JP2011109526A - 無線通信端末、並びにこれに用いる通信制御方法及びプログラム - Google Patents

無線通信端末、並びにこれに用いる通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】PAに故障が発生した場合であっても、利便性を損うこと無く、且つユーザに与える不快感をより低減させる。
【解決手段】無線通信端末1を構成する制御部30は、互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信ユニット10_1及び10_2の内の一の通信ユニット(例えば10_1)を動作させて、基地局との無線通信を行う。制御部30は、通信ユニット10_1に対応して設けられたPA20_1の発熱量に基づき、PA20_1の故障を検出する。PA20_1の故障を検出した場合、制御部30は、前記基地局に対して、他の通信ユニット10_2を用いた無線通信への切り替えを要求する。前記要求が受け付けられた場合、制御部30は、通信ユニット10_1の動作と、PA20_1に対する電源供給とを停止する。前記要求が受け付けられない場合、制御部30は、PA20_1に対する電源供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信端末、並びにこれに用いる通信制御方法及びプログラムに関し、特に無線信号の送信電力を増幅するパワーアンプ(以下、PAと呼称する)に故障が発生した場合であっても、ユーザに対する通信サービスの提供を継続する無線通信端末、並びにこれに用いる通信制御方法及びプログラムに関する。
近年、携帯電話機等の無線通信端末においては、LSI(Large Scale Integration)の低消費電力化や、ソフトウェアによる電源制御の最適化等により、正常動作時には発熱を抑制することが可能となっている。
一方、無線通信端末の内部部品であるPAに故障が発生した場合には、PAに対する電源供給を停止する対策が一般的に講じられている。具体的には、PA周辺の温度が所定の閾値を超過した場合に、PAに対する電源供給が強制的に停止される。このような対策が講じられる理由は、PA故障に因り、PAに供給される電源電圧と無線通信端末のグランドとがパーシャルショートし、PA内に大電流が流れ得るためである。PA内に大電流が流れた場合、PAの発熱に伴って無線通信端末の筐体表面が高温となり、ユーザに不快感を与えてしまう虞がある。
しかしながら、上記の対策には、下記(1)及び(2)に示す如く無線通信端末の利便性を損い得るという問題がある。
(1)PAの機能停止に伴って、基地局から離れたエリアでは、無線通信端末から送出される無線信号が基地局に到達しなくなり、無線通信端末−基地局間の通信が途絶する。
(2)上記(1)に伴って、ユーザが無線通信端末を使用できるエリアは、基地局周辺等の電波環境の良いエリアに制限されてしまう。
これらの問題に対処する無線通信端末が、例えば特許文献1に記載されている。この無線通信端末は、互いに異なる通信方式に則して運用される複数の基地局の内から電波受信強度が最も高い一の基地局を選択し、当該一の基地局との無線通信を行う。通信中に内部基板の温度が上昇した場合、無線通信端末は、非通信中の他の基地局からの電波受信強度にオフセットをかけ(電波受信強度を疑似的に高くし)、以て当該他の基地局へハンドオーバする。これにより、無線通信端末の利便性を損うこと無く、内部基板の発熱量(すなわち、ユーザに与える不快感)を低減させる。
特開2008−244603号公報
しかしながら、上記の特許文献1には、ユーザに与える不快感を十分に低減できないという課題があった。これは、通信中の基地局からの電波受信強度が高いエリア(例えば、基地局近傍のエリア)に位置する場合、無線通信端末は、例え非通信中の基地局からの電波受信強度にオフセットをかけても、当該非通信中の基地局へはハンドオーバできないためである。この場合、内部基板の発熱量は何ら低減できない。
従って、本発明は、PAに故障が発生した場合であっても、利便性を損うこと無く、且つユーザに与える不快感をより低減させることが可能な無線通信端末、並びにこれに用いる通信制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係る無線通信端末は、互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信手段と、前記通信手段毎に設けられ、前記無線信号の送信電力をそれぞれ増幅する複数の増幅手段と、前記複数の通信手段の内の一の通信手段を動作させて、基地局との無線通信を行う制御部とを備える。前記制御部は、前記一の通信手段に対応する一の増幅手段の発熱量に基づき、前記一の増幅手段の故障を検出し、前記一の増幅手段の故障を検出した場合、前記基地局に対して、他の通信手段を用いた無線通信への切り替えを要求する。
また、本発明の一態様に係る通信制御方法は、互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信ユニットと、前記通信ユニット毎に設けられ、前記無線信号の送信電力をそれぞれ増幅する複数の増幅器とを含む無線通信端末における通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記複数の通信ユニットの内の一の通信ユニットを動作させて、基地局との無線通信を行い、前記一の通信ユニットに対応する一の増幅器の発熱量に基づき、前記一の増幅器の故障を検出し、前記一の増幅器の故障を検出した場合、前記基地局に対して、他の通信ユニットを用いた無線通信への切り替えを要求する。
さらに、本発明の一態様に係る通信制御プログラムは、互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信ユニットと、前記通信ユニット毎に設けられ、前記無線信号の送信電力をそれぞれ増幅する複数の増幅器とを含む無線通信端末に、前記複数の通信ユニットの内の一の通信ユニットを動作させて、基地局との無線通信を行う処理と、前記一の通信ユニットに対応する一の増幅器の発熱量に基づき、前記一の増幅器の故障を検出する処理と、前記一の増幅器の故障を検出した場合、前記基地局に対して、他の通信ユニットを用いた無線通信への切り替えを要求する処理と、を実行させる。
本発明では、電波受信強度に依らず、PA故障のみをトリガとして無線通信に用いるリソースを切り替える。このため、無線通信端末が通信中の基地局近傍等のエリアに位置する場合であっても、PAの発熱に伴って筐体表面が高温となるのを防止でき、以て上記の特許文献1と比較して、ユーザに与える不快感を大幅に低減することが可能である。また、リソース切替により無線通信を継続できるため、無線通信端末の利便性を損うことも無い。
本発明の実施の形態に係る無線通信端末の概略的な構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信端末の具体的な構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信端末の動作例を示したフローチャート図である。
以下、本発明に係る無線通信端末の実施の形態を、図1〜図3を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1に示す本実施の形態に係る無線通信端末1は、一例として2つの通信ユニット10_1及び10_2と、通信ユニット10_1及び10_2にそれぞれ対応して設けられたPA20_1及び20_2と、通信ユニット10_1及び10_2の一方を現用系の通信ユニットとし、且つ他方を予備系の通信ユニットとして動作させ、以て基地局との無線通信を行う制御部30とを備えている。ここで、通信ユニット10_1及び10_2は、互いに異なる通信方式又は周波数を用いて、無線信号をそれぞれ送受信する。また、PA20_1は、通信ユニット10_1から出力される無線信号の送信電力を増幅し、PA20_2は、通信ユニット10_2から出力される無線信号の送信電力を増幅する。
動作において、制御部30は、図1に点線で示す如く現用系通信ユニットに対応するPA(以下、現用系PAと呼称する)の発熱量を監視し、以て現用系PAの故障を検出する。現用系PAの故障を検出した場合、制御部30は、現用系通信ユニットを介して、通信中の基地局に対し、予備系通信ユニットを用いた無線通信への切り替えを要求する。
これにより、無線通信端末1は、現用系通信ユニット及び現用系PAを使用せず、予備系通信ユニット及びこれに対応するPAを用いて無線通信を継続できる。このため、現用系PAの発熱に伴って無線通信端末1の筐体(図示せず)表面が高温となるのを防止できる。また、この効果は、無線通信端末1が基地局近傍等のエリアに位置する場合であっても一様に得られる。これは、予備系通信ユニットを用いた無線通信への切り替えが、現用系PAの故障のみをトリガとして行われるためである。
以下、上記の動作を実現する無線通信端末1の具体的な構成例及び動作例を、無線通信端末1をWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式及びGSM(Global System for Mobile communications)方式の両通信方式をサポートする携帯電話機として適用する場合を例に取り、図2及び図3を参照して詳細に説明する。
図2に示すように、無線通信端末1は、上記の通信ユニット10_1として、WCDMA方式に則して動作するWCDMA用通信ユニットを備える一方、上記の通信ユニット10_2として、GSM方式に則して動作するGSM用通信ユニットを備えている。これに対応して、アンテナ40と、通信ユニット10_1又は10_2との間の接続を択一的に切り替えるスイッチ(SW)50が設けられている。このSW50は、例えば制御部30により制御され、WCDMA方式で無線通信を行う場合に通信ユニット10_1とアンテナ40とを導通させ、GSM方式で無線通信を行う場合には通信ユニット10_2とアンテナ40とを導通させる。
この内、通信ユニット10_1は、無線送信部11_1と、無線受信部12_1とを備えている。また、これらの無線送信部11_1及び無線受信部12_1とSW50との間に、デュプレクサ(DUP)60が設けられている。無線送信部11_1は、制御部30により生成された種々のデータ信号をWCDMA方式に則して変調すると共に、これにより得た無線信号(以下、送信信号と呼称することがある)をPA20_1に与える。無線受信部12_1は、アンテナ40を介して受信した無線信号(以下、受信信号と呼称することがある)をWCDMA方式に則して復調すると共に、これにより得たデータ信号を制御部30に与える。DUP60は、送受信信号の分離及び混合を行う。具体的には、DUP60は、PA20_1により電力が増幅された送信信号をアンテナ40へ転送する一方、アンテナ40からの受信信号を無線受信部12_1へ転送する。
一方、通信ユニット10_2は、無線送信部11_2と、無線受信部12_2とを備えている。また、これらの無線送信部11_2及び無線受信部12_2とSW50との間に、SW70が設けられている。無線送信部11_2は、制御部30により生成されたデータ信号をGSM方式に則して変調すると共に、これにより得た送信信号をPA20_2に与える。無線受信部12_2は、アンテナ40からの受信信号をGSM方式に則して復調すると共に、これにより得たデータ信号を制御部30に与える。SW70は、例えば制御部30により制御され、無線信号の送受信タイミングを時分割で切り替える。具体的には、SW70は、無線信号の送信が許可されたタイミングで、PA20_2により電力が増幅された送信信号をアンテナ40へ転送する一方、無線信号の受信が許可されたタイミングで、アンテナ40からの受信信号を無線受信部12_2へ転送する。
また、制御部30は、故障検出部31と、通信制御部32と、この通信制御部32により使用される各種情報を記憶するメモリ33とを備えている。
この内、故障検出部31は、PA20_1の発熱量を、PA20_1近傍に設けた温度センサ80_1から取得し、以てPA20_1における故障の発生有無を監視する。この監視結果に応じて、故障検出部31は、PA20_1と電源電圧(VDD)90_1との間に設けたSW100_1を制御し、以てPA20_1に対する電源供給を制御する。また同様にして、故障検出部31は、PA20_2の発熱量を、PA20_2近傍に設けた温度センサ80_2から取得し、以てPA20_2における故障の発生有無を監視する。この監視結果に応じて、故障検出部31は、PA20_2と電源電圧(VDD)90_2との間に設けたSW100_2を制御し、以てPA20_2に対する電源供給を制御する。さらに、故障検出部31は、PA20_1又は20_2における故障の発生を検出した場合、その旨を通信制御部32へ通知する。
一方、通信制御部32は、通信ユニット10_1及び10_2に接続されると共に、マイク110、スピーカ120、キー等の操作部130、及びLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部140に接続され、以て無線通信端末1を携帯電話機として機能させる。加えて、通信制御部32は、故障検出部31から現用系PAが故障した旨を通知された場合、現用系通信ユニットを制御し、以て通信中の基地局(WCDMA方式又はGSM方式の一方の通信方式に則して運用される基地局)に対して、予備系通信ユニットを用いた無線通信への切り替え(すなわち、他方の通信方式に則して運用される他の基地局へのハンドオーバ)を要求する。
次に、無線通信端末1の具体的な動作例を、図3を参照して詳細に説明する。なお、以降の説明においては、WCDMA用通信ユニット10_1を現用系通信ユニットとする一方、GSM用通信ユニット10_2を予備系通信ユニットとして動作させる場合を一例として扱う。
図3に示すように、制御部30内の故障検出部31は、現用系PA20_1に対応する温度センサ80_1から、PA20_1周辺の温度200を定期的に取得する(ステップS1)。故障検出部31は、温度200を取得する度毎に、温度200が所定の閾値Th1を超過しているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、閾値Th1は、PA20_1に故障が発生したと見做せる温度であるが、無線通信端末1の筐体表面が高温となる程の温度(後述する閾値Th2)よりは低く設定される。
この結果、"温度200>閾値Th1"が成立した場合、故障検出部31は、PA20_1に故障が発生したと判断し、その旨を通信制御部32へ通知する。この時、通信制御部32は、通信中のWCDMA方式に則した基地局(以下、WCDMA基地局と呼称する)に対し、GSM方式に則して運用される他の基地局(以下、GSM基地局と呼称する)へのハンドオーバを要求する(ステップS3)。
具体的には、通信制御部32は、GSM基地局へのハンドオーバ要求を生成し、通信ユニット10_1内の無線送信部11_1、PA20_1、DUP60、SW50、及びアンテナ40を介してWCDMA基地局へ無線送信する。このハンドオーバ要求は、WCDMA基地局から、後段のWCDMA網及びGSM網を経由して、GSM基地局へ転送されることとなる。
この結果、GSM基地局でハンドオーバ要求が受け付けられた場合、具体的には、WCDMA基地局からハンドオーバ成立を示す応答を受信した場合(ステップS4)、通信制御部32は、通信ユニット10_2を制御し、以てGSM基地局との無線通信を行う(ステップS5)。すなわち、通信制御部32は、通信ユニット10_1及びPA20_1を使用せず、無線通信を継続する。
これにより、PA20_1が更に発熱し、以て無線通信端末1の筐体表面が高温となるのを防止できる。
上記のステップS5と並行して、通信制御部32は、通信ユニット10_1の動作を停止させる(ステップS6)。例えば、通信制御部32は、通信ユニット10_1に対する電源供給を停止する。また、故障検出部31は、SW100_1を制御し、以てPA20_1に対するVDD90_1の供給を停止する(ステップS7)。
これにより、通信ユニット10_1がセルサーチ等のために自律的に動作するのを抑制し、以て無線通信端末1における消費電力を低減できる。加えて、PA20_1の更なる発熱を確実に防止できる。
一方、無線通信端末1の周辺にGSM基地局により形成されるセルが存在しない等の理由に因り、上記のステップS4でハンドオーバが成立しなかった場合、通信制御部32は、通信ユニット10_1を用いた、WCDMA基地局との無線通信を継続する(ステップS8)。
上記のステップS8と並行して、故障検出部31は、PA20_1周辺の温度200を監視する(ステップS9)と共に、温度200が、上記の閾値Th1より高い温度に設定した閾値Th2を超過しているか否かを判定する(ステップS10)。
この結果、"温度200>閾値Th2"が成立した場合、故障検出部31は、PA20_1の発熱に伴って無線通信端末1の筐体表面が高温となり得ると判断し、SW100_1を制御し、以てPA20_1に対するVDD90_1の供給を停止する(ステップS11)。この時、故障検出部31は、上記のステップS3と異なり、通信制御部32への通知は行わない。
これにより、PA20_1の更なる発熱を確実に防止できる一方で、無線通信端末1はWCDMA基地局との無線通信を継続できる。
また、上記の一連の制御は、現用系PA周辺の温度200と、2段階の閾値Th1及びTh2とを比較する簡易な構成により実現することができる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
例えば、無線通信端末1には、WCDMA方式及びGSM方式に限らず、種々の通信方式を適用できる。また、無線通信端末1には、3以上の通信方式を適用しても良い。この場合、無線通信端末1は、現用系通信ユニットに対応するPAの故障をトリガとして、複数の予備系通信ユニットの内のいずれか1つを用いた無線通信への切り替えを実行する。
また、無線通信端末1には、同一の通信方式(例えば、WCDMA方式又はGSM方式)に則して動作するが、互いに異なる周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信ユニットを適用し、通信ユニット毎に異なるPAを設けても良い。例えば、WCDMA方式に則して動作し、BAND I(2GHz帯)及びVI(800MHz帯)を用いて無線信号を送受信する2つの通信ユニットを適用する場合、無線通信端末1は、BAND Iを用いた無線通信に際してのPA故障をトリガとして、BAND VIを用いた無線通信への切り替えを実行する。
さらに、上記の実施の形態に示した制御部30の各処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。この場合、当該プログラムを、コンピュータ内のプロセッサが実行可能なようにメモリ等の記憶媒体に格納すると好適である。或いは、当該プログラムは、既存の無線通信端末に組み込まれたファームウェアへのプラグインとして提供しても良い。
1 無線通信端末
10_1, 10_2 通信ユニット
20_1, 20_2 PA(パワーアンプ)
30 制御部
31 故障検出部
32 通信制御部
33 メモリ
40 アンテナ
50, 70, 100_1, 100_2 SW(スイッチ)
60 DUP(デュプレクサ)
80_1, 80_2 温度センサ
90_1, 90_2 VDD(電源電圧)
110 マイク
120 スピーカ
130 操作部
140 表示部
200 温度
Th1, Th2 閾値

Claims (9)

  1. 互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信手段と、
    前記通信手段毎に設けられ、前記無線信号の送信電力をそれぞれ増幅する複数の増幅手段と、
    前記複数の通信手段の内の一の通信手段を動作させて、基地局との無線通信を行う制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記一の通信手段に対応する一の増幅手段の発熱量に基づき、前記一の増幅手段の故障を検出し、
    前記一の増幅手段の故障を検出した場合、前記基地局に対して、他の通信手段を用いた無線通信への切り替えを要求する、
    無線通信端末。
  2. 請求項1において、
    前記制御手段は、前記要求が受け付けられた場合、前記一の通信手段の動作と、前記前記一の増幅手段に対する電源供給とを停止する、無線通信端末。
  3. 請求項1又は2において、
    前記制御手段は、前記要求が受け付けられない場合、前記前記一の増幅手段に対する電源供給を停止する、無線通信端末。
  4. 請求項3において、
    前記制御手段は、前記発熱量が第1の閾値を超過した場合に、前記故障を検出し、前記要求が受け付けられず、且つ前記発熱量が前記第1の閾値より高い第2の閾値を超過した場合に、前記電源供給を停止する、無線通信端末。
  5. 互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信ユニットと、前記通信ユニット毎に設けられ、前記無線信号の送信電力をそれぞれ増幅する複数の増幅器とを含む無線通信端末における通信制御方法であって、
    前記複数の通信ユニットの内の一の通信ユニットを動作させて、基地局との無線通信を行い、
    前記一の通信ユニットに対応する一の増幅器の発熱量に基づき、前記一の増幅器の故障を検出し、
    前記一の増幅器の故障を検出した場合、前記基地局に対して、他の通信ユニットを用いた無線通信への切り替えを要求する、
    通信制御方法。
  6. 請求項5において、
    前記要求が受け付けられた場合、前記一の通信ユニットの動作と、前記前記一の増幅器に対する電源供給とを停止する、通信制御方法。
  7. 請求項5又は6において、
    前記要求が受け付けられない場合、前記前記一の増幅器に対する電源供給を停止する、通信制御方法。
  8. 請求項7において、
    前記発熱量が第1の閾値を超過した場合に、前記故障を検出し、前記要求が受け付けられず、且つ前記発熱量が前記第1の閾値より高い第2の閾値を超過した場合に、前記電源供給を停止する、通信制御方法。
  9. 互いに異なる通信方式又は周波数を用いて無線信号を送受信する複数の通信ユニットと、前記通信ユニット毎に設けられ、前記無線信号の送信電力をそれぞれ増幅する複数の増幅器とを含む無線通信端末に、
    前記複数の通信ユニットの内の一の通信ユニットを動作させて、基地局との無線通信を行う処理と、
    前記一の通信ユニットに対応する一の増幅器の発熱量に基づき、前記一の増幅器の故障を検出する処理と、
    前記一の増幅器の故障を検出した場合、前記基地局に対して、他の通信ユニットを用いた無線通信への切り替えを要求する処理と、
    を実行させるための通信制御プログラム。
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