JP2011083491A - 仏具 - Google Patents
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Abstract
【課題】1人で持ち運びできる程度に小型であり、故人の遺骨の全てを納めることが可能であり、且つ遺品や故人に関する情報も一体的に収めることができる仏具を提供する。
【解決手段】故人の骨を納める納骨容器が出し入れ可能に嵌め込み収納される納骨室を有する納骨部2と、納骨部2の上面部22に設けられて外側面69に故人に関する情報を表示する表示部32と物品を出し入れ可能に収容する収納室とを有する柱形状の柱状部3とを備える仏具1。
【選択図】図1
【解決手段】故人の骨を納める納骨容器が出し入れ可能に嵌め込み収納される納骨室を有する納骨部2と、納骨部2の上面部22に設けられて外側面69に故人に関する情報を表示する表示部32と物品を出し入れ可能に収容する収納室とを有する柱形状の柱状部3とを備える仏具1。
【選択図】図1
Description
本発明は、位牌と納骨具とを兼ね備えることが可能な仏具に関する。
核家族化の進展と構成員数の減少に加えて、家族や親族が遠く離れて暮らすことの多い現代社会において、故人の葬られた墓をその遺族や親族が管理・継承することが難しくなってきている。また、都市部では、墓地の用地を利用する際も高額であるという経済的な問題に加え、また十分な用地面積の確保が困難であるゆえに、墓石を屋外に設置することが難しくなってきているという背景がある。
特許文献1、2には、遺骨の一部や遺品を収納する台座の上に戒名を表示する位牌を設けた小型の位牌墓碑が開示されている。これらの位牌墓碑は、持ち運びが可能であり、屋内に多数配置できるため、上記の墓に関する社会的問題を解決する手段として期待されている。
しかしながら、特許文献1、2に記載の位牌墓碑でも、故人の遺骨や遺品の全てを収納することはできない。
上記の問題に鑑みて、本発明の課題は、1人で持ち運びできる程度に小型であり、故人の遺骨の全てを納めることが可能であって、且つ遺品や故人に関する情報も一体的に収めることができる仏具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明者は、鋭意検討し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明によれば、以下に示す仏具が提供される。
[1] 故人の骨を納める納骨容器が出し入れ可能に嵌め込み収納される納骨室を有する納骨部と、前記納骨部の上面部に設けられ、外側面に前記故人に関する情報を表示する表示部と、物品を出し入れ可能に収容する収納室とを有する柱形状の柱状部と、を備える仏具。
[2] 前記納骨部は、前記上面部の外表面に係合部を有し、前記柱状部は、下端部に前記係合部に係合させる被係合部を有する前記[1]に記載の仏具。
[3] 前記納骨部は、開口を有する前記納骨室を形成する納骨部本体と、前記納骨部本体の該開口を塞ぐ納骨部蓋体とによって構成され、前記納骨部本体が、前記納骨室の該開口を形成する納骨部開口部の端縁に沿って形成される納骨部開口ガイド部を有し、前記納骨部蓋体が、前記納骨部開口ガイド部に嵌合されて前記端縁に沿ったスライドを案内される納骨部蓋体被ガイド部を有する前記[1]又は[2]に記載の仏具。
[4] 前記[3]に記載の仏具であって、前記納骨容器を出し入れ可能に前記納骨室を開口させる前記納骨部蓋体のスライドを妨げるように配置されて該仏具を固定支持する支持体に該仏具を固定する固定部を有し、前記納骨部蓋体がスライドを案内されて前記納骨室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記納骨部蓋体と前記納骨部本体とを接触させて案内されている該納骨部蓋体の該スライドを停止させる機構を備える仏具。
[5] 前記柱状部は、開口を有する前記収納室を形成する柱状部本体と、前記柱状部本体の該開口を塞ぐ柱状部蓋体とによって構成され、前記柱状部本体が、前記収納室の該開口を形成する柱状部開口部の端縁に沿って形成される柱状部開口ガイド部を有し、前記柱状部蓋体が、前記柱状部開口ガイド部に嵌合されて前記端縁に沿ったスライドを案内される柱状部蓋体被ガイド部を有する前記[1]又は[2]に記載の仏具。
[6] 前記納骨部は、開口を有する前記納骨室を形成する納骨部本体と、前記納骨部本体の該開口を塞ぐ納骨部蓋体とによって構成され、前記納骨部本体が、前記納骨室の該開口を形成する納骨部開口部の端縁に沿って形成される納骨部開口ガイド部を有し、前記納骨部蓋体が、前記納骨部開口ガイド部に嵌合されて前記端縁に沿ったスライドを案内される納骨部蓋体被ガイド部を有する前記[5]に記載の仏具。
[7] 前記[5]又は[6]に記載の仏具であって、前記物品の出し入れ可能に前記収納部を開口させる前記柱状部蓋体のスライドを妨げるように配置されて該仏具を固定支持する支持体に該仏具を固定する固定部を有し、前記柱状部蓋体がスライドを案内されて前記収納室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記柱状部蓋体と前記柱状部本体とを接触させて案内されている該柱状部蓋体の該スライドを停止させる機構を備える仏具。
[8] 前記[6]に記載の仏具であって、前記納骨容器の出し入れ可能に前記納骨容器を開口させる前記納骨部蓋体のスライド及び前記物品の出し入れ可能に前記収納室を開口させる前記柱状部蓋体のスライドを妨げるように配置されて該仏具を固定支持する支持体に該仏具を固定する固定部を有し、前記納骨部蓋体がスライドを案内されて前記納骨室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記納骨部蓋体と前記納骨部本体とを接触させて案内されている該納骨部蓋体の該スライドを停止させる機構と、前記柱状部蓋体がスライドを案内されて前記収納室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記柱状部蓋体と前記柱状部本体とを接触させて案内されている該柱状部蓋体の該スライドを停止させる機構と、を備える仏具。
本発明の仏具は、1人で持ち運びできる程度に小型であり、故人の遺骨の全てを納めることが可能であって、且つ遺品や故人に関する情報も一体的に収めることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
1.本発明の仏具の概要:
図1は、本発明の技術的範囲に属する仏具1(以下、「本発明の仏具」)の正面図であり、図2は、図1に示す実施形態の仏具1の側面図である。本発明の仏具1は、持ち運びできる大きさであり、故人の骨を収容する納骨部2と、戒名などの個人に関する情報を表示すると共に遺品などを収容する柱状部3とを備える。そのため、本発明の仏具は、遺骨、遺品、及び戒名などの情報を一体的に保管できる。
図1は、本発明の技術的範囲に属する仏具1(以下、「本発明の仏具」)の正面図であり、図2は、図1に示す実施形態の仏具1の側面図である。本発明の仏具1は、持ち運びできる大きさであり、故人の骨を収容する納骨部2と、戒名などの個人に関する情報を表示すると共に遺品などを収容する柱状部3とを備える。そのため、本発明の仏具は、遺骨、遺品、及び戒名などの情報を一体的に保管できる。
図3は、図1に示す仏具1の分解斜視図である。本発明の仏具1では、納骨部2の上面部22の外表面に係合部11を設け、柱状部3の下端部36に係合部11に係合させる被係合部12を設けてもよい。図3に示す実施形態の仏具1では、係合部11が上面部22の外表面に凹形状に形成され、この凹形状に嵌合される柱状部3の下端部36を被係合部12とする。
2.納骨部:
図4は、図1に示す納骨部2の分解斜視図を表す。本発明の仏具1において、納骨部2は、故人の骨を納める納骨容器41が出し入れ可能に嵌め込み収納される納骨室30を有する。
図4は、図1に示す納骨部2の分解斜視図を表す。本発明の仏具1において、納骨部2は、故人の骨を納める納骨容器41が出し入れ可能に嵌め込み収納される納骨室30を有する。
また、納骨部2は、納骨室30の開口部分と反対側の部分に、外部から納骨室30内に指などを挿入できる穴部46が設けられていると好ましい。この穴部46によって、納骨室30内に嵌め込み収納された納骨容器41の取り出しが容易になる。
図8は、2つの納骨容器41a、41bが納骨室30に収納される納骨部2の実施形態についての分解斜視図である。この図に示す実施形態の納骨部2では、生前の段階もしくはご夫婦のいずれか一人が故人となった後に、1個の仏具1を夫婦で利用する希望に応えることができ、2つの納骨容器41a、41bに分けることにより、夫婦各々の遺骨を別々に管理することも可能である。
また、図8に示す実施形態の納骨部2では、2つの納骨容器41a、41bそれぞれの納骨室30からの出し入れを容易にするため、2つの穴部46a、46bが設けられている。
1個の納骨容器41は、成人一体全ての遺骨が粉砕された状態で収容可能な容量(約1500〜2000cc)を備えると好ましい。地方の風習によって墓に納められる遺骨の量が異なる事態にも対応できるためである。なお、図4に示すように、納骨容器41は、遺骨を収容する空間が設けられた収容部42と、これを閉蓋する蓋部43とから構成されてもよい。
納骨部2は、開口を有する納骨室30を形成する納骨部本体21と、納骨部蓋体29とによって構成される実施形態にしてもよい。図4に示す実施形態の納骨部2では、納骨部本体21が、納骨部2の下面部51と側面部52を構成して上方Z1に開口する納骨室30を形成し、納骨部蓋体29が、開口する納骨室30に蓋をするための、納骨部2の上面部22を構成する。また、納骨部2は、設置時において、上下方向の長さよりも水平方向の長さの方が長いと転倒などなく安定的に静置できる。
納骨部2が納骨部本体21と納骨部蓋体29とから構成される実施形態の場合、納骨部本体21において納骨室30の開口を形成する納骨部開口部25の端縁24に沿って納骨部開口ガイド部26が設けられ、納骨部蓋体29において納骨部開口ガイド部26に嵌合されて端縁24に沿ったスライドを案内される納骨部蓋体被ガイド部28が設けられていると好ましい。
この実施形態の納骨部2では、納骨部蓋体29の動きが納骨部開口部25の端縁24に沿ったスライド運動に制限され、納骨部2が転倒したときにも納骨部蓋体29が外れて遺骨を散乱させる事故を防止できる。
図5は、図1中のA−A’断面における納骨部2の上面部22近傍の断面図であり、図6は、図2中のB−B’断面における上面部22近傍の断面図である。図5に示す断面と図6に示す断面は垂直に交差する関係にある。これら図に示す実施形態の納骨部2では、納骨部開口部25において、正面からみて左右両側の納骨室30内壁面側の端縁24に沿って凹条が設けられ、これら凹条を納骨部開口ガイド部26としている。また、納骨部開口部25の端縁24は、背面側X2が切り欠かれ、この切り欠き部分から凹条が背面側X2に向かって開口し、納骨部蓋体被ガイド部28を受け入れられるようになっている。この凹条に嵌合するように、凸条が納骨部蓋体29の左右両側の側縁56に設けられ、納骨部蓋体被ガイド部28となっている。図5、6に示す凹条と凸条とが嵌合された状態では、納骨部蓋体29が正面−背面方向(図5中のX1−X2方向)のスライド運動のみ可能であり、上下方向(図5、6中のZ1−Z2方向)に納骨部蓋体29がめくれることはない。
3.柱状部:
図1を参照し述べると、柱状部3は、納骨部2の上面部22上に設けられる。図7は、図1に示す柱状部3の上端部35近傍の分解斜視図を表す。柱状部3は、外側面69に戒名などの故人に関する情報を表示する表示部32と、遺品や書類などの物品を出し入れ可能に収容する収納室40とを有する。
図1を参照し述べると、柱状部3は、納骨部2の上面部22上に設けられる。図7は、図1に示す柱状部3の上端部35近傍の分解斜視図を表す。柱状部3は、外側面69に戒名などの故人に関する情報を表示する表示部32と、遺品や書類などの物品を出し入れ可能に収容する収納室40とを有する。
柱状部3は、開口を有する収納室40を形成する柱状部本体31と、柱状部蓋体37とによって構成される実施形態にしてもよい。図7に示す実施形態の柱上部3では、柱状部本体31が柱状部2の下端部36と側部68を構成して上方Z1に開口する収納室40を形成し、柱状部蓋体37が、開口する収納室40に蓋をするための、柱状部3の上端部35を構成する。
また、図7に示す実施形態の柱状部3では、表示部32が、柱状部本体31から分離できる札になっている。そして、柱状部本体31の正面側X1の外側面69には、この外表面69に沿う方向にて対向する2本の案内溝34が設けられ、この案内溝34に表示部32の札の両側縁33を嵌め合わせて表示部32を外表面69に沿ってスライドさせることにより、表示部32の札を柱状部本体31に装着する。
柱状部3が柱状部本体31と柱状部蓋体37とから構成される実施形態の場合、柱状部本体31において収納室40の開口を形成する柱状部開口部62の端縁64に沿って柱状部開口ガイド部39が設けられ、柱状部蓋体37において柱状部開口ガイド部39に嵌合されて端縁64に沿ったスライドを案内される柱状部蓋体被ガイド部38が設けられていると好ましい。この実施形態により、柱状部3の転倒時に、柱状部蓋体37が柱状部本体31から外れて遺品や書類など物品が収納室40から散乱することを防止できる。
図7に示す実施形態の柱状部3では、図4〜6に示す実施形態の納骨部2と同様に、柱状部本体31の柱状部開口部62において、収納室40内壁面側の端縁64に沿って凹条の柱状部開口ガイド部39が設けられ、この凹条に嵌合される凸条の柱状部蓋体被ガイド部38が柱状部蓋体37の両側の側縁67に沿って設けられている。
4.固定部:
図2を参照し述べると、本発明の仏具1は、支持体71に固定保持するための固定部79、80を有する、以下の実施形態を備えると好ましい。
図2を参照し述べると、本発明の仏具1は、支持体71に固定保持するための固定部79、80を有する、以下の実施形態を備えると好ましい。
本発明の仏具1において固定部を有するときの第1の実施形態では、仏具1が、固定部79、80によって支持体71に固定支持され、この支持体71が、納骨容器41を出し入れ可能に納骨室30を開口させる納骨部蓋体29のスライドを妨げるように配置されている。さらに、この第1の実施形態の仏具1では、納骨部蓋体29がスライドを案内されて納骨室30の開口を塞ぐ状態となったとき、納骨部蓋体29と納骨部本体21とを接触させて案内されている納骨部蓋体29のスライドを停止させる機構を備える。
図4の分解斜視図と図5の断面図に表す実施形態の納骨部2では、凹条の納骨部開口ガイド部26の背面側X2の端部54は、凸条の納骨部蓋部被ガイド部28を導入できるように開放され、これとは反対の正面側X1の端部57は閉じられている。そのため、背面側X2から正面側X1に向かって納骨部蓋体29がスライドして納骨部蓋体29が納骨室30を塞いだとき、ちょうど納骨部蓋体29の凸条の先端部が凹条の正面側X1の端部57に接触して行き当たり、背面側X2から正面側X1への納骨部蓋体29のスライドが制止される。この納骨部蓋体29のスライドを停止させる機構によって、図4、5の実施形態では、納骨部蓋体29が納骨室30を塞いだ状態から納骨室30を開口させるための納骨部蓋体29のスライドの方向は、正面側X1から背面側X2への方向に限定される。
また、図4、5に表す実施形態の納骨部2では、図2に示すように仏具1の背面と支持体71とを近接させて仏具1を支持体71に固定した場合、納骨部蓋体29の背面側X2へのスライドの延長上には支持体71があるため納骨室30を開口させるための納骨部蓋体29のスライドを阻まれ、支持体71によって妨げられるのを回避するために納骨室30を塞いだ状態から納骨部蓋体29を正面側X1にスライドさせて納骨室30を開口させることも、上記のスライドを停止させる機構のためにできない。したがって、この実施形態の仏具1では、固定部79、80によって仏具1を支持体71に固定保持させたとき、納骨室30の十分な開口ができないため、納骨室30内にある納骨容器41や納骨容器41内の遺骨の盗難を防止できる。
なお、図2に示す実施形態の仏具1では、納骨部2の背面に設けられた固定部80及び柱状部3の背面に設けられた固定部79によって仏具1の背面側に配置された支持体71に固定され、仏具1が固定保持される。そのため、地震などによっても仏具1が転倒せず、多数の仏具1を室内に配置するときにも管理しやすい。
本発明の仏具1において固定部を有するときの第2の実施形態では、仏具1が、固定部79、80によって支持体71に固定支持され、この支持体71が、物品を出し入れ可能に収納室40を開口させる柱状部蓋体37のスライドを妨げるように配置されている。さらに、この第2の実施形態の仏具1では、柱状部蓋体37がスライドを案内されて収納室40の開口を塞ぐ状態となったときに、柱状部蓋体37と柱状部本体31とを接触させて案内されている柱状部蓋体37のスライドを停止させる機構を備える。
図7の分解斜視図に表す実施形態の柱状部3は、先に述べた図4、5に表す実施形態の納骨部2と同様な構造を備えることにより、上記の形態を具備する。
また、本発明の仏具1において固定部を有するときの第3の実施形態は、上記第1の実施形態の特徴と上記第2の実施形態の特徴とを兼ね備えるものである。
なお、図2に示す実施形態の仏具1では、固定部79と固定部80の両方を設けなければ、上記第3の実施形態の構成を備えることができない。なぜなら、図2に示す実施形態の仏具1では、固定部80のみによって支持体71に固定した場合には、柱状部3を納骨部2から外すことにより収納室40を開口させることができ、固定部79のみによって支持体71に固定した場合には、納骨部本体21を正面側X1に引き出すことにより納骨部蓋体29が納骨部本体21に対して相対的にスライドし、納骨室30を開口させることができるためである。
このように、本発明の仏具において、固定部を有する実施形態では、固定部によって仏具が支持体に固定される状態にあるとき、仏具の転倒を防止できると共に、納骨室や収納室の開口が妨げられるため、仏具に収められた遺骨や遺品の盗難を防止できる。
本発明は、位牌と納骨具とを兼ね備えることが可能な仏具として利用できる。
1:仏具、2:納骨部、3:柱状部、11:係合部、12:被係合部、21:納骨部本体、22:上面部、24:端縁、25:納骨部開口部、26:納骨部開口ガイド部、28:納骨部蓋体被ガイド部、29:納骨部蓋体、30:納骨室、31:柱状部本体、32:表示部、33:側縁、34:案内溝、35:上端部、36:下端部、37:柱状部蓋体、38:柱状部蓋体被ガイド部、39:柱状部開口ガイド部、40:収納室、41:納骨容器、41a:納骨容器、41b:納骨容器、42:収容部、43:蓋部、46:穴部、46a:穴部、46b:穴部、51:下面部、52:側面部、53:穴部、54:端部、55:納骨部本体係止部、56:側縁、57:端部、62:柱状部開口部、64:端縁、65:先端部、67:側縁、68:側部、69:外側面、70:被係合部、71:支持体、79:固定部、80:固定部。
Claims (8)
- 故人の骨を納める納骨容器が出し入れ可能に嵌め込み収納される納骨室を有する納骨部と、
前記納骨部の上面部に設けられ、外側面に前記故人に関する情報を表示する表示部と、物品を出し入れ可能に収容する収納室とを有する柱形状の柱状部と、を備える仏具。 - 前記納骨部は、前記上面部の外表面に係合部を有し、
前記柱状部は、下端部に前記係合部に係合させる被係合部を有する請求項1に記載の仏具。 - 前記納骨部は、開口を有する前記納骨室を形成する納骨部本体と、前記納骨部本体の該開口を塞ぐ納骨部蓋体とによって構成され、
前記納骨部本体が、前記納骨室の該開口を形成する納骨部開口部の端縁に沿って形成される納骨部開口ガイド部を有し、
前記納骨部蓋体が、前記納骨部開口ガイド部に嵌合されて前記端縁に沿ったスライドを案内される納骨部蓋体被ガイド部を有する請求項1又は2に記載の仏具。 - 請求項3に記載の仏具であって、
前記納骨容器を出し入れ可能に前記納骨室を開口させる前記納骨部蓋体のスライドを妨げるように配置されて該仏具を固定支持する支持体に該仏具を固定する固定部を有し、
前記納骨部蓋体がスライドを案内されて前記納骨室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記納骨部蓋体と前記納骨部本体とを接触させて案内されている該納骨部蓋体の該スライドを停止させる機構を備える仏具。 - 前記柱状部は、開口を有する前記収納室を形成する柱状部本体と、前記柱状部本体の該開口を塞ぐ柱状部蓋体とによって構成され、
前記柱状部本体が、前記収納室の該開口を形成する柱状部開口部の端縁に沿って形成される柱状部開口ガイド部を有し、
前記柱状部蓋体が、前記柱状部開口ガイド部に嵌合されて前記端縁に沿ったスライドを案内される柱状部蓋体被ガイド部を有する請求項1又は2に記載の仏具。 - 前記納骨部は、開口を有する前記納骨室を形成する納骨部本体と、前記納骨部本体の該開口を塞ぐ納骨部蓋体とによって構成され、
前記納骨部本体が、前記納骨室の該開口を形成する納骨部開口部の端縁に沿って形成される納骨部開口ガイド部を有し、
前記納骨部蓋体が、前記納骨部開口ガイド部に嵌合されて前記端縁に沿ったスライドを案内される納骨部蓋体被ガイド部を有する請求項5に記載の仏具。 - 請求項5又は6に記載の仏具であって、
前記物品の出し入れ可能に前記収納部を開口させる前記柱状部蓋体のスライドを妨げるように配置されて該仏具を固定支持する支持体に該仏具を固定する固定部を有し、
前記柱状部蓋体がスライドを案内されて前記収納室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記柱状部蓋体と前記柱状部本体とを接触させて案内されている該柱状部蓋体の該スライドを停止させる機構を備える仏具。 - 請求項6に記載の仏具であって、
前記納骨容器の出し入れ可能に前記納骨容器を開口させる前記納骨部蓋体のスライド及び前記物品の出し入れ可能に前記収納室を開口させる前記柱状部蓋体のスライドを妨げるように配置されて該仏具を固定支持する支持体に該仏具を固定する固定部を有し、
前記納骨部蓋体がスライドを案内されて前記納骨室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記納骨部蓋体と前記納骨部本体とを接触させて案内されている該納骨部蓋体の該スライドを停止させる機構と、
前記柱状部蓋体がスライドを案内されて前記収納室の該開口を塞ぐ状態となったときに、前記柱状部蓋体と前記柱状部本体とを接触させて案内されている該柱状部蓋体の該スライドを停止させる機構と、を備える仏具。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014014634A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-30 | Yoshinobu Yoshizumi | 位牌 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20130108 |