JP2011075459A - 測定物の濃度測定方法及び光学センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 測定物を均一に反応させ、より高精度な測定を行うことを可能とする光学センサを提供する
【解決手段】 基板2の主面上に形成され、互いに離間して設けられた一対のグレーティング4を含む光導波路層3と、光導波路層上に設けられ、グレーティング間に位置する光導波路層の一部分上に開口部5aを有する疎水性樹脂層5とを備えたセンサチップ1と、センサチップ1と組み合わせた際に、光導波路層3、及び疎水性樹脂層5と協働して開口部5aを試薬7と測定物10との反応室8とすると共に、反応室8内に測定物の供給、及び供給の際に発生する圧力を排出させるための複数のギャップ9を有するチャンバ6と、反応室8内の試薬7と測定物10との反応物に対して反応を促進するための振動を与える振動付与手段11とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、測定物の濃度測定方法及び光学センサに関する。
従来の光学センサは、センサチップからなり、センサチップは、基板の主面上に設けられ、両端部にグレーティングを有する光導波路層と、この光導波路層上に設けられ、グレーティング間の光導波路層部分に開口部を有する疎水性樹脂層とで構成され、開口部内に測定物中のタンパク質等に対応する試薬が固定化されている。そして、このセンサチップでは、開口部内に所定量の測定物を滴下し、試薬と反応させた後、レーザ光を一方のグレーティングを介して光導波路層に入射させ、エバネッセント波を発生させて、開口部に露出する光導波路層部分でのエバネッセント波の変化を測定している。
しかし、このセンサチップにおいては、開口部内に所定量の測定物を的確に滴下することが困難であり、また開口部内において、滴下された測定物とその壁面との表面張力によって、測定物が凸状、または凹状となる場合がある。そのため、精度の高い測定を行うことが困難となる。
上記問題を解決する光学センサとして、特許文献1に示すものがある。この光学センサ100では、図7に示すように、センサチップ110とこのセンサチップ110と組み合わされるチャンバ120とを有している。センサチップ110は、図8に示すように互いに離間して設けられたグレーティング112a、112bを有する光導波路層111が設けられ、グレーティング112a、112b間の光導波路層111部分に試薬113が設けられた構造を有する。一方、図7のチャンバ120には、センサチップ110と組み合わされた時、試薬113に連接するギャップ121が設けられている。
特開2009−133836号
しかし、上記の特許文献1に記載の光学センサ100では、測定物をチャンバ120のギャップ121を通じて試薬113内に的確に導くことができると共に、試薬113が設けられた面をチャンバ120の底面で塞ぐことにより試薬113内に供給された測定物の上面を平坦化しているので、従来の光学センサに比べて精度の高い測定を行うことができるが、この光学センサにおいては、測定物と試薬を均一に反応させ難く、高精度な測定を行う為には改良の余地がある。
本発明では、測定物を均一に反応させ、より高精度な測定を行うことを可能とする測定物の濃度測定方法及び光学センサの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1態様の光学センサは、基板の主面上に形成され、互いに離間して設けられた一対のグレーティングを含む光導波路層と、前記光導波路層上に設けられ、前記グレーティング間に位置する前記光導波路層の一部分上に開口部を有する疎水性樹脂層とを備えたセンサチップと、前記センサチップと組み合わせた際に、前記光導波路層、及び前記疎水性樹脂層と協働して前記開口部を試薬と測定物との反応室とすると共に、前記反応室内に測定物の供給、及び供給の際に発生する圧力を排出させるための複数のギャップを有するチャンバと、前記反応室内の前記測定物と前記試薬との反応物に対して反応を促進するための振動を与える振動付与手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明の第2態様の測定物の濃度測定方法は、上記第1態様の前記センサチップに前記チャンバを組み合わせて、試薬と測定物との反応室を形成する工程と、前記チャンバの前記ギャップを通じて前記反応室内に前記測定物を供給する工程と、前記反応室内に前記測定物を供給した後、前記反応室内の前記測定物と前記試薬との反応物に対して振動を与えて反応を促進させる工程と、を含むことを特徴としている。
本発明では、測定物と試薬を均一に反応させることにより、より高精度な測定を可能とする測定物の濃度測定方法及び光学センサの提供をすることができる。
本発明の第1実施形態に係る光学センサを示す上面図。 図1のA−A線に沿う光学センサの断面図。 図2のB−B線に沿う光学センサの上面図。 チャンバの詳細を示した断面図。 本発明の第2実施形態に係る光学センサを示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る光学センサを示す図で、同図(a)はその断面図、同図(b)は測定物中の磁性微粒子の状態を示す図。 従来の光学センサを示す斜視図。 従来の光学センサに使用されたセンサチップを示す上面図。
以下に、本発明の実施形態に係る測定物の濃度測定方法及び光学センサに関し、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る光学センサを、図1乃至図4を参照して具体的に説明する。図1乃至図4に示すように、本実施形態の光学センサ20は、センサチップ1とチャンバ6と振動付与手段11とにより構成される。
まず、センサチップ1の説明を行う。センサチップ1は、矩形状の基板2と、この基板2の主面に形成された光導波路層3と、この光導波路層3上に形成された疎水性樹脂層5とを有する。
光導波路層3は、レーザダイオードから出射されたレーザ光を伝播させるための層で、両端部には、レーザ光の方向を変えるための、一対のグレーティング4(入射側グレーティング4a、及び出射側グレーティング4b)が設けられている。入射側グレーティング4aと出射側グレーティング4bとは、その間に測定域Sを挟むように互いに離間して形成されている。
光導波路層3の一例としては、平面光導波路層が用いられる。この平面光導波路層は、例えば酸化シリコン、ガラス、酸化チタン、またフェノール樹脂やエポキシ樹脂のような有機系樹脂材料から形成することができる。また、平面光導波路層は、所定の光の透過性を有する材料が良い。好ましくは、ポリスチレンを主たる構造とするエポキシ樹脂等が良い。
次に疎水性樹脂層5の説明を行う。疎水性樹脂層5は、光導波路層3の上面全体に形成されている。この疎水性樹脂層5には、例えば矩形状の開口部5aが形成されている。開口部5aは、入射側グレーティング4aと出射側グレーティング4bとの間に位置する測定域Sの光導波路層3の一部を露出するように形成されている。
疎水性樹脂層5は、光導波路層3を構成する材料よりも低屈折率かつ測定物と反応しない材料、例えばフッ素樹脂材料を使用すると良い。
次に、チャンバ6の説明を行う。チャンバ6は、略直方体の形状をしており、センサチップ1と組み合わせた際、センサチップ1側の面(底面)により疎水性樹脂層5の開口部5aの開口面を覆う。これにより、チャンバ6の底面、測定域Sの光導波路層3の部分、及び開口部5a側面の疎水性樹脂層5部分の協働により開口部5aが試薬と測定物との反応室8に代えられる。また試薬7が、光導波路層3の部分と対向するチャンバ6の底面部分に固定化されている。
また、チャンバ6には、反応室8内に測定物10を供給するため、また供給時に発生する圧力を逃がすためにギャップ9が設けられている。ここでは、反応室8内に測定物10を供給するため供給ギャップ9aと排出ギャップ9bがそれぞれ設けられている。供給ギャップ9aは、反応室8に対して+X方向から−X方向に傾斜され、チャンバ6を貫いてチャンバ6の上面から反応室8にまで達している。または排出ギャップ9bは、供給ギャップ9aとは逆に反応室8に対して−X軸方向からX軸方向に傾斜され、チャンバ6を貫いてチャンバ6の上面から反応室8にまで達している。なお、ギャップ9の位置や数、傾き方向、及び形状はこれに限られない。
チャンバ6は、例えばアクリルで形成されている。そして、少なくともセンサチップ1の光導波路層3と対向する対向面は、黒色に着色されている。なお、チャンバ6の全体が黒色の材質で形成されていてもよい。チャンバ6の対向面、または全体を黒色にするのは、発色反応を検出する測定装置から出射されたレーザ光が、センサチップ1の光導波路層3に入射した際に、散乱光や迷光を減らすことができ、高精度な測定が可能となるからである。
試薬7は、測定物10と特異的に反応するものを含み、凍結乾燥されることにより固定化されている。例えばチャンバ6にメッシュを設け、試薬7を保持するビーズを作成し、メッシュの穴にビーズを入れ、凍結乾燥させて固定化させる。また試薬7は、測定物10が反応室8に供給されると遊離する。
試薬7の固定化の方法として、ウシ血清アルブミン(BSA)やポリエチレングリコール、リン脂質ポリマー、ゼラチン等のような水溶性高分子材を添加したスラリを塗布し、凍結乾燥することにより固定化することも可能である。
反応室8を構成する光導波路層3の部分とその光導波路層3の部分と対向する底面の一部もしくは全体領域は、親水化処理されている。これにより、測定物10を光学的変化の検出を行う反応室8全体に対し、均一に素早く広げることが出来る。
次に、振動付与手段11の説明を行う。本実施形態では、振動付与手段11としては、ポンプが用いられる。ポンプ11は、チャンバ6の上面において、供給ギャップ9aに送・排パイプを装着及び取外し可能に設置される。このポンプ11は、反応室8内に測定物10を供給した後、チャンバ6の上面に設けられたギャップ9aに設置される。このポンプ11は、反応室8内の試薬7と測定物10との反応物とポンプ11との間に閉じ込められたギャップ9a内の空気を振動させるために、空気の送出と排出を行うためのものである。このポンプ11による、ギャップ9a内の空気の振動により、反応室8内の反応物に振動を与える。
測定物10は、例えば血液、血清、血漿、生体試料、食品等の中に含まれる蛋白質、ペプチド、遺伝子等が挙げられる。具体的には、例えば、インスリン、カゼイン、β−ラクトグロブリン、オボアルブミン、カルシトニン、C−ペプチド、レプチン、β−2−ミログロブリン、レチノール結合タンパク、α−1−ミクログロブリン、α−フェトプロテイン、癌胎児性抗原、トロポニン−I、グルカゴン様ペプチド、インスリン様ペプチド、腫瘍増殖因子、繊維芽細胞増殖因子、血小板成長因子、上皮増殖因子、コルチゾール、トリヨードサイロニン、サイロキシン等のハプテンホルモン、ジゴキシン、テオフィリン等の薬物、細菌、ウイルス等の感染症物質、肝炎抗体、IgEの他、そばの主要タンパク質複合体、落花生のArah2を含む可溶性タンパク質等があげられるが、これらに限定されるものではない。
次に、上述した光学センサ10を用いて測定物の濃度測定方法について説明する。まず、センサチップ1にチャンバ6を組み合わせた後、チャンバ6の供給ギャップ9aを通じて測定液(測定物)10を反応室8内に供給する。供給された測定液10は、反応室8内の全体に亘って均一にすばやく広がる。試薬7は、チャンバ6の底面から遊離し、測定液10と反応をはじめる。
測定液10を反応室8内に供給した後、ポンプ11の送・排パイプをチャンバ6の供給ギャップ9aに挿入し、ポンプ11の送出及び排出動作を交互に、且つ連続的に行い、ギャップ9a内の空気を振動させることにより、反応室8内の試薬7と測定液10の反応液に対して振動を与え、試薬7と測定液10との反応を促進させる。
その後、レーザダイオード(図示略)からレーザ光を、入射側グレーティング4aを介して光導波路層3に入射させ、エバネッセント波を発生させて、反応室8内に露出する光導波路層3部分を伝播させた後、出射側グレーティング4bからのレーザ光をフォトダイオード(図示略)で受光し、レーザ光の強度を測定する。そして、この測定されたレーザ光の強度と予め測定されてある基準光強度との差により測定物の濃度を算出する。
以上、第1実施形態によれば、ポンプ11の送・排出動作によりギャップ9a内の空気を振動させて反応室8内の試薬7と測定液10との反応液に対して振動を与え、試薬7と測定液10との反応を促進させている。そのため、均一に反応させ、より高精度な測定を行うことが可能な測定物の濃度測定方法及び光学センサを提供することが出来る。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る光学センサを、図5を参照して具体的に説明する。
本実施形態は、第1実施形態とは振動付与手段を振動体で構成している点で異なり、その他の構成部分については、同様の構成を有している。従って、以下の説明においては、第1実施形態と同様の構成部分については、同一の符号を付して詳細説明を省略し、異なる構成部分について説明する。
本実施形態の光学センサ30では、振動付与手段12は振動素子から構成され、振動素子12は、基板2の裏面に着脱可能に設置される。振動素子12の大きさは、測定装置におけるレーザ光の入射及び出射の関係上、光導波路層3における一対のグレーティング4の間隔より狭いものが良い。なお、振動素子12の設置位置や大きさはこれに限らない。
振動素子12は、ここでは、例えば弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)素子が用いられるが、ピエゾ素子、アクチェータなどでもよく、振動するものであれば良い。
そして、測定物の濃度測定において、センサチップ1にチャンバ6を組み合わせて、反応室8に測定液10を供給した後、振動素子12を動作させて振動させることにより、センサチップ1が振動し、その結果、反応室8内の試薬7と測定液10との反応液が振動され、反応が促進される。
以上、第2実施形態によれば、振動素子12を動作させることで生じる振動により、反応室8内の試薬7と測定液10との反応液に対して振動を与え、試薬7と測定液10との反応を促進させている。そのため、均一に反応させ、より高精度な測定を行うことが可能な測定物の濃度測定方法及び光学センサを提供することが出来る。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る光学センサを、図6を参照して具体的に説明する。
本実施形態は、第1実施形態とは振動付与手段を振動体で構成している点で異なり、その他の構成部分については、同様の構成を有している。従って、以下の説明においては、第1実施形態と同様の構成部分については、同一の符号を付して詳細説明を省略し、異なる構成部分について説明する。
本実施形態の光学センサ40では、振動付与手段13は、磁力により移動可能な磁性微粒子で構成される。
磁性微粒子13は、例えばマグネタイトやフェライト等の酸化鉄が含まれているものからなり、ここでは、試薬7と混合され凍結乾燥され、反応室8内に位置するチャンバ6の底面部分に固定化されている。また、固定化された磁性微粒子13は、測定液10が反応室8に供給された際、図6(b)に示すように、試薬7と共に測定液10中に遊離する。なお、磁性微粒子13は、チャンバ6の底面部分に限らず、反応室8内であれば、光導波路層3の部分、疎水性樹脂層5部分に固定化されてもよい。
そして、測定物の濃度測定において、センサチップ1にチャンバ6を組み合わせて、反応室8に測定液10を供給した後、例えば、磁石14をチャンバ6の上面に設置し、X、Y方向に移動させることにより、磁性微粒子13は、磁石14の移動に合わせて反応液中を移動する。その結果、反応室8内の試薬7と測定物10との反応液が振動・攪拌され、反応が促進される。なお、磁石14の設置位置は、磁性微粒子13を移動させることが出来ればよく、チャンバ6の上面に限られない。
以上、第3実施形態によれば、磁性微粒子13が磁石14の移動に合わせて反応液中を移動することにより、反応室8内の試薬7と測定物10との反応液が振動・攪拌され、反応が促進される。そのため、均一に反応させ、より高精度な測定を行うことが可能な測定物の濃度測定方法及び光学センサを提供することが出来る。
本発明では、上記第1実施形態から第3実施形態に限定されるものではなく、反応室8内における試薬と測定物とが均一に混ざり、反応させることが出来る振動付与手段を有していれば良い。
1,110…センサチップ
2…基板
3,111…光導波路層
4,112…グレーティング
5…疎水性樹脂層
5a…開口部
6,120…チャンバ
7,113…試薬
8…反応室
9,121…ギャップ
10…測定物
11…ポンプ
12…振動素子
13…磁性微粒子
14…磁石
20、30、40、100…光学センサ

Claims (7)

  1. 基板の主面上に形成され、互いに離間して設けられた一対のグレーティングを含む光導波路層と、前記光導波路層上に設けられ、前記グレーティング間に位置する前記光導波路層上の一部分に開口部を有する疎水性樹脂層とを備えたセンサチップと、
    前記センサチップと組み合わせた際に、前記光導波路層、及び前記疎水性樹脂層と協働して前記開口部を試薬と測定物との反応室とすると共に、前記反応室内に測定物の供給、及び供給の際に発生する圧力を排出させるための複数のギャップを有するチャンバと、
    前記反応室内の前記測定物と前記試薬との反応物に対して反応を促進するための振動を与える振動付与手段と、
    を備えることを特徴とする光学センサ。
  2. 前記振動付与手段は、前記ギャップに対して空気を送出・排出し、且つ前記反応物に対して振動を与えるポンプであることを特徴とする請求項1記載の光学センサ。
  3. 前記振動付与手段は、前記センサチップ及び前記チャンバの少なくとも一方に振動を与えるSAW素子、ピエゾ素子、またはアクチェータであることを特徴とする請求項1記載の光学センサ。
  4. 前記振動付与手段は、磁力により遥動する磁性微粒子であり、前記試薬中に混在されていることを特徴とする請求項1記載の光学センサ。
  5. 前記チャンバは、黒色であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光学センサ。
  6. 前記反応室を形成する前記光導波路層部分、前記疎水性樹脂層、及び前記チャンバ部分の少なくとも一部が、親水化処理されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光学センサ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の前記センサチップに前記チャンバを組み合わせて、試薬と測定物との反応室を形成する工程と、
    前記チャンバの前記ギャップを通じて前記反応室内に測定物を供給する工程と、
    前記反応室内に測定物を供給した後、前記反応室内の前記測定物と前記試薬との反応物に対して振動を与えて反応を促進させる工程と、
    を含むことを特徴とする測定物の濃度測定方法。
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