JP2011110250A - パチンコ遊技機の島設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を優先的に流出させるオーバーフロー樋を容易且つ短時間で変更することができるパチンコ遊技機の島設備を提供する。
【解決手段】オーバーフローした遊技球が一方の流出樋5a又は他方の流出樋5bの何れを優先的に流出させるか切換可能な切換手段とを具備するとともに、切換手段は、一方の流出樋5aに向かって傾斜した第1傾斜面14aと、他方の流出樋5bに向かって傾斜した第2傾斜面14bとが上下に形成された切換部材14から成るとともに、下方の傾斜面にて優先的に遊技球を流出させるものとされ、当該切換部材14の向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋を切換可能とされたものである。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機が複数並列に設置されたパチンコ遊技機の島設備に関するものである。
パチンコ遊技機の島設備は、パチンコ店内ホールに設置され、複数のパチンコ遊技機が横並びに配設されるとともに、それらパチンコ遊技機に対して電力の供給や遊技球の供給及び回収等を行い得るよう構成されている。かかるパチンコ遊技機の島設備においては、通常、パチンコ遊技球から排出された遊技球を回収するアウトレールと、該アウトレールで回収された遊技球を貯留する島中タンクと、島上に配設されて遊技球を貯留可能な島上タンクと、島中タンクで貯留した遊技球を島上タンクまで揚送する揚送機とが配設されている。
更に、通常の島設備においては、島上タンク内に貯留した遊技球を島端に向かって流出させるとともに各パチンコ遊技機に遊技球を補給可能な補給樋と、当該島上タンク内に貯留した遊技球であって補給樋からオーバーフローした遊技球を島端に向かって流出させるとともに島中タンクに流下させるオーバーフロー樋とが延設されていた。このうち、オーバーフロー樋は、島上タンクの下部に配設された振分けタンクに接続され、当該振分けタンクから一方の島端に向かって延びる一方の流出樋と、他方の島端に向かって延びる他方の流出樋とから構成されていた。
ところで、島設備における島端には、J/C(ジェットカウンター)と称される遊技球を計数するための計数機が設置される場合がある。然るに、J/Cが設置された島端側の島中タンク(J/C側島中タンク)にはJ/Cで受け入れた遊技球が導かれて貯留されるよう構成されているのであるが、オーバーフロー樋からの遊技球を当該J/C側島中タンクに対して過度に流下させてしまうと、当該J/C側島中タンクが満杯な状態となり、J/Cに対する遊技球の受け入れが中止されてしまう虞がある。
そこで、従来より、オーバーフロー樋の始端側に高低差を付けてオーバーフロー樋からの遊技球の流出に優先順位を付け(即ち、始端が低い方に遊技球が優先的に流れる)、J/Cが設置された島端とは反対側(反J/C側島中タンク)の島端に向かうオーバーフロー樋に優先的に遊技球を流出させるものが提案されている。これにより、J/C側島中タンクに対して過度に遊技球が流入してしまうのを抑制することができ、J/Cにおける遊技球の受け入れをスムーズに行わせることができる。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機の島設備においては、J/Cの設置位置を一方の島端から他方の島端に変更する場合、優先的に遊技球を流出させるオーバーフロー樋を変更しなければならず、その場合、大掛かりな工事や改修等が必要とされていた。また、そのような工事或いは改修に長時間を要する場合があり、その間、当該島設備のパチンコ遊技機を稼働させることができないという不具合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遊技球を優先的に流出させるオーバーフロー樋を容易且つ短時間で変更することができるパチンコ遊技機の島設備を提供することにある。
請求項1記載の発明は、パチンコ遊技機が複数並列に設置されたパチンコ遊技機の島設備であって、島上に配設されるとともに、各パチンコ遊技機に対して補給すべき遊技球が貯留される島上タンクと、該島上タンクの両側面から島端に向かって延設され、当該島上タンク内の遊技球を流出させて各パチンコ遊技機に補給し得る補給樋と、前記島上タンクから一方の島端に向かって延設され、前記補給樋からオーバーフローした遊技球を流出させつつ一方の島端側に配設された島中タンクに流下させる一方の流出樋、及び前記島上タンクから他方の島端に向かって延設され、前記補給樋からオーバーフローした遊技球を流出させつつ他方の島端側に配設された島中タンクに流下させる他方の流出樋から成るオーバーフロー樋と、前記オーバーフローした遊技球が一方の流出樋又は他方の流出樋の何れを優先的に流出させるか切換可能な切換手段とを具備するとともに、前記切換手段は、一方の流出樋に向かって傾斜した第1傾斜面と、他方の流出樋に向かって傾斜した第2傾斜面とが上下に形成された切換部材から成るとともに、下方の傾斜面にて優先的に遊技球を流出させるものとされ、当該切換部材の向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋を切換可能とされたものであることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機の島設備において、前記島上タンクは、前記切換部材を嵌合して固定させ得る固定部位が形成されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機の島設備において、前記補給樋とオーバーフロー樋とが一体化されて、当該補給樋の遊技球の流路と当該オーバーフロー樋の遊技球の流路とが上下2層構造とされたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、切換手段は、一方の流出樋に向かって傾斜した第1傾斜面と、他方の流出樋に向かって傾斜した第2傾斜面とが上下に形成された切換部材から成るとともに、下方の傾斜面にて優先的に遊技球を流出させるものとされ、当該切換部材の向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋を切換可能とされたので、遊技球を優先的に流出させるオーバーフロー樋を容易且つ短時間で変更することができる。
請求項2の発明によれば、島上タンクは、切換部材を嵌合して固定させ得る固定部位が形成されたので、当該切換部材を強固に取り付けることができ、安定して遊技球をオーバーフロー樋に流出させることができる。
請求項3の発明によれば、補給樋とオーバーフロー樋とが一体化されて、当該補給樋の遊技球の流路と当該オーバーフロー樋の遊技球の流路とが上下2層構造とされたので、補給樋及びオーバーフロー樋の取り回しを容易とすることができるとともに、メンテナンスを容易に行わせることができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の島設備を示す全体模式図 同パチンコ遊技機の島設備を示す側面図 同パチンコ遊技機の島設備における島上タンクを示す平面図 同パチンコ遊技機の島設備における島上タンクを正面側から見た内部構成図 同パチンコ遊技機の島設備における島上タンクを側面側から見た内部構成図 同パチンコ遊技機の島設備における切換手段を示す平面図、正面図及び側面図 同パチンコ遊技機の島設備における切換手段を一方の向きで配設した状態を示す模式図 同パチンコ遊技機の島設備における切換手段を他方の向きで配設した状態を示す模式図 同パチンコ遊技機の島設備における一体化されたオーバーフロー樋及び補給樋を示す断面図 同パチンコ遊技機の島設備における一体化されたオーバーフロー樋及び補給樋を示す断面図(エンド落し金具近傍)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機の島設備は、図1、2に示すように、遊技店に設置されるとともにパチンコ遊技機2が複数並列して設置された島状のものから成る。かかる島設備1は、それぞれのパチンコ遊技機2に電力を供給し得るとともに、各パチンコ遊技機2に遊技球を供給し或いは回収する流路(レール等)を具備したものである。
本実施形態で適用されるパチンコ遊技機2は、ガラス板が取り付けられた前面枠を有しており、該ガラス板から遊技者が遊技盤を目視し得るように構成されており、この遊技盤の遊技領域には、図柄表示手段、始動口や大入賞口等の種々役物が配設されている。そして、ハンドルを回転操作することにより、遊技球が遊技盤に発射され、所定の入賞口に入賞或いは最下のアウト穴に至るよう構成されている。
島設備1は、パチンコ遊技機2に電力を供給し得る電力供給手段(不図示)を具備するとともに、島中タンク7a、7bと、アウトレール8と、研磨機9と、揚送機10とが内部に設置されている。この島設備1の一端(図1中左側島端)には、J/C11(ジェットカウンターと称される計数機)が配設されており、当該J/C11から受け入れた遊技球が島中タンク7a(J/C側島中タンク)に流入し得るよう構成されている。更に、島設備1は、島上に配設された島上タンク3と、該島上タンク3から図1中左右方向にそれぞれ延設された補給樋4a、4bと、同方向にそれぞれ延設されたオーバーフロー樋5a、5bとを有している。
アウトレール8は、パチンコ遊技球から排出された遊技球を回収するための流路から成り、各パチンコ遊技機2から排出された遊技球が当該アウトレール8を介して島中タンク7a、7bに至るようになっている。島中タンク7a、7bは、アウトレール8で回収された遊技球を貯留するためのもので、島設備1の下部に固設されている。研磨機9は、回収された遊技球を研磨するためのもので、当該研磨機9にて研磨された遊技球は、揚送機10を介して島上タンク3に至るようになっている。
島上タンク3は、島設備1の上面(島上)に配設されるとともに、各パチンコ遊技機2に対して補給すべき遊技球が貯留されるものである。具体的には、島上タンク3は、図3〜5に示すように、揚送機10の先端が接続され、当該揚送機10にて揚送された遊技球を貯留しつつその遊技球を、補給樋(一方の補給樋4a、他方の補給樋4b)及びオーバーフロー樋(一方の流出樋5a、他方の流出樋5b)から流出させるものである。
補給樋(4a、4b)は、島上タンク3の両側面から島端(図1における島設備1の左端端及び右側端)に向かって下方に傾斜しつつ延設され、当該島上タンク3内の遊技球を流出させて各パチンコ遊技機2に補給し得る流路から成るものである。即ち、島上タンク3の両側面には、図2に示すように、開口D1、D2が上下に形成されており、このうち下方に位置する開口D1に補給樋4a、4bがそれぞれ接続されているのである。これにより、揚送機10にて揚送された遊技球は、開口D1から流出し、補給樋(4a、4b)を介して各パチンコ遊技機2に補給されることとなる。
オーバーフロー樋は、補給樋(4a、4b)からオーバーフローした遊技球を流出させて一方の島端側に配設された島中タンク7a(J/C側島中タンク)に流下させる一方の流出樋5a、及び補給樋(4a、4b)からオーバーフローした遊技球を流出させて他方の島端側に配設された島中タンク7b(反J/C側島中タンク)に流下させる他方の流出樋5bから成る。
然るに、揚送機10の先端から流出された遊技球は、先ず島上タンク3の収容部S(図3参照)に収容されつつ当該収容部Sと連通した開口D1(図4参照)から、順次、補給樋(4a、4b)に流出されるとともに、当該補給樋(4a、4b)から流出される流量よりも揚送機10から供給される流量の方が多くなってオーバーフローすると、切換部材14が配設された部位に遊技球が至るようになっている。
即ち、オーバーフロー樋を構成する一方の流出樋5a及び他方の流出樋5bは、それぞれ島上タンク3の両側面に形成された開口D2に接続されており、補給樋(4a、4b)からオーバーフローした遊技球が開口D2から流出して、一方の流出樋5a又は他方の流出樋5bを流れ、パチンコ遊技機2を介さずに島中タンク7a、7bに流下し得るよう構成されているのである。尚、流出樋5a、5bのそれぞれの先端にはエンド落し金具6a、6bが形成されており、当該エンド落し金具6a、6bから延びる流路6aa、6baを介してオーバーフローした遊技球が島中タンク7a、7bに流下するものとされる。
また、島上タンク3の一方の側面には、図3に示すように、水平搬送機12が配設されており、当該水平搬送機12からは、隣の島設備における島上タンク(図示せず)まで搬送路13が延設されている。即ち、本島設備1に貯留された遊技球と隣接する島設備に貯留された遊技球とを図示しないセンサ等で比較し、これらを均等化させるべく水平搬送機12にて遊技球を搬出又は搬入し得るよう構成されているのである。尚、隣接する島設備から本島設備1の島上タンク3に流入した遊技球は、介在部材15(図4、5参照)上に至り、そこから補給樋(4a、4b)又はオーバーフロー樋(一方の流出樋5a、他方の流出樋5b)から流出されることとなる。
ところで、本実施形態においては、図9、10に示すように、補給樋(4a、4b)とオーバーフロー樋(一方の流出樋5a、他方の流出樋5b)とが一体化されて、当該補給樋(4a、4b)の遊技球の流路と当該オーバーフロー樋(一方の流出樋5a、他方の流出樋5b)の遊技球の流路とが上下2層構造とされている。具体的には、図9に示すように、蓋部材a、底部材b、側面部材c及び中間部材dを組み付けることにより上下に2層の流路を有した樋を形成するとともに、上側の流路を開口D2に接続してオーバーフロー樋(一方の流出樋5a、他方の流出樋5b)とし、下側の流路を開口D1に接続して補給樋(4a、4b)としているのである。
尚、オーバーフロー樋(一方の流出樋5a、他方の流出樋5b)の先端にそれぞれ形成されたエンド落し金具6a、6bにおいては、図10に示すように、側面の開口から遊技球が図中左右方向に落下し、流路6aa、6baを介して島中タンク7a、7bに至るようになっている。一方、補給樋(4a、4b)においては、エンド落し金具6a、6bが接続された部位で遊技球が落下することはなく(側面の開口が形成されていない故)、更に島端側に向かって流れることとなる。
ここで、本実施形態における島上タンク3には、オーバーフローした遊技球が一方の流出樋5a又は他方の流出樋5bの何れを優先的に流出させるか切換可能な切換部材14(切換手段)が配設されている。例えば、本実施形態においては、一方の島端(島中タンク7a側)にJ/C11が設置されているので、他方の流出樋5bから遊技球を優先的に流出させるものとされる。
より具体的には、切換部材14(切換手段)は、図6に示すように、一方の流出樋5aに向かって傾斜した第1傾斜面14bと、他方の流出樋5bに向かって傾斜した第2傾斜面14aとが金属製フレームFによって上下に形成された島上タンク3とは別体の部材から成るとともに、下方の傾斜面(本実施形態の場合、第2傾斜面14a)にて優先的に遊技球を流出させるものとされている。
即ち、島上タンク3は、切換部材14のフレームFの幅と略同一(厳密には若干小さい寸法)の離間寸法とされた一対の固定部位3aが形成されており、当該固定部位3aに切換部材14のフレームFを嵌合して当該切換部材14が固定されるよう構成されており、この切換部材14の固定時(嵌合取付時)において、その向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋(一方の流出樋5a又は他方の流出樋5b)が切換可能とされているのである。
例えば、本実施形態の如くJ/C11が島設備1の一方の端部(図1中左側の島端)に設置されている場合、図7に示すように、第2傾斜面14a(下方の傾斜面)上の遊技球が他方の流出樋5bに向かうように取り付け(第1傾斜面14b上の遊技球が一方の流出樋5aに向かうように取り付け)、他方の流出樋5bからの遊技球の流出を優先的に行わせるものとする。これにより、他方の流出樋5bを介して、J/C11が設置された島端とは反対側の島端(反J/C側島端)の島中タンク7bに遊技球を優先的に流出(オーバーフロー)させることができる。
一方、J/C11を島設備1の他方の端部(図1中右側の島端)に設置されている場合、図8に示すように、第2傾斜面14a(下方の傾斜面)上の遊技球が一方の流出樋5aに向かうように取り付け(第1傾斜面14b上の遊技球が他方の流出樋5bに向かうように取り付け)、一方の流出樋5aからの遊技球の流出を優先的に行わせるものとする。これにより、一方の流出樋5bを介して、J/C11が設置された島端とは反対側の島端(反J/C側島端)の島中タンク7aに遊技球を優先的に流出(オーバーフロー)させることができる。
上記実施形態によれば、オーバーフローした遊技球が一方の流出樋5a又は他方の流出樋5bの何れを優先的に流出させるか切換可能な切換手段は、一方の流出樋5aに向かって傾斜した第1傾斜面14bと、他方の流出樋5bに向かって傾斜した第2傾斜面14aとが上下に形成された切換部材14から成るとともに、下方の傾斜面にて優先的に遊技球を流出させるものとされ、当該切換部材14の向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋を切換可能とされたので、遊技球を優先的に流出させるオーバーフロー樋(一方の流出樋5a或いは他方の流出樋5b)を容易且つ短時間で変更することができる。
また、島上タンク3は、切換部材14を嵌合して固定させ得る固定部位3aが形成されたので、当該切換部材14を強固に取り付けることができ、安定して遊技球をオーバーフロー樋(一方の流出樋5a或いは他方の流出樋5b)に流出させることができる。更に、補給樋(4a、4b)とオーバーフロー樋(一方の流出樋5a或いは他方の流出樋5b)とが一体化されて、当該補給樋(4a、4b)の遊技球の流路と当該オーバーフロー樋(一方の流出樋5a或いは他方の流出樋5b)の遊技球の流路とが上下2層構造とされたので、補給樋及びオーバーフロー樋の取り回しを容易とすることができるとともに、メンテナンスを容易に行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば切換部材14が島上タンク内においてネジやボルト等の汎用の締結手段で固定されて任意に脱着可能なものとし、当該締結手段による締結及び締結の解除により、当該切換部材14の向きを任意変更させて優先的に流出させる流出樋(一方の流出樋5a又は他方の流出樋5b)を切換可能とされたものとしてもよい。
また、島設備1が具備する構成要素については、本発明の特徴点を有するものであれば、種々変更することができ、特に、島上タンク3内の構成を他の形態のものとすることができる。更に、本実施形態においては、水平搬送機12によって隣り合う島設備1間で遊技球を搬出或いは搬入させているが、本島設備1のみで遊技球を循環、補給させるものに適用してもよい。
切換手段は、一方の流出樋に向かって傾斜した第1傾斜面と、他方の流出樋に向かって傾斜した第2傾斜面とが上下に形成された切換部材から成るとともに、下方の傾斜面にて優先的に遊技球を流出させるものとされ、当該切換部材の向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋を切換可能とされたパチンコ遊技機の島設備であれば、種々形態のものに適用することができる。
1 パチンコ遊技機の島設備
2 パチンコ遊技機
3 島上タンク
4a、4b 補給樋
5a 一方の流出樋(オーバーフロー樋)
5b 他方の流出樋(オーバーフロー樋)
6a、6b エンド落し金具
7a、7b 島中タンク
8 アウトレール
9 研磨機
10 揚送機
11 J/C
12 水平搬送機
13 搬送路
14 切換部材(切換手段)
15 介在部材

Claims (3)

  1. パチンコ遊技機が複数並列に設置されたパチンコ遊技機の島設備であって、
    島上に配設されるとともに、各パチンコ遊技機に対して補給すべき遊技球が貯留される島上タンクと、
    該島上タンクの両側面から島端に向かって延設され、当該島上タンク内の遊技球を流出させて各パチンコ遊技機に補給し得る補給樋と、
    前記補給樋からオーバーフローした遊技球を流出させて一方の島端側に配設された島中タンクに流下させる一方の流出樋、及び前記補給樋からオーバーフローした遊技球を流出させて他方の島端側に配設された島中タンクに流下させる他方の流出樋から成るオーバーフロー樋と、
    前記オーバーフローした遊技球が一方の流出樋又は他方の流出樋の何れを優先的に流出させるか切換可能な切換手段と、
    を具備するとともに、
    前記切換手段は、一方の流出樋に向かって傾斜した第1傾斜面と、他方の流出樋に向かって傾斜した第2傾斜面とが上下に形成された切換部材から成るとともに、下方の傾斜面にて優先的に遊技球を流出させるものとされ、当該切換部材の向きを任意変更することにより優先的に流出させる流出樋を切換可能とされたものであることを特徴とするパチンコ遊技機の島設備。
  2. 前記島上タンクは、前記切換部材を嵌合して固定させ得る固定部位が形成されたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の島設備。
  3. 前記補給樋とオーバーフロー樋とが一体化されて、当該補給樋の遊技球の流路と当該オーバーフロー樋の遊技球の流路とが上下2層構造とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機の島設備。
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