JP2011109469A - コンテンツ受信装置及びコンテンツ受信装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 H.264/SVCのような階層符号化された映像コンテンツにおいて、階層間のコンテンツ情報の差分を提示し、提示されたコンテンツ情報を選択することで、選択したコンテンツ情報を含む階層の映像に切り換えることができるコンテンツ受信装置及びコンテンツ受信装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 コンテンツ受信装置は、複数解像度レイヤを有する符号化映像を復号する映像デコード部104と、解像度レイヤ毎に番組情報が付加されたセクションデータから抽出された解像度レイヤ毎の番組情報から差分番組情報を生成する差分番組情報生成部106を有する。番組情報及び差分番組情報を用いて番組情報画面を生成し、表示する。番組情報画面を介してユーザが操作入力することで選択された差分番組情報が含まれる解像度レイヤへの切り換えを実行する。
【選択図】 図4
【解決手段】 コンテンツ受信装置は、複数解像度レイヤを有する符号化映像を復号する映像デコード部104と、解像度レイヤ毎に番組情報が付加されたセクションデータから抽出された解像度レイヤ毎の番組情報から差分番組情報を生成する差分番組情報生成部106を有する。番組情報及び差分番組情報を用いて番組情報画面を生成し、表示する。番組情報画面を介してユーザが操作入力することで選択された差分番組情報が含まれる解像度レイヤへの切り換えを実行する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複数の画角を有する映像コンテンツにおいて、画角毎に付加されたコンテンツ情報を選択することで、選択したコンテンツ情報を有する画角の映像に切り換え可能なコンテンツ受信装置及びその制御方法に関するものである。
近年、H.264/SVC(Scalable Video Coding)のように、スケーラブル映像符号化技術が検討されている。H.264/SVCとはH.264/AVC(Advanced Video Coding)の拡張機能であり、複数の解像度レイヤによって構成されている。H.264/SVCでは、解像度レイヤを組み合わせることにより、複数の解像度で映像を復号することができる。
また、H.264/SVCでは、解像度レイヤ毎に異なる画角を定義することが可能である。そのため、制作者等によって解像度レイヤ毎に異なるコンテンツ情報が付加されることが想定される。
このように1つの画像に複数の画角が存在する場合、画角毎にメタデータを付加する技術が検討されている。
特許文献1では、画像解析によってメタデータを抽出し、トリミングした画像にメタデータを再付加する技術について記載されている。加えて、特許文献1では、画像のトリミングにより画角が変更された場合、全ての画角の画像にメタデータを付加することで、画角毎のメタデータの違いを特定可能にする技術についても記載されている。
また、1つの映像コンテンツに対して階層毎にコンテンツ情報が付加された場合、階層毎に付加されたコンテンツ情報をユーザに提示する技術についても検討されている。
特許文献2では、1つの映像コンテンツに対して複数の階層が存在する場合、映像を表示している階層以外の階層からより詳細なコンテンツ情報を取得してユーザに提示する技術について記載されている。
しかしながら、従来技術では視聴している階層以外のコンテンツ情報をユーザに選択させ、選択されたコンテンツ情報が含まれる階層の映像に切り換える方法については考えられていなかった。
そこで本発明は、階層間のコンテンツ情報の差分を提示し、提示されたコンテンツ情報を選択することで、選択したコンテンツ情報を含む階層の映像に切り換えることができるコンテンツ受信装置及びコンテンツ受信装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のコンテンツ受信装置は、複数の階層構造を有する符号化映像データを復号し、任意の階層の映像データを生成することが可能な復号手段と、階層毎の映像データにそれぞれ関連付けられたコンテンツ情報を取得する取得手段と、各階層間のコンテンツ情報を比較し、相違のあるコンテンツ情報を差分コンテンツ情報として抽出する抽出手段と、前記復号手段で復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報を表示部に表示するコンテンツ情報表示画面を生成する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記復号手段で復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報と、他の階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報との間に相違があるか否かを前記差分コンテンツ情報を用いて判定し、相違がある場合には、復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報と、前記差分コンテンツ情報とを識別可能としたコンテンツ情報表示画面を生成する。
また、本発明のコンテンツ受信装置は、複数の階層構造を有する符号化映像を復号し、任意の階層の映像データを生成することが可能な復号手段と、前記復号手段によって復号された各階層の映像データの画像を解析することで、各映像データに含まれる内容を示す特徴情報をコンテンツ情報として取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された各階層間のコンテンツ情報を比較し、相違のあるコンテンツ情報を差分コンテンツ情報として抽出する抽出手段と、前記復号手段で復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報を表示部に表示するコンテンツ情報表示画面を生成する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記復号手段で復号している階層の映像データのコンテンツ情報と、他の階層の映像データのコンテンツ情報との間に相違があるか否かを前記差分コンテンツ情報を用いて判定し、相違がある場合には、復号している階層の映像データのコンテンツ情報と、前記差分コンテンツ情報とを識別可能としたコンテンツ情報表示画面を生成する。
以上説明したように、本発明によれば、階層間でコンテンツ情報が異なる場合に、階層間のコンテンツ情報の違いを容易に確認することができるコンテンツ受信装置及びその制御方法を提供できる。また、本発明によれば、確認したコンテンツ情報を選択することで、選択されたコンテンツ情報が含まれる階層に容易に切り換えることができるコンテンツ受信装置及びその制御方法を提供できる。そのため、ユーザが視聴したい映像の見逃しを防ぐことが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
図1を参照して、本発明の実施例1に適用されるH.264/SVC(Scalable Video Coding)の映像符号化の構成について説明する。
H.264/SVCコンテンツ20は、複数の階層構造に相当する複数の解像度レイヤによって構成されている。解像度レイヤは、ベースレイヤ11とエンハンスレイヤ12、13の2種類に分けられる。ベースレイヤ11とエンハンスレイヤ12、13を組み合わせることにより、復号映像21〜23に示すように複数の解像度で映像を復号することができる。この場合、ベースレイヤ11のみを復号することで復号映像21は低解像度な映像となり、ベースレイヤ11に加えてエンハンスレイヤ12、13を復号することで高解像度な映像となる。
実施例1に適用されるH.264/SVCでは、SD(Standard Definition)、HD(High Definition)、4K2Kの3種類の解像度レイヤで映像が復号される。ベースレイヤ11のみを復号した場合は、SD解像度の復号映像21が生成される。ベースレイヤ11とエンハンスレイヤ12で復号した場合は、HD解像度の復号映像22が生成される。ベースレイヤ11とエンハンスレイヤ12、13で復号した場合は、4K2K解像度の復号映像が生成される。つまり、どのレイヤを復号するかによって、任意の解像度の映像データが得られる。4K2Kとは、垂直画素数が2160ピクセル、水平画素数が4096ピクセルの解像度を示す。HDとは、垂直画素数が1080ピクセル、水平画素数が1920ピクセルの解像度を示す。SDとは、垂直画素数が480ピクセル、水平画素数が640ピクセルの解像度を示す。
図2を参照して、本発明の実施例1に適用されるH.264/SVCの解像度レイヤ毎に設定される画角の違いについて説明する。
H.264/SVCでは、図1のベースレイヤ11の復号映像21に対して、エンハンスレイヤ12、13の復号映像22、23の上下左右フレーム端点のオフセット位置を定義することができる。そのため、図2に示すように、ベースレイヤ11の復号映像の画角31とエンハンスレイヤ12、13を含めた復号映像の画角32、33とで異なる画角を定義することができる。なお、フレーム端点のオフセット位置は、シーケンス全体の符号化に関わる情報が記述されているシーケンス・パラメータ・セットや、スライスの符号化に関わる情報が記述されているプリフィックスNALユニットで定義される。
このように、本発明の実施例1に適用されるH.264/SVCでは、復号される解像度レイヤの組み合わせによって、異なる画角が設定される。そのため、復号映像21〜23間で復号映像上に表示される人物等の情報が異なる。
図3を参照して、H.264/SVCのビットストリーム構成について説明する。H.264/SVCでは、シーケンス・パラメータ・セット(SPS)、ピクチャ・パラメータ・セット(PPS)、アクセス・ユニット(AU)の順に配置され、アクセス・ユニットには、複数のスライスが含まれる。
シーケンス・パラメータ・セットとは、複数のピクチャをまとめたシーケンス全体の符号化に関わる情報が含まれたヘッダである。
ピクチャ・パラメータ・セットとは、ピクチャ全体に関わる符号化情報が含まれたヘッダである。
アクセス・ユニットとは、複数のスライス・データをまとめたデータある。
スライス・データとは、スライスの符号化データがまとめられたNAL(Network Abstraction Layer)ユニットと呼ばれる単位データの1つである。NALユニットにはNALヘッダが含まれ、NALヘッダで定義されるNALユニット番号によってNALユニットの種類を特定することができる。
スライス・データとは、スライスの符号化データがまとめられたNAL(Network Abstraction Layer)ユニットと呼ばれる単位データの1つである。NALユニットにはNALヘッダが含まれ、NALヘッダで定義されるNALユニット番号によってNALユニットの種類を特定することができる。
H.264/SVCのスライス・データの直前には、NALヘッダに加え、プリフィックスNALユニットと呼ばれる拡張ヘッダ情報が配置される。プリフィックスNALユニットには、解像度レイヤを識別するdependency_idが含まれる。同一解像度レイヤには同一のdependency_idが付加されているため、dependency_idを参照することで、解像度レイヤの追加や削除を行うことができ、復号する解像度を選択することができる。
図4を参照して、本発明の実施例1に適用されるコンテンツ受信装置100の構成について説明する。下記の各実施例におけるコンテンツ受信装置100は放送を受信するものであり、説明を容易にするために、コンテンツ受信装置100で受信するコンテンツは、H.264/SVCで符号化された放送番組であることとする。
アンテナ1には、MPEG−2 TS(Moving Picture experts Group−2 Transport Stream)形式のデータが含まれた放送信号が入力される。MPEG−2 TSには、H.264/SVCで符号化された符号化映像データ、AAC(Advanced Audio Coding)で符号化された符号化音声データ、セクションデータが多重化されている。セクションデータには、解像度レイヤ毎(階層毎)に番組情報(コンテンツ情報)が定義されている。
チューナー部101は、アンテナ1から放送信号を入力し、周波数選択および復調処理を行うことで、MPEG−2 TS形式のデータを生成する。チューナー部101は、生成されたTSをデマルチプレクサ102に出力する。
デマルチプレクサ102は、チューナー部101からTSを入力し、映像ES(Elementary Stream)、音声ES、及び、番組情報等を含むセクションデータに分離する。デマルチプレクサ102は、映像ESを映像デコード部104に出力し、音声ESを音声デコード部103に出力し、番組情報を含むセクションデータを番組情報デコード部105に出力する。
音声デコード部103は、デマルチプレクサ102からAACによって符号化された音声ESを入力し、復号して音声データを生成してスピーカ2に出力する。
映像デコード部104は、デマルチプレクサ102からH.264/SVCで符号化された映像ESを入力し、復号して映像データを生成して後述する表示合成部110に出力する。映像デコード部104における復号処理では、復号対象の解像度レイヤ(以下、自解像度レイヤと記す)を選択する。H.264/SVCでは、スライス・データの拡張ヘッダ情報であるプリフィックスNALユニットに記述されているdependency_id(以下、階層IDと記す)を参照することで、復号する解像度レイヤを選択することができる。復号する解像度レイヤの選択は、後述する階層切換制御部109の要求によって行う。映像デコード部104は、階層切換制御部109から復号する解像度レイヤの切り換えを要求されることで、階層切換制御部109から切り換え先の解像度レイヤの階層IDを取得する。映像デコード部104は、デマルチプレクサ102から入力されるH.264/SVCで符号化された映像ESのうち、取得した階層IDによって指定されるスライス・データを復号することで、復号する解像度レイヤを切り換える。
また、映像デコード部104は、後述する番組情報画面制御部108からの要求に応じて、自解像度レイヤの通知を行う。
番組情報デコード部105は、デマルチプレクサ102からセクションデータを入力し、セクションデータから解像度レイヤ毎に関連づけられた番組情報を取得する。番組情報デコード部105は、取得された番組情報から番組情報データベースを生成して番組情報記憶部107に出力する。番組情報デコード部105で生成される番組情報データベースの詳細については、図5を用いて後述する。
差分番組情報生成部106は、番組情報デコード部105から入力される全解像度レイヤの番組情報の文字列を比較し、解像度レイヤ間(階層間)での番組情報の文字列の相違を差分番組情報(差分コンテンツ情報)として抽出する。差分番組情報生成部106は、抽出した差分番組情報から差分番組情報データベースを生成して番組情報記憶部107に出力する。差分番組情報生成部106で生成される差分番組情報データベースの詳細については、図6を用いて後述する。また、差分番組情報生成部106における差分番組情報生成処理の詳細については、図7を用いて後述する。
番組情報記憶部107には、番組情報デコード部105から入力される番組情報が記憶される。さらに、番組情報記憶部107には、差分番組情報生成部106から入力される差分番組情報が記憶される。
番組情報画面制御部108は、後述するI/F部111からの起動要求によって、番組情報記憶部107から取得される番組情報及び差分番組情報を用いて番組情報画面(コンテンツ情報表示画面)を生成し、表示合成部110に出力する。また、生成された番組情報画面の終了も行う。番組情報画面制御部108における番組情報画面制御処理の詳細については、図8を用いて後述する。
階層切換制御部109は、番組情報画面制御部108からの要求によって、映像デコード部104に対して解像度レイヤの切り換えを要求する。この際、番組情報画面制御部108から差分番組情報を取得し、取得した差分番組情報が含まれる解像度レイヤの識別情報を番組情報記憶部107から取得する。また、番組情報画面制御部108から取得される差分番組情報が含まれる解像度レイヤが複数存在する場合は、解像度レイヤ選択画面を生成し、表示合成部110に出力する。表示合成部110に解像度レイヤ選択画面を出力した場合、I/F部111からの要求により、解像度レイヤの選択を行う。階層切換制御部109における階層切換制御処理の詳細については、図10を用いて後述する。
表示合成部110は、映像デコード部104から入力される映像データと、番組情報画面制御部108から入力される番組情報画面、または、階層切換制御部109から入力される解像度レイヤ選択画面を合成して、表示部であるモニタ3に出力する。
I/F部111は、リモコン2から受信した操作情報に基づいて、番組情報画面制御部108と階層切換制御部109に対する要求を行う。例えば、カーソル上キーが押下による操作情報を受信した場合は、上方向へのカーソル移動要求を行う。
図5の表は、図4のコンテンツ受信装置100の番組情報記憶部107で記憶される番組情報データベース200について示したものである。
番組識別情報201には、番組を識別可能にするためのユニークな情報が記述される。具体的には、SI(Service Information)の情報として伝送されるEIT(Event Information Table)に記述されているevent_id(イベントID)を番組識別情報201に格納する。SIとは番組配列情報のことであり、放送データストリームの分配システム、内容、スケジュールやタイミング等が記述されたデジタルデータである。EITとはSIに記述される情報の1つであり、番組名や放送時間などの情報が記述されたテーブルである。
解像度レイヤ識別情報202には、解像度レイヤを識別するユニークな情報が格納される。具体的には、H.264/SVCの符号化データ内のプリフィックスNALユニットで記述されている階層IDを解像度レイヤ識別情報202として格納する。
番組情報203には、番組識別情報201によって識別される番組の内容について記した情報である。具体的には、EIT内の拡張形式イベント記述子の項目名が「出演者」である項目記述の文字列を番組情報203として格納する。これにより、番組の出演者名を取得することができる。また、特開2009−60567号公報に記載されている方法のように、形態素解析によって出演者名の文字列を抽出してもよい。
図6の表は、図4のコンテンツ受信装置100の番組情報記憶部107で記憶される差分番組情報データベース300について示したものである。
番組識別情報301には、図2の番組識別情報201と同じくイベントIDを格納する。
自解像度レイヤ識別情報302には、自解像度レイヤを識別する解像度レイヤ識別情報として階層IDを格納する。
他解像度レイヤ識別情報303は、自解像度レイヤ以外の解像度レイヤ(以下、他解像度レイヤと記す)を識別する解像度レイヤ識別情報として階層IDを格納する。SD、HD、4K2Kの3つの解像度レイヤが存在する場合、自解像度レイヤがSDであれば、HD、4K2Kが他解像度レイヤとなる。
差分番組情報304は、自解像度レイヤ識別情報302で識別される解像度レイヤには存在しないが、他解像度レイヤ識別情報303で識別される解像度レイヤには存在する番組情報のことである。図6の場合、HDの解像度レイヤ(階層ID=1)には存在して、SDの解像度レイヤ(階層ID=0)には存在しない番組情報は「出演者A」であるため、「出演者A」が差分番組情報となる。なお、図6において差分番組情報304に記載されている「−」は、差分番組情報が存在しないことを表している。
図4の差分番組情報生成部106における差分番組情報生成処理の流れについて、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の処理は、特定の番組についての処理について説明するものであり、実際は番組数だけ処理を繰り返す。
ステップS101において差分番組情報生成部106は、図5に示す番組情報データベース200を番組情報デコード部105から取得する。
ステップS102において差分番組情報生成部106は、ステップS101で取得した番組情報データベース200に格納されている解像度レイヤ間で番組情報203の文字列を比較する。
ステップS102における解像度レイヤ間の番組情報の比較は、番組に含まれる全解像度レイヤの組み合わせに対して行う。図5の番組情報データベース200の場合、SDに対してはHDと4K2K、HDに対してはSDと4K2K、4K2Kに対してはSDとHDの組み合わせで解像度レイヤ間の番組情報の文字列を比較する。
ステップS103において差分番組情報生成部106は、ステップS102で解像度レイヤ間の番組情報の文字列が異なるか否かを判定する。解像度レイヤ間で番組情報の文字列が異なる場合はステップS104に進み、解像度レイヤ間で番組情報の文字列が同じ場合は差分番組情報生成処理を終了する。
ステップS104において差分番組情報生成部106は、番組に含まれる全ての解像度レイヤ間で番組情報の差分を取得する。図5の番組情報データベース200の例では、イベントIDが1の番組の場合、SDの解像度レイヤ(階層ID=0)の番組情報とHDの解像度レイヤ(階層ID=1)との差分番組情報として、「出演者A」が取得される。
ステップS105において差分番組情報生成部106は、図6に示すような形式で、解像度レイヤの識別情報に差分番組情報が付加された差分番組情報データベース300を作成する。
ステップS106において差分番組情報生成部106は、ステップS105で作成した差分番組情報データベース300を番組情報記憶部107に記憶する。
図4の番組情報画面制御部108における番組情報画面制御処理の流れについて、図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップS201において番組情報画面制御部108は、I/F部111から番組情報画面の起動要求があるか否かを判定する。番組情報画面の起動要求がある場合はステップS202に進み、番組情報画面の起動要求がない場合はステップS208に進む。
ステップS202において番組情報画面制御部108は、映像デコード部104から自解像度レイヤの識別情報として階層IDを取得する。
ステップS203において番組情報画面制御部108は、番組情報記憶部107から現在番組における自解像度レイヤの番組情報及び差分番組情報を取得する。図5の番組情報データベース200の例では、現在番組のイベントIDが1であり、かつ、自解像度レイヤの階層IDが0の場合、番組情報として「出演者B」「出演者C」「出演者D」が取得される。また、図6の差分番組情報データベース300の例では、現在番組のイベントIDが1であり、かつ、自解像度レイヤの階層IDが0の場合、差分番組情報として「出演者A」「出演者E」が取得される。
ステップS204において番組情報画面制御部108は、ステップS203において差分番組情報が取得されたか否かを判定する。差分番組情報が取得された場合はステップS205に進み、差分番組情報が取得されなかった場合はステップS206に進む。
ステップS205において番組情報画面制御部108は、ステップS203で取得された番組情報の文字列と差分番組情報の文字列とが異なる形態で表現された番組情報画面を生成する。図9(a)の番組情報画面401の例では、差分番組情報の文字列である「出演者A」「出演者E」が斜体で表現され、番組情報の文字列である「出演者B」「出演者C」「出演者D」が太字で表現されている。なお、番組情報の文字列と差分番組情報の文字列が識別可能な形態であれば、どのように表現してもよい。例えば、番組情報の文字列と差分番組情報の文字列の文字色を変えることでも、識別可能にすることができる。
ステップS206において番組情報画面制御部108は、ステップS203で取得された番組情報の文字列だけで番組情報画面を生成する。例えば、図9(b)の番組情報画面402に示すように、番組情報の文字列である「出演者A」「出演者B」「出演者C」「出演者D」「出演者E」が全て同じ形態で表現された番組情報画面を生成する。
ステップS207において番組情報画面制御部108は、ステップS205またはステップS206で生成された番組情報画面を表示合成部110に出力する。表示合成部110に出力された番組情報画面は、映像デコード部104で復号された映像データと合成し、モニタ3に出力する。
ステップS208からステップS213では、番組情報画面が表示されている場合の操作処理を行う。
ステップS208において番組情報画面制御部108は、I/F部111からカーソル移動要求があるか否かを判定する。なお、図11の番組情報画面401に示すフォーカス403は、差分番組情報に対するフォーカス位置を表示したものである。I/F部111からカーソル移動要求を受け付けることにより、フォーカス403の位置を変更する。ステップS208においてカーソル移動要求がある場合はステップS209に進み、カーソル移動要求がない場合はステップS210に進む。
ステップS209において番組情報画面制御部108は、I/F部111からのカーソル移動要求に従って図11に示すフォーカス403の位置を変更する。図11の番組情報画面401の例では、「出演者A」の下に位置する差分番組情報は、「出演者E」である。したがって、フォーカス403が「出演者A」にある状態でI/F部111から下方向へのカーソル移動が要求された場合、「出演者E」にフォーカス403が変更される。
ステップS210において番組情報画面制御部108は、I/F部111から番組情報画面上の差分番組情報が選択されたか否かを判定する。図11の番組情報画面401の例では、差分番組情報である「出演者A」もしくは「出演者E」の何れかにフォーカス403がある状態で、I/F部111から決定の要求がある場合に、差分番組情報が選択されたと判定する。ステップS210において差分番組情報が選択された場合はステップS211に進み、差分番組情報が選択されなかった場合はステップS212に進む。
ステップS211において番組情報画面制御部108は、階層切換制御部109に対して解像度レイヤの切り換えを要求する。
ステップS212において番組情報画面制御部108は、I/F部111から番組情報画面の終了要求があるか否かを判定する。番組情報画面の終了要求ある場合はステップS213に進み、番組情報画面の終了要求がない場合は番組情報画面制御処理を終了する。
ステップS213において番組情報画面制御部108は、番組情報画面の消去を表示合成部110に対して要求する。
図4の階層切換制御部109における階層切換制御処理の流れについて、図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301において階層切換制御部109は、番組情報画面制御部108から解像度レイヤ切換要求があるか否かを判定する。解像度レイヤ切換要求がある場合はステップS302に進み、解像度レイヤ切換要求がない場合は階層切換制御処理を終了する。
ステップS302において階層切換制御部109は、映像デコード部104から自解像度レイヤの階層IDを取得する。ステップS303において階層切換制御部109は、番組情報画面制御部108において選択された差分番組情報を番組情報画面制御部108から取得する。
ステップS304において階層切換制御部109は、ステップS303で取得された差分番組情報が含まれる解像度レイヤの階層IDを、番組情報記憶部107に記憶されている差分番組情報データベースから取得する。ステップS304では、現在番組であり、かつ、自解像度レイヤがステップS302で取得された階層IDで識別される解像度レイヤである範囲から、差分番組情報が含まれる解像度レイヤの階層IDを取得する。図6の差分番組情報データベース300の場合、現在番組のイベントIDが1、自解像度レイヤの階層IDが0、差分番組情報が「出演者A」である場合、階層IDとして1と2が取得される。
ステップS305において階層切換制御部109は、ステップS304で解像度レイヤの階層IDが複数取得されたか否かを判定する。複数取得された場合はステップS306に進み、1つだけ取得された場合はステップS310に進む。
ステップS306において階層切換制御部109は、図11に示すような解像度レイヤ選択画面404を生成する。ステップS307において階層切換制御部109は、ステップS306で生成された解像度レイヤ選択画面を表示合成部110に出力し、モニター3に表示する。
ステップS308において階層切換制御部109は、解像度レイヤ選択画面上の解像度レイヤが選択されたか否かを判定する。図12の解像度レイヤ選択画面404の例では、解像度レイヤである「4K2K」もしくは「HD」の何れかにフォーカス405がある状態で、I/F部111から決定の要求がある場合に、解像度レイヤが選択されたと判定する。ステップS308において解像度レイヤが選択されたと判定された場合はステップS309に進み、解像度レイヤが選択されなかったと判定された場合はステップS311に進む。
ステップS309において階層切換制御部109は、ステップS308において選択が要求された解像度レイヤへの切り換えを映像デコード部104に対して要求する。ステップS310において階層切換制御部109は、ステップS304で取得された階層IDで識別される解像度レイヤへの切り換えを映像デコード部104に対して要求する。
ステップS311において階層切換制御部109は、解像度レイヤ選択画面が表示されている場合に、I/F部111から解像度レイヤ選択画面の終了要求があるか否かを判定する。解像度レイヤ画面の終了要求がある場合はステップS312に進み、解像度レイヤ画面の終了要求がない場合はステップS313に進む。
ステップS312において階層切換制御部109は、解像度レイヤ選択画面の消去を表示合成部110に対して要求する。
ステップS313において階層切換制御部109は、I/F部111からカーソル移動要求があるか否かを判定する。I/F部111からカーソル移動要求を受け付けることにより、図11の解像度レイヤ選択画面404に示すフォーカス405の位置を変更する。ステップS313においてカーソル移動要求がある場合はステップS314に進み、カーソル移動要求がない場合はステップS308に戻る。
ステップS314において階層切換制御部109は、I/F部111からのカーソル移動要求に従って図11に示すフォーカス405の位置を変更する。図11の解像度レイヤ選択画面404において、フォーカス405が「HD」にある状態でI/F部111から上方向へのカーソル移動が要求された場合、「4K2K」にフォーカス405が変更される。ステップS314においてフォーカス位置が変更されたら、ステップS307に進み、フォーカス位置変更後の解像度レイヤ選択画面を表示合成部110に出力する。
本実施例では、番組単位で差分番組情報をユーザに提示するようにしたが、シーン単位で差分番組情報をユーザに提示することも可能である。この場合、番組情報の代わりにシーン単位で付加された番組情報を用いて、イベントIDの代わりにシーンを識別する情報を用いる。
また、本実施例では、ユーザの操作によって番組情報画面を表示するようにしたが、解像度レイヤ間の番組情報に差分がある場合に差分番組情報を含む番組情報画面を表示することも可能である。
また、本実施例では、H.264/SVCの解像度レイヤ毎に番組情報が付加される場合について説明したが、動画もしくは静止画に対して複数の画角が存在し、画角毎に異なるメタデータが付加されている全てケースに適用される。例えば、特許文献1のようにトリミングした画像毎にメタデータが付加されるケースについても、トリミング画像のメタデータをユーザが選択することで、選択したメタデータが含まれるトリミング画像を表示することが可能である。
以上説明したように、実施例1では、解像度レイヤ間で番組情報が異なる場合に、解像度レイヤ間の差分番組情報を容易に確認することができる。また、確認した差分番組情報を選択することで、選択された差分番組情報が含まれる解像度レイヤに容易に切り換えることができる。そのため、ユーザが視聴したい映像の見逃しを防ぐことが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施例1では、現在番組の差分番組情報をユーザに提示する場合について説明した。実施例2では、現在のシーンの差分番組情報に加えて、次のシーンの差分番組情報も合わせて提示する場合について説明する。なお、実施例2は、実施例1において説明した図4に示すコンテンツ受信装置100と同じ構成によって実現される。
図12の表は、図4のコンテンツ受信装置100の番組情報記憶部107で記憶される番組情報データベース500について示したものである。
シーン識別情報501には、シーンを識別するためのユニークな情報としてシーンIDが格納される。シーンとは、1つの番組を複数のセグメントに分けた1つの単位を示している。
開始時間502には、シーン識別情報501によって識別されるシーンの開始時間が格納されている。解像度レイヤ識別情報503には、図5の解像度レイヤ識別情報202と同じく解像度レイヤを識別するユニークな情報として階層IDが格納される。
番組情報503には、シーン識別情報501によって識別されるシーンの内容について記した番組情報であり、図5の番組情報203と同様の内容が格納される。
図13の表は、図4のコンテンツ受信装置100の番組情報記憶部107で記憶される差分番組情報データベース600について示したものである。
番組識別情報601には、図12のシーン識別情報501と同じくシーンIDを格納する。自解像度レイヤ識別情報602には、図6の自解像度レイヤ識別情報302と同じく、自解像度レイヤの識別情報として階層IDを格納する。
他解像度レイヤ識別情報603には、図6の他解像度レイヤ識別情報303と同じく、他解像度レイヤの識別情報として階層IDを格納する。差分番組情報304は、図6の差分番組情報304と同じく、自解像度レイヤ識別情報602で識別される解像度レイヤには存在しないが、解像度レイヤ識別情報503で識別される解像度レイヤには存在する番組情報を格納する。
図4の番組情報画面制御部108における番組情報画面制御処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS201からS202、ステップS204からステップS213は、図5と同じ処理を行うため説明を省略する。
ステップS214において番組情報画面制御部108は、番組情報記憶部107から現在シーンにおける自解像度レイヤの番組情報及び差分番組情報を取得する。図12の番組情報データベース500の例では、現在シーンのシーンIDが1であり、かつ、自解像度レイヤの階層IDが0の場合、番組情報として「出演者B」「出演者C」「出演者D」が取得される。また、図13の差分番組情報データベース600の例では、現在シーンのシーンIDが1であり、かつ、自解像度レイヤの階層IDが0の場合、差分番組情報として「出演者A」「出演者E」が取得される。
ステップS215において番組情報画面制御部108は、番組情報記憶部107の図12に示す番組情報データベース500から次シーンの開始時間502を取得する。図12の番組情報データベース500の例では、次シーンのシーンIDが2の場合、開始時間として「PM8:40」が取得される。
ステップS216において番組情報画面制御部108は、現在時刻とステップS215で取得した次シーンの開始時刻との時間差を算出する。なお、現在時刻はSIで伝送されるTOT(Time Offset Table)で記述されるJST_timeから算出することができる。TOTとは、現在時刻などの情報が記述されたテーブルである。また、次シーンの開始時刻は、EITで記述されるstart_timeと同様に、デマルチプレクサ102から取得されるセクションデータ内に記述される。
ステップS217において番組情報画面制御部108は、ステップS216で算出された時間差が所定の閾値以上であるか否かを判定する。ここでは、所定の閾値を3分程度の短い時間とする。時間差が所定の閾値以内である場合はステップS218に進み、時間差が所定の閾値より大きい場合はステップS219に進む。
ステップS218において番組情報画面制御部108は、番組情報記憶部107から次シーンにおける自解像度レイヤの番組情報及び差分番組情報を取得する。図12の番組情報データベース500の例では、次シーンのシーンIDが2であり、かつ、自解像度レイヤの階層IDが0の場合、番組情報として「出演者V」「出演者W」「出演者X」が取得される。また、図13の差分番組情報データベース600の例では、次シーンのシーンIDが2であり、かつ、自解像度レイヤの階層IDが0の場合、差分番組情報として「出演者Y」「出演者Z」が取得される。
ステップS219において番組情報画面制御部108は、ステップS214及びステップS218で取得された番組情報の文字列と差分番組情報の文字列とが異なる形態で表現された番組情報画面を生成する。ステップS219では、図15に示すように現在シーンと次シーンの番組情報と差分番組情報が異なる形態で表現された番組情報画面407が生成される。
以上説明したように、実施例2では、上述した実施例1によって得られる効果に加え、次シーンが開始されるまでの時間が短い場合に現在シーンの差分番組情報に加えて、次シーンの差分番組情報も合わせて表示される。そのため、次シーンの差分番組情報が含まれる解像度レイヤの映像へ事前に切り換えることができるため、見逃しを防ぐことができる。
実施例1及び実施例2では、H.264/SVCの解像度レイヤ毎に番組情報が付加されている場合について説明した。実施例3では、映像を解析することにより、解像度レイヤ毎の番組情報を生成・付加する場合について説明する。
図16を参照して、本発明の実施例3に適用されるコンテンツ受信装置700の構成について説明する。図4のコンテンツ受信装置100と図16のコンテンツ受信装置700との違いは、顔画像データベース112と画像解析部113が加わった点である。図16において、図4と同じ番号で示すブロックは、図4と同じ機能を有するため説明を省略する。
顔画像データベース112は、人物名が付加された顔画像サンプルを記憶する。画像解析部113は、映像デコード部104からフレーム単位で受信される全解像度レイヤの映像に対して顔認識処理により人物名を抽出し、抽出した人物名を番組情報デコード部105に出力する。
画像解析部113では、映像デコード部104から受信した映像に対して顔検出処理を行い、顔画像を抽出する。画像解析部113で抽出された顔画像と、顔画像データベースから取得される顔画像サンプルに対して、2つの顔画像の目や口などの特徴を比較する。比較した結果、2つの顔画像の特徴が近いと判定されれば、顔画像データベース112から顔画像サンプルに付加された人物名を取得する。画像解析部113は、映像デコード部104から取得される解像度レイヤの階層IDに、顔画像データベース112から取得された人物名を付加して、番組情報デコード部105に出力する。
番組情報デコード部105では、画像解析部113から取得される人物名が付加された階層IDと、番組情報デコード部105で抽出される現在番組のイベントIDを関連付けて、図5に示すような番組情報データベース200を生成する。
なお、画像解析部113において顔認識処理によって人物名を抽出する場合について説明したが、映像の特徴情報が抽出できる手段であれば顔認識処理に限定しない。
以上説明したように、実施例3では、映像を解析することで人物名等の映像の特徴情報を抽出することができる。そのため、H.264/SVCの解像度レイヤ毎に番組情報が付加されていない場合についても、ユーザは映像に映っている情報の違いを確認し、確認した情報が含まれる解像度レイヤの映像に切り換えることができる。
Claims (6)
- 複数の階層構造を有する符号化映像データを復号し、任意の階層の映像データを生成することが可能な復号手段と、
階層毎の映像データにそれぞれ関連付けられたコンテンツ情報を取得する取得手段と、
各階層間のコンテンツ情報を比較し、相違のあるコンテンツ情報を差分コンテンツ情報として抽出する抽出手段と、
前記復号手段で復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報を表示部に表示するコンテンツ情報表示画面を生成する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記復号手段で復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報と、他の階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報との間に相違があるか否かを前記差分コンテンツ情報を用いて判定し、相違がある場合には、復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報と、前記差分コンテンツ情報とを識別可能としたコンテンツ情報表示画面を生成することを特徴とするコンテンツ受信装置。 - 前記制御手段によって生成された前記コンテンツ情報表示画面に含まれる差分コンテンツ情報を選択することが可能な選択手段を有し、
前記制御手段は、前記選択手段によって前記差分コンテンツ情報が選択された場合、当該選択された差分コンテンツ情報を含む階層の映像データを復号するよう、前記復号手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ受信装置。 - 複数の階層構造を有する符号化映像を復号し、任意の階層の映像データを生成することが可能な復号手段と、
前記復号手段によって復号された各階層の映像データの画像を解析することで、各映像データに含まれる内容を示す特徴情報をコンテンツ情報として取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された各階層間のコンテンツ情報を比較し、相違のあるコンテンツ情報を差分コンテンツ情報として抽出する抽出手段と、
前記復号手段で復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報を表示部に表示するコンテンツ情報表示画面を生成する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記復号手段で復号している階層の映像データのコンテンツ情報と、他の階層の映像データのコンテンツ情報との間に相違があるか否かを前記差分コンテンツ情報を用いて判定し、相違がある場合には、復号している階層の映像データのコンテンツ情報と、前記差分コンテンツ情報とを識別可能としたコンテンツ情報表示画面を生成することを特徴とするコンテンツ受信装置。 - 複数の階層構造を有する符号化映像データを復号し、任意の階層の映像データを生成することが可能な復号ステップと、
階層毎の映像データにそれぞれ関連付けられたコンテンツ情報を取得する取得ステップと、
各階層間のコンテンツ情報を比較し、相違のあるコンテンツ情報を差分コンテンツ情報として抽出する抽出ステップと、
前記復号ステップで復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報を表示部に表示するコンテンツ情報表示画面を生成する制御ステップと、を有し、
前記制御ステップは、前記復号ステップで復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報と、他の階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報との間に相違があるか否かを前記差分コンテンツ情報を用いて判定し、相違がある場合には、復号している階層の映像データに関連付けられたコンテンツ情報と、前記差分コンテンツ情報とを識別可能としたコンテンツ情報表示画面を生成することを特徴とするコンテンツ受信装置の制御方法。 - 前記制御ステップによって生成された前記コンテンツ情報表示画面に含まれる差分コンテンツ情報を選択することが可能な選択ステップを有し、
前記制御ステップでは、前記選択ステップで前記差分コンテンツ情報が選択された場合、当該選択された差分コンテンツ情報を含む階層の映像データを復号するよう、前記復号手段を制御することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ受信装置の制御方法。 - 複数の階層構造を有する符号化映像を復号し、任意の階層の映像データを生成することが可能な復号ステップと、
前記復号ステップで復号された各階層の映像データの画像を解析することで、各映像データに含まれる内容を示す特徴情報をコンテンツ情報として取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された各階層間のコンテンツ情報を比較し、相違のあるコンテンツ情報を差分コンテンツ情報として抽出する抽出ステップと、
前記復号ステップで復号している階層の映像データのコンテンツ情報を表示部に表示するコンテンツ情報表示画面を生成する制御ステップと、を有し、
前記制御ステップでは、前記復号ステップで復号している階層の映像データのコンテンツ情報と、他の階層の映像データのコンテンツ情報との間に相違があるか否かを前記差分コンテンツ情報を用いて判定し、相違がある場合には、復号している階層の映像データのコンテンツ情報と、前記差分コンテンツ情報とを識別可能としたコンテンツ情報表示画面を生成することを特徴とするコンテンツ受信装置の制御方法。
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