JP2011107443A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Hiroshi Hashimoto
啓 橋本
Yasuaki Kondo
恭章 近藤
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Abstract

【課題】
液晶表示パネルと保護板とを近接配置した場合でも、表示の押しムラを解消した液晶表示装置を提供することであり、さらには、液晶表示装置の薄型化や製造コストの低減も併せて達成した液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】
対向する2枚の透明基板(SUB1,SUB2)の間に液晶層を配置した液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの一方の面に近接配置された保護板PPとを有する液晶表示装置において、該保護板と、該保護板側に位置する該透明基板の角部との少なくとも一方に、該保護板の周辺部に該液晶表示パネルに向かう圧力が加わった際に、該保護板と該角部とが接触するのを防止する、接触防止手段(B,C)が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は液晶表示装置に関し、特に、液晶表示パネルの一方の面に保護板を貼り付けた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、携帯電話や携帯情報端末など多くの電子機器の表示装置として利用されている。このため液晶表示装置には使用する環境負荷への耐久性が要求され、特に、衝撃や摩擦など機械的な負荷により、液晶表示装置の表示面が損傷することを防止する必要がある。
このため、液晶表示パネルを保護するため、ガラスやアクリル樹脂などの保護板を、液晶表示パネルの表示面側に配置することが行われている。そして、この保護板と液晶表示パネルとの間に空気層が存在すると、各々の界面で光が乱反射を起こし、視認性が低下する。このため、保護板と液晶表示パネルとの間に、屈折率が保護板及び液晶表示パネルと近い透明な接着剤を用いて一体構造とすることが行われている。
このような一体構造は、「ハイブリッド構造」とも呼ばれ、保護板と液晶表示パネルとの境界での乱反射を低減するだけでなく、保護板と液晶表示パネルとの間隔が0.02〜0.1mm程度と、両者を近接配置でき、携帯電話や携帯情報端末などに利用される液晶表示装置の薄型化も併せて満足することが可能である。
図1は、液晶表示装置の周辺部分を示す断面図である。液晶表示パネルは、対向する2つの透明基板(SUB1,SUB2)の間に液晶層が配置し、各透明基板の外側には、偏光板(PO1,PO2)が設けられている。また、透明基板SUB1の表面には、表示画素毎に電極やスイッチング素子が形成されると共に、これらを駆動するためのマトリックス状の配線が形成されている。配線の一部は、透明基板SUB1の周辺の一部に配置された駆動回路DRに接続されている。また、駆動回路DRや他の配線への外部からの電気的接続は、フレキシブル・プリント回路FPCで行われている。
このように、透明基板上の配線を外部に導出したり、駆動回路DRを配置するため、図1のように、液晶表示パネルを構成する2つの透明基板の一方(SUB1)が他方(SUB2)より周辺に張り出す構造を採用している。
上述のように保護板PPを接着剤ADで液晶表示パネルに貼り付けると、液晶表示パネルを構成する透明基板と保護板との間に隙間が構成される。しかも、2つの透明基板は駆動回路DRが配置される部分では段差を形成しており、保護板PPと各透明基板(SUB1,SUB2)との間隔が、各々異なっている。
このような状況では、図2に示すように、保護板の周辺部に圧力が加わると、点線で図示したように保護板PPが撓み、一方の透明基板(SUB2)の角部と保護板PPとが点線Aの部分で接触し、この角部に圧力が集中するため、該角部の近傍では表示ムラ(押しムラ)が発生する。
このような保護板に加わる圧力が液晶表示パネルに伝達するのを抑制する方法としては、特許文献1に示すように、保護板と液晶表示パネルとの間に透明弾性樹脂を介在させる方法や、特許文献2に示すように、保護板(保護板とタッチパネルの組み合わせ)と液晶表示パネルとの間に十分なスペースを設け、両者の対向する面に反射防止膜を設ける方法などがあるが、いずれの方法も、液晶表示装置の厚みが増し、薄型化の要求を満足することができない。また、構造が複雑化し、製造コストも増加するなどの問題も生じる。
特開平11−174417号公報 特開2008−83491号公報
本発明の解決しようとする課題は、上述した問題を解消し、液晶表示パネルと保護板とを近接配置した場合でも、表示の押しムラを解消した液晶表示装置を提供することであり、さらには、液晶表示装置の薄型化や製造コストの低減も併せて達成した液晶表示装置を提供することである。
本発明の表示装置は、上述した課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
(1) 対向する2枚の透明基板の間に液晶層を配置した液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの一方の面に近接配置された保護板とを有する液晶表示装置において、該保護板と、該保護板側に位置する該透明基板の角部との少なくとも一方に、該保護板の周辺部に該液晶表示パネルに向かう圧力が加わった際に、該保護板と該角部とが接触するのを防止する、接触防止手段が設けられていることを特徴とする。
(2) 上記(1)に記載の液晶表示装置において、該接触防止手段は、該保護板の該角部に対向する位置に設けられた逃げ加工であることを特徴とする。
(3) 上記(1)に記載の液晶表示装置において、該接触防止手段は、該角部に設けられたコーナーカットであることを特徴とする。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の液晶表示装置において、該液晶表示パネルに駆動回路が設置され、該接触防止手段は該駆動回路の近傍に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、保護板と、該保護板側に位置する液晶表示パネルの透明基板の角部との少なくとも一方に、該保護板の周辺部に該液晶表示パネルに向かう圧力が加わった際に、該保護板と該角部とが接触するのを防止する、接触防止手段が設けられているため、表示の押しムラを効果的に抑制することが可能となる。しかも、該接触防止手段は、該保護板の該角部に対向する位置に設けられた逃げ加工、あるいは、該角部に設けられたコーナーカットであるため、構造が複雑化せず、簡単な構成で実現できる。このため、液晶表示装置の薄型化や製造コストの低減も併せて達成することが可能となる。さらに、該液晶表示パネルに駆動回路が設置され、該接触防止手段は該駆動回路の近傍に形成されているため、押しムラが発生し易い位置に対して、より適切に対策を施した液晶表示装置を提供することができる。
従来の液晶表示装置の周辺近傍の概略を示す断面図である。 図1の液晶表示装置に圧力が加わった場合の状況を説明する図である。 本発明の液晶表示装置の周辺近傍の概略を示す断面図である。
本発明に係る液晶表示装置について、以下に詳細に説明する。図3は、本発明の液晶表示装置の周辺近傍の概略を示す断面図である。なお、説明を簡略化するため、図1乃至3において使用する符号が同一のものは、各々が同じ部材で構成されることを意味している。
本発明の液晶表示装置は、対向する2枚の透明基板(SUB1,SUB2)の間に液晶層を配置した液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの一方の面に近接配置された保護板PPとを有する液晶表示装置において、該保護板と、該保護板側に位置する該透明基板SUB2の角部との少なくとも一方に、該保護板の周辺部に該液晶表示パネルに向かう圧力が加わった際に、該保護板と該角部とが接触するのを防止する、接触防止手段(B,C)が設けられていることを特徴とする。
図3を用いて、本発明が適用される液晶表示装置の概略を説明する。液晶表示パネルは、対向する2つの透明基板(SUB1,SUB2)の間に液晶層が配置されている。一方の透明基板SUB1には、液晶に電界を印加するための画素電極や共通電極が形成され、各電極を駆動するためのスイッチング素子である薄膜トランジスタが形成されている。さらに、透明基板SUB1には、各電極やスイッチング素子に給電を行う配線(不図示)がマトリックス状に形成され、その配線の一部は、透明基板SUB1の周辺部分に引き出されている。
配線の一部には、ICチップなどで構成される駆動回路DRが接続され、さらに、駆動回路DRや他の配線への外部からの電気的接続は、フレキシブル・プリント回路FPCで行われている。
他方の透明基板SUB2には、各表示画素に対応するカラーフィルタが形成されている。また、対向する透明基板の外側には、偏光板(PO1,PO2)が配置され、液晶表示パネルを構成している。
液晶表示パネルの裏面には、バックライトBLが配置され、発光ダイオードなどの光源からの光を液晶表示パネルの全面に照射するよう構成されている。そして、バックライトと液晶表示パネルは、樹脂製のモールドフレームMFRで位置決めされ、さらに、金属製の下フレームSFRの内部に収容されている。
液晶表示パネルの表示面側には、保護板PPが近接配置されている。液晶表示パネルと保護板とを近接配置する方法としては、接着剤ADにより保護板PPを液晶表示パネル(図面では、液晶表示パネルの偏光板PO2)に貼り付ける方法や、透明フィルムや粘着剤などの透明液体を介在させて両者を近接配置する方法、保護板PPや液晶表示パネルの一部を支持する方法などがある。本発明は、保護板と液晶表示パネルとの間を一定に保つために両者を強固に保持するフレーム等の保持構造を有しない液晶表示装置であって、保護板と液晶表示パネルとが近接配置されているものには、特に、好適に適用することができる。
本発明の特徴は、保護板PPと、該保護板側に位置する該透明基板SUB2の角部との少なくとも一方に、該保護板と該角部とが接触するのを防止するための接触防止手段を設けることである。この接触防止手段の具体的態様としては、図3の符号Bで示すように、保護板PPのこの角部に対向する位置に逃げ加工を施すことである。逃げ加工を施した部位は、液晶パネルのドライバDRを配置した辺に並行した溝Bになっている。
また、接触防止手段の別の態様としては、透明基板SUB2の角部自体に、符号Cで示すように、コーナーカットを形成することである。コーナーカットを施した部位は傾斜部Cになっており、傾斜部Cは液晶パネルのドライバDRを配置した辺と並行して形成してある。
これらの、接触防止手段により、保護板PPの周辺部に液晶表示パネルに向かう圧力(図3参照)が加わった際でも、該保護板PPと該液晶表示パネルを構成する透明基板SUB2の角部とが接触するのを防止することができる。これにより、表示の押しムラを効果的に抑制することが可能となる。しかも、該接触防止手段は、該保護板の該角部に対向する位置に設けられた逃げ加工、あるいは、該角部に設けられたコーナーカットであるため、構造が複雑化せず、簡単な構成で実現できる。このため、液晶表示装置の薄型化や製造コストの低減も併せて達成することが可能となる。
また、本発明の液晶表示装置では、液晶表示パネルに駆動回路DRが設置され、当該接触防止手段はこの駆動回路DRの近傍に形成されていることを特徴としている。これは、駆動回路DRを透明基板SUB1の上に配置するため、駆動回路が配置される場所では、2つの透明基板(SUB1,SUB2)が図3のように段差を形成しており、保護板PPと各透明基板(SUB1,SUB2)との間隔が、各々異なり、保護板PPが透明基板SUB2の角部を押圧し易くなるためである。そして、このような透明基板の段差が形成される場所には、本発明の接触防止手段を用いることで、表示の押しムラを効果的に抑制することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、液晶表示パネルと保護板とを近接配置した場合でも、表示の押しムラを解消した液晶表示装置を提供することができ、さらには、液晶表示装置の薄型化や製造コストの低減も併せて達成した液晶表示装置を提供することが可能となる。
A 接触部
B 接触防止手段(逃げ加工)
C 接触防止手段(コーナーカット)
AD 接着剤
BL バックライト
DR 駆動回路
FPC フレキシブル・プリント回路
MFR モールドフレーム
PO1,PO2 偏光板
PP 保護板
SFR 下フレーム
SUB1,SUB2 透明基板

Claims (4)

  1. 対向する2枚の透明基板の間に液晶層を配置した液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの一方の面に近接配置された保護板とを有する液晶表示装置において、
    該保護板と、該保護板側に位置する該透明基板の角部との少なくとも一方に、
    該保護板の周辺部に該液晶表示パネルに向かう圧力が加わった際に、該保護板と該角部とが接触するのを防止する、接触防止手段が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置において、該接触防止手段は、該保護板の該角部に対向する位置に設けられた逃げ加工であることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1に記載の液晶表示装置において、該接触防止手段は、該角部に設けられたコーナーカットであることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶表示装置において、該液晶表示パネルに駆動回路が設置され、該接触防止手段は該駆動回路の近傍に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524993A (ja) * 2015-06-09 2017-08-31 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. 液晶ディスプレイモジュールとモバイル機器

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