JP2011072109A - 集合住宅幹線電流制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】幹線電流が幹線ブレーカにおける過電流領域に至っている状態が規定の制限時間に達した場合に、住戸の全ての負荷を制限することなく一部に限定することができる集合住宅幹線電流制御システムを提供する。
【解決手段】親局40において、幹線電流を電源相別に監視し、過電流になったときには、過電流状態となっている電源線L1、L2又はL1+L2を示す相情報を含む制御信号を子局70に送信し、子局70に接続された全ての負荷制御装置34のそれぞれが、自身の相設定スイッチ34Aで設定された設定情報と子局70を介して親局40から与えられた相情報を比較し、一致する情報を含む場合に電流の供給を制限する。これにより、過電流に陥っている電源相に関係する負荷200のみ電流制限することが可能となり、住居人に必要のない不便をかけてしまうことが無くなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として集合住宅に用いられ、幹線ブレーカを設けた幹線から複数の住戸用に分岐した電路にそれぞれメインブレーカが設置されている電力配線系において、各住戸への供給電流の増大による幹線ブレーカの遮断を抑制する集合住宅幹線電流制御システムに関する。
従来、幹線に過電流が流れたときに各住戸の負荷(例えば、エアコン、冷蔵庫、テレビ等)に流れる電流を個別に制限する集合住宅幹線電流制御システムがある。この種のシステムが特許文献1で開示されており、この文献で開示されたシステムでは、幹線に所定の閾値以上の電流が所定時間以上流れた場合に当該電流に応じた負荷制御を行うようにしている。すなわち、特許文献1に記載された集合住宅幹線電流制御システムは、単相3線式の配電線に設置される配線用遮断器の遮断を防止することを目的としており、遮断器の動作特性と配電線を流れる電流を比較し、配電線に流れる電流が遮断器の動作電流時間領域に達することを検出して集合住宅の個々の住戸の負荷を遮断(すなわち、負荷への電源の遮断)するようにしている。
特開2008−178275号公報
しかしながら、特許文献1に記載された集合住宅幹線電流制御システムは、単相3線式の2つある電源の相のいずれかに流れる電流が遮断器の動作電流時間領域に達することを判断するようにしているものであり、制御される個々の住戸の負荷が遮断器の動作電流時間領域に達すると判断された電源の相(すなわち、制御対象の電源の相)に接続されているかどうかにかかわらず遮断するため、制御対象の電源の相に接続されていない負荷も同時に遮断されて、住居人に必要のない不便をかけてしまうという課題がある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、幹線電流が幹線ブレーカにおける過電流領域に至っている状態が規定の制限時間に達した場合に、住戸の全ての負荷を制限することなく一部に限定することができる集合住宅幹線電流制御システムを提供することを目的とする。
本発明の集合住宅幹線電流制御システムは、複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、前記幹線ブレーカの下流において前記幹線から各住戸用に分岐した電路のそれぞれに設置され、各住戸に配置した住宅分電盤に収納されたリミッタとメインブレーカの少なくともいずれか一方と、前記幹線ブレーカを通過する幹線電流を電源相別に検出する幹線電流検出手段と、前記幹線電流検出手段により検出された電源相別の幹線電流のそれぞれが前記幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する第1の電流判定手段と、前記リミッタまたはメインブレーカを通過する住戸電流を電源相別に検出する住戸電流検出手段と、前記第1の電流判定手段により制限時間に達したと判定され、かつ前記住戸電流検出手段で検出された電流値が前記リミッタまたはメインブレーカの定格電流に対して規定した閾値以上となったとき、前記第1の電流判定手段によって検出された電源相を示す相情報を出力する第2の電流判定手段と、前記第2の電流判定手段から前記相情報が出力された場合、住戸内に設けられた負荷のうち、前記相情報で示される電源相に接続された負荷に対して電流制限制御を行う負荷制御手段と、を備えた。
上記構成によれば、幹線電流が幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間(契約した電流値に応じて規定されている制限時間)に達した場合、制御対象の電源の相に属する負荷を優先的に制御するので、各住戸における負荷において、電流制限対象となる負荷を一部に限定することができ、住居人に必要のない不便をかけてしまうことが無くなる。例えば、制御対象の電源相にエアコンが接続されていて、非制御対象の電源相に電子レンジが接続されている場合、制御対象の電源相に接続されたエアコンのみ電流制限を行うので、電子レンジは継続して使用することができる。
上記構成において、前記負荷制御手段は、電流制限対象の負荷が接続される電源相を設定する相設定手段を備え、前記第2の電流判定手段から出力された前記相情報と前記相設定手段で設定された設定情報を比較し、一致する相情報がある場合に電流制限制御を行う。
上記構成によれば、負荷を任意の電源相に接続しても、接続した方の電源相に設定手段の設定を行うことで、接続した方の電源相で過電流状態が生じた場合に、確実に該電源相に接続された負荷に対して電流制限制御を行うことができる。
本発明の集合住宅幹線電流制御システムは、複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、前記幹線ブレーカの下流において前記幹線から各住戸用に分岐した電路のそれぞれに設置され、各住戸に配置した住宅分電盤に収納されたリミッタとメインブレーカの少なくともいずれか一方と、前記幹線ブレーカを通過する幹線電流を電源相別に検出する幹線電流検出手段と、前記幹線電流検出手段により検出された電源相別の幹線電流のそれぞれが前記幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する第1の電流判定手段と、前記リミッタまたはメインブレーカを通過する住戸電流を電源相別に検出する住戸電流検出手段と、負荷に供給される電流を制限する制御を行う少なくとも1個の負荷制御手段と、前記負荷制御手段ごとに接続先の電源相を設定可能な相設定手段と、前記第1の電流判定手段により制限時間に達したと判定され、かつ前記住戸電流検出手段で検出された電流値が前記リミッタまたはメインブレーカの定格電流に対して規定した閾値以上となったとき、その電源相を示す相情報と前記相設定手段で設定された前記負荷制御手段ごとの設定情報を比較し、一致する全ての負荷制御手段を選択し、選択した負荷制御手段にのみ制御指令を与える第2の電流判定手段とを備え、前記負荷制御手段は、前記第2の電流判定手段からの制御指令を受け取ると、電流制限対象となる負荷に対して電流制限制御を行う。
上記構成によれば、負荷制御手段ごとの相情報を設定可能な相設定手段を有し、第2の電流判定手段が受け取った相情報と前記相設定手段で設定された負荷制御手段ごとの設定情報を比較し、一致する全ての負荷制御手段を選択し、選択した負荷制御手段にのみ制御指令を与え、過電流に陥っている電源相に関係する負荷のみ電流の供給制限を行うので、各住戸における負荷において、電流制限対象となる負荷を一部に限定することができ、住居人に必要のない不便をかけてしまうことが無くなる。
本発明の集合住宅幹線電流制御システムは、複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、前記幹線ブレーカの下流において前記幹線から各住戸用に分岐した電路のそれぞれに設置され、各住戸に配置した住宅分電盤に収納されたリミッタとメインブレーカの少なくともいずれか一方と、前記幹線ブレーカを通過する幹線電流を電源相別に検出する幹線電流検出手段と、前記幹線電流検出手段により検出された電源相別の幹線電流のそれぞれが前記幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する第1の電流判定手段と、前記リミッタまたはメインブレーカを通過する住戸電流を電源相別に検出する住戸電流検出手段と、負荷に供給される電流を制限する制御を行う少なくとも1個の負荷制御手段と、前記負荷制御手段が電流制限対象の負荷への電流供給を制限したことを通知してくると、その旨を前記第1の電流判定手段に通知し、その後、前記第1の電流判定手段から前記電流制限対象の負荷が接続された電源相を示す相情報を受けることで該相情報を記憶し、また前記電源相を示す相情報の返信を受け、さらに前記第1の電流判定手段から負荷遮断要求の制御信号を受けると、該制御信号に含まれる相情報と記憶している負荷制御手段ごとの相情報とを照合し、電流制限すべき負荷制御手段を選択し、選択した負荷制御手段にのみ制御指令を与える第2の電流判定手段とを備え、前記第1の電流判定手段は、前記第2の電流判定手段から電流供給を制限した通知を受けると、幹線電流を電源相別に監視している前記幹線電流検出手段の判定結果に基づき電流の減少した電源相を検出し、検出した相情報を前記第2の電流判定手段に送信し、前記負荷制御手段は、前記第2の電流判定手段からの制御指令を受け取ると、前記電流制限対象の負荷に対して電流制限制御を行う。
上記構成によれば、各負荷制限手段の相情報を設定する手段を省くことができるだけでなく、第1の電流判定手段が検出した電源相と第2の電流判定手段が検出した電源相とが入れ替わっていても影響なく負荷制御が行えるため、施工の際に幹線電流検出手段の相を確認することなく、一切の設定が不要となる。これにより、簡便かつ間違いのない施工が可能となる。
また、後々の結線変更などで負荷の電源の相が変更されたとしても毎回相情報の確認を行うことで自動的に設定を更新することができるので、設定し忘れなどもなく、保守性にも優れている。
上記構成において、前記第2の電流判定手段は、前記第1の電流判定手段から受け取る負荷遮断要求に含まれる相情報に一致する電源相に接続されていない負荷を電流制限対象とする前記負荷制御手段に対して電流制限を解除するための制御指令を与える。
上記構成によれば、電源相に流れる電流が減少したとき復帰動作電流時間領域に達した電源相のみに接続されている負荷を優先して復帰制御できるため、負荷の制御時間をより短くすることができる。
上記構成において、前記相情報を記憶する不揮発性の記憶媒体を用いた相情報記憶手段を備える。
上記構成によれば、電流制限対象の負荷が接続された電源相を情報として記憶するので、停電などによって情報の損失が回避でき、復電後の情報再構築が不要で、復電直後でも、不要動作を少なくすることができる。
上記構成において、前記第1の電流判定手段によって電流制限が必要と検出された電源相を流れる電流の値と前記住戸電流検出手段により検出された前記リミッタまたはメインブレーカを流れる電流の値とを表示する表示手段を備えた。
上記構成によれば、第1の電流判定手段によって検出された電源相を流れる電流の値と住戸電流検出手段により検出されたリミッタまたはメインブレーカを流れる電流の値とを表示するので、住居人は自身の負荷が遮断される順位等に関しての納得感を得やすくなる。
本発明は、幹線電流が幹線ブレーカにおける過電流領域にある状態が規定の制限時間に達した場合、住戸の全ての負荷機器を制限することなく一部に限定し、制限しない負荷は継続して使用可能にするので、住居人に必要のない不便をかけてしまうことがない。
本発明の実施の形態1に係る集合住宅幹線電流制御システムの集合住宅への設置状態を概略的に示す図 本発明の実施の形態1に係る集合住宅幹線電流制御システムの概略構成を示すブロック図 図2の負荷制御装置の概観を示す図 本発明の実施の形態2に係る集合住宅幹線電流制御システムの概略構成を示すブロック図 図4の子局の概観を示す図 本発明の実施の形態3に係る集合住宅幹線電流制御システムの概略構成を示すブロック図 図6の集合住宅幹線電流制御システムにおける動作を説明するためのシーケンス図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る集合住宅幹線電流制御システムの集合住宅への設置状態を概略的に示す図、図2は本実施の形態に係る集合住宅幹線電流制御システムの概略構成を示すブロック図である。
図1及び図2において、本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムでは、集合住宅100には2系統の幹線10が配線され、それぞれの幹線10に幹線ブレーカ20が設置され、各幹線ブレーカ20の下流において、2系統の幹線10のそれぞれが複数系統(図示例では4系統)に分岐しているものとする。住宅分電盤30には、リミッタ31及びメインブレーカ32が内器としてそれぞれ収納され、幹線10から各住戸用に分岐した電路(以下、“住戸線”と呼ぶ)11にリミッタ31及びメインブレーカ32が設置される。
幹線10及び住戸線11は、それぞれ中性線LNと電源線L1及びL2とからなる単相3線のものである。2個の幹線ブレーカ20は、集合住宅100の共用部分110に親局40と共に配置される。幹線10において幹線ブレーカ20の下流側にはCT(Current Transformer)を用いた電流計測装置50が幹線10の電源線L1及びL2のそれぞれに設置されている。
親局40には、2個の電流計測装置50それぞれの出力から幹線10の電源線L1及びL2それぞれを通過する幹線電流を計測する電流計測部401と、電流計測部401で計測された幹線10の電源線L1及びL2それぞれにおける幹線電流が幹線ブレーカ20の過電流領域である状態が規定の制限時間に達した否かを判定する電流判定部(第1の電流判定手段)402と、電流判定部402に前記幹線電流が過電流と判断する閾値を設定する設定部403と、電流判定部402において、幹線10の電源線L1及びL2それぞれを通過する幹線電流の両方もしくはいずれか一方が幹線ブレーカ20の過電流領域である状態が規定の制限時間に達したと判定されたときに、幹線ブレーカ20の下流のメインブレーカ32を収納している各住戸101の住宅分電盤30に制御信号を送信する通信部404とが収納される。なお、電流計測部401で用いられる制限時間とは、幹線ブレーカ20の過電流領域に応じて規定されている時間である。2個の電流計測装置50と電流計測部401は幹線電流検出部(幹線電流検出手段)60を構成する。
通信部404は、電流判定部402において制限時間に達したと判定されたことをトリガとして制御信号を送信する。この制御信号には、過電流となっている幹線10の電源相を示す相情報が含まれる。すなわち、幹線10の電源線L1を通過する幹線電流のみが幹線ブレーカ20の過電流領域を超え、かつその状態が規定の制限時間に達した場合、電源線L1を流れる幹線電流が過電流状態となっているので、この電源線L1を示す相情報が含まれる。また、幹線10の電源線L2を通過する幹線電流のみが幹線ブレーカ20の過電流領域を超え、かつその状態が規定の制限時間に達した場合、電源線L2を流れる幹線電流が過電流状態となっているので、この電源線L2を示す相情報が含まれる。また、幹線10の電源線L1と電源線L2の双方を通過する幹線電流が共に幹線ブレーカ20の過電流領域を超え、かつその状態が規定の制限時間に達した場合、電源線L1及び電源線L2のそれぞれを流れる幹線電流が過電流状態となっているので、電源線L1と電源線L2を示す相情報が含まれる。このように、親局40の通信部404から送信される相情報は、L1、L2、L1+L2の3種類のうちの1つである。
一方、住宅分電盤30には、リミッタ31及びメインブレーカ32のほか、メインブレーカ32の下流において複数に分岐した住戸線11にそれぞれ設置される分岐ブレーカ33と、メインブレーカ32を通過する電流(つまり、各住戸で使用している住戸電流)をメインブレーカ32の上流において検出するCT(Current Transformer)を用いた電流計測装置80とが収納される。すなわち、住戸線11の電源線L1及びL2のそれぞれに電流計測装置80が設置されている。
また、各住戸101には、住宅分電盤30の近傍に子局70が設置される。なお、子局70は住宅分電盤30に収納されることもある。子局70には、2個の電流計測装置80それぞれの出力から住戸線11の電源線L1及びL2それぞれを通過する住戸電流を計測する電流計測部701と、親局40の電流判定部402により規定の制限時間に達したと判定され、かつ後述する住戸電流検出部90で計測された住戸電流の電流値がメインブレーカ32の定格電流に対して規定した閾値以上となった場合、親局40の電流判定部402により規定の制限時間に達したと判定された電源相情報を出力する電流判定部(第2の電流判定手段)702と、電流判定部702に前記閾値を設定する設定部703と、親局40の通信部404と通信を行い、通信部404から送信された制御信号を受信する通信部704とが収納される。子局70の通信部704は、親局40の通信部404から送信された制御信号を受信したときに、受信した制御信号に相情報が含まれていれば、その相情報を全ての負荷制御装置34に与える。2個の電流計測装置80と電流計測部701は住戸電流検出部(住戸電流検出手段)90を構成する。
親局40の通信部404と子局70の通信部704の間における制御信号の伝送路には幹線10及び住戸線11が用いられる。つまり、電力線を用いて制御信号の伝送を行う。この種の技術は電力線通信(PLC)として知られており、本実施の形態では、相情報を含む制御信号を送るだけであるから、低速電力線通信で十分である。電力線通信の技術を用いて制御信号を伝送することにより、別途に通信線を配線する必要がなくなる。また、既存の建物であっても幹線10及び住戸線11を用いることで制御信号の伝送が可能になる。図2における破線500は、親局40の通信部404と子局70の通信部704との間の制御信号の経路を示している。
メインブレーカ32には単相3線の住戸線11が接続されるから、電流計測装置80は電流計測装置50と同様に、中性線LNを除く2本の電源線L1及びL2のそれぞれを通過する電流を検出する。電流判定部702は、住戸電流の電流値がメインブレーカ32の定格電流に対して規定した閾値以上であるときに、全ての負荷制御装置34に対して負荷200に供給する電流を制限するように指示する。前記規定の閾値は、例えば定格電流の50%に設定する(勿論、50%は一例であり、他の割合でもよい)。住戸電流の電流値が閾値未満の場合には、電流判定部702から全ての負荷制御装置34に負荷200に供給する電流の制限を指示せず、負荷200に供給する電流は現状維持される。
負荷制御装置34は、住戸101ごとに住宅分電盤30に収納され、負荷200に供給される電流を制限する。すなわち、負荷制御装置34は電流を制限したい負荷200がある場合に用いられるものであり、住戸線11の電圧線L1側の分岐ブレーカ33又は電圧線L2側の分岐ブレーカ33に接続される。図2の場合、負荷200であるエアコン(1)とエアコン(2)は住戸線11の電源線L2側に接続されている。
負荷制御装置34には、負荷200が接続される電源相を設定するための相設定スイッチ(相設定手段)34Aが設けられている。親局40から送信される相情報は、L1又はL2又はL1+L2の3種類であるので、相設定スイッチ34Aはこの3種類に対応させている。図3は負荷制御装置34の概観を示す図であり、この図に示すように相設定スイッチ34AはL1、L2及びL1+L2のいずれか1つを設定できるようになっている。図3ではL1+L2に設定されている。
負荷制御装置34は、子局70の電流判定部702から与えられた相情報と自身の相設定スイッチ34Aの設定情報を比較し、一致する場合に自身に接続された負荷200への電流を遮断する。相設定スイッチ34AがL1+L2に設定された場合で、電源線L1及びL2のいずれかにおいて過電流状態になると、全ての負荷200への電流が遮断される。また、相設定スイッチ34Aが電源線L1に設定された場合で、電源線L1において過電流状態になると、電源線L1に接続されている負荷200に対して電流が遮断される。また、相設定スイッチ34Aが電源線L2に設定された場合で、電源線L2において過電流状態になると、電源線L2に接続されている負荷200に対して電流が遮断される。このように、負荷制御装置34が子局70から相情報を受け取り、自身の相設定スイッチ34Aの設定情報と比較し、一致する場合に電流遮断を行うので、過電流に陥っている電源相に関係する負荷200だけを遮断制御することが可能となる。
また、各住戸101の住宅分電盤30には、本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムの状態を示す表示装置(表示手段)35が収納されており、この表示装置35には負荷200を制限していることを示す表示や音声案内に加えて、子局70の電流判定部702により検出された電源相の電流値(又は電流値の大きさを示すレベル情報に置き換えたもの)と、過電流と検出された電源相の住戸電流検出部90にて検出された電流値(又は電流値の大きさを示すレベル情報に置き換えたもの)とが並べて表示される。住居人はこの表示を見ることで、負荷200を遮断されたときの自身の住戸内での消費電流の多さを確認したり、逆に幹線電流の少ない相の電源を優先的に使うようにしたりすることで、負荷200を制限されることなく快適に使用することができるようになる。また、複数の負荷200のそれぞれに対して遮断制御する優先順位を設定する場合、住居人は遮断される順位に関しての納得感を得やすくなる。
このように本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムによれば、親局40において、幹線電流を電源相別に監視し、過電流になったときには、過電流状態となっている電源線L1、L2又はL1+L2を示す相情報を含む制御信号を子局70に送信し、子局70に接続された全ての負荷制御装置34のそれぞれが、自身の相設定スイッチ34Aで設定された設定情報と子局70を介して親局40から与えられた相情報を比較し、一致する場合に電流の供給を制限するので、過電流に陥っている電源相に関係する負荷200のみ電流制限することが可能となり、住居人に必要のない不便をかけてしまうことが無くなる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る集合住宅幹線電流制御システムの概略構成を示すブロック図である。なお、図4において前述した図2と共通する部分には同一の符号を付けて、その説明を省略する。
前述した実施の形態1の集合住宅幹線電流制御システムは、子局70の電流判定部702が親局40より受け取った相情報を全ての負荷制御装置34に与え、各負荷制御装置34が電流判定部702から与えられた相情報と自身の相設定スイッチ34Aの設定情報を比較し、一致する場合に電流の供給制限を行うものであったが、本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムは、子局70Aが負荷制御装置37ごとの相情報を設定可能な相設定スイッチ705を有し、子局70Aの電流判定部702Aが親局40より受け取った相情報と相設定スイッチ(相設定手段)705で設定された負荷制御装置37ごとの設定情報を比較し、一致する全ての負荷制御装置37を選択し、選択した負荷制御装置37にのみ制御指令を与え、過電流に陥っている電源相に関係する負荷200のみ電流の供給制限を行うものである。
図5は、子局70Aの概観を示す図であり、この図に示すように子局70Aには4個の負荷200のそれぞれに対して相設定(L1、L2、L1+L2)を行える相設定スイッチ(例えば、DIPスイッチ)705と、各負荷制御装置37と電気的に接続するためのコネクタ70A1とを有している。
このように本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムによれば、親局40は、幹線電流を電源相別に監視し、過電流が生じた場合に相情報を含めた制御信号を各住戸101に設置された子局70Aに送信し、各住戸101の子局70Aの電流判定部702Aが通信部704で受信された相情報と相設定スイッチ705で設定された負荷制御装置37ごとの設定情報を比較し、一致する全ての負荷制御装置37を選択し、選択した負荷制御装置37にのみ制御指令を与えるので、過電流に陥っている電源相に関係する負荷200のみ電流の供給制限を行うことができる。また、全ての負荷制御装置37に対して相情報を含む制御指令を与えるのに比べて、選択した負荷制御装置37にのみ制限の有無のみを含む制御指令を与えるので、負荷制御装置37への通信を単純に少なくできるといった利点も得られる。
なお、本実施の形態において、複数の負荷制御装置37のそれぞれの相を設定する相情報設定スイッチ705として前述したDIPスイッチの他に、ロータリスイッチを用いることもできる。DIPスイッチやロータリスイッチを用いることで、設定を一度に実施することができる。また、本実施の形態においても複数の負荷制御装置37のそれぞれに対して優先順位を付与し、その優先順位に従って各負荷200に対する電流の供給制限を行うようにしても良い。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る集合住宅幹線電流制御システムの概略構成を示すブロック図である。なお、図6において前述した図2と共通する部分には同一の符号を付けて、その説明を省略する。
本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムは、負荷制御装置37Bごとに相情報を記憶する不揮発性の記憶媒体を用いた相情報記憶部(相情報記憶手段)707を有する子局70Bを備える。このシステムにおいては、図7のシーケンス図に示すように、負荷制御装置37Bが負荷200への電流供給を遮断すると、その旨を子局70Bの電流判定部702Bが親局40の電流判定部402に通知し(すなわち、負荷制限通知を行い)、親局40の電流判定部402は、この負荷制限通知を受けたとき、幹線電流を電源相別に監視している幹線電流検出部60の監視結果に基づき電流の減少した電源相を検出し、前記負荷200が接続された電源相を判断し、その相情報を子局70Bの電流判定部702Bに返信する。
電流判定部702Bは、電流判定部402から返信された相情報を受け取ることで、負荷制御装置37Bの相情報を知ることができる。すなわち、負荷制御装置37Bがどの電源相に接続されているかを知ることができる。これは、負荷制限を通知してきた全ての負荷制御装置37Bについて言える。
電流判定部702Bは、受け取った相情報を相情報記憶部707に記憶する。その後、過電流の発生に伴い、電流判定部402から改めて負荷遮断要求の制御信号を受けると、該制御信号に含まれる相情報と相情報記憶部707に記憶されている負荷制御装置37Bごとの相情報とを照合し、制限すべき負荷制御装置37Bを選択する。そして、選択した負荷制御装置37Bにのみ制御指令を与える。この結果、過電流に陥っている電源相に関係する負荷200のみ電流の供給制限を行うことができる。
本実施の形態の集合住宅幹線電流制御システムでは、各負荷制限装置37Bの相情報を設定する手段を省くことができるだけでなく、親局40の電流判定部402で検出した電源の相と子局70Bの電流判定部702Bで検出した電源の相とが入れ替わっていても影響なく負荷制御が行えるため、施工の際に幹線電流検出部60の相を確認することなく、一切の設定が不要となる。これにより、簡便かつ間違いのない施工が可能となる。
また、後々の結線変更などで負荷の電源の相が変更されたとしても毎回相情報の確認を行うことで自動的に設定を更新することができるので、設定し忘れなどもなく、保守性にも優れている。
当然のことながら通電の初期状態では相情報を得ることができないため、子局70Bの電流判定部702Bは、親局40の電流判定部402から送られる相情報を利用せずに、負荷制御装置37に対して順次、負荷制御の指令を送ることになる。このようなことから、子局70Bに不揮発性の記憶媒体を用いた相情報記憶部707を備えている。この相情報記憶部707に相情報を記憶させておくことで、停電等による情報喪失による復電後初回でも、効率的な負荷制御を行うことができる。
10 幹線
11 住戸線
20 幹線ブレーカ
30 住宅分電盤
31 リミッタ
32 メインブレーカ
33 分岐ブレーカ
34、37、37B 負荷制御装置
34A、705 相設定スイッチ
35 表示装置
40 親局
50、80 電流計測装置
60 幹線電流検出部
70、70A、70B 子局
90 住戸電流検出部
100 集合住宅
101 住戸
110 共用部分
200 負荷
401 電流計測部
402 電流判定部
403 設定部
404 通信部
701 電流計測部
702、702A、702B 電流判定部
703 設定部
704 通信部
707 相情報記憶部

Claims (7)

  1. 複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、
    前記幹線ブレーカの下流において前記幹線から各住戸用に分岐した電路のそれぞれに設置され、各住戸に配置した住宅分電盤に収納されたリミッタとメインブレーカの少なくともいずれか一方と、
    前記幹線ブレーカを通過する幹線電流を電源相別に検出する幹線電流検出手段と、
    前記幹線電流検出手段により検出された電源相別の幹線電流のそれぞれが前記幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する第1の電流判定手段と、
    前記リミッタまたはメインブレーカを通過する住戸電流を電源相別に検出する住戸電流検出手段と、
    前記第1の電流判定手段により制限時間に達したと判定され、かつ前記住戸電流検出手段で検出された電流値が前記リミッタまたはメインブレーカの定格電流に対して規定した閾値以上となったとき、前記第1の電流判定手段によって検出された電源相を示す相情報を出力する第2の電流判定手段と、
    前記第2の電流判定手段から前記相情報が出力された場合、住戸内に設けられた負荷のうち、前記相情報で示される電源相に接続された負荷に対して電流制限制御を行う負荷制御手段と、
    を備えた集合住宅幹線電流制御システム。
  2. 前記負荷制御手段は、電流制限対象の負荷が接続される電源相を設定する相設定手段を備え、前記第2の電流判定手段から出力された前記相情報と前記相設定手段で設定された設定情報を比較し、一致する相情報がある場合に電流制限制御を行う請求項1に記載の集合住宅幹線電流制御システム。
  3. 複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、
    前記幹線ブレーカの下流において前記幹線から各住戸用に分岐した電路のそれぞれに設置され、各住戸に配置した住宅分電盤に収納されたリミッタとメインブレーカの少なくともいずれか一方と、
    前記幹線ブレーカを通過する幹線電流を電源相別に検出する幹線電流検出手段と、
    前記幹線電流検出手段により検出された電源相別の幹線電流のそれぞれが前記幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する第1の電流判定手段と、
    前記リミッタまたはメインブレーカを通過する住戸電流を電源相別に検出する住戸電流検出手段と、
    負荷に供給される電流を制限する制御を行う少なくとも1個の負荷制御手段と、
    前記負荷制御手段ごとに接続先の電源相を設定可能な相設定手段と、
    前記第1の電流判定手段により制限時間に達したと判定され、かつ前記住戸電流検出手段で検出された電流値が前記リミッタまたはメインブレーカの定格電流に対して規定した閾値以上となったとき、その電源相を示す相情報と前記相設定手段で設定された前記負荷制御手段ごとの設定情報を比較し、一致する全ての負荷制御手段を選択し、選択した負荷制御手段にのみ制御指令を与える第2の電流判定手段とを備え、
    前記負荷制御手段は、前記第2の電流判定手段からの制御指令を受け取ると、電流制限対象となる負荷に対して電流制限制御を行う集合住宅幹線電流制御システム。
  4. 複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、
    前記幹線ブレーカの下流において前記幹線から各住戸用に分岐した電路のそれぞれに設置され、各住戸に配置した住宅分電盤に収納されたリミッタとメインブレーカの少なくともいずれか一方のメインブレーカと、
    前記幹線ブレーカを通過する幹線電流を電源相別に検出する幹線電流検出手段と、
    前記幹線電流検出手段により検出された電源相別の幹線電流のそれぞれが前記幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する第1の電流判定手段と、
    前記リミッタまたはメインブレーカを通過する住戸電流を電源相別に検出する住戸電流検出手段と、
    負荷に供給される電流を制限する制御を行う少なくとも1個の負荷制御手段と、
    前記負荷制御手段が電流制限対象の負荷への電流供給を制限したことを通知してくると、その旨を前記第1の電流判定手段に通知し、その後、前記第1の電流判定手段から前記電流制限対象の負荷が接続された電源相を示す相情報を受けることで該相情報を記憶し、また前記電源相を示す相情報の返信を受け、さらに前記第1の電流判定手段から負荷遮断要求の制御信号を受けると、該制御信号に含まれる相情報と記憶している負荷制御手段ごとの相情報とを照合し、電流制限すべき負荷制御手段を選択し、選択した負荷制御手段にのみ制御指令を与える第2の電流判定手段とを備え、
    前記第1の電流判定手段は、前記第2の電流判定手段から電流供給を制限した通知を受けると、幹線電流を電源相別に監視している前記幹線電流検出手段の判定結果に基づき電流の減少した電源相を検出し、検出した相情報を前記第2の電流判定手段に送信し、
    前記負荷制御手段は、前記第2の電流判定手段からの制御指令を受け取ると、前記電流制限対象の負荷に対して電流制限制御を行う集合住宅幹線電流制御システム。
  5. 前記第2の電流判定手段は、前記第1の電流判定手段から受け取る負荷遮断要求に含まれる相情報に一致する電源相に接続されていない負荷を電流制限対象とする前記負荷制御手段に対して電流制限を解除するための制御指令を与える請求項4に記載の集合住宅幹線電流制御システム。
  6. 前記相情報を記憶する不揮発性の記憶媒体を用いた相情報記憶手段を備える請求項4又は請求項5に記載の集合住宅幹線電流制御システム。
  7. 前記第1の電流判定手段によって電流制限が必要と検出された電源相を流れる電流の値と前記住戸電流検出手段により検出された前記リミッタまたはメインブレーカを流れる電流の値とを表示する表示手段を備えた請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の集合住宅幹線電流制御システム。
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