JP2011109354A - 携帯端末 - Google Patents

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直之 山下
Yasushi Komine
保志 小峰
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    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0235Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】筐体の薄型化を実現することができるスライド機構を備えた携帯端末を提供する。
【解決手段】第一の筐体2と、第一の筐体2に対して積層された第二の筐体3と、第二の筐体3の第一の筐体2との対向面に固定され、一対のレール部17、18と、基部16と、切欠部19とを有するレールプレート12と、第一の筐体2の第二の筐体3との対向面に固定され、レール部17、18上をスライドするスライドプレート13と、第二の筐体3とスライドプレート13との間に配置され、スライドプレート13が第一の方向にスライドする際、所定位置までは第一の方向とは逆向きである第二の方向にスライドプレート13を付勢し、所定位置を越えると第一の方向にスライドプレート13を付勢する弾性部材14とを備え、弾性部材14は、一端がスライドプレート13に連結され、他端が切欠部19を介して第二の筐体3に連結された。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スライド機構を備えた携帯端末に関する。
今日、操作キーが配置された下筐体に対して、ディスプレイが配置された上筐体をスライド可能に構成した携帯端末が提供されている。この種の携帯端末には、筐体のスライド動作を可能とするためにスライド機構が用いられる(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1のスライド機構は、ベース側プレート、このベース側プレート上をスライドするスライド側プレート、スライド側プレートに復元力を印加するワイヤなどの複数の部材により実現される。
特開2009−153221号公報
スライド機構を用いた携帯端末は、操作キーを露出させる開状態、またはディスプレイのみを露出させる閉状態を簡易なスライド動作により実現することができる。しかし、スライド機構には上述したとおり複数の部材で構成されるため、折りたたみ式やストレート式の筐体を有する携帯端末に比べて筐体の厚みが大きくなる傾向にあった。
また、開状態においてユーザの目に触れる上筐体のスライド面や下筐体の操作キーは、スライド機構と対向配置される。これらのスライド面や操作キーにはスライド機構のスライド動作による傷付きを防ぐため、スライド機構および上下筐体間に一定のクリアランスを設ける必要があった。これは、スライド式の携帯端末の薄型化の障害となっていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、筐体の薄型化を実現することができるスライド機構を備えた携帯端末を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末は、上述した課題を解決するために、第一の筐体と、前記第一の筐体に対して積層された第二の筐体と、前記第二の筐体の前記第一の筐体との対向面に固定され、一対のレール部と、前記レールをつなぐ基部と、前記基部に設けられた切欠部とを有するレールプレートと、前記第一の筐体の前記第二の筐体との対向面に固定され、前記レール部上をスライドするスライドプレートと、前記第二の筐体と前記スライドプレートとの間に配置され、前記スライドプレートが第一の方向にスライドする際、所定位置までは前記第一の方向とは逆向きである第二の方向に前記スライドプレートを付勢し、前記所定位置を越えると前記第一の方向に前記スライドプレートを付勢する弾性部材とを備え、前記弾性部材は、一端が前記スライドプレートに連結され、他端が前記切欠部を介して前記第二の筐体に連結されたことを特徴とする。
また、本発明に係る携帯端末は、第一の筐体と、前記第一の筐体に対して積層された第二の筐体と、前記第二の筐体の前記第一の筐体との対向面に固定され、一対のレール部と、前記レールをつなぐ基部と、前記基部に設けられた切欠部とを有するレールプレートと、前記第一の筐体の前記第二の筐体との対向面に固定され、前記レール部上をスライドするスライドプレートと、前記第二の筐体と前記スライドプレートとの間に配置され、前記スライドプレートが第一の方向にスライドする際、所定位置までは前記第一の方向とは逆向きである第二の方向に前記スライドプレートを付勢し、前記所定位置を越えると前記第一の方向に前記スライドプレートを付勢する弾性部材とを備え、前記弾性部材は、一端が前記スライドプレートに連結され、他端が前記レールプレートに連結されたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、筐体の薄型化を実現することができる。
本発明に係る携帯端末の一例であるスライド式の携帯端末の外観構成を示す斜視図。 スライド式の携帯端末を開いた状態(開状態)としたときの正面から見た外観構成を示す斜視図。 スライド式の携帯端末を開いた状態(開状態)としたときの背面から見た外観の構成を示す斜視図。 第1実施形態における携帯端末の分解斜視図。 第1実施形態における携帯端末が閉状態である場合のスライド機構の斜視図。 第1実施形態における携帯端末が開状態である場合のスライド機構の斜視図。 図3の携帯端末のVII−VII間の断面図。 図7の矢印Aで示す領域を拡大した図。 図5の比較例としてのスライド機構を示す斜視図。 図6の比較例としてのスライド機構を示す斜視図。 図8の比較例としての断面拡大図。 第2実施形態における携帯端末の分解斜視図。 第2実施形態における携帯端末が閉状態である場合のスライド機構の斜視図。 第2実施形態における携帯端末が開状態である場合のスライド機構の斜視図。 図3の携帯端末のXV−XV間の断面図。 図15の矢印Bで示す領域を拡大した図。 第2実施形態における携帯端末の変形例を示す拡大断面図。
[第1実施形態]
本発明に係る携帯端末の第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明に係る携帯端末の一例であるスライド式の携帯端末1の外観構成を示す斜視図である。図1は、スライド式の携帯端末1を閉じた状態(閉状態)としたときの外観構成を示す斜視図である。図2は、スライド式の携帯端末1を開いた状態(開状態)としたときの正面から見た外観構成を示す斜視図である。図3は、スライド式の携帯端末1を開いた状態(開状態)としたときの背面から見た外観構成を示す斜視図である。
携帯端末1は、第一の筐体としての下筐体2と、下筐体2に対して積層された第二の筐体としての上筐体3とを有する。
上筐体3は、その正面の大部分を占めるディスプレイ4が設けられる。なお、このディスプレイ4が設けられた面を携帯端末1の正面といい、これとは逆の面を携帯端末1の背面という。ディスプレイ4は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(ElectroLuminescence Display)、無機ELディスプレイ(inorganic electroLuminescence Display)により構成されるディスプレイである。
下筐体2は、携帯端末1が開状態であるときに露出して使用可能となる操作キー5が配置される。
上筐体3と下筐体2とはスライド機構6(図3参照)により矢印X1、X2方向(図1および図2参照)にスライドされるようになっている。具体的には、携帯端末1は図1の閉状態である場合に矢印X1方向に上筐体3がスライドされると、図2の開状態に遷移する。また、携帯端末1は、図2の開状態である場合に矢印X2方向に上筐体がスライドされると、図1の閉状態に移行する。
図4は、本実施形態における携帯端末1の分解斜視図である。図5は、携帯端末1が閉状態である場合のスライド機構6の斜視図である。図6は、携帯端末1が開状態である場合のスライド機構6の斜視図である。図7は、図3の携帯端末1のVII−VII間の断面図である。図8は、図7の矢印Aで示す領域を拡大した図である。
図4に示すように、スライド機構6は、主にベースプレート11、レールプレート12、スライドプレート13および弾性部材14とを有する。
ベースプレート11は、上筐体3のディスプレイ4が設けられた面と逆の面に配置される。ベースプレート11の一部は、携帯端末1が開状態である場合に、携帯端末1の背面に上筐体3の外装として露出する。ベースプレート11は、取付ピン31により弾性部材14を連結するための取付孔15を有する。図8に示すように、取付孔15は、ベースプレート11の他の領域に対して若干の段差が形成される。連結された弾性部材14が取付孔15以外のベースプレート11表面に接触し傷付きが発生することを防止するためである。
なお、ベースプレート11は、上筐体3と一体に形成し、スライド機構6としての部材ではなく上筐体3の一部をベースプレート11として機能させてもよい。以後の説明においては、上筐体3の一部をベースプレート11として利用した場合も含むものとする。
図4に示すように、レールプレート12は、レールプレート12の短辺側の両側部に設けられたレール部17、18と、レール部17、18をつなぐ基部16と、基部16に設けられた切欠部19とを有する。レールプレート12は、ベースプレート11の下筐体2との対向面に例えば溶接により固定される。
レール部17、18は、基部16に対する起立部20、21により若干の段差が形成された部分である。図4においては、レール部17、18は、基部16よりも一段下がる方向に伸びた起立部20、21によって段差が形成された部分である。レール部17、18は、各筐体2、3のスライド方向に伸びた一対のレールとして形成される。切欠部19は、基部16の内側にほぼ矩形状に切り欠かれた領域である。
スライドプレート13は、平板部22とこの平板部22の短辺側の両側部に設けられた折曲部23、24とを有する。平板部22は、取付ピン32により弾性部材14を連結するための取付孔25を有する。折曲部23、24は、正面視で略コ字状に形成される。折曲部23、24は、ベースプレート11のレール部17、18の形状と対応しており、それぞれスライド可能な状態で接するようになっている。
なお、ベースプレート11、レールプレート12およびスライドプレート13は、例えば金属板材をプレス加工することにより成形される。またスライドプレート13の折曲部23、24は、例えば強度、弾性率、耐衝撃性、摺動特性などに優れた樹脂材により形成される。
弾性部材14は、復元力によりスライドプレート13を付勢するため、スライドプレート13およびベースプレート11に連結される。弾性部材14は、支持部材33、34によりその両端が固定された複数本のコイルバネ35と、このコイルバネ35内に挿入された複数本のワイヤ36とで構成される。スライドプレート13のスライド動作によりコイルバネ35が伸縮し、支持部材33、34間の距離が伸縮すると、ワイヤ36は支持部材33、34から突出するようになっている。
支持部材33は、取付ピン31を用いて弾性部材14の一端をベースプレート11に連結するためのピン挿入孔37を備える。また、支持部材34は、取付ピン32を用いて弾性部材14の一端をスライドプレート13に連結するためのピン挿入孔38を備える。弾性部材14の支持部材33、34は、取付ピン31、32を軸に回動可能に連結される。
弾性部材14は、一端がスライドプレート13に連結され、他端がレールプレート12の切欠部19を介してベースプレート11に連結される。例えば図5に示す携帯端末1の閉状態時には、弾性部材14は、レールプレート12の切欠部19に収容されるようになっている。
弾性部材14は、スライドプレート13が図5に示すように閉状態を維持している場合、閉状態を維持する方向に付勢する。すなわち、弾性部材14は、スライドプレート13に対して復元力の矢印X1方向とは逆方向である矢印X2方向(図6)の成分によりスライドプレート13を付勢する。また、スライドプレート13が第一の方向としてのX1方向にスライドを開始した際、所定位置まではX2方向にスライドプレート13を付勢し、所定位置を越えるとX1方向にスライドプレート13を付勢する。この所定位置は、弾性部材14の取付ピン31、32を軸とする回動により弾性部材14の復元力の方向が徐々に変化し、この復元力のうちスライドプレート13に与える矢印X2方向の成分が0となった(矢印X1、X2方向と垂直方向の復元力のみとなった)後、矢印X1方向の成分が発生する位置に相当する。
また、弾性部材14は、スライドプレート13が図6に示す開状態を維持している場合、閉状態時と同様に、開状態時を維持する方向(X1方向)にスライドプレート13を付勢する。
ここで、図9は、図5の比較例としてのスライド機構6aを示す斜視図である。図10は、図6の比較例としてのスライド機構6aを示す斜視図である。図11は、図8の比較例としての断面拡大図である。
図9に示す比較例としてのスライド機構6aが本実施形態における携帯端末1のスライド機構6と異なる点は、主にレールプレート12に切欠部19が形成されておらず、弾性部材14aがベースプレート11aとスライドプレート13とに連結された点である。なお、図9〜11の比較例としてのスライド機構6aは、他の部材の構成については本実施形態における携帯端末1のスライド機構6が有する部材とほぼ同一である。このため、本実施形態における携帯端末1と対応する部材には共通の数字に「a」を付した符号を付与して重複した説明を省略する。
図9に示すように、比較例としてのスライド機構6aは、レールプレート12aの基部16aに弾性部材14aの一端が連結された。この基部16aは、図10に示す携帯端末1a(スライド機構6a)が開状態である場合には、上筐体3の外装として露出することになる。このため、スライド動作時には弾性部材14aと基部16aとが接触することにより傷が付き筐体の美観を損なわないように、図11に示すように一定のクリアランスdを設ける必要がある。また、下筐体2aの操作キー(図示せず)や操作キーが設けられた下筐体2a表面と弾性部材14aとが接触することにより傷が付き美観をそこなわないように一定のクリアランスを設ける必要もある。このため、図11に示すように、スライド機構6aには必然的に厚みが生じてしまい、携帯端末1aの薄型化を阻害していた。
これに対し、本実施形態における携帯端末1は、レールプレート12に切欠部19を形成したことで、弾性部材14とベースプレート11とを連結した。この切欠部19を形成したことで、弾性部材14の支持部材33をベースプレート11側に落とし込むことができる。すなわち、弾性部材14と基部16との接触を考慮する必要がない。これに伴い、図8に示すように弾性部材14における上筐体3方向を向く面と基部16における下筐体2方向を向く面とは、スライド機構6の積層方向の厚さレベルをほぼ同じレベルにすることができる。ゆえに、上述した比較例の構成におけるレールプレート12の板厚分の厚みを削減することができる。
また、弾性部材14と操作キー5および操作キー5が設けられた下筐体2表面とが接触しないよう、比較例としての携帯端末1aには一定長さの起立部20aを設ける必要がある(図8参照)。これに対し、本実施形態における携帯端末1は、レールプレート12に切欠部19を形成し、弾性部材14をベースプレート11側に連結した。このため、弾性部材14と下筐体2などとのクリアランスを設けるための起立部20の長さも不要となり、レールプレート12の高さを削減することができる。
本実施形態における携帯端末1は、以上の構成を備えたことでスライド機構6の厚みを好適に削減することができる。この結果、このスライド機構6を備えた携帯端末1の薄型化を実現することができる。
なお、本実施形態における携帯端末1は、各筐体2、3の短辺方向にスライドする例を説明したが、長手方向にスライドする場合にも適用することができる。また、レールプレート12は、基部16の内側に矩形状の切欠部19を形成した例を説明したが、弾性部材14の動作に影響しない範囲であれば切欠部19の領域を小さく(基部16の領域を大きく)してもよい。特に、図3に示す下筐体2と上筐体3とが開状態となった場合に露出するベースプレート11の一部であって、切欠部19が設けられたことにより露出する領域40の範囲内において、少なくとも弾性部材14の可動範囲が切欠部19内となっていればよい。領域40は携帯端末1が開状態となった場合にユーザの目に触れる部分であり、特にスライド動作による傷付きを防止したい部分であるからである。
[第2実施形態]
本発明に係る携帯端末の第2実施形態を添付図面に基づいて説明する。本実施形態における携帯端末の外観構成は、第1実施形態の図1〜3で説明した外観構成とほぼ共通するため、図面を用いた説明を省略する。また、第1実施形態と対応する構成および部分については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態における携帯端末は、第1実施形態における携帯端末1に比べてスライド機構の組み立て時の容易性を備えたものである。
図4に示す第1実施形態におけるスライド機構6は、例えば組み立て時においてスライドプレート13をレールプレート12に嵌め合わせ、弾性部材14をスライドプレート13およびベースプレート11に連結させた後、レールプレート12とベースプレート11とを溶接により固定する工程を要する。これによれば、弾性部材14をベースプレート11とスライドプレート13とに連結させる際には、スライドプレート13、レールプレート12、ベースプレート11の三部品間の配置構成を考慮する必要があり、生産性に劣る可能性がある。
本実施形態における携帯端末のスライド機構は、このような煩雑な組立工程を改善しつつ、スライド機構および携帯端末の薄型化を実現することができる。
図12は、本実施形態における携帯端末51の分解斜視図である。図13は、携帯端末51が閉状態である場合のスライド機構56の斜視図である。図14は、携帯端末51が開状態である場合のスライド機構56の斜視図である。図15は、図3の携帯端末1のXV−XV間の断面図である。図16は、図15の矢印Bで示す領域を拡大した図である。
本実施形態における携帯端末51が第1実施形態における携帯端末1と異なる主な点は、弾性部材14の一端がレールプレート62に連結された点である。
ベースプレート61は、レールプレート62に取り付けられた取付ピン31のピン端部76を収容する領域として孔77を備える(図16参照)。
レールプレート62は、レール部17、18と、基部16と、切欠部19とに加えて、弾性部材14の一端(他端)との連結部分であり、基部16から切欠部19領域内に伸びた連結部79、弾性部材14を連結するための取付孔78とを有する。
連結部79は、平面視略三角形状で形成され、基部16からレールプレート62の内側方向、すなわち切欠部19領域内に向かって伸びて形成される。なお、レールプレート62の内側方向とは、レールプレート62の外周に対する中心部に向かう方向をいう。取付孔78は、この連結部79上に設けられる。
弾性部材14は、復元力によりスライドプレート13を付勢するため、一端がスライドプレート13に連結され、他端がレールプレート62の連結部79に連結される。支持部材33は、取付ピン31を用いて弾性部材14の一端をレールプレート62に連結するためのピン挿入孔37を備える。また、支持部材34は、取付ピン32を用いて弾性部材14の一端をスライドプレート13に連結するためのピン挿入孔38を備える。弾性部材14の支持部材33、34は、取付ピンを軸に回動可能に連結される。
弾性部材14は、レールプレート62とスライドプレート13との間で形成された空間に配置される。また、弾性部材14は、切欠部19上に相当する範囲が可動範囲に含まれるように配置される。
これに伴い、弾性部材14における上筐体3方向を向く面と基部16における下筐体2方向を向く面とは、ベースプレート61、レールプレート62およびスライドプレート13が順次積層された積層方向の厚さレベルをほぼ同じくすることができる。
この携帯端末51によれば、第1実施形態において説明した効果に加え、組み立て時の容易性をも確保することができる。すなわち、組み立て時においては、例えば、スライドプレート13をレールプレート62に嵌め合わせ、この二部品間で弾性部材14の連結作業を行った後、このユニットをベースプレート61に溶接する工程により組み立てることができる。
なお、本実施形態においてはレールプレート62の連結部79を基部16に対して平坦に構成した。しかし、弾性部材14の形状に応じては、弾性部材14とベースプレート61とのクリアランスを確保するために基部16に対して若干の段差を設けてもよい。
図17は、第2実施形態における携帯端末91の変形例を示す拡大断面図である。
図17に示すレールプレート93の連結部94には、基部16に対して一段低くなるように、すなわちスライドプレート13側に近接する方向に若干の段差が形成された。このように連結部94の形状を調整することにより、ベースプレート61、レールプレート93、スライドプレート13の設計上の都合や弾性部材14の構造に対応することができるため、スライド機構92の設計の自由度も維持することができる。
1、51、91 携帯端末
2 下筐体
3 上筐体
4 ディスプレイ
5 操作キー
6、56 スライド機構
11、61、92 ベースプレート
12、62、93 レールプレート
13 スライドプレート
14 弾性部材
15、25、78 取付孔
16 基部
17、18 レール部
19 切欠部
20、21 起立部
22 平板部
23、24 折曲部
31、32 取付ピン
33、34 支持部材
35 コイルバネ
36 ワイヤ
37、38 ピン挿入孔
76 ピン端部
77 孔
79、94 連結部

Claims (6)

  1. 第一の筐体と、
    前記第一の筐体に対して積層された第二の筐体と、
    前記第二の筐体の前記第一の筐体との対向面に固定され、一対のレール部と、前記レールをつなぐ基部と、前記基部に設けられた切欠部とを有するレールプレートと、
    前記第一の筐体の前記第二の筐体との対向面に固定され、前記レール部上をスライドするスライドプレートと、
    前記第二の筐体と前記スライドプレートとの間に配置され、前記スライドプレートが第一の方向にスライドする際、所定位置までは前記第一の方向とは逆向きである第二の方向に前記スライドプレートを付勢し、前記所定位置を越えると前記第一の方向に前記スライドプレートを付勢する弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、一端が前記スライドプレートに連結され、他端が前記切欠部を介して前記第二の筐体に連結されたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記弾性部材は前記切欠部内を可動範囲に含む請求項1記載の携帯端末。
  3. 第一の筐体と、
    前記第一の筐体に対して積層された第二の筐体と、
    前記第二の筐体の前記第一の筐体との対向面に固定され、一対のレール部と、前記レールをつなぐ基部と、前記基部に設けられた切欠部とを有するレールプレートと、
    前記第一の筐体の前記第二の筐体との対向面に固定され、前記レール部上をスライドするスライドプレートと、
    前記第二の筐体と前記スライドプレートとの間に配置され、前記スライドプレートが第一の方向にスライドする際、所定位置までは前記第一の方向とは逆向きである第二の方向に前記スライドプレートを付勢し、前記所定位置を越えると前記第一の方向に前記スライドプレートを付勢する弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、一端が前記スライドプレートに連結され、他端が前記レールプレートに連結されたことを特徴とする携帯端末。
  4. 前記弾性部材は前記切欠部上を可動範囲に含む請求項3記載の携帯端末。
  5. 前記レールプレートは、前記弾性部材の他端との連結部分であり、前記基部から前記切欠部領域内に伸びた連結部をさらに有する請求項3記載の携帯端末。
  6. 前記レールプレートと前記弾性部材の他端とを連結し、一端が前記レールプレートから前記第二の筐体側に突出した取付ピンと、
    前記レールプレートの固定面となる、前記第二の筐体の前記第一の筐体との対向面を構成し、前記取付ピンの前記端部を収容する孔部を有するベースプレートとをさらに備えた請求項3記載の携帯端末。
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