JP2011077949A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信装置の使用条件に合わせて使用者を煩わせずにセキュリティレベルを設
定し、かつ、必要なセキュリティレベルを確保する。
【解決手段】携帯通信端末1の制御部22は、BTの接続要求を受けて(ステップS10
1の“YES”)予め使用の条件に合わせて設定、記憶したセキュリティレベルをストレ
ージ部25から読み出し、低レベルなら(ステップS103の“LO”)BTの接続を許
可する(ステップS105)が、高レベルなら接続の確認を求める画面を表示部14に表
示する(ステップS107)。接続を許可する操作がされれば(ステップS109の“Y
ES”)、BTの接続を許可する(ステップS105)。接続を許可しない操作がされれ
ば(ステップS109の“NO”)、接続しないで処理を終了する。
【選択図】図4

Description

本発明は無線通信装置及び無線通信方法に係り、特にセキュリティレベルの設定を含む
無線通信方法及び該無線通信方法を実施する無線通信装置に関する。
通信技術の分野では、セキュリティの確保が重要な課題に数えられている。とりわけ、
開放された空間を情報が伝搬する無線通信システムにおいてその重要性が高く、相手方装
置が例えば同一室内などごく近距離に存在することを前提とする例えばブルートゥース(
Bluetooth(登録商標)、以下BTと略す。)のようなシステムにも各種のセキ
ュリティ対策が用意されている。
一般にセキュリティには複数のレベルが設けられ、例えば無線通信システムのおかれた
環境や装置の使用条件等によって、複数のうちからいずれかのセキュリティレベルを選ん
で設定することがある。しかし、そのようなセキュリティ設定の判断を使用者に行わせる
ことは、使用者の作業負荷を軽減し利便性を高める観点からは望ましくない。そこで、セ
キュリティ確保と利便性の両立を目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献1
又は特許文献2参照。)。
上記の特許文献1によれば、BTによって相互に接続可能なサーバ側装置とクライアン
ト側装置の間で実行されるファイル転送、オブジェクト交換、イメージ転送その他機能ご
とに、接続認証の設定を行うことができる。また、サーバ及びクライアントに分けて個別
に設定を行うことができる。
上記の特許文献2によれば、携帯電話機が自身の使用状態を判定する手段を備え、異常
な状態でも放置された状態でもないと判定したときに各種の機能を動作可能とする状態に
維持することができる。
特開2007−68035号公報(第5ページ、図8) 特開2008−306412号公報(第13ページ、図11)
上記の特許文献1に開示された技術は、例えばパソコンを前提として、機能の種類ごと
にセキュリティレベルを使用者に選ばせる構成をとっている。パソコンよりは使用者の範
囲が広く、より簡便な操作が要求される携帯電話機のような無線通信装置には、使用者に
選ばせるような手順を必要としない方法がより好適である。
上記の特許文献2に開示された技術は、主に物理的な条件に依存する使用状態判定の結
果として各種機能の動作の可否を決定するものである。しかし無線通信装置の使用の条件
は装置の物理的な状態だけでは決まらず、無線通信システムにおける該装置の位置づけ、
役割等に関する条件を含む。特許文献2に開示された技術は、そのような無線通信装置の
使用条件の区別に対応し得るものではない。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、無線通信装置の使用条件に合わせ
て使用者を煩わせずにセキュリティレベルを設定し、かつ、必要なセキュリティレベルを
確保することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信装置は、相手方装置との間で無線通信サ
ービスの種類及びセキュリティレベルを設定して通信を行うことができる無線通信装置に
おいて、前記セキュリティレベルを使用の条件に合わせて設定し記憶することができる設
定記憶手段と、前記相手方装置との間の通信の可否を選択する場合における複数通りの操
作手順に従って画面を表示することができる表示手段と、前記相手方装置との間の通信を
行うことができる通信手段と、前記設定記憶手段に記憶されたセキュリティレベルに合わ
せて前記複数通りの中から操作手順を選択すると共に、前記表示手段が表示した画面にお
いて通信を可とする選択がされた場合に接続要求に対応して前記相手方装置と接続するよ
うに前記通信手段を制御することができる制御手段と、前記通信手段、前記設定記憶手段
、前記表示手段及び前記制御手段が設けられた筐体とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の無線通信方法は、第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置が無線通
信サービスの種類及びセキュリティレベルを設定して相互に通信を行う無線通信方法にお
いて、前記セキュリティレベルを使用の条件に合わせて設定及び記憶し、接続要求に対応
して前記相互の通信の可否を選択する場合における複数通りの操作手順に従って画面を表
示し、前記記憶したセキュリティレベルに合わせて前記複数通りの中から操作手順を選択
し、前記表示した画面において通信を可とする選択がされた場合に前記第1の無線通信装
置及び前記第2の無線通信装置を相互に接続することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信装置の使用条件に合わせて設定し記憶したセキュリティレベ
ルに合わせて複数通りの操作手順のうちいずれかを無線通信装置が選択するように構成す
ることにより、無線通信装置の使用条件に合わせて使用者を煩わせずにセキュリティレベ
ルを設定し、かつ、必要なセキュリティレベルを確保することができる。
本発明の実施例に係る無線通信装置である携帯通信端末の外観図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末のブロック図。 (a)、(b)及び(c)は、それぞれ、本発明の実施例に係る携帯通信端末の第1筐体と第2筐体の位置関係、所定の操作の有無、相手方装置と非対称の役割の割当てを使用の条件として、該条件に合わせたBT通信のセキュリティレベルの設定を例示する図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末にセキュリティレベルを設定したときの接続要求処理の第1の動作例を説明するフローチャート。 本発明の実施例に係る携帯通信端末が接続処理中に表示する画面を例示する図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末が接続確認を求める画面を例示する図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末にセキュリティレベルを設定したときの接続要求処理の第2の動作例を説明するフローチャート。 本発明の実施例に係る携帯通信端末が相手方装置との認証を求める画面を例示する図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末にセキュリティレベルを設定したときの接続要求処理の第3の動作例を説明するフローチャート。
以下、図1ないし図9を参照して、本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の実施
例1に係る無線通信装置である携帯通信端末1の外観図である。携帯通信端末1は、第1
筐体11と第2筐体12が相互に開閉可能に接続されて構成される。図1は、第1筐体1
1と第2筐体12が互いに開いた状態を使用者側(正面側)から見て表したものである。
ただし、携帯通信端末1の筐体構成は、図1に表したようないわゆる折りたたみ型に限る
ものではない。
第1筐体11には、例えば液晶デバイスからなる表示部14が取り付けられている。表
示部14はテキスト又は画像を表示することができ、携帯通信端末1は表示部14を用い
て画面表示を伴うアプリケーション(例えば電子メール送受信、ウェブページ閲覧、電話
帳の作成と閲覧、その他)を実行することができる。第1筐体11には、受話部15が取
り付けられている。第2筐体12には、送話部16が取り付けられている。携帯通信端末
1は、受話部15と送話部16を備えたことにより、音声通話に用いることができる。
第2筐体12には、複数の操作キーからなる操作部17(破線の枠で囲んで表す。)が
取り付けられている。操作部17に属する操作キーが操作されることにより、携帯通信端
末1の起動、停止操作又はテキストや操作コマンドの入力が可能になる。上述した表示部
14、受話部15、送話部16及び操作部17は、いずれも携帯通信端末1のヒューマン
インターフェース手段として機能する。
図2は、携帯通信端末1のブロック図である。携帯通信端末1は、開閉検出部18を備
えている。開閉検出部18は、例えば第1筐体11の正面側のいずれかの位置に設けられ
たマグネットと、第2筐体12の正面側であって第1筐体11及び第2筐体12が互いに
閉じた状態のとき当該マグネットに正対する位置に設けられた磁気感応素子からなる。
携帯通信端末1は、アンテナ19と送受信部20を備え、図示しない移動通信基地局と
の間で電波の送受信をすることができる。携帯通信端末1は、音声インターフェース部2
1、制御部22、ランダムアクセスメモリ(RAM)23、読み出し専用メモリ(ROM
)24及びストレージ部25を備えている。
開閉検出部18、送受信部20、音声インターフェース部21、RAM23、ROM2
4及びストレージ部25並びに図1を参照して説明した表示部14及び操作部17は、例
えば共通バスを通してそれぞれ制御部22に接続され、制御部22によって監視及び制御
される。制御部22は、例えばマイクロプロセッサのような処理デバイスが単一で、又は
複数のチップが組み合わされて構成される。なお、携帯通信端末1の主要な構成(上述し
たもの、及び後述するもの)は、それぞれ図2に示すように例えば共通バスを介して制御
部22と接続され、又は互いに接続されている。
RAM23は、携帯通信端末1の機能を実現するために制御部22が所要のプログラム
又はデータを随時読み書きして使用するメモリである。ROM24は、プログラム又はデ
ータが予め書き込まれたメモリである。ストレージ部25は、制御部22によって書き込
まれたデータが電源を切っても保持される不揮発性メモリで、例えばハードディスク、不
揮発性半導体メモリ等によって構成される。
音声通話の場合、相手方から上記の基地局を通して送られてくる符号化された音声信号
は、アンテナ19を経て送受信部20において受信されると共に復調及び誤り訂正復号等
の処理がされ、さらに音声インターフェース部21においてアナログ音声信号に変換され
ると共に受話部15から再生される。また、送話部16が集音した音声は音声インターフ
ェース部21においてディジタル音声信号に変換され、送受信部20において誤り訂正符
号化、変調及び増幅された後アンテナ19から基地局へ向けて送信される。
データ通信の場合、相手方から上記の基地局を通して送られてくるデータ信号は、アン
テナ19を経て送受信部20において受信されると共に復調、誤り訂正等の処理がされ、
制御部22に送られてRAM23に書き込まれたり表示部14に表示されたりする。また
、操作部17から入力されたりRAM23から読み出されたりしたデータは、送受信部2
0において誤り訂正符号化、変調及び増幅された後アンテナ19から基地局へ向けて送信
される。
携帯通信端末1は、BT送受信部27、BTアンテナ28及びBT設定部29を備えて
いる。BT送受信部27は、携帯通信端末1がBT送受信機能を備えた相手方装置と対向
したとき、BTの規格にしたがって当該相手方装置との間でBTアンテナ28を介して無
線通信を行うことができる。
BT設定部29は、後述するように携帯通信端末1の使用の条件に合わせてBT通信の
セキュリティレベルを設定し、設定結果のデータを例えばストレージ部25に記憶する。
BT設定部29は、制御部22に含まれる形で構成されてもよい。BT設定部29は、B
T送受信部27に含まれる形で構成されてもよい。
図3は、携帯通信端末1の使用の条件に合わせたBT通信のセキュリティレベルの設定
を例示する図である。図3(a)は、第1筐体11と第2筐体12の互いの位置関係(閉
じた状態と開いた状態のいずれか)を使用の条件として選んだ場合のセキュリティレベル
の設定例を表す。
第1筐体11と第2筐体12が互いに開いた状態にあることを開閉検出部18が検出す
ると、BT設定部29は相対的に低いセキュリティレベルを設定する。第1筐体11と第
2筐体12が互いに閉じた状態にあることを開閉検出部18が検出すると、BT設定部2
9は相対的に高いセキュリティレベルを設定する。後者の場合は、携帯通信端末1が積極
的に使用されていないことが推定されるため、セキュリティレベルを相対的に高く設定す
るものとする。
図3(b)は、操作部17を介して所定の操作が行われたか否かを使用の条件として選
んだ場合のセキュリティレベルの設定例を表す。所定の操作とは、例えばウェブサイトの
ブラウジングや電子メールの送受信等のアプリケーションを開始する操作である。制御部
22がそのようなアプリケーションを実行しているときは、実行していないときよりも、
BT通信を実行中である可能性が低い。そこで、上記の所定の操作がないうちは、BT設
定部29は相対的に低いセキュリティレベルを設定する。上記の所定の操作があったとき
は、BT設定部29は相対的に高いセキュリティレベルを設定する。
図3(c)は、BT通信のサービスにおいて、相手方装置との間で相互に非対称の役割
をそれぞれ割り当てられたときの役割を使用の条件として選んだ場合のセキュリティレベ
ルの設定例を表す。例えばAVRCP(Audio Video Remote Con
trol Profile)というサービスプロファイルにおいて、主にデータを送信す
るCT(Controller)の役割と、主にデータを受信するTG(Target)
の役割が定義されている。
そこで、送信側のセキュリティを受信側より強化する必要がある場合には、BT設定部
29は、携帯通信端末1にAVRCP−CTを割り当てられたとき相対的に高いセキュリ
ティレベルを設定し、AVRCP−TGを割り当てられたとき相対的に低いセキュリティ
レベルを設定する。
上記のように、BT通信の各サービスについて、主にデータ送信側を受け持つ役割と主
にデータ受信側を受け持つ役割として定義されたものは、A2DP−SRCとA2DP−
SNK、OPP−ClientとOPP−Server、BIP−ClientとBIP
−Server、DUN−GWとDUN−GT、HFP−AGとHFP−HFが挙げられ
る。
なお、送信側、受信側の役割とセキュリティレベルの相対的高低は常に一定の対応関係
にあるものではない。受信側のセキュリティを送信側より強化する必要がある場合、送信
側・受信側ともセキュリティを強化する必要がある場合、送信側・受信側ともその必要が
ない場合が考えられる。それぞれの場合に応じて、非対称関係にある役割に対して相対的
高低の関係にあるか又は同等のセキュリティレベルを設定することができる。
また、上述した複数の使用の条件の組み合わせに対して、それぞれセキュリティレベル
を設定することもできる。例えば、第1筐体11と第2筐体12を互いに開いた状態で電
子メールの送受信を始める操作を行ったときは、相対的に高いセキュリティレベルを設定
することが考えられる。
図4は、上述したようにBT通信のセキュリティレベルを設定した携帯通信端末1にお
ける接続要求処理の第1の動作例を説明するフローチャートである。BT通信の相手方装
置との間の接続が行われていない状態で処理を開始した(START)後、制御部22は
、BTアンテナ28及びBT送受信部27を通して、又は操作部17における操作を通し
て、相手方装置との間のBT通信の接続要求がなされるのを待つ(ステップS101の“
NO”)。
接続要求があると(ステップS101の“YES”)、制御部22はBT設定部29が
ストレージ部25に記憶したBT通信のセキュリティレベル設定データを参照し、相対的
に低いセキュリティレベルが設定されていれば(ステップS103の“LO”)、BT送
受信部に対してBT通信の接続を許可する(ステップS105)。このとき制御部22は
、例えば図5に示すような画面を表示部14に表示する。図5の画面は、相手方装置の機
器名(Device名)、接続するサービス名及び接続中であることを示している。接続
が完了すると接続要求処理及び図5の画面表示は終了する(END)が、それ以前に画面
左下の「中止」キー(操作部17の特定の操作キーに対応するいわゆるソフトキーである
。)が操作されると接続動作が中止される。
一方、制御部22が参照したBT通信のセキュリティレベル設定データが相対的に高い
方であったときは(ステップS103の“HI”)、制御部22は接続の可否について使
用者の確認を求める画面を表示部14に表示する(ステップS107)。確認画面の一例
を、図6に示す。BTで定義された認証モデルのうち、JustWorks及びNume
ricComparisonの各モデルについて、このような確認画面の有無によるセキ
ュリティのレベル分けを行うことができる。
図6の画面は、相手方装置の機器名(Device名)及びサービス名を示して、接続
の確認を求めるものである。画面左下のソフトキー「はい」が操作されると(ステップS
109の“YES”)、制御部22はBT送受信部に対してBT通信の接続を許可し、図
5に示した画面を表示部14に表示する(ステップS105)。一方、図6において画面
右下のソフトキー「いいえ」が操作されると(ステップS109の“NO”)、制御部2
2は相手方装置との接続を行わずに接続要求処理を終了する(END)。
図7は、BT通信のセキュリティレベルを設定した携帯通信端末1における接続要求処
理の第2の動作例を説明するフローチャートである。処理の開始(START)後、ステ
ップS201−S205の処理は、図4のステップS101−S105の処理とそれぞれ
同じであるから、説明を省略する。
ステップS203において制御部22が参照したBT通信のセキュリティレベル設定デ
ータが相対的に高い方であったときは(ステップS203の“HI”)、制御部22は相
手方装置との相互の認証について使用者の確認を求める画面を表示部14に表示する(ス
テップS207)。確認画面の一例を、図8に示す。
図8の画面は、相手方装置の機器名(Device名)及び認証用の例えば6桁の数字
を表示して、認証を求めるものである(中間者攻撃に対する防御の意味がある。)。画面
左下のソフトキー「はい」が操作されると(ステップS209の“YES”)、制御部2
2はBT送受信部に対してBT通信の接続を許可し、図5に示した画面を表示部14に表
示する(ステップS205)。一方、図8において画面右下のソフトキー「いいえ」が操
作されると(ステップS209の“NO”)、制御部22は相手方装置との接続を行わず
に接続要求処理を終了する(END)。
図9は、BT通信のセキュリティレベルを設定した携帯通信端末1における接続要求処
理の第3の動作例を説明するフローチャートである。処理の開始(START)後、ステ
ップS301−S305の処理は、図4のステップS101−S105の処理とそれぞれ
同じであるから、説明を省略する。
ステップS303において制御部22が参照したBT通信のセキュリティレベル設定デ
ータが相対的に高い方であったときは(ステップS303の“HI”)、制御部22は接
続の可否について図6に示した画面を表示部14に表示する(ステップS307)。これ
は、図4のステップS107の処理と同じである。図6において画面右下のソフトキー「
いいえ」が操作されると(ステップS309の“NO”)、制御部22は相手方装置との
接続を行わずに接続要求処理を終了する(END)。
一方、図6において画面左下のソフトキー「はい」が操作されると(ステップS309
の“YES”)、制御部22は相手方装置との相互の認証について図8に示した画面を表
示部14に表示する(ステップS311)。これは、図7のステップS207の処理と同
じである。これに続くステップS313の処理は、図7のステップS209の処理と同じ
であるから、説明を省略する。
上記の第3の動作例は、接続と認証の2段階の確認を求めることによって、誤操作防止
の効果を高めることができる。なお、第1ないし第3の動作例においては、相対的に低い
セキュリティレベルが設定されているとき接続要求に対応して確認画面の表示を行わずに
接続を許可する操作手順を説明した。本発明はこれに限らず、例えば接続確認画面を表示
する手順及び認証確認画面を表示する手順を、それぞれ低セキュリティレベル及び高セキ
ュリティレベルの設定に対応させてもよい。又は、これらの手順のいずれかと接続及び認
証の両方の確認画面を表示する手順を、それぞれ低セキュリティレベル及び高セキュリテ
ィレベルの設定に対応させてもよい。
以上に説明した本発明の実施例によれば、携帯通信端末の使用条件に合わせて使用者の
操作を経ずにセキュリティレベルを設定し、かつ、必要なセキュリティレベルを確保する
ことができる。
以上の実施例において説明した携帯通信端末の形状、構成、接続、機能等の条件は例示
であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。例えば、携帯通
信端末の筐体を開閉する機構は折り畳み式でなくスライド式でもよい。無線通信の方式と
してBTを例に挙げたが、本発明はBT以外の方式をとる無線通信装置にも適用すること
ができる。
1 携帯通信端末
11 第1筐体
12 第2筐体
14 表示部
15 受話部
16 送話部
17 操作部
19 アンテナ
20 送受信部
21 音声インターフェース部
22 制御部
23 RAM
24 ROM
25 ストレージ部
27 BT送受信部
28 BTアンテナ
29 BT設定部

Claims (7)

  1. 相手方装置との間で無線通信サービスの種類及びセキュリティレベルを設定して通信を
    行うことができる無線通信装置において、
    前記セキュリティレベルを使用の条件に合わせて設定し記憶することができる設定記憶
    手段と、
    前記相手方装置との間の通信の可否を選択する場合における複数通りの操作手順に従っ
    て画面を表示することができる表示手段と、
    前記相手方装置との間の通信を行うことができる通信手段と、
    前記設定記憶手段に記憶されたセキュリティレベルに合わせて前記複数通りの中から操
    作手順を選択すると共に、前記表示手段が表示した画面において通信を可とする選択がさ
    れた場合に接続要求に対応して前記相手方装置と接続するように前記通信手段を制御する
    ことができる制御手段と、
    前記通信手段、前記設定記憶手段、前記表示手段及び前記制御手段が設けられた筐体と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記筐体は相互に可動である状態で接続された複数の部分からなり、
    前記筐体の複数の部分のうち少なくとも1つの部分に設けられた操作手段と、前記筐体
    の複数の部分が前記操作手段を操作することのできない第1の位置関係又は前記操作手段
    を操作することのできる第2の位置関係のいずれにあるかを検出することができる検出手
    段をさらに備え、
    前記設定記憶手段は、前記筐体の複数の部分が前記第1の位置関係にあることを前記検
    出手段が検出したとき前記セキュリティレベルを相対的高レベルに設定し、前記筐体の複
    数の部分が前記第2の位置関係にあることを前記検出手段が検出したとき前記セキュリテ
    ィレベルを相対的低レベルに設定することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記筐体に設けられた操作手段をさらに備え、
    前記設定記憶手段は、前記操作手段を介して所定の操作が行われたとき前記セキュリテ
    ィレベルを相対的高レベルに設定することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記無線通信サービスの種類が設定されたとき、前記相手方装置と相互に非対称である
    役割をそれぞれ割り当てられる場合において、
    前記設定記憶手段は、前記相互に非対称である役割のうち第1の役割を割り当てられた
    場合に前記セキュリティレベルを相対的高レベルに設定し、前記相互に非対称である役割
    のうち第2の役割を割り当てられた場合に前記セキュリティレベルを相対的低レベルに設
    定することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記制御手段は、
    接続要求に対応して前記表示手段に前記相手方装置との通信開始の確認を求める画面を
    表示する第1の操作手順と、
    接続要求に対応して前記表示手段に前記相手方装置との相互認証を求める画面を表示す
    る第2の操作手順のうち少なくとも1つを含む複数通りの操作手順を選択することができ

    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記設定記憶手段に記憶された前記セキュリティレベルが相対的低レベルの場合に接続
    要求に対応して前記相手方装置と接続するように前記通信手段を制御し、かつ、
    前記設定記憶手段に記憶された前記セキュリティレベルが相対的高レベルの場合に接続
    要求に対応して前記通信の可否を選択するための画面を前記表示手段に表示させると共に
    、通信を可とする選択がされた場合に前記相手方装置と接続するように前記通信手段を制
    御することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置が無線通信サービスの種類及びセキュリテ
    ィレベルを設定して相互に通信を行う無線通信方法において、
    前記セキュリティレベルを使用の条件に合わせて設定及び記憶し、
    接続要求に対応して前記相互の通信の可否を選択する場合における複数通りの操作手順
    に従って画面を表示し、
    前記記憶したセキュリティレベルに合わせて前記複数通りの中から操作手順を選択し、
    前記表示した画面において通信を可とする選択がされた場合に前記第1の無線通信装置
    及び前記第2の無線通信装置を相互に接続する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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