JP2011085575A - 流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラム - Google Patents

流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】点滴パック等の軟質な容器中の流動物内の1mm程度の小さな異物についても、点滴パック等の表面に印刷された文字やバーコードと判別して確実に検出することができ、且つ点滴パックのキャップ内に入り込んだ異物についても検出すること。
【解決手段】流動物を軟質の透明容器に収納した点滴パック1内に混入する異物を検出する装置を、点滴パックを撮像した画像データを出力するカメラ5と、点滴パックをカメラに向けて着脱自在に固定する回転枠体2と、これを、カメラと固定された点滴パックを結ぶ軸を中心にして回転する回転円盤4と、回転させて停止させた後の点滴パックをカメラにより時間間隔をおいて撮像した2つの画像について、その画像間の差異を演算処理して流動物中を移動する異物を検出する画像処理手段と、から構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、流動物を軟質な容器に収納する点滴パック等において、その容器内に混入する異物を正確に検出することができる流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラムに関するものである。
従来、薬品や食品等の流動物を密封状態で収納した透明又は半透明のビン、袋などの容器にあっては、その製造工程やそれを使用する場所等において容器内に異物が混入していないかをチェックすることが行われている。
そのような異物を検出する装置としては、例えば、流動運動を与える流動誘発機に、流動物を収納した透明容器をセットして、透明容器中の流動物をカメラで撮像し、その画像を画像処理して異物を検出する異物検出装置が存在している。(特許文献1参照)。
特開2004−354100号公報
しかしながら、上記特許文献1の異物検出装置にあっては、ガラス等の硬質な容器に収納された液体中の異物検出の対象とするものであり、軟質な容器中の液体中の異物検出については対応していなかった。すなわち、液体を流動させると軟質な容器までも揺らぐことから、容器表面に印刷された文字やバーコードが揺らいでしまって異物として誤検出されてしまったり、1mm程度の小さな異物については検出が難しかったりするものであった。また、点滴パック等のキャップ内に入り込んだ異物については、撮像することができないことから検出することができなかった。そのため、点滴パック等の軟質な容器中の流動物における1mm程度の小さな異物については、現状では目視での検査が行われている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、点滴パック等の軟質な容器中の流動物内を移動する1mm未満の小さな異物についても、点滴パック等の表面に印刷された文字やバーコードと区別して確実に検出することができ、且つ容器キャップ内に入り込んだ異物についても検出することができる流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラムを提供しようとするものである。
前記目的を達成するために請求項1記載の発明は、流動物を軟質の透明容器に収納した流動物容器内に混入する異物を検出する流動物内の異物検出方法であって、カメラに接続されたコンピュータに、固定された流動物容器を揺動して前記流動物を揺動させる容器揺動ステップと、揺動を停止した後に前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した複数の画像を記憶する画像記憶ステップと、前記記憶した複数の画像から選択した任意数の複数画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成する二値化画像生成ステップと、前記二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去するフィルタ処理ステップと、前記収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去する液面検出ステップと、前記液面の揺らぎによるノイズを除去した残りの特徴点を異物として検出する異物検出ステップと、を実行させることを第1の特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記第1の特徴の異物検出方法において、前記画像記憶ステップが、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した2画像を記憶し、前記差分画像生成ステップが、前記2画像の差分値を算出して差分画像を生成することを第2の特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記第1の特徴の異物検出方法において、前記画像記憶ステップが、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した4以上、30未満の複数の画像を記憶し、前記差分画像生成ステップが、前記複数の画像から時間的に連続した2画像を抽出する抽出ステップと、前記抽出した2画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記抽出ステップ及び差分画像生成ステップを前記画像記憶ステップにより撮像した複数の画像に対して繰り返す繰り返しステップとを含むことを第3の特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記何れかの特徴の異物検出方法において、前記容器揺動ステップが、流動物容器を、該流動物容器と撮像するカメラとを結ぶ軸を中心にして回転することを含むことを第4の特徴とする。
請求項5記載の発明は、流動物を軟質の透明容器に収納した流動物容器内に混入する異物を検出する異物検出装置において、前記流動物容器を撮像した画像データを出力するカメラと、前記流動物容器を固定した状態で揺動して前記流動物を揺動する容器揺動手段と、該容器揺動手段により揺動させて停止させた後の前記流動物容器を前記カメラにより時間間隔をおいて複数の画像を撮像し、前記複数の画像から選択した任意数の複数の画像間の差異を演算処理して流動物中を移動する異物を検出する画像処理手段を有するコンピュータと、を備えたことを第5の特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記第5の特徴の異物検出装置において、前記コンピュータが、前記カメラにより流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した2画像を記憶し、前記2画像の差分値を算出して差分画像を生成することを第6の特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記第5の特徴の異物検出装置において、前記コンピュータが、前記カメラにより前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した4以上、30未満の複数の画像を記憶し、前記複数画像から時間的に連続した2画像を抽出し、前記抽出した2画像の差分値を算出して差分画像を生成し、前記抽出と生成を前記撮像した複数の画像に対して繰り返すことを第7の特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記第5から7何れかの特徴の異物検出装置において、容器揺動手段は、流動物容器を前記カメラに向けて着脱自在に固定する容器固定部材を、前記カメラと固定された前記流動物容器を結ぶ軸を中心にして回転させることを第8の特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記第5から8何れかの特徴の異物検出装置において、画像処理手段は、カメラが10msec〜50msecの時間間隔で流動物容器を撮像した複数の画像の差分値を算出して差分画像を生成することを第9の特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記第5から9何れかの特徴の異物検出装置において、画像処理手段は、2つの画像の差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成することを第10の特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記第10の特徴の異物検出装置において、画像処理手段は、二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去することを第11の特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記第11の特徴の異物検出装置において、画像処理手段は、収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去することを第12の特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記第12の特徴の異物検出装置において、画像処理手段は、液面の揺らぎによるノイズを除去した残りの特徴点を異物として検出することを第13の特徴とする。
請求項14記載の発明は、流動物を軟質の透明容器に収納した流動物容器内に混入する異物を検出する流動物内の異物検出プログラムであって、カメラに接続されたコンピュータに、固定された流動物容器を揺動して前記流動物を揺動させる容器揺動ステップと、揺動を停止した後に前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した複数の画像を記憶する画像記憶ステップと、前記記憶した複数の画像から選択した任意数の複数画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成する二値化画像生成ステップと、前記二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去するフィルタ処理ステップと、前記収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去する液面検出ステップと、前記液面の揺らぎによるノイズを除去した残りの特徴点を異物として検出する異物検出ステップと、を実行させることを第14の特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記第14の特徴の異物検出プログラムにおいて、前記コンピュータに、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した2画像を記憶する画像記憶ステップと、前記2画像の差分値を算出して差分画像を生成する前記差分画像生成ステップとを実行させることを第15の特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記第14の特徴の異物検出プログラムにおいて、前記コンピュータに、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した4以上、30未満の複数の画像を記憶する画像記憶ステップと、前記複数の画像から時間的に連続した2画像を抽出する抽出ステップと、前記抽出した2画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記抽出ステップ及び差分画像生成ステップを前記画像記憶ステップにより撮像した複数の画像に対して繰り返す繰り返しステップとを実行させることを第16の特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記第14から16何れかの特徴の異物検出プログラムにおいて、前記コンピュータに、流動物容器を、該流動物容器と撮像するカメラとを結ぶ軸を中心にして回転する前記容器揺動ステップを実行させることを第16の特徴とする。
以上、説明したように、本発明によれば、固定された流動物容器を揺動して流動物を揺動させた後に所定の時間間隔をおいて撮像した複数の画像を記憶しておき、この記憶した複数の画像から選択した任意数の複数画像の差分値を算出して差分画像を生成し、この差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成すし、この二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去し、この収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去した残りの特徴点を異物として検出することによって、点滴パック表面に印刷された文字やバーコードと異物とを確実に判別することができ、且つ点滴パックのキャップ内に入り込んだ移動する異物についても検出することができる流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置の概略構成を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置の概略構成を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における駆動部を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における点滴パックの装着状態を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出方法における異物検出の流れを示すフロー図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における点滴パックの2つの撮像データを示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における点滴パックの2つの撮像データの差分画像を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における点滴パックの二値化画像を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における点滴パックの収縮フィルタ処理画像を示す図 本発明の実施形態による流動物内の異物検出装置における点滴パックの番号付けした異物候補を示す図 本発明の対象となる点滴パック内の異物の動きの例を示す図 本発明の他の実施形態による流動物内の異物検出方法における異物検出の流れを示すフロー図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態による流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラムを詳細に説明する。図1〜図10は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表し、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
<構成>
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る流動物内の異物検出装置のシステム構成図であり、被検査物として透明なビニール袋に薬品等が収納された点滴パックを例に取り説明する。
本発明の流動物内の異物検出装置は、被検査物である透明なビニール袋に流動物を収納している点滴パック1を、取り付け及び取り外し自在に装着するリング状の回転枠体2と、この回転枠体2を4本の連結体3を介して回転駆動する回転円盤4と、この回転円盤4の中心孔4aから、対向する回転枠体2に装着された点滴パック1を撮像し、その画像データ出力するカメラ5と、照明光が点滴パック1を透過するようにその印字面1a側からカメラ5に向けて白色面発光を行う照明部材6と、前記回転円盤4を回転駆動するモータ7と、このモータ7を作動させるモータドライバ8と、該モータドライバ8を制御するモータコントローラ9と、前記カメラ5の画像データを入力する画像入力部材10と、前記モータコントローラ9を制御しつつ画像入力部材10からの画像データを分析して異物の判定を行う、中央処理演算装置(CPU)、メモリ、入力手段、出力画面等を備え、かつ異物検出を実行する処理手順を記述したプログラムを備えた汎用のコンピュータ11とから構成されている。
なお、前記回転円盤4は、カメラ5と固定された点滴パック1を結ぶ軸を中心にして回転枠体2及び点滴パック1を回転する。このような点滴パックのキャップ1cを上下に円回転させる方向に点滴パックを回転することにより、キャップ内に入り込んだ異物もキャップ外に移動させて検出することが可能となるものである。
また、前記モータ7としては、点滴パック1の回転を正確に制御するために、パルス波形に同期して動作するステッピングモーターを用いてもよい。なお、前記回転円盤4による点滴パック1のキャップ1cを円回転させて異物を移動させる手段以外に、固定した点滴パックを上下、左右又はランダムに揺動する揺動手段を用いてもよく、いずれにしても揺動を止めた点滴パックに対して、その内部の流動物が揺動させた慣性でしばらくの間移動するようにすればよいものである。
図3は、図1及び図2における回転円盤4を回転駆動する駆動部分を示し、モータ7が回転させるプーリー12と、回転円盤4に配設されたベアリング13と、前記プーリー12とベアリング13を連結するベルト14と、このベルト14に適正なテンションを与える2個の回転自在なアイドラー15とから構成される。
図4は、回転枠体2が装着した点滴パック1を、カメラ5側から見た状態を示し、点滴パック1における図4の上方に予め穿設されている2個の孔1bを掛止する固定バンド16及び点滴パック1のキャップ1c部分を掛止する固定バンド17が、点滴パック1を図4の上方に牽引付勢すると共に、点滴パック1における図4の下方に予め穿設されている孔1dを掛止するバネ部材18が、点滴パック1を図4の下方に牽引付勢している。このように、本実施形態による異物検出装置は、点滴パック1が上下方向に牽引され伸長して固定された状態をカメラ5が撮像する。19は、点滴パック1内に混入している異物を表している。1eは、点滴パック1内の液体と空気との境界を表す液面である。なお、点滴パック1の容器表面への印刷表示は、図4及び図6に示す点滴パック1の裏面の印字面1aに形成されている。
<動作>
本発明の実施形態に係る流動物内の異物検出方法、異物検出装置及び異物検出プログラムの動作について、図5を参照して説明する。
図5は、流動物内の異物検出方法における異物検出の動作フローであり、このフローは、異物検出のためのプログラムを備えたコンピュータ11により、白色の面発光照明を透過光として点滴パック1の印字面1a側から照射するステップ1と、点滴パック1を装着した回転枠体2を、回転円盤4を介してモータ7により回転させるステップ2と、モータ7を停止して、点滴パック1の回転を停止することにより、点滴パック1内の異物が液中を移動するようにしつつ、点滴パック内の気泡を浮上させるステップ3と、異物の移動する影を捉えるべく、カメラ5により点滴パック1を30msec間隔で連続して複数フレーム(本実施形態では2フレーム)撮像する(図6(a)及び図6(b))ステップ4と、前記2フレームの画像間の各ピクセル輝度の差分値を算出し、差分値画像(図7)を生成するステップ5と、上記差分値画像を白と黒の二値化する(図8)ことにより、30msec間隔で撮像した2画像の差異を明確化するステップ6と、前記二値化画像の白色点に対して収縮フィルタ処理を行い、画像内の白い領域を収縮させて、黒い領域を膨張させることにより、点滴パック1表面の印字の揺らぎによるノイズを消去する(図9)ステップ7と、前記収縮フィルタ処理を行った画像中の白色部分において、白色の集合体を異物候補として識別すべく番号付けする(図10)ステップ8と、前記図10中の画像座標の高さ方向の上部に液面を検出し設定し、この液面より上方に位置する番号の異物候補を、液面の揺らぎによるノイズとして除くステップ9と、液面によるノイズを除いて残った異物候補(図10中のNo.17)を異物として検出するステップ10とから構成される。
以下に、上記動作フローについての各ステップについて詳述する。
点滴パック1は、ビニール等の軟質の材質からなる、不定形な袋体であるが、異物検出装置の回転枠体2に、固定バンド16により上下方向の移動が規制され、かつバネ部材18により下方向に牽引付勢されるとともに、キャップ1cを固定バンドにて固定されて左右方向の移動も規制された状態で装着されることにより、表面に皺のない平らな形状に固定される。なお、点滴パック1の表面に皺があると、異物検出装置はこの皺を異物と誤検出するおそれがあることから、点滴パック1をできるだけ皺のない均一な平らな状態にして異物検出することが望ましい。
そして、上記ステップ1においては、カメラ5のレンズから撮像する点滴パック1までの距離を、カメラのレンズの焦点距離に応じて350mm以上として、点滴パック1の印字面1a側からカメラ5に向けて照明部材6から白色の面発光を照射する。カメラ5は、点滴パック1を透過する照明部材6からの透過光と異物の影を撮像するものである。
次に、ステップ2において、異物検出のためのプログラムを備えたコンピュータ11によりモータ7を駆動して、点滴パック1を一定方向に回転させる。図1に示す異物検出装置にあっては、カメラ5から見て、点滴パック1を反時計方向に回転させる。
ステップ3において、コンピュータ11は、点滴パック1のキャップ1cが、図4に示すごとく、真上となる位置になったところで、モータ7を停止する。そして、点滴パック1中で気泡が液中に位置していると、異物検出装置は気泡を異物として誤検出してしまうことから、気泡が液面に浮き上がるまで待つ。この状態において、点滴パック1は停止していても、内部の流動物は回転させられていた慣性により容器内をしばらくの間、移動し続けている。
ステップ4において、コンピュータ11は、カメラ5で点滴パック1を、10msec〜50msecの間の何れかの時間間隔、更に好ましくは30msecの時間間隔で複数フレーム(本実施形態では2フレーム)撮像し、その画像データを画像入力部材10を介してコンピュータ11内に記憶して取り込む。点滴パック1の液中に異物19が混入している場合に、前記2フレームの画像データにおける30msecの時間差において、流動物の動きにより異物19も多少移動し、異物19(若しくは異物の影)は前記2フレームの画像間でずれた位置に撮像される。上記カメラ5による撮像時間間隔は、短くするとノイズとなる液面の変化によるノイズや、容器表面の揺らぎによる印字のずれによるノイズが小さくなる一方、異物の移動変化量も小さくなって検出しづらくなり、また撮像時間間隔を長くすると、異物の移動変化量が大きくなって検出しやすくなる一方、上記液面の変化によるノイズや、容器表面の揺らぎによる印字のずれによるノイズも大きくなって除去しづらくなるものであり、本実施形態にあっては、30msecの時間間隔が好適である。
ステップ5において、コンピュータ11が異物検出のためのプログラムを用いて、前記2フレームの画像データについて各ピクセル輝度の差分値を算出して、差分画像として図7の画像を生成する。
ステップ6において、コンピュータ11が異物検出のためのプログラムを用いて、図7の差分画像を白と黒の二値化する処理をして、2フレームの画像データの差異を明確化する。これにより、30msec間の異物19の移動、液面1eの変化(30msec間の液面の揺らぎ)、点滴パック1表面の印字の変化(30msec間の印字の揺らぎ)が図8に示すごとく白色点として数多く現れる。
ステップ7において、コンピュータ11が異物検出のためのプログラムを用いて、図8中の白色点に対して収縮フィルタ処理を行い、これにより、図9に示すごとく、点滴パック1表面の印字の変化による小さな白色点が消去される。
この収縮フィルタ処理とは、画像内の白い領域を収縮させ、白いノイズ成分を除去するものである。この画素フィルタのサイズ、すなわち除去しようとするノイズのサイズは、検出しようとする異物のサイズや、異物検出装置全体の性能等を勘案して予め適宜に設定するものである。
ステップ8において、コンピュータ11が異物検出のためのプログラムを用いて、図9の白色点の集合体を識別するための番号付けをして、図10に示すごとく、異物候補No.1〜17を検知する。
ステップ9において、コンピュータ11が異物検出のためのプログラムを用いて、図10中の画像座標の高さ方向の上部に液面を検出する。この液面の検出方法は、点滴パックの内容量は固定されていて、その液面高さが固定されていることから、点滴パックを撮像した画像中の垂直方向の座標から、点滴パックの種類ごとに予め液面高さを設定しておくものである。そして、この液面より上方に位置する異物候補No.1〜16を、液面の揺らぎによるノイズとして削除する。
ステップ10において、コンピュータ11が異物検出のためのプログラムを用いて、上記ステップ9の処理で残った異物候補No.17を異物として検出する。
以上述べた如く前述の実施形態においてはカメラ5による点滴パック1の撮像を30msecの時間間隔で2フレーム撮像する例を説明したが、例えば、異物が微細な長さに切断された髪の毛(太さ約0.07mm〜0.1mm)の如く細長い形状の場合、この異物が流動物内においてカメラ5の撮像面に対して向きを変えながら回転を伴う移動した場合、異物検出が困難なことが想定される。
これを具体的に説明すると、図11(a)に示す如く、細長い形状の異物がカメラ5による撮像平面に対して流動物内において矢印A方向に回転しながら移動した場合、符号19dで示す位置の異物の細長形状の断面が撮像面と平行になるため、撮像した異物のサイズが極めて小さくなって検出が困難であると共に、図11(b)に示す如く、異物19が撮像面に対して矢印B方向に回転しながら垂直(点滴パックの奥行き方向)に移動した場合、1つの異物が重なって撮像されるために異物検出が困難になることが想定される。
そこで、本発明の他の実施形態においては、前述の実施形態においては2フレームの撮像を行うのに対して、更に多数の撮像を行い、この多数の撮像画面によって異物を検出することが考えられる。この異物検出の処理手順は、前述の実施形態と同一のハードウェア構成において前記コンピュータ11が、図12に示す如く、白色の面発光照明を透過光として点滴パック1の印字面1a側から照射するステップ1と、点滴パック1を装着した回転枠体2をモータ7により回転させるステップ2と、モータ7の停止により点滴パック1の回転を停止することにより、点滴パック1内の異物が液中を移動するようにしつつ、点滴パック内の気泡を浮上させるステップ3と、異物の移動する影を捉えるべく、カメラ5により点滴パック1を30msec間隔で連続して多数フレール(本実施形態では4から30フレーム、例えば10フレーム)撮像するステップ4と、連続する前後2フレームの画像間の各ピクセル輝度の差分値を算出し、差分値画像を生成するステップ5と、上記差分値画像を白と黒の二値化することにより、30msec間隔で撮像した2画像の差異を明確化するステップ6と、前記二値化画像の白色点に対して収縮フィルタ処理を行い、画像内の白い領域を収縮させて、黒い領域を膨張させることにより、点滴パック1表面の印字の揺らぎによるノイズを消去するステップ7と、前記収縮フィルタ処理を行った画像中の白色部分において、白色の集合体を異物候補として識別すべく番号付けするステップ8と、前記図10中の画像座標の高さ方向の上部に液面を検出し設定し、この液面より上方に位置する番号の異物候補を液面の揺らぎによるノイズとして除くステップ9と、液面によるノイズを除いて残った異物候補を異物として検出するステップ10と、このステップS10において異物検出と判定したか否かを判定するステップS11と、このステップS11において異物を検出したと判定したとき検査対象が不良品であると判定して処理を終了するステップS14と、前記ステップS11において異物を検出しないと判定したとき、前述の多数撮像した画像の次の画像が有るか否かを判定し、有ると判定したときに前記ステップS5に戻って次の2画像間の異物検出処理に移行するステップS12と、このステップS12において次の画像がないと判定したとき、点滴パックが良品と判定して処理を終了するステップS13とを実行する。
これら処理によって本実施形態による異物検出装置及び方法は、異物が細長い形状で移動するものあっても、多数フレームを撮像することにより、太さが0.07〜0.1mmの細長い形状の髪の毛等の異物を検出することができる。なお、本実施形態においては、多数撮像した連続する2フレール間の画像を比較する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば10フレーム撮像した場合、1フレームと3フレーム、2フレームと4フレーム、3フレームと5フレーム等の間隔を空けたフレーム間の画像を比較するように構成しても良く、また、2画像間での比較に限られるものではなく、3以上の画像間を相互に比較するように構成しても良い。更に、本発明は、多数の連続画像中の異物が移動する軌跡を検出し、気泡が液体中の上方(液面方向)に移動する特性があることに着目し、主に横方向又は下方向に移動する軌跡を描くものを異物として検出するように構成しても良く、これらはコンピュータ11のソフトウェアの設計により容易に行うことができる。
なお、上述した各実施形態にあっては、点滴パック中の異物の検出について説明したが、これに限ることなく、点滴パック以外の飲料の詰め替え用パック等の、流動物を収納する透明なビニール容器であっても適用することができる。
本発明の流動物内の異物検出装置は、図1に示すように、コンピュータのCPU、メモリ、補助記憶装置、ディスプレイ、入力デバイス等を含むハードウェア資源上に構築されたOS、アプリケーション、データベース、ネットワークシステム等によって実現されるものであり、異物検出処理が上記のハードウェア資源を用いて具体的に実現されるものであるから、自然法則を利用した技術的思想に該当するものであり、各種医療機関等において利用することができるものである。
1 点滴パック、1a 印字面、1c キャップ、1e 液面、2 回転枠体、3 連結体、4 回転円盤、5 カメラ、6 照明部材、7 モータ、8 モータドライバ、9 モータコントローラ、10 画像入力部材、11 コンピュータ、19 異物

Claims (17)

  1. 流動物を軟質の透明容器に収納した流動物容器内に混入する異物を検出する流動物内の異物検出方法であって、カメラに接続されたコンピュータに、固定された流動物容器を揺動して前記流動物を揺動させる容器揺動ステップと、揺動を停止した後に前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した複数の画像を記憶する画像記憶ステップと、前記記憶した複数の画像から選択した任意数の複数画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成する二値化画像生成ステップと、前記二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去するフィルタ処理ステップと、前記収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去する液面検出ステップと、前記液面の揺らぎによるノイズを除去した残りの特徴点を異物として検出する異物検出ステップと、を実行させることを特徴とする流動物内の異物検出方法。
  2. 前記画像記憶ステップが、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した2画像を記憶し、前記差分画像生成ステップが、前記2画像の差分値を算出して差分画像を生成することを特徴とする請求項1記載の流動物内の異物検出方法。
  3. 前記画像記憶ステップが、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した4以上、30未満の複数の画像を記憶し、前記差分画像生成ステップが、前記複数の画像から時間的に連続した2画像を抽出する抽出ステップと、前記抽出した2画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記抽出ステップ及び差分画像生成ステップを前記画像記憶ステップにより撮像した複数の画像に対して繰り返す繰り返しステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の流動物内の異物検出方法。
  4. 前記容器揺動ステップにおいて、流動物容器を、該流動物容器と撮像するカメラとを結ぶ軸を中心にして回転することを特徴とする請求項1から3何れかに記載の流動物内の異物検出方法。
  5. 流動物を軟質の透明容器に収納した流動物容器内に混入する異物を検出する異物検出装置において、前記流動物容器を撮像した画像データを出力するカメラと、前記流動物容器を固定した状態で揺動して前記流動物を揺動する容器揺動手段と、該容器揺動手段により揺動させて停止させた後の前記流動物容器を前記カメラにより時間間隔をおいて複数の画像を撮像し、前記複数の画像から選択した任意数の複数の画像間の差異を演算処理して流動物中を移動する異物を検出する画像処理手段を有するコンピュータと、を備えたことを特徴とする流動物内の異物検出装置。
  6. 前記コンピュータが、前記カメラにより流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した2画像を記憶し、前記2画像の差分値を算出して差分画像を生成することを特徴とする請求項5記載の流動物内の異物検出装置。
  7. 前記コンピュータが、前記カメラにより前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した4以上、30未満の複数の画像を記憶し、前記複数画像から時間的に連続した2画像を抽出し、前記抽出した2画像の差分値を算出して差分画像を生成し、前記抽出と生成を前記撮像した複数の画像に対して繰り返すことを特徴とする請求項5記載の流動物内の異物検出装置。
  8. 容器揺動手段は、流動物容器を前記カメラに向けて着脱自在に固定する容器固定部材を、前記カメラと固定された前記流動物容器を結ぶ軸を中心にして回転させることを特徴とする請求項5から7何れかに記載の流動物内の異物検出装置。
  9. 画像処理手段は、カメラが10msec〜50msecの時間間隔で流動物容器を撮像した複数の画像の差分値を算出して差分画像を生成することを特徴とする請求項5から8何れかに記載の流動物内の異物検出装置。
  10. 画像処理手段は、2つの画像の差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成することを特徴とする請求項5から9何れかに記載の流動物内の異物検出装置。
  11. 画像処理手段は、二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去することを特徴とする請求項10記載の流動物内の異物検出装置。
  12. 画像処理手段は、収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去することを特徴とする請求項11記載の流動物内の異物検出装置。
  13. 画像処理手段は、液面の揺らぎによるノイズを除去した残りの特徴点を異物として検出することを特徴とする請求項12記載の流動物内の異物検出装置。
  14. 流動物を軟質の透明容器に収納した流動物容器内に混入する異物を検出する流動物内の異物検出プログラムであって、カメラに接続されたコンピュータに、固定された流動物容器を揺動して前記流動物を揺動させる容器揺動ステップと、揺動を停止した後に前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した複数の画像を記憶する画像記憶ステップと、前記記憶した複数の画像から選択した任意数の複数画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記差分画像を二値化処理して差分の特徴点を明確化する二値化画像を生成する二値化画像生成ステップと、前記二値化画像に対して収縮フィルタ処理して所定サイズ未満の特徴点を除去するフィルタ処理ステップと、前記収縮フィルタ処理した画像中に前記流動物の液面を検出し、該液面よりも上方に位置する特徴点を液面の揺らぎによるノイズとして除去する液面検出ステップと、前記液面の揺らぎによるノイズを除去した残りの特徴点を異物として検出する異物検出ステップと、を実行させるための流動物内の異物検出プログラム。
  15. 前記コンピュータに、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した2画像を記憶する画像記憶ステップと、前記2画像の差分値を算出して差分画像を生成する前記差分画像生成ステップとを実行させるための請求項14記載の流動物内の異物検出プログラム。
  16. 前記コンピュータに、前記カメラが前記流動物容器を透過する透過光を所定の時間間隔をおいて撮像した4以上、30未満の複数の画像を記憶する画像記憶ステップと、前記複数の画像から時間的に連続した2画像を抽出する抽出ステップと、前記抽出した2画像の差分値を算出して差分画像を生成する差分画像生成ステップと、前記抽出ステップ及び差分画像生成ステップを前記画像記憶ステップにより撮像した複数の画像に対して繰り返す繰り返しステップとを実行させるための請求項14記載の流動物内の異物検出プログラム。
  17. 前記コンピュータに、流動物容器を、該流動物容器と撮像するカメラとを結ぶ軸を中心にして回転する前記容器揺動ステップを実行させるための請求項14から16何れかに記載の流動物内の異物検出プログラム。
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