out premium game media are easily established is given.
そのような遊技機では、識別情報としての図柄を表示する可変表示装置の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態様の組合せ(特定表示結果)になることを、通常、「大当り」という。大当りが発生すると、例えば、大入賞口が所定回数開放して打球が入賞しやすい大当り遊技状態に移行する。そして、各開放期間において、所定個(例えば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成する。そして、大入賞口の開放回数は、所定回数(例えば15ラウンド)に固定されている。なお、各開放について開放時間(例えば29.5秒)が決められ、入賞数が所定個に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口は閉成する。 In such a gaming machine, the fact that the display result of the variable display device that displays the symbol as identification information is a combination of specific display modes (specific display result) determined in advance is generally referred to as “big hit”. When the big hit occurs, for example, the big winning opening is opened a predetermined number of times, and the game shifts to a big hit gaming state where the hit ball is easy to win. And in each open period, if there is a prize for a predetermined number (for example, 10) of the big prize opening, the big prize opening is closed. And the number of times the special winning opening is opened is fixed to a predetermined number (for example, 15 rounds). Note that an opening time (for example, 29.5 seconds) is determined for each opening, and even if the number of winnings does not reach a predetermined number, the big winning opening is closed when the opening time elapses.
また、遊技機には、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果のうちの特別な特定表示結果(特別表示結果)となるなどの特別の条件が成立すると、以後、大当りが発生する確率が高くなる高確率状態(確変状態ともいう。)に移行するように構成されたものもある。 In addition, if a special condition such as a display result of variable display of identification information becomes a special specific display result (special display result) of the specific display results in the variable display device, the jackpot is subsequently obtained. Some are configured to shift to a high-probability state (also referred to as a probability variation state) in which the probability of occurrence of the occurrence is high.
また、そのような遊技機では、特定遊技状態(大当り遊技状態)の終了後に確変状態に移行しているときに、確変状態であるか否かを認識不能に演出を実行するように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載された遊技機では、大当り遊技の終了後に、演出表示装置9の表示画面に「チャンス中」と表示させることによって、確変状態であるか否かを認識不能な確変潜伏演出を実行する。そして、大当り遊技が終了してから4回の変動にわたって連続して確変潜伏演出が実行されると、「確変中」という文字列が表示されて、確変状態であることが報知される。一方、確変潜伏演出が実行されても4回未満の変動しか確変潜伏演出が連続しなかった場合には、確変状態であるか否かを認識できない。
In addition, such a gaming machine is configured to perform an effect so that it is impossible to recognize whether or not the game is in the probability change state when the specific game state (big hit game state) is shifted to the probability change state. There are some (see, for example, Patent Document 1). For example, in the gaming machine described in
特許文献1に記載された遊技機では、大当り遊技終了後に確変状態であるか否かを認識不能な演出を実行できるとともに、所定のタイミングで(大当り遊技の終了後4回目の変動を実行したときに)確変状態であることを報知することができる。しかし、遊技状態が確変状態であるか否かにかかわらず、一律に図柄変動の変動時間を短縮する処理を行っている。そのため、確変潜伏演出の実行中であっても一律に変動時間が短縮されてしまい、確変潜伏演出を実行するための演出時間を十分に確保できない場合がある。そのため、確変潜伏演出において、いわゆる煽り演出などを実行して演出効果を十分に高めることができない。逆に、演出効果を高めるために、一律に図柄変動の変動時間を短縮しないように制御することも考えられるが、確変状態であることを報知した後であっても図柄変動にかかる変動時間が一律に長くなってしまうため、却って確変状態における遊技の進行が停滞してしまう。
In the gaming machine described in
そこで、本発明は、確変潜伏演出の演出時間を確保できるとともに、確変状態であることを報知した後に適切な変動時間を設定して図柄変動を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a gaming machine that can secure the effect time of the probabilistic latent effect and can set the appropriate fluctuation time after notifying that it is in the probabilistic state and execute the symbol fluctuation. And
本発明による遊技機は、第1始動領域(例えば、第1始動入賞口13)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の第1識別情報(例えば、第1特別図柄)の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第1可変表示部(例えば、第1特別図柄表示器8a)と、第2始動領域(例えば、第2始動入賞口14)を遊技媒体が通過したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の第2識別情報(例えば、第2特別図柄)の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第2可変表示部(例えば、第2特別図柄表示器8b)と、を備え、第1可変表示部または第2可変表示部に特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたことにもとづいて遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)とするとともに、通常遊技状態であるときに比べて第1識別情報および第2識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となりやすい特別遊技状態の移行条件が成立したこと(例えば、確変大当りとなったこと)にもとづいて該特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態(例えば、確変状態)に制御する遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、遊技制御手段からの制御信号(例えば、演出制御コマンド)にもとづいて、第1識別情報または第2識別情報の可変表示に対応した演出(例えば、演出図柄の変動表示)の実行を制御する演出制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100)と、を備え、遊技制御手段は、特定遊技状態とするか否かと特別遊技状態の移行条件を成立させるか否かと、を第1識別情報または第2識別情報の可変表示の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS61,S73を実行する部分)と、事前決定手段の決定結果にもとづいて、可変表示部における第1識別情報または第2識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS81〜S97を実行する部分)と、演出制御手段に特定遊技状態とするか否かと特別遊技状態に制御するか否かと可変表示時間決定手段により決定された可変表示時間とを特定するための一または複数からなる制御信号(例えば、演出制御コマンドのうちの変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンド)を送信する制御信号送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS99,S112,S114,S115,S117,S118を実行する部分)と、事前決定手段によって特別遊技状態の移行条件を成立させると決定されたときに、所定の抽選処理を実行することによって切替タイミングを決定する切替タイミング決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS137を実行する部分)と、を含み、制御信号送信手段は、さらに切替タイミングを特定可能な制御信号を送信し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS140を実行する部分)、演出制御手段は、特定遊技状態の終了後に、特別遊技状態であるか否かにかかわらず、特別遊技状態であることを認識不可能な演出態様である共通演出(例えば、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示する演出)により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する共通演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS671,S676を実行する部分)と、特定遊技状態の終了後に特別遊技状態に制御され、かつ、制御信号により特定される切替タイミングで、共通演出から特別遊技状態であることを認識可能な演出態様である特別確定演出(例えば、確変状態に応じた背景画面(例えば、背景色が赤色の背景画面)を表示する演出)に切り替えて該特別確定演出により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する特別確定演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS677を実行する部分)と、を含み、事前決定手段は、特定遊技状態として、所定量の遊技価値を付与する第1特定遊技状態(例えば、15ラウンドの大当りである確変大当りや通常大当り)、または第1特定遊技状態よりも少ない量の遊技価値を付与する第2特定遊技状態(例えば、2ラウンドの大当りである突然確変大当り)とするか否かを決定可能であり、第2識別情報の可変表示が実行される場合には、第1識別情報の可変表示が実行される場合と比較して、高い割合で第1特定遊技状態とすると決定し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS73において、図10に示すように、第2特別図柄の変動表示を実行する場合には、第1特別図柄の変動表示を実行する場合と比較して、突然確変大当りと決定する割合が少ない(すなわち、15ラウンドの大当りである確変大当りや通常大当りと決定する割合が高い))、可変表示実行手段は、第1識別情報の可変表示と比較して、第2識別情報の可変表示を優先して実行し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS53でNであればステップS54を実行する部分)、可変表示時間決定手段は、共通演出用のテーブルと、共通演出用のテーブルの可変表示時間よりも短い可変表示時間が設定された特別確定演出用のテーブルとを用いて可変表示時間を決定する(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS81〜S97を実行することによって、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された確変状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPB1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する)ことを特徴とする。そのような構成により、共通演出の演出時間を確保できるとともに、特別確定演出を実行した後に適切な可変表示時間を設定して識別情報の可変表示を実行することができる。
The gaming machine according to the present invention has a plurality of types of first identification information (each of which can be identified based on the fact that a game medium (for example, a game ball) has passed through a first start area (for example, the first start winning opening 13). For example, a variable display of the first special symbol is started, and a first variable display section (for example, the first special symbol display 8a) for deriving and displaying the display result, and a second start area (for example, the second start winning award) 14) A second variable display unit that starts variable display of a plurality of types of second identification information (for example, second special symbols) that can be identified based on the fact that the game medium has passed 14) and derives and displays the display result (For example, a second
切替タイミング決定手段は、事前決定手段に含まれ(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS73Aを実行する部分)、該事前決定手段は、特定遊技状態と決定し特別遊技状態の移行条件を成立させるときに切替タイミングを決定する(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS73Aにおいて、確変大当り1〜10を決定することによって、共通演出継続回数10回〜1回も決定する)ように構成されていてもよい。そのような構成によっても、共通演出の演出時間を確保できるとともに、特別確定演出を実行した後に適切な可変表示時間を設定して識別情報の可変表示を実行することができる。 The switching timing determining means is included in the predetermining means (for example, the part executing step S73A in the game control microcomputer 560), and the predetermining means determines the specific gaming state and establishes the transition condition for the special gaming state. (E.g., the game control microcomputer 560 determines 10 to 1 times the common effect continuation times by determining 1 to 10 per probability variation in step S73A). May be. Even with such a configuration, it is possible to secure the production time of the common performance, and it is possible to execute the variable display of the identification information by setting an appropriate variable display time after executing the special confirmation effect.
切替タイミング決定手段は、第1識別情報および第2識別情報の可変表示ごとに所定の抽選処理を実行することによって、当該可変表示において切替タイミングとするか否かを決定する(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS70Cを実行する部分)ように構成されていてもよい。そのような構成によっても、共通演出の演出時間を確保できるとともに、特別確定演出を実行した後に適切な可変表示時間を設定して識別情報の可変表示を実行することができる。 The switching timing determination means determines whether or not the switching timing is set in the variable display by executing a predetermined lottery process for each variable display of the first identification information and the second identification information (for example, for game control) The part that executes step S70C in the microcomputer 560) may be configured. Even with such a configuration, it is possible to secure the production time of the common performance, and it is possible to execute the variable display of the identification information by setting an appropriate variable display time after executing the special confirmation effect.
特別確定演出用のテーブルは、第2識別情報の可変表示を実行する場合には、第1識別情報の可変表示を実行する場合と比較して、高い割合で短縮用の可変表示時間を決定可能に構成され(例えば、確変状態や時短状態に制御されているときには、第2始動入賞口14に入賞しやすくなることによって、第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まり、図7に示すように、通常時用変動パターンテーブルにおいて短縮変動用の変動パターンである非リーチPB2や非リーチPC2を選択可能である)、共通演出用のテーブルは、第1識別情報の可変表示と第2識別情報の可変表示とのいずれを実行するかにかかわらず、短縮用の可変表示時間を決定不可能に構成されている(例えば、図6に示すように、共通演出時用変動パターンテーブルでは、短縮変動用の変動パターンが設定されていない)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、遊技価値の高い特定遊技状態となりやすい第2識別情報の可変表示が実行される場合には、可変表示時間を短縮可能として稼働率を上げるとともに、そのように構成した場合であっても、共通演出の実行期間中は可変表示時間の短縮を不能とすることによって演出時間を長く確保することができる。
The table for special confirmation effect can determine the variable display time for shortening at a higher rate when variable display of the second identification information is executed than when variable display of the first identification information is executed. (For example, when controlled to the probability variation state or the short time state, it becomes easier to win the second
遊技制御手段は、始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、少なくとも、特定遊技状態とするか否かを決定するための数値データ(例えば、ランダムR(大当り判定用乱数))を抽出する数値データ抽出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS215,S221を実行する部分)と、始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始されていない第1識別情報または第2識別情報の可変表示について、所定の上限数を限度に、数値データ抽出手段により抽出された数値データを保留記憶として記憶する保留記憶手段(例えば、第1保留記憶バッファ。第2保留記憶バッファ)と、を含み、特別確定演出用のテーブルは、保留記憶手段が記憶する保留記憶の数にもとづいて、短縮用の可変表示時間を決定可能に構成され(例えば、確変状態や時短状態に制御されているときには、第2始動入賞口14に入賞しやすくなることによって、第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まり、図7に示すように、通常時用変動パターンテーブルにおいて、確変状態や時短状態であれば保留記憶数2〜8個のときに短縮変動用の変動パターンである非リーチPB2や非リーチPC2を選択可能である)、共通演出用のテーブルは、保留記憶手段が記憶する保留記憶の数にかかわらず、短縮用の可変表示時間を決定不可能に構成されている(例えば、図6に示すように、共通演出時用変動パターンテーブルでは、短縮変動用の変動パターンが設定されていない)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、保留記憶の数に応じて可変表示時間を短縮可能として稼働率を上げるとともに、そのように構成した場合であっても、共通演出の実行期間中は可変表示時間の短縮を不能とすることによって演出時間を長く確保することができる。
The game control means extracts at least numerical data (for example, random R (big hit determination random number)) for determining whether or not to enter the specific gaming state based on the passage of the game medium through the starting area. Numerical data extraction means (for example, a part for executing steps S215 and S221 in the game control microcomputer 560) and first identification information or second identification that has not yet started even though the game medium has passed through the start area With respect to the variable display of information, with a predetermined upper limit number as a limit, a storage unit for storing numerical data extracted by the numerical data extraction unit as a storage unit (for example, a first storage unit buffer, a second storage unit buffer); The table for special confirmation effect includes a variable display for shortening based on the number of reserved memories stored in the reserved storage means. (E.g., when the control is set to the probability change state or the short time state, the second start
演出制御手段は、特定遊技状態の終了後に特別遊技状態に制御されず、かつ、非特別報知用切替タイミングで、共通演出から特別遊技状態でないことを認識可能な演出態様である非特別報知演出(例えば、時短状態に応じた背景画面(例えば、背景色が緑色の背景画面)を表示する演出)に切り替えて該非特別報知演出により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する非特別報知演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS672を実行する部分)を含み、非特別報知演出実行手段は、非特別報知用切替タイミングとして、少なくとも切替タイミングとして設定可能な複数種類のタイミングのうち最も遅いタイミングと同じタイミングになった(例えば、大当り遊技終了後、10回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出から非特別報知演出に切り替えて該非特別報知演出により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行し(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS6004でYと判定したことにもとづいてステップS6006で共通演出の設定をリセットし、その後、ステップS670でNと判定されてステップS672が実行される)、可変表示時間決定手段は、共通演出用のテーブルと、特別確定演出用のテーブルと、共通演出用のテーブルの可変表示時間よりも短い可変表示時間が設定された非特別報知演出用のテーブルとを用いて可変表示時間を決定する(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、確変状態時用の変動パターンテーブルと、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された時短状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、少なくとも、切替タイミングとして決定可能な最も遅いタイミングとなるまでの間に特別遊技状態であるか否かを報知するので、特別遊技状態に対する期待感を適度な期間維持することができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。
The effect control means is not controlled to the special game state after the end of the specific game state, and at the non-special notification switching timing, the non-special notification effect (which is an effect mode capable of recognizing that it is not the special game state from the common effect) For example, an effect corresponding to variable display of the first identification information and the second identification information is performed by switching to a background screen (for example, an effect of displaying a background screen with a green background color) according to the time reduction state, and the non-special notification effect. Non-special notification effect execution means (for example, a portion of step S672 in the
切替タイミングとして、複数種類のタイミングのうちの特定タイミングが、該特定タイミング以外のタイミングよりも高い割合で設定されている(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、図28に示すように、共通演出継続回数として8回を最も高い割合で決定する)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、特定タイミングで実行される共通演出に対して特に期待感を高めることができ、共通演出の演出効果をより高めることができる。 As the switching timing, a specific timing among a plurality of types of timings is set at a higher ratio than timings other than the specific timing (for example, the game control microcomputer 560 has a common effect as shown in FIG. 28). The number of times of continuation may be determined at the highest rate of 8). According to such a configuration, a sense of expectation can be particularly enhanced with respect to the common effect executed at a specific timing, and the effect of the common effect can be further enhanced.
特定タイミングとして、切替タイミングとして設定可能な複数種類のタイミングのうち最も遅いタイミングが設定され(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、図29に示すように、共通演出継続回数として10回を最も高い割合で決定する)、演出制御手段は、特定遊技状態の終了後に特別遊技状態に制御されず、かつ、非特別報知用切替タイミングで、共通演出から特別遊技状態でないことを認識可能な演出態様である非特別報知演出(例えば、時短状態に応じた背景画面(例えば、背景色が緑色の背景画面)を表示する演出)に切り替えて非特別報知演出により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する非特別報知演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS672を実行する部分)を含み、非特別報知演出実行手段は、非特別報知用切替タイミングとして、最も遅いタイミングと同じタイミングになった(例えば、大当り遊技終了後、10回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出から非特別報知演出に切り替えて該非特別報知演出により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行し(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS6004でYと判定したことにもとづいてステップS6006で共通演出の設定をリセットし、その後、ステップS670でNと判定されてステップS672が実行される)、可変表示時間決定手段は、共通演出用のテーブルと、特別確定演出用のテーブルと、共通演出用のテーブルの可変表示時間よりも短い可変表示時間が設定された非特別報知演出用のテーブルとを用いて可変表示時間を決定する(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、確変状態時用の変動パターンテーブルと、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された時短状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、最も遅いタイミングまで実行される共通演出の選択割合を高く設定することによって、最も遅いタイミングまで実行される共通演出に対する期待感を高めることができる。また、最も遅いタイミングまで共通演出が実行される場合であっても、特別遊技状態である場合と特別遊技状態でない場合との2つのケースを設けることができるので、共通演出が連続して実行されるに従って遊技者に対して期待感と不安感との両方を同時に高めさせることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 As the specific timing, the latest timing among a plurality of types of timings that can be set as the switching timing is set (for example, the game control microcomputer 560 has the highest number of common effect continuations of 10 as shown in FIG. 29). The effect control means is an effect mode that is not controlled to the special game state after the end of the specific game state and can recognize that it is not the special game state from the common effect at the non-special notification switching timing. Switching to a certain non-special notification effect (for example, an effect that displays a background screen (for example, a background screen whose background color is green) corresponding to the short-time state) and changing the first identification information and the second identification information by the non-special notification effect. Non-special notification effect execution means (for example, a step in the effect control microcomputer 100) that executes an effect corresponding to the display. The non-special notification effect execution means has reached the same timing as the latest timing as the non-special notification switching timing (for example, after the end of the big hit game, the tenth variation display is ended) Based on the above, the common effect is switched to the non-special notification effect and the effect corresponding to the variable display of the first identification information and the second identification information is executed by the non-special notification effect (for example, the effect control microcomputer 100). Based on the determination of Y in step S6004, the setting of the common effect is reset in step S6006, and then it is determined as N in step S670 and step S672 is executed.) Variable display times for the production table, special confirmation production table, and common production table The variable display time is determined using a non-special notification effect table in which a short variable display time is set (for example, the game control microcomputer 560 uses a common effect change pattern table (see FIG. 6) and The variation pattern table for the probability variation state and the variation pattern table for the short time state in which the variation time shorter than the variation pattern table for the common performance is set (in the variation pattern table for normal time shown in FIG. PC 1-2, reach PD1 ..., reach PE1 ..., a portion including special PG1) may be used to determine the variation time). According to such a configuration, by setting the selection ratio of the common effect executed until the latest timing high, it is possible to increase the expectation for the common effect executed until the latest timing. In addition, even when the common effect is executed until the latest timing, two cases of the special game state and the non-special game state can be provided, so the common effect is continuously executed. As a result, both a sense of expectation and anxiety for the player can be increased at the same time, and the interest in the game can be improved.
可変表示時間決定手段は、第2可変表示部に特定表示結果が導出表示されたことにもとづいて制御された特定遊技状態が終了した後である場合には、高い割合で共通演出用のテーブル以外のテーブルを用いて可変表示時間を決定する(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS134でYと判定したときには、ステップS135〜S138を実行しないようにして、共通演出の実行期間に制御しないようにする)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、遊技価値が高い第1特定遊技状態となりやすい第2識別情報の可変表示が優先実行されている場合には、可変表示時間が必要以上に長くなることを防止して、遊技者が演出に対して却って煩わしさを感じてしまうような事態を防止することができる。 The variable display time determining means is a table other than the common effect table at a high rate when the specific gaming state controlled based on the specific display result being derived and displayed on the second variable display section is over. (For example, when the game control microcomputer 560 determines Y in step S134, it does not execute steps S135 to S138 and does not control the execution period of the common effect. It may be configured as follows. According to such a configuration, when the variable display of the second identification information that is likely to be in the first specific gaming state having a high game value is preferentially executed, the variable display time is prevented from becoming unnecessarily long. It is possible to prevent a situation where the player feels annoyed with respect to the performance.
可変表示時間決定手段は、特定遊技状態の終了後に、切替タイミングより前の所定基準タイミングとなるまでに第1識別情報または第2識別情報の可変表示を実行する場合には、共通演出用のテーブルとして第1の共通演出用のテーブルを用いて可変表示時間を決定し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS89AでNと判定したときには、ステップS90Aで共通演出時用変動パターンテーブル1を選択して、ステップS91A〜S97Aを実行する)、特定遊技状態の終了後に、所定基準タイミングから切替タイミングとなるまでに第1識別情報または第2識別情報の可変表示を実行する場合には、共通演出用のテーブルとして第1の共通演出用のテーブルとは異なる第2の共通演出用のテーブルを用いて可変表示時間を決定し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS89AでYと判定したときには、ステップS90Bで共通演出時用変動パターンテーブル2を選択して、ステップS91B〜S97Bを実行する)、第1の共通演出用のテーブルと第2の共通演出用のテーブルとは、可変表示時間として異なる時間が設定されている(例えば、図57(A)の共通演出時用変動パターンテーブル1では、はずれ用として変動時間が15秒である共通PK1の変動パターンが設定されているのに対して、図57(B)の共通演出時用変動パターンテーブル2では、はずれ用として変動時間が20秒である共通PK4の変動パターンが設定されている。また、例えば、図57(A)の共通演出時用変動パターンテーブル1では、小当り/突然確変大当り用として変動時間が15秒である共通PK3の変動パターンが設定されているのに対して、図57(B)の共通演出時用変動パターンテーブル2では、小当り/突然確変大当り用として変動時間が20秒である共通PK6の変動パターンが設定されている。)ように構成されていてもよい。そのような構成によれば、共通演出が実行される期間のうち所定基準タイミングの前後で共通演出の実行時間を異ならせることができ、各種特殊な演出を実行可能として演出効果を高めることができる。
The variable display time determining means, when executing the variable display of the first identification information or the second identification information until the predetermined reference timing before the switching timing after the end of the specific gaming state, The variable display time is determined using the first common effect table (for example, when the game control microcomputer 560 determines N in step S89A, the variable pattern table 1 for common effect is determined in step S90A). Select and execute steps S91A to S97A), common when executing variable display of the first identification information or the second identification information from the predetermined reference timing to the switching timing after the end of the specific gaming state Variable as a production table using a second common production table different from the first common production table The display time is determined (for example, when the game control microcomputer 560 determines Y in step S89A, it selects the common effect variation pattern table 2 in step S90B and executes steps S91B to S97B). Different times are set as variable display times for the first common effect table and the second common effect table (for example, in the common effect variation pattern table 1 in FIG. 57A, While the variation pattern of the common PK1 having a variation time of 15 seconds is set for the deviation, the variation pattern table 2 for common performance in FIG. 57 (B) has a variation time of 20 seconds for the deviation. A variation pattern of a certain
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the overall configuration of a
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板(図示せず)と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)とを含む構造体である。
The
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
On the lower surface of the
遊技領域7の中央付近には、液晶表示装置(LCD)で構成された演出表示装置9が設けられている。演出表示装置9の表示画面には、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示に同期した演出図柄の可変表示を行う演出図柄表示領域がある。よって、演出表示装置9は、演出図柄の可変表示を行う可変表示装置に相当する。演出図柄表示領域には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの装飾用(演出用)の演出図柄を可変表示する図柄表示エリアがある。図柄表示エリアには「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアがあるが、図柄表示エリアの位置は、演出表示装置9の表示画面において固定的でなくてもよいし、図柄表示エリアの3つ領域が離れてもよい。演出表示装置9は、演出制御基板に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。演出制御用マイクロコンピュータが、第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させ、第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。
An
また、演出表示装置9において、最終停止図柄(例えば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(例えば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組み合わせ)と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入れ替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これらの状態をリーチ状態という。)において行われる演出をリーチ演出という。また、リーチ状態やその様子をリーチ態様という。さらに、リーチ演出を含む可変表示をリーチ可変表示という。そして、演出表示装置9に変動表示される図柄の表示結果が大当り図柄でない場合には「はずれ」となり、変動表示状態は終了する。遊技者は、大当りをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行う。
Further, in the
なお、この実施の形態では、演出表示装置9における液晶表示の演出として演出図柄の変動表示を行う場合を示しているが、演出表示装置9で行われる演出は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、所定のストーリー性をもつ演出を実行して、大当り判定や変動パターンの決定結果にもとづいてストーリーの結果を表示するような演出を実行するようにしてもよい。例えば、プロレスやサッカーの試合や敵味方のキャラクタが戦うバトル演出を行うとともに、大当りであれば試合やバトルに勝利する演出を行い、はずれであれば試合やバトルに敗北する演出を行うようにしてもよい。また、例えば、勝敗などの結果を表示するのではなく、物語などの所定のストーリーを順に展開させていくような演出を実行するようにしてもよい。
Note that, in this embodiment, a case is shown in which the effect symbol display is performed as a liquid crystal display effect in the
演出表示装置9の表示画面の右上方部には、演出図柄と後述する特別図柄および普通図柄とに次ぐ第4図柄を表示する第4図柄表示領域9c,9dが設けられている。この実施の形態では、後述する第1特別図柄の変動表示に同期して第1特別図柄用の第4図柄の変動表示が行われる第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cと、第2特別図柄の変動表示に同期して第2特別図柄用の第4図柄の変動表示が行われる第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dとが設けられている。
In the upper right part of the display screen of the
この実施の形態では、特別図柄の変動表示に同期して演出図柄の変動表示が実行されるのであるが(ただし、正確には、演出図柄の変動表示は、演出制御用マイクロコンピュータ100側で変動パターンコマンドにもとづいて認識した変動時間を計測することによって行われる。)、演出表示装置9を用いた演出を行う場合、例えば、演出図柄の変動表示を含む演出内容が画面上から一瞬消えるような演出が行われたり、可動物が画面上の全部または一部を遮蔽するような演出が行われるなど、演出態様が多様化してきている。そのため、演出表示装置9上の表示画面を見ていても、現在変動表示中の状態であるのか否か認識しにくい場合も生じている。そこで、この実施の形態では、演出表示装置9の表示画面の一部でさらに第4図柄の変動表示を行うことによって、第4図柄の状態を確認することにより現在変動表示中の状態であるのか否かを確実に認識可能としている。なお、第4図柄は、常に一定の動作で変動表示され、画面上から消えたり遮蔽物で遮蔽することはないため、常に視認することができる。
In this embodiment, the variation display of the effect symbol is executed in synchronization with the variation display of the special symbol (however, to be precise, the variation display of the effect symbol is varied on the
なお、第1特別図柄用の第4図柄と第2特別図柄用の第4図柄とを、第4図柄と総称することがあり、第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cと第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dを、第4図柄表示領域と総称することがある。
The 4th symbol for the first special symbol and the 4th symbol for the 2nd special symbol may be collectively referred to as the 4th symbol, and the 4th
第4図柄の変動(可変表示)は、第4図柄表示領域9c,9dを所定の表示色(例えば、青色)で一定の時間間隔で点灯と消灯とを繰り返す状態を継続することによって実現される。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cにおける第1特別図柄用の第4図柄の可変表示とは同期している。第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dにおける第2特別図柄用の第4図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点が同じであって、可変表示の期間が同じであることをいう。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、第1特別図柄用の第4図柄表示領域9cにおいて大当りを想起させる表示色(はずれとは異なる表示色。例えば、はずれのときには青色で表示されるのに対して、大当りのときには赤色で表示される。なお、大当りの種類(確変大当りや通常大当りのいずれであるか)に応じて表示色を異ならせてもよい。また、大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当り(例えば、突然確変大当り以外の大当り)であるか否かに応じて表示色を異ならせてもよく、ラウンド数の異なる複数種類の大当りに制御可能である場合には、大当り遊技において継続されるラウンド数に応じて表示色を異ならせてもよい。第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、第2特別図柄用の第4図柄表示領域9dにおいて大当りを想起させる表示色(はずれとは異なる表示色。例えば、はずれのときには青色で表示されるのに対して、大当りのときには赤色で表示される。なお、大当りの種類(確変大当りや通常大当りのいずれであるか)に応じて表示色を異ならせてもよい。また、大入賞口への遊技球の入賞を期待できる大当り(例えば、突然確変大当り以外の大当り)であるか否かに応じて表示色を異ならせてもよく、ラウンド数の異なる複数種類の大当りに制御可能である場合には、大当り遊技において継続されるラウンド数に応じて表示色を異ならせてもよい。なお、第4図柄表示領域9c,9dの消灯時の表示色は、消灯したときに背景画像と同化して見えなくなることを防止するために、背景画像とは異なる表示色(例えば、黒色)であることが望ましい。
The variation (variable display) of the fourth symbol is realized by continuing the state where the fourth
なお、この実施の形態では、第4図柄表示領域を演出表示装置9の表示画面の一部に設ける場合を示しているが、演出表示装置9とは別に、ランプやLEDなどの発光体を用いて第4図柄表示領域を実現するようにしてもよい。この場合、例えば、第4図柄の変動(可変表示)を、2つのLEDが交互に点灯する状態を継続することによって実現されるようにしてもよく、2つのLEDのうちのいずれのLEDが停止表示されたかによって大当り図柄が停止表示されたか否かを表すようにしてもよい。
In this embodiment, the case where the 4th symbol display area is provided on a part of the display screen of the
また、この実施の形態では、第1特別図柄と第2特別図柄とにそれぞれ対応させて別々の第4図柄表示領域9c,9dを備える場合を示しているが、第1特別図柄と第2特別図柄とに対して共通の第4図柄表示領域を演出表示装置9の表示画面の一部に設けるようにしてもよい。また、第1特別図柄と第2特別図柄とに対して共通の第4図柄表示領域をランプやLEDなどの発光体を用いて実現するようにしてもよい。この場合、第1特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときと、第2特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときとで、例えば、一定の時間間隔で異なる表示色の表示を点灯および消灯を繰り返すような表示を行うことによって、第4図柄の変動表示を区別して実行するようにしてもよい。また、第1特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときと、第2特別図柄の変動表示に同期して第4図柄の変動表示を実行するときとで、例えば、異なる時間間隔で点灯および消灯を繰り返すような表示を行うことによって、第4図柄の変動表示を区別して実行するようにしてもよい。また、例えば、第1特別図柄の変動表示に対応して停止図柄を導出表示するときと、第2特別図柄の変動表示に対応して停止図柄を導出表示するときとで、同じ大当り図柄であっても異なる態様の停止図柄を停止表示するようにしてもよい。
Further, in this embodiment, a case is shown in which separate fourth
遊技盤6における下部の左側には、識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器(第1可変表示部)8aが設けられている。この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。遊技盤6における下部の右側には、識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器(第2可変表示部)8bが設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
On the left side of the lower part of the
小型の表示器は、例えば方形状に形成されている。また、この実施の形態では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。
The small display is formed in a square shape, for example. In this embodiment, the type of the first special symbol and the type of the second special symbol are the same (for example, both 0 to 9), but the types may be different. Further, the first special symbol display 8a and the second
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器(可変表示部)と総称することがある。
Hereinafter, the first special symbol and the second special symbol may be collectively referred to as a special symbol, and the first special symbol indicator 8a and the second
なお、この実施の形態では、2つの特別図柄表示器8a,8bを備える場合を示しているが、遊技機は、特別図柄表示器を1つのみ備えるものであってもよい。
Although this embodiment shows a case where two
第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件または第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13または第2始動入賞口14を通過(入賞を含む)したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、遊技球が通過するとは、入賞口やゲートなどのあらかじめ入賞領域として定められている領域を遊技球が通過したことであり、入賞口に遊技球が入った(入賞した)ことを含む概念である。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
For the variable display of the first special symbol or the second special symbol, the first start condition or the second start condition, which is the variable display execution condition, is satisfied (for example, the game ball has the first
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ13aによって検出される。
A winning device having a first
また、第1始動入賞口(第1始動口)13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ14aによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13よりも、第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口14に入賞しない。従って、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、第2始動入賞口14よりも、第1始動入賞口13に遊技球が入賞しやすい。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。
A variable winning
以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
Hereinafter, the first
可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときには可変入賞球装置15に向かう遊技球は第2始動入賞口14に極めて入賞しやすい。そして、第1始動入賞口13は演出表示装置9の直下に設けられているが、演出表示装置9の下端と第1始動入賞口13との間の間隔をさらに狭めたり、第1始動入賞口13の周辺で釘を密に配置したり、第1始動入賞口13の周辺での釘配列を遊技球を第1始動入賞口13に導きづらくして、第2始動入賞口14の入賞率の方を第1始動入賞口13の入賞率よりもより高くするようにしてもよい。
When the variable winning
なお、この実施の形態では、図1に示すように、第2始動入賞口14に対してのみ開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられているが、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のいずれについても開閉動作を行う可変入賞球装置が設けられている構成であってもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 1, the variable winning
第1特別図柄表示器8aの側方には、第1始動入賞口13に入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する4つの表示器からなる第1特別図柄保留記憶表示器18aが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
On the side of the first special symbol display 8a, the number of effective winning balls that have entered the first
第2特別図柄表示器8bの側方には、第2始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する4つの表示器からなる第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
On the side of the second
また、演出表示装置9の表示画面の下部には、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部18cと、第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部18dとが設けられている。なお、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する領域(合算保留記憶表示部)が設けられるようにしてもよい。そのように、合計数を表示する合算保留記憶表示部が設けられているようにすれば、可変表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。
Also, at the lower part of the display screen of the
演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aによる第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器8bによる第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組み合わせが停止表示される。
The
なお、この実施の形態では、後述するように、特別図柄の変動表示を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ560が変動時間を特定可能な変動パターンコマンドを送信し、演出制御用マイクロコンピュータ100によって、受信した変動パターンコマンドで特定される変動時間に従って演出図柄の変動表示が制御される。そのため、変動パターンコマンドにもとづいて変動時間が特定されることから、特別図柄の変動表示と演出図柄の変動表示とは、原則として同期して実行されるはずである。ただし、万一変動パターンコマンドのデータ化けなどが生じた場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で認識している変動時間と、演出制御用マイクロコンピュータ100側で認識している変動時間との間にズレが生じる可能性がある。そのため、コマンドのデータ化けなどの不測の事態が生じた場合には、特別図柄の変動表示と演出図柄の変動表示とが完全には同期しない事態が生じる可能性がある。
In this embodiment, as will be described later, the game control microcomputer 560 that controls the change display of the special symbol transmits a change pattern command that can specify the change time, and the
演出表示装置9の周囲の飾り部において、左側には、モータ86の回転軸に取り付けられ、モータ86が回転すると移動する可動部材78が設けられている。例えば、可動部材78は、擬似連の演出や予告演出(可動物予告演出)が実行されるときに動作する。また、演出表示装置9の周囲の飾り部において、左右の下方には、モータ87の回転軸に取り付けられ、モータ87が回転すると移動する羽根形状の可動部材(以下、演出羽根役物という。)79a,79bが設けられている。例えば、演出羽根役物79a,79bは、予告演出(演出羽根役物予告演出)が実行されるときに動作する。
On the left side of the decorative portion around the
また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は開閉板を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときと、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。
Further, as shown in FIG. 1, a special variable winning
遊技領域6には、遊技球の入賞にもとづいてあらかじめ決められている所定数の景品遊技球の払出を行うための入賞口(普通入賞口)29,30,33,39も設けられている。入賞口29,30,33,39に入賞した遊技球は、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aで検出される。
The
遊技盤6の右側方には、普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示する。
A
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施の形態では、上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に下側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口14に遊技球が入賞可能な状態)に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。さらに、通常状態に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(通常状態と比較して、特別図柄の変動表示結果として大当りと判定される確率が高められた状態)では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。また、確変状態ではないが図柄の変動時間が短縮されている時短状態(特別図柄の可変表示時間が短縮される遊技状態)でも、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。
When the game ball passes through the
遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾LED25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。
On the left and right sides of the
打球供給皿3を構成する部材においては、遊技者により操作可能な操作手段としての操作ボタン120が設けられている。操作ボタン120には、遊技者が押圧操作をすることが可能な押しボタンスイッチが設けられている。なお、操作ボタン120は、遊技者による押圧操作が可能な押しボタンスイッチが設けられているだけでなく、遊技者による回転操作が可能なダイヤルも設けられている。遊技者は、ダイヤルを回転操作することによって、所定の選択(例えば演出の選択)を行うことができる。
The members constituting the hitting
遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成された打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13に入り第1始動口スイッチ13aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13への入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
In the gaming machine, a ball striking device (not shown) that drives a driving motor in response to a player operating the batting operation handle 5 and uses the rotational force of the driving motor to launch a gaming ball to the gaming area 7. ) Is provided. A game ball launched from the ball striking device enters the
遊技球が第2始動入賞口14に入り第2始動口スイッチ14aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口14への入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
When the game ball enters the second
この実施の形態では、確変大当りとなった場合には、遊技状態を高確率状態に移行するとともに、遊技球が始動入賞しやすくなる(すなわち、特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における可変表示の実行条件が成立しやすくなる)ように制御された遊技状態である高ベース状態に移行する。また、遊技状態が時短状態に移行されたときも、高ベース状態に移行する。高ベース状態である場合には、例えば、高ベース状態でない場合と比較して、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高められたり、可変入賞球装置15が開状態となる時間が延長されたりして、始動入賞しやすくなる。
In this embodiment, when the probability variation is a big hit, the game state is shifted to a high probability state, and the game ball is easily started and won (that is, in the
なお、可変入賞球装置15が開状態となる時間を延長する(開放延長状態ともいう)のでなく、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められる普通図柄確変状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となると、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。この場合、普通図柄確変状態に移行制御することによって、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められ、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高まる。従って、普通図柄確変状態に移行すれば、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められ、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(始動入賞しやすい状態)に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
Instead of extending the time during which the variable winning
また、普通図柄表示器10における普通図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される普通図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄時短状態では、普通図柄の変動時間が短縮されるので、普通図柄の変動が開始される頻度が高くなり、結果として普通図柄が当りとなる頻度が高くなる。従って、普通図柄が当たりとなる頻度が高くなることによって、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなり、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。
Moreover, you may transfer to a high base state by shifting to the normal symbol time short state where the fluctuation time (variable display period) of the normal symbol in the
また、特別図柄や演出図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、特別図柄や演出図柄の変動が開始される頻度が高くなり(換言すれば、保留記憶の消化が速くなる。)、無効な始動入賞が生じてしまう事態を低減することができる。従って、有効な始動入賞が発生しやすくなり、結果として、大当り遊技が行われる可能性が高まる。 In addition, the change time of special symbols and production symbols will be shortened by shifting to the short time state when the variation time (variable display period) of special symbols and production symbols is shortened. The frequency of being played (in other words, the digestion of the reserved memory becomes faster), and the situation where an invalid start prize is generated can be reduced. Therefore, an effective start winning is likely to occur, and as a result, the possibility of a big hit game being increased.
さらに、上記に示した全ての状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか複数の状態に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか1つの状態にのみ移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。 Furthermore, by shifting to all the states shown above (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state), it will be easier to win a start (shift to a high base state). May be. In addition, it is easier to win a start (high base) by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). Transition to a state). In addition, it is easier to win a start by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). You may make it move to a base state.
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図2は、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともCPU56のほかRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the circuit configuration of the main board (game control board) 31. FIG. 2 also shows a
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板910において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグなど)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施の形態では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。 The RAM 55 is a backup RAM as a non-volatile storage means, part or all of which is backed up by a backup power source created on the power supply substrate 910. That is, even if the power supply to the gaming machine is stopped, a part or all of the contents of the RAM 55 is stored for a predetermined period (until the capacitor as the backup power supply is discharged and the backup power supply cannot be supplied). In particular, at least data (a special symbol process flag or the like) corresponding to the game state, that is, the control state of the game control means, and data indicating the number of unpaid winning balls are stored in the backup RAM. The data corresponding to the control state of the game control means is data necessary for restoring the control state before the occurrence of a power failure or the like based on the data when the power is restored after a power failure or the like occurs. Further, data corresponding to the control state and data indicating the number of unpaid prize balls are defined as data indicating the progress state of the game. In this embodiment, it is assumed that the entire RAM 55 is backed up.
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
In the game control microcomputer 560, the CPU 56 executes control in accordance with the program stored in the
乱数回路503は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。
The
乱数回路503は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。
The
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ560の各製品ごとに異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路503が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路503が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
Further, the game control microcomputer 560 has a function of setting an initial value of numerical data updated by the
また、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ13a、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aからの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。
Further, an
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18bおよび普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う。
In addition, the game control microcomputer 560 includes a first special symbol display 8a, a second
なお、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路(図示せず)も主基板31に搭載されている。 An information output circuit (not shown) that outputs an information output signal such as jackpot information indicating the occurrence of a jackpot gaming state to an external device such as a hall computer is also mounted on the main board 31.
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置9の表示制御を行う。
In this embodiment, the effect control means (configured by the effect control microcomputer) mounted on the
また、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段が、ランプドライバ基板35を介して、遊技盤に設けられている装飾LED25、および枠側に設けられている枠LED28の表示制御を行うとともに、音声出力基板70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行う。
In addition, the effect control means mounted on the
図3は、中継基板77、演出制御基板80、ランプドライバ基板35および音声出力基板70の回路構成例を示すブロック図である。なお、図3に示す例では、ランプドライバ基板35および音声出力基板70には、マイクロコンピュータは搭載されていないが、マイクロコンピュータを搭載してもよい。また、ランプドライバ基板35および音声出力基板70を設けずに、演出制御に関して演出制御基板80のみを設けてもよい。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a circuit configuration example of the
演出制御基板80は、演出制御用CPU101、および演出図柄プロセスフラグ等の演出に関する情報を記憶するRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ100を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるRAMは電源バックアップされていない。演出制御基板80において、演出制御用CPU101は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ102および入力ポート103を介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU101は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)109に演出表示装置9の表示制御を行わせる。
The
この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行うVDP109が演出制御基板80に搭載されている。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP109は、VRAM内の画像データをフレームメモリを介して演出表示装置9に出力する。
In this embodiment, a
演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに従ってCGROM(図示せず)から必要なデータを読み出すための指令をVDP109に出力する。CGROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データや動画像データ、具体的には、人物、文字、図形や記号等(演出図柄を含む)、および背景画像のデータをあらかじめ格納しておくためのROMである。VDP109は、演出制御用CPU101の指令に応じて、CGROMから画像データを読み出す。そして、VDP109は、読み出した画像データにもとづいて表示制御を実行する。
The
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバ102に入力する。入力ドライバ102は、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
The effect control command and the effect control INT signal are first input to the
中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路74が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図3には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号毎に設けられる。さらに、単方向性回路である出力ポート571を介して主基板31から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板31の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ560側)に入り込まない。なお、出力ポート571は、図2に示されたI/Oポート部57の一部である。また、出力ポート571の外側(中継基板77側)に、さらに、単方向性回路である信号ドライバ回路が設けられていてもよい。
As a signal direction regulating means, the signal inputted from the main board 31 is allowed to pass through the
また、演出制御用CPU101は、出力ポート106を介して、可動部材78を動作させるためにモータ86を駆動する。また、演出制御用CPU101は、出力ポート106を介して、演出羽根役物79a,79bを動作させるためのモータ87を駆動する。
The
また、演出制御用CPU101は、入力ポート107を介して、遊技者による操作ボタン120の押圧操作に応じて操作ボタン120からの信号を入力する。
In addition, the
さらに、演出制御用CPU101は、出力ポート105を介してランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU101は、出力ポート104を介して音声出力基板70に対して音番号データを出力する。
Further, the
ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ351を介してLEDドライバ352に入力される。LEDドライバ352は、LEDを駆動する信号にもとづいて枠LED28などの枠側に設けられている発光体に電流を供給する。また、遊技盤側に設けられている装飾LED25に電流を供給する。
In the
音声出力基板70において、音番号データは、入力ドライバ702を介して音声合成用IC703に入力される。音声合成用IC703は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路705に出力する。増幅回路705は、音声合成用IC703の出力レベルを、ボリューム706で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM704には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
In the
次に、遊技機の動作について説明する。図4は、主基板31における遊技制御用マイクロコンピュータ560が実行するメイン処理を示すフローチャートである。遊技機に対して電源が投入され電力供給が開始されると、リセット信号が入力されるリセット端子の入力レベルがハイレベルになり、遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)は、プログラムの内容が正当か否か確認するための処理であるセキュリティチェック処理を実行した後、ステップS1以降のメイン処理を開始する。メイン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定を行う。 Next, the operation of the gaming machine will be described. FIG. 4 is a flowchart showing a main process executed by the game control microcomputer 560 on the main board 31. When power is supplied to the gaming machine and power supply is started, the input level of the reset terminal to which the reset signal is input becomes high level, and the gaming control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) After executing a security check process, which is a process for confirming whether the contents of the program are valid, the main process after step S1 is started. In the main process, the CPU 56 first performs necessary initial settings.
初期設定処理において、CPU56は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。次に、割込モードを割込モード2に設定し(ステップS2)、スタックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定する(ステップS3)。そして、内蔵デバイスの初期化(内蔵デバイス(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)およびPIO(パラレル入出力ポート)の初期化など)を行った後(ステップS4)、RAMをアクセス可能状態に設定する(ステップS5)。なお、割込モード2は、CPU56が内蔵する特定レジスタ(Iレジスタ)の値(1バイト)と内蔵デバイスが出力する割込ベクタ(1バイト:最下位ビット0)とから合成されるアドレスが、割込番地を示すモードである。
In the initial setting process, the CPU 56 first sets the interrupt prohibition (step S1). Next, the interrupt mode is set to interrupt mode 2 (step S2), and a stack pointer designation address is set to the stack pointer (step S3). After initialization of the built-in device (CTC (counter / timer) and PIO (parallel input / output port), which are built-in devices (built-in peripheral circuits)) is performed (step S4), the RAM is accessible (Step S5). In interrupt
次いで、CPU56は、入力ポートを介して入力されるクリアスイッチ(例えば、電源基板に搭載されている。)の出力信号(クリア信号)の状態を確認する(ステップS6)。その確認においてオンを検出した場合には、CPU56は、通常の初期化処理(ステップS10〜S15)を実行する。 Next, the CPU 56 checks the state of the output signal (clear signal) of a clear switch (for example, mounted on the power supply board) input via the input port (step S6). When the ON is detected in the confirmation, the CPU 56 executes normal initialization processing (steps S10 to S15).
クリアスイッチがオンの状態でない場合には、遊技機への電力供給が停止したときにバックアップRAM領域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の電力供給停止時処理)が行われたか否か確認する(ステップS7)。そのような保護処理が行われていないことを確認したら、CPU56は初期化処理を実行する。バックアップRAM領域にバックアップデータがあるか否かは、例えば、電力供給停止時処理においてバックアップRAM領域に設定されるバックアップフラグの状態によって確認される。 If the clear switch is not on, check whether data protection processing of the backup RAM area (for example, power supply stop processing such as addition of parity data) was performed when power supply to the gaming machine was stopped (Step S7). When it is confirmed that such protection processing is not performed, the CPU 56 executes initialization processing. Whether there is backup data in the backup RAM area is confirmed, for example, by the state of the backup flag set in the backup RAM area in the power supply stop process.
電力供給停止時処理が行われたことを確認したら、CPU56は、バックアップRAM領域のデータチェックを行う(ステップS8)。この実施の形態では、データチェックとしてパリティチェックを行う。よって、ステップS8では、算出したチェックサムと、電力供給停止時処理で同一の処理によって算出され保存されているチェックサムとを比較する。不測の停電等の電力供給停止が生じた後に復旧した場合には、バックアップRAM領域のデータは保存されているはずであるから、チェック結果(比較結果)は正常(一致)になる。チェック結果が正常でないということは、バックアップRAM領域のデータが、電力供給停止時のデータとは異なっていることを意味する。そのような場合には、内部状態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、電力供給の停止からの復旧時でない電源投入時に実行される初期化処理を実行する。 When it is confirmed that the power supply stop process has been performed, the CPU 56 performs data check of the backup RAM area (step S8). In this embodiment, a parity check is performed as a data check. Therefore, in step S8, the calculated checksum is compared with the checksum calculated and stored by the same process in the power supply stop process. When the power supply is stopped after an unexpected power failure or the like, the data in the backup RAM area should be saved, so the check result (comparison result) is normal (matched). That the check result is not normal means that the data in the backup RAM area is different from the data when the power supply is stopped. In such a case, since the internal state cannot be returned to the state when the power supply is stopped, an initialization process that is executed when the power is turned on is not performed when the power supply is stopped.
チェック結果が正常であれば、CPU56は、遊技制御手段の内部状態と演出制御手段等の電気部品制御手段の制御状態を電力供給停止時の状態に戻すための遊技状態復旧処理(ステップS41〜S43の処理)を行う。具体的には、ROM54に格納されているバックアップ時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS41)、バックアップ時設定テーブルの内容を順次作業領域(RAM55内の領域)に設定する(ステップS42)。作業領域はバックアップ電源によって電源バックアップされている。バックアップ時設定テーブルには、作業領域のうち初期化してもよい領域についての初期化データが設定されている。ステップS41およびS42の処理によって、作業領域のうち初期化してはならない部分については、保存されていた内容がそのまま残る。初期化してはならない部分とは、例えば、電力供給停止前の遊技状態を示すデータ(特別図柄プロセスフラグ、確変フラグ、時短フラグなど)、出力ポートの出力状態が保存されている領域(出力ポートバッファ)、未払出賞球数を示すデータが設定されている部分などである。
If the check result is normal, the CPU 56 recovers the game state restoration process (steps S41 to S43) for returning the internal state of the game control means and the control state of the electrical component control means such as the effect control means to the state when the power supply is stopped. Process). Specifically, the start address of the backup setting table stored in the
また、CPU56は、電力供給復旧時の初期化コマンドとしての停電復旧指定コマンドを送信する(ステップS43)。また、CPU56は、バックアップRAMに保存されている表示結果(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、小当り、またははずれ)を指定した表示結果指定コマンドを演出制御基板80に対して送信する(ステップS44)。そして、ステップS14に移行する。なお、ステップS44において、CPU56は、例えば、後述する特別図柄ポインタの値もバックアップRAMに保存している場合には、第1図柄変動指定コマンドや第2図柄変動指定コマンド(図12参照)も送信するようにしてもよい。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、第1図柄変動指定コマンドや第2図柄変動指定コマンドを受信したことにもとづいて、第4図柄の変動表示を再開するようにしてもよい。
Further, the CPU 56 transmits a power failure recovery designation command as an initialization command at the time of power supply recovery (step S43). Further, the CPU 56 transmits a display result designation command designating a display result (probability big hit, normal big hit, sudden probability big hit, small hit, or off) stored in the backup RAM to the effect control board 80 (step). S44). Then, the process proceeds to step S14. In step S44, for example, when the value of a special symbol pointer (to be described later) is also stored in the backup RAM, the CPU 56 also transmits the first symbol variation designation command and the second symbol variation designation command (see FIG. 12). You may make it do. In this case, the
なお、この実施の形態では、バックアップRAM領域には、後述する変動時間タイマの値も保存される。従って、停電復旧した場合には、ステップS44で表示結果指定コマンドが送信された後、保存していた変動時間タイマの値の計測を再開して特別図柄の変動表示が再開されるとともに、保存していた変動時間タイマの値がタイムアウトしたときに、さらに後述する図柄確定指定コマンドが送信される。また、この実施の形態では、バックアップRAM領域には、後述する特別図柄プロセスフラグの値も保存される。従って、停電復旧した場合には、保存されている特別図柄プロセスフラグの値に応じたプロセスから特別図柄プロセス処理が再開される。 In this embodiment, the value of a variable time timer (to be described later) is also stored in the backup RAM area. Therefore, when the power failure is restored, after the display result designation command is transmitted in step S44, measurement of the saved variation time timer value is resumed, and the variation display of the special symbol is resumed and saved. When the value of the changed time timer has timed out, a symbol determination designation command to be described later is further transmitted. In this embodiment, a special symbol process flag value, which will be described later, is also stored in the backup RAM area. Therefore, when the power failure is recovered, the special symbol process is resumed from the process corresponding to the value of the stored special symbol process flag.
なお、停電復旧時に必ず表示結果指定コマンドを送信するのではなく、CPU56は、まず、バックアップRAM領域に保存している変動時間タイマの値が0であるか否かを確認するようにしてもよい。そして、変動時間タイマの値が0でなければ、変動中に停電した場合であると判断して、表示結果指定コマンドを送信するようにし、変動時間タイマが0であれば、停電時に変動中の状態ではなかったと判断して、表示結果指定コマンドを送信しないようにしてもよい。 Note that the display result designation command is not necessarily transmitted when the power failure is restored, but the CPU 56 may first confirm whether or not the value of the variable time timer stored in the backup RAM area is zero. . If the value of the variation time timer is not 0, it is determined that a power failure occurs during the variation, and a display result designation command is transmitted. It may be determined that the state has not been reached, and the display result designation command may not be transmitted.
また、CPU56は、まず、バックアップRAM領域に保存している特別図柄プロセスフラグの値が3であるか否かを確認するようにしてもよい。そして、特別図柄プロセスフラグの値が3であれば、変動中に停電した場合であると判断して、表示結果指定コマンドを送信するようにし、特別図柄プロセスフラグが3でなければ、停電時に変動中ではなかったと判断して、表示結果指定コマンドを送信しないようにしてもよい。 Further, the CPU 56 may first check whether or not the value of the special symbol process flag stored in the backup RAM area is 3. If the value of the special symbol process flag is 3, it is determined that a power failure occurs during the fluctuation, and a display result designation command is transmitted. The display result designation command may not be transmitted because it is determined that it is not in the middle.
なお、この実施の形態では、バックアップフラグとチェックデータとの双方を用いてバックアップRAM領域のデータが保存されているか否か確認しているが、いずれか一方のみを用いてもよい。すなわち、バックアップフラグとチェックデータとのいずれかを、遊技状態復旧処理を実行するための契機としてもよい。 In this embodiment, it is confirmed whether the data in the backup RAM area is stored using both the backup flag and the check data. However, only one of them may be used. That is, either the backup flag or the check data may be used as an opportunity for executing the game state restoration process.
初期化処理では、CPU56は、まず、RAMクリア処理を行う(ステップS10)。なお、RAMクリア処理によって、所定のデータ(例えば、普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値のデータ)は0に初期化されるが、任意の値またはあらかじめ決められている値に初期化するようにしてもよい。また、RAM55の全領域を初期化せず、所定のデータ(例えば、普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値のデータ)をそのままにしてもよい。また、ROM54に格納されている初期化時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS11)、初期化時設定テーブルの内容を順次作業領域に設定する(ステップS12)。
In the initialization process, the CPU 56 first performs a RAM clear process (step S10). The RAM clear process initializes predetermined data (for example, count value data of a counter for generating a random number for normal symbol determination) to 0, but an arbitrary value or a predetermined value It may be initialized to. In addition, the entire area of the RAM 55 may not be initialized, and predetermined data (for example, count value data of a counter for generating a random number for normal symbol determination) may be left as it is. Further, the start address of the initialization setting table stored in the
ステップS11およびS12の処理によって、例えば、普通図柄当り判定用乱数カウンタ、特別図柄バッファ、総賞球数格納バッファ、特別図柄プロセスフラグなど制御状態に応じて選択的に処理を行うためのフラグに初期値が設定される。 By the processing in steps S11 and S12, for example, a normal symbol per-determining random number counter, a special symbol buffer, a total prize ball number storage buffer, a special symbol process flag, and other flags for selectively performing processing according to the control state are initialized. Value is set.
また、CPU56は、サブ基板(主基板31以外のマイクロコンピュータが搭載された基板。)を初期化するための初期化指定コマンド(遊技制御用マイクロコンピュータ560が初期化処理を実行したことを示すコマンドでもある。)をサブ基板に送信する(ステップS13)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、初期化指定コマンドを受信すると、演出表示装置9において、遊技機の制御の初期化がなされたことを報知するための画面表示、すなわち初期化報知を行う。
Further, the CPU 56 initializes a sub board (a board on which a microcomputer other than the main board 31 is mounted) (a command indicating that the game control microcomputer 560 has executed an initialization process). Is also transmitted to the sub-board (step S13). For example, when the
また、CPU56は、乱数回路503を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステップS14)。CPU56は、例えば、乱数回路設定プログラムに従って処理を実行することによって、乱数回路503にランダムRの値を更新させるための設定を行う。
Further, the CPU 56 executes a random number circuit setting process for initial setting of the random number circuit 503 (step S14). For example, the CPU 56 performs setting according to the random number circuit setting program to cause the
そして、ステップS15において、CPU56は、所定時間(例えば4ms)毎に定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行なう。すなわち、初期値として例えば4msに相当する値が所定のレジスタ(時間定数レジスタ)に設定される。この実施の形態では、4ms毎に定期的にタイマ割込がかかるとする。 In step S15, the CPU 56 sets a CTC register built in the game control microcomputer 560 so that a timer interrupt is periodically generated every predetermined time (for example, 4 ms). That is, a value corresponding to, for example, 4 ms is set in a predetermined register (time constant register) as an initial value. In this embodiment, it is assumed that a timer interrupt is periodically taken every 4 ms.
初期化処理の実行(ステップS10〜S15)が完了すると、CPU56は、メイン処理で、表示用乱数更新処理(ステップS17)および初期値用乱数更新処理(ステップS18)を繰り返し実行する。表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理を実行するときには割込禁止状態に設定し(ステップS16)、表示用乱数更新処理および初期値用乱数更新処理の実行が終了すると割込許可状態に設定する(ステップS19)。この実施の形態では、表示用乱数とは、大当りとしない場合の特別図柄の停止図柄を決定するための乱数や大当りとしない場合にリーチとするか否かを決定するための乱数であり、表示用乱数更新処理とは、表示用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。また、初期値用乱数更新処理とは、初期値用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。この実施の形態では、初期値用乱数とは、普通図柄に関して当りとするか否か決定するための乱数を発生するためのカウンタ(普通図柄当り判定用乱数発生カウンタ)のカウント値の初期値を決定するための乱数である。後述する遊技の進行を制御する遊技制御処理(遊技制御用マイクロコンピュータ560が、遊技機に設けられている演出表示装置、可変入賞球装置、球払出装置等の遊技用の装置を、自身で制御する処理、または他のマイクロコンピュータに制御させるために指令信号を送信する処理、遊技装置制御処理ともいう)において、普通図柄当り判定用乱数のカウント値が1周(普通図柄当り判定用乱数の取りうる値の最小値から最大値までの間の数値の個数分歩進したこと)すると、そのカウンタに初期値が設定される。 When the execution of the initialization process (steps S10 to S15) is completed, the CPU 56 repeatedly executes the display random number update process (step S17) and the initial value random number update process (step S18) in the main process. When executing the display random number update process and the initial value random number update process, the interrupt disabled state is set (step S16). When the display random number update process and the initial value random number update process are finished, the interrupt enabled state is set. Set (step S19). In this embodiment, the display random number is a random number for determining the stop symbol of the special symbol when it is not a big hit, or a random number for determining whether to reach when it is not a big hit, The random number update process is a process for updating the count value of the counter for generating the display random number. The initial value random number update process is a process for updating the count value of the counter for generating the initial value random number. In this embodiment, the initial value random number is the initial value of the count value of the counter for generating a random number for determining whether or not to win for a normal symbol (normal random number generation counter for normal symbol determination). It is a random number to determine. A game control process for controlling the progress of the game, which will be described later (the game control microcomputer 560 controls game devices such as an effect display device, a variable winning ball device, a ball payout device, etc. provided in the game machine itself. In the process of transmitting a command signal to be controlled by another microcomputer, or a game machine control process), the count value of the random number for determination per normal symbol is one round (the random number for determination per normal symbol is taken). When the value is incremented by the number of values between the minimum value and the maximum value of the possible values), an initial value is set in the counter.
なお、この実施の形態では、リーチ演出は、演出表示装置9において可変表示される演出図柄を用いて実行される。また、特別図柄の表示結果を大当り図柄にする場合には、リーチ演出は常に実行される(ただし、突然確変大当りの場合には、リーチとはならずに突然確変大当り図柄(例えば「135」)が停止表示される場合もある)。特別図柄の表示結果を大当り図柄にしない場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数を用いた変動パターン種別や変動パターンを決定する抽選を行うことによって、リーチ演出を実行するか否か決定する。ただし、実際にリーチ演出の制御を実行するのは、演出制御用マイクロコンピュータ100である。
In this embodiment, the reach effect is executed using effect symbols that are variably displayed on the
タイマ割込が発生すると、CPU56は、図5に示すステップS20〜S34のタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断検出処理を実行する(ステップS20)。電源断信号は、例えば電源基板に搭載されている電源監視回路が、遊技機に供給される電源の電圧の低下を検出した場合に出力する。そして、電源断検出処理において、CPU56は、電源断信号が出力されたことを検出したら、必要なデータをバックアップRAM領域に保存するための電力供給停止時処理を実行する。次いで、入力ドライバ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号を入力し、それらの状態判定を行う(スイッチ処理:ステップS21)。
When the timer interrupt occurs, the CPU 56 executes the timer interrupt process of steps S20 to S34 shown in FIG. In the timer interrupt process, first, a power-off detection process for detecting whether or not a power-off signal is output (whether or not an on-state is turned on) is executed (step S20). The power-off signal is output, for example, when a power supply monitoring circuit mounted on the power supply board detects a decrease in the voltage of the power supplied to the gaming machine. In the power-off detection process, when detecting that the power-off signal has been output, the CPU 56 executes a power supply stop process for saving necessary data in the backup RAM area. Next, detection signals from the gate switch 32a, the first start port switch 13a, the second
次に、CPU56は、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う表示制御処理を実行する(ステップS22)。第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび普通図柄表示器10については、ステップS32,S33で設定される出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。
Next, the CPU 56 has a first special symbol display 8a, a second
また、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う(判定用乱数更新処理:ステップS23)。CPU56は、さらに、初期値用乱数および表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(初期値用乱数更新処理,表示用乱数更新処理:ステップS24,S25)。 Also, a process of updating the count value of each counter for generating each random number for determination such as a random number for determination per ordinary symbol used for game control is performed (determination random number update process: step S23). The CPU 56 further performs a process of updating the count value of the counter for generating the initial value random number and the display random number (initial value random number update process, display random number update process: steps S24 and S25).
さらに、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う(ステップS26)。特別図柄プロセス処理では、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
Further, the CPU 56 performs special symbol process processing (step S26). In the special symbol process, corresponding processing is executed according to a special symbol process flag for controlling the first special symbol indicator 8a, the second
次いで、普通図柄プロセス処理を行う(ステップS27)。普通図柄プロセス処理では、CPU56は、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
Next, normal symbol process processing is performed (step S27). In the normal symbol process, the CPU 56 executes a corresponding process according to the normal symbol process flag for controlling the display state of the
また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送出する処理を行う(演出制御コマンド制御処理:ステップS28)。 Further, the CPU 56 performs a process of sending an effect control command to the effect control microcomputer 100 (effect control command control process: step S28).
さらに、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する情報出力処理を行う(ステップS29)。 Further, the CPU 56 performs information output processing for outputting data such as jackpot information, start information, probability variation information supplied to the hall management computer, for example (step S29).
また、CPU56は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する(ステップS30)。具体的には、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23のいずれかがオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
Further, the CPU 56 executes a prize ball process for setting the number of prize balls based on detection signals from the first start port switch 13a, the second
この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域におけるソレノイドのオン/オフに関する内容を出力ポートに出力する(ステップS31:出力処理)。 In this embodiment, a RAM area (output port buffer) corresponding to the output state of the output port is provided. However, the CPU 56 relates to on / off of the solenoid in the RAM area corresponding to the output state of the output port. The contents are output to the output port (step S31: output process).
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う(ステップS32)。 Further, the CPU 56 performs special symbol display control processing for setting special symbol display control data for effect display of the special symbol in the output buffer for setting the special symbol display control data according to the value of the special symbol process flag ( Step S32).
さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う(ステップS33)。CPU56は、例えば、普通図柄の変動に関する開始フラグがセットされると終了フラグがセットされるまで、普通図柄の変動速度が0.2秒ごとに表示状態(「○」および「×」)を切り替えるような速度であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される表示制御データの値(例えば、「○」を示す1と「×」を示す0)を切り替える。また、CPU56は、出力バッファに設定された表示制御データに応じて、ステップS22において駆動信号を出力することによって、普通図柄表示器10における普通図柄の演出表示を実行する。
Further, the CPU 56 performs a normal symbol display control process for setting normal symbol display control data for effect display of the normal symbol in an output buffer for setting the normal symbol display control data according to the value of the normal symbol process flag ( Step S33). For example, when the start flag related to the variation of the normal symbol is set, the CPU 56 switches the display state (“◯” and “×”) for the variation rate of the normal symbol every 0.2 seconds until the end flag is set. With such a speed, the value of the display control data set in the output buffer (for example, 1 indicating “◯” and 0 indicating “x”) is switched every 0.2 seconds. Further, the CPU 56 outputs a normal signal on the
その後、割込許可状態に設定し(ステップS34)、処理を終了する。 Thereafter, the interrupt permission state is set (step S34), and the process is terminated.
以上の制御によって、この実施の形態では、遊技制御処理は4ms毎に起動されることになる。なお、遊技制御処理は、タイマ割込処理におけるステップS21〜S33(ステップS29を除く。)の処理に相当する。また、この実施の形態では、タイマ割込処理で遊技制御処理が実行されているが、タイマ割込処理では例えば割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなされ、遊技制御処理はメイン処理において実行されるようにしてもよい。 With the above control, in this embodiment, the game control process is started every 4 ms. The game control process corresponds to the processes in steps S21 to S33 (excluding step S29) in the timer interrupt process. In this embodiment, the game control process is executed by the timer interrupt process. However, in the timer interrupt process, for example, only a flag indicating that an interrupt has occurred is set, and the game control process is performed by the main process. May be executed.
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態にならずに、リーチにならない所定の演出図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような演出図柄の可変表示態様を、可変表示結果がはずれ図柄になる場合における「非リーチ」(「通常はずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となった後にリーチ演出が実行され、最終的に大当り図柄とはならない所定の演出図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような演出図柄の可変表示結果を、可変表示結果が「はずれ」となる場合における「リーチ」(「リーチはずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second
この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態になった後にリーチ演出が実行され、最終的に演出表示装置9における「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアに、演出図柄が揃って停止表示される(ただし、突然確変大当りの場合には、リーチとはならずに突然確変大当り図柄(例えば「135」)が停止表示される場合もある)。
In this embodiment, when the big win symbol is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当りである「2」が停止表示される場合には、演出表示装置9において、演出図柄の可変表示態様が「突然確変大当り」である場合と同様に演出図柄の可変表示が行われた後、所定の小当り図柄(突然確変大当り図柄と同じ図柄。例えば「135」)が停止表示されることがある。第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当り図柄である「2」が停止表示されることに対応する演出表示装置9における表示演出を「小当り」の可変表示態様という。
When “2”, which is a small hit, is stopped and displayed on the first special symbol display 8a or the second
ここで、小当りとは、大当りと比較して大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容される当りである。なお、小当り遊技が終了した場合、遊技状態は変化しない。すなわち、確変状態から通常状態に移行したり通常状態から確変状態に移行したりすることはない。また、突然確変大当りとは、大当り遊技状態において大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容されるが大入賞口の開放時間が極めて短い大当りであり、かつ、大当り遊技後の遊技状態を確変状態に移行させるような大当りである(すなわち、そのようにすることにより、遊技者に対して突然に確変状態となったかのように見せるものである)。つまり、この実施の形態では、突然確変大当りと小当りとは、大入賞口の開放パターンが同じである。そのように制御することによって、大入賞口の0.1秒間の開放が2回行われると、突然確変大当りであるか小当りであるかまでは認識できないので、遊技者に対して高確率状態(確変状態)を期待させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。 Here, the small win is a hit that is allowed up to a small number of times that the big winning opening is opened compared to the big win (in this embodiment, the opening for 0.1 second is twice). When the small hit game ends, the game state does not change. That is, there is no transition from the probability variation state to the normal state or from the normal state to the certain variation state. In addition, the sudden probability change big hit is allowed up to a small number of times of opening of the big prize opening in the big hit gaming state (in this embodiment, the opening for 0.1 second is twice), but the opening time of the big prize opening is extremely large. It is a big jackpot that is a short jackpot and the game state after the big jackpot game is shifted to a probabilistic state (that is, by doing so, it appears to the player as if it suddenly became a probable state) Is). In other words, in this embodiment, the sudden winning odds and the small wins have the same opening pattern of the big prize opening. By controlling in such a way, if the winning opening is opened twice for 0.1 seconds, it is impossible to recognize whether it is suddenly a big hit or a small hit, so a high probability state for the player (Probable change state) can be expected, and the interest of the game can be improved.
図6および図7は、あらかじめ用意された演出図柄の変動パターンを決定するための変動パターンテーブルを示す説明図である。この実施の形態では、確変大当りや通常大当りとなったことにもとづき大当り遊技状態に制御された場合に、その大当り遊技状態の終了後に、所定回数(1回〜10回のいずれか)の変動表示を終了するまで、確変状態であるか否かを認識不能な演出態様で表示する共通演出(例えば、確変状態であるか否かにかかわらず、背景画面を共通の表示色(例えば、黄色)で表示する)が実行される場合がある。図6は、共通演出が実行されている期間において、変動パターンを決定するために用いられる共通演出時用変動パターンテーブルである。また、図7は、共通演出が実行されていない通常時において、変動パターンを決定するために用いられる通常時用変動パターンテーブルである。 6 and 7 are explanatory diagrams showing a variation pattern table for determining a variation pattern of the effect symbols prepared in advance. In this embodiment, when the big hit gaming state is controlled based on the probability variation big hit or normal big hit, after the end of the big hit gaming state, a predetermined number of times (any one to ten times) is displayed. Until the process is finished, a common effect (for example, yellow) is displayed in a common display color (for example, whether it is in the probability variation state or not). Display) may be executed. FIG. 6 is a common effect variation pattern table used for determining a variation pattern during a period in which the common effect is being executed. FIG. 7 is a normal time variation pattern table used for determining a variation pattern in a normal time when the common effect is not executed.
図6に示すように、この実施の形態では、共通演出の実行期間には、可変表示結果が「はずれ」である場合には、共通PK1の変動パターンが選択され、可変表示結果が「大当り」である場合には、共通PK2の変動パターンが選択され、可変表示結果が「小当り」や「突然確変大当り」である場合には、共通PK3の変動パターンが選択される。また、図7に示すように、この実施の形態では、共通演出が実行されていない通常時には、可変表示結果が「はずれ」である場合には、非リーチPA1〜3や非リーチPB1〜2、非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・の変動パターンが選択され、可変表示結果が「大当り」である場合には、リーチPE1・・・の変動パターンが選択され、可変表示結果が「小当り」や「突然確変大当り」である場合には、特殊PG1の変動パターンが選択される。
As shown in FIG. 6, in this embodiment, when the variable display result is “out” in the execution period of the common effect, the variation pattern of the common PK1 is selected, and the variable display result is “big hit”. Is selected, the variation pattern of the common PK2 is selected, and when the variable display result is “small hit” or “sudden probability change big hit”, the variation pattern of the common PK3 is selected. As shown in FIG. 7, in this embodiment, when the common display is not executed, when the variable display result is “out of”, the
この実施の形態では、通常時には、図7に示すように、変動時間が極めて短い(例えば、1秒〜6秒)の変動パターン(非リーチPA1〜3や非リーチPB1〜2、非リーチPC1〜2)が選択される場合があるのに対して、共通演出の実行期間には、図6に示すように、少なくとも、可変表示結果が「はずれ」であっても、ある程度長い変動時間(例えば、15秒)の変動パターン(共通PK1)が用いられる。そのように構成することによって、この実施の形態では、共通演出の実行期間においては、その共通演出の演出期間を確保するとともに、共通演出の実行期間を終了して確変状態であるか否かを報知した後には、適切な変動時間を設定して特別図柄や演出図柄の変動表示を実行できるようにしている。すなわち、この実施の形態では、大当り遊技を終了した後に、共通演出の実行により確変状態であるか否かを認識不能な期間を設けて、確変状態に対する期待感を高めるようにしているのであるが、共通演出の実行期間において、各変動表示の変動時間が短すぎると、共通演出の実行期間が短くなりすぎて、共通演出による演出効果を十分に得ることができない。そこで、この実施の形態では、図6に示すように、共通演出の実行期間中である場合には、可変表示結果が「はずれ」であっても、変動時間がある程度長い(例えば、15秒)変動パターンを用いるようにすることによって、共通演出の演出期間を確保し、遊技者に対して確変状態に対する期待感を高めさせることができるようにしている。一方で、共通演出の実行期間を終了して、確変状態であるか否かが報知されれば、変動表示の稼働率を向上させるべく、図7に示すように、短い変動時間(例えば、1秒〜6秒)の変動パターンを含む複数種類の変動パターンを選択するようにして、適切な変動時間を設定して可変表示を実行できるようにしている。 In this embodiment, normally, as shown in FIG. 7, the fluctuation pattern (non-reach PA1-3, non-reach PB1-2, non-reach PC1-1-2) having a very short fluctuation time (for example, 1 second to 6 seconds). 2) may be selected, while in the execution period of the common effect, as shown in FIG. 6, even if the variable display result is “out of”, at least a long variation time (for example, 15 seconds) variation pattern (common PK1) is used. With this configuration, in this embodiment, in the execution period of the common effect, while ensuring the effect period of the common effect, whether the execution period of the common effect is ended and whether or not it is in a probable state. After the notification, an appropriate variation time is set so that the variation display of the special symbol and the effect symbol can be executed. In other words, in this embodiment, after the big hit game is finished, a period in which it is not possible to recognize whether or not it is in the probability variation state is provided by executing the common effect, so that the expectation for the probability variation state is enhanced. In the execution period of the common effect, if the variation time of each variable display is too short, the execution period of the common effect becomes too short, and the effect of the common effect cannot be obtained sufficiently. Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 6, when the common effect is being executed, even if the variable display result is “out”, the fluctuation time is somewhat long (for example, 15 seconds). By using the variation pattern, it is possible to secure an effect period of the common performance and to increase the expectation of the probability variation state for the player. On the other hand, if the execution period of the common effect is ended and it is informed whether or not it is in a probable variation state, as shown in FIG. A plurality of types of variation patterns including a variation pattern of seconds to 6 seconds) are selected, and variable display can be executed by setting an appropriate variation time.
なお、この実施の形態では、共通演出の実行期間でない通常時には、遊技状態が通常状態であれば、具体的には、図7に示す非リーチPA1〜3、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、および特殊PG1の変動パターンが設定されたテーブルから、変動表示に用いる変動パターンが選択される。また、遊技状態が確変状態であれば、具体的には、図7に示す非リーチPB1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、および特殊PG1の変動パターンが設定されたテーブルから、変動表示に用いる変動パターンが選択される。また、遊技状態が時短状態であれば、具体的には、図7に示す非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、および特殊PG1の変動パターンが設定されたテーブルから、変動表示に用いる変動パターンが選択される。
In this embodiment, when the gaming state is a normal state at a normal time that is not the execution period of the common effects, specifically, the non-reach PA1 to 3, the reach PD1..., The reach PE1,. .. and a variation pattern used for variation display is selected from the table in which the variation pattern of the special PG1 is set. Also, if the gaming state is a probable change state, specifically, from the table in which variation patterns of non-reach PB1 and 2, reach PD1..., Reach PE1. A variation pattern used for variation display is selected. Further, if the gaming state is the short-time state, specifically, from the table in which the variation patterns of the non-reach PC 1-2, the
図8は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダム1(MR1):大当りの種類(後述する通常大当り、確変大当り、突然確変大当り)を決定する(大当り種別判定用)
(2)ランダム1(MR2):小当りの種類(後述する小当り1〜2)を決定する(小当り種別判定用)
(3)ランダム3(MR3):変動パターン(変動時間)を決定する(変動パターン判定用)
(4)ランダム4(MR4):普通図柄にもとづく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)
(5)ランダム5(MR5):ランダム4の初期値を決定する(ランダム4初期値決定用)
(6)ランダム6(MR6):共通演出が実行される場合に、大当り遊技終了後に何変動目の変動表示を終了するまで共通演出を継続させるか(共通演出継続回数)を決定する(共通演出継続回数決定用)
FIG. 8 is an explanatory diagram showing each random number. Each random number is used as follows.
(1) Random 1 (MR1): Determines the type of jackpot (normal jackpot, probability variation jackpot, sudden probability variation jackpot described later) (for jackpot type determination)
(2) Random 1 (MR2): Determines the type of small hits (
(3) Random 3 (MR3): A variation pattern (variation time) is determined (for variation pattern determination)
(4) Random 4 (MR4): Determines whether or not to generate a hit based on a normal symbol (for normal symbol hit determination)
(5) Random 5 (MR5): Determine the initial value of random 4 (for determining the initial value of random 4)
(6) Random 6 (MR6): When a common effect is executed, it is determined what common change is to be continued until the end of the variable display after the big hit game is finished (the number of common effect continuations) (common effect) (For determining the number of continuations)
図5に示された遊技制御処理におけるステップS23では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、(1)の大当り種別判定用乱数、(2)の小当り種別判定用乱数、および(4)の普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウントアップ(1加算)を行う。すなわち、それらが判定用乱数であり、それら以外の乱数が表示用乱数(ランダム2、ランダム3)または初期値用乱数(ランダム5)である。なお、遊技効果を高めるために、上記の乱数以外の乱数も用いてもよい。また、この実施の形態では、大当り判定用乱数として、遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されたハードウェア(遊技制御用マイクロコンピュータ560の外部のハードウェアでもよい。)が生成する乱数を用いる。なお、大当り判定用乱数として、ハードウェア乱数ではなく、ソフトウェア乱数を用いてもよい。 In step S23 in the game control process shown in FIG. 5, the game control microcomputer 560 uses (1) a big hit type determination random number, (2) a small hit type determination random number, and (4) a normal symbol. A counter for generating a hit determination random number is incremented (added by 1). That is, they are determination random numbers, and other random numbers are display random numbers (random 2, random 3) or initial value random numbers (random 5). In addition, in order to improve a game effect, you may use random numbers other than said random number. In this embodiment, a random number generated by hardware incorporated in the game control microcomputer 560 (or hardware external to the game control microcomputer 560) is used as the jackpot determination random number. Note that a software random number instead of a hardware random number may be used as the jackpot determination random number.
図9(A)は、大当り判定テーブルを示す説明図である。大当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される大当り判定値が設定されているテーブルである。大当り判定テーブルには、通常状態(確変状態でない遊技状態)において用いられる通常時大当り判定テーブルと、確変状態において用いられる確変時大当り判定テーブルとがある。通常時大当り判定テーブルには、図9(A)の左欄に記載されている各数値が設定され、確変時大当り判定テーブルには、図9(A)の右欄に記載されている各数値が設定されている。図9(A)に記載されている数値が大当り判定値である。
FIG. 9A is an explanatory diagram showing a jackpot determination table. The jackpot determination table is a collection of data stored in the
図9(B),(C)は、小当り判定テーブルを示す説明図である。小当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される小当り判定値が設定されているテーブルである。小当り判定テーブルには、第1特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第1特別図柄用)と、第2特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第2特別図柄用)とがある。小当り判定テーブル(第1特別図柄用)には、図9(B)に記載されている各数値が設定され、小当り判定テーブル(第2特別図柄用)には、図9(C)に記載されている各数値が設定されている。また、図9(B),(C)に記載されている数値が小当り判定値である。
9B and 9C are explanatory diagrams showing a small hit determination table. The small hit determination table is a collection of data stored in the
なお、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ小当りと決定するようにし、第2特別図柄の変動表示を行う場合には小当りを設けないようにしてもよい。この場合、図9(C)に示す第2特別図柄用の小当り判定テーブルは設けなくてもよい。この実施の形態では、遊技状態が確変状態に移行されているときには主として第2特別図柄の変動表示が実行される。遊技状態が確変状態に移行されているときにも小当りが発生するようにし、確変となるか否かを煽る演出を行うように構成すると、現在の遊技状態が確変状態であるにもかかわらず却って遊技者に煩わしさを感じさせてしまう。そこで、第2特別図柄の変動表示中は小当りが発生しないように構成すれば、遊技状態が確変状態である場合には小当りが発生しにくくし必要以上に確変に対する煽り演出を行わないようにすることができ、遊技者に煩わしさを感じさせる事態を防止することができる。 Note that it may be determined that a small hit is made only when the variable display of the first special symbol is performed, and the small hit may not be provided when the variable display of the second special symbol is performed. In this case, the small hit determination table for the second special symbol shown in FIG. In this embodiment, when the gaming state is shifted to the probability changing state, the variation display of the second special symbol is mainly executed. Even if the game state is shifted to the probability change state, a small hit will be generated, and if it is configured to produce an effect asking whether or not the probability change will occur, even though the current game state is the probability change state On the contrary, it makes the player feel annoying. Therefore, if it is configured so that the small hit does not occur during the variation display of the second special symbol, if the gaming state is the probability variation state, it is difficult for the small hit to occur and the excessive effect is not given to the probability variation. This can prevent the player from feeling annoyed.
CPU56は、所定の時期に、乱数回路503のカウント値を抽出して抽出値を大当り判定用乱数(ランダムR)の値とするのであるが、大当り判定用乱数値が図9(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当り(後述する通常大当り、確変大当り、突然確変大当り)にすることに決定する。また、大当り判定用乱数値が図9(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りにすることに決定する。なお、図9(A)に示す「確率」は、大当りになる確率(割合)を示す。また、図9(B),(C)に示す「確率」は、小当りになる確率(割合)を示す。また、大当りにするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を大当り図柄にするか否か決定するということでもある。また、小当りにするか否か決定するということは、小当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を小当り図柄にするか否か決定するということでもある。
The CPU 56 extracts the count value of the
なお、この実施の形態では、図9(B),(C)に示すように、小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いる場合には300分の1の割合で小当りと決定されるのに対して、小当り判定テーブル(第2特別図柄)を用いる場合には3000分の1の割合で小当りと決定される場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「小当り」と決定される割合が高い。
In this embodiment, as shown in FIGS. 9B and 9C, when the small hit determination table (for the first special symbol) is used, the small hit is determined at a ratio of 1/300. On the other hand, when using the small hit determination table (second special symbol), a case where the small hit is determined at a ratio of 1/3000 will be described. Therefore, in this embodiment, when the start winning prize is given to the first
図10(A),(B)は、ROM54に記憶されている大当り種別判定テーブルを示す説明図である。このうち、図10(A)は、遊技球が第1始動入賞口13に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第1特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)である。また、図10(B)は、遊技球が第2始動入賞口14に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第2特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)である。
FIGS. 10A and 10B are explanatory diagrams showing a jackpot type determination table stored in the
図10(A),(B)に示す大当り種別判定テーブルは、可変表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数(ランダム1)にもとづいて、大当りの種別を「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。この実施の形態では、図10(A),(B)に示すように、大当り種別として、「通常大当り」、「確変大当り」、および「突然確変大当り」がある。 The jackpot type determination table shown in FIGS. 10A and 10B is a jackpot type determination table based on a random number (random 1) for determining the jackpot type when the variable display result is determined to be a jackpot symbol. This is a table that is referred to in order to determine one of “normal jackpot”, “probability variation jackpot”, and “sudden probability variation jackpot”. In this embodiment, as shown in FIGS. 10A and 10B, the types of big hits include “normal big hit”, “probable big hit”, and “suddenly probable big hit”.
「確変大当り」とは、15ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行させる大当りである(この実施の形態では、確変状態に移行されるとともに時短状態にも移行される。後述するステップS170,S171参照)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するステップS132参照)。 The “probable big hit” is a big hit that is controlled to 15 rounds of the big hit gaming state and shifts to the probable change state after the big hit gaming state is finished (in this embodiment, it is changed to the probable change state and the short time state is also entered. (See steps S170 and S171 described later). After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see step S132 described later).
また、「通常大当り」とは、15ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行されず、時短状態にのみ移行される大当りである(後述するステップS167参照)。そして、時短状態に移行した後、特別図柄および演出図柄の変動表示の実行を所定回数(例えば、100回)終了するまで時短状態が維持される(後述するステップS148〜S151参照)。なお、この実施の形態では、時短状態に移行した後、所定回数の変動表示の実行を終了する前に大当りが発生した場合にも、時短状態が終了する(後述するステップS132参照)。 In addition, the “ordinary big hit” is a big hit that is controlled to the big round gaming state of 15 rounds and is not shifted to the probability change state after the big hit gaming state is ended, but is shifted only to the short time state (see step S167 described later). . Then, after shifting to the time reduction state, the time reduction state is maintained until the execution of the variable symbol display of the special symbol and the effect symbol is completed a predetermined number of times (for example, 100 times) (see steps S148 to S151 described later). In this embodiment, even if a big hit occurs after the transition to the time reduction state and before the execution of the predetermined number of fluctuation displays is finished, the time reduction state ends (see step S132 described later).
また、「突然確変大当り」とは、「確変大当り」や「通常大当り」と比較して大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容される大当りである。すなわち、「突然確変大当り」となった場合には、2ラウンドの大当り遊技状態に制御される。そして、この実施の形態では、その2ラウンドの大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行される(この実施の形態では、確変状態に移行されるとともに時短状態にも移行される。後述するステップS170,S171参照。ただし、突然確変大当りであるか小当りであるかをより認識しにくくするために、確変状態中に突然確変大当りになった場合にのみ確変状態(高確率状態)に移行するとともに時短状態(高ベース状態)にも移行するようにし、通常状態中に突然確変大当りとなった場合には高確率状態に移行するのみで時短状態(高ベース状態)には移行しないようにしてもよい。)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するステップS132参照)。 In addition, “suddenly promising big hit” means that the number of times of opening the big winning opening is smaller than in “probable big hit” or “normal big hit” (in this embodiment, opening for 0.1 second is allowed twice). Is a big hit. In other words, when “suddenly promising big hit”, the game is controlled to a two round big hit gaming state. In this embodiment, after the two-round jackpot gaming state is finished, the state is changed to the probability changing state (in this embodiment, the state is changed to the probability changing state and also to the short time state. Step S170 to be described later). However, in order to make it harder to recognize whether it is a sudden big hit or a small hit, the transition to the right change state (high probability state) is made only when a sudden big odd hit is made during the right change state. It is also possible to shift to the short-time state (high base state), and to shift to the high-probability state only when suddenly probable big hit during the normal state, not to shift to the short-time state (high base state). Good.) After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see step S132 described later).
なお、前述したように、この実施の形態では、「小当り」となった場合にも、大入賞口の開放が0.1秒間ずつ2回行われ、「突然確変大当り」による大当り遊技状態と同様の制御が行われる。そして、「小当り」となった場合には、大入賞口の2回の開放が終了した後、遊技状態は変化せず、「小当り」となる前の遊技状態が維持される(後述するステップS152〜S157参照)。そのようにすることによって、「突然確変大当り」であるか「小当り」であるかを認識できないようにし、遊技の興趣を向上させている。 As described above, in this embodiment, even in the case of “small hit”, the big winning opening is opened twice for 0.1 seconds each, Similar control is performed. In the case of “small hit”, the game state does not change after the opening of the big winning opening twice, and the game state before “small hit” is maintained (described later). (See steps S152 to S157). By doing so, it is made impossible to recognize whether it is “suddenly promising big hit” or “small hit”, and the interest of the game is improved.
大当り種別判定テーブルには、ランダム1の値と比較される数値であって、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」のそれぞれに対応した判定値(大当り種別判定値)が設定されている。CPU56は、ランダム1の値が大当り種別判定値のいずれかに一致した場合に、大当りの種別を、一致した大当り種別判定値に対応する種別に決定する。 The big hit type judgment table is a numerical value that is compared with the random 1 value, and the judgment values (big hit type judgment value) corresponding to each of “normal big hit”, “probability big hit”, and “sudden probability big hit” are set. Has been. When the value of random 1 matches any of the jackpot type determination values, the CPU 56 determines the jackpot type as a type corresponding to the matched jackpot type determination value.
また、図10に示すように、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示を行う場合であっても、第2特別図柄の変動表示を行う場合であっても、「通常大当り」に対しては、a1=b1(40%)の判定値が割り当てられているものとする。従って、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示を行う場合であっても、第2特別図柄の変動表示を行う場合であっても、確変大当り(「確変大当り」および「突然確変大当り」を含む)となる割合は60%である。 Further, as shown in FIG. 10, in this embodiment, even when the variable display of the first special symbol is performed or when the variable display of the second special symbol is performed, “normal big hit” is achieved. On the other hand, it is assumed that a determination value of a1 = b1 (40%) is assigned. Therefore, in this embodiment, even when the variation display of the first special symbol or the variation display of the second special symbol is performed, the probability variation big hit ("probability variation big hit" and "sudden probability variation big hit" "Is included) is 60%.
なお、図10に示すように、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示を行う場合には、第2特別図柄の変動表示を行う場合と比較して、「突然確変大当り」に対して多くの判定値が割り当てれている。具体的には、図10に示すように、a3>b3となるように判定値が割り当てられている。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「突然確変大当り」と決定される割合が高い。すなわち、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、確変状態に制御されて第2特別図柄の変動表示が優先実行されている場合が多いのであるから、既に確変状態中であるにもかかわらず突然確変大当りが高い頻度で発生すると、却って煩わしさを感じてしまう。そのため、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示を実行する場合の方が「突然確変大当り」となる割合が高くなるようにし、第2特別図柄の変動表示を実行する場合には「突然確変大当り」となる割合が低くなるようにしている。なお、第1特別図柄用の大当り種別判定テーブルにのみ「突然確変大当り」を振り分けるようにし、第2特別図柄用の大当り種別判定テーブルには「突然確変大当り」の振り分けを行わない(すなわち、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ、「突然確変大当り」と決定される場合がある)ようにしてもよい。
As shown in FIG. 10, in this embodiment, when the variable display of the first special symbol is performed, compared to the case of the variable display of the second special symbol, “suddenly probable big hit” Many judgment values are assigned. Specifically, as shown in FIG. 10, the determination values are assigned such that a3> b3. Therefore, in this embodiment, when the start winning prize is given to the first
図11は、ROM54に記憶されている小当り種別判定テーブルを示す説明図である。図11に示す小当り種別判定テーブルは、可変表示結果を小当り図柄にする旨の判定がなされたときに、小当り種別判定用の乱数(ランダム2)にもとづいて、小当りの種別を「小当り1」または「小当り2」のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a small hit type determination table stored in the
この実施の形態では、共通演出の実行期間中に小当り種別として「小当り1」とすることに決定された場合には、共通演出継続回数を消化する前であっても、共通演出の実行期間が終了し、確変状態であるか否かが報知される。一方、共通演出の実行期間中に小当り種別として「小当り2」とすることに決定された場合には、共通演出の実行期間は終了せず、共通演出が継続して実行される。そのような構成により、共通演出が実行されているときに小当りとなった場合に、確変状態であることが確定するかもしれないという期待感を遊技者に与えることができる。一方で、小当りとなっても、必ずしも確変状態であることが確定するとはかぎらず、共通演出が継続する場合があるので、確変状態に対する期待感を持続させることができる。なお、共通演出の実行期間ではない通常時である場合には、「小当り1」または「小当り2」のいずれとなっても、特に演出上の違いはない。
In this embodiment, when it is determined that “
また、図6に示すように、この実施の形態では、共通演出の実行期間中に小当りとなる場合には、特定の可変表示パターンである「リーチ」を伴う変動パターン(共通PK3)が選択される。そのため、共通演出が実行されているときに「リーチ」を伴う変動表示が出現すれば、確変状態であることが確定するかもしれないとに期待感を高めることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 Further, as shown in FIG. 6, in this embodiment, when a small hit is made during the execution period of the common effect, a variation pattern (common PK3) with a specific variable display pattern “reach” is selected. Is done. Therefore, if a variable display with “reach” appears when the common performance is being executed, the expectation can be raised that the probable state may be confirmed, and the interest in the game is improved. be able to.
図12および図13は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。図12および図13に示す例において、コマンド80XX(H)は、特別図柄の可変表示に対応して演出表示装置9において可変表示される演出図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である(それぞれ変動パターンXXに対応)。つまり、図6および図7に示された使用されうる変動パターンのそれぞれに対して一意な番号を付した場合に、その番号で特定される変動パターンのそれぞれに対応する変動パターンコマンドがある。なお、「(H)」は16進数であることを示す。また、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド80XX(H)を受信すると、演出表示装置9において演出図柄の可変表示を開始するように制御する。
FIG. 12 and FIG. 13 are explanatory diagrams showing an example of contents of the effect control command transmitted by the game control microcomputer 560. In the example shown in FIGS. 12 and 13, the command 80XX (H) is an effect control command (variation pattern command) that specifies a variation pattern of the effect symbol that is variably displayed on the
コマンド8C01(H)〜8C0E(H)は、大当りとするか否か、小当りとするか否か、および大当り種別を示す演出制御コマンドである。演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド8C01(H)〜8C05(H)の受信に応じて演出図柄の表示結果を決定するので、コマンド8C01(H)〜8C05(H)を表示結果指定コマンドという。
Commands 8C01 (H) to 8C0E (H) are effect control commands indicating whether or not to make a big hit, whether or not to make a big hit, and a big hit type. The
コマンド8D01(H)は、第1特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第1図柄変動指定コマンド)である。コマンド8D02(H)は、第2特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第2図柄変動指定コマンド)である。第1図柄変動指定コマンドと第2図柄変動指定コマンドとを特別図柄特定コマンド(または図柄変動指定コマンド)と総称することがある。なお、第1特別図柄の可変表示を開始するのか第2特別図柄の可変表示を開始するのかを示す情報を、変動パターンコマンドに含めるようにしてもよい。 Command 8D01 (H) is an effect control command (first symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the first special symbol is started. Command 8D02 (H) is an effect control command (second symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the second special symbol is started. The first symbol variation designation command and the second symbol variation designation command may be collectively referred to as a special symbol specifying command (or symbol variation designation command). Note that information indicating whether to start variable display of the first special symbol or variable display of the second special symbol may be included in the variation pattern command.
コマンド8F00(H)は、第4図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果(停止図柄)を導出表示することを示す演出制御コマンド(図柄確定指定コマンド)である。演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄確定指定コマンドを受信すると、第4図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果を導出表示する。
Command 8F00 (H) is an effect control command (symbol confirmation designation command) indicating that the variable display (fluctuation) of the fourth symbol is terminated and the display result (stop symbol) is derived and displayed. When receiving the symbol confirmation designation command, the
コマンド9000(H)は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに送信される演出制御コマンド(初期化指定コマンド:電源投入指定コマンド)である。コマンド9200(H)は、遊技機に対する電力供給が再開されたときに送信される演出制御コマンド(停電復旧指定コマンド)である。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに、バックアップRAMにデータが保存されている場合には、停電復旧指定コマンドを送信し、そうでない場合には、初期化指定コマンドを送信する。 Command 9000 (H) is an effect control command (initialization designation command: power-on designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is started. Command 9200 (H) is an effect control command (power failure recovery designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is resumed. When the power supply to the gaming machine is started, the gaming control microcomputer 560 transmits a power failure recovery designation command if data is stored in the backup RAM, and if not, initialization designation is performed. Send a command.
コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)である。 Command 9F00 (H) is an effect control command (customer waiting demonstration designation command) for designating a customer waiting demonstration.
コマンドA001〜A010(H)は、ファンファーレ画面を表示すること、すなわち大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(大当り開始指定コマンド)である。この実施の形態では、共通演出を実行する場合には、大当り遊技を開始するときに、大当り遊技終了後に何変動目の変動表示を終了するまで共通演出を継続させるか(共通演出継続回数)を決定する(具体的には、後述する特別図柄停止処理のステップS137で決定される。そして、この実施の形態では、大当り遊技の開始を指定するとともに、共通演出継続回数を特定可能な大当り開始指定コマンドを送信することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100側で共通演出継続回数を認識可能としている。
The commands A001 to A010 (H) are effect control commands (big hit start designation command) for displaying the fanfare screen, that is, designating the start of the big hit game. In this embodiment, when executing the common effect, when starting the big hit game, the number of changes of the variation display after the big hit game is ended until the common display is continued (the number of times the common effect is continued). (Specifically, it is determined in step S137 of the special symbol stop process to be described later.) In this embodiment, the start of the big hit game is specified, and the big hit start specification that can specify the number of times of common effect continuation is specified. By transmitting the command, it is possible to recognize the number of times of common effect continuation on the
コマンドA000(H)は、大当り遊技(確変大当りまたは通常大当りにもとづく大当り遊技)の開始のみを指定する演出制御コマンド(大当り開始1指定コマンド)である。この実施の形態では、共通演出を実行する場合であっても通常大当りである場合には、共通演出継続回数は10回固定とされ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果指定コマンドなどにより通常大当りであることを特定できれば、共通演出継続回数を認識できる。従って、この実施の形態では、通常大当りである場合には、大当り開始1指定コマンドが送信される。また、この実施の形態では、後述するように、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合には共通演出を実行しないように制御される。従って、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合にも、大当り開始1指定コマンドが送信される。
The command A000 (H) is an effect control command (a
コマンドA001(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が10回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始2指定コマンド)である。また、コマンドA002(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が9回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始3指定コマンド)である。また、コマンドA003(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が8回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始4指定コマンド)である。また、コマンドA004(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が7回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始5指定コマンド)である。また、コマンドA005(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が6回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始6指定コマンド)である。また、コマンドA006(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が5回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始7指定コマンド)である。また、コマンドA007(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が4回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始8指定コマンド)である。また、コマンドA008(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が3回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始9指定コマンド)である。また、コマンドA009(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が2回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始10指定コマンド)である。また、コマンドA00A(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の開始を指定するとともに、共通演出継続回数が1回であることを指定する演出制御コマンド(大当り開始11指定コマンド)である。
Command A001 (H) is an effect control command (a
さらに、コマンドA010(H)は、小当りの遊技の終了または突然確変大当りの遊技の開始を指定する演出制御コマンド(小当り/突然確変大当り開始指定コマンド)である。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りである場合に突然確変大当り開始指定用のファンファーレ指定コマンドを送信するものの、小当りである場合にはファンファーレ指定コマンドを送信しないように構成してもよい。 Further, the command A010 (H) is an effect control command (small hit / sudden probability change big hit start designation command) for designating the end of the small hit game or the start of the sudden probability change big hit game. Note that the game control microcomputer 560 is configured to transmit a fanfare designation command for sudden start of sudden probability change big hit when it is a sudden chance big hit, but not to send a fanfare designation command for small hit. Also good.
コマンドA1XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口開放中の表示を示す演出制御コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)である。A2XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口閉鎖を示す演出制御コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)である。 The command A1XX (H) is an effect control command (special command during opening of a big winning opening) indicating a display during the opening of the big winning opening for the number of times (round) indicated by XX. A2XX (H) is an effect control command (designation command after opening the big winning opening) indicating the closing of the big winning opening for the number of times (round) indicated by XX.
コマンドA300(H)は、大当り終了画面を表示すること、すなわち大当り遊技(確変大当りまたは通常大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定する演出制御コマンド(大当り終了指定コマンド)である。コマンドA310(H)は、小当りの遊技の終了または突然確変大当りの遊技の終了を指定する演出制御コマンド(小当り/突然確変大当り終了指定コマンド)である。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然大当りである場合に突然確変大当り終了指定用のエンディング指定コマンドを送信するものの、小当りである場合にはエンディング指定コマンドを送信しないように構成してもよい。 The command A300 (H) is an effect control command (a jackpot end designation command) for displaying the jackpot end screen, that is, for ending the jackpot game (a jackpot game based on the probability variation jackpot or the normal jackpot). The command A 310 (H) is an effect control command (small hit / sudden probability sudden change big hit end designation command) for designating the end of the small hit game or the sudden probability change big hit game. The game control microcomputer 560 may be configured to transmit an ending designation command for suddenly probable big hit end designation in the case of a sudden big hit, but not to send an ending designation command in the case of a small hit. Good.
コマンドB000(H)は、遊技状態が通常状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(通常状態背景指定コマンド)である。コマンドB001(H)は、遊技状態が時短状態(確変状態を含まない)であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(時短状態背景指定コマンド)である。コマンドB002(H)は、遊技状態が確変状態であるときの背景表示を指定する演出制御コマンド(確変状態背景指定コマンド)である。 Command B000 (H) is an effect control command (normal state background designation command) for designating background display when the gaming state is the normal state. Command B001 (H) is an effect control command (time-short state background designation command) for designating a background display when the gaming state is the time-short state (not including the probability variation state). Command B002 (H) is an effect control command (probability change state background designation command) for designating a background display when the gaming state is the probability change state.
コマンドC000(H)は、第1保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC100(H)は、第2保留記憶数が1増加したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数加算指定コマンド)である。コマンドC200(H)は、第1保留記憶数が1減少したことを指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数減算指定コマンド)である。コマンドC300(H)は、第2保留記憶数が1減少したことを指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数減算指定コマンド)である。 Command C000 (H) is an effect control command (first reserved memory number addition designation command) that specifies that the first reserved memory number has increased by one. Command C100 (H) is an effect control command (second reserved memory number addition designation command) that specifies that the second reserved memory number has increased by one. Command C200 (H) is an effect control command (first reserved memory number subtraction designation command) that specifies that the first reserved memory number has decreased by one. Command C300 (H) is an effect control command (second reserved memory number subtraction designation command) that specifies that the second reserved memory number has decreased by one.
なお、この実施の形態では、第1保留記憶数と第2保留記憶数とについて、それぞれ保留記憶数が増加または減少したことを示す演出制御コマンドを送信する場合を示しているが、保留記憶数そのものを指定する演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。この場合、例えば、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とのいずれに始動入賞したかを指定する演出制御コマンドを送信するとともに、保留記憶数を指定する保留記憶数指定コマンドとして第1保留記憶数と第2保留記憶数とで共通の演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。
In this embodiment, a case is shown in which an effect control command indicating that the number of reserved memories is increased or decreased is transmitted for each of the first reserved memory number and the second reserved memory number. You may make it transmit the production control command which designates itself. In this case, for example, an effect control command for designating which one of the first
また、例えば、第1保留記憶数を指定する場合と第2保留記憶数を指定する場合とで別々の演出制御コマンド(保留記憶数指定コマンド)を送信するようにしてもよい。この場合、例えば、保留記憶数指定コマンドとして、MODEデータとして第1保留記憶数または第2保留記憶数を特定可能な値(例えば、第1保留記憶数を指定する場合には「C0(H)」、第2保留記憶数を指定する場合には「C1(H)」)を含むとともに、EXTデータとして保留記憶数の値を設定した演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。 Further, for example, separate presentation control commands (holding memory number designation commands) may be transmitted when the first holding memory number is designated and when the second holding memory number is designated. In this case, for example, as a reserved memory number designation command, a value that can specify the first reserved memory number or the second reserved memory number as MODE data (for example, “C0 (H) when designating the first reserved memory number) ”And“ C1 (H) ”in the case of designating the second reserved memory number), an effect control command in which the value of the reserved memory number is set as EXT data may be transmitted.
また、例えば、同じ第1保留記憶数を指定する場合であれば、MODEデータを共通として、EXTデータを異ならせることによって、第1保留記憶数の加算または減算を指定した演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。例えば、共通のMODEデータ「C0(H)」を用い、第1保留記憶数の減算を指定する場合にはコマンドC000(H)を送信するようにし、第1保留記憶数の加算を指定する場合にはコマンドC001(H)を送信するようにしてもよい。さらに、第2保留記憶数を指定する場合にはMODEデータを異ならせて、第2保留記憶数の減算を指定する場合にはコマンドC100(H)を送信するようにし、第2保留記憶数の加算を指定する場合にはコマンドC101(H)を送信するようにしてもよい。 Also, for example, if the same first reserved memory number is specified, an effect control command specifying the addition or subtraction of the first reserved memory number is transmitted by making the MODE data common and different EXT data. You may do it. For example, when the common MODE data “C0 (H)” is used and the subtraction of the first reserved memory number is designated, the command C000 (H) is transmitted, and the addition of the first reserved memory number is designated. The command C001 (H) may be transmitted. Further, when specifying the second reserved memory number, the MODE data is made different, and when specifying the subtraction of the second reserved memory number, the command C100 (H) is transmitted, and the second reserved memory number is determined. When adding is designated, the command C101 (H) may be transmitted.
演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)は、主基板31に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータ560から上述した演出制御コマンドを受信すると、図12および図13に示された内容に応じて画像表示装置9の表示状態を変更したり、ランプの表示状態を変更したり、音声出力基板70に対して音番号データを出力したりする。
The effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) mounted on the
例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞があり第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおいて特別図柄の可変表示が開始される度に、演出図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。
For example, the game control microcomputer 560 designates the variation pattern of the effect symbol every time there is a start prize and variable display of the special symbol is started on the first special symbol display 8a or the second
この実施の形態では、演出制御コマンドは2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を表し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」に設定され、EXTデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「0」に設定される。なお、そのようなコマンド形態は一例であって他のコマンド形態を用いてもよい。例えば、1バイトや3バイト以上で構成される制御コマンドを用いてもよい。 In this embodiment, the effect control command has a 2-byte structure, the first byte represents MODE (command classification), and the second byte represents EXT (command type). The first bit (bit 7) of the MODE data is always set to “1”, and the first bit (bit 7) of the EXT data is always set to “0”. Note that such a command form is an example, and other command forms may be used. For example, a control command composed of 1 byte or 3 bytes or more may be used.
なお、演出制御コマンドの送出方式として、演出制御信号CD0〜CD7の8本のパラレル信号線で1バイトずつ主基板31から中継基板77を介して演出制御基板80に演出制御コマンドデータを出力し、演出制御コマンドデータの他に、演出制御コマンドデータの取込を指示するパルス状(矩形波状)の取込信号(演出制御INT信号)を出力する方式を用いる。演出制御コマンドの8ビットの演出制御コマンドデータは、演出制御INT信号に同期して出力される。演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御INT信号が立ち上がったことを検知して、割込処理によって1バイトのデータの取り込み処理を開始する。
In addition, as the transmission method of the effect control command, the effect control command data is output from the main board 31 to the
図12および図13に示す例では、変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)と第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)とで共通に使用でき、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示に伴って演出を行う画像表示装置9などの演出用部品を制御する際に、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるコマンドの種類を増大させないようにすることができる。
In the example shown in FIG. 12 and FIG. 13, the variable pattern command and the display result designation command are displayed as variable display (variation) of the effect symbol corresponding to the variation of the first special symbol on the first special symbol display 8a and the second special symbol. Image display that can be used in common with variable display (variation) of the effect symbol corresponding to the variation of the second special symbol on the
なお、この実施の形態では、共通演出継続回数を指定するコマンドとして、大当り開始指定コマンドを兼用で用いて、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して共通演出継続回数を通知する場合を示しているが、他の演出制御コマンドを兼用で用いて共通演出継続回数を通知するようにしてもよい。例えば、大当り遊技の終了時に送信される大当り終了指定コマンドを、共通演出継続回数を特定可能な態様で送信するようにしてもよい。図14は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の他の例を示す説明図である。図14に示す例では、大当り遊技の終了を指定するとともに、共通演出継続回数を特定可能な大当り終了指定コマンドを送信することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100側で共通演出継続回数を認識可能としている。
In this embodiment, a case where the jackpot start designation command is also used as a command for designating the number of times of common effect continuation is used to notify the
コマンドA300(H)は、大当り遊技(確変大当りまたは通常大当りにもとづく大当り遊技)の終了のみを指定する演出制御コマンド(大当り終了1指定コマンド)である。なお、図12に示した大当り開始1指定コマンドの場合と同様に、大当り終了1指定コマンドは、通常大当りである場合や、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合に送信される。
The command A300 (H) is an effect control command (a
コマンドA301(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が10回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了2指定コマンド)である。また、コマンドA302(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が9回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了3指定コマンド)である。また、コマンドA303(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が8回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了4指定コマンド)である。また、コマンドA304(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が7回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了5指定コマンド)である。また、コマンドA305(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が6回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了6指定コマンド)である。また、コマンドA306(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が5回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了7指定コマンド)である。また、コマンドA307(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が4回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了8指定コマンド)である。また、コマンドA308(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が3回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了9指定コマンド)である。また、コマンドA309(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が2回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了10指定コマンド)である。また、コマンドA30A(H)は、大当り遊技(確変大当りにもとづく大当り遊技)の終了を指定するとともに、共通演出継続回数が1回であることを指定する演出制御コマンド(大当り終了11指定コマンド)である。
The command A301 (H) is an effect control command (a
なお、図14に示すように、大当り終了指定コマンドを用いて共通演出継続回数を通知する場合には、少なくとも、大当り遊技終了時において共通演出継続回数が決定されていればよいのであるから、大当り開始時にかぎらず、大当り遊技中や大当り遊技終了時に抽選処理を行って共通演出継続回数を決定するようにしてもよい。 In addition, as shown in FIG. 14, when notifying the number of times of common effect continuation using the jackpot end designation command, it is only necessary to determine the number of times of common effect continuation at the end of the jackpot game. Not only at the start, but also during the big hit game or at the end of the big hit game, a lottery process may be performed to determine the number of times of common effect continuation.
また、例えば、大当り遊技中に送信されるラウンド1の大入賞口の開放中を指定する大入賞口開放中指定コマンドを、共通演出継続回数を特定可能な態様で送信するようにしてもよい。図15および図16は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容のさらに他の例を示す説明図である。図15および図16に示す例では、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数を特定可能な大当り終了指定コマンドを送信することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100側で共通演出継続回数を認識可能としている。
Further, for example, a special winning opening opening designation command that designates opening of the big winning opening in
コマンドA101(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中のみを指定する演出制御コマンドである。なお、図12に示した大当り開始1指定コマンドの場合と同様に、コマンドA101(H)は、通常大当りである場合や、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合に送信される。
Command A 101 (H) is an effect control command that designates only when the grand prize winning opening of
コマンドA111(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が10回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA121(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が9回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA131(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が8回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA141(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が7回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA151(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が6回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA161(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が5回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA171(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が4回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA181(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が3回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA191(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が2回であることを指定する演出制御コマンドである。また、コマンドA1A1(H)は、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定するとともに、共通演出継続回数が1回であることを指定する演出制御コマンドである。
Command A111 (H) is an effect control command that specifies that the grand prize winning opening in
なお、ラウンド1の大入賞口の開放中を指定する大入賞口開放中コマンドにかぎらず、ラウンド2以降の大入賞口の開放中を指定する大入賞口開放中コマンドを用いて共通演出継続回数を通知するようにしてもよい。その場合、少なくとも、大入賞口開放中コマンドで指定するラウンドとなるまでに共通演出継続回数が決定されていればよいのであるから、大当り開始時にかぎらず、大当り遊技中に抽選処理を行って共通演出継続回数を決定するようにしてもよい。また、例えば、大入賞口開放中コマンドにかぎらず、大入賞口開放後指定コマンドを用いて共通演出継続回数を通知するようにしてもよい。
It should be noted that the number of times of continuous production is not limited to the command for opening the grand prize opening for specifying the
また、既に大当り種別を決定した後であれば、例えば、大当り遊技開始時にかぎらず、その前の変動表示の開始時において、抽選処理を行って共通演出継続回数を決定するようにしてもよい。この場合、変動表示開始時に送信されるコマンド(例えば、表示結果指定コマンド)を用いて共通演出継続回数を通知するようにしてもよい。 Further, after the big hit type has already been determined, for example, the lottery process may be performed to determine the number of times of common effect continuation at the start of the previous variable display, not only at the start of the big hit game. In this case, the number of times of common effect continuation may be notified using a command (for example, a display result designation command) transmitted at the start of variable display.
また、先に大当り種別を決定してから共通演出継続回数を決定するのではなく、先に抽選処理を行って共通演出継続回数を決定してから大当り種別を決定するように構成してもよい。 Further, instead of determining the jackpot type first and then determining the number of continuations of common effects, the lottery process may be performed first to determine the number of times of continuation of common effects and then the jackpot type may be determined. .
図17は、主基板31に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄プロセス処理(ステップS26)のプログラムの一例を示すフローチャートである。上述したように、特別図柄プロセス処理では第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を制御するための処理が実行される。特別図柄プロセス処理において、CPU56は、第1始動入賞口13に遊技球が入賞したことを検出するための第1始動口スイッチ13a、または第2始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための第2始動口スイッチ14bがオンしていたら、すなわち、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞が発生していたら、始動口スイッチ通過処理を実行する(ステップS311,S312)。そして、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。第1始動入賞口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aがオンしていなければ、ステップS312の始動口スイッチ通過処理を実行することなく、そのまま内部状態に応じて、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。
FIG. 17 is a flowchart showing an example of a special symbol process (step S26) program executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the main board 31. As described above, in the special symbol process, a process for controlling the first special symbol display 8a or the second
ステップS300〜S310の処理は、以下のような処理である。 The processes in steps S300 to S310 are as follows.
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄プロセスフラグの値が0であるときに実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数(合算保留記憶数)を確認する。保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数は合算保留記憶数カウンタのカウント値により確認できる。また、合算保留記憶数カウンタのカウント値が0でなければ、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示の表示結果を大当りとするか否かを決定する。大当りとする場合には大当りフラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に応じた値(この例では1)に更新する。なお、大当りフラグは、大当り遊技が終了するときにリセットされる。 Special symbol normal processing (step S300): Executed when the value of the special symbol process flag is zero. When the game control microcomputer 560 is in a state where variable display of the special symbol can be started, the game control microcomputer 560 checks the number of numerical data stored in the reserved storage number buffer (total number of reserved storage). The stored number of numerical data stored in the pending storage number buffer can be confirmed by the count value of the total pending storage number counter. If the count value of the total pending storage number counter is not 0, it is determined whether or not the display result of the variable display of the first special symbol or the second special symbol is a big hit. In case of big hit, set big hit flag. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (1 in this example) according to step S301. The jackpot flag is reset when the jackpot game ends.
変動パターン設定処理(ステップS301):特別図柄プロセスフラグの値が1であるときに実行される。また、変動パターンを決定し、その変動パターンにおける変動時間(可変表示時間:可変表示を開始してから表示結果を導出表示(停止表示)するまでの時間)を特別図柄の可変表示の変動時間とすることに決定する。また、特別図柄の変動時間を計測する変動時間タイマをスタートさせる。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に対応した値(この例では2)に更新する。 Fluctuation pattern setting process (step S301): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 1. Also, the variation pattern is determined, and the variation time in the variation pattern (variable display time: the time from the start of variable display until the display result is derived and displayed (stop display)) is defined as the variation display variation time of the special symbol. Decide to do. Also, a variable time timer for measuring the special symbol variable time is started. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (2 in this example) corresponding to step S302.
表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302):特別図柄プロセスフラグの値が2であるときに実行される。演出制御用マイクロコンピュータ100に、表示結果指定コマンドを送信する制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に対応した値(この例では3)に更新する。
Display result designation command transmission process (step S302): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 2. Control for transmitting a display result designation command to the
特別図柄変動中処理(ステップS303):特別図柄プロセスフラグの値が3であるときに実行される。変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動時間が経過(ステップS301でセットされる変動時間タイマがタイムアウトすなわち変動時間タイマの値が0になる)すると、演出制御用マイクロコンピュータ100に、図柄確定指定コマンドを送信する制御を行い、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に対応した値(この例では4)に更新する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する図柄確定指定コマンドを受信すると演出表示装置9において第4図柄が停止されるように制御する。
Special symbol changing process (step S303): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 3. When the variation time of the variation pattern selected in the variation pattern setting process elapses (the variation time timer set in step S301 times out, that is, the variation time timer value becomes 0), the
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄プロセスフラグの値が4であるときに実行される。大当りフラグがセットされている場合に、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、小当りフラグがセットされている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値が4となったことにもとづいて、後述するように、特別図柄表示制御処理において特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データが特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定され(図32参照)、ステップS22の表示制御処理において出力バッファの設定内容に応じて実際に特別図柄の停止図柄が停止表示される。 Special symbol stop process (step S304): executed when the value of the special symbol process flag is 4. When the big hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (5 in this example) corresponding to step S305. If the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (8 in this example) corresponding to step S308. If neither the big hit flag nor the small hit flag is set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S300 (in this example, 0). In this embodiment, as will be described later, a special symbol display control for stopping and displaying a special symbol stop symbol in the special symbol display control process based on the fact that the value of the special symbol process flag is 4. The data is set in the output buffer for setting the special symbol display control data (see FIG. 32), and the stop symbol of the special symbol is actually stopped and displayed according to the setting contents of the output buffer in the display control processing in step S22.
大入賞口開放前処理(ステップS305):特別図柄プロセスフラグの値が5であるときに実行される。大入賞口開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に対応した値(この例では6)に更新する。なお、大入賞口開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、第1ラウンドを開始する場合には、大入賞口開放前処理は大当り遊技を開始する処理でもある。 Preliminary winning opening opening process (step S305): This is executed when the value of the special symbol process flag is 5. In the pre-opening process for the big prize opening, control for opening the big prize opening is performed. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the solenoid 21 is driven to open the big prize opening. Also, the execution time of the special prize opening opening process is set by the timer, and the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S306 (6 in this example). The pre-opening process for the big winning opening is executed for each round, but when the first round is started, the pre-opening process for the big winning opening is also a process for starting the big hit game.
大入賞口開放中処理(ステップS306):特別図柄プロセスフラグの値が6であるときに実行される。大当り遊技状態中のラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS307に対応した値(この例では7)に更新する。
Large winning opening open process (step S306): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 6. A control for transmitting an effect control command for round display during the big hit gaming state to the
大当り終了処理(ステップS307):特別図柄プロセスフラグの値が7であるときに実行される。大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。また、遊技状態を示すフラグ(例えば、確変フラグや時短フラグ)をセットする処理を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Big hit end process (step S307): executed when the value of the special symbol process flag is 7. Control is performed to cause the
小当り開放前処理(ステップS308):特別図柄プロセスフラグの値が8であるときに実行される。小当り開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS309に対応した値(この例では9)に更新する。なお、小当り開放前処理は小当り遊技中の大入賞口の開放毎に実行されるが、小当り遊技中の最初の開放を開始する場合には、小当り開放前処理は小当り遊技を開始する処理でもある。 Small hit release pre-processing (step S308): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 8. In the pre-opening process for small hits, control is performed to open the big prize opening. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the solenoid 21 is driven to open the big prize opening. Also, the execution time of the special prize opening opening process is set by the timer, and the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S309 (9 in this example). Note that the pre-opening process for small hits is executed every time the big winning opening during the small hit game is opened. It is also a process to start.
小当り開放中処理(ステップS309):特別図柄プロセスフラグの値が9であるときに実行される。大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ大入賞口の開放回数が残っている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に対応した値(この例では8)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS310に対応した値(この例では10(10進数))に更新する。 Small hit release processing (step S309): executed when the value of the special symbol process flag is 9. Processing to confirm the establishment of the closing condition of the big prize opening is performed. When the closing condition of the big prize opening is satisfied and the number of opening of the big prize opening still remains, the internal state (special symbol process flag) is set to a value (8 in this example) corresponding to step S308. Update. When all rounds are completed, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S310 (in this example, 10 (decimal number)).
小当り終了処理(ステップS310):特別図柄プロセスフラグの値が10であるときに実行される。小当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Small hit end process (step S310): executed when the value of the special symbol process flag is 10. Control is performed to cause the
図18は、ステップS312の始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、まず、第1始動口スイッチ13aがオン状態であるか否かを確認する(ステップS211)。第1始動口スイッチ13aがオン状態であれば、CPU56は、第1保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第1保留記憶数をカウントするための第1保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS212)。第1始動口スイッチ13aがオン状態でない場合や、第1保留記憶数が上限値に達している場合には、ステップS217に移行する。 FIG. 18 is a flowchart showing the start-port switch passing process in step S312. In the start port switch passing process, the CPU 56 first checks whether or not the first start port switch 13a is in an ON state (step S211). If the first start port switch 13a is on, the CPU 56 determines whether or not the first reserved memory number has reached the upper limit (specifically, the first reserved memory for counting the first reserved memory number). It is confirmed whether or not the value of the number counter is 4 (step S212). If the first start port switch 13a is not in the ON state, or if the first reserved memory number has reached the upper limit value, the process proceeds to step S217.
第1保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第1保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS213)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS214)。次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第1保留記憶バッファ(図19参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS215)。なお、ステップS215の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、小当り種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第1特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
If the first reserved memory number has not reached the upper limit value, the CPU 56 increases the value of the first reserved memory number counter by 1 (step S213), and the value of the total reserved memory number counter for counting the total reserved memory number Is increased by 1 (step S214). Next, the CPU 56 extracts values from the
図19は、保留記憶に対応する乱数等を保存する領域(保留バッファ)の構成例を示す説明図である。図19に示すように、第1保留記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。また、第2保留記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。この実施の形態では、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファには、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、小当り種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が記憶される。なお、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファは、RAM55に形成されている。 FIG. 19 is an explanatory diagram showing a configuration example of an area (hold buffer) for storing random numbers and the like corresponding to the hold memory. As shown in FIG. 19, a storage area corresponding to the upper limit value (4 in this example) of the first reserved storage number is secured in the first reserved storage buffer. In addition, a storage area corresponding to the upper limit value of the second reserved storage number (4 in this example) is secured in the second reserved storage buffer. In this embodiment, the first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer include a random R (big hit determination random number) that is a hardware random number, a big hit type determination random number (random 1) that is a software random number, a small random number. A hit type determination random number (random 2) and a variation pattern determination random number (random 3) are stored. The first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer are formed in the RAM 55.
そして、CPU56は、第1保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行い(ステップS216)、ステップS217に移行する。 Then, the CPU 56 performs control to transmit the first reserved memory number addition designation command to the effect control microcomputer 100 (step S216), and proceeds to step S217.
ステップS217では、CPU56は、第2始動口スイッチ14aがオン状態であるか否かを確認する。第1始動口スイッチ13aがオン状態であれば、CPU56は、第2保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第2保留記憶数をカウントするための第2保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(ステップS218)。第2始動口スイッチ14aがオン状態でない場合や、第2保留記憶数が上限値に達している場合には、そのまま処理を終了する。
In step S217, the CPU 56 checks whether or not the second
第2保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第2保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS219)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(ステップS220)。次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第2保留記憶バッファ(図19参照)における保存領域に格納する処理を実行する(ステップS221)。なお、ステップS221の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)、小当り種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第2特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
If the second reserved memory number has not reached the upper limit value, the CPU 56 increases the value of the second reserved memory number counter by 1 (step S219), and the value of the aggregate reserved memory number counter for counting the total reserved memory number Is increased by 1 (step S220). Next, the CPU 56 extracts values from the
そして、CPU56は、第2保留記憶数加算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行い(ステップS222)、処理を終了する。 Then, the CPU 56 performs control to transmit the second reserved memory number addition designation command to the effect control microcomputer 100 (step S222), and ends the process.
図20および図21は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、合算保留記憶数の値を確認する(ステップS51)。具体的には、合算保留記憶数カウンタのカウント値を確認する。合算保留記憶数が0であれば、まだ客待ちデモ指定コマンドを送信していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して客待ちデモ指定コマンドを送信する制御を行い(ステップS52)、処理を終了する。なお、例えば、CPU56は、ステップS52で客待ちデモ指定コマンドを送信すると、客待ちデモ指定コマンドを送信したことを示す客待ちデモ指定コマンド送信済フラグをセットする。そして、客待ちデモ指定コマンドを送信した後に次回のタイマ割込以降の特別図柄通常処理を実行する場合には、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグがセットされていることにもとづいて重ねて客待ちデモ指定コマンドを送信しないように制御すればよい。また、この場合、客待ちデモ指定コマンド送信済フラグは、次回の特別図柄の変動表示が開始されるときにリセットされるようにすればよい。 20 and 21 are flowcharts showing the special symbol normal process (step S300) in the special symbol process. In the special symbol normal process, the CPU 56 confirms the value of the total pending storage number (step S51). Specifically, the count value of the total pending storage number counter is confirmed. If the total pending storage number is 0, if the customer waiting demonstration designation command has not yet been transmitted, control is performed to transmit the customer waiting demonstration designation command to the production control microcomputer 100 (step S52), and the processing is performed. finish. For example, when the CPU 56 transmits a customer waiting demonstration designation command in step S52, the CPU 56 sets a customer waiting demonstration designation command transmitted flag indicating that the customer waiting demonstration designation command has been transmitted. When the special symbol normal processing after the next timer interruption is executed after sending the customer waiting demo designation command, the customer waiting demonstration request command is repeatedly set based on the fact that the customer waiting demo designation command transmission completed flag is set. Control should be performed so that the demo designation command is not transmitted. In this case, the customer waiting demonstration designation command transmission completion flag may be reset when the next special symbol variation display is started.
合算保留記憶数が0でなければ、CPU56は、第2保留記憶数が0であるか否かを確認する(ステップS53)。具体的には、第2保留記憶数カウンタの値が0であるか否かを確認する。第2保留記憶数が0でなければ、CPU56は、特別図柄ポインタ(第1特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのか第2特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのかを示すフラグ)に「第2」を示すデータを設定する(ステップS54)。第2保留記憶数が0であれば(すなわち、第1保留記憶数のみが溜まっている場合)には、CPU66は、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータを設定する(ステップS55)。
If the total reserved memory number is not 0, the CPU 56 checks whether or not the second reserved memory number is 0 (step S53). Specifically, it is confirmed whether or not the value of the second reserved memory number counter is zero. If the second reserved memory number is not 0, the CPU 56 has a special symbol pointer (a flag indicating whether the special symbol process is being performed for the first special symbol or the special symbol process is being performed for the second special symbol). Is set to data indicating “second” (step S54). If the second reserved memory number is 0 (that is, only the first reserved memory number is accumulated), the
この実施の形態では、ステップS53〜S55の処理が実行されることによって、第1特別図柄の変動表示に対して、第2特別図柄の変動表示が優先して実行される。言い換えれば、第2特別図柄の変動表示を開始させるための第2の開始条件が第1特別図柄の変動表示を開始させるための第1の開始条件に優先して成立するように制御される。 In this embodiment, by performing the processing of steps S53 to S55, the variation display of the second special symbol is executed with priority over the variation display of the first special symbol. In other words, control is performed so that the second start condition for starting the variable display of the second special symbol is established in preference to the first start condition for starting the variable display of the first special symbol.
次いで、CPU56は、RAM55において、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する(ステップS56)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数バッファにおける第1保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2保留記憶数バッファにおける第2保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。 Next, the CPU 56 reads out each random number value stored in the storage area corresponding to the reserved storage number = 1 indicated by the special symbol pointer in the RAM 55 and stores it in the random number buffer area of the RAM 55 (step S56). Specifically, when the special symbol pointer indicates “first”, the CPU 56 determines each disturbance stored in the storage area corresponding to the first reserved memory number = 1 in the first reserved memory number buffer. The numerical value is read and stored in the random number buffer area of the RAM 55. In addition, when the special symbol pointer indicates “second”, the CPU 56 reads each random number value stored in the storage area corresponding to the second reserved memory number = 1 in the second reserved memory number buffer. And stored in the random number buffer area of the RAM 55.
そして、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、各保存領域の内容をシフトする(ステップS57)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第1保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。また、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第2保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。 Then, the CPU 56 decrements the count value of the reserved storage number counter indicated by the special symbol pointer, and shifts the contents of each storage area (step S57). Specifically, when the special symbol pointer indicates “first”, the CPU 56 decrements the count value of the first reserved memory number counter by 1 and saves each storage area in the first reserved memory number buffer. Shift the contents of. When the special symbol pointer indicates “second”, the count value of the second reserved memory number counter is decremented by 1, and the contents of each storage area in the second reserved memory number buffer are shifted.
すなわち、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、RAM55の第1保留記憶数バッファにおいて第1保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第1保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。また、特別図柄ポインタが「第2」を示す場合に、RAM55の第2保留記憶数バッファにおいて第2保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第2保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。 That is, when the special symbol pointer indicates “first”, the CPU 56 saves the first reserved memory number = n (n = 2, 3, 4) in the first reserved memory number buffer of the RAM 55. Are stored in a storage area corresponding to the first reserved memory number = n−1. Further, when the special symbol pointer indicates “second”, it is stored in the storage area corresponding to the second reserved memory number = n (n = 2, 3, 4) in the second reserved memory number buffer of the RAM 55. Each random number value is stored in a storage area corresponding to the second reserved memory number = n−1.
よって、各第1保留記憶数(または、各第2保留記憶数)に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、第1保留記憶数(または、第2保留記憶数)=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。 Therefore, the order in which each random value stored in each storage area corresponding to each first reserved memory number (or each second reserved memory number) is extracted is always the first reserved memory number (or (Second reserved storage number) = 1, 2, 3, 4 in order.
そして、CPU56は、合算保留記憶数の値を1減らす。すなわち、合算保留記憶数カウンタのカウント値を1減算する(ステップS58)。なお、CPU56は、カウント値が1減算される前の合算保留記憶数カウンタの値をRAM55の所定の領域に保存する。 Then, the CPU 56 decreases the value of the total pending storage number by one. That is, 1 is subtracted from the count value of the total pending storage number counter (step S58). The CPU 56 stores the value of the total pending storage number counter before the count value is decremented by 1 in a predetermined area of the RAM 55.
また、CPU56は、現在の遊技状態に応じて背景指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS60)。この場合、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされている場合には、確変状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、確変フラグがセットされておらず、時短状態であることを示す時短フラグがセットされている場合には、時短状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、確変フラグも時短フラグもセットされていなければ、通常状態背景指定コマンドを送信する制御を行う。
Moreover, CPU56 performs control which transmits a background designation | designated command to the
なお、この実施の形態では、変動ごとに背景指定コマンドを毎回送信する場合を示しているが、例えば、変動開始時に前回の変動時から遊技状態が変化したか否かを判定するようにし、遊技状態が変化した場合にのみ変化後の遊技状態に応じた背景指定コマンドを送信するようにしてもよい。そのように構成すれば、背景指定コマンドの送信回数を低減することができ、遊技制御用マイクロコンピュータ560の処理負担を軽減することができる。 Note that, in this embodiment, the background designation command is transmitted every time for each variation. Only when the state changes, the background designation command corresponding to the changed gaming state may be transmitted. With such a configuration, the number of transmissions of the background designation command can be reduced, and the processing burden on the game control microcomputer 560 can be reduced.
なお、具体的には、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送信する際に、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブル(あらかじめROMにコマンド毎に設定されている)のアドレスをポインタにセットする。そして、演出制御コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットして、演出制御コマンド制御処理(ステップS28)において演出制御コマンドを送信する。なお、この実施の形態では、特別図柄の変動を開始するときに、タイマ割込ごとに、背景指定コマンド、変動パターンコマンド、表示結果指定コマンド、保留記憶数減算指定コマンドの順に演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されることになる。具体的には、特別図柄の変動を開始するときに、まず、背景指定コマンドが送信され、4ms経過後に変動パターンコマンドが送信され、さらに4ms経過後に表示結果指定コマンドが送信され、さらに4ms経過後に保留記憶数減算指定コマンドが送信される。なお、特別図柄の変動を開始するときにはさらに図柄変動指定コマンド(第1図柄変動指定コマンド、第2図柄変動指定コマンド)も送信されるが、図柄変動指定コマンドは、変動パターンコマンドと同じタイマ割込において演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信される。
Specifically, when the CPU 56 transmits an effect control command to the
特別図柄通常処理では、最初に、第1始動入賞口13を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータすなわち第1特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータ、または第2始動入賞口14を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータすなわち第2特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータが、特別図柄ポインタに設定される。そして、特別図柄プロセス処理における以降の処理では、特別図柄ポインタに設定されているデータに応じた処理が実行される。よって、ステップS300〜S310の処理を、第1特別図柄を対象とする場合と第2特別図柄を対象とする場合とで共通化することができる。
In the special symbol normal process, first, data indicating “first” indicating that the process is executed for the first
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域からランダムR(大当り判定用乱数)を読み出し、大当り判定モジュールを実行する。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り判定用乱数を読み出し、大当り判定を行う。大当り判定モジュールは、あらかじめ決められている大当り判定値や小当り判定値(図9参照)と大当り判定用乱数とを比較し、それらが一致したら大当りや小当りとすることに決定する処理を実行するプログラムである。すなわち、大当り判定や小当り判定の処理を実行するプログラムである。 Next, the CPU 56 reads a random R (a jackpot determination random number) from the random number buffer area and executes a jackpot determination module. In this case, the CPU 56 reads out the jackpot determination random numbers extracted in steps S215 and S221 of the start port switch passage processing and stored in advance in the first hold storage buffer and the second hold storage buffer, and performs the jackpot determination. The big hit determination module compares the big hit determination value or the small hit determination value (see FIG. 9) determined in advance with the big hit determination random number, and if they match, executes the process of determining the big hit or the small hit It is a program to do. That is, it is a program that executes a big hit determination or a small hit determination process.
大当り判定の処理では、遊技状態が確変状態(高確率状態)の場合は、遊技状態が非確変状態(通常遊技状態および時短状態)の場合よりも、大当りとなる確率が高くなるように構成されている。具体的には、あらかじめ大当り判定値の数が多く設定されている確変時大当り判定テーブル(ROM54における図9(A)の右側の数値が設定されているテーブル)と、大当り判定値の数が確変大当り判定テーブルよりも少なく設定されている通常時大当り判定テーブル(ROM54における図9(A)の左側の数値が設定されているテーブル)とが設けられている。そして、CPU56は、遊技状態が確変状態であるか否かを確認し、遊技状態が確変状態であるときは、確変時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行い、遊技状態が通常遊技状態や時短状態であるときは、通常時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図9(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当りとすることに決定する。大当りとすることに決定した場合には(ステップS61)、ステップS71に移行する。なお、大当りとするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、特別図柄表示器における停止図柄を大当り図柄とするか否か決定するということでもある。
The jackpot determination process is configured such that when the gaming state is a probable change state (high probability state), the probability of a big hit is higher than when the gaming state is a non-probability change state (normal game state and short-time state). ing. Specifically, a jackpot determination table (a table in which the numerical value on the right side of FIG. 9A in the
なお、現在の遊技状態が確変状態であるか否かの確認は、確変フラグがセットされているか否かにより行われる。確変フラグは、遊技状態を確変状態に移行するときにセットされ、確変状態を終了するときにリセットされる。具体的には、確変大当りまたは突然確変大当りとすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、大当りと決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。 Note that whether or not the current gaming state is the probability variation state is determined by whether or not the probability variation flag is set. The probability variation flag is set when the gaming state is shifted to the probability variation state, and is reset when the probability variation state is terminated. Specifically, it is determined to be a probable big hit or suddenly probable big hit, and is set in the process of ending the big hit game, and when the big hit is determined, the special symbol variation display is terminated and the stop symbol is stopped and displayed. Reset at timing.
大当り判定用乱数(ランダムR)の値がいずれの大当り判定値にも一致しなければ(ステップS61のN)、CPU56は、小当り判定テーブル(図9(B),(C)参照)を使用して小当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図9(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りとすることに決定する。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示すデータを確認し、特別図柄ポインタが示すデータが「第1」である場合には、図9(B)に示す小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。また、特別図柄ポインタが示すデータが「第2」である場合には、図9(C)に示す小当り判定テーブル(第2特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。そして、小当りとすることに決定した場合には(ステップS62)、CPU56は、小当りであることを示す小当りフラグをセットする(ステップS63)。 If the value of the big hit determination random number (random R) does not match any of the big hit determination values (N in step S61), the CPU 56 uses the small hit determination table (see FIGS. 9B and 9C). Then, the small hit determination process is performed. That is, when the value of the big hit determination random number (random R) matches one of the small hit determination values shown in FIGS. 9B and 9C, the CPU 56 determines that the special symbol is a small hit. In this case, the CPU 56 confirms the data indicated by the special symbol pointer. When the data indicated by the special symbol pointer is “first”, the small hit determination table (for the first special symbol) shown in FIG. ) To determine whether or not to make a small hit. If the data indicated by the special symbol pointer is “second”, it is determined whether or not to make a small hit using the small hit determination table (for the second special symbol) shown in FIG. 9C. . When it is determined that a small hit is made (step S62), the CPU 56 sets a small hit flag indicating that it is a small hit (step S63).
次いで、CPU56は、小当り種別判定テーブル(図11参照)を用いて、乱数バッファ領域に格納された小当り種別判定用の乱数(ランダム2)の値と一致する値に対応した種別(「小当り1」または「小当り2」)を小当りの種別に決定する(ステップS64)。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した小当り種別判定用乱数を読み出し、小当り種別の決定を行う。 Next, the CPU 56 uses the small hit type determination table (see FIG. 11) to select a type corresponding to the value that matches the value of the random number (random 2) for determining the small hit type stored in the random number buffer area (“small”). "1 per hit" or "2 per small hit") is determined as the small hit type (step S64). In this case, the CPU 56 reads the small hit type determination random numbers extracted in steps S215 and S221 of the start port passing process and stored in advance in the first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer, and determines the small hit type. I do.
また、CPU56は、決定した小当りの種別を示すデータをRAM55における小当り種別バッファに設定する(ステップS65)。例えば、小当り種別が「小当り1」の場合には小当り種別を示すデータとして「01」が設定され、小当り種別が「小当り2」の場合には小当り種別を示すデータとして「02」が設定される。そして、ステップS75に移行する。
Further, the CPU 56 sets data indicating the determined small hit type in the small hit type buffer in the RAM 55 (step S65). For example, when the small hit type is “
なお、ランダムRの値が大当り判定値および小当り判定値のいずれにも一致しない場合には(ステップS62のN)、すなわち、はずれである場合には、そのままステップS75に移行する。 If the random R value does not match either the big hit determination value or the small hit determination value (N in step S62), that is, if it is out of place, the process proceeds to step S75 as it is.
ステップS71では、CPU56は、大当りであることを示す大当りフラグをセットする。そして、大当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、特別図柄ポインタが示す方の大当り種別判定テーブルを選択する(ステップS72)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、図10(A)に示す第1特別図柄用の大当り種別判定用テーブルを選択する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、図10(B)に示す第2特別図柄用の大当り種別判定用テーブルを選択する。 In step S71, the CPU 56 sets a big hit flag indicating that it is a big hit. Then, the jackpot type determination table indicated by the special symbol pointer is selected as a table used to determine the jackpot type as one of a plurality of types (step S72). Specifically, when the special symbol pointer indicates “first”, the CPU 56 selects the jackpot type determination table for the first special symbol shown in FIG. When the special symbol pointer indicates “second”, the CPU 56 selects the big hit type determination table for the second special symbol shown in FIG.
次いで、CPU56は、選択した大当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納された大当り種別判定用の乱数(ランダム1)の値と一致する値に対応した種別(「通常大当り」、「確変大当り」、または「突然確変大当り」)を大当りの種別に決定する(ステップS73)。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り種別判定用乱数を読み出し、大当り種別の決定を行う。また、この場合に、図10に示すように、第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、突然確変大当りが選択される割合が高い。 Next, the CPU 56 uses the selected jackpot type determination table to select a type (“normal jackpot”, “probability change”) corresponding to the value of the random number for random determination (random 1) stored in the random number buffer area. "Big hit" or "Sudden probability change big hit") is determined as the type of big hit (step S73). In this case, the CPU 56 reads out the jackpot type determination random numbers extracted in steps S215 and S221 of the start port switch passing process and stored in advance in the first hold memory buffer and the second hold memory buffer, and determines the jackpot type. . Further, in this case, as shown in FIG. 10, when the variation display of the first special symbol is executed, the sudden probability variation big hit is selected as compared with the case where the variation display of the second special symbol is executed. The rate that is done is high.
また、CPU56は、決定した大当りの種別を示すデータをRAM55における大当り種別バッファに設定する(ステップS74)。例えば、大当り種別が「通常大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「01」が設定され、大当り種別が「確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「02」が設定され、大当り種別が「突然確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「03」が設定される。 Further, the CPU 56 sets data indicating the determined jackpot type in the jackpot type buffer in the RAM 55 (step S74). For example, when the big hit type is “normal big hit”, “01” is set as data indicating the big hit type, and when the big hit type is “probable big hit”, “02” is set as the data indicating the big hit type, When the big hit type is “suddenly probable big hit”, “03” is set as data indicating the big hit type.
次いで、CPU56は、特別図柄の停止図柄を決定する(ステップS75)。具体的には、大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、はずれ図柄となる「−」を特別図柄の停止図柄に決定する。大当りフラグがセットされている場合には、大当り種別の決定結果に応じて、大当り図柄のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。例えば、大当り種別を「突然確変大当り」に決定した場合には「1」を特別図柄の停止図柄に決定し、「通常大当り」に決定した場合には「3」を特別図柄の停止図柄に決定する。また、「確変大当り」に決定した場合には「7」を特別図柄の停止図柄に決定する。さらに、小当りフラグがセットされている場合には、小当り図柄となる「2」を特別図柄の停止図柄に決定する。 Next, the CPU 56 determines a special symbol stop symbol (step S75). Specifically, when neither the big hit flag nor the small hit flag is set, “−” which is a loss symbol is determined as a special symbol stop symbol. When the big hit flag is set, one of the big hit symbols is determined as a special symbol stop symbol according to the determination result of the big hit type. For example, if the jackpot type is determined to be “suddenly promiscuous jackpot”, “1” is determined as a special symbol stop symbol, and if “normal jackpot” is determined, “3” is determined as a special symbol stop symbol. To do. In addition, when “probability big hit” is determined, “7” is determined as a special symbol stop symbol. Further, when the small hit flag is set, “2” as the small hit symbol is determined as the special symbol stop symbol.
なお、この実施の形態では、まず大当り種別を決定し、決定した大当り種別に対応する特別図柄の停止図柄を決定する場合を示したが、大当り種別および特別図柄の停止図柄の決定方法は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、あらかじめ特別図柄の停止図柄と大当り種別とを対応付けたテーブルを用意しておき、大当り種別決定用乱数にもとづいてまず特別図柄の停止図柄を決定すると、その決定結果にもとづいて対応する大当り種別も決定されるように構成してもよい。 In this embodiment, the case where the jackpot type is first determined and the stop symbol of the special symbol corresponding to the determined jackpot type is shown, but the method for determining the jackpot type and the stop symbol of the special symbol is as follows. It is not limited to what is shown in the embodiment. For example, a table in which a special symbol stop symbol and a jackpot type are associated in advance is prepared, and a special symbol stop symbol is first determined based on a random number for determining the big hit type. You may comprise so that a classification may also be determined.
そして、特別図柄プロセスフラグの値を変動パターン設定処理(ステップS301)に対応した値に更新する(ステップS76)。 Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the variation pattern setting process (step S301) (step S76).
図22および図23は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(ステップS301)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、まず、共通演出の実行期間中であることを示す共通演出フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS81)。セットされていなければ、CPU56は、変動パターンの決定に用いる変動パターンテーブルとして、通常時用変動パターンテーブル(図7参照)を選択する(ステップS82)。次いで、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS83)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、大当り種別が「突然確変大当り」であるか否かを確認する(ステップS84)。なお、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で設定された大当り種別を示すデータが「03」であるか否かを確認することによって、「突然確変大当り」であるか否かを判定できる。「突然確変大当り」であれば、CPU56は、小当り/突然確変大当り用の変動パターン(特殊PG1。図7参照。)を用いることに決定する(ステップS85)。 22 and 23 are flowcharts showing the variation pattern setting process (step S301) in the special symbol process. In the variation pattern setting process, the CPU 56 first checks whether or not the common effect flag indicating that the common effect is being executed is set (step S81). If not set, the CPU 56 selects the normal variation pattern table (see FIG. 7) as the variation pattern table used to determine the variation pattern (step S82). Next, the CPU 56 checks whether or not the big hit flag is set (step S83). When the big hit flag is set, the CPU 56 checks whether or not the big hit type is “suddenly probable big hit” (step S84). Specifically, it is determined whether or not the data indicating the jackpot type set in step S74 of the special symbol normal process is “03”, thereby determining whether or not the “suddenly probable big hit”. it can. If it is “suddenly probable big hit”, the CPU 56 decides to use a variation pattern (special PG1, see FIG. 7) for small hit / sudden probable big hit (step S85).
「突然確変大当り」でなければ(すなわち、「通常大当り」または「確変大当り」であれば)、CPU56は、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム3(変動パターン判定用乱数)を読み出し、読み出した変動パターン判定用乱数を用いた抽選処理によって大当り用の変動パターンを決定する(ステップS86)。具体的には、図7に示す大当り用の変動パターン(リーチPE1・・・)の中から、変動表示に用いる変動パターンを決定する。 If it is not “suddenly promiscuous big hit” (that is, “normal big hit” or “probable big hit”), the CPU 56 selects random 3 (variation pattern) from the random number buffer area (first holding storage buffer or second holding storage buffer). (Random number for determination) is read, and the variation pattern for big hit is determined by lottery processing using the read random number for variation pattern determination (step S86). Specifically, the variation pattern used for the variation display is determined from the variation pattern (reach PE1...) For jackpot shown in FIG.
大当りフラグがセットされていなければ、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS87)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、小当り/突然確変大当り用の変動パターン(特殊PG1。図7参照。)を用いることに決定する(ステップS85)。 If the big hit flag is not set, the CPU 56 checks whether or not the small hit flag is set (step S87). If the small hit flag is set, the CPU 56 determines to use the variation pattern for special hit / sudden probability sudden change big hit (special PG1, see FIG. 7) (step S85).
小当りフラグがセットされていなければ(すなわち、「はずれ」であれば)、CPU56は、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム3(変動パターン判定用乱数)を読み出し、読み出した変動パターン判定用乱数と遊技状態および合算保留記憶数とにもとづいて、はずれ用の変動パターンを決定する(ステップS89)。 If the small hit flag is not set (that is, if it is “out of”), the CPU 56 calculates random 3 (random number for variation pattern determination) from the random number buffer area (first reserved storage buffer or second reserved storage buffer). Based on the read random number for variation pattern determination, the game state, and the total number of pending storages, a variation pattern for loss is determined (step S89).
ステップS89では、遊技状態が通常状態である場合には、図7に示す変動パターンのうち通常状態用の非リーチPA1〜3およびリーチPD1・・・の中から、変動表示に用いる変動パターンを選択する。ただし、非リーチPA2の短縮変動の変動パターンに関しては、合算保留記憶数が3〜4個であるときに選択される場合がある。また、非リーチPA3の短縮変動の変動パターンに関しては、合算保留記憶数が5〜8個であるときに選択される場合がある。なお、遊技状態が通常状態であるか否かは、具体的には、確変状態であることを示す確変フラグおよび時短状態であることを示す時短フラグのいずれもセットされていないことにもとづいて判定することができる。また、合算保留記憶数は、合算保留記憶数カウンタの値を確認することによって判定できる。 In step S89, when the gaming state is the normal state, the variation pattern used for the variation display is selected from the non-reach PA1 to 3 and the reach PD1. To do. However, the variation pattern of the non-reach PA2 shortening variation may be selected when the total number of pending storages is 3-4. In addition, the variation pattern of the non-reach PA3 shortening variation may be selected when the total number of pending storages is 5 to 8. Specifically, whether or not the gaming state is the normal state is determined based on whether neither the probability variation flag indicating the probability variation state nor the time reduction flag indicating the time reduction state is set. can do. Further, the total pending storage number can be determined by checking the value of the total pending storage number counter.
また、遊技状態が確変状態である場合には、図7に示す変動パターンのうち確変状態用の非リーチPB1〜2およびリーチPD1・・・の中から、変動表示に用いる変動パターンを選択する。ただし、非リーチPB2の短縮変動の変動パターンに関しては、合算保留記憶数が2〜8個であるときに選択される場合がある。なお、遊技状態が確変状態であるか否かは、具体的には、確変フラグがセットされていることにもとづいて判定することができる。また、合算保留記憶数は、合算保留記憶数カウンタの値を確認することによって判定できる。 Further, when the gaming state is a probability variation state, a variation pattern used for variation display is selected from the variation patterns shown in FIG. 7 from the non-reach PB1-2 for the probability variation state and the reach PD1. However, the fluctuation pattern of the shortening fluctuation of the non-reach PB2 may be selected when the total number of pending storage is 2 to 8. Note that whether or not the gaming state is the probability variation state can be specifically determined based on the fact that the probability variation flag is set. Further, the total pending storage number can be determined by checking the value of the total pending storage number counter.
また、遊技状態が時短状態である場合には、図7に示す変動パターンのうち時短状態用の非リーチPC1〜2およびリーチPD1・・・の中から、変動表示に用いる変動パターンを選択する。ただし、非リーチPC2の短縮変動の変動パターンに関しては、合算保留記憶数が2〜8個であるときに選択される場合がある。なお、遊技状態が時短状態であるか否かは、具体的には、時短フラグのみがセットされ、確変フラグがセットされていないことにもとづいて判定することができる。また、合算保留記憶数は、合算保留記憶数カウンタの値を確認することによって判定できる。
Further, when the gaming state is the short-time state, a variation pattern used for variation display is selected from the
なお、この実施の形態では、確変状態や時短状態に制御される場合には高ベース状態に制御されるのであるから、第2始動入賞口14に始動入賞しやすくなり第2特別図柄の変動表示が実行される頻度が高い(しかも、第2特別図柄の変動表示が優先実行されるのであるから、確変状態や時短状態である場合には殆ど第2特別図柄の変動表示が実行されることになる)。そして、上記に説明したように、確変状態や時短状態である場合には、通常状態と比較してより変動時間が短い非リーチPB2や非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンが選択される場合がある(すなわち、通常状態である場合に選択される非リーチPA2や非リーチPA3の短縮変動用の変動パターンでは変動時間が4秒や2秒であるのに対して、確変状態や時短状態である場合に選択される非リーチPB2や非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンでは変動時間が1秒である)とともに、通常状態である場合と比較して保留記憶数がより少ない場合であっても非リーチPB2や非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンが選択される場合がある(すなわち、通常状態である場合には、保留記憶数が3〜8個のときにのみ非リーチPA2や非リーチPA3の短縮変動用の変動パターンが選択される場合があるのに対して、確変状態や時短状態である場合には、保留記憶数が2個以上であれば非リーチPB2や非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンが選択される場合がある)。従って、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、確変状態や時短状態に制御されている頻度が高く、第1特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、変動時間が短縮される割合が高い。この実施の形態では、既に述べたように、第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、15ラウンドの大当りと決定される割合が高く遊技価値の高い大当りとなりやすいのであるが、上記のように構成することによって、遊技価値の高い大当りとなりやすい第2特別図柄の変動表示が実行されるときには、変動時間が短縮される割合を高めて稼働率を向上させている。また、この実施の形態では、上記のように構成することによって、保留記憶数が多くなるに従って変動時間が短縮される割合を高めて稼働率を向上させている。
In this embodiment, when it is controlled to the probability variation state or the short time state, it is controlled to the high base state, so that it is easy to make a start winning at the second
ただし、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示を実行する場合や保留記憶数が多い場合であっても、共通演出の実行期間中である場合には、図6に示す変動時間がある程度長い(例えば、15秒)共通演出時用の変動パターンを選択するように構成されている。そのため、少なくとも共通演出の実行期間中である場合には短縮変動用の変動パターンを選択不能とすることによって、共通演出の演出時間を長く確保している。 However, in this embodiment, even when the variable display of the second special symbol is executed or when the number of reserved memories is large, the change time shown in FIG. It is configured to select a variation pattern for common effects that is somewhat long (for example, 15 seconds). For this reason, at least during the execution period of the common effect, the change pattern for shortening variation is made unselectable, thereby ensuring a long effect time for the common effect.
共通演出フラグがセットされていなければ、CPU56は、変動パターンの決定に用いる変動パターンテーブルとして、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)を選択する(ステップS90)。次いで、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS91)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、大当り種別が「突然確変大当り」であるか否かを確認する(ステップS92)。なお、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で設定された大当り種別を示すデータが「03」であるか否かを確認することによって、「突然確変大当り」であるか否かを判定できる。「突然確変大当り」であれば、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち小当り/突然確変大当り用の変動パターン(共通PK3。図6参照。)を用いることに決定する(ステップS93)。「突然確変大当り」でなければ(すなわち、「通常大当り」または「確変大当り」であれば)、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち大当り用の変動パターン(共通PK2。図6参照。)を用いることに決定する(ステップS94)。 If the common effect flag is not set, the CPU 56 selects the common effect variation pattern table (see FIG. 6) as the variation pattern table used to determine the variation pattern (step S90). Next, the CPU 56 confirms whether or not the big hit flag is set (step S91). When the big hit flag is set, the CPU 56 checks whether or not the big hit type is “suddenly probable big hit” (step S92). Specifically, it is determined whether or not the data indicating the jackpot type set in step S74 of the special symbol normal process is “03”, thereby determining whether or not the “suddenly probable big hit”. it can. If it is “sudden probability variation big hit”, the CPU 56 decides to use the variation pattern for common hit / sudden probability variation big hit (common PK3, see FIG. 6) among the variation patterns for common performance (step S93). . If it is not “suddenly promising big hit” (that is, “normal big hit” or “probable big hit”), the CPU 56 determines a big hit variation pattern (common PK2, see FIG. 6). ) Is used (step S94).
大当りフラグがセットされていなければ、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS95)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち小当り/突然確変大当り用の変動パターン(共通PK3。図6参照。)を用いることに決定する(ステップS96)。小当りフラグがセットされていなければ(すなわち、「はずれ」であれば)、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうちはずれ用の変動パターン(共通PK1。図6参照。)を用いることに決定する(ステップS97)。 If the big hit flag is not set, the CPU 56 checks whether or not the small hit flag is set (step S95). If the small hit flag is set, the CPU 56 determines to use the small hit / sudden probability variation big hit variation pattern (common PK3; see FIG. 6) among the variation patterns for the common performance (step S96). ). If the small hit flag is not set (that is, if it is “out of”), the CPU 56 uses the variation pattern for deviation (common PK1; see FIG. 6) among the variation patterns for common effects. Determine (step S97).
次いで、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の図柄変動指定コマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS98)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2図柄変動指定コマンドを送信する制御を行う。また、CPU56は、決定した変動パターンに対応する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS99)。 Next, the CPU 56 performs control to transmit the symbol variation designation command indicated by the special symbol pointer to the effect control microcomputer 100 (step S98). Specifically, when the special symbol pointer indicates “first”, the CPU 56 performs control to transmit a first symbol variation designation command. In addition, when the special symbol pointer indicates “second”, the CPU 56 performs control to transmit a second symbol variation designation command. Further, the CPU 56 performs control to transmit an effect control command (variation pattern command) corresponding to the determined variation pattern to the effect control microcomputer 100 (step S99).
次に、CPU56は、RAM55に形成されている変動時間タイマに、選択された変動パターンに対応した変動時間に応じた値を設定する(ステップS100)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)に対応した値に更新する(ステップS101)。 Next, the CPU 56 sets a value corresponding to the variation time corresponding to the selected variation pattern in the variation time timer formed in the RAM 55 (step S100). Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the display result designation command transmission process (step S302) (step S101).
図24は、表示結果指定コマンド送信処理(ステップS302)を示すフローチャートである。表示結果指定コマンド送信処理において、CPU56は、決定されている大当りの種類、小当り、はずれに応じて、表示結果1指定〜表示結果5指定のいずれかの演出制御コマンド(図12参照)を送信する制御を行う。具体的には、CPU56は、まず、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS110)。セットされていない場合には、ステップS116に移行する。大当りフラグがセットされている場合、大当りの種別が通常大当りであるときには、表示結果2指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS111,S112)。なお、通常大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「01」であるか否かを確認することによって判定できる。また、CPU56は、大当りの種別が突然確変大当りであるときには、表示結果4指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS113,S114)。なお、突然確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「03」であるか否かを確認することによって判定できる。そして、通常大当りおよび突然確変大当りのいずれでもないときには(すなわち、確変大当りであるときには)、CPU56は、表示結果3指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS115)。なお、確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「02」であるかを確認することによって判定できる。
FIG. 24 is a flowchart showing the display result designation command transmission process (step S302). In the display result designation command transmission process, the CPU 56 transmits one of the presentation control commands (
一方、CPU56は、大当りフラグがセットされていないときには(ステップS110のN)、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS116)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、表示結果5指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS117)。小当りフラグもセットされていないときは(ステップS116のN)、すなわち、はずれである場合には、CPU56は、表示結果1指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS118)。
On the other hand, when the big hit flag is not set (N in step S110), the CPU 56 checks whether or not the small hit flag is set (step S116). If the small hit flag is set, the CPU 56 performs control to transmit a
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動中処理(ステップS303)に対応した値に更新する(ステップS119)。 Then, the CPU 56 updates the value of the special symbol process flag to a value corresponding to the special symbol changing process (step S303) (step S119).
図25は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動中処理(ステップS303)を示すフローチャートである。特別図柄変動中処理において、CPU56は、まず、保留記憶数減算指定コマンドを既に送信済みであるか否かを確認する(ステップS121)。なお、保留記憶数減算指定コマンドを既に送信済みであるか否かは、例えば、後述するステップS122で保留記憶数減算指定コマンドを送信する際に保留記憶数減算指定コマンドを送信したことを示す保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグをセットするようにし、ステップS121では、その保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグがセットされているか否かを確認するようにすればよい。また、この場合、セットした保留記憶数減算指定コマンド送信済フラグは、特別図柄の変動表示を終了する際や大当りを終了する際に後述する特別図柄停止処理や大当り終了処理でリセットするようにすればよい。 FIG. 25 is a flowchart showing the special symbol changing process (step S303) in the special symbol process. In the special symbol changing process, the CPU 56 first checks whether or not the pending storage number subtraction designation command has already been transmitted (step S121). Whether or not the pending storage number subtraction designation command has already been transmitted indicates, for example, that the pending storage number subtraction designation command has been transmitted when the pending storage number subtraction designation command is transmitted in step S122 described later. The stored number subtraction designation command transmission completion flag may be set, and in step S121, it may be confirmed whether or not the pending storage number subtraction designation command transmission completion flag is set. Also, in this case, the set reserved memory number subtraction designation command transmission completion flag is reset by special symbol stop processing or jackpot end processing, which will be described later, when the special symbol fluctuation display is terminated or when the big jackpot is terminated. That's fine.
次いで、保留記憶数減算指定コマンドを送信済みでなければ、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数減算指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS122)。この場合、特別図柄ポインタに「第1」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第1保留記憶数減算指定コマンドを送信する制御を行う。また、特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第2保留記憶数減算指定コマンドを送信する制御を行う。 Next, if the reserved memory number subtraction designation command has not been transmitted, the CPU 56 performs control to transmit the reserved memory number subtraction designation command indicated by the special symbol pointer to the effect control microcomputer 100 (step S122). In this case, when a value indicating “first” is set in the special symbol pointer, the CPU 56 performs control to transmit a first reserved memory number subtraction designation command. If a value indicating “second” is set in the special symbol pointer, the CPU 56 performs control to transmit a second reserved memory number subtraction designation command.
次いで、CPU56は、変動時間タイマを1減算し(ステップS125)、変動時間タイマがタイムアウトしたら(ステップS126)、演出制御用マイクロコンピュータ100に図柄確定指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS127)。そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止処理(ステップS304)に対応した値に更新する(ステップS128)。変動時間タイマがタイムアウトしていない場合には、そのまま処理を終了する。
Next, the CPU 56
図26および図27は、特別図柄プロセス処理における特別図柄停止処理(ステップS304)を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS131)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、セットされていれば、確変状態であることを示す確変フラグや、時短状態であることを示す時短フラグ、共通演出の実行期間中であることを示す共通演出フラグ、および共通演出の実行期間中における変動表示の回数をカウントするための共通演出回数カウンタをリセットする(ステップS132)。従って、ステップS132の処理が実行されることによって、確変状態中や時短状態中に大当りが発生した場合には確変状態や時短状態が終了される。また、共通演出の実行期間中に大当りが発生した場合には、共通演出の実行期間が終了される。 FIG. 26 and FIG. 27 are flowcharts showing the special symbol stop process (step S304) in the special symbol process. In the special symbol stop process, the CPU 56 checks whether or not the big hit flag is set (step S131). When the big hit flag is set, the CPU 56 is, if it is set, the probability change flag indicating the probability change state, the time reduction flag indicating the time reduction state, and the execution period of the common effect. And a common effect number counter for counting the number of times of variable display during the execution period of the common effect are reset (step S132). Therefore, by executing the process of step S132, when a big hit occurs during the probability change state or the time reduction state, the probability change state or the time reduction state is terminated. In addition, when a big hit occurs during the execution period of the common effect, the execution period of the common effect is ended.
次いで、CPU56は、大当り種別が突然確変大当りであるか否かを確認する(ステップS133)。なお、突然確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「03」であるか否かを確認することによって判定できる。突然確変大当りであれば、ステップS140に移行する。突然確変大当りでなければ、CPU56は、特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されているか否かを確認する(ステップS134)。特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されていれば(すなわち、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合であれば)、ステップS140に移行する。 Next, the CPU 56 confirms whether or not the big hit type is suddenly probable big hit (step S133). Whether or not it is a sudden probability variation big hit can be specifically determined by checking whether or not the data set in the big hit type buffer in step S74 of the special symbol normal process is “03”. If it is a sudden probability big hit, the process proceeds to step S140. If it is not suddenly probable big hit, the CPU 56 checks whether or not a value indicating “second” is set in the special symbol pointer (step S134). If a value indicating “second” is set in the special symbol pointer (that is, if the variation display result of the second special symbol is a big hit), the process proceeds to step S140.
特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されていなければ(すなわち、第1特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合であれば)、CPU56は、通常大当りであるか否かを確認する(ステップS135)。なお、通常大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「01」であるか否かを確認することによって判定できる。通常大当りであれば、CPU56は、共通演出回数カウンタに10をセットする(ステップS136)とともに、共通演出フラグをセットし(ステップS139)、ステップS140に移行する。すなわち、ステップS136,S139の処理が実行されることによって、通常大当りとなった場合には、大当り遊技終了後、10回の変動表示を終了するまで共通演出時用変動パターンテーブルを用いて共通演出時用の変動パターンが決定されることになる。 If a value indicating “second” is not set in the special symbol pointer (that is, if the fluctuation display result of the first special symbol is a big hit), the CPU 56 determines whether or not the normal big hit has occurred. Confirmation (step S135). Whether or not it is a normal big hit can be specifically determined by checking whether or not the data set in the big hit type buffer in step S74 of the special symbol normal process is “01”. If it is a normal big hit, the CPU 56 sets 10 in the common effect counter (step S136), sets a common effect flag (step S139), and proceeds to step S140. In other words, if the process of steps S136 and S139 is executed and a normal big hit is made, after the big hit game ends, the common effect is used by using the common effect variation pattern table until the ten variations display ends. A variation pattern for time will be determined.
通常大当りでなければ(すなわち、確変大当りであれば)、CPU56は、共通演出継続回数決定用乱数(ランダム6)を用いた抽選処理を行い、共通演出継続回数を1回〜10回うちのいずれとするかを決定する(ステップS137)。 If it is not a normal big hit (that is, if it is a probable big hit), the CPU 56 performs a lottery process using the random number for determining the number of times of common effect continuation (random 6), and the number of times of common effect continuation is one of 10 times Is determined (step S137).
図28は、ステップS137で共通演出継続回数を決定するために用いられる共通演出継続回数決定テーブルの例を示す説明図である。この実施の形態では、図28に示すように、共通演出継続回数1回〜10回に対してそれぞれ判定値が割り当てられており、共通演出継続回数決定用乱数(ランダム6)を用いた抽選処理を行うことによって、いずれの共通演出継続回数とするかが決定される。
FIG. 28 is an explanatory diagram illustrating an example of the common effect continuation number determination table used for determining the common effect continuation number in step S137. In this embodiment, as shown in FIG. 28, a determination value is assigned to each of the common
なお、共通演出継続回数の決定の仕方は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、この実施の形態では、共通演出継続回数として1〜10回の全てについて決定する場合があるが、1〜10回のうちの一部の回数(例えば、10回、5回、3回、2回)のいずれかを決定するようにしてもよい。また、例えば、この実施の形態では、共通演出継続回数の最大回数が10回である場合を示しているが、共通演出継続回数として11回以上を決定可能にしてもよい。 Note that the method of determining the number of times of common effect continuation is not limited to that shown in this embodiment. For example, in this embodiment, there may be cases where all of 1 to 10 times are determined as the number of times of common effect continuation, but some of the numbers of 1 to 10 times (for example, 10, 5, 3, 2 times) may be determined. Further, for example, in this embodiment, the case where the maximum number of common production continuations is 10 is shown, but it may be possible to determine 11 or more common production continuations.
一方で、この実施の形態では、「通常大当り」と決定する場合には、その大当り遊技の終了後に、変動表示を10回終了するまで共通演出が実行されるものとする(ステップS136参照)。従って、この実施の形態では、大当り種別を「通常大当り」とすると決定された場合には、同時に共通演出継続回数が10回と決定されたことになる。 On the other hand, in this embodiment, when it is determined that “normal jackpot”, the common effect is executed after the jackpot game is finished until the variable display is finished ten times (see step S136). Therefore, in this embodiment, when it is determined that the big hit type is “normal big hit”, the common effect continuation count is simultaneously determined to be ten times.
なお、「通常大当り」についても「確変大当り」と同様に抽選処理を行うようにし、共通演出継続回数として1〜10回のうちのいずれかの回数を決定するようにしてもよい。また、例えば、1〜10回のうちの一部の回数(例えば、10回、5回、3回、2回)のいずれかを決定するようにしてもよく、11回以上の回数を決定可能に構成してもよい。 It should be noted that the “normal jackpot” may be subjected to the lottery process in the same manner as the “probability variation jackpot”, and the number of times of common effect continuation may be determined from 1 to 10. Further, for example, any one of 1 to 10 times (for example, 10 times, 5 times, 3 times, 2 times) may be determined, and the number of times of 11 times or more can be determined. You may comprise.
なお、この実施の形態では、「突然確変大当り」や「小当り」となった場合には、「通常大当り」や「確変大当り」となった場合と異なり、その大当り遊技終了後や小当り遊技終了後に共通演出の実行期間に移行されることはない。ただし、共通演出の実行期間中に「突然確変大当り」や「小当り」となった場合には、共通演出継続回数を消化する前であっても、共通演出の実行期間が終了し(ステップS132,S154参照)、確変状態であるか否かが報知される場合がある。 In this embodiment, “suddenly promising big hit” or “small hit” is different from “normal big hit” or “probable big hit”. There is no transition to the execution period of the common performance after the end. However, if “suddenly probable big hit” or “small hit” occurs during the execution period of the common effect, the execution period of the common effect ends even before the number of times of continuing the common effect is exhausted (step S132). , S154), there is a case where it is informed whether or not the state is a probability variation state.
また、図28に示すように、この実施の形態では、共通演出継続回数として決定可能な回数のうち8回に対して、最も多くの判定値(h3)が割り当てられている。具体的には、図28に示すように、h3>h1,h2,h4,h5,・・・,h10となるように判定値が設定されている。そのように構成することによって、この実施の形態では、共通演出が実行されている場合に、特に大当り遊技終了後8回目の変動表示が実行されるときに、共通演出が終了するとともに、確変状態であることが確定することに対する期待感を高めさせることができ、共通演出の演出効果を高めることができる。 As shown in FIG. 28, in this embodiment, the largest determination value (h3) is assigned to 8 times out of the number of times that can be determined as the number of times of common effect continuation. Specifically, as shown in FIG. 28, the determination values are set so that h3> h1, h2, h4, h5,. With this configuration, in this embodiment, when the common effect is being executed, especially when the eighth variable display is executed after the end of the big hit game, the common effect ends and the probability change state Therefore, it is possible to enhance the sense of expectation for confirming that it is, and it is possible to enhance the production effect of the common performance.
なお、共通演出継続回数としていずれの回数が選択される割合を高めるかは、この実施の場合で示したものにかぎらず、例えば、共通演出継続回数として3回が選択される割合が最も高くしたり、7回が選択される割合が最も高くしたりしてもよい。 It should be noted that the number of times that the number of times of selecting the common effect is increased is not limited to the one shown in the case of this implementation. For example, the ratio of selecting three times as the number of times of continuing the common effect is the highest. Or the ratio of 7 times being selected may be the highest.
また、例えば、共通演出継続回数として決定可能な最大回数である10回が選択される割合が最も高くなるように構成してもよい。図29は、共通演出継続回数決定テーブルの他の例を示す説明図である。図29に示すように、共通演出継続回数として決定可能な回数のうち最大の10回に対して、最も多くの判定値(h1)が割り当てられている。具体的には、図29に示すように、h1>h2〜h10となるように判定値が設定されている。そのように構成することによって、共通演出が継続される可能性がある最大回数の10回まで実行されれば、確変状態である可能性が高いかもしれないという期待感を遊技者に強く抱かせることができ、共通演出の演出効果を高めることができる。また、この実施の形態では、「通常大当り」となる場合にも共通演出継続回数が10回に設定されるので、共通演出が継続される可能性がある最大回数の10回まで共通演出が継続された場合であっても、確変状態が確定する場合と確変状態でない場合との2つのケースを設けることができ、共通演出が連続して実行されるに従って遊技者に対して期待感と不安感との両方を同時に高めさせることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 Further, for example, the maximum number of times that can be determined as the number of times of continuing the common performance may be configured to be the highest. FIG. 29 is an explanatory diagram illustrating another example of the common performance continuation count determination table. As shown in FIG. 29, the largest number of determination values (h1) is assigned to the maximum 10 times out of the number of times that can be determined as the common performance continuation number. Specifically, as shown in FIG. 29, the determination values are set so that h1> h2 to h10. By having such a configuration, if the maximum number of times that the common performance is likely to be continued is executed up to 10 times, the player is strongly expected to be likely to be in a probable state. It is possible to enhance the production effect of the common performance. In this embodiment, since the number of times of common effect continuation is set to 10 even in the case of “normal big hit”, the common effect continues up to the maximum number of 10 times that the common effect may be continued. Even if the game is performed, two cases can be provided: a case where the probability variation state is confirmed and a case where the probability variation state is not confirmed, and the player is expected to feel anxiety as the common performance is continuously executed. Both can be enhanced at the same time, and the interest in games can be improved.
次いで、CPU56は、共通演出回数カウンタに、ステップS137の抽選処理で決定した共通演出継続回数(1回〜10回のいずれか)の値をセットする(ステップS138)とともに、共通演出フラグをセットし(ステップS139)、ステップS140に移行する。すなわち、ステップS137〜S139の処理が実行されることによって、確変大当りとなった場合には、大当り遊技終了後、1〜10回のいずれかの回数の変動表示を終了するまで共通演出時用変動パターンテーブルを用いて共通演出時用の変動パターンが決定されることになる。 Next, the CPU 56 sets the value of the common effect continuation number (1 to 10 times) determined in the lottery process in step S137 in the common effect counter (step S138) and sets the common effect flag. (Step S139), the process proceeds to Step S140. In other words, when the probable big hit is made by executing the processing of steps S137 to S139, the common effect change is performed until the change display of any number of 1 to 10 times is finished after the big hit game is finished. The variation pattern for the common performance is determined using the pattern table.
なお、この実施の形態では、突然確変大当りである場合には、ステップS133でYと判定され、そのままステップS140に移行される。すなわち、共通演出の実行期間中に突然確変大当りとなった場合には、ステップS132の処理で共通演出フラグや共通演出回数カウンタがリセットされたまま、特にステップS135〜S139のような共通演出フラグや共通演出回数カウンタをセットすることなく、ステップS140に移行する。従って、この実施の形態では、共通演出の実行期間中に突然確変大当りとなった場合には、そのまま共通演出の実行期間が終了することになる。 In this embodiment, when the probability sudden hit is suddenly determined, Y is determined in step S133, and the process proceeds to step S140 as it is. That is, when a sudden probability change is a big hit during the execution period of the common effect, the common effect flag or the common effect number counter such as steps S135 to S139 is maintained while the common effect flag and the common effect number counter are reset in the process of step S132. The process proceeds to step S140 without setting the common performance counter. Therefore, in this embodiment, when the probability sudden hit is suddenly made during the execution period of the common effect, the execution period of the common effect ends as it is.
また、この実施の形態では、第2特別図柄の変動表示結果が大当り(通常大当り、確変大当り)となった場合には、ステップS134でYと判定され、そのままステップS140に移行される。すなわち、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合にのみステップS135〜S139の処理が実行されて共通演出フラグや共通演出回数カウンタがセットされ、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合には、共通演出フラグや共通演出回数カウンタをセットすることなく、そのままステップS140に移行する。第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなったということは、既に確変状態に制御され第2特別図柄の変動表示が優先実行されている場合が多い。このような場合に、共通演出を実行して確変状態であるか否かを煽るような演出を行うと、演出に煩わしさを感じさせ遊技に対する興趣を却って減退させてしまう虞がある。そこで、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合にのみ共通演出を実行するようにし、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合には共通演出を実行しないようにしている。 Further, in this embodiment, when the fluctuation display result of the second special symbol is a big hit (normal big hit, probability variation big hit), it is determined as Y in step S134, and the process proceeds to step S140 as it is. That is, in this embodiment, only when the variation display result of the first special symbol is a big hit, the processing of steps S135 to S139 is executed, the common effect flag and the common effect number counter are set, and the second special symbol is set. If the fluctuation display result is a big hit, the process directly proceeds to step S140 without setting the common effect flag and the common effect number counter. The fact that the variation display result of the second special symbol is a big hit often means that the variation display of the second special symbol is preferentially executed under the control of the probability variation state. In such a case, if a common effect is performed and an effect is made to inquire whether or not it is in a probable state, there is a risk that the effect will be bothersome and the interest in the game will be reduced. Therefore, in this embodiment, the common effect is executed only when the variation display result of the first special symbol is a big hit, and the common effect is executed when the variation display result of the second special symbol is a big hit. Not to run.
なお、通常大当りや確変大当りとなった場合に、共通演出フラグや共通演出回数カウンタをセットするか否かを抽選処理を行うことによって決定してもよい。そして、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合には、第1特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合と比較して、低い割合で共通演出フラグや共通演出回数カウンタをセットすると決定して、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合でも低い割合で共通演出が実行される場合があるようにしてもよい。そのように構成すれば、既に確変状態に制御されている場合であっても、共通演出が実行されることによって、確変状態が継続するか否かに対して期待感を与えることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 It should be noted that in the case of a normal big hit or a probable big hit, whether or not to set the common production flag and the common production number counter may be determined by performing a lottery process. When the variation display result of the second special symbol is a big hit, the common production flag and the common production number counter are set at a lower rate than when the variation display result of the first special symbol is a big hit. Even if it is determined to be set and the variation display result of the second special symbol is a big hit, the common effect may be executed at a low rate. With such a configuration, even when the state is already controlled to the probability change state, the common effect is executed, so that a sense of expectation can be given as to whether or not the probability change state continues. Can improve interest in
次いで、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に、大当り種別や、ステップS137で決定した共通演出継続回数に応じて、大当り開始指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS140)。具体的には、通常大当りである場合や、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなったことにより共通演出を実行しない場合には、大当り開始1指定コマンド(コマンドA000(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を10回と決定した場合には、大当り開始2指定コマンド(コマンドA001(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を9回と決定した場合には、大当り開始3指定コマンド(コマンドA002(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を8回と決定した場合には、大当り開始4指定コマンド(コマンドA003(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を7回と決定した場合には、大当り開始5指定コマンド(コマンドA004(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を6回と決定した場合には、大当り開始6指定コマンド(コマンドA005(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を5回と決定した場合には、大当り開始7指定コマンド(コマンドA006(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を4回と決定した場合には、大当り開始8指定コマンド(コマンドA007(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を3回と決定した場合には、大当り開始9指定コマンド(コマンドA008(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を2回と決定した場合には、大当り開始10指定コマンド(コマンドA009(H))を送信する。また、確変大当りであって共通演出継続回数を1回と決定した場合には、大当り開始11指定コマンド(コマンドA00A(H))を送信する。さらに、大当りの種別が突然確変大当りである場合には小当り/突然確変大当り開始指定コマンド(コマンドA010(H))を送信する。なお、大当りの種別が通常大当り、確変大当りまたは突然確変大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。
Next, the CPU 56 performs control to transmit a jackpot start designation command to the
また、大当り表示時間タイマに大当り表示時間(大当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間)に相当する値を設定する(ステップS141)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、通常大当りまたは確変大当りの場合には15回。突然確変大当りの場合には2回。)をセットする(ステップS142)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を大入賞口開放前処理(ステップS305)に対応した値に更新する(ステップS143)。
In addition, a value corresponding to the jackpot display time (a time for which the
また、ステップS131で大当りフラグがセットされていなければ、CPU56は、セットされていれば、共通演出回数カウンタを1減算し(ステップS144)、減算後の共通演出回数カウンタの値が0となっているか否かを確認する(ステップS145)。そして、減算後の共通演出回数の値が0となっていれば、CPU56は、共通演出フラグをリセットする(ステップS146)。すなわち、共通演出継続回数分の変動表示を全て消化したので、共通演出の実行期間を終了するように制御する。
If the big hit flag is not set in step S131, the CPU 56
次いで、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS147)。確変フラグがセットされていなければ、CPU56は、時短状態であることを示す時短フラグがセットされているか否か確認する(ステップS148)。時短フラグがセットされている場合には(すなわち、確変状態をともなわず、時短状態にのみ制御されている場合には)、時短状態における特別図柄の変動可能回数を示す時短回数カウンタの値を−1する(ステップS149)。そして、CPU56は、減算後の時短回数カウンタの値が0になった場合には(ステップS150)、時短フラグをリセットする(ステップS151)。 Next, the CPU 56 checks whether or not a probability variation flag indicating that the probability variation state is set (step S147). If the probability variation flag is not set, the CPU 56 checks whether or not the time reduction flag indicating that the time reduction state is set (step S148). When the time reduction flag is set (that is, when the time change state is not controlled and only the time reduction state is controlled), the value of the time reduction counter indicating the number of times that the special symbol can be changed in the time reduction state is- 1 (step S149). When the value of the time reduction counter after subtraction becomes 0 (step S150), the CPU 56 resets the time reduction flag (step S151).
次いで、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS152)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、小当り種別が小当り1であるか否かを確認する(ステップS153)。なお、小当り1であるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS65で小当り種別バッファに設定された小当り種別を示すデータが「01」であるか否かを確認することによって判定できる。小当り1であれば、CPU56は、セットされていれば、共通演出フラグおよび共通演出回数カウンタをリセットする(ステップS154)。ステップS153,S154の処理が実行されることによって、共通演出の実行期間中に小当り1となった場合には、共通演出継続回数を消化する前であっても、共通演出の実行期間が終了される。 Next, the CPU 56 checks whether or not the small hit flag is set (step S152). If the small hit flag is set, the CPU 56 checks whether or not the small hit type is 1 for small hit (step S153). Whether or not the small hit type is 1, specifically, it is confirmed whether or not the data indicating the small hit type set in the small hit type buffer in step S65 of the special symbol normal process is “01”. It can be determined by doing. If the small hit is 1, if set, the CPU 56 resets the common effect flag and the common effect number counter (step S154). When the process of steps S153 and S154 is executed, and the small effect is 1 during the execution period of the common effect, the execution period of the common effect ends even before the number of continuations of the common effect is exhausted. Is done.
次いで、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に小当り/突然確変大当り開始指定コマンドを送信する(ステップS155)。また、小当り表示時間タイマに小当り表示時間(小当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間)に相当する値を設定する(ステップS156)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば2回)をセットする(ステップS157)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開始前処理(ステップS308)に対応した値に更新する(ステップS158)。 Next, the CPU 56 transmits a small hit / sudden probability change big hit start designation command to the effect control microcomputer 100 (step S155). In addition, a value corresponding to the small hit display time (time for notifying that the small hit has occurred, for example, in the effect display device 9) is set in the small hit display time timer (step S156). Further, the number of times of opening (for example, 2 times) is set in the special winning opening opening number counter (step S157). Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the small hit start pre-processing (step S308) (step S158).
小当りフラグもセットされていなければ(ステップS152のN)、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS159)。 If the small hit flag is not set (N in step S152), the CPU 56 updates the value of the special symbol process flag to a value corresponding to the special symbol normal process (step S300) (step S159).
図30は、変動パターンを決定するときに用いられる変動パターンテーブルの選択パターンを示す説明図である。図30に示すように、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を10回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を9回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を9回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後10回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を8回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を8回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後9回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を7回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を7回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後8回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を6回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を6回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後7回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を5回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を5回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後6回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を4回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を4回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後5回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を3回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を3回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後4回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を2回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を2回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後3回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を1回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を1回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後2回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。 FIG. 30 is an explanatory diagram showing a selection pattern of a variation pattern table used when determining a variation pattern. As shown in FIG. 30, when the big hit game state is controlled based on the normal big hit, after the big hit game is finished, the common display shown in FIG. The normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the end of the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be 10 times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended 10 times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the end of the big hit. In addition, if it is controlled to the big hit game state based on the fact that the big hit game is won, and if the common effect continuation count is determined to be nine times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended nine times The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the tenth variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be eight times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended eight times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the ninth variation display after the end of the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be seven times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended seven times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eighth variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be six times, after the big hit game is finished, until the variable display is finished six times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the seventh variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be five times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended five times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the sixth variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be four times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended four times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the fifth variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be three times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended three times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the fourth variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be two times, after the big hit game is finished, until the variable display is finished twice. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the third variation display after the big hit. In addition, if it is controlled to the big hit game state based on the fact that it is a promising big hit, and if the number of times of common effect continuation is determined to be one, after the big hit game is ended, until the variable display is ended once The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the second variation display after the big hit.
図30に示すパターンで変動パターンテーブルが選択されることによって、大当り遊技終了後、共通演出の実行期間については、図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルを選択して、ある程度長い変動時間(例えば、15秒)の変動パターンを選択することによって、共通演出の演出期間が確保される。なお、この実施の形態では、共通演出継続回数の消化前であっても、突然確変大当りや小当り1となった場合には、共通演出の演出期間を終了し、突然確変大当りや小当り1となった次の変動表示から、図7に示す通常時用変動パターンテーブルが選択される。
When the variation pattern table is selected in the pattern shown in FIG. 30, after the big hit game is ended, the common effect variation pattern table shown in FIG. For example, by selecting a fluctuating pattern of 15 seconds), a production period of common effects is secured. In this embodiment, even if the number of continuations of the common performance has not been exhausted, if the sudden sudden change big hit or
図31は、特別図柄プロセス処理における大当り終了処理(ステップS307)を示すフローチャートである。大当り終了処理において、CPU56は、大当り終了表示タイマが設定されているか否か確認し(ステップS160)、大当り終了表示タイマが設定されている場合には、ステップS164に移行する。大当り終了表示タイマが設定されていない場合には、大当りフラグをリセットし(ステップS161)、大当り終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップS162)。ここで、通常大当りや確変大当りであった場合には大当り終了指定コマンド(A301(H))を送信し、突然確変大当りであった場合には小当り/突然確変大当り終了指定コマンド(A302(H))を送信する。そして、大当り終了表示タイマに、画像表示装置9において大当り終了表示が行われている時間(大当り終了表示時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(ステップS163)、処理を終了する。 FIG. 31 is a flowchart showing the jackpot end process (step S307) in the special symbol process. In the jackpot end process, the CPU 56 checks whether or not the jackpot end display timer is set (step S160). If the jackpot end display timer is set, the process proceeds to step S164. If the jackpot end display timer is not set, the jackpot flag is reset (step S161), and control for transmitting a jackpot end designation command is performed (step S162). Here, in the case of a normal big hit or a probable variation big hit, a big hit end designation command (A301 (H)) is transmitted, and in the case of a sudden probabilistic big hit, a small hit / sudden probability sudden change big hit end designation command (A302 (H) )). Then, a value corresponding to the display time corresponding to the time during which the big hit end display is being performed in the image display device 9 (the big hit end display time) is set in the big hit end display timer (step S163), and the processing is ended.
ステップS164では、大当り終了表示タイマの値を1減算する。そして、CPU56は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、すなわち大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(ステップS165)。経過していなければ処理を終了する。 In step S164, 1 is subtracted from the value of the jackpot end display timer. Then, the CPU 56 checks whether or not the value of the jackpot end display timer is 0, that is, whether or not the jackpot end display time has elapsed (step S165). If not, the process ends.
大当り終了表示時間を経過していれば(ステップS165のY)、CPU56は、大当りの種別が確変大当りまたは突然確変大当りであるか否かを確認する(ステップS166)。なお、確変大当りまたは突然確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「02」〜「03」であるか否かを確認することによって判定できる。確変大当りおよび突然確変大当りのいずれでもなければ(すなわち、通常大当りであれば)、CPU56は、時短フラグをセットして遊技状態を時短状態に移行させる(ステップS167)。また、CPU56は、時短回数をカウントするための時短回数カウンタに所定回数(例えば100回)をセットする(ステップS168)。そして、ステップS173に移行する。 If the big hit end display time has elapsed (Y in step S165), the CPU 56 checks whether the big hit type is a probability change big hit or a sudden probability change big hit (step S166). Note that whether or not the probability change big hit or sudden probability change big hit is, specifically, whether or not the data set in the big hit type buffer in step S74 of the special symbol normal processing is “02” to “03”. This can be determined by checking. If neither the probability change big hit nor the sudden probability change big hit is present (that is, if it is a normal big hit), the CPU 56 sets the time reduction flag and shifts the gaming state to the time reduction state (step S167). Further, the CPU 56 sets a predetermined number of times (for example, 100 times) in a time reduction number counter for counting the number of time reductions (step S168). Then, control goes to a step S173.
確変大当りまたは突然確変大当りであれば、CPU56は、確変フラグをセットして遊技状態を確変状態に移行させる(ステップS170)。また、CPU56は、時短フラグをセットする(ステップS171)。そして、ステップS173に移行する。 If the probability change big hit or the sudden probability change big hit, the CPU 56 sets a probability change flag and shifts the gaming state to the probability change state (step S170). Further, the CPU 56 sets a time reduction flag (step S171). Then, control goes to a step S173.
なお、この実施の形態では、ステップS167,S171でセットした時短フラグは、可変入賞球装置15の開放時間を長くしたり開放回数を増加させたりするか否かを判定するためにも用いられる。この場合、具体的には、CPU56は、普通図柄プロセス処理(ステップS27参照)において、普通図柄の変動表示結果が当りとなったときに、時短フラグがセットされているか否かを確認し、セットされていれば、開放時間を長くしたり開放回数を増加させたりして可変入賞球装置15を開放する制御を行う。また、ステップS167,S171でセットした時短フラグは、特別図柄の変動時間を短縮するか否かを判定するために用いられる。
In this embodiment, the time reduction flag set in steps S167 and S171 is also used to determine whether or not to increase the opening time of the variable winning
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(ステップS300)に対応した値に更新する(ステップS173)。 Then, the CPU 56 updates the value of the special symbol process flag to a value corresponding to the special symbol normal process (step S300) (step S173).
図32は、主基板31に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄表示制御処理(ステップS32)のプログラムの一例を示すフローチャートである。特別図柄表示制御処理では、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が3であるか否かを確認する(ステップS3201)。特別図柄プロセスフラグの値が3であれば(すなわち、特別図柄変動中処理の実行中であれば)、CPU56は、特別図柄変動表示用の特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定または更新する処理を行う(ステップS3202)。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の特別図柄(第1特別図柄または第2特別図柄)の変動表示を行うための特別図柄表示制御データを設定または更新する。例えば、変動速度が1コマ/0.2秒であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される特別図柄表示制御データの値を+1する。そして、その後、表示制御処理(ステップS22参照)が実行され、特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファの内容に応じて特別図柄表示器8a,8bに対して駆動信号が出力されることによって、特別図柄表示器8a,8bにおける特別図柄の変動表示が実行される。
FIG. 32 is a flowchart showing an example of a special symbol display control process (step S32) executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the main board 31. In the special symbol display control process, the CPU 56 checks whether or not the value of the special symbol process flag is 3 (step S3201). If the value of the special symbol process flag is 3 (that is, if the special symbol variation processing is being executed), the CPU 56 sets the special symbol display control data for special symbol variation display for setting the special symbol display control data. Processing for setting or updating the output buffer is performed (step S3202). In this case, the CPU 56 sets or updates special symbol display control data for performing variable display of the special symbol (the first special symbol or the second special symbol) indicated by the special symbol pointer. For example, if the fluctuation speed is 1 frame / 0.2 seconds, the value of the special symbol display control data set in the output buffer is incremented by 1 every time 0.2 seconds elapse. After that, display control processing (see step S22) is executed, and a drive signal is output to the
特別図柄プロセスフラグの値が3でなければ、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が4であるか否かを確認する(ステップS3203)。特別図柄プロセスフラグの値が4であれば(すなわち、特別図柄停止処理に移行した場合には)、CPU56は、特別図柄通常処理で設定された特別図柄の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する処理を行う(ステップS3204)。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の特別図柄(第1特別図柄または第2特別図柄)の停止図柄を停止表示するための特別図柄表示制御データを設定する。そして、その後、表示制御処理(ステップS22参照)が実行され、特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファの内容に応じて特別図柄表示器8a,8bに対して駆動信号が出力されることによって、特別図柄表示器8a,8bにおいて特別図柄の停止図柄が停止表示される。なお、ステップS3204の処理が実行され停止図柄表示用の特別図柄表示制御データが設定された後には、設定データの変更が行われないので、ステップS22の表示制御処理では最新の特別図柄表示制御データにもとづいて最新の停止図柄を次の変動表示が開始されるまで停止表示し続けることになる。また、ステップS3201において特別図柄プロセスフラグの値が2または3のいずれかであれば(すなわち、表示結果指定コマンド送信処理または特別図柄変動中処理のいずれかであれば)、特別図柄変動表示用の特別図柄表示制御データを更新するようにしてもよい。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で認識する変動時間と演出制御用マイクロコンピュータ100側で認識する変動時間との間にズレが生じないようにするため、表示結果指定コマンド送信処理においても変動時間タイマを1減算するように構成すればよい。
If the value of the special symbol process flag is not 3, the CPU 56 checks whether or not the value of the special symbol process flag is 4 (step S3203). If the value of the special symbol process flag is 4 (that is, when the special symbol stop processing is entered), the CPU 56 stops the special symbol stop symbol set in the special symbol normal processing. Processing for setting the display control data in the output buffer for setting the special symbol display control data is performed (step S3204). In this case, the CPU 56 sets special symbol display control data for stopping and displaying the stop symbol of the special symbol (the first special symbol or the second special symbol) indicated by the special symbol pointer. After that, display control processing (see step S22) is executed, and a drive signal is output to the
なお、この実施の形態では、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄表示制御データを出力バッファに設定する場合を示したが、特別図柄プロセス処理において、特別図柄の変動開始時に開始フラグをセットするとともに、特別図柄の変動終了時に終了フラグをセットするようにしてもよい。そして、特別図柄表示制御処理(ステップS32)において、CPU56は、開始フラグがセットされたことにもとづいて特別図柄表示制御データの値の更新を開始するようにし、終了フラグがセットされたことにもとづいて停止図柄を停止表示さえるための特別図柄表示制御データをセットするようにしてもよい。 In this embodiment, the special symbol display control data is set in the output buffer according to the value of the special symbol process flag. However, in the special symbol process, the start flag is set at the start of the variation of the special symbol. In addition, an end flag may be set at the end of the variation of the special symbol. In the special symbol display control process (step S32), the CPU 56 starts updating the value of the special symbol display control data based on the start flag being set, and based on the end flag being set. Thus, special symbol display control data for stopping and displaying the stop symbol may be set.
次に、演出制御手段の動作を説明する。図33は、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段としての演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)が実行するメイン処理を示すフローチャートである。演出制御用CPU101は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(例えば、4ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS701)。その後、演出制御用CPU101は、タイマ割込フラグの監視(ステップS702)を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU101は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU101は、そのフラグをクリアし(ステップS703)、以下の演出制御処理を実行する。
Next, the operation of the effect control means will be described. FIG. 33 is a flowchart showing main processing executed by the effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) as effect control means mounted on the
演出制御処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする処理等を行う(コマンド解析処理:ステップS704)。
In the effect control process, the
次いで、演出制御用CPU101は、演出制御プロセス処理を行う(ステップS705)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置9の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、第4図柄プロセス処理を行う(ステップS706)。第4図柄プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(第4図柄プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置9の第4図柄表示領域9c,9dにおいて第4図柄の表示制御を実行する。
Next, the
次いで、大当り図柄決定用乱数などの乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS707)。その後、ステップS702に移行する。 Next, a random number update process for updating a count value of a counter for generating a random number such as a jackpot symbol determining random number is executed (step S707). Thereafter, the process proceeds to step S702.
図34は、主基板31の遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドを格納するためのコマンド受信バッファの一構成例を示す説明図である。この例では、2バイト構成の演出制御コマンドを6個格納可能なリングバッファ形式のコマンド受信バッファが用いられる。従って、コマンド受信バッファは、受信コマンドバッファ1〜12の12バイトの領域で構成される。そして、受信したコマンドをどの領域に格納するのかを示すコマンド受信個数カウンタが用いられる。コマンド受信個数カウンタは、0〜11の値をとる。なお、必ずしもリングバッファ形式でなくてもよい。
FIG. 34 is an explanatory diagram showing a configuration example of a command reception buffer for storing the effect control command received from the game control microcomputer 560 of the main board 31. In this example, a command reception buffer of a ring buffer type capable of storing six 2-byte configuration effect control commands is used. Therefore, the command reception buffer is configured by a 12-byte area of
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、RAMに形成されているバッファ領域に保存されている。コマンド解析処理では、バッファ領域に保存されている演出制御コマンドがどのコマンド(図12および図13参照)であるのか解析する。 The effect control command transmitted from the game control microcomputer 560 is received by an interrupt process based on the effect control INT signal, and is stored in a buffer area formed in the RAM. In the command analysis process, it is analyzed which command (see FIGS. 12 and 13) the effect control command stored in the buffer area is.
図35〜図38は、コマンド解析処理(ステップS704)の具体例を示すフローチャートである。主基板31から受信された演出制御コマンドは受信コマンドバッファに格納されるが、コマンド解析処理では、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファに格納されているコマンドの内容を確認する。
35 to 38 are flowcharts showing specific examples of the command analysis processing (step S704). The effect control command received from the main board 31 is stored in the reception command buffer, but in the command analysis process, the
コマンド解析処理において、演出制御用CPU101は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(ステップS611)。格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定される。両者が一致している場合が、受信コマンドが格納されていない場合である。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(ステップS612)。なお、読み出したら読出ポインタの値を+2しておく(ステップS613)。+2するのは2バイト(1コマンド)ずつ読み出すからである。
In the command analysis process, the
受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドであれば(ステップS614)、演出制御用CPU101は、受信した変動パターンコマンドを、RAMに形成されている変動パターンコマンド格納領域に格納する(ステップS615)。そして、変動パターンコマンド受信フラグをセットする(ステップS616)。
If the received effect control command is a variation pattern command (step S614), the
受信した演出制御コマンドが表示結果指定コマンドであれば(ステップS617)、演出制御用CPU101は、受信した表示結果指定コマンド(表示結果1指定コマンド〜表示結果14指定コマンド)を、RAMに形成されている表示結果指定コマンド格納領域に格納する(ステップS618)。そして、表示結果指定コマンド受信フラグをセットする(ステップSS619)。
If the received effect control command is a display result designation command (step S617), the
受信した演出制御コマンドが図柄確定指定コマンドであれば(ステップS620)、演出制御用CPU101は、確定コマンド受信フラグをセットする(ステップS621)。
If the received effect control command is a symbol confirmation designation command (step S620), the
受信した演出制御コマンドが大当り開始指定コマンドであれば(ステップS622)、演出制御用CPU101は、受信した大当り開始指定コマンド(大当り開始1指定コマンド〜大当り開始11指定コマンド)を、RAMに形成されている大当り開始指定コマンド格納領域に格納する(ステップS622A)。なお、大当り開始1指定コマンドを受信した場合には、共通演出継続回数を特定するために大当り開始指定コマンドを参照する必要はないことから、大当り開始指定コマンド格納領域に格納しなくてもよい。そして、大当り開始指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS623)。
If the received effect control command is a jackpot start designation command (step S622), the
受信した演出制御コマンドが小当り/突然確変大当り開始指定コマンドであれば(ステップS624)、演出制御用CPU101は、小当り/突然確変大当り開始指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS625)。
If the received effect control command is a small hit / sudden probability sudden change big hit start designation command (step S624), the
受信した演出制御コマンドが第1図柄変動指定コマンドであれば(ステップS628)、第1図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS629)。受信した演出制御コマンドが第2図柄変動指定コマンドであれば(ステップS630)、第2図柄変動指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS631)。 If the received effect control command is the first symbol variation designation command (step S628), the first symbol variation designation command reception flag is set (step S629). If the received effect control command is the second symbol variation designation command (step S630), the second symbol variation designation command reception flag is set (step S631).
受信した演出制御コマンドが電源投入指定コマンド(初期化指定コマンド)であれば(ステップS632)、演出制御用CPU101は、初期化処理が実行されたことを示す初期画面を演出表示装置9に表示する制御を行う(ステップS633)。初期画面には、あらかじめ決められている演出図柄の初期表示が含まれる。
If the received effect control command is a power-on specification command (initialization specification command) (step S632), the
また、受信した演出制御コマンドが停電復旧指定コマンドであれば(ステップS634)、あらかじめ決められている停電復旧画面(遊技状態が継続していることを遊技者に報知する情報を表示する画面)を表示する制御を行い(ステップS635)、停電復旧フラグをセットする(ステップS636)。 If the received effect control command is a power failure recovery designation command (step S634), a predetermined power failure recovery screen (screen for displaying information notifying the player that the gaming state is continuing) is displayed. Display control is performed (step S635), and a power failure recovery flag is set (step S636).
受信した演出制御コマンドが大当り終了指定コマンドであれば(ステップS637)、演出制御用CPU101は、大当り終了指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS638)。受信した演出制御コマンドが小当り/突然確変大当り終了指定コマンドであれば(ステップS639)、演出制御用CPU101は、小当り/突然確変大当り終了指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS640)。
If the received effect control command is a jackpot end designation command (step S637), the
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数加算指定コマンドであれば(ステップS650)、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数の値を1加算する(ステップS651)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第1保留記憶数に従って、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示を更新する(ステップS652)。
If the received effect control command is the first reserved memory number addition designation command (step S650), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数加算指定コマンドであれば(ステップS653)、演出制御用CPU101は、第2保留記憶数保存領域に格納する第2保留記憶数の値を1加算する(ステップS654)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第2保留記憶数に従って、第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS655)。
If the received effect control command is the second reserved memory number addition designation command (step S653), the
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数減算指定コマンドであれば(ステップS656)、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数の値を1減算する(ステップS657)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第1保留記憶数に従って、第1保留記憶表示部18cにおける第1保留記憶数の表示を更新する(ステップS658)。
If the received effect control command is the first reserved memory number subtraction designation command (step S656), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数減算指定コマンドであれば(ステップS659)、演出制御用CPU101は、第2保留記憶数保存領域に格納する第2保留記憶数の値を1減算する(ステップS660)。また、演出制御用CPU101は、更新後の第2保留記憶数に従って、第2保留記憶表示部18dにおける第2保留記憶数の表示を更新する(ステップS661)。
If the received effect control command is the second reserved memory number subtraction designation command (step S659), the
受信した演出制御コマンドが客待ちデモ指定コマンドであれば(ステップS662)、演出制御用CPU101は、客待ちデモ指定コマンド受信フラグをセットする(ステップS663)。次いで、演出制御用CPU101は、演出表示装置9にあらかじめ決められている客待ちデモ画面を表示する制御を行う(ステップS664)。なお、客待ちデモ指定コマンドを受信したことにもとづいて直ちに客待ちデモ画面を表示するのではなく、客待ちデモ指定コマンドを受信した後、所定期間(例えば、10秒)を経過してから客待ちデモ画面の表示を開始するようにしてもよい。また、演出制御用CPU101は、第1保留記憶数保存領域に格納する第1保留記憶数および第2留記憶数保存領域に格納する第2留記憶数をクリアする(ステップS665)。すなわち、客待ちデモ指定コマンドを受信して客待ちデモ画面が表示される場合には、第1保留記憶数および第2保留記憶数のいずれもが0となり変動表示が実行されない場合であるので、格納する保留記憶数をリセットする。ステップS665の処理が実行されることによって、演出制御用マイクロコンピュータ100で保留記憶数の加算漏れまたは減算漏れが発生し誤った保留記憶数を認識する状態となった場合であっても、保留記憶を途切れさせることによって保留記憶数をリセットして正常な状態に戻すことができる。
If the received effect control command is a customer waiting demonstration designation command (step S662), the
受信した演出制御コマンドが通常状態背景指定コマンドであれば(ステップS666)、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を通常状態に応じた背景画面(例えば、青色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS667)。また、演出制御用CPU101は、セットされていれば、遊技状態が確変状態であることを示す確変状態フラグや、遊技状態が時短状態であることを示す時短状態フラグをリセットする(ステップS668)。
If the received effect control command is a normal state background designation command (step S666), the
また、受信した演出制御コマンドが時短状態背景指定コマンドであれば(ステップS669)、演出制御用CPU101は、共通演出の実行期間中であることを示す共通演出中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS670)。共通演出中フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を共通演出用の背景画面(例えば、黄色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS671)。共通演出中フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を時短状態に応じた背景画面(例えば、緑色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS672)。そして、演出制御用CPU101は、時短状態フラグをセットする(ステップS673)。
If the received effect control command is a time reduction state background designation command (step S669), the
また、受信した演出制御コマンドが確変状態背景指定コマンドであれば(ステップS674)、演出制御用CPU101は、共通演出中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS675)。共通演出中フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を共通演出用の背景画面(例えば、黄色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS676)。共通演出中フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、演出表示装置9に表示する背景画面を確変状態に応じた背景画面(例えば、赤色の表示色の背景画面)に変更する(ステップS677)。また、演出制御用CPU101は、確変状態フラグをセットする(ステップS678)。
If the received effect control command is a probability change state background designation command (step S674), the
受信した演出制御コマンドがその他のコマンドであれば、演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする(ステップS679)。そして、ステップS611に移行する。
If the received effect control command is another command,
図39は、図33に示されたメイン処理における演出制御プロセス処理(ステップS705)を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S807のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。なお、演出制御プロセス処理では、演出表示装置9の表示状態が制御され、演出図柄の可変表示が実現されるが、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、一つの演出制御プロセス処理において実行される。なお、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示と、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示とを、別の演出制御プロセス処理により実行するように構成してもよい。また、この場合、いずれの演出制御プロセス処理により演出図柄の変動表示が実行されているかによって、いずれの特別図柄の変動表示が実行されているかを判断するようにしてもよい。
FIG. 39 is a flowchart showing the effect control process (step S705) in the main process shown in FIG. In the effect control process, the
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理でセットされる変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する。変動パターンコマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に変更する。 Fluctuation pattern command reception waiting process (step S800): It is confirmed whether or not a variation pattern command has been received from the game control microcomputer 560. Specifically, it is confirmed whether or not the variation pattern command reception flag set in the command analysis process is set. If the change pattern command has been received, the value of the effect control process flag is changed to a value corresponding to the effect symbol change start process (step S801).
演出図柄変動開始処理(ステップS801):演出図柄の変動が開始されるように制御する。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値に更新する。 Production symbol variation start processing (step S801): Control is performed so that the variation of the production symbol is started. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol changing process (step S802).
演出図柄変動中処理(ステップS802):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等を制御するとともに、変動時間の終了を監視する。そして、変動時間が終了したら、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(ステップS803)に対応した値に更新する。 Production symbol variation processing (step S802): Controls the switching timing of each variation state (variation speed) constituting the variation pattern and monitors the end of the variation time. When the variation time ends, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol variation stop process (step S803).
演出図柄変動停止処理(ステップS803):演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)または変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。 Effect symbol variation stop processing (step S803): Control is performed to stop the variation of the effect symbol and derive and display the display result (stop symbol). Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the jackpot display process (step S804) or the variation pattern command reception waiting process (step S800).
大当り表示処理(ステップS804):大当りである場合には、変動時間の終了後、演出表示装置9に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。また、小当りである場合には、変動時間の終了後、演出表示装置9に小当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に更新する。
Big hit display process (step S804): When the big hit is reached, after the variation time is over, the
ラウンド中処理(ステップS805):ラウンド中の表示制御を行う。例えば、大入賞口が開放中であることを示す大入賞口開放中表示コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。 In-round processing (step S805): Display control during round is performed. For example, if a display command indicating that the special winning opening is open is received, the display control of the number of rounds is performed.
ラウンド後処理(ステップS806):ラウンド間の表示制御を行う。例えば、大入賞口が開放後(閉鎖中)であることを示す大入賞口開放後表示コマンドを受信したら、インターバル表示を行う。 Post-round processing (step S806): Display control between rounds is performed. For example, when a display command after opening the big prize opening indicating that the big prize opening is after being opened (closed), an interval display is performed.
大当り終了演出処理(ステップS807):演出表示装置9において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する。
Big hit end effect processing (step S807): In the
図40は、図33に示された演出制御プロセス処理における変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)を示すフローチャートである。変動パターンコマンド受信待ち処理において、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS811)。変動パターンコマンド受信フラグがセットされていれば、変動パターンコマンド受信フラグをリセットする(ステップS812)。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に更新する(ステップS813)。なお、前述したように、この実施の形態では、停電復旧時にも表示結果指定コマンドの送信が行われる(ステップS44参照)のであるが、図40に示すように、この実施の形態では、通常時には、変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて演出図柄変動開始処理に移行し演出図柄の変動表示を開始するので、変動パターンコマンドを受信することなく表示結果指定コマンドを受信したのみでは演出図柄の変動表示は開始されない。
FIG. 40 is a flowchart showing the variation pattern command reception waiting process (step S800) in the effect control process shown in FIG. In the variation pattern command reception waiting process, the
図41は、図39に示された演出制御プロセス処理における演出図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。演出図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、まず、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(ステップS8001)。次いで、演出制御用CPU101は、ステップS8001で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて演出図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップS8002)。すなわち、演出制御用CPU101によってステップS8002の処理が実行されることによって、可変表示パターン決定手段が決定した可変表示パターン(変動パターン)に応じて、識別情報の可変表示の表示結果(演出図柄の停止図柄)を決定する表示結果決定手段が実現される。なお、変動パターンコマンドで擬似連が指定されている場合には、演出制御用CPU101は、擬似連中の仮停止図柄としてチャンス目図柄(例えば、「223」や「445」のように、リーチとならないものの大当り図柄と1つ図柄がずれている図柄の組み合わせ)も決定する。なお、演出制御用CPU101は、決定した演出図柄の停止図柄を示すデータを演出図柄表示結果格納領域に格納する。
FIG. 41 is a flowchart showing the effect symbol variation start process (step S801) in the effect control process shown in FIG. In the effect symbol variation start process, the
図42は、演出表示装置9における演出図柄の停止図柄の一例を示す説明図である。図42に示す例では、受信した表示結果指定コマンドが大当り(通常大当りまたは確変大当り)を示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果2指定コマンド〜表示結果12指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として3図柄が同じ図柄で揃った演出図柄の組合せ(大当りの発生を想起させるような停止図柄の組み合わせ)を決定する。なお、一般に、遊技機において、演出図柄の種類によって確変図柄と非確変図柄とを設けるようにし、例えば、3図柄が同じ奇数図柄で揃った場合には確変大当りとし、3図柄が同じ偶数図柄で揃った場合には通常大当りとするように構成する場合もあるが、この実施の形態では、確変図柄や非確変図柄を設けることなく、例えば、停止図柄が奇数図柄であるか偶数図柄であるかに対して特に意味を与えていない。従って、この実施の形態では、3図柄が同じ図柄で揃った状態で停止表示されれば、大当りであることまでは認識できるものの、演出図柄の停止図柄を見ただけでは、確変大当りであるか通常大当りであるかまでは認識することはできない。そのようにすることによって、大当り発生時に演出図柄の停止図柄を見ても直ちには確変状態であるか否かを認識しにくくしている。
FIG. 42 is an explanatory diagram showing an example of the stop symbol of the effect symbol in the
なお、確変図柄と非確変図柄とを設けるようにし、例えば、3図柄が同じ奇数図柄で揃った状態で停止表示された場合には確変大当りとし、3図柄が同じ偶数図柄で揃った状態で停止表示された場合には通常大当りとするようにしてもよい。この場合、この実施の形態では、確変大当りである場合には、大当り遊技終了後に無条件に共通演出の実行モードに移行して、77回目の変動表示を終了するまで共通演出を実行するのであるが、例えば、乱数を用いた抽選処理を行うことにより、確変大当りの場合であっても、共通演出の実行モードに移行する場合と直ちに確変状態であることを報知する場合とがあるようにしてもよい。この場合、確変大当りであって、共通演出の実行モードに移行しないと決定した場合には、演出図柄の停止図柄として3図柄が奇数図柄(確変大当りの発生を想起させるような停止図柄)で揃った演出図柄の組合せを決定して停止表示するとともに、その確変大当りにもとづく大当り遊技の終了後に直ちに背景画面の背景色を赤色(高確率状態であることを示す背景色)に変更するなどして、確変状態に制御されることを直ちに認識できるようにしてもよい。一方、共通演出の実行モードに移行すると決定した場合には、演出図柄の停止図柄として3図柄が偶数図柄(通常大当りの発生を想起させるような停止図柄)で揃った演出図柄の組合せを決定して停止表示するとともに、その確変大当りにもとづく大当り遊技の終了後に背景画面の背景色を黄色(高確率状態であるときと低確率状態であるときとで共通の背景色)に変更するなどして、確変状態に制御されることを直ちに認識できないようにしてもよい。なお、この場合、通常大当りである場合には、無条件に、演出図柄の停止図柄として3図柄が偶数図柄(通常大当りの発生を想起させるような停止図柄)で揃った演出図柄の組合せを決定して停止表示して、共通演出の実行モードに移行するものとする。なお、共通演出の実行モードに移行するか否かの抽選処理は、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で実行してもよいし、演出制御用マイクロコンピュータ100側で実行してもよい。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で抽選処理を実行するように構成する場合には、例えば、共通演出の実行モードに移行するか否かの決定結果を示すコマンドや、演出図柄の停止図柄を確変図柄とするか非確変図柄とするかを示すコマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにし、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信したコマンドにもとづいて、共通演出の実行モードに移行したり、演出図柄の停止図柄として確変図柄の大当り図柄を決定したり、確変大当りであっても非確変図柄の大当り図柄を決定したりするようにすればよい。
Probability variation and non-probability variation symbols are provided. For example, when 3 symbols are displayed in a stopped state with the same odd number of symbols, the probability variation is a big hit, and the 3 symbols are stopped with the same even number of symbols. When displayed, it may be a big hit. In this case, in this embodiment, in the case of a promising big hit, after the big hit game is finished, the mode is unconditionally shifted to the common effect execution mode, and the common effect is executed until the 77th variation display is completed. However, for example, by performing a lottery process using random numbers, even if it is a probable big hit, there are cases where there is a case where a transition to the execution mode of the common effect and a case where the probable state is immediately notified. Also good. In this case, if it is a probable big hit and it is decided not to shift to the execution mode of the common effect, three symbols are arranged as odd symbols (a stop symbol reminiscent of the occurrence of a probable big hit) as the stop symbol of the production symbol. The combination of production symbols is determined and stopped, and the background color of the background screen is changed to red (a background color indicating a high probability state) immediately after the jackpot game based on the probability variation jackpot. In addition, it may be possible to immediately recognize that the state is controlled to the certain change state. On the other hand, if it is decided to shift to the execution mode of the common effect, a combination of effect symbols in which 3 symbols are even-numbered symbols (a stop symbol reminiscent of occurrence of a big jackpot) is determined as a stop symbol of the effect symbol. In addition to stopping the display and changing the background color of the background screen to yellow (the common background color for the high probability state and the low probability state) after the jackpot game based on the probability variation jackpot ends. In addition, it may be impossible to immediately recognize that the state is controlled to the certain change state. In this case, if it is a normal jackpot, unconditionally determine the combination of production symbols in which the three symbols are even numbers (generally a stop symbol that reminds of the occurrence of a big jackpot) Then, stop display and shift to the execution mode of the common effect. It should be noted that the lottery process for determining whether or not to shift to the common effect execution mode may be executed on the game control microcomputer 560 side or on the
また、通常大当りの場合にも、例えば、乱数を用いた抽選処理を行うことにより、共通演出の実行モードに移行する場合と直ちに確変状態ではないことを報知する場合とがあるようにしてもよい。この場合、通常大当りであって、共通演出の実行モードに移行しないと決定した場合には、演出図柄の停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った演出図柄の組合せを決定して停止表示するとともに、その通常大当りにもとづく大当り遊技の終了後に直ちに背景画面の背景色を青色(確変状態でないことを示す背景色)に変更するなどして、確変状態に制御されないことを直ちに認識できるようにしてもよい。一方、共通演出の実行モードに移行すると決定した場合には、演出図柄の停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った演出図柄の組合せを決定して停止表示するとともに、その通常大当りにもとづく大当り遊技の終了後に背景画面の背景色を黄色(確変状態であるときと確変状態でないときとで共通の背景色)に変更するなどして、確変状態でないことを直ちに認識できないようにしてもよい。なお、この場合も、共通演出の実行モードに移行するか否かの抽選処理は、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で実行してもよいし、演出制御用マイクロコンピュータ100側で実行してもよい。
Also, even in the case of a normal big hit, for example, by performing a lottery process using a random number, there may be a case where a transition is made to the execution mode of the common effect and a case where a notification is made that the state is not a probable change state immediately. . In this case, when it is determined that the game is usually a big hit and the mode is not shifted to the common effect execution mode, the combination of the effect symbols in which the three symbols are even-numbered symbols is determined and stopped and displayed as the stop symbol of the effect symbols. By immediately changing the background color of the background screen to blue (background color indicating that it is not in the probability variation state) immediately after the end of the jackpot game based on the normal jackpot, it is possible to immediately recognize that the control is not in the probability variation state. Good. On the other hand, if it is decided to shift to the execution mode of the common effect, a combination of effect symbols in which three symbols are even-numbered symbols are determined as stop symbols of the effect symbols and stopped, and the big hit game based on the normal jackpot After completion of the above, the background color of the background screen may be changed to yellow (a common background color for the case of the probability variation state and the case of the probability variation state), so that it is not immediately possible to recognize that it is not the probability variation state. Also in this case, the lottery process for determining whether or not to shift to the common effect execution mode may be executed on the game control microcomputer 560 side or on the
また、演出制御用CPU101は、はずれの場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果1指定コマンドである場合)、上記以外の演出図柄の組み合わせを決定する。ただし、リーチ演出を伴う場合には、左右の2図柄が揃った演出図柄の組み合わせ(リーチ図柄)を決定する。なお、受信した表示結果指定コマンドが突然確変大当りや小当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果13指定コマンドや表示結果14指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として「135」などの演出図柄の組合せを決定する。なお、突然確変大当りの場合に、リーチを伴う変動パターンを指定する変動パターンコマンドを受信している場合には、停止図柄「135」を決定するとともにリーチ図柄も決定する。
In addition, in the case of deviation (when the received display result designation command is a
また、演出表示装置9に導出表示される3図柄の組合せが演出図柄の「停止図柄」である。なお、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンドではなく、変動パターンコマンドにもとづいて、大当りや、はずれ、突然確変大当り、小当りであることを特定して、演出図柄の停止図柄を決定するようにしてもよい。例えば、演出制御CPU101は、大当り用の変動パターンコマンドを受信した場合には、左右中が同じ図柄で揃った大当り図柄を決定し、突然確変大当り/小当り用の変動パターンコマンドを受信した場合には「135」などの停止図柄を決定し、はずれ用の変動パターンコマンドを受信した場合には、これら以外のはずれ図柄を決定するようにしてもよい。
The combination of the three symbols derived and displayed on the
演出制御用CPU101は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、演出図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄決定テーブルを用いて、演出図柄の停止図柄を決定する。すなわち、抽出した乱数に一致する数値に対応する演出図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定する。
The
なお、演出図柄についても、大当りを想起させるような停止図柄を大当り図柄という。また、確変大当りを想起させるような停止図柄を確変大当り図柄(例えば、左中右の3図柄が同じ奇数図柄で揃った図柄の組み合わせ)といい、通常大当りを想起させるような停止図柄を通常大当り図柄(例えば、左中右の3図柄が同じ偶数図柄で揃った図柄の組み合わせ)という。そして、はずれを想起させるような停止図柄をはずれ図柄という。 As for the effect symbols, a stop symbol that recalls a big hit is called a big hit symbol. Stop symbols that remind you of a promiscuous jackpot are called probable jackpot symbols (for example, a combination of three symbols on the left, middle, and right with the same odd number of symbols). It is called a symbol (for example, a combination of symbols in which three symbols in the middle left and right are aligned with the same even symbol). And a stop symbol that reminds of a loss is called a loss symbol.
次いで、演出制御用CPU101は、共通演出の実行期間が終了するか否かを判定して、今回の変動表示で共通演出の実行期間が終了すると判定した場合に、共通演出の設定をリセットするとともに、確変状態であることを報知する確変報知演出や確変状態でないことを報知する非確変報知演出を設定するための確変報知演出設定処理を実行する(ステップS8003)。
Next, the
なお、この実施の形態では、確変状態に制御されているときに共通演出が実行される場合には、その共通演出が実行される最後の変動表示において確変報知演出が実行されるとともに、共通演出を終了した次の変動表示から、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)に代えて、確変状態であることを認識可能な背景色(例えば、赤色)の背景画面に切り替わることによって、遊技者は確変状態が確定したことを認識できる。なお、この実施の形態では、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)に代えて、確変状態であることを認識可能な背景色(例えば、赤色)の背景画面を表示することによる演出が特別確定演出に相当する。 In this embodiment, when the common effect is executed while being controlled to the probability change state, the probability change notification effect is executed in the last variation display in which the common effect is executed, and the common effect is performed. From the next variable display after finishing the process, instead of a background screen for common effects (for example, a background screen with a yellow background color), a background screen with a background color (for example, red) that can recognize that it is in a probable variation state. By switching, the player can recognize that the probability variation state has been confirmed. In this embodiment, instead of a common effect background screen (for example, a background screen with a yellow background color), a background screen with a background color (for example, red) that can be recognized as being in a probable variation state is displayed. The production by doing is equivalent to the special confirmation production.
また、この実施の形態では、確変状態に制御されていないとき(この実施の形態では、時短状態に制御されているとき)に共通演出が実行される場合には、その共通演出が実行される最後の変動表示において非確変報知演出が実行されるとともに、共通演出を終了した次の変動表示から、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)に代えて、確変状態でないこと(時短状態であること)を認識可能な背景色(例えば、緑色)の背景画面に切り替わることによって、遊技者は確変状態でないことが確定したことを認識できる。なお、この実施の形態では、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)に代えて、確変状態でないことを認識可能な背景色(例えば、緑色)の背景画面を表示することによる演出が非特別報知演出に相当する。 Further, in this embodiment, when a common effect is executed when not controlled to the probability variation state (when controlled to the short time state in this embodiment), the common effect is executed. In the last variation display, the non-probability change notification effect is executed, and the next variation display after the end of the common effect is replaced with a background screen for the common effect (for example, a background screen with a yellow background color) and is not in a certain change state. By switching to a background screen of a background color (for example, green) that can recognize the fact that the player is in the short-time state, the player can recognize that it has been determined that the state is not in a certain change state. In this embodiment, instead of a common effect background screen (for example, a background screen with a yellow background color), a background screen with a background color (for example, green) that can recognize that it is not in a probable state is displayed. The production by this corresponds to the non-special notification production.
次いで、演出制御用CPU101は、確変示唆フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8004)。この実施の形態では、共通演出の実行期間中において、さらに、確変状態であることを示唆する演出態様(例えば、キャラクタを登場させたり文字列を表示したりすることによって、確変状態が確定することに対する期待感を煽るような演出態様)で、複数の変動表示にわたって実行される確変示唆演出が実行される場合がある。この実施の形態では、共通演出が実行される場合であって、さらに確変示唆演出を実行することに決定された場合には、確変示唆フラグがセットされる。なお、確変示唆フラグは、後述する大当り終了演出処理の確変示唆演出設定処理(ステップS890参照)でセットされる。
Next, the
確変示唆フラグがセットされていた場合には、演出制御用CPU101は、変動パターンおよび確変示唆演出に応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8005)。確変示唆フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、変動パターンに応じたプロセステーブルを選択する(ステップS8006)。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップS8007)。
If the probability change suggestion flag is set, the
図43は、プロセステーブルの構成例を示す説明図である。プロセステーブルとは、演出制御用CPU101が演出装置の制御を実行する際に参照するプロセスデータが設定されたテーブルである。すなわち、演出制御用CPU101は、プロセステーブルに設定されているプロセスデータに従って演出表示装置9等の演出装置(演出用部品)の制御を行う。プロセステーブルは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音番号データおよび可動部材制御データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、演出図柄の可変表示の可変表示時間(変動時間)中の変動態様を構成する各変動の態様を示すデータ等(演出図柄の表示態様の他に演出表示装置9の表示画面における演出図柄以外の演出態様を含む。)が記載されている。具体的には、演出表示装置9の表示画面の変更に関わるデータが記載されている。また、プロセスタイマ設定値には、その演出態様での演出時間が設定されている。演出制御用CPU101は、プロセステーブルを参照し、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけ表示制御実行データに設定されている態様で演出図柄を表示させるとともに表示画面に表示されるキャラクタ画像や背景を表示させる制御を行う。また、ランプ制御実行データおよび音番号データに設定されている態様で発光体の点滅を制御するとともに、スピーカ27からの音出力を制御する。また、可動部材制御データに設定されている態様で可動部材78および演出羽根役物79a,79bを制御する。
FIG. 43 is an explanatory diagram of a configuration example of the process table. The process table is a table in which process data referred to when the
図43に示すプロセステーブルは、演出制御基板80におけるROMに格納されている。また、プロセステーブルは、各変動パターンや、確変示唆演出、予告演出の内容に応じて用意されている。なお、確変示唆演出を実行することに決定されている場合には、確変示唆演出に対応したデータが設定されてプロセステーブルを選択し、確変示唆演出を実行することに決定されていない場合には、確変示唆演出に対応したデータが設定されていないプロセステーブルを選択する。
The process table shown in FIG. 43 is stored in the ROM of the
また、リーチ演出を伴う変動パターンについて演出制御を実行する場合に用いられるプロセステーブルには、変動開始から所定時間が経過したときに左図柄を停止表示させ、さらに所定時間が経過すると右図柄を停止表示させることを示すプロセスデータが設定されている。なお、停止表示させる図柄をプロセステーブルに設定するのではなく、決定された停止図柄、擬似連や滑り演出における仮停止図柄に応じて、図柄を表示するための画像を合成して生成するようにしてもよい。 Also, in the process table used when effect control is executed for a variation pattern with reach effect, the left symbol is stopped when a predetermined time has elapsed from the start of the variation, and the right symbol is stopped when a predetermined time further elapses. Process data indicating that it is to be displayed is set. In addition, instead of setting the symbols to be stopped and displayed in the process table, an image for displaying the symbols is synthesized and generated according to the determined stop symbols, pseudo-stops, and temporary stop symbols in the sliding effect. May be.
また、演出制御用CPU101は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音番号データ1、可動部材制御データ1)に従って演出装置(演出図柄を可変表示する演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプ、演出用部品としてのスピーカ27、および演出用部品としての可動部材78と演出羽根役物79a,79b)の制御を開始する(ステップS8008)。例えば、表示制御実行データに従って、演出表示装置9において変動パターンに応じた画像(演出図柄を含む。)を表示させるために、VDP109に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプドライバ基板35に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ27からの音声出力を行わせるために、音声出力基板70に対して制御信号(音番号データ)を出力する。また、可動部材制御データに従って、可動部材78を動作させるための駆動信号を出力する。また、可動部材制御データに従って、演出羽根役物79a,79bを動作させるための駆動信号を出力する。なお、確変示唆演出に応じたプロセスデータが選択された場合には、演出表示装置9の表示画面において、所定のキャラクタを表示させたり、「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変状態が確定することを示唆するような演出が実行される。
Further, the
なお、この実施の形態では、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンドに1対1に対応する変動パターンによる演出図柄の可変表示が行われるように制御するが、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンドに対応する複数種類の変動パターンから、使用する変動パターンを選択するようにしてもよい。
In this embodiment, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される変動時間に相当する値を設定する(ステップS8009)。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(ステップS802)に対応した値にする(ステップS8010)。
Next, the
図44は、ステップS8003の確変報知演出設定処理を示すフローチャートである。確変報知演出設定処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した変動パターンコマンドで示される変動パターンが共通PK1であるか否かを確認する(ステップS6001)。共通PK1であれば、演出制御用CPU101は、共通演出の実行期間中における変動表示の実行回数をカウントするための共通演出中回数カウンタを1加算する(ステップS6002)。
FIG. 44 is a flowchart showing the probability change notification effect setting process in step S8003. In the probability change notification effect setting process, the
次いで、演出制御用CPU101は、確変状態フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6003)。なお、確変状態フラグは、コマンド解析処理のステップS678でセットされる。確変状態フラグがセットされていなければ、大当り遊技終了後に確変状態に制御されていない(時短状態に制御されている)ということであり、通常大当りとなったことにもとづいて、その大当り遊技終了後に共通演出継続回数10回の共通演出の実行モードに制御されている場合である。この場合、演出制御用CPU101は、加算後の共通演出中回数カウンタの値が10となっているか否かを確認する(ステップS6004)。共通演出中回数カウンタの値が10となっていれば、演出制御用CPU101は、今回の変動表示が共通演出の実行期間中に実行される最後の変動表示であると判断し、今回の変動表示において非確変報知演出を実行することを示す非確変報知フラグをセットする(ステップS6005)。そして、共通演出中フラグをリセットするとともに、セットされていれば、共通演出継続回数を予告する共通回数予告演出を実行することを示す共通回数予告フラグをリセットする(ステップS6006)。なお、共通回数予告演出については後述する。
Next, the
確変状態フラグがセットされていなければ(すなわち、確変大当りとなったことにもとづいて、その大当り遊技終了後に共通演出の実行モードに制御されている場合)、演出制御用CPU101は、共通演出を終了して特別確定演出(例えば、背景色が赤色の背景画面を表示する演出)や非特別報知演出(例えば、背景色が緑色の背景画面を表示する演出)に切り替えるタイミングが到来したか否かを判定するための切替判定値の値が「01」〜「0A」のいずれであるかを確認する(ステップS6007)。
If the probability variation state flag is not set (that is, based on the fact that the probability variation jackpot has been reached, the
図45は、切替判定値の具体的を示す説明図である。図45に示すように、この実施の形態では、共通演出継続回数が1回〜10回のいずれであるかに応じて切替判定値が設定される。例えば、図45に示すように、共通演出継続回数が10回である場合には切替判定値に「01」がセットされ、共通演出継続回数が9回である場合には切替判定値に「02」がセットされ、共通演出継続回数が8回である場合には切替判定値に「03」がセットされ、共通演出継続回数が7回である場合には切替判定値に「04」がセットされ、共通演出継続回数が6回である場合には切替判定値に「05」がセットされ、共通演出継続回数が5回である場合には切替判定値に「06」がセットされ、共通演出継続回数が4回である場合には切替判定値に「07」がセットされ、共通演出継続回数が3回である場合には切替判定値に「08」がセットされ、共通演出継続回数が2回である場合には切替判定値に「09」がセットされ、共通演出継続回数が1回である場合には切替判定値に「0A」がセットされる。なお、図45に示す切替判定値は、後述する大当り終了演出処理の共通演出設定処理(ステップS888参照)でセットされる。 FIG. 45 is an explanatory diagram showing the specific switching determination value. As shown in FIG. 45, in this embodiment, the switching determination value is set according to whether the common performance continuation count is 1 to 10 times. For example, as shown in FIG. 45, when the common production continuation count is 10 times, “01” is set as the switching determination value, and when the common production continuation count is 9 times, the switching determination value is “02”. ”Is set,“ 03 ”is set as the switching determination value when the common performance continuation count is 8 times, and“ 04 ”is set as the switching determination value when the common performance continuation count is 7 times. When the common performance continuation count is 6, the switching determination value is set to “05”, and when the common performance continuation count is 5, the switching determination value is set to “06”. When the number of times is 4, “07” is set as the switching determination value, and when the number of times of common effect continuation is 3, “08” is set as the switching determination value, and the number of times of common effect continuation is 2 times. Is set to “09” as the switching judgment value, "0A" is set to the switching determination value if the number of continuations is one. Note that the switching determination value shown in FIG. 45 is set in the common effect setting process (see step S888) of the jackpot end effect process described later.
そして、演出制御用CPU101は、加算後の共通演出中回数カウンタの値が切替判定値に対応した値となっているか否かを確認する(ステップS6008)。この場合、演出制御用CPU101は、図45に示すように、切替判定値が「01」であれば共通演出中回数カウンタの値が10となっているか否かを確認し、切替判定値が「02」であれば共通演出中回数カウンタの値が9となっているか否かを確認し、切替判定値が「03」であれば共通演出中回数カウンタの値が8となっているか否かを確認し、切替判定値が「04」であれば共通演出中回数カウンタの値が7となっているか否かを確認し、切替判定値が「05」であれば共通演出中回数カウンタの値が6となっているか否かを確認し、切替判定値が「06」であれば共通演出中回数カウンタの値が5となっているか否かを確認し、切替判定値が「07」であれば共通演出中回数カウンタの値が4となっているか否かを確認し、切替判定値が「08」であれば共通演出中回数カウンタの値が3となっているか否かを確認し、切替判定値が「09」であれば共通演出中回数カウンタの値が2となっているか否かを確認し、切替判定値が「0A」であれば共通演出中回数カウンタの値が1となっているか否かを確認する。
Then, the
共通演出中回数カウンタの値が切替判定値に対応した値となっていれば、演出制御用CPU101は、今回の変動表示が共通演出の実行期間中に実行される最後の変動表示であると判断し、今回の変動表示において確変報知演出を実行することを示す確変報知フラグをセットする(ステップS6009)。そして、共通演出中フラグをリセットするとともに、セットされていれば、共通回数予告フラグをリセットする(ステップS6010)。
If the value of the counter counter during common effects is a value corresponding to the switching determination value, the
変動パターンが共通PK1でなければ、演出制御用CPU101は、受信した変動パターンコマンドで示される変動パターンが共通PK3であるか否かを確認する(ステップS6011)。共通PK3であれば、演出制御用CPU101は、確変状態フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6012)。なお、確変状態フラグは、コマンド解析処理のステップS678においてセットされる。確変状態フラグがセットされている場合(すなわち、確変状態である場合)には、演出制御用CPU101は、確変報知フラグをセットする(ステップS6013)。また、確変状態フラグがセットされていなければ(すなわち、確変状態でなければ(時短状態であれば))、演出制御用CPU101は、非確変報知フラグをセットする(ステップS6014)。そして、演出制御用CPU101は、共通演出中フラグをリセットするとともに、セットされていれば、共通回数予告フラグをリセットする(ステップS6015)。
If the variation pattern is not the common PK1, the
この実施の形態では、既に述べたように、共通演出の実行期間中において、共通演出継続回数を消化する前であっても、突然確変大当りや小当り1となった場合には、共通演出の実行期間が終了される。ステップS6011〜S6015の処理が実行されることによって、共通演出の実行期間中に突然確変大当りや小当り1となったときに選択される共通PK3の変動パターンが指定された場合には、共通演出の設定をリセットするとともに、確変報知フラグや非確変報知フラグをセットして、今回の変動表示において確変報知演出や非確変報知演出を実行するように制御される。なお、突然確変大当りである場合(具体的には、表示結果4指定コマンドを受信した場合)には、その突然確変大当り遊技を終了した後に確変状態に移行されるのであるから、ステップS6013,S6014を実行しないようにし、確変状態であるか否かを報知しないようにしてもよい。また、例えば、突然確変大当りである場合には、現在の遊技状態にかかわらず確変報知フラグをセットするようにして、確変状態が確定することを報知するようにしてもよい。
In this embodiment, as already described, even if the number of continuations of the common effect is not exhausted during the execution period of the common effect, The execution period ends. When the process of steps S6011 to S6015 is executed, and the variation pattern of the common PK3 that is selected when sudden probability big hit or
図46は、演出制御プロセス処理における演出図柄変動中処理(ステップS802)を示すフローチャートである。演出図柄変動中処理において、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算するとともに(ステップS8101)、変動時間タイマの値を1減算する(ステップS8102)。また、演出制御用CPU101は、プロセスデータの内容(表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音番号データ、可動部材制御データ)に従って演出装置(演出図柄を可変表示する演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプ、演出用部品としてのスピーカ27、および演出用部品としての可動部材78と演出羽根役物79a,79b)の制御を実行する(ステップS8103)。例えば、表示制御実行データに従って、演出表示装置9において変動パターンに応じた画像(演出図柄を含む。)を表示させるために、VDP109に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプドライバ基板35に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ27からの音声出力を行わせるために、音声出力基板70に対して制御信号(音番号データ)を出力する。また、可動部材制御データに従って、可動部材78を動作させるための駆動信号を出力する。また、可動部材制御データに従って、演出羽根役物79a,79bを動作させるための駆動信号を出力する。なお、確変示唆演出に応じたプロセスデータが選択された場合には、演出表示装置9の表示画面において、所定のキャラクタを表示させたり、「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変状態が確定することを示唆するような演出が実行される。また、例えば、擬似連の演出や予告演出を実行する際に、モータ86を駆動させることによって可動部材78を可動させたり、モータ87を駆動させることによって演出羽根役物79a,79bを可動させる演出が行われる。
FIG. 46 is a flowchart showing the effect symbol variation process (step S802) in the effect control process. In the effect symbol changing process, the
次いで、演出制御用CPU101は、プロセスタイマがタイムアウトしたら(ステップS8104)、プロセスデータの切替を行う。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定し(ステップS8105)、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS8106)。
Next, when the process timer times out (step S8104), the
次いで、演出制御用CPU101は、共通回数予告フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8107)。共通回数予告フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、共通演出中回数カウンタの値が5となっているか否かを確認する(ステップS8108)。共通演出中回数カウンタの値が5となっていれば、演出制御用CPU101は、演出表示装置9において、共通演出継続回数を予告する表示を重畳表示する制御を行う(ステップS8109)。例えば、演出制御用CPU101は、後述する大当り終了演出処理の共通回数予告演出設定処理(ステップS891参照)において、共通演出継続回数10回を予告する共通回数予告演出を実行することに決定されている場合には、演出表示装置9において「残り回数5回」などの文字列を表示させて、共通演出の実行期間が残り5回であることを予告する。そのようにすることによって、この実施の形態では、共通演出の実行期間となってから5回目の変動表示を実行するタイミングで残り回数を予告することによって、共通演出継続回数(例えば、既に実行された回数も含めて共通演出継続回数が10回であること)を予告する。
Next, the
なお、共通回数予告演出の演出態様は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、共通演出の実行期間となってから所定回目(例えば、5回目)の変動表示から残り回数をカウントダウンする態様の表示を行うことによって、共通演出継続回数を予告してもよい。また、共通回数予告演出の実行タイミングは、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、共通演出の実行期間の早いタイミング(例えば、1回目や2回目の変動表示)において実行してもよい。また、例えば、共通演出の実行モードに移行する直前の大当り遊技中において、共通演出継続回数を示す文字列などを表示させて、共通演出継続回数を予告してもよい。 It should be noted that the production mode of the common number notice production is not limited to that shown in this embodiment. For example, the number of continuations of the common effect may be notified in advance by performing display in a manner in which the remaining number is counted down from a predetermined display (for example, the fifth time) after the common effect execution period. Further, the execution timing of the common number notice effect is not limited to that shown in this embodiment, and may be executed, for example, at an early timing of the execution time of the common effect (for example, the first or second variation display). Good. Further, for example, during a jackpot game immediately before the transition to the common effect execution mode, a character string indicating the number of times of common effect continuation may be displayed to notify the number of times of common effect continuation.
そして、演出制御用CPU101は、変動時間タイマがタイムアウトしていれば(ステップS8110)、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(ステップS803)に応じた値に更新する(ステップS8111)。
Then, if the change time timer has timed out (step S8110), the
図47は、演出制御プロセス処理における演出図柄変動停止処理(ステップS803)を示すフローチャートである。演出図柄変動停止処理において、演出制御用CPU101は、まず、演出図柄表示結果格納領域に格納されているデータ(停止図柄を示すデータ)に従って停止図柄を導出表示する制御を行う(ステップS8301)。
FIG. 47 is a flowchart showing the effect symbol variation stop process (step S803) in the effect control process. In the effect symbol variation stop process, the
次いで、演出制御用CPU101は、確変報知フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8302)。確変報知フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、確変報知フラグをリセットする(ステップS8303)とともに、演出表示装置9において、確変昇格に成功した旨の表示を重畳表示する制御を行う(ステップS8304)。この場合、例えば、演出表示装置9において、「確変に昇格!!」などの文字列を表示させることによって、確変状態が確定したことを報知する。
Next, the
確変報知フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、非確変報知フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS8305)。非確変報知フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、非確変報知フラグをリセットする(ステップS8306)とともに、演出表示装置9において、確変昇格に失敗した旨の表示を重畳表示する制御を行う(ステップS8307)。この場合、例えば、演出表示装置9において、「残念!確変昇格失敗!」などの文字列を表示させることによって、確変状態でないことが確定したことを報知する。
If the probability change notification flag is not set, the
なお、この実施の形態では、ステップS8302〜S8307の処理が実行されることによって、共通演出の実行期間が終了する最後の変動表示において、確変報知演出や非確変報知演出を実行し確変状態であるか否かを報知する場合を示しているが、共通演出の実行期間が終了すると、背景画面の背景色が切り替わって確変状態であるか否かを認識できるのであるから、ステップS8302〜S8307の処理は行わなくてもよい。 In this embodiment, the process of steps S8302 to S8307 is executed, and in the last variation display in which the execution period of the common effect ends, the probability change notification effect and the non-change probability notification effect are executed, and the state is in the probability change state. However, when the execution period of the common effect ends, the background color of the background screen is switched and it is possible to recognize whether or not the state is in a probable change state. Therefore, the processes in steps S8302 to S8307 are performed. Is not necessary.
次いで、演出制御用CPU101は、大当りまたは小当りとすることに決定されているか否か確認する(ステップS8308)。大当りまたは小当りとすることに決定されているか否かは、例えば、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドによって確認される。なお、この実施の形態では、決定されている停止図柄によって、大当りまたは小当りとすることに決定されているか否か確認することもできる。
Next, the
大当りまたは小当りとすることに決定されている場合には、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)に応じた値に更新する(ステップS8309)。 When it is determined to be a big hit or a small hit, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the big hit display process (step S804) (step S8309).
大当りおよび小当りのいずれともしないことに決定されている場合には、演出制御用CPU101は、セットされていれば、確変示唆演出の実行回数をカウントするための確変示唆回数カウンタを1減算する(ステップS8310)とともに、減算後の確変示唆回数カウンタの値が0となっているか否かを確認する(ステップS8311)。なお、共通示唆回数カウンタは、後述する大当り終了演出処理の確変示唆演出設定処理(ステップS890参照)でセットされる。確変示唆回数カウンタの値が0となっていれば、演出制御用CPU101は、確変示唆フラグをリセットする(ステップS8312)。
When it is determined that neither big hit nor small hit is made, if set, the
次いで、演出制御用CPU101は、所定のフラグをリセットする(ステップS8313)。例えば、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンド受信フラグなどのコマンド受信フラグをリセットする。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS8314)。
Next, the
図48は、演出制御プロセス処理における大当り終了演出処理(ステップS807)を示すフローチャートである。大当り終了演出処理において、演出制御用CPU101は、大当り終了演出タイマが設定されているか否か確認する(ステップS880)。大当り終了演出タイマが設定されている場合には、ステップS885に移行する。大当り終了演出タイマが設定されていない場合には、大当り終了指定コマンドを受信したことを示す大当り終了指定コマンド受信フラグまたは小当り/突然確変大当り終了指定コマンドを受信したことを示す小当り/突然確変大当り終了指定コマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS881)。大当り終了指定コマンド受信フラグまたは小当り/突然確変大当り終了指定コマンド受信フラグがセットされている場合には、大当り終了指定コマンド受信フラグまたは小当り/突然確変大当り終了指定コマンド受信フラグをリセットし(ステップS882)、大当り終了演出タイマに大当り終了表示時間に相当する値を設定して(ステップS883)、演出表示装置9に、大当り終了画面(大当り遊技の終了を報知する画面)を表示する制御を行う(ステップS884)。具体的には、VDP109に、大当り終了画面を表示させるための指示を与える。
FIG. 48 is a flowchart showing the jackpot end effect process (step S807) in the effect control process. In the jackpot end effect process, the
ステップS885では、大当り終了演出タイマの値を1減算する。そして、演出制御用CPU101は、大当り終了演出タイマの値が0になっているか否か、すなわち大当り終了演出時間が経過したか否か確認する(ステップS886)。経過していなければ処理を終了する。大当り終了演出時間が経過している場合には、演出制御用CPU101は、セットされていれば、共通演出中フラグや、確変示唆フラグ、共通回数予告フラグをリセットする(ステップS887)。
In step S885, 1 is subtracted from the value of the big hit end effect timer. Then, the
次いで、演出制御用CPU101は、共通演出の設定を行う共通演出設定処理を実行する(ステップS888)。また、演出制御用CPU101は、ステップS888の共通演出設定処理で共通演出中フラグがセットされたか否かを確認する(ステップS889)。共通演出中フラグがセットされていれば(すなわち、大当り遊技終了後に共通演出を実行することが設定された場合)、演出制御用CPU101は、確変示唆演出の実行有無や演出態様を設定する確変示唆演出設定処理を実行する(ステップS890)。次いで、演出制御用CPU101は、共通回数予告演出の実行有無や演出態様を設定する共通回数予告演出設定処理を実行する(ステップS891)。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、所定のフラグをリセットする(ステップS892)。例えば、演出制御用CPU101は、表示結果指定コマンド受信フラグなどのコマンド受信フラグをリセットする。そして、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に応じた値に更新する(ステップS893)。
Next, the
図49は、ステップS888の共通演出設定処理を示すフローチャートである。共通演出設定処理において、演出制御用CPU101は、まず、第2図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS6501)。第2図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされていれば(すなわち、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなったことにもとづく大当り遊技を終了する場合であれば)、そのまま処理を終了する。すなわち、この実施の形態では、既に述べたように、第1特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合にのみ共通演出の実行モードに移行され、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合には共通演出の実行モードには移行されない(ステップS134参照)。そのため、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなったことにもとづく大当り遊技を終了する場合には、ステップS6502以降の共通演出の設定を行うことなく、そのまま処理を終了する。
FIG. 49 is a flowchart showing the common effect setting process in step S888. In the common effect setting process, the
次いで、演出制御用CPU101は、通常大当りにもとづく大当り遊技を終了する場合であるか否かを確認する(ステップS6502)。なお、通常大当りにもとづく大当り遊技を終了する場合であるか否かは、具体的には、コマンド解析処理のステップS618で表示結果指定コマンド格納領域に格納されたコマンドが表示結果2指定コマンドであるか否かを確認することによって判定できる。通常大当りにもとづく大当り遊技を終了する場合であれば、演出制御用CPU101は、ステップS6506に移行する。
Next, the
通常大当りにもとづく大当り遊技を終了する場合でなければ、大当り開始2指定コマンド〜大当り開始11指定コマンドのいずれかを受信しているか否かを確認する(ステップS6504)。なお、具体的には、演出制御用CPU101は、コマンド解析処理のステップS622Aで大当り開始指定コマンド格納領域に格納されているコマンドが大当り開始2指定コマンド〜大当り開始11指定コマンドのうちのいずれかであるか否かを確認する。大当り開始2指定コマンド〜大当り開始11指定コマンドのうちのいずれかを受信していれば、演出制御用CPU101は、図45に示すように、受信した大当り開始指定コマンドで特定される共通演出継続回数に応じて切替判定値に「01」〜「0A」をセットする(ステップS6505)。例えば、大当り開始2指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を10回と特定できることから切替判定値に「01」をセットする。また、例えば、大当り開始3指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を9回と特定できることから切替判定値に「02」をセットする。また、例えば、大当り開始4指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を8回と特定できることから切替判定値に「03」をセットする。また、例えば、大当り開始5指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を7回と特定できることから切替判定値に「04」をセットする。また、例えば、大当り開始6指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を6回と特定できることから切替判定値に「05」をセットする。また、例えば、大当り開始7指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を5回と特定できることから切替判定値に「06」をセットする。また、例えば、大当り開始8指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を4回と特定できることから切替判定値に「07」をセットする。また、例えば、大当り開始9指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を3回と特定できることから切替判定値に「08」をセットする。また、例えば、大当り開始10指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を2回と特定できることから切替判定値に「09」をセットする。また、例えば、大当り開始11指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を1回と特定できることから切替判定値に「0A」をセットする。
Unless the big hit game based on the normal big hit is to be ended, it is confirmed whether any of the big hit start 2 designation command to the big hit start 11 designation command is received (step S6504). Specifically, the
そして、演出制御用CPU101は、共通演出中フラグをセットする(ステップS6506)とともに、共通演出中回数カウンタをクリアする(ステップS6507)。
Then, the
なお、大当り開始2指定コマンド〜大当り開始11指定コマンドのいずれも受信していなければ(すなわち、突然確変大当りにもとづく大当り遊技を終了する場合であれば、共通演出中フラグや共通演出中回数カウンタのクリアなどの処理を行うことなく、そのまま処理を終了する。 If none of the jackpot start 2 designation command to jackpot start 11 designation command has been received (that is, if the jackpot game based on the sudden probability variation jackpot is to be terminated), the common performance flag or the common performance count counter The process ends without performing a process such as clearing.
図50は、ステップS890の確変示唆演出設定処理を示すフローチャートである。確変示唆演出設定処理において、演出制御用CPU101は、まず、確変示唆演出の実行有無および演出態様を決定するためのテーブルとして、大当り種別や共通演出継続回数に応じた確変示唆演出決定テーブルを選択する(ステップS6601)。なお、確変示唆演出決定テーブルは、大当り種別や共通演出継続回数に応じて複数テーブルが設定されており、ステップS6601では、演出制御用CPU101は、大当り種別が通常大当りまたは確変大当りのいずれであるかや、共通演出継続回数が1回〜10回のいずれであるかに応じて確変示唆演出決定テーブルを選択する。なお、大当り種別が通常大当りまたは確変大当りのいずれであるかは、具体的には、コマンド解析処理のステップS618で表示結果指定コマンド格納領域に格納されたコマンドが表示結果2指定コマンドまたは表示結果3指定コマンドのいずれであるかを確認することによって判定できる。また、共通演出継続回数が1回〜10回のいずれであるかは、切替判定値として「01」〜「0A」のいずれの値がセットされているかを確認することによって判定できる。
FIG. 50 is a flowchart showing the probability variation suggesting effect setting process in step S890. In the probability change suggestion effect setting process, the
次いで、演出制御用CPU101は、ステップS6601で選択した確変示唆演出決定テーブルを用いて、確変示唆演出の実行有無および演出態様を決定するための乱数を用いた抽選処理を行うことによって、確変示唆演出の実行有無および演出態様(具体的には、確変昇格演出を何回の変動表示にわたって連続して実行するか。すなわち、確変昇格演出の実行回数。)を決定する(ステップS6602)。
Next, the
図51は、確変示唆演出決定テーブルの具体例を示す説明図である。このうち、図51(A)は、大当り種別が通常大当りであるとき(大当り遊技終了後に確変状態に制御されないとき(時短状態に制御されるとき))に選択される確変示唆演出決定テーブルである。また、図51(B)は、大当り種別が確変大当りである(大当り遊技終了後に確変状態に制御されるとき)とともに、共通演出継続回数が10回であるときに選択される確変示唆演出決定テーブルである。 FIG. 51 is an explanatory diagram of a specific example of the probability variation suggestion effect determination table. Among these, FIG. 51 (A) is a probability change suggestion effect determination table selected when the big hit type is a normal big hit (when the big hit game is not controlled to be in a promiscuous state (when controlled in the short time state)). . FIG. 51 (B) shows a probability variation suggestion effect determination table selected when the jackpot type is a probability variation jackpot (when it is controlled to a probability variation state after the jackpot game ends) and the common performance continuation count is ten. It is.
図51に示すように、確変示唆演出決定テーブルには、それぞれ、確変示唆演出の演出態様として、大当り後10変動にわたって連続して実行する確変示唆演出(10回)、大当り後9変動にわたって連続して実行する確変示唆演出(9回)、大当り後8変動にわたって連続して実行する確変示唆演出(8回)、・・・、大当り後1変動目のみ実行する確変示唆演出(1回)が設定され、それぞれ判定値が割り振られている。また、図51に示すように、確変示唆演出決定テーブルには、確変示唆演出を実行しない選択肢も設定されており、判定値が割り当てられている。 As shown in FIG. 51, in the probability change suggestion effect determination table, as the effect mode of the probability change suggestion effect, the probability change suggestion effect (10 times) continuously executed over 10 variations after the big hit, and continuously over 9 variations after the big hit, respectively. Probability suggestion effect to be executed (9 times), probability change indication effect to be executed continuously over 8 fluctuations after the big hit (8 times), ... Each is assigned a decision value. Further, as shown in FIG. 51, an option for not executing the probability variation suggestion effect is set in the probability variation suggestion effect determination table, and a determination value is assigned.
なお、図51に示す例では、一例として、大当り種別が通常大当りである場合に選択される確変示唆演出決定テーブルと、大当り種別が確変大当りであり共通演出継続回数が10回である場合に選択される確変示唆演出決定テーブルとをそれぞれ示しているが、他の共通演出継続回数(9回〜1回)が設定されている場合に対しても、それぞれ、図51と同様のテーブル形式の確変示唆演出決定テーブルが設けられている。ただし、例えば、共通演出継続回数が9回である場合には、確変示唆演出(9回)〜確変示唆演出(1回)、および確変示唆演出なしに対して、判定値が割り振られていればよい。同様に、例えば、共通演出継続回数が8回である場合には、確変示唆演出(8回)〜確変示唆演出(1回)、および確変示唆演出なしに対して、判定値が割り振られていればよい。 In the example shown in FIG. 51, as an example, the probability variation suggestion effect determination table selected when the big hit type is a normal big hit and the case where the big hit type is a probable big hit and the number of times of common effect continuation is 10 times are selected. Although the probability variation suggestion effect determination table to be displayed is respectively shown, the probability variation of the table format similar to that in FIG. 51 is also provided for cases where other common effect continuation times (9 to 1 time) are set. An suggestion effect determination table is provided. However, for example, when the number of times of common effect continuation is 9, if a determination value is assigned to the probability change suggestion effect (9 times) to the probability change suggestion effect (one time) and no probability change suggestion effect, Good. Similarly, for example, in the case where the number of continuations of the common effect is 8, the determination value is assigned to the probability change suggestion effect (8 times) to the probability change suggestion effect (1 time) and no probability change suggestion effect. That's fine.
図51に示すように、通常大当り(共通演出継続回数は10回固定)である場合や確変大当り且つ共通演出継続回数10回である場合には、確変示唆演出(10回)が他の実行回数の確変示唆演出よりも高い割合で選択されるように、判定値が割り振られている。具体的には、図51に示すように、通常時確変示唆演出決定テーブルではd1>d2〜d10となるように判定値が割り振られ、確変時確変示唆演出決定テーブルではd21>d22〜d30となるように判定値が割り振られている。そのように判定値が割り振られていることによって、共通演出の実行期間が終わる最後の変動表示まで確変示唆演出が連続して実行される割合を高くし、確変が確定するかもしれないという期待感を共通演出の実行期間の最後まで維持することができる。逆に、共通演出継続回数を消化する前であっても確変示唆演出が終了する場合がある(図51に示す例では、通常大当り(共通演出継続回数は10回固定)である場合や確変大当り且つ共通演出継続回数10回である場合であっても、9回や8回で確変示唆演出が終了する場合がある)ので、確変示唆演出が途切れて確変状態が確定しなかったという失望感を一度感じた後に確変状態であることが報知されるようなケースも設けることができ、意外性のある演出を行うことができる。 As shown in FIG. 51, in the case of a normal big hit (the number of times of common effect continuation is fixed at 10 times), or when the probability change big hit and the number of times of common effect continuation is 10 times, the probability change suggesting effect (10 times) is another execution number. The determination value is assigned so that it is selected at a higher rate than the certainty suggestion effect. More specifically, as shown in FIG. 51, determination values are assigned so that d1> d2 to d10 in the normal-time probability change suggestion effect determination table, and d21> d22 to d30 in the probability-change probability suggestion effect determination table. Judgment values are assigned as follows. By assigning the judgment value in such a way, the expectation that the probability variation may be confirmed by increasing the rate at which the probability variation suggestion effect is continuously executed until the last variation display at the end of the execution period of the common effect. Can be maintained until the end of the execution period of the common performance. Conversely, the probable change suggestion may end even before the number of common production continuations is exhausted (in the example shown in FIG. 51, a normal big hit (the number of common production continuations is fixed 10 times) or And even if the number of continuations of the common performance is 10, the probability variation suggestion may end at nine or eight times), so the disappointment that the probability variation suggestion was interrupted and the probability variation state was not confirmed. A case in which it is informed that the state is in a probable state after feeling once can be provided, and an unexpected production can be performed.
なお、他の共通演出継続回数(9回〜1回)が設定されている場合も、同様に共通演出継続回数と同数の実行回数の確変示唆演出の選択割合が高くなるように、確変示唆演出決定テーブルを構成すればよい。例えば、確変大当り且つ共通演出継続回数9回用の確変示唆演出決定テーブルでは、確変示唆演出(9回)に対して最も多くの判定値を割り振るようにし、確変大当り且つ共通演出継続回数8回用の確変示唆演出決定テーブルでは、確変示唆演出(8回)に対して最も多くの判定値を割り振るようにすればよい。 In addition, even when other common production continuation times (9 to 1) are set, the probability variation suggestion production is similarly set so that the selection ratio of the certain variation suggestion production of the same number of execution times as the common production continuation frequency becomes high. What is necessary is just to comprise a decision table. For example, in the probability variation suggestion effect determination table for the probability variation big hit and the common effect continuation count of 9 times, the most judgment value is assigned to the probability variation suggestion effect (9 times), and the probability variation big hit and the common effect continuation count is 8 times. In the probability variation suggestion effect determination table, the most decision values may be assigned to the probability variation suggestion effect (eight times).
なお、通常大当りである場合には、逆に、確変示唆演出(10回)の選択割合が低くなるように判定値を割り振るようにしてもよい。そのように構成すれば、確変示唆演出の実行回数が多くなるに従って、確変状態が確定することに対する期待感を高めることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。 In the case of a normal big hit, on the contrary, the determination value may be assigned so that the selection ratio of the probability change suggestion effect (10 times) is low. With such a configuration, as the number of executions of the probability variation suggestion increases, a sense of expectation that the probability variation state is fixed can be increased, and the interest in the game can be improved.
また、図51に示すように、確変大当り且つ共通演出継続回数10回用の確変示唆演出決定テーブルでは、通常大当り用の確変示唆演出決定テーブルと比較して、確変示唆演出(1回)〜確変示唆演出(10回)に対して割り振られている判定値の数が多い。具体的には、図51に示すように、d1+・・・+d10<d21+・・・+d30となるように判定値が割り振られており、確変状態である場合には、確変状態でない場合と比較して、確変示唆演出が実行される割合が高くなっている。そのようにすることによって、この実施の形態では、確変示唆演出が実行されたときに確変状態であることが報知される割合を高めることができ、確変示唆演出が実行されることによる期待感を高めることができる。 Further, as shown in FIG. 51, in the probability variation suggestion effect determination table for probability variation big hit and 10 times of common effect continuation, the probability variation suggestion effect (once) to probability variation is compared with the probability variation suggestion effect determination table for normal big hit. There are a large number of judgment values assigned to the suggestion effect (10 times). Specifically, as shown in FIG. 51, determination values are assigned so that d1 +... + D10 <d21 +... + D30. Thus, the rate at which the probable suggestion effect is executed is high. By doing so, in this embodiment, it is possible to increase the proportion of notifications that the probability variation state is informed when the probability variation suggestion effect is executed, and the expectation due to the probability change suggestion effect being executed is increased. Can be increased.
次いで、演出制御用CPU101は、ステップS6602で確変示唆演出を実行することに決定したか否かを確認する(ステップS6603)。確変示唆演出を実行することに決定した場合には、演出制御用CPU101は、確変示唆フラグをセットする(ステップS6604)。また、演出制御用CPU101は、ステップS6602で決定した確変示唆演出に応じた実行回数を確変示唆回数カウンタにセットする(ステップS6605)。例えば、演出制御用CPU101は、ステップS6602で確変示唆演出(10回)を実行することに決定した場合には、確変示唆回数カウンタに10回をセットする。また、例えば、演出制御用CPU101は、ステップS6602で確変示唆演出(9回)を実行することに決定した場合には、確変示唆回数カウンタに9回をセットする。
Next, the
図52は、ステップS891の共通回数予告演出設定処理を示すフローチャートである。共通回数予告演出設定処理において、演出制御用CPU101は、まず、共通回数予告演出設定処理の実行有無および演出態様を決定するためのテーブルとして、大当り種別や共通演出継続回数に応じた共通回数予告演出決定テーブルを選択する(ステップS6701)。なお、共通回数予告演出決定テーブルは、大当り種別や共通演出継続回数に応じて複数テーブルが設定されており、ステップS6701では、演出制御用CPU101は、大当り種別が通常大当りまたは確変大当りのいずれであるかや、共通演出継続回数が10回〜6回のいずれであるかに応じて共通回数予告演出決定テーブルを選択する。なお、大当り種別が通常大当りまたは確変大当りのいずれであるかは、具体的には、コマンド解析処理のステップS618で表示結果指定コマンド格納領域に格納されたコマンドが表示結果2指定コマンドまたは表示結果3指定コマンドのいずれであるかを確認することによって判定できる。また、共通演出継続回数が10回〜6回のいずれであるかは、切替判定値として「01」〜「05」のいずれの値がセットされているかを確認することによって判定できる。
FIG. 52 is a flowchart showing the common number notice effect setting process in step S891. In the common number notice effect setting process, the
次いで、演出制御用CPU101は、ステップS6701で選択した共通回数予告演出決定テーブルを用いて、共通回数予告演出の実行有無および演出態様を決定するための乱数を用いた抽選処理を行うことによって、共通回数予告演出の実行有無および演出態様を決定する(ステップS6702)。
Next, the
図53は、共通回数予告演出決定テーブルの具体例を示す説明図である。このうち、図53(A)は、大当り種別が通常大当りであるときに選択される共通回数予告演出決定テーブルである。また、図53(B)は、大当り種別が確変大当りであるとともに、共通演出継続回数が10回であるときに選択される共通回数予告演出決定テーブルである。同様に、この実施の形態では、大当り種別が確変大当りであり、且つ共通演出継続回数が9回〜6回であるときに選択される共通回数予告演出決定テーブルが用意されている。 FIG. 53 is an explanatory diagram of a specific example of the common number notice effect determination table. Among these, FIG. 53 (A) is a common number notice effect determination table selected when the jackpot type is a normal jackpot. FIG. 53B is a common number notice effect determination table selected when the big hit type is a probable big hit and the common effect continuation count is 10. Similarly, in this embodiment, a common number notice effect determination table selected when the big hit type is a probable big hit and the common effect continuation count is 9 to 6 times is prepared.
図53に示すように、共通回数予告演出決定テーブルには、それぞれ、共通回数予告演出の演出態様として、大当り後5変動目において共通演出継続回数が10回であることを予告する共通回数予告演出(10回)、共通演出継続回数が9回であることを予告する共通回数予告演出(9回)、共通演出継続回数が8回であることを予告する共通回数予告演出(8回)、共通演出継続回数が7回であることを予告する共通回数予告演出(7回)、共通演出継続回数が6回であることを予告する共通回数予告演出(6回)、が設定され、それぞれ判定値が割り振られている。また、図53に示すように、共通回数予告演出決定テーブルには、共通回数予告演出を実行しない選択肢も設定されており、判定値が割り当てられている。 As shown in FIG. 53, in the common number notice effect determination table, as the effect form of the common number notice effect, the common number notice effect for notifying that the common effect continuation number is 10 times at the fifth change after the big hit. (10 times), common number notice effect (9 times) for notifying that the common effect continuation number is 9 times, common number notice effect (8 times) for notifying that the common effect continuation number is 8 times, common A common number notice effect (7 times) for notifying that the number of effect continuations is seven times and a common number notice effect (6 times) for notifying that the common effect continuation number is six are set. Is allocated. As shown in FIG. 53, the common number notice effect determination table also includes an option for not executing the common number notice effect, and is assigned a determination value.
なお、この実施の形態では、大当り遊技終了後5回目の変動表示を実行するときに、共通演出継続回数の残り回数を表示する態様で共通回数予告演出を実行する場合を説明する。例えば、共通回数予告演出(10回)が実行される場合には、大当り遊技終了後5回目の変動表示を実行するときに、「残り回数5回」などの文字列を表示する演出が実行される。また、例えば、共通回数予告演出(9回)が実行される場合には、大当り遊技終了後5回目の変動表示を実行するときに、「残り回数4回」などの文字列を表示する演出が実行される。 In the present embodiment, a case will be described in which the common number notice effect is executed in such a manner that the remaining number of the common effect continuation times is displayed when the fifth variation display after the end of the big hit game is executed. For example, when a common number notice effect (10 times) is executed, an effect of displaying a character string such as “5 times remaining” is executed when the fifth variable display is executed after the big hit game ends. The In addition, for example, when the common number notice effect (9 times) is executed, an effect of displaying a character string such as “4 times remaining” when executing the fifth variation display after the end of the big hit game. Executed.
なお、大当り遊技終了後5回目の変動表示を実行するタイミングにかぎらず、他のタイミングで共通回数予告演出を実行するように構成してもよい。例えば、共通演出の実行期間中の早いタイミング(例えば、大当り遊技終了後1回目や2回目の変動表示)で共通回数予告演出を実行するようにしてもよい。この場合、共通演出継続回数が1回〜5回である場合の予告演出を実行することも可能であることから、共通演出継続回数が1回〜5回である場合に対しても、それぞれ、図53と同様の共通回数予告演出決定テーブルを設けるようにし、共通回数予告演出(1回)〜共通回数予告演出(5)が選択されて実行されるようにしてもよい。また、例えば、共通演出の実行モードに移行される直前の大当り遊技中に共通回数予告演出を実行するようにしてもよい。 In addition, you may comprise so that not only the timing which performs the fluctuation display of the 5th time after completion | finish of a big hit game but a common times notice effect is performed at another timing. For example, the common number notice effect may be executed at an early timing during the execution time of the common effect (for example, the first or second variation display after the end of the big hit game). In this case, since it is also possible to execute the notice effect when the common performance continuation count is 1 to 5 times, the common performance continuation count is 1 to 5 times, respectively. The common number notice effect determination table similar to that shown in FIG. 53 may be provided, and the common number notice effect (1) to the common number notice effect (5) may be selected and executed. In addition, for example, the common number notice effect may be executed during the big hit game immediately before the mode is changed to the common effect execution mode.
この実施の形態では、通常大当り(共通演出継続回数は10回固定)である場合や確変大当り且つ共通演出継続回数10回である場合には、共通回数予告演出(10回)が共通回数予告演出よりも高い割合で選択されるように、判定値が割り振られている。具体的には、図53に示す例では、通常大当り用の共通回数予告演出決定テーブルではe1が最も多くなるように割り振りされており、確変大当り且つ共通演出継続回数10回用の共通回数予告演出決定テーブルではf1が最も多くなるように割り振りされている。同様に、共通演出継続回数9回〜6回の場合にも、それぞれ、共通演出継続回数に対応した共通回数予告演出が最も高い割合で選択されるように、判定値が割り振られていればよい。例えば、確変大当り且つ共通演出継続回数9回である場合には、共通回数予告演出(9回)が最も高い割合で選択されるように、判定値が割り振られていればよい。 In this embodiment, when the regular big hit (the number of times of common effect continuation is fixed 10 times) or when the probability variation big hit and the number of common effect continuations is 10 times, the common number notice effect (10 times) is the common number notice effect. The judgment value is assigned so that a higher ratio is selected. Specifically, in the example shown in FIG. 53, the common number notice effect determination table for the normal jackpot is assigned so that e1 is the largest, and the common number notice effect for the probable big hit and the common effect continuation count of 10 is assigned. In the decision table, allocation is performed so that f1 is the largest. Similarly, in the case where the number of continuations of common effects is 9 to 6, the determination value only needs to be assigned so that the common number notice effect corresponding to the number of continuations of common effects is selected at the highest rate. . For example, when the probability variation big hit and the common effect continuation count is 9, the determination value may be allocated so that the common count notice effect (9 times) is selected at the highest rate.
なお、逆に、共通演出継続回数に対応した共通回数予告演出以外の共通回数予告演出の方が高い割合で選択されるように、判定値を割り振るようにしてもよい。例えば、図53(A),(B)に示す例において、共通回数予告演出(10回)以外の共通回数予告演出(9回)や共通回数予告演出(8回)が高い割合で選択されるように、判定値を割り振るようにしてもよい。そのように構成すれば、予告された共通演出継続回数を経過しても確変状態が確定しなかったという失望感を一度感じた後に確変状態であることが報知されるようなケースも設けることができ、意外性のある演出を行うことができる。 Conversely, the determination value may be assigned so that a common number notice effect other than the common number notice effect corresponding to the common effect continuation number is selected at a higher rate. For example, in the example shown in FIGS. 53A and 53B, the common number notice effect (9 times) and the common number notice effect (8 times) other than the common number notice effect (10 times) are selected at a high rate. As described above, a determination value may be assigned. If configured in this way, there may be provided a case in which the user is informed of the certainty state after having once felt the disappointment that the certainty state has not been confirmed even after the number of continuation times of the common performance that has been announced in advance. It is possible to produce an unexpected performance.
次いで、演出制御用CPU101は、ステップS6702で共通回数予告演出を実行することに決定したか否かを確認する(ステップS6703)。共通回数予告演出を実行することに決定した場合には、演出制御用CPU101は、共通回数予告フラグをセットする(ステップS6704)。なお、ステップS6704では、演出制御用CPU101は、共通回数予告演出(10回)〜共通回数予告演出(6回)のうちのいずれを実行することに決定したかを特定可能な情報も設定する。例えば、共通回数予告演出ごとにそれぞれフラグを設けるようにし、共通回数予告演出(10回)を実行することに決定した場合には共通回数予告10フラグをセットし、共通回数予告演出(9回)を実行することに決定した場合には共通回数予告9フラグをセットするような制御を行ってもよい。また、例えば、共通回数予告フラグ中の所定ビットに、共通回数予告演出(10回)〜共通回数予告演出(6回)のうちのいずれであるかを示す値をセットしてもよい。例えば、共通回数予告演出(10回)を実行することに決定した場合には共通回数予告フラグの所定ビットに「01」をセットし、共通回数予告演出(9回)を実行することに決定した場合には共通回数予告フラグの所定ビットに「02」をセットするような制御を行ってもよい。
Next, the
次に、共通演出の演出態様の具体例について説明する。図54は、共通演出の演出態様の具体例を示す説明図である。なお、図54において、(1)(2)(3)・・・の順に演出画面の態様が遷移する。 Next, a specific example of the effect mode of the common effect will be described. FIG. 54 is an explanatory diagram showing a specific example of the effect form of the common effect. In addition, in FIG. 54, the aspect of an effect screen changes in order of (1) (2) (3) ....
通常大当りや確変大当りとなったことにもとづき大当り遊技が実行されると、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグをセットして共通演出の実行期間に移行するとともに、確変大当りである場合には共通演出継続回数を抽選処理により決定して、共通演出回数カウンタに共通演出継続回数をセットする(ステップS135〜S139参照)。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグをセットして共通演出の実行モードに移行するとともに、確変大当りである場合には切替判定値に共通演出継続回数に応じた値をセットする(ステップS6502〜S6506参照)。なお、図54に示す例では、一例として、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技が実行され、共通演出継続回数10回の共通演出が設定される場合を説明する。
When a big hit game is executed based on a normal big hit or a probable big hit, the game control microcomputer 560 sets a common production flag and shifts to a common production execution period. Determines the number of continuations of the common effect by lottery processing, and sets the number of times of continuation of the common effect in the common effect counter (see steps S135 to S139). Further, the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグをセットした場合には、共通演出の実行中に確変示唆演出や共通回数予告演出を実行するか否かを決定する(ステップS889〜S891参照)。なお、図54に示す例では、一例として、確変示唆演出(10回)および共通回数予告演出(10回)を設定した場合を説明する。
When the common effect flag is set, the
大当り遊技終了後、1回目の変動表示を実行する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグがセットされていることにもとづいて、変動表示結果が「はずれ」であれば、共通PK1の変動パターンを決定し(ステップS81,S97参照)、変動パターンコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグがセットされていることにもとづいて、確変状態であるか否かにかかわらず、図54(1)に示すように、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。なお、共通演出の実行期間中には、遊技制御用マイクロコンピュータ560によって、ある程度変動時間が長い共通演出用の変動パターン(例えば、変動時間が15秒の共通PK1の変動パターン)が決定されるので、共通演出の実行期間を確保することができる。
When the first variation display is executed after the big hit game ends, the game control microcomputer 560 determines that the common PK1 is set if the variation display result is “out” based on the common effect flag being set. A variation pattern is determined (see steps S81 and S97), and a variation pattern command is transmitted to the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変示唆演出(10回)を実行することに決定したことにもとづいて、図54(2)に示すように、所定のキャラクタを登場させたり、キャラクタのセリフとして「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変状態が確定することを示唆するような確変示唆演出を実行する。なお、図54に示す例では、大当り遊技終了後10回の変動表示にわたって連続して図54(2)に示すような態様の確変示唆演出が実行されるものとする。
Also, based on the decision to execute the probability change suggestion effect (10 times), the
なお、確変示唆演出の演出態様は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、大当り遊技終了後の複数変動にわたって所謂チャンス目図柄(例えば、「223」や「335」などの図柄の組み合わせ)を連続して停止表示させたり、複数変動にわたってカウントダウン表示するような態様の演出を実行することによって確変示唆演出を実行してもよく、確変状態が確定することを示唆可能な演出であれば、その演出態様は問わない。 In addition, the production mode of the probable change suggestion is not limited to that shown in this embodiment. For example, a so-called chance symbol pattern (for example, a combination of symbols such as “223” and “335”) is continuously stopped over a plurality of variations after the big hit game ends, or a countdown display is performed over a plurality of variations. The probability variation suggestion effect may be executed by executing, and the effect mode is not limited as long as it is possible to suggest that the probability variation state is confirmed.
そして、変動時間が終了すると、図54(3)に示すように、演出図柄の停止図柄が停止表示される。なお、図54(3)に示す例では、演出図柄の停止図柄として、はずれ図柄が停止表示され、大当り遊技終了後2回目の変動においても引き続き共通演出が実行される場合が示されている。 Then, when the variation time ends, the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed as shown in FIG. 54 (3). Note that, in the example shown in FIG. 54 (3), a case where the outlier symbol is stopped and displayed as the stop symbol of the effect symbol, and the common effect is continuously executed even in the second variation after the end of the big hit game is shown.
以降、図54(1)〜(3)と同様の演出態様に従って、大当り遊技終了後2回目〜4回目においても共通演出が実行される。 Thereafter, the common effects are also executed in the second to fourth times after the end of the big hit game, according to the same effect modes as in FIGS. 54 (1) to (3).
大当り遊技終了後5回目の変動表示を実行する場合、図54(4)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図54(1)と同様の態様で共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。また、図54(5)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図54(2)と同様の態様で、所定のキャラクタを登場させたり、キャラクタのセリフとして「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変示唆演出を実行する。
When executing the fifth variation display after the end of the big hit game, as shown in FIG. 54 (4), the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通回数予告演出(10回)を実行することに決定したことにもとづいて、図54(5)に示すように、5回目の変動表示において、「残り回数5回」などの文字列を表示させることによって、共通演出継続回数の残り回数が5回であること(言い換えれば、共通演出継続回数が全体で10回であること)を予告する。
Further, based on the decision to execute the common number notice effect (10 times), the
そして、変動時間が終了すると、図54(6)に示すように、演出図柄の停止図柄が停止表示される。なお、図54(6)に示す例では、演出図柄の停止図柄として、はずれ図柄が停止表示され、大当り遊技終了後6回目の変動においても引き続き共通演出が実行される場合が示されている。 Then, when the variation time ends, as shown in FIG. 54 (6), the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed. Note that the example shown in FIG. 54 (6) shows a case where the off symbol is stopped and displayed as the stop symbol of the effect symbol, and the common effect is continuously executed even in the sixth variation after the big hit game ends.
以降、図54(1)〜(3)と同様の演出態様に従って、大当り遊技終了後6回目〜9回目においても共通演出が実行される。 Thereafter, the common effects are also executed in the sixth to ninth times after the end of the big hit game, according to the same effect modes as in FIGS. 54 (1) to (3).
大当り遊技終了後10回目の変動表示を実行する場合、図54(7)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図54(1)と同様の態様で共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中回数カウンタの値が切替判定値に対応した値となったことにもとづいて(すなわち、共通演出継続回数10回のうちの最後に変動表示となったことにもとづいて)、確変報知フラグをセットする(ステップS6007〜S6009参照)。
When executing the tenth variation display after the end of the big hit game, as shown in FIG. 54 (7), the
また、図54(8)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図54(2)と同様の態様で、所定のキャラクタを登場させたり、キャラクタのセリフとして「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変示唆演出を実行する。
Further, as shown in FIG. 54 (8), the
そして、変動時間が終了すると、図54(9)に示すように、演出図柄の停止図柄が停止表示される。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変報知フラグがセットされていることにもとづいて、図54(9)に示すように、「確変に昇格!!」などの文字列を表示させることによって確変報知演出を実行し(ステップS8302〜S8304参照)、確変状態であることを報知する。
When the variation time ends, as shown in FIG. 54 (9), the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed. Further, based on the fact that the probability change notification flag is set, the
その後、大当り遊技終了後、11回目の変動表示を実行する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグがリセットされたことにより、通常用の変動パターンを決定可能となる(ステップS81のN,ステップS82〜S89参照)。例えば、図7に示す通常時用変動パターンテーブルを用いて、確変状態である場合には、非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンも決定可能となる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグがリセットされたことにより、確変状態背景指定コマンドを受信したことにもとづいて、図54(10)に示すように、確変状態に応じた背景画面(例えば、背景色が赤色の背景画面)を表示する。そのようにすることによって、以降、確変状態であることが遊技者に認識可能となる。
After that, when the eleventh variation display is executed after the big hit game ends, the game control microcomputer 560 can determine the variation pattern for normal use because the common effect flag is reset (N in step S81). , Steps S82 to S89). For example, using the normal-time fluctuation pattern table shown in FIG. 7, it is possible to determine a fluctuation pattern for shortening fluctuation of the
次に、共通演出の演出タイミングについて説明する。図55は、共通演出の演出タイミングを示す説明図である。通常大当りや確変大当りとなったことにもとづき大当り遊技が実行されると、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグをセットして共通演出の実行期間に移行するとともに、確変大当りである場合には共通演出継続回数を抽選処理により決定して、共通演出回数カウンタに大当り種別に応じた共通演出継続回数をセットする(ステップS135〜S139参照)。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグをセットして共通演出の実行モードに移行するとともに、確変大当りである場合には切替判定値に共通演出継続回数に応じた値をセットする(ステップS6502〜S6506参照)。なお、図55(A)に示す例では、一例として、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技が実行され、共通演出継続回数10回の共通演出が設定される場合を説明する。また、図55(B)に示す例では、一例として、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技が実行され、共通演出継続回数10回の共通演出が設定される場合を説明する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグをセットした場合には、共通演出の実行中に確変示唆演出や共通回数予告演出を実行するか否かを決定する(ステップS889〜S891参照)。
Next, the production timing of the common production will be described. FIG. 55 is an explanatory diagram showing the production timing of the common performance. When a big hit game is executed based on a normal big hit or a probable big hit, the game control microcomputer 560 sets a common production flag and shifts to a common production execution period. Determines the number of continuations of common effects by lottery processing, and sets the number of continuations of common effects according to the jackpot type in the common performance counter (see steps S135 to S139). Further, the
大当り遊技終了後、1回目の変動表示を実行する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグがセットされていることにもとづいて、変動表示結果が「はずれ」であれば、共通PK1の変動パターンを決定し(ステップS81,S97参照)、変動パターンコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグがセットされていることにもとづいて、確変状態であるか否かにかかわらず、図55(A),(B)に示すように、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。なお、共通演出の実行期間中には、遊技制御用マイクロコンピュータ560によって、ある程度変動時間が長い共通演出用の変動パターン(例えば、変動時間が15秒の共通PK1の変動パターン)が決定されるので、共通演出の実行期間を確保することができる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変示唆演出を実行することに決定している場合には、所定のキャラクタを登場させたり、キャラクタのセリフとして「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変状態が確定することを示唆するような確変示唆演出を実行する。そして、変動時間が終了すると、演出図柄の停止図柄が停止表示される。なお、図55(A),(B)に示す例では、演出図柄の停止図柄として、はずれ図柄が停止表示され、大当り遊技終了後2回目の変動においても引き続き共通演出が実行されるものとする。
When the first variation display is executed after the big hit game ends, the game control microcomputer 560 determines that the common PK1 is set if the variation display result is “out” based on the common effect flag being set. A variation pattern is determined (see steps S81 and S97), and a variation pattern command is transmitted to the
以降、大当り遊技終了後1回目の変動と同様の演出態様に従って、大当り遊技終了後2回目〜4回目においても共通演出が実行される。 Thereafter, the common effects are also executed in the second to fourth times after the end of the big hit game, according to the same effect manner as the first variation after the end of the big hit game.
大当り遊技終了後5回目の変動表示を実行する場合、図55(A),(B)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り遊技終了後1回目の変動と同様の態様で共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変示唆演出を実行することに決定している場合には、大当り遊技終了後1回目の変動と同様の態様で、所定のキャラクタを登場させたり、キャラクタのセリフとして「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変示唆演出を実行する。
When the fifth variation display after the big hit game is executed, as shown in FIGS. 55A and 55B, the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通回数予告演出を実行することに決定している場合には、図55(A),(B)に示すように、5回目の変動表示において、共通回数予告演出を実行する。例えば、共通回数予告演出(10回)を実行することに決定されている場合には、「残り回数5回」などの文字列を表示させることによって、共通演出継続回数の残り回数が5回であること(言い換えれば、共通演出継続回数が全体で10回であること)を予告する。
Further, if the
そして、変動時間が終了すると、演出図柄の停止図柄が停止表示される。なお、図55(A),(B)に示す例では、演出図柄の停止図柄として、はずれ図柄が停止表示され、大当り遊技終了後6回目の変動においても引き続き共通演出が実行されるものとする。 When the variation time ends, the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed. In the example shown in FIGS. 55 (A) and 55 (B), the off symbol is stopped and displayed as the stop symbol of the effect symbol, and the common effect is continuously executed even in the sixth variation after the big hit game ends. .
以降、大当り遊技終了後1回目の変動と同様の演出態様に従って、大当り遊技終了後6回目〜9回目においても共通演出が実行される。 Thereafter, the common effects are also executed in the sixth to ninth times after the end of the big hit game, according to the same effect manner as the first variation after the end of the big hit game.
大当り遊技終了後10回目の変動表示を実行する場合、図55(A),(B)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り遊技終了後1回目の変動と同様の態様で共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変状態でない場合には共通演出中回数カウンタの値が10回となっていることにもとづいて、または確変状態である場合には共通演出中回数カウンタの値が切替判定値に対応した値(本例では、10回)となったことにもとづいて(すなわち、共通演出継続回数10回のうちの最後に変動表示となったことにもとづいて)、確変報知フラグまたは非確変フラグをセットする(ステップS6003〜S6005,S6007〜S6009参照)。この場合、図55(A)に示す確変大当りとなったことにもとづく大当り遊技終了後の共通演出の実行期間を終了する場合には、確変報知フラグをセットする(ステップS6007〜S6010参照)。また、図55(B)に示す通常大当りとなったことにもとづく大当り遊技終了後の共通演出の実行期間を終了する場合には、非確変報知フラグをセットする(ステップS6003〜S6005参照)。
When executing the tenth variation display after the end of the big hit game, as shown in FIGS. 55A and 55B, the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変示唆演出を実行することに決定している場合には、大当り遊技終了後1回目の変動と同様の態様で、所定のキャラクタを登場させたり、キャラクタのセリフとして「チャンスモード」などの文字列を表示させることによって、確変示唆演出を実行する。
In addition, if the
そして、変動時間が終了すると、演出図柄の停止図柄が停止表示される。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図55(A)に示す確変大当りとなったことにもとづく大当り遊技終了後の共通演出の実行期間を終了する場合には、確変報知フラグがセットされていることにもとづいて、「確変に昇格!!」などの文字列を表示させることによって確変報知演出を実行し(ステップS8302〜S8304参照)、確変状態であることを報知する。また、図55(B)に示す通常大当りとなったことにもとづく大当り遊技終了後の共通演出の実行期間を終了する場合には、非確変報知フラグがセットされていることにもとづいて、「残念!確変昇格失敗!」などの文字列を表示させることによって非確変報知演出を実行し(ステップS8305〜S8307参照)、確変状態でないことを報知する。
When the variation time ends, the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed. Further, the
その後、大当り遊技終了後、11回目の変動表示を実行する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグがリセットされたことにより、通常用の変動パターンを決定可能となる(ステップS81のN,ステップS82〜S89参照)。例えば、図7に示す通常時用変動パターンテーブルを用いて、確変状態である場合には、非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンも決定可能となる。確変状態出ない場合(時短状態である場合)には、非リーチPB2の短縮変動用の変動パターンも決定可能となる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグがリセットされたことにより、図55(A)に示す確変大当りとなったことにもとづく大当り遊技終了後の共通演出の実行期間を終了した後である場合には、確変状態背景指定コマンドを受信したことにもとづいて、図55(A)に示すように、確変状態に応じた背景画面(例えば、背景色が赤色の背景画面)を表示する。そのようにすることによって、以降、確変状態であることが遊技者に認識可能となる。また、図55(B)に示す通常大当りとなったことにもとづく大当り遊技終了後の共通演出の実行期間を終了した後である場合には、時短状態背景指定コマンドを受信したことにもとづいて、図55(B)に示すように、時短状態に応じた背景画面(例えば、背景色が緑色の背景画面)を表示する。そのようにすることによって、以降、確変状態でないこと(時短状態であること)が遊技者に認識可能となる。
After that, when the eleventh variation display is executed after the big hit game ends, the game control microcomputer 560 can determine the variation pattern for normal use because the common effect flag is reset (N in step S81). , Steps S82 to S89). For example, using the normal-time fluctuation pattern table shown in FIG. 7, it is possible to determine a fluctuation pattern for shortening fluctuation of the
また、この実施の形態では、共通演出継続回数分の変動表示を消化する前であっても、突然確変大当りや小当りとなった場合には、共通演出の実行期間を終了し、確変状態であることまたは確変状態でないことが報知される場合がある。図56は、共通演出継続回数分の変動表示を消化する前に突然確変大当りや小当りとなる場合の共通演出の演出タイミングを示す説明図である。なお、図56に示す例では、一例として、確変大当りまたは通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技が実行され、共通演出継続回数10回の共通演出が設定される場合を説明する。 Also, in this embodiment, even if the fluctuation display for the number of continuations of the common performance is not exhausted, if the sudden sudden big hit or small hit suddenly ends, the execution period of the common production ends, and the There is a case where it is notified that there is a certain state or a state of no probability change. FIG. 56 is an explanatory diagram showing the production timing of the common effect in the case of suddenly probable big hit or small hit before digesting the change display for the number of times of common effect continuation. In the example shown in FIG. 56, as an example, a case will be described in which a big hit game is executed on the basis of the probability variation big hit or the normal big hit, and a common effect of 10 times of common effect continuation is set.
図56に示す例では、共通演出継続回数分の変動表示(10回)を消化する前であるが、大当り遊技終了後7回目の変動表示を実行する場合に、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りまたは小当りとすることに決定したものとする。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り/小当り用の共通PK3の変動パターンを決定して(ステップS93,S96参照)、変動パターンコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグがセットされていることにもとづいて、確変状態であるか否かにかかわらず、図56に示すように、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、共通演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通PK3の変動パターンを指定する変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、確変報知フラグまたは非確変報知フラグをセットする(ステップS6011〜S6014参照)。
In the example shown in FIG. 56, the game control microcomputer 560 does not display the fluctuation display (10 times) for the number of times of common effect continuation, but executes the seventh fluctuation display after the big hit game ends. Suddenly, it is assumed that it is decided to make a big hit or a small hit. In this case, the game control microcomputer 560 suddenly determines the variation pattern of the common PK3 for probability variation big hit / small hit (see steps S93 and S96) and transmits the variation pattern command to the
そして、変動時間が終了すると、演出図柄の停止図柄が停止表示される。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図56に示すように、確変報知フラグがセットされている場合には、「確変に昇格!!」などの文字列を表示させることによって確変報知演出を実行し(ステップS8302〜S8304参照)、確変状態であることを報知する。また、非確変報知フラグがセットされている場合には、「残念!確変昇格失敗!」などの文字列を表示させることによって非確変報知演出を実行し(ステップS8305〜S8307参照)、確変状態でないことを報知する。
When the variation time ends, the stop symbol of the effect symbol is stopped and displayed. In addition, as shown in FIG. 56, when the probability change notification flag is set, the
その後、大当り遊技終了後、8回目の変動表示を実行する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出フラグがリセットされたことにより、通常用の変動パターンを決定可能となる(ステップS81のN,ステップS82〜S89参照)。例えば、図7に示す通常時用変動パターンテーブルを用いて、確変状態である場合には、非リーチPC2の短縮変動用の変動パターンも決定可能となる。確変状態出ない場合(時短状態である場合)には、非リーチPB2の短縮変動用の変動パターンも決定可能となる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出中フラグがリセットされたことにより、確変状態背景指定コマンドを受信した場合には、図56に示すように、確変状態に応じた背景画面(例えば、背景色が赤色の背景画面)を表示する。そのようにすることによって、以降、確変状態であることが遊技者に認識可能となる。また、時短状態背景指定コマンドを受信した場合には、図56に示すように、時短状態に応じた背景画面(例えば、背景色が緑色の背景画面)を表示する。そのようにすることによって、以降、確変状態でないこと(時短状態であること)が遊技者に認識可能となる。
After that, when the eighth variation display is executed after the big hit game is finished, the game control microcomputer 560 can determine the variation pattern for normal use because the common effect flag is reset (N in step S81). , Steps S82 to S89). For example, using the normal-time fluctuation pattern table shown in FIG. 7, it is possible to determine a fluctuation pattern for shortening fluctuation of the
以上に説明したように、この実施の形態によれば、演出制御用マイクロコンピュータは、大当り遊技状態の終了後に、確変状態であるか否かにかかわらず、確変状態であることを認識不可能な演出態様である共通演出を実行する。この場合、例えば、共通演出用の背景画面(例えば、背景色が黄色の背景画面)を表示することによって、確変状態であるか否かを認識不能としている。また、共通演出を実行している場合において切替タイミングになった(例えば、共通演出継続回数分の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出に切り替えて、確変状態であることを認識可能な演出態様である特別確定演出を実行する。この場合、例えば、確変状態に応じた背景画面(例えば、背景色が赤色の背景画面)を表示することによって、確変状態であることを認識可能としている。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された確変状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPB1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する。そのような構成により、共通演出の実行期間中には、ある程度長い変動時間(例えば、15秒)の変動パターンが用いられることによって、共通演出の演出時間を確保できるとともに、特別確定演出を実行した後に適切な変動時間(例えば、短縮変動の変動時間)を設定して変動表示を実行することができる。
As described above, according to this embodiment, the production control microcomputer cannot recognize the probability variation state after the jackpot gaming state, regardless of whether or not the probability variation state. A common effect which is an effect mode is executed. In this case, for example, by displaying a background screen for common effects (for example, a background screen with a yellow background color), it is impossible to recognize whether or not it is in a probable state. In addition, based on the fact that the switching timing is reached when the common performance is being executed (for example, the variation display for the number of times of common performance has been completed), it is possible to switch to the common performance and recognize the probability variation state. A special confirmed effect, which is a special effect mode, is executed. In this case, for example, by displaying a background screen (for example, a background screen having a red background color) according to the probability variation state, it is possible to recognize the probability variation state. Further, the game control microcomputer 560 includes a variation pattern table for a common effect (see FIG. 6) and a variation pattern table for a probability variation state in which a variation time shorter than the variation pattern table for a common effect is set (see FIG. 6). 7, the variation time is determined using the non-reach PB 1-2, the
また、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りと決定する場合には、共通演出継続回数決定用乱数を用いた抽選処理を実行することによって切替タイミング(共通演出継続回数を1回〜10回のいずれとするか)を決定する。そのため、確変大当りであることが報知されるタイミングを多様化することができ、共通演出による演出効果を向上させることができる。また、決定した共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして、大当り開始指定コマンドや大当り終了指定コマンド、大入賞口開放中指定コマンドを兼用して用いて送信するので、演出制御用マイクロコンピュータ100に対するコマンドの送信回数を低減することができ、コマンド送信の処理負担を軽減することができる。
In this embodiment, the game control microcomputer 560 executes the lottery process using the common effect continuation number determination random number to determine the switching timing (the number of times of common effect continuation) when determining the probability variation big hit. 1 to 10 times) is determined. For this reason, it is possible to diversify the timing at which it is notified that it is a probable big hit, and it is possible to improve the production effect by the common performance. In addition, since the jackpot start designation command, jackpot end designation command, and jackpot opening opening designation command are also used as commands that can specify the determined number of times of common presentation continuation, the command for the
なお、この実施の形態では、大当りとするか否かと大当り種別とを特定可能な表示結果指定コマンドと、変動パターン(変動時間)を特定可能な変動パターンコマンドとを送信する場合を示しているが、演出制御コマンドの構成の仕方は、この実施の形態で示したものにかぎらず、大当りとするか否かと、大当り種別(確変状態に制御するか否か)と、変動パターン(変動時間)とを特定するための一または複数からなるコマンドで送信するものであればよい。例えば、これら全てを1つのコマンドで特定可能に送信してもよい。また、複数のコマンドを送信する場合であっても、この実施の形態で示した組み合わせにかぎらず、例えば、大当りとするか否かと変動パターンとを1つのコマンドで特定可能に送信してもよいし、大当りとするか否かを特定可能なコマンドとは別に大当り種別を特定可能なコマンドを送信するようにしてもよい。 In this embodiment, a case is shown in which a display result designation command that can specify whether or not to win a jackpot and a type of jackpot and a variation pattern command that can identify a variation pattern (variation time) are transmitted. The configuration method of the production control command is not limited to that shown in this embodiment. Any command may be used as long as it is transmitted by a command consisting of one or a plurality of commands for specifying the ID. For example, all of these may be transmitted in a single command so that they can be specified. Further, even when a plurality of commands are transmitted, the combinations are not limited to those shown in this embodiment, and for example, whether or not a big hit and a variation pattern may be transmitted with a single command. However, a command that can specify the jackpot type may be transmitted separately from the command that can specify whether or not to win.
また、この実施の形態によれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、複数の変動表示にわたって確変状態であることを示唆する確変示唆演出を実行するか否かを決定し、共通演出の実行中に確変示唆演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変状態であるか否かに応じて異なる割合で確変示唆演出を実行するか否かを決定するとともに、確変示唆演出を実行すると決定する場合に、切替タイミングに応じた演出(確変示唆演出(1回)〜確変示唆演出(10回)のいずれか)を決定する。そのため、共通演出の実行中に切替タイミングに応じた確変示唆演出を実行可能とすることができ、共通演出の演出効果をより高めることができる。
Further, according to this embodiment, the
また、この実施の形態によれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出を実行している場合において非特別報知用切替タイミングになった(例えば、大当り後10回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出に切り替えて、確変状態でないことを認識可能な演出態様である非特別報知演出を実行する。この場合、例えば、時短状態に応じた背景画面(例えば、背景色が緑色の背景画面)を表示することによって、確変状態でないこと(時短状態であること)を認識可能としている。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、非特別報知用切替タイミングとして、少なくとも切替タイミングとして決定可能な複数種類のタイミングのうち最も遅いタイミングと同じタイミングになった(例えば、大当り後10回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出に切り替えて、非特別報知演出を実行する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、確変状態時用の変動パターンテーブルと、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された時短状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する。そのため、少なくとも、切替タイミングとして決定可能な最も遅いタイミングとなるまでの間に確変状態であるか否かを報知するので、確変状態に対する期待感を適度な期間維持することができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。
Further, according to this embodiment, the
また、この実施の形態によれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、切替タイミングとして、複数種類のタイミングのうちの特定タイミングを、その特定タイミング以外のタイミングよりも高い割合で決定する。例えば、図28に示す例では、共通演出継続回数8回を最も高い割合で決定する。そのため、特定タイミングで実行される共通演出に対して特に期待感を高めることができ、共通演出の演出効果をより高めることができる。
In addition, according to this embodiment, the game control microcomputer 560 determines a specific timing among a plurality of types of timing as a switching timing at a higher rate than timings other than the specific timing. For example, in the example shown in FIG. 28, the common
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特定タイミングとして、切替タイミングとして決定可能な複数種類のタイミングのうち最も遅いタイミングを決定してもよい。例えば、図29に示す変形例のように、共通演出継続回数10回を最も高い割合で決定するようにしてもよい。この場合でも、演出制御用マイクロコンピュータ100は、共通演出を実行している場合において非特別報知用切替タイミングになった(例えば、大当り後10回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出に切り替えて、確変状態でないことを認識可能な演出態様である非特別報知演出を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、非特別報知用切替タイミングとして、最も遅いタイミングと同じタイミングになった(例えば、大当り後10回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出に切り替えて、非特別報知演出を実行する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、確変状態時用の変動パターンテーブルと、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された時短状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する。そのような構成によれば、最も遅いタイミングまで実行される共通演出の選択割合を高く設定することによって、最も遅いタイミングまで実行される共通演出に対する期待感を高めることができる。また、最も遅いタイミングまで共通演出が実行される場合であっても、確変状態である場合と確変状態でない場合との2つのケースを設けることができるので、共通演出が連続して実行されるに従って遊技者に対して期待感と不安感との両方を同時に高めさせることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。
Note that the game control microcomputer 560 may determine the latest timing among a plurality of types of timings that can be determined as the switching timing as the specific timing. For example, as in the modification shown in FIG. 29, the common effect continuation count of 10 may be determined at the highest rate. Even in this case, the
また、この実施の形態によれば、共通演出の実行期間中に共通演出継続回数分の変動表示を消化する前であっても、突然確変大当りや小当りとなった場合には、共通演出の実行期間を終了し、確変状態であるか否かが報知される。そのため、共通演出継続回数分の変動表示が実行される前であっても、確変状態であるか否かが突然報知されるような場合を設けることができ、確変状態確定または非確定の報知タイミングのバリエーションを多様化して、遊技に対する興趣を向上させることができる。また、遊技価値の低い突然確変大当りや小当りとなったにもかかわらず共通演出が継続され確変状態であるか否かが分からない状態が継続されることにより遊技者に却ってストレスを与えてしまう事態を防止することができ、遊技に対する興趣が低下してしまうことを防止することができる。 In addition, according to this embodiment, even if the fluctuation display corresponding to the number of times of common production is exhausted during the execution period of the common production, The execution period is terminated and a notification is made as to whether or not the probability variation state has occurred. For this reason, even before the variable display for the number of times of common effect continuation is executed, it is possible to provide a case in which it is suddenly notified whether or not the state of probability change has occurred, and the notification timing of confirmation or non-confirmation of the probability change state can be provided. By diversifying the variations of the game, it is possible to improve the interest of the game. In addition, even if the game value suddenly becomes a big hit or small hit with low game value, the common performance is continued and it is not sure whether it is in a probable state or not. The situation can be prevented, and the interest in games can be prevented from being reduced.
なお、この実施の形態では、突然確変大当りや小当りとなった場合に、その突然確変大当りや小当りとなった変動表示まで共通演出を実行し、突然確変大当り遊技後や小当り遊技後の次の変動表示から確変状態であるか否かを認識可能な演出(例えば、赤色の背景色の背景画面を表示したり、緑色の背景色の背景画面を表示したりする演出)を実行する場合を示したが、突然確変大当りや小当りとなったときに直ちに共通演出の実行期間を終了し、その突然確変大当りや小当りとなった変動表示から、直ちに確変状態であるか否かを認識可能な演出(例えば、赤色の背景色の背景画面を表示したり、緑色の背景色の背景画面を表示したりする演出)を実行するように構成してもよい。 In this embodiment, in the case of suddenly probable big hit or small hit, a common effect is executed until the sudden probability change big hit or small hit change display, and after suddenly probable big hit game or after small hit game When performing an effect (for example, displaying a background screen with a red background color or displaying a background screen with a green background color) that can be recognized from the next variation display as to whether or not it is in a probable variation state However, the sudden execution of the common performance immediately ends when suddenly a promiscuous big hit or small hit, and immediately recognizes whether or not it is in the probable state from the fluctuation display that suddenly changed big hit or small hit. A possible effect (for example, an effect of displaying a background screen with a red background color or displaying a background screen with a green background color) may be executed.
また、この実施の形態によれば、共通演出の実行期間中に、突然確変大当りや小当りとなった場合には、特定の可変表示パターン(例えば、リーチを伴う変動パターン。例えば、共通PK3の変動パターン。)を決定する。そのため、突然確変大当りや小当りとなったときに、特定の可変表示パターンによる変動表示が実行されれば特別確定演出が出現するようにすることによって、確変状態に対する期待感を高めることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。すなわち、共通演出の実行中に特定の可変表示パターン(例えば、リーチ)が出現すれば、特別確定演出が実行されて、確変状態が確定するかもしれないとの期待感を与えることができる。 In addition, according to this embodiment, when suddenly a probable big hit or a small hit is suddenly performed during the execution of the common performance, a specific variable display pattern (for example, a variation pattern with reach. For example, the common PK3 Change pattern). Therefore, when a sudden change is a big hit or a small hit, if a variable display with a specific variable display pattern is executed, a special confirmation effect will appear, thereby increasing the expectation for the probability change state. The interest in games can be improved. That is, if a specific variable display pattern (for example, reach) appears during execution of the common effect, a special confirmed effect is executed, and a sense of expectation that the probability variation state may be confirmed can be given.
また、この実施の形態によれば、小当り種別として「小当り1」または「小当り2」のいずれかに決定され、共通演出の実行中である場合には、「小当り1」となった場合にのみ共通演出の実行期間を終了して確変報知または非確変報知が行われ、「小当り2」となった場合には、共通演出が継続される。そのため、小当りになったとしても、必ずしも共通演出の実行期間が終了して特別確定演出が出現するとは限らず、確変状態に対する期待感を持続させることができる。
Further, according to this embodiment, the small hit type is determined as either “
また、この実施の形態によれば、確変状態や時短状態に制御されているときには、第2始動入賞口14に入賞しやすくなることによって、第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まり、図7に示すように、通常時用変動パターンテーブルにおいて短縮変動用の変動パターンである非リーチPB2や非リーチPC2を選択可能である。一方で、図6に示すように、共通演出時用変動パターンテーブルでは、短縮変動用の変動パターンが設定されていない。そのため、遊技価値の高い特定遊技状態(15ラウンドの大当り)となりやすい第2特別図柄の変動表示が実行される場合には、変動時間を短縮可能として稼働率を上げるとともに、そのように構成した場合であっても、共通演出の実行期間中は変動時間の短縮を不能とすることによって演出時間を長く確保することができる。
In addition, according to this embodiment, when the probability change state or the short time state is controlled, it becomes easier to win the second
また、この実施の形態によれば、確変状態や時短状態に制御されているときには、第2始動入賞口14に入賞しやすくなることによって、第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まり、図7に示すように、通常時用変動パターンテーブルにおいて、確変状態や時短状態であれば保留記憶数2〜8個のときに短縮変動用の変動パターンである非リーチPB2や非リーチPC2を選択可能である。一方で、図6に示すように、共通演出時用変動パターンテーブルでは、短縮変動用の変動パターンが設定されていない。そのため、保留記憶数に応じて変動時間を短縮可能として稼働率を上げるとともに、そのように構成した場合であっても、共通演出の実行期間中は変動時間の短縮を不能とすることによって演出時間を長く確保することができる。
In addition, according to this embodiment, when the probability change state or the short time state is controlled, it becomes easier to win the second
また、この実施の形態によれば、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなったことにもとづく大当り遊技状態が終了した後である場合には、高い割合で、図7に示す通常時用変動パターンテーブルを用いることなく、図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルを用いて変動時間を決定する。具体的には、この実施の形態では、第1特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合にのみ共通演出の実行期間に移行し、第2特別図柄の変動表示結果が大当りとなった場合には共通演出の実行期間には移行しない。そのため、既に確変状態に移行されている可能性が高いとともに、遊技価値が高い15ラウンドの大当り(突然確変大当り以外の通常大当りや確変大当り)となりやすい第2特別図柄の変動表示が優先実行されている場合には、変動時間が必要以上に長くなることを防止して、遊技者が演出に対して却って煩わしさを感じてしまうような事態を防止することができる。 In addition, according to this embodiment, when the big hit gaming state based on the fact that the variation display result of the second special symbol is a big hit, after the end of the big hit gaming state, at a high rate, the normal time use shown in FIG. Without using the variation pattern table, the variation time is determined using the variation pattern table for common effects shown in FIG. Specifically, in this embodiment, when the variation display result of the first special symbol is a big hit, the process shifts to the execution period of the common effect, and the variation display result of the second special symbol is a big hit. Does not shift to the execution period of the common performance. For this reason, there is a high possibility that the state has already shifted to the probability variation state, and the variation display of the second special symbol, which is likely to become a big round of 15 rounds with high game value (usually a major big hit other than a sudden chance big hit or a chance big hit), is preferentially executed. If it is, it is possible to prevent the fluctuation time from becoming longer than necessary, and to prevent the player from feeling annoyed with respect to the performance.
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態を、図面を参照して説明する。第1の実施の形態では、共通演出の実行期間中において、1つの共通演出時用変動パターンテーブルを用いて共通演出時用の変動パターン(共通PK1〜3)を決定する場合を示したが、複数の共通演出時用変動パターンテーブルを用いて、共通演出継続回数を消化する何変動前であるかに応じて、変動パターンテーブルを切り替えて用いて、共通演出時用の変動パターンを決定するように構成してもよい。以下、複数の共通演出時用変動パターンテーブルを用いる場合の第2の実施の形態について説明する。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the first embodiment, during the execution period of the common effect, the case where the variation pattern for common effect (common PK1 to 3) is determined using one common effect change pattern table is shown. Using a plurality of common effect variation pattern tables, the variation pattern table is switched and used to determine the variation pattern for the common effect according to the number of changes before the common effect continuation count is consumed. You may comprise. Hereinafter, a second embodiment in the case of using a plurality of common effect variation pattern tables will be described.
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 In the present embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from the first embodiment will be mainly described.
図57は、第2の実施の形態における共通演出時用変動パターンテーブルを示す説明図である。図57に示すように、この実施の形態では、図57(A)に示す大当り遊技終了後1変動目から所定基準タイミングまでの変動表示において用いられる共通演出時用変動パターンテーブル1と、図57(B)に示す所定基準タイミングから共通演出の最終変動までにおいて用いられる共通演出時用変動パターンテーブル2との2つの共通演出時用変動パターンテーブルが用いられる。なお、この実施の形態では、具体的には、図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1は、大当り遊技終了後1変動目から共通演出終了2変動前まで用いられるものとし、図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2は、共通演出終了1変動前(共通演出の最終変動)において用いられるものとする。なお、共通演出時用変動パターンテーブルの選択方法は、この実施の形態で示したものにかぎらず、例えば、図57(A)に示す共通演出時変動パターンテーブルを大当り遊技終了後1変動目から共通演出終了3変動前まで用いるようにし、図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2を共通演出終了2変動前から共通演出終了1変動前(共通演出の最終変動)まで用いるようにしてもよい。また、共通演出時用変動パターンテーブルは、2つである場合にかぎらず、3以上の共通演出時用変動パターンテーブルを切り替えて共通演出時用の変動パターンを決定するようにしてもよい。
FIG. 57 is an explanatory diagram showing a common effect variation pattern table according to the second embodiment. As shown in FIG. 57, in this embodiment, the variation pattern table 1 for common performance used in the variation display from the first variation after the big hit game to the predetermined reference timing shown in FIG. Two common effect variation pattern tables, which are used from the predetermined reference timing shown in (B) to the final variation of the common effect, and the common effect variation pattern table 2 are used. In this embodiment, specifically, the common effect variation pattern table 1 shown in FIG. 57 (A) is used from the first variation after the end of the big hit game to the second variation before the common performance. The variation pattern table 2 for common effects shown in FIG. 57B is assumed to be used one change before the end of the common effects (final variation of the common effects). Note that the method for selecting the variation pattern table for the common performance is not limited to the one shown in this embodiment. For example, the variation pattern table for the common performance shown in FIG. The common effect change pattern table 2 shown in FIG. 57B is used from the
図57に示すように、この実施の形態では、共通演出の実行期間の最終変動において用いられる共通演出時用変動パターンテーブル2には、共通演出時用変動パターンテーブル1と比較して、より長めの変動時間である変動パターンが設定されている。例えば、変動表示結果が「はずれ」である場合には、図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1には、変動時間が15秒である共通PK1の変動パターンが設定されているのに対して、図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2には、変動時間が20秒とより長い共通PK4の変動パターンが設定されている。また、例えば、変動表示結果が「小当り」や「突然確変大当り」である場合には、図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1には、変動時間が15秒である共通PK3の変動パターンが設定されているのに対して、図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2には、変動時間が20秒とより長い共通PK6の変動パターンが設定されている。そのように構成することによって、共通演出の実行期間が終了に近づくと(この実施の形態では、最終変動となると)、より長い演出期間を確保できるようにすることによって各種特殊な演出(例えば、キャラクタを登場させるなどして確変状態確定を煽るような態様の演出)を実行可能として演出効果を高めることができる。 As shown in FIG. 57, in this embodiment, the common effect change pattern table 2 used in the final change of the common effect execution period is longer than the common effect change pattern table 1. The fluctuation pattern which is the fluctuation time of is set. For example, when the variation display result is “out of”, the variation pattern of common PK1 having a variation time of 15 seconds is set in the variation pattern table 1 for common effect shown in FIG. On the other hand, in the common effect variation pattern table 2 shown in FIG. 57B, a variation pattern of the common PK4 having a longer variation time of 20 seconds is set. For example, when the fluctuation display result is “small hit” or “suddenly probable big hit”, the common effect variation pattern table 1 shown in FIG. 57A has a variation time of 15 seconds. While the variation pattern of PK3 is set, the variation pattern table 2 for common effect shown in FIG. 57B has a variation pattern of common PK6 having a longer variation time of 20 seconds. . By configuring as such, when the execution period of the common effect approaches the end (in this embodiment, when it becomes the final variation), various special effects (for example, for example, by ensuring a longer effect period) It is possible to enhance the effect by making it possible to execute an effect in a manner in which a character is made to appear and the probability change state is confirmed.
なお、この実施の形態では、共通演出の実行期間が終了に近づくに従って変動時間の長い共通演出時用の変動パターンを選択される場合を示したが、この実施の形態で示した態様にかぎらず、例えば、共通演出の実行期間の早いタイミング(例えば、1変動目や2変動目)で変動時間の長い共通演出時用の変動パターンを選択されるようにしてもよい。そのように構成すれば、共通演出の実行期間の早いタイミングにおいて、より長い演出期間を確保できるようにすることによって各種特殊な演出(例えば、キャラクタを登場させるなどして確変状態確定を煽るような態様の演出)を実行可能として演出効果を高めることができる。 In addition, in this embodiment, the case where the variation pattern for the common performance having a long variation time is selected as the execution period of the common performance approaches the end is shown. However, the embodiment is not limited to the mode shown in this embodiment. For example, the variation pattern for the common effect having a long variation time may be selected at an early timing (for example, the first variation or the second variation) of the execution period of the common effect. With such a configuration, it is possible to ensure a longer production period at an early timing of the execution period of the common production, thereby encouraging the confirmation of the probable state by making various special productions (for example, by making characters appear). The production effect can be enhanced by making the production of the aspect) executable.
図58および図59は、第2の実施の形態における変動パターン設定処理(ステップS301)を示すフローチャートである。この実施の形態において、ステップS81〜S89の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 58 and 59 are flowcharts showing the variation pattern setting process (step S301) in the second embodiment. In this embodiment, the processes in steps S81 to S89 are the same as those shown in the first embodiment.
共通演出フラグがセットされていなければ、CPU56は、共通演出回数カウンタの値が1となっているか否かを確認する(ステップS89A)。共通演出回数カウンタの値が1となっていなければ(すなわち、大当り遊技終了後1変動目から共通演出終了2変動前までの変動であれば)、CPU56は、変動パターンの決定に用いる変動パターンテーブルとして、共通演出時用変動パターンテーブル1(図57(A)参照)を選択する(ステップS90A)。次いで、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS91A)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、大当り種別が「突然確変大当り」であるか否かを確認する(ステップS92A)。なお、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で設定された大当り種別を示すデータが「03」であるか否かを確認することによって、「突然確変大当り」であるか否かを判定できる。「突然確変大当り」であれば、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち小当り/突然確変大当り用の変動パターン(共通PK3。図57(A)参照。)を用いることに決定する(ステップS93A)。「突然確変大当り」でなければ(すなわち、「通常大当り」または「確変大当り」であれば)、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち大当り用の変動パターン(共通PK2。図57(A)参照。)を用いることに決定する(ステップS94A)。 If the common effect flag is not set, the CPU 56 checks whether or not the value of the common effect number counter is 1 (step S89A). If the value of the common performance counter is not 1 (that is, if the variation is from the first variation after the big hit game to the second variation before the end of the common performance), the CPU 56 uses the variation pattern table used for determining the variation pattern. As shown, the common effect variation pattern table 1 (see FIG. 57A) is selected (step S90A). Next, the CPU 56 checks whether or not the big hit flag is set (step S91A). When the big hit flag is set, the CPU 56 checks whether or not the big hit type is “suddenly probable big hit” (step S92A). Specifically, it is determined whether or not the data indicating the jackpot type set in step S74 of the special symbol normal process is “03”, thereby determining whether or not the “suddenly probable big hit”. it can. If it is “sudden probability variation big hit”, the CPU 56 decides to use the variation pattern for common hit / sudden probability variation big hit (common PK3; see FIG. 57A) among the variation patterns for common performance (see FIG. 57A). Step S93A). If it is not “suddenly promising big hit” (that is, “normal big hit” or “probable big hit”), the CPU 56 determines a big hit variation pattern (common PK2 in FIG. 57A). )) Is used (step S94A).
大当りフラグがセットされていなければ、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS95A)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち小当り/突然確変大当り用の変動パターン(共通PK3。図57(A)参照。)を用いることに決定する(ステップS96A)。小当りフラグがセットされていなければ(すなわち、「はずれ」であれば)、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうちはずれ用の変動パターン(共通PK1。図57(A)参照。)を用いることに決定する(ステップS97A)。 If the big hit flag is not set, the CPU 56 checks whether or not the small hit flag is set (step S95A). If the small hit flag is set, the CPU 56 decides to use the small hit / sudden probability sudden change big hit variation pattern (common PK3, see FIG. 57A) among the variation patterns for the common performance. (Step S96A). If the small hit flag is not set (that is, if it is “out of”), the CPU 56 uses the variation pattern for deviation (common PK1, see FIG. 57A) among the variation patterns for common performance. It is decided to use (step S97A).
共通演出回数カウンタの値が1となっていれば(すなわち、共通演出の実行期間中の最終変動であれば)、CPU56は、変動パターンの決定に用いる変動パターンテーブルとして、共通演出時用変動パターンテーブル2(図57(B)参照)を選択する(ステップS90B)。次いで、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(ステップS91B)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、大当り種別が「突然確変大当り」であるか否かを確認する(ステップS92B)。なお、具体的には、特別図柄通常処理のステップS74で設定された大当り種別を示すデータが「03」であるか否かを確認することによって、「突然確変大当り」であるか否かを判定できる。「突然確変大当り」であれば、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち小当り/突然確変大当り用の変動パターン(共通PK6。図57(B)参照。)を用いることに決定する(ステップS93B)。「突然確変大当り」でなければ(すなわち、「通常大当り」または「確変大当り」であれば)、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち大当り用の変動パターン(共通PK5。図57(B)参照。)を用いることに決定する(ステップS94B)。 If the value of the common effect count counter is 1 (that is, if it is the final change during the execution period of the common effect), the CPU 56 uses the change pattern for the common effect as the change pattern table used for determining the change pattern. Table 2 (see FIG. 57B) is selected (step S90B). Next, the CPU 56 confirms whether or not the big hit flag is set (step S91B). When the big hit flag is set, the CPU 56 checks whether or not the big hit type is “suddenly probable big hit” (step S92B). Specifically, it is determined whether or not the data indicating the jackpot type set in step S74 of the special symbol normal process is “03”, thereby determining whether or not the “suddenly probable big hit”. it can. If it is “sudden probability variation big hit”, the CPU 56 decides to use a variation pattern for common hit / sudden probability variation big hit (common PK6; see FIG. 57B) among the variation patterns for common performance (see FIG. 57B). Step S93B). If it is not “suddenly promising big hit” (that is, “normal big hit” or “probable big hit”), the CPU 56 determines a big hit variation pattern (common PK5, common variation PK5 in FIG. 57B). )) Is used (step S94B).
大当りフラグがセットされていなければ、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS95B)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうち小当り/突然確変大当り用の変動パターン(共通PK6。図57(B)参照。)を用いることに決定する(ステップS96B)。小当りフラグがセットされていなければ(すなわち、「はずれ」であれば)、CPU56は、共通演出時用の変動パターンのうちはずれ用の変動パターン(共通PK4。図57(B)参照。)を用いることに決定する(ステップS97B)。 If the big hit flag is not set, the CPU 56 checks whether or not the small hit flag is set (step S95B). If the small hit flag is set, the CPU 56 decides to use the small hit / sudden probability sudden change big hit variation pattern (common PK6; see FIG. 57 (B)) among the variation patterns for the common performance. (Step S96B). If the small hit flag is not set (that is, if it is “out of”), the CPU 56 uses the variation pattern for deviation (common PK4; see FIG. 57B) among the variation patterns for common effects. It is decided to use (step S97B).
なお、ステップS98〜S101の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 Note that the processes in steps S98 to S101 are the same as those described in the first embodiment.
図60は、第2の実施の形態における変動パターンテーブルの選択パターンを示す説明図である。図60に示すように、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を9回終了するまで図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1が用いられ、大当り遊技終了後10変動目(共通演出の実行期間の最終変動)では図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2が用いられ、より長い変動時間の共通演出時用の変動パターンが決定される。そして、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を10回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を9回終了するまで図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1が用いられ、大当り遊技終了後10変動目(共通演出の実行期間の最終変動)では図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2が用いられ、より長い変動時間の共通演出時用の変動パターンが決定される。そして、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を9回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を8回終了するまで図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1が用いられ、大当り遊技終了後9変動目(共通演出の実行期間の最終変動)では図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2が用いられ、より長い変動時間の共通演出時用の変動パターンが決定される。そして、大当り終了後10回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を8回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を7回終了するまで図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1が用いられ、大当り遊技終了後8変動目(共通演出の実行期間の最終変動)では図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2が用いられ、より長い変動時間の共通演出時用の変動パターンが決定される。そして、大当り終了後9回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。以下、共通演出継続回数が7回〜1回と決定される場合についても、同様の態様で変動パターンテーブルが選択されて変動パターンが決定され、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を1回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、1回目の変動(共通演出の実行期間の最終変動)のみ図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2が用いられ、大当り終了後2回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。 FIG. 60 is an explanatory diagram showing a selection pattern of the variation pattern table in the second embodiment. As shown in FIG. 60, when the big hit game state is controlled based on the normal big hit, the game is shown in FIG. 57A until the variable display is finished nine times after the big hit game is ended. The variation pattern table 1 for common effects is used, and the variation pattern table 2 for common effects shown in FIG. 57 (B) is used at the tenth variation after the end of the big hit game (final variation in the execution period of the common effects). A variation pattern for a common performance with a long variation time is determined. Then, the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be ten times, after the big hit game is finished, until the variable display is finished nine times. The variation pattern table 1 for common effects shown in FIG. 57 (A) is used, and the variation pattern for common effects shown in FIG. 57 (B) at the tenth variation after the end of the big hit game (final variation in the execution period of the common performance). Table 2 is used to determine a variation pattern for common effects having a longer variation time. Then, the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common effect continuation count is determined to be nine times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended eight times. The variation pattern table 1 for common performance shown in FIG. 57 (A) is used, and the variation pattern for common performance shown in FIG. 57 (B) at the ninth variation (final variation in the execution period of the common performance) after the big hit game ends. Table 2 is used to determine a variation pattern for common effects having a longer variation time. Then, the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the tenth variation display after the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable big hit is achieved, and when the common performance continuation count is determined to be eight times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended seven times. The variation pattern table 1 for common performance shown in FIG. 57 (A) is used, and the variation pattern for common performance shown in FIG. 57 (B) at the eighth variation (final variation in the execution period of the common performance) after the end of the big hit game. Table 2 is used to determine a variation pattern for common effects having a longer variation time. Then, the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the ninth variation display after the big hit. Hereinafter, even when the common performance continuation count is determined to be 7 to 1, the variation pattern table is selected in the same manner, the variation pattern is determined, and the jackpot gaming state is set based on the probability variation big hit. If the number of times of common performance continuation is determined to be one, after the big hit game is finished, only the first variation (final variation of the execution period of the common performance) is the common shown in FIG. The variation pattern table 2 for performance is used, and the variation pattern table for normal time shown in FIG. 7 is used from the second variation display after the end of the big hit.
図60に示すパターンで変動パターンテーブルが選択されることによって、大当り遊技終了後、共通演出の実行期間が終了する2変動前までについては、図57(A)に示す共通演出時用変動パターンテーブル1を選択して、ある程度長い変動時間(例えば、15秒)の変動パターンを選択することによって、共通演出の演出期間が確保される。また、共通演出の実行期間の最終変動については、図57(B)に示す共通演出時用変動パターンテーブル2を選択して、より長い変動時間(例えば、20秒)の変動パターンを選択することによって、より長い演出期間を確保して各種特殊演出の実行を可能とし演出効果を高めることができる。 When the variation pattern table is selected in the pattern shown in FIG. 60, the variation pattern table for common effect shown in FIG. 57 (A) is displayed after the big hit game until two variations before the execution period of the common effect ends. By selecting 1 and selecting a variation pattern with a somewhat long variation time (for example, 15 seconds), the production period of the common performance is ensured. For the final change in the execution period of the common effect, select the change pattern table 2 for common effect shown in FIG. 57 (B) and select a change pattern with a longer change time (for example, 20 seconds). Thus, it is possible to secure a longer production period and execute various special productions and enhance the production effect.
図61は、第2の実施の形態における確変報知演出設定処理を示すフローチャートである。この実施の形態では、確変報知演出設定処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した変動パターンコマンドで示される変動パターンが共通PK1または共通PK4であるか否かを確認する(ステップS6001A)。そして、共通PK1または共通PK4であれば、ステップS6002に移行し、共通PK1および共通PK4のいずれでもなければ、ステップS6011Aに移行する。
FIG. 61 is a flowchart showing a probability change notification effect setting process in the second embodiment. In this embodiment, in the probability change notification effect setting process, the
なお、ステップS6002〜S6010の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 Note that the processes in steps S6002 to S6010 are the same as those described in the first embodiment.
ステップS6011Aでは、演出制御用CPU101は、受信した変動パターンコマンドで示される変動パターンが共通PK3または共通PK6であるか否かを確認する。そして、共通PK3または共通PK6であれば、ステップS6012に移行し、共通PK3および共通PK6のいずれでもなければ、処理を終了する。
In step S6011A, the
以上に説明したように、この実施の形態によれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り遊技状態の終了後に、1回目の変動表示から共通演出が終了する2変動前までの変動表示を実行する場合には、共通演出時用変動パターンテーブル1(図57(A)参照)を用いて変動時間を決定し、共通演出の実行期間中の最後の変動を実行する場合には、共通演出時用変動パターンテーブル2(図57(B)参照)を用いて変動時間を決定する。また、共通演出時用変動パターンテーブル1と共通演出時用変動パターンテーブル2とは、変動時間が異なる変動パターンが設定されている。そのため、共通演出が実行される期間の中で共通演出の実行時間を異ならせることができ、各種特殊な演出を実行可能として演出効果を高めることができる。 As described above, according to this embodiment, the game control microcomputer 560 executes the variable display from the first variable display to the two changes before the common effect ends after the end of the big hit gaming state. In the case of performing the common effect, the variation time is determined using the variation pattern table 1 for common effect (see FIG. 57A), and when performing the last variation during the execution period of the common effect, The fluctuation time is determined using the fluctuation pattern table 2 for use (see FIG. 57B). In addition, the variation pattern table 1 for common effects and the variation pattern table 2 for common effects are set with variation patterns having different variation times. Therefore, the execution time of the common effect can be varied during the period in which the common effect is executed, and various special effects can be executed to enhance the effect.
実施の形態3.
次に、本発明の第3の実施の形態を、図面を参照して説明する。第1の実施の形態では、通常大当りとなったことにもとづく大当り遊技を終了した後に共通演出の実行期間に制御される場合には、共通演出継続回数が10回固定である場合を示したが、例えば、通常大当りについても共通演出継続回数決定用乱数を用いた抽選処理を行うようにし、通常大当りとなったことにもとづく大当り遊技を終了した後に共通演出の実行期間に制御される場合であっても、共通演出継続回数が異なる場合があるようにしてもよい。以下、通常大当りとなったことにもとづく大当り遊技を終了した後に共通演出の実行期間に制御される場合であっても、共通演出継続回数が異なる場合があるように構成する第3の実施の形態について説明する。
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the first embodiment, the case where the common effect continuation count is fixed to 10 times is shown in the case of being controlled in the execution period of the common effect after ending the big hit game based on the normal big hit. For example, a lottery process using a random number for determining the number of times of common effect continuation is also performed for a normal jackpot, and the game is controlled during the execution period of the common effect after the jackpot game based on the fact that the normal jackpot has ended. However, the common performance continuation count may be different. In the following, the third embodiment is configured such that the number of times of common effect continuation may be different even when controlled in the execution period of the common effect after the jackpot game based on the fact that the game has become a big jackpot Will be described.
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 In the present embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from the first embodiment will be mainly described.
図62は、第3の実施の形態における特別図柄停止処理(ステップS304)を示すフローチャートである。この実施の形態では、特別図柄停止処理において、ステップS135で通常大当りである場合には、CPU56は、共通演出継続回数決定用乱数(ランダム6)を用いた抽選処理を行い、共通演出継続回数を10回または5回うちのいずれとするかを決定する(ステップS136A)。 FIG. 62 is a flowchart showing special symbol stop processing (step S304) in the third embodiment. In this embodiment, in the special symbol stop process, when a normal big hit is made in step S135, the CPU 56 performs a lottery process using the random number for determining the number of times of common effect continuation (random 6), and determines the number of times of common effect continuation. It is determined whether it should be 10 times or 5 times (step S136A).
図63は、ステップS136Aで共通演出継続回数を決定するために用いられる通常大当り用共通演出継続回数決定テーブルの例を示す説明図である。この実施の形態では、図63に示すように、通常大当りである場合には、共通演出継続回数10回および5回に対してそれぞれ判定値が割り当てられており、共通演出継続回数決定用乱数(ランダム6)を用いた抽選処理を行うことによって、いずれの共通演出継続回数とするかが決定される。従って、この実施の形態では、通常大当りにもとづく大当り遊技を終了した場合であっても、共通演出継続回数が10回の共通演出の実行期間に制御される場合と、共通演出継続回数が5回の共通演出の実行期間に制御される場合とがある。
FIG. 63 is an explanatory diagram showing an example of a common jackpot common effect continuation frequency determination table used for determining the common effect continuation frequency in step S136A. In this embodiment, as shown in FIG. 63, in the case of a normal big hit, determination values are assigned to the common
なお、通常大当りとなる場合の共通演出継続回数の定め方は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、確変大当りの場合と同様に、共通演出継続回数が1回〜10回のいずれかの共通演出の実行期間に制御されるようにしてもよい。 Note that the method of determining the number of times of common effect continuation in the case of a big hit is not limited to that shown in this embodiment. For example, as in the case of the probable big hit, the common production continuation count may be controlled in the execution period of any one of the common productions of 1 to 10.
次いで、CPU56は、共通演出回数カウンタに、ステップS136Aの抽選処理で決定した共通演出継続回数(10回または5回のいずれか)の値をセットする(ステップS136B)とともに、共通演出フラグをセットし(ステップS139)、ステップS140Aに移行する。すなわち、ステップS136A,S136B,S139の処理が実行されることによって、通常大当りとなった場合には、大当り遊技終了後、10回または5回のいずれかの回数の変動表示を終了するまで共通演出時用変動パターンテーブルを用いて共通演出時用の変動パターンが決定されることになる。 Next, the CPU 56 sets the value of the common effect continuation number (either 10 times or 5 times) determined in the lottery process at step S136A in the common effect number counter (step S136B) and sets the common effect flag. (Step S139), the process proceeds to Step S140A. In other words, when the process of steps S136A, S136B, and S139 is executed and the normal big hit is made, the common effect is displayed until the variable display of 10 times or 5 times is finished after the big hit game ends. The variation pattern for the common performance is determined using the variation pattern table for time.
ステップS140Aでは、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に、大当り種別や、ステップS136A,S137で決定した共通演出継続回数に応じて、大当り開始指定コマンドを送信する制御を行う。なお、この実施の形態では、通常大当りの場合であっても、共通演出継続回数が10回であるか5回であるかによって大当り開始2開始指定コマンドまたは大当り開始7指定コマンドが送信される。具体的には、通常大当りであって共通演出継続回数を10回と決定した場合には、大当り開始2指定コマンド(コマンドA001(H))を送信する。また、通常大当りであって共通演出継続回数を5回と決定した場合には、大当り開始7指定コマンド(コマンドA006(H))を送信する。
In step S140A, the CPU 56 performs control to transmit a jackpot start designation command to the
なお、特別図柄停止処理の他の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 In addition, the other processes of the special symbol stop process are the same as those processes shown in the first embodiment.
図64は、第3の実施の形態における変動パターンテーブルの選択パターンを示す説明図である。この実施の形態では、図64に示すように、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を10回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御されるとともに、共通演出継続回数を5回と決定した場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を5回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後6回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。 FIG. 64 is an explanatory diagram showing a selection pattern of the variation pattern table in the third embodiment. In this embodiment, as shown in FIG. 64, the game is controlled to the big hit game state based on the normal big hit, and when the common performance continuation count is determined to be 10, the big hit game is ended. After that, the variation pattern table for common effect shown in FIG. 6 is used until the variation display is finished 10 times, and the variation pattern table for normal time shown in FIG. 7 is used from the 11th variation display after the end of the big hit. In addition, the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the big hit is made, and when the common effect continuation count is determined to be five times, after the big hit game is ended, until the variable display is ended five times. The common effect variation pattern table shown in FIG. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the sixth variation display after the big hit.
なお、確変大当りの場合の変動パターンテーブルの選択パターンについては、第1の実施の形態と同様である。また、この実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に複数の共通演出時変動パターンテーブルを用いて、共通演出時用の変動パターンを決定するようにしてもよい。 Note that the selection pattern of the variation pattern table in the case of the probable big hit is the same as in the first embodiment. Also in this embodiment, similarly to the second embodiment, a variation pattern for a common effect may be determined using a plurality of common effect change pattern tables.
図65は、第3の実施の形態における確変報知演出設定処理を示すフローチャートである。この実施の形態では、確変報知演出設定処理において、ステップS6003で確変状態フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、切替判定値の値が「01」または「06」であるか否かを確認する(ステップS6004A)。なお、この実施の形態では、通常大当りにもとづく大当り遊技状態に制御されて共通演出の実行期間に制御された場合であっても、後述する共通演出設定処理(図66参照)において、共通演出継続回数が10回と決定されていれば切替判定値に「01」が設定され、共通演出継続回数が5回と決定されていれば切替判定値に「06」が設定される。
FIG. 65 is a flowchart showing a probability change notification effect setting process in the third embodiment. In this embodiment, in the probability change notification effect setting processing, if the probability change state flag is not set in step S6003, the
そして、演出制御用CPU101は、切替判定値の値が「01」または「06」のいずれであるかに応じて、加算後の共通演出中回数カウンタの値が切替判定値に対応した値となっているか否かを確認する(ステップS6004B)。この場合、演出制御用CPU101は、切替判定値が「01」であれば共通演出中回数カウンタの値が10となっているか否かを確認し、切替判定値が「06」であれば共通演出中回数カウンタの値が5となっているか否かを確認する。
Then, depending on whether the value of the switching determination value is “01” or “06”, the
共通演出中回数カウンタの値が切替判定値に対応した値となっていれば、演出制御用CPU101は、今回の変動表示が共通演出の実行期間中に実行される最後の変動表示であると判断し、非確変報知フラグをセットする(ステップS6005)。そして、共通演出中フラグをリセットするとともに、セットされていれば、共通回数予告フラグをリセットする(ステップS6006)。
If the value of the counter counter during common effects is a value corresponding to the switching determination value, the
なお、確変報知演出設定処理の他の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 The other processes of the probability change notification effect setting process are the same as those processes shown in the first embodiment.
図66は、第3の実施の形態における共通演出設定処理を示すフローチャートである。この実施の形態では、共通演出設定処理において、ステップS6502で通常大当りであれば、演出制御用CPU101は、大当り開始2指定コマンドまたは大当り開始7指定コマンドのいずれを受信しているかに応じて、切替判定値に「01」または「06」をセットする(ステップS6503A)。例えば、大当り開始2指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を10回と特定できることから切替判定値に「01」をセットする。また、例えば、大当り開始7指定コマンドを受信していれば共通演出継続回数を5回と特定できることから切替判定値に「06」をセットする。
FIG. 66 is a flowchart showing common effect setting processing in the third embodiment. In this embodiment, in the common effect setting process, if it is a normal big hit in step S6502, the
なお、共通演出設定処理の他の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 In addition, other processes of the common effect setting process are the same as those processes shown in the first embodiment.
以上に説明したように、この実施の形態によれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出を実行している場合において非特別報知用切替タイミングになった(例えば、大当り後10回目または5回目の変動表示を終了した)ことにもとづいて、共通演出に切り替えて、確変状態でないことを認識可能な演出態様である非特別報知演出を実行する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、通常大当りと決定する場合には、共通演出継続回数決定用乱数を用いた抽選処理を実行することによって非特別報知用切替タイミング(共通演出継続回数を10回または5回のいずれとするか)も決定する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、共通演出時用変動パターンテーブル(図6参照)と、確変状態時用の変動パターンテーブルと、共通演出時用変動パターンテーブルよりも短い変動時間が設定された時短状態時用の変動パターンテーブル(図7に示す通常時用変動パターンテーブルにおいて、非リーチPC1〜2、リーチPD1・・・、リーチPE1・・・、特殊PG1を含む部分)とを用いて変動時間を決定する。そのため、特別確定演出に至ることなく共通演出を終了した後であっても、適切な可変表示時間を設定して識別情報の可変表示を実行することができる。また、通常大当りにもとづく大当り遊技を終了した後に共通演出を実行する場合であっても、共通演出継続回数が10回となる場合と5回となる場合とを設けることができるので、共通演出のバリエーションを多様化することができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。
As described above, according to this embodiment, the game control microcomputer 560 has reached the non-special notification switching timing when the common effect is being executed (for example, the 10th or 5th after the big hit) Based on the fact that the second variation display has been completed), the non-special notification effect, which is an effect mode capable of recognizing that the state is not in a probable change state, is executed. In addition, when the game control microcomputer 560 determines that it is a normal jackpot, it performs a lottery process using a random number for determining the number of times of common effect continuation, thereby switching the timing for non-special notification (the number of times of
実施の形態4.
次に、本発明の第4の実施の形態を、図面を参照して説明する。第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、大当り開始時などのタイミングで、共通演出継続回数決定用乱数を用いた抽選処理を実行することによって切替タイミング(共通演出継続回数)を決定する場合を示したが、切替タイミングの決定の仕方は、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、あらかじめ共通演出継続回数に対応付けて大当り種別を用意するようにしておき(例えば、共通演出継続回数10回〜1回に対応付けて確変大当り1〜確変大当り10を用意しておき)、大当り種別を決定することによって同時に切替タイミング(共通演出継続回数)も決定可能に構成するようにしてもよい。以下、大当り種別を決定することによって同時に切替タイミング(共通演出継続回数)も決定可能に構成する場合の第4の実施の形態について説明する。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the first to third embodiments, the switching timing (the number of times of common effect continuation) is determined by executing a lottery process using a random number for determining the number of times of common effect continuation at a timing such as the start of a big hit. However, the method of determining the switching timing is not limited to that shown in this embodiment. For example, a jackpot type is prepared in advance in association with the number of continuations of common effects (for example, probability variation
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 In the present embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from the first embodiment will be mainly described.
図67(A),(B)は、第4の実施の形態におけるROM54に記憶されている大当り種別判定テーブルを示す説明図である。このうち、図67(A)は、遊技球が第1始動入賞口13に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第1特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)である。また、図67(B)は、遊技球が第2始動入賞口14に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第2特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)である。
67A and 67B are explanatory diagrams showing a big hit type determination table stored in the
図67(A),(B)に示すように、この実施の形態では、大当り種別判定テーブルを用いて、可変表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数(ランダム1)にもとづいて、大当りの種別が「通常大当り」、「確変大当り1」〜「確変大当り10」、「突然確変大当り」のうちのいずれかに決定される。この実施の形態では、図10(A),(B)に示すように、大当り種別として、「通常大当り」、「確変大当り1」〜「確変大当り10」、および「突然確変大当り」がある。なお、この実施の形態では、「確変大当り1」〜「確変大当り10」を総称して単に「確変大当り」ともいう。
As shown in FIGS. 67 (A) and 67 (B), in this embodiment, when it is determined that the variable display result is a jackpot symbol using the jackpot type determination table, the jackpot type determination table is used. Based on the random number (random 1), the type of jackpot is determined as one of “normal jackpot”, “
この実施の形態では、「確変大当り」と決定される場合には、大当り種別が決定されることによって、共通演出の実行期間(共通演出継続回数)も決定される。この実施の形態では、「確変大当り」として、「確変大当り1」〜「確変大当り10」があり、「確変大当り1」と決定される場合には、共通演出継続回数が10回と決定されたことになる。また、「確変大当り2」と決定される場合には、共通演出継続回数が9回と決定されたことになる。また、「確変大当り3」と決定される場合には、共通演出継続回数が8回と決定されたことになる。また、「確変大当り4」と決定される場合には、共通演出継続回数が7回と決定されたことになる。また、「確変大当り5」と決定される場合には、共通演出継続回数が6回と決定されたことになる。また、「確変大当り6」と決定される場合には、共通演出継続回数が5回と決定されたことになる。また、「確変大当り7」と決定される場合には、共通演出継続回数が4回と決定されたことになる。また、「確変大当り8」と決定される場合には、共通演出継続回数が3回と決定されたことになる。また、「確変大当り9」と決定される場合には、共通演出継続回数が2回と決定されたことになる。また、「確変大当り10」と決定される場合には、共通演出継続回数が1回と決定されたことになる。
In this embodiment, when it is determined that “probability big hit”, the execution period of common production (the number of times of common production continuation) is also decided by determining the big hit type. In this embodiment, there are “probability variation
図68は、第4の実施の形態における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。なお、この実施の形態では、特別図柄通常処理において、ステップS51〜S71の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 FIG. 68 is a flowchart showing special symbol normal processing (step S300) in the fourth embodiment. In this embodiment, in the special symbol normal process, the processes in steps S51 to S71 are the same as those shown in the first embodiment.
ステップS71で大当りフラグをセットすると、CPU56は、大当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、特別図柄ポインタが示す方の大当り種別判定テーブルを選択する(ステップS72A)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、図67(A)に示す第1特別図柄用の大当り種別判定用テーブルを選択する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、図67(B)に示す第2特別図柄用の大当り種別判定用テーブルを選択する。 When the big hit flag is set in step S71, the CPU 56 selects the big hit type determination table indicated by the special symbol pointer as a table used for determining the big hit type as one of a plurality of types (step S72A). . Specifically, when the special symbol pointer indicates “first”, the CPU 56 selects the jackpot type determination table for the first special symbol shown in FIG. Further, when the special symbol pointer indicates “second”, the CPU 56 selects the big hit type determination table for the second special symbol shown in FIG. 67 (B).
次いで、CPU56は、選択した大当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納された大当り種別判定用の乱数(ランダム1)の値と一致する値に対応した種別(「通常大当り」、「確変大当り1」〜「確変大当り10」、または「突然確変大当り」)を大当りの種別に決定する(ステップS73A)。 Next, the CPU 56 uses the selected jackpot type determination table to select a type (“normal jackpot”, “probability change”) corresponding to the value of the random number for random determination (random 1) stored in the random number buffer area. Big hit 1 "to" Probable big hit 10 "or" Suddenly promising big hit ") is determined as the big hit type (step S73A).
また、CPU56は、決定した大当りの種別を示すデータをRAM55における大当り種別バッファに設定する(ステップS74A)。例えば、大当り種別が「通常大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「01」が設定され、大当り種別が「確変大当り1」の場合には大当り種別を示すデータとして「02」が設定され、大当り種別が「確変大当り2」の場合には大当り種別を示すデータとして「03」が設定され、大当り種別が「確変大当り3」の場合には大当り種別を示すデータとして「04」が設定され、大当り種別が「確変大当り4」の場合には大当り種別を示すデータとして「05」が設定され、大当り種別が「確変大当り5」の場合には大当り種別を示すデータとして「06」が設定され、大当り種別が「確変大当り6」の場合には大当り種別を示すデータとして「07」が設定され、大当り種別が「確変大当り7」の場合には大当り種別を示すデータとして「08」が設定され、大当り種別が「確変大当り8」の場合には大当り種別を示すデータとして「09」が設定され、大当り種別が「確変大当り9」の場合には大当り種別を示すデータとして「0A」が設定され、大当り種別が「確変大当り10」の場合には大当り種別を示すデータとして「0B」が設定され、大当り種別が「突然確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「0C」が設定される。
Further, the CPU 56 sets data indicating the determined jackpot type in the jackpot type buffer in the RAM 55 (step S74A). For example, when the jackpot type is “normal jackpot”, “01” is set as the data indicating the jackpot type, and when the jackpot type is “
次いで、CPU56は、特別図柄の停止図柄を決定する(ステップS75A)。具体的には、大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、はずれ図柄となる「−」を特別図柄の停止図柄に決定する。大当りフラグがセットされている場合には、大当り種別の決定結果に応じて、大当り図柄のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。例えば、大当り種別を「突然確変大当り」に決定した場合には「1」を特別図柄の停止図柄に決定し、「通常大当り」に決定した場合には「3」を特別図柄の停止図柄に決定する。また、「確変大当り」のうち「確変大当り1」に決定した場合には「4」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り2」に決定した場合には「5」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り3」に決定した場合には「6」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り4」に決定した場合には「7」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り5」に決定した場合には「8」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り6」に決定した場合には「9」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り7」に決定した場合には「A」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り8」に決定した場合には「B」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り9」に決定した場合には「C」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り10」に決定した場合には「D」を特別図柄の停止図柄に決定する。さらに、小当りフラグがセットされている場合には、小当り図柄となる「2」を特別図柄の停止図柄に決定する。
Next, the CPU 56 determines a special symbol stop symbol (step S75A). Specifically, when neither the big hit flag nor the small hit flag is set, “−” which is a loss symbol is determined as a special symbol stop symbol. When the big hit flag is set, one of the big hit symbols is determined as a special symbol stop symbol according to the determination result of the big hit type. For example, if the jackpot type is determined to be “suddenly promiscuous jackpot”, “1” is determined as a special symbol stop symbol, and if “normal jackpot” is determined, “3” is determined as a special symbol stop symbol. To do. In addition, when “probability
そして、CPU56は、決定した大当り種別に応じた共通演出継続回数分の変動表示を終了するまで共通演出の実行期間を継続するように制御し、共通演出の実行期間中には、図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルを用いて共通演出時用の変動パターンを決定する。また、演出制御用CPU56は、受信した表示結果指定コマンドで特定される大当り種別に応じた共通演出継続回数分の変動表示を終了するまで、確変状態であるか否かを認識不能な態様で共通演出を実行する(例えば、黄色の背景色の背景画面を表示する)。 Then, the CPU 56 performs control so that the execution period of the common effect is continued until the variable display corresponding to the determined number of jackpot types is ended, and during the execution period of the common effect, as shown in FIG. The variation pattern for the common performance is determined using the variation pattern table for the common performance. In addition, the production control CPU 56 cannot recognize whether or not it is in a probable variation state until it ends the variable display for the number of times of common production according to the jackpot type specified by the received display result designation command. An effect is executed (for example, a background screen with a yellow background color is displayed).
図69は、第4の実施の形態における変動パターンを決定するときに用いられる変動パターンテーブルの選択パターンを示す説明図である。図69に示すように、この実施の形態では、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当りのうち確変大当り1となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り2となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を9回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後10回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り3となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を8回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後9回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り4となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を7回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後8回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り5となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を6回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後7回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り6となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を5回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後6回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り7となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を4回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後5回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り8となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を3回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後4回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り9となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を2回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後3回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、確変大当り10となったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を1回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後2回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。
FIG. 69 is an explanatory diagram showing a selection pattern of a variation pattern table used when determining a variation pattern in the fourth embodiment. As shown in FIG. 69, in this embodiment, when the big hit game state is controlled based on the fact that the normal big hit is reached, after the big hit game is finished, the variation display is repeated ten times. 6 is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the end of the big hit. Also, when the jackpot game state is controlled based on the fact that the odd jackpot game is 1 in the odd jackpot game, after the jackpot game is finished, the common display shown in FIG. The normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the end of the big hit. In addition, when the game is controlled to the big hit game state based on the fact that the probable
以上に説明したように、この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、共通演出の実行期間中には、ある程度長い変動時間(例えば、15秒)の変動パターンが用いられることによって、共通演出の演出時間を確保できるとともに、特別確定演出を実行した後に適切な変動時間(例えば、短縮変動の変動時間)を設定して変動表示を実行することができる。 As described above, according to this embodiment, as in the first embodiment, a variation pattern with a somewhat long variation time (for example, 15 seconds) is used during the execution period of the common effect. As a result, it is possible to secure the effect time of the common effect, and to execute the variable display by setting an appropriate change time (for example, the change time of the shortened change) after executing the special confirmed effect.
また、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りと決定する場合には、大当り種別として確変大当り1〜10のいずれかを決定することによって切替タイミング(共通演出継続回数を1回〜10回のいずれとするか)も決定する。そのため、確変大当りであることが報知されるタイミングを多様化することができ、共通演出による演出効果を向上させることができる。また、決定した共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして、表示結果指定コマンドを兼用して用いて送信するので、演出制御用マイクロコンピュータ100に対するコマンドの送信回数を低減することができ、コマンド送信の処理負担を軽減することができる。さらに、既存の大当り種別の決定の処理を行うことによって同時に切替タイミングも決定できるようにすることができ、共通演出を実行する際の処理負担を軽減することができる。
Further, in this embodiment, when the gaming control microcomputer 560 determines the probability variation big hit, it determines one of the probability variation
なお、この実施の形態では、決定した共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして、表示結果指定コマンドを兼用して用いて送信する場合を示したが、共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして兼用で用いるコマンドは、この実施の形態で示したものにかぎられない。例えば、この実施の形態では、共通演出継続回数を変動表示開始時に決定するのであるから、変動表示の開始時に送信される背景指定コマンドや変動パターンコマンドを、共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして兼用で用いて演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにしてもよい。また、例えば、変動表示の終了時に送信される図柄確定指定コマンドを、共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして兼用で用いて演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにしてもよい。そのように構成すれば、共通演出が何回継続するかを遊技者により認識しにくくすることができ、共通演出の演出効果が低下してしまう事態をより防止することができる。例えば、この実施の形態で示したように、共通演出継続回数を特定可能な態様で表示結果指定コマンドを送信するように構成すると、共通演出継続回数に応じてそれぞれ大当り種別を設けなければならず(例えば、確変大当り1〜10)、それぞれの大当り種別に応じて、特別図柄の変動表示結果として異なる停止図柄が表示されるのであるから、特別図柄の変動表示結果(停止図柄)を見れば、共通演出継続回数が何回であるかを遊技者に悟られてしまう虞がある。そこで、共通演出継続回数を特定可能なコマンドとして、表示結果指定コマンド以外の背景指定コマンドや、変動パターンコマンド、図柄確定指定コマンドを兼用で用いるようにすれば、特別図柄の変動表示結果を見ることによって共通演出継続回数が認識されてしまう事態を防止することができ、共通演出の演出効果が低下してしまうことを防止することができる。
In this embodiment, a case has been shown in which the display result designation command is also used as a command that can be used to specify the determined common production continuation count, but the common production continuation count is also used as a command that can be identified. The commands used in are not limited to those shown in this embodiment. For example, in this embodiment, since the number of times of common effect continuation is determined at the start of variable display, the background designation command and the variation pattern command transmitted at the start of variable display are used as commands that can specify the number of times of common effect continuation. You may make it transmit to the
実施の形態5.
次に、本発明の第5の実施の形態を、図面を参照して説明する。第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、大当り開始時などのタイミングで、共通演出継続回数決定用乱数を用いた抽選処理を実行することによって切替タイミング(共通演出継続回数)を決定する場合を示したが、あらかじめ共通演出継続回数を決定するのではなく、変動表示ごとに所定の確変報知条件を成立させるか否かを決定し、所定の確変報知条件が成立したことにもとづいて共通演出の実行期間を終了させるように構成してもよい。以下、変動表示ごとに所定の確変報知条件を成立させるか否かを決定して共通演出の実行期間を終了させる場合の第5の実施の形態について説明する。
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the first to third embodiments, the switching timing (the number of times of common effect continuation) is determined by executing a lottery process using a random number for determining the number of times of common effect continuation at a timing such as the start of a big hit. However, instead of predetermining the number of continuations of common effects, it is determined whether or not a predetermined probability change notification condition is satisfied for each variable display, and based on the fact that the predetermined probability change notification condition is satisfied. You may comprise so that the execution period of a common effect may be terminated. Hereinafter, a fifth embodiment in the case where it is determined whether a predetermined probability change notification condition is satisfied for each variable display and the execution period of the common effect is ended will be described.
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 In the present embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from the first embodiment will be mainly described.
図70は、第5の実施の形態における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。この実施の形態では、特別図柄通常処理において、ステップS51〜S65の処理は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。 FIG. 70 is a flowchart showing special symbol normal processing (step S300) in the fifth embodiment. In this embodiment, in the special symbol normal process, the processes in steps S51 to S65 are the same as those shown in the first embodiment.
ステップS62でランダムRの値が小当り判定値にも一致しない場合には、すなわち、はずれである場合には、CPU56は、共通演出の実行期間中であることを示す共通演出フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS70A)。共通演出フラグがセットされていれば(すなわち、共通演出の実行期間中であれば)、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS70B)。確変フラグがセットされていなければ、そのままステップS75に移行する。 If the random R value does not match the small hit determination value in step S62, that is, if it is out of place, the CPU 56 sets a common effect flag indicating that the common effect is being executed. It is confirmed whether or not (step S70A). If the common effect flag is set (that is, during the execution period of the common effect), the CPU 56 confirms whether or not the probability change flag indicating the probability change state is set (step S70B). If the probability variation flag is not set, the process proceeds to step S75 as it is.
次いで、CPU56は、所定の確変報知条件を成立させるか否かを決定するための確変報知判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納された確変報知決定用乱数を用いた抽選処理を行い、所定の確変報知条件を成立させるか否かを決定する(ステップS70C)。なお、この場合、CPU56は、始動口スイッチ通過処理のステップS215,S221で抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した確変報知決定用乱数を読み出し、定の確変報知条件を成立させるか否かの決定を行う。そして、所定の確変報知条件を成立させる(共通演出の実行期間を終了して確変状態であることを報知する)ことに決定した場合には(ステップS70DのY)、CPU56は、確変状態であることを報知するか否かを示す確変報知フラグに「02」をセットする(ステップS70E)。一方、所定の確変報知条件を成立させない(共通演出の実行期間を終了せず、確変状態であることを報知しない)ことに決定した場合には(ステップS70DのN)、CPU56は、確変報知フラグに「01」をセットする(ステップS70F)。 Next, the CPU 56 performs a lottery process using the probability variation notification determination random number stored in the random number buffer area using the probability variation notification determination table for determining whether or not a predetermined probability variation notification condition is satisfied. Is determined whether or not the certain change notification condition is satisfied (step S70C). In this case, the CPU 56 reads the random number for determining probability change notification extracted in steps S215 and S221 of the start port switch passing process and stored in advance in the first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer, and sets the predetermined probability change notification condition. Decide whether to establish. When it is determined to establish a predetermined probability change notification condition (notify that the execution period of the common effect has ended and notify the probability change state) (Y in step S70D), the CPU 56 is in the probability change state. “02” is set to a probability variation notification flag indicating whether or not to notify the fact (step S70E). On the other hand, when it is determined that the predetermined probability change notification condition is not satisfied (the execution period of the common effect is not terminated and the probability change state is not notified) (N in step S70D), the CPU 56 determines the probability change notification flag. Is set to “01” (step S70F).
図71は、第5の実施の形態における確変報知判定テーブルの具体例を示す説明図である。図71に示すように、確変報知判定テーブルには、所定の確変報知条件を成立させないこと(確変状態であることを報知しないこと)と、所定の確変報知条件を成立させること(確変状態であることを報知すること)とに対して、それぞれ振分数l1,l2の判定値が割り振られている。そして、CPU56は、ステップS70Cにおいて、確変報知決定用乱数の値が、図71に示す確変報知判定テーブルに設定されたいずれかの判定値と合致するか否かを判定することによって、所定の確変報知条件を成立させるか否かを決定する。 FIG. 71 is an explanatory diagram illustrating a specific example of a probability change notification determination table according to the fifth embodiment. As shown in FIG. 71, in the probability variation notification determination table, a predetermined probability variation notification condition is not satisfied (not notified that the probability variation state is established), and a predetermined probability variation notification condition is satisfied (the probability variation state is established). The determination values of the distribution numbers l1 and l2 are respectively assigned. In step S70C, the CPU 56 determines whether or not the value of the random number for determining probability change notification matches one of the determination values set in the probability change notification determination table shown in FIG. It is determined whether or not the notification condition is satisfied.
次いで、CPU56は、ステップS70E,70Fでセットした確変報知フラグの値に応じて、確変報知指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する制御を行う(ステップS70G)。そして、ステップS75に移行する。
Next, the CPU 56 performs control to transmit a probability change notification designation command to the
以上の処理が実行されることによって、確変大当りとなったことにもとづき大当り遊技状態に制御され、その大当り遊技を終了した後に共通演出の実行期間に制御されている(遊技状態は確変状態である)場合に、変動表示を実行するごとに所定の確変報知条件を成立させるか否かが判定され、あらかじめ固定で定められた所定回数(例えば、10回)の変動表示を消化する前であっても、所定の確変報知条件の成立によって共通演出の実行期間が終了される。ただし、この実施の形態では、確変状態である場合に所定の確変報知条件が成立なくても、少なくとも所定回数(例えば、10回)の変動表示を終了すれば、共通演出の実行期間が終了される。また、演出制御用CPU56は、受信した確変報知指定コマンドにもとづいて所定の確変報知条件が成立したか否かを特定し、所定の確変報知条件が成立したことを特定できれば、所定回数(例えば、10回)の変動表示を終了する前であっても、共通演出を終了する。 By executing the above processing, it is controlled to the big hit game state based on the fact that the big hit game is won, and after the big hit game is finished, it is controlled during the execution period of the common effect (the game state is the right change state) ) In each case, it is determined whether or not the predetermined probability change notification condition is satisfied each time the change display is executed, and before the change display of a predetermined number of times (for example, 10 times) fixed in advance is digested. In addition, the execution period of the common effect is ended when a predetermined probability change notification condition is satisfied. However, in this embodiment, even if the predetermined probability change notification condition is not satisfied in the probability change state, the execution period of the common effect is ended if the variable display is ended at least a predetermined number of times (for example, 10 times). The Further, the production control CPU 56 specifies whether or not a predetermined probability change notification condition is established based on the received probability change notification designation command, and if it can specify that the predetermined probability change notification condition is satisfied, a predetermined number of times (for example, Even before the 10th variation display is finished, the common effect is finished.
図72は、第5の実施の形態における変動パターンを決定するときに用いられる変動パターンテーブルの選択パターンを示す説明図である。図72(A)に示すように、通常大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。また、図72(A)に示すように、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合であっても、所定回数(この実施の形態では、10回)の変動表示を終了するまでに所定の確変報知条件が成立せず、確変報知フラグの値が「02」とならなかった場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられ、大当り終了後11回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。一方、確変大当りとなったことにもとづいて大当り遊技状態に制御された場合には、その大当り遊技を終了した後、変動表示を10回終了するまでに所定の確変報知条件が成立し、確変報知フラグの値が「02」となる場合がある。この場合には、大当り遊技終了後10回の変動表示を消化する前であっても、共通演出の実行期間が終了され確変状態であることが報知される。例えば、図72(B)に示すように、大当り遊技終了後4変動目で所定の確変報知条件が成立し、確変報知フラグの値が「02」となった場合には、大当り遊技を終了した後、変動表示を4回終了するまで図6に示す共通演出時用変動パターンテーブルが用いられるものの、その4回目の変動表示において確変報知されて共通演出の実行期間が終了し、大当り終了後5回目の変動表示から図7に示す通常時用変動パターンテーブルが用いられる。 FIG. 72 is an explanatory diagram showing a selection pattern of a variation pattern table used when determining a variation pattern in the fifth embodiment. As shown in FIG. 72 (A), when the big hit game state is controlled based on the normal big hit, after the big hit game is ended, the variation display is shown in FIG. 6 until it is ended ten times. The common effect variation pattern table is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the end of the big hit. In addition, as shown in FIG. 72 (A), even if the game is controlled to the big hit gaming state based on the probability variation big hit, the fluctuation display is performed a predetermined number of times (in this embodiment, ten times). If the predetermined probability change notification condition is not satisfied by the end and the value of the probability change notification flag does not become “02”, after the big hit game is ended, until the variation display is ended ten times in FIG. The common effect variation pattern table shown is used, and the normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the eleventh variation display after the end of the big hit. On the other hand, if the game is controlled to the big hit game state based on the probability change big hit, after the big hit game is finished, a predetermined probability change notification condition is established until the fluctuation display is ended ten times, and the probability change notification is established. The flag value may be “02”. In this case, it is notified that the execution period of the common effect is ended and the state is in a probable change state even before the change display of 10 times is finished after the big hit game ends. For example, as shown in FIG. 72 (B), when the predetermined probability change notification condition is satisfied at the fourth change after the end of the big hit game, and the value of the probability change notification flag becomes “02”, the big hit game is ended. Thereafter, the variation pattern table for common effect shown in FIG. 6 is used until the variation display is finished four times. However, when the variation display of the fourth effect is performed, the notice of certain change is notified and the execution period of the common effect is terminated. The normal variation pattern table shown in FIG. 7 is used from the first variation display.
以上に説明したように、この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、共通演出の実行期間中には、ある程度長い変動時間(例えば、15秒)の変動パターンが用いられることによって、共通演出の演出時間を確保できるとともに、特別確定演出を実行した後に適切な変動時間(例えば、短縮変動の変動時間)を設定して変動表示を実行することができる。 As described above, according to this embodiment, as in the first embodiment, a variation pattern with a somewhat long variation time (for example, 15 seconds) is used during the execution period of the common effect. As a result, it is possible to secure the effect time of the common effect, and to execute the variable display by setting an appropriate change time (for example, the change time of the shortened change) after executing the special confirmed effect.
また、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りと決定する場合には、変動表示ごとに所定の確変報知条件を成立させるか否かを決定する。そのため、確変大当りであることが報知されるタイミングを多様化することができ、共通演出による演出効果を向上させることができる。 Further, in this embodiment, the game control microcomputer 560 determines whether or not to establish a predetermined probability change notification condition for each variation display when determining the probability change big hit. For this reason, it is possible to diversify the timing at which it is notified that it is a probable big hit, and it is possible to improve the production effect by the common performance.
また、上記の実施の形態では、演出装置を制御する回路が搭載された基板として、演出制御基板80、音声出力基板70およびランプドライバ基板35が設けられているが、演出装置を制御する回路を1つの基板に搭載してもよい。さらに、演出表示装置9等を制御する回路が搭載された第1の演出制御基板(表示制御基板)と、その他の演出装置(ランプ、LED、スピーカ27など)を制御する回路が搭載された第2の演出制御基板との2つの基板を設けるようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、上記の実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して直接コマンドを送信していたが、遊技制御用マイクロコンピュータ560が他の基板(例えば、図3に示す音声出力基板70やランプドライバ基板35など、または音声出力基板70に搭載されている回路による機能とランプドライバ基板35に搭載されている回路による機能とを備えた音/ランプ基板)に演出制御コマンドを送信し、他の基板を経由して演出制御基板80における演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるようにしてもよい。その場合、他の基板においてコマンドが単に通過するようにしてもよいし、音声出力基板70、ランプドライバ基板35、音/ランプ基板にマイクロコンピュータ等の制御手段を搭載し、制御手段がコマンドを受信したことに応じて音声制御やランプ制御に関わる制御を実行し、さらに、受信したコマンドを、そのまま、または例えば簡略化したコマンドに変更して、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにしてもよい。その場合でも、演出制御用マイクロコンピュータ100は、上記の実施の形態における遊技制御用マイクロコンピュータ560から直接受信した演出制御コマンドに応じて表示制御を行うのと同様に、音声出力基板70、ランプドライバ基板35または音/ランプ基板から受信したコマンドに応じて表示制御を行うことができる。
In the above-described embodiment, the game control microcomputer 560 directly transmits a command to the
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に適用可能であり、特に、第1始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の第1識別情報の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第1可変表示部と、第2始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の第2識別情報の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第2可変表示部と、を備え、第1可変表示部または第2可変表示部に特定表示結果が導出表示されたことにもとづいて遊技者にとって有利な特定遊技状態とするとともに、通常遊技状態であるときに比べて第1識別情報および第2識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となりやすい特別遊技状態の移行条件が成立したことにもとづいて該特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態に制御する遊技機に好適に適用される。 The present invention is applicable to a gaming machine such as a pachinko gaming machine, and in particular, starts variable display of a plurality of types of first identification information that can be identified based on the passage of a gaming medium through a first starting area. And starting variable display of a plurality of types of second identification information, each of which can be identified based on the fact that the game medium has passed through the first starting area, and the first variable display section for deriving and displaying the display result. And a second variable display unit for deriving and displaying, and a specific gaming state advantageous to the player based on the fact that the specific display result is derived and displayed on the first variable display unit or the second variable display unit, The specific gaming state is ended based on the fact that the transition condition of the special gaming state in which the display result of the variable display of the first identification information and the second identification information is likely to become the specific display result is established as compared with the normal gaming state. It is preferably applied to a game machine to control the special game state on Chi.
1 パチンコ遊技機
8a 第1特別図柄表示器
8b 第2特別図柄表示器
9 演出表示装置
13 第1始動入賞口
14 第2始動入賞口
20 特別可変入賞球装置
31 遊技制御基板(主基板)
56 CPU
560 遊技制御用マイクロコンピュータ
80 演出制御基板
100 演出制御用マイクロコンピュータ
101 演出制御用CPU
109 VDP
DESCRIPTION OF
56 CPU
560
109 VDP
Claims (10)
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段からの制御信号にもとづいて、第1識別情報または第2識別情報の可変表示に対応した演出の実行を制御する演出制御手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、
前記特定遊技状態とするか否かと前記特別遊技状態の移行条件を成立させるか否かと、を前記第1識別情報または前記第2識別情報の可変表示の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
前記事前決定手段の決定結果にもとづいて、前記可変表示部における前記第1識別情報または前記第2識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
前記演出制御手段に前記特定遊技状態とするか否かと前記特別遊技状態に制御するか否かと前記可変表示時間決定手段により決定された可変表示時間とを特定するための一または複数からなる制御信号を送信する制御信号送信手段と、
前記事前決定手段によって前記特別遊技状態の移行条件を成立させると決定されたときに、所定の抽選処理を実行することによって切替タイミングを決定する切替タイミング決定手段と、を含み、
前記制御信号送信手段は、さらに前記切替タイミングを特定可能な制御信号を送信し、
前記演出制御手段は、
前記特定遊技状態の終了後に、前記特別遊技状態であるか否かにかかわらず、前記特別遊技状態であることを認識不可能な演出態様である共通演出により前記第1識別情報および前記第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する共通演出実行手段と、
前記特定遊技状態の終了後に前記特別遊技状態に制御され、かつ、前記制御信号により特定される切替タイミングで、前記共通演出から前記特別遊技状態であることを認識可能な演出態様である特別確定演出に切り替えて該特別確定演出により前記第1識別情報および前記第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する特別確定演出実行手段と、を含み、
前記事前決定手段は、前記特定遊技状態として、所定量の遊技価値を付与する第1特定遊技状態、または前記第1特定遊技状態よりも少ない量の遊技価値を付与する第2特定遊技状態とするか否かを決定可能であり、前記第2識別情報の可変表示が実行される場合には、前記第1識別情報の可変表示が実行される場合と比較して、高い割合で前記第1特定遊技状態とすると決定し、
前記可変表示実行手段は、前記第1識別情報の可変表示と比較して、前記第2識別情報の可変表示を優先して実行し、
前記可変表示時間決定手段は、前記共通演出用のテーブルと、前記共通演出用のテーブルの可変表示時間よりも短い可変表示時間が設定された前記特別確定演出用のテーブルとを用いて前記可変表示時間を決定する
ことを特徴とする遊技機。 A first variable display section that starts variable display of a plurality of types of first identification information that can be identified based on the passage of the game medium through the first start area, and derives and displays a display result; and a second start area A second variable display unit that starts variable display of a plurality of types of second identification information, each of which can be identified based on the passage of the game medium, and derives and displays the display result. Or the second variable display unit, a specific gaming state that is advantageous to the player based on the specific display result being derived and displayed, and the first identification information and the second identification as compared with the normal gaming state. A gaming machine that controls to the special gaming state after the specific gaming state is ended based on the fact that the transition condition of the special gaming state in which the display result of the variable display of information is likely to be the specific display result is satisfied,
Game control means for controlling the progress of the game;
Effect control means for controlling the execution of the effect corresponding to the variable display of the first identification information or the second identification information, based on a control signal from the game control means,
The game control means includes
It is determined whether the display result of the variable display of the first identification information or the second identification information is derived and displayed, whether or not the specific gaming state is set and whether or not the transition condition for the special gaming state is satisfied. A pre-determination means;
Based on the determination result of the pre-determining means, the variable display time from the start of variable display of the first identification information or the second identification information in the variable display section until the display result is derived and displayed is determined. Variable display time determining means;
One or more control signals for specifying whether or not to make the specific control state in the effect control means, whether to control to the special game state, and the variable display time determined by the variable display time determination means. Control signal transmitting means for transmitting
Switching timing determining means for determining a switching timing by executing a predetermined lottery process when it is determined by the prior determination means to establish the transition condition for the special gaming state,
The control signal transmitting means further transmits a control signal capable of specifying the switching timing;
The production control means includes
After the end of the specific gaming state, the first identification information and the second identification are determined by a common effect that is an effect mode in which the special gaming state cannot be recognized regardless of whether or not the special gaming state. Common production execution means for performing production corresponding to variable display of information;
A special confirmed effect which is an effect mode that is controlled to the special game state after the end of the specific game state and can recognize the special game state from the common effect at a switching timing specified by the control signal. And a special confirmation effect executing means for executing an effect corresponding to the variable display of the first identification information and the second identification information by the special confirmation effect.
The pre-determining means includes a first specific gaming state that gives a predetermined amount of gaming value as the specific gaming state, or a second specific gaming state that gives a smaller amount of gaming value than the first specific gaming state. When the variable display of the second identification information is executed, the first identification information can be determined at a higher rate than when the variable display of the first identification information is executed. Decided to be in a specific gaming state,
The variable display execution means preferentially executes the variable display of the second identification information as compared with the variable display of the first identification information.
The variable display time determining means uses the variable display time using the table for the common effect and the table for the special fixed effect in which the variable display time is set shorter than the variable display time of the table for the common effect. A gaming machine characterized by determining time.
該事前決定手段は、特定遊技状態と決定し特別遊技状態の移行条件を成立させるときに切替タイミングを決定する
請求項1記載の遊技機。 The switching timing determination means is included in the prior determination means,
The gaming machine according to claim 1, wherein the pre-determining means determines the switching timing when determining the specific gaming state and establishing the transition condition for the special gaming state.
請求項1記載の遊技機。 The game according to claim 1, wherein the switching timing determination means determines whether or not the switching timing is set in the variable display by executing a predetermined lottery process for each variable display of the first identification information and the second identification information. Machine.
共通演出用のテーブルは、前記第1識別情報の可変表示と前記第2識別情報の可変表示とのいずれを実行するかにかかわらず、短縮用の可変表示時間を決定不可能に構成されている
請求項1から請求項3のうちのいずれかに記載の遊技機。 The table for special confirmation effect can determine the variable display time for shortening at a higher rate when variable display of the second identification information is executed than when variable display of the first identification information is executed. Composed of
The common effect table is configured such that the variable display time for shortening cannot be determined regardless of whether the variable display of the first identification information or the variable display of the second identification information is executed. The gaming machine according to any one of claims 1 to 3.
始動領域を遊技媒体が通過したことにもとづいて、少なくとも、特定遊技状態とするか否かを決定するための数値データを抽出する数値データ抽出手段と、
前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始されていない第1識別情報または第2識別情報の可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段により抽出された前記数値データを保留記憶として記憶する保留記憶手段と、を含み、
特別確定演出用のテーブルは、前記保留記憶手段が記憶する保留記憶の数にもとづいて、短縮用の可変表示時間を決定可能に構成され、
共通演出用のテーブルは、前記保留記憶手段が記憶する保留記憶の数にかかわらず、短縮用の可変表示時間を決定不可能に構成されている
請求項1から請求項4のうちのいずれかに記載の遊技機。 The game control means
Numerical data extraction means for extracting numerical data for determining at least whether or not to enter a specific gaming state based on the passing of the game medium through the starting area;
About the variable display of the first identification information or the second identification information that has not yet started even though the game medium has passed through the starting area, the numerical data extraction means has extracted the limit display to a predetermined upper limit number. Holding storage means for storing numerical data as holding storage,
The table for special confirmation effect is configured to be able to determine a variable display time for shortening based on the number of reserved memories stored by the reserved storage means,
The table for common performance is configured such that the variable display time for shortening cannot be determined regardless of the number of the reserved memories stored in the reserved storage means. The gaming machine described.
前記非特別報知演出実行手段は、前記非特別報知用切替タイミングとして、少なくとも切替タイミングとして設定可能な複数種類のタイミングのうち最も遅いタイミングと同じタイミングになったことにもとづいて、前記共通演出から前記非特別報知演出に切り替えて該非特別報知演出により前記第1識別情報および前記第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行し、
可変表示時間決定手段は、前記共通演出用のテーブルと、特別確定演出用のテーブルと、前記共通演出用のテーブルの可変表示時間よりも短い可変表示時間が設定された前記非特別報知演出用のテーブルとを用いて可変表示時間を決定する
請求項1から請求項5のうちのいずれかに記載の遊技機。 The effect control means is a non-special notification effect that is an effect mode that is not controlled to the special game state after the end of the specific game state and can recognize that it is not the special game state from the common effect at the non-special notification switching timing. A non-special notification effect executing means for executing an effect corresponding to variable display of the first identification information and the second identification information by switching to the non-special notification effect,
The non-special notification effect executing means is based on the fact that the non-special notification switching timing is the same timing as the latest timing among a plurality of types of timings that can be set as switching timing. Switch to a non-special notification effect and execute the effect corresponding to the variable display of the first identification information and the second identification information by the non-special notification effect,
The variable display time determining means is for the non-special notification effect in which the variable display time is set shorter than the variable display time of the common effect table, the special confirmed effect table, and the common effect table. The gaming machine according to claim 1, wherein a variable display time is determined using a table.
請求項1から請求項6のうちのいずれかに記載の遊技機。 The gaming machine according to any one of claims 1 to 6, wherein a specific timing among a plurality of types of timings is set as a switching timing at a higher rate than a timing other than the specific timing.
演出制御手段は、特定遊技状態の終了後に特別遊技状態に制御されず、かつ、非特別報知用切替タイミングで、共通演出から前記特別遊技状態でないことを認識可能な演出態様である非特別報知演出に切り替えて非特別報知演出により第1識別情報および第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行する非特別報知演出実行手段を含み、
前記非特別報知演出実行手段は、前記非特別報知用切替タイミングとして、前記最も遅いタイミングと同じタイミングになったことにもとづいて、前記共通演出から前記非特別報知演出に切り替えて該非特別報知演出により前記第1識別情報および前記第2識別情報の可変表示に対応した演出を実行し、
可変表示時間決定手段は、前記共通演出用のテーブルと、特別確定演出用のテーブルと、前記共通演出用のテーブルの可変表示時間よりも短い可変表示時間が設定された前記非特別報知演出用のテーブルとを用いて可変表示時間を決定する
請求項7記載の遊技機。 As the specific timing, the latest timing among multiple types of timing that can be set as the switching timing is set,
The effect control means is a non-special notification effect that is an effect mode that is not controlled to the special game state after the end of the specific game state and can recognize that it is not the special game state from the common effect at the non-special notification switching timing. A non-special notification effect executing means for executing the effect corresponding to the variable display of the first identification information and the second identification information by switching to the non-special notification effect,
The non-special notification effect executing means switches from the common effect to the non-special notification effect based on the non-special notification switching timing being the same timing as the latest timing. An effect corresponding to the variable display of the first identification information and the second identification information is executed,
The variable display time determining means is for the non-special notification effect in which the variable display time is set shorter than the variable display time of the common effect table, the special confirmed effect table, and the common effect table. The gaming machine according to claim 7, wherein the variable display time is determined using a table.
請求項1から請求項8のうちのいずれかに記載の遊技機。 The variable display time determining means is a table other than the common effect table at a high rate when the specific gaming state controlled based on the specific display result being derived and displayed on the second variable display section is over. The game machine according to claim 1, wherein the variable display time is determined using the table.
特定遊技状態の終了後に、切替タイミングより前の所定基準タイミングとなるまでに第1識別情報または第2識別情報の可変表示を実行する場合には、共通演出用のテーブルとして第1の共通演出用のテーブルを用いて可変表示時間を決定し、
前記特定遊技状態の終了後に、前記所定基準タイミングから前記切替タイミングとなるまでに第1識別情報または第2識別情報の可変表示を実行する場合には、前記共通演出用のテーブルとして前記第1の共通演出用のテーブルとは異なる第2の共通演出用のテーブルを用いて可変表示時間を決定し、
前記第1の共通演出用のテーブルと前記第2の共通演出用のテーブルとは、可変表示時間として異なる時間が設定されている
請求項1から請求項9のうちのいずれかに記載の遊技機。 The variable display time determination means is
When the variable display of the first identification information or the second identification information is executed after the end of the specific gaming state until the predetermined reference timing before the switching timing, the first common production table is used as the common production table. The variable display time is determined using the table of
When the variable display of the first identification information or the second identification information is executed after the end of the specific gaming state until the switching timing comes from the predetermined reference timing, the first table is used as the common effect table. A variable display time is determined using a second common production table different from the common production table,
The gaming machine according to any one of claims 1 to 9, wherein the first common effect table and the second common effect table have different display times set as variable display times. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276899A JP5624757B2 (en) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | Game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276899A JP5624757B2 (en) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | Game machine |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014196530A Division JP5995933B2 (en) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | Game machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011115466A true JP2011115466A (en) | 2011-06-16 |
JP5624757B2 JP5624757B2 (en) | 2014-11-12 |
Family
ID=44281520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009276899A Expired - Fee Related JP5624757B2 (en) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | Game machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5624757B2 (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013240637A (en) * | 2013-07-17 | 2013-12-05 | Kyoraku Sangyo Kk | Game machine |
JP2014004382A (en) * | 2013-07-17 | 2014-01-16 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | Game machine |
JP2014239988A (en) * | 2014-09-01 | 2014-12-25 | 京楽産業.株式会社 | Game machine |
JP2014239989A (en) * | 2014-09-01 | 2014-12-25 | 京楽産業.株式会社 | Game machine |
JP2018099474A (en) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | サミー株式会社 | Pachinko game machine |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6684757B2 (en) * | 2017-07-07 | 2020-04-22 | 京楽産業.株式会社 | Amusement machine |
JP6684756B2 (en) * | 2017-07-07 | 2020-04-22 | 京楽産業.株式会社 | Amusement machine |
JP6684766B2 (en) * | 2017-09-05 | 2020-04-22 | 京楽産業.株式会社 | Amusement machine |
JP6684765B2 (en) * | 2017-09-05 | 2020-04-22 | 京楽産業.株式会社 | Amusement machine |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001112936A (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Sankyo Kk | Game machine |
JP2005110757A (en) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Heiwa Corp | Game machine |
JP2007000322A (en) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Samii Kk | Pachinko game machine |
JP2008048915A (en) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Sankyo Kk | Game machine |
JP2008183191A (en) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Aruze Corp | Game machine |
-
2009
- 2009-12-04 JP JP2009276899A patent/JP5624757B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001112936A (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Sankyo Kk | Game machine |
JP2005110757A (en) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Heiwa Corp | Game machine |
JP2007000322A (en) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Samii Kk | Pachinko game machine |
JP2008048915A (en) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Sankyo Kk | Game machine |
JP2008183191A (en) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Aruze Corp | Game machine |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013240637A (en) * | 2013-07-17 | 2013-12-05 | Kyoraku Sangyo Kk | Game machine |
JP2014004382A (en) * | 2013-07-17 | 2014-01-16 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | Game machine |
JP2014239988A (en) * | 2014-09-01 | 2014-12-25 | 京楽産業.株式会社 | Game machine |
JP2014239989A (en) * | 2014-09-01 | 2014-12-25 | 京楽産業.株式会社 | Game machine |
JP2018099474A (en) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | サミー株式会社 | Pachinko game machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5624757B2 (en) | 2014-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5580024B2 (en) | Game machine | |
JP5580023B2 (en) | Game machine | |
JP5624757B2 (en) | Game machine | |
JP2010213733A (en) | Game machine | |
JP5301420B2 (en) | Game machine | |
JP2012183348A (en) | Game machine | |
JP5442823B2 (en) | Game machine | |
JP2010213734A (en) | Game machine | |
JP5624756B2 (en) | Game machine | |
JP5993913B2 (en) | Game machine | |
JP5995933B2 (en) | Game machine | |
JP5894231B2 (en) | Game machine | |
JP5894232B2 (en) | Game machine | |
JP5934289B2 (en) | Game machine | |
JP5876021B2 (en) | Game machine | |
JP5722949B2 (en) | Game machine | |
JP5442820B2 (en) | Game machine | |
JP5442822B2 (en) | Game machine | |
JP5203266B2 (en) | Game machine | |
JP6130001B2 (en) | Game machine | |
JP5809224B2 (en) | Game machine | |
JP5934290B2 (en) | Game machine | |
JP5952248B2 (en) | Game machine | |
JP5956409B2 (en) | Game machine | |
JP5952249B2 (en) | Game machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5624757 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |