JP2011095888A - 文字列検索装置、プログラム、及び文字列検索方法 - Google Patents

文字列検索装置、プログラム、及び文字列検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】文字列群のうちから目的とする文字列を、より短時間で検索することができる技術を提供する。
【解決手段】文字列検索装置において、検索したい文字列の先頭から所定数N(N≧2)以下の任意の字数n(1≦n≦N)までの文字の指定を受け入れる文字指定手段と(ステップ51)、検索を行う範囲の文字列群から、文字指定手段により指定された文字に一致する先頭部分の文字を有する文字列を探索する文字列探索手段と(ステップ52〜65)、文字列探索手段により探索された文字列を表示する表示手段と(ステップ66)、表示手段により表示される文字列のうちから任意の文字列の選択を受け入れる文字列選択手段とを設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、文字列群から文字列を検索する文字列検索装置、該装置における各手段としてコンピュータを機能させるプログラム、及び該装置に適した文字列検索方法に関する。
近年、圧縮された楽曲データをUSBメモリや外付けハードディスクドライブに多数格納し、その楽曲データをヘッドユニットにより再生したり、メモリやハードディスクを内蔵したプレイヤをヘッドユニットに接続し、そのプレイヤを制御して、メモリやハードディスク内の楽曲データを再生したりすることが行われている。また、メモリやハードディスクは年々容量が増加しており、その中に保存できる楽曲データも膨大になってきているため、楽曲データのデータベースを利用し、意図する楽曲を容易に検索できる機能を備えたプレイヤも知られている。
データベースを利用した楽曲の検索方法としては、図6のようなカテゴリ選択画面を介して、アーティスト(図中の「ARTIST」)、アルバム(図中の「ALBUM」)、作曲者、ジャンル等のカテゴリを指定して、そのカテゴリに属するアイテムを表示させて検索したり、ソング(図中の「SONGS」)を指定して、データベースに登録されているすべての楽曲をスクロール表示させて検索したりする方法がある。このような検索においてデータベースから取得される各アイテムは、アルファベット順(文字コード順)でソートされているのが一般的である。
従来、このようなデータベースを利用した楽曲の検索において、アイテム数量が多いため、スクロール表示させて検索するのに手間がかかる場合がある。そこで、ユーザがヘッドユニット上で、図7のような文字指定画面を介して、検索したい楽曲のタイトルの文字列における先頭のアルファベットや、数字、記号(日本語などの他の言語の文字を含む)の1文字を指定した場合には、該1文字に頭文字が一致するアイテムを二分探索法で探索し、探索できなかった場合には線形探索法で探索し、その頭文字を有する各アイテムの先頭のアイテムを表示するようにしている。すなわちユーザは、頭文字を指定することにより、頭文字が一致するアーティストや、アルバム、楽曲タイトルを図8のように、ヘッドユニットの表示管に表示することができる。このようにして、検索したいアイテムを先頭の1文字で絞り込むことにより、ユーザはそのアイテムを容易に検索することができる。
図6〜図8中の31はカーソルの表示であり、ユーザはカーソル31を所望のアイテムの表示位置に位置させ、選択キーを押下することにより、ユーザは所望のアイテムを選択することができる。たとえば図6のカテゴリ選択画面において「SONGS」を選択し、図7の文字指定画面において「I」を選択することにより、図8の楽曲選択画面において頭文字が「I」である各楽曲タイトルの先頭の楽曲「I Feel Free」を表示させることができる。このようにして頭文字によって検索範囲を絞り込んだ後、ユーザは、楽曲選択画面の表示を必要に応じて少々スクロールさせるだけで、所望の楽曲を容易に検索し、選択したり再生させたりすることができる。
なお、頭文字によって検索範囲を絞り込む際に用いられる二分探索や線形探索は文字コードにより行われるので、データベースから取得される各アイテムの文字列の符号化形式の相違によって意図しない探索結果が生じることがないように、すべてのアイテムについて、文字コードをUTF−16に変換し、符号化形式を統一してから探索が行われる。
図9はこのような従来のプレイヤにおける頭文字による絞込み処理を示す。「ソング」等の検索カテゴリが選択された場合にこの絞込み処理が開始される。絞込み処理を開始すると、プレイヤはまず、ステップ91において、上述図7のような文字指定画面を介してユーザにより1文字が指定されるのを待機する。1文字の指定がなされると、ステップ92において、全楽曲のタイトルを示す文字列群をデータベースから取得する。次に、ステップ93において、取得した文字列群をUTF−16に変換する。次に、ステップ94において、指定された1文字を頭文字とする文字列であって、文字列群における最初のものを二分探索によりに探索する。
次に、ステップ95において、該当する文字列を探索できたか否かを判定する。探索できたと判定した場合には、ステップ97において、探索できた文字列が表示されるように文字列群における表示部分を設定し、図8のように文字列の表示を行う。ステップ95において、探索できなかったと判定した場合には、ステップ96において、指定された1文字を頭文字とする文字列であって、文字列群における最初のものを、線形探索により探索し、ステップ97における表示を行う。これにより、図9の処理が終了する。このとき、図8のように、探索された文字列上にカーソル31が位置しているので、ユーザは、表示されている文字列を必要に応じて少々スクロールさせ、所望の楽曲タイトル上にカーソル31を位置させることにより、所望の楽曲を選択することができる。
なお、これに関連した技術として、文字を索引キーとして、その文字が使用されている検索対象データ及び当該検索対象データ内の文字位置を識別するための索引ビットマップを作成しておき、これを用いて、多数の文字で構成された複数の検索対象データから、任意の検索文字列を含む検索対象データを抽出するフリーワード方式の検索システム知られている(たとえば、特許文献1参照)。また、単語インデックス方式と文字列インデックス方式とを融合させ、単語検索と文字列検索とを1つのインデックスを用いて行うことができるようにした情報検索装置が知られている(たとえば、特許文献2参照)。また、自然言語のテキストデータである処理対象の文を、所定の分割語句の先頭及び末尾の個所で分割することにより、1つ又は複数の部分文字列に分割し、各分割文について該当する類型データを検索し、類型データに対応する処理内容を実行するようにした自然言語処理装置が知られている(たとえば、特許文献3参照)。
特許第2693914号公報 特許第3636941号公報 特許第3785439号公報
しかしながら、上述図9の従来技術によれば、指定された頭文字が一致する文字列が多数探索される場合もある。そのような場合には、探索された各文字列から、ユーザが目的とする楽曲のタイトルに該当するものを画面スクロールにより見つけ出すまでに、相当の手間と時間を要するおそれがある。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、文字列群のうちから目的とする文字列を、より短時間で検索することができる技術を提供することにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係る文字列検索装置は、検索したい文字列の先頭から所定数N(N≧2)以下の任意の字数n(1≦n≦N)までの文字の指定を受け入れる文字指定手段と、検索を行う範囲の文字列群から、前記文字指定手段により指定された文字に一致する先頭部分の文字を有する文字列を探索する文字列探索手段と、前記文字列探索手段により探索された文字列を表示する表示手段と、前記表示手段により表示される文字列のうちから任意の文字列の選択を受け入れる文字列選択手段とを具備することを特徴とする。
第2の発明に係る文字列検索装置は、第1発明において、前記文字列群は、各文字列の先頭から1文字目について、各文字種類間における第1の並びの優先順位に従って文字コードによりソートされているとともに、2文字目以降については、第2の並びの優先順位に従って文字コードによりソートされおり、前記文字列探索手段は、前記文字指定手段により2文字以上の文字が指定された場合、前記第1の並びの優先順位及び第2の並びの優先順位を考慮し、指定された文字毎に、二分探索を利用して、前記文字列の探索を行うものであることを特徴とする。
第3の発明に係る文字列検索装置は、第2発明において、前記文字列探索手段は、前記文字指定手段により2文字以上のN文字が指定された場合には、まず、前記文字列群において、指定されたN文字のうちの先頭から1文字目が一致する文字列が存在する範囲を前記第1の並びの優先順位に従って二分検索により探索し、次に、前記Nが2である場合には、探索できた範囲内に存在する文字列において、前記N文字のうちの2文字目が一致しかつ先頭のものを、前記第2の並びの優先順位に従って二分検索により探索し、前記Nが3である場合には、前記探索できた範囲内に存在する文字列において、前記N文字のうちの2文字目が一致する文字列が存在する範囲を前記第2の並びの優先順位に従って二分探索により探索し、探索できた範囲内に存在する文字列において、前記N文字のうちの3文字目が一致しかつ先頭のものを、前記第2の並びの優先順位に従って二分検索により探索するものであることを特徴とする。
第4の発明に係る文字列検索装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記文字列群における各文字列は、所定のコンテンツ再生装置において再生可能なコンテンツのタイトルの文字列であり、前記検索したい文字列は検索したいコンテンツのタイトルの文字列であり、前記文字列検索装置は、前記コンテンツ再生装置の一部を構成するものであることを特徴とする。
第5の発明に係るプログラムは、コンピュータを、第1〜第4のいずれかの発明に係る文字列検索装置における文字指定手段、文字列探索手段、表示手段、及び文字列選択手段として機能させることを特徴とする。
第6の発明に係る文字列検索方法は、検索したい文字列のうちの先頭から所定数N(N≧2)以下の任意の字数n(1≦n≦N)までの文字の指定を受け入れる文字指定手順と、検索を行う範囲の文字列群から、前記文字指定手順により指定された文字に一致する先頭部分の文字を有する文字列を探索する文字列探索手順と、前記文字列探索手順により探索された文字列を表示する表示手順と、前記表示手順により表示された文字列のうちから任意の文字列の選択を受け入れる文字列選択手順とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、文字列群のうちから目的とする文字列を、より短時間で検索することができる。
本発明の一実施形態に係る楽曲再生装置の構成を示すブロック図である。 図1の装置における文字指定画面の一例を示す図である。 図1の装置における楽曲選択画面の一例を示す図である。 検索対象アイテムにおいて文字種類間での文字の並び順が1文字目と2文字目以降とで異なる場合の一例を示す図である。 図1の装置における処理部による処理を示すフローチャートである。 従来のカテゴリ選択画面の一例を示す図である。 従来の文字指定画面の一例を示す図である。 従来の楽曲選択画面の一例を示す図である。 従来のプレイヤにおける頭文字による絞込み処理を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る楽曲再生装置の構成を示すブロック図である。同図に示すようにこの装置は、必要な情報処理を行う処理部1、処理部1に対してユーザが指示や入力を行うための操作部2、処理部1がユーザに対して必要な情報の提示を行うための表示部3、処理部1が処理する楽曲データを記憶する記憶部4、及び楽曲データに基づいて処理部1が再生する音声信号に基づいて音声を出力する音声出力部5を備える。操作部2は表示部3上に表示される各選択項目上でカーソルを移動させるためのカーソルキー又はスクロールキーや、カーソルが位置する選択項目の選択を決定する選択キー等を備える。表示部3においては、後述するカテゴリ選択画面、文字指定画面、楽曲選択画面等の各種画面が表示される。楽曲再生装置としては、たとえば、メモリプレイヤやハードディスクプレイヤが該当する。
処理部1は、記憶部4において記憶されている楽曲データの属性情報を記録した楽曲データベースに基づいて楽曲のカテゴリ検索を行う機能を提供する。カテゴリとしてはたとえば、アーティストや、アルバム、ジャンル、ソング、コンポーザが該当する。カテゴリは階層構造になっており、たとえばアーティストの下位のカテゴリとしてはアルバムやソングが該当する。たとえば、検索カテゴリとして最も下位であるソングが指定された場合には、楽曲データベースから全楽曲タイトルを取得し、取得した楽曲タイトル群を表示部3により楽曲選択画面において表示させ、所望の楽曲の選択を受け入れることができる。取得される楽曲タイトル群はソートされており、各楽曲タイトルには、ソート順にトラック番号が付されている。楽曲選択画面においては楽曲タイトル群のうちの一部がトラック番号順に表示される。ユーザは楽曲選択画面における楽曲タイトルの表示をスクロールさせることにより、所望の楽曲タイトルを表示させ、楽曲を選択することができる。
その際、ユーザによる楽曲の検索を容易にするために、処理部1は、ユーザが検索しようとする楽曲の楽曲タイトルの先頭部分の文字を、文字指定画面を介して指定した場合、指定された文字に先頭部分が一致する各楽曲タイトルのうちの先頭のものが楽曲選択画面上に表示されるように、楽曲タイトルの表示を行うことができる。文字指定画面によりユーザが指定できる文字は、ここでは、検索したい楽曲タイトルの先頭の1文字、又は先頭から2文字若しくは3文字目までとしている。ただし、アルファベット以外の文字については、多数の種類が存在するので、すべて「記号」の範疇に含め、先頭の1文字のみの指定を許容し、2文字及び3文字の指定は受け入れないこととしている。
図2は文字指定画面の一例を示す。文字指定画面は、表示部3における図6のようなカテゴリ選択画面において、ソング(「SONGS」)が選択された場合に表示される。同図においては1文字目の「D」及び2文字目の「E」が指定され、さらに3文字目の入力を待機している状態が示されている。この状態でたとえば決定キーやエンタキーが押下された場合には、2文字目までの「DE」の指定が確定することになる。処理部1は、このような文字の指定があった場合、指定された文字に先頭部分の文字が一致する各楽曲タイトルであってトラック番号が最も若いものが表示されるように、楽曲タイトル群の表示部分を設定し、楽曲選択画面における楽曲タイトルの表示を行う。これにより、ユーザが検索しようとする楽曲タイトルに近い部分が楽曲選択画面において表示されることになるので、ユーザは容易に所望の楽曲タイトルを選択することができる。
図3は文字指定画面において「CHA」が指定された場合に表示される楽曲選択画面の一例を示す。指定された3文字「CHA」に先頭部分の3文字が一致する各楽曲タイトルのうちのソート順でみて先頭のものが楽曲選択画面の中央に表示されるように、楽曲タイトル群の表示部分が設定され、表示が行われている。図中の31は、楽曲選択用のカーソルである。検索しようとする楽曲の楽曲タイトル又はこれの先頭部分「CHA」が一致する楽曲タイトルが表示されているので、ユーザは、楽曲選択画面における楽曲タイトルの表示を必要に応じて若干スクロールさせるだけで、所望の楽曲タイトルをカーソル31の位置に表示させ、選択キーを押下することにより、その楽曲を再生させることができる。
処理部1は、文字指定画面を介して先頭の1文字のみの指定があった場合には図9の従来例の場合と同様にして楽曲選択画面の表示を行う。先頭の2又は3文字が指定された場合には、まず、楽曲タイトル群のうちの先頭の1文字が一致する楽曲タイトルであって、楽曲タイトル群におけるトラック番号が最も小さいもの及び最も大きいものを探索し、その範囲における各楽曲タイトルを次の2文字目の文字による探索範囲とする。3文字目の指定がある場合にはさらに、この探索範囲における2文字目が一致する楽曲タイトルであって、楽曲タイトル群におけるトラック番号が最も小さいもの及び最も大きいものを探索し、その範囲における各楽曲タイトルを3文字目の文字による探索範囲とする。このようにして、順次絞込みを行い、指定された文字に該当する楽曲タイトルであって、最もトラック番号が若いものを探索する。その際、楽曲再生装置によっては、楽曲データベースから取得されるソートされた楽曲タイトル群において、記号やアルファベット等の文字種類間での文字の並び順が、1文字目と2文字目以降とで異なる場合がある。
図4はこのように検索対象アイテムにおいて、文字種類間での文字の並び順が1文字目と2文字目以降とで異なる場合の一例を示す。同図(a)は検索対象アイテムにおける先頭の1文字の各文字種類間での並び順を示している。並び順は、「1.記号」、「2.A〜Z」、「3.その他の言語」、「4.数字」となっている。同図(b)は検索対象アイテムの2文字目以降における各文字種類間での並び順を示している。並び順は、「1.記号」、「2.数字」、「3.A〜Z」、「4.その他の言語」となっている。この場合、1文字目の並び順によれば、たとえばアルファベットの「B」は、数字「5」よりも並び順は上位であるが、2文字目以降についてはこの順位は逆になる。したがって、二分検索において大小比較を行うとき、これを考慮する必要がある。
たとえば、データベースから取り出したきのアイテムが「A12、AA3、B134、B245、BA1、BB1、2AA、2BB、334、3B5、41A、555、654」のように、1文字目については、アルファベットの方が数字よりも高い順位で並び、各文字種類内において1文字目のコード順にソートされている。このとき、「B」のみがユーザにより指定された場合、アルファベットの方が数字よりも順番が先であるとして二分検索を行い、該当するアイテムとして「B134、B245、BA1、BB1」を得るが、「B2」が指定された場合には、この1文字目の検索結果に対し、さらに2文字目について、数字の並び順がアルファベットよりも先であるとして二分検索を行うことにより、「B245」を得ることができる。
図5は文字指定画面による文字の指定に応じて楽曲選択画面において楽曲タイトルを表示するまでの処理部1による処理を示すフローチャートである。処理を開始すると、処理部1は、まず、ステップ51において、文字指定画面を介した文字の指定のための入力がユーザにより行われるのを待機する。入力が終了すると、ステップ52において、楽曲データベースから全楽曲の楽曲タイトルを取得する。次に、ステップ53において、取得した楽曲タイトル群を構成する文字の文字コードをUTF−16に変換する。次に、ステップ54において、楽曲タイトル群から、1文字目が、指定された1文字目に一致する楽曲タイトルのうちの先頭のもの及び最後のもの、すなわちトラック番号が最小のもの及び最大のものを、二分探索を用いて探索し、そのトラック番号を取得することを試みる。次にステップ55において、該先頭及び最後のトラック番号を取得することができたかどうかを判定する。取得できたと判定した場合には、そのまま、ステップ57へ進む。取得できなかったと判定した場合には、ステップ56において、線形探索法により、同様に1文字目が一致する楽曲タイトルのうちの先頭及び最後のものを探索し、そのトラック番号を取得する。
ステップ57においては、上述のステップ51における文字の指定により2文字目の指定があったかどうかを判定する。2文字目の指定があったと判定した場合には、ステップ58において、二分探索で考慮すべき文字種類の並び順を、図4(a)のような1文字目の並び順から図4(b)のような2文字目の並び順に変更する。次に、ステップ59において、ステップ54又は56で取得した先頭のトラック番号から最後のトラック番号までの楽曲トラックのうちから、2文字目が、指定された2文字目に一致しかつ先頭及び最後のものを、変更後の文字種類の並び順に従った二分探索により探索し、該先頭及び最後の楽曲トラックのトラック番号を取得することを試みる。次に、ステップ60において、該先頭及び最後のトラック番号を取得することができたかどうかを判定する。取得できたと判定した場合にはそのままステップ62へ進む。取得できなかったと判定した場合には、ステップ61において、線形探索法により同様にして先頭及び最後のトラック番号を取得し、ステップ62へ進む。
ステップ62においては、上述の文字指定画面による文字の指定により3文字目の指定があったかどうかを判定する。3文字目の指定があったと判定した場合には、ステップ63において、ステップ59又は61で取得した先頭のトラック番号から最後のトラック番号までの楽曲トラックのうちから、ステップ58で変更した後の文字種類の並び順に従った二分探索により、3文字目が、指定された3文字目に一致する楽曲タイトルであって先頭のものを探索し、そのトラック番号を取得することを試みる。次に、ステップ64において、該先頭のトラック番号を取得することができたかどうかを判定する。取得できたと判定した場合にはそのままステップ66へ進む。取得できなかったと判定した場合には、ステップ65において、線形探索法により該3文字目が一致する先頭の楽曲トラックを探索してそのトラック番号を取得し、ステップ66へ進む。
ステップ57において2文字目の指定がなかったと判定した場合、及びステップ62において3文字目の指定がなかったと判定した場合にはそのままステップ66に進む。ステップ66においては、図3のように、取得した先頭のトラック番号及びその前後の楽曲タイトルを、楽曲選択画面上に表示し、さらに該先頭のトラック番号の楽曲タイトル上にカーソル31を表示し、図5の処理を終了する。
この後、ユーザは、楽曲選択画面における楽曲タイトルの表示を必要に応じてスクロールさせることにより所望の楽曲タイトルをカーソル31の位置に位置させ、選択キーを押下することにより、その楽曲を再生させることができる。すなわち、処理部1は、選択キーの押下に応じ、カーソル31が位置する楽曲タイトルのトラック番号を指定して記憶部4に記憶されている該トラック番号に対応する楽曲データを読み出し、デコード等の信号処理を行い、再生音を音声出力部5から出力する。
本実施形態によれば、検索しようとする楽曲タイトルの先頭から最大3文字目までをユーザが指定することができるようにしたため、ユーザは目的とする楽曲を容易に検索することができる。また、1文字目の検索と2文字目以降の検索における文字種類の並び順の相違を考慮して二分探索を行うようにしたため、線形探索を行う場合が減少するので、迅速に探索を行うことができる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては楽曲再生装置に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、たとえば、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置に適用することもできる。その場合、検索範囲となる文字列群における各文字列は、コンテンツ再生装置において再生可能なコンテンツのタイトルの文字列が該当し、検索したい文字列は検索したいコンテンツのタイトルの文字列が該当する。
また、上述においては、2文字のみが指定された場合、2文字目が一致する先頭の楽曲トラックのトラック番号と、最後の楽曲トラックのトラック番号とを取得するようにしているが(図5のステップ60)、この代わりに、先頭の楽曲トラックのトラック番号のみを取得するようにしてもよい。
1:処理部、2:操作部、3:表示部、4:記憶部、5:音声出力部、31:カーソル。

Claims (6)

  1. 検索したい文字列の先頭から所定数N(N≧2)以下の任意の字数n(1≦n≦N)までの文字の指定を受け入れる文字指定手段と、
    検索を行う範囲の文字列群から、前記文字指定手段により指定された文字に一致する先頭部分の文字を有する文字列を探索する文字列探索手段と、
    前記文字列探索手段により探索された文字列を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示される文字列のうちから任意の文字列の選択を受け入れる文字列選択手段とを具備することを特徴とする文字列検索装置。
  2. 前記文字列群は、各文字列の先頭から1文字目について、各文字種類間における第1の並びの優先順位に従って文字コードによりソートされているとともに、2文字目以降については、第2の並びの優先順位に従って文字コードによりソートされおり、
    前記文字列探索手段は、前記文字指定手段により2文字以上の文字が指定された場合、前記第1の並びの優先順位及び第2の並びの優先順位を考慮し、指定された文字毎に、二分探索を利用して、前記文字列の探索を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の文字列検索装置。
  3. 前記文字列探索手段は、前記文字指定手段により2文字以上のN文字が指定された場合には、
    まず、前記文字列群において、指定されたN文字のうちの先頭から1文字目が一致する文字列が存在する範囲を前記第1の並びの優先順位に従って二分検索により探索し、
    次に、前記Nが2である場合には、探索できた範囲内に存在する文字列において、前記N文字のうちの2文字目が一致しかつ先頭のものを、前記第2の並びの優先順位に従って二分検索により探索し、
    前記Nが3である場合には、前記探索できた範囲内に存在する文字列において、前記N文字のうちの2文字目が一致する文字列が存在する範囲を前記第2の並びの優先順位に従って二分探索により探索し、探索できた範囲内に存在する文字列において、前記N文字のうちの3文字目が一致しかつ先頭のものを、前記第2の並びの優先順位に従って二分検索により探索するものであることを特徴とする請求項2に記載の文字列検索装置。
  4. 前記文字列群における各文字列は、所定のコンテンツ再生装置において再生可能なコンテンツのタイトルの文字列であり、
    前記検索したい文字列は検索したいコンテンツのタイトルの文字列であり、
    前記文字列検索装置は、前記コンテンツ再生装置の一部を構成するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の文字列検索装置。
  5. コンピュータを、請求項1〜4のいずれかの文字列検索装置における文字指定手段、文字列探索手段、表示手段、及び文字列選択手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 検索したい文字列のうちの先頭から所定数N(N≧2)以下の任意の字数n(1≦n≦N)までの文字の指定を受け入れる文字指定手順と、
    検索を行う範囲の文字列群から、前記文字指定手順により指定された文字に一致する先頭部分の文字を有する文字列を探索する文字列探索手順と、
    前記文字列探索手順により探索された文字列を表示する表示手順と、
    前記表示手順により表示された文字列のうちから任意の文字列の選択を受け入れる文字列選択手順とを具備することを特徴とする文字列検索方法。
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