JP2011069804A - 反射構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】RCSの低減を図る。
【解決手段】略々板状の地導体100と、地導体100の上部に、地導体100の表面に対して略々平行になるように配置された、複数の金属小板101とを備え、各金属小板101の寸法を、疑似雑音符号系列102(または多値疑似雑音符号系列)から切り出した所定ビットの符号103を用いて決定するようにしたので、反射構造に平面電磁波が入射した際、反射波の波面は平面とはならず、その結果、RCSを低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は反射構造に関し、特に、メタマテリアル技術を用いてRCS(Radar Cross Section、レーダ反射断面積)の低減を図る反射構造に関するものである。
戦闘機等の構造体においては、敵機レーダから発見される確率を低減させるため、機体のRCSを可能な限り小さくすることが望まれる。
しかしながら、従来においては、アレーアンテナを構成する素子アンテナ間の相互結合を低減することについての提案はなされているものの、RCSの低減についてはあまり考慮されていないものが多い(例えば、非特許文献1参照)。
Akimasa Hirata, "Accuracy Compensation in Direction Finding Using Patch Antenna Array With EBG Structure," IEEE Antennas and Wireless Propagation Letters, vol.5, pp.1-3, 2006
上述した非特許文献1は、アレーアンテナを構成する素子アンテナ間にEBG(Electromagnetic Band-Gap)構造を設置し、素子アンテナ間の相互結合の低減を実現する技術である。しかしながら、上述の非特許文献1では、EBG構造を反射構造として扱い低RCSを実現するためのものではないので、これを戦闘機等の構造体に用いた場合においては、敵機レーダから発見される確率が高いという問題点があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、低RCSの実現を可能にした反射構造を得ることを目的としている。
本発明は、略々板状の地導体と、前記地導体の上部に、前記地導体の表面に対して略々平行になるように配置された、複数の金属小板とを備え、各前記金属小板の寸法を、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定することを特徴とする反射構造である。
本発明は、略々板状の地導体と、前記地導体の上部に、前記地導体の表面に対して略々平行になるように配置された、複数の金属小板とを備え、各前記金属小板の寸法を、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定することを特徴とする反射構造であるので、反射構造に平面電磁波が入射した際、反射波の波面は平面とはならず、その結果、RCSを低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る反射構造の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態1に係る反射構造から得られる効果をグラフで示した説明図である。 本発明の実施の形態2に係る反射構造の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態3に係る反射構造の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態4に係る反射構造の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態5に係る反射構造の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態6に係る反射構造の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態7に係る反射構造の構成を示した構成図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る反射構造について図1を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図1(a)は、図1(b)のA−A線に沿う断面図である。
本実施の形態1に係る反射構造は、略々板状の地導体100と、地導体100の上部に設けられた複数の金属小板101とから成る。複数の金属小板101は、地導体100の上部に、少なくとも1方向に一定の間隔で周期的になるように、地導体100の表面に対して略々平行な方向に配置されている。尚、この実施の形態においては、金属小板101の形状は略々正方形とする。
さらに詳細に説明すれば、図1(b)に示すように、地導体100の表面はマトリクス状に区切られ、縦横に複数の略々正方形のセルが配置されている。金属小板101は、各セルの位置に対応して、各セルの中央に、かつ、各セル内に収まるように、各セルに対して1対1で配置されている。
いま、M系列符号等の任意の疑似雑音符号系列102を用意し、当該疑似雑音符号系列102から、所定のビット数(Kビット)のビット列を複数個切り取り、複数個の符号103を生成する。本実施の形態では、図1に示すように、符号103は4ビット(K=4)のビット列から成る。また、疑似雑音符号系列102は、0と1からなる2進法の数列である。尚、この符号103の生成方法としては、疑似雑音符号系列102からの切り取りに限らず、例えば、多値M系列符号のような多値疑似雑音符号系列から切り取るようにしてもよい。
本実施の形態では、このようにして生成した符号103を用いて、金属小板101の寸法を決定する。例えば、Lmin<Lmaxを満たすある2つの実数を、それぞれ、Lmin,Lmaxとし、疑似雑音符号系列102から切り出した符号103の10進数標記をdnとし、dnの取り得る値の最大値をMとした時、
(金属小板の寸法)=(Lmax−Lmin)×dn/M + Lmin (1)
として、式(1)により、金属小板101の寸法を与える。なお、本実施の形態における金属小板101の寸法とは、金属小板101を構成する正方形の一辺の長さとする。
すなわち、図1の例で説明すると、左から順に、符号103は、0011,0100,0111,・・・となっている。これらの10進数標記dnは、それぞれ、3,4,7,・・・である。このとき、Mは、dnの取り得る値の最大値、すなわち、符号103の最大値である1111の10進数標記であるので、Mは15となる。従って、金属小板101を構成する正方形の一辺の長さは、それぞれ、以下で与えられる。
一番左: (Lmax−Lmin)×3/15 + Lmin
=(Lmax−Lmin)×1/5 + Lmin

左から2番目: (Lmax−Lmin)×4/15 + Lmin

左から3番目: (Lmax−Lmin)×7/15 + Lmin
このとき、LmaxおよびLminの値については、反射構造の仕様データから適宜決定するようにする。
本実施の形態においては、このようにして金属小板101の寸法を決定することで、各金属小板101における反射位相が異なり、この反射構造に平面波が入射した際、反射波の波面は平面とならない。これにより、平面波の反射方向で、RCSが大きくなることを防ぐことが可能となる。
尚、本実施の形態では、金属小板101は正方形であるとして説明したが、その場合に限らず、任意の形状としても同様である。
また、本実施の形態では、疑似雑音符号系列102から切り出した符号103により、金属小板101を構成する正方形の一辺の寸法を決定する例について示したが、その場合に限らず、当該符号103により、金属小板101の面積、あるいは、面積の平方根の値を決定するようにしても良い。
更に、本実施の形態では、上記の式(1)を用いたが、符号103を用いて表せる式であれば、任意の式を用いても同様である。
本実施の形態に係る反射構造は、地導体100と複数の金属小板101とを備え、複数の金属小板101は、地導体100の上部に、少なくとも1方向に周期的に、地導体100と平行な方向に配置されており、Lmin<Lmaxを満たすある2つの実数をLmin,Lmaxとし、複数の金属小板101の内のn番目の金属小板101に対して、疑似雑音符号系列102から切り出したKビットの符号103(または多値疑似雑音符号系列から切り出した符号)の10進数標記dnと、dnの取り得る最大値Mを用いて、(Lmax−Lmin)×dn/M + Lminなる値を、n番目の金属小板101の面積または面積の平方根または1辺の長さとするようにしたので、反射構造に平面電磁波が入射した際、反射波の波面は平面とはならず、RCSを低減することが可能となる。
本実施の形態に示した手順にて作成した反射構造の効果を、図2を用いて説明する。図2は、反射構造の法線方向から電波が垂直に入射した時の反射強度の角度特性を示す。横軸は角度であり、入射方向からの離角である。縦軸は反射強度である。なお、本実施の形態の反射構造の特性の比較対象として、反射構造と同面積を有する金属板の反射特性も図中に示す。金属板の場合は、入射方向に強い反射強度が生じるが、本実施の形態の反射構造は角度によらずほぼ平坦な特性を示す。このように、本実施の形態の反射構造は、特定方向に強い反射強度を生じさせず、その結果として、RCSを低減することが可能となる。
以上のように、本実施の形態においては、地導体100と複数の金属小板101とを備え、複数の金属小板101が地導体100の上部に少なくとも1方向に周期的に、地導体100と平行な方向に配置された反射構造において、各金属小板101の寸法(各金属小板101の1辺の長さまたは面積または面積の平方根)を、疑似雑音符号系列102(または多値疑似雑音符号系列)から切り出したKビットの符号103を用いて決定するようにしたので、反射構造に平面電磁波が入射した際、反射波の波面は平面とはならず、RCSを低減することが可能となるという効果が得られる。また、これにより、本実施の形態による反射構造を、戦闘機等の構造体に用いた場合には、敵機レーダから発見される確率を低減させることができ、有効である。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る反射構造について図3を参照しながら説明する。図3は本発明の実施の形態2に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図3(a)は、図3(b)のA−A線に沿う断面図である。
本実施の形態2に係る反射構造は、略々板状の地導体200と、地導体200の上部に設けられた複数の金属小板201とから成る。複数の金属小板201は、地導体200の上部に、少なくとも1方向に一定の間隔で周期的になるように、地導体200の表面に対して略々平行な方向に配置されている。尚、この実施の形態においては、金属小板201の形状は略々正方形とする。
さらに詳細に説明すれば、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、図3(b)に示すように、地導体200の表面はマトリクス状に区切られ、縦横に複数の略々正方形のセルが配置されている。金属小板201は、各セルの位置に対応して、各セルの中央に、かつ、各セル内に収まるように、各セルに対して1対1で配置されている。
いま、M系列符号等の任意の疑似雑音符号系列202を用意し、当該疑似雑音符号系列202から、所定のビット数(Kビット)のビット列を複数個切り取り、複数個の符号203を生成する。本実施の形態では、図1に示すように、符号203は4ビット(K=4)のビット列から成る。また、疑似雑音符号系列202は、0と1からなる2進法の数列である。尚、この符号203の生成方法としては、疑似雑音符号系列102からの切り取りに限らず、例えば、多値M系列符号のような多値疑似雑音符号系列から切り取るようにしてもよい。
図2に示す本実施の形態では、このようにして生成した符号203を用いて、隣接する金属小板201間の距離を決定する。例えば、Lmin<Lmaxを満たすある2つの実数をそれぞれLmin,Lmaxとし、疑似雑音符号系列202から切り出した符号203の10進数標記をdnとし、dnの取り得る値の最大値をMとした時、
(金属小板間の距離)=(Lmax−Lmin)×dn/M + Lmin (2)
として、式(2)により、隣接する金属小板101間の距離を与える。
すなわち、図3の例で説明すると、左から順に、符号203は、0011,0100,0111,・・・となっている。これらの10進数標記dnは、それぞれ、3,4,7,・・・である。このとき、Mは、dnの取り得る値の最大値、すなわち、符号203の最大値である1111の10進数標記であるので、Mは15となる。従って、金属小板201を構成する正方形の一辺の長さは、それぞれ、以下で与えられる。
一番左の金属小板とそれに隣接する左から2番目の金属小板との間の距離:
(Lmax−Lmin)×3/15 + Lmin
=(Lmax−Lmin)×1/5 + Lmin

左から2番目の金属小板とそれに隣接する左から3番目の金属小板との間の距離:
(Lmax−Lmin)×4/15 + Lmin

左から3番目の金属小板とそれに隣接する左から4番目の金属小板との間の距離:
(Lmax−Lmin)×7/15 + Lmin
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、LmaxおよびLminの値については、反射構造の仕様データから適宜決定するようにする。
このようにすることで各金属小板101における反射位相が異なり、この反射構造に平面波が入射した際、反射波の波面は平面とならない。尚、本実施の形態でも実施の形態1と同様に金属小板201は正方形であるが、任意の形状としても同様である。更に、本実施の形態では式(2)を用いたが、符号203を用いて表せる任意の式を用いても同様である。
以上のように、本実施の形態においては、地導体200と複数の金属小板201とを備え、複数の金属小板201が地導体200の上部に少なくとも1方向に周期的に、地導体200と平行な方向に配置された反射構造において、隣接する金属小板201間の距離を、疑似雑音符号系列102(または多値疑似雑音符号系列)から切り出したKビットの符号203を用いて決定するようにしたので、反射構造に平面電磁波が入射した際、反射波の波面は平面とはならず、RCSを低減することが可能となるという効果が得られる。また、これにより、本実施の形態による反射構造を、戦闘機等の構造体に用いた場合には、敵機レーダから発見される確率を低減させることができ、有効である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る反射構造について図4を参照しながら説明する。図4は本発明の実施の形態3に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図4(a)は、図4(b)のA−A線に沿う断面図である。
この実施の形態3に係る反射構造は、略々板状の地導体300と、地導体300の上部に設けられた複数の金属小板301とから成る。複数の金属小板301は、地導体300の上部に、少なくとも1方向に一定の間隔で周期的になるように、地導体300の表面に対して略々平行な方向に配置されている。尚、この実施の形態においては、金属小板301の形状は正方形とする。
さらに詳細に説明すれば、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、図4(b)に示すように、地導体300の表面はマトリクス状に区切られ、縦横に複数の略々正方形のセルが配置されている。金属小板301は、各セルの位置に対応して、各セルの中央に、かつ、各セル内に収まるように、各セルに対して1対1で配置されている。
いま、M系列符号等の任意の疑似雑音符号系列302を用意し、当該疑似雑音符号系列302から、所定のビット数(Kビット)のビット列を複数個切り取り、複数個の符号303を生成する。本実施の形態では、図4に示すように、符号303は4ビット(K=4)のビット列から成る。また、疑似雑音符号系列302は、0と1からなる2進法の数列である。尚、この符号303の生成方法としては、疑似雑音符号系列302からの切り取りに限らず、例えば、多値M系列符号のような多値疑似雑音符号系列から切り取るようにしてもよい。
ここまでの構造は、上述の実施の形態1と同じであるが、但し、本実施の形態においては、地導体300の各セルのうちの選定した一部のセル304には金属小板301を設置しないこととする。このことは、金属小板301の設置を地導体300の表面全体に対して間引くことを意味する。なお、金属小板301を設置しないセル304を、複数のセルの中からどのようにして選定するかについては、以下のいずれかの方法などにより適宜決定すればよい。
(1):乱数等を用いてランダムにセル304を選定する。
(2):セルが配列されている方向に対して周期的にセル304を選択する(すなわち、各行(または各列)において、N個ごとに1個間引くようにする。なお、Nは固定値)。
(3):セルが配列されている方向に対して周期的にセル304を選択する(すなわち、各行(または各列)において、N個ごとに1個間引くようにする。なお、Nは循環数列(例えば、3,2,1,3,2,1、・・・のような数列))。
(4):市松模様のように全体的にセル304が同頻度で配置されるようにする(セル304が一ケ所に偏らないようにする)。
図3に示す本実施の形態では、符号303を用いて金属小板301の寸法を決定する。例えば、Lmin<Lmaxを満たすある2つの実数をそれぞれLmin,Lmaxとし、疑似雑音符号系列302から切り出した符号をdnとし、dnの取り得る値の最大値をMとした時、
(金属小板の寸法)=(Lmax−Lmin)×dn/M + Lmin (3)
として寸法を与える。なお、本実施の形態における金属小板301の寸法とは、金属小板301を構成する正方形の一辺の長さとする。
このとき、LmaxおよびLminの値については、実施の形態1および2と同様に、反射構造の仕様データから適宜決定するようにする。なお、寸法の決定の詳細については、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施の形態においては、このようにすることで、各金属小板301における反射位相が異なり、この反射構造に平面波が入射した際、反射波の波面は平面とならない。その結果、平面波の反射方向でRCSが大きくなることを防ぐことが可能となる。
尚、本実施の形態では金属小板301は正方形であるが、任意の形状としても同様である。また、本実施の形態では疑似雑音符号系列から切り出した符号303により正方形の一片の寸法を決定したが、金属小板301の面積あるいは面積の平方根の値を決定しても良い。更に、本実施の形態では式(3)を用いたが、符号303を用いて表せる任意の式を用いても同様である。また、本実施の形態では、金属小板301を間引くという特徴を実施の形態1の構成に適用する例について示したが、この場合に限らず、実施の形態2の構成に適用するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態においては、地導体300と複数の金属小板301とを備え、複数の金属小板301が地導体300の上部に少なくとも1方向に周期的に、地導体300と平行な方向に配置された反射構造において、各金属小板301の寸法(各金属小板101の1辺の長さまたは面積または面積の平方根)を、疑似雑音符号系列302(または多値疑似雑音符号系列)から切り出したKビットの符号303を用いて決定するようにしたので、反射構造に平面電磁波が入射した際、反射波の波面は平面とはならず、RCSを低減することが可能となるという効果が得られる。また、これにより、本実施の形態による反射構造を、戦闘機等の構造体に用いた場合には、敵機レーダから発見される確率を低減させることができ、有効である。さらに、本実施の形態においては、周期的に配列されている方向に対して金属小板301が間引いて配置されているので、金属小板301の個数を減らすことができ、製造コストを削減することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る反射構造について図5を参照しながら説明する。図5は本発明の実施の形態4に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図5は、実施の形態1から3において説明したセル1つ分の断面図である。本実施の形態に係る反射構造も、実際には、図1〜図4に示すように、略々板状の地導体の表面がマトリクス状に区切られて形成された、縦横に配置された複数のセルを有している。以下の実施の形態5〜7も同様である。図5〜図8においては、セル1つ分の構成のみが図示されているが、他のセルも、それに準じた同じ構成を有しているものとする。
この実施の形態4に係る反射構造は、略々板状の地導体400と、地導体400の上部に設けられた、金属小板401と媒質402、403、404とから成る。媒質402および403は、地導体400と金属小板401との間に積層されている。媒質402は地導体400の上部に設けられ、媒質403は、媒質402の上部に設けられている。また、媒質404は、さらにその上の、金属小板401の上部および媒質403の上部に積層されている。従って、金属小板401は、図5に示すように、媒質403の層と媒質404の層との間に配置されている。金属小板401及び媒質402、403、404は、地導体400の上部に地導体400の表面に対して略々平行な方向に配置されている。また、媒質402、403、404は、誘電体もしくは磁性体から構成された誘電体層もしくは磁性体層である。
以上のように、本実施の形態においては、実施の形態1,2,3で示したセルの構成において、地導体と金属小板との間および金属小板上に、さらに、誘電体もしくは磁性体から構成された媒質402,403,404を設けるようにしたので、セル構造における反射位相が制御されるという効果が得られる。
この実施の形態4におけるセルの構造を、実施の形態1,2,3におけるセルの基本構造として、この基本構造を配列することで実施の形態1,2,3における反射構造を作ることができる。また、それにより、実施の形態1,2,3で得られた効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る反射構造について図6を参照しながら説明する。図6は本発明の実施の形態5に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図6は実施の形態1から3において説明したセル1つ分の断面図である。
この実施の形態5に係る反射構造は、略々板状の地導体500と、地導体500の上部に設けられた、金属小板501と、媒質502、503、504とから成る。媒質502および503は、地導体500と金属小板501との間に積層されている。媒質502は地導体500の上部に設けられ、媒質503は、媒質502の上部に設けられている。また、媒質504は、さらにその上の、金属小板501の上部および媒質503の上部に積層されている。従って、金属小板501は、図6に示すように、媒質503の層と媒質504の層との間に配置されている。また、金属小板501及び媒質502、503、504は、地導体500の上部に地導体500の表面に対して略々平行な方向に配置されている。
媒質502、503、504の厚さt1、t2、t3は、疑似雑音符号系列(例えば、図1の102、図3の202、図4の302参照)または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号(例えば、図1の103、図3の203、図4の303参照)を用いて決定する。図6の例では、疑似雑音符号系列から切り出した4ビットのビット列からなる符号505に基づいて、厚さt1、t2、t3を決定した例について示されている。なお、符号505の切り出し方法については、実施の形態1から3で述べた符号103、203、303の切り出し方法と同じでよいため、ここでは、それらを参照することとし、その説明を省略する。また、符号505を用いた厚さt1、t2、t3の値の決定方法は、実施の形態1,3の金属小板101,301の寸法の決定方法、あるいは、実施の形態2の隣接する金属小板201間の距離の決定方法と同じでよいため、ここでは、それらを参照することとし、その説明を省略する。
本実施の形態5に係る構造は、上述したように、実施の形態4と基本的に同じであるが、本実施の形態5においては、さらに、媒質502、503、504の厚さを、疑似雑音系列のビット列により決めるようにしたので、実施の形態4に比べて、セル構造における反射位相がより精度よく制御される。
この実施の形態5におけるセルの構造を、実施の形態1,2,3におけるセルの基本構造として、この基本構造を配列することで実施の形態1,2,3における反射構造を作ることができる。また、それにより、実施の形態1,2,3で得られた効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6に係る反射構造について図7を参照しながら説明する。図7は本発明の実施の形態6に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図7は実施の形態1から3において説明したセル1つ分の断面図である。
この実施の形態6に係る反射構造は、略々板状の地導体600と、地導体600の上部に設けられた、金属小板601、媒質602、603、604とから成る。媒質602および603は、地導体600と金属小板601との間に積層されている。媒質602は地導体600の上部に設けられ、媒質603は、媒質602の上部に設けられている。また、媒質604は、さらにその上の、金属小板601の上部および媒質603の上部に積層されている。従って、金属小板601は、図7に示すように、媒質603の層と媒質604の層との間に配置されている。金属小板601及び媒質602、603、604は、地導体600の上部に地導体600の表面に対して略々平行な方向に配置されている。
媒質602、603、604を構成している誘電体層もしくは磁性体層の材料定数ε1、ε2、ε3を、疑似雑音符号系列(例えば、図1の102、図3の202、図4の302参照)または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号(例えば、図1の103、図3の203、図4の303参照)を用いて決定する。材料定数ε1、ε2、ε3の例としては、例えば、比誘電率、比透磁率、誘電正接等が挙げられるので、これらのうちの少なくとも1つを、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定するようにする。
図7の例では、疑似雑音符号系列から切り出した4ビットのビット列からなる符号605に基づいて、材料定数ε1、ε2、ε3を決定した例について示されている。なお、符号605の切り出し方法については、実施の形態1から3で述べた符号103、203、303の切り出し方法と同じでよいため、ここでは、それらを参照することとし、その説明を省略する。また、符号605を用いた材料定数ε1、ε2、ε3の値の決定方法は、実施の形態1,3の金属小板101,301の寸法の決定方法、あるいは、実施の形態2の隣接する金属小板201間の距離の決定方法と同様に行えばよいため、ここでは、それらを参照することとし、その説明を省略する。
本実施の形態6に係る構造は、上述したように、実施の形態4と基本的に同じであるが、実施の形態6においては、さらに、媒質602、603、604の材料定数を、疑似雑音系列のビット列により決定するようにしたので、実施の形態4に比べて、セル構造における反射位相がより精度よく制御される。
この実施の形態6におけるセルの構造を、実施の形態1,2,3におけるセルの基本構造として、この基本構造を配列することで実施の形態1,2,3における反射構造を作ることができる。また、それにより、実施の形態1,2,3で得られた効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態7.
本発明の実施の形態7に係る反射構造について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の実施の形態7に係る反射構造の構成を示す図である。尚、図8は実施の形態1から3において説明したセル1つ分の断面図である。
この実施の形態7に係る反射構造は、略々板状の地導体700と、地導体700の上部に設けられた、金属小板701と、媒質702、703、704とから成る。媒質702および703は、地導体700と金属小板701との間に積層されている。媒質702は地導体700の上部に設けられ、媒質703は、媒質702の上部に設けられている。また、媒質704は、さらにその上の、金属小板701の上部および媒質703の上部に積層されている。従って、金属小板701は、図8に示すように、媒質703の層と媒質704の層との間に配置されている。金属小板701及び媒質702、703、704は、地導体700の上部に地導体700の表面に対して略々平行な方向に配置されている。
また、本実施の形態7においては、銅や金等の導電性の高い金属から構成されたワイヤ状の金属体705が、地導体700から金属小体701まで、媒体702,703の厚さ方向に(すなわち、垂直方向に)それらを貫通して延設されており、地導体700と金属小板701とが、その金属体705を介して、電気的に接続されている。
本実施の形態7に係る構造は、上述したように、実施の形態7と基本的に同じであるが、本実施の形態7においては、さらに、地導体700と金属小体701とを金属体705により電気的に接続するようにしたので、実施の形態4に比べて、セル構造における反射位相がより精度よく制御される。
この実施の形態7におけるセルの構造、あるいは、実施の形態4,5,6,7の任意の組合せを、実施の形態1,2,3におけるセルの基本構造として、この基本構造を配列することで実施の形態1,2,3における反射構造を作ることができる。また、それにより、実施の形態1〜7で得られた効果が得られることは言うまでもない。
なお、上記の実施の形態4〜7においては、地導体と金属小板との間に2つの層(誘電体層あるいは磁性体層)を設け、金属小体の上には1つの層(誘電体層あるいは磁性体層)を設ける例について説明したが、その場合に限らず、地導体と金属小板との間に1または3以上の層(誘電体層あるいは磁性体層)を設けてもよく、あるいは、地導体と金属小板との間には設けないという選択肢もあり、同様に、金属小板の上に2以上の複数の層(誘電体層あるいは磁性体層)を設けてもよく、あるいは、金属小板の上には設けないという選択肢もあるので、どこに、いくつの層を設けるかについては、使用目的、使用環境、あるいは、製造コスト等に応じて、適宜決定してよいこととする。
100,200,300,400,500,600,700 地導体、101,201,301,401,501,601,701 金属小板、102,202,302 疑似雑音符号系列、103,203,303、505、605 符号、304 セル、402403,404,502,503,504,602,603,604,702,703,704 媒質、705 金属体。

Claims (8)

  1. 略々板状の地導体と、
    前記地導体の上部に、前記地導体の表面に対して略々平行になるように配置された、複数の金属小板と
    を備え、
    各前記金属小板の寸法を、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定する
    ことを特徴とする反射構造。
  2. 前記金属小板の寸法は、前記金属小板の一辺の長さ、前記金属小板の面積、および、前記金属小板の面積の平方根のうちのいずれか1つである
    ことを特徴とする請求項1に記載の反射構造。
  3. 略々板状の地導体と、
    前記地導体の上部に、前記地導体の表面に対して略々平行になるように配置された、複数の金属小板と
    を備え、
    隣接する各前記金属小板間の距離を、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定する
    ことを特徴とする反射構造。
  4. 前記地導体の表面はマトリクス状に複数のセルに分割されており、
    前記金属小板は各1つずつ前記セルに対応して配置されるものであって、
    当該セルのうちの選定された一部のセルには前記金属小板を配置しないことにより、前記地導体の表面全体に対して前記金属小板を間引いて配置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の反射構造。
  5. 前記地導体と前記金属小板との間及び前記金属小板の上部に1つあるいは複数の誘電体層あるいは磁性体層を積層する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の反射構造。
  6. 前記誘電体層あるいは前記磁性体層の厚さを、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の反射構造。
  7. 前記誘電体層及び前記磁性体層の比誘電率、比透磁率、および、誘電正接等の材料定数のうちの少なくとも1つを、疑似雑音符号系列または多値疑似雑音符号系列から切り出した所定ビットの符号を用いて決定する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の反射構造。
  8. 前記地導体と前記金属小板とは電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の反射構造。
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