JP2011086185A - 感知素子の洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者による自動消火装置の保守、点検作業回数を著しく軽減又はそのような保守、点検作業を無くすことができる厨房用の感知素子の洗浄装置及び洗浄方法を提供する。
【解決手段】
本発明の1つの洗浄装置100は、厨房用の排気ダクト3内に少なくとも感知部が突出するように配置される感知素子である温度センサ1と、温度センサ1の外形に沿った内径を有する筒状又は弧状の接触部材10と、接触部材10を温度センサ1に当接させながら、その感知部よりも前方に位置する前方位置とその感知部よりも後方に位置する後方位置との間で移動させる移動手段とを備える。
【選択図】図2B

Description

本発明は、感知素子の洗浄装置及び洗浄方法に関するものである。
従来、厨房における火災を防止し抑止する観点から、厨房フード内を排気するダクト内や厨房フード内の温度に基づいて自動消火装置を動作させることが行われ、そのために、例えば熱を感知するための温度センサなどの感知素子が用いられている。図6は、従来の感知素子用固定具を使用する厨房の設備を示す構成図である。図6に示すように、排気ダクト3及び厨房フード4には、それぞれ、自動的に消火剤を噴射するためのノズル72,74と、温度センサ82,84とが設けられている。温度センサ82,84には、伝送ケーブル83,85が接続されて、図示しない制御部によって温度センサの温度を監視する。制御部は、温度センサ82,84が感知した温度を示す信号に基づいて気流の温度を監視していて、異常と判断した温度が検出されるなど必要なときに、配管72a,74aを通じてノズル72,74から消火剤を噴射させる。
ここで、調理台62に配置されたレンジ64,64において調理が行われる通常時には、排気ダクト3を通じて厨房フード4の排気が行われている。このときの排気は、グリスフィルター66によって油の成分がある程度除去され、その流量がダンパ68によって調整されている。このような場合、火災につながりうる火炎は、調理中においてレンジ64の燃料やそこでの調理食材が燃焼して生じる火炎だけではない。例えば、ダンパ68の上方やダクトの内部に付着した油に着火した火炎、又はフード4内の油受け4aに溜まった油やグリスフィルター66内の油受け66aの油に着火した火炎なども火災を引き起こし得る。ここで、図11のように、排気ダクト3内と厨房フード4内に温度センサ82,84とノズル72,74をそれぞれ設けるのは、ダンパ68の内部やダクトの内部に付着した油に着火した火炎と、フード3内の油受け4aに溜まった油に着火した火炎とを別々に監視し消火するためである。
上述の構成のほかに、厨房設備や自動消火設備の構成によっては他の構成も採用される。例えば、ダンパ68に温度を感知して通気を遮断するシャッタが装備されており、ダクト3内の火炎とグリスフィルター66内の火炎とを別々に消火する必要がある場合には、グリスフィルター66内の油受け66aの火炎を感知して消火するようにグリスフィルター66内に温度センサとノズルを装備することもある。また、フード4内からレンジ64の火炎を感知して消火するように、フード4内の下方にレンジ64に向けた温度センサとノズルを装備することもある。以上の構成に類似する自動消火設備が特許文献1に開示される。
特開平8−112369号公報
上記のような従来の自動消火設備の温度センサ82は、排気ダクト3が天井板86より上方に取り付けられ、また、フード4も天井60の直下に配置されることから、天井板86を張る前に施工される。このような構成の温度センサ82,84を用いると、例えば温度センサへの油等の付着によって温度センサに生じた汚れを定期的に洗浄する作業が必要とされる。しかし、このような洗浄作業を行うためには、天井板86に設けた作業口86aを通じて、作業者が天井板86の上方の空間である天井裏に進入する必要が生じる。
しかしながら、作業者が一般的に狭い天井裏に進入し、対象物のある場所に移動した後に作業を行うことは、困難であるとともに安全性にも問題が生じうる。従って、例えば、1つの排気ダクトの温度センサの洗浄作業を実施するために1時間以上を要することがある。自動消火設備の洗浄作業は、他の点検項目の点検とともに休業時の時間に完了する必要があるため、このような作業負荷を伴う消火設備の定期的な洗浄作業は実現性に乏しい。特に大規模な厨房などでは、排気ダクトが多数用いられていることも多く、洗浄作業を迅速に行なうことに対する強い要望がある。
また、厨房によっては、天井裏に作業者が進入しようとしても、天井裏への進入そのものが行えない場合もある。これは、室内設備の完成後に、作業口付近に調理設備が配置されているなどの理由によるものである。このような場合には、自動消火装置の洗浄自体が事実上困難ともなり得る。
本発明は、上記課題の少なくともいくつかを解決することを課題とし、感知素子の洗浄装置及び洗浄方法を提供することにより、作業者による自動消火装置の保守、点検作業回数を著しく軽減又はそのような保守、点検作業を無くすことに大きく貢献するものである。
本発明の1つの感知素子の洗浄装置は、感知素子と、筒状又は弧状の接触部材と、前述の接触部材を移動させる移動手段とを備える。前述の感知素子は、厨房用の排気ダクト内に少なくとも感知部が突出するように配置される。また、前述の接触部材は、前述の感知素子の外形に沿った内径を有する。加えて、前述の移動手段は、前述の接触部材を前述の感知素子に当接させながら、前記感知部よりも前方に位置する前方位置と前述の感知部よりも後方に位置する後方位置との間で移動させる。
上述の感知素子の洗浄装置は、上述の接触部材を上述の感知素子に当接させながら移動させる移動手段とを備えることから、天井裏に作業者が侵入せずに厨房用の排気ダクト内の感知素子の表面の付着物を取り除くことができる。従って、感知素子の汚れによる感知性能の劣化及び/又は自動消火装置の不具合の発生を抑制することができるため、作業者による自動消火装置の保守、点検作業回数を軽減させることができる。
また、本発明の1つの感知素子の洗浄方法は、感知素子の外形に沿った内径を有する筒状又は弧状の接触部材を、前述の感知素子に当接させながら、前記感知部よりも前方に位置する前方位置と前述の感知部よりも後方に位置する後方位置との間で移動させることにより、前述の感知素子を洗浄する。前述の感知素子は、厨房用の排気ダクト内に少なくとも感知部が突出するように配置される。
上述の感知素子の洗浄方法によれば、上述の接触部材を上述の感知素子に当接させながら、その感知素子を前方位置と後方位置との間で移動させることから、天井裏に作業者が侵入せずに厨房用の排気ダクト内の感知素子の表面の付着物を取り除くことができる。従って、感知素子の汚れによる感知性能の劣化及び/又は自動消火装置の不具合の発生を抑制することができるため、作業者による自動消火装置の保守、点検作業回数を軽減させることができる。
本発明の1つの感知素子の洗浄装置及び1つの感知素子の洗浄方法によれば、天井裏に作業者が侵入せずに厨房用の排気ダクト内の感知素子の表面の付着物を取り除くことができる。従って、感知素子の汚れによる感知性能の劣化及び/又は自動消火装置の不具合の発生を抑制することができるため、作業者による自動消火装置の保守、点検作業回数を軽減させることができる。
本発明の第1の実施形態における感知素子の洗浄装置を使用する厨房の設備を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態における感知素子の洗浄装置の動作の一態様を示す、図1のZ部を拡大図である。 本発明の第1の実施形態における感知素子の洗浄装置の動作の一態様を示す、図1のZ部を拡大図である。 本発明の第1の実施形態における感知素子の厨房使用時の一状態を示す図2Aに相当する構成図である。 本発明の第1の実施形態における感知素子が感知する温度変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態における感知素子の洗浄装置の動作の一態様を示す、図1のZ部の拡大図に相当する図面である。 本発明の第2の実施形態における感知素子の洗浄装置の動作の一態様を示す、図1のZ部の拡大図に相当する図面である。 従来の感知素子を使用する厨房の設備を示す構成図である。
つぎに、本発明の実施形態を、添付する図面に基づいて詳細に述べる。尚、この説明に際し、全図にわたり、特に言及がない限り、共通する部分には共通する参照符号が付されている。また、図中、本実施形態の要素は必ずしもスケール通りに示されていない。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本実施形態における感知素子である温度センサ1の洗浄装置100を使用する厨房の設備を示す構成図である。また、図2A及び図2Bは、それぞれ、本実施形態における感知素子の洗浄装置100の動作の一態様を示す、図1のZ部を拡大した図である。また、図3は、本実施形態における感知素子の厨房使用時の一状態を示す図2Aに相当する構成図である。
本実施形態の洗浄装置100は、排気ダクト3内の流体又は雰囲気の温度を計測するために排気ダクト3の壁部3aから排気ダクト3内に向けて突出するように配置された感知素子である温度センサ1を洗浄する装置である。図1、図2A、及び図2Bに示すように、洗浄装置100は、温度センサ1のシース2Bの外表面に当接する接触部材10と、接触部材10を前後移動させるガイド12を備えた駆動装置14と、制御部18とを備えている。
温度センサ1は、上述の温度センサ82と同様に、典型的には、ステンレス製のシース2Bに内蔵されたサーミスタ2aであり、温度感知部を温度センサ1の先端付近に有している。温度感知部からの信号は、信号ワイアに接続された、例えばHPケーブルなどの伝送ケーブル15を介して制御部18に伝送される。なお、信号ワイアと伝送ケーブル15とは、図示しない閉端接続子(接続手段)によって接続されている。
ここで、厨房のレンジ64の使用時には、多少誇張されてはいるが、図3に示すように厨房から送られてくる油の成分等の付着物が温度センサ1の、特にダンパー68側に堆積する。本実施形態では、図2A及び図2Bに示すように、接触部材10はシース2bの外表面に当接しながら前後移動するため、温度センサ1の前述の付着物を除去し得る。より具体的には、本実施形態における接触部材10は、温度センサ1の温度感知部よりも前方に位置する前方位置とその温度感知部よりも後方に位置する後方位置との間を前後移動する。なお、本実施形態の接触部材10は、温度センサ1の外形に沿った内径を有する筒状のブラシである。
また、本実施形態の制御部18は、従来と同様に、温度センサ1が感知した温度を示す信号に基づいて必要に応じてノズル72,74から消火剤を噴射させるだけではなく、温度センサ1が感知する温度を監視し、所定の温度を感知したときに、伝送ケーブル16を介して駆動装置14に対して接触部材10の前後移動を指示する。具体的な例を以下に説明する。
図4は、本実施形態における温度センサ1が感知する温度変化を示すグラフである。厨房における調理作業が開始されると(時刻A)、排気ダクト3内の温度センサ1が感知する温度が徐々に上昇し、調理作業が行われている間(時刻B〜時刻C)、温度センサ1は高い温度(例えば、110℃程度)を感知する。調理作業が終了すると、徐々に感知される温度は低下し、時刻Dにおいてある温度(T)に到達する。温度センサ1が温度Tを感知すると、制御部18は、駆動装置14に指令を出して接触部材10の前後移動を実行する。
ここで、本実施形態では、温度Tは80℃に設定されている。この温度以上に設定すれば、温度センサ1表面上の油の成分等の付着物は、外気の冷却によって固化される前の粘度の低い状態であるため、接触部材10の前後移動によって比較的容易にその付着物を取り除くことができる。また、本実施形態の温度Tは、調理作業が行われている間である可能性が高い、高温の範囲を外れた温度に設定されている。本実施形態の洗浄装置100は、調理作業中に温度センサ1の洗浄作業を行うことを必ずしも否定するものではないが、調理作業中はたとえ一時的であっても中断されることなく温度センサ1によって感知されることが好ましいと考えられる。上述の各観点から言えば、温度Tは、60℃以上110℃未満に設定されることが好ましい。また、上述の観点から言えば、さらに好ましい温度Tの範囲は、80℃以上100℃以下である。
<第1の実施形態の変形例>
なお、本実施形態では、制御部18は調理作業後に徐々に低下する温度を監視し、所定の温度(T)を感知したときに駆動装置14に指令を出しているが、制御部18による監視及び制御の態様はこれに限定されない。例えば、公知のタイマーを用いて、温度センサ1により温度(T)が感知されてから所定の時間、制御部18が温度(T)又は温度(T)を超える温度を示す信号を取得しないことを確認した後に、駆動装置14に指令を出すことも好ましい一態様である。これにより、調理作業がより確度高く終了した後、又は調理作業が十分に長い時間停止している間に本実施形態の温度センサ1の洗浄が実施されることになる。なお、温度センサ1表面上の油の成分等の付着物が外気の冷却によって固化される前の状態で洗浄される必要があるため、その所定時間は温度(T)が感知されてから300秒以下に設定することが好ましい。従って、上述の各観点から言えば、温度センサ1によって温度(T)が感知されてから60秒以上300秒以下の確認時間を設けることが1つの好適な例となる。
ところで、上述の制御部18は、ハードディスクやメモリ等の公知の記録媒体を有するパーソナルコンピュータ等の公知の演算手段に接続されていることも好ましい一態様である。例えば、このコンピューターは、上述の実施形態及びその変形例における各処理を実行するためのプログラムにより、上述の各処理を監視し、又は統合的に制御する。なお、ある1つの実施形態では、前述のプログラムがコンピューター内のハードディスクドライブ、又はコンピューターに設けられた光ディスクドライブ等に挿入される光ディスク等の公知の記録媒体に保存されているが、このプログラムの保存先はこれに限定されない。例えば、このプログラムの一部又は全部は、制御部18内に保存されていてもよい。さらに、このプログラムは、ローカルエリアネットワークやインターネット回線等の公知の技術を介して遠隔的に上述の各処理を監視し、又は制御することもできる。
ところで、本実施形態では、本実施形態の接触部材10が筒状のブラシであったが、接触部材10はこれに限定されない。例えば、接触部材10が複数の弧状のブラシの集合体であってもよい。なお、上述のとおり、油の成分等の付着物が温度センサ1の、特にダンパー68側に堆積するため、弧状のブラシが採用される場合は、温度センサ1のダンパー68側の面に当接するように弧状のブラシが配置されることが好ましい。また、接触部材10はブラシに限定されない。例えば、スポンジ状の接触部材は、温度センサ1のシース2b表面を傷つけることなく、その表面上の付着物を除去しうるため、そのような接触部材を採用することも好ましい一態様である。
<第2の実施形態>
図5A及び図5Bは、それぞれ、本実施形態における感知素子である温度センサ1の洗浄装置200の動作の一態様を示す、図1のZ部の拡大図に相当する図面である。本実施形態の洗浄装置200は、第1の実施形態の接触部材10の代わりに接触部材20を備え、制御部18の代わりに制御部20を備えている。また、実施形態の洗浄装置200は、第1の実施形態の駆動装置14の代わりに駆動装置24を備え、直線状のガイド12の代わりにらせん状のガイド22を有する。本実施形態のそれら以外の構成は第1の実施形態の構成と同じである。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略され得る。
上述のとおり、本実施形態の洗浄装置200は、らせん状のガイド22を備えている。従って、制御部28の指令によって駆動装置24が作動すると、接触部材20は、温度センサ1のシース2bの表面に当接しながら、図5Aに示す位置を起点として、ガイド22に沿って温度センサ1の感知部の方向に移動する。その結果、接触部材20は、前後移動に加えて、図5Bに示すX方向の回転移動をすることができる。
なお、本実施形態においても、制御部28は、従来と同様に、温度センサ1が感知した温度を示す信号に基づいて必要に応じてノズル72,74から消火剤を噴射させるだけではなく、温度センサ1が感知する温度を監視し、所定の温度を感知したときに、伝送ケーブル16を介して駆動装置14に対して接触部材10の前後及び回転移動を指示する。加えて、本実施形態の制御部28が第1の実施形態の変形例のような監視及び制御の態様を実現するために、タイマーを備えてもよく、記録手段及び演算手段を備えていてもよい。
また、本実施形態の場合、第1の実施形態とは異なって、接触部材20が前後移動に加えて回転移動するため、筒状のブラシの代わりにより低コストの弧状のブラシが採用されたとしても第1の実施形態と同様の効果が奏されうる点は特筆すべきである。
上述のいずれの実施形態においても、従来のように天井裏に作業者が侵入せずに厨房用の排気ダクト内の感知素子の表面の付着物を取り除くことができる。従って、温度センサ1の汚れによる感知性能の劣化及び/又は自動消火装置の不具合の発生を抑制することができるため、作業者による自動消火装置の保守、点検作業回数を軽減させることができる。
ところで、上述の各実施形態では、例示のために幾つかの部材について具体的な材質を記載したが、本発明の実施のための各部材の材質がこれらに限定されるものではない。感知素子の動作が適切に行えること、又は、各種法規制に合致することなどの観点から各部材は種々のものから選択されることができる。以上、各実施形態の他の組合せを含む本発明の範囲内に存在する変形例もまた、特許請求の範囲に含まれるものである。
本発明は、厨房における感知素子の洗浄装置として適用され得る。
1 温度センサ
2a サーミスタ
2b シース
10,20 接触部材
15,16 伝送ケーブル
3 排気ダクト
3a 排気ダクトの壁
44 内壁面
4 厨房フード
4a 油受け
62 調理台
64 レンジ
66 グリスフィルター
66a 油受け
68 ダンパ
72,74 ノズル
86 天井板
86a 作業口

Claims (6)

  1. 厨房用の排気ダクト内に少なくとも感知部が突出するように配置される感知素子と、
    前記感知素子の外形に沿った内径を有する筒状又は弧状の接触部材と、
    前記接触部材を前記感知素子に当接させながら、前記感知部よりも前方に位置する前方位置と前記感知部よりも後方に位置する後方位置との間で移動させる移動手段とを備える
    感知素子の洗浄装置。
  2. 前記移動手段は、前記接触部材を前後移動及び回転移動させる
    請求項1に記載の感知素子の洗浄装置。
  3. 前記移動手段は、前記感知部により感知された温度が60℃以上100℃以下の場合に、前記接触部材を前記後方位置と前記前方位置との間で移動させる
    請求項1又は請求項2に記載の感知素子の洗浄装置。
  4. 厨房用の排気ダクト内に少なくとも感知部が突出するように配置される感知素子の外形に沿った内径を有する筒状又は弧状の接触部材を、前記感知素子に当接させながら、前記感知部よりも前方に位置する前方位置と前記感知部よりも後方に位置する後方位置との間で移動させることにより、前記感知素子を洗浄する
    感知素子の洗浄方法。
  5. 前記移動手段は、前記接触部材を前後移動及び回転移動に移動させる
    請求項4に記載の感知素子の洗浄方法。
  6. 前記移動手段は、前記感知部により感知された温度が60℃以上100℃以下の場合に、前記接触部材を前記後方位置と前記前方位置との間で移動させる
    請求項4又は請求項5に記載の感知素子の洗浄方法。
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