JP2011077580A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】色数の算出精度を高め、圧縮形式の決定精度を向上させ、高圧縮率、高画質での減色を実現すること。
【解決手段】画像データを複数の領域に分け、領域毎に色数を算出し、算出された色数又は入力された色数に基づいて領域の代表色値を選出し、代表色値が算出された領域の各色値を当該代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成し、インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する場合には算出されている色数を選出し、評価結果が予め設定された評価結果に該当しない場合には色数を増加させ、当該増加させた色数に基づいて、再度、代表色値を選出する、画像処理装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、文字や記号、線画、写真等を含む画像の画像データを圧縮する際、当該画像データの色数を算出し、当該色数に基づく圧縮形式で画像データの圧縮を行う技術がある。この色数は、圧縮を行う画像データのヒストグラムの頻度閾値、色集合のクラスタ最小サイズ等の条件を用いて算出されている。
例えば、画像データの少なくとも一部から個々の文字と判断される画素塊を含む基本領域を画定し、当該画定した基本領域に含まれる画素塊を構成する各画素について、当該画素の画素値を代表画素値候補のセットに含まれる代表画素値候補に限定色化し、限定色化後の画素塊における代表画素値候補の出現頻度(ヒストグラム)に基づいて、画素塊の色数を判定する技術が開示されている(特許文献1参照)。
画像データの少なくとも一部から文字と判断される画素塊を含む文字領域を画定し、各文字領域を順次注目文字領域として選択しながら、元画像データのうち注目文字領域内の有意画素に対する値のヒストグラム(発生頻度)を生成し、当該ヒストグラムにおいて所定の閾値を超える頻度で出現する画素値を特定し、当該特定した画素値の数(文字部分の画素値の数)をカウントして、文字色数を判定する技術が開示されている(特許文献2参照)。
画像データの特長を示すヒストグラム分布を解析して2値化処理を実行し、前景(文字)データと背景データとに分離する。そして、ヒストグラム分布状態の解析処理や色集合のクラスタリングなどにより、前景(文字)データの色数を判別する技術が開示されている(特許文献3参照)。
特開2005−260452号公報 特開2006−92050号公報 特開2006−333175号公報
しかしながら、引用文献1〜3のような技術では、画質とは直接関係のない基準を用いて色数を判別しているため、発生頻度が低い色が失われ、色数が誤判断されてしまうという問題がある。従って、色数に応じて圧縮形式を設定する際、適切でない圧縮形式が設定されたり、圧縮率の低下が生じたりして、圧縮処理後の画像データの画質が低下するという問題が発生する。また、人間の目で察知できる大きさの画像部位の色が発生頻度の低い色であった場合、この画像部位の色が代表色に帰属して別の色に置き換えられたり、文字画像の部分が背景画像に設定されてしまうおそれがある。
本発明の課題は、上記問題に鑑みて、色数の算出精度を高め、圧縮形式の決定精度を向上させ、高圧縮率、高画質での減色を実現することである。
請求項1に記載の発明は、画像データを複数の領域に分ける領域形成部と、前記領域毎に色数を算出する色数算出部と、前記色数算出部により算出された色数又は入力された色数に基づいて、前記領域の代表色値を選出する代表色値選出部と、前記代表色値が算出された領域の各色値を当該代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成部と、前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する際に算出されている色数を選出する画質評価色数選出部と、前記画質評価色数選出部による評価結果が予め設定された評価結果に該当しない領域の色数を増加させ、当該増加させた色数を前記代表色値選出部に出力する色数増加部と、を備える画像処理装置である。
更に、コンピュータを上述した請求項1記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記画質評価色数選出部により選出された色数に基づいて、当該領域の圧縮方式を判定する圧縮方式判定部、を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記圧縮方式判定部は、前記領域の色数が予め設定された色数以上の場合には、互いに異なる複数の圧縮方式毎に当該領域の圧縮後のデータサイズを算出し、当該圧縮方式毎のデータサイズの比較結果に基づいて、当該領域の圧縮方式を判定する圧縮方式追加判定部を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記画質評価色数選出部は、前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの平均二乗誤差、画像信号とノイズとの比、構造的類似性のいずれかを算出し、当該算出値に基づいて画質評価する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記画質評価色数選出部は、前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの誤差画像を算出し、当該誤差画像と人間の視覚系特性とに基づいて画質評価する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記画質評価色数選出部は、前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとのエッジの鮮鋭度に基づいて画質評価する。
請求項7に記載の発明は、画像データを複数の領域に分ける領域形成部と、前記領域毎に色数を算出する色数算出部と、前記領域の色数に基づいて当該領域に対する複数の色数候補を生成する色数候補生成部と、前記色数候補毎に、当該色数候補に基づいて前記領域の代表色値を選出する代表色値選出部と、前記色数候補毎に、前記領域の各色値を前記代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成部と、前記色数候補毎に、前記領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行なう画質評価部と、前記色数候補毎の画質評価部による評価結果に基づいて、複数の色数候補からいずれかを選出する色数決定部と、を備える画像処理装置である。
更に、コンピュータを上述した請求項7記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
請求項8に記載の発明は、画像データを複数の領域に分ける領域形成工程と、前記領域毎に色数を算出する色数算出工程と、前記色数算出工程により算出された色数又は入力された色数に基づいて、前記領域の代表色値を選出する代表色値選出工程と、前記代表色値が算出された領域の各色値を当該代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成工程と、前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する際に算出されている色数を選出する画質評価色数選出工程と、前記画質評価色数選出工程による評価結果が予め設定された評価結果に該当しない領域の色数を増加させ、当該増加させた色数を前記代表色値選出工程に出力する色数増加工程と、を含む画像処理方法である。
請求項9に記載の発明は、画像データを複数の領域に分ける領域形成工程と、前記領域毎に色数を算出する色数算出工程と、前記領域の色数に基づいて当該領域に対する複数の色数候補を生成する色数候補生成工程と、前記色数候補毎に、当該色数候補に基づいて前記領域の代表色値を選出する代表色値選出工程と、前記色数候補毎に、前記領域の各色値を前記代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成工程と、前記色数候補毎に、前記領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行なう画質評価工程と、前記色数候補毎の画質評価工程による評価結果に基づいて、複数の色数候補からいずれかを選出する色数決定工程と、を含む画像処理方法である。
請求項1、7〜11に記載の発明によれば、画質評価に基づいて色数を選出できるため、色数の過小判別や過多判別を防止でき、色数の算出精度を向上できる。従って、色数の算出精度の向上により、色数に応じた圧縮形式の決定精度の向上、高圧縮率、高画質での減色を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、画質評価の評価結果により選出された色数に基づいて圧縮方式を判定することができるため、圧縮形式の誤判断を防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、色数が予め設定された色数以上の場合には、複数の圧縮方式による圧縮後のデータサイズの比較結果に基づいて、圧縮方式を判定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、平均二乗誤差(RMSE)、画像信号とノイズとの比(PSNR)、構造的類似性(SSIM)のいずれかの算出値に基づいて画質を客観的に評価することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、誤差画像と人間の視覚系(HVS)特性とに基づいて画質を客観的に評価することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとのエッジの鮮鋭度に基づいて画質を客観的に評価することができる。
画像形成装置の機能的構成図である。 画像圧縮処理のメインフローチャートである。 色数選出処理のフローチャートである。 圧縮方式決定処理のフローチャートである。 圧縮方式追加判定処理のフローチャートである。 他の色数選出処理のフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
本実施の形態における画像形成装置は、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を用紙に画像形成して出力するコピー機能や、外部装置等から画像データを含むページデータや各画像データの画像形成条件等を含むジョブを受信し、受信したジョブに基づいて画像を用紙上に形成して出力するプリント機能等を備えている。
図1に、画像形成装置1の機能的構成図を示す。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部10と、不揮発メモリ11と、RAM(Random Access Memory)12と、画像メモリ13と、画像処理部14と、画像読取部20と、操作表示部30と、プリント部40と、通信部50等を備え、各部は制御部10によって制御されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、不揮発メモリ11に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM12に展開し、RAM12に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、画像形成装置1の各部を集中制御する。
例えば、操作表示部30から入力される指示信号に従って、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードを切り替え、複写、プリント、画像データの読取等の制御を行う。
更に、制御部10は、不揮発メモリ11から本実施の形態に係る画像圧縮処理プログラム及び各種データを読み出してRAM12に展開し、当該プログラム及びデータの協働により画像処理部14による画像圧縮処理を実行させる。
画像圧縮処理では、画像読取部20から入力された画像データが圧縮されて複合文書ファイルが生成され、当該圧縮した画像データ(複合文書ファイル)が画像メモリ13に書き込まれて一時的に記憶される。
不揮発メモリ11は、画像形成に係る各種処理プログラム及びデータの他、本実施の形態に係る画像圧縮処理プログラム、各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
RAM12は、制御部10により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成すると共に、操作表示部30により受け付けられた設定情報等を記憶する。
画像メモリ13は、DRAM(Dynamic RAM)やHDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性の読み書き可能な記憶媒体で構成されており、画像処理部14において処理されたデータを記憶する。
画像処理部14は、画像前処理部14a、領域形成部14b、領域判別部14c、圧縮部14d、複合文書ファイル作成部14eを有する。
画像処理部14の画像前処理部14a、領域形成部14b、領域判別部14c、圧縮部14d、複合文書ファイル作成部14eは、本実施の形態では、制御部10が画像圧縮処理プログラムを実行されることによって実現されるソフトウェアとして説明するが、これに限らない。各部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェアで構成して、画像処理部14を画像処理装置として構成してもよい。また、画像処理部14の一部をハードウェア構成とし他部を制御部10が実行するソフトウェアとして実現するものであってもよい。
画像前処理部14aでは、画像読取部20から入力された画像データに対して前処理が施される。前処理としては、例えば、解像度変換や下地除去処理等であり、後段の領域形成部14bで実行される処理の精度を高めるものである。
領域形成部14bでは、画像前処理部14aにより前処理が施された画像データが、複数の領域に分割されて抽出される。当該領域の抽出方法としては、例えば、所定の条件(例えば、黒画素である等)を満足する画素が連続する部分からなる複数の画素群を一つの領域として抽出する。
領域判別部14cでは、画像データの各領域の色数が選出される色数選出処理と、当該色数に基づいて各領域の圧縮方式が設定される圧縮方式決定処理とが実行される。
圧縮部14dでは、各領域が各領域に設定された圧縮方式で圧縮される。圧縮方式としては、可逆圧縮方式と、可逆圧縮方式よりも高圧縮率が得られる不可逆圧縮方式とがある。可逆圧縮方式としては、例えば、文字や記号等の文字画像の圧縮方式として用いられるMMR(Modified Modified READ)等や、図形等の線画の圧縮方式として用いられるPNG(Portable Network Graphics)等がある。不可逆圧縮方式としては、例えば、背景画像や写真画像等の圧縮方式として用いられるJPEG(Joint Photographic Experts Group)等がある。
複合文書ファイル作成部14eでは、圧縮部14dにより各領域が圧縮された画像データが複合化され、複合文書ファイルが作成され、当該複合文書ファイルが画像メモリ13に記憶される。複合文書ファイルのファイル形式としては、例えば、PDF(Portable Document Format)、XPS(XML Paper Specification)等である。
また、画像処理部14は、制御部10から画像データの読み出し指示があると、画像メモリ13に記憶した圧縮画像データを伸長し、画像メモリ13に一旦記憶させる。そして、制御部10から画像形成指示があると、非圧縮の画像データをページ単位で読み出し、拡縮や方向転換等の画像処理を行い、当該画像処理を施した画像データをプリント部40に出力する。
画像読取部20は、原稿自動送り部と読取部とを備え、原稿から画像を読み取り、画像データを生成し、画像処理部14に出力する。
操作表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等から成る表示部、表示部を覆うように設けられたタッチパネル、テンキー等の各種操作キー群から構成される。操作表示部30は、制御部10から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種画面や各種処理結果等を表示部に表示させる。また、操作表示部30は、各種スイッチやボタン、テンキー、操作キー群又はタッチパネルから入力される操作信号を制御部10に出力する。
プリント部40は、給紙部、給紙搬送部、画像形成部、定着部、搬出部等を備えて構成され、入力されたプリントデータに基づいて、電子写真方式の画像形成処理を行うものである。
通信部50は、通信部50は、ネットワークに接続されている外部装置(不図示)とのデータ通信の管理及び制御を行うものであり、例えば、外部装置からプリント対象のデータを受信し、当該データをジョブとして制御部10へ送信したり、画像メモリ13に記憶されている複合文書ファイルを外部装置に送信したりする。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図2に、本実施の形態における画像圧縮処理のメインフローチャートを示す。
本実施の形態における画像圧縮処理は、制御部10が画像圧縮処理プログラムを実行することにより画像処理部14の動作として実現されるものである。
制御部10は、画像読取部20により、原稿から画像データを生成させ、当該画像データを画像処理部14に出力させる(ステップS1)。生成された画像データのファイル形式としては、例えば、TIFF(Tagged Image File Format)、JPEG、BMP(Bit MaP)等である。
制御部10は、画像読取部20から入力された画像データに対して前処理を施すことで、画像前処理部14aを機能させる(ステップS2)。そして、制御部10は、前処理済みの画像データを複数の領域に分割して抽出することで、領域形成部14bを領域形成手段として機能させる(ステップS3)。なお、抽出された各領域には、識別情報が付加されている。
制御部10は、各領域に対して後述する色数選出処理(ステップS4)を実行することで、領域判別部14cを機能させる。色数算出処理では、各領域の色数が選出される。
制御部10は、ステップS4後、後述する圧縮方式決定処理(ステップS5)を実行することで、領域判別部14cを機能させる。圧縮方式決定処理では、色数選出処理により選出された色数に基づいて、各領域の圧縮方式が判定され、領域判別部14cが圧縮方式判定手段として機能する。
ステップS4及びS5が実行されたことにより得られる各領域の処理結果情報には、色数、代表色値、圧縮方式、インデクス画像データ等が含まれる。
制御部10は、領域判別部14cにより得られた各領域の処理結果情報に基づいて、各領域を設定された圧縮方式で圧縮し、圧縮済みの各領域の画像データを複合文書ファイル作成部14eに出力することで、圧縮部14dを機能させる(ステップS6)。
制御部10は、圧縮された各領域の画像データと、当該各領域の画像データの位置情報、色情報(色数、代表色値等)、透明情報等とを複合化し、複合文書ファイルを作成し(ステップS7)、当該作成した複合文書ファイルを画像メモリ13に記憶させ(ステップS8)、複合文書ファイル作成部14eを機能させる。
図3に、ステップS4において実行される色数選出処理のフローチャートを示す。
図3に示す処理は、領域毎に実行されるものである。
制御部10は、色数選出処理の処理対象となった領域の画像データに基づいて色数を算出し、領域判別部14cを色数算出手段として機能させる。そして、制御部10は、算出した色数を当該処理対象となった領域の色数nとして設定する(ステップS11)。
ステップS11では、当該領域の画像データのヒストグラムを作成し、当該ヒストグラムの解析処理や色集合のクラスタリング等の既知の技術を用いて色数が算出される。
制御部10は、設定されている色数nに基づいて処理対象となった領域の代表色値を選出し、領域判別部14cを代表色値選出手段として機能させる(ステップS12)。
ステップS12では、例えば、下記に示す(参考文献1)、(参考文献2)に記載の代表色値算出アルゴリズムを用いて、代表色値が選出される。
なお、代表色値の選出は、上記に限らず、本実施の形態の主旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能であり、採用可能な好適な代表色値算出アルゴリズムの概念としては、色の発生頻度に拘わらず人の視覚系(HVS:Human Visual System)にとって重要な色であればその色を算出可能なアルゴリズムである。
(参考文献1)
P.Heckert,“Color Image quantization for frame buffer display”,Computer graphics,Vol.16,No.3,p297-304,1980
(参考文献2)
Xiaolin Wu“Color quantization by dynamic programming and principal analysis”ACM Transaction on Graphics Volume 11,Issue 4 (October 1992) Pages:348-372
制御部10は、ステップS12で代表色値が選出された領域(処理対象となっている領域)の各色値を、ステップS12で選出した代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成し、領域判別部14cをインデクス画像生成手段として機能させる(ステップS13)。
制御部10は、ステップS13においてインデクス画像データが生成された領域(処理対象の領域)の画像データと、当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当するか否かを判別し、領域判別部14cを画質評価色数選出手段として機能させる(ステップS14)。
予め設定された評価結果とは、画質の維持が可能であるか否かを判断するための基準となるものである。
ステップS14で実行される画質評価では、例えば、インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの平均二乗誤差(RMSE;Root Mean Square Error)、画像信号とノイズとの比(PSNR;Peak Signal to Noise Ratio)、構造的類似性(SSIM;Structural Similarity)のいずれかが算出され、当該算出値に基づいて画質評価が実行される。
本実施の形態においては、RMSE値を算出し、当該RMSE値が10未満であることを予め設定された評価結果とする。
また、ステップS14で実行される画質評価は、上記に限らず、処理速度や処理容量と、画質判定の精度とのバランスを考慮して他の技術を用いてもよい。
例えば、人間の視覚系(HVS)は、空間周波数の高い歪を感知しにくく、空間周波数の低い歪を感知しやすいという特性と、画像上の顕著な部分の歪みに敏感であることが知られている。従って、インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの誤差画像を算出し、当該誤差画像とHVSの特性とに基づいて画質評価が実行されてもよい。
また、エッジは、文字画像、図形等の線画等の画像の種類の特徴を示す。従って、ステップS14で実行される他の画質評価として、インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとのエッジを抽出し、エッジの鮮鋭度の比較やエッジにより形成される画像の輪郭形状の比較結果に基づいて画質評価が実行されてもよい。
ステップS14において、評価結果が画質の維持が不可能である場合、即ち、予め設定された評価結果(RMSE値<10)に該当しない場合(ステップS14;NO)、制御部10は、設定されている色数nが予め設定された色数閾値よりも多いか否かを判別する(ステップS15)。ステップS15における判別基準となる色数閾値は、例えば、写真画像として判別される色数である。
設定されている色数nが予め設定された色数閾値以下の場合(ステップS15;NO)、制御部10は、設定されている色数nにΔnを加算して、色数を増加させ(ステップS16)、ステップS12の処理に進み、ステップS16で増加させた色数nに対する代表色値を再度選出し、ステップS13以降の処理に進む。
制御部10は、ステップS14;NO、ステップS15;NO、ステップS16を実行することにより、領域判別部14cを、評価結果が予め設定された評価結果に該当しない領域の色数を増加させる色数増加手段として機能させる。
設定されている色数nが予め設定された色数閾値よりも多い場合(ステップS15;YES)、制御部10は、処理対象となっている領域の圧縮方式を写真画像の圧縮方式(例えば、JPEG)に設定し(ステップS17)、ステップS17で設定した圧縮方式を処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し、本処理を終了する。
ステップS14において、評価結果が画質の維持が可能である場合、即ち、予め設定された評価結果(RMSE値<10)に該当する場合(ステップS14;YES)、制御部10は、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する際に設定されている色数nを選出し、当該色数nと、当該色数に基づいて選出された代表色値と、生成されたインデクス画像データとを、処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し(ステップS18)、本処理を終了する。
図4に、ステップS5において実行される圧縮方式決定処理のフローチャートを示す。
本処理は、圧縮方式が設定されていない領域毎に実行されるものである。
制御部10は、複数の領域のうちいずれか一つを圧縮方式決定処理の処理対象の領域として選出し、当該選出した領域の色数を不揮発メモリから読み出し、当該色数の判断を行なう(ステップS21)。
色数が2の場合(ステップS21;色数=2)、制御部10は、処理対象となっている領域の画像データを前景画像データと背景画像データとに分離する(ステップS22)。
前景画像データとは、文字や記号等の文字画像を形成する画像データであり、背景画像データとは、前景画像データの背景となる所定の濃度を有する画像データである。
制御部10は、前景画像データに対しては可逆圧縮方式を設定し、背景画像データに対しては不可逆圧縮方式を設定し(ステップS23)、当該設定を処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し、本処理を終了する。
ステップS23では、色数が2であることから、処理対象となっている領域の画像は、1色の文字画像(前景画像)と、1色の背景画像から構成されていると判別できる。従って、ステップS23では、例えば、前景画像データを文字画像の圧縮方式として用いられるMMR、背景画像データを写真画像の圧縮方式として用いられるJPEG、と設定することが好ましい。
色数が3以上8以下の場合(ステップS21;3≦色数≦8)、制御部10は、処理対象となっている領域の画像データを複数の前景画像データと背景画像データとに分離する(ステップS24)。
制御部10は、複数の前景画像データに対しては、それぞれ可逆圧縮方式を設定し、背景画像データに対しては不可逆圧縮方式を設定し(ステップS25)、当該設定を処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し、本処理を終了する。
ステップS25では、色数が3以上8以下であることから、処理対象となっている領域の画像は、複数色の文字画像(前景画像)と、1色の背景画像から構成されていると判別できる。従って、ステップS25では、例えば、各色の前景画像データを文字画像の圧縮方式として用いられるMMR、背景画像データを写真画像の圧縮方式として用いられるJPEG、と設定することが好ましい。
色数が9以上16以下の場合(ステップS21;9≦色数≦16)、制御部10は、処理対象となっている領域の画像データに対して可逆圧縮方式を設定し(ステップS26)、当該設定を処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し、本処理を終了する。
ステップS26では、色数が9以上16以下であることから、処理対象となっている領域の画像は、図形等の線画であると判別できる。従って、ステップS26では、例えば、当該領域の画像データを線画の圧縮方式として用いられるPNGに設定することが好ましい。
色数が17以上256以下の場合(ステップS21;17≦色数≦256)、制御部10は、処理対象となっている領域の画像データに対して圧縮方式追加判定処理を実行し(ステップS27)、当該処理結果を処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し、本処理を終了する。
圧縮方式追加判定処理では、色数が予め設定された色数(本実施の形態では、17)以上の場合、互いに異なる複数の圧縮方式毎に処理対象の領域の圧縮後のデータサイズが算出され、当該圧縮方式毎のデータサイズの比較結果に基づいて、当該領域の圧縮方式が判定され、領域判別部14cが圧縮方式追加判定手段として機能する。
図5に、ステップS27において実行される圧縮方式追加判定処理のフローチャートを示す。
制御部10は、処理対象となっている領域の色数、代表色値、インデクス画像データを不揮発メモリから読み出し、当該色数、代表色値、インデクス画像データに基づいて、線画の圧縮方式(例えば、PNG)で圧縮した際の当該領域の圧縮後のデータサイズ(線画圧縮サイズP)を算出する(ステップS31)。
また、制御部10は、処理対象となっている領域の元の画像データを不揮発メモリから読み出し、写真画像の圧縮方式(例えば、JPEG)で圧縮した際の当該領域の圧縮後のデータサイズ(写真圧縮サイズJ)を算出する(ステップS32)。
制御部10は、ステップS31で算出した線画圧縮サイズPと写真圧縮サイズJとを比較し、写真圧縮サイズJが線画圧縮サイズPよりも大きいか否かを判別する(ステップS33)。
写真圧縮サイズJが線画圧縮サイズPよりも大きい場合(ステップS33;YES)、制御部10は、処理対象となっている領域の画像データに対して線画の圧縮方式を設定し(ステップS34)、本処理を終了する。
写真圧縮サイズJが線画圧縮サイズP以下の場合(ステップS33;NO)、制御部10は、処理対象となっている領域の画像データに対して写真画像の圧縮方式を設定し(ステップS35)、本処理を終了する。
〔変形例〕
ステップS4において実行される色数選出処理は、図3に示す処理に替えて図6に示す処理を用いてもよい。図6に、ステップS4において実行される他の色数選出処理のフローチャートを示す。図6に示す処理は、領域毎に実行されるものである。
制御部10は、色数選出処理の処理対象となった領域の画像データに基づいて色数を算出し、領域形成部14bを色数算出手段として機能させる(ステップS41)。
ステップS41では、当該領域の画像データのヒストグラムを作成し、当該ヒストグラムの解析処理や色集合のクラスタリング等の既知の技術を用いて色数が算出される。
制御部10は、ステップS41において算出した色数に基づいて、当該領域に対する複数の色数候補(第1〜N色数候補)を生成し、領域判別部14cを色数候補生成手段として機能させる(ステップS42)。
ステップS42では、ステップS41において算出された色数を基準として、当該色数の前後の複数の色数、当該色数よりも少ない数の複数の色数、又は当該色数よりも多い数の複数の色数が生成され、当該生成された色数と基準とした色数とが色数候補として生成される。例えば、ステップS41において算出された色数が10の場合、当該10を基準として前後の2つの色数(8、9、11、12)が生成され、8、9、10、11、12が第1〜5色数候補として生成される。
制御部10は、各色数候補に対して、ステップS43〜S45の処理を実行する。
第1色数候補に対する処理を、他の色数候補に対する処理の代表として説明する。
制御部10は、第1色数候補として生成された色数に基づいて、処理対象となった領域の代表色値を選出し、領域判別部14cを代表色値選出手段として機能させる(ステップS43)。ステップS43における代表色値の選出は、ステップS12と同様であるため、説明は省略する。
制御部10は、処理対象となっている領域の各色値を、ステップS43で選出した代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成し、領域判別部14cをインデクス画像生成手段として機能させる(ステップS44)。
制御部10は、処理対象となっている領域の画像データと、当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、領域判別部14cを画質評価手段として機能させる(ステップS45)。ステップS45で実行される画質評価は、ステップS14と同様であるため、説明は省略する。本実施の形態においては、RMSE値を算出する。
制御部10は、各色数候補の画質評価の結果に基づいて、複数の色数候補からいずれか一つの色数候補を選出し、領域判別部14cを色数決定手段として機能させる。例えば、予め設定された評価結果に該当する画質評価の結果が得られた色数候補が選出され、当該選出された色数候補のうち最も色数が少ない色数候補が選出される。そして、制御部10は、この選出された色数候補を、処理対象となっている領域の色数として決定する。
そして、制御部10は、決定した色数nと、当該色数に基づいて選出された代表色値と、生成されたインデクス画像データとを、処理対象となっている領域の識別情報に対応付けて不揮発メモリに記憶し(ステップS46)、本処理を終了する。
なお、本実施の形態では図3〜6に示す各ステップの処理を、制御部10が画像処理プログラムを実行することにより実現されるものとして説明したが、これに限らず、各ステップの処理を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェアで構成したり、また、一部をハードウェア構成とし他部を制御部10により実行されるプログラムにより実現されるものであってもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、処理対象となっている領域の画像データとインデクス画像データとの客観的な画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する場合には、算出されている色数を選出し、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当しない場合には、色数を増加させ、再度、画質評価を行い、評価結果に応じて色数の選出を行なうことができる。又は、色数候補毎の画質評価部による評価結果に基づいて、複数の色数候補からいずれかを選出することができる。
そのため、画質評価に基づいて色数を選出でき、ヒストグラム等の頻度閾値を用いて色数を算出した際の色数の過小判別や過多判別を防止でき、色数の算出精度を向上できる。従って、色数の算出精度の向上により、色数に応じた圧縮形式の決定精度の向上、高圧縮率、高画質での減色を実現することができる。
また、画質評価の評価結果により選出された色数に基づいて、圧縮方式を判定することができるため、圧縮形式の誤判断を防止できる。即ち、文字画像や線画等を形成する色数の少ない領域の画像データに対しては、高画質を保つ圧縮方式で圧縮でき、写真画像等を形成する色数が多い領域の画像データに対しては、高圧縮率で圧縮することができる。
特に、色数が予め設定された色数(本実施の形態では、17)以上の場合には、複数の圧縮方式(PNG、JPEG)による圧縮後のデータサイズの比較結果に基づいて、圧縮方式を判定することができ、画像データの圧縮効率の向上を図ることができる。
また、平均二乗誤差(RMSE)、画像信号とノイズとの比(PSNR)、構造的類似性(SSIM)のいずれかの算出値に基づく画質評価法、誤差画像と人間の視覚系(HVS)特性とに基づく画質評価法、インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとのエッジの鮮鋭度に基づく画質評価法により、画質を客観的に評価することができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、不揮発メモリ11を使用した例を開示したが、この例に限定されない。
その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、磁気テープ、FD(Floppy(登録商標) Disk)等の磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memo)、CD−R(Compact Disk Recordable)、MO(Magneto-Optical disk)等の光記録媒体、フラッシュメモリ等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、本発明に係るプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含む必要はない。例えば、通信プログラムやOS(Operating System)に含まれるプログラムなど、別途、コンピュータにインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の処理を実行させるようにしても良い。
従って、本発明に係るプログラムの全てのモジュールを必ずしも記録媒体に記録しておく必要はなく、また、全てのモジュールを必ずしも伝送する必要もない。更に、所定の処理を専用のハードウェアを利用して実行させるように構成してもよい。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部
11 不揮発メモリ
12 RAM
13 画像メモリ
14 画像処理部
14a 画像前処理部
14b 領域形成部
14c 領域判別部
14d 圧縮部
14e 複合文書ファイル作成部
20 画像読取部
30 操作表示部
40 プリント部
50 通信部

Claims (11)

  1. 画像データを複数の領域に分ける領域形成部と、
    前記領域毎に色数を算出する色数算出部と、
    前記色数算出部により算出された色数又は入力された色数に基づいて、前記領域の代表色値を選出する代表色値選出部と、
    前記代表色値が算出された領域の各色値を当該代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成部と、
    前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する際に算出されている色数を選出する画質評価色数選出部と、
    前記画質評価色数選出部による評価結果が予め設定された評価結果に該当しない領域の色数を増加させ、当該増加させた色数を前記代表色値選出部に出力する色数増加部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記画質評価色数選出部により選出された色数に基づいて、当該領域の圧縮方式を判定する圧縮方式判定部、
    を備える請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記圧縮方式判定部は、
    前記領域の色数が予め設定された色数以上の場合には、互いに異なる複数の圧縮方式毎に当該領域の圧縮後のデータサイズを算出し、当該圧縮方式毎のデータサイズの比較結果に基づいて、当該領域の圧縮方式を判定する圧縮方式追加判定部を有する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画質評価色数選出部は、
    前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの平均二乗誤差、画像信号とノイズとの比、構造的類似性のいずれかを算出し、当該算出値に基づいて画質評価する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画質評価色数選出部は、
    前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの誤差画像を算出し、当該誤差画像と人間の視覚系特性とに基づいて画質評価する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画質評価色数選出部は、
    前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとのエッジの鮮鋭度に基づいて画質評価する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 画像データを複数の領域に分ける領域形成部と、
    前記領域毎に色数を算出する色数算出部と、
    前記領域の色数に基づいて当該領域に対する複数の色数候補を生成する色数候補生成部と、
    前記色数候補毎に、当該色数候補に基づいて前記領域の代表色値を選出する代表色値選出部と、
    前記色数候補毎に、前記領域の各色値を前記代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成部と、
    前記色数候補毎に、前記領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行なう画質評価部と、
    前記色数候補毎の画質評価部による評価結果に基づいて、複数の色数候補からいずれかを選出する色数決定部と、
    を備える画像処理装置。
  8. 画像データを複数の領域に分ける領域形成工程と、
    前記領域毎に色数を算出する色数算出工程と、
    前記色数算出工程により算出された色数又は入力された色数に基づいて、前記領域の代表色値を選出する代表色値選出工程と、
    前記代表色値が算出された領域の各色値を当該代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成工程と、
    前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する際に算出されている色数を選出する画質評価色数選出工程と、
    前記画質評価色数選出工程による評価結果が予め設定された評価結果に該当しない領域の色数を増加させ、当該増加させた色数を前記代表色値選出工程に出力する色数増加工程と、
    を含む画像処理方法。
  9. 画像データを複数の領域に分ける領域形成工程と、
    前記領域毎に色数を算出する色数算出工程と、
    前記領域の色数に基づいて当該領域に対する複数の色数候補を生成する色数候補生成工程と、
    前記色数候補毎に、当該色数候補に基づいて前記領域の代表色値を選出する代表色値選出工程と、
    前記色数候補毎に、前記領域の各色値を前記代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成工程と、
    前記色数候補毎に、前記領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行なう画質評価工程と、
    前記色数候補毎の画質評価工程による評価結果に基づいて、複数の色数候補からいずれかを選出する色数決定工程と、
    を含む画像処理方法。
  10. コンピュータを、
    画像データを複数の領域に分ける領域形成手段、
    前記領域毎に色数を算出する色数算出手段、
    前記色数算出手段により算出された色数又は入力された色数に基づいて、前記領域の代表色値を選出する代表色値選出手段、
    前記代表色値が算出された領域の各色値を当該代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成手段、
    前記インデクス画像データが生成された領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行い、当該評価結果が予め設定された評価結果に該当する際に算出されている色数を選出する画質評価色数選出手段、
    前記画質評価色数選出手段による評価結果が予め設定された評価結果に該当しない領域の色数を増加させ、当該増加させた色数を前記代表色値選出手段に出力する色数増加手段、
    として機能させるプログラム。
  11. コンピュータを、
    画像データを複数の領域に分ける領域形成手段、
    前記領域毎に色数を算出する色数算出手段、
    前記領域の色数に基づいて当該領域に対する複数の色数候補を生成する色数候補生成手段、
    前記色数候補毎に、当該色数候補に基づいて前記領域の代表色値を選出する代表色値選出手段、
    前記色数候補毎に、前記領域の各色値を前記代表色値に置き換えたインデクス画像データを生成するインデクス画像生成手段、
    前記色数候補毎に、前記領域の画像データと当該領域のインデクス画像データとの画質評価を行なう画質評価手段、
    前記色数候補毎の画質評価手段による評価結果に基づいて、複数の色数候補からいずれかを選出する色数決定手段、
    として機能させるプログラム。
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