JP2011086447A - 線状照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長さが長くても光の利用効率の高い線状照明装置を提供する。
【解決手段】線状照明装置100は、第1の導光部121と、第1の入射端部121dに入射する光を発光する第1の発光部122と、第1の導光部121の他方の端部であって、第1の入射端部121dから入射して第1の導光部中を伝ってきた光を反射する第1の反射端部121eと、第2の導光部131と、第2の導光部131の一方の端部である第2の入射端部131dに入射する光を発光する第2の発光部132と、第2の導光部131の他方の端部であって、第2の入射端部131dから入射して第2の導光部中を伝ってきた光を反射する第2の反射端部131eとを備える。そして、第1の導光部121と第2の導光部131とは、第1の反射端部121eと第2の反射端部131eとが対向するように配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】線状照明装置100は、第1の導光部121と、第1の入射端部121dに入射する光を発光する第1の発光部122と、第1の導光部121の他方の端部であって、第1の入射端部121dから入射して第1の導光部中を伝ってきた光を反射する第1の反射端部121eと、第2の導光部131と、第2の導光部131の一方の端部である第2の入射端部131dに入射する光を発光する第2の発光部132と、第2の導光部131の他方の端部であって、第2の入射端部131dから入射して第2の導光部中を伝ってきた光を反射する第2の反射端部131eとを備える。そして、第1の導光部121と第2の導光部131とは、第1の反射端部121eと第2の反射端部131eとが対向するように配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、導光体により光を導いて線状に照明光を出射する線状照明装置に関するものである。
LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が照明光として利用されている。LEDは、低消費電力、長寿命、低発熱等、多くの利点を有している。LEDを照明光として利用する照明装置として、線状に光を放出する線状照明装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、複数の線状導光体を繋げて、より長い線状照明装置とする形態が特許文献2に開示されている。
特許文献2に開示されている線状発光装置では、第1線状導光体と第2線状導光体とを繋げている部分で双方の光が通過可能な形態としている。
また、複数の線状導光体を繋げて、より長い線状照明装置とする形態が特許文献2に開示されている。
特許文献2に開示されている線状発光装置では、第1線状導光体と第2線状導光体とを繋げている部分で双方の光が通過可能な形態としている。
しかし、特許文献2の装置では、一端の光源から発した光は、2つの線状導光体中を伝わって他端の光源まで到達する。その他端の光源に到達した光は、光源部分でその多くが吸収されてしまい、照明光として利用できなかった。よって、光の利用効率が低く、明るさが不十分であったり、明るさの割に消費電力が高かった。
また、第1線状導光体と第2線状導光体とを繋げている部分で双方の光が通過可能とするために、第1線状導光体と第2線状導光体とをケースに固定している。したがって、特許文献2の装置は、ケースが必須の形態であり、ケースの形状によって使用形態が制限される等して光の出射方向が限定されてしまう場合があり、使い勝手が悪かった。
さらに、第1線状導光体と第2線状導光体とが直接接続されていないことから、全体の強度がケースの強度に依存することとなり、必要な強度を確保するためには、全体が大型化してしまうおそれがあった。
さらにまた、線状照明装置では、様々な方向に導光体から光が出射するので、用途によっては、不要な方向にまで光が出射されてしまう場合があった。
その上、導光体を支持する場合に、その支持部において全反射条件を満たすことができずに、支持部から光が漏れてしまい、必要な照明光の光量が低下してしまう場合があった。
また、第1線状導光体と第2線状導光体とを繋げている部分で双方の光が通過可能とするために、第1線状導光体と第2線状導光体とをケースに固定している。したがって、特許文献2の装置は、ケースが必須の形態であり、ケースの形状によって使用形態が制限される等して光の出射方向が限定されてしまう場合があり、使い勝手が悪かった。
さらに、第1線状導光体と第2線状導光体とが直接接続されていないことから、全体の強度がケースの強度に依存することとなり、必要な強度を確保するためには、全体が大型化してしまうおそれがあった。
さらにまた、線状照明装置では、様々な方向に導光体から光が出射するので、用途によっては、不要な方向にまで光が出射されてしまう場合があった。
その上、導光体を支持する場合に、その支持部において全反射条件を満たすことができずに、支持部から光が漏れてしまい、必要な照明光の光量が低下してしまう場合があった。
本発明の第1の課題は、長さが長くても光の利用効率の高い線状照明装置を提供することである。本発明の第2の課題は、発光部と導光体とを有した発光本体のみであっても使用可能な線状照明装置を提供することである。本発明の第3の課題は、発光本体のみで十分な強度を有する線状照明装置を提供することである。本発明の第4の課題は、簡単な構成で配光特性を制御できる線状照明装置を提供することである。本発明の第5の課題は、導光体を支持する場合に、その支持部から光が漏れることを防止できる線状照明装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、線状に形成された第1の導光部(121,221)と、前記第1の導光部の一方の端部である第1の入射端部(121d)に入射する光を発光する第1の発光部(122)と、前記第1の導光部の他方の端部であって、前記第1の入射端部から入射して前記第1の導光部中を伝ってきた光を反射する第1の反射端部(121e)と、線状に形成された第2の導光部(131,231)と、前記第2の導光部の一方の端部である第2の入射端部(131d)に入射する光を発光する第2の発光部(132)と、前記第2の導光部の他方の端部であって、前記第2の入射端部から入射して前記第2の導光部中を伝ってきた光を反射する第2の反射端部(131e)とを備え、前記第1の導光部と前記第2の導光部とは、前記第1の反射端部と前記第2の反射端部とが対向するように配置されていることを特徴とする線状照明装置(100)である。
請求項1の発明は、線状に形成された第1の導光部(121,221)と、前記第1の導光部の一方の端部である第1の入射端部(121d)に入射する光を発光する第1の発光部(122)と、前記第1の導光部の他方の端部であって、前記第1の入射端部から入射して前記第1の導光部中を伝ってきた光を反射する第1の反射端部(121e)と、線状に形成された第2の導光部(131,231)と、前記第2の導光部の一方の端部である第2の入射端部(131d)に入射する光を発光する第2の発光部(132)と、前記第2の導光部の他方の端部であって、前記第2の入射端部から入射して前記第2の導光部中を伝ってきた光を反射する第2の反射端部(131e)とを備え、前記第1の導光部と前記第2の導光部とは、前記第1の反射端部と前記第2の反射端部とが対向するように配置されていることを特徴とする線状照明装置(100)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の線状照明装置において、前記第1の導光部(221)と前記第2の導光部(231)とは、一体で形成されていることを特徴とする線状照明装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の線状照明装置において、前記第1の導光部(121,221)と、前記第1の発光部(122)と、前記第2の導光部(131,231)と、前記第2の発光部(132)とを含む発光本体(110)と、前記発光本体との位置が相対的に移動可能な状態で前記発光本体の端部が挿入された支持部材(160)と、前記発光本体の少なくとも一端側に配置され、前記支持部材の外形形状の少なくとも一部が係合して前記支持部材を固定する固定部(150a)を有する固定部材(150)とを備え、前記固定部材は、前記発光本体の端部が突出する位置に前記支持部材を移動した状態では、前記発光本体及び前記支持部材を着脱自在であり、かつ、前記発光本体の端部よりも前記支持部材が突出する位置に前記支持部材を移動した状態では、前記固定部と前記支持部材とが係合する位置に配置されていることを特徴とする線状照明装置(100)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の線状照明装置において、前記第1の導光部(121)及び前記第2の導光部(131)の周囲に配置され、前記第1の導光部及び前記第2の導光部から出射する光を反射して配光方向を制御する反射部材(310)を備えることを特徴とする線状照明装置(300)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の線状照明装置において、前記第1の導光部及び/又は前記第2の導光部の外周面に接触して前記第1の導光部及び/又は前記第2の導光部の支持を補助する支持補助部材を備え、前記支持補助部材の前記第1の導光部及び/又は前記第2の導光部の外周面に接触する接触部は、反射面として形成されていることを特徴とする線状照明装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明の線状照明装置は、第1の反射端部と第2の反射端部とが対向するように第1の導光部と前記第2の導光部とが配置されているので、長さが長くても光の利用効率の高い線状照明装置を実現できる。また、発光本体のみであっても使用可能な線状照明装置を実現できる。さらに、発光本体のみで十分な強度を有することができる。
(2)本発明の線状照明装置は、第1の導光部と前記第2の導光部とが、一体で形成されているので、発光本体のみの強度をさらに高めることができる。
(3)本発明の線状照明装置は、固定部材が、発光本体の端部が突出する位置に支持部材を移動した状態では、発光本体及び支持部材を着脱自在であり、かつ、発光本体の端部よりも支持部材が突出する位置に支持部材を移動した状態では、固定部と支持部材とが係合する位置に配置されている。よって、発光本体の装着及び取り外しを容易に行うことができる。また、発光本体を支持部材に挿入する部位、又は、支持部材が固定部に係合する部位の少なくとも一部を円筒面とすることにより、発光本体をその軸線まわりで回転可能に支持でき、発光本体から出射する光の方向を変更できる。
(4)本発明の線状照明装置は、第1の導光部及び第2の導光部から出射する光を反射して配光方向を制御する反射部材を備えるので、簡単な構成で配光特性を制御できる。
(5)本発明の線状照明装置は、支持補助部材の第1の導光部及び/又は第2の導光部の外周面に接触する接触部が、反射面として形成されているので、第1の導光部及び/又は第2の導光部を支持する場合に、その支持部から光が漏れることを防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による線状照明装置の第1実施形態を示す斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
第1実施形態の線状照明装置100は、発光本体110と、ベース部140と、固定部材150とを備えている。
図1は、本発明による線状照明装置の第1実施形態を示す斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
第1実施形態の線状照明装置100は、発光本体110と、ベース部140と、固定部材150とを備えている。
図2は、発光本体110を示す斜視図である。
図3は、発光本体110を一部透視して示す側面図である。
発光本体110は、第1の発光ユニット120と、第2の発光ユニット130とを備えている。
ここで、発光本体110の構成を詳しく説明する前に、第1の発光ユニット120の構成を先に説明する。
図3は、発光本体110を一部透視して示す側面図である。
発光本体110は、第1の発光ユニット120と、第2の発光ユニット130とを備えている。
ここで、発光本体110の構成を詳しく説明する前に、第1の発光ユニット120の構成を先に説明する。
図4は、第1の発光ユニット120を示す断面図である。図4(a)は、第1の発光ユニット120を軸線に沿って切断した断面図であり、図4(b)は、図4(a)中に示した矢印AAで切断した断面図である。なお、第2の発光ユニット130は、第1の発光ユニット120と同一の形態をしているので、図4中には、第2の発光ユニット130の符号を括弧内に併記している。
第1の発光ユニット120は、第1の導光部121と、第1の発光部122と、第1の反射部123とを備えている。
第1の発光ユニット120は、第1の導光部121と、第1の発光部122と、第1の反射部123とを備えている。
第1の導光部121は、コア121aと、クラッド121bと、拡散部121cとを有している導光体である。また、以下の説明では、図4中で第1の導光部121の右側の端部、すなわち、第1の発光部122が設けられている側の端部を第1の入射端部121dと呼ぶ。また、図4中で第1の導光部121の左側の端部、すなわち、第1の反射部123が設けられている側の端部を第1の反射端部121eと呼ぶ。
コア121aは、略円柱状に形成されている。コア121aには、例えば、アクリル系樹脂のように光透過性の高い透明樹脂材料等が用いられる。
クラッド121bは、コア121aの円筒外周面を覆うように形成されている。クラッド121bは、コア121aと比べて相対的に屈折率の低い透明樹脂材料、例えば、アクリル系樹脂が用いられる。コア121aとクラッド121bとの間の境界面では、後述の第1の発光部122から第1の入射端部121dへ入射した光を全反射する。これにより、光は、コア121a内を第1の反射端部121e方向へ伝わる。同様に、後述の第1の反射部123により反射した光は、コア121aとクラッド121bとの間の境界面で全反射して第1の入射端部121d方向へ伝わる。
拡散部121cは、コア121aとクラッド121bとの間に設けられており、所定の幅を保って第1の導光部121の軸線に沿った方向に延在している。拡散部121cは、例えば、白色の塗料や樹脂により形成されており、第1の導光部121中を伝わる光の一部を拡散反射する。拡散部121cにより拡散反射した光の一部は、コア121aとクラッド121bとの間の境界面で全反射条件を満たさずに、第1の導光部121から出射する。
第1の発光部122は、第1の入射端部121dに対して接合されている。第1の発光部122は、発光素子122aと、配線部122bとを備えている。
発光素子122aは、照明光を発光する光源であって、本実施形態では、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を用いている。なお、発光素子122aは、LEDに限らず、電球や蛍光灯やHIDランプ(High Intensity Discharge lamp)等、他の種類の光源を用いてもよい。第1の発光部122が発光する光は、第1の入射端部121dから第1の導光部121内に入射する。
配線部122bは、フレキシブルプリント配線板やリード線等により形成されている。配線部122bは、発光素子122aへの電気的配線を行う。
発光素子122aは、照明光を発光する光源であって、本実施形態では、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を用いている。なお、発光素子122aは、LEDに限らず、電球や蛍光灯やHIDランプ(High Intensity Discharge lamp)等、他の種類の光源を用いてもよい。第1の発光部122が発光する光は、第1の入射端部121dから第1の導光部121内に入射する。
配線部122bは、フレキシブルプリント配線板やリード線等により形成されている。配線部122bは、発光素子122aへの電気的配線を行う。
第1の反射部123は、第1の反射端部121eに対して接合、又は、塗布されている。第1の反射部123は、第1の入射端部121d方向から到達する光を反射して第1の入射端部121d方向へ戻す。なお、第1の反射部123は、光を正規反射するものでもよいし、拡散反射するものであってもよい。本実施形態の第1の反射部123は、その厚さが100μm程度のPETfilmに銀蒸着をして、表面をカバーコートして形成されている。
また、上述したように、第2の発光ユニット130は、第1の発光ユニット120と同一の形態をしている。すなわち、第2の発光ユニット130は、第2の導光部131と、第2の発光部132と、第2の反射部133とを備えている。
第2の導光部131は、コア131aと、クラッド131bと、拡散部131cとを有している導光体である。また、以下の説明では、図4中で第2の導光部131の右側の端部、すなわち、第2の発光部132が設けられている側の端部を第2の入射端部131dと呼ぶ。また、図4中で第2の導光部131の左側の端部、すなわち、第2の反射部133が設けられている側の端部を第2の反射端部131eと呼ぶ。
コア131aは、略円柱状に形成されている。コア131aには、例えば、アクリル樹脂のように光透過性の高い透明樹脂材料等が用いられる。
クラッド131bは、コア131aの円筒外周面を覆うように形成されている。クラッド131bは、コア131aと比べて相対的に屈折率の低い透明材料が用いられる。コア131aとクラッド131bとの間の境界面では、後述の第2の発光部132から第2の入射端部131dへ入射した光を全反射する。これにより、光は、コア131a内を第2の反射端部131e方向へ伝わる。同様に、後述の第2の反射部133により反射した光は、コア131aとクラッド131bとの間の境界面で全反射して第2の入射端部131d方向へ伝わる。
拡散部131cは、第2の導光部131の軸線に沿った方向に所定の幅を保って、コア131aとクラッド131bとの間に延在している。拡散部131cは、例えば、白色の塗料や樹脂により形成されており、第2の導光部131中を伝わる光の一部を拡散反射する。拡散部131cにより拡散反射した光の一部は、コア131aとクラッド131bとの間の境界面で全反射条件を満たさずに、第2の導光部131から出射する。
第2の発光部132は、第2の入射端部131dに対して接合されている。第2の発光部132は、発光素子132aと、配線部132bとを備えている。
発光素子132aは、照明光を発光する光源であって、本実施形態では、LEDを用いている。なお、発光素子132aは、LEDに限らず、電球や蛍光灯やHIDランプ等、他の種類の光源を用いてもよい。第2の発光部132が発光する光は、第2の入射端部131dから第2の導光部131内に入射する。
配線部132bは、フレキシブルプリント配線板やリード線等により形成されている。配線部132bは、発光素子132aへの電気的配線を行う。
発光素子132aは、照明光を発光する光源であって、本実施形態では、LEDを用いている。なお、発光素子132aは、LEDに限らず、電球や蛍光灯やHIDランプ等、他の種類の光源を用いてもよい。第2の発光部132が発光する光は、第2の入射端部131dから第2の導光部131内に入射する。
配線部132bは、フレキシブルプリント配線板やリード線等により形成されている。配線部132bは、発光素子132aへの電気的配線を行う。
第2の反射部133は、第2の反射端部131eに対して接合、又は、塗布されて形成された反射材である。第2の反射部133は、第2の入射端部131d方向から到達する光を反射して第2の入射端部131d方向へ戻す。なお、第2の反射部133は、光を正規反射するものでもよいし、拡散反射するものであってもよい。本実施形態の第2の反射部133は、その厚さが100μm程度のPETfilmに銀蒸着をして、表面をカバーコートして形成されている。
図2及び図3に戻って、第1の発光ユニット120と第2の発光ユニット130とは、第1の反射部123と第2の反射部133とを接合することにより、接合されている。具体的には、アクリル系の接着剤を用いて第1の反射部123と第2の反射部133とを接合している。第1の反射部123と第2の反射部133との接合の用いる接着剤は、アクリル系に限らず、例えば、エポキシ系の接着剤や、シリコン系の接着剤等、他の種類の接着剤を用いてもよい。なお、本実施形態では、第1の発光ユニット120と第2の発光ユニット130とを接合したもの同士を、さらに、第1の発光部122と第2の発光部132とを接合することにより、接合している例を図示しているが、このさらなる接合は必須の要件ではない。
本実施形態では、上述したように、同一形態の第1の発光ユニット120と第2の発光ユニット130とを、第1の反射部123と第2の反射部133とを接合することにより接合している。したがって、光のムラをより少なくしながら、光の利用効率が高く長い照明を実現することができる。この理由を以下に説明する。
第1の入射端部121dから入射した光は、進行するに従って拡散材による拡散反射を受けて径方向に光を出射していく。そのため、光エネルギーは減少していく。これにより、第1の発光ユニット120の長さが長くなると、入射端付近が最も明るく、先に行くにつれて暗くなっていく傾向が強くなり、光のムラが目立つこととなる。従来は、このムラを目立たなくするために両端から光を入射させていた。しかし、両端から光を入射する場合、光のムラを目立たなくすることはできるものの、一端から入射した光が他端に到達したときに、その部分に配置されているLED等の光源部分によって光が吸収されてしまい、利用できない光が多かった。これに対して、本実施形態では、第1の発光ユニット120及び第2の発光ユニット130のいずれも一端にはそれぞれ第1の反射部123及び第2の反射部133を備えている。よって、第1の入射端部121d及び第2の入射端部131dから入射して徐々に暗くなっていく光が、第1の反射部123及び第2の反射部133で反射して戻されることで、反射して戻る光が減少した光に加えられる。よって、本実施形態の線状照明装置100は、長い発光ユニットであっても、光の利用効率が高く、入射端部から離れた位置での明るさの減少が少なくなり、光のムラを目立たなくできる。
第1の入射端部121dから入射した光は、進行するに従って拡散材による拡散反射を受けて径方向に光を出射していく。そのため、光エネルギーは減少していく。これにより、第1の発光ユニット120の長さが長くなると、入射端付近が最も明るく、先に行くにつれて暗くなっていく傾向が強くなり、光のムラが目立つこととなる。従来は、このムラを目立たなくするために両端から光を入射させていた。しかし、両端から光を入射する場合、光のムラを目立たなくすることはできるものの、一端から入射した光が他端に到達したときに、その部分に配置されているLED等の光源部分によって光が吸収されてしまい、利用できない光が多かった。これに対して、本実施形態では、第1の発光ユニット120及び第2の発光ユニット130のいずれも一端にはそれぞれ第1の反射部123及び第2の反射部133を備えている。よって、第1の入射端部121d及び第2の入射端部131dから入射して徐々に暗くなっていく光が、第1の反射部123及び第2の反射部133で反射して戻されることで、反射して戻る光が減少した光に加えられる。よって、本実施形態の線状照明装置100は、長い発光ユニットであっても、光の利用効率が高く、入射端部から離れた位置での明るさの減少が少なくなり、光のムラを目立たなくできる。
また、長さが短いことにより製造が容易な第1の発光ユニット120と第2の発光ユニット130とを用いながら、長さの長い線状照明装置100を実現できる。また、第1の反射部123及び第2の反射部133は、上述したようにその厚さが薄いので、これらを接合した部分が目立たず、あたかも、1つの発光体であるかのように見せることができる。さらに、第1の発光ユニット120と第2の発光ユニット130とを、一体に接合して発光本体110を形成しているので、ケース等に固定されていない状態であっても、そのまま取り扱い、使用できる。
図1に戻って、ベース部140は、線状照明装置100の土台となる部材であり、発光本体110に沿って、発光本体110と略等しい長さで延在している。ベース部140の長手方向の両端には、固定部材150が設けられている。
固定部材150は、ベース部140の長手方向の両端に固定されおり、発光本体110を固定する部材である。
図5は、固定部材150を示す斜視図である。
図6は、固定部材150を各種方向から示す図である。図6(a)は、上面図であり、図6(b)は、正面図であり、図6(c)は、側面図であり、図6(d)は、図6(b)中に矢印で示したBB断面である。ここで、上面、正面、側面等の言葉は、図6における各図の構成を表しているに過ぎず、線状照明装置100の使用形態等を限定するものではない。
固定部材150は、固定穴部150aと、挿入切り欠き部150bと、固定穴補助部150cと、接続部150dとを備えている。
固定穴部150aは、後述する支持部材160の外径d3(図7参照)が嵌合することにより支持部材160を固定する固定部として機能する内径d4の穴形状である。この固定穴部150aは、非貫通である。
挿入切り欠き部150bは、幅d5が発光本体110(第1の発光ユニット120)の外径d1(図7参照)が通過可能、かつ、後述する支持部材160の外径d3が通過不可能な切り欠き形状である。すなわち、d1<d5<d3となっている。また、挿入切り欠き部150bは、切り欠かれている深さが、固定穴部150aの深さよりも浅くなるように形成されている。
図5は、固定部材150を示す斜視図である。
図6は、固定部材150を各種方向から示す図である。図6(a)は、上面図であり、図6(b)は、正面図であり、図6(c)は、側面図であり、図6(d)は、図6(b)中に矢印で示したBB断面である。ここで、上面、正面、側面等の言葉は、図6における各図の構成を表しているに過ぎず、線状照明装置100の使用形態等を限定するものではない。
固定部材150は、固定穴部150aと、挿入切り欠き部150bと、固定穴補助部150cと、接続部150dとを備えている。
固定穴部150aは、後述する支持部材160の外径d3(図7参照)が嵌合することにより支持部材160を固定する固定部として機能する内径d4の穴形状である。この固定穴部150aは、非貫通である。
挿入切り欠き部150bは、幅d5が発光本体110(第1の発光ユニット120)の外径d1(図7参照)が通過可能、かつ、後述する支持部材160の外径d3が通過不可能な切り欠き形状である。すなわち、d1<d5<d3となっている。また、挿入切り欠き部150bは、切り欠かれている深さが、固定穴部150aの深さよりも浅くなるように形成されている。
固定穴補助部150cは、固定穴部150aを中心として、挿入切り欠き部150bと対向する位置に突出して設けられている。この固定穴補助部150cは、固定穴部150aの穴形状と同じ内径d4となるように形成された面を備えており、固定穴部150aとともに支持部材160の外径d3が嵌合するようになっている。なお、固定穴補助部150cは、固定部材150を樹脂成形するときの樹脂の収縮変形(いわゆる、ひけ)を防止するために設けられた形状であり、必ずしも必要な形状ではない。よって、固定穴補助部150cを設けずに、固定穴部150aをこの領域まで連続して形成してもよい。
接続部150dは、ベース部140を接続するための形状である。
接続部150dは、ベース部140を接続するための形状である。
次に、図7から図10を用いて、固定部材150に発光本体110(第1の発光ユニット120)を固定する方法を説明する。
図7は、固定部材150に発光本体110を固定する工程の第1段階を示す図である。
本実施形態の線状照明装置100は、固定部材150に発光本体110を固定するために支持部材160を用いる。
支持部材160は、円環状に形成されており、内径側に複数箇所の支持突起部161を有している。本実施形態では、支持突起部161は、円周方向において等角度間隔で6箇所設けられている。支持突起部161の頂点を結ぶ内径は、φd2の円筒面となっている。この内径φd2は、発光本体110の外径φd1を最小限のガタ(隙間)で、かつ、位置不定とならない程度に嵌合する寸法に形成されている。また、支持部材160の外周は、外径φd3の円筒面となっている。この外径φd3は、固定穴部150aの内径d4に対して最小限のガタで、かつ、位置不定とならない程度に嵌合する寸法に形成されている。
図7は、固定部材150に発光本体110を固定する工程の第1段階を示す図である。
本実施形態の線状照明装置100は、固定部材150に発光本体110を固定するために支持部材160を用いる。
支持部材160は、円環状に形成されており、内径側に複数箇所の支持突起部161を有している。本実施形態では、支持突起部161は、円周方向において等角度間隔で6箇所設けられている。支持突起部161の頂点を結ぶ内径は、φd2の円筒面となっている。この内径φd2は、発光本体110の外径φd1を最小限のガタ(隙間)で、かつ、位置不定とならない程度に嵌合する寸法に形成されている。また、支持部材160の外周は、外径φd3の円筒面となっている。この外径φd3は、固定穴部150aの内径d4に対して最小限のガタで、かつ、位置不定とならない程度に嵌合する寸法に形成されている。
固定部材150に発光本体110を固定するときには、まず、支持部材160に発光本体110が挿入されるように、支持部材160を装着する(図7中の矢印S1)。本実施形態では、発光本体110の両方の端部を、それぞれ支持部材160に挿入する。
図8は、固定部材150に発光本体110を固定する工程の第2段階を示す図である。
支持部材160に発光本体110を挿入すると、図8に示すような状態となる。このとき、支持部材160は、第1の入射端部121dよりも発光本体の中央よりに配置する。これにより、発光本体110の端部が突出する位置に支持部材160が移動した状態となる。こうすることにより、第1の入射端部121d及び第1の発光部122が挿入切り欠き部150bを通過することができる。すなわち、この状態では、発光本体110及び支持部材160を固定部材150に対して着脱自在となっている。支持部材160が取り付けられた発光本体110は、挿入切り欠き部150bを通過させて固定部材150に挿入される(図8中の矢印S2)。
支持部材160に発光本体110を挿入すると、図8に示すような状態となる。このとき、支持部材160は、第1の入射端部121dよりも発光本体の中央よりに配置する。これにより、発光本体110の端部が突出する位置に支持部材160が移動した状態となる。こうすることにより、第1の入射端部121d及び第1の発光部122が挿入切り欠き部150bを通過することができる。すなわち、この状態では、発光本体110及び支持部材160を固定部材150に対して着脱自在となっている。支持部材160が取り付けられた発光本体110は、挿入切り欠き部150bを通過させて固定部材150に挿入される(図8中の矢印S2)。
図9は、固定部材150に発光本体110を固定する工程の第3段階を示す図である。
支持部材160が取り付けられた発光本体110を固定部材150に挿入すると図9に示す状態となる。この状態では、発光本体110は、固定部材150に対して固定されておらず、簡単に外れてしまう状態である。この図9に示す状態から、支持部材160を図9中の矢印S3方向に移動させて、支持部材160を固定穴部150aに挿入して、固定部材150に発光本体110を固定する。
支持部材160が取り付けられた発光本体110を固定部材150に挿入すると図9に示す状態となる。この状態では、発光本体110は、固定部材150に対して固定されておらず、簡単に外れてしまう状態である。この図9に示す状態から、支持部材160を図9中の矢印S3方向に移動させて、支持部材160を固定穴部150aに挿入して、固定部材150に発光本体110を固定する。
図10は、固定部材150に発光本体110を固定した状態を示す図である。
図10に示した固定部材150に発光本体110を固定した状態では、支持部材160は、一部が固定穴部150aに挿入された状態となり、かつ、残る一部には発光本体110が挿入された状態となっている。これにより、発光本体110は、固定部材150から外れないように固定される。すなわち、発光本体110の端部よりも支持部材160が突出する位置に支持部材160を移動した状態では、固定穴部150aと支持部材160とが係合する。また、この固定部材150に発光本体110を固定した状態であっても、発光本体110は、その軸線を中心とした方向(図10中の矢印S4方向)で固定部材150に対して、回転可能となっている。したがって、発光本体110から出射する照明光の照射方向を任意の方向に変更することができる。
図10に示した固定部材150に発光本体110を固定した状態では、支持部材160は、一部が固定穴部150aに挿入された状態となり、かつ、残る一部には発光本体110が挿入された状態となっている。これにより、発光本体110は、固定部材150から外れないように固定される。すなわち、発光本体110の端部よりも支持部材160が突出する位置に支持部材160を移動した状態では、固定穴部150aと支持部材160とが係合する。また、この固定部材150に発光本体110を固定した状態であっても、発光本体110は、その軸線を中心とした方向(図10中の矢印S4方向)で固定部材150に対して、回転可能となっている。したがって、発光本体110から出射する照明光の照射方向を任意の方向に変更することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の反射部123と第2の反射部133とを接合している。よって、発光本体110を単体で取り扱うことができ、かつ、発光本体110のみであっても使用可能な形態にできる。また、第1の反射部123と第2の反射部133とをアクリル系接着剤により接合したので、発光本体110のみで通常取り扱う上で必要十分な強度を有することができる。さらに、支持部材160を用いて固定部材150に発光本体110を固定する形態としたことにより、発光本体110を回転可能な状態で固定することができ、簡単な構成であっても、照明光の照射方向を容易に変更できる。
(第2実施形態)
図11は、本発明による線状照明装置の第2実施形態における発光本体210を示す側面図である。図11(a)は、発光本体210を通常の状態で示した図であり、図11(b)は、発光本体210に反射部213を形成する方法を説明する図である。
第2実施形態では、第1実施形態の発光本体110に代わり、発光本体210を備えている。発光本体210は、基本的には、第1実施形態の発光本体110と同様な構成を有しているが、第1実施形態における第1の反射部123及び第2の反射部133に相当する部分(反射部213)の構成が異なっている。
図11は、本発明による線状照明装置の第2実施形態における発光本体210を示す側面図である。図11(a)は、発光本体210を通常の状態で示した図であり、図11(b)は、発光本体210に反射部213を形成する方法を説明する図である。
第2実施形態では、第1実施形態の発光本体110に代わり、発光本体210を備えている。発光本体210は、基本的には、第1実施形態の発光本体110と同様な構成を有しているが、第1実施形態における第1の反射部123及び第2の反射部133に相当する部分(反射部213)の構成が異なっている。
発光本体210は、第1の発光ユニット220と、第2の発光ユニット230とを有している。第1の発光ユニット220は、第1の導光部221を有し、第2の発光ユニット230は、第2の導光部231を有している。これら第1の発光ユニット220及び第2の発光ユニット230は、接続部211により切れ目なく一体となって繋がっている。また、第1の発光ユニット220と第2の発光ユニット230との間には、反射部213が設けられている。この反射部213は、第1実施形態における第1の反射部123としての機能と、第2の反射部133としての機能とを併せて有している。
第1の発光ユニット220及び第2の発光ユニット230は、元々一体で形成されており、その中央部を切除してスリット212を形成することにより、2つの発光ユニットとして分けられている。そして、このスリット212に対して反射部213となる反射部材を挿入して接着等により固定して、発光本体210を作製する。
このように、第2実施形態では、第1の発光ユニット220及び第2の発光ユニット230が接続部211により切れ目なく一体となって繋がっているので、第1実施形態よりもさらに強度を高めることができる。
なお、上述した以外の部分については、第1実施形態と同様な形態であるので、第1実施形態と同様の機能を果たす部分の重複する説明は、適宜省略した。
このように、第2実施形態では、第1の発光ユニット220及び第2の発光ユニット230が接続部211により切れ目なく一体となって繋がっているので、第1実施形態よりもさらに強度を高めることができる。
なお、上述した以外の部分については、第1実施形態と同様な形態であるので、第1実施形態と同様の機能を果たす部分の重複する説明は、適宜省略した。
(第3実施形態)
図12は、本発明による線状照明装置の第3実施形態を示す斜視図である。
第3実施形態の線状照明装置300は、第1実施形態の線状照明装置100に反射部材310を加えた形態である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
反射部材310は、一部が立ち曲げられた光輝アルミニウム合金等により形成されている。反射部材310は、立ち曲げられた角の部分で発光本体110を囲むようにベース部140に対して取り付けられている。
図13は、線状照明装置300を発光本体110の軸線に直交する面で切断した断面図である。
図13に示すように、本実施形態の線状照明装置300は、反射部材310を有することにより、発光本体110から出射する光の配光方向を制御することができる。
図12は、本発明による線状照明装置の第3実施形態を示す斜視図である。
第3実施形態の線状照明装置300は、第1実施形態の線状照明装置100に反射部材310を加えた形態である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
反射部材310は、一部が立ち曲げられた光輝アルミニウム合金等により形成されている。反射部材310は、立ち曲げられた角の部分で発光本体110を囲むようにベース部140に対して取り付けられている。
図13は、線状照明装置300を発光本体110の軸線に直交する面で切断した断面図である。
図13に示すように、本実施形態の線状照明装置300は、反射部材310を有することにより、発光本体110から出射する光の配光方向を制御することができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態において、第1の導光部及び第2の導光部は、コアの周囲にクラッドを有している例を挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、クラッドを省略した簡易な形態としてもよい。その場合には、第1の導光部及び第2の導光部を支持する部材が直接コアと接触することとなる。そうすると、その接触界面において線反射条件を満たすことができずに、光が漏れてしまい、光の利用効率が低下するおそれがある。特に、第1の導光部や第2の導光部の中間付近を補助的に支持する支持補助部材を備える場合には、この光漏れ量が大きくなる。そのような場合には、第1の導光部又は第2の導光部に接触する接触部を反射率の高い反射面として形成した支持補助部材を用いるとよい。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態において、第1の導光部及び第2の導光部は、コアの周囲にクラッドを有している例を挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、クラッドを省略した簡易な形態としてもよい。その場合には、第1の導光部及び第2の導光部を支持する部材が直接コアと接触することとなる。そうすると、その接触界面において線反射条件を満たすことができずに、光が漏れてしまい、光の利用効率が低下するおそれがある。特に、第1の導光部や第2の導光部の中間付近を補助的に支持する支持補助部材を備える場合には、この光漏れ量が大きくなる。そのような場合には、第1の導光部又は第2の導光部に接触する接触部を反射率の高い反射面として形成した支持補助部材を用いるとよい。
(2)第3実施形態において、反射部材310は、立ち曲げ部分以外は平面である例を示した。しかし、これに限らず、例えば、反射部材は、その一部又は全部を曲面により構成してもよい。
なお、第1実施形態〜第3実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
100 線状照明装置
110 発光本体
120 第1の発光ユニット
121 第1の導光部
121a コア
121b クラッド
121c 拡散部
121d 第1の入射端部
121e 第1の反射端部
122 第1の発光部
122a 発光素子
122b 配線部
123 第1の反射部
130 第2の発光ユニット
131 第2の導光部
131a コア
131b クラッド
131c 拡散部
131d 第2の入射端部
131e 第2の反射端部
132 第2の発光部
132a 発光素子
132b 配線部
133 第2の反射部
140 ベース部
150 固定部材
150a 固定穴部
150b 挿入欠き部
150c 固定穴補助部
150d 接続部
160 支持部材
161 支持突起部
210 発光本体
211 接続部
212 スリット
213 反射部
220 第1の発光ユニット
221 第1の導光部
230 第2の発光ユニット
231 第2の導光部
300 線状照明装置
310 反射部材
110 発光本体
120 第1の発光ユニット
121 第1の導光部
121a コア
121b クラッド
121c 拡散部
121d 第1の入射端部
121e 第1の反射端部
122 第1の発光部
122a 発光素子
122b 配線部
123 第1の反射部
130 第2の発光ユニット
131 第2の導光部
131a コア
131b クラッド
131c 拡散部
131d 第2の入射端部
131e 第2の反射端部
132 第2の発光部
132a 発光素子
132b 配線部
133 第2の反射部
140 ベース部
150 固定部材
150a 固定穴部
150b 挿入欠き部
150c 固定穴補助部
150d 接続部
160 支持部材
161 支持突起部
210 発光本体
211 接続部
212 スリット
213 反射部
220 第1の発光ユニット
221 第1の導光部
230 第2の発光ユニット
231 第2の導光部
300 線状照明装置
310 反射部材
Claims (5)
- 線状に形成された第1の導光部と、
前記第1の導光部の一方の端部である第1の入射端部に入射する光を発光する第1の発光部と、
前記第1の導光部の他方の端部であって、前記第1の入射端部から入射して前記第1の導光部中を伝ってきた光を反射する第1の反射端部と、
線状に形成された第2の導光部と、
前記第2の導光部の一方の端部である第2の入射端部に入射する光を発光する第2の発光部と、
前記第2の導光部の他方の端部であって、前記第2の入射端部から入射して前記第2の導光部中を伝ってきた光を反射する第2の反射端部と、
を備え、
前記第1の導光部と前記第2の導光部とは、前記第1の反射端部と前記第2の反射端部とが対向するように配置されていること、
を特徴とする線状照明装置。 - 請求項1に記載の線状照明装置において、
前記第1の導光部と前記第2の導光部とは、一体で形成されていること、
を特徴とする線状照明装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の線状照明装置において、
前記第1の導光部と、前記第1の発光部と、前記第2の導光部と、前記第2の発光部とを含む発光本体と、
前記発光本体との位置が相対的に移動可能な状態で前記発光本体の端部が挿入された支持部材と、
前記発光本体の少なくとも一端側に配置され、前記支持部材の外形形状の少なくとも一部が係合して前記支持部材を固定する固定部を有する固定部材と、
を備え、
前記固定部材は、前記発光本体の端部が突出する位置に前記支持部材を移動した状態では、前記発光本体及び前記支持部材を着脱自在であり、かつ、前記発光本体の端部よりも前記支持部材が突出する位置に前記支持部材を移動した状態では、前記固定部と前記支持部材とが係合する位置に配置されていること、
を特徴とする線状照明装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の線状照明装置において、
前記第1の導光部及び前記第2の導光部の周囲に配置され、前記第1の導光部及び前記第2の導光部から出射する光を反射して配光方向を制御する反射部材を備えること、
を特徴とする線状照明装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の線状照明装置において、
前記第1の導光部及び/又は前記第2の導光部の外周面に接触して前記第1の導光部及び/又は前記第2の導光部の支持を補助する支持補助部材を備え、
前記支持補助部材の前記第1の導光部及び/又は前記第2の導光部の外周面に接触する接触部は、反射面として形成されていること、
を特徴とする線状照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009237261A JP2011086447A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 線状照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2009237261A JP2011086447A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 線状照明装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011086447A true JP2011086447A (ja) | 2011-04-28 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009237261A Pending JP2011086447A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 線状照明装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112664859A (zh) * | 2019-10-16 | 2021-04-16 | 矢崎总业株式会社 | 线照明装置 |
-
2009
- 2009-10-14 JP JP2009237261A patent/JP2011086447A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112664859A (zh) * | 2019-10-16 | 2021-04-16 | 矢崎总业株式会社 | 线照明装置 |
CN112664859B (zh) * | 2019-10-16 | 2023-04-28 | 矢崎总业株式会社 | 线照明装置 |
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