JP2011099666A - NOx排出物の予測 - Google Patents

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Abstract

【課題】不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の窒素酸化物(NO)排出量を予測する方法を提供すること。
【解決手段】この方法は、コンピューティングデバイスを使用して不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算するステップ(S1)と、コンピューティングデバイスを使用して燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算するステップ(S2)と、ユーザ(36)が使用するように、NO排出量の予測値を提供するステップとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、窒素酸化物(NO)排出物を監視することに関する。より詳細には、本発明は、天然ガス焚きボイラからのNO排出量を予測すること、ならびに州および連邦のガイドライン、および前述の事柄に関する他の規則に従ってNO排出量を監視および/または報告する方法に関する。
NOとは、ある反応性の高い気体群の総称であり、その気体はすべて、さまざまな量の窒素と酸素を含有する。窒素酸化物の多くは無色無臭である。しかし、1つの一般的な汚染物質である二酸化窒素(NO)は、空気中の粒子と共に、多数の市街地で赤褐色の層として見られることが多い。窒素酸化物は、燃焼プロセスのように、燃料が高温で燃えるときに形成される。NOの主な発生源は、自動車、電力会社、ならびに燃料を燃やす他の工業、商業、および住宅の発生源である。燃焼ボイラは世界的に使用され、副産物としてNOを産生する。
開示の第1の態様は、不連続式(non−continuous)天然ガス焚きボイラの窒素酸化物(NO)排出量を予測する方法であって、コンピューティングデバイスを使用して、不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいてNO排出量の予測値を計算するステップと、ユーザが使用するように、NO排出量の予測値を提供するステップとを含む方法を提供する。
開示の第2の態様は、不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、およびO濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算する計算器と、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値の相関に基づいてNO排出量の予測値を計算する計算器とを具備する少なくとも1つのデバイスを具備する窒素酸化物(NO)排出量予測監視システムを提供する。
開示の第3の態様は、実行するとコンピュータシステムが不連続式天然ガス焚きボイラの窒素酸化物(NO)排出量を予測する方法を実施できる、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体で実施される、プログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供し、この方法が、コンピューティングデバイスを使用して、不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算するステップと、コンピューティングデバイスを使用して燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算するステップと、ユーザが使用するように、NO排出量の予測値を提供するステップとを含む。
本発明の他の態様は、それぞれを使用および生成する方法、システム、プログラム製品、および方法を提供し、本明細書で説明する動作のいくつかまたはすべてを含むおよび/または実施する。本発明の例示的態様は、本明細書で説明する問題の1つまたは複数および/または説明していない他の問題の1つまたは複数を解決するように設計されている。
本発明の上記および他の特徴は、本発明の種々の実施形態を図示する添付の図面と併せて取り上げる本発明の種々の態様の以下の詳細な説明からより容易に理解されよう。
本発明の一実施形態による窒素酸化物(NO)排出量予測監視システムを実施するための、例示的環境のブロック図である。 本発明の一実施形態により、不連続式天然ガス焚きボイラのNO排出量を予測する方法の流れ図である。 本発明の一実施形態により、NO排出量の相関を計算する方法におけるNO相関曲線を示すグラフである。 本発明の別の実施形態により、NO排出量の相関を計算する方法におけるNO相関曲線を示すグラフである。 本発明の一実施形態により、NO排出量予測監視システムを保守する方法の流れ図である。
図面が原寸に比例しない場合があることに留意されたい。図面は、本発明の単なる典型的な態様を示すことを意図しており、したがって本発明の範囲を限定するとみなすべきではない。図面において、同様の番号は図面間で同様の要素を表す。
上述のように、本発明の態様は、窒素酸化物(NO)排出量の予測値を提供する。本明細書では、特に記載のない限り、「組」という用語は1つまたは複数(すなわち、少なくとも1つ)を意味し、「任意の解決策」という語句は現在知られているまたは後に開発される任意の解決策を意味する。
NOガスには有害性があるため、連邦法によりNOガスの監視が義務付けられ、データをどのようにして記録および報告するかが定められている。連邦法および州法の命令、ならびに前述の事柄に関する世界的な規則を満たすには、大量の時間と労力が必要であり、その結果、費用が高額になる。
図1を参照すると、一実施形態により、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラ100からのNOガス排出量を予測するための、図示された環境10が示されている。この点において、環境10は、NOガス排出量の予測を実施できるコンピュータシステム20を含む。具体的には、NO排出量予測監視システム(PEMS)30を含むコンピュータシステム20が示されており、PEMS30は、コンピュータシステム20を、本明細書で説明する処理を実施することによってNOガス排出量を予測するように運転可能にする。
天然ガス焚きボイラ100と通信するコンピュータシステム20が示されている。一実施形態では、ボイラ100は、Nebraska Boiler Companyの(モデル番号N2S−7/S−100−ECON−SH−HM)水管ボイラとすることができる。ボイラ100は、244MMBtu/hrの定格入熱量を有する不連続式天然ガス焚きボイラとすることができる。ボイラ100からの蒸気を使用して、蒸気タービンを回転させ、電力会社のプラントでタービンに起こる状況をシミュレートすることができる。蒸気圧、温度、および水分含有量を変化させて、タービンの性能データを記録して適切な調整をタービンに加えながら、現実の状況をシミュレートすることができる。
別の実施形態では、ボイラ100は、NAT−COM低NOバーナ(モデル番号P−244−LOG−41−2028)と、NO排出制御用排ガス再循環装置(FGR)とを装備することができる。ボイラ100の排ガスは、たとえば地盤面の上方約75フィートで内径(ID)60インチの煙突を通して大気に放出することができる。別の実施形態では、ボイラ100はまた、天然ガス燃料流量計34と、NO分析計120と、酸素分析計130とを含むことができる。
燃料流量計34の一実施形態では、ボイラ100への天然ガス燃料流量は、たとえばEmerson Process Management製造のコリオリ式流量計(Micro Motion Eliteシリーズモデル番号CMF300)を使用して、監視することができる。Emerson Micro Motion MVDモデル1700流量発信器を使用して、1時間あたり標準立法フィート(scfh)の単位で、燃料流量計の出力を天然ガス燃料流量に変換することができる。燃料流量計34の別の実施形態では、Rosemount Model 3095などのマルチバリアブル流量計をボイラ100に取り付け、バックアップ用燃料計として機能させることができる。
NO分析計120の一実施形態では、ボイラ100からのNO排出濃度は、たとえばAdvanced Pollution Instruments(API)のモデル200AH化学発光分析計を使用して、監視することができる。
酸素分析計130の一実施形態では、ボイラ100の排ガスの酸素含有量は、たとえば横河電機株式会社の酸素分析計(モデル番号ZR202G)を使用して連続的に監視することができる。分析計130は、ボイラのエコノマイザの下にあるボイラ排気ブリーチング(boiler exhaust breaching)上に直接装着された、一点湿式火攻法に基づく(single point wet, in−situ based)システムとすることができる。認定校正用ガス(ゼロおよびスパン)は、ボイラ100の近くに位置する校正シリンダから管を介してセンサ室に方向付けることができる。センサ出力は、エレクトロニクスアセンブリに送られ、そこで排ガス中の%Oに比例する線形(4〜20mA)信号に変換することができる。
さらに、ユーザ36およびシステム維持装置80と通信するコンピュータシステム20が示されている。ユーザ36は、たとえばプログラマ、オペレータ、または別のコンピュータシステムとすることができる。これらのコンポーネントとコンピュータシステム20の間の相互作用を本明細書で説明する。
処理コンポーネント22(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ)と、記憶コンポーネント24(たとえば、記憶階層)と、入出力(I/O)コンポーネント26(たとえば、1つまたは複数のI/Oインタフェースおよび/またはデバイス)と、通信経路28とを含むコンピュータシステム20が示されている。一実施形態では、処理コンポーネント22は、記憶コンポーネント24に少なくとも一部分は固定された(fixed)、PEMS30などのプログラムコードを実行する。プログラムコードを実行する間、処理コンポーネント22はデータを処理することができ、その結果、さらなる処理のために記憶コンポーネント24および/またはI/Oコンポーネント26からのデータの読み出しおよび/またはこれへのデータの書き込みを行うことができる。経路28は、コンピュータシステム20の各コンポーネントの間の通信リンクを提供する。I/Oコンポーネント26は、1つまたは複数の人間のI/Oデバイスまたは記憶デバイスを具備することができ、それにより、ユーザ36は、コンピュータシステム20、および/または任意のタイプの通信リンクを使用してユーザ36がコンピュータシステム20と通信できる1つまたは複数の通信デバイスを操作することができる。この点において、PEMS30は、人間および/またはシステムユーザ36がPEMS30を操作できる1組のインタフェース(たとえば、グラフィカルユーザインタフェース(複数可)、アプリケーションプログラムインタフェース、および/または同種のもの)を管理することができる。さらに、PEMS30は、任意の解決策を使用して、PEMSデータ32などのデータを管理(たとえば、保存、検索、作成、操作、編成、提示など)することができる。
いずれにしても、コンピュータシステム20は、その上にインストールされた、PEMS30のプログラムコードなどのプログラムコードを実行することが可能な1つまたは複数の多目的コンピューティング製品(たとえば、コンピューティングデバイス)を具備することができる。本明細書では、「プログラムコード」は、情報処理能力を有するコンピューティングデバイスに、特定の機能を直接に、または(a)別の言語、コード、または表記法への変換、(b)異なる材料形態での再現、および/または(c)展開を任意に組み合わせた後で実施させる、任意の言語、コード、または表記法における命令の集合を意味することが理解されよう。この点において、PEMS30は、システムソフトウェアおよび/またはアプリケーションソフトウェアの任意の組み合わせとして実施することができる。
いずれにしても、コンピュータシステム20の技術的効果は、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラ100からのNO排出量を監視および/または予測するための処理命令を提供することである。コンピュータシステム20の別の実施形態では、この効果により、酸素濃度データ、天然ガス燃料流量データ、およびNO排出濃度データを含む、ボイラ100に関連するすべての運転パラメータを監視、記録、および追跡することができる。コンピュータシステム20の別の実施形態では、この効果により、本明細書で説明するように、システム維持装置80によって生成されるすべてのデータを監視、記録、および追跡することができる。
さらに、PEMS30は、計算器40および予測器50などの1組のモジュールを使用して実施することができる。この場合、あるモジュールは、コンピュータシステム20が、PEMS30によって使用される1組の作業を実施することを可能にでき、PEMS30の他の部分とは別に、個別に開発および/または実施することができる。PEMS30は、特定用途の機械/ハードウェアおよび/またはソフトウェアを具備するモジュールを含むことができる。ともかく、2つ以上のモジュールおよび/またはシステムがそれぞれのハードウェアおよび/またはソフトウェアのいくつか/すべてを共有できることが理解されよう。
本明細書では、「コンポーネント」という用語は、ソフトウェアを有するまたは有さないハードウェアの任意の構成を意味し、それと共に説明される機能を、任意の解決策を使用して実施する。一方、「モジュール」という用語は、コンピュータシステム20が、それと共に説明される機能を任意の解決策を使用して実施できるプログラムコードを意味する。処理コンポーネント22を含むコンピュータシステム20の記憶コンポーネント24内に固定されると、モジュールは、機能を実施するコンポーネントの相当な部分となる。ともかく、2つ以上のコンポーネント、モジュール、および/またはシステムがそれぞれのハードウェアおよび/またはソフトウェアのいくつか/すべてを共有できることが理解されよう。さらに、本明細書で説明される機能のいくつかは実施されなくてもよいし、追加の機能がコンピュータシステム20の一部として含まれてもよいことが理解されよう。
コンピュータシステム20が複数のコンピューティングデバイスを具備するとき、各コンピューティングデバイスは、その上に実施されるPEMS30の一部分(たとえば、1つまたは複数のモジュール)のみを有してもよい。ただし、コンピュータシステム20およびPEMS30は、本明細書で説明する処理を実施できる種々の可能な等価のコンピュータシステムを表しているにすぎないことが理解されよう。この点において、他の実施形態では、コンピュータシステム20およびPEMS30によって提供される機能は、プログラムコードを有するまたは有さない多目的および/または特定目的のハードウェアの任意の組み合わせを含む1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって少なくとも一部分は実施することができる。各実施形態では、ハードウェアおよびプログラムコードは、含まれる場合、標準的なエンジニアリング技法およびプログラム技法を使用してそれぞれ作成することができる。
ともかく、コンピュータシステム20が複数のコンピューティングデバイスを含むとき、そのコンピューティングデバイスは、任意のタイプの通信リンクを経由して通信することができる。さらに、本明細書で説明する方法を実施しながら、コンピュータシステム20は、任意のタイプの通信リンクを使用して1つまたは複数の他のコンピュータシステムと通信することができる。いずれの場合にも、通信リンクは、種々のタイプの有線リンクおよび/または無線リンクの任意の組み合わせを具備する、1つまたは複数のタイプのネットワークの任意の組み合わせを具備する、および/または種々のタイプの伝送技法およびプロトコルの任意の組み合わせを利用することができる。
PEMS30によって、コンピュータシステム20は、ボイラ100のNO排出量を監視および/または予測するための処理命令を提供することができる。PEMS30は、次の機能、すなわち、計算器40と予測器50と取得器(obtainer)60とユーザインタフェースモジュール70とを含むことができる論理回路を含むことができる。予測器50は加えて、相関器55を具備することができる。構造的に、論理回路は、モジュール、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、または本明細書で説明する機能を実施可能な他の任意の特定用途の機械構造などのさまざまな形態のいずれかを取ることができる。論理回路は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアなどのさまざまな形態のいずれかを取ることができる。ただし、例示を目的として、PEMS30およびその中に含まれる論理回路は、本明細書では特定用途の機械として説明される。説明から理解されるように、論理回路は前述の機能のそれぞれを含むと示されているが、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の教示によるすべての機能が必要なわけではない。
取得器60は、ボイラ100の燃料流量の測定値、排ガスの酸素濃度のサンプリング値、およびNO濃度のサンプリング値などのデータを得る。取得器60の一実施形態では、取得器60は、運転中の異なる時点において不連続式天然ガス焚きボイラ100の燃料流量計34からの複数の燃料流量、酸素分析計130からの酸素濃度の対応するサンプル、およびNO分析計120からのNO濃度のサンプルを得ることができる。別の実施形態では、取得器60は、同一時点に対応する単一の燃料流量の測定値、単一の排ガスの酸素濃度のサンプリング値、および単一のNO濃度のサンプリング値を得ることができる。一実施形態では、取得器60は、両方の機能を実施することができる。
別の実施形態では、3つの取得器60は、1つは燃料流量データを取得するために、1つは排ガスの酸素濃度データを取得するために、もう1つはNO濃度データを取得するために使用することができる。取得器60は、ボイラ100、具体的には天然ガス燃料流量計34、酸素分析計130、およびNO分析計120と通信して、それぞれのデータを得ることができる。別の実施形態では、取得器60は、本明細書で説明する計算器40および/または予測器50と通信することができる。
あるいは、ユーザ36は、天然ガス燃料流量計34、酸素分析計130、およびNO分析計から得られたデータを、I/Oコンポーネント26を介してコンピュータシステム20に提供することができる。別の実施形態では、取得器60は、天然ガス燃料の燃焼速度、蒸気流量、蒸気圧および温度、ならびに排ガス調整器の設定などのデータを得ることができる。前述のデータを提供するために使用できる計器、センサなどが当業者には認識されよう。したがって、わかりやすいように、さらなる説明は行わない。天然ガス燃料流量計34、酸素分析計130、およびNO分析計120は、任意の従来の方法でコンピュータシステム20にリンクすることができ、燃料流量、酸素濃度、およびNO濃度に関するデータを任意の従来の方法で提供することができる。
計算器40は、不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、およびO濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算する。一実施形態では、計算器40は、複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、およびO濃度のサンプリング値を取得器60から受け取ることができる。別の実施形態では、計算器40は、複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、およびO濃度のサンプリング値をユーザ36から受信することができる。
予測器50は、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいて、あるいは本明細書で説明する不連続式天然ガス焚きボイラのNO排出量を予測する方法を使用して、NO排出量を予測する。一実施形態では、予測器50は、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラの燃料流量および対応するO濃度を得て、相関器55によって、その得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させ、相関を用いて燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値を得て、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいてNO排出量を予測することによって、NO排出量を予測することができる。
一実施形態では、予測器50は、相関器55を具備する。相関器55は、得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させて、相関を用いて燃料流量の測定値および対応するO濃度のサンプリング値を得る。
PEMS30は、たとえばユーザインタフェースモジュール70を介して、ユーザ36が使用するようにNO排出量の予測値を提供することができる。一実施形態では、ユーザインタフェースモジュール70は、グラフィカルユーザインタフェースを提供する。ただし、ユーザインタフェースモジュール70は多数の異なる形態、たとえば別のシステムによる処理に適した、画像データのない数値表現などで実施できることが理解されよう。一実施形態では、ユーザ36は、ユーザインタフェースモジュール70にデータを提供することによって、ボイラ100の燃料流量、排ガスの酸素、および/またはNO排出濃度に関するデータを提供することができる。別の実施形態では、ユーザ36は、ボイラ100について説明したように、相関を表すデータを提供することができる。
NO排出予測監視システムとして本明細書で図示および説明しているが、本発明の態様は種々の代替実施形態をさらに提供することが理解されよう。たとえば、一実施形態では、本発明は、実行するとコンピュータシステムがボイラのNO排出量を予測することができる、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体で実施されるコンピュータプログラムを提供する。この点で、コンピュータ可読媒体は、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施する、PEMS30などのプログラムコードを含む。「コンピュータ可読媒体」という用語は、プログラムコードのコピーを実施可能な任意のタイプの有形表現媒体(たとえば、物理的実施形態)の1つまたは複数を含むことが理解されよう。たとえば、コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数の可搬型記憶製品(portable storage articles of manufacture)、コンピューティングデバイスの1つまたは複数のメモリ/記憶コンポーネント、紙、および/または同種のものを含むことができる。
別の実施形態では、本発明は、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施する、PEMS30などのプログラムコードのコピーを提供する方法を提供する。この場合、コンピュータシステムは、第2の別個の場所で受信するために、1組のデータ信号を生成および送信することができる。その1組のデータ信号は、含んでいるプログラムコードのコピーを符号化するように変更および/または設定された特性の1つまたは複数を有する。同様に、本発明の一実施形態は、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施するプログラムコードのコピーを取得する方法を提供し、本明細書で説明する1組のデータ信号を受信し、1組のデータ信号を、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体で実施されるコンピュータプログラムのコピーに変換するコンピュータシステムを含む。いずれの場合にも、1組のデータ信号は、任意のタイプの通信リンクを使用して、送信/受信することができる。
さらに、コンピュータシステム20と通信するシステム維持装置80が示されている。システム維持装置80は、キャリブレータ82と、データレコーダ84と、データレポータ(data reporter)86とを具備する。キャリブレータ82は、本明細書で説明するように、コンピュータシステム20および/またはボイラ100を校正する。データレコーダ84は、本明細書で説明するように、コンピュータシステム20および/またはボイラ100に関するデータを記録する。データレポータ86は、本明細書で説明するように、コンピュータシステム20および/またはボイラ100に関するデータを報告する。一実施形態では、システム維持装置80は、ボイラ100と直接通信することができる。別の実施形態では、システム維持装置80は、ユーザ36と直接通信することができる。
さらに別の実施形態では、本発明は、運転中のボイラ100のNO排出量を予測するシステムを生成する方法を提供する。この場合、コンピュータシステム20などのコンピュータシステムを得る(たとえば、作成する、維持する、利用可能にする、など)ことができ、本明細書で説明する処理を実施するための1つまたは複数のコンポーネントを得て(たとえば、作成する、購入する、使用する、修正する、など)コンピュータシステムに展開することができる。この点において、開発は、(1)コンピュータ可読媒体からの、コンピューティングデバイス上へのプログラムコードのインストール、(2)コンピュータシステムへの1つまたは複数のコンピューティングデバイスおよび/またはI/Oデバイスの追加、および(3)本明細書で説明する処理を実施できるようにするためのコンピュータシステムの組み込みおよび/または修正、の1つまたは複数を含むことができる。
図2を参照すると、不連続式天然ガス焚きボイラの窒素酸化物(NO)排出量を予測する方法の一実施形態が示されている。ステップS1は、不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および酸素(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値、および酸素濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算するステップを含む。一実施形態では、ステップS1は、PEMS30の計算器40(図1を参照)によって実施することができる。ステップS2は、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算するステップを含む。一実施形態では、ステップS2は、PEMS30の予測器50(図1を参照)によって実施することができる。
図2のステップS1の一実施形態では、相関を計算するステップは、複数の燃料流量の測定値において運転中の不連続式天然ガス焚きボイラから排ガスを定期的にサンプリングして複数の対応するO濃度のサンプリング値およびNO濃度のサンプリング値を得るステップS1Aを含む。一実施形態では、ステップS1Aは、ボイラ100の燃料流量計34、NO分析計120、および酸素分析計130(図1を参照)によって実施することができる。
ステップS1Aの一実施形態では、排ガスをサンプリングするステップは、ボイラの運転負荷(燃料流量の測定値によって表される)および排ガスの酸素濃度に対するNO排出量の相関を計算するために、ボイラ100(図1を参照)の特性を有する2つのボイラ上で行うことができる。以降では特に記載のない限り、ボイラ100を指す場合は、2つのボイラすなわちボイラ1およびボイラ2を意味する。一実施形態では、ボイラの運転負荷は米国40C.F.R.(連邦規則集)§60.49b(c)(1)に記載の「多段燃焼度(degree of staged combustion)」を指し、ボイラ100から出る排気のO濃度は「過剰空気のレベル」を指す。
一実施形態では、天然ガス燃料の燃焼速度およびボイラ100から出る排気の酸素濃度は、相関試験中約5分ごとに監視および記録することができる。米国環境保護庁(U.S.E.P.A.)標準測定法(RM)19の表19.2に示されている天然ガスの標準燃料F係数(F−factor)(8,710dscf/MMBtu)を使用して、入熱(lb/MMBtu)に対してNO濃度を正規化することができる。前述のデータは、NO分析計120、燃料流量計34、および酸素分析計130(図1を参照)によって取得することができる。別の実施形態では、蒸気流量、蒸気圧および温度、ならびに排ガス調整の設定は監視可能である。
排ガスは、ボイラ100の煙突排気のFGR煙管の約27フィート(直径5.4)下流および約6フィート(直径1.2)上流に位置する、IDが60インチのボイラ排気筒内の試験ポートにてサンプリングすることができる。同一面に90°の間隔で位置する4つの試験ポートがあってよい。NO層形成確認(NO stratification check)は、U.S.E.P.A.RM 7Eの要件に従って試験の開始前に行うことができる。この確認の結果に基づいて、NO濃度のサンプリング値を決定することができる。
6つのボイラ運転負荷点(boiler operating load point)を選択することができ、この6つのボイラ運転負荷点に対応するサンプリングを3回行うことができる。各負荷点において、3つのO濃度をサンプリングすることができる(合計で、ボイラあたり54回試験を行う)。6組の負荷点に対応する天然ガス燃料流量は、天然ガスの熱含量に基づいて選択することができる。一実施形態では、天然ガスの熱含量は1,020BTU/ftとすることができる。試験対象の6つのボイラ負荷点は、定格ボイラ入熱のパーセンテージとすることができる。
NO排出濃度のサンプリング値の分析は、40C.F.R.§60、Appendix Aに記載されているU.S.E.P.A.RMを使用して行うことができる。RM3A:乾燥時分子量を求めるガス分析(gas analysis for the determination of dry molecular weight)および方法7E:固定汚染源からの窒素酸化物排出物の決定−機器分析手順−(determination of nitrogen oxide emissions from stationary sources − Instrumental analyzer procedure −)を使用して分析を行う。一実施形態では、前述の方法は3回行うことができる。試験期間は約21分とすることができる。
ボイラ100排気の酸素濃度は、U.S.E.P.A.RM3A(機器による方法)に従って決定することができる。連続するガスサンプルは、焼結フィルタ、加熱プローブ、および加熱ポリテトラフルオロエチレン(Teflon(登録商標))サンプルラインを介して、単一の点において排出源から採取することができ、ガスコンディショナを使用してガス流から水分を除去することができる。サンプルと接触しうるすべての材料は、ステンレス鋼、ガラス、またはTeflon(登録商標)で作製することができる。一実施形態では、酸素分析計134からのデータは、取得器60によって得て、コンピュータシステム20の記憶コンポーネント24に2秒ごとに記録することができる(図1を参照)。別の実施形態では、酸素分析計134からのデータは、取得器60によって連続的に得て、コンピュータシステム20の記憶コンポーネント24に記録することができる(図1を参照)。一実施形態では、排出物データは、試験ごとに5分平均として報告することができる。
一実施形態では、NO排出濃度のサンプリング値は、U.S.E.P.A.RM7Eに従って分析することができる。RM3Aサンプリングに使用される同一のサンプル採集、調整システム、および連続排出監視システム(CEMS)は、RM7Eサンプリングに使用することができる。
酸素濃度データ、NO濃度データ、および燃料流量データは、機械可読媒体上で実施することができる。たとえば、媒体は、CD、コンパクトフラッシュ(商標)、他のフラッシュメモリ、インターネットを介して送信されるデータのパケット、または他のネットワークに適した手段とすることができる。加えて、機械可読媒体は、1つまたは複数の可搬型記憶製品、コンピューティングデバイスの1つまたは複数のメモリ/記憶コンポーネント、紙、および/または同種のものを含むことができる。表1および表2は、方法ステップS1の方法ステップS1A(図2を参照)の一実施形態においてそれぞれボイラ1およびボイラ2に対してサンプリングされた、複数の酸素濃度のサンプリング値、NO濃度のサンプリング値、および燃料流量の測定値のデータを一覧にしたものである。
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図2を参照すると、方法ステップS1の一実施形態では、ステップS1はまた、複数の燃料流量の測定値、ならびに対応するNO排出濃度のサンプリング値、およびO濃度のサンプリング値に基づいてNO排出量の相関を計算するステップS1Bを含む。一実施形態では、ステップS1Bは、PEMS30の計算器40(図1を参照)によって実施することができる。
計算器40(図1を参照)は、表1および表2のNO濃度のサンプリング値(NO)、O濃度のサンプリング値(O)、および燃料流量データ、ならびに式1を使用して、lb/MMBtu単位でNO排出量を計算することができる。
(1)NO排出量(lb NO /MMBtu)=NO(ppm)×F係数×A×[20.9/(20.9−O%)]
NOに対して、A=1.194E−07
天然ガスに対して、F係数=8,710dscf Btu
NO排出量の計算値は、表1および表2で一覧にされている。相関は、O濃度のサンプリング値および燃料流量の測定値に対してNO排出量の計算値をプロットすることによって計算することができる。相関の一実施形態では、図3および図4は、それぞれボイラ1およびボイラ2の複数のNO排出濃度のサンプリング値、酸素濃度のサンプリング値、および燃料流量の測定値に基づいたNO排出量の相関を表す曲線を示す。一実施形態では、PEMS30の計算器40(図1を参照)は、前述の相関を計算することができる。
当業者は、必要以上の実験法がなくても、相関を計算する前述の方法論を適用して、低NOバーナであり排ガス再循環を有する他の不連続式天然ガス焚きボイラのNO排出量を予測する際に使用することができる。低NOバーナおよび排ガス再循環を有する他の不連続式天然ガス焚きボイラは、同一負荷点でほとんど同一のlb−NO/MMBtu排出物を有することができ、そこを通過する酸素値は、実際の値の軽微な変動とすることができる。わかりやすいように、さらなる説明は行わない。
燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいてNO排出量の予測値を計算する、図2の方法ステップS2の一実施形態では、ステップS2は、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラの燃料流量および対応するO濃度を得るステップS2Aを含む。一実施形態では、ステップS2Aは、PEMS30の取得器60(図1を参照)によって実施することができる。
ステップS2Aを参照すると、取得器60は、燃料流量計34を介して、運転中のボイラ100の燃料流量の測定値を得る(図1を参照)。一実施形態では、燃料流量データは、取得器60によって連続的に得ること、すなわちボイラ100の全運転中に得ることができる。別の実施形態では、燃料流量データは、取得器60によって非連続的に、すなわちボイラ100の運転中の間欠的ないくつかの時点にわたって得ることができる。取得器60はまた、酸素分析計130を介して燃料流量の測定値に対応する排ガスの酸素濃度のサンプリング値を得る。一実施形態では、酸素分析計130の出力は、%O(湿量基準)の単位で取得器60によって連続的に得ることができる。別の実施形態では、酸素濃度のサンプリング値は、取得器60によって非連続的に得ることができる。
一実施形態では、図2の方法ステップS2は加えて、得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させ、相関を用いて燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値を得るステップS2Bを含む。一実施形態では、ステップS2Bは、予測器50の相関器55(図1を参照)によって実施することができる。
ステップS2Bの一実施形態では、得られた燃料流量は、ステップS2Aから得られた燃料流量を相関曲線に当てはめ(図3および図4を参照)、得られた燃料流量に最も近い燃料流量の測定点を相関曲線から選択することによって相関させることができる。前述の事柄は、PEMS30の計算器40(図1)によって実施することができる。計算器40は、次に、得られた燃料流量を選択された燃料流量の測定値に変換し、たとえば燃料流量の測定値を得ることができる。排ガスのO濃度のサンプリング値も、同様に相関曲線に当てはめ(図3および図4を参照)、次に、得られたO濃度に最も近い相関曲線から最も近いO濃度のサンプリング点を選択することができる。計算器40は、次に、得られたO濃度を、選択されたO濃度のサンプリング値に変換し、たとえばO濃度のサンプリング値を得ることができる。相関の3パーセント点より下または90パーセント負荷より上の、得られた燃料流量データは、該当する場合は、デフォルトで最小および最大の燃料流量の測定値になる。同様に、相関曲線上のO濃度のサンプリング値より下または上の任意の得られた酸素濃度は、デフォルトで相関曲線上の最も近いO濃度のサンプリング点になりうる。
一実施形態では、図2の方法ステップS2は、加えて、燃料流量の測定値および対応するO濃度のサンプリング値の相関に基づいてNO排出量の予測値を計算するステップS2Cを含む。一実施形態では、ステップS2Cは、予測器50の相関器55(図1を参照)によって実施することができる。
ステップS2Cの一実施形態では、NO排出量は、相関ステップS2Bから得た燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値に対応する相関曲線からNO排出量の計算値を選択することによって予測することができる。図2の方法ステップ2の一実施形態では、ステップS2A〜S2Cは、ボイラ100の運転中に、たとえば最低でも1分に1回繰り返すことができる。
NO排出量の予測値は、ユーザインタフェースモジュール70を介して報告することができる。NO排出量の予測値は、ステップS2A〜S2Cが繰り返されるたびに報告することができる。一実施形態では、前述のデータサイクルおよび報告頻度は、40C.F.R.§60.13(h)(2)C.E.M.Sデータ報告基準を上回ることができる。一実施形態では、「無効」とみなされる任意のデータは、不連続式天然ガス焚きボイラのNO排出量を予測する前述の方法によって報告される排出物に含まれなくてもよい。無効データは、O分析計130が運転パラメータの範囲内で実施されない期間、または動作不良のためにO分析計のデータまたは燃料流量計のデータが入手できない期間に発生することがある。一実施形態では、前述の方法で、40C.F.R.§60.48b(f)に従って、ボイラ連続稼働日30日のうち少なくとも22日においてボイラ稼働日の運転時間の最低でも75パーセントに対するNO排出量のデータを予測することができる。
図5を参照すると、NO排出量予測監視システムを保守する方法の一実施形態が示されている。この方法は、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラを校正するステップS30と、予測監視システムを校正するステップS35と、校正中の天然ガス焚きボイラまたは予測監視システムのいずれかに関連するデータを記録するステップS40と、校正の結果得られる、天然ガス焚きボイラまたは予測監視システムのいずれかに関連するデータを報告するステップS45とを含む。一実施形態では、ステップS30〜S45は、コンピュータシステム20のシステム維持装置80(図1を参照)によって実施することができる。
図5のステップS30、ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、キャリブレータ82は、ボイラ100、具体的には酸素分析計130を校正することができる。キャリブレータ82は、ボイラ100の稼働日中のボイラ100の運転中に少なくとも1回、酸素分析計130の2点(ゼロおよびスパン)校正を実施することができる。ボイラ稼働日は、ボイラ100で任意の量の燃料が燃焼される1日(丸24時間)として定義することができる。加えて、校正は、予期されるボイラ100の運転開始前の一営業日に酸素分析計130で実施して、ボイラ100の運転開始の前に酸素分析計130が要求される規格内で運転していることを確認することができる。一実施形態では、酸素分析計130の校正は、手動で開始することができる。別の実施形態では、酸素分析計130の校正は、コンピュータシステム20および/またはシステム維持装置80を介して自動的に開始することができる。本明細書で概説されるように、酸素分析計130は、校正の完了後に再線形化することができる。
酸素分析計130を再線形化することは、システムマニホールドへの2つの校正用ガスの導入と、プローブセンサアセンブリのセンサセルへの方向付けとを含むことができる。認定ガスは、ゼロガスに対する、および容器詰め圧縮空気がスパンに使用されるときのスパンガスに対する日常的な校正に使用することができる。ゼロガスは、約0%〜1%酸素の濃度を有することができる。スパンガスは、約20.9%酸素の濃度(新鮮な周囲空気に等しい)を有することができる。別の実施形態では、スパンで標準的な圧縮ガスの代わりに計器用空気が使用される。別の実施形態では、使用される任意の日常的な校正シリンダの最小圧力は、200psiとすることができる。校正用ガスシリンダは使用されず、この圧力に達したときに交換される。一実施形態では、キャリブレータ82は、前述の線形化を実施することができる。
図5のステップS40ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、データレコーダ84によってデータを記録するステップの一実施形態が表4に示されている。表4は、酸素分析計130の記録されうる日常的な校正データを一覧にしたものである。キャリブレータ82によって講じる必要がありうる是正措置も表4に記載されている。
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一実施形態では、酸素分析計130で校正ドリフトがあるためにキャリブレータ82によって酸素分析計130に加えられた調整は、データレコーダ84によって記録することができる。日常的な校正のデータは記録することができ、校正の24〜48時間以内に調査するために利用できる。一実施形態では、酸素分析計130に対してのキャリブレータ82による任意の是正措置の直後に、ゼロガスおよびスパンガスという標準的な校正用ガスを使用する日常的な2点校正をキャリブレータ82によって実施することができる。別の実施形態では、これらの校正結果はまた、データレコーダ84によって記録することができる。記録されたデータは保守することができ、その後いつでも調査するために利用可能である。酸素分析計130が動作不良を起こした場合、故障したコンポーネントは、O&Mマニュアルまたはベンダの推奨事項に従って交換または修理することができる。
酸素分析計130の運転を中止して予備の酸素分析計と交換する必要がある場合、本明細書で説明する手順に従うことができる。酸素分析計130の修理、または現在のモデルが入手不可能なために同一の代替品との交換ができない場合、酸素分析計130は同等のまたは改良された分析計と交換することができる。本明細書で説明する手順に従うことができる。
図5のステップS30ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、シリンダガス監査(cylinder gas audit)(CGA)は、U.S.E.P.A.、プロトコル番号1を使用する40C.F.R.§60、Appendix Fで概説される手順に従って、4つの運転四半期のうち3つごとに酸素分析計130上でキャリブレータ82によって実施することができる。運転四半期は、ボイラ100が運転される暦四半期(1月〜3月、4月〜6月、7月〜9月、および10月〜12月)と定義される。
一実施形態では、ボイラ100の利用率予想値が低いので、一度に数か月間稼働することはできない。Appendix F、5.1.4と一致して、暦四半期中にボイラ100が稼働しないこれらの長期の停止時間中に、CGAを実施することが必要ではないことがある。加えて、3つの運転四半期の期間は、3つの暦四半期より長くに及ぶことがある。一実施形態では、CGAは、酸素分析計交換証明手順のために以下で説明するように酸素分析計130の交換が必要でない限り、以下で説明するPEMS30の相対精度試験検査(Relative Accuracy Test Audit:RATA)が行われる運転四半期中に実施する必要がないことがある。
CGAは、4%〜6%および8%〜12%酸素の濃度を有する2つの検査用ガスを使用して行うことができる。CGAを行うために、酸素分析計130は通常運転モードで配置することができ、検査用ガスは酸素分析計センサ室に方向付けできることに留意されたい。CGA中に、酸素分析計130は、各検査用ガスを使用して3回挑戦することができ(非連続)、分析計が示す反応の平均値を使用してCGA結果を評価することができる。検査用ガスは、安定した読み取りが得られることを確認するのに十分長い期間、注入することができる。一実施形態では、システム維持装置80のキャリブレータ82は、前述のCGA手順を実施することができる。
一実施形態では、CGAの結果が、検査平均値の±15%または±5ppmのいずれか大きい方という、40C.F.R Appendix F Section5.2.3(2)に従って定められた基準の範囲内に収まらない場合、酸素分析計130は運転パラメータの範囲内で機能しないと分類することができ、キャリブレータ82による是正措置を講じることができる(図1を参照)。一実施形態では、問題が識別および補正されたら、別のCGAをキャリブレータ82によって実施することができる。
図5のステップS30、ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、第4の運転四半期において、40C.F.R.§60、Appendix B、Performance Specifications(PS)2および3に概説されている手順に従って、R.A.T.A.を酸素分析計130上で行うことができる。第三者の請負業者が酸素分析計130のR.A.T.A.を行うことができる。具体的なR.A.T.A.試験手順は詳述しないが、次のセクションには、いくつかの一般的な背景情報および報告要件を記載する。さらなる情報については、本明細書に記載した参照規則の引用を参照されたい。一実施形態では、システム維持装置80のキャリブレータ82は、前述のR.A.T.A.手順を実施することができる。
NO排出量の予測値はlb NO/MMBtuの単位で保証することができ、酸素分析計130は、湿量基準で%酸素の単位で保証することができる。R.A.T.A.の実施中に、ボイラ100は、天然ガスを燃焼しており、定格容量の50パーセントより大きい負荷で動作していることがある。R.A.T.A.は、最低でも9回の21分運転期間の間、単一の運転負荷および通常の酸素設定値で行うことができる。各汚染物質のRATA基準は、NOの場合は標準測定法または排出基準(0.1 lb/MMBtu)の10%のいずれか制限の少ない方に基づいて20%、Oの場合は1パーセント酸素絶対差とすることができる。
NO濃度および酸素濃度は、それぞれU.S.E.P.A.RM7Eおよび3Aに従って決定することができる。煙道ガスの水分は、U.S.E.P.A.RM4に従って決定することができる。標準測定法の酸素値は、典型的には乾燥重量において測定および報告することができるので、煙道ガスの水分含有量をキャリブレータ82(図1を参照)で使用して、煙道ガスの水分の酸素濃度を補正することができる。図5のステップS40を参照すると、RATA結果はデータレコーダ84によって記録することができる。図5のステップS45を参照すると、RATA結果は、半年間の期間中に終了した場合、US.E.P.A.およびニューヨーク州環境保護局(N.Y.S.D.E.C)に報告されうる半年ごとの過剰排出報告書(Excess Emission Report)に含めることができる。
図5のステップS30、ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、原単位(primary unit)に関連する問題のために、予備の酸素分析計を一時的に(7ボイラ稼働日より短い)取り付けることが必要な場合、初期のゼロ校正およびスパン校正は、キャリブレータ82によって予備分析計上で行うことができる。予備の酸素分析計を使用して、7ボイラ稼働日より長い期間の酸素排出物を監視する場合、CGAは、予備の分析計上でキャリブレータ82によって行うことができる。一実施形態では、CGAは、再インストール後にキャリブレータ82によって一次酸素分析計上で行うことができる。
予備の分析計がボイラ100の一次分析計(恒久的な交換)になる場合、7日のドリフト点検を行うことができ、初期CGAはキャリブレータ82によって実施することができる。7日の稼働日後にこの分析計上でCGAを実行した場合、このCGAは初期CGAとみなすことができる。R.A.T.A.は、操作上有用なときは交換用酸素分析計上で行うことができるが、この恒久的な交換の取り付け後の第2運転暦四半期の終了時よりも遅くでは不可である。一実施形態では、酸素分析計130の校正は、横河電機株式会社の取り扱い説明書、一体型ジルコニア式酸素濃度計モデルZR202G、ドキュメントIM 11M12A01−04Eに従って、キャリブレータ82によって実施することができる。
図5のステップS30、ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、キャリブレータ82は、ボイラ100、具体的には燃料流量計130を校正することができる。天然ガス燃料流量計34は、毎暦年、国立標準技術研究所(NIST)の追跡可能な校正参照標準を使用して校正することができる。送信機の再校正、計器の修理、または交換などの是正措置は、問題の原因に応じてキャリブレータ82によって行うことができる。天然ガス流量計34が動作不良を起こした場合、O&Mマニュアルまたはベンダの推奨事項に従って修理または交換することができる。一実施形態では、燃料流量計34は、適切なISO手順「検査、測定および試験装置」に従ってキャリブレータ82によって毎年校正および保守することができる。一実施形態では、このISO手順は、入手した装置の文書管理(電子またはハードコピー)、校正要件、納入業者の資格(supplier qualification)、および品質管理の手順を提供することができる。
図5のステップ40、ならびに図1の例示的環境およびコンピュータインフラストラクチャを参照すると、コンピュータシステム20は、PEMS30に関連するすべての運転パラメータを監視、記録、および追跡することができる。これらのパラメータには、酸素濃度の表示値、NO濃度の表示値、および天然ガス燃料流量が含まれうる。一実施形態では、パラメータはまた、システム維持装置80からのデータを含むことができる(以下を参照)。コンピュータシステム20、またはPEMS30などのコンピュータシステム20のコンポーネントが動作不良を起こした場合、任意の故障したコンポーネントは、製造業者の推奨に従って修理および/または交換することができる。
4〜20ミリアンペアのループチェックを実施して、酸素分析計のデータ、NO分析計のデータ、および燃料流量データがPEMS30によって正しく測定されることを確認することができる。一実施形態では、システム維持装置80によって実施された校正および記録されたデータもすべて、PEMS30によって記録することができる。PEMS30が動作不良を起こした場合、燃料流量、酸素の表示値、およびNOの表示値のデータが入手可能で、PEMS30で再作成できる場合、このデータを使用してボイラからのNO排出物を記録することができる。このデータが再作成できない場合、PEMS30が動作不良を起こしたときのNO排出データは「無効」とみなすものとする。「無効」とみなされる任意のPEMS30データは、PEMS30によって報告される排出平均には含まれない。一実施形態では、PEMS30は、40C.F.R 60.48b(f)に従って、30日のボイラ連続稼働日のうち少なくとも22日の各ボイラ稼働日の運転時間の最低でも75パーセントの排出物データを生成することができる。
システム維持装置80(図1を参照)により予測監視システムを保守する一実施形態である図5のステップS40を参照して、PEMS30保守作業の一スケジュール例を下記に示す。
第1運転四半期
稼働日中の日常的なO分析計の校正
各O分析計の7日間の校正ドリフトの点検を始める
各O分析計の初期CGA
第2運転四半期
稼働日中の日常的なO分析計の校正
各O分析計のCGA
第3運転四半期
稼働日中の日常的なO分析計の校正
各O分析計のCGA
第4運転四半期
稼働日中の日常的なO分析計の校正
各O分析計およびPEMSのRATA
この運転四半期のQA/QC試験サイクルは、7日に1回のみの校正ドリフトの点検を除いて、この許可の長さの間、繰り返すものとする。
追加のボイラQA/QC試験作業
州の許可アイテム5−2:許可期間中に1回、1日2時間(各ボイラ)のNSPS5日試験。RATA試験中に使用される同一データは、このNSPS試験データ要件にも使用することができる。
他のPEMS QA/QC作業
暦年に1回、各分析計のOエンドツーエンド校正を実施する
暦年に1回、燃料計のエンドツーエンド校正を実施する
暦年に1回、PEMS監視に使用される天然ガス流量センサを校正する
図5のステップS45を参照すると、ボイラ100の校正に関連する記録されたデータは、電子的にまたはハードコピーとして報告することができる。このステップは、システム維持装置80のデータレポータ86によって実施することができる。
図5のステップS45を参照すると、NO PEMS30過剰排出報告書(EER)は、連邦および/または州の要件に従って提出することができる。EER報告書は、(1)NO排出物およびPEMS30停止時間の情報、および(2)四半期ごとのPEMS検査の結果を含むPEMS30データ評価報告書(DAR)という2つの基本データセットを含むことができる。NO排出物報告書の要件を以下で説明する。PEMS DARについては、その後で説明する。
EERは、NO排出物が30稼働日の許可限度である0.057 lb NO/MMBtuを超えた期間を含めて、各報告期間のNO排出物データを提供することができる。過剰排出物は、N.Y.S.D.E.C.6ニューヨーク州法規(New York Codes, Rules, and Regulations:N.Y.C.R.R.)§201.5(c)に基づいて定められた、運転開始、運転停止、および動作不良を除いた、許可限度を超える任意の30日回転(rolling)NO平均排出量と定義することができる。
データ評価報告書(DAR)は、半年ごとのEERの一部として含むことができる。報告書には、四半期ごとの検査の結果および日常的な酸素分析計校正点検の概要を含むことができる。一実施形態では、DARは、以下の情報を含むことができる。
・施設名
・住所
・施設所有者/オペレータ
・分析計のモデル番号
・PEMSの場所
別の実施形態では、酸素分析計130が許容限度を超えるとき、以下の情報も提供することができる。
・各制御不能の校正の日時
・校正濃度(パーセント酸素)
・反応校正(パーセント酸素)
・ドリフト結果(パーセント酸素)
・制御不能期間の是正措置
DARはまた、四半期ごとの検査の結果を含むことができる。一実施形態では、以下に説明するCGA情報は半年ごとの報告書に含めることができる。別の実施形態では、R.A.T.A.下請業者からの保証報告書も含めることができる。
一実施形態では、以下のPEMS30報告書は、調査のために最低でも5年間保守することができる。
・PEMS保証報告書
・PEMSの四半期ごとのシリンダガス監査報告書
・PEMS天然ガス保証
・酸素分析計の校正結果
・PEMSの半年ごとの報告書
・PEMS NO排出物の生データ
一実施形態では、前述のデータは、システム維持装置80のデータレポータ86によって報告することができる。
一実施形態では、PEMS30の性能およびデータ報告パーセンテージが指定の基準の範囲内に収まっていることを確認するために、PEMS30のコンポーネント、データ取得システム、予測アルゴリズム、校正手順、または他の運転手順に対するすべての変更または修正は、任意の変更が加えられる前に調査することができる。これらの修正は、システムの劣化もしくは動作不良、またはシステムの技術上の改良に起因するシステムコンポーネントまたはソフトウェアのアップグレード、PEMS30コンポーネントの交換の結果、行うことができる。PEMS30の運転手順および保守手順の変更は、許可要件の変更、規制機関のガイドライン、または新たに取り付けられた計測器の要件に応じたものとすることができる。
PEMS30の修正はすべて、報告されたPEMSデータ32の精度が修正による影響を受けないことを保証するために、規制上の要件および製造業者の仕様に関して評価することができる。任意の提案された修正はまた、修正の結果、以降の検査手順が正当であるかどうか決定するために調査することができる。ボイラ100はN.Y.S.D.E.C.の州が発行した許可に基づいて許可することができるので、PEMS30に対する修正はすべて、このような修正を行うことを提出する必要がある前に、N.Y.C.R.R.の範囲内で評価され、このような許可の修正を要求する妥当性を決定し、当局の認可を受けることができる。
一実施形態では、N.Y.C.R.R.Subpart 201−5.4のサブパラグラフ(i)〜(iii)に基づく基準を満たす任意の変更および修正は、規制当局の事前の承認がなくても行うことができ、許可の修正を必要としないことがある。このような変更の日付および説明の記録は保守することができ、このような記録は、要求に応じて当局の担当者による調査のために利用可能である。一実施形態では、このような変更および修正を以下に一覧として示す。
(i)排出物が、規則またはこのタイトルに基づく該当する要件に含まれる任意の排出制限を超えない変更。
(ii)供給源が任意の追加の規則またはこのタイトルに基づく要件に従うようにならない変更。
(iii)連邦の法的強制力がある排出上限値または限度の確立または修正を求めない変更。
この下位区分のパラグラフ(1)に基づいて要求される記録に加えて、許可取得者(permittee)は、以下を伴う変更を加えるより少なくとも30暦日前に、当局に書面により届け出ることができる。
(i)施設内での排出点の移動
(ii)当局によって発行された許可により以前に認可または軽減(remit)を受けていない任意の大気汚染物質の排出
(iii)任意の空気清浄化設備、デバイス、または制御機器の取り付けまたは改変
許可の修正は、この下位区分のパラグラフ(2)に基づく届け出に従って提出された変更がこの下位区分のパラグラフ(1)に基づく基準を満たさない場合、または変更が大気質への著しい影響を有する可能性がある場合、該当する要件または特別な許可条件を課すために義務付けられることがある。このような場合、大気質への影響および/または該当する要件の変更のより詳細な調査が完了するまで許可取得者は提出した変更に着手しないように義務付けることができる。対応として、許可取得者からの30日前の届け出を受け取ってから15日以内に、このような決定を書面により許可取得者に通知することができる。決定には、提出された変更をさらに調査するために必要な情報のリストを含めることができる。
本明細書における「第1」、「第2」などの用語は、いかなる順序、数量、または重要性を意味せず、ある要素を他の要素から区別するために用いられている。本明細書における「a」または「an」という用語は、数量の限定を意味せず、対象の要素が少なくとも1つ存在することを意味する。また、ある数量と共に使用される「約」という修飾語は、対象の値を含み、文脈によって決定される意味を有する(たとえば、特定の数量の測定に関連する誤差の程度を含む)。本明細書における「(複数可)」という接尾辞は、それが修飾する用語の単数と複数を含み、それによって、その用語の1つまたは複数を含むことを意図する(たとえば、「金属(複数可)」は1つまたは複数の金属を含む)。本明細書において開示される範囲は、それを含み、独立して組み合わせ可能である(たとえば、「最大約25wt%、またはより具体的には、約5wt%〜約20wt%」という範囲は、「約5wt%〜約25wt%」の範囲の両端の値およびすべての中間の値を含むなど)。
以下の法規および規則、すなわちSubpart DB C.F.R.およびE.P.A.の規定(60.48bおよび60.49b);[72 連邦公報(F.R.)32742、2007年6月13日、修正規則、74 F.R.5089、2009年1月28日];60.8規則:[36 F.R.24877、1971年12月23日、修正規則、39 F.R.9314、1974年3月8日;42 F.R.57126、1977年11月1日;44 F.R.33612、1979年6月11日;54 F.R.6662、1989年2月14日;54 F.R.21344、1989年5月17日;64 F.R.7463、1999年2月12日;72 F.R.27442、2007年5月16日];60.13規則:[40 F.R.46255、1975年10月6日;40 F.R.59205、1975年12月22日、修正規則、41 F.R.35185、1976年8月20日;48 F.R 13326、1983年3月30日;48 F.R.23610、1983年5月25日;48 F.R.32986、1983年7月20日;52 F.R.9782、1987年3月26日;52 F.R.17555、1987年5月11日;52 F.R.21007、1987年6月4日;64 F.R.7463、1999年2月12日;65 F.R.48920、2000年8月10日;65 F.R.61749、2000年10月17日;66 F.R.44980、2001年8月27日;71 F.R.31102、2006年6月1日;72 F.R.32714、2007年6月13日];[48 F.R.13327、1983年3月30日および48 F.R.23611、1983年5月25日、修正規則、48 F.R.32986、1983年7月20日;51 F.R.31701、1985年8月5日;52 F.R.17556、1987年5月11日;52 F.R.30675、1987年8月18日;52 F.R.34650、1987年9月14日;53 F.R.7515、1988年3月9日;53 F.R.41335、1988年10月21日;55 F.R.18876、1990年5月7日;55 F.R.40178、1990年10月2日;55 F.R.47474、1990年11月14日;56 F.R.5526、1991年2月11日;59 F.R.64593、1994年12月15日;64 F.R.53032、1999年9月30日;65 F.R.62130、62144、2000年10月17日;65 F.R.48920、2000年8月10日;69 F.R.1802、2004年1月12日;70 F.R.28673、2005年5月18日;71 F.R.55127、2006年9月21日;72 F.R.32767、2007年6月13日;72 F.R.51527、2007年9月7日;72 F.R.55278、2007年9月28日;74 F.R.12580、12585、2009年3月25日;74 F.R.18474、2009年4月23日];および[52 F.R.21008、1987年6月4日;52 F.R.27612、1987年7月22日、修正規則、56 F.R.5527、1991年2月11日;69 F.R.1816、2004年1月12日;72 F.R.32768、2007年6月13日;74 F.R.12590、2009年3月25日]を全体として参照により本明細書に組み込む。
本明細書に記載された州および/または連邦の規則、要件、基準、プロトコル、試験手順、標準測定法、条例、および規定への参照すべてを全体として参照により本明細書に組み込む。本明細書に記載されたすべての基準計測器のマニュアルおよび取り扱い説明書も全体として参照により本明細書に組み込む。
NO排出物を予測する方法およびシステムを本明細書において図示し説明しているが、本発明の態様は、種々の代替実施形態をさらに提供することが理解されよう。たとえば、一実施形態では、本発明は、実行するとコンピュータシステムがNO排出量を予測することができる、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体で固定されたコンピュータプログラムを提供する。この点において、コンピュータ可読媒体は、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施できる、PEMSプログラム30(図1)などの、プログラムコードを含む。「コンピュータ可読媒体」という用語は、プログラムコードのコピーをコンピューティングデバイスによって認識、再生、または通信することが可能な、現在知られているまたは後で開発される任意のタイプの有形表現媒体の1つまたは複数を含むことが理解されよう。たとえば、コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数の可搬型記憶製品、コンピューティングデバイスの1つまたは複数のメモリ/記憶コンポーネント、紙、および/または同種のものを含むことができる。
別の実施形態では、本発明は、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施する、PEMSプログラム30(図1)などのプログラムコードのコピーを提供する方法を提供する。この場合、コンピュータシステムは、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施するプログラムコードのコピーを処理して、第2の別個の場所で受信するために、1組のデータ信号を生成および送信することができる。その1組のデータ信号は、含んでいるプログラムコードのコピーを符号化するように設定および/または変更された特性の1つまたは複数を有する。同様に、本発明の一実施形態は、本明細書で説明する処理のいくつかまたはすべてを実施するプログラムコードのコピーを取得する方法を提供し、本明細書で説明する1組のデータ信号を受信し、1組のデータ信号を、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体で固定されるコンピュータプログラムのコピーに変換するコンピュータシステムを含む。いずれの場合にも、1組のデータ信号は、任意のタイプの通信リンクを使用して、送信/受信することができる。
さらに別の実施形態では、本発明は、NO排出量を予測するシステムを生成する方法を提供する。この場合、コンピュータシステム20(図1)などのコンピュータシステムを得る(たとえば、作成する、保守する、利用可能にする、など)ことができ、本明細書で説明する処理を実施するための1つまたは複数のコンポーネントを得て(たとえば、作成する、購入する、使用する、修正する、など)、コンピュータシステムに展開することができる。この点において、開発は、(1)コンピューティングデバイス上へのプログラムコードのインストール、(2)コンピュータシステムへの1つまたは複数のコンピューティングデバイスおよび/またはI/Oデバイスの追加、(3)本明細書で説明する処理を実施できるようにするためのコンピュータシステムの組み込みおよび/または修正、および/または同種のものの1つまたは複数を含むことができる。
本発明の態様は、購読料方式、広告方式、および/または手数料方式で本明細書で説明する処理を実施するビジネス方法の一部として実施することができることが理解されよう。すなわち、サービス提供業者は、本明細書で説明するようにNO排出量を予測することを提供することができる。この場合、そのサービス提供業者は、コンピュータシステム20(図1)などの、1人または複数人の顧客のために本明細書で説明する処理を実施するコンピュータシステムを管理する(たとえば、作成する、保守する、サポートする、など)ことができる。代わりに、サービス提供業者は、購読契約および/または手数料契約に基づいて顧客(複数可)からの支払いを受け取る、1人または複数人の第三者への広告の販売から支払いを受け取る、および/または同種のことができる。
本発明の種々の態様の前述の説明は、図示および説明の目的で示されてきた。網羅的であること、または開示されている正確な形態に本発明を限定することを意図しているわけではなく、明らかに、多数の修正および変形が可能である。当業者には明らかであろうこのような修正および変形は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内に含まれる。
10 環境
20 コンピュータシステム
22 処理コンポーネント
24 記憶コンポーネント
26 入出力(I/O)コンポーネント
28 経路
30 PEMS
32 PEMSデータ
34 燃料流量計
36 ユーザ
40 計算器
50 予測器
55 相関器
60 取得器
70 ユーザインタフェースモジュール
80 システム維持装置
82 キャリブレータ
84 データレコーダ
86 データレポータ
100 天然ガス焚きボイラ
120 NO分析計
130 酸素分析計
ステップS1は、不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および酸素(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値、および酸素濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算することを含む。
ステップS2は、燃料流量の測定値およびO濃度のサンプリング値との相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算することを含む。
排ガスをサンプリングするステップS1Aは、ボイラの運転負荷(燃料流量の測定値によって表される)および排ガスの酸素濃度に対するNO排出量の相関を計算するために、ボイラ100(図1を参照)の特性を有する2つのボイラ上で行うことができる。
ステップS1Bは、複数の燃料流量の測定値、対応するNO排出濃度のサンプリング値、およびO濃度のサンプリング値に基づいてNO排出量の相関を計算する。
ステップS2Aは、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラの燃料流量および対応するO濃度を得る。
ステップS2Bは、得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させ、相関を用いて燃料流量の測定値および対応するO濃度のサンプリング値を得て、得られた燃料流量は、ステップS2Aから得られた燃料流量を相関曲線に当てはめ(図3および図4を参照)、得られた燃料流量に最も近い燃料流量の測定点を相関曲線から選択することによって相関させることができる。
ステップS2Cは、燃料流量の測定値と対応するO濃度のサンプリング値の相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算する。
ステップS30は、不連続式天然ガス焚きボイラを校正する。
ステップS35は、予測監視システムを校正する。
ステップS40は、校正中の天然ガス焚きボイラまたは予測監視システムのいずれかに関連するデータを記録する。
ステップS45は、校正の結果得られる、天然ガス焚きボイラまたは予測監視システムのいずれかに関連するデータを報告する。

Claims (10)

  1. 不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の窒素酸化物(NO)排出量を予測する方法であって、
    コンピューティングデバイスを使用して不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算するステップ(S1)と、
    前記コンピューティングデバイスを使用して前記燃料流量の測定値および前記O濃度のサンプリング値との前記相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算するステップ(S2)と、
    ユーザ(36)が使用するように、前記NO排出量の予測値を提供するステップとを含む、方法。
  2. 前記相関の前記計算ステップが、
    前記複数の燃料流量の測定値で運転中の前記不連続式天然ガス焚きボイラ(100)からの排ガスをサンプリングし、前記複数の対応するO濃度のサンプリング値およびNO濃度のサンプリング値を得るステップ(S1A)と、
    前記コンピューティングデバイスを使用して、前記複数の燃料流量の測定値、ならびに前記複数の対応するO濃度のサンプリング値およびNO濃度のサンプリング値に基づいてNO排出量の相関を計算するステップ(S1B)とを含む、請求項1記載のNO排出量を予測する方法。
  3. 前記NO排出量の予測値の前記計算ステップが、
    運転中の前記不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の燃料流量および対応するO濃度を得るステップ(S2A)と、
    前記コンピューティングデバイスを使用して、前記得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させ、相関を用いて前記燃料流量の測定値および前記O濃度のサンプリング値を得るステップ(S2B)と、
    前記燃料流量の測定値および前記対応するO濃度のサンプリング値との前記相関に基づいて前記NO排出量の予測値を計算するステップ(S2C)とを含む、請求項1記載のNO排出量を予測する方法。
  4. 不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、およびO濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算する計算器(40)と、
    前記燃料流量の測定値および前記O濃度のサンプリング値の前記相関に基づいてNO排出量の予測値を計算する計算器(40)と
    を具備する少なくとも1つのデバイスを具備する窒素酸化物(NO)排出量予測監視システム。
  5. 前記予測器(50)が、得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させ、前記相関を用いて前記燃料流量の測定値および前記対応するO濃度のサンプリング値を得る相関器(55)を具備する、請求項4記載のNO排出量予測監視システム。
  6. 前記監視システムが、運転中の不連続式天然ガス焚きボイラ(100)を校正するステップ(S30)と、前記予測監視システムを校正するステップ(S35)と、校正中の前記天然ガス焚きボイラ(100)または前記予測監視システムのいずれかに関連するデータを記録するステップ(S40)と、校正の結果得られる、前記天然ガス焚きボイラ(100)または前記予測監視システムのいずれかに関連する前記データを報告するステップ(S45)とによって保守される、請求項4記載のNO排出量予測監視システム。
  7. 前記データが、NO排出濃度、燃料流量、排ガス酸素濃度、前記予測監視システムの停止時間、検査結果、前記予測監視システムの保証報告書、前記予測監視システムの天然ガス保証書、校正結果、および半年ごとの報告書からなる群から選択される、請求項6記載のNO排出量予測監視システム。
  8. 実行するとコンピュータシステム(20)が不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の窒素酸化物(NO)排出量を予測する方法を実施できる、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体で実施されるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記方法が、
    コンピューティングデバイスを使用して、前記不連続式天然ガス焚きボイラの運転中の複数のNO排出濃度のサンプリング値、燃料流量の測定値、および(O)濃度のサンプリング値に基づいて、燃料流量の測定値および酸素(O)濃度のサンプリング値に対するNO排出量の相関を計算するステップと、
    前記コンピューティングデバイスを使用して前記燃料流量の測定値および前記O濃度のサンプリング値との前記相関に基づいて、NO排出量の予測値を計算するステップと、
    ユーザ(36)が使用するように、前記NO排出量の予測値を提供するステップ、とを含む、コンピュータプログラム。
  9. 前記相関の前記計算ステップが、
    前記複数の燃料流量の測定値において運転中の前記不連続式天然ガス焚きボイラ(100)から排ガス(S1A)をサンプリングして、前記複数の対応するO濃度のサンプリング値およびNO濃度サンプリング値を得るステップと、
    コンピューティングデバイスを使用して、前記複数の燃料流量の測定値、ならびに前記複数の対応するO濃度のサンプリング値およびNO濃度サンプリング値に基づいてNO排出量の相関を計算するステップとを含む、請求項8記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記NO排出量の予測値の前記計算ステップが、
    運転中の前記不連続式天然ガス焚きボイラ(100)の燃料流量および対応するO濃度を得るステップ(S2A)と、
    前記コンピューティングデバイスを使用して、前記得られた燃料流量および対応する得られたO濃度を相関させ、前記相関を用いて前記燃料流量の測定値および前記O濃度のサンプリング値を得るステップと、
    前記燃料流量の測定値および前記対応するO濃度のサンプリング値との前記相関に基づいて前記NO排出量の予測値を計算するステップとを含む、請求項9記載のコンピュータプログラム。
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