JP2011089739A - レンジフード - Google Patents

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【課題】油煙が循環風路に吸込まれることを回避して、油分が静電霧化装置の電極へ付着することを回避して、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことのできるレンジフードを提供することを目的とする。
【解決手段】レンジフード本体1は加熱調理器2の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口3と、屋外に連通した吐出口4と、吸込口3と吐出口4を結ぶ排気風路4a内に空気を吸込み排気する排気ファン5と、排気ファン5を駆動する排気モータ6とを設け、室内へ空気を吹出す吹出口7と吸込口3を結ぶ循環風路内に空気を吸込み室内空気を循環する循環ファン8、およびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置9と、循環ファン8を駆動する循環モータ10と、排気モータ6、循環モータ10、静電霧化装置9を制御する制御装置19を備え、制御装置19は排気ファン5が運転しているとき、循環ファン8を運転しないように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、家庭の厨房に使用される静電霧化装置を搭載したレンジフードに関するものである。
住宅の高気密化に伴って厨房における調理の際に発生する熱気や油煙を屋外に排出するレンジフードと呼ばれる換気装置が普及しており、近年、このレンジフードを用いて調理時に発生する調理臭など厨房内の空気を積極的に浄化するイオン発生装置などの空気浄化手段を備えたレンジフードが提案されている。
従来この種のレンジフードは、排気風路とは別に正負イオンを発生させるためのイオン発生装置を内蔵して清浄な空気を室内に供給する循環風路が設けられており、排気風路内の排気ファンを運転させると共に静電霧化装置および循環風路内の循環ファンを運転して清浄な空気を室内に供給していた。このような構成において、イオン発生装置の運転時に油分がイオンの吹き出し口から侵入して電極に付着することは極めて少なかった。しかし、イオン発生装置の停止時に吹き出し口から油分が進入することに配慮する必要があった。そこで、イオン発生装置の長期に渡る寿命を確保するためにイオン発生装置の吹き出し口側に閉塞手段を設けていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−282912号公報
このような従来のレンジフードでは、上記のようにイオン発生装置の停止時にイオン発生装置に油分が付着することを防止する閉塞手段を設けていた。つまり、イオン発生装置の運転時に調理中に発生した油煙が電極に付着することが少なく、その点についてまでは、開示していなかった。
しかし、空気浄化手段としてイオン発生装置の一種であるナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置を用いた場合には、調理時に発生する油煙の影響を配慮する必要がある。つまり、調理時に発生する油煙等を排出するための排気ファンの運転と共に循環ファンを運転すると、油煙を含んだ空気が循環風路に吸込まれてしまい、静電霧化装置の電極に油分が付着し電極が汚れることによりナノサイズの帯電微粒子水を発生させる機能が損なわれるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、油煙が循環風路に吸込まれることを回避して、油分が電極へ付着し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことのできるレンジフードを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のレンジフードは、加熱調理器の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口と、屋外に連通した吐出口と、前記吸込口と前記吐出口を結ぶ排気風路内に備えて空気を吸込み排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動する排気モータと、室内へ空気を吹出す吹出口と、前記吹出口と前記吸込口を結ぶ循環風路内に備えて空気を吸込み室内空気を循環する循環ファンおよびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置と、前記循環ファンを駆動する循環モータとを備え、前記排気ファンを運転しているときには前記循環ファンを運転させないものである。
また、他の手段は、加熱調理器を使用した調理の開始および終了を判定する調理判定手段を備え、前記調理判定手段が調理の終了を判定した後、前記循環ファンを運転させるものである。
本発明のレンジフードによれば、加熱調理器の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口と、屋外に連通した吐出口と、前記吸込口と前記吐出口を結ぶ排気風路内に備えて空気を吸込み排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動する排気モータと、室内へ空気を吹出す吹出口と、前記吹出口と前記吸込口を結ぶ循環風路内に備えて空気を吸込み室内空気を循環する循環ファンおよびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置と、前記循環ファンを駆動する循環モータとを備え、前記排気ファンを運転しているときには前記循環ファンを運転させないので、調理時に発生する油煙等を排出するために排気ファンを運転しているときは循環ファンを運転させない、すなわち調理が終了し排気ファンが停止しているときのみ循環ファンを運転して室内空気を循環させることとなることで、油煙が循環風路に吸込まれて油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができるという効果のあるレンジフードを提供することができる。
また、加熱調理器を使用した調理の開始および終了を判定する調理判定手段を備え、前記調理判定手段が調理の終了を判定した後、前記循環ファンを運転させるので、調理判定手段が加熱調理器を使用した調理の終了を判定した後、循環ファンを運転する、すなわち調理が確実に終了してから循環ファンを運転することで油煙が循環風路に吸込まれないこととなり油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができるという効果のあるレンジフードを提供することができる。
本発明の実施の形態1のレンジフード、加熱調理器の構成を示す図((a)同正面図、(b)同断面の側面図) 同レンジフードの操作スイッチの構成を示す図 同加熱調理器の加熱調理器操作手段の構成を示す図 同レンジフード、加熱調理器の構成を示すブロック図 同レンジフードの静電霧化装置の一例の構成図 同レンジフードの換気運転の開始から空気清浄運転が終了するまでのレンジフードの一連の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2のレンジフード、加熱調理器の構成を示す正面図 同加熱調理器の上面図 同レンジフードの構成を示すブロック図 同加熱手段の運転及び停止の検知動作を示す図((a)時間軸上に加熱手段の運転と停止の状態を示す図、(b)同熱起電力型温度センサが検知する加熱調理器の天面の温度推移を示す図、(c)同調理判定手段が処理する加熱調理器の天面の温度勾配(単位時間当たりの温度変化)を示す図、(d)同排気ファンおよび循環ファンの運転と停止の推移を示す図)
請求項1記載の発明は、加熱調理器の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口と、屋外に連通した吐出口と、前記吸込口と前記吐出口を結ぶ排気風路内に備えて空気を吸込み排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動する排気モータと、室内へ空気を吹出す吹出口と、前記吹出口と前記吸込口を結ぶ循環風路内に備えて空気を吸込み室内空気を循環する循環ファンおよびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置と、前記循環ファンを駆動する循環モータとを備え、前記排気ファンを運転しているときには前記循環ファンを運転させないことを特徴としたレンジフードであって、調理時に発生する油煙等を排出するために排気ファンを運転しているときは循環ファンを運転させない、すなわち調理が終了し排気ファンが停止しているときのみ循環ファンを運転して室内空気を循環させることとなるという作用を有する。
このことにより、油煙が循環風路に吸込まれて油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、請求項2記載の発明は、加熱調理器の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口と、屋外に連通した吐出口と、前記吸込口と前記吐出口を結ぶ排気風路内に備えて空気を吸込み排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動する排気モータと、室内へ空気を吹出す吹出口と、前記吹出口と前記吸込口を結ぶ循環風路内に備えて空気を吸込み室内空気を循環する循環ファンおよびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置と、前記循環ファンを駆動する循環モータと、前記加熱調理器を使用した調理の開始および終了を判定する調理判定手段とを備え、前記調理判定手段が調理の終了を判定した後、前記循環ファンを運転させるレンジフードであって、調理判定手段が加熱調理器を使用した調理の終了を判定した後、循環ファンを運転するという作用を有する。
このことにより、調理が確実に終了してから循環ファンを運転することで油煙が循環風路に吸込まれないこととなり油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のレンジフードにおいて、調理判定手段は、加熱調理器から発信される前記加熱調理器の運転の信号および停止の信号を受信する受信手段を有し、前記受信手段が運転の信号を受信したときには調理の開始と判定し、停止の信号を受信したときには調理の終了と判定するものであって、受信手段が加熱調理器の運転の信号を受信したときには調理の開始と判定し、停止の信号を受信したときには調理の終了と判定するという作用を有する。
このことにより、加熱調理器の運転または停止に連動して調理の開始および終了を確実に検出できるという効果が得られる。
また、請求項4記載の発明は、請求項2記載のレンジフードにおいて、調理判定手段は、レンジフードの下部の加熱調理器に対向する面に設置され、前記加熱調理器の複数の加熱手段の温度を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを有し、前記熱起電力型温度センサが検知する温度の勾配が正の所定値以上であるとき調理の開始と判定し、温度の勾配が負の所定値以上であるとき調理の終了と判定するものであって、熱起電力型温度センサが検知する温度の勾配が正の所定値以上であるとき加熱手段の加熱開始と判断して調理の開始と判定し、温度の勾配が負の所定値以上であるとき加熱手段の加熱停止と判断して調理の終了と判定するという作用を有する。
このことにより、加熱手段の使用状態に連動して調理の開始および終了を確実に検出できるという効果が得られる。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載のレンジフードにおいて、調理判定手段が調理の終了を判定した後に熱起電力型温度センサが検知する温度が所定値以下になると循環ファンを運転させるものであって、調理判定手段が調理終了を判定した後、熱起電力型温度センサが所定値以下の温度を検知すると循環ファンを運転するという作用を有する。
このことにより、加熱手段が冷めたとき、すなわち調理終了直後にレンジフード周辺に漂っている油煙がなくなってから循環ファンを運転することとなり、油煙が循環風路に吸込まれることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、請求項6記載の発明は、請求項2記載のレンジフードにおいて、調理判定手段が調理の終了を判定すると所定時間排気ファンを運転し、前記排気ファンの所定時間の運転が終了した後、循環ファンを運転させるものであり、調理判定手段が調理終了を判定すると所定時間排気ファンを運転し、排気ファンの運転が終了した後に循環ファンを運転するという作用を有する。
このことにより、調理終了直後にレンジフード周辺に漂っている油煙を素早く排出することができると共に、油煙がなくなってから循環ファンを運転することとなり、油煙が循環風路に吸込まれることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載のレンジフードにおいて、加熱調理器から発信される調理種別の信号を受信する受信手段を設け、前記受信手段が受信した調理種別の信号に基づき調理終了後の排気ファンの運転時間を決定するものであり、加熱調理器から発信される調理種別の信号に基づいて調理終了後の排気ファンの運転時間を決定するという作用を有する。
このことにより、調理種別に応じて排気ファンの運転時間を変えることで確実に油煙を排出した後に循環ファンを運転させることができ、かつ油煙が発生しない調理の場合の無駄な排気ファンの運転を削減することができるという効果が得られる。
また、請求項8記載の発明は、請求項6記載のレンジフードにおいて、レンジフードの下部の加熱調理器に対向する面に設置され、前記加熱調理器の複数の加熱手段の温度と位置を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを設け、前記熱起電力型温度センサが検出する温度と位置情報から演算処理して前記複数の加熱手段の加熱状態の有無を判断し、前記の判断結果により調理終了後の排気ファンの運転時間を決定するものであり、熱起電力型温度センサが検出する温度および位置情報を演算処理して、加熱調理器の複数の加熱手段のそれぞれの使用状況を検出することで加熱手段毎の加熱状態の有無を確実に検出し、この検出結果に応じて調理終了後の排気ファンの運転時間を決定するという作用を有する。
このことにより、調理に使用した加熱手段の数により異なる油煙の発生量に応じて排気ファンの運転時間を変えることで確実に油煙を排出することができると共に、油煙の排出後に循環ファンを運転することとなり、油煙が循環風路に吸込まれることを防ぐことができ、かつ使用した加熱手段の数が少なく油煙の発生量が少ない場合の無駄な排気ファンの運転を削減することができるという効果が得られる。
また、請求項9記載の発明は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、加熱調理器から発信される調理種別の信号を受信する受信手段を設け、前記受信手段が受信した調理種別の信号に基づき循環ファンの運転時間を決定するものであり、加熱調理器から発信される調理種別の信号に基づいて循環ファンの運転時間を決定するという作用を有する。
このことにより、調理種別によって異なる調理臭の除去時間に応じて循環ファンの運転時間を変えることで確実に調理臭を除去することができると共に、最適な時間で運転を行い、省エネルギーが図れるという効果が得られる。
また、請求項10記載の発明は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、循環風路内に臭いを検出する臭いセンサを設け、前記臭いセンサが臭気を検出しなくなったとき、循環ファンの運転を停止するものであり、臭いセンサが臭気を検出しなくなる、すなわち調理臭が除去されると自動で循環ファンの運転を停止するという作用を有する。
このことにより、確実に調理臭を除去することができると共に、調理臭が除去された後の無駄な循環ファンの運転を防ぐことができるという効果が得られる。
また、請求項11記載の発明は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、静電霧化装置を駆動すると共に循環ファンを運転し室内の空気を浄化する空気清浄運転をおこなうための操作スイッチを設け、前記操作スイッチを操作することにより前記空気清浄運転を行うものであり、室内の空気を浄化する空気清浄運転をおこなうための操作スイッチを操作することにより空気清浄運転を行うことができるという作用を有する。
このことにより、調理時に発生する調理臭だけでなく、調理場に置かれている生ゴミなどから発生する臭いも除去でき、使い勝手がよいという効果が得られる。
また、請求項12記載の発明は、請求項11記載のレンジフードにおいて、操作スイッチによる空気清浄運転中に調理が開始されたときには、空気清浄運転を一時停止するものであり、調理時に発生する油煙を循環風路内に吸込むことを防ぐという作用を有する。
このことにより、調理時に発生する油煙が循環風路に吸込まれて油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、請求項13記載の発明は、請求項12記載のレンジフードにおいて、調理が開始されたことにより空気清浄運転が一時停止していることを表示する表示手段を設けたものであり、表示手段は、空気清浄運転が一時停止している表示を行うという作用を有する。
このことにより、空気清浄運転が一時停止中であることを使用者が容易に認識することができるという効果が得られる。
また、請求項14記載の発明は、請求項11記載のレンジフードにおいて、操作スイッチによる空気清浄運転の運転時間を任意に設定できるものであり、空気清浄運転の運転時間を任意に設定できるという作用を有する。
このことにより、使用者の要求に合わせて自由に運転時間を設定することができると共に、自動で空気清浄運転が停止するので空気清浄運転を停止させる操作が不要であるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、レンジフード本体1は加熱調理器2の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口3と、屋外に連通する吐出口4と、吸込口3と吐出口4を結ぶ排気風路4a内に空気を吸込み排気する排気ファン5と、排気ファン5を駆動する排気モータ6とを設ける。また、室内へ空気を吹出す吹出口7と吸込口3を結ぶ循環風路7a内に空気を吸込み室内空気を循環する循環ファン8、およびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置9と、循環ファン8を駆動する循環モータ10と、レンジフード本体1の運転操作をする操作スイッチ11を備えている。
図2に示すように操作スイッチ11としては、換気運転の開始および換気運転中の風量変更を行う換気運転スイッチ11aと、換気運転を停止する換気切スイッチ11bと静電霧化装置9を駆動すると共に循環ファン8を運転し室内の空気を浄化する空気清浄運転をおこなうための空気清浄スイッチ11cとを備えている。空気清浄スイッチ11cの近傍には、空気清浄運転の状態を表示する表示手段12としての例えば発光ダイオード(以下、LED12a)および空気清浄運転の運転時間を表示するタイマ表示13と、空気清浄運転の運転時間を設定するアップスイッチ14aとダウンスイッチ14bからなる時間設定スイッチ14とを備えて構成する。
また、図1(a)に示すように加熱調理器2の前面には加熱調理器2の運転または停止や火力等を操作する加熱調理器操作手段15と、加熱調理器2の運転状態を赤外線等の信号で送信する送信手段16を加熱調理器2の天面に設ける。加熱調理器2としてはガスコンロやIHクッキングヒーターが用いられるものである。
図3に示すように加熱調理器操作手段15としては、手動操作で火力調整して調理を行なう運転スイッチ15aと、あらかじめ決められている調理メニューに対応して自動で火力調整して調理を行なうことができる調理スイッチ15bとを備えて構成する。
更に、図4に示すようにレンジフード本体1には加熱調理器2を使用した調理の開始および終了を判定する調理判定手段17を備え、調理判定手段17は、加熱調理器2の送信手段16から発信される加熱調理器2の運転の信号および停止の信号、調理種別の信号を受信する受信手段18を有している。
排気モータ6により排気ファン5が駆動されると、室内の空気は図1(b)に示すAのように吸込口3から吸込まれ、吐出口4から屋外に排出される。また、循環モータ10により循環ファン8が駆動されると、室内の空気は図1(b)に示すBのように吸込口3から吸込まれ、静電霧化装置9より発生したナノサイズの帯電微粒子水と共に吹出口7から室内へ吹出される。
制御装置19は、その内部にマイコンなどのCPUと各種のインタフェース(図示せず)を備えており、CPUがそれぞれのインタフェースを介して排気モータ6、循環モータ10、静電霧化装置9、表示手段12としてのLED12aを制御する。
加熱調理器2に設けられている手動操作で火力調整して調理を行なう運転スイッチ15aを操作して調理を開始すると、通常の運転信号が送信手段16より発信される。また、あらかじめ決められている調理メニュー(例えば、揚げ物、魚焼き、湯沸しなど)に基づき自動で火力調整して調理を行うことができる調理スイッチ15bを操作して調理を開始すると、それぞれの調理メニューに応じた運転信号が送信手段16より発信される。そして、受信手段18が運転の信号を受信すると調理判定手段17は、調理の開始と判定する。その後、調理が終了し加熱調理器2に設けられている送信手段16より停止の信号が発信され、受信手段18が停止の信号を受信すると調理判定手段17は、調理の終了と判定する。
調理判定手段17が調理の開始と判断すると、制御装置19は、排気ファン5を運転させて換気運転を開始する。このとき、循環ファン8は運転させない。
調理判定手段17により調理の終了が判定されると、受信手段18が受信した運転の信号に基づき制御装置19は、調理終了後の排気ファン5の運転時間をあらかじめ定められた所定時間(例えば通常の運転信号であれば3分、天ぷらなどの揚げ物の調理信号であれば5分、焼き魚の調理信号であれば8分、湯沸しであれば2分と設定する)から選択して決定し、排気ファン5を運転させる。この所定時間は残留した油煙や熱気を排出するための時間である。
そして、排気ファン5の所定時間の運転が終了すると、受信手段18が受信した運転の信号に基づき制御装置19は、静電霧化装置9を駆動すると共に循環ファン8を運転し室内の空気を浄化する空気清浄運転の運転時間をあらかじめ定められた所定時間(例えば通常の運転信号であれば60分、天ぷらなどの揚げ物の調理信号であれば100分、焼き魚の調理信号であれば160分、湯沸しであれば10分と設定する)から選択して決定し、静電霧化装置9を駆動すると共に循環ファン8を運転する。この所定時間は調理時に発生し、室内に残留した調理臭を浄化するための時間である。
図5を用いて静電霧化装置9の構成を説明する。
放電極20と対向電極21を備え、放電極20と対向電極21の間に高電圧を印加し、放電極20についている水分子を霧化させ、ナノサイズの帯電微粒子水を放出させる。この際、放電極20に水分子が必要であり、水分子を供給する手段としてペルチェ素子2222を内蔵しており、このペルチェ素子22に電圧を印加させることによりペルチェ素子22により放電極20を冷却し、放電極20に結露水を発生させ、この結露水を霧化させる。この際、ペルチェ素子22から発生する熱を放熱フィン23により放熱させている。
ここで、図6のフローチャートを用いて換気運転の開始から空気清浄運転が終了するまでのレンジフードの一連の動作について説明する。
まず、使用者が、加熱調理器2の運転スイッチ15aまたは調理スイッチ15bを操作し調理を開始すると、加熱調理器2の送信手段16より運転信号が発信され、S(ステップ)101において、受信手段18が運転の信号を受信し、調理判定手段17により調理の開始と判断されると、S102で、排気ファン5を運転して換気運転を開始し、循環ファン8を停止させておき、運転しないことにより油煙が循環風路7aに吸込まれることがないようにする。
次にS103で調理判定手段17により調理の終了が判定されるのを待って、次のS104で受信手段18が受信した運転の信号に基づき制御装置19は、調理終了後の排気ファン5の遅延時間をあらかじめ定められた所定時間から選択して決定する。排気ファン5の遅延運転は、S105で所定時間td1継続されるが、この間に調理終了直後のレンジフード本体1周辺に漂っている油煙を排出する。
所定時間td1後、S106で排気ファン5を停止して換気運転を終了し、S107で受信手段18が受信した運転の信号に基づき制御装置19は、空気清浄運転の運転時間をあらかじめ定められた所定時間から選択して決定し、S108で静電霧化装置9を駆動すると共に循環ファン8を運転して空気清浄運転を開始する。空気清浄運転は、S109で所定時間td2継続される。
所定時間td2後、S110で静電霧化装置9を停止すると共に循環ファン8を停止し、空気清浄運転を終了する。
次に、使用者が空気清浄スイッチ11cを操作することによる空気清浄運転について説明する。
レンジフードが換気運転をしていないときすなわち排気ファン5が停止しているときに、空気清浄スイッチ11cが操作されると、制御装置19は、静電霧化装置9を駆動すると共に循環ファン8を運転することで空気清浄運転を開始し、LED12aを点灯してレンジフードが空気清浄運転していることを表示する。
再度、空気清浄スイッチ11cを操作すると、制御装置19は、静電霧化装置9および循環ファン8を停止させて空気清浄運転を終了し、LED12aを消灯する。
空気清浄運転中に調理判定手段17により調理の開始と判定されると、制御装置19は静電霧化装置9および循環ファン8を停止させて空気清浄運転を一時的に停止し、換気運転を開始する。このとき、LED12aを点滅させて空気清浄運転が一時停止していることを表示する。
また、空気清浄スイッチ11cの操作による空気清浄運転中に使用者は時間設定スイッチ14を操作することで、使用用途に合わせて運転時間を任意に設定できる。運転時間設定がされていないときにアップスイッチ14aを操作すると、空気清浄運転の運転時間、例えば1時間が設定され、タイマ表示13には空気清浄運転の運転時間、1時間が表示される。以降、アップスイッチ14aが操作される度にタイマ表示13の表示時間に1時間を加算して空気清浄運転の運転時間を設定し、タイマ表示13に表示する。例えば、1時間を表示しているときにアップスイッチ14aを操作すると、空気清浄運転の運転時間は2時間に設定され、タイマ表示13には2時間が表示される。
タイマが設定されているとき、ダウンスイッチ14bが操作されると操作の度にタイマ表示13の表示時間から1時間を減算して空気清浄運転の運転時間を設定し、タイマ表示13に表示する。
なお、時間設定スイッチ14の操作による設定時間を1時間単位としたが、空気清浄運転の運転時間を設定できればよく、例えば、1分単位で設定して表示してもよい。
上記構成により、調理時に発生する油煙等を排出するために排気ファン5を運転しているときは循環ファン8を運転させない、すなわち調理が終了し排気ファン5が停止しているときのみ循環ファン8を運転して室内空気を循環させることとなるので、油煙が循環風路7aに吸込まれて油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができる。
また、調理判定手段17が加熱調理器2を使用した調理の終了を判定した後、循環ファン8を運転するので、調理が確実に終了してから循環ファン8を運転することで油煙が循環風路7aに吸込まれないこととなり油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができる。
また、受信手段18が加熱調理器2の運転の信号を受信したときには調理の開始と判定し、停止の信号を受信したときには調理の終了と判定するので、加熱調理器2の運転または停止に連動して調理の開始および終了を確実に検出できる。
また、調理判定手段17が調理終了を判定すると所定時間排気ファン5を運転し、排気ファン5の運転が終了した後に循環ファン8を運転するので、調理終了直後にレンジフード本体1周辺に漂っている油煙を素早く排出することができると共に、油煙がなくなってから循環ファン8を運転することとなり、油煙が循環風路7aに吸込まれることを防ぐことができる。
また、加熱調理器2から発信される調理種別の信号に基づいて調理終了後の排気ファン5の運転時間を決定するので、調理種別に応じて排気ファン5の運転時間を変えることで確実に油煙を排出した後に循環ファン8を運転させることができ、かつ油煙が発生しない調理の場合の無駄な排気ファン5の運転を削減することができる。
また、加熱調理器2から発信される調理種別の信号に基づいて循環ファン8の運転時間を決定するので、調理種別によって異なる調理臭の除去時間に応じて循環ファン8の運転時間を変えることで確実に調理臭を除去することができると共に、最適な時間で運転を行い、省エネルギーが図れる。
また、室内の空気を浄化する空気清浄運転をおこなうための操作スイッチ11を操作することにより空気清浄運転を行うことができるので、調理時に発生する調理臭だけでなく、調理場に置かれている生ゴミなどから発生する臭いも除去でき、使い勝手がよい。
また、空気清浄運転中に調理が開始されたときには、空気清浄運転を一時停止するので、調理時に発生する油煙が循環風路7aに吸込まれて油分が電極へ付着することを防止することができる。
また、空気清浄運転が一時停止していることを表示するので、空気清浄運転が一時停止中であることを使用者が容易に認識することができる。
また、空気清浄運転の運転時間を任意に設定できるので、使用者の要求に合わせて自由に運転時間を設定することができると共に、自動で空気清浄運転が停止するので空気清浄運転を停止させる操作が不要となる。
なお、本実施の形態では、受信手段18が受信した信号に基づいて調理判定手段17は調理の開始および調理の終了を判定したが、換気運転スイッチ11aまたは換気切スイッチ11bの操作により調理の開始および調理の終了を判定してもその作用効果に変わりはない。
(実施の形態2)
図7〜図9に示すように、調理判定手段17は、レンジフード本体1の下部の加熱調理器2に対向する面に設置され、加熱調理器2の複数の加熱手段24の温度と位置を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサ25を有している。また、循環風路7a内には臭いを検出する臭いセンサ26を設けている。
加熱調理器2の天面には図8に示すように加熱手段24a〜24cと、魚などの焼き物を行うロースタ27(図示せず)の煙を排出する排気口28が設けてある。
その他の構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
上記構成において、レンジフードの基本動作について図10を用いて説明する。
図10は加熱手段24aで調理をする場合の例である。図10(a)は時間軸上に加熱手段24の運転と停止の状態を示し、図10(b)は同様に熱起電力型温度センサ25が検知する加熱調理器2の天面の温度推移を示し、図10(c)は同様に調理判定手段17が処理する加熱調理器2の天面の温度勾配(単位時間当たりの温度変化)を示し、図10(d)は同様にレンジフードの排気ファン5および循環ファン8の運転と停止の推移を示す。
使用者が加熱調理器2の加熱調理器操作手段15を操作し、時刻t1で加熱手段24aが運転され調理が開始されると、図10(b)のように加熱手段24aの検知温度は上昇し沸騰点で平行となり、時刻t3で加熱手段24aの運転停止することにより漸次低下する。加熱手段24b、24c、排気口28は温度変化が生じない。
この図10(b)に示す温度推移を調理判定手段17は、単位時間当たりの温度変化として演算処理し図10(c)に示すような結果を得る。
すなわち、加熱手段24aの運転開始の時刻t1からやや遅れて温度勾配(正)は急激に増加、増大して安定し、沸騰に近づくとほぼゼロになる。さらに加熱手段24aの運転停止の時刻t3以降は負の勾配となり、その絶対値は漸次減少する。ここで、急激に増加、増大とは、温度が所定値k1を超えて増加、増大、すなわち、10℃/min程度以上に増加、増大した場合をいう。
以上の推移の過程で調理判定手段17は、温度勾配が正の所定値k1に達した時刻t2に調理の開始と判断し、加熱手段24が運転停止した時刻t3よりも後の温度勾配が負の所定値k2に達した時刻t4において調理の終了と判断する。
ここで、調理開始時に発生する温度勾配正の所定値k1は目安として10℃/min以上、調理終了時の温度勾配負の所定値k2は2℃/min以上が望ましい。また、正負の温度勾配が異なる理由として、調理終了時は必ず残熱が生じるため、負の温度勾配は正の温度勾配に対して低めに設定してある。
以上の調理判定手段17の断結果に基づいて制御装置は図10(d)に示すように排気ファン5および循環ファン8を制御する。
すなわち、レンジフードの換気運転は時刻t2において、排気ファン5が運転されることで開始する。
また、前記時刻t4からの所定時間td3後に排気ファン5が停止して換気運転は終了する。この所定時間は熱起電力型温度センサ25が検出する温度と位置情報から加熱手段24の加熱状態の有無を判断し、決定される。例えば、使用された加熱手段24が1つの場合には3分、3つの場合には5分、ロースタ27が使用された場合は8分というように決定される。ロースタ27が使用された場合に時間が長い理由としては、ロースタ27を使用した魚などの調理は、通常の調理に比べて油煙等の発生量が多い傾向があるためである。
ここで、前記時刻t4からさらに経過した時刻t5で電力型温度センサが検出する温度がT1以下となるが、排気ファン5は運転中であり、残留した油煙が十分に排出されていないため、循環ファン8を運転してしまうと、油煙が循環風路7aに吸込まれて油分が静電霧化装置9の放電極20および対向電極21へ付着してしまうため、停止を継続し、排気ファン5の運転終了後、循環ファン8を運転させ空気清浄運転を開始する。
そして、臭いセンサ26が臭気を検出しなくなり、調理臭が除去されると循環ファン8を停止させ空気清浄運転を終了する。
このように、熱起電力型温度センサ25が検知する温度の勾配が正の所定値k1以上であるとき加熱手段24の加熱開始と判断して調理の開始と判定し、温度の勾配が負の所定値k2以上であるとき加熱手段24の加熱停止と判断して調理の終了と判定するので、加熱手段24の使用状態に連動して調理の開始および終了を確実に検出できる。
また、調理判定手段17が調理の終了を判定した後、熱起電力型温度センサ25が所定値T1以下の温度を検知すると排気ファン5の運転終了後に循環ファン8を運転するので、加熱手段24が冷めたとき、すなわち調理終了直後にレンジフード周辺に漂っている油煙がなくなってから循環ファン8を運転することとなり、油煙が循環風路7aに吸込まれることを防ぐことができる。
また、熱起電力型温度センサ25が検出する温度および位置情報を演算処理して、加熱調理器2の複数の加熱手段24のそれぞれの使用状況を検出することで加熱手段24毎の加熱状態の有無を確実に検出し、この検出結果に応じて調理終了後の排気ファン5の運転時間を決定するので、調理に使用した加熱手段24の数により異なる油煙の発生量に応じて排気ファン5の運転時間を変えることで確実に油煙を排出することができると共に、油煙の排出後に循環ファン8を運転することとなり、油煙が循環風路7aに吸込まれることを防ぐことができ、かつ使用した加熱手段24の数が少なく油煙の発生量が少ない場合の無駄な排気ファン5の運転を削減することができる。
また、臭いセンサ26が臭気を検出しなくなる、すなわち調理臭が除去されると自動で循環ファン8の運転を停止するので、確実に調理臭を除去することができると共に、調理臭が除去された後の無駄な循環ファン8の運転を防ぐことができる。
本発明のレンジフードは、調理時に発生する油煙等を排出するために排気ファンを運転しているときは循環ファンを運転させない、すなわち調理が終了し排気ファンが停止しているときのみ循環ファンを運転して室内空気を循環させることとなることで、油煙が循環風路7aに吸込まれて油分が電極へ付着することを防止し、帯電微粒子水の発生機能が損なわれることを防ぐことができるので、静電霧化装置を搭載した家庭用以外の例えば食堂やホテルなどの業務用のレンジフードについても有用である。
1 レンジフード本体
2 加熱調理器
3 吸込口
4 吐出口
5 排気ファン
6 排気モータ
7 吹出口
8 循環ファン
9 静電霧化装置
10 循環モータ
11 操作スイッチ
12 表示手段
17 調理判定手段
18 受信手段
25 熱起電力型温度センサ
26 臭いセンサ

Claims (14)

  1. 加熱調理器の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口と、屋外に連通した吐出口と、前記吸込口と前記吐出口を結ぶ排気風路内に備えて空気を吸込み排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動する排気モータと、室内へ空気を吹出す吹出口と、前記吹出口と前記吸込口を結ぶ循環風路内に備えて空気を吸込み室内空気を循環する循環ファンおよびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置と、前記循環ファンを駆動する循環モータとを備え、前記排気ファンを運転しているときには前記循環ファンを運転させないことを特徴としたレンジフード。
  2. 加熱調理器の上方に設置され、室内の空気を吸込む吸込口と、屋外に連通した吐出口と、前記吸込口と前記吐出口を結ぶ排気風路内に備えて空気を吸込み排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動する排気モータと、室内へ空気を吹出す吹出口と、前記吹出口と前記吸込口を結ぶ循環風路内に備えて空気を吸込み室内空気を循環する循環ファンおよびナノサイズの帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置と、前記循環ファンを駆動する循環モータと、前記加熱調理器を使用した調理の開始および終了を判定する調理判定手段とを備え、前記調理判定手段が調理の終了を判定した後、前記循環ファンを運転させることを特徴としたレンジフード。
  3. 調理判定手段は、加熱調理器から発信される前記加熱調理器の運転の信号および停止の信号を受信する受信手段を有し、前記受信手段が運転の信号を受信したときには調理の開始と判定し、停止の信号を受信したときには調理の終了と判定することを特徴とした請求項2記載のレンジフード。
  4. 調理判定手段は、レンジフードの下部の加熱調理器に対向する面に設置され、前記加熱調理器の複数の加熱手段の温度を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを有し、前記熱起電力型温度センサが検知する温度の勾配が正の所定値以上であるとき調理の開始と判定し、温度の勾配が負の所定値以上であるとき調理の終了と判定することを特徴とした請求項2記載のレンジフード。
  5. 調理判定手段が調理の終了を判定した後に熱起電力型温度センサが検知する温度が所定値以下になると循環ファンを運転させることを特徴とした請求項4記載のレンジフード。
  6. 調理判定手段が調理の終了を判定すると所定時間排気ファンを運転し、前記排気ファンの所定時間の運転が終了した後、循環ファンを運転させることを特徴とした請求項2記載のレンジフード。
  7. 加熱調理器から発信される調理種別の信号を受信する受信手段を設け、前記受信手段が受信した調理種別の信号に基づき調理終了後の排気ファンの運転時間を決定することを特徴とした請求項6記載のレンジフード。
  8. レンジフードの下部の加熱調理器に対向する面に設置され、前記加熱調理器の複数の加熱手段の温度と位置を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを設け、前記熱起電力型温度センサが検出する温度と位置情報から演算処理して前記複数の加熱手段の加熱状態の有無を判断し、前記の判断結果により調理終了後の排気ファンの運転時間を決定することを特徴とした請求項6記載のレンジフード。
  9. 加熱調理器から発信される調理種別の信号を受信する受信手段を設け、前記受信手段が受信した調理種別の信号に基づき循環ファンの運転時間を決定することを特徴とした請求項1または2記載のレンジフード。
  10. 循環風路内に臭いを検出する臭いセンサを設け、前記臭いセンサが臭気を検出しなくなったとき、循環ファンの運転を停止することを特徴とした請求項1または2記載のレンジフード。
  11. 静電霧化装置を駆動すると共に循環ファンを運転し室内の空気を浄化する空気清浄運転をおこなうための操作スイッチを設け、前記操作スイッチを操作することにより前記空気清浄運転を行うことを特徴とする請求項1または2記載のレンジフード。
  12. 操作スイッチによる空気清浄運転中に調理が開始されたときには、空気清浄運転を一時停止することを特徴とした請求項11記載のレンジフード。
  13. 調理が開始されたことにより空気清浄運転が一時停止していることを表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項12記載のレンジフード。
  14. 操作スイッチによる空気清浄運転の運転時間を任意に設定できることを特徴とした請求項11記載のレンジフード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048755A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社ノーリツ レンジフード

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