JP2011114374A - 双方向テレビシステムを用いた情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 そこで,本発明は,双方向テレビシステムを用いた効果的な情報処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は,基本的には,双方向テレビシステムを用い,案内用動画を表示させるとともに,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促すことにより,テレビジョン放送とウェブサイトとの連携を効果的に行うことができるという知見に基づくものである。本発明の方法は,テレビジョン受信機に案内用動画を表示させた後に,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促した後に,テレビジョン受信機がリンク用アイコンを選択した場合に,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページをテレビジョン受信機に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は,双方向テレビシステムを用いた情報処理方法に関する。
双方向テレビシステムは,例えば特開平9−98401号公報,特開平9−237234号公報に開示されている。
双方向テレビジョンシステムでは,放送局は,テレビジョン信号の垂直帰線期間の特定の水平ラインにデジタルデータを重畳して信号を送出する。デジタルデータの内容として,データ処理を行うためのプログラム(スクリプト),キャラクタコードなどの実データが存在する。一方,テレビジョン受信機では,デジタルデータを受信し,スクリプトのデータを内部のデータ処理部のプログラムRAMに格納する。また実データに関しては,スクリプトに基づいたデータ処理を行う。データ処理結果は,表示制御部において処理され,例えば,アンケート結果,商品情報(価格,販売期間など),天気予報,及び株式情報として表示される。このように双方向テレビジョンシステムの利用が促進しつつある。また,地上デジタル放送が開始されることにより,双方向テレビシステムの新たな活用方法の開発が望まれる。
上記の背景の下,特開2000−209564号公報(下記特許文献1)には,双方向テレビシステムを用いた情報処理方法が開示されている。
また,インターネットが普及するに伴い,テレビジョン放送を利用したコマーシャルにおいて,インターネットのウェブサイトへのアクセスを示唆するものが登場した。
特開2000−209564号公報
特開2000−209564号公報の双方向テレビシステムを用いた情報処理方法は,効果的に広告情報を提供することができない。
インターネットのウェブサイトへのアクセスを示唆するテレビジョン放送を利用したコマーシャルの場合,コンピュータを起動した後にインターネットにアクセスし,所定のキーワードを入力しなければ,コマーシャルで指示されたウェブサイトへアクセスできない。
そこで,本発明は,双方向テレビシステムを用いた効果的な情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明は,基本的には,双方向テレビシステムを用い,案内用動画を表示させるとともに,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促すことにより,テレビジョン放送とウェブサイトとの連携を効果的に行うことができるという知見に基づくものである。
本発明の第一の側面は,インタラクティブ機能を有したテレビジョン受信機を用いた双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法に関する。この方法は,まず,テレビジョン受信機に案内用動画を表示させる。テレビジョン受信機に案内用動画を表示させた後に,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促す。そして,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させた後に,テレビジョン受信機がリンク用アイコンを選択した場合に,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページを前記テレビジョン受信機に表示する。
本発明の方法は,このように案内用動画を表示させるとともに,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促すことにより,テレビジョン放送とウェブサイトとの連携を効果的に行うことができる。
第一の側面の好ましい態様は,案内用動画が,リンク用アイコンが表示されることを示唆する情報を出力するものである。
案内用動画が,リンク用アイコンが表示されることを示唆する情報を出力するため,ユーザにリンク用アイコンの存在を効果的に認識させることができ,これにより広告効果を高めることができる。
第一の側面の好ましい態様は,リンク用アイコンが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画が表示される領域内において表示されるものである。
リンク用アイコンは,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画が表示される領域外に表示されてもよい。一方,リンク用アイコンが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画が表示される領域内に表示されることにより,案内用動画とリンク用アイコンとの関連性が明確になる。
第一の側面の好ましい態様は,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画を表示させる領域と別の領域に表示される。
リンク用アイコンによってリンクされるウェブページは,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画を表示させる領域自体に表示されてもよいし,その領域の一部に表示されてもよい。一方,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画を表示させる領域と別の領域に表示される場合は,通常の動画(テレビジョン放送用動画)の表示を損なうことなく,ウェブページを表示させることができる。
第一の側面の好ましい態様は,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページをテレビジョン受信機に表示する際に,テレビジョン受信機の表示領域の案内用動画を表示する領域が変化するものである。そして,案内用動画の表示領域が変化したことにより生じた領域に,ウェブページが表示される。
テレビジョン受信機の表示領域は限られている。そして,ユーザには,できるだけ大きな画面で動画を表示することが望まれる。一方,ユーザがウェブサイトへのアクセスを希望した場合,動画を表示するのみならず,ウェブサイトをも画面に表示する必要が生ずる。このため,この態様では,テレビジョン受信機の表示領域の案内用動画を表示する領域が変化する。そして,案内用動画の表示領域が変化したことにより生じた領域に,ウェブページが表示される。このようにすることで,ウェブサイトを表示する要求がない場合は,テレビジョン用の動画を大きく表示することができる。そして,ウェブサイトを表示する要求がある場合には,ウェブサイトを効果的に表示することができる。
本発明によれば,双方向テレビシステムを用いた効果的な情報処理方法を提供することができる。
図1は本発明の双方向テレビシステムの基本構成を示すブロック図である。 図2は,モニタに「続きはウェブで」という文字が表示された例を示す図である。 図3は,モニタにリンク用アイコンが表示された例を示す図である。 図4は,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,テレビジョン受信機のモニタに表示される例を示す図である。
以下,この発明の実施の形態を,図面を参照して説明する。以下に説明する実施の形態は,本発明を説明するための例である。このため,本発明は,以下説明する実施の形態に限定されるものではなく,当業者に自明な範囲で適宜修正することができる。そして,そのように適宜修正したものも,本発明に含まれる。
図1は本発明の双方向テレビシステムの基本構成を示すブロック図である。図1に示されるように,本発明は,双方向性機能を実現した補完情報表示型のインタラクティブ多重放送システムである。
テレビジョンシステムを利用したネットワークの例は,放送局100,多数の視聴者が所有するテレビジョン受信機200,応答サーバ300,及びネットワークサービスステーション400を含む。これらは地上デジタル通信網などのネットワークにより情報の授受をすることができるように接続されている。このような情報の授受は,光信号や電気信号を含む信号により達成できる。
放送局100の主な機能ブロックを述べると以下のようになる。記録媒体やテレビカメラから取得した主番組信号を処理するための主番組処理部101,文字多重信号を生成処理する文字多重信号処理部102,更にはインタラクティブ(IT)関連信号処理部103が存在する。主番組が放送されるときに,文字多重放送を行う場合には,コントローラ104の制御に基づき,合成部105において文字多重信号が主番組信号の所定の期間に挿入される。合成部105の出力信号は,送信部106で変調され,送受信装置107を介して信号として送出される。
更にインタラクティブ関連信号が放送される場合も,コントローラ104の制御に基づき,合成部105においてIT関連信号(スクリプト)が主番組信号の所定の期間に挿入される。そして文字多重信号の場合と同様に,送信部106で変調され,送受信装置107を介して信号として送出される。なおここでは,垂直帰線消去期間(VBL)内のデータ伝送期間に挿入される付加情報のビットストリーム全体を単にスクリプトとよぶ。したがって,スクリプトには,ヘッダ,フォーム,リソース,プログラム部(スクリプト本体)等が含まれる。
次に,テレビジョン受信機200の主な機能ブロックを述べると以下のようになる。即ち,送受信装置201,及びチューナ202で選択された受信チャンネルのテレビジョン信号は,主番組信号処理部203,文字多重信号処理部204,IT関連信号処理部205に供給さえる。主番組信号処理部203は,主番組のテレビジョン信号に対して各種の処理,輝度・色調整,音声処理などを施して画像合成部206に出力する。画像合成部206の出力は,表示部207に与えられ画像表示される。能ブロックを述べると以下のようになる。即ち,送受信装置201,及びチューナ202で選択された受信チャンネルのテレビジョン信号は,主番組信号処理部203,文字多重信号処理部204,IT関連信号処理部205に供給さえる。主番組信号処理部203は,主番組のテレビジョン信号に対して各種の処理,輝度・色調整,音声処理などを施して画像合成部206に出力する。画像合成部206の出力は,表示部207に与えられ画像表示される。
文字多重信号は,文字多重信号処理部204で抽出され,表示用の信号に構築され,画像合成部206に与えられる。またIT関連信号は,IT関連信号処理部205において処理される。
IT関連信号処理部205は,視聴者とのインタラクティブを実現するためにデータ処理を行うプログラム本体をプログラムメモリに格納することができる。またプログラムを格納した後,実データが伝送されてきた場合,このプログラムの処理手順に添ったデータ処理を行うことができる。更に,視聴者から入力端末210を通して入力されるデータもプログラムに基づき処理することができる。入力端末の例は,リモートコントローラ,キーボード,およびマイクである。さらにまた,表示用の実データが伝送されてきた場合は,この表示用の実データを処理し,画像合成部206に供給することで,表示用の実データを表示部207に反映させることができる。また,視聴者の操作に応答したデータも表示部207に反映させることができる。
入力端末220の操作信号は,入力端末受信機208を介してメインコントローラ209に取り込まれる。メインコントローラ209は,操作信号と内部プログラム又は外部から送られて来たプログラムのコマンド内容に応じて,データ処理を行う。例えば,チャンネル選択などの通常のテレビジョン受信機の制御,さらには,インタラクティブ機能に基づくデータ処理等である。
インタラクティブ機能に基づくデータ処理では,操作内容に応じて予め取り決められたデータを送受信装置(変調復調器)を介してネットワークに送出する。例えば,市場調査のための応答信号やテレビショッピングによる商品発注信号等が送出される。
またテレビジョン受信機200には,固有信号を処理するたとえばID処理部211が設けられており,ここでは,IT関連信号に含まれてきたID信号と,所有する固有のID信号の一致不一致を判定することができる。IDは,双方向テレビジョン受信機200に予め付与されている識別番号である。したがって,テレビジョン受信機200が応答サーバに情報を伝送する場合には,自己のID(利用者ID)をデータに付加して伝送するようになっている。
応答サーバ300は,ネットワーク或を通じて送られて来た信号を送受信装置301で受信し復調する。この送受信装置301から取り込まれたデータは,各種情報解析部302に取り込まれる。各種情報解析部302においては,IDに基づく個人情報の抽出,市場調査における応答データの集計や統計処理,さらには応答時間帯の分析などが行われる。
個人情報としては,各種の情報がある。例えば,視聴者の住所,電話番号,郵便番号,性別,及び視聴者に割り当てられたID等である。この個人情報の内,IDのみの抽出が行われると,さらにその詳しい個人情報を把握することもできるようになっている。例えば,ITシステムの加入者の情報は,予め申し込みにより視聴者データベース部303内に登録されている。したがって,例えば視聴者のIDが伝送されて来ただけで,住所や電話など付随する情報が把握できる。
ここで,応答サーバ300から放送局100,又はネットワークサービス部(通信販売会社,広告会社,データベース会社等)400へ送出すべきデータは,フィードバック処理部304で処理されて,送受信装置305を介してネットワークを介して放送局100又はネットワークサービス部400へ伝送される。
各種情報解析部302で取得された情報のうち,どのような情報を外部に送出するかは,メインコントローラ306が判定するようになっている。メインコントローラ306は,スポンサーからの要請を蓄積しているスポンサーデータベース307を利用し,スポンサーの要求している情報を判断し,その判断結果に基づき各種情報解析部302内の情報の中から要求情報を抽出し,フィードバック処理部304に転送することができる。フィードバック情報処理部304では,単に抽出したデータを送受信装置305に転送するだけではなく,抽出したデータをスポンサーの要求に応じた形態に加工する各種のアプリケーションも備えている。
放送局100では,ネットワークを通して伝送されてきた情報を,送受信装置108を介して受信する。そして,この受信した情報を,IT関連信号処理部103に送り,放送するIT関連情報に反映させる。
次に,本発明のインタラクティブ機能を有したテレビジョン受信機を用いた双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法について説明する。この方法は,まず,テレビジョン受信機に案内用動画を表示させる。
この「案内用動画」は,リンク用アイコンが表示されることを案内するための動画である。この案内用動画は,テレビジョン放送用のコマーシャルの一部であってもよい。この案内用動画は,テレビジョン放送用の動画の一部であってもよい。この「案内用動画」の例は,「続きはウェブで」,「今すぐクリック」及び「リンクはこちら」という文字表示または音声出力である。なお動画の途中で,動画に関連する商品へのリンクを促す表示がなされてもよい。このような案内用動画の例は,映画である。そして,映画に登場する俳優,映画の背景となる時代,映画の背景となる地域の情報,キャラクタの衣服,宝石,時計,靴等に関して,テレビジョン受信機のモニタに表示されるものであってもよい。
図2は,モニタに「続きはウェブで」という文字が表示された例を示す図である。放送局のサーバは,あらかじめ表示画面にて案内用動画を表示させるための情報を記憶する。そして,その情報を読み出して,入出力装置から出力する。すると,テレビジョン受信機がその情報を受信し,テレビジョン受信機のモニタに「続きはウェブで」という文字を含む動画シーンが表示される。この際,サーバは,後述するリンク情報を合わせて送信してもよい。そして,テレビジョン受信機は,リンク情報を一時的に記憶するようにしておいてもよい。
本発明の方法は,テレビジョン受信機に案内用動画を表示させた後に,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促す。上記の表示が,リンク用アイコンとして機能してもよい。たとえば,図2に示される「続きはウェブで」という表示がアイコンであってもよい。この場合,たとえば,リモートコントローラの決定ボタンを押すと,リモートコントローラから入力情報がテレビジョン受信機に伝えられる。そして,テレビジョン受信機は,決定ボタンを押したという情報を,リンク用アイコンを選択したものとして処理する。このようにすれば,ウェブサイトへ容易にアクセスさせることができる。なお,たとえば,入力装置としてキーボードを有する場合は,矢印アイコンを操作させて,「続きはウェブで」という表示を指示させて,その上で「続きはウェブで」という表示をクリックさせることで,リンク用アイコンを選択したものとして処理してもよい。
図2に示される例では,リンク用アイコンが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画が表示される領域内において表示される。リンク用アイコンが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画が表示される領域内に表示されることにより,案内用動画とリンク用アイコンとの関連性が明確になる
図3は,モニタにリンク用アイコンが表示された例を示す図である。放送局のサーバは,あらかじめリンク用アイコンを表示させるための情報を記憶する。そして,その情報を読み出して,入出力装置から出力する。すると,テレビジョン受信機がその情報を受信し,テレビジョン受信機のモニタに「ウェブへ」という文字リンク用アイコンを含む動画シーンが表示される。
本発明の方法は,このように案内用動画を表示させるとともに,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促すことにより,テレビジョン放送とウェブサイトとの連携を効果的に行うことができる。
図3に示されるように,リンク用アイコンは,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画が表示される領域外に表示されてもよい。図3に示す例では,ウェブへのリンクをアナウンスする表示又は音声の後に,リンク用表示エリアに,「ウェブへ」という表示が形成される。また,図3に示す例では,「背景」というリンク用アイコンも合わせて表示されている。すなわち,映画に登場する俳優,映画の背景となる時代,映画の背景となる地域の情報,キャラクタの衣服,宝石,時計,靴等に関するリンクが,所定のリンク表示エリアに表示されてもよい。そして,動画が変わると,リンク表示エリアに表示されるリンクが適宜変わるようにしてもよい。さらに,リンクモードとリンク非表示モードとを選択できるようにしてもよい。この場合,リモートコントローラなどの入力装置から,リンクモードを選択する指令を出す。すると,テレビジョン受信機は,この情報を受け取って,リンク表示モードに切り替える。すなわち,テレビジョン受信機のモニタの領域を,動画表示領域と,リンク表示エリアとに分割する。そして,放送局から送信される動画情報を用いて,動画が動画表示領域に表示されるよう演算処理を行う。そして,動画表示領域に表示されるように演算処理された動画を,動画表示領域に表示する。一方,テレビジョン受信機は,放送局から,動画に関連した複数のリンク情報を受信する。そして,テレビジョン受信機は,出力する動画に合わせて,記憶した複数のリンク情報を,リンク表示領域に表示する。このリンクが多い場合は,あらかじめユーザの興味分野をテレビジョン受信機が記憶しておき,記憶した興味分野と,リンクとをマッチングさせて,所定の数のリンク情報のみが表示されるように制御してもよい。なお,図3に示す例では,リンク用表示エリアに,ウェブページを表示するための表示領域が存在している。
そして,本発明の方法は,テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させた後に,テレビジョン受信機がリンク用アイコンを選択した場合に,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページを前記テレビジョン受信機に表示する。
テレビジョン受信機は,入力装置としてキーボード又はリモートコントローラを有する。そして,入力装置からリンク用アイコンを選択する指令を受信した場合,リンク用アイコンを選択したものとして,リンク先のウェブサイトを表示するための所定の処理を行う。テレビジョン受信機が受け取った情報に,リンク先のウェブサイトに関する情報(たとえばURL)が含まれている場合,テレビジョン受信機はその情報を記憶し,テレビジョン受信機の制御部が,記憶したリンク先のウェブサイトに関する情報を読み出して,リンク先のウェブサイトにアクセスしてもよい。そして,リンク先のウェブサイトからテレビジョン受信機が表示情報を受信し,後述する表示処理を行ってもよい。
一方,テレビジョン受信機がリンク用アイコンを選択したという情報を,放送局,又は応答サーバへ出力してもよい。その場合,テレビジョン受信機がリンク用アイコンを選択したという情報を受信した放送局,又は応答サーバが,リンク先のウェブサイトの表示情報を,テレビジョン受信機へ出力する。
図4は,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,テレビジョン受信機のモニタに表示される例を示す図である。この例では,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画を表示させる領域と別の領域に表示される。図4に示される例では,ウェブページがモニタの右部分に表示される。
すなわち,テレビジョン受信機からの表示要求が,リンク先に送られる。すると,リンク先のウェブサイトは,記憶していたモニタにウェブページを表示するための情報を読み出して,テレビジョン受信機のIDを用いて,表示要求があったテレビ受信機を指定するヘッダとともに,ウェブページを表示するための情報を送信する。すると,テレビジョン受信機は,その情報を受け取り,ウェブページを表示できるように演算処理を行う。この演算処理は公知である。
リンク用アイコンによってリンクされるウェブページは,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画を表示させる領域自体に表示されてもよいし,その領域の一部に表示されてもよい。一方,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,テレビジョン受信機の表示領域のうち,案内用動画を表示させる領域と別の領域に表示される場合は,通常の動画(テレビジョン放送用動画)の表示を損なうことなく,ウェブページを表示させることができる。
図4に示されるものは,リンク用アイコンによってリンクされるウェブページをテレビジョン受信機に表示する際に,テレビジョン受信機の表示領域の案内用動画を表示する領域が変化するものである。すなわち,この例では,図2に示される状態から,図4に示される状態へと変化したものである。そして,案内用動画の表示領域が変化したことにより生じた領域に,ウェブページが表示される。もちろん,ウェブページはあらかじめ用意されたリンク表示エリアに表示されてもよい。
この例では,たとえば,テレビジョン受信機がリンク用アイコンを選択したという情報を記憶する。すると,テレビジョン受信機の制御部は,メインプログラムの指令に従い,画像表示領域を変化させるための演算処理を行う。具体的には,記憶部に,リンク用アイコンが選択された場合に表示領域を分割するための情報を格納しておく。この情報には,分割後の動画表示領域の位置に関する情報,動画表示領域の大きさが変化した場合に動画を表示するための演算に関する情報,及びウェブページを表示するための情報を含む。そして,テレビジョン受信機の制御部は,演算部に対し,動画表示領域の大きさが変化した場合に動画を表示するための演算に関する情報を用いて,変化した表示領域に応じた動画表示用のデータを作成する演算処理を行わせる。さらに,テレビジョン受信機の制御部は,演算部が演算処理した動画表示用データと,動画表示領域の位置に関する情報とを用いて,モニタの所定の位置に,動画を表示させるための指令を出力する。すると,モニタは,モニタの所定の位置に,動画を表示する。一方,案内用動画の表示領域が変化したことにより生じた領域には,ウェブページを表示するための領域が形成させる。そして,制御部は,この領域の所定の位置に,ウェブページを表示するための指令を出力する。すると,モニタの所定の領域に,ウェブページが表示される
テレビジョン受信機の表示領域は限られている。そして,ユーザには,できるだけ大きな画面で動画を表示することが望まれる。一方,ユーザがウェブサイトへのアクセスを希望した場合,動画を表示するのみならず,ウェブサイトをも画面に表示する必要が生ずる。このため,この態様では,テレビジョン受信機の表示領域の案内用動画を表示する領域が変化する。そして,案内用動画の表示領域が変化したことにより生じた領域に,ウェブページが表示される。このようにすることで,ウェブサイトを表示する要求がない場合は,テレビジョン用の動画を大きく表示することができる。そして,ウェブサイトを表示する要求がある場合には,ウェブサイトを効果的に表示することができる。
本発明は,双方向テレビシステムを用いた情報処理方法に関する。このため,本発明は情報通信の分野において好適に利用されうる。また,本発明は,テレビジョン受信機の製造業においても好適に利用されうる。
100 放送局
200 テレビジョン受信機
300 応答サーバ
400 ネットワークサービスステーション

Claims (5)

  1. インタラクティブ機能を有したテレビジョン受信機を用いた双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法であって,
    前記テレビジョン受信機に案内用動画を表示させる工程と,
    前記テレビジョン受信機に案内用動画を表示させた後に,前記テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させ,リンク先へのアクセスを促す工程と,
    前記テレビジョン受信機にリンク用アイコンを表示させた後に,前記テレビジョン受信機が前記リンク用アイコンを選択した場合に,前記リンク用アイコンによってリンクされるウェブページを前記テレビジョン受信機に表示する工程と,
    を含む,
    双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法。
  2. 前記案内用動画が,
    前記リンク用アイコンが表示されることを示唆する情報を出力する,
    請求項1に記載の双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法。
  3. 前記リンク用アイコンが,
    前記テレビジョン受信機の表示領域のうち,前記案内用動画が表示される領域内において表示される,
    請求項1に記載の双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法。
  4. 前記リンク用アイコンによってリンクされるウェブページが,
    前記テレビジョン受信機の表示領域のうち,前記案内用動画を表示させる領域と別の領域に表示される,
    請求項1に記載の双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法。
  5. 前記リンク用アイコンによってリンクされるウェブページを前記テレビジョン受信機に表示する工程において,
    前記テレビジョン受信機の表示領域の前記案内用動画の表示領域が変化し,
    前記案内用動画の表示領域が変化したことにより生じた領域に,前記ウェブページが表示される,
    請求項1に記載の双方向テレビジョンシステムを用いた情報処理方法。

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