JP2011091541A - アンテナ装置及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のループアンテナを併設した場合にも、1つのループアンテナとこれに対応する無線タグとの通信可能なエリアを適切に制御可能なアンテナ装置、及び、これを用いてループアンテナ相互の通信エリアの干渉等を回避できる通信システムを提供すること。
【解決手段】ループアンテナ15が短絡状態すなわち閉ループとなって、本体ユニット11がオフ状態の場合、送受信の動作が停止されるとともに、周囲の磁場の電磁誘導によってループアンテナ15に電流が流れ、周囲の磁場を相殺するような磁場を形成する。これにより、例えば周囲に設けた別の通信システムからの送信信号を弱めることができ、本体ユニット11の検出エリア内にある無線タグTGが誤検出されることを防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線タグとの間で通信を行うためのアンテナ装置及び当該アンテナ装置を有する通信システムに関する。
無線タグであるRFIDタグや非接触型のICカードとの間で通信を行う通信システムとして、ループアンテナを用いるものが知られている(例えば特許文献1−4等参照)。具体的には、複数のループアンテナを用いることで、タグの位置検出の精度や速度を向上させるものや、タグ側に効率的に送信電力を伝達させるもの、隣り合うループアンテナに供給される電流の位相を相異なるものとすることで通信可能なエリアを拡げるもの等が知られている(特許文献1−3参照)。また、単独のループアンテナの周囲にスクランブル信号を発生させて外部から通信内容を傍受されないようにするものも知られている(特許文献4参照)。
その他、ループアンテナであるか不明であるが、複数のアンテナを1つの切換システムによって制御するものも知られている(特許文献5参照)。
特開2009−69961号公報 特開2006−268627号公報 特開2004−199226号公報 特開2000−36019号公報 特開2001−52124号公報
しかしながら、隣り合うループアンテナにおいて、各々に対応するタグのみと交信したい場合には、上記いずれの技術を用いても、十分な対処ができない。つまり、隣り合うループアンテナ同士が干渉したり結合したりすることで、通信可能なエリア内での交信が安定しなかったり、或いは、交信を行いたくないタグ等との間で交信が行われてしまったりする可能性がある。
そこで、本発明は、複数のループアンテナを併設した場合にも、1つのループアンテナとこれに対応する無線タグとの通信可能なエリアを適切に制御可能なアンテナ装置、及び、これを用いてループアンテナ相互の通信エリアの干渉等を回避できる通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るアンテナ装置は、(a)入力された高周波を含む送信信号に応じて動作する共振回路と、(b)共振回路に接続可能なループアンテナと、(c)ループアンテナを結合状態及び短絡状態のいずれかに切り替える第1のスイッチ回路と、(d)共振回路及びループアンテナから独立して設けられたループ状導体と、(e)ループ状導体をループアンテナの結合状態及び短絡状態に対応して開放状態及び短絡状態のいずれかに切り替える第2のスイッチ回路と、を備える。
上記アンテナ装置では、第1のスイッチ回路での切替により、ループアンテナを短絡状態すなわち非動作状態とした場合に、当該ループアンテナと併存する他のループアンテナの動作によってループアンテナ内に発生する磁界を、打ち消すように弱めることができる。さらに、第2のスイッチ回路での切替により、ループアンテナに対応して設けたループ状導体を短絡状態とすることで、当該ループアンテナと他のループアンテナとが隣接していても、両ループアンテナに関して無線タグとの間で通信可能なエリアが干渉することを抑制できる。つまり、例えば当該ループアンテナが非動作状態である場合に、ループ状導体がループアンテナ内の磁界を更に弱め、或いは、ループアンテナ周辺の磁界を打ち消すように作用させることで、他のループアンテナと無線タグとの通信可能なエリアを適切に制御できる。
また、本発明の具体的な態様又は側面によれば、第2のスイッチ回路は、ループアンテナが短絡状態である場合、ループ状導体を短絡状態に切り替える。この場合、まず、当該ループアンテナは、短絡状態であることにより非動作状態となり、例えば他のループアンテナが隣接している場合に、他のループアンテナが動作状態であってもこれに影響を与えない。また、当該ループアンテナは、短絡状態となっているため、ループ面を通過する磁束に対しては、これを弱めるように作用する。さらに、このような状況下で、第2のスイッチ回路は、ループ状導体を短絡状態に切り替えるため、さらに当該ループアンテナのループ面及びその周辺を通過する磁界を弱めるように作用する。つまり、他のループアンテナが当該ループアンテナ内や周辺の無線タグ誤検出することを防止できる。
また、本発明の別の態様によれば、ループアンテナとループ状導体とは、ループ面が互いに所定値以下の間隔で互いに重ね合わされるように配置されている。この場合、ループアンテナの位置でループ状導体によって磁界を弱めることができる。
また、本発明の別の態様によれば、ループアンテナとループ状導体との間に挟まれるように配置されるシート状の磁性体をさらに有する。この場合、ループ状導体等によって磁界を弱める作用をさらに大きくすることができる。
また、本発明の別の態様によれば、ループアンテナとループ状導体とは、ループ面が互いに同一面内となるように隣接して配置されている。この場合、ループアンテナ周辺において任意の範囲で磁界を弱めることができる。
また、本発明の別の態様によれば、アンテナ装置が、信号分離回路をさらに備える。この信号分離回路は、共振回路の前段に設置され、外部からの送信信号を、共振回路に送信される高周波信号と第1及び第2のスイッチ回路の状態を指定するスイッチ回路制御信号とに分離するこの場合、外部からの送信信号を、高周波信号とスイッチ回路制御信号とをアンテナ装置に対して一体的に送信することができ、アンテナ装置と外部装置とのコネクタの構成を簡潔なものとすることができる。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信システムは、(a)上記いずれかのアンテナ装置を少なくとも1つ含む複数のアンテナ装置を有する通信システムであって、(b)複数のアンテナ装置への送信信号の切替を行うアンテナ切替器と、(c)アンテナ切替器を介して複数のアンテナ装置へ送信信号を出力するリーダライタと、を備える。
上記通信システムでは、上記いずれかのアンテナ装置を用いることで、非動作状態のループアンテナ内又はその周辺の磁界を弱めることができ、通信可能なエリアを制御できる。これにより、複数のアンテナ装置を用いる場合であっても、例えば隣接するアンテナ装置間での通信可能なエリアが干渉することを回避できる。
上記通信システムにおいて、リーダライタが、共振回路に送信される高周波信号に対して第1及び第2のスイッチ回路の状態を指定するスイッチ回路制御信号を重畳することによって、送信信号を生成する。
第1実施形態に係る通信システム及びアンテナ装置について説明するための概念図である。 (A)、(B)は、ループアンテナとループ状導体との状態の切替動作についてそれぞれ説明する図である。 ループアンテナとループ状導体との配置関係を説明する図である。 2つのループアンテナが隣接した状態を示す図である。 (A)、(B)は、2つのループアンテナによって形成される磁場の様子を示す図である。 第2実施形態に係る通信システムについて説明するための図である。 第3実施形態に係る通信システムについて説明するための図である。 第4実施形態に係る通信システムについて説明するための図である。 第5実施形態に係る通信システムについて説明するための図である。 第6実施形態に係る通信システムについて説明するための図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置及び通信システムについて説明する。
図1に示す通信システム100は、信号の送受信用のアンテナ装置10と、アンテナ装置10を駆動するためのリーダライタ30とを備える。このうち、アンテナ装置10は、本体ユニット11と、付加ユニット21とを備える。また、リーダライタ30は、送信回路31と、受信回路32と、制御回路33とを備える。
アンテナ装置10において、本体ユニット11は、給電コネクタ12と、共振回路13と、第1スイッチ回路s1と、ループアンテナ15とを有する。
給電コネクタ12は、リーダライタ30からの送信信号SG0を共振回路13に伝達し、共振回路13からの受信信号をリーダライタ30に伝達する。共振回路13は、コンデンサ等を有しており、給電コネクタ12を介してリーダライタ30から受け取った送信信号SG0を、第1スイッチ回路s1を介してループアンテナ15に伝達する。また、共振回路13は、ループアンテナ15から第1スイッチ回路s1を介して受け取った受信信号を、給電コネクタ12を介してリーダライタ30に伝達する。
図2(A)に示すように、第1スイッチ回路s1は、ループアンテナ15の一対の端子15a,15bを短絡状態にしたり開放状態にすることで、本体ユニット11の送受信動作をオフ状態にしたりオン状態にすることができる。第1スイッチ回路s1の切替動作は、図1のリーダライタ30から適当なタイミングで出力される切替信号であるスイッチ回路制御信号SG2によって制御される。
ループアンテナ15は、例えば矩形の輪郭を有し、1回以上巻かれた環状の導線で形成されたアンテナである。ループアンテナ15は、電磁場の形成によって外部の無線タグTGに高周波を含む送信信号を出力するとともに、外部の無線タグTGからの高周波を含む受信信号を検出する。ループアンテナ15が開放状態すなわち開ループとなって、本体ユニット11がオン状態(動作状態)の場合、共振回路13を経た送信信号がループアンテナ15に出力され或いはループアンテナ15からの受信信号が共振回路13に出力される。このように開放状態のループアンテナ15は、共振回路13との間で高周波信号の入出力が可能な結合状態となっている。一方、ループアンテナ15が短絡状態すなわち閉ループとなって、本体ユニット11がオフ状態(非動作状態)の場合、送受信の動作が停止されるとともに、周囲の磁場の電磁誘導によってループアンテナ15に電流が流れ、周囲の磁場を相殺するような磁場を形成するので、例えば周囲に設けた別の通信システム等からの送信信号を弱めることができ、本体ユニット11の検出エリア内にある無線タグTGが誤検出されることを防止できる。
図1に示すように、付加ユニット21は、第2スイッチ回路s2と、ループ状導体25とを有する。
図2(B)に示すように、第2スイッチ回路s2は、ループ状導体25の一対の端子25a,25bを短絡状態にしたり開放状態にすることで、付加ユニット21の減衰動作すなわち遮蔽動作を、オン状態にしたりオフ状態にすることができる。第2スイッチ回路s2の切替動作は、リーダライタ30から適当なタイミングで出力される切替信号であるスイッチ回路制御信号SG2によって制御される。
ループ状導体25は、ループアンテナ15と同一の形状及び構造を有しており、1回以上巻かれた環状の導線で形成されている。ループ状導体25が開放状態すなわち開ループとなって、付加ユニット21がオフ状態の場合、周囲の電磁場との干渉がほとんどなくなる。一方、ループ状導体25が短絡状態すなわち閉ループとなって、付加ユニット21がオン状態の場合、周囲の磁場の電磁誘導によって電流が流れ、周囲の磁場を相殺するような磁場を形成するので、例えば周囲に設けた別の通信システム等からの送信信号を弱めることができ、本体ユニット11の検出エリア内にある無線タグTGが誤検出されることを防止できる。
図1に戻って、リーダライタ30は、送信信号SG0を作成する送信回路31と、受信信号を受け取って解読する受信回路32と、リーダライタ30の動作を制御する制御回路33とを備える。制御回路33は、リーダライタ30を制御することで、通信システム100全体の動作を統括するものであり、既述のように、第1及び第2スイッチ回路s1、s2に対して適当なタイミングで切替信号であるスイッチ回路制御信号SG2を出力する。また、制御回路33は、共振回路13を動作させるための高周波信号である送信信号SG0を送信回路31に作成させて送信させるとともに、受信回路32で検出された受信信号からID情報等を解析する。
なお、無線タグTGは、アンテナ、整流回路、定電圧回路、制御用集積回路等を内蔵し、通信システム100からの高周波信号に応答して高周波信号を出力する。
図3は、本体ユニット11のループアンテナ15と、付加ユニット21のループ状導体25との配置関係を説明する図である。図示のように、ループアンテナ15とループ状導体25とは、紙面に垂直な方向に僅かに位置ずれした状態で略重畳して配置されている。つまり、ループアンテナ15のループ面L1と、ループ状導体25のループ面L2とは、略重なった状態で近接して配置されている。このように、ループアンテナ15とループ状導体25とを重畳させることにより、ループアンテナ15内に形成される電磁波(特に磁場)をループ状導体25によって補助的に減衰させることができ、本体ユニット11の検出エリア内にある無線タグTGが外部の別の通信システム等によって誤検出されることを防止できる。
図4、5(A)及び5(B)は、図1で説明したループアンテナ15に対して、他のループアンテナ85が隣接している状態を図示している。ループアンテナ15と他のループアンテナ85とは、一方が動作状態(オン状態)にあるとき他方が非動作状態(オフ状態)となるように同期して動作するものとする。この際、ループアンテナ15は、自己の検出エリア内の対応する無線タグAのみを検出し、他のループアンテナ85は、自己の検出エリア内の対応する無線タグBのみを検出するものとなる。
まず、ループアンテナ15による送受信の動作について説明する。図4及び5(A)に示すように、ループアンテナ15が結合状態となってオン状態であり、他のループアンテナ85がオン状態でない場合、ループ面L1の内側の交信エリアIA及び外側の交信エリアOAが通信可能な範囲となる。これにより、例えば交信エリアIA内に無線タグAが入ると、ループアンテナ15は、この無線タグAを検出する。つまり、送信信号がループアンテナ15に出力され或いは無線タグAからの受信信号がループアンテナ15によって検出される。この際、図5(A)に示すように、ループアンテナ15によって磁場IHaが発生しており、磁場IHaの強弱により図4の交信エリアIA,OAの範囲が定まる。
一方、ループアンテナ15がオン状態でない場合、このループアンテナ15は、無線タグAを検出しないが、オン状態となっている他のループアンテナ85に対して遮蔽動作を行う。つまり、ループアンテナ15は、遮蔽状態となって、ループ面L1内及びその近傍において、ループアンテナ85で発生する磁場を相殺し、例えば交信エリアIA内にある無線タグAが他のループアンテナ85によって誤検出されることを防止する。具体的に説明すると、ループアンテナ15及びループ状導体25は、図4等に示す各スイッチ回路s1,s2により同期して短絡状態に切り替えられることで、図5(B)に示すように、他のループアンテナ85によって形成された磁場IHbに対して、これを相殺するような向きの磁場IHaを発生させる。この結果、ループ面L1内及びその近傍での磁場が弱められ、交信不能な状態を保つ。従って、例えばループ面L1内及びその近傍のうち他のループアンテナ85に近いエリアAAに無線タグAがある場合、この無線タグAが他のループアンテナ85によって誤検出されることが防止される。
なお、ループアンテナ15がオン状態であり、他のループアンテナ85がオフ状態の場合において、他のループアンテナ85のループ面LL内及びその近傍において、ループアンテナ15で発生する磁場を相殺した遮蔽状態とすることで、無線タグBがループアンテナ15によって誤検出されることを防止できる。つまり、他のループアンテナ85及びループ状導体86は、非動作時に各スイッチ回路s3,s4により短絡状態とされることで遮蔽状態となって、ループ面LL内及びその近傍での磁場を弱め、無線タグBとの交信を不能な状態にする。
上記第1実施形態の通信システムでは、ループアンテナ15に同期してループ状導体25を短絡状態とすることで、ループアンテナ15のループ面L1内及びその近傍に存在する無線タグTGが上記他のループアンテナ85によって誤検出されることを抑制できる。つまり、複数のループアンテナを併設した場合にも、各ループアンテナとこれに対応する無線タグTGとの通信可能なエリアを適切に設定することができる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る通信システムについて説明する。なお、第2実施形態に係る通信システムは、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図6は、図3に対応するものであり、本体ユニット11のループアンテナ15と、付加ユニット21のループ状導体125との配置関係を示している。ループ状導体125は、第1実施形態のループ状導体25と同一の形状及び特性を有している。本実施形態の場合、ループアンテナ15とループ状導体125とは、重ね合わされておらず、それらのループ面L1,L2が互いに同一面内となるように隣接して配置している。
ループアンテナ15については、第1スイッチ回路s1によって結合状態と短絡状態との切替が行われ、ループ状導体125については、第2スイッチ回路s2によって開放状態と短絡状態との切替が行われる。スイッチ回路s1,s2の動作は、図1に示すリーダライタ30によって制御されている。ループアンテナ15を第1スイッチ回路s1によって短絡状態すなわち非動作状態にしたとき、隣接するループ状導体125は、第1スイッチ回路s1に同期して切り替わる第2スイッチ回路s2により短絡状態となる。結果的に、ループアンテナ15を非動作状態にした場合、ループアンテナ15が短絡状態となって、図示のループアンテナ15とは別に設けた他のループアンテナ85(図4参照)によってループアンテナ15のループ面L1内及びその近傍に形成される電磁場を弱めることができる。また、ループアンテナ15を非動作状態にした場合、ループアンテナ15に隣接するループ状導体125も短絡されるので、上記他のループアンテナ85によってループ状導体125のループ面L2内及びその近傍に形成される電磁場も弱めることができる。
上記第2実施形態の通信システムでは、ループアンテナ15のループ面L1内及びその近傍だけでなく、ループアンテナ15の周囲のうちループ状導体125のループ面L2内及びその近傍に存在する無線タグTGが上記他のループアンテナ85(図4参照)によって誤検出されることを抑制できる。つまり、複数のループアンテナを併設した場合にも、各ループアンテナとこれに対応する無線タグTGとの通信可能なエリアを適切に設定することができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る通信システムについて説明する。なお、第3実施形態に係る通信システムは、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図7は、図3に対応するものであり、本体ユニット11のループアンテナ15と、付加ユニット21のループ状導体25,125との配置関係を示している。本実施形態の場合、付加ユニット21が、第1ループ状導体25と第2ループ状導体125とを有している。ループアンテナ15については、第1スイッチ回路s1によって結合状態と短絡状態との切替が行われ、第1ループ状導体25については、第2スイッチ回路s2によって開放状態と短絡状態との切替が行われ、第2ループ状導体125については、第3スイッチ回路s3によって開放状態と短絡状態との切替が行われる。スイッチ回路s1,s2,s3の動作は、図1に示すリーダライタ30によって制御されている。
ループアンテナ15を第1スイッチ回路s1によって短絡状態すなわち非動作状態にしたとき、重畳配置された第1ループ状導体25は、第1スイッチ回路s1に同期して切り替わる第2スイッチ回路s2により短絡状態となり、隣接配置された第2ループ状導体125は、第1スイッチ回路s1に同期して切り替わる第3スイッチ回路s3により短絡状態となる。結果的に、ループアンテナ15を非動作状態にした場合、ループアンテナ15や第1ループ状導体25が短絡状態となって、図示のループアンテナ15とは別に設けた他のループアンテナ85(図4参照)によってループアンテナ15のループ面L1内及びその近傍に形成される電磁場を弱めることができる。また、ループアンテナ15を非動作状態にした場合、重畳配置された第1ループ状導体25だけでなく隣接配置されたループ状導体125も短絡されるので、上記他のループアンテナ85によって第2ループ状導体125のループ面L2内及びその近傍に形成される電磁場も弱めることができる。
上記第3実施形態の通信システムでは、ループアンテナ15のループ面L1内及びその近傍に存在する無線タグTGが上記他のループアンテナ85(図4参照)によって誤検出されることを確実に防止できる。さらに、ループアンテナ15の周囲のうち第2ループ状導体125のループ面L2内及びその近傍に存在する無線タグTGが上記他のループアンテナ85によって誤検出されることも抑制できる。結果的に、複数のループアンテナを併設した場合にも、各ループアンテナとこれに対応する無線タグTGとの通信可能なエリアを適切に設定することができる。
なお、上記第3実施形態では、ループアンテナ15の周囲に1つの第2ループ状導体125を配置するとしたが、ループアンテナ15の周囲に複数の第2ループ状導体125を配置することもできる。この場合、ループアンテナ15の周囲の任意の箇所に存在する無線タグTGが上記他のループアンテナ85によって誤検出されることも抑制できる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係る通信システムについて説明する。なお、第4実施形態に係る通信システムは、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図8に示すように、本体ユニット11のループアンテナ15と、付加ユニット21のループ状導体25との狭い隙間には、磁性体シート318が配置されている。つまり、ループアンテナ15のループ面L1と、ループ状導体25のループ面L2とは、近接して互いに平行に配置されており、両ループ面L1,L2の間に、磁性体シート318が配置されている。磁性体シート318の輪郭は、ループアンテナ15等と一致する矩形となっている。
この場合、磁性体シート318が磁気抵抗を減少させるので、ループアンテナ15やループ状導体25によって、ループ面L1,L2内に形成される磁場を弱める効果を高めることができ、ループアンテナ15のループ面L1内又は近傍に存在する無線タグTGが上記他のループアンテナ85(図4参照)によって誤検出されることをより確実に防止することができる。
なお、磁性体シート318の輪郭形状は、ループアンテナ15等の輪郭形状に正確に一致させる必要はなく、両輪郭形状に適宜差を設けることができる。
〔第5実施形態〕
以下、第5実施形態に係る通信システムについて説明する。なお、第5実施形態に係る通信システムは、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図9に示すように、本体ユニット11は、給電コネクタ12と共振回路13との間に、信号分離回路416を備える。信号分離回路416は、給電コネクタ12を介してリーダライタ30から受け取った送信信号SG0から高周波信号SG1を分離して共振回路13に伝達するとともに、この送信信号SG0からスイッチ回路制御信号SG2を分離して第1及び第2スイッチ回路s1,s2に出力する。この場合、制御回路33は、第1及び第2スイッチ回路s1,s2を専用の信号線を介して直接的に制御するのではなく、送信信号SG0を利用して間接的に制御することになる。
なお、制御回路33は、送信回路31の動作を制御することにより、例えば高周波の高周波信号SG1に低周波のスイッチ回路制御信号SG2を重畳した送信信号SG0を生成させる。この場合、信号分離回路416は、周波数フィルタ等で構成することができる。
〔第6実施形態〕
以下、第6実施形態に係る通信システムについて説明する。なお、第6実施形態に係る通信システムは、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図10に示すように、通信システム500は、多数のアンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)と、アンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)を駆動するためのリーダライタ30と、アンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)のうち活用するものを選択のためのアンテナ切替回路50とを備える。各アンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)は、図9に示す第5実施形態のアンテナ装置10と同様の構造を有する。
ここで、アンテナ切替回路50は、各アンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)に対応して、n個のRF信号出力端子51と、n個のRF信号用スイッチ52とを備える。また、アンテナ切替回路50は、高周波信号SG1をリーダライタ30から受け取るRF信号入力端子54と、スイッチ回路制御信号SG2をリーダライタ30から受け取る制御信号入力端子55とを備える。RF信号入力端子54は、リーダライタ30から受け取った高周波信号SG1をn個のRF信号用スイッチ52に出力する。制御信号入力端子55は、リーダライタ30から受け取った制御信号SG3をn個のRF信号用スイッチ52に出力する。RF信号用スイッチ52は、受け取った制御信号SG3が自己の動作を許可するものであれば、RF信号入力端子54から出力された高周波信号SG1をRF信号出力端子51に転送し、制御信号SG3が自己の動作を禁止するものであれば、RF信号入力端子54から出力された高周波信号SG1をRF信号出力端子51に転送しない。なお、RF信号用スイッチ52は、RF信号入力端子54から出力された高周波信号SG1をRF信号出力端子51に転送する際に、制御信号SG3から生成したスイッチ回路制御信号SG2を高周波信号SG1に重畳させてRF信号出力端子51に出力する。ここで、高周波信号SG1とスイッチ回路制御信号SG2とは、図9の送信信号SG0に相当するものとなっている。
通信システム500では、制御回路33からアンテナ切替回路50に出力される制御信号SG3によってRF信号用スイッチ52のオン・オフが切り替えられ、活用されるアンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)が切り替えられる。これにより、例えばアンテナ装置10(1)、10(2)、〜10(n)のうちいずれか1つのアンテナ装置を選択的に動作させることができる。そして、選択されなかったアンテナ装置は、選択されたアンテナ装置のループアンテナ15によってループ面L1内に形成される電磁場を弱めるとともに、これに対応するループ状導体25によってループ面L2内に形成される電磁場を弱めるので、選択されなかったアンテナ装置の検出エリアにある無線タグTGが誤検出されることを防止できる。
以上の第6実施形態において、アンテナ装置10(1)、10(2)、…は、マトリックス状その他の任意のパターンで配列される。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、ループアンテナ15やループ状導体25,125の輪郭形状が矩形であるとしたが、ループアンテナ15等の輪郭形状は矩形に限らず円形、楕円、多角形等の各種形状とすることができる。
また、第2実施形態等において、ループアンテナ15とループ状導体25との形状を正確に一致させる必要はない。さらに、第2実施形態において、付加ユニット21のループ状導体125の輪郭形状は、本体ユニット11のループアンテナ15の輪郭形状に一致させる必要はない。
また、例えばループアンテナ15とループ状導体25との形状を一致させる場合おいて、ループ状導体25を複数の小さなループ状導体に分割し、これら小さなループ状導体全体の輪郭をループアンテナ15の輪郭形状に近づけることもできる。
また、上記第1実施形態では、ループアンテナ15とループ状導体25とが紙面に垂直な方向に僅かに位置ずれした状態で配置されているとしたが、これらが同一面内で内外に配置されてもよい。
また、本体ユニット11のループアンテナ15を短絡状態とするタイミングと、付加ユニット21のループ状導体25,125を短絡状態とするタイミングと正確に一致させる必要はなく、要は、他のループアンテナ85を動作させるときに、ループアンテナ15及びループ状導体25,125を短絡状態とすればよい。

Claims (8)

  1. 入力された高周波を含む送信信号に応じて動作する共振回路と、
    前記共振回路に接続可能なループアンテナと、
    前記ループアンテナを結合状態及び短絡状態のいずれかに切り替える第1のスイッチ回路と、
    前記共振回路及び前記ループアンテナから独立して設けられたループ状導体と、
    前記ループ状導体を前記ループアンテナの結合状態及び短絡状態に対応して開放状態及び短絡状態のいずれかに切り替える第2のスイッチ回路と、
    を備えるアンテナ装置。
  2. 前記第2のスイッチ回路は、前記ループアンテナが短絡状態である場合、前記ループ状導体を短絡状態に切り替える、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記ループアンテナと前記ループ状導体とは、ループ面が互いに所定値以下の間隔で互いに重ね合わされるように配置されている、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  4. 前記ループアンテナと前記ループ状導体との間に挟まれるように配置されるシート状の磁性体をさらに有する請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記ループアンテナと前記ループ状導体とは、ループ面が互いに同一面内となるように隣接して配置されている、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記共振回路の前段に設置され、外部からの送信信号を、前記共振回路に送信される高周波信号と前記第1及び第2のスイッチ回路の状態を指定するスイッチ回路制御信号とに分離する信号分離回路をさらに備える請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 請求項1から請求項6までに記載のアンテナ装置を少なくとも1つ含む複数のアンテナ装置を有する通信システムであって、
    前記複数のアンテナ装置への送信信号の切替を行うアンテナ切替器と、
    前記アンテナ切替器を介して前記複数のアンテナ装置へ送信信号を出力するリーダライタと、
    を備える通信システム。
  8. 前記リーダライタは、前記共振回路に送信される高周波信号に対して前記第1及び第2のスイッチ回路の状態を指定するスイッチ回路制御信号を重畳することによって、前記送信信号を生成する、請求項7に記載の通信システム。
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