JP2011114503A - データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011114503A
JP2011114503A JP2009268158A JP2009268158A JP2011114503A JP 2011114503 A JP2011114503 A JP 2011114503A JP 2009268158 A JP2009268158 A JP 2009268158A JP 2009268158 A JP2009268158 A JP 2009268158A JP 2011114503 A JP2011114503 A JP 2011114503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
communication
communication medium
reception
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009268158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5333173B2 (ja
Inventor
Yoshimasa Hattori
佳正 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009268158A priority Critical patent/JP5333173B2/ja
Publication of JP2011114503A publication Critical patent/JP2011114503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5333173B2 publication Critical patent/JP5333173B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体の中から適切な通信媒体を選択すること。
【解決手段】データ通信用端末装置10は、入力された通信開始指令、主なデータの属性、及び接続先の情報に応じて、その接続先と一致する接続先と通信した通信媒体11、12又は13の実績データが記憶手段18に記憶されているか否かを検証する実績データ検証手段19aと、一致する接続先に係る通信媒体の実績データが検証された場合には、それぞれの通信媒体の実績データにおける回線速度、回線品質、所要時間、及びデータ量に基づいて通信開始から通信終了までの予測時間を算出する予測時間演算手段19bと、算出されたそれぞれの通信媒体の予測時間と通信開始指令の対象となる主なデータの属性との関係に基づいて使用すべき通信媒体を選択する媒体選択手段19cとを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ通信装置等に係り、特に、通信方式及び回線が異なる複数の通信媒体の中から使用すべき通信媒体を選択してデータ通信を行うデータ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラムに関する。
同一敷地内、同一建物内、又はフロアなどの限れられた地域に構築されたコンピュータ・ネットワークであるLAN(Local Area Network)が広く知られている。LANには、伝送路にケーブルを使用する有線LANと伝送路にケーブルを使用せずに無線を使用する無線LANとがある。特に、近年においては、配線による制限がなく自由にネットワークを構築できる無線LANが次第に普及しつつある。
無線LANでは、一般的に、通信プロトコル機能、信号処理機能、接続制御機能、及び伝送路の条件を規定した通信方式による媒体(以下「通信媒体」という)を介してデータ通信を行っている。この通信媒体の通信方式としては、米国電気電子技術者協会(IEEE)の標準規格であるIEEE802.11シリーズ(11a,11b,11g,11n)、近距離通信を対象としたBluetooth(ブルーツゥース)、IEEE802.16−2004を元に標準化された都市型高速無線用のWiMAX等が知られている。
これらの内、通常は最も速い通信媒体を使用するように、多くの場合は予め設定されているが、無線の性質上、場所やノイズ、或いは障害物等の影響で回線速度や回線品質が影響を受けることから、必ずしも十分な速度での通信が実行されているとは限らない。
一方、この通信媒体を介してデータ通信を行うためのデータ通信装置に関しては、従来より、いくつかの関連技術が知られている。
例えば、コンピュータ装置間のデータ交換のために複数の通信手段(通信媒体)を備え、通信データの重要度や通信料金などの条件を考慮して適切な通信媒体を選択する技術が知られている(特許文献1参照)。
又、他に、インターネットを介して2つのLAN間でデータ(IPパケット)を送受信するシステムにおいては、一方のLANに接続された端末から他方のLANに接続された端末にデータを送信する際に、複数の伝送路(通信媒体)の中から何れかの伝送路を選択する技術が知られている(特許文献2参照)。
この特許文献2には、各伝送路の回線速度、送信用バッファの使用量、伝送遅延時間によりその伝送路の所要時間の推定を行って、その推定した所要時間が最も短い伝送路を選択する技術が記載されている。
更に、料金体系の異なる複数の通信経路(通信媒体)における各通信経路の、単位時間当たりの通信料金と時刻との関係を登録し、通信コスト(料金、時間)が最も少ない最適な通信経路を選択してデータ通信を行う技術が知られている(特許文献3参照)。
又、携帯端末に通信速度が速い第1の通信部とこの第1の通信部よりも通信速度が遅い第2の通信部とを設け、それぞれの通信部ごとにweb(ウェブ)サイトからダウンロードするデータの種別(属性)を設定する技術が知られている(特許文献4参照)。
この特許文献4には、第1の通信部が選択されたときはテキストデータ、静止画データ、音声データ、動画データ、プログラム等のデータを受信し、第2の通信部が選択されたときはテキストデータのみを受信する技術が記載されている。
更に、入力されたデータの種類が画像データであるか又はテキストデータであるかにより、そのデータ処理を切替える技術が知られている(特許文献5参照)。
この特許文献5によれば、入力された画像データの中に入力されたテキストデータを挿入する際には、データ入力されたデータが画像データである場合には直交変換処理を行い、テキストデータである場合にはランレングス符号化処理を行う。次に、ランレングス符号化処理したテキストデータに相当する分だけ画像データを削減してデータ合成を行う。一方、入力されたデータから画像データとテキストデータとを分離する際には、分離したテキストデータに関するランレングス信号を復号し、分離したテキストデータの領域をデータ0の画像データで補間する。
特開平8−186659号公報 特開2001−36585号公報 特開2001−111718号公報 特開2006−186650号公報 特許第3144824号公報
しかしながら、上記関連技術にあっては、複数の通信媒体があるものの、全ての要求を一つの通信媒体で処理してしまうと、例えば重いデータのために軽いデータが引きずられて処理が待たされるという不都合があった。
又、上述した特許文献1乃至3においては、通信方式及び回線が異なる複数の通信媒体の中から使用すべき通信媒体を選択する際に、回線速度及び通信に要する時間については考慮するものの、通信対象となるデータの属性については考慮していない。このため、比較的低速の通信媒体でも充分短い時間で通信可能なデータ量の少ないテキストデータでも高速の通信媒体が使用されるため、データ通信装置の処理負荷が増加し、他の処理(ユーザの操作に対応する処理、表示処理等)に支障をきたすという課題がある。
又、上記特許文献4特許文献においては、データの属性に対応して通信媒体が固定的に設定されるため、通信地域や伝送路のノイズ等の回線品質によって通信媒体が影響を受けた場合に、通信媒体を切り替えるなどの柔軟な対策をすることができない。従って、各通信媒体に固有の特性を回線品質に応じて柔軟に活用できないという課題がある。
又、上記特許文献5特許文献においては、テキストデータと画像データとを合成又は分離して印刷するための技術であり、この技術によって、通信方式及び回線が異なる複数の通信媒体の中から使用すべき通信媒体を選択する場合の特有な課題を解決することはできない。
〔発明の目的〕
本発明は、このような関連技術の有する課題を解決するために成されたもので、回線速度,通信時間,ノイズ等の回線品質に係る回線データ、および接続時間,通信データ量,接続先毎に必要な受信データ等の受信実績データなどの、所謂通信条件を総合的に勘案して、通信方式及び通信回線の異なる複数の通信媒体の内から適切な通信媒体を効率的且つ柔軟に選択することが可能なデータ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るデータ通信用端末装置は、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体と、これらの通信媒体を介してネットワーク上の複数の接続先と連結された端末本体とを備え、この端末本体に特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動して前記複数の通信媒体の内から(回線速度が最も速い通信媒体を)最適な通信媒体を選択しデータ通信を行う通信制御手段を備えている。
このデータ通信用端末装置は、更に、前記通信制御手段に併設された前記接続先とのデータ通信で選択され使用された通信媒体における、使用時の回線速度,回線品質,及び接続時間にかかる情報を、(データ通信の実績である)回線データとして記憶する回線データ記録部と、前記接続先毎のデータ通信で実行された受信データ量をデータの属性に分けて測定し(データ通信の実績である)受信実績データとして記録する受信データ記録部とを、備えている。
そして、前記通信制御手段が、外部からの通信要求に基づいて作動し前記各データ記録部に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体の何れが通信経路として適しているかを判定する実績データ検証部と、この実績データ検証部の判定結果に基づいて前記通信媒体の何れかを最適な通信媒体として選択する通信媒体選択部とを装備したことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るデータ通信用端末動作制御方法は、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体を介してネットワーク上の複数の接続先とデータ通信する端末本体を備え、この端末本体が、前記各接続先とのデータ通信に際して前記各通信媒体の内の最適な通信媒体を選択する通信制御手段と、当該端末本体の前記各接続先とのデータ通信で使用された各通信媒体にかかる回線データ及び受信データ量を記録したデータ記録部とを備えたデータ通信用端末装置にあって、
前記端末本体に特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動し前記データ記録部に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体の何れが通信経路として適しているかを前記記録部の記録内容に基づいて前記通信制御手段の実績データ検証部が判定し、この実績データ検証部の判定結果に基づいてデータ通信にかかるデータの属性に対応した最適な通信媒体を前記通信制御手段の通信媒体選択部が選択し、この通信媒体選択部で選択された通信媒体を介して前記通信制御手段が、対応する前記接続先と前記端末本体とを通信状態に設定する構成としたことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るデータ通信用端末制御プログラムは、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体を介してネットワーク上の複数の接続先とデータ通信する端末本体を備え、この端末本体が、前記各接続先とのデータ通信に際して前記各通信媒体の内の最適な通信媒体を選択する通信制御手段と、当該端末本体の前記各接続先とのデータ通信で使用された各通信媒体にかかる回線データ及び受信データ量を記録したデータ記録部とを備えたデータ通信用端末装置にあって、
前記端末本体に特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動し前記データ記録部に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体の何れが通信経路として適しているかを前記記録部の記録内容に基づいて判定する通信経路判定機能、この通信経路の判定結果に基づいてデータ通信にかかるデータの属性に対応した最適な通信媒体を選択する通信媒体選択機能、及びこの選択された通信媒体を介して接続要求にかかる前記接続先と前記端末本体とを通信状態に設定する通信状態設定機能、を前記端末本体が備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする。
本発明は以上のように構成したので、これによると、過去のデータ通信に係る選択された通信媒体の回線速度,回線品質,データ量,通信の所要時間,及び接続先に関する実績データを記録し、それぞれの通信媒体の実績,データ記録における回線速度、回線品質、所要時間、及びデータ量に基づいて通信開始から通信終了までの予測時間を算出し、算出されたそれぞれの通信媒体の予測時間と通信対象となる主なデータの属性との関係に基づいて使用すべき通信媒体を選択することにより、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体の中から適切な通信媒体を効率的且つ柔軟に選択することが可能な優れたデータ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラムを提供することができる。
本発明に係るデータ通信用端末装置の一実施形態を示すブロック図である。 図1に開示したデータ通信用端末装置における回線データ記録の内容を示す説明図である。 図1に開示したデータ通信用端末装置における受信データ記録の内容を示す説明図である。 図1に開示したデータ通信用端末装置によって実行される通信媒体選択処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るデータ通信用端末装置の一実施形態を、図1乃至図4に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の概要を説明する。
本実施形態は、ネットワークの接続される低速な通信媒体11,12,13の回線を複数持つデータ通信用端末装置10における前記通信媒体11〜13の選択方法に関するもので、予め、各通信媒体11〜13を経由した時の回線速度及び回線品質等を定期的に測定してその結果を記録しておき、又、一方では、ネットワークを通じて接続した際の接続先とのコネクション接続時間や接続したプロトコルの応答時間及び通信量(テキストデータとそれ以外の画像データ等のデータとの分けて)を予め測定しておき、経由した通信媒体毎にデータベースに記録しておく。そして、次回に同じ接続先へ同じプロトコルの接続指令が発生した場合に、データベースに記録された過去の蓄積データから比較指標を算出し、それに基づいて最適な通信媒体11,12,又は13を選択して通信を行うようにしたものである。
図1にデータ通信用端末装置10を含むデータ通信システム1を示す。このデータ通信システム1は、無線LANを適用したシステムであり、本実施形態にかかるデータ通信用端末装置10と、このデータ通信用端末装置10にインターネット20を介して接続されたウエブサイト(Webサイト)30を備えて構成されている。
又、上記Webサイト30は、目的物の場所表記データである固有のURL(Unifom
Resource Locator)及び図示しない他のURL(目的物の場所表記データ)によってそれぞれ特定されるファイルを保有する不特定多数のサーバ31,32,33……で構成されている。データ通信装置10のユーザは、実際の操作に際しては、Webブラウザ(ファイル閲覧のアプリケーション・ソフト)上でURLを指定して目的のファイルにアクセスする。
データ通信用端末装置10によって特定された接続先である1つのURLに対して外部からデータやプログラムのダウンロードが要求されたときは、当該要求にかかるURLのサーバは要求されたデータやプログラムのファイル(f1,f2,f2,……,又はfn)をインターネット20を介して要求先に送信(アップロード)する。
インターネット20には、図1に示すようにURLから送信されたデータやプログラムのファイル(f1,f2,f3,……,又はfn)を一時的に保存するファイルサーバ21が予め接続されており、このファイルサーバ21を介して、前記要求されたデータやプログラムのファイルが要求先である前記データ通信用端末装置10にダウンロードされるように構成されている。
(データ通信用端末装置の構成)
データ通信用端末装置10は、図1に示すように、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体11,12,13と、これらの通信媒体11〜13を介してネットワーク20上の複数の接続先と連結された端末本体10Aとを備えている。この内、端末本体10Aには、特定の接続先(例えば、Webサイト30内のサーバ31,32,又は33)との通信要求が外部入力された場合に作動して前記複数の通信媒体11〜13の内から最適な通信媒体11〜13を選択しデータ通信を行う通信制御手段19を備えている。
この通信制御手段19には、前記接続先とのデータ通信で選択され使用された通信媒体11〜13における使用時の回線速度,回線品質,及び接続時間にかかる情報を、データ通信の実績である回線データとして記憶する回線データ記録部18aと、前記接続先毎のデータ通信で実行された受信データ量をデータの属性に分けて測定しデータ通信の実績である受信実績データとして記録する受信データ記録部18bとが併設されている。この回線データ記録部18aと受信データ記録部18bとによりデータ記憶手段18が構成されている。
このため、通信媒体11〜13を介して実行された過去の通信実績にかかる情報が、データ記憶手段18に保持されており、通信媒体11〜13の選択に際しては有効に利用されるようになっている。
又、上記通信制御手段19は、外部からの通信要求が入力された場合に、これに基づいて作動し前記各データ記録部18a,18bに記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体11〜13の何れが通信経路として適しているかを判定する実績データ検証部19aと、この実績データ検証部19aの判定結果に基づいて前記通信媒体11〜13の何れかを最適な通信媒体として選択する通信媒体選択部19cとを備えている。
符号19bは、詳細は後述するが、過去の受信データの量に関して特定の受信データの受信開始から受信完了までの予想時間を演算する予想時間演算部を示す。
ここで、前記回線データ記録部10aに記録される回線データは、端末本体10Aに予め装備された回線データ検出部16aを介してデータ通信時に前記各通信媒体11〜13から収集されて成るデータである。又、前記受信データ記録部に記録される受信実績データは、前記端末本体に予め装備された受信データ検出部16bを介してデータ通信時に前記各通信媒体11〜13から収集されて成るデータである。
このため、前記通信媒体11〜13を介して成されるデータ通信では、当該データ通信の度に、各通信媒体11〜13に係る回線データおよび受信実績データがデータ検出手段16を介して収集されデータ記憶部18に蓄積されるようになっている。
ここで、上述した受信データ検出部16bは、前記各通信媒体11〜13から収集されるデータを予め前記データの属性であるテキストデータ,画像データ,及びアプリケーションデータ毎に分類すると共に、これを測定し受信実績データとして前記受信データ記録部18bに属性毎に記録するように構成されている。
又、前述した通信制御手段19には、前述したネットワーク20上の前記各接続先への接続要求が外部入力された場合に稼働して前記受信データ記録部18bに記録された受信実績データを参照し、同一接続先にかかる受信データの量の記録に基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標Tt を前記各通信媒体11〜13毎に算定する予測時間演算部19bが設けられている。
そして、前記通信媒体選択部19cは、前記接続要求にかかる受信対象データがテキストデータの場合には、前記予測時間演算部19bで算定された前記各通信媒体毎の各予想時間の指標が前記接続要求時に外部から設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の最大値の指標にかかる通信媒体を選択する機能を備えている。
このため、前記通信媒体選択部19cは、端末本体10Aのオペレータがテキストデータだけの取得を希望する場合には、他の重いデータを切り離してテキストデータだけを指定して当該データに適合した最大速度の通信媒体11,12又は13を迅速に選択し、接続先からテキストデータだけを所望する時間内に受信することが可能となっている。
以下、これを更に詳述する。
データ通信用端末装置10は、図1に示すようにインターネット20に無線接続するための3つの通信経路として通信媒体11,12,13,備えている。各通信媒体11,12,13は、後述する固有の通信方式によって規定された通信プロトコルや回線速度でインターネット20に無線接続し、接続先であるWebサイト30の複数のサーバ31,32,33,……におけるURLの1つを指定して、当該指定したURLのファイルのデータをインターネット20からダウンロードする。
この場合、通信媒体11では、IEEE802.11シリーズ(11a,11b,11g,11n)に準拠した通信方式及び通信回線により、データ通信用端末装置10をインターネット20を介してWebサイト30のサーバ31,32、又は33に無線接続するものであり、これにより、データ通信用端末装置10が同じくインターネット20に接続されたファイルサーバ21から所定のファイル情報を入手し得るように構成されている。
又、通信媒体12は、ブルートウース(Bluetooth)に準拠した通信方式及び通信回線により、上記通信媒体11の場合と同様にデータ通信用端末装置10をインターネット20に無線接続する。
更に、通信媒体13は、ウイマックス(WiMAX)に準拠した通信方式及び通信回線により、上記通信媒体11の場合と同様にデータ通信用端末装置10をインターネット20に無線接続する。
そして、データ通信の際には、データ通信用端末装置10は、これら3つの通信媒体11,12,13の内の何れか1つの通信媒体を、前述したように所定の基準に従って選択する構成となっている。
又、データ通信用端末装置10は、データ通信に必要な初期データ等が予め格納された不揮発性メモリ(例えば、ROM)及び通信に係るデータを一時的に記憶するワークエリアとしての揮発性メモリ(例えばRAM)を有するメモリ部14を備え、更に、ユーザとのマンマシン・インターフェース(MMI/F)15として、ユーザの操作に応じて通信に関する指令やデータを入力する入力部15a及び入力された指令やデータ及びダウンロードしたデータやプログラムを表示する表示部15bを備えている。
更に、このデータ通信用端末装置10は、前述したように、定期的に各通信媒体11,12,又は13の回線の測定データを検出する回線データ検出部16aと、インターネット20からダウンロードした受信データを検出する受信データ検出部16bとを備え、同時に、過去のデータ通信の実績に係る選択された通信媒体,回線速度,回線品質,データ量,通信の所要時間,及び接続先に関する実績データを記憶するデータ記憶手段18を備えている。
このデータ記憶手段18は、前述したように、回線データ検出部16aにより検出された測定データを実績データとして記録するデータベースである回線データ記録部18aと、受信データ検出部16bにより検出された受信データを実績データとして記録するデータベースである受信データ記録部18bとを備えている。
図2は、回線データ記録部18aに記録された回線データ記録の内容を示す。
回線データは、この図2に示すように、回線のノイズ,遅延,信号歪その他の回線品質Pr、インターネット20に接続するまでコネクション接続時間Tc、接続先であるURLにダウンロードを要求してから許可応答を受信するまでの応答時間Tr、測定した回線速度V、測定日付、測定時間で構成される。この回線データの記録は、回線データ検出部16による定期的に検出され、その検出の度に定期的に更新される。
図3は、受信データ記録部18bに記録された受信データ記録の内容を示す。
この受信データは、この図3に示すように、受信データに含まれる接続先URL,テキストデータの通信データ量Dt,テキストデータ以外のデータ(静止画データ、動画データ、アプリケーションのデータ、プログラムのデータ)の通信データ量Di,接続時間,使用した通信媒体の通信方式(IEEE802.11シリーズ、Bluetooth、WiMAX)で構成される。
又、図1に示すデータ通信用端末装置10は、通信制御手段19を備えている。
この通信制御手段19は、前述したように、入力された通信開始指令,主なデータの属性,及び接続先の情報に応じて、その入力された接続先と一致する接続先と通信した2以上の通信媒体(IEEE802.11シリーズ、Bluetooth、WiMAX)の実績データがデータ記憶手段18に記憶されているか否かを検証する実績データ検証部19aを備えている。
又、この通信制御手段19は、上記実績データ検証部19aによって一致する接続先に係る2つ以上の通信媒体の実績データが検証された場合には、それぞれの通信媒体の実績データにおける回線速度V,回線品質Pr,所要時間(Tc、Tr),及びデータ量(Dt、Di)に基づいて通信開始から通信終了までの予測時間(Tt、Ti)を算出する予測時間演算部19bと、この予測時間演算部19bによって算出されたそれぞれの通信媒体11〜13の予測時間(Tt、Ti)と通信開始指令の対象となる主なデータの属性との関係に基づいて使用すべき通信媒体を選択する媒体選択部19cとを備えている。
更に、この通信制御手段19には、当該通信制御手段19を始めとしてデータ通信用端末装置10を構成する各構成要素全体の動作を規制する主制御部10Bが装備されている。
従って、過去のデータ通信に係る選択された通信媒体,回線速度,回線品質,データ量,通信の所要時間,及び接続先に関する実績データを記録し、それぞれの通信媒体の実績データ記録における回線速度,回線品質,所要時間,及びデータ量に基づいて通信開始から通信終了までの予測時間を算出し、この算出されたそれぞれの通信媒体11〜13の予測時間(Tt、Ti)と通信対象となる主なデータの属性との関係に基づいて使用すべき通信媒体11〜13を選択することにより、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体の中から適切な通信媒体を効率的且つ柔軟に選択することができる。
この場合において、データ通信用端末装置10における実績データ検証部19aは、通信開始指令の対象となる主なデータの属性を判別するデータ判別機能を備えている。
又、前述した通信媒体選択部19cは、実績データ検証部19aのデータ判別機能が主なデータの属性をテキストデータであると判別したときは、それぞれの通信媒体11〜13の内の最大の予測時間に対応する通信媒体11,12,又は13を選択し、一方、データ判別機能が主なデータの属性をテキストデータ以外のデータであると判別したときはそれぞれの通信媒体のうち最小の予測時間に対応する通信媒体11,12,又は13を選択する。
従って、ダウンロードする主なデータがデータ量の少ないテキストデータである場合には、ダウンロ一ドの所要時間が短いので、データ通信用端末装置10の処理負荷が軽い低速の通信媒体を選択し、ダウンロードする主なデータがデータ量の多い他のデータである場合には、ダウンロードの所要時間が長いので、所要時間の短縮を図るため高速の通信媒体を選択することで、適切な通信媒体を効率的且つ柔軟に選択することができる。
更に、この場合において、通信媒体選択部19cが最大の予測時間Ttに対応する通信媒体を選択する場合には、予測時間演算部19bによって算出された予測時間Ttが予め設定された許容時間Tuを超えない条件で通信媒体を選択する。
従って、かかる点において、ダウンロードの待ち時間に対するユーザの心理的負担を軽減することができる。
又、図1に示した通信媒体選択部19cは、実績データ検証部19bによって一致する接続先に係る通信媒体11〜13の実績データが検証されなかった場合には、3つの通信媒体11,12,又は13の中から回線速度が最大の通信媒体を選択する。
従って、初めてアクセスした接続先からデータをダウンロードするような場合は、通信開始から通信終了までの所要時間が予測できないので、回線速度が最大の通信媒体を或択することにより、ダウンロードの待ち時間に対するユーザの心理的負担を軽減することができる。
又、前記通信媒体選択部19cによって選択された通信媒体11,12,又は13は、通信開始指令の対象となるデータがテキストデータ及びテキストデータ以外の他のデータで構成される場合には、前述した通信制御手段19が備えている優先通信制御機能が稼働し、最初にテキストデータに対する通信処理を実行する。
従って、データ量が少ないテキストデータのダウンロードが、データ量が多い他のデータのダウンロードのために長時間待たされることを回避し、ダウンロードの待ち時間に対するユーザの心理的負担を軽減することができる。
図1に示した通信制御手段19は、実際にはCPU(Central Processing Unit )等を有するコンピュータによって構成されている。この場合、図1に示したメモリ部15の不揮発性メモリに通信媒体選択処理やその他の通信制御処理の手順を構成するプログラムが予め格納されている。この場合には、図1に示した回線データ検出部16a及び受信データ検出部16bもプログラムに基づいてCPU上に設定され機能するようになっている。
(データ通信用端末装置の動作)
次に、上記データ通信用端末装置10による通信媒体処理の動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
最初に、データ通信用端末装置10は、図1に示した入力部15から入力されたユーザが許容するダウンロードの待ち時間である許容時間Tuを設定する(ステップS101)。
次に、データ通信用端末装置10は、入力部15からデータやプログラムをダウンロードする通信開始指令及び接続先のURLが入力されたときは、図1に示したデータ記憶手段18の受信データ記録部18bに記録されている図2の受信データ記録から接続先のURLを検索する(ステップS102)。
続いて、データ通信用端末装置10は、入力部15から入力されたURLと同じURLを検出したか否かを判別し、同時に当該記録データから使用した通信媒体を判定する(ステップS103)。
即ち、データ通信用端末装置10の前記端末本体10Aに特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動し前記データ記録手段18に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体11〜13の何れが通信経路として適しているかを、前記データ記憶手段18の記録内容に基づいて前記通信制御手段19の実績データ検証部19aが判定する。
そして、この実績データ検証部10aの判定結果に基づいて、データ通信にかかるデータの属性に対応した最適な通信媒体11,12,又は13を、通信制御手段19の通信媒体選択部19cが後述するように選択する。そして、この通信媒体選択部19cで選択された通信媒体11,12,又は13を介して前記通信制御手段19が、後述するように、対応する前記接続先と前記端末本体10Aとを通信状態に設定する。
説明を少し前に戻す。前述したURLの検出有無の工程にあって、同じURLが検出された場合は、次に、属性に対応した最適な通信媒体11〜13の分析に移行する。
即ち、受信データ記録からテキストデータの通信データ量Dt及びテキストデータ以外の他のデータの通信データ量Diを参照して主なデータの属性を検証し(ステップS104)、主なデータの属性がテキストデータであるか又は他のデータであるかを判別する(ステップS105)。
そして、データ通信用端末装置10は、ステップS105において主なデータの属性がテキストデータであると判別したときは、図1に示した回線データ記録部18aに記録された図2に示した回線データ記録の内、コネクション接続時間Tc,ダウンロードの要求から応答までの時間Tr,回線速度V,回線品質Pr,及び図1に示した受信データ記録部18bに記録された図2に示す受信データ記録の内、テキストデータの通信データ量Dtに基づいて、下記の演算式(1)により通信開始から通信終了までの予測時間Ttを算出する(ステップS106)。
Tt=Tc+Tr+(Dt/V)・(1/Pr) ……………(1)
ここで、入力されたURLと同じURLに対して2以上の通信媒体が記録されている場合には、それぞれの通信媒体ごとに予測時間の指標Ttを算出する。
続いて、データ通信用端末装置10は、許容時間Tpを超えないで且つ最大の予測時間Ttの通信媒体11,12,又は13を選択する(ステップS107)。
即ち、通信媒体選択部19cによる通信媒体11,12,又は13の選択に際し、前述した接続要求にかかる受信対象データがテキストデータの場合には、まず、前述した接続要求における接続先(URL)と同一の接続先(URL)にかかるテキストデータの受信データの量を前記受信データ記録部18bに記録された受信実績データから抽出しこれに基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標Ttを予め前記各通信媒体毎に前記通信制御手段(予測時間演算部)が所定の関数に従って算定し、この算定された予想時間の指標Ttが前述した接続要求時に外部から予め設定された受信完了許容時間Tuを越えないものについて、その内の最大値の指標にかかる通信媒体11,12,又は13を最適な通信媒体として前記通信媒体選択部19cが選択する手順が組まれている。
ここで、算出した予測時間Ttが全て許容時間Tu以上である場合には、最小の予測時間Ttの通信媒体を選択してもよいし、ユーザの操作によって許容時間Tuを変更するようにしてもよい。
一方、前述したステップS105において、主なデータの属性がテキストデータ以外の他のデータ(静止画データ,動画データ,アプリケーションのデータ,又はプログラムのデータ)であると判別したときは、データ通信用端末装置10は、コネクション接続時間Tc,ダウンロードの要求から応答までの時間Tr,回線速度V,回線品質Pr,及び受信データ記録部18bに記録された図2に示す受信データ記録の内、テキストデータ以外の他のデータの通信データ量Drに基づいて、下記の演算式(2)により通信開始から通信終了までの予測時間Tiを算出する(ステップS106)。
Ti=Tc+Tr+(Di/V)・(1/Pr) ……………(2)
ここで、入力されたURLと同じURLに対して2以上の通信媒体が記録されている場合には、それぞれの通信媒体ごとに予測時間Tiを算出する。
続いて、データ通信用端末装置10は、最小の予測時間Tiの通信媒体11,12又は13を選択する(ステップS109)。
即ち、前述した通信媒体選択部による通信媒体11,12,又は13の選択に際し、前述した接続要求にかかる受信対象データがテキストデータ以外のデータの場合、先ず、接続要求にかかる接続先(URL)と同一の接続先(URL)にかかるテキストデータ以外のデータの受信データの量を前記受信データ記録部18bに記録された受信実績データから抽出しこれに基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標Ti を予め前記各通信媒体11〜13毎に前記通信制御手段19(予測時間演算部)が所定の関数に従って算定し、この算定された予想時間の指標Ti が前記接続要求時に外部から予め設定された受信完了許容時間Tuを越えないものについて、その内の最小値の指標にかかる通信媒体11,12,又は13を最適な通信媒体として前記通信媒体選択部19cが選択する手順が組まれている。
ここで、最小の予測時間Tiが許容時間Tu以上である場合には、最小の予測時間Tiの通信媒体を選択してもよいし、ユーザの操作によって許容時間Tuを変更するようにしてもよい。
他方、ステップS103において同じURLを図3に示した受信データ記録から検出できなかった場合には、データ通信用端末装置10は、図2に示した回線データ記録の中の回線速度Vが最大の通信媒体を選択する(ステップS110)。
このように、実績データ検証部19aは通信開始指令の対象となる主なデータの属性を判別するデータ判別機能を備え、通信媒体選択部19cは実績データ検証部19aのデータ判別機能が主なデータの属性をテキストデータであると判別したときはそれぞれの通信媒体11〜13の内の最大の予測時間に対応する通信媒体11,12,又は13を選択し、データ判別機能が主なデータの属性をテキストデータ以外のデータであると判別したときはそれぞれの通信媒体11〜13の内の最小の予測時間に対応する通信媒体11,12,又は13を選択する。
従って、ダウンロードの所要時間が短いテキストデータの場合には、データ通信用端末装置10の処理負荷が軽い低速の通信媒体を選択し、ダウンロードの所要時間が長い他のデータの場合には、所要時間の短縮を図るため高速の通信媒体を選択することで、適切な通信媒体を効率的且つ柔軟に選択することができる。
データ通信用端末装置10は、ステップS107,ステップS109,又はステップS110において通信媒体を選択した後、その選択した通信媒体11,12,又は13に対して最初にテキストデータをダウンロードする通信処理を指示する(ステップS1ll:テキスト優先処理機能の実行)。この場合、ダウンロード対象の主なデータの属性がテキストデータ以外の他のデータ(静止画データ,動画データ,アプリケーションのデータ,プログラムのデータ)の場合であっても、最初にテキストデータをダウンロードする。
従って、データ量が少ない所謂軽いデータであるテキストデータのダウンロードが、データ量が多い所謂重いデータである他のデータのダウンロードのために長時間待たされることを回避できる。
続いて、データ通信用端末装置10は、テキストデータのダウンロードが終了したか否かを判別し(ステップS112)、テキストデータのダウンロードが終了した後に、選択した通信媒体(11,12,又は13)に対してテキストデータ以外の他のデータをダウンロードする通信処理を指示する(ステップS113)。
ここで、通信制御手段19による接続先(Webサイト30)と端末本体10Aとの通信状態の設定と同時に、前記接続先と前記端末本体10Aとのデータ通信によって生じる前記回線データ及び受信実績データをデータ検出部16が収集を開始する。同時に、データ検出手段16は、検出した回線データ及び受信実績データを前記データ記録部18a,18bに記録データとして送り込む。
更に、上記各通信媒体11,12,又は13から収集されるデータは、前記受信データ検出部によって前記収集データの属性であるテキストデータ,画像データ,及びアプリケーションデータ毎に分けて収集され、各データ記録部18a,18bには、収集データが前記受信データ検出部16によって属性毎に分けて記録されるようになっている。
前述したテキストデータのダウンロードが終了したか否かを判別するステップS112の処理については、通信制御手段19で実行せずに、選択された通信媒体(11,12,又は13)で実行してもよい。
この場合には、通信制御手段19の処理負荷を軽減できるので、通信制御手段19は他の処理(例えば、ユーザの操作に応じた入力処理やデータの表示処理)を遅滞なく実行することができる。
データ通信用端末装置10は、ステップS113における他のデータのダウンロードが終了した後は、この通信媒体選択処理のフローチャートを終了する。
ここで、上述した各構成要素における実行動作の内容については、これをプログラム化しコンピュータに実現させるように構成しても良い。
(実施形態の効果)
以上のように、上記実施形態によれば、過去のデータ通信に係る選択された通信媒体、回線速度,回線品質,データ量,通信の所要時間,及び接続先に関する実績データを記録し、それぞれの通信媒体の実績データ記録における回線速度,回線品質,所要時間,及びデータ量に基づいて通信開始から通信終了までの予測時間の指標Tt ,Ti を算出し、この算出されたそれぞれの通信媒体11〜13の予測時間と通信対象となる主なデータの属性との関係に基づいて使用すべき通信媒体11,12,又は13を選択することにより、通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体11〜13の中から適切な通信媒体を効率的且つ柔軟に選択することができる。
尚、上記実施形態においては、データ通信用端末装置10の内部にデータ記憶手段18を備えるように構成したが、データ通信用端末装置10に対して着脱自在に接続される外部記憶装置の中にデータ記憶手段18を備える構成としてもよい。
更に、上記実施形態においては、データ通信用端末装置10がインターネット20からデータをダウンロードするデータ受信処理を行う場合について説明したが、本発明に係るデータ通信用端末装置10は、インターネット20に対してデータをアップロードするデータ送信処理についても適用することができる。
本発明は、データ通信用端末装置を製造する製造業や、その他これに関連する産業に適用可能である。
10 データ通信用端末装置
10A 端末本体
11 通信媒体(IEEE802.11シリーズ)
12 通信媒体(Bluetooth)
13 通信媒体(WiMAX)
14 メモリ部
15a 入力部
15b 表示部
16 データ検出手段
16a 回線データ検出部
16b 受信データ検出部
18 データ記憶手段
18a 回線データ記録部
18b 受信データ記録部
19 通信制御手段
19a 実績データ検証部
19b 予測時間演算部
19c 通信媒体選択部
20 インターネット
21 ファイルサーバ
30 Webサイト

Claims (20)

  1. 通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体と、これらの通信媒体を介してネットワーク上の複数の接続先と連結された端末本体とを備え、この端末本体に特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動して前記複数の通信媒体の内から(回線速度が最も速い通信媒体を)最適な通信媒体を選択しデータ通信を行う通信制御手段を、前記端末本体が備えてなるデータ通信用端末装置であって、
    前記通信制御手段に、
    前記接続先とのデータ通信で選択され使用された通信媒体における、使用時の回線速度,回線品質,及び接続時間にかかる情報を、回線データとして記憶する回線データ記録部と、
    前記接続先毎のデータ通信で実行された受信データ量をデータの属性に分けて測定し受信実績データとして記録する受信データ記録部とを併設すると共に、
    前記通信制御手段が、
    外部からの通信要求に基づいて作動し前記各データ記録部に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体の何れが通信経路として適しているかを判定する実績データ検証部と、
    この実績データ検証部の判定結果に基づいて前記通信媒体の何れかを最適な通信媒体として選択する通信媒体選択部とを装備したことを特徴とするデータ通信用端末装置。
  2. 請求項1に記載のデータ通信用端末装置において、
    前記回線データ記録部に記録される回線データは、前記端末本体に予め装備された回線データ検出部を介してデータ通信時に前記各通信媒体から収集されるデータであり、
    前記受信データ記録部に記録される受信実績データは、前記端末本体に予め装備された受信データ検出部を介してデータ通信時に前記各通信媒体から収集されるデータであることを特徴としたデータ通信用端末装置。
  3. 請求項2に記載のデータ通信用端末装置において、
    前記受信データ検出部は、前記各通信媒体から収集されるデータを予め前記データの属性であるテキストデータ,画像データ,及びアプリケーションデータ毎に分類すると共に、これを測定し受信実績データとして前記受信データ記録部に属性毎に記録するようにしたことを特徴とするデータ通信用端末装置。
  4. 請求項3に記載のデータ通信用端末装置において、
    前記通信制御手段に、
    前記ネットワーク上の前記各接続先への接続要求が外部入力された場合に稼働して前記受信データ記録部に記録された受信実績データを参照し、同一接続先にかかる受信データの量の記録に基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標を、前記各通信媒体毎に算定する予測時間演算部を設けると共に、
    前記通信媒体選択部が、
    前記接続要求にかかる受信対象データがテキストデータの場合で、前記予測時間演算部で算定された前記各通信媒体毎の各予想時間の指標が前記接続要求時に外部から設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の最大値の指標にかかる通信媒体を選択する機能を備えていることを特徴としたデータ通信用端末装置。
  5. 請求項4に記載のデータ通信用端末装置において、
    前記予測時間演算部で算定される各通信媒体のページ情報受信完了までの予想時間の指標Tt は、テキストデータの場合、
    Tt=Tc+Tr+(Dt/V)・(1/Pr)
    ここで、Tc:コネクション接続時間
    Tr:ダウンロードの要求から応答までの時間
    Dt:テキストデータの通信データ量
    V:回線速度,Pr:回線品質
    に基づいて演算されることを特徴としたデータ通信用端末装置。
  6. 請求項3に記載のデータ通信用端末装置において、
    前記通信制御手段に、
    前記ネットワーク上の前記各接続先への接続要求が外部入力された場合に稼働して前記受信データ記録部に記録された受信実績データを参照し、同一接続先にかかる受信データの量の記録に基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標を、前記各通信媒体毎に算定する予測時間演算部を設けると共に、
    前記通信媒体選択部が、
    前記接続要求にかかる受信対象データがテキスト以外のデータの場合で、前記予測時間演算部で算定された前記各通信媒体毎の各予想時間の指標が前記接続要求時に外部から設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の最小値の指標にかかる通信媒体を選択する機能を備えていることを特徴としたデータ通信用端末装置。
  7. 請求項6に記載のデータ通信用端末装置において、
    前記予測時間演算部で算定される各通信媒体のページ情報受信完了までの予想時間の指標Ti は、テキストデータ以外のデータの場合、
    Ti =Tc+Tr+(Di /V)・(1/Pr)
    ここで、Tc:コネクション接続時間
    Tr:ダウンロードの要求から応答までの時間
    Di :テキストデータ以外のデータの通信データ量
    V:回線速度,Pr:回線品質
    に基づいて演算されることを特徴としたデータ通信用端末装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一つに記載のデータ通信装置において、
    前記通信制御手段は、
    前記通信開始指令の対象となるデータがテキストデータ及びテキストデータ以外の他のデータで構成される場合に、前記テキストデータを前記テキストデータ以外のデータに優先して通信処理するテキスト優先処理機能を備えていることを特徴としたデータ通信用端末装置。
  9. 通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体を介してネットワーク上の複数の接続先とデータ通信する端末本体を備え、この端末本体が、前記各接続先とのデータ通信に際して前記各通信媒体の内の最適な通信媒体を選択する通信制御手段と、当該端末本体の前記各接続先とのデータ通信で使用された各通信媒体にかかる回線データ及び受信データ量を記録したデータ記録部とを備えたデータ通信用端末装置にあって、
    前記端末本体に特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動し前記データ記録部に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体の何れが通信経路として適しているかを前記記録部の記録内容に基づいて前記通信制御手段の実績データ検証部が判定し、
    この実績データ検証部の判定結果に基づいてデータ通信にかかるデータの属性に対応した最適な通信媒体を前記通信制御手段の通信媒体選択部が選択し、
    この通信媒体選択部で選択された通信媒体を介して前記通信制御手段が、対応する前記接続先と前記端末本体とを通信状態に設定する構成としたことを特徴とするデータ通信用端末動作制御方法。
  10. 請求項9に記載のデータ通信用端末動作制御方法において、
    前記データ記録部には、前記回線データとして前記通信媒体の使用時の回線速度,回線品質,及び接続時間にかかる情報が、又前記受信実績データとして受信データ量が、予めそれぞれ記録されており、
    前記実績データ検証部による前記判定に際しては、前記データ記録部に記録されたデータに基づいて成されることを特徴としたデータ通信用端末動作制御方法。
  11. 請求項10に記載のデータ通信用端末動作制御方法において、
    前記通信制御手段による前記接続先と前記端末本体との通信状態の設定と同時に、前記接続先と前記端末本体とのデータ通信によって生じる前記回線データ及び受信実績データをデータ検出手段が収集を開始し、
    このデータ検出手段が、前記検出した回線データ及び受信実績データを前記データ記録部に記録データとして送り込むことを特徴としたデータ通信用端末動作制御方法。
  12. 請求項10に記載のデータ通信用端末動作制御方法において、
    前記各通信媒体から収集されるデータは、前記受信データ検出部によって前記収集データの属性であるテキストデータ,画像データ,及びアプリケーションデータ毎に分けて収集され、
    前記データ記録部には、前記収集データが前記受信データ検出部によって属性毎に分けて記録されていることを特徴としたデータ通信用端末動作制御方法。
  13. 請求項12に記載のデータ通信用端末動作制御方法において、
    前記通信媒体選択部による通信媒体の選択に際しては、
    前記接続要求にかかる受信対象データがテキストデータの場合、
    前記接続要求における前記接続先と同一の接続先にかかるテキストデータの受信データの量を前記受信データ記録部に記録された受信実績データから抽出しこれに基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標を予め前記各通信媒体毎に前記通信制御手段の予測時間演算部が所定の関数に従って算定し、
    この算定された予想時間の指標が、前記接続要求時に外部から予め設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の最大値の指標にかかる通信媒体を最適な通信媒体として前記通信媒体選択部が選択することを特徴としたデータ通信用端末動作制御方法。
  14. 請求項12に記載のデータ通信用端末動作制御方法において、
    前記通信媒体選択部による通信媒体の選択に際しては、
    前記接続要求にかかる受信対象データがテキストデータ以外のデータの場合、
    前記接続要求における前記接続先と同一の接続先にかかるテキストデータ以外のデータの受信データの量を前記受信データ記録部に記録された受信実績データから抽出しこれに基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標を予め前記各通信媒体毎に前記通信制御手段の予測時間演算部が所定の関数に従って算定し、
    この算定された予想時間の指標が、前記接続要求時に外部から予め設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の最小値の指標にかかる通信媒体を最適な通信媒体として前記通信媒体選択部が選択することを特徴としたデータ通信用端末動作制御方法。
  15. 通信方式及び通信回線が異なる複数の通信媒体を介してネットワーク上の複数の接続先とデータ通信する端末本体を備え、この端末本体が、前記各接続先とのデータ通信に際して前記各通信媒体の内の最適な通信媒体を選択する通信制御手段と、当該端末本体の前記各接続先とのデータ通信で使用された各通信媒体にかかる回線データ及び受信データ量を記録したデータ記録部とを備えたデータ通信用端末装置にあって、
    前記端末本体に特定の接続先との通信要求が外部入力された場合に作動し前記データ記録部に記録された前記接続先にかかる回線データと受信実績データとを検索して前記複数の通信媒体の何れが通信経路として適しているかを前記記録部の記録内容に基づいて判定する通信経路判定機能、
    この通信経路の判定結果に基づいてデータ通信にかかるデータの属性に対応した最適な通信媒体を選択する通信媒体選択機能、
    及びこの選択された通信媒体を介して接続要求にかかる前記接続先と前記端末本体とを通信状態に設定する通信状態設定機能、
    を前記端末本体が備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするデータ通信用端末制御プログラム。
  16. 請求項15に記載のデータ通信用端末制御プログラムにおいて、
    前記データ記録部には、前記回線データとして前記通信媒体の使用時の回線速度,回線品質,及び接続時間にかかる情報が、又前記受信実績データとして受信データ量が、予めそれぞれ記録されており、
    前記通信経路判定機能の実行に際しては、前記データ記録部に記録されたデータに基づいて前記通信経路を検証し、その何れが通信要求にかかる通信経路として適するかを判定するようにし、
    これを前記コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするデータ通信用端末制御プログラム。
  17. 請求項16に記載のデータ通信用端末制御プログラムにおいて、
    前記通信状態設定機能の実行によって生じる前記接続先と前記端末本体との通信状態の設定と同時に、データ検出手段を起動させて前記接続先と前記端末本体とのデータ通信によって生じる前記回線データ及び受信実績データの収集を開始させると共に収集されるデータをデータ記録部に記録させるデータ収集記録制御機能を設け、
    これを前記コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするデータ通信用端末制御プログラム。
  18. 請求項16に記載のデータ通信用端末制御プログラムにおいて、
    前記各通信媒体から収集されるデータを前記受信データ検出部を介して前記収集データの属性であるテキストデータ,画像データ,及びアプリケーションデータ毎に分けて収集すると共にデータ分類収集機能、
    及びこのデータ分類収集機能の実行によって収集されたデータを前記受信データ検出部を介して前記データ記録部に属性毎に分けて記録させる分類データ記録制御機能、
    を設け、これを前記コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするデータ通信用端末制御プログラム。
  19. 請求項18に記載のデータ通信用端末制御プログラムにおいて、
    前記通信媒体選択機能による通信媒体の選択に際しては、
    前記接続要求にかかる受信対象データがテキストデータの場合、
    前記接続要求における前記接続先と同一の接続先にかかるテキストデータの受信データの量を前記受信データ記録部に記録された受信実績データから抽出しこれに基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標Aを予め前記各通信媒体毎に前記通信制御手段の予測時間演算部が所定の関数に従って算定する指標時間A算定機能、
    及びこの算定された予想時間の指標が、前記接続要求時に外部から予め設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の値が最大の指標にかかる通信媒体を最適な通信媒体として選択する通信媒体選択機能、
    を設け、これを前記コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするデータ通信用端末制御プログラム。
  20. 請求項18に記載のデータ通信用端末制御プログラムにおいて、
    前記通信媒体選択部による通信媒体の選択に際しては、
    前記接続要求にかかる受信対象データがテキストデータ以外のデータの場合、
    前記接続要求における前記接続先と同一の接続先にかかるテキストデータ以外のデータの受信データの量を前記受信データ記録部に記録された受信実績データから抽出しこれに基づいてページ情報受信完了までの予想時間の指標Bを予め前記各通信媒体毎に前記通信制御手段の予測時間演算部が所定の関数に従って算定する指標時間B算定機能、
    及びこの算定された予想時間の指標が、前記接続要求時に外部から予め設定された受信完了許容時間を越えないものについて、その内の最小値の指標にかかる通信媒体を最適な通信媒体として選択する通信媒体選択機能、
    を設け、これを前記コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするデータ通信用端末制御プログラム。
JP2009268158A 2009-11-25 2009-11-25 データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム Expired - Fee Related JP5333173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009268158A JP5333173B2 (ja) 2009-11-25 2009-11-25 データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009268158A JP5333173B2 (ja) 2009-11-25 2009-11-25 データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011114503A true JP2011114503A (ja) 2011-06-09
JP5333173B2 JP5333173B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=44236529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009268158A Expired - Fee Related JP5333173B2 (ja) 2009-11-25 2009-11-25 データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5333173B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103828246A (zh) * 2011-09-22 2014-05-28 高通股份有限公司 用于为便携式计算装置选择热最佳上行链路的方法和系统
JP2015041798A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 Kddi株式会社 通信装置、プログラムおよび通信方法
JP2015130591A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 アルパイン株式会社 無線接続装置および無線接続方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224652A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Nec Corp 無線データ通信装置及び無線データ通信方法
JP2001091275A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Mazda Motor Corp 車両用ナビゲーション装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2007105300A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Fujitsu Limited 無線通信装置、その無線通信方法及び無線通信プログラム
JP2008219150A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Hitachi Ltd 移動体通信システム、ゲートウェイ装置及び移動端末
JP2010124374A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 National Institute Of Information & Communication Technology 通信端末装置、通信システム、及びそれらにおける基地局の選択方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224652A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Nec Corp 無線データ通信装置及び無線データ通信方法
JP2001091275A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Mazda Motor Corp 車両用ナビゲーション装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2007105300A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Fujitsu Limited 無線通信装置、その無線通信方法及び無線通信プログラム
JP2008219150A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Hitachi Ltd 移動体通信システム、ゲートウェイ装置及び移動端末
JP2010124374A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 National Institute Of Information & Communication Technology 通信端末装置、通信システム、及びそれらにおける基地局の選択方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103828246A (zh) * 2011-09-22 2014-05-28 高通股份有限公司 用于为便携式计算装置选择热最佳上行链路的方法和系统
KR20140077929A (ko) * 2011-09-22 2014-06-24 퀄컴 인코포레이티드 휴대용 컴퓨팅 디바이스에 대한 열적으로 최적인 업링크를 선택하는 방법 및 시스템
JP2014529265A (ja) * 2011-09-22 2014-10-30 クアルコム,インコーポレイテッド ポータブルコンピューティングデバイスのための熱的最適アップリンクを選択するための方法およびシステム
KR101598311B1 (ko) * 2011-09-22 2016-02-26 퀄컴 인코포레이티드 휴대용 컴퓨팅 디바이스에 대한 열적으로 최적인 업링크를 선택하는 방법 및 시스템
CN103828246B (zh) * 2011-09-22 2016-03-02 高通股份有限公司 用于为便携式计算装置选择热最佳上行链路的方法和系统
JP2015041798A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 Kddi株式会社 通信装置、プログラムおよび通信方法
JP2015130591A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 アルパイン株式会社 無線接続装置および無線接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5333173B2 (ja) 2013-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11606414B2 (en) System and method for transferring states between electronic devices
US8031742B2 (en) Communication bandwidth measurement apparatus, recording medium on which program is recorded, and method
JP5719295B2 (ja) コミュニティ横断検索
JP2018517603A5 (ja)
US9614766B2 (en) System and method to analyze congestion in low latency network
JP5333173B2 (ja) データ通信用端末装置、端末動作制御方法、及び制御プログラム
JP2006050587A5 (ja)
JP2020038405A (ja) データ収集装置、データ収集システム、データ収集方法および車載装置
CN109870166A (zh) 用于路线特征确定和呈现的方法和设备
JP6338010B2 (ja) 制御装置およびトラフィック制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
US7623527B2 (en) Method for analyzing network trace, method for judging order among nodes, processor for analyzing network trace, computer-executable program for controlling computer as processor, and method for correcting time difference among nodes in network
JP2007287175A (ja) 図面表示処理装置,図面表示処理プログラムおよびそのプログラムの記録媒体
JP2003037649A (ja) コンテンツ配信完了時刻の推定方法及び記録媒体並びにプログラム
KR100884722B1 (ko) 유무선 네트워크의 공유 설정 시스템 및 그 방법
JP6544184B2 (ja) データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム
CN105786865A (zh) 一种检索系统故障分析方法及装置
JP5354450B2 (ja) 波形測定装置
JP2010262491A (ja) ログ集約装置
CN107169133A (zh) 一种快照抓取方法、装置、服务器及系统
JP4432983B2 (ja) デバッグ装置およびデバッグ方法並びにプログラム
CN117319367A (zh) 一种信息绑定数据的获取方法、系统、终端及存储介质
AU2015275329B2 (en) System for transferring states between electronic devices
JP5006407B2 (ja) ウェブサイトの閲覧を管理するシステム
JP2009145563A (ja) 情報更新装置、情報更新方法および情報更新プログラム
JP2003288341A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees