JP2011077707A - 情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、情報受信装置並びに情報配信システム - Google Patents

情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、情報受信装置並びに情報配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに特別な操作を課すことなく、放送対象地域内であれば他の通信手段を介して適切にコンテンツを出力させる。
【解決手段】電波を介して情報を送出すると共に、電波以外の他の通信手段(IP通信網100)を介して電波を介して送出する情報を配信する情報配信装置(放送局10)と、無線局の電波から情報を受信すると共に、情報配信装置から他の通信手段を介して無線局の送出する情報等を受信する情報受信装置(受信機30)を有し、この情報受信装置は、他の通信手段を介して無線局からの電波の受信状況を示す情報および自装置の電源切断時間情報を含んだ情報配信要求を行い、情報配信装置は、情報配信要求がなされた場合には、これらの情報に基づいて当該情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部を備える情報配信システム1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、情報受信装置並びに情報配信システムに関する。
地上デジタル放送やラジオ放送のコンテンツをIP再送信する場合には、放送事業を行うための放送免許を放送対象地域別に取得する必要がある。しかしながら、当該コンテンツをIP通信網経由で再送信すると、IPマルチキャスト技術により配信され、放送免許を取得している放送対象地域以外にも配信されてしまう可能性がある。したがって、放送局が放送波で送信したコンテンツをIP通信網経由で再配信する場合には、放送対象地域内にのみ存在する移動体端末やTV、STB(Set Top Box)へ配信されるように、地域別のアクセス制御を行う必要がある。
たとえば、受信機の設置される地域によってアクセス制御を行う方法の1つとして、IPデータのヘッダに含まれるTTL(Time To Live)値、つまり経由するルータのホップ数を放送対象地域毎に予め設定するものが提案されている(特許文献1参照)。このような設定でコンテンツを配信すると、ブロードキャストや特定のIPアドレス範囲のみを指定したIPマルチキャストによる再配信であっても、このIPデータに設定されたTTL値がゼロになると、当該コンテンツを転送するルータがIPデータを途中で破棄するため、IP通信網経由であっても、コンテンツが放送対象地域のみに送信することが可能となる。
また、他の観点として、使用者が放送波を受信する地域に居住し、携帯できる受信機を有している場合に、コンテンツを受信したい場所が当該地域外であるときのアクセス制御方法の1つとして、特定の登録地域での受信許可を示す情報が記憶された記憶媒体を装着した受信機を用いるものが提案されている(特許文献2参照)。このような構成を採用してコンテンツを再配信すると、正当な利用者であれば、登録地域外にいる場合であっても、IP通信網経由でコンテンツを受信することが可能となる。
特開2007−336022号公報(要約など) 特開2008−141429号公報(要約など)
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、コンテンツを初めて配信するか、再配信するかに係わらず、放送対象地域毎にTTL値を厳密に設定しなければ、放送対象地域内にのみ配信できるようにならないため、設定が煩雑となる。また、経由する各ルータの採用するルーティングプロトコルによっては、同一の放送対象地域内であっても、コンテンツが到着するまでの経路が異なることも考えられ、TTL値が必ずしも放送対象地域内にのみ到達できる値となっているか保証されるものではない。したがって、放送対象地域内であってもコンテンツが配信されない可能性や、放送対象地域外であってもコンテンツが配信される可能性があるため、IPデータのTTL値を利用したアクセス制御方法は、信頼性という観点から問題がある。
また、特許文献2に開示される技術では、コンテンツを初めて配信するか、再配信するかに係わらず、受信機に受信許可を示す情報が記憶された記憶媒体を必ず装着しなければならない。したがって、ユーザが仮に放送対象地域内で受信機を持っていたとしても、この記憶媒体を受信機に常に装着していないとコンテンツが配信されない。また、仮に日本全国でこの方式を採用するためには、全ての放送局で統一されたユーザ毎の受信許可を示す情報を管理する必要も生じる。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、ユーザに特別な操作を課すことなく、無線局の放送対象地域内であれば他の通信手段を介して適切にコンテンツを出力させることができる情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、情報受信装置並びに情報配信システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面としての情報配信装置は、無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源情報を電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置から受信する受信部と、受信部で受信した受信状況を示す情報および電源情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部と、を備える。
また、本発明の一側面としての情報配信方法は、受信部と、記憶部と、情報配信制御部と備え、無線局が電波を介して情報受信装置へ送出する情報を電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置に配信する情報配信装置が実行する情報配信方法であって、受信部が、情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源情報を他の通信手段を介して情報受信装置から受信するステップと、情報配信制御部が、上述のステップで受信した受信状況を示す情報および電源情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行うステップと、を有する。
また、本発明の一側面としての情報配信プログラムは、コンピュータを、無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源情報を、電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置から受信する受信手段、受信手段で受信した受信状況を示す情報および電源情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶手段に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御手段、として機能させるものである。
また、本発明の一側面としての情報受信装置は、電波を介して情報を送出する無線局からの電波の受信感度を取得する受信感度取得部と、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部と、受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および電源検出部で検出した電源切断時間を示す情報を電波以外の他の通信手段を介して無線局が送出する情報を配信する情報配信装置に対して送信し、情報を他の通信手段を介して要求する情報配信要求部と、を備える。
また、本発明の一側面としての情報配信システムは、電波を介して情報を送出する無線局からの電波の受信感度を取得する受信感度取得部、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部、受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および電源検出部で検出した電源切断時間を示す情報を送信し、他の通信手段を介して情報を要求する情報配信要求部を備える情報受信装置と、情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源情報を電波以外の他の通信手段を介して受信する受信部、受信部で受信した受信状況を示す情報および電源情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、情報受信装置に対して情報の配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部を備える情報配信装置と、を備える。
本発明によれば、ユーザに特別な操作を課すことなく、放送対象地域内であれば他の通信手段を介してコンテンツを適切に出力させることができる情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、情報受信装置並びに情報配信システムを提供することができる。
本発明の実施例1に係る情報配信システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示す放送局の構成例を示すブロック図である。 図2に示す放送局の配信可否判定情報DBに格納されている情報の一例を示している。 図1に示す受信機のブロック構成を示す図である。 図1に示す受信機の動作を示すフローチャートである。 図5に示すステップS4の検出処理を行うための受信誤り率検出回路の一例を示すブロック図である。 図1に示す放送局の動作を示すフローチャートである。 図7のステップS12における配信可能情報登録処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS16のおける登録機器判定処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る放送局の配信可否情報DBに格納されている情報の一例を示す図である。 本発明の実施例2に係る情報配信システムの放送局の動作を示すフローチャートである。 図11のステップS12のおける配信可能情報登録処理の詳細を示すフローチャートである。 図11のステップS17のおける登録機器判定処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る放送局の配信可否情報DBに格納されている情報の一例を示す図である。 本発明の実施例3に係る情報配信システムの放送局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例4に係る情報配信システムの放送局の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施例として実施例1〜4を挙げて説明する。しかしながら、本発明は、以下の実施例1〜4に限定されるものではない。
(情報配信システムの構成)
まず、本発明の実施例1に係る情報配信システム1について説明する。図1は、本発明の実施例1に係る情報配信システム1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報配信システム1は、放送局10、受信機30を有している。この情報配信システム1では、放送局10から送出された放送波を受信機30がアンテナで受信することにより、放送コンテンツを受信することができる。また、この情報配信システム1では、受信機30が放送局10へIP通信網100を介してコンテンツ配信要求する場合に、当該放送局10から送出される放送波の受信状況を検出し、当該検出状況に応じて放送局10側でコンテンツの配信(出力)可否を判定するものである。
また、この情報配信システム1では、放送局10の放送波を受信できることを検出した受信機30では、当該受信機30の家庭用電源Bが仮に一旦外されたとしても所定時間以内であれば、放送局10側で再度の配信可否判定をしなくとも、IP通信網100を介して放送コンテンツおよび/もしくは放送コンテンツ以外のコンテンツを受信することができる。なお、図1には、1つの放送局10および2つの受信機30を図示したが、情報配信システム1には、複数の放送局10および3以上の受信機30を有していてもよい。
なお、IP通信網100は、放送局10と受信機30間の電波以外の他の通信手段である。このIP通信網100は、たとえば、TCP/IPなどの通信プロトコルを利用したインターネット、CATV、専用線、VPN(仮想LAN)、WANなどのいずれか、もしくはそれらの組み合わせたネットワークで構成されていてもよい。なお、他の通信手段としては、IP通信網100以外の他の通信プロトコルを利用してもよい。
(放送局の構成)
放送局10は、放送スケジュールに沿って放送番組用のコンテンツをストリームデータとして送出する。また、放送局10は、放送波にデータ放送、EPG(Electronic Program Guide)情報を重畳して送出することができる。また、放送局10は、IP通信網100を介して放送番組に関する静止画、音声、動画といった関連コンテンツや、放送番組とは関係なく独自に制作した独自コンテンツ(たとえば、放送局10が提供するホームページ、テキスト情報、静止画情報、動画情報)などを受信機30に対して提供する情報配信装置としても機能する。
つまり、放送局10は、放送番組の映像及び音声と連動して、放送番組に関する情報や天気予報やニュースなどの独立した情報を提供するデータ放送や、電子番組表と言われるEPG情報などを、アンテナから放送波を発して送出できる無線局であると共に、IP通信網100を介して受信機30に上述した情報を送信できる情報配信装置であり、請求項の無線局、情報配信装置に相当する。
図2は、図1に示す放送局10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、放送局10は、コンテンツストリーム作成部11、EPG情報作成部12、データ放送作成部13、MUX(MUltipleXer)部14、受信部15、コンテンツ配信可否判定部16、コンテンツ生成部17、送信部18、放送用コンテンツDB11a、放送スケジュールDB12a、データ放送用コンテンツDB13a、配信可否判定情報DB16a、コンテンツDB17a、制御部19、記憶部20を主要な構成要素としている。なお、本実施例では、放送局10が、請求項の無線局、情報配信装置に相当するが、無線局としての機能(コンテンツストリーム作成部11、EPG情報作成部12、データ放送作成部13、MUX部14、放送用コンテンツDB11a、放送スケジュールDB12a、データ放送用コンテンツDB13aに相当する機能)と、情報配信装置としての機能(受信部15、コンテンツ配信可否判定部16、コンテンツ生成部17、送信部18、配信可否判定情報DB16a、コンテンツDB17aとしての機能)とを別々の装置で実現するようにしてもよい。
ここで、上述したコンテンツストリーム作成部11、EPG情報作成部12、データ放送作成部13、コンテンツ配信可否判定部16、コンテンツ生成部17の各機能が実現する情報処理は、放送局10全体を制御する制御部19が不図示のハードウェア資源と協働して実行することにより実現される。具体的には、制御部19は、不図示のハードウェア資源であるCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、フラッシュメモリ、ROM、RAMなどから構成され、CPU、DSPがフラッシュメモリやROMに格納されている各種プログラムをRAMに読み出して協働して実行することにより実現している。
また、上述した放送用コンテンツDB11a、放送スケジュールDB12a、データ放送用コンテンツDB13a、配信可否判定情報DB16a、コンテンツDB17aは記憶部20に記憶されており、この記憶部20は、たとえばフラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などから構成される。
コンテンツストリーム作成部11は、放送用コンテンツDB11aを参照して放送用コンテンツを作成する。なお、本実施例であって、放送用コンテンツは、MPEG2−TS(Motion Photographic Codeing Experts Groupe−2 Transport Stream)規格に準拠して符号化及び多重化されているものとして説明する。MPEG2−TS規格では、伝送されるコンテンツの映像及び音声等は、符号化されたES(Elementary Stream)として生成され、ESを意味のある単位毎にパケット化されたPES(Packetized Elementary Stream)が生成される。更に、PESを分割したTS(Transport Stream)パケットが、放送局10から伝送される。
また、各TSパケットのヘッダにPIDと呼ばれる13ビットのパケット識別子を付与することにより、各TSパケットが、放送用コンテンツの映像データ、音声データ、制御データ等のいずれであるのか分類することができる。
また、ここでいう制御データとは、SI/PSI(Service Information/Program Specific Information)と呼ばれるデータを指している。SI/PSIのSIは、EPG情報を作成するために必要な情報等を含み、PSIは、基本的な制御をするための情報を含む制御データのことである。なお、TSパケットには、放送局10の意図に反する視聴を防止するための暗号化処理(以下、「スクランブル処理」という)が施されていてもよい。ここで、スクランブル処理の方式としてたとえば、Multi2を使用することができる。このMulti2は、デジタルデータを暗号化する方式の一つであり、BSデジタル放送や地上デジタル放送などでも広く採用されている。なお、放送用コンテンツDB11aには、上述した放送用コンテンツの元になる情報が記憶されている。
EPG情報作成部12は、放送スケジュールDB12aを参照してEPG情報を作成する。なお、放送スケジュールDB12aには、放送局10の放送スケジュールが記憶されているが、他の放送局10の放送スケジュール情報が記憶されていてもよい。
データ放送作成部13は、データ放送用コンテンツDB13aから例えば天気予報や番組に関連した情報等のデータ放送を作成する。なお、データ放送も、上述した放送用コンテンツと同様にMPEG2−TS規格に準拠して符号化及び多重化されているものとして説明する。なお、データ放送用コンテンツDB13aには、天気予報や番組に関連した情報等のデータ放送以外にも、その番組に関係する放送局10が提供するURL(Uniform Resource Locator)情報やP2P(Peer to Peer)方式で利用できる検索クエリ情報が記憶されていてもよい。なお、データ放送作成部13は、これらの情報をあわせてMUX部14に供給する。
MUX部14は、コンテンツストリーム作成部11が放送用コンテンツDB11aを参照して作成したコンテンツデータと、EPG情報作成部12が放送スケジュールDB12aを参照して作成したEPG情報と、データ放送作成部13がデータ放送用コンテンツDB13aを参照して作成したデータ放送番組データとを多重化した放送データを生成する。そして、当該放送データは、放送局10のアンテナから放送波として送出される。
受信部15は、IP通信網100を介して、受信機30からのコンテンツ要求を受信することができる通信インターフェースである。
コンテンツ配信可否判定部16は、コンテンツ配信要求を送信してきた受信機30が登録されている正当な機器であるか否かを配信可否判定情報DB16aを参照して判定する。コンテンツ配信可否判定部16は、コンテンツ配信要求を送信してきた受信機30が登録されている正当な機器ではない場合には、コンテンツを配信できない旨を当該受信機30に対して通知する。なお、コンテンツ配信可否判定部16は、コンテンツ配信要求を送信してきた受信機30が登録されている正当な機器である場合には、当該コンテンツ配信要求を許可する信号をコンテンツ生成部17へ供給する。ここで登録されている正当な機器とは、配信可否判定情報DB16aに予め登録されている受信機30からのコンテンツ配信要求であること、放送対象地域内の受信機30であること、正当な機器と認証されてから所定時間以内であることにより判定される。なお、ここで所定時間とは、たとえば10分〜15分であることが好ましいが、それ以上の時間(たとえば30分、1時間など)に設定してもよい。
図3は、図2に示す放送局10の配信可否判定情報DB16aに格納されている情報の一例を示している。図3に示すように、当該情報配信システム1を利用する受信機30と関連付けられている機器ID、当該受信機30の機器IDに関連付けられた電源経過情報(請求項の電源情報に相当)、および当該受信機30へのコンテンツ配信可否情報などが少なくとも格納されている。
図3に示す例であっては、電源経過情報であっては、1か0のフラグが格納されており、1の場合には、電源切断時間が所定時間経過していることを示し、0の場合には電源経過情報がない(または所定時間を経過していない)ことを示している。また、配信可否情報にも、1か0のフラグが格納されており、0の場合には、コンテンツ配信を許可する「配信可」を示し、1の場合には、コンテンツ配信を許可しない「配信不可」を示している。なお、本実施例の電源経過情報に関しては、受信機30から受信した電源経過情報に基づいて判定した結果が配信可否判定情報DB16aに格納されているが、電源経過時間そのものを当該DBに格納し、当該情報を元に所定時間が経過していないか否かをコンテンツ配信可否判定部16により判定するようにしてもよい。
コンテンツ生成部17は、コンテンツ配信可否判定部16からコンテンツ配信要求を許可する信号を受け取ると、コンテンツDB17aを参照して、当該受信機30に対して送信すべきコンテンツを生成する。ここで、受信機30に対して送信すべきコンテンツとは、受信機30が配信要求するコンテンツでもよいし、当該放送番組に連動するコンテンツを生成するようにしてもよい。特定のコンテンツを受信機30が要求した場合に選択されたコンテンツを生成するようにし、それ以外では番組連動型のコンテンツを自動で生成し、送信するようにしてもよい。なお、放送局10のコンテンツ配信可否判定により、当該受信機30に対して特定のコンテンツの配信可否を判定するようにしていたが、配信可否判定の結果によって、当該放送局10の運営する特定のサイトへのアクセス制限をしてもよい。
コンテンツDB17aには、種々のコンテンツが記憶されている。コンテンツDB17aに記憶されているコンテンツは番組連動型のものや放送終了後にもアクセスできるコンテンツ、また、エリア限定のものではないコンテンツ等が記憶されている。具体的なコンテンツの例としては、静止画、動画、音声等である。なお、これらの情報は例えばXML(eXtensible Markup Language)やBML(Broadcast Markup Language)等のマークアップ言語で記述されており、このようなマークアップ言語を用いることで、IP通信網100との親和性を良好なものとすることができる。
送信部18は、IP通信網100を介して、受信機30からのコンテンツ配信要求を受けて受信機30へコンテンツを送信する通信インターフェースである。
(受信機の構成)
続いて、受信機30について説明する。受信機30は、たとえばTV放送やラジオ放送を受信する端末であり、車に搭載されている受信端末であるか、家庭用として固定されている受信端末であるか、携帯できる移動体端末であるかを問わない。また受信機30は、録画機能や録音機能を有していてもよい。なお、家庭で利用される端末としては、たとえばSTBなどであり、家庭用電源と接続されて用いられる。受信機30は、上述した放送局10からの放送波を受信し、受信した放送番組の映像、音声出力やEPG情報の出力を行う。また、受信機30は、放送局10のアンテナから送出される放送波の受信状況が所定のレベル以上の場合には、放送局10がIP通信網100を介して送信した、その放送局10が放送波によって送信するコンテンツと同一のコンテンツおよび/もしくは当該コンテンツに関連するコンテンツ、それ以外の異なるコンテンツを受信して出力することができる。なお、受信機30は、請求項の情報受信装置に相当する。
図4は、図1に示す受信機30のブロック構成を示す図である。受信機30は、放送局10から受信した情報を表示装置50、音声再生装置60へ出力する。なお、本実施形態に係る受信機30は、表示装置50、音声再生装置60とは別個の装置としている。しかし、これに限定するものではなく、受信機30、表示装置50、音声再生装置60が同じ筐体内に具備されるようなもの、例えばテレビセットとしても良い。また、受信機30と表示装置50とが同一の筐体内に具備され、音声再生装置60だけが別の筐体内に具備されるような構成であっても良い。つまり、これら3つの受信機30、表示装置50、音声再生装置60をどのような装置内に具備するのかについては特に限定するものではない。
図4に示すように、受信機30は、制御部31、操作入力部32、チューナー33、DEMUX(DEMUltipleXer)部34、デコード部35、映像音声出力部36、記憶部37、通信部38、受信状況検出部40、電源検出部42、タイマー43とを主要な構成要素としている。ここで、制御部31は、たとえば不図示のハードウェア資源であるCPU、DSP、フラッシュメモリ、ROM、RAMなどで構成されており、CPUおよびDSPが、記憶部37の一部であるフラッシュメモリやROMに格納されている各種プログラムをRAMに読み出して、各種演算処理を協働して実行することで、受信機30の各部の機能が行う情報処理を実現することができる。
制御部31は、不図示のCPU、DSPなどから構成され、操作入力部32に入力された操作信号を解析し、受信機30を構成する各部若しくはその一部の動作を制御する中央演算処理装置である。たとえば、ユーザが操作入力部32を用いてチャンネルの選局指示を入力すると、この選局指示内容を示す信号が、操作入力部32および不図示のバスを介して制御部31に入力される。そして、制御部31は、不図示のバスを介してチューナー33により、ユーザが選局したチャンネルへチューニング処理を制御する。また、たとえば、ユーザが操作入力部32を用いてIP通信網100経由でのコンテンツ配信要求指示を入力すると、このコンテンツ配信要求指示を示す信号が、操作入力部32および不図示のバスを介して制御部31に入力される。そして、制御部31は、コンテンツ配信要求に伴って必要な情報を収集し、IP通信網100経由でコンテンツ配信要求を行う。
操作入力部32は、たとえばリモコンやタッチパネルで構成されるが、音声入力等ができるように構成されてもよい。また、操作入力部32は、ユーザからの操作入力を受け付けて、制御部31へユーザの指示を伝える。ユーザは、この操作入力部32を操作することで、受信機30への操作入力を行うことができる。なお、受信機30への操作入力は、赤外線などの無線信号(操作信号)を介して受信機30内に設けられた操作入力部32に入力されるようにしてもよい。操作入力部32に入力された操作信号は、不図示のバスを介して制御部31に入力される。
チューナー33は、放送局10の放送波をアンテナで受信し、受信したRF(Radio Frequency)信号を復調し、誤り訂正等を行い、TSパケットからなるTS信号をDEMUX部34へ出力する。なお、図3では、チューナー33は地上デジタル放送を受信するために1つのみ図示したが、アナログ放送、ラジオ放送(アナログ、デジタル)、BS放送(アナログ、デジタル)も受信する場合にはそれらのチューナー33を備え、2つ以上のチューナー33を備えるようにしてもよい。
DEMUX部34は、TSパケットからなるTS信号(つまり、送信側の放送局10のMUX部14で映像や音声などの複数のストリームを多重化した放送データ)を、映像や音声などのストリームデータと、SI/PSIなどのセクション形式のデータとに分離する処理を行う。なお、DEMUX部34によって分離された各データは、制御部31の指示にしたがい、デコード部35に供給される。
デコード部35は、制御部31の指示にしたがい、放送用コンテンツやEPG情報、データ放送などをデコードする。また、デコード部35は、デコードしたこれらのデータを記憶部37に供給する。なお、デコード部35が記憶部37に供給するデータは、映像信号、音声信号としてデコードせずに、データ信号としてそのまま供給するようにしてもよい。
また、デコード部35は、上述した放送用コンテンツやEPG情報、データ放送などに対してデコードを行って、それぞれオーディオデータ、ビデオデータ、番組データを生成する。デコードされたオーディオデータは、上述の音声再生装置60に供給する。音声再生装置60は、供給されたオーディオデータに対してD/A変換処理を行い、音声信号として出力する。また、デコード部35は、デコードされたビデオデータおよび番組データを、映像音声出力部36へ供給する。また、デコード部35は、通信部38から受信したコンテンツデータを制御部31の指示にしたがってデコードし、映像音声出力部36に供給する。映像音声出力部36に供給されたデータは、同様に、表示装置50および/または音声再生装置60に出力される。
映像音声出力部36は、供給された番組データを不図示のRAMに格納する。映像音声出力部36は、番組データを描画することでEPG情報を生成する。そして、映像音声出力部36は、デコード部35からのビデオデータに基づいた画面上に、EPG情報に基づいた画面を合成した合成画面を生成し、表示装置50に送出する。表示装置50は、この合成画面を表示する。
記憶部37には、制御部31からの記録指示によりデコード部35でデコードしたデータを記憶されている。また、記憶部37には、当該受信機30を使用して情報配信システム1を利用する受信機30についての登録情報が記憶されている。なお、ここでいう受信機30についての登録情報とは、当該情報配信システム1を利用する受信機30と関連付けられている機器ID、当該機器IDに関連付けられた電源経過情報などである。
通信部38は、IP通信網100を介して放送局10と通信を行う通信インターフェースである。通信部38は、放送局10の送信部18からのコンテンツデータを受信し、デコード部35に当該コンテンツデータを出力する。
受信状況検出部40は、制御部31がコンテンツ配信要求に伴って指示される受信状況検出指示により、放送局10から送出される放送波の受信状況を検出する機能を有する。また、受信状況検出部40で検出された値は、制御部31により記憶部37に記憶される。なお、受信状況検出部40の詳細については、後述する受信機30の動作と共に説明する。
電源検出部42は、家庭用電源Bから受信機30が切断されたことを検出する。具体的には、電源検出部42は、家庭用電源とは別の内部電池を備えたタイマー43により電源が切断されてからの電源経過時間を計測する。そして、電源検出部42は、計測値を制御部31へ出力する。なお、制御部31は、記憶部37に当該計測値を電源経過情報として格納する。
なお、受信機30は、放送局10から送出される放送波に重畳される放送データにスクランブル処理がなされている場合には、当該スクランブルを解除するデスクランブラ部(不図示)を備えていてもよい。その場合、デスクランブラ部は、制御部31の指示にしたがい、チューナーで受信したRF信号に重畳され、スクランブル処理を施されて伝送されてきたTSパケットからなるTS信号を通常の信号へと解除する処理を行う。また、デスクランブラ部は、スクランブル処理が解除されたTSパケットからなるTS信号を、DEMUX部34に供給する。
(受信機の動作)
続いて、受信機30の動作について説明する。図5は、図1に示す受信機30の動作を示すフローチャートである。なお、以下の処理であって放送局10は複数存在し、各放送局10から放送波が送出されているものとする。
START:制御部31は、ユーザが操作入力部32を操作することで生成された放送局10へのIP通信網100経由でのコンテンツ配信要求信号(アクセス要求)を受信すると、処理を開始する。
ステップS1:制御部31は、放送局10へアクセス要求があるか否かを判定する。アクセス要求がある場合はステップS2の処理へ移行し、アクセス要求がない場合は、アクセス要求があるまでステップS1の判定処理を繰り返す。なお、アクセス要求があるまで監視していてもよい。
ステップS2:制御部31は、ステップS1でアクセス要求があった放送局10からのコンテンツを放送波で受信中であるか否かを判定する。制御部31は、アクセス要求があった放送局10からのコンテンツを受信中である場合(ステップS2でYES)には、ステップS4の処理へ移行する。一方、制御部31は、アクセス要求があった放送局10からのコンテンツを受信中でない場合(ステップS2でNO)には、ステップS3の処理へ移行する。
ステップS3:制御部31は、チューナー33を制御して、アクセス要求があった放送局10からの放送波を受信する。制御部31は、アクセス要求があった放送局10からの放送波を受信すると、ステップS4の処理へ移行する。
ステップS4:制御部31および受信状況検出部40は、チューナー33を制御して、ステップS3で受信した放送局10からの放送波の受信状況を検出する。具体的には、制御部31が放送波の電界受信強度および/または受信誤り率を検出する。
ここで、制御部31および受信状況検出部40が、放送波の電界受信強度を検出する方法としては、電界受信強度信号を生成できる電界受信強度信号生成回路(不図示)を受信機30に備えさせ、当該生成回路から得られる値が制御部31に出力されるようにする。たとえば、当該生成回路として、公知のRSSI(Receive Signal StrengthIndication)回路を備えさせ、当該RSSI回路から電界受信強度信号を得られるようにする。なお、電界受信強度が検出できればどのような回路であってもよい。
また、制御部31および受信状況検出部40が、放送波の受信誤り率を検出する方法としては、受信機30に受信誤り率検出回路を備えさせ、当該検出回路から得られる検出信号を制御部31へ出力されるようにする。
図6は、図5に示すステップS4の検出処理を行うための受信誤り率検出回路70の一例を示すブロック図である。たとえば、当該検出回路として、受信誤りを検出できる受信誤り検出部71と、当該受信誤り検出部71が受信データのビットを検査する度に1つずつ加算するメインカウンタ72と、受信誤り検出部71であって、受信データの誤りビットを検出する度に1つずつ加算する誤りビットカウンタ73と、上述したメインカウンタ72と誤りビットカウンタ73のカウント値から常時誤り率を算出する受信誤り率算出部74と、予め設定された基準値を保持するメモリ76と、受信誤り率算出部74で算出された誤り率とメモリ76の基準値を比較して算出された誤り率が基準値を上回ったところで検出信号を出力する判定部75とを備えさせる。なお、メモリ76に予め設定された基準値には、たとえば2×10−2、2×10−3、2×10−4、2×10−5の4つを記憶させ、算出された誤り率がこれらいずれかの基準値を上回った時点で判定部75がそれぞれの検出信号を制御部31へ出力するようにすることで受信誤り率を検出することができる。なお、上述した受信誤り率検出回路70は、あくまでも例示であり、受信誤り率を検出できればどのような回路であってもよい。
上述した電界受信強度信号生成回路から得られる電界受信強度信号および/または受信誤り率検出回路70から得られる検出信号を用いることで放送波の受信状況を検出することができる。制御部31は、ステップS3で受信した放送局10からの放送波の受信状況を検出すると、当該受信状況を示す情報を記憶部37に記憶させ、ステップS5の処理へ移行する。
ステップS5:制御部31は、ステップS1でアクセス要求があった放送局10に対してIP通信網100経由で記憶部37に記憶されている機器ID、受信状況を示す情報、電源経過情報をコンテンツ配信要求と共に送信する。制御部31は、ステップS5のコンテンツ配信要求処理が完了すると、ステップS6の処理へ移行する。
ステップS6:制御部31は、受信状況に応じたコンテンツが放送局10からIP通信網100を介して受信する。
ステップS7:制御部31は、ステップS6で受信したコンテンツを映像や音声の出力データとして表示装置50や音声再生装置60に出力すると共に、電源情報を消去する指示がある場合には、記憶部37に記憶されている電源情報を削除して処理を終了する(END)。ここでいう受信したコンテンツは、ストリーミング形式であるか、ダウンロード形式であるかを問わない。なお、受信したコンテンツがストリーミング形式の場合には、ステップS6の出力可否判定時移行に新たに受信したコンテンツを再生する、もしくはステップS1のアクセス要求が発生した後に、コンテンツのバッファリングを行い、ステップS6であって出力可能と判定された後にステップS1のアクセス要求が発生した後に受信したコンテンツを再生するようにしてもよい。
(放送局の動作)
続いて、以上の受信機30側での動作を受けて放送局10側が行う動作について説明する。図7は、図1に示す放送局10の動作を示すフローチャートである。
START:放送局10の制御部19は、受信機30からIP通信網100経由でコンテンツ配信要求があると、以下の処理を開始する。
ステップS10:制御部19は、受信機30からコンテンツ配信要求データに含まれる機器IDと受信状況を示す情報を抽出する。制御部19は、ステップS10の処理が完了すると、ステップS11の処理へ移行する。
ステップS11:制御部19は、受信機30の受信状況を示す情報からコンテンツ配信可否を判定する。具体的には、受信状況が、当該放送局10の放送波を受信可能なレベルにあるか否かを判定する。たとえば、受信電界強度が所定のレベルを超えていること、BER(ビットエラーレート)の値が所定の閾値内であることなどが挙げられる。制御部19は、コンテンツ配信を許可する場合にはステップS12へ処理を移行し、許可しない場合にはステップS17の処理へ移行する。
ステップS12:制御部19は、後述する配信可能情報登録処理(図8参照)により、当該受信機30の機器IDと配信可能情報を登録する。制御部19は、配信可能情報登録処理が完了すると、ステップS13の処理へ移行する。
ステップS13:制御部19は、コンテンツ配信要求をしてきた受信機30に対して、電源経過情報を消去する指示を送信する。
ステップS14:制御部19は、現在配信可能なコンテンツの有無を判定する。ここで、配信可能なコンテンツとは、当該放送局10が放送波で送出している番組に関連したコンテンツを時刻と共に連動して配信しているコンテンツのことである。なお、配信可能なコンテンツ以外に、放送波で送出している番組と同一のコンテンツ(つまり、IP再送信の対象となるコンテンツ)を配信対象としてもよい。制御部19は、現在配信可能なコンテンツがある場合(ステップS14でYES)には、ステップS15の処理へ移行し、現在配信可能なコンテンツがない場合(ステップS14でNO)には、ステップS16の処理へ移行する。
ステップS15:制御部19は、配信可能なコンテンツをIP通信網100経由でコンテンツ配信要求を送信してきた受信機30に対して送信し、処理を終了する(END)。
ステップS16:制御部19は、配信可能なコンテンツがない旨をIP通信網100経由でコンテンツ配信要求を送信してきた受信機30に対して送信し、処理を終了する(END)。
ステップS17:制御部19は、後述する登録機器判定処理(図9参照)を行う。すなわち、受信状況からはコンテンツ配信が不可とされた場合であってもコンテンツ配信が可能であるか否かを再度判定する。
ステップS18:制御部19は、コンテンツ配信が可能と判断された場合(ステップS18でYES)には、ステップS13の処理へ移行する。一方、制御部19は、コンテンツ配信が不可と判断された場合(ステップS18でNO)には、ステップS19の処理へ移行する。
ステップS19:制御部19は、コンテンツ配信要求をしてきた受信機30に対してコンテンツ配信ができない旨を送信し、処理を終了する(END)。
続いて、図7のステップS12における配信可能情報登録処理の詳細について説明する。図8は、図7のステップS12における配信可能情報登録処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS20:制御部19は、コンテンツ配信要求データに含まれる受信機30の機器IDを抽出する。
ステップS21:制御部19は、ステップS20で抽出した機器IDが配信可否判定情報DB16aに登録されているか否かを判定する。登録されている場合(ステップS21でYES)には、ステップS22の処理へ移行し、登録されていない場合(ステップS21でNO)には、ステップS23の処理へ移行する。
ステップS22:制御部19は、コンテンツ配信が可能か否かを判定する。すなわち、制御部19は、配信可否判定情報DB16aを参照して当該機器IDに関連付けられている配信可否判定情報が「配信可」となっているか否かを判定する。制御部19は、「配信可」となっている場合(ステップS22でYES)には、図7のステップS13の処理へ移行し、「配信不可」となっている場合(ステップS22でNO)には、ステップS24の処理へ移行する。
ステップS23:制御部19は、当該受信機30の機器IDを配信可否判定情報DB16aに新規に登録すると共に、当該機器IDに関連付ける配信可否判定情報を「配信可」として登録し、図7のステップS13の処理へ移行する。
ステップS24:制御部19は、配信可否判定情報DB16aに当該機器IDに関連付けられている配信可否判定情報を「配信可」として登録し、図7のステップS13の処理へ移行する。
続いて、図7のステップS17のおける登録機器判定処理の詳細について説明する。図9は、図7のステップS17のおける登録機器判定処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS30:制御部19は、受信機30からコンテンツ配信要求データに含まれる受信機30の機器IDを抽出する。
ステップS31:制御部19は、配信可否判定情報DB16aを参照して当該機器IDが登録されているか否かを判定する。放送局10は、当該機器IDは、配信可否判定情報DB16aに登録されている場合(ステップS31でYES)には、ステップS32の処理へ移行し、登録されていない場合(ステップS31でNO)には、ステップSS35の処理へ移行する。
ステップS32:制御部19は、配信可否判定情報DB16aを参照して、当該機器IDに関連付けられている配信可否判定情報が「配信可」となっているか、「配信不可」となっているかを判定する。制御部19は、当該機器IDに関連付けられている配信可否判定情報が「配信可」となっている場合(ステップS32でYES)には、ステップS33の処理へ移行し、「配信不可」となっている場合(ステップS32でNO)には、ステップS36の処理へ移行する。
ステップS33:制御部19は、受信機30からコンテンツ配信要求データに含まれる電源経過情報から当該受信機30にコンテンツ配信可否を判定する。具体的には、制御部19は、受信機30の電源が切断されて(家庭用電源から外されるなど)から所定時間以内に再度電源が入れられているか否かにより判定する。なお、受信機30では、タイマー情報により電源が切られてから所定時間経過した場合に所定時間経過した旨の情報を電源情報として生成される。なお、ここでいう所定時間は、家庭内での機器の移動などを想定しているため、10分〜15分程度に設定することが望ましい。所定時間が長すぎる場合には、たとえば引越しや旅行、出張等で電源が切断された受信機30をもって、本来の放送エリアを越えて、別の地域での受信が可能となってしまう恐れがあるためである。一方で、所定時間が短すぎると、家庭内での受信環境が悪い場所に移動する場合にもコンテンツの受信が不可となってしまう可能性があるためである。制御部19は、電源情報から所定時間経過していない場合(ステップS33でYES)には、ステップS34の処理へ移行し、所定時間経過していた場合(ステップS33でNO)には、ステップS36の処理へ移行する。
ステップS34:制御部19は、当該受信機30へのコンテンツ配信は可能であると判定し、配信可否判定情報DB16aの当該受信機30の配信可否判定情報を「配信可」(フラグを1)として登録する。
ステップS35:制御部19は、配信可否判定情報DB16aに当該受信機30の機器IDを登録すると共に、配信可否判定情報を「配信不可」(フラグを0)として登録する。そして、制御部19は、ステップS36の処理へ移行する。
ステップS36:制御部19は、配信可否判定情報DB16aに当該受信機30の機器IDの配信可否判定情報を「配信不可」として登録する。そして、制御部36は、ステップS36の処理へ移行する。
ステップS37:制御部19は、当該受信機30へのコンテンツ配信はできないと判定する。
以上説明したように、この情報配信システム1では、ユーザに特別な操作を課すことなく、放送対象地域内であればIP通信網100を介して受信機30からコンテンツを適切に出力させることができる。つまり、この情報配信システム1では、放送波を受信する受信機30に限定して、コンテンツを配信することが可能となる。また、この情報配信システム1では、受信機30が電源から外されてから所定時間経過したか否かの判定をすることにより、受信状況が悪くとも過去に良好に受信できていた機器に関しては、電源が切断されてから所定時間以内であれば、コンテンツ配信を許可することができる。したがって、たとえば、家のレイアウト変更などにより、受信機30が移動し、放送局10からの放送波の受信状況が悪化しても、移動前の場所では良好な受信状況であり、電源が切断されてから所定時間以内であった場合にはコンテンツ配信をすることができる一方で、放送局10の放送波の受信エリアを越える移動の場合には、電源が切断されてからの所定時間が経過している蓋然性が高いため、不正受信を禁止することができる。
(放送配信システムの構成)
続いて、本発明の実施例2に係る情報配信システム1Aについて説明する。本発明の実施例2に係る情報配信システム1Aは、放送局10のコンテンツ配信可否判定であって、実施例1に係る情報配信システム1の判定条件に加えて、受信機30のIPアドレスが一致していることを更に要求するものである。そのため、図10に示すように、放送局10の配信可否判定情報DB16aには、電源経過情報、配信可否情報に加えて、IPアドレスが格納されている。なお、実施例2に係る情報配信システム1Aは、放送局10および受信機30の動作以外は、図1に示す情報配信システム1と構成が同一であるため図1を参照することとし、各構成の機能についての説明は省略する。なお、実施例2における放送局10は、請求項の無線局、情報配信装置に相当し、受信機30は、請求項の情報受信装置に相当し、全体としては請求項の情報配信システムに相当するものである。
図11は、本発明の実施例2に係る情報配信システム1Aの放送局10の動作を示すフローチャートである。なお、図11の処理は、図7のステップS10の処理とS11の処理の間にステップS10Aの処理が加わる以外は図7に示す処理と同一であるため、同一のステップ番号を付すと共に、それらの説明を省略する。
ステップS10A:制御部19は、受信機30からのコンテンツ配信要求データに含まれる送信元IPアドレスを検出する。そして、制御部19は、ステップS10Aの処理が完了すると、ステップS11の処理へ移行する。
続いて、配信可能情報登録処理の詳細について説明する。図12は、図11のステップS12のおける配信可能情報登録処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図12中の処理であって、ステップS23A、S24Aの処理以外は図8に示す処理と同一であるため、同一のステップ番号を付すと共に、その説明を省略する。
ステップS23A:制御部19は、当該受信機30の機器IDおよびIPアドレスを新規に登録すると共に、配信可否判定情報を「配信可」として登録し、図11のステップS13の処理へ移行する。
ステップS24A:制御部19は、配信可否判定情報を「配信可」として登録すると共に、当該受信機30のIPアドレスを登録し、図11のステップS13の処理へ移行する。
続いて、登録機器判定処理の詳細について説明する。図13は、図11のステップS17のおける登録機器判定処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図13中の処理であって、ステップS33の処理とステップS34の処理の間にステップS33Aの処理がある以外は、図9に示す処理と同一であるため、同一のステップ番号を付すと共に、その説明を省略する。
ステップS33A:制御部19は、配信可否情報DB16aを参照して当該受信機30に関連付けられているIPアドレスと、コンテンツ配信要求データに含まれる送信元IPアドレスが一致しているか否かを判定する。制御部19は、IPアドレスが一致していると判定した場合(ステップS33AでYES)には、ステップS34の処理へ移行し、一致していないと判定した場合(ステップS33AでNO)には、ステップS36の処理へ移行する。なお、IPアドレスは、インターネット接続時毎にダイナミックにプロバイダから付与される可能性もあるため、コンテンツ配信可否判定にあたっては、サブネットマスクを参照してネットワークアドレス単位とする、または上位の所定ビット単位(たとえば、上位24ビット単位など)の一致により同一であると判定するようにしてもよい。あるいは、ダイナミックにIPアドレスが変更されないとわかっている場合には、所定ビット単位(たとえば、下位8ビット単位など)の一致により同一であると判定するようにしてもよい。
このように、放送局10は、受信機30からのコンテンツ配信要求時のIPデータに含まれる送信元IPアドレスを参照し、当該受信機30の機器IDと関連づけて登録し、IPアドレスの一致をみてコンテンツ配信可否判定を行うため、過去に受信機30が放送対象地域内にあるときに使用していたIPアドレスであるか否かを確認することができ、当該受信機30が放送局10の放送対象地域内に存在することについて更に精度を高めて判定することができる。
続いて、本発明の実施例3に係る情報配信システム1Bについて説明する。本発明の実施例3に係る情報配信システム1Bは、コンテンツ配信可否判定であって、実施例2に係る情報配信システム1Aの判定処理に加えて、受信機30が家庭用の据置タイプのものであるか否かを更に要求するものである。そのため、図14に示すように、放送局10の配信可否判定情報DB16aには、電源経過情報、配信可否情報、IPアドレスに加えて、機器種別情報が格納されている。なお、図14に示す機器種別情報は、1が家庭用据置タイプを示し、2が車載タイプを示し、3がモバイルタイプを示すフラグとして設定されている。なお、実施例3に係る情報配信システム1Bは、放送局10および受信機30の動作以外は、図1に示す情報配信システム1と構成が同一であるため図1を参照することとし、各構成の機能についての説明は省略する。なお、実施例3における放送局10は、請求項の無線局、情報配信装置に相当し、受信機30は、請求項の情報受信装置に相当し、全体としては請求項の情報配信システムに相当するものである。
図15は、本発明の実施例3に係る情報配信システム1Bの放送局10の動作を示すフローチャートである。なお、図15中の処理であって、ステップS10B、ステップS10B1、およびステップS10B2の処理以外は図11に示す処理と同一であるため、同一のステップ番号を付すと共に、その説明を省略する。
ステップS10B1:制御部19は、受信機30からコンテンツ配信要求データに含まれる機器IDと受信状況を示す情報、機器種別情報を抽出する。放送局10は、ステップS10の処理が完了すると、ステップS10B2の処理へ移行する。
ステップS10B2:制御部19は、ステップS10B1の処理後に受信機30の機器種別情報が据置タイプであるか否かを判定し、据置タイプである場合(ステップS10BでYES)には、ステップS11の処理へ移行し、据置タイプ以外である場合(ステップS10BでNO)には、ステップS10B2の処理へ移行する。
ステップS10B3:制御部19は、受信機30の受信状況を示す情報からコンテンツ配信可否を判定する。具体的には、受信状況が、当該放送局10の放送波を受信可能なレベルにあるか否かを判定する。たとえば、受信電界強度が所定のレベルを超えていること、BER(ビットエラーレート)の値が所定の閾値内であることなどが挙げられる。放送局10は、コンテンツ配信を許可する場合(ステップS10B2でYES)には、ステップS13へ処理を移行し、許可しない場合(ステップS10B2でNO)には、ステップS19の処理へ移行する。
このような処理とすることで、据置タイプでない受信機30については、放送対象地域外に移動する可能性があるため、受信感度が悪化した場合でもコンテンツ配信を許可するための電源経過情報による判定処理を行わないようにしている。なお、据置タイプであるか否かは放送局10側で情報を予め保持し、機器IDから判定するように構成してもよい。なお、実施例3のコンテンツ配信可否判定では、実施例2の判定条件である機器ID、受信状況、IPアドレスに加えて機種別情報による判定としたが、実施例1の判定条件である機器ID、受信状況に加えて機種別情報による判定としてもよい。
続いて、本発明の実施例4に係る情報配信システム1Cについて説明する。本発明の実施例4に係る情報配信システム1Cの放送局10は、上述の実施例1〜3の放送局10と異なり、アナログ放送を送出するものである。図16は、本発明の実施例4に係る情報配信システム1Cの放送局10の構成を示すブロック図である。なお、実施例4に係る情報配信システム1Cは、放送局10の構成以外は、図1に示す情報配信システム1と構成が同一であるため図1を参照することとし、各構成の機能についての説明は省略する。なお、実施例4における放送局10は、請求項の無線局、情報配信装置に相当し、受信機30は、請求項の情報受信装置に相当し、全体としては請求項の情報配信システムに相当するものである。
図16に示すように、放送局10は、放送音声出力部11A、タイミング制御部12A、多重化情報生成部13A、多重化部14A、受信部15、コンテンツ配信可否判定部16、コンテンツ生成部17、送信部18、コンテンツDB17a、制御部19、記憶部20を主要な構成要素としている。なお、本実施例では、放送局10が、請求項の無線局、情報配信装置に相当するが、無線局としての機能(放送音声出力部、タイミング制御部、多重化情報生成部、多重化部に相当する機能)と、情報配信装置としての機能(受信部15、コンテンツ配信可否判定部16、コンテンツ生成部17、送信部18、配信可否判定情報DB16a、コンテンツDB17aとしての機能)とを別々の装置で実現するようにしてもよい。
ここで、上述した放送音声出力部11A、タイミング制御部12A、多重化情報生成部13A、多重化部14Aの各機能が実現する情報処理は、放送局10全体を制御する制御部19が不図示のハードウェア資源と協働して実行することにより実現される。具体的には、制御部19は、不図示のハードウェア資源であるCPU、DSP、フラッシュメモリ、ROM、RAMなどから構成され、CPUおよびDSPが、フラッシュメモリやROMに格納されている各種プログラムをRAMに読み出して協働して実行することにより実現している。なお、本実施例における情報配信装置としての機能、プログラム、および装置全体のハードウェア構成との協働関係などについては上述した実施例1〜3と同一のため、説明を省略する。
放送音声出力部11Aは、すでに録音されている番組や生放送の番組の音声信号を出力する。
タイミング制御部12Aは、後述する多重化情報を放送音声信号に対し、所定のタイミングで送出できるように制御する。たとえば、放送番組中に楽曲を放送している場合に、多重化情報として、その楽曲のアーティスト名や楽曲名などの楽曲情報を送出する。
多重化情報生成部13Aは、放送音声出力部11Aからの音声信号に多重化する情報を生成する。なお、多重化情報には、放送番組に関連するURL情報や、P2Pによる検索クエリ情報が含まれていてもよい。
多重化部14Aは、放送音声出力部11Aからの音声信号と、多重化情報生成部13Aによって生成された多重化情報を合成すると共に、放送波に重畳して放送を行う。
このように放送局10から送出される情報がアナログ放送であっても、ユーザに特別な操作を課すことなく、放送対象地域内であれば他の通信手段を介してコンテンツを適切に出力させることができる。なお、実施例1〜3であって、放送局10がアナログ放送を送出する構成としてもよい。
以上、情報配信システム1、1A、1B、1Cを本発明の実施形態例として説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲であって種々の変形や変更が可能である。
たとえば、放送局10は、音声信号で番組連動コンテンツの有無を通知するようにしてもよい。あるいは、放送波の番組放送中に連動コンテンツの有無を通知するようにしてもよい。具体的には、司会者が番組中で紹介することやテロップとして流してもよい。なお、番組放送中で通知する場合には、音声認識や画像認識により、連動コンテンツの有無を検出するようにしてもよい。
また、本発明の実施例1では、放送局10側で受信機30から送信されてくる受信状況から、コンテンツの出力の可否を判断していたが、当該放送局10のHP上に地域限定のコンテンツと地域に限定されないコンテンツとを用意し、地域限定のコンテンツの再生が受信機30から要求された場合に当該処理を行うようにしてもよい。
また、本発明の実施例1における放送局10のコンテンツ配信可否判定部16では、受信機30から放送波の受信状況を示す情報を受信し、当該受信状況から当該コンテンツの配信可否を判定しているが、受信機30から要求されるコンテンツが、エリア限定のものではない場合には、当該放送局10を受信可否判定の結果に係わらず、受信機30に対して当該コンテンツを配信可能としてもよい。
また、上述した各実施例に係る情報配信システム1、1A、1B、1Cでは、放送局10からコンテンツをダウンロードするクライアントサーバ型のネットワーク方式を採用していたが、P2P型のネットワーク方式で行うようにしてもよい。この場合、放送局10に対するコンテンツの要求を検索クエリとして送信すると共に、当該受信状況を示す情報も送信し、受信状況を示す情報が基準値を満たす場合に限り、当該コンテンツを保有するピアの情報を伝え、当該ピアからコンテンツをダウンロードするようにしてもよい。
また、上述した各実施例に係る情報配信システム1、1A、1B、1Cで説明した各部の機能すべてまたは一部をプログラムによって構成し、このプログラムを情報処理装置(コンピュータ)にインストールすることで各部を機能させる手段として実現してもよい。なお、このプログラムを実行する状態で記録した媒体からコンピュータに直接インストールすることも可能であるが、ネットワーク経由で遠隔にあるコンピュータにインストールしてもよい。
1,1A,1B,1C 情報配信システム、10 放送局(無線局、情報配信装置)、11 コンテンツストリーム作成部、11a 放送用コンテンツDB、11A 放送音声出力部、12 EPG情報作成部、12a 放送スケジュールDB、12A タイミング制御部、13 データ放送作成部、13a データ放送用コンテンツDB、13A 多重化情報生成部、14 MUX部、14A 多重化部、15 受信部、16 コンテンツ配信可否判定部(情報配信制御部)、16a 配信可否判定情報DB、17 コンテンツ生成部、17a コンテンツDB、18 送信部、19 制御部、20 記憶部、30 受信機(情報受信装置)、31 制御部、32 操作入力部、33 チューナー、34 DEMUX部、35 デコード部、36 映像音声出力部、37 記憶部、38 通信部、40 受信状況検出部、42 電源検出部、43 タイマー、50 表示装置、60 音声再生装置、70 受信誤り率検出回路、71 受信誤り検出部、72 メインカウンタ、73 ビットカウンタ、74 受信誤り率算出部、75 判定部、76 メモリ、100 IP通信網(他の通信手段)
本発明の一側面としての情報配信装置は、無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置から受信する受信部と、受信部で受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部と、を備える。
また、本発明の一側面としての情報配信方法は、受信部と、記憶部と、情報配信制御部と備え、無線局が電波を介して情報受信装置へ送出する情報を電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置に配信する情報配信装置が実行する情報配信方法であって、受信部が、情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を他の通信手段を介して情報受信装置から受信するステップと、情報配信制御部が、上述のステップで受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行うステップと、を有する。
また、本発明の一側面としての情報配信プログラムは、コンピュータを、無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を、電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置から受信する受信手段、受信手段で受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶手段に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御手段、として機能させるものである。
また、本発明の一側面としての情報受信装置は、電波を介して情報を送出する無線局からの電波の受信感度を取得する受信感度取得部と、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部と、受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および電源検出部で検出した電源切断時間に基づく電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を電波以外の他の通信手段を介して無線局が送出する情報を配信する上述した情報配信装置に対して送信し、情報を他の通信手段を介して要求する情報配信要求部と、を備える。
また、本発明の一側面としての情報配信システムは、電波を介して情報を送出する無線局からの電波の受信感度を取得する受信感度取得部、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部、受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および電源検出部で検出した電源切断時間に基づく電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を送信し、他の通信手段を介して情報を要求する情報配信要求部を備える情報受信装置と、情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を電波以外の他の通信手段を介して受信する受信部、受信部で受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して情報の配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部を備える情報配信装置と、を備える。
本発明の一側面としての情報配信装置は、無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置から受信する受信部と、受信部で受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して無線局の電波以外の他の通信手段を介して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部と、を備える。
また、本発明の一側面としての情報配信方法は、受信部と、記憶部と、情報配信制御部と備え、無線局が電波を介して情報受信装置へ送出する情報を電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置に配信する情報配信装置が実行する情報配信方法であって、受信部が、情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を他の通信手段を介して情報受信装置から受信するステップと、情報配信制御部が、上述のステップで受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して無線局の電波以外の他の通信手段を介して情報配信を行うか否かの判定を行うステップと、を有する。
また、本発明の一側面としての情報配信プログラムは、コンピュータを、無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を、電波以外の他の通信手段を介して情報受信装置から受信する受信手段、受信手段で受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶手段に記憶させると共に、情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して無線局の電波以外の他の通信手段を介して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御手段、として機能させるものである。
また、本発明の一側面としての情報受信装置は、電波を介して情報を送出する無線局からの電波の受信感度を取得する受信感度取得部と、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部と、受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および電源検出部で検出した電源切断時間に基づく電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を電波以外の他の通信手段を介して無線局が送出する情報を配信する上述した情報配信装置に対して送信し、無線局が送出する情報を無線局からの電波以外の他の通信手段を介して要求する情報配信要求部と、を備える。
また、本発明の一側面としての情報配信システムは、情報受信装置、情報配信装置、を備える情報配信システムであって、電波を介して情報を送出する無線局からの電波の受信感度を取得する受信感度取得部、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部、受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および電源検出部で検出した電源切断時間に基づく電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を送信し、無線局からの電波以外の他の通信手段を介して情報配信装置へ送信し、無線局が送出する情報を無線局からの電波以外の他の通信手段を介して情報を要求する情報配信要求部を備える情報受信装置と、情報受信装置における電波の受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報を電波以外の他の通信手段を介して受信する受信部、受信部で受信した受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報と、情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源から切断されてから再度接続されるまでの時間情報または電源から切断されてから所定時間経過しているか否かを示す情報に基づいて、情報受信装置に対して無線局の電波以外の他の通信手段を介して情報の配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部を備える情報配信装置と、を備える。

Claims (5)

  1. 無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における上記電波の受信状況を示す情報および電源情報を上記電波以外の他の通信手段を介して上記情報受信装置から受信する受信部と、
    上記受信部で受信した受信状況を示す情報および電源情報と、上記情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、上記情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、上記情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、上記情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部と、
    を備えることを特徴とする情報配信装置。
  2. 受信部と、記憶部と、情報配信制御部と備え、無線局が電波を介して情報受信装置へ送出する情報を上記電波以外の他の通信手段を介して上記情報受信装置に配信する情報配信装置が実行する情報配信方法であって、
    上記受信部が、上記情報受信装置における上記電波の受信状況を示す情報および電源情報を上記他の通信手段を介して上記情報受信装置から受信するステップと、
    上記情報配信制御部が、上述のステップで受信した受信状況を示す情報および電源情報と、上記情報受信装置とを関連付けて上記記憶部に記憶させると共に、上記情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、上記情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、上記情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行うステップと、
    を有することを特徴とする情報配信方法。
  3. コンピュータを、
    無線局が電波を介して送出する情報を受信する情報受信装置における上記電波の受信状況を示す情報および電源情報を、上記電波以外の他の通信手段を介して上記情報受信装置から受信する受信手段、
    上記受信手段で受信した上記受信状況を示す情報および上記電源情報と、上記情報受信装置とを関連付けて記憶手段に記憶させると共に、上記情報受信装置から情報配信要求がなされた場合には、上記情報受信装置に関連付けられて記憶されている上記受信状況を示す情報および上記電源情報に基づいて、上記情報受信装置に対して情報配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  4. 電波を介して情報を送出する無線局からの上記電波の受信感度を取得する受信感度取得部と、
    自装置の電源切断時間を検出する電源検出部と、
    上記受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および上記電源検出部で検出した電源切断時間を示す情報を上記電波以外の他の通信手段を介して上記無線局が送出する情報を配信する情報配信装置に対して送信し、上記情報を上記他の通信手段を介して要求する情報配信要求部と、
    を備えることを特徴とする情報受信装置。
  5. 電波を介して情報を送出する無線局からの上記電波の受信感度を取得する受信感度取得部、自装置の電源切断時間を検出する電源検出部、上記受信感度取得部で取得した受信感度を示す情報および上記電源検出部で検出した電源切断時間を示す情報を送信し、上記他の通信手段を介して上記情報を要求する情報配信要求部を備える情報受信装置と、
    上記情報受信装置における上記電波の受信状況を示す情報および電源情報を上記電波以外の他の通信手段を介して受信する受信部、上記受信部で受信した受信状況を示す情報および電源情報と、上記情報受信装置とを関連付けて記憶部に記憶させると共に、上記情報受信装置に関連付けられて記憶されている受信状況を示す情報および電源情報に基づいて、上記情報受信装置に対して上記情報の配信を行うか否かの判定を行う情報配信制御部を備える情報配信装置と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
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