JP2011086268A - 摂取栄養量評価システム - Google Patents
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Abstract
【課題】個体差を伴った適正な栄養所要量の提示を容易に可能とし、かつ、都度発生する評価変更に追従しやすいシステムを提供する。
【解決手段】性別・年齢・生活強度の差に加え、身長・体重の差による基礎代謝量等の影響を反映させるべく、様々な基準値を基に、データ欠落部を内挿外挿法にて埋めて連続化、数式化し、所要範囲全域の網羅と変更修正の容易さを得る。データ入力値は体積情報を採用し、用意する料理メニュー、食材メニューについて、体積・質量を計量し比重・密度データを得てシステムで記憶する。操作者は、例えば、摂取した食材を卵何個に換算して入力する。システムでは、基準単位による数量を各食材の比重・密度データをもとに体積から質量に変換し、その質量に対応する栄養素等の数値を求め、各栄養成分要素の摂取量を得る。摂取栄養量の評価を1食単位とするため、各食の量配分を既設定し、その後、評価対象者の摂取履歴により変更する。
【選択図】図1
【解決手段】性別・年齢・生活強度の差に加え、身長・体重の差による基礎代謝量等の影響を反映させるべく、様々な基準値を基に、データ欠落部を内挿外挿法にて埋めて連続化、数式化し、所要範囲全域の網羅と変更修正の容易さを得る。データ入力値は体積情報を採用し、用意する料理メニュー、食材メニューについて、体積・質量を計量し比重・密度データを得てシステムで記憶する。操作者は、例えば、摂取した食材を卵何個に換算して入力する。システムでは、基準単位による数量を各食材の比重・密度データをもとに体積から質量に変換し、その質量に対応する栄養素等の数値を求め、各栄養成分要素の摂取量を得る。摂取栄養量の評価を1食単位とするため、各食の量配分を既設定し、その後、評価対象者の摂取履歴により変更する。
【選択図】図1
Description
本特許は、栄養計算システムや食事診断システム、献立システムにおける評価対象者の所要量算出法およびデータの入力法、1食単位評価法に関する。
栄養計算システムや食事診断システム、調理献立システムにおいて、栄養所要量の設定は、一般に、性別・年齢・生活活動強度程度の少ない分類の一括りで行われる。情報の取得方法は、料理、食材の摂取単位は質量で行われ、処理データを入力から内部計算処理、結果まで、一貫して質量をベースに行われる。また、計算・分析・評価の期間の最低単位は通常1日である。
これまでの栄養計算システムや食事診断システム、調理献立システムでは、摂取所要量に関しては、対応すべき栄養成分の種類の多さと度々行われる評価の見直しに対応するための修正作業の煩雑さにより、性別・年齢・生活強度程度の少ない分類の括りで評価され、個体差による評価が明確にできない状況にあった。入力方法に関しては、主として供給側である栄養士や調理師を対象としてシステム化されているため、入力対象の情報は質量単位で処理されており、座右に計量器を有することが前提となっている。また、食事の摂取内容は、生活習慣の観点から評価期間の最低単位は1日での評価となっており、食事を摂取する側が手軽にシステムを運用することが容易でなかった。これらの問題を解決する。
性別・年齢・生活強度の差に加え、身長、体重の差による基礎代謝量等の影響を反映させるべく個体差による評価を明確に示すため、関係機関から示されている様々な基準値および計測値、参考値を基に評価システム用に加工し、データ欠落部を内挿外挿法にて埋めて連続化して所要範囲の全域を対象化する。また、数式化することで変更修正の容易さを得る。
データの入力値には体積情報を採用する。用意する料理メニュー、食材メニューの全てについて、体積・質量を計量し比重・密度データを得て、システムで記憶する。操作者は摂取した料理、食材の体積を目分量で計量する。その体積を、身近にあって体積が比較的標準化されている食材や物質、製品の個数に換算する。その食材や物質、製品の候補には、例えば、卵、ピンポン玉、乾電池などが挙げられる。操作者は、例えば、摂取した食材を卵何個に換算して、システムに入力する。
システムでは、基準単位による数量を各食材の比重・密度データから体積から質量に変換し、その質量に対応する栄養素等の数値を求め、各栄養成分要素の摂取量を得る。
摂取栄養量の評価を、最低1日間をベースとした評価から1食単位とするために、朝昼夕各食の量配分を一般例として既設定し、その後、評価対象者の摂取履歴を追尾することで各個人の習慣値を得て変更処置を講ずる。この手法により栄養の評価対象の単位を最低1食とする。
データの入力値には体積情報を採用する。用意する料理メニュー、食材メニューの全てについて、体積・質量を計量し比重・密度データを得て、システムで記憶する。操作者は摂取した料理、食材の体積を目分量で計量する。その体積を、身近にあって体積が比較的標準化されている食材や物質、製品の個数に換算する。その食材や物質、製品の候補には、例えば、卵、ピンポン玉、乾電池などが挙げられる。操作者は、例えば、摂取した食材を卵何個に換算して、システムに入力する。
システムでは、基準単位による数量を各食材の比重・密度データから体積から質量に変換し、その質量に対応する栄養素等の数値を求め、各栄養成分要素の摂取量を得る。
摂取栄養量の評価を、最低1日間をベースとした評価から1食単位とするために、朝昼夕各食の量配分を一般例として既設定し、その後、評価対象者の摂取履歴を追尾することで各個人の習慣値を得て変更処置を講ずる。この手法により栄養の評価対象の単位を最低1食とする。
性別・年齢・生活強度の差に留まらず身長・体重が加えられた評価システムにより、個体差を伴った適正な栄養所要量の提示を容易に可能とし、かつ、都度発生する評価変更に追従しやすいシステムとなる。
操作者は計量器具を用いずとも摂取した料理、食材を見かけの分量で計量し入力することで栄養評価を行うことができるので、摂食者側に向いた利便性の高い栄養評価システムとなる。
栄養の評価対象の単位を最低1食とすることで1食毎の手軽な評価を可能となる。栄養節制等を習慣づけていない人でも思い立ったときに簡単に利用、評価が得られる。
操作者は計量器具を用いずとも摂取した料理、食材を見かけの分量で計量し入力することで栄養評価を行うことができるので、摂食者側に向いた利便性の高い栄養評価システムとなる。
栄養の評価対象の単位を最低1食とすることで1食毎の手軽な評価を可能となる。栄養節制等を習慣づけていない人でも思い立ったときに簡単に利用、評価が得られる。
アプリケーション稼働対応の携帯電話に収納可能な容量までに、アルゴリズム・データ処理の簡略化処理を施したアプリケーション:栄養計算システム等を用意し、携帯電話用アプリケーションとする。運用当初に、栄養所要量算定に必要な性別・年齢・生活活動強度・身長・体重の入力、および1日のうちの各食の配分比率の入力を行う。システムはこの情報を基に評価対象者の栄養所要量を算定する。次に操作者は、食事の種類と、摂取または摂取予定の食事の量を、料理・食材単位で種類と数量を体積情報にて入力する。システムでは、体積情報の入力値を質量情報に換算し、質量情報に沿った栄養素等データにより栄養摂取量を計算処理する。一方で、選択された食事の種類から1日のうちの配分比率を得て、評価対象者の1食分の栄養所要量を求める。栄養成分要素毎に栄養摂取量と栄養所要量を対比確認することで、各栄養素の過不足を確認、評価、通知する。
同時に必要情報を保存する。キャリア内の記憶領域または通信回線を介してシステム・サーバー等へ記録し、長期の栄養管理システムに供する。
同時に必要情報を保存する。キャリア内の記憶領域または通信回線を介してシステム・サーバー等へ記録し、長期の栄養管理システムに供する。
図1は、本発明の処理方法の流れである。
1.は、初期状態時、または、評価対象者の変更時等に、性別・年齢・活動強度・身長・体重を入力して、5.の収納された対象別基準データを基に、評価対象者別の1日単位のエネルギー所要量・各栄養素所要量を算定処理する。それ以外の時には、バイパス経路として、記憶されているエネルギー所要量・各栄養素所要量を用いる。
2.は、栄養摂取量の情報入力の部分で、人の思考部分と携帯電話のキーやコンピュータのキーボード・マウス入力を指す。この操作により、評価対象の食事の種類および料理・食材の種類、その体積量が入力される。
3.は、入力情報の質量換算処理と1食分摂取の栄養計算処理の部分で、入力された料理・食材の体積情報を、6.の収納されている栄養成分データのなかの比質量データによって質量換算したのち、質量基準の栄養成分データから摂取した1食分の各栄養成分量を算定する。
4.は、1日食のうちの各食の配分設定処理と分析、評価の部分で、初期状態時または評価対象者の変更時等に、操作者が評価対象者の食事習慣・矯正から1日のうちの各食の比重配分を設定、入力する。それ以外の時には、バイパス経路として、記憶されている各食の配分設定値を用いる。この評価対象食の配分比率と前工程で得られている1日単位のエネルギー所要量・各栄養素所要量から1食単位のエネルギー所要量・各栄養素所要量を求め、これと摂取した1食分の各栄養成分量とを対比させて栄養成分要素毎の過不足を確認、評価し、必要情報を記憶、表示する。記憶された必要情報は、キャリア内外における長期的な健康管理システム等に供するデータとなる。
1.は、初期状態時、または、評価対象者の変更時等に、性別・年齢・活動強度・身長・体重を入力して、5.の収納された対象別基準データを基に、評価対象者別の1日単位のエネルギー所要量・各栄養素所要量を算定処理する。それ以外の時には、バイパス経路として、記憶されているエネルギー所要量・各栄養素所要量を用いる。
2.は、栄養摂取量の情報入力の部分で、人の思考部分と携帯電話のキーやコンピュータのキーボード・マウス入力を指す。この操作により、評価対象の食事の種類および料理・食材の種類、その体積量が入力される。
3.は、入力情報の質量換算処理と1食分摂取の栄養計算処理の部分で、入力された料理・食材の体積情報を、6.の収納されている栄養成分データのなかの比質量データによって質量換算したのち、質量基準の栄養成分データから摂取した1食分の各栄養成分量を算定する。
4.は、1日食のうちの各食の配分設定処理と分析、評価の部分で、初期状態時または評価対象者の変更時等に、操作者が評価対象者の食事習慣・矯正から1日のうちの各食の比重配分を設定、入力する。それ以外の時には、バイパス経路として、記憶されている各食の配分設定値を用いる。この評価対象食の配分比率と前工程で得られている1日単位のエネルギー所要量・各栄養素所要量から1食単位のエネルギー所要量・各栄養素所要量を求め、これと摂取した1食分の各栄養成分量とを対比させて栄養成分要素毎の過不足を確認、評価し、必要情報を記憶、表示する。記憶された必要情報は、キャリア内外における長期的な健康管理システム等に供するデータとなる。
1.は、栄養所要量算出処理モジュール
2.は、栄養摂取量情報入力モジュールで、操作者の思考と行為に委ねる部分
3.は、摂取量の質量換算モジュール
4.は、1食分の摂取評価モジュール
5.は、システムに収納されている所要量基準データファイル
6.は、システムに収納されている料理・食材の栄養成分基準データファイル
7.は、キャリア内または通信回線などを介して外部のストレージへ収納するファイル
8.は、既保存されている対象者の栄養所要量データファイル
9.は、既保存されている対象者の1食分栄養所要量データファイル
2.は、栄養摂取量情報入力モジュールで、操作者の思考と行為に委ねる部分
3.は、摂取量の質量換算モジュール
4.は、1食分の摂取評価モジュール
5.は、システムに収納されている所要量基準データファイル
6.は、システムに収納されている料理・食材の栄養成分基準データファイル
7.は、キャリア内または通信回線などを介して外部のストレージへ収納するファイル
8.は、既保存されている対象者の栄養所要量データファイル
9.は、既保存されている対象者の1食分栄養所要量データファイル
Claims (3)
- 性別・年齢・生活強度の差に加え、身長、体重の差を含めた個体差による評価を明確化するために、栄養成分各要素の様々な基準値および計測値、参考値を基に、データ欠落部を内挿外挿法にて埋める連続化により評価範囲全域を網羅し、取り扱いを容易化するために数式化させる方法。
- 食事の摂取量を評価するために、データの入力値として体積情報を用いる方法。その体積計量法は、身近にあって体積が比較的標準化されている食材や物質、製品の個数に換算する方法。内部処理で、予め計量し得られた比重・密度データを用いて、質量単位へ変換し質量単位基準の各栄養成分要素の摂取量を得る方法。
- 摂取栄養量の評価において、1日食のうち朝昼夕等各食の量配分を一般例設定することで1食単位の摂取評価を行う方法。その後の評価対象者の摂取履歴を追尾することで各個人の習慣値を得て量配分の設定値を変更してゆく方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009254411A JP2011086268A (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 摂取栄養量評価システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009254411A JP2011086268A (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 摂取栄養量評価システム |
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JP2011086268A true JP2011086268A (ja) | 2011-04-28 |
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Family Applications (1)
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JP2009254411A Pending JP2011086268A (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 摂取栄養量評価システム |
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JP (1) | JP2011086268A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013002427A1 (ko) * | 2011-06-27 | 2013-01-03 | 세종대학교 산학협력단 | 식품원재료 섭취량 산출 방법 및 시스템 |
JP2013050809A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Toshiba Tec Corp | 情報処理装置及びプログラム |
JP2017045340A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 明宏 瀧口 | 食事内容入力システム |
-
2009
- 2009-10-16 JP JP2009254411A patent/JP2011086268A/ja active Pending
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