JP2011075167A - 冷蔵庫と冷蔵庫の使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷蔵庫の貯蔵室の容積を可変にし、貯蔵量が少ない場合でも貯蔵室の容積を減らし省エネルギー化を図る。
【解決手段】 冷蔵庫101は貯蔵室たとえば冷蔵室105には直方体のバルーン20Aを、製氷室108には直方体のバルーン20Bを、野菜室107には直方体のバルーン20Cを、引き出し型冷凍室106には直方体のバルーン20Dをそれぞれ複数配設してなる。また、冷蔵室105のドアポケットにもバルーン20Aを複数配設してなる。各々のバルーン20A、20B、20C、20Dは100μm厚さの透光性ビニール樹脂フィルムを直方体に成形し、内部に空気を密封してなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、省エネルギー化を図った冷蔵庫に関し、詳しくは貯蔵量が少ない場合でも貯蔵室を減容化可能にした冷蔵庫とその使用方法に関する。
冷凍システムの効率化と省エネルギー化を図るため凝縮器と減圧装置の間に切換弁を設け、切換弁から圧縮機までを連通するバイパス回路を設けた冷蔵庫として特願2008−034157号公報が提案されている。
また、冷蔵庫内の冷気遮断用暖簾を備えることで省エネルギー化を図った構成が特開2000−314584号公報で提案されている。
特願2008−034157号公報 特開2000−314584号公報
しかし特許文献1、2における冷蔵庫は貯蔵量が少ない場合でも貯蔵室の減容化を可能にする手段を備えるものでない。
本発明は冷蔵庫の貯蔵室たとえば冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室、引き出し型冷凍室などの少なくとも一つの容積を可変にし、貯蔵量が少ない場合でも貯蔵室の容積を減らし省エネルギー化を図ることを目的とする。
本発明にかかる冷蔵庫は、バルーン(風船)を貯蔵室に着脱可能に配設し前記貯蔵室を減容化したことを特徴としたもので、これにより貯蔵量が少ない場合でもバルーンを少なくとも一つ配置することで貯蔵室の容積を減らし(減容化し)省エネルギー化を図れる。
さらに本発明にかかる冷蔵庫は、貯蔵室を冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室、冷凍室の内、少なくとも一つとしたことを特徴としたもので、これにより貯蔵量が少ない場合でもバルーンを少なくとも一つ配置することで貯蔵室の容積を減らし(減容化し)省エネルギー化を図れる。
さらに本発明にかかる冷蔵庫は、閉蓋した空の樹脂製容器または閉蓋した空の紙製容器のいずれか一方を貯蔵室に着脱可能に配設し前記貯蔵室を減容化したことを特徴としたもので、これにより廃物利用できコストがかからない。
さらに本発明にかかる冷蔵庫は、バルーンを略6面体(直方体)としたことを特徴としたもので、これにより複数のバルーンを略隙間なく整列配置できる。
さらに本発明にかかる冷蔵庫の使用方法は、バルーンを貯蔵室に着脱可能に配設し、前記貯蔵室を減容化した状態で貯蔵物を冷蔵保管するようにしたことを特徴としたもので、これにより貯蔵量が少ない場合でもバルーンを少なくとも一つ配置することで貯蔵室の容積を減らし(減容化し)省エネルギーを図れる。
上記構成により本発明の冷蔵庫は、貯蔵量が少ない場合でもバルーンを備えることにより貯蔵室の容積を減らし(減容化し)省エネルギー化を図れる。また、閉蓋した空の紙製容器または閉蓋した空の樹脂製容器のいずれか一方をバルーンとして用いることにより廃物利用できコストがかからない。さらに、前記バルーンを略6面体(直方体)とすることにより複数のバルーンをほぼ隙間なく整列配置できる。
本発明の一実施例における冷蔵庫の断面図 図1の貯蔵室に配置するバルーンの一実施例の斜視図
本発明にかかる冷蔵庫は上述の通りである。図1は本発明の一実施例における冷蔵庫の概略断面図を示すものである。図1において、例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材で周囲と断熱して構成されている冷蔵庫101は、複数の断熱区画に区分されており、冷蔵室105、引出しタイプの冷凍室106、野菜室107、製氷室108、切替室109の構成となっている。
最上部に設けられて、最も使用頻度の高い冷蔵室105は、冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1〜5℃でPCCセンサー113により設定されている。野菜室107は、冷蔵室105と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃とすることが多い。低温にすれば葉野菜の鮮度を長期間維持することが可能である。
冷凍室106は、冷凍保存のために通常−22から−18℃でFCCセンサー114により設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30から−25℃の低温で設定されることもある。
また、図1より、冷凍サイクル部品として、まず冷蔵庫上部背面に区画される機械室120に配置される圧縮機131、凝縮器132、機械室ファン(図示せず)、減圧装置133として本実施の形態においてはキャピラリーを用いる。さらに切替弁137、ドライヤ(図示せず)が配置される。また、切替弁132と圧縮機131の冷媒注入配管140を連通するバイパス配管139が構成される。
凝縮器132は、強制対流方式のものに加えて、冷蔵庫101の周囲鋼板へ密着し熱伝導し自然放熱するための配管や、各室断熱扉体間の仕切りに配設して防滴防止を行うための配管を組み合わせてもよい。
更に、圧縮機131について説明すると、本実施の形態の圧縮機131は、低圧タイプで、かつケーシングの吸入配管138とメカ部の吸入経路(図示せず)、開口部は、対向して連続的な流れを形成する位置関係にあるが部分的に圧縮機131内部に開放されている。さらに、バイパス回路139の出口部は、冷媒注入配管(図示せず)のY型配管の片側に連結される、また吐出管(図示せず)はメカ部からケーシングに配設され、シリンダ(図示せず)からの加圧冷媒を凝縮器132へ流出させる。
また、冷凍サイクルの構成機器である蒸発器134は、庫内ファン151と共に、中段に位置する野菜室107の後方背面部に設けられている。これにより最下段の貯蔵室である冷凍室106の内容積と奥行きを最大限に大きくすることが可能である。
なお、中段の野菜室107と最下段の冷凍室106は逆の構成となれば、野菜室の内容積と奥行きを最大限に大きくすることが可能となる。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された各温度に応じて制御手段により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。
まず圧縮機131の起動により吐出された高温高圧冷媒は、凝縮器132にて放熱して凝縮液化し、キャピラリーである減圧装置133に至る。その後、減圧装置133ではサクションライン152と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって蒸発器134に至る。
庫内ファン151の動作により、庫内の空気と熱交換される。蒸発器134内の冷媒は蒸発気化されて冷却され低温の冷気をダンパ(図示なし)などで分配することで各室の冷却を行う。尚、複数の蒸発器を用いる場合は流路制御手段により各蒸発器へ冷媒が供給される。
次に、蒸発器134を出た冷媒はサクションライン152を経て圧縮機131へと吸い込まれる。以上の閉回路である第一回路135を冷媒が循環して冷蔵庫の冷却運転を可能にする。
前記冷蔵庫の各貯蔵室には減容化を目的として、それぞれ少なくとも一つのバルーンを着脱可能に配設してなる。バルーンはプラスチックフィルム、ゴム、紙など任意の部材で構成すればよい。例えば、ビニール樹脂などの樹脂フィルムで密封可能なバルーンを所望の形状に構成すればよい。バルーン内には空気や窒素ガスなど任意のガスを密封するようにしてもよい。逆に、前記バルーン内を1気圧より低く構成してもよい。その場合はバルーンが大気圧で潰れない剛性を備える必要がある。
前記バルーンの形状は略6面体(直方体)とするのが好ましい。これによりバルーンをほぼ隙間なく整列配置できる。なお、前記バルーンの形状は球形、三角柱、円柱など任意としてよいことは自明である。さらに、前記バルーンは脱臭剤を備えていてもよい。これにより貯蔵物が発した臭気を消去できる。脱臭剤はバルーンの表面に配設される。
脱臭剤としては、一般的なシリカゲル、活性炭、竹炭、貝殻粉など任意の一般部材を用いればよい。脱臭剤をバルーンの表面に配設するには、まず、エポキシ樹脂、シリコン樹脂などの接着用樹脂を印刷またはスプレー塗布し、次に前記接着用樹脂が乾燥して接着性を失う前に前記脱臭剤粉末を散布し固定するのが好ましい。
なお、閉蓋した空の樹脂製容器または閉蓋した空の紙製容器などの一つをバルーンとして用いてもよい。閉蓋した空の樹脂製容器は所望の中空体に成形すればよい。また、市販のタッパーまたは使用済みのペットボトル等を用いてもよい。閉蓋した空の紙製容器は引き出し型箱体、一枚の紙を折り曲げて組み立てた箱体、接着して組み立てた容器など任意の形態としてよい。以下、本発明の一実施例における冷蔵庫を図面とともに説明する。
図1は本発明の一実施例における冷蔵庫の断面図、図2は図1の貯蔵室に配置するバルーンの一実施例の斜視図を示す。図1に示す冷蔵庫101は従来の一般的な冷蔵庫の構成を示す。冷蔵庫の各貯蔵室たとえば冷蔵室105には直方体のバルーン20Aを、製氷室108には直方体のバルーン20Bを、野菜室107には直方体のバルーン20Cを、引き出し型冷凍室106には直方体のバルーン20Dをそれぞれ複数配設してなる。また、冷蔵室105のドアポケットにもバルーン20Aを複数配設してなる。各々のバルーン20A、20B、20C、20Dは100μm厚さの透光性ビニール樹脂フィルムを所望の直方体に成形し、内部に空気を密封してなる。
上記構成により各貯蔵室に配設したバルーンを適宜、着脱することにより各貯蔵室の容積を可変にできる。貯蔵量が少ない場合でも所望の数の前記バルーンを配設することによって貯蔵室の容積を減らし省エネルギーを図れる。例えば、製氷室108の底部に幅13cm、奥行15cm、高さ2cmのプレート状バルーン20Bを複数配設(図1では2個のバルーンを直列に配設)することにより製氷量を減じられる。冬季や旅行で長期不在の場合にバルーン20Bを所望数配設して製氷量を少なくできる。この場合、製氷量は製氷室108に堆積した氷の高さ等を検出して制御される。
なお、上記実施例においてバルーンを構成する樹脂フィルムは単層または多層であってもよい。また、剛性を有する樹脂製バルーンとしてもよい。さらに、コストをかけず、かつ廃物利用を兼ねて、前記の閉蓋した空の樹脂製容器たとえば空のペットボトルや市販のタッパ、閉蓋した空の紙製容器などをバルーンとしてもよい。
本発明は家庭用冷蔵庫に限らず、業務用各種冷蔵庫や店舗の冷蔵ショーケースの貯蔵室を減容化することにも応用できる。
20、20A、20B、20C、20D バルーン
101 冷蔵庫
105 冷蔵室
106 引き出し型冷凍庫
107 野菜室
108 製氷室
109 切替室
113 PCCセンサ
114 FCCセンサ
131 圧縮機
132 凝縮器
133 減圧装置
134 蒸発器
135 第一回路
137 切替弁
138 吸入配管
139 バイパス回路
151 庫内ファン

Claims (4)

  1. バルーンを貯蔵室に着脱可能に配設し前記貯蔵室を減容化したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 貯蔵室を冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室、冷凍室の内、少なくとも一つとしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. バルーンを貯蔵室に着脱可能に配設し、前記貯蔵室を減容化した状態で貯蔵物を冷蔵保管するようにしたことを特徴とする冷蔵庫の使用方法。
  4. 閉蓋した空の樹脂製容器または閉蓋した空の紙製容器のいずれか一方を貯蔵室に着脱可能に配設し前記貯蔵室を減容化したことを特徴とする冷蔵庫。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103673450A (zh) * 2012-09-19 2014-03-26 海尔集团公司 冰箱
JP2020091088A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 アクア株式会社 冷蔵庫

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