JP2011089838A - 光学式トルクセンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で組み立てが容易な光学式トルクセンサを提供する。
【解決手段】回転トルクに応じて捩れ変形するトーションバー2の軸方向に光を出射する発光器3と、発光器3からの光が入射される反射器4と、反射器4で反射された光を受光する受光器5と、発光器3から反射器4までの間の光軸上に位置し、トーションバー2の捩れ角に応じて透過光量が変化する透過光量可変機構6とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】回転トルクに応じて捩れ変形するトーションバー2の軸方向に光を出射する発光器3と、発光器3からの光が入射される反射器4と、反射器4で反射された光を受光する受光器5と、発光器3から反射器4までの間の光軸上に位置し、トーションバー2の捩れ角に応じて透過光量が変化する透過光量可変機構6とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、構造が簡単で組み立てが容易な光学式トルクセンサに関する。
自動車のステアリングシャフトには、回転トルクに応じて捩れ変形するトーションバーが使用されており、ステアリングホイールが回転操作されるとトーションバーに加わった回転トルクがトルクセンサで測定され、これに応じてアクチュエータから回転操作支援力が発生されるようになっている。
従来、トーションバーの回転トルクを測定する方法として、トーションバーの入力軸と出力軸にそれぞれ検知リングを取り付け、これら検知リングを囲むように検知コイルを配置することで、トーションバーの捩れに伴う2つの検知リングの周方向の相対変位を、検知コイルのインピーダンス変化としてトーションバーの捩れ角を取り出し、回転トルクを測定する方法(特許文献2)がある。
また、コイルから与えた磁界がトーションバーの捩れによって変化するように構成し、ホールIC等の磁気センサで検出される磁界の強さからを検出することでトーションバーの捩れ角を取り出し、回転トルクを測定する方法がある。
インピーダンスの変化や磁界の変化から得られる電気信号(電流又は電圧)の変化は微小である。輻射ノイズが検知コイルや磁気センサの電気信号に重畳されると、電気信号から求められる回転トルクに誤差が生じるため、回転操作支援力が正しく得られないことがある。
これに対して、特許文献3のように光学センサを採用することにより、輻射ノイズの影響は緩和できる。しかし、特許文献3では、捩れに応じて光反射に変化が生じるように、トーションバー自体に周方向に等間隔の溝部を形成している。一般にトーションバーには鋼管が使用されており、鋼管製のトーションバーにセンサの一部として機能するような精密な溝部を形成することはコスト上昇を招く。また、発光器からの光がトーションバーで反射して受光器に入射するためには、発光器、受光器の光軸をトーションバーの中心に向くよう合わせる必要があるが、この光軸合わせは容易でない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、構造が簡単で組み立てが容易な光学式トルクセンサを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、回転トルクに応じて捩れ変形するトーションバーの軸方向に光を出射する発光器と、前記発光器からの光が入射される反射器と、前記反射器で反射された光を受光する受光器と、前記発光器から前記反射器までの間の光軸上に位置し、前記トーションバーの捩れ角に応じて透過光量が変化する透過光量可変機構とを備えるものである。
前記透過光量可変機構は、前記トーションバーに取り付けられ、前記トーションバーの回転方向に沿って径方向開口幅が変化するスリットを有する遮蔽板を備えてもよい。
前記透過光量可変機構は、前記トーションバーに取り付けられ、所定の光透過率を有する材料からなり、前記トーションバーの回転方向に沿って厚みが変化する厚み変化部を有する遮蔽板を備えてもよい。
前記発光器は、前記トーションバーに取り付けられた発光器取付板に取り付けられ、前記反射器と前記受光器は、前記透過光量可変機構を挟んで前記発光器取付板とは反対側で、前記トーションバーに取り付けられた反射器受光器取付板に取り付けられてもよい。
本発明により、光学式トルクセンサの構造が簡単で組み立てが容易となる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る光学式トルクセンサ1は、回転トルクに応じて捩れ変形するトーションバー2の軸方向に光を出射する発光器3と、発光器3からの光が入射される反射器4と、反射器4で反射された光を受光する受光器5と、発光器3から反射器4までの間の光軸上に位置し、トーションバー2の捩れ角に応じて透過光量が変化する透過光量可変機構6とを備える。
トーションバー2は、ステアリングホイール(図示せず)に連結された入力軸7に一端が固定され、タイヤ(図示せず)に間接的に連結された出力軸8に他端が固定される。入力軸7は、軸受け9,10を介して回転可能にハウジング11に支持される。出力軸8は、一端が軸受け12を介して回転可能にハウジング11に支持される。
この実施形態では、光学式トルクセンサ1は、トーションバー2の軸方向の異なる位置に、それぞれトーションバー2と同軸に取り付けられた4枚の同じ直径の円盤状プレート13〜16を備える。各円盤状プレート13〜16の中心には、トーションバー2に嵌め込むための嵌め込み穴17(図2参照)が形成される。各円盤状プレート13〜16は、トーションバー2に固定される。
入力軸7に最も近く配置される円盤状プレート13は、発光器3が取り付けられた発光器取付板13である。発光器取付板13の次に配置される2枚の円盤状プレート14、15は、透過光量可変機構6を構成する第一遮蔽板14、第二遮蔽板15である。入力軸7から最も遠く配置される円盤状プレート16は、反射器4と受光器5が取り付けられた反射器受光器取付板16である。このように、反射器受光器取付板16は、透過光量可変機構6を挟んで発光器取付板13とは反対側に配置される。
図2に詳しく示されるように、発光器3は、発光器取付板13の下面(第一遮蔽板14に臨む面)に、中心軸から所定距離の位置に、光の出射方向を下に向けて取り付けられる。発光器3は、後述するスリット幅の最大幅と最小幅の中間幅と同等かそれより大きいスポット幅を有する。
反射器4は、反射器受光器取付板16の上面(第二遮蔽板15に臨む面)に、中心軸から発光器3と同じ距離の位置に、光の入射方向を上に向けて取り付けられる。反射器4は、発光器3が相対的に回転移動したときの出射光が全て反射器4に入射されるよう、周方向に所定の長さを有する。
受光器5は、反射器受光器取付板16の上面に、反射器4に対して受光面を臨ませて取り付けられる。
反射器4の反射面形状と受光器5の配置は相対的な関係にある。例えば、反射器4による光の反射方向が発光器3の回転移動位置によらず反射器受光器取付板16の上面と平行でかつ反射器受光器取付板16の中心軸に向かう方向となるよう、反射器4の反射面が周方向にわたり反射器受光器取付板16の上面と45°をなす円錐面に形成されているとすると、受光器5は、反射器4より中心軸に近い位置に受光面を反射器4に向けて取り付けられる。この構成により、透過光量可変機構6を除外した場合、発光器3の相対回転位置によらず、発光器3からの光が受光器5に同じ光量で入射することになる。
透過光量可変機構6を構成する第一遮蔽板14と第二遮蔽板15には、中心軸から発光器3と同じ距離の位置に、周方向に沿って径方向開口幅が変化するスリット18、19がそれぞれ形成される。ここで回転方向に角度θを定義すると、第一遮蔽板14のスリット18は、角度θが最大のスリット端部でスリット幅(径方向幅をいう)が最大となり、角度θが小さくなるにつれてスリット幅が減少し、角度θが最小のスリット端部でスリット幅が最小となるように形成される。一方、第二遮蔽板15のスリット19は、角度θが最大のスリット端部でスリット幅が最小となり、角度θが大きくなるにつれてスリット幅が増加し、角度θが最小のスリット端部でスリット幅が最大となるように形成される。スリット18の両端部間の開き角度はスリット19の両端部間の開き角度と同じであり、スリット18、19は各々の両端部同士が上下に重なるように配置される。両スリット18、19の両端部間の開き角度の中心角位置を角度θの原点と定義する。
次に、光学式トルクセンサ1の動作を説明する。
ステアリングホイールの回転操作により入力軸7が回転される。このときタイヤの接地摩擦などにより出力軸8は回転に抵抗するので、トーションバー2に捩れトルクが加わり、トーションバー2は捩れる。これに伴い、トーションバー2の軸方向の異なる位置に取り付けられた発光器取付板13、第一遮蔽板14、第二遮蔽板15、反射器受光器取付板16は、それぞれ異なる角度回転する。ここでは、説明を簡単にするため、反射器受光器取付板16に対して第一遮蔽板14と第二遮蔽板15は回転せず、発光器取付板13のみが回転するものとする。このとき、発光器取付板13の回転に伴い、発光器3が回転移動する。
すでに述べたように、透過光量可変機構6を除外した場合、発光器3の回転位置によらず、発光器3から出射された光は反射器4で反射されて受光器5に同じ光量で入射する。しかし、光学式トルクセンサ1では透過光量可変機構6が存在するため、発光器3から出射された光は 、第一遮蔽板14のスリット18と第二遮蔽板15のスリット19を順に通過する。このとき、発光器3が原点から角度θの大きい方向に回転すると、発光器3の出射光軸はスリット18のスリット幅が大きいほうへ移動するものの、同時にスリット19のスリット幅が小さいほうへ移動するので、スリット19によって光が絞られる。逆に、発光器3が原点から角度θの小さい方向に回転すると、発光器3の出射光軸はスリット18のスリット幅が小さいほうへ移動するので、スリット18によって光が絞られる。したがって、受光器5で受光される光の光量は、発光器3が原点にあるとき最大となり、発光器3が原点からずれていくと小さくなり、発光器3の回転角度θが最大又は最小のとき最小となる。
これにより、受光器5で受光される光の光量から発光器3の回転角度θが検出できる。なお、第一遮蔽板14のみ使用し第二遮蔽板15は使用しない場合、あるいは第一遮蔽板14は使用せず第二遮蔽板15のみ使用する場合でも、発光器3の回転角度θに応じた光量変化は得られるが、本実施形態の構成により、受光光量が最大になったことをもって、発光器3が原点にあることを特定できる。
以上の説明は、反射器受光器取付板16に対して第一遮蔽板14と第二遮蔽板15は回転せず、発光器取付板13のみが回転するものとしたが、実際には第一遮蔽板14と第二遮蔽板15はトーションバー2の捩れに応じてそれぞれ回転する。しかし、この場合でも、受光器5で受光される光の光量は、発光器3の光軸とスリット18とスリット19の位置関係に応じるのであり、スリット18とスリット19による透過面積に依存することになる。トーションバー2の単位長さにおける捩れ量に対する受光器5の受光光量の比例関係はあらかじめ分かるので、受光光量から捩れ量を求めることができ、この捩れ量とトーションバー2の剛性(弾性係数)とからトーションバー2に加わる捩れトルクを算出することができる。
本発明の光学式トルクセンサ1によれば、光学的に回転角度を検出するので、輻射ノイズの影響をなくすることができる。
本発明の光学式トルクセンサ1によれば、トーションバー2自体に溝部などの加工をする必要がなく、従来からあるトーションバー2に、円盤状プレート13〜16を取り付ける程度なので、構造が簡素で組み立てが容易であり、コストも低く抑えられる。
本発明の光学式トルクセンサ1によれば、発光器3から反射器4までの光軸がトーションバー2の軸方向に向いているので、従来技術に比べて発光器3、スリット18、スリット19、反射器4、受光器5の光軸合わせが容易である。
本発明の光学式トルクセンサ1によれば、透過光量可変機構6を構成する第一遮蔽板14、第二遮蔽板15だけでなく、発光器取付板13、反射器受光器取付板16もトーションバー2に取り付けられるので、発光器3、スリット18、スリット19、反射器4、受光器5からなる光学系部材が全てトーションバー2に対して組み付けられることになり、ハウジング11に収納する前の段階で光軸が合っているかどうかの検査が可能となる。
本発明の光学式トルクセンサ1によれば、トーションバー2の捩れにより回転移動する発光器3、スリット18、スリット19、反射器4がトーションバー2の外周より径の大きい位置に配置されるので、トーションバー2の外周面よりも変位を拡大して捉えることができる。
次に、図3に示した光学式トルクセンサ31は、発光器取付板13と反射器受光器取付板16については図1、図2の光学式トルクセンサ1と同じであり、透過光量可変機構6についてのみ構成が異なる。
この透過光量可変機構6は、発光器取付板13と反射器受光器取付板16との間に、これらと同軸にトーションバー2に取り付けられた同じ直径の1枚の遮蔽板32を備える。遮蔽板32は、所定の光透過率を有する材料からなる。遮蔽板32には、前述のスリット18、19に相当する位置に、トーションバー2の回転方向に沿って厚みが変化する厚み変化部33を有する。
厚み変化部33は、角度θが最大の端部で厚みが最大となり、角度θが小さくなるにつれて厚みが減少し、角度θが原点にて厚みが最小となり、さらに角度θが小さくなると厚みが増加に転じ、角度θが最小の端部で厚みが最大となるように形成される。
光学式トルクセンサ31においても、透過光量可変機構6を除外した場合、発光器3の相対回転位置によらず、発光器3からの光が受光器5に同じ光量で入射するようになっている。透過光量可変機構6を構成する遮蔽板32では、トーションバー2の捻りに応じて発光器3の出射光軸が厚み変化部33を周方向に移動すると、これに応じて透過光量が変化する。このためトーションバー2が捩れると、受光器5における受光光量が変化する。トーションバー2の単位長さにおける捩れ量に対する受光器5の受光光量の比例関係はあらかじめ分かるので、受光光量から捩れ量を求めることができ、この捩れ量とトーションバー2の剛性(弾性係数)とからトーションバー2に加わる捩れトルクを算出することができる。
これまでの実施形態では、発光器3、反射器4、受光器5がトーションバー2に取り付けられた円盤状プレート13、16に取り付けられるものとしたが、発光器3、反射器4、受光器5はハウジング11に取り付けてもよく、発光器3から反射器4までの間の光軸上で透過光量可変機構6によって透過光量が変化すればよい。
これまでの実施形態では、受光器5が反射器4と共に反射器受光器取付板16に取り付けられるものとしたが、受光器5は別途の円盤状プレートに取り付けてもよく、あるいは受光器5を発光器取付板13に取り付けてもよく、このような受光器5の配置に応じて反射器4の反射面を形成すればよい。
図1の実施形態では、透過光量可変機構6は、2枚の円盤状プレート(第一遮蔽板14と第二遮蔽板15)にスリット18とスリット19を形成したが、1枚の円盤状プレートにスリットを形成しても本発明は実施できる。
1、31 光学式トルクセンサ
2 トーションバー
3 発光器
4 反射器
5 受光器
6 透過光量可変機構
13 発光器取付板
14 第一遮蔽板
15 第二遮蔽板
16 反射器受光器取付板
32 遮蔽板
33 厚み変化部
2 トーションバー
3 発光器
4 反射器
5 受光器
6 透過光量可変機構
13 発光器取付板
14 第一遮蔽板
15 第二遮蔽板
16 反射器受光器取付板
32 遮蔽板
33 厚み変化部
Claims (4)
- 回転トルクに応じて捩れ変形するトーションバーの軸方向に光を出射する発光器と、前記発光器からの光が入射される反射器と、前記反射器で反射された光を受光する受光器と、前記発光器から前記反射器までの間の光軸上に位置し、前記トーションバーの捩れ角に応じて透過光量が変化する透過光量可変機構とを備えることを特徴とする光学式トルクセンサ。
- 前記透過光量可変機構は、前記トーションバーに取り付けられ、前記トーションバーの回転方向に沿って径方向開口幅が変化するスリットを有する遮蔽板を備えることを特徴とする請求項1記載の光学式トルクセンサ。
- 前記透過光量可変機構は、前記トーションバーに取り付けられ、所定の光透過率を有する材料からなり、前記トーションバーの回転方向に沿って厚みが変化する厚み変化部を有する遮蔽板を備えることを特徴とする請求項1記載の光学式トルクセンサ。
- 前記発光器は、前記トーションバーに取り付けられた発光器取付板に取り付けられ、前記反射器と前記受光器は、前記透過光量可変機構を挟んで前記発光器取付板とは反対側で、前記トーションバーに取り付けられた反射器受光器取付板に取り付けられることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の光学式トルクセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009242528A JP2011089838A (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | 光学式トルクセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009242528A JP2011089838A (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | 光学式トルクセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011089838A true JP2011089838A (ja) | 2011-05-06 |
Family
ID=44108228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009242528A Pending JP2011089838A (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | 光学式トルクセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011089838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019027782A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-21 | 株式会社ニコン | トルク検出用モジュール、駆動装置、ステージ装置、ロボット装置、及び制御装置 |
-
2009
- 2009-10-21 JP JP2009242528A patent/JP2011089838A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019027782A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-21 | 株式会社ニコン | トルク検出用モジュール、駆動装置、ステージ装置、ロボット装置、及び制御装置 |
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