JP2011093586A - バイアル用のプラスチック製キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】合成樹脂製或いはガラス製のバイアルのいずれにも円滑に適用でき、ゴム栓が打栓されたバイアルの口部に嵌合した場合に、上方向の強い力に対しては勿論、横方向に強い力が加わった場合にもキャップが回転することがない合成樹脂製キャップの提供。
【解決手段】バイアルAの開口部に密封された、厚みがあり該厚みによって形成される側壁を有する笠部を有するゴム栓Bの脱離を防止するためのプラスチック製キャップCであって、バイアルのリップ下方に係合する複数の係止爪が設けられており、且つ、天面部とスカート部とによって形成されるキャップの肩部の内側の部分に、打栓されたゴム栓の側壁の一部に接し、その部分の笠部を径方向に1〜8%圧縮した状態にさせる幅で、かつ、上記側壁の高さの20〜60%に一致する高さ円弧状の凸部が設けられていることを特徴とするバイアル用プラスチック製キャップ。
【選択図】図1

Description

本発明は、バイアルの口部に打栓したゴム栓の脱離を防ぐためのプラスチック製キャップに関し、さらに詳しくは、バイアルの口部に打栓したゴム栓が回転することがなく、より強固にゴム栓を保持できるバイアル用のプラスチック製キャップに関する。
従来、医薬品などの各種薬剤の収納容器として、いわゆるバイアルが広く使用されている。これらのバイアルには、ガラス製のものと合成樹脂製のものがあるが、近年、取り扱いのし易さや、口部の寸法安定性等の面から合成樹脂製のものが増加している。一方、ガラス製バイアルは、合成樹脂製バイアルに比べてガスバリヤ性が非常に高いため、高いガスバリヤ性が要求される薬剤容器にはガラス製バイアルが使用されている。
上記バイアルは、いずれの場合も、薬剤を収容した後、バイアル口部をゴム栓で密封し、バイアル内部を密封状態にして使用される。さらに、当該バイアルに加熱滅菌などの処理が施されると、ゴム栓がバイアルから外れる可能性があるため、当該バイアルには、バイアル口部に打栓したゴム栓の脱離を防ぎ、バイアル内の密封性を確保する目的で、アルミ製やプラスチック製のキャップが、ゴム栓を包みつつ、バイアルの口部のリップ下方にわたって嵌合されるのが一般的である。従来より広く使用されているアルミ製キャップは、その優れたアルミの変形性によって、バイアル口部のリップの下方でかしめられて、優れたゴム栓の脱離防止性を示す。しかし、近年、クリーンルームで薬剤の充填作業等が行われる場合も多く、その製造時および使用時などにおいて、キャップ同士の衝突などによりアルミ微粒子が発生および飛散するという問題や、使用後においてアルミの分別廃棄が困難であるといった問題があり、近年はアルミ製キャップの使用が敬遠される傾向にある。
このため、プラスチック製キャップを適用することが増加している。その一方で、例えば、バイアル内で薬剤を凍結乾燥処理し、その後に密封するといったことが行われる等、バイアル内に収容する薬剤の多様化も著しいことから、加工性の高いプラスチック製キャップでは、近年、形状を工夫することで様々な機能を付与したものが種々提案されている(特許文献1、2等参照)。しかし、プラスチック製キャップは、上記アルミ製キャップと比べた場合、アルミ製キャップよりもバイアルとの係合性に劣るという問題がある。これは、バイアル口部のリップに沿ってアルミが自在に変形し、バイアル口部に、容易に且つ強固な状態でかしめられた状態となるアルミ製キャップと異なり、プラスチック製キャップでは、キャップ内部に係合用の爪を設け、これをバイアル口部のリップに係合させることで固定させる構成としていることが一因している。
このため、バイアルとプラスチック製キャップとの間における上記係合が弱ければ、キャップはバイアルから容易に外れてしまい、一方、バイアルとキャップとの係合性が高過ぎるとキャップ自体の打栓が困難となるので、プラスチック製キャップの場合は、キャップとバイアルの双方に高い寸法精度が要求される。これに対し、キャップとバイアルとがともに合成樹脂製である場合には、冷却時の収縮変形まで計算して所定の形状に成形されるので、両者の寸法精度を上げることが可能であるが、ガラス製バイアルの場合は、寸法誤差が合成樹脂製バイアルに比べて一桁大きいため、プラスチック製キャップの寸法精度を上げても、キャップの脱離を十分に防止することが困難であるという課題がある。本出願人は、かかる課題に対して、既に、合成樹脂製バイアルの場合は勿論、これよりも寸法精度に劣るガラス製バイアルの場合にも、バイアルの口部に打栓したゴム栓の緊密性を確保することが可能な、バイアル用のプラスチック製キャップの内面形状についての提案をしている(特許文献3参照)。当該キャップでは、スカート部の内径を、バイアルのリップの外径より大きく形成し、そのスカート部の内面に、天面部に対して垂直方向に複数の突条を形成することで、寸法誤差を吸収する構造としている。
特開2007−217007公報 特許第3487748号公報 特開2009−137641公報
上記した従来のプラスチック製キャップは、バイアルの口部に打栓されたゴム栓を強固に保持でき、脱離を確実に防ぐことができ、特に上方向の力に対しては極めて高い効果を示し、一旦、打栓したキャップを手で外すことは不可能に近い。しかしながら、プラスチック製キャップは、横方向への力に対しては、強い力を加えると打栓したキャップが回転することがあった。本発明者らの検討によれば、通常の製造時や使用時に、このような回転を生じることはなく、また、無理に横方向へ力を加えてキャップを回転させたとしてもゴム栓による密封性が損なわれることはないが、バイアルに収容されるものが医療用であることから、このような場合にも回転しないことが望まれる。横方向に強い力を加えた場合にプラスチック製キャップが回転する理由は、図2に示したように、プラスチック製キャップを固定する構造が、キャップの内周面の複数個所に設けた爪を、バイアルのリップ下方に係合する係止爪とし、これらの爪によってバイアルの口部に固定するものであるためと考えられる。すなわち、ゴム栓を打栓したバイアルの口部に合成樹脂製キャップを嵌合させた場合、爪はリップ下方に引っかかった状態となるので、上方向の力に対しては、その状態が強固に維持されるのでキャップが動くことはなく、大きな力を上方向に加えたとしてもキャップが外れることはない。一方、横方向に力が加わった場合は、プラスチック製キャップの内周面には、リップと接触している部分にも、バイアルのリップ下方に係合している爪部分にも、いずれも横方向への移動を阻止する構造は何ら存在しないため、プラスチック製キャップは、横方向に強い力が加わると、リップとの接触面に沿って横方向に動き、キャップの回転が起る。
従って、本発明の目的は、合成樹脂製或いはガラス製のバイアルのいずれにも円滑に適用できる合成樹脂製キャップであって、ゴム栓が打栓されたバイアルの口部に適用した場合に、上方向に強い力を加えてもキャップが外れることがないことは勿論、横方向に強い力が加わった場合にもキャップが回転することがない合成樹脂製キャップを提供することにある。
上記目的は以下の本発明によって達成される。すなわち、本発明は、バイアル(A)の開口部(A1)に密封された、厚みがあり該厚みによって形成される側壁(B2)を有する笠部(B1)と、該笠部(B1)の下方に設けられた脚部(B3)とからなるゴム栓(B)の脱離を防止するためのプラスチック製キャップ(C)であって、該キャップ(C)は、中央に開口部(C10)を有する天面部(C1)と該天面部(C1)の外周から垂下し、下端が開口している円筒状のスカート部(C3)とからなり、該スカート部(C3)の内径(a)が、上記バイアル(A)のリップ(A2)の外径(b)よりも大きく形成され、上記スカート部(C3)の内面に、バイアル(A)のリップ(A2)下方に係合する複数の係止爪(C5)が設けられており、且つ、上記天面部(C1)とスカート部(C3)とによって形成されるキャップの肩部の内側の部分に、上記開口部(A1)に脱離が防止された状態で打栓されたゴム栓(B)の側壁(B2)の一部に接し、その部分の笠部(B1)を径方向に1〜8%圧縮した状態にさせる幅で、かつ、上記側壁(B2)の高さの20〜60%に一致する高さの円弧状の凸部(C2)が設けられていることを特徴とするバイアル用プラスチック製キャップを提供する。
上記本発明の好ましい形態としては、下記のものが挙げられる。前記凸部(C2)は、前記ゴム栓(B)の側壁(B2)の全周と接する円状であるか、または、前記ゴム栓(B)の側壁(B2)の全周の35〜75%の範囲が接するように複数の円弧状であること。前記スカート部(C3)の内面に、前記天面部(C1)に対して垂直方向に形成された複数の突条(C4)が設けられていること。前記天面部(C1)の裏面に、打栓したゴム栓(B)が脱離しない状態にキャップを取り付けた際に、その先端部分がゴム栓(B)の笠部(B1)の上面に接する凸部(C11)が形成されていること。前記複数の突条(C4)が、スカート部(C3)内面において一定の間隔をおいて複数個所形成され、該複数の突条群の間に、バイアル(A)のリップ(A2)下方に係合する係止爪(C5)が複数個所に形成されていること。前記天面部(C1)の上面に、指で脱離可能なカバー(D)が形成されていること。
本発明によれば、合成樹脂製或いはガラス製のバイアルのいずれにも円滑に適用でき、ゴム栓が打栓されたバイアルの口部に嵌合させた場合に、上方向に強い力を加えてもキャップが外れることがないことは勿論、横方向に強い力が加わってもキャップが回転することがない合成樹脂製キャップを提供することができる。
本発明の一例のキャップとバイアルおよびゴム栓との関係の説明図。 本発明の一例のキャップをバイアルに適用した状態の説明図。 本発明の一例のキャップを適用した場合のゴム栓の笠部の状態を説明する断面図。 本発明の図6に示した一例のキャップの肩部の内側に設けられた円弧状の凸部C2を説明するための図。 本発明の別の一例のキャップを上方から見た斜視図。 本発明の図5の一例のキャップを下方から見た斜視図。 本発明の図5の一例のキャップを下方の別の角度から見た斜視図。 本発明の別の一例のキャップを上方から見た斜視図。 本発明の図8の一例のキャップを下方から見た斜視図。
次に、発明を実施するための最良の形態を示す図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。本発明のバイアル用プラスチック製キャップCは、一部断面図である図1、2、上方から見た斜視図である図5、下方から見た斜視図である図6および7に示すように、バイアルAの開口部A1を密封しているゴム栓Bの脱離防止用のキャップである。該キャップCは、中央に開口部C10を有する天面部C1と、該天面部C1の外周から垂下し、下端が開口している円筒状のスカート部C3とからなっており、図1に示したように、該スカート部C3の内径aが上記バイアルAのリップA2の外径bより大きく形成されており、さらに、上記スカート部C3の内面に、バイアルAのリップA2の下方に係合する複数の係止爪C5が設けられている。このため、打栓したゴム栓Bに本発明のキャップを適用して嵌めると、図2に示したように、キャップ係止爪C5がリップA2下方に係合しているので、キャップに上方への力が加わったとしてもキャップが外れることがなく、ゴム栓Bの脱離を防止できる。
本発明のキャップCの好ましい形態では、上記スカート部C3の内面に、上記天面部C1に対して垂直方向に複数の突条C4が形成されている。本発明のキャップは、スカート部C3の内面の構造がこのようになっていることで、例えば、ガラス製のバイアル等の場合のように、リップA2の寸法精度が劣る場合であっても有効に適用できる。この点については後述する。
本発明のキャップCは、図1に示したように、上記した基本的な構成に加えて、上記天面部C1とスカート部C3とによって形成されるキャップの肩部の内側の部分に、キャップによって、開口部A1に脱離が防止された状態で打栓されているゴム栓Bの側壁B2の一部に接して、凸部C2が設けられていることを特徴とする。そして、このゴム栓Bの側壁B2の一部に接する凸部C2は、その部分の笠部B1を径方向に1〜8%圧縮した状態にさせる幅で、かつ、上記側壁B2の高さの20〜60%に一致する高さの円弧状の形状を有することを特徴とする。本発明のキャップCは、該凸部C2が設けられているため、ゴム栓を打栓したバイアルの開口部に本発明のキャップを嵌合させると、凸部C2と接した部分のゴム栓の笠部は、径方向、および高さ方向へ圧縮した状態で固定されることになる(図2参照)。このため、本発明のキャップは、上方向の力に対して強固に固定されることは勿論、横方向への力に対してもバイアルやゴム栓と強固に固定され、横方向への強い力を受けたとしてもキャップが回転することがない。
本発明のキャップC内に設けられる凸部C2は、ゴム栓Bの笠部B1の側面である側壁B2の全周と接する円状、すなわち、全周360°に渡って形成されていてもよいし、或いは、ゴム栓Bの側壁B2の全周360°のうちの一部が接するように、複数の円弧状に分けて形成されていてもよい。本発明者らの検討によれば、凸部C2が、ゴム栓Bの笠部B1の側面である側壁B2の全周の35%以上(125°以上)の範囲が接するように、複数の円弧状に分けて形成されていれば、ゴム栓の笠部B1が縮径される部分としては十分であり、本発明の効果を十分に発揮できる。より具体的には、凸部C2を複数の円弧状に分かれた状態で形成する場合には、35%〜75%(125°〜270°)程度とすることが好ましい。下記のように、製造上の理由から凸部C2の形状が複数の円弧状に分かれた状態になる場合があるが、全周の35%〜75%(125°〜270°)程度の範囲で設けられていれば、ゴム栓Bの笠部B1は、本発明で規定したように圧縮され、本発明の効果が得られる。
本発明のキャップCの回転防止効果をさらに高めるためには、図8および9に示したような、キャップCの天面部C1に凸部C11が1個から複数個形成されている形態とすることが好ましい。凸部C11は多いほどキャップCの回転防止効果を高めるが、キャップの形状が複雑となり歩留まりの低下が懸念されるため、通常、4〜20個程度とすることが好ましい。また、その形状は、先端が鋭角形状であることが好ましいが、ゴム栓の笠部B1の天面にフィルムが積層された場合等に、フィルムの破損やゴム栓の損傷を防ぐ必要があるため、これらとの兼ね合いで適宜に設計されるものである。
本発明のキャップCを適用するゴム栓としては、より高い密封性を確保し、横方向への力に対してキャップと共にゴム栓が回転することを素材の面からも抑制するため、下記に挙げるものであることが好ましい。すなわち、ゴム栓の脚部にプラスチック製フィルムが積層されており、シリコーン等の潤滑剤が塗布されていないものが好ましい。また、笠部の下部分はゴム素面であること、さらには、ゴム栓の脚部の根元もゴム素面であることが好ましい。また、ゴム栓の笠部天面に、シリコーン等の潤滑剤が塗布されていないものが好ましい。ゴム栓の笠部天面に潤滑性が必要な場合には、プラスチック製フィルムが積層される。潤滑剤は、ゴム栓の洗浄工程等で塗布部分以外の部分へ移動するおそれがあり、笠部の下部分等に付着した場合、ゴム栓の回転を促進するため、使用を避けることが好ましい。なお、プラスチック製フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素系樹脂等の一般的なプラスチック製フィルムが使用可能である。
キャップCの内面にキャップ係止爪C5を形成する方法としては、種々の方法があるが、例えば、キャップCの天面部C1側から形成することで、大きな係止爪C5を容易に形成できる。この場合は、例えば、図5等に示したように、キャップCの天面部C1の外周に沿って貫通孔C9が、キャップ係止爪C5の数だけ形成されることとなる。図5に示した例のキャップでは、大きめのキャップ係止爪C5が4個形成されているため、図5に示したように、このキャップ係止爪C5の数だけ貫通孔C9が形成され、凸部C2を設ける部分も必然的に削られて、凸部C2の形状は複数の円弧状となる。これに対し、キャップ係止爪C5を、バイアルAのリップA2側から形成することもでき、この場合には、凸部C2は、ゴム栓Bの笠部B1の側壁B2の全周と接する円状、すなわち、全周360°に渡る状態に形成できる。本発明のキャップCを打栓器で打栓する場合の打栓のし易さと、より強固に固定することを両立させるためには、凸部C2の形成範囲は、全周の50%〜75%(180°〜270°)程度とすることが好ましい。
本発明のキャップCには、カバーDが一体に設けられていてもよい。すなわち、キャップCとカバーDとが、例えば、ポリプロピレンなどの合成樹脂によってそれぞれ成形され、図5等に示すように、天面部C1の数か所に頂部が平らな突起C12を同時に成形し、その頂部を利用して接着剤や熱融着などにより、カバーDが接着固定された形態が好ましい(図2等参照)。勿論、各種方法でキャップCとカバーDを一体成形することも可能である。このカバーDは本発明においては必須ではないが、キャップCの開口部C10から埃などが付着するのを防止するために設けることが好ましい。上記カバーDには全周にわたるかまたは部分的に形成された1個または複数の指掛けD1が形成されていることが好ましい。使用者は、必要に応じて指掛けD1に指をかけてカバーDが容易に取り外せるようになっている。
上記キャップCの天面部C1は円盤状であり、その中央部には、注射器の針などが通せる開口部C10が形成されているが、該開口部C10の大きさは上記作用が奏される限り特に制限はない。上記天面部C1の外周から下方に円筒状のスカート部C3が形成され、該スカート部C3の下方には、バイアルAへのキャップCの装着を容易にする傾斜部C7が形成されている。
本発明のキャップCは、上記スカート部C3の内面に、図1および図6等に示すように突条(リブ)C4を複数個設けられてなるものであることが好ましい。図6等に示した例では2本一組の突条C4が、スカート部C3の内面に互いに一定の間隔をおいて4組設けられているが、突条C4は2本一対であることは必須ではなく、1本のみ、3本一組でもそれ以上でもよい。また、突条C4は、スカート部C3の内面に互いに一定の間隔をおいて2個所以上、より好ましくは4個所以上に設けるとよい。
上記突条C4は、キャップCが、バイアルAに装着されるときに、バイアルAの開口部A1の周囲のリップA2の外周面に接して、バイアル、特にガラス製バイアルAのリップA2の寸法誤差を吸収する作用を有する。すなわち、突条C4の先端により構成される円の内径を、バイアルAのリップA2の直径bと同一かやや小さくなるように設計すれば、バイアルAのリップA2に寸法誤差があり、例えば、リップA2の外径bが、円筒状スカート部C3の突条C4の先端により構成される円の内径と同じか或いは多少小さくても、リップA2の外周面が、突条C4の頂面に接することにより、キャップCのがたつきを最小限にする。また、リップA2の外径bが、突条C4の先端により構成される円の内径よりも大きい場合には、突条C4は弾性変形してリップA2の外周面に接し、キャップCの打栓不良を回避する。このようにして、バイアルのリップA2とキャップCとの許容寸法誤差範囲を広くするとともに、キャップCの良好な打栓性を維持しつつ、キャップCの脱離の可能性を減じる。
上記突条C4は、スカート部C3の内面の傾斜部C7を除く範囲に、天面部C1に対して垂直方向に設けられているが、突条C4がバイアルAのリップA2の外周面に対向する位置にある限り、その長さは特に限定されず、その幅も特に限定されない。また、突条C4の頂部は平でも角度を有する形状でもよい。また、突条C4の高さおよび幅は、本発明のキャップCが使用されるバイアルの寸法に従って変化するが、一般的には高さが0.1〜3mm、幅eが0.5〜5mm程度であることが好ましい。
本発明のキャップには、図1、図2および図6等に示すように、スカート部C3の内側に、逆レ字状の係止爪C5が設けられているが、該係止爪C5は、バイアルAに嵌合時には、その先端が内側に弾性変形して下降し、下降した状態でリップA2の下部の凹部に当接してキャップCの脱離を防止する作用を奏する。係止爪C5は、図6等に示す例では、前記の一対の突条C4の間に、それぞれ1個ずつ、計4個形成されているが、この係止爪C5の個数は、前記突条C4の場合と同様に特に限定されないが、少なくとも2個形成されていることが好ましい。なお、係止爪C5の内側のスカート部C3の表面には、係止爪C5が内側(スカート側)に弾性変形し易いように、凹部C6が形成されていることが好ましい。この係止爪C5自体は公知であり、係止爪C5の形状などは特に限定されない。
以上の本発明のキャップCの使用方法を、図面を参照して説明する。図1において、カバーDとキャップCとは分離して描かれているが、実際には、前記したようにカバーDとキャップCとは一体となっている。
まず、バイアルAに所望の薬剤を充填した後、適当なサイズのゴム栓BをバイアルAの開口部A1に嵌め込み、バイアルAを密封する。このままの状態では、バイアルAの取扱時、例えば、加熱滅菌時などにゴム栓Bが脱離する畏れがある。そこで、上記ゴム栓Bで密封された状態のバイアルAに、キャップCを、好適には打栓器を用いて嵌め込むと、キャップCの降下に従い逆レ字状の係止爪C5がリップA2の外周面に当接しつつ、弾性変形してスカート部C3側に押しつけられた状態で下降し、係止爪C5の先端が、リップA2の外周面を過ぎると、係止爪C5が元の状態に戻り、ゴム栓BとキャップCが固定される。本発明のキャップCをバイアルAに嵌合させると、上記のようにして、リップA2の下方に逆レ字状の係止爪C5が係合する状態となるので(図2参照)、本発明のキャップCの上方向に強い力をかけたとしても、リップA2の下方に係合した係止爪C5によってキャップが外れることはない。さらに、本発明のキャップCは、キャップCの肩部の内側の部分に凸部C2を設けた構造となっているため、キャップCを固定した場合に、図2および図3に示したように、ゴム栓Bの笠部B1の一部が該凸部C2によって圧縮された状態になる。このため、本発明のキャップCは、横方向に強い力をかけたとしても、ゴム栓Bの笠部B1の一部が押圧された状態となるのでキャップが横方向に動くことがない。
上記した例では、ゴム栓BをバイアルAの開口部A1に嵌め込み、バイアルAを密封した状態とした後、打栓器を用いる等してキャップCを嵌め込んだが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5〜図9に示した構造を有するものでは、キャップC内にゴム栓Bを保持させ、この状態でキャップCをバイアルAの開口部A1に載せ、その後に打栓器を用いる等してキャップCを嵌合させることも可能である。上記したように、本発明のキャップCでは、キャップC内にゴム栓Bを保持し、この状態でバイアルAの開口部A1にゴム栓を半打栓することができるので、バイアルA内に充填した液体状の薬液を凍結乾燥するような場合に極めて有効である。すなわち、本発明のキャップCを用いることで、凍結乾燥工程で、バイアル内で発生したガスを、半打栓された状態のゴム栓に沿って速やかに排気できると同時に、凍結乾燥終了後に打栓器を用いる等して、極めて速やかにゴム栓を完全な状態に打栓することができる。さらに、打栓した状態は、前記したように、上方向に対してのより強い固定状態の実現は勿論のこと、本発明者らが発明の主たる課題としている、横方向への強い力が加わった場合のキャップCの回転の発生の問題が解決される。
上記キャップCの嵌合時において、通常スカート部C3の突条C4の先端により構成される円の内径とバイアルAのリップA2の外径bとが同一、またはスカート部C3の突条C4の先端により構成される円の内径がバイアルAのリップA2の外径bよりも僅かに小さいことが理想的である。しかし、実際には、バイアルA、特にガラス製バイアルAの場合には、前記の事情から、必然的にその寸法誤差があり、キャップCの寸法精度を高めても、キャップCがバイアルAに適合しない場合(脱離しやすいことや打栓が困難であること)が発生する場合があった。
本発明では、上記バイアルAの寸法誤差を考慮に入れ、スカート部C3の内径aを、バイアルAのリップA2の外径bより、バイアルAに予測される寸法誤差分大きくし、同時にスカートC3内面に前記の突条C4を設け、突条C4の先端により構成される円の内径をバイアルAに予測される寸法誤差分小さくしておくことで、バイアルAのリップA2の寸法が大きい方にずれた場合には、上記突条C4の弾性変形により、上記寸法誤差を吸収できる。また、バイアルAのリップA2の寸法が小さい方にずれた場合でも、リップA2の外周面が突条C4の頂部に当接し、さらにバイアルAのリップA2の寸法が所定の寸法である場合には、リップA2の外周面が突条C4の頂部を幾分弾性変形させて突条C4に当接する。いずれの場合にも、嵌合時のスカート部C3とリップA2の外周面との接触は、その接触面積が小さい突条C4で行われることから、キャップCの嵌合に大きな力は不要であり、打栓性に優れる。
以上のように、本発明では、ガラス製バイアルのように、バイアルAのリップA2の寸法がブレ易いバイアルAに本発明のキャップCを適用することが好ましい。本発明のキャップCでは、バイアルAの寸法誤差を吸収することで、キャップCの嵌合時に大きな力を要せず、また、スカート部C3の内周面とリップA2の外周面とが常に接触していることから、キャップCがブレることなく、キャップCの脱離性が低下し、使用時におけるキャップCの歩留まりを顕著に改善することができる。なお、勿論、本発明のキャップは、ガラス製バイアルに限られず、合成樹脂製のバイアルにも有用である。
次に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
〔実施例1〕
本発明で規定する構造を有するキャップ(図6の形状)であって、キャップの内径a:21mm、バイアルのリップ部の外径b:20mm、キャップの突条C4の先端により構成される円の内径:20mm、突条C4の高さ:0.5mm、突条C4の幅:0.5mmの寸法を有するポリプロピレン製キャップを10個作製した。また、キャップCの肩部の内側には、凸部C2を設けた。この凸部C2は、図4に示したように、4箇所に分かれた部分的な円弧状をしており、全周360°のうちに、1箇所が50°ずつ、合計で200°に渡って設けられた状態をしている(図4参照)。上記のバイアルに適用するゴム栓Bの笠部B1の外径rは、バイアルのリップ部の外径bと一致しておりr:20mmであり、その高さhは、h:3mmである。ゴム栓Bは、従来よりバイアルの栓に使用されている塩素化ブチル製ゴム栓(大協精工製)を用いた。図3に示したように、キャップCの肩部の内側に設けた凸部C2の形状は、高さh1が1.8mmであり(笠部の側壁B2の60%に相当)、また、ゴム栓の笠部B1を径方向に圧縮する凸部C2の幅r1が1mmである(笠部の径rの5%に相当)。
〔実施例2〕
凸部C2の形状を、高さh1が1.0mm(笠部の側壁B2の33%に相当)となるようにした以外は実施例1と同様にして、ポリプロピレン製キャップを10個作製した。
〔実施例3〕
凸部C2の形状を、高さh1が0.6mm(笠部の側壁B2の20%に相当)となるようにした以外は実施例1と同様にして、ポリプロピレン製キャップを10個作製した。
〔実施例4〕
凸部C2の形状を、高さh1を1.0mm(笠部の側壁B2の33%に相当)とし、かつ、凸部C2の幅r1が0.2mmである(笠部の径rの1%に相当)となるようにした以外は実施例1と同様にして、ポリプロピレン製キャップを10個作製した。
〔実施例5〕
凸部C2の形状を、高さh1を1.0mm(笠部の側壁B2の33%に相当)とし、かつ、凸部C2の幅r1が1.5mmである(笠部の径rの7.5%に相当)となるようにした以外は実施例1と同様にして、ポリプロピレン製キャップを10個作製した。
〔比較例〕
キャップの内側に凸部C2を設けなかったこと以外は実施例1と同じ構造、寸法のポリプロピレン製キャップを10個作製し、これを比較例とした。
「脱離および回転試験」
プラスチック製バイアル瓶の開口部をゴム栓で密封し、キャップを嵌合させた状態の実施例1〜5、比較例のサンプル各10個と、ガラス製バイアル瓶に変えた実施例1、実施例3および実施例5のサンプルそれぞれを用いた。各サンプルをオートクレーブ(平山製作所製ハイクレーブHV−25)に入れ121℃、60min保持し、キャップの脱離の有無を確認したが、実施例および比較例のいずれについてもキャップの脱離の発生は認められなかった。さらに、上記実施例および比較例の各サンプルのキャップのそれぞれに、手で横方向に強い力を加える試験を行った。この結果、プラスチック製バイアル瓶に嵌合させた実施例1〜5のサンプルも、ガラス製バイアル瓶に嵌合させた実施例1、3、5のサンプルも、いずれもキャップが回転することがなかった。しかし、比較例のものは、多少の力の差はあったものの、いずれも横方向に回転した。
本発明によれば、合成樹脂製或いはガラス製のバイアルのいずれにも円滑に適用でき、さらには凍結乾燥用として円滑に適用でき、ゴム栓を打栓した状態のバイアルの口部にキャップを嵌合させた場合に、上方向に強い力を加えてもキャップが外れることがないことは勿論、横方向に強い力が加わってもキャップが回転することがない合成樹脂製キャップが提供される。
A:バイアル
A1:開口部
A2:リップ
B:ゴム栓
B1:笠部
B2:笠部の側壁
B3:脚部
C:キャップ
C1:天面部
C2:凸部
C3:スカート部
C4:突条
C5:係止爪
C6:凹部
C7:傾斜部
C8:突起
C9:貫通孔
C10:開口部
C11:凸部
C12:突起
D:カバー
D1:指掛け

Claims (6)

  1. バイアル(A)の開口部(A1)に密封された、厚みがあり該厚みによって形成される側壁(B2)を有する笠部(B1)と、該笠部(B1)の下方に設けられた脚部(B3)とからなるゴム栓(B)の脱離を防止するためのプラスチック製キャップ(C)であって、
    該キャップ(C)は、中央に開口部(C10)を有する天面部(C1)と該天面部(C1)の外周から垂下し、下端が開口している円筒状のスカート部(C3)とからなり、
    該スカート部(C3)の内径(a)が、上記バイアル(A)のリップ(A2)の外径(b)よりも大きく形成され、上記スカート部(C3)の内面に、バイアル(A)のリップ(A2)下方に係合する複数の係止爪(C5)が設けられており、且つ、
    上記天面部(C1)とスカート部(C3)とによって形成されるキャップの肩部の内側の部分に、上記開口部(A1)に脱離が防止された状態で打栓されたゴム栓(B)の側壁(B2)の一部に接し、その部分の笠部(B1)を径方向に1〜8%圧縮した状態にさせる幅で、かつ、上記側壁(B2)の高さの20〜60%に一致する高さの円弧状の凸部(C2)が設けられていることを特徴とするバイアル用プラスチック製キャップ。
  2. 前記凸部(C2)は、前記ゴム栓(B)の側壁(B2)の全周と接する円状であるか、または、前記ゴム栓(B)の側壁(B2)の全周の35〜75%の範囲が接するように複数の円弧状である請求項1に記載のバイアル用プラスチック製キャップ。
  3. 前記スカート部(C3)の内面に、前記天面部(C1)に対して垂直方向に形成された複数の突条(C4)が設けられている請求項1または2に記載のバイアル用プラスチック製キャップ。
  4. 前記天面部(C1)の裏面に、打栓したゴム栓(B)が脱離しない状態にキャップを取り付けた際に、その先端部分がゴム栓(B)の笠部(B1)の上面に、接する凸部(C11)が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のバイアル用プラスチック製キャップ。
  5. 前記複数の突条(C4)が、スカート部(C3)内面において一定の間隔をおいて複数個所形成され、該複数の突条群の間に、バイアル(A)のリップ(A2)下方に係合する係止爪(C5)が複数個所に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイアル用プラスチック製キャップ。
  6. 前記天面部(C1)の上面に、指で脱離可能なカバー(D)が形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のバイアル用プラスチック製キャップ。
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