JP2011092602A - パチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技基盤の或る部分と別の部分とのそれぞれに適した材料を使うことができるようにする。
【解決手段】複数の単位片2;3;4;5;6が方形状の遊技基盤1の外形を形成するように配置され、これらの単位片2乃至6相互の接触し合う部分が接着剤7;8;9;10で結合されることによって、遊技基盤1が構成される。又、複数の単位片がセンター飾り又はセンター可変入賞部品のための開口部を方囲むとともに遊技基盤の外形を形成するように配置され、これらの単位片相互の接触し合う部分が接着剤で結合されることによって、遊技基盤が構成されれば、開口部を形成する穴あけ加工を減らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技基盤の或る部分と別の部分とのそれぞれに適した材料を使うことができるパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤に関する。
パチンコ遊技機の遊技盤は、化粧シートの結合された遊技基盤に遊技部品を取り付けた構造である。遊技部品としては、例えば、遊技釘、ガイドレール、ストッパーゴム、センター飾り、入賞部品、風車、アウト口飾り、盤面飾りである。ストッパーゴム、センター飾り、入賞部品、風車、アウト口飾りは、遊技盤のガイドレールで囲まれた球の流下する遊技領域に取り付けられる。盤面飾りは遊技盤のガイドレールよりも外側の前面に取り付けられる。ところで、最近の遊技盤にあっては、センター飾りが大型になってきており、センター飾りの上部周りや右部周りに配置される遊技釘の本数も少なくなってきている。しかしながら、遊技基盤は、サブロク版と呼ばれるような大型なベニヤ板から500mm×400mmの方形状に切断されたベニヤ板を使用しており、例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分と遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分というように、遊技基盤の或る部分と別の部分とのそれぞれに適した材料を使うことができないという欠点がある。
特開平10−174745号公報
発明が解決しようとする課題は、遊技基盤の或る部分と別の部分とのそれぞれに適した材料を使うことができないという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤は、複数の単位片が方形状の遊技基盤の外形を形成するように配置され、これらの単位片相互の接触し合う部分が接着剤で結合されたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤は、複数の単位片を接着剤で結合して構成されているので、遊技基盤の或る部分と別の部分とのそれぞれに適した材料を使うことができるという利点がある。例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料により構成されればよい。
A及びB図は実施の形態1に係る遊技基盤を示す斜視図。 A乃至C図は実施の形態1に係る遊技基盤を用いた遊技盤の製造方法を示す工程図。 実施の形態2に係る遊技基盤を示す斜視図。 A乃至D図は実施の形態3に係る遊技基盤を示す斜視図。 A乃至C図は実施の形態3に係る遊技基盤を用いた遊技盤の製造方法を示す工程図。 実施の形態4に係る遊技基盤を示す斜視図。 A及びB図は実施の形態5に係る遊技基盤を示す斜視図。 A乃至C図は実施の形態5に係る遊技基盤を用いた遊技盤の製造方法を示す工程図。 実施の形態6に係る遊技基盤を示す斜視図。 A乃至D図は実施の形態7に係る遊技基盤を示す斜視図。 A乃至C図は実施の形態7に係る遊技基盤を用いた遊技盤の製造方法を示す工程図。 実施の形態8に係る遊技基盤を示す斜視図。 A及びB図は実施の形態9に係る遊技基盤を示す斜視図。 A及びB図は実施の形態10に係る遊技基盤を示す斜視図。 実施の形態11に係る2つの単位片の結合部分を示す分解図。 A及びB図は実施の形態12に係る遊技基盤を示す斜視図。 A及びB図は実施の形態13に係る遊技基盤を示す斜視図。 実施の形態14に係る遊技盤を示す斜視図。 実施の形態15に係る遊技盤のセンター飾りの周りを示す断面図。
本明細書における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1のA図に記載した方向で特定される方向である。
「実施の形態1」
図1を参照し、実施の形態1に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤1について説明する。遊技基盤1は、図1のB図に示すように、複数の単位片2;3;4;5;6が方形状の遊技基盤1の外形を形成するように配置され、これらの単位片2乃至6相互の接触し合う部分が接着剤7;8;9;10で結合された構成である。この図1に示す実施の形態1、後述の図3に示す実施の形態2、後述の図4に示す実施の形態3、後述の図6に示す実施の形態6、後述の図16に示す実施の形態12は、遊技基盤の或る部分と別の部分とのそれぞれに適した材料を使うことを主たる目的とする発明の実施の形態である。
具体的には、図1のA図に示すように、複数の単位片2乃至6は、使用される場所に適した木材又は合成樹脂からなる材料により短冊状に形成される。例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片2乃至4は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT1のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片5;6は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT1のシナベニヤ板により構成される。
よって、図1のB図に示すように、複数の単位片2乃至6が方形状の遊技基盤1の外形を形成するように配置され、これらの単位片相互の接触し合う部分が接着剤7乃至8で結合されることによって、前後方向の厚さT1の遊技基盤1が構成される。T1は、例えば遊技機業界で使用されている19mmが適切であるが、19mmに限定されるものではない。
図2を参照し、遊技基盤1を用いた遊技盤11の製造方法について説明する。先ず、図2のA図に示すように、遊技基盤1の片側板面としての前面には方形状の化粧シート12が図外の接着剤で結合される。化粧シート12が遊技基盤1の前面に結合されることによって、遊技基盤1の前面が化粧シート12で全面的に覆われる。
化粧シート12は、絵柄や機種名のような模様の描かれた紙が透明な合成樹脂シートの裏面に接着剤で結合され、紙に描かれた模様が合成樹脂シートを通して化粧シート12の前方向から見えるようになっている。よって、化粧シート12の紙が遊技基盤1の前面に図外の接着剤で結合されても、紙に描かれた模様が化粧シート12の前方向から見えるようになっている。
次に、図2のB図に示すように、遊技基盤1と化粧シート12とには部品を逃げるための開口部13;14;15;16や部品を取り付けるための図外の取付孔が形成される。開口部13は、遊技基盤1と化粧シート12とに設けられる複数の開口部のうちで正面から見た場合の最も面積が大きい開口部である。その後、図2のC図に示すように、遊技部品17が開口部13乃至16や図外の取付孔を利用して化粧シート12の前面に配置されて図外の木螺子のような螺子釘で遊技基盤1に取り付けられる。これによって、遊技盤11が完成する。遊技部品17としては、遊技釘18、ガイドレール19、跳ね返しゴム20、センター飾り21、入賞部品22;23;24、風車25、アウト口飾り26、盤面飾り27が例示されているが、これらに限定されるものではない。とりわけ、センター飾り21に対応する開口部13が図1の遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料よりなる単位片4を中心として形成されれば、開口部13を形成する穴あけ加工に用いられる工具の耐久性が向上する。
「実施の形態2」
図3を参照し、実施の形態2に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤1について説明する。図3において、遊技基盤1の化粧シート12の設けられていない片側板面としての後面には方形状の保護部材28が図外の接着剤で結合されて、遊技基盤1の後面が保護部材28で全面的に覆われ、保護部材28が複数の単位片2乃至6(符号2;4は図1のB図参照)相互の接着剤7乃至10(符号7;10は図1のB図参照)で結合された接触し合う部分の合わせ目を目隠しすることができる。保護部材28としては、光を通さない不透明な紙、光を通さない不透明な合成樹脂、光を通さない不透明な塗料の少なくとも1つから構成される。
「実施の形態3」
図4を参照し、実施の形態3に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤31について説明する。遊技基盤1は、図4のD図に示すように、複数の方形状の基盤ユニット32;33が前後に重ね合わされ、これらの基盤ユニット32;33の重ね合わされた部分が接着剤34で結合された構成である。
具体的には、図4のB図に示すように、複数の基盤ユニット32;33のそれぞれは、複数の単位片35;36;37;38;39が方形状の遊技基盤31の外形を形成するように配置され、これらの単位片35乃至39相互の接触し合う部分が接着剤40;41;42;43で結合された構成である。複数の単位片35乃至39は、使用される場所に適した材料のベニヤ板から短冊状に形成される。
例えば、図4のA図に示すように、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片35乃至37は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片38;39は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のシナベニヤ板により構成される。基盤ユニット32;33の厚さは、同一寸法としたが、一方が他方よりも厚く、他方が一方よりも薄くなるように、異なる寸法にしてもよい。
そして、図4のC図に示すように、一方の基盤ユニット32がその片側板面としての前面を前方に向けたまま、他方の基盤ユニット33が上下をそのままとしつつ左右を入れ換えるようにひっくり返されてその片側板面としての後面を一方の基盤ユニット32の片側板面としての後面と対向させられる。
その後、図4のD図に示すように、2つの基盤ユニット32;33が互いに重ね合わされる際に、2つの基盤ユニット32;33の重ね合わされた部分が接着剤34で結合されて、前後方向の厚さT1の1つの遊技基盤31が構成される。この図4のD図に示す遊技基盤31によれば、一方の基盤ユニット32における複数の単位片35乃至39相互の接着剤40乃至43で結合された接触し合う部分と他方の基盤ユニット33における複数の単位片35乃至39(符号36;37は図4のC図参照)相互の接着剤40乃至43(符号41;43は図4のC図参照)で結合された接触し合う部分とが互いに前後方向で同じ位置にならないように位置がずれる。
このため、一方の基盤ユニット32の接着剤40乃至43で結合された接触し合う部分が他方の基盤ユニット33における複数の単位片35乃至39の板面に位置し、他方の基盤ユニット32;33の接着剤40乃至43で結合された接触し合う部分が一方の基盤ユニット32における複数の単位片35乃至39の板面に位置する。よって、例えば、図外の遊技釘が一方の基盤ユニット32の接着剤40乃至43で結合された接触し合う部分に打ち込まれても、当該遊技釘の先端部の側が他方の基盤ユニット33における複数の単位片35乃至39の板面に打ち込まれるので、遊技釘が遊技基盤31で適切に保持される。
図5を参照し、遊技基盤31を用いた遊技盤44の製造方法について説明する。先ず、図5のA図に示すように、遊技基盤31の片側板面としての前面には方形状の化粧シート12が接着剤で結合される。化粧シート12が遊技基盤31の前面に結合されることによって、遊技基盤31の前面が化粧シート12で全面的に覆われる。化粧シート12が遊技基盤31の前面に接着剤で結合されても、化粧シート12の紙に描かれた模様が化粧シート12の前方向から見えるようになっているのは、図2と同じである。
次に、図5のB図に示すように、遊技基盤31と化粧シート12とには部品を逃げるための開口部13乃至16や部品を取り付けるための図外の取付孔が形成される。その後、図5のC図に示すように、遊技部品17が開口部13乃至16や図外の取付孔を利用して化粧シート12の前面に配置されて図外の木螺子のような螺子釘で遊技基盤31に取り付けられる。これによって、遊技盤44が完成する。遊技部品17としては、遊技釘18、ガイドレール19、跳ね返しゴム20、センター飾り21、入賞部品22;23;24、風車25、アウト口飾り26、盤面飾り27が例示されているが、これらに限定されるものではない。
「実施の形態4」
図6を参照し、実施の形態4に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤31について説明する。図6において、遊技基盤31の化粧シート12の設けられていない片側板面としての後面には方形状の保護部材28が接着剤で結合されて、遊技基盤31の後面が保護部材28で全面的に覆われ、保護部材28が複数の単位片相互の接着剤で結合された接触し合う部分を目隠しすることができるのは、図3と同じである。
「実施の形態5」
図7を参照し、実施の形態5に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤47について説明する。遊技基盤47は、図7のB図に示すように、複数の単位片48;49;50;51が開口部52を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤47の外形を形成するように配置され、これらの単位片48乃至51相互の接触し合う部分が接着剤53;54;55;56で結合された構成である。開口部52は、センター飾り又はセンター可変入賞部品のための前後方向への貫通孔を構成するものであって、遊技基盤47に設けられる複数の開口部のうちで正面から見た場合の最も面積が大きい開口部である。この図7に示す実施の形態5、後述の図9に示す実施の形態6、後述の図10に示す実施の形態7、後述の図12に示す実施の形態8、後述の図13に示す実施の形態9、後述の図14に示す実施の形態10、後述の図17に示す実施の形態13は、後述の図18に示す実施の形態14の開口部125を形成するための切削時間短縮化及び切削屑細分化並びに切削屑減量化を主たる目的とする発明の実施の形態である。
開口部52がセンター飾り又はセンター可変入賞部品のためのものであれば、開口部52を前方向又は後方向から見た場合の外形が、センター飾り以外又はセンター可変入賞部品以外の遊技部品のための開口部に比べて大きい。このため、大きな開口部52を遊技基盤47の開口部の存在しない部分から穴あけ加工で形成する必要がないという利点があるうえ、遊技基盤47を構成する複数の単位片48乃至51の前方向又は後方向から見た場合の面積が小さくなり、単位片48乃至51が入手しやすいという利点がある。
具体的には、図7のA図に示すように、複数の単位片48乃至51は、全て同じ木材又は合成樹脂からなる材料により短冊状に形成されてもよいが、使用される場所に適した材料から短冊状に形成されてもよい。単位片48乃至51が使用される場所に適した材料から形成される場合、例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片48;50は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT1のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片49;51は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT1のシナベニヤ板により構成される。
図8を参照し、遊技基盤47を用いた遊技盤57の製造方法について説明する。先ず、図8のA図に示すように、遊技基盤47の片側板面としての前面には方形状の化粧シート12が接着剤で結合される。化粧シート12が遊技基盤47の前面に結合されることによって、遊技基盤47の前面及び開口部52が化粧シート12で全面的に覆われる。化粧シート12が遊技基盤47の前面に接着剤で結合されても、化粧シート12の紙に描かれた模様が化粧シート12の前方向から見えるようになっているのは、図2と同じである。
次に、図8のB図に示すように、遊技基盤47と化粧シート12とには部品を逃げるための開口部14乃至16や部品を取り付けるための図外の取付孔が形成され、化粧シート12の開口部52に対応する部分には開口部58が形成される。その後、図8のC図に示すように、遊技部品17が開口部52や図外の取付孔を利用して化粧シート12の前面に配置されて遊技基盤47に取り付けられる。これによって、遊技盤57が完成する。遊技部品17としては、ガイドレール19、跳ね返しゴム20、センター飾り21、入賞部品22;23;24、風車25、アウト口飾り26、盤面飾りが例示されているが、これらに限定されるものではない。開口部58が化粧シート12に形成される時期は、化粧シート12が遊技基盤47に結合されるよりも前の時期又は化粧シート12が遊技基盤47に結合された後の時期の何れでもよい。
「実施の形態6」
図9を参照し、実施の形態6に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤47について説明する。図9において、遊技基盤47の化粧シート12の設けられていない片側板面としての後面には方形状の保護部材28が接着剤で結合されて、遊技基盤47の後面が保護部材28で全面的に覆われ、保護部材28が複数の単位片相互の接着剤で結合された接触し合う部分を目隠しすることができるのは、図3と同じである。
図9に戻り、保護部材28の開口部58と対応する部分には開口部59が形成される。開口部59が保護部材28に形成される時期は、保護部材28が遊技基盤47に結合されるよりも前の時期又は保護部材28が遊技基盤47に結合された後の時期の何れでもよい。
「実施の形態7」
図10を参照し、実施の形態7に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤61について説明する。遊技基盤61は、図10のD図に示すように、複数の方形状の基盤ユニット62;63が前後に重ね合わされ、これらの基盤ユニット62;63の重ね合わされた部分が接着剤64で結合された構成である。
具体的には、図10のB図に示すように、複数の基盤ユニット62;63のそれぞれは、複数の単位片65;66;67;68が開口部69を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤61の外形を形成するように配置され、これらの単位片65乃至68相互の接触し合う部分が接着剤70;71;72;73で結合された構成である。複数の単位片65乃至68は、全て同じ木材又は合成樹脂からなる材料により短冊状に形成されてもよいが、使用される場所に適した材料から短冊状に形成されてもよい。
例えば、図10のA図に示すように、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片65;66は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片67;68は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のシナベニヤ板により構成される。基盤ユニット62;63の厚さは、同一寸法としたが、一方が他方よりも厚く、他方が一方よりも薄くなるように、異なる寸法にしてもよい。
そして、図10のC図に示すように、一方の基盤ユニット62がその片側板面としての前面を前方に向けたまま、他方の基盤ユニット63が上下をそのままとしつつ左右を入れ換えるようにひっくり返されてその片側板面としての後面を一方の基盤ユニット62の後面と対向させられる。
その後、図10のD図に示すように、一方の基盤ユニット62の後面と他方の基盤ユニット62の後面とが互いに重ね合わされる際に、2つの基盤ユニット62;63の重ね合わされた部分が接着剤64で結合されることによって、一方の基盤ユニット62の開口部69と他方の基盤ユニット63の開口部69とが互いに前後方向で繋がって1つの開口部74を形成し、前後方向の厚さT1の1つの遊技基盤61が構成される。開口部74は、図7の開口部52に相当し、遊技基盤61に設けられる複数の開口部のうちで正面から見た場合の最も面積が大きい開口部である。
図10のD図に示す遊技基盤61によれば、一方の基盤ユニット62における複数の単位片65乃至68相互の接着剤70乃至73で結合された接触し合う部分と他方の基盤ユニット63における複数の単位片65乃至68相互の接着剤70乃至73(符号72は図10のC図参照)で接着された接触し合う部分とが互いに前後方向で同じ位置にならないように位置がずれることによって、例えば、図外の遊技釘が一方の基盤ユニット62の接着剤70乃至73で結合された接触し合う部分に打ち込まれても、当該遊技釘の先端部の側が他方の基盤ユニット63における複数の単位片65乃至68の板面に打ち込まれるので、遊技釘が遊技基盤61で適切に保持されるということは、図4のD図と同じである。
図10のA図に示すように、単位片65の横幅L1と単位片66の横幅L1とが同じ寸法に形成され、単位片64の横幅L2と単位片67の横幅L2とが同じ寸法に形成されれば、図10のD図に示すように、一方の基盤ユニット62がその片側板面としての前面を前方に向けたまま、他方の基盤ユニット63が上下をそのままとしつつ左右を入れ換えるようにひっくり返されて後面を一方の基盤ユニット62の後面と対向させ、一方の基盤ユニット62の後面と他方の基盤ユニット62の後面とが互いに重ね合わされて、2つの基盤ユニット62;63が互いにそれぞれの外形を前後方向で揃えられることによって、2つの開口部69が左右上下方向に位置ずれすることなく1つの開口部74を構成することができる。
開口部69がセンター飾り又はセンター可変入賞部品のためのものであれば、大きな開口部69を穴あけ加工で形成する必要がないという利点があるうえ、遊技基盤47を構成する複数の単位片48乃至51の前方向又は後方向から見た場合の面積が小さくなり、単位片65乃至68が入手しやすいというは、図7と同じである。
図11を参照し、遊技基盤61を用いた遊技盤75の製造方法について説明する。先ず、図11のA図に示すように、遊技基盤61の片側板面としての前面には方形状の化粧シート12が接着剤で結合される。化粧シート12が遊技基盤61の前面に結合されることによって、遊技基盤61の前面及び開口部74が化粧シート12で全面的に覆われる。化粧シート12が遊技基盤61の前面に接着剤で結合されても、化粧シート12の紙に描かれた模様が化粧シート12の前方向から見えるようになっているのは、図8のA図と同じである。
次に、図11のB図に示すように、遊技基盤61と化粧シート12とには部品を逃げるための開口部14乃至16や部品を取り付けるための図外の取付孔が形成され、化粧シート12の開口部74に対応する部分には開口部58が形成される。その後、図11のC図に示すように、遊技部品17が開口部74や図外の取付孔を利用して化粧シート12の前面に配置されて遊技基盤61に取り付けられる。これによって、遊技盤75が完成する。
遊技部品17としては、ガイドレール19、跳ね返しゴム20、センター飾り21、入賞部品22;23;24、風車25、アウト口飾り26、盤面飾りが例示されているが、これらに限定されるものではない。開口部58が化粧シート12に形成される時期は、化粧シート12が遊技基盤61に結合されるよりも前の時期又は化粧シート12が遊技基盤61に結合された後の時期の何れでもよい。
「実施の形態8」
図12を参照し、実施の形態8に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤61について説明する。図12において、遊技基盤61の化粧シート12の設けられていない片側板面としての後面には方形状の保護部材28が接着剤で結合されて、遊技基盤61の後面が保護部材28で全面的に覆われ、保護部材28が複数の単位片相互の接着剤で結合された接触し合う部分を目隠しすることができ、保護部材28の開口部58と対応する部分には開口部59が形成されるのは、図9と同じである。
「実施の形態9」
図13を参照し、実施の形態9に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤77について説明する。遊技基盤77は、図13のB図に示すように、複数の単位片78;79が開口部80を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤77の外形を形成するように配置され、これらの単位片78;79相互の接触し合う部分が接着剤81;82で結合された構成である。開口部80は、センター飾り又はセンター可変入賞部品のための前後方向への貫通孔を構成するものであって、遊技基盤77にに設けられる複数の開口部のうちで正面から見た場合の最も面積が大きい開口部である。
開口部80がセンター飾り又はセンター可変入賞部品のためのものであれば、大きな開口部80を穴あけ加工で形成する必要がなく、単位片79;80が入手しやすいということは、図7と同じである。
具体的には、図13のA図に示すように、複数の単位片78;79は、全て同じ木材又は合成樹脂からなる材料により短冊状に形成されてもよいが、使用される場所に適した材料から短冊状に形成されてもよい。単位片78;79が使用される場所に適した材料から形成される場合、例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片79は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT1のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片79は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT1のシナベニヤ板により構成される。
単位片78は、横片部83の右部から下方に縦片部84が延設された形状である。単位片79は、横片部85の右部から上方に縦片部86が延設された形状である。横片部83の左端部と縦片部86の上部とが上下方向で対向されて図13のB図の接着剤81で結合され、縦片部86の下部と横片部85の左端部とが上下方向で対向されて図13のB図の接着剤82で結合されて、遊技基盤77が構成される。
図13において、例えば、単位片78;79の厚さT1をT1÷2=T2とし、縦片部84;86の横幅L1を同一寸法とし、横片部83;85の横幅L2を同一寸法とし、これらの厚さT2からなる単位片78;79で開口部80に相当する開口部を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤77の外形を形成するように配置され、これらの単位片78;79相互の接触し合う部分を接着剤81;82に相当する接着剤で結合して、図外の基盤ユニットを2個形成する。そして、一方の基盤ユニットがその片側板面としての前面を前方に向けたまま、他方の基盤ユニットが上下をそのままとしつつ左右を入れ換えるようにひっくり返されてその片側板面としての後面を一方の基盤ユニットの片側板面としての後面と対向させ、一方の基盤ユニットの後面と他方の基盤ユニットの後面とが互いに重ね合わされて図外の接着剤で結合されて、遊技基盤77を構成してもよい。このように単位片78;79からなる基盤ユニットを2個形成する場合、各基盤ユニットの厚さをT2なる同じ寸法としたが、一方が他方よりも厚く、他方が一方よりも薄くなるように、異なる寸法にしてもよい。
「実施の形態10」
図14を参照し、実施の形態9に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤88について説明する。遊技基盤88は、図14のB図に示すように、複数の単位片89;90;91が開口部80を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤88の外形を形成するように配置され、これらの単位片89乃至91相互の接触し合う部分が接着剤92;93;94で結合された構成である。単位片89;90は、方形状であるが、単位片91は横片部95の左部から上方に縦片部96が延設された形状である。
具体的には、図14のA図に示すように、複数の単位片89乃至91は、全て同じ木材又は合成樹脂からなる材料により短冊状に形成されてもよいが、使用される場所に適した材料から短冊状に形成されてもよい。単位片48乃至51が使用される場所に適した材料から形成される場合、例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片89;90は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT1のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片91は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT1のシナベニヤ板により構成される。
図14において、例えば、単位片89乃至91の厚さT1をT1÷2とし、単位片89と縦片部96との横幅L1を同一寸法とし、これらの厚さT2からなる単位片89乃至91で開口部80に相当する開口部を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤88の外形を形成するように配置され、これらの単位片89乃至91相互の接触し合う部分を接着剤92乃至93に相当する接着剤で結合して、図外の基盤ユニットを2個形成する。そして、一方の基盤ユニットがその片側板面としての前面を前方に向けたまま、他方の基盤ユニットが上下をそのままとしつつ左右を入れ換えるようにひっくり返されてその片側板面としての後面を一方の基盤ユニットの片側板面としての後面と対向させ、一方の基盤ユニットの後面と他方の基盤ユニットの後面とが互いに重ね合わされて図外の接着剤で結合されて、遊技基盤88を構成してもよい。このように単位片89乃至91からなる基盤ユニットを2個形成する場合、各基盤ユニットの厚さをT2なる同じ寸法としたが、一方が他方よりも厚く、他方が一方よりも薄くなるように、異なる寸法にしてもよい。
「実施の形態11」
図15を参照し、実施の形態11に係る2つの単位片98;99を結合する構造について説明する。図15において、単位片98;99は、図1の単位片2乃至6のうちの何れか2つ、図4の単位片35乃至39のうちの何れか2つ、図7の単位片48乃至51のうちの何れか2つ、図10の単位片65乃至68のうちの何れか2つ、図13の単位片78;79、図14の単位片89乃至91のうちの何れか2つ、図16の単位片105乃至109のうちの何れか2つ、図17の単位片116乃至119のうちの何れか2つに相当するものである。単位片98の単位片99と結合する部分には、駒受容部100が単位片98の表面から内部への窪みとして設けられる。単位片99の単位片98と結合する部分には、駒受容部101が単位片99の表面から内部への窪みとして設けられる。
そして、木材又は合成樹脂からなる駒部材102の一端部が駒受容部100に挿入され、駒部材102の他端部が駒受容部101に挿入されて、単位片98の駒受容部100の周りの表面と単位片99の駒受容部101の周りの表面とが互いに接触して、2つの単位片98;99が駒部材191で結合される。この場合、図外の接着剤が単位片98の駒受容部100の周りの表面、単位片99の駒受容部101の周りの表面、駒受容部100;101に用いられれば、2つの単位片98;99の結合が強くなる。駒部材102は、丸棒以外の角棒、板状、筒状であってもよい。
図示は省略するが、例えば、図4のD図に示すように複数の単位ユニット32;33から遊技基盤31を構成したり、図10のD図に示すよう複数の単位ユニット62;63から遊技基盤61を構成したり、図16のB図に示すように複数の単位ユニット32;104から遊技基盤103を構成したり、図17のB図に示すように複数の単位ユニット62;115から遊技基盤114を構成したりする場合において、駒部材102に相当する駒部材で、単位ユニット32と単位ユニット33とを互いに結合したり、単位ユニット62と単位ユニット33とを互いに結合したり、単位ユニット32と単位ユニット104とを互いに結合したり、単位ユニット62と単位ユニット115とを互いに結合したりすれば、複数の単位ユニットどうしの結合が強くなる。
「実施の形態12」
図16を参照し、実施の形態12に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤103について説明する。遊技基盤103は、図16のB図に示すように、複数の方形状の基盤ユニット32;104が前後に重ね合わされ、これらの基盤ユニット32;104の重ね合わされた部分が接着剤34で結合された構成である。遊技基盤103では、基盤ユニット104がひっくり返されることなく、基盤ユニット104の前面と基盤ユニット32の裏面とが互いに接着剤34で結合されたことが、図4のB図の遊技基盤31と相違する点である。
具体的には、図16のA図に示すように、基盤ユニット104は、複数の単位片105;106;107;108;109が方形状の遊技基盤103の外形を形成するように配置され、これらの単位片105乃至109相互の接触し合う部分が接着剤110;111;112;113で結合された構成である。複数の単位片105乃至109は、使用される場所に適した材料のベニヤ板から短冊状に形成される。
例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片105乃至107は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片108;109は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のシナベニヤ板により構成される。基盤ユニット32;104の厚さは、同一寸法としたが、一方が他方よりも厚く、他方が一方よりも薄くなるように、異なる寸法にしてもよい。そして、複数の基盤ユニット32;104が互いにそれらの前面を前方に向けたまま対向させ、一方の基盤ユニット32の後面と他方の基盤ユニット33の前面とが互いに重ね合わされかつ接着剤34で結合される。
遊技基盤103によれば、基盤ユニット32における遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片35乃至37と基盤ユニット104における釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片105乃至107とが重ね合わされ、基盤ユニット32における遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片38;39と基盤ユニット104における遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片108;109とが重ね合わされるので、遊技釘が遊技基盤31に打ち付けられた場合に遊技基盤31で適切に保持される。
「実施の形態13」
図17を参照し、実施の形態13に係るパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤114について説明する。遊技基盤114は、図17のB図に示すように、複数の方形状の基盤ユニット62;115が前後に重ね合わされ、これらの基盤ユニット62;115の重ね合わされた部分が接着剤64で結合された構成である。遊技基盤114では、基盤ユニット115がひっくり返されることなく、基盤ユニット115の前面と基盤ユニット32の裏面とが互いに接着剤34で結合されたことが、図10のD図の遊技基盤61と相違する点である。
具体的には、図17のA図に示すように、基盤ユニット115は、複数の単位片116;117;118;119が開口部120を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤114の外形を形成するように配置され、これらの単位片116乃至119相互の接触し合う部分が接着剤121;122;123;124で結合された構成である。複数の単位片116乃至119は、全て同じ木材又は合成樹脂からなる材料により短冊状に形成されてもよいが、使用される場所に適した材料から短冊状に形成されてもよい。
例えば、遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片116;117は遊技釘に対する保持力が弱いが単価が安い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のラワンベニヤ板により構成され、遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片118;119は遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としての例えば前後方向の厚さT2=T1÷2のシナベニヤ板により構成される。基盤ユニット62;115の厚さは、同一寸法としたが、一方が他方よりも厚く、他方が一方よりも薄くなるように、異なる寸法にしてもよい。そして、複数の基盤ユニット62;115が互いにそれらの前面を前方に向けたまま対向させ、一方の基盤ユニット62の後面と他方の基盤ユニット115の前面とが互いに重ね合わされかつ接着剤34で結合され、開口部69;120が互いに前後方向で繋がって1つの開口部74を形成する。
遊技基盤114によれば、基盤ユニット62における遊技釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片65;66と基盤ユニット115における釘の打ち込まれる本数が少ないか又は無い部分に使用される単位片116;117とが重ね合わされ、基盤ユニット62における遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片67;68と基盤ユニット115における遊技釘の打ち込まれる本数が多い部分に使用される単位片118;119とが重ね合わされるので、遊技釘が遊技基盤114に打ち付けられた場合に遊技基盤114で適切に保持される。
「実施の形態14」
図18を参照し、実施の形態14に係る遊技基盤47を使用したパチンコ遊技機の遊技57において1つの開口部52に対する穴あけ加工を追加して行う場合を例として説明する。遊技基盤47としては、図7のB図に示すように、複数の単位片48乃至51が開口部52を方形状に囲むとともに方形状の遊技基盤47の外形を形成するように配置されてそれらの単位片48乃至51相互の接触し合う部分が接着剤53;54;55;56で結合された構成であるものを例示する。そして、遊技技57としては、図8に示すように、遊技基盤47の前面に方形状の化粧シート12が接着剤で結合されて、遊技基盤47の前面及び開口部52が化粧シート12で全面的に覆われた構成であるものを例示する。この遊技技57に開口部52よりも大きな仮想線で示す開口部125を開口部52に対する穴あけ加工として追加して行う。開口部125は、開口部125を前方から見た場合に、方形状に限定されるものではなく、図19に示すセンター飾り21の筒部127を逃げるように筒部127の外形に適用する形状であってもよく、遊技基盤47と化粧シート12とに設けられる複数の開口部のうちで正面から見た場合の最も面積が大きい開口部である。つまり、図18に示すように、部品を逃げるための開口部125が遊技基盤47と化粧シート12とに穴あけ加工される場合、開口部52の周囲が切削されることによって開口部125が形成されるので、開口部52を穴あけ加工する必要がなく、図2のB図や図5のBのように開口部13を形成する場合に比べ、開口部125に対する穴あけ加工での切削時間が短縮されかつ切削で発生する屑も細かくなりかつ切削で発生する屑の量も減るという利点がある。
図18では、開口部58又は開口部125が化粧シート12に形成される時期は、化粧シート12が遊技基盤47に結合されるよりも前の時期又は化粧シート12が遊技基盤47に結合された後の時期の何れでもよく、また、遊技基盤47に代えて、図10の遊技基盤61又は図13の遊技基盤77又は図14の遊技基盤88又は図17の遊技基盤114を使用してもよい。
「実施の形態15」
図19を参照し、実施の形態15に係るパチンコ遊技機の遊技盤11に取り付けられたセンター飾り21の内部構造について説明する。遊技盤11としては、遊技基盤1に化粧シート12が設けられたものを例示する。センター飾り21は、取付基盤126の中央部には筒部127が取付基盤126から後方に突出しかつ前後方向に開口する形状に設けられる。筒部127の後部には合成樹脂からなる板状の透明部材128が結合されて、筒部127の後開口が透明部材128で全面的に覆われる。取付基盤126の前面には、隔壁129及びステージ130が取付基盤126よりも前方に突出するように設けられる。隔壁129は、化粧シート12の前面を流下する図外の遊技球が取付基盤126の前面から筒部127の前開口を経由して透明部材128の側に取り込まれないようにするために、筒部127の前開口の上部の周り及び左右部の周りを囲む形状である。ステージ130は、粧シート12の前面を流下する図外の遊技球を取付基盤126の前面からステージ130の上に取り込み、その取り込んだ遊技球をステージ13の上から遊技球の動きで落下させる形状である。
センター飾り21が遊技盤11に取り付けられる場合、筒部127及び透明部材128が遊技盤11の前方から開口部13に挿入され、図外の木螺子のような螺子釘が取付基盤126に形成された図外の貫通孔を経由して遊技基盤1に装着されて、取付基盤126が遊技基盤1に取り付けられて開口部13と筒部127との間の隙間が全面的に覆われて目隠される。透明部材128の後方には、液晶表示器のような画像表示器131が配置される。画像表示器131は、センター飾り21又は遊技盤11に取り付けられる。そして、人が、画像表示器131の透明部材128に対向する前面に変幻自在に制御されて表示される画像を、遊技盤11の前方から筒部126の内部及び透明部材128を通して視認することができる。
「実施の形態16」
図1において、単位片2乃至6に透明な合成樹脂板を用い、接着剤7乃至10に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤1を透明な遊技基盤として構成すれば、図2の化粧シート12を使用しないで遊技基盤1の前面に遊技部品17を取り付けて、透明な遊技盤11を構成してもよい。
「実施の形態17」
図4において、単位片35乃至30に透明な合成樹脂板を用い、接着剤34;40乃至43に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤31を透明な遊技基盤として構成すれば、図5の化粧シート12を使用しないで遊技基盤31の前面に遊技部品17を取り付けて、透明な遊技盤44を構成してもよい。
「実施の形態18」
図7において、単位片48乃至51に透明な合成樹脂板を用い、接着剤53乃至56に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤57を透明な遊技基盤として構成すれば、図8の化粧シート12を使用しないで遊技基盤47の前面に遊技部品17を取り付けて、透明な遊技盤57を構成してもよい。
「実施の形態19」
図10において、単位片65乃至68に透明な合成樹脂板を用い、接着剤70乃至73に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤61を透明な遊技基盤として構成すれば、図11の化粧シート12を使用しないで遊技基盤61の前面に遊技部品17を取り付けて、透明な遊技盤75を構成してもよい。
「実施の形態20」
図13において、単位片78;79に透明な合成樹脂板を用い、接着剤81;82に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤77を透明な遊技基盤として構成すれば、図11の化粧シート12に相当する化粧シートを使用しないで遊技基盤77の前面に図11の遊技部品17に相当する遊技部品を取り付けて、図11の遊技盤75に相当する透明な遊技盤を構成してもよい。
「実施の形態21」
図14において、単位片89乃至91に透明な合成樹脂板を用い、接着剤92乃至93に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤88を透明な遊技基盤として構成すれば、図11の化粧シート12に相当する化粧シートを使用しないで遊技基盤88の前面に図11の遊技部品17に相当する遊技部品を取り付けて、図11の遊技盤75に相当する透明な遊技盤を構成してもよい。
「実施の形態22」
図16において、単位片35乃至30;105乃至109に透明な合成樹脂板を用い、接着剤34;40乃至43;110乃至113に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤103を透明な遊技基盤として構成すれば、図11の化粧シート12に相当する化粧シートを使用しないで遊技基盤103の前面に図11の遊技部品17に相当する遊技部品を取り付けて、図11の遊技盤75に相当する透明な遊技盤を構成してもよい。
「実施の形態23」
図17において、単位片65乃至68;116乃至119に透明な合成樹脂板を用い、接着剤64;70乃至73;121乃至123に乾燥後に透明になる接着剤を用い、遊技基盤114を透明な遊技基盤として構成すれば、図11の化粧シート12に相当する化粧シートを使用しないで遊技基盤114の前面に図11の遊技部品17に相当する遊技部品を取り付けて、図11の遊技盤75に相当する透明な遊技盤を構成してもよい。
「実施の形態22」
また、1つの遊技基盤を構成する単位ユニット32;33;62;63;104;115の個数は、2つに限定されるものではく、例えば、3つ以上であってもよい。3つ以上の単位ユニットを用いる場合、前後側の単位ユニットの材質を保持力が弱いが単価が安い材料とし、中間部の単位ユニットの材質を遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としてもよく、前側の単位ユニットの材質を保持力が弱いが単価が安い材料とし、中間部及び後側の単位ユニットの材質を遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としてもよく、後側の単位ユニットの材質を保持力が弱いが単価が安い材料とし、中間部及び前側の単位ユニットの材質を遊技釘に対する保持力が強いが単価が高い材料としてもよい。
1は遊技基盤、2乃至6は単位片、7乃至10は接着剤、11は遊技盤、12は化粧シート、13乃至16は開口部、17は遊技部品、18は遊技釘、19はガイドレール、20は跳ね返しゴム、21はセンター飾り、22乃至24は入賞部品、25は風車、26はアウト口飾り、27は盤面飾り、28は保護部材、29;30は欠番、31は遊技基盤、32;33は基盤ユニット、34は接着剤、35乃至39は単位片、40乃至43は接着剤、44は遊技盤、45;46は欠番、47は遊技基盤、48は単位片、49乃至51は単位片、52は開口部、53乃至56は接着剤、57は遊技盤、58;59は開口部、60は欠番、47は遊技基盤、62;63は基盤ユニット、64は接着剤、65乃至68は単位片、69は開口部、70乃至73は接着剤、74は開口部、75は遊技盤、76は欠番、77は遊技基盤、78;79は単位片、80は開口部、81;82は接着剤、82は接着剤、83は横片部、84は縦片部、85は横片部、86は縦片部、87は欠番、88は遊技基盤、89乃至91は単位片、80は開口部、92乃至94は接着剤、95は横片部、96は縦片部、97は欠番、98;99は単位片、100;101は駒受容部、102は駒部材103 遊技基盤、104は基盤ユニット、105乃至109は単位片、110乃至113は接着剤、114は遊技基盤、115は基盤ユニット、116乃至119は単位片、120は開口部、121乃至124は接着剤、125は開口部、126は取付基盤、127は筒部、128は透明部材、129は隔壁、130はステージ、131は画像表示器。

Claims (2)

  1. 複数の単位片が方形状の遊技基盤の外形を形成するように配置され、これらの単位片相互の接触し合う部分が接着剤で結合されたことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤。
  2. 複数の単位片が開口部を囲むとともに遊技基盤の外形を形成するように配置され、これらの単位片相互の接触し合う部分が接着剤で結合されたことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤に用いられる遊技基盤。
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