JP2011107880A - 情報整合性判別装置、その方法及びプログラム - Google Patents

情報整合性判別装置、その方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報を要約して出力させることの可能な装置、その方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】入力された検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報の整合性を判別する装置であって、前記検索クエリが入力されると、該検索クエリによって検索された検索結果を前記各情報検索サービス毎に取得する検索結果取得部10と、各情報検索サービスの検索結果を検索結果取得部10から取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を求めるとともに、該重複度に基づき各検索結果の情報間の整合性を判別する情報整合性判別部20とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の情報検索サービスの検索結果を要約して出力するシステム等において重要な役割を果たす、各情報検索サービスの検索結果に含まれる情報の整合性を判別する技術に関する。
従来、流行している話題や時事情報等を知るためには、Web検索、画像検索またはブログ検索等の情報検索サービスが用いられてきた。この情報検索サービスは、新たな検索技術やデータベースが開発・構築されることにより、近年増加する傾向にある。一方、情報検索サービスの利用者は、所望の情報を得るための情報検索サービスを適宜選択して利用することができるが、多種多様な情報検索サービスのうちどの情報検索サービスを利用するのが最適であるか判別することが困難であった。
そこで、入力された検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果をまとめて出力するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の情報検索装置は、各情報検索サービスの検索結果(URL)の和集合又は共通集合を取得して出力するように構成されている。これにより、情報検索装置は、各情報検索サービスの検索結果間において同一のURLが存在する場合に、当該URLが重複して出力されることのないように制御可能となっている。
特開2002−24265号公報
しかしながら、従来の情報検索装置では、各情報検索サービスの検索結果間においてURLが重複しているか否かを判別することができる一方で、当該URLにて表示される情報の整合性を判別することができず、各情報検索サービスの検索結果間で同一の情報が重複して出力されるおそれがある。具体的に説明すると、例えば「鳩山由紀夫」という検索クエリに対して、図1に示すように、「Web文書検索」、「wikipedia(登録商標)基本情報検索」及び「公式ページプロフィール検索」という情報検索サービスの検索結果が得られた場合には、「wikipedia(登録商標)基本情報検索」及び「公式ページプロフィール検索」によって検索された「生年月日」及び「出身地」という情報が重複して出力されることから、検索結果に含まれる情報を要約して出力することが困難であった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報を要約して出力させることの可能な装置、その方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の情報整合性判別装置は、前記目的を達成するために、入力された検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報の整合性を判別する装置であって、前記検索クエリが入力されると、該検索クエリによって検索された検索結果を前記各情報検索サービス毎に取得する検索結果取得部と、各情報検索サービスの検索結果を検索結果取得部から取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を求めるとともに、該重複度に基づき各検索結果の情報間の整合性を判別する情報整合性判別部とを備えている。
また、本発明の情報整合性判別方法は、前記目的を達成するために、入力された検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報の整合性を、コンピュータを用いて判別する方法であって、前記コンピュータは、前記検索クエリが入力されると、該検索クエリによって検索された検索結果を前記各情報検索サービス毎に取得し、各情報検索サービスの検索結果を取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を求めるとともに、該重複度に基づき各検索結果の情報間の整合性を判別している。
さらに、本発明のプログラムは、コンピュータを、上記関係表現判別装置の各手段として機能させるためのものである。
さらにまた、本発明のプログラムは、コンピュータに、上記関係表現判別方法の各処理を実行させるためのものである。
これにより、検索クエリが入力されると、該検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報間の整合性が、各検索結果の情報間の重複度に基づき判別されることから、各情報検索サービスの検索結果を全て出力させるか否かを、検索結果に含まれる情報間の整合性に基づいて判別することが可能となる。
本発明の情報整合性判別装置、その方法及びプログラムによれば、各情報検索サービスの検索結果を全て出力させるか否かを、検索結果に含まれる情報間の整合性に基づいて判別することができるので、例えば「生年月日」や「出身地」等の情報が複数の情報検索サービスによって検索された場合に、何れか一つの情報検索サービスによって検索された「生年月日」及び「出身地」等の情報のみを出力させることができる。従って、検索結果に含まれる情報の重複及び一貫性を制御することができ、当該情報を要約して出力させることができる。
従来の情報整合性判別装置の検索結果を示す図 本発明の第1の実施形態における情報整合性判別装置の構成図 情報整合性判別処理のフロー図 検索結果取得部による処理結果の概要を示す図 情報整合性判別部による処理結果の概要を示す図 検索結果出力部による処理結果の概要を示す図 本発明の第3の実施形態における情報整合性判別部による処理の概要を示す図
図2乃至図6は本発明の第1の実施形態を示すもので、図2は本発明の情報整合性判別装置の構成図、図3は情報整合性判別処理のフロー図、図4は検索結果取得部による処理結果の概要を示す図、図5は情報整合性判別部による処理結果の概要を示す図、図6は検索結果出力部による処理結果の概要を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の情報整合性判別装置及びその方法の概要を説明する。
本発明の情報整合性判別装置1は、周知のCPUを主体として構成されたコンピュータ装置からなり、モニタ等の表示手段、キーボード等の入力手段、ハードディスクやメモリ等の記憶手段及びネットワークに接続可能な通信装置等(何れも図示省略)を備えている。また、図2に示すように、本発明の情報整合性判別装置1には、検索結果取得部10と、情報整合性判別部20と、検索結果出力部30とが設けられている。
検索結果取得部10は、入力手段を用いて検索クエリが入力されると、該検索クエリによって検索された検索結果を複数の情報検索サービス毎に取得するモジュールである。検索結果取得部10は、図2に示すように、インターネット等のネットワークを介して複数の情報検索サービス用サーバ100,200,300にアクセス可能に構成されており、検索クエリが入力されると(図3のステップS1)、該検索クエリに対する検索結果を各情報検索サービス用サーバ100,200,300に要求する。また、本実施形態では、情報検索サービス1、2、3をそれぞれ「Web文書検索」、「wikipedia(登録商標)基本情報検索」、「公式ページプロフィール検索」というサービスとして用いている。
各情報検索サービス用サーバ100,200,300は、それぞれ専門検索部101,201,301と、検索サービス用データベース(DB)102,202,302とから構成され、専門検索部101,201,301は、検索クエリ(例えば「鳩山由紀夫」)を検索結果取得部10から取得すると、接続された検索サービス用DB102,202,302に対して検索クエリをキーとした検索処理を行う。図4を参照して具体的に説明すると、情報検索サービス1用サーバ100の専門検索部101は、取得した検索クエリ(「鳩山由紀夫」)を含むWeb文書を検索サービス用DB102から検索し、図4(a)に示すように、検索された文書のタイトル、URL、スニペット等を検索結果として抽出する。また、情報検索サービス2用サーバ200の専門検索部201は、検索クエリ(「鳩山由紀夫」)を取得すると、図4(b)に示すように、検索クエリに対応する属性(例えば生年月日、出身地)及び属性値等を、検索結果として検索サービス用DB202から抽出する。さらに、情報検索サービス3用サーバ300の専門検索部301は、検索クエリ(「鳩山由紀夫」)を取得すると、図4(c)に示すように、検索クエリに対応する属性(例えば生年月日、出身地)及び属性値等を、検索結果として検索サービス用DB302から抽出する。なお、本実施形態では、検索結果をXML形式で抽出しているが、他の形式を用いてもよい。
そして、専門検索部101,201,301は、それぞれの検索結果を検索結果取得部10に送信する。一方、検索結果取得部10は、検索結果を各情報検索サービス用サーバ100,200,300から取得すると(図3のステップS2)、各情報検索サービスの検索結果を情報整合性判別部20に送信する。
次に、情報整合性判別部20の概要を説明する。情報整合性判別部20は、各情報検索サービスの検索結果を検索結果取得部10から取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を求めるとともに、該重複度に基づき各検索結果の情報間の整合性を判別するモジュールである。
情報整合性判別部20は、各情報検索サービスの検索結果を検索結果取得部10から取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との各情報に共通に含まれる単語の数に基づき重複度を計算する(図3のステップS3)。なお、本実施形態では、重複度を、各検索結果の<result>タグから</result>タグまでの間に含まれる情報毎に計算している。具体的には、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報X1 と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報X2 との重複度をもとめる場合に、情報X1 及び情報X2 に共通して含まれる単語の数をCOM(X1 ,X2 )、情報X1 及び情報X2 それぞれの単語数の最小値をMIN(X1 ,X2 )とすると、重複度は以下の式(1)でもとめられる。
Figure 2011107880
また、情報X1 及び情報X2 それぞれの単語数の最大値をMAX(X1 ,X2 )とすると、重複度は以下の式(2)でもとめられる。
Figure 2011107880
さらに、X1 を情報X1 の単語数、X2 を情報X2 の単語数として用いた場合には、重複度は以下の式(3)でもとめられる。
Figure 2011107880
情報整合性判別部20は、上記(1)〜(3)のうち何れか1つの式を用いて重複度を計算した後に、各情報の整合性を判別する(図3のステップS4)。具体的には、情報整合性判別部20は、もとめられた重複度と、ハードディスクやメモリ等の記憶手段(図示省略)に事前に記憶された第1の閾値との比較を行うことにより、各検索結果の情報間の整合性を判別する。なお、本実施形態では、重複度が第1の閾値以上である場合に、各情報間に整合性があると判別している。
ここで、具体例として、第1の閾値に“1”が設定されるとともに、重複度の計算式に上記式(3)が用いられる場合について説明する。この場合、図4(b)に示したwikipedia(登録商標)基本情報検索に含まれる「生年月日」という情報の単語は「生年月日」及び「S22/02/11」の2つである。また、図4(c)に示した公式ページプロフィール検索に含まれる「生年月日」という情報の単語は「生年月日」及び「S22/02/11」の2つである。従って、各情報に含まれる単語及び単語数が同じであることから、X1 =X2=COM(X1 ,X2 )=2となり、各情報間の重複度は1となる。そして、重複度が第1の閾値以上であることから、wikipedia(登録商標)基本情報検索に含まれる「生年月日」という情報と、公式ページプロフィール検索に含まれる「生年月日」という情報との間に整合性があると判別される。
そして、情報整合性判別部20は、各情報間に整合性があると判別した場合、後述の検索結果出力部30に出力させる情報として、各情報のうち何れか一方の情報を選択する。なお、本実施形態では、wikipedia(登録商標)基本情報検索に含まれる生年月日の情報が選択される。
このように、取得した全ての検索結果に含まれる情報毎にステップS3及びステップS4の処理を行うことにより、図5(a)に示した各情報検索サービスの検索結果のうち図5(b)に示す検索結果が選択される。この場合、公式ページプロフィール検索に含まれる生年月日及び出身地の情報は、wikipedia(登録商標)基本情報検索に含まれる生年月日及び出身地の情報と整合性があることから、選択されていない。
次に、検索結果出力部30の概要を説明する。検索結果出力部30は、情報整合性判別部20によって選択された各検索結果の情報を出力するモジュールである。
検索結果出力部30は、選択された検索結果を情報整合性判別部20から取得すると、該検索結果を、事前に設定された出力形式でモニタ等の表示手段(図示省略)に出力する(図3のステップS5)。図5の検索結果を用いて具体的に説明すると、検索結果出力部30は、情報検索サービスの表示順序が「1番目:Web文書検索、2番目:wikipedia(登録商標)基本情報検索」というように設定されている場合に、図6に示すように、Web文書検索サービスの検索結果を事前設定された出力形式で出力するとともに、wikipedia(登録商標)基本情報検索サービスの検索結果を事前設定された出力形式で出力する。また、本実施形態では、図6に示すように、各情報検索サービスの検索結果を縦に並べて表示しているが、横に並べて表示したり、グリッド表示するようにしてもよい。
このようにして、検索クエリが入力されると、該検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報間の整合性が、各検索結果の情報間の重複度に基づき判別されることから、各情報検索サービスの検索結果を全て出力させるか否かを、検索結果に含まれる情報間の整合性に基づいて判別することが可能となる。
なお、上記フローでは、各情報間に整合性があると判別された場合、各情報のうち何れか一方の情報が、検索結果出力部30に出力される情報として選択されていたが、互いに整合性があると判別された情報の組のみが選択されるように構成してもよい。この場合、各情報検索サービスの検索結果において一貫性のある情報を、検索結果として出力することが可能となる。一方、整合性がないと判別された情報の組のみが選択されるように構成した場合には、偏りのない広範囲な情報を、検索結果として出力することが可能となる。
前述したように上記実施形態では、各情報検索サービスの検索結果を全て出力させるか否かを、検索結果に含まれる情報間の整合性に基づいて判別することができるので、例えば「生年月日」や「出身地」等の情報が複数の情報検索サービスによって検索された場合に、何れか一つの情報検索サービスによって検索された「生年月日」及び「出身地」等の情報のみを出力させることができる。従って、検索結果に含まれる情報の重複及び一貫性を制御することができ、当該情報を要約して出力させることができる。
また、情報整合性判別部20によって選択された各検索結果の情報を出力する検索結果出力部30を備え、情報整合性判別部20は、検索結果取得部10から取得した各情報検索サービスの検索結果のうち検索結果出力部30に出力させる情報を、各検索結果の情報間の整合性に基づき選択するので、整合性に基づき選択された情報を出力することができ、検索結果に含まれる情報を要約して出力することができる。
さらに、情報整合性判別部20は、重複度と第1の閾値とに基づいて、各検索結果の情報間の整合性を判別するので、当該整合性を容易に判別することができ、整合性の判別処理に係る処理効率を向上させることができる。
さらにまた、情報整合性判別部20は、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間で共通に含まれる単語の数に基づき重複度を求めるので、当該重複度を容易に求めることができ、重複度の計算処理に係る処理効率を向上させることができる。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る情報整合性判別装置及びその方法について説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、情報整合性判別部20が、重複度と、各情報に含まれる単語のエントロピーとに基づいて、各検索結果の情報間の整合性を判別する点にある。他の構成及び動作については第1の実施形態と同様なので、ここでは相違点のみを説明する。
本実施形態の情報整合性判別部20は、各検索結果の情報間の重複度を計算した後に(図3のステップS3)、各情報間の整合性を判別する(図3のステップS4)。この場合、情報整合性判別部20は、各検索結果の情報の組を重複度の高い順に選択し、該情報の組が選択される毎に該情報に含まれる単語のエントロピーを計算する。そして、情報整合性判別部20は、エントロピーの値が記憶手段(図示省略)に記憶された第2の閾値以上になるまで、情報の組の選択を繰り返す。ここで、既に選択された情報の総単語数をm、選択された情報の組における単語の異なり数をn、単語nの総数をXnとすると、エントロピーHは以下の式(4)でもとめられる。
Figure 2011107880
ここで、エントロピーHの値は、単語数が多くなるのに伴って増加する。従って、情報の組を重複度の高い順に選択していくことにより、エントロピーHの値は、低い値から高い値へと変化していく。また、情報整合性判別部30は、エントロピーHの値が第2の閾値以上になると、情報の組の選択処理を終了させる。この場合、情報整合性判別部30は、選択処理が終了するまでの間に選択された全ての情報間に整合性があると判別する。そして、検索結果出力部30は、情報整合性判別部20によって選択された情報を出力する(図3のステップS5)。
なお、情報整合性判別部30を、上記エントロピーHがもとめられたときに、当該エントロピーHのx(x>0)回前にもとめられたエントロピーH´との差や比をもとめるとともに、当該差や比と所定の閾値とを比較することにより、各情報間の整合性を判別するように構成してもよい。
前述したように上記実施形態では、情報整合性判別部20は、重複度と、各情報に含まれる単語のエントロピーとに基づいて、各検索結果の情報間の整合性を判別するので、互いに整合性のある情報を出力させることができ、出力される情報の一貫性をより向上させることができる。
以下に、本発明の第3の実施形態に係る情報整合性判別装置及びその方法について説明する。本実施形態が第1及び第2の実施形態と異なる点は、情報整合性判別部20が、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との各情報に含まれる単語のうち、シソーラスにおいて同一の意味クラスに対応付けられた単語の数に基づき重複度を求める点にある。他の構成及び動作については第1及び第2の実施形態と同様なので、ここでは相違点のみを説明する。
本実施形態の記憶手段(図示省略)には、日本語語彙大系の辞書データがシソーラスとして記憶されている。なお、大規模なテキストコーパスから自動推定又は半自動推定されたものをシソーラスとして用いてもよい。
本実施形態の情報整合性判別部20は、各情報検索サービスの検索結果を検索結果取得部10から取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を計算する(図3のステップS3)。
ここで、情報整合性判別部20は、各情報に含まれる単語と、記憶手段(図示省略)に記憶されたシソーラスの意味クラスとの対応付け処理を行う。なお、この対応付け処理には、周知の技術を用いることが可能である。例えば図7(a)に示す各情報検索サービスの検索結果が得られた場合に、各検索結果の情報に含まれる単語と、シソーラスの意味クラスとは、情報整合性判別部20によって図7(b)に示すように対応付けられる。この場合、「生年月日」と「生まれた日」という単語は、「クラス1」という意味クラスに対応付けられており、「出身地」と「生まれた所」という単語は、「クラス2」という意味クラスに対応付けられている。
次に、情報整合性判別部20は、前述の式(1)〜(3)のうち何れか1つの式を用いて重複度を求める。なお、本実施形態では、式(1)〜(3)におけるCOM(X1 ,X2 )を、情報X1 及び情報X2 に含まれる単語のうち、シソーラスにおいて同一の意味クラスに対応付けられた単語の数を表したものとする。上記の例を用いた場合、「生年月日」という情報X1 及び「生まれた日」という情報X2 に含まれる単語のうち、シソーラスにおいて同一の意味クラス(クラス1)に対応付けられた単語の数は、「生年月日」及び「生まれた日」という単語の2つである。
そして、情報整合性判別部20は、重複度を計算した後に、各情報の整合性を判別する(図3のステップS4)。
このようにして、例えば同じ意味を有しながら互いに異なる表現であらわされた単語が各情報に含まれている場合でも、重複度を正確に求めることができる。
前述したように上記実施形態では、情報整合性判別部20は、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間で、各情報に含まれる単語のうちシソーラスにおいて同一の意味クラスに対応付けられた単語の数に基づき重複度を求めるので、例えば同じ意味を有しながら互いに異なる表現であらわされた単語が各情報に含まれている場合でも、重複度を正確に求めることができ、各情報間の整合性の判別精度を向上させることができる。
なお、上記実施形態は本発明の具体例に過ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定されることはない。例えば、本発明は、周知のコンピュータに記録媒体もしくは通信回線を介して、図2の構成図に示された機能を実現するプログラムあるいは図3のフローに示された手順を備えるプログラムをインストールすることによっても実現可能である。
1…情報整合性判別装置、10…検索結果取得部、20…情報整合性判別部、30…検索結果出力部、100…情報検索サービス1用サーバ、200…情報検索サービス2用サーバ、300…情報検索サービス3用サーバ

Claims (9)

  1. 入力された検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報の整合性を判別する装置であって、
    前記検索クエリが入力されると、該検索クエリによって検索された検索結果を前記各情報検索サービス毎に取得する検索結果取得部と、
    各情報検索サービスの検索結果を検索結果取得部から取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を求めるとともに、該重複度に基づき各検索結果の情報間の整合性を判別する情報整合性判別部とを備えた
    ことを特徴とする情報整合性判別装置。
  2. 前記情報整合性判別部によって選択された各検索結果の情報を出力する検索結果出力部を備え、
    前記情報整合性判別部は、検索結果取得部から取得した各情報検索サービスの検索結果のうち検索結果出力部に出力させる情報を、各検索結果の情報間の整合性に基づき選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報整合性判別装置。
  3. 前記情報整合性判別部は、前記重複度と所定の閾値とに基づいて、各検索結果の情報間の整合性を判別する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報整合性判別装置。
  4. 前記情報整合性判別部は、前記重複度と、各情報に含まれる単語のエントロピーとに基づいて、各検索結果の情報間の整合性を判別する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報整合性判別装置。
  5. 前記情報整合性判別部は、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との各情報に共通に用いられる単語の数に基づき前記重複度を求める
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の情報整合性判別装置。
  6. 前記情報整合性判別部は、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との各情報に含まれる単語のうち、シソーラスにおいて同一の意味クラスに対応付けられた単語の数に基づき前記重複度を求める
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の情報整合性判別装置。
  7. 入力された検索クエリに対して得られた複数の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報の整合性を、コンピュータを用いて判別する方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記検索クエリが入力されると、該検索クエリによって検索された検索結果を前記各情報検索サービス毎に取得し、
    各情報検索サービスの検索結果を取得すると、一つの情報検索サービスの検索結果に含まれる情報と、他の情報検索サービスの検索結果に含まれる情報との間の重複度を求めるとともに、該重複度に基づき各検索結果の情報間の整合性を判別する
    ことを特徴とする情報整合性判別方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6何れか1項記載の情報整合性判別装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、請求項7記載の情報整合性判別方法の各処理を実行させるためのプログラム。
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