JP2011082884A - イヤホン - Google Patents

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Abstract

【課題】コードを傷つけることなく、コードの絡まりを防止するようにしたイヤホンを提供する。
【解決手段】プラグに接続されたプラグコードが分岐部において二股に分岐し、二股に分岐したコードがイヤホン本体に接続されるイヤホンにおいて、プラグコードにおけるプラグとの接続部分の近傍に配置され、分岐部において二股に分岐したコードを挟持することができるホルダーと、上記プラグコード上に配設されるバンドとを有するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、イヤホンに関し、さらに詳細には、コードの絡まりを防止するイヤホンに関する。
従来より、携帯用音楽再生機器などに使用されるイヤホンは、図1(a)に示すように、携帯用音楽再生機器などのイヤホンを使用する対象となる機器(以下、「イヤホンを使用する対象となる機器」を、単に、「対象機器」と称することとする。)に挿入されるプラグ102と、一方の端部104aがプラグ102に接続されたプラグコード104と、プラグコード104の他方の端部104bに設けられた分岐部106より分岐され、それぞれイヤホン本体108、110に接続されるコード112、114とを有して構成されている。
こうしたイヤホン100は、使用しない際には、対象機器から取り外されて、小さくまとめてカバンやポケットの中などに収納したり、対象機器に取り付けたまま、当該対象機器に巻き付けられてカバンやポケットなどに収納される。
しかしながら、こうしてカバンやポケットに収納されたイヤホン100は、対象機器の使用者の移動などに伴う振動により、コード112、114やプラグコード104が小さくまとめられた状態や対象機器に巻き付けられた状態から動いてしまい、その結果、コード112、114やプラグコード104が互いに絡まってしまうことがあり、こうした絡まりを解消する作業が面倒であった。

こうした問題点を解決する従来技術として、例えば、特許文献1に記載されている技術が知られている。
ここで、図1(b)を参照しながら、特許文献1について説明するが、以下の説明においては、図1(a)を参照しながら説明したイヤホン100と同一の構成または相当する構成については、上記において用いた符号と同一の符号を用いて示すことにより、その詳細な構成ならびに作用効果の説明は適宜に省略することとする。
この特許文献1に記載されているイヤホン200は、コード112、114を束ねるホルダー202を備えており、イヤホン200を使用する際には、ホルダー202を分岐部106の近傍に位置するようにし、イヤホン200を使用しない際には、ホルダー202を分岐部106の近傍からイヤホン本体108、110の近傍に移動させてコード112、114を束ねることにより、コード112とコード114とが絡まることを防止するようにするとともに、ホルダー202内のコードを挿入する孔に柔軟性のある部材を設けることにより、コード112、114がホルダー202と接触することによってコードを痛めることがないようにしたものである。

しかしながら、イヤホン200においては、ホルダー202内のコードを挿入する孔に柔軟性のある部材を設けることにより、ホルダー202によりコードを傷つけることを防ぐようにしているが、コード112、114上をホルダー202が移動するように構成されているため、使用者がホルダー202を移動させる際に、爪などによりコードを傷つけてしまう場合があり、こうした点が問題点として指摘されていた。
また、コード112とコード114とをホルダー202により束ねることによって、コード112とコード114との絡まりを防止することができるようになったが、依然として、携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外して小さくまとめて収納する場合や、携帯用音楽再生機器などの対象機器に取り付けたまま、当該対象機器に巻き付けて収納する場合には、対象機器の使用者の移動などに伴う振動により、コード112、114やプラグコード104が小さくまとめられた状態や対象機器に巻き付けられた状態から動いてしまって、コード112、コード114およびプラグコード104同士が絡まってしまう場合があり、問題点として指摘されていた。
実用新案登録第3108997号
本発明は、上記した従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コードを傷つけずに、コードの絡まりを防止するようにしたイヤホンを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、プラグに接続されたプラグコードが分岐部において二股に分岐し、二股に分岐したコードがイヤホン本体に接続されるイヤホンにおいて、プラグコードにおけるプラグとの接続部分の近傍に配置され、分岐部において二股に分岐したコードを挟持することができるホルダーと、上記プラグコード上に配設されるバンドとを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記ホルダーは、弾性部材により形成され、上記プラグコードにおける上記プラグとの接続部分の近傍に固定的に配設される接続部と、上記接続部に固定的に配設されるとともに、上記接続部と上記コードを挟持する固定部とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記ホルダーは、弾性部材により形成され、上記プラグコードにおける上記プラグとの接続部分の近傍に着脱可能に形成された接続部と、上記接続部に固定的に配設されるとともに、上記接続部と上記コードを挟持する固定部とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記ホルダーは、さらに、上記固定部に配設される装飾具とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記固定部は、弾性を有する金属により形成されるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記固定部は、超弾性効果を有する形状記憶合金材料により形成されるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記固定部は、スチールワイヤーにより形成されるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記ホルダーは、樹脂材料により形成され、上記プラグコードにおける上記プラグとの接続部分の近傍に固定的に配設される接続部と、上記接続部と一体的に形成され、上記接続部と上記コードを挟持する固定部とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記ホルダーは、樹脂材料により形成され、上記プラグコードにおける上記プラグとの接続部分の近傍に着脱可能に形成される接続部と、上記接続部と一体的に形成され、上記接続部と上記コードを挟持する固定部とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記コードを通電性の超弾性効果を有する形状記憶合金材料により形成するとともに、上記コードの一部をコイル状に形成し、分岐部または上記コードにおけるコイル状に形成された部分の分岐部に最も近い位置に錘を配設するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記コードを銅線と非通電性の形状記憶合金材料とにより形成するとともに、上記コードの一部をコイル状に形成し、分岐部または上記コードにおけるコイル状に形成された部分の分岐部に最も近い位置に錘を配設するようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、コードを傷つけずに、コードの絡まりを防止するという優れた効果を奏するものである。
図1(a)(b)は、従来の技術によるイヤホンの概略構成説明図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態によるイヤホンの概略構成説明図である。 図3(a)は、本発明の第1の実施の形態によるイヤホンの要部を拡大した概略構成斜視説明図であり、また、図3(b)は、図3(a)のホルダーの端面図であり、また、図3(c)は、ホルダーにおける接続部を示す概略構成斜視説明図であり、また、図3(d)は、ホルダーにおける固定部を示す概略構成斜視説明図である。 図4(a)(b)は、固定部の動きを示した概略説明図であり、また、図4(c)(d)は、ホルダーによりコードとプラグコードとを束ねた状態のイヤホンを示す概略斜視説明図である。 図5(a)は、イヤホンのコード部分を折り畳み、所望のサイズにした状態を示す概略斜視説明図であり、また、図5(b)は、所望のサイズにしたイヤホンをバンドによりまとめた状態を示す概略斜視説明図であり、また、図5(c)は、イヤホンのコード部分を対象機器に巻き付けた状態を示す概略斜視説明図であり、また、図5(d)は、対象機器に巻き付けた状態のイヤホンをバンドにより固定した状態を示す概略斜視説明図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態によるイヤホンの概略構成説明図である。 図7(a)は、本発明の第2の実施の形態によるイヤホンの要部を拡大した概略構成斜視説明図であり、また、図7(b)は、図7(a)のホルダーの端面図である。 図8は、ホルダーの接続部にコードを載置した状態を示す概略斜視説明図であり、また、図8(b)は、ホルダーによりコードとプラグコードとを束ねた状態を示す概略斜視説明図であり、また、図8(c)は、ホルダーによりコードとプラグコードとを束ねたの状態のイヤホンを示す概略斜視説明図である。 図9(a)は、装飾具の変形例を示す概略構成斜視説明図であり、また、図9(b)は、装飾具の変形例の使用状態を示し説明図である。 図10(a)は、本発明による第1の実施の形態の変形例を示す概略斜視説明図であり、また、図10(b)は、図10(a)における接続部の概略構成斜視説明図であり、また、図10(c)は、本発明による第2の実施の形態の変形例を示す概略斜視説明図である。 図11は、本発明による第2の実施の形態の変形例を示す概略斜視説明図である。 図12は、本発明による変形例を示す概略構成説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるイヤホンの実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
なお、以下の説明においては、図1を参照しながら説明した従来のイヤホンと同一または相当する構成については、上記において用いた符号と同一の符号を用いて示すことにより、その詳細な構成ならびに作用効果の説明は適宜に省略することとする。

まず、図2乃至図3を参照しながら、本発明によるイヤホンの第1の実施の形態について説明する。
図2には、本発明の第1の実施の形態によるイヤホンの概略構成説明図が示されており、また、図3(a)には、図2の要部を拡大した概略構成斜視説明図が示されており、また、図3(b)には、図3(a)のホルダーの端面図が示されており、また、図3(c)には、ホルダーにおける接続部の概略構成斜視説明図が示されており、また、図3(d)には、ホルダーにおける固定部の概略構成斜視説明図が示されている。

この図2に示す、本発明の第1の実施の形態によるイヤホン10は、プラグ102が接続されているプラグコード104の一方の端部104aの近傍にホルダー12が設けられるとともに、プラグコード104に一体的に設けられたバンド14が設けられており、こうした点において、イヤホン100、200とは異なっている。
より詳細には、ホルダー12は、ゴムなどの弾性部材より形成されるとともにプラグコード104に接続される接続部12−1と、超弾性効果を有する形状記憶合金材料、所謂、超弾性形状記憶合金材料により形成されている固定部12−2と、固定部12−2の一方の端部12−2a側に設けられた装飾具12−3とにより構成されている(図3(a)(b)を参照する。)。
この接続部12−1は、固定部12−2と対向する側面側において凹部12−1aが形成された略楕円筒形状であり、プラグコード104が通る孔部12−1bが形成されるとともに、固定部12−2を挿入する挿入孔12−1cが形成されている(図3(c)を参照する。)。
また、固定部12−2は、略U字形状であって、例えば、常温で元の形状に戻る超弾性形状記憶合金材料より形成され、一方の端部12−2aの表面12−2bに装飾具12−3が接着固定され、他方の端部12−2cを接続部12−1に設けられた挿入孔12−1cに挿入した後に接着剤などによって固定することにより、接続部12−1に固定部12−2が固定的に配設される(図3(d)を参照する。)。
さらに、バンド14はゴム製であり、イヤホン10の略中央部分に固定的に配設されている。

以上の構成において、まず、プラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外し、小さくまとめて収納する場合には、ホルダー12の固定部12−2を矢印A方向に押し上げ(図4(a)を参照する。)、固定部12−2と接続部12−1との間の空間を大きく形成した後(図4(b)に示す状態。)、プラグ102にイヤホン本体108、110を近づけ、イヤホン本体108が接続されているコード112の一方の端部112aおよびイヤホン本体110が接続されているコード114の一方の端部114aの近傍を、固定部12−2と接続部12−1との間に形成した空間内に載置する。
すると、固定部12−2は、常温で元の形状に戻る超弾性形状記憶合金材料により形成されているため、超弾性効果と形状記憶効果とにより、イヤホン10を使用している環境下において、元の状態(図4(a)に示す状態。)に戻る、つまり、一方の端部12−2aが矢印B方向に移動することによって(図4(b)を参照する。)、固定部12−2と接続部12−1とによりコード112、114を挟持する。
このため、図4(c)(d)に示すように、コード112、114とプラグコード104とが束ねられる。
こうした状態で、さらに、コード112、114とプラグコード104とからなるコード部分を数回折り畳み、所望のサイズにした後(図5(a)を参照する。)に、折り畳んだコード部分をバンド14によって留め(図5(b)を参照する。)、イヤホン10を小さくまとめる。

また、プラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外さずに、当該対象機器に巻き付けて収納する場合には、上記したプラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外し、小さくまとめて収納する場合と同様にして、コード112、114とプラグコード104とを束ねる。
次に、コード112、114とプラグコード104とからなるコード部分を対象機器に巻き付け(図4(c)を参照する。)、巻き付けたコード部分と対象機器とをバンド14によって留める(図4(d)を参照する。)。

このように、イヤホン10においては、コード112、114とプラグコード104とをホルダー12により束ねるようにしているため、コード112、コード114およびプラグコード104が互いに絡まることがなくなる。
さらに、バンド14によって、ホルダー12により束ねられたコード112、114およびプラグコード104からなるコード部分を数回折り畳み所望のサイズにしてコード部分を留めるようにしているため、収納時にコード部分が動いてコード112、コード114およびプラグコード104が互いに絡まることがなくなる。
従って、イヤホン10においては、プラグコード104上に固定的に配設されたホルダー12によりコード112、114およびプラグコード104を束ねるようにしているため、コード112、114およびプラグコード104を傷つけることなく束ねることができる。
また、イヤホン10においては、従来の技術によるイヤホン200と同様に、コード112とコード114との絡まりを防止することができるとともに、さらに、コード112、114とプラグコード104との絡まりも防止することができる。
さらに、イヤホン10においては、収納時には、収納の状況によって異なった状態でまとめたコード部分をバンド14により留めるので、収納時にコード部分が動いてコード112、コード114およびプラグコード104が互いに絡まることがなくなる。

次に、図6乃至図7を参照しながら、本発明によるイヤホンの第2の実施の形態について説明する。
なお、以下の説明においては、図1を参照しながら説明した従来のイヤホンおよび図2乃至図3を参照しながら説明した本発明によるイヤホンの第1の実施の形態と同一または相当する構成については、上記において用いた符号と同一の符号を用いることにより、その構成ならびに作用の詳細な説明は適宜に省略することとする。

図6には、本発明による第2の実施の形態によるイヤホンの概略構成説明図が示されており、また、図7(a)には、図6の要部を拡大した概略構成斜視説明図が示されており、また、図7(b)には、図7(a)のホルダーの端面図が示されている。

この図6に示す本発明の第2の実施の形態によるイヤホン20は、プラグ102が設けられているプラグコード104の一方の端部104aの近傍に、ホルダー12に変えて、ホルダー22が設けられている点において、本発明の第1の実施の形態によるイヤホン10とは異なっている。
より詳細には、ホルダー22は、プラスチックなどの樹脂材料より形成されるものであって、プラグコード104に接続される接続部22−1と、接続部22−1と一体的に形成された固定部22−2とにより構成されている(図6(a)(b)を参照する。)。
この接続部22−1は、固定部22−2と対向する側面側において凹部22−1aが形成された略楕円筒形状であり、プラグコード104が通る孔部22−1bが形成されるとともに、固定部22−2を固定するための凸部22−1cが形成されている。
また、固定部22−2は、略円弧形状であって、一方の端部22−2aにおいて接続部22−1と一体的に接続されており、他方の端部22−2bの近傍において接続部22−1に形成された凸部22−1cを挿入するための挿入孔22−2cが形成されている。

以上の構成において、プラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外し、小さくまとめて収納する場合には、プラグ102にイヤホン本体108、110を近づけ、イヤホン本体108が接続されているコード112の一方の端部112aおよびイヤホン本体110が接続されているコード114の一方の端部114aの近傍を、ホルダー22の接続部22−1の凹部22−1a上に載置する(図8(a)を参照する。)。
そして、固定部22−2を矢印C方向に押し下げ、固定部22−2に形成された挿入孔22−2cに接続部22−1に形成された凸部22−1cを嵌合させることにより、固定部22−2を接続部22−1に固定されることとなり、接続部22−1の凹部22−1a上に載置されたコード112、114が固定部22−2と接続部22−1とによって挟持される(図8(b)を参照する。)。
これにより、図8(c)に示すように、コード112、114とプラグコード104とが束ねられる。
こうした状態で、上記した第1の実施の形態によるイヤホン10と同様にして、コード112、114とコードプラグ104とからなるコード部分を数回折り畳んで所望のサイズにした後に、折り畳んだコード部分をバンド14によって留め、イヤホン10を小さくまとめる。

また、プラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外さずに、当該対象機器に巻き付けて収納する場合には、上記したプラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外し、小さくまとめて収納する場合と同様にして、コード112、114とプラグコード104とを束ね、コード112、114とプラグコード104とからなるコード部分を対象機器に巻き付けた後、巻き付けたコード部分と対象機器とをバンド14によって留めるようにする。

このように、イヤホン20においては、コード112、114とプラグコード104とをホルダー22により束ねるようにしたいるため、コード112、コード114およびプラグコード104が互いに絡まることがなくなる。
さらに、バンド14によって、ホルダー22により束ねられたコード112、114およびプラグコードからなるコード部分を数回折り畳み所望のサイズにしてコード部分を留めるようにしているため、収納時にコード部分が動いてコード112、コード114およびプラグコード104が互いに絡まることがなくなる。
従って、イヤホン20においては、プラグコード104上に固定的に配設されたホルダー22によりコード112、114およびプラグコード104を束ねるようにしているため、コード112、114およびプラグコード104を傷つけることなく束ねることができる。
また、イヤホン20においては、従来の技術によるイヤホン200と同様に、コード112とコード114との絡まりを防止することができるとともに、さらに、コード112、114とプラグコード104との絡まりも防止することができる。
さらに、イヤホン20においては、収納時には、収納の状況によって異なった状態でまとめたコード部分をバンド14により留めるので、収納時にコード部分が動いてコード112、コード114およびプラグコード104が互いに絡まることがなくなる。

また、上記においては、プラグ102を携帯用音楽機器などの対象機器から外して、小さくまとめて収納する場合と、プラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から外さずに、当該対象機器に巻き付けて収納する場合とについて説明したが、プラグ102を携帯用音楽再生機器などの対象機器から取り外し、当該対象機器に巻き付けて収納する場合も、上記において説明した場合と同様にして、コードを束ねたり、留めたりすることにより、同様の効果を得ることができることは勿論である。

なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(11)に示すように変形することができるものである。
(1)上記した実施の形態においては、ホルダー12の装飾具12−3の形状を、ハート形状としたが、これに限られるものではないことは勿論であり、装飾具12−3を、各種の形状、キャラクターなどをデザインした形状、所定の形状のものにキャラクターなどが描かれたものなど、任意のデザインの形状や、所定の形状のものに任意のデザインが描かれたものなどとしてもよい。
(2)上記した実施の形態においては、ホルダー12では、装飾具12−3を固定部12−2の表面12−2bに接着固定するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、装飾具12−3に板バネ12−3aを設けるようにして装飾具12−3が固定部12−2に着脱可能とするようにしてもよい(図9(a)(b)を参照する。)。
(3)上記した実施の形態においては、ホルダー12の固定部12−2を超弾性形状記憶合金材料により形成されるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、固定部12−2を、単に、弾性を有する金属としてもよい。
また、固定部12−2をスチールワイヤーにより形成するようにしてもよく、固定部12−2をスチールワイヤーにより形成しても、固定部12−2と接続部12−1とによってコード112、114を固定することができ、コード112、114とプラグコード104とを容易に束ねることができる。
(4)上記した実施の形態においては、ホルダー12において、装飾具12−3を設けるようにしたが、装飾具12−3を設けないようにしてもよいことは勿論である。
(5)上記した実施の形態においては、ホルダー12において、接続部12−1を略楕円筒形状とし、固定部12−2を略U字形状とし、接続部12−1に設けられた挿入孔12−1cに固定部12−2を挿入して固定部12−2を接続部12−1に固定するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、接続部12−1の形状ならびに固定部12−2の形状を上記において説明した形状以外の形状にしたり、接続部12−1と固定部12−2との固定の手法を上記において説明した手法以外の手法にしてもよく、要は、ホルダー12の形状が、接続部12−1に固定的に配設された固定部12−2とプラグコード104に配設された接続部12−1とによりコード112、114を挟持することができる形状であればよい。
同様に、ホルダー22においても、接続部22−1ならびに固定部22−2を上記において説明した形状以外の形状としたり、接続部22−1と固定部22−2との接続状態を上記しおいて説明した接続状態以外の接続状態としてもよい。
(6)上記した実施の形態においては、ホルダー12における接続部12−1では、プラグコード104を孔部12−1bに通すことによって、プラグコード104上にホルダー12を設けており、また、ホルダー22における接続部22−1では、プラグコード104を孔部22−1bに通すことによって、プラグコード104上にホルダー22を設けるようにしているが、それぞれ図10(a)(b)および図10(c)に示すようにして接続部をプラグコード104に着脱可能となるように形成してもよいことは勿論である。
(7)上記した実施の形態においては、ホルダー22の接続部22−1に凹部22−1aを設けるとともに、固定部22−2を略円弧形状とするようにしたが、接続部22−1および固定部22−2の形状は、こうした形状に限定されるものではないことは勿論であり、図11に示すような形状としてもよい。
(8)上記した実施の形態においては、バンド14をプラグコード104と一体的に設けられるようにしたが、バンド14を別体としてプラグコード104に設けるようにしてもよいことは勿論である。
このように、バンド14を別体としてプラグコード104に設けることにより、バンド14を使用しやすい位置にずらして使用することができるようになる。
(9)上記した実施の形態においては、バンド14をイヤホン10またはイヤホン20の略中央部分に設けるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、プラグコード104とコード112、114との長さのによって、プラグコード104の任意の位置に設けるようにしてもよい。
(10)上記した実施の形態においては、分岐部106において分岐されたコード112、114がイヤホン本体108、110に接続するようにしたが、コード112、114に変えて、通電性の超弾性形状記憶合金材料により形成されるとともに一部がコイル状に形成されたコード112’、114’を用いるようにしてもよい(図12(a)を参照する。)。
この際、例えば、分岐部106に錘などを設けたり(図12(b)を参照する。)、コード112’、114のコイル部分に錘を設けたりする(図12(c)を参照する。)ことにより、イヤホンを使用する場合には、イヤホン本体108、110を指先でつまみ上げることで、錘の重量によりコード112’、114’のコイル部分が伸び、コード112’、114’が長くなった状態で使用することができ、イヤホンの使用をやめる場合には、イヤホン本体108、110を耳から外すことで、コード112’、114’の超弾性効果または形状記憶効果により伸びていたコイル部分がコイル形状に戻りコード112’、114’の長さが短くなる。
このように、コード112’、114’を用いることによって、ホルダー12またはホルダー22によりコード112’、114’とプラグコード104とを束ねたときに、コード112’、114’の長さが短いので、コード112’とコード114’とプラグコード104とがより絡まないようになる。
また、この場合、分岐部106やコード112’、114’のコイル部分に錘を設けるようにするのではなく、分岐部106自体をコード112’、114’のコイル部分が伸びる程度の重量を有するように形成するようにしてもよい。
さらに、コード112’、114’を通電性の超弾性形状記憶合金材料ではなく、銅線と非通電性の安価な形状記憶合金材料とを抱き合わせ、絶縁体で被覆するようにして形成して、コード112’、114’の生産コストの低減を図るようにしてもよい。
(11)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(10)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、携帯用音楽再生機器などのイヤホンとして利用して好適なものである。
10、20、100、200 イヤホン
12、22、202 ホルダー
14 バンド
102 プラグ
104 プラグコード
106 分岐部
108、110 イヤホン本体
112、114 コード

Claims (11)

  1. プラグに接続されたプラグコードが分岐部において二股に分岐し、二股に分岐したコードがイヤホン本体に接続されるイヤホンにおいて、
    プラグコードにおけるプラグとの接続部分の近傍に配置され、分岐部において二股に分岐したコードを挟持することができるホルダーと、
    前記プラグコード上に配設されるバンドと
    を有することを特徴とするイヤホン。
  2. 請求項1に記載のイヤホンにおいて、
    前記ホルダーは、
    弾性部材により形成され、前記プラグコードにおける前記プラグとの接続部分の近傍に固定的に配設される接続部と、
    前記接続部に固定的に配設されるとともに、前記接続部と前記コードを挟持する固定部と
    を有することを特徴とするイヤホン。
  3. 請求項1に記載のイヤホンにおいて、
    前記ホルダーは、
    弾性部材により形成され、前記プラグコードにおける前記プラグとの接続部分の近傍に着脱可能に形成された接続部と、
    前記接続部に固定的に配設されるとともに、前記接続部と前記コードを挟持する固定部と
    を有することを特徴とするイヤホン。
  4. 請求項2または3のいずれか1項に記載のイヤホンにおいて、
    前記ホルダーは、さらに、
    前記固定部に配設される装飾具と
    を有することを特徴とするイヤホン。
  5. 請求項2、3または4のいずれか1項に記載のイヤホンにおいて、
    前記固定部は、弾性を有する金属により形成される
    ことを特徴とするイヤホン。
  6. 請求項5に記載のイヤホンにおいて、
    前記固定部は、超弾性効果を有する形状記憶合金材料により形成される
    ことを特徴とするイヤホン。
  7. 請求項2、3または4のいずれか1項に記載のイヤホンにおいて、
    前記固定部は、スチールワイヤーにより形成される
    ことを特徴とするイヤホン。
  8. 請求項1に記載のイヤホンにおいて、
    前記ホルダーは、樹脂材料により形成され、
    前記プラグコードにおける前記プラグとの接続部分の近傍に固定的に配設される接続部と、
    前記接続部と一体的に形成され、前記接続部と前記コードを挟持する固定部と
    を有することを特徴とするイヤホン。
  9. 請求項1に記載のイヤホンにおいて、
    前記ホルダーは、樹脂材料により形成され、
    前記プラグコードにおける前記プラグとの接続部分の近傍に着脱可能に形成される接続部と、
    前記接続部と一体的に形成され、前記接続部と前記コードを挟持する固定部と
    を有することを特徴とするイヤホン。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9のいずれか1項に記載のイヤホンにおいて、
    前記コードを通電性の超弾性効果を有する形状記憶合金材料により形成するとともに、前記コードの一部をコイル状に形成し、
    分岐部または前記コードにおけるコイル状に形成された部分の分岐部に最も近い位置に錘を配設する
    ことを特徴とするイヤホン。
  11. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9のいずれか1項に記載のイヤホンにおいて、
    前記コードを銅線と非通電性の形状記憶合金材料とにより形成するとともに、前記コードの一部をコイル状に形成し、
    分岐部または前記コードにおけるコイル状に形成された部分の分岐部に最も近い位置に錘を配設する
    ことを特徴とするイヤホン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160073190A1 (en) * 2014-09-05 2016-03-10 Travis J. Reid Headphones with junction receptacle

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