JP2011093365A - 無線通信機能を有する電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信機能を有する電子機器にして、体裁や利便性を損なわずして通信性能の向上を低コストで実現する。
【解決手段】着脱自在な無線通信ユニット4を収容するユニット装填部38と、ユニット装填部38に通じるユニット挿入口37を形成する筐体36と、ユニット挿入口37を開閉する開閉蓋5と、ユニット装填部38に収容される無線通信ユニット4に対応して開閉蓋5の内側面に沿って付設された中継アンテナ6とを備える。開閉蓋5は、ユニット挿入口37に嵌合される蓋本体51と、筐体36に対面する誘電体からなる拡張板部52とを有し、筐体36は、拡張板部52と対面する位置に誘電体からなるアンテナ当接部36aを有する。
【選択図】図2
【解決手段】着脱自在な無線通信ユニット4を収容するユニット装填部38と、ユニット装填部38に通じるユニット挿入口37を形成する筐体36と、ユニット挿入口37を開閉する開閉蓋5と、ユニット装填部38に収容される無線通信ユニット4に対応して開閉蓋5の内側面に沿って付設された中継アンテナ6とを備える。開閉蓋5は、ユニット挿入口37に嵌合される蓋本体51と、筐体36に対面する誘電体からなる拡張板部52とを有し、筐体36は、拡張板部52と対面する位置に誘電体からなるアンテナ当接部36aを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、無線通信機能を有する電子機器に係わり、特に簡易構造にして所期の通信性能が得られるようにした電子機器に関する。
従来、無線通信機能を有する電子機器として、ブルートゥースやその他の通信仕様のモジュール化された無線通信ユニットに対応し、装置内にその種の無線通信ユニットを着脱自在にして収容するための部分(以下、ユニット装填部という)を設けると共に、装置の筐体にユニット装填部に通じる開口部と、その開口部を開閉するための開閉蓋とを設け、その開閉蓋を取り外して開口部からユニット装填部に所定の無線通信ユニットを挿入することにより、外部の無線通信機器との間で無線通信が行えるようにしたナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、無線通信ユニットを用いる電子機器では、無線通信ユニットの位置に関係して所期の通信性能が得られなくなることがある一方、通信性能を重視してユニット装填部の位置を決めた場合、装置のデザインや利便性を損なうことが懸念される。
又、通信用のアンテナを無線通信ユニットと別体として装置に付設するにも、アンテナと高周波受信回路とのコネクタ接続が必要となるために、信頼性の低下、コストアップ、ならびに装置の大型化を招くという問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は無線通信機能を有する電子機器にして、体裁や利便性を損なわずして通信性能の向上を低コストで実現することにある。
本発明は上記目的を達成するため、
着脱自在な無線通信ユニットを収容するユニット装填部と、
前記ユニット装填部に通じるユニット挿入口を形成する筐体と、
前記ユニット挿入口を開閉する開閉蓋と、
前記ユニット装填部に収容される無線通信ユニットに対応して前記開閉蓋の内側面に沿って付設された中継アンテナと
を備えることを特徴とする無線通信機能を有する電子機器を提供する。
着脱自在な無線通信ユニットを収容するユニット装填部と、
前記ユニット装填部に通じるユニット挿入口を形成する筐体と、
前記ユニット挿入口を開閉する開閉蓋と、
前記ユニット装填部に収容される無線通信ユニットに対応して前記開閉蓋の内側面に沿って付設された中継アンテナと
を備えることを特徴とする無線通信機能を有する電子機器を提供する。
加えて、前記開閉蓋は、前記ユニット挿入口に嵌合される蓋本体と、前記筐体に対面する誘電体からなる拡張板部とを有し、
前記筐体は、前記拡張板部と対面する位置に誘電体からなるアンテナ当接部を有し、
前記中継アンテナは、
前記蓋本体を前記ユニット挿入口に嵌合したときに前記無線通信ユニットに近接する第1アンテナ部と、
前記第1アンテナ部に連続して前記拡張板部の領域に設けられ、前記蓋本体を前記ユニット挿入口に嵌合したときに前記拡張板部と前記アンテナ当接部との間に挟まれる第2アンテナ部とを有することを特徴とする。
前記筐体は、前記拡張板部と対面する位置に誘電体からなるアンテナ当接部を有し、
前記中継アンテナは、
前記蓋本体を前記ユニット挿入口に嵌合したときに前記無線通信ユニットに近接する第1アンテナ部と、
前記第1アンテナ部に連続して前記拡張板部の領域に設けられ、前記蓋本体を前記ユニット挿入口に嵌合したときに前記拡張板部と前記アンテナ当接部との間に挟まれる第2アンテナ部とを有することを特徴とする。
又、前記開閉蓋の拡張板部と前記筐体のアンテナ当接部との少なくとも一方に、前記第2アンテナ部が嵌る溝形凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ユニット装填部に収容される着脱自在な無線通信ユニットに対応し、ユニット装填部に通じるユニット挿入口を開閉する開閉蓋の内側面に沿って中継アンテナを付設していることから、装置のデザインや使用上の利便性を重視してユニット装填部の位置設定をしながら所期の通信性能を確保することができ、既存の装置でも開閉蓋を交換するだけで通信性能を向上させ得る。
又、開閉蓋は、ユニット挿入口に嵌合される蓋本体と、筐体に対面する誘電体からなる拡張板部とを有する一方、中継アンテナは、無線通信ユニットに近接する第1アンテナ部と、その第1アンテナ部に連続して拡張板部の領域に設けられる第2アンテナ部とを有し、蓋本体をユニット挿入口に嵌合したときに、第2アンテナ部が誘電体からなる開閉蓋の拡張板部と筐体のアンテナ当接部とで挟み込まれる構成としてあることから、誘電体による波長短縮率分だけ中継アンテナを小型化しながら所期の通信性能を得ることができる。
加えて、第1アンテナ部が無線通信ユニットに近接することから、第1アンテナ部と無線通信ユニットに内蔵されるアンテナとの間で電波をロス無く送受することができ、しかも中継アンテナと高周波受信回路とのコネクタ結合を必要としないので、信頼性の向上とコストダウンを図ることができる。
更に、開閉蓋の拡張板部と筐体のアンテナ当接部との少なくとも一方に、第2アンテナ部が嵌る溝形凹部が形成されるものでは、第2アンテナ部の両面のみならず端面も誘電体に接触するので、中継アンテナの更なる小型化を図ることが可能となる。
以下、図面に基づき本発明に係る無線通信機能を有する電子機器について詳しく説明する。図1は、係る電子機器の一実施形態として、ナビゲーション機能と音響再生機能を兼ね備えた車載用AV装置を示す。図1において、1は車載用AV装置を構成する装置本体であり、この装置本体1は、車両の運転席近傍においてダッシュボード内に固定されるベースユニット2と、このベースユニット2の前面部21に対して着脱自在なフロントパネルユニット3とにより構成される。
ベースユニット2は、地図情報などを記録したディスクを再生駆動する図示せぬディスク駆動部などを内蔵した箱型であり、その前面部21には上記ディスクを出し入れするための横長のスロット22と、そのスロット22の下部側に位置する凹部23が形成されている。凹部23にはコネクタ24が設けられ、そのコネクタ24を介して前面部21に装着されたフロントパネルユニット3との間で信号の遣り取りが可能とされている。
一方、フロントパネルユニット3には、ベースユニット2のスロット22に対応するスロット31が形成されており、ベースユニット2の前面部21にフロントパネルユニット3を装着したとき両者のスロット22,31が連通するようになっている。又、フロントパネルユニット3には、その前面片側にスイッチ類を配してなる操作部32と、液晶ディスプレイパネル(LCDパネル)などからなる表示部33とが設けられている。
操作部32は、音量調整用のノブ32aやカーナビゲーション用に目的地などを入力するための押しボタン32bなどを含み、表示部33には押しボタン32bの押圧操作による目的地などを示す文字情報が表示されるほか、上記ディスクに記録された地図情報などが映像として表示される。
図2は、フロントパネルユニットを背面側からみた状態である。図2から明らかなように、フロントパネルユニット3の背面側には矩形状の凸部34が一体に形成されている。凸部34は図1に示したベースユニット2の凹部23に対応するもので、この凸部34には凹部23への嵌合時にベースユニット2側のコネクタ24と結合するコネクタ35が設けられている。
又、フロントパネルユニット3の凸部34内には、公知の無線通信ユニット4(例えば、2.45GHz帯の電波を送受信するBluetooth仕様のモジュール)が収容可能とされている。無線通信ユニット4は、無線通信に必要なデバイス類を一まとめにしたカード状の形態で、フロントパネルユニット3に対して着脱自在とされており、これをフロントパネルユニット3の定位置に収容したとき外部の無線通信機器との間で音声やデータを遣り取りすることが可能とされる。
ここに、フロントパネルユニット3の筐体36には、無線通信ユニット4を抜き差しするためのユニット挿入口37が形成されると共に、そのユニット挿入口37を開閉する着脱自在な開閉蓋5が取り付けられる。開閉蓋5は、比誘電率が高く高周波特性のよい合成樹脂などの誘電体から一体に形成されるもので、ユニット挿入口37に嵌合する蓋本体51と、蓋本体51に連なる平面状の拡張板部52とにより構成されている。
開閉蓋5には、蓋本体51から拡張板部52に亘りその内側面(ユニット挿入口37を閉じたときに筐体36側に向けられる面)に沿って中継アンテナ6が付設され、その中継アンテナ6を介して電波の送受が行われる構成とされている。又、開閉蓋5の拡張板部52は、蓋本体51をユニット挿入口37に嵌合したときに筐体36の部位に対面接触するようになっており、その拡張板部52が対面接触する筐体36の部位は拡張板部52と協同して中継アンテナ6(詳しくは後述する第2アンテナ部62)を挟み込むアンテナ当接部36aとされている。尚、アンテナ当接部36aは、開閉蓋5と同じく比誘電率の高い合成樹脂などの誘電体からなるが、筐体36はアンテナ当接部36aに限らず、全体が同種の誘電体により一体に形成されている。
図3〜図5により、開閉蓋5および中継アンテナ6の構成例をより詳しく説明すれば、開閉蓋5は全体としてL字形を呈する厚さ1〜4mm程度のプレートで、蓋本体51の前端上に拡張板部52が直角に起立する形態とされている。又、蓋本体5の前端縁には、先端が鉤形とされる左右一対のフロントフック53が形成され、蓋本体51の底面部には、L字形を成す左右一対の突片54が形成されている。
一方、中継アンテナ6は、銅その他の金属から形成される厚さ0.1〜2mm程度の薄片状のループアンテナであり、蓋本体51の領域に設けられる第1アンテナ部61と、拡張板部52の領域に設けられる第2アンテナ部62とを一体に連ねた構成とされている。特に、第2アンテナ部62は、第1アンテナ部61よりも大径にして全長が長く設定されており、この第2アンテナ部62が付設される拡張板部52の内側面には、第2アンテナ部62に対応して図5に示されるような溝形凹部55が形成されている。溝形凹部55は、第2アンテナ部62を嵌合し得るよう第2アンテナ部62と同形同大にして、第2アンテナ部62の厚さに相当する深さを有し、この溝形凹部55に第2アンテナ部62を嵌合せしめたときに拡張板部52と第2アンテナ部62の表面が面一となる構成とされている。
尚、中継アンテナ6は、金属板ないしは金属箔を所定形状に打ち抜くなどして開閉蓋5とは別体として形成された後、開閉蓋5の内側面(特に、第2アンテナ部62は溝形凹部55内)に対して接着剤などにより貼付固定されるが、係る中継アンテナ6の付設例として、金属粉のペーストを開閉蓋5の内側面上に塗り固めて第1アンテナ部61と第2アンテナ部62とが連なる中継アンテナ6を形成することもできる。
そして、以上のような中継アンテナ6が付設された開閉蓋5は、図6のように蓋本体5をユニット挿入口37に嵌合してユニット挿入口37を閉じることができる。図6から明らかなように、ユニット挿入口37には、左右一対の凸条37a(図6には片方の凸条37aのみ示される)が形成されており、蓋本体51をユニット挿入口37に嵌合したときには、蓋本体51とL字形の突片54とにより凸条37aが挟み込まれると共に、ユニット挿入口37の前端開口縁(アンテナ当接部36aの下端)にフロントフック53が係止することにより、筐体36に対して開閉蓋5が固定される。尚、開閉蓋5を取り外す場合には、蓋本体51を下方に押圧して筐体36からフロントフック53を外しながら、蓋本体51を手前(図6の左方)に移動させるようにするのであり、これにより筐体36から開閉蓋5を取り外してユニット挿入口37を全面開口させることができる。
図7は、開閉蓋5を取り外した状態(a)と装着した状態(b)でのフロントパネルユニット3の縦断面を示す。図7から明らかなように、フロントパネルユニット3内には無線通信ユニット4を収容するポケット状のユニット装填部38が設けられている。ユニット装填部38は、ユニット挿入口37の直下にあって回路基板39上に配置されており、その底部には無線通信ユニット4の接続端子部41と結合するコネクタ38aが設けられている。尚、無線通信ユニット4には、接続端子部41に対向する一端面(上端面)に近接して通信用アンテナ42が内蔵されている。
ここに、図6および図7(b)のように、開閉蓋5にてユニット挿入口37を閉じたとき、ユニット装填部38に収容された無線通信ユニット4の上端面に対して中継アンテナ6の第1アンテナ部61が近接するようになっている。このため、その第1アンテナ部61によれば、通信用アンテナ42との間で電波をロス無く伝達することができる。
一方、第2アンテナ部62は、第1アンテナ部61で受信した通信用アンテナ42からの送信電波を外部の無線通信機器に対して送信すると共に、外部の無線通信機器からの送信電波を受信して第1アンテナ部61に送信する。特に、第2アンテナ部62は、蓋本体51をユニット挿入口37に嵌合したとき開閉蓋5の拡張板部52と筐体36のアンテナ当接部36aで挟み込まれる。詳しくは、第2アンテナ部62は、その片面を拡張板部52に全面的に接触させたまま、他方の面がアンテナ当接部36aに全面的に接触するようになる。
加えて、第2アンテナ部62は、その両面のみならず、図8のように端面までもが誘電体(溝形凹部55の側面)に接触した状態にあることから、誘電体からなる開閉蓋5(拡張板部52)および筐体36(アンテナ当接部36a)の比誘電率(2〜80)に関係して、それら誘電体上での波長短縮率が上がり、結果として小型でありながら優れたアンテナ特性を有する。換言すれば、第2アンテナ部62が誘電体で挟まれる構成とすることにより、中継アンテナ6を誘電体による波長短縮率分だけ小型化しながら、それより大型のアンテナと同等のアンテナ特性を得ることができる。従って、係る中継アンテナ6によれば、開閉蓋5の内側面という狭小な領域に付設しながら、無線通信ユニット4による通信性能を補って通信可能距離を伸ばすことができる。
図9は、中継アンテナの片面のみ誘電体に接触している状態(δ1)と、中継アンテナが誘電体に挟まれた状態(δ2)での指向特性を示す。この図で明らかなように、中継アンテナ6が誘電体により挟まれる構成では、30〜180度の角度範囲においてゲインが最大で1dB以上増加している。よって、中継アンテナ6(第2アンテナ部62)を誘電体(開閉蓋5の拡張板部52と筐体36のアンテナ当接部36a)で挟み込む構成では、ゲインの増加分だけ通信可能距離を伸ばすことができる。
又、開閉蓋5に中継アンテナ6を付設したものと付設していないものの2種類を用意し、その各々でユニット挿入口37を閉じた状態でのフロントパネルユニット3を含む機器本体1を車両に搭載して、当該車両の前後左右における外部通信機器(携帯電話機)との通信可能距離を実測した結果を図10に示す。図10から明らかなように、本発明に係る中継アンテナ6を付設した開閉蓋5を備えるものでは、係る中継アンテナ6を有しないものに比べ、車両の前後左右のいずれの方向においても通信可能距離を2〜3倍に伸ばすことができた。
尚、中継アンテナ6を誘電体からなる開閉蓋5内に完全に埋め込むようにしても上記例の場合と同等の効果を見込めるが、開閉蓋5の内側面に沿って付設、貼付する構成態様に比べて開閉蓋5および中継アンテナ6の製造が難しくコスト高となる。又、誘電体の厚さが大きいほど波長短縮率が大きくなるので、拡張板部52やアンテナ当接部36aは厚さを大きくすることが好ましいが、コストや装置デザインなどに鑑みて拡張板部52やアンテナ当接部36aの厚さは1〜4mm程度とすることが好適である。
次に、図11において、機器本体1内には、ユーザによる操作部の操作に応じて表示部の画像表示を切り換えたり無線通信ユニットの制御を行ったりするCPU10が設けられている。CPU10は、チップ部品として図7に示した回路基板39に実装され、無線通信ユニット4による受信データを主記憶部11やDVDなどの記録媒体12に格納したり、記録媒体12から読み出した楽曲データやその他の送信データを無線通信ユニット4に渡したりする働きをする。又、機器本体1内には、外部のスピーカSPに導電接続するアンプ13やマイクMに導電接続するマイクアンプ14などが設けられる。
一方、無線通信ユニット4には、上記した通信用アンテナ42のほか、搬送波の生成や変復調を行うRF(Radio frequency)部43、並びにプロトコル処理や受信データのエラー補正などを行うベースバンド部44が内蔵されている。ベースバンド部44は、受信した楽曲データをアナログ信号としてアンプ13に出力する一方、マイクアンプ14で増幅された音声信号をデジタル変換し送信信号としてRF部43に出力する。
以上、本発明に係る無線通信機能を有する電子機器の一実施形態を説明したが、係る電子機器はベースユニット2とフロントパネルユニット3のような複数のユニット構造物に分けられる構造のものに限らない。又、本発明は車載用機器に限らず、携帯電話機、ノート型パソコン、デジタルカメラなどにも適用できる。
一方、開閉蓋5に関し、拡張板部52に溝形凹部55を形成することに限らず、例えば図12(a)のように筐体36のアンテナ当接部36aに中継アンテナ(第2アンテナ部62)の厚さに相当する深さを持つ溝形凹部36bを形成したり、あるいは図12(b)のように拡張板部52とアンテナ当接部36aの双方に中継アンテナ(第2アンテナ部62)の厚さの半分に相当する深さの溝形凹部55a,36cをそれぞれ形成したりするようにしてもよい。加えて、その種の溝形凹部55,55a,36b,36cを形成せずして、図12(c)のように中継アンテナ6(第2アンテナ部62)の両面のみが拡張板部52とアンテナ当接部36aに接触するようにしてもよい。
更に、開閉蓋5を蓋本体51のみから形成して、その内側面に中継アンテナを付設するようにしてもよい。
36 筐体
36a アンテナ当接部
36b 溝形凹部
36c 溝形凹部
37 ユニット挿入口
38 ユニット装填部
4 無線通信ユニット
5 開閉蓋
51 蓋本体
52 拡張板部
55 溝形凹部
55a 溝形凹部
6 中継アンテナ
61 第1アンテナ部
62 第2アンテナ部
36a アンテナ当接部
36b 溝形凹部
36c 溝形凹部
37 ユニット挿入口
38 ユニット装填部
4 無線通信ユニット
5 開閉蓋
51 蓋本体
52 拡張板部
55 溝形凹部
55a 溝形凹部
6 中継アンテナ
61 第1アンテナ部
62 第2アンテナ部
Claims (3)
- 着脱自在な無線通信ユニットを収容するユニット装填部と、
前記ユニット装填部に通じるユニット挿入口を形成する筐体と、
前記ユニット挿入口を開閉する開閉蓋と、
前記ユニット装填部に収容される無線通信ユニットに対応して前記開閉蓋の内側面に沿って付設された中継アンテナと
を備えることを特徴とする無線通信機能を有する電子機器。 - 前記開閉蓋は、前記ユニット挿入口に嵌合される蓋本体と、前記筐体に対面する誘電体からなる拡張板部とを有し、
前記筐体は、前記拡張板部と対面する位置に誘電体からなるアンテナ当接部を有し、
前記中継アンテナは、
前記蓋本体を前記ユニット挿入口に嵌合したときに前記無線通信ユニットに近接する第1アンテナ部と、
前記第1アンテナ部に連続して前記拡張板部の領域に設けられ、前記蓋本体を前記ユニット挿入口に嵌合したときに前記拡張板部と前記アンテナ当接部との間に挟まれる第2アンテナ部とを有することを特徴とする請求項1記載の無線通信機能を有する電子機器。 - 前記開閉蓋の拡張板部と前記筐体のアンテナ当接部との少なくとも一方に、前記第2アンテナ部が嵌る溝形凹部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の無線通信機能を有する電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247386A JP2011093365A (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 無線通信機能を有する電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009247386A JP2011093365A (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 無線通信機能を有する電子機器 |
Publications (1)
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JP2011093365A true JP2011093365A (ja) | 2011-05-12 |
Family
ID=44110797
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009247386A Pending JP2011093365A (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 無線通信機能を有する電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011093365A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013042447A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Fujitsu Component Ltd | 情報処理装置及びアンテナ拡張システム |
CN104512352A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-04-15 | 重庆长野汽车配件有限公司 | 移动式汽车导航仪 |
JP2021082962A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 株式会社東海理化電機製作所 | 通信装置及び通信ユニット |
-
2009
- 2009-10-28 JP JP2009247386A patent/JP2011093365A/ja active Pending
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