JP2011097497A - データ転送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な構成で装置間において大容量のデータを高速にかつ低レイテンシで転送することができるデータ転送装置を提供する。
【解決手段】シリアル転送インタフェースを搭載した第1の装置のダウンストリームポートに接続される第1の仮想ネットワークデバイスと、シリアル転送インタフェースを搭載した第2の装置のダウンストリームポートを延長するための第1のケーブルと、前記第1のケーブルに接続される第2の仮想ネットワークデバイスと、シリアル転送インタフェースを搭載した第3の装置のダウンストリームポートを延長するための第2のケーブルと、前記第2のケーブルに接続される第3の仮想ネットワークデバイスと、前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイスおよび前記第3の仮想ネットワークデバイスに接続される仮想ネットワークスイッチとを備えるデータ転送装置が提供される。
【選択図】図4
【解決手段】シリアル転送インタフェースを搭載した第1の装置のダウンストリームポートに接続される第1の仮想ネットワークデバイスと、シリアル転送インタフェースを搭載した第2の装置のダウンストリームポートを延長するための第1のケーブルと、前記第1のケーブルに接続される第2の仮想ネットワークデバイスと、シリアル転送インタフェースを搭載した第3の装置のダウンストリームポートを延長するための第2のケーブルと、前記第2のケーブルに接続される第3の仮想ネットワークデバイスと、前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイスおよび前記第3の仮想ネットワークデバイスに接続される仮想ネットワークスイッチとを備えるデータ転送装置が提供される。
【選択図】図4
Description
本発明は、データ転送装置に関する。
従来、複数の装置間におけるデータの転送のために、イーサネット(登録商標)、ファイバーチャネル(Fibre Channel)やインフィニバンド(InfiniBand)などに代表されるネットワークが使用されている。
ネットワークを構成するためには、NIC(Network Interface Card)やHCA(Host card
adapter)などのネットワークカード、ネットワークスイッチ、ネットワークケーブルが必要である。
adapter)などのネットワークカード、ネットワークスイッチ、ネットワークケーブルが必要である。
ネットワークにおいて、20Gbps以上の広帯域を実現しようとする場合、イーサネットでは、10ギガビット・イーサネット(10GbEther)を複数使用する必要があるため、非常に高コストなシステムとなる。また、インフィニバンドでは、4×DDR(Double Data Rate)に対応する必要があるため、非常に高コストなシステムとなる。
また、広帯域ネットワークの使用が必要となる場合、装置内のバス速度においても高速にする必要がある。広帯域のバスとしてはPC(Personal Computer)などで使用されるPCI Express(以下、「PCIe」という。)がよく知られている。
典型的なPCIeは、ルートコンプレックスと、PCIeスイッチと、エンドポイントとを備え、Tree構造を有する。PCIeの構成において、バスの末端は必ずダウンストリームポートであり、PCI−SIGのPCIeの規格により、ダウンストリームポートにはエンドポイントまたはPCIeスイッチのみを接続することができる。
ダウンストリームポートの先に物理的に、または論理的にPCIeスイッチを設けて、その先にエンドポイントを接続するという技術は提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、通常は、PCIeを搭載した異なる装置間のダウンストリームポート同士をネットワークなどを使用して接続することにより、ダウンストリームポート同士の結合を行う。すなわち、PCIeを搭載した異なる装置間のダウンストリームポート同士を結合するには、ネットワークを利用するのが一般的である。
上述したように、ネットワークにおいて、広帯域を実現するためには、非常に高コストなネットワーク構成が必要となる。また、ネットワークを組む場合、TCP/IPなどの規定のプロトコルが必要となるため、NICやネットワークスイッチ内での遅延が大きく、レイテンシが大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、安価な構成で装置間において大容量のデータを高速にかつ低レイテンシで転送することが可能な、新規かつ改良されたデータ転送装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、シリアル転送インタフェースを搭載した第1の装置のダウンストリームポートに接続される第1の仮想ネットワークデバイスと、シリアル転送インタフェースを搭載した第2の装置のダウンストリームポートを延長するための第1のケーブルと、前記第1のケーブルに接続される第2の仮想ネットワークデバイスと、シリアル転送インタフェースを搭載した第3の装置のダウンストリームポートを延長するための第2のケーブルと、前記第2のケーブルに接続される第3の仮想ネットワークデバイスと、前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイスおよび前記第3の仮想ネットワークデバイスに接続される仮想ネットワークスイッチとを備えるデータ転送装置が提供される。
前記シリアル転送インタフェースは、PCI Express(PCIe)であり、前記第1のケーブルおよび前記第2のケーブルはPCIeケーブルであってもよい。
前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイス、前記第3の仮想ネットワークデバイスおよび前記仮想ネットワークスイッチは、前記第1の装置に搭載されてもよい。
前記第1の仮想ネットワークデバイスは、前記第1の装置のダウンストリームポートを延長するための第3のケーブルに接続されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、シリアル転送インタフェースを搭載した第1の装置のダウンストリームポートに接続される第1の仮想ネットワークデバイスと、エンドポイントデバイスとしての第2の仮想ネットワークデバイスと、ルートコンプレックスデバイスとしての第3の仮想ネットワークデバイスと、前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイスおよび前記第3の仮想ネットワークデバイスに接続される仮想ネットワークスイッチと、を備え、前記第3の仮想ネットワークデバイスは、シリアル転送インタフェースを搭載した第2の装置におけるエンドポイントデバイスとしての第4の仮想ネットワークデバイスにケーブルによって接続されるデータ転送装置が提供される。
前記シリアル転送インタフェースは、PCI Express(PCIe)であり、前記ケーブルはPCIeケーブルであってもよい。
以上説明したように本発明によれば、安価な構成で装置間において大容量のデータを高速にかつ低レイテンシで転送することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.PCI Express(PCIe)を搭載した装置
2.本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置
3.本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置
1.PCI Express(PCIe)を搭載した装置
2.本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置
3.本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置
[PCI Express(PCIe)を搭載した装置]
まず、シリアル転送インタフェースとしてのPCI Expressを搭載した装置について説明する。図1は、PCI Expressを搭載した装置の概略構成を説明するための説明図である。
まず、シリアル転送インタフェースとしてのPCI Expressを搭載した装置について説明する。図1は、PCI Expressを搭載した装置の概略構成を説明するための説明図である。
図1において、PCI Express(PCIe)を搭載した装置10は、CPU12と、ルートコンプレックス14と、PCIeスイッチ16と、エンドポイントまたはPCIeスイッチ18,20とを備える。
ルートコンプレックス14は、階層の根幹となるデバイスであり、1つあるいは複数のPCIeポートを持つことができる。PCIeスイッチ16は、PCIeポートを増やすためのデバイスである。
PCIeの構成において、バスの末端は必ずダウンストリームポートであり、PCI−SIGのPCIeの規格により、ダウンストリームポートにはエンドポイントまたはPCIeスイッチ18,20のみを接続することができる。
次に、PCI Expressを搭載した装置間におけるネットワークを利用したデータ転送について説明する。図2は、PCI Expressを搭載した装置間におけるネットワークを利用したデータ転送を説明するための説明図である。
図2において、装置10a,10b,10cは、図1の装置10と同様に、PCIeのトポロジを有する装置である。
装置10aは、CPU12aと、ルートコンプレックス14aと、PCIeスイッチ16aと、エンドポイントデバイスである広帯域ネットワークデバイスとしてのNIC(Network Interface Card)22aと、エンドポイント24aとを備える。装置10bは、CPU12bと、ルートコンプレックス14bと、PCIeスイッチ16bと、NIC22bと、エンドポイント24bとを備える。装置10cは、CPU12cと、ルートコンプレックス14cと、PCIeスイッチ16cと、NIC22cと、エンドポイント24cとを備える。
装置10aのNIC22aは、広帯域対応のネットワークケーブル26aによって広帯域ネットワークスイッチ28に接続されている。装置10bのNIC22bは、広帯域対応のネットワークケーブル26bによって広帯域ネットワークスイッチ28に接続されている。装置10cのNIC22cは、広帯域対応のネットワークケーブル26cによって広帯域ネットワークスイッチ28に接続されている。
図2に示すように、装置10a〜10c間においては、それぞれのPCIeダウンストリームポートにエンドポイントデバイスである広帯域ネットワークデバイスを挿して、広帯域対応のネットワークケーブルや広帯域ネットワークスイッチによって、装置間における相互のデータ転送を行うことができる。
[本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置]
次に、本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置について説明する。上述したPCIeを搭載した装置間においては、PCIeの制約により、異なる装置間のダウンストリームポート同士を結合する唯一の手段としてネットワークが利用されている。本実施の形態では、一つの装置のダウンストリームポートに、仮想的なネットワークを構成したエンドポイントデバイスを装着し、装置間は上述した図2のシステムのように高価なネットワークケーブルと高価なネットワークスイッチによる接続ではなくPCIeケーブルによって接続を行う。なお、PCIeケーブルは、PCIeバスをケーブルによって外部に引き出すことを可能とするものであり、PCI−SIGのPCIeの規格により規格化されているものである。
次に、本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置について説明する。上述したPCIeを搭載した装置間においては、PCIeの制約により、異なる装置間のダウンストリームポート同士を結合する唯一の手段としてネットワークが利用されている。本実施の形態では、一つの装置のダウンストリームポートに、仮想的なネットワークを構成したエンドポイントデバイスを装着し、装置間は上述した図2のシステムのように高価なネットワークケーブルと高価なネットワークスイッチによる接続ではなくPCIeケーブルによって接続を行う。なお、PCIeケーブルは、PCIeバスをケーブルによって外部に引き出すことを可能とするものであり、PCI−SIGのPCIeの規格により規格化されているものである。
図3は、PCI Expressを搭載した装置のPCIeバスをPCIeケーブルで引き出したときの構成を説明するための説明図である。図3において、装置100a,100b,100cは、図1の装置10と同様に、PCIeのトポロジを有する装置である。
装置100aは、CPU102aと、ルートコンプレックス104aと、PCIeスイッチ106aと、エンドポイント108aとを備える。装置100bは、CPU102bと、ルートコンプレックス104bと、PCIeスイッチ106bと、エンドポイント108bとを備える。装置100cは、CPU102cと、ルートコンプレックス104cと、PCIeスイッチ106cと、エンドポイント108cとを備える。
装置100aでは、PCIeダウンストリームポートをPCIeケーブル110aで延長して外部に引き出し、PCIeケーブル110aの先にエンドポイントデバイスである広帯域ネットワークデバイスとしてのNIC112aを挿している。装置100bでは、PCIeダウンストリームポートをPCIeケーブル110bで延長して外部に引き出し、PCIeケーブル110bの先にエンドポイントデバイスである広帯域ネットワークデバイスとしてのNIC112bを挿している。装置100cでは、PCIeダウンストリームポートをPCIeケーブル110cで延長して外部に引き出し、PCIeケーブル110cの先にエンドポイントデバイスである広帯域ネットワークデバイスとしてのNIC112cを挿している。
また、NIC112aは、広帯域対応のネットワークケーブル114aによって広帯域ネットワークスイッチ116に接続されている。NIC112bは、広帯域対応のネットワークケーブル114bによって広帯域ネットワークスイッチ116に接続されている。NIC112cは、広帯域対応のネットワークケーブル114cによって広帯域ネットワークスイッチ116に接続されている。
本発明の第1の実施の形態では、図3における破線118の部分を単一または複数のデバイスによる仮想的なネットワークを構成して、異なる装置間のダウンストリームポート同士を結合する手段を提供するものである。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置の構成を説明するための説明図である。図4において、装置100a,100b,100cは、図1の装置10と同様に、PCIeのトポロジを有する装置である。
装置100bのPCIeダウンストリームポートはPCIeケーブル110bによって延長されている。装置100cのPCIeダウンストリームポートはPCIeケーブル110cによって延長されている。
装置100aにおいて、PCIeダウンストリームポート120には、仮想ネットワークカード(仮想NIC)122aが接続されている。また、PCIeケーブル110bには、仮想NIC122bが接続されている。また、PCIeケーブル110cには、仮想NIC122cが接続されている。仮想NIC122a〜122cは、本物のNICではないが、上位のソフトウェアには本物のネットワークデバイス(NIC)として認識されるようなデバイスである。これら仮想NIC122a〜122cは、それぞれ仮想スイッチ126に接続されている。仮想スイッチ126は、ある仮想NICからの信号を独自のプロトコルによって任意の仮想NICに転送する機能を持つようなデバイスである。なお、仮想NIC122a〜122cと仮想スイッチ126とは、物理的な信号124a〜124cによって結合されている。
図4において、仮想NIC122a〜122cと仮想スイッチ126とは、仮想ネットワーク128を構成する。なお、図4では、仮想NIC122aを直接ダウンストリームポートに結合しているが、仮想NIC122aをPCIeケーブルで延長して外部に引き出してもよい。
図4において、装置100bをPCIeケーブル110bにより装置100aの仮想NIC122bと接続すると、装置100a内の仮想NIC122bは装置100bのソフトウェアではネットワークデバイスとして認識される。また、装置100cをPCIeケーブル110cにより装置100aの仮想NIC122cと接続すると、装置100a内の仮想NIC122cは装置100cのソフトウェアではネットワークデバイスとして認識される。また、装置100aでは、仮想NIC122aがすでに自装置のPCIeスイッチ106aに接続されているため、装置100aのソフトウェアは仮想NIC122aをネットワークデバイスとして認識する。
通常、ネットワークによってデータ転送を行う場合は、アプリケーションはソケットと呼ばれるAPI(Application Program Interface)によってネットワークデバイスに対して送信や受信を行う。
本発明の第1の実施の形態によれば、仮想NICは上位のソフトウェアにはネットワークデバイスとして認識されるため、ソケットと呼ばれるAPIによるデータ転送が可能である。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置の詳細な構成を説明するための説明図である。図5において、装置100a,100b,100cは、図1の装置10と同様に、PCIeのトポロジを有する装置である。
装置100aのPCIeスロット130aには、デバイス132aが挿入されている。装置100bのPCIeスロット130bには、デバイス132bが挿入されている。装置100cのPCIeスロット130cには、デバイス132cが挿入されている。
デバイス132aにおいて、仮想ネットワーク128における仮想NIC122aとPCIeスロット130aとはPCIeレーン120により接続されている。仮想ネットワーク128における仮想NIC122bとPCIeケーブルコネクタ140bとはPCIeレーン142bにより接続されている。仮想ネットワーク128における仮想NIC122cとPCIeケーブルコネクタ140cとはPCIeレーン142cにより接続されている。デバイス132bにおいて、PCIeケーブルコネクタ136bとPCIeスロット130bとはPCIeレーン134bにより接続されている。デバイス132cにおいて、PCIeケーブルコネクタ136cとPCIeスロット130cとはPCIeレーン134cにより接続されている。
また、デバイス132aのPCIeケーブルコネクタ140bと、デバイス132bのPCIeケーブルコネクタ136bとは、PCIeケーブル138bにより接続されている。デバイス132aのPCIeケーブルコネクタ140cと、デバイス132cのPCIeケーブルコネクタ136cとは、PCIeケーブル138cにより接続されている。
次に、PCI Expressを搭載した装置間におけるデータ転送の流れについて説明する。図6(A)は、PCI Expressを搭載した装置間におけるネットワークを利用したデータ転送の流れを説明するための説明図であり、図6(B)は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ転送装置を利用したデータ転送の流れを説明するための説明図である。
図6(B)に示すように、仮想NIC(VNIC)はネットワークデバイスとして認識されるため、上位のアプリケーションはソケットと呼ばれるAPIによるプログラミングが可能である。これにより、従来のアプリケーションを一切変更することなく適用することができる。
また、図6(A)に示すように、TCP/IPなどに代表されるネットワークプロトコルの適用や、ネットワークスイッチでの遅延などにより、従来のデータ転送ではレイテンシが大きくなる。
本発明の第1の実施の形態によれば、上述したTCP/IPなどのネットワークプロトコルによる制約や、ネットワークスイッチが不要であるため、装置間のレイテンシを従来のデータ転送と比較して小さくすることができる。また、NICによる帯域制限がないためPCIeの帯域をフルに活用することが可能となり、広帯域な構成が実現可能となる。
上述したように本発明の第1の実施の形態によれば、PCIeケーブルにより装置間を結合することにより、従来のネットワークを構成する高価な装置が不要となるため、低コストで装置間のデータ転送を実現することができる。また、仮想NICや仮想スイッチによりネットワークプロトコルによる制約がなくなるため、低レイテンシで装置間のデータ転送を実現することができる。さらに、PCIeの帯域をフルに活用することができるため、広帯域な構成で装置間のデータ転送を実現することができる。
以上、本発明の第1の実施の形態によれば、安価な構成で装置間において大容量のデータを高速にかつ低レイテンシで転送することができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、3台の装置間におけるデータ転送に本発明を適用した例を示したが、本発明は2台や3台以上の装置間におけるデータ転送においても適用可能である。
[本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置]
次に、本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置の構成を説明するための説明図である。図7において、装置200a〜200fは、図1の装置10と同様に、PCIeのトポロジを有する装置である。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ転送装置の構成を説明するための説明図である。図7において、装置200a〜200fは、図1の装置10と同様に、PCIeのトポロジを有する装置である。
装置200a〜200fは、それぞれ、CPU202a〜202fと、ルートコンプレックス204a〜204fと、PCIeスイッチ206a〜206fとを備える。また、装置200a〜200fは、それぞれ、仮想NIC208a〜208f,210a〜210f,212a〜212fと、仮想スイッチ214a〜214fとを備える。
仮想NIC210a〜210fは、エンドポイントデバイスであり、仮想NIC212a〜212fは、ルートコンプレックスデバイスである。装置200aにおける仮想NIC212aと、装置200bにおける仮想NIC210bとはPCIeケーブル216aで接続される。装置200bにおける仮想NIC212bと、装置200cにおける仮想NIC210cとはPCIeケーブル216bで接続される。装置200cにおける仮想NIC212cと、装置200dにおける仮想NIC210dとはPCIeケーブル216cで接続される。装置200dにおける仮想NIC212dと、装置200eにおける仮想NIC210eとはPCIeケーブル216dで接続される。装置200eにおける仮想NIC212eと、装置200fにおける仮想NIC210fとはPCIeケーブル216eで接続される。
図7に示すように、仮想NICをルートコンプレックスデバイスとして構成することにより、例えば装置200aの仮想NIC212aと、装置200bの仮想NIC210bとを直接PCIeケーブル216aで接続可能となる。これにより、図7に示すように、ディージーチェーンによる装置の増設が可能となり、接続装置の台数の制約をなくすことができる。
また、図7に示すように、装置同士の物理的な結合はPCIeケーブルのみであるため、従来のネットワーク構成で必要であったネットワークスイッチが不要となる。したがって、装置の構成を低コストとすることができる。
以上、本発明の第2の実施の形態によれば、接続台数の制限を受けることなく、安価な構成で装置間において大容量のデータを高速にかつ低レイテンシで転送することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100a,100b,100c 装置
102a,102b,102c CPU
104a,104b,104c ルートコンプレックス
106a,106b,106c PCIeスイッチ
110b,110c PCIeケーブル
122a,122b,122c 仮想NIC
126 仮想スイッチ
102a,102b,102c CPU
104a,104b,104c ルートコンプレックス
106a,106b,106c PCIeスイッチ
110b,110c PCIeケーブル
122a,122b,122c 仮想NIC
126 仮想スイッチ
Claims (6)
- シリアル転送インタフェースを搭載した第1の装置のダウンストリームポートに接続される第1の仮想ネットワークデバイスと、
シリアル転送インタフェースを搭載した第2の装置のダウンストリームポートを延長するための第1のケーブルと、
前記第1のケーブルに接続される第2の仮想ネットワークデバイスと、
シリアル転送インタフェースを搭載した第3の装置のダウンストリームポートを延長するための第2のケーブルと、
前記第2のケーブルに接続される第3の仮想ネットワークデバイスと、
前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイスおよび前記第3の仮想ネットワークデバイスに接続される仮想ネットワークスイッチと、
を備える、データ転送装置。 - 前記シリアル転送インタフェースは、PCI Express(PCIe)であり、前記第1のケーブルおよび前記第2のケーブルはPCIeケーブルである、請求項1に記載のデータ転送装置。
- 前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイス、前記第3の仮想ネットワークデバイスおよび前記仮想ネットワークスイッチは、前記第1の装置に搭載される、請求項1に記載のデータ転送装置。
- 前記第1の仮想ネットワークデバイスは、前記第1の装置のダウンストリームポートを延長するための第3のケーブルに接続される、請求項1に記載のデータ転送装置。
- シリアル転送インタフェースを搭載した第1の装置のダウンストリームポートに接続される第1の仮想ネットワークデバイスと、
エンドポイントデバイスとしての第2の仮想ネットワークデバイスと、
ルートコンプレックスデバイスとしての第3の仮想ネットワークデバイスと、
前記第1の仮想ネットワークデバイス、前記第2の仮想ネットワークデバイスおよび前記第3の仮想ネットワークデバイスに接続される仮想ネットワークスイッチと、
を備え、
前記第3の仮想ネットワークデバイスは、シリアル転送インタフェースを搭載した第2の装置におけるエンドポイントデバイスとしての第4の仮想ネットワークデバイスにケーブルによって接続される、データ転送装置。 - 前記シリアル転送インタフェースは、PCI Express(PCIe)であり、前記ケーブルはPCIeケーブルである、請求項5に記載のデータ転送装置。
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