JP2011091782A - 可視光通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品に関する情報の表示を適切に行い、使い勝手の良くする。
【解決手段】表示部21と、可視光送信された可視光通信データを受信する受光部23と、自装置のIDを設定変更可能なID記憶部と、受信したデータの宛先IDを検出し、自装置に設定されたIDである場合に受信したデータに基づく表示を表示部21に行う端末制御部20とを有する複数の可視光受信端末2−1〜2−nと;所望の宛先可視光受信端末のIDと共に商品及び価格に係るデータを送信するサーバ7と;サーバ7からデータを受信すると、照明負荷の点灯制御を行って可視光通信データを送信する制御を行う主制御部30を備える複数の照明装置3−1〜3−jと;を具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、照明装置における照明用ランプなどの照明負荷を点灯制御して通信を行う可視光通信システムに関し、特にスーパマーケットの商品の価格表示などを行う場合に好適な可視光通信システムに関する。
従来、スーパマーケットの商品の価格表示などを行うものとしては、電子棚札と称される表示機能及び無線受信を備えた小型の表示端末が用いられている(特許文献1参照)。
しかしながら、無線による通信では電波の不感領域に表示端末が置かれると、機能しなくなる。このため、送信装置を多数配置して電波の不感領域をなくするなどの工夫が必要であり、コストがかかり大掛かりなシステムとなる。このような事情は赤外線通信を用いた場合にも同様である。
上記に対し、近年可視光通信が登場するに到っている(特許文献2参照)。近年可視光通信は、照明装置を通信の送信局とするもので、既に照明装置を用いているスーパマーケットなどにおいては、比較的低コストでの導入が可能と考えられる。
しかしながら、価格などの表示を行う端末においては、通常IDが固定的にされていることが多く(特許文献1、0022参照)、新旧商品の入れ替えなどが多いスーパマーケットの商品の価格表示などには使い勝手が必ずしもよいものではなかった。また、売場毎の管理や期限を設けたセール価格などに対応することも望まれている。
2008−123046号公報 2006−17120号公報
本発明は上記のような要望に応えんとしてなされたもので、その目的は、商品に関する情報の表示を適切に行うことができる使い勝手の良い可視光通信システムを提供することである。
本発明に係る可視光通信システムは、各商品売場に設置され、少なくとも商品と価格情報を表示するための表示部と、可視光送信された可視光通信データを受信する受光部と、自装置のIDを設定変更可能なID記憶部と、受信したデータの宛先IDを検出し、自装置に設定されたIDである場合に受信したデータに基づく表示を表示部に行う端末制御部とを有する複数の可視光受信端末と;各商品売場における所望の宛先可視光受信端末のIDと共に商品及び価格に係るデータを伝送線を介して送信する親装置と;前記伝送線を介して親装置から宛先可視光受信端末のID及び商品及び価格に係るデータを受信する受信部と、受信したデータに応じて照明負荷の点灯制御を行って可視光通信データを送信する制御を行う主制御部とを備える複数の照明装置と;を具備することを特徴とする。
ID記憶部は、半導体メモリにより構成しても良いし、またディップスイッチなどの機械的な構成でも良い。親装置はコンピュータによるサーバや主操作盤装置などと呼ばれる照明制御を行う装置でも良い。照明負荷としては、蛍光ランプなどの放電ランプ、発光ダイオード(LED)、有機ELなどを適用することができる。
本発明に係る可視光通信システムでは、親装置は、日時と期間を指定した商品と価格に係るデータを送信し、可視光受信端末は、受信したデータを記憶する記憶部と、日時を計時する時計部とを備え、端末制御部は、記憶部に日時と期間を指定した商品と価格に係るデータが記憶された場合に、このデータと時計部が計時した日時に基づき表示部の表示制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る可視光通信システムでは、親装置は、各照明装置を識別するための照明装置識別情報をデータへ含ませて送信し、照明装置の主制御部は、照明装置識別情報が含まれたデータの受信を検出した場合には、自装置の照明装置識別情報と受信した照明装置識別情報とが一致する場合にのみ、照明負荷の点灯制御を行って可視光通信データを送信する制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る可視光通信システムでは、可視光受信端末は、アラームを発生するためのアラーム発生手段と;自装置を宛先とするデータが所定時間受信できない場合に、アラーム発生手段からアラームを発生させるアラーム制御手段とを具備することを特徴とする。
アラーム発生手段は、音や音声、光などを出力するものを採用することができる。また、表示部をアラーム発生手段に転用して所定の文字メッセージを表示するようにすることもできる。自装置を宛先とするデータとしては、個別の可視光受信端末に付加されているアドレス(ID)ばかりでなく、ブロードキャストアドレスを含む。
自装置を宛先とするデータが所定時間受信できない場合とは、受信することが可能であるが自装置宛のアドレスを検出できない場合だけでなく、受信自体ができない場合を含む。親装置からは、特別に受信機能を点検するために全ての可視光受信端末のアドレスを含めた点検用データの1フレームを所定時間毎に繰り返し送出するようにしてもよいが、常態において可視光受信端末のアドレスを含めたデータの1フレームを所定時間毎に繰り返し送出するようにしてもよい。
本発明に係る可視光通信システムによれば、複数の可視光受信端末が、少なくとも商品と価格情報を表示するための表示部と、可視光送信された可視光通信データを受信する受光部と、自装置のIDを設定変更可能なID記憶部と、受信したデータの宛先IDを検出し、自装置に設定されたIDである場合に受信したデータに基づく表示を表示部に行う端末制御部とを有するので、設定したIDを記憶している可視光受信端末の表示部に対し、少なくとも所望の商品と価格情報を表示させることができ、使い勝手が良く、商品に関する情報の表示を適切に行うことができる。
本発明に係る可視光通信システムによれば、親装置は、日時と期間を指定した商品と価格に係るデータを送信し、可視光受信端末は、受信したデータを記憶する記憶部と、日時を計時する時計部とを備え、端末制御部は、記憶部に日時と期間を指定した商品と価格に係るデータが記憶された場合に、このデータと時計部が計時した日時に基づき表示部の表示制御を行うので、セールなどの期限がある価格表示を可視光受信端末において適切に管理して表示することができる。
本発明に係る可視光通信システムによれば、親装置は、各照明装置の主制御部を識別するための照明装置識別情報をデータへ含ませて送信し、照明装置の主制御部は、照明装置識別情報が含まれたデータの受信を検出した場合には、自装置の照明装置識別情報と受信した照明装置識別情報とが一致する場合にのみ、照明負荷の点灯制御を行って可視光通信データを送信する制御を行うので、照明装置を特定することにより、データを受信させるべき可視光受信端末を絞ることができ、可視光受信端末に設定したIDを意識することなく、例えば、売場毎に表示制御を行うような使い勝手が良い制御を行うことが可能である。
本発明に係る可視光通信システムによれば、自装置を宛先とするデータが所定時間受信できない場合に、アラーム発生手段からアラーム発生をさせるので、データ受信を行うことができない場合に、価格などを表示する可視光受信端末として不適となっていることを個別に報知することができ、必要なメンテナンスを行うことが可能である。
本発明に係る可視光通信システムの実施形態を示す構成図。 本発明に係る可視光通信システムの実施形態における照明装置を示す構成図。 本発明に係る可視光通信システムの第1の実施形態における可視光受信端末を示す構成図。 本発明に係る可視光通信システムの実施形態に用いられている照明制御装置の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る可視光通信システムの実施形態に用いられている照明装置と可視光受信端末の配置に関する一例を示す平面図。 本発明に係る可視光通信システムの実施形態に用いられている可視光受信端末の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る可視光通信システムの実施形態に用いられている可視光受信端末における表示例を示す図。 本発明に係る可視光通信システムの実施形態に用いられている可視光受信端末の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る可視光通信システムの第2の実施形態における可視光受信端末を示す構成図。 本発明に係る可視光通信システムの第2の実施形態において送信される1フレームを示す概念図。 本発明に係る可視光通信システムの第2の実施形態における親装置の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る可視光通信システムの第2の実施形態における可視光受信端末の動作を説明するためのフローチャート。
以下添付図面を参照して、本発明に係る可視光通信システムの実施例を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1は、本発明に係る可視光通信システムの実施形態を示す構成図である。このシステムでは、各商品売場に、幾つかの商品陳列棚1−1、1−2、・・・、1−mが設置され、各商品陳列棚1−1、1−2、・・・、1−mには、可視光受信端末2−1、2−2、・・・、2−nが商品に対応して配置されている。
各商品売場の天井等には、照明装置3−1、3−2、・・・、3−jが設けられている。照明装置3−1、3−2、・・・、3−jには、可視光通信を行う照明制御装置4−1、4−2、・・・、4−jが備えられている。照明装置3−1、3−2、・・・、3−jには、商用電源5から電源ライン6を介して電力供給が行われると共に、管理室などに設けられたサーバ7からデータライン8を介して制御データが送信される。
制御データには、可視光受信端末2(2−1、2−2、・・・、2−n)に表示させる少なくとも商品と価格に係るデータを表示対象の可視光受信端末2のIDと共に送信する。この場合に、照明装置3−1、3−2、・・・、3−jを全て宛先とするブロードキャストアドレスか、照明装置3(3−1、3−2、・・・、3−j)中の所定の照明装置を指示する照明装置識別情報を含ませることができる。ブロードキャストアドレスの場合、照明装置識別情報を含ませないものとしても良い。また、制御データとしては、日時と期間を指定した商品と価格に係るデータとすることができる。
照明装置3は、図2に示されるように構成されている。即ち、照明制御装置4(4−1、4−2、・・・、4−j)に蛍光灯などの照明負荷としての点灯ランプ38が接続されている。照明制御装置4は、この装置を統括制御する主制御部30に、送受信部31、点灯制御部32が接続された構成となっている。点灯制御部32には、点灯回路部34が接続されている。各部には電源部35から必要な電力供給がなされる。
送受信部31は接続されているデータライン8を介してサーバ7からデータを受け取り、主制御部30へ送出する。主制御部30は、データにブロードキャストアドレスか所定の照明装置を指示する照明装置識別情報が含まれているかを検出し、ブロードキャストアドレスが検出された場合と、所定の照明装置を指示する照明装置識別情報が自装置の照明装置識別情報と一致した場合に、サーバ7から送られたデータに含まれる商品と価格に係るデータと表示対象の可視光受信端末2のIDとを点灯制御部32に送出し、可視光送信の指示を与える。
点灯制御部32は、与えられたデータとIDを点灯制御信号(オンオフ信号や調光信号)に重畳させた変調信号として、この変調信号により点灯回路部34を制御する。点灯回路部34は変調信号に応じた出力電力により点灯ランプ38の点灯制御(オンオフ或いは調光制御)を行う。
一方、第1の実施形態に係る可視光受信端末2は、図3に示されるように構成されているCPUなどにより構成される端末制御部20に、表示部21、記憶部22、受光部23、時計部24が接続された構成となっている。電源部25は、乾電池などのバッテリーから所要電位の電力を作成して各部へ供給している。
表示部21は、少なくとも商品と価格情報を表示するためのものであり、受光部23は、可視光送信された可視光通信データを受信するものである。記憶部22は、自装置のIDを設定変更可能なID記憶部として機能する他、受信したデータを記憶するものであり、日時と期間を指定した商品と価格に係るデータなどが記憶される。時計部24は、日時を計時するものである。記憶部22における自装置のIDは、端末制御部20に特殊な装置を接続して書き込みを行うことにより設定変更できるようにしても良いし、可視光通信により送るIDを特定の値として送信し、これを受けた端末制御部20がID変更モードへ移行し、次に送られる新たなIDを受けて設定変更するようにしても良い。可視光通信による設定変更の場合には、一時に同じIDを持つ可視光受信端末2を多数作成することができる。
以上のように構成された可視光通信システムにおける、照明制御装置4と可視光受信端末2の動作を説明する。照明制御装置4では、主制御部30が図4に示すフローチャートに対応するプログラムにより処理を行う。主制御部30は送受信部31からデータが送出されるのを待っており(S11)、データが到来すると、データにブロードキャストアドレスか自装置を指示する照明装置識別情報が含まれているかを検出する(S12)。
上記ステップS12においてNOとなると、ステップS11へ戻ってデータの到来を待ち、ステップS12においてYESとなると、サーバ7から送られたデータに含まれる商品と価格に係るデータ等と表示対象の可視光受信端末2のIDとを点灯制御部32に送出し、可視光送信の指示を与える可視光通信処理を行う(S13)。
上記により点灯制御部32は、与えられたデータとIDを点灯制御信号に重畳させた変調信号として、この変調信号により点灯回路部34を制御する。このため、点灯回路部34は変調信号に応じた出力電力により点灯ランプ38の点灯制御を行うので、可視光通信が行われることになる。
以上のようにして、データにブロードキャストアドレスか自装置を指示する照明装置識別情報が含まれている場合にのみ可視光通信を行うので、例えば、図5に示すように商品売場S1〜S6があり、照明装置3−1〜3−12がそれぞれ配置されている場合に、例えば商品売場S1の照明装置3−1、3−2だけを指定して可視光通信を行うことができ、商品売場S1、S6に同じIDが記憶された可視光受信端末2−1、2−33が存在しても異なる情報を送ることができる。
一方、可視光受信端末2では、端末制御部20が図6に示すフローチャートに対応するプログラムにより処理を行う。端末制御部20は受光部23からデータが送出されるのを待っており(S21)、データが到来するとIDを取り出し、記憶部22に記憶されたIDと比較して宛先が自端末であるかを検出する(S22)。ここで、自端末が宛先である場合には、受信したデータが日時と期間を指定した商品と価格に係るデータであるかを検出する(S23)。
ステップS23において、NOとなると受信したデータに基づく商品名や商品価格などの表示を表示部21に行う(S24)。このようにして可視光受信端末2の表示部21には図7に示されるように、商品と価格が表示される。
ステップS23において、YESとなると受信したデータが記憶部22に記憶される(S26)。その後ステップS21からステップS25へ進み、記憶部22に記憶されたデータがあるかの検出が行われる(S25)。記憶されたデータがあると、図8のフローチャートの処理へ移り、日時が到来したかについて時計部24を参照して検出する(S31)。日時が到来していると記憶部22に表示中フラグがセットされているかを検出する(S32)。表示中フラグがセットされていなければ、記憶部22に記憶されている商品と価格のデータに基づき表示部21へ表示を行うと共に先に表示されていた商品と価格のデータを記憶部22に記憶されている商品と価格のデータに上書きして、表示中フラグをセットする(S33)。このようにして、いわゆるバーゲンなどの場合における該当商品について値下げ後の価格を表示することができる。
ステップS32においてYESとなると、記憶部22に記憶されている日時と期間のデータとから期間の終了日時を求め(S34)、時計部24を参照して終了日時となったかを検出する(S35)。終了日時となっていなければ、ステップS21へ戻って処理を続ける一方、終了日時となっている場合には、記憶部22に記憶されている商品と価格のデータに基づき表示部21へ表示を行うと共に記憶部22に記憶されている商品と価格のデータを消去して、表示中フラグをリセットして(S36)、ステップS21へ戻る。このようにして、いわゆるバーゲンなどが終了すると自動的に元の価格の表示がなされ、極めて効率良く商品の価格表示を行うことができる。
図9に、第2の実施形態に係る可視光通信システムにおける可視光受信端末2Aの構成図を示す。この可視光受信端末2Aは、第1の実施形態のものに対して、アラーム発生手段としてのアラーム発生部26を備えている。アラーム発生部26は、音声発生部とスピーカやLED等により構成される。
この実施形態においては、システム内に例えばN個の可視光受信端末2Aが設けられているものとし、これらのアドレスが、AD−1、AD−2、・・・、AD−Nであるとき、親装置であるサーバ7は、これらのアドレスとデータ(ヌルデータでもよい)を含んだ図10に示すような1フレームを所要の時間間隔毎に図11に示すフローチャートに従って送出する。即ち、サーバ7は1フレームの送信時が到来したかを監視しており(S41)、送信時となると上記1フレームのデータを送信して(S42)、ステップS41へ戻る。このため、照明装置3からは前述の通り、上記1フレームに応じた可視光通信データがN個の可視光受信端末2Aへ向けて送信される。これが所定時間間隔毎に送信されることになる。
これに対し、各可視光受信端末2Aは、図12に示すフローチャートに従って動作を行う。即ち、可視光通信データの受信がなされたかを検出し(S51)、受信がなされた場合には、受信処理に関するタイマである受信タイマをリセットし(S52)、自装置宛のID(アドレス)が到来したかを検出する(S53)。ここで、自装置宛のIDが到来していることが検出できると、IDに関する受信処理に関するタイマであるIDタイマをリセットして(S58)、再びステップS51へ戻って処理を続ける。
一方、ステップS53において自装置宛のIDの受信がなされなければ、IDタイマが計時中であるかを検出して(S54)、計時中でなければ所定時間でタイムアップするIDタイマをセットして起動し(S55)、タイマがタイムアップとなったかを検出する(S56)。
このステップS56においてタイムアップが検出できなければ、ステップS51へ戻って再び処理を繰り返す。また、ステップS55においてIDタイマのタイムアップを検出すると、アラーム発生部26からアラームを発生して自装置当てのIDが到達しないエラーであることを報知する(S57)。
更に、ステップS51において受信ができない場合には、受信タイマが計時中であるかを検出して(S59)、計時中でなければ所定時間でタイムアップする受信タイマをセットして起動する(S60)。この時間は、ステップS55の時間と同じでも異なっていてもよい。ステップS60の処理に続いて受信タイマがタイムアップとなったかを検出する(S61)。
このステップS61において受信タイマのタイムアップが検出できなければ、ステップS51へ戻って再び処理を繰り返す。また、ステップS61において受信タイマのタイムアップを検出すると、アラーム発生部26からアラームを発生して受信ができないエラーであることを報知する(S62)。ステップS57のアラームとステップ62のアラームは同一のものでも良いが、区別することにより通信エラーの内容を把握できる利点がある。
2、2A、2−1〜2−n 可視光受信端末 3−1〜3−j 照明装置
4−1〜4−j 照明制御装置 7 サーバ
20 端末制御部 21 表示部
22 記憶部 23 受光部
24 時計部 30 主制御部
31 送受信部 32 点灯制御部
34 点灯回路部 35 電源部
38 点灯ランプ

Claims (4)

  1. 各商品売場に設置され、少なくとも商品と価格情報を表示するための表示部と、可視光送信された可視光通信データを受信する受光部と、自装置のIDを設定変更可能なID記憶部と、受信したデータの宛先IDを検出し、自装置に設定されたIDである場合に受信したデータに基づく表示を表示部に行う端末制御部とを有する複数の可視光受信端末と;
    各商品売場における所望の宛先可視光受信端末のIDと共に商品及び価格に係るデータを伝送線を介して送信する親装置と;
    前記伝送線を介して親装置から宛先可視光受信端末のID及び商品及び価格に係るデータを受信する受信部と、受信したデータに応じて照明負荷の点灯制御を行って可視光通信データを送信する制御を行う主制御部とを備える複数の照明装置と;
    を具備することを特徴とする可視光通信システム。
  2. 親装置は、日時と期間を指定した商品と価格に係るデータを送信し、
    可視光受信端末は、受信したデータを記憶する記憶部と、日時を計時する時計部とを備え、端末制御部は、記憶部に日時と期間を指定した商品と価格に係るデータが記憶された場合に、このデータと時計部が計時した日時に基づき表示部の表示制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の可視光通信システム。
  3. 親装置は、各照明装置を識別するための照明装置識別情報をデータへ含ませて送信し、
    照明装置の主制御部は、照明装置識別情報が含まれたデータの受信を検出した場合には、自装置の照明装置識別情報と受信した照明装置識別情報とが一致する場合にのみ、照明負荷の点灯制御を行って可視光通信データを送信する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の可視光通信システム。
  4. 可視光受信端末は、
    アラームを発生するためのアラーム発生手段と;
    自装置を宛先とするデータが所定時間受信できない場合に、アラーム発生手段からアラームを発生させるアラーム制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の可視光通信システム。
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