JP2011073720A - 覆蓋システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水槽11の開口12を跨いで覆う第1〜第3覆蓋部材22A,22B,22Cを一対の周縁部13,13に沿って移動可能に設ける。保守点検時に第1覆蓋部材22Aを第2覆蓋部材22Bの内部に、第2覆蓋部材22Bを第3覆蓋部材22Cの内部にそれぞれ収納して、開口12を開放する。第1及び第2覆蓋部材22A,22Bの天板23a,23bと、第2及び第3覆蓋部材22B,22Cの天板23b,23cとをオーバーラップさせ、第2及び第3覆蓋部材22B,22Cの天板23b,23c他側端のオーバーラップ部分28b2,28cに戸車29b,29cを設ける。第1及び第2覆蓋部材22A,22Bの一側梁板25a1,25b1を厚肉にする。
【選択図】図2
Description
なお、第1〜第3覆蓋部材74A,74B,74Cは、幅(移動方向の長さ)が約1m、スパン(架け渡し方向の長さ)が約2m程度に設定されており、天板75a,75b,75cの厚さは1cm程度に設定されている。
その場合、各覆蓋部材のスパンが2m以下であれば、厚さ約1cmの天板であっても強度は十分であるが、幅が約1mに対してスパンを2mより長く、例えば、6m程度にすると、厚さ約1cmの天板では強度が不十分となり、天板の中央部に自重による撓みが生じてしまう。しかも、保守点検などの際に各覆蓋部材の上に作業者が載るには強度が不十分であった。
更に、上記各覆蓋部材の天板の下面に補強部材を設け、この補強部材が、上記一方のオーバーラップ部分に対して設けられる上記転動部材の設置部位または上記他方のオーバーラップ部分に対して転動する上記転動部材の転動部位を上記各覆蓋部材の移動方向に沿って延びるものであることが好ましい。
したがって、上記一方の覆蓋部材の天板他側におけるオーバーラップ部分の荷重が、上記転動部材を介して上記他方の覆蓋部材の天板のオーバーラップ部分で支えられる。これにより、比較的長いスパンであっても、上記一方の覆蓋部材の天板の荷重強度が効果的に確保され、当該天板の中央部での自重による撓みや積雪による撓みの発生を抑制することができる。
しかも、上記一方の覆蓋部材の天板他側におけるオーバーラップ部分からの荷重が上記転動部材を介して上記他方の覆蓋部材の天板のオーバーラップ部分で支えられることから、その一方の覆蓋部材の天板他側におけるオーバーラップ部分に、高さ方向に長い梁板を設ける必要がない。これにより、各覆蓋部材の天板同士の間での段差を小さくすることができる。
そして、本実施の形態に係る覆蓋システム2は、上記水槽11の開口12を覆うように架け渡される複数組の覆蓋装置22と、上記水槽11の周縁部のうち各覆蓋装置22が架け渡される方向で対向する周縁部13,13に設けられた各一対のレール部材21a,21b,21cとによって構成されている。上記各覆蓋装置22は、第1〜第3覆蓋部材22A,22B,22Cを備えている。
FFUは、束ねたガラス長繊維をほぐしながらウレタン樹脂を含浸させて発泡させた樹脂素材であり、木材と同程度の比重に成形可能であり、剛性が高く、薬品などに対する耐浸食性に優れている。FFUは、エポキシ系接着剤との親和性がよく、更に、スクリュウ釘や木ネジなどによる接合が可能であり、穴開け加工や切断がドリルやノコギリなどによって容易に行うことができる。
通常は、水槽11の開口12が複数組の第1〜第3覆蓋部材22A,22B,22Cによって覆われた状態になっているが、水槽11の保守点検などの際には、何組かの第1〜第3覆蓋部材22A,22B,22Cを移動させて、開口12を開放して保守点検作業を行なう。
このようにして、第1覆蓋部材22Aと第2覆蓋部材22Bとを第3覆蓋部材22Cの内部に収納する。
また、第1覆蓋部材22Aの天板23aの一側端と第2覆蓋部材22Bの天板23bの他側端とが同様に互いに重なり合うようにオーバーラップしており、その第1覆蓋部材22Aの天板23aのオーバーラップ部分28aに対し摺接した状態で転動する戸車29b,29b,29bを第2覆蓋部材22Bの天板23bのオーバーラップ部分28b2の他側端に設けている。このため、第2覆蓋部材22Bの天板23bのオーバーラップ部分28b2の荷重が、各戸車29bを介して第1覆蓋部材22Aの天板23aのオーバーラップ部分28aで支えられる。このとき、上記第1覆蓋部材22Aの一側梁板25a1が他側梁板25a2よりも当該第1覆蓋部材22Aの移動方向に厚肉に形成されているので、この厚肉な一側梁板25a1によって、第1覆蓋部材22Aの天板23aの一側の荷重が支えられるのはもちろんのこと、この天板22aの一側に作用する各戸車29bを介した第2覆蓋部材22Bの天板23bのオーバーラップ部分28b2からの荷重が効果的に支えられる。
このため、第1覆蓋部材22Aを第2覆蓋部材22Bの内部に、第2覆蓋部材22Bを第3覆蓋部材22Cの内部にそれぞれ収納して、水槽11の保守点検を行う場合に、第1及び第2覆蓋部材22A,22Bを第2及び第3覆蓋部材22B,22Cの内部に収納し始めた際に第2及び第3覆蓋部材22B,22Cの他側が支えを失うことがない。これにより、各覆蓋部材22A〜22Cが比較的長いスパンであっても、第2及び第3覆蓋部材22B,22Cの天板23b,23cの荷重強度が効果的に確保され、当該天板23b,23cの中央部における自重による撓みや寒冷地での積雪による撓みの発生を抑制することができる。
13 周縁部
2 覆蓋システム
22A 第1覆蓋部材
22B 第2覆蓋部材
22C 第3覆蓋部材
23a,23b,23c 天板
24a,24b,24c 脚板
25b1,25a1 一側梁板(梁板)
26a,26b,26c 角材(補強部材)
28a,28b1,28b2,28c オーバーラップ部分
29b,29c 戸車(転動部材)
Claims (3)
- 略矩形状の開口を跨いで覆う少なくとも2つ以上の覆蓋部材が上記開口を跨ぐ方向に存在する一対の周縁部に沿って移動可能に設けられ、
上記各覆蓋部材のうちの収納部材として機能する一方の覆蓋部材と、残る覆蓋部材のうちの上記一方の覆蓋部材に対し収納される被収納部材として機能する他方の覆蓋部材とを互いに相対方向に移動させることにより上記開口を開閉する覆蓋システムであって、
上記各覆蓋部材には、上記開口を覆う天板と該天板から下方に延びる一対の脚板とが少なくとも設けられ、
上記被収納部材として機能する他方の覆蓋部材の天板と上記収納部材として機能する一方の覆蓋部材の天板とには、その両天板の少なくとも一部分同士が互いに重なり合うようにオーバーラップするオーバーラップ部分が設けられており、
上記一方の覆蓋部材の天板のオーバーラップ部分には、上記他方の覆蓋部材の天板のオーバーラップ部分に対し接触した状態で転動する転動部材が設けられていることを特徴とする覆蓋システム。 - 上記他方の覆蓋部材の天板のオーバーラップ部分には、当該天板のオーバーラップ部分に上記転動部材を介して作用する上記一方の覆蓋部材の天板のオーバーラップ部分からの荷重を支えるための梁板が設けられている請求項1に記載の覆蓋システム。
- 上記各覆蓋部材の天板の下面には補強部材が設けられ、この補強部材が、上記一方のオーバーラップ部分に対して設けられる上記転動部材の設置部位または上記他方のオーバーラップ部分に対して転動する上記転動部材の転動部位を上記各覆蓋部材の移動方向に沿って延びるものである請求項1または請求項2に記載の覆蓋システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009226560A JP2011073720A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 覆蓋システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009226560A JP2011073720A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 覆蓋システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011073720A true JP2011073720A (ja) | 2011-04-14 |
Family
ID=44018136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009226560A Pending JP2011073720A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 覆蓋システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011073720A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115231151A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-25 | 广州博联塑料有限公司 | 一种长途运输用集装箱液袋软体结构限位装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2413507A1 (fr) * | 1977-12-30 | 1979-07-27 | Baudin Chateauneuf | Batiment extensible |
US4271644A (en) * | 1977-02-02 | 1981-06-09 | Philippe Rilliet | Hall with mobile wall and roof elements |
JPH02248546A (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-04 | Taisei Corp | 開閉式屋根構造 |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009226560A patent/JP2011073720A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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US4271644A (en) * | 1977-02-02 | 1981-06-09 | Philippe Rilliet | Hall with mobile wall and roof elements |
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JPH02248546A (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-04 | Taisei Corp | 開閉式屋根構造 |
Cited By (1)
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CN115231151A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-25 | 广州博联塑料有限公司 | 一种长途运输用集装箱液袋软体结构限位装置 |
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