JP2011067109A - Soil-disinfecting machine - Google Patents
Soil-disinfecting machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011067109A JP2011067109A JP2009219469A JP2009219469A JP2011067109A JP 2011067109 A JP2011067109 A JP 2011067109A JP 2009219469 A JP2009219469 A JP 2009219469A JP 2009219469 A JP2009219469 A JP 2009219469A JP 2011067109 A JP2011067109 A JP 2011067109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- plate
- flat plate
- distribution member
- chemical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
Description
本発明は、園芸作物や野菜等の栽培を良好にするために、牽引走行車に牽引され圃場に薬液を注入する土壌消毒機の技術に関し、特に、薬液の効果を高めるために、薬液注入後の圃場を均す技術に関する。 The present invention relates to a technology of a soil disinfector that is pulled by a towing vehicle and injects a chemical solution into a field in order to improve the cultivation of horticultural crops, vegetables, and the like, and in particular, to enhance the effect of the chemical solution, It is related with the technique of leveling the field.
従来、トラクタや管理機等の牽引走行車に牽引され、園芸作物や野菜等を栽培するための圃場に薬液を注入した後に、圃場を均す土壌消毒機の技術は公知となっている。このような土壌消毒機の技術としては、特許文献1に記載の技術が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a technique of a soil disinfecting machine that is pulled by a towing vehicle such as a tractor or a management machine and injects a chemical solution into a field for cultivating horticultural crops, vegetables, and the like and then smoothes the field is known. As a technique of such a soil disinfecting machine, the technique described in Patent Document 1 is known.
特許文献1に記載の土壌消毒機は、アームと、前記アームに上下回動自在に支持される均平板と、前記均平板を下方に付勢するスプリングと、を具備するものである。このような構成において、前記均平板の下端が圃場に接した状態で、前記土壌消毒機が牽引された場合、前記均平板により圃場を整地して均平にすることができる。 The soil disinfecting machine described in Patent Document 1 includes an arm, a flat plate supported by the arm so as to be rotatable up and down, and a spring that biases the flat plate downward. In such a configuration, when the soil disinfector is pulled while the lower end of the leveling plate is in contact with the field, the field can be leveled and leveled by the leveling plate.
しかし、牽引走行車により前記土壌消毒機を牽引する場合、前記牽引走行車の後輪が通過することによって圃場に轍が形成されるとともに、前記後輪間には圃場の土が寄せられて盛り上がった部分(以下、単に「寄り土部」と記す)が形成される場合がある。このような場合、前記均平板によっては、前記轍を完全に埋めて、圃場を均平にすることができない場合があった。その結果、轍の跡から薬液が気化したガスが抜けることで、薬液の効果にむらが生じることがあった。 However, when the soil disinfector is towed by a tow traveling vehicle, the rear wheel of the tow traveling vehicle passes to form ridges in the field, and soil from the field is attracted between the rear wheels. May be formed (hereinafter, simply referred to as “slip portion”). In such a case, depending on the leveling plate, it may not be possible to completely fill the basket and level the field. As a result, the gas obtained by vaporizing the chemical solution from the traces of the soot may be discharged, resulting in unevenness of the effect of the chemical solution.
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、圃場をより均平に均すことができる土壌消毒機を提供するものである。 This invention is made | formed in view of the above situations, and provides the soil disinfection machine which can level a field more evenly.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、牽引走行車に牽引され、圃場に薬液を注入する土壌消毒機であって、前記牽引走行車の後方に配置され、薬液が注入された後の圃場の表面を均す均平板と、前記均平板の前側面に配置され、土壌を左右へ分配するとともに、所定量の土壌を後方へ通過させる分配部と、を具備するものである。 That is, according to the first aspect of the present invention, the soil disinfector is pulled by a towing vehicle and injects a chemical into the field, and is disposed behind the tow vehicle and leveles the surface of the field after the chemical is injected. And a distribution unit that is disposed on the front side surface of the flat plate and distributes the soil left and right and allows a predetermined amount of soil to pass rearward.
請求項2においては、前記分配部は分配部材を具備し、前記分配部材は、後方から前方に向けて幅が小さくなる先鋭形状に形成されるとともに、下端の高さが前記均平板の下端より高い位置に配置されるものである。
In
請求項3においては、前記分配部材は、左右方向幅を変更可能に構成されるものである。 According to a third aspect of the present invention, the distribution member is configured such that the width in the left-right direction can be changed.
請求項4においては、前記分配部材の左右一対の側面に沿って、当該側面の下端よりも下方へ突出させることが可能な突出板を設けるものである。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a projecting plate capable of projecting downward from the lower end of the side surface along the pair of left and right side surfaces of the distribution member.
請求項5においては、前記均平板の前側面の両端部に配置され、均平板の内側へ土壌を導く補助板を具備するものである。
In
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1においては、分配部によって、土壌を左右及び後方へと分配することができる。これによって、予め均平板の幅方向全域に土壌を分配し、その後、均平板によって圃場の表面を均すことで、当該均平板のみによって圃場を均す場合に比べて、より均平に圃場を均すことができる。 In Claim 1, a distribution part can distribute soil to right and left and back. In this way, the soil is distributed in the entire width direction of the leveling plate in advance, and then the surface of the field is leveled with the leveling plate. Can be leveled.
請求項2においては、前方から後方に向けて幅が大きくなる分配部材の外縁に沿って土壌を左右へと分配することができる。また、土壌を、分配部材の下方を通して、当該分配部材の後方へ通過させることができる。これによって、均平板の幅方向全域に土壌を分配することができる。 According to the second aspect, the soil can be distributed to the left and right along the outer edge of the distribution member whose width increases from the front toward the rear. Moreover, the soil can be passed to the rear of the distribution member through the lower side of the distribution member. Thereby, soil can be distributed over the entire width direction of the flat plate.
請求項3においては、均平部材の幅を変更することにより、寄り土部の土壌を任意の幅まで分配することができる。これによって、均平部材の幅を、牽引走行車の車輪間の幅と略同一に調節することにより、牽引走行車の車輪により形成された轍に土壌を流入させることができる。また、土壌消毒機を、左右の車輪間の幅が異なる牽引走行車に装着する場合、分配部材の幅を当該牽引走行車の車輪間の幅に合わせて調節することができ、汎用性を向上させることができる。
In
請求項4においては、突出板を分配部材の下方へ突出させることにより、当該突出板によっても土壌を分配することができ、分配部材のみの場合に比べて、左右に分配する土壌の量を増加させることができる。これによって、圃場の状態に合わせて左右に分配する土壌の量を調節することができ、より均平に圃場を均すことができる。 In claim 4, by projecting the protruding plate downward from the distributing member, the soil can be distributed also by the protruding plate, and the amount of soil distributed to the left and right is increased compared to the case of only the distributing member. Can be made. Thus, the amount of soil distributed to the left and right can be adjusted according to the state of the field, and the field can be leveled more evenly.
請求項5においては、均平板の両端から内側へと土壌を導くことで、土壌が均平板の外側に流出することを防止し、均平板によって圃場を確実に均すことができる。また、轍を均平に均すのに十分な量の土壌を、当該轍へ流入させることができない場合であっても、補助板により均平板の両端から内側へと導かれる土壌を当該轍へ流入させることで、当該轍を確実に均すことができる。 According to the fifth aspect, by guiding the soil from both ends of the flat plate to the inside, the soil can be prevented from flowing out to the outside of the flat plate, and the field can be surely leveled by the flat plate. In addition, even if it is not possible to allow a sufficient amount of soil to level the cocoon to flow into the cocoon, the soil guided by the auxiliary plate from both ends of the slab to the inside is supplied to the cocoon. By making it flow, the said soot can be leveled reliably.
以下では、本発明に係る土壌消毒機の実施の一形態である土壌消毒機1について説明する。 Below, the soil disinfector 1 which is one Embodiment of the soil disinfector which concerns on this invention is demonstrated.
図1に示すように、土壌消毒機1は、牽引走行車であるトラクタ2の後部に、昇降機構3を介して昇降可能に連設される。昇降機構3は、左右一対のロワリンク4・4及びトップリンク5、並びにロワリンク4・4及びトップリンク5に連結されるクイックフレーム6を具備する。なお、土壌消毒機1が連設されるのは本実施形態に示すトラクタ2に限るものではなく、その他の管理機等、土壌消毒機1を牽引して圃場の消毒作業を行うことができるものであればよい。
As shown in FIG. 1, the soil disinfecting machine 1 is connected to a rear portion of a
図1及び図2に示すように、クイックフレーム6は、略三角形状に構成されたフレームであり、上端に位置する1つの頂点部には、上方に向かって開口した上部切り欠き部7aを有する上部連結部7が、また、左右下端に位置する2つの頂点部には、後方に向かって開口した下部切り欠き部8aを有する下部連結部8が、それぞれ固設される。トップリンク5の後端は上部連結部7に、ロワリンク4・4の後端は下部連結部8に、それぞれ連結される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
土壌消毒機1は、昇降機構3に土壌消毒機1を装着するための装着部10、薬液を土壌中に注入するための薬液注入部20、及び薬液注入後の土壌を均平するための土壌均平部50より構成される。なお、土壌均平部50は、薬液注入後の圃場を鎮圧ローラ75により鎮圧する全面鎮圧型であっても、薬液注入後の圃場にマルチフィルムを張って薬液を圃場中に保持させるマルチ型であってもよい。以下の実施形態における土壌均平部50は、土壌消毒機1の全長を比較的短く構成することができる全面鎮圧型として説明する。
The soil disinfecting machine 1 includes a mounting
装着部10においては、左右一対の側板11・11が互いに平行に対向配置され、側板11・11の上端部間は連結フレーム12によって連結され、連結フレーム12の左右略中央部から前斜め上方に向かってトップリンクマスト13が立設されている。さらに、側板11・11の前端部には、それぞれ連結ピン11a・11aが左右外方に向かって突設され、連結ピン11a・11aが下部切り欠き部8aにそれぞれ係止されることにより、クイックフレーム6の下部連結部8がそれぞれ装着部10に連結される。また、トップリンクマスト13の上端部には、連結ピン13aが横架され、連結ピン13aが上部切り欠き部7aに係止されることにより、クイックフレーム6の上部連結部7が装着部10に連結される。このようにして、トラクタ2の昇降機構3に設けたクイックフレーム6により、土壌消毒機1を昇降可能に支持しながら確実に牽引できるようにしている。
In the mounting
薬液注入部20には、平面視で横長の矩形状に形成された機枠21が水平に配置され、機枠21は、対向配設された左右一対の板状のメインフレーム21L・21Rと、メインフレーム21L・21Rの前端部間・後端部間をそれぞれ連結支持する角パイプ状の前後の前支持フレーム21F及び後支持フレーム21Bとにより構成される。そして、前支持フレーム21Fの前面には、2枚の前取付板23・23が前方に突設され、前取付板23・23の外側に、側板11・11が重ねられてボルト等で締結される一方、後支持フレーム21Bの左右略中央の上面には、後取付板24が立設され、後取付板24の上端部は、連結ステー25を介してトップリンクマスト13の上下中途部に連結されている。これにより、機枠21を装着部10に強固に連結支持することができる。
A
機枠21の内側において、左右一対の縦フレーム26・26が後支持フレーム21Bから前方へ突設され、縦フレーム26・26上に、前斜め下方に保持された左右の薬液タンク載置台27・27(図1参照)が固定されており、薬液タンク載置台27・27上に、それぞれ薬液タンク28・28が載置されている。
Inside the
機枠21の前支持フレーム21Fには、サブソイラ支持部材29・29を介して左右一対のサブソイラ30・30が下方に延設される。サブソイラ支持部材29・29は機体左右方向位置を調節可能に構成されており、その左右方向位置は、サブソイラ30・30がそれぞれトラクタ2の後輪9・9の後方に位置するように調節される。また、サブソイラ30・30の下方へ延設される部分の長さは、後輪9・9により踏み固められた土壌に突き刺さる程度の長さに調節される。このように構成することにより、土壌消毒機1がトラクタ2に牽引されると、後輪9・9に踏み固められた土壌を、サブソイラ30・30によって掘り返し、再び軟らかい土壌にすることができる。
A pair of left and
機枠21の後支持フレーム21Bからは、薬液注入爪31・31・・・が土壌に向かって前斜め下方に延設され、複数の薬液注入爪31・31・・・が機体左右方向に複数列(本実施例では4列)並設されている。薬液注入爪31・31・・・の後部には、土壌に薬液を注入するための薬液ノズル32・32・・・が固設される。さらに、後支持フレーム21Bの後面には、左右一対の均平フレーム51・51が固設される。
From the
なお、本実施形態においては、薬液注入爪31・31・・・は左右方向に並設される構成としたが、これに限るものではなく、隣り合う薬液注入爪31同士を前後方向に任意の距離だけずらして配置する構成とすることも可能である。このように構成することにより、隣り合う薬液注入爪31・31間の距離を大きくとることができ、当該薬液注入爪31・31間を土壌が通過し易くなるため、土壌消毒機1が当該土壌から受ける抵抗力を減少させることができる。
In the present embodiment, the chemical
図3に示すように、均平フレーム51の前端下部には、駆動輪支持フレーム33の前端上部がそれぞれ固設される。駆動輪支持フレーム33の前後中途部には、ポンプ支持フレーム34が立設され、ポンプ支持フレーム34の上端に横設されるポンプ支持ステー35を介して薬液ポンプ36が配設される。また、薬液ポンプ36の下方には、駆動輪回動軸37を介して駆動輪支持フレーム33に回動可能に支持される駆動輪38が配設される。本実施形態においては、薬液注入爪31・31・・・と同数、すなわち、左右のポンプ支持フレーム34に対してそれぞれ2つずつ、計4つの薬液ポンプ36・36・・・及び駆動輪38・38・・・が設けられる。
As shown in FIG. 3, the front end upper portion of the drive
図1及び図2に示すように、機枠21の左右略中央部の上方には、薬液ポンプ36と同数の薬液流確認計39を機体左右方向に並設固定した側面視L字状の取付プレート40が配置され、取付プレート40はポール41の上端部に固設され、ポール41の下端部は、後支持フレーム21Bの左右略中央部に固定されたポール取付部材42上に立設されている。そして、図1に示すように、薬液タンク28と薬液ポンプ36との間は吸入ホース43によって接続され、薬液ポンプ36と薬液流確認計39との間は吐出ホース44によって接続され、薬液流確認計39と薬液ノズル32との間は注入ホース45によって接続されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, an L-shaped attachment in a side view in which the same number of chemical
このような構成において、薬液タンク28内の薬液は、薬液ポンプ36によって吸引され、薬液タンク28、吸入ホース43、薬液ポンプ36、吐出ホース44、薬液流確認計39、及び注入ホース45を介して、薬液注入爪31・31・・・の薬液ノズル32・32・・・まで圧送されるようにしている。
In such a configuration, the chemical liquid in the
また、図4に示すように、土壌均平部50においては、左右の均平フレーム51・51の前後中途部に固定部材52を介して均平板ステー53が垂設され、均平板ステー53の下端部には、均平板回動軸54を介して均平板55が上下回動可能に支持される。均平板ステー53の上下中途部には、後方に向けてアーム56が延設され、アーム56の後端と均平板55の後側面に設けられる取付部55aとがロッド57により連結される。また、アーム56と取付部55aとの間において、スプリング58がロッド57に挿通され、スナップピン等により任意の位置に固定される。スプリング58により均平板55が下方に向かって付勢され、当該付勢力は、スプリング58の両端の固定位置を変更することにより調節することができる。均平板55の前側面の左右略中央部には、分配部100が配設される。上記の構成において、固定部材52の均平フレーム51に対する前後方向取り付け位置を変更することにより、均平板55の前後方向位置を調節することができる。また、均平板ステー53の固定部材52に対する上下方向取り付け位置を変更することにより、均平板55の上下方向位置を調節することができる。
Further, as shown in FIG. 4, in the
さらに、左右の均平フレーム51・51の後端には、横フレーム70が機体左右方向に横架される。より詳細には、均平フレーム51・51の後端を上下に貫通する貫通孔51aと、横フレーム70を上下に貫通する図示せぬ貫通孔と、を平面視において重ねた状態で、当該貫通孔51a等にピン51bを挿通することにより、均平フレーム51・51と横フレーム70とが連結される。横フレーム70の左右両端には、一対の連結ステー71・71の前端が上下回動可能に支持され、当該連結ステー71・71の後端には、ローラフレーム72が横架される。横フレーム70の左右略中央部と、ローラフレーム72の左右略中央部との間には、ローラスプリング73が配設され、ローラスプリング73の付勢力により、ローラフレーム72は下方へ向かって付勢される。ローラフレーム72の左右両端には、下方に向けて一対のローラ支持ステー74・74が延設され、当該ローラ支持ステー74・74の下端間に、鎮圧ローラ75の車軸75aが回動可能に支持されている。このような構成において、鎮圧ローラ75がローラフレーム72とともに上下に回動可能であり、かつ、ローラスプリング73の付勢力により下方へ向かって付勢されるため、当該鎮圧ローラ75によって土壌表面を加圧することができ、圃場に注入された薬液の発散を防止することができる。また、ローラスプリング73の上下端部の固定位置を変更することによって、鎮圧ローラ75を下方へと付勢する力を調節することができ、ひいては鎮圧ローラ75による土壌表面への加圧力を調節することができる。
Further, a
なお、ローラ支持ステー74・74の後方への突出端の間には、スクレーパ76も支持されている。スクレーパ76は、角柱状の部材で構成され、鎮圧ローラ75の外周面に近接するように配置されており、土壌の含水比が高くて土が付着しやすい場合等に、スクレーパ76によって鎮圧ローラ75の表面に付着した土を除去することができ、鎮圧作業の能率が低下しないようにしている。
A
このような構成において、薬液注入爪31・31・・・の薬液ノズル32・32・・・によって薬液が注入された薬液注入位置の上方の土壌表面は、その凹凸が均平板55によって均された後、鎮圧ローラ75によって鎮圧されて固められ、土壌内の気化した薬液が空気中へ拡散しないようにすることができる。
In such a configuration, the unevenness of the soil surface above the chemical liquid injection position where the chemical liquid was injected by the
次に、薬液注入爪31・31・・・の取り付け構造について詳細に説明する。
Next, the mounting structure of the chemical
図5に示すように、薬液注入爪31は、後支持フレーム21Bの後面より後方に突設した側面視前後逆L字状の爪支持板46に、上下のボルト47・48によって締結固定されている。薬液注入爪31の上部には上下のボルト47・48を挿通可能な複数の取付孔31aが一定間隔をあけて穿孔されるとともに、爪支持板46にも図示せぬ取付孔が穿孔されており、薬液注入爪31を斜めに上下に移動させて任意の高さで締結固定し、薬液注入爪31の支持高さを段階的に調節できるようにしている。
As shown in FIG. 5, the chemical
さらに、上下のボルト47・48のうち、一方のボルト、本実施例では上側に配置される方のボルト47に、他方のボルト48よりも強度が小さいものが用いられており、土壌中に石等の障害物120が存在し、障害物120が薬液注入爪31に衝突すると、その際の衝突力により、強度が小さい上のボルト47の方が先に折損し、残った下のボルト48を中心にして、薬液注入爪31の先部が位置121から位置122まで後方に回動する。これにより、障害物120は薬液注入爪31の側面を滑るようにして左右外方に押しやられる。
Further, of the upper and
すなわち、薬液注入爪31は、土壌消毒機1の爪支持板46に上下のボルト47・48によって支持して取り付け、上下のボルト47・48のうちの一方を他方に比べて低強度とするので、たとえ土壌内の石等の障害物120が薬液注入爪31に衝突しても、低強度のボルト、本実施例ではボルト47の方が先に折損し、折損せずに残った高強度のボルト48を中心にして薬液注入爪31が回動し、障害物120を左右外方に押しやることができ、衝突時に薬液注入爪31が受ける衝撃力を軽減して破損を確実に防ぐことができる。
That is, the
次に、薬液ポンプ36の駆動構成について詳細に説明する。なお、以下では、最も左側に配置された薬液ポンプ36とその駆動構成について説明するが、当該駆動構成は、他の薬液ポンプ36の駆動構成についても同様である。
Next, the drive configuration of the chemical
図3及び図6に示すように、薬液ポンプ36において、ダイヤフラム80が、弁取付部材80aとダイヤフラム取付部材80bとによって上下から挟持固定され、このうちの弁取付部材80aからは、ダイヤフラム80内に連通する吸入ポート81と吐出ポート82とが上方に突設され、吸入ポート81と吐出ポート82とは、それぞれ吸入ホース43と吐出ホース44とに接続されている。ダイヤフラム取付部材80bは、ポンプ支持ステー35に固設されるポンプ支持台35aに固設される。一方、ダイヤフラム80の中央下部からは、往復移動体である連結ロッド83が垂設され、連結ロッド83の下部が、ポンプ支持台35a及びポンプ支持ステー35に挿通され、連結ロッド83の下端は、ピン支持部83aを介して、連結ピン84によりポンプレバー85の中途部に回動自在に連結されている。ポンプ支持台35aとピン支持部83aとの間には、ポンプスプリング86が配設され、その付勢力により、ピン支持部83aが下方に付勢される。そして、連結ピン84には、カムフォロワー87が設けられている。
As shown in FIGS. 3 and 6, in the
ポンプレバー85の前部は、駆動輪支持フレーム33の両側に横架されたレバー軸88に軸支されており、レバー軸88を支点としてポンプレバー85を上下回動可能としている。一方、ポンプレバー85の後部は、後方に延設されている。
The front portion of the
駆動輪38の回動中心となる駆動輪軸38aの右端部には、カム89が固設され、当該駆動輪軸38aには、駆動輪回動軸37が挿通される。このようにして、ポンプスプリング86の付勢力により、カムフォロワー87を常に下方に付勢し、カム89に対してカムフォロワー87を付勢状態で当接できるようにしている。
A
このような構成において、駆動輪38が土壌の上を転がりながら駆動すると、駆動輪軸38aを介して、薬液ポンプ36のカム89が回転駆動され、カム89の外周に当接したカムフォロワー87が上下動し、ピン支持部83a及び連結ロッド83を介してダイヤフラム80を上下動させることができ、ダイヤフラム80の往復駆動により、薬液を薬液タンク28から吸入して薬液注入爪31の薬液ノズル32に圧送することができる。
In such a configuration, when the
カム89は、基礎円89bの外周に、4つのカム凸部89aが等間隔で形成されている。ただし、カム凸部89aの数は限定するものではなく、それぞれ、3つ以下でも5つ以上でも構わない。
The
また、ポンプレバー85の後端には、レバーハンドル85aが形成され、レバーハンドル85aを握り、ポンプレバー85を上下方向に回動させることにより、薬液ポンプ36を手動で駆動することができる。
A
これにより、駆動源となる駆動輪38を回動させることなく薬液ポンプ36を個々に作動させることが可能となり、作業前や作業中に手動でエア抜きが可能となる。これによって、本実施例のように、複数の薬液ポンプ36を並列運転可能に構成した場合であっても、エア抜きが必要な薬液ポンプ36のみを作動させることができる。すなわち、エア抜きの際に駆動輪38を回動させて全ての薬液ポンプ36を同時に作動させる必要が無く、無駄な薬液の消費を防止することができる。
Thereby, it is possible to individually operate the chemical pumps 36 without rotating the
また、ポンプレバー85の後部下方には、制限板90が横設され、制限板90の左右方向略中央部には、調節ロッド91が上下方向に螺挿され、調節ロッド91は、駆動輪支持フレーム33の後部に固設された側面視コ字状の制限板取付部材92の上下面を貫通するように設けられている。
In addition, a
そして、調節ロッド91の下部には、ロックナット91aと締付ナット91bが上下に螺嵌される。一方、調節ロッド91の上部は、制限板取付部材92の上面に係止されるとともに、調節ロッド91の上端には、把手93が設けられ、把手93と制限板取付部材92の上面との間の調節ロッド91の外周には、バネ94が外嵌されており、バネ94の付勢力により、調節ロッド91を常に上方へと付勢することができる。
A
さらに、制限板90の左右両側には、調整ボルト95・95が螺挿され、調整ボルト95の上端には、レバーハンドル85aに形成された突起部85bが当接できるようにしている。そして、調整ボルト95上で制限板90直下の部分には、ロックナット95aが螺嵌されている。
Further,
制限板取付部材92の後面には、目盛板96が取り付けられ、目盛板96の後面視略中央部には、目盛板96の目盛に沿うように上下方向に長い開口部92aが形成される。そして、制限板90の後面視略中央には、この目盛板96の目盛に一致させるための図示せぬ刻印が形成されている。
A
このような構成において、把手93を握って調節ロッド91を所定方向に回転させて制限板90を上方に移動させると、ポンプレバー85が、レバー軸88を支点とし、調整ボルト95を介して上方に回動され、薬液ポンプ36の下死点も上方に移動する。これにより、ストロークが短くなって、薬液ポンプ36の薬液注入量を低減させることができる。
In such a configuration, when the
逆に、把手93を握って調節ロッド91を前記所定方向とは反対方向に回転させて制限板90を下方に移動させると、ポンプレバー85が、レバー軸88を支点とし、それぞれ調整ボルト95を介して下方に回動され、薬液ポンプ36の下死点は下方に移動する。これにより、ストロークが長くなって、薬液ポンプ36の薬液注入量を増加させることができる。つまり、制限板90の上下位置を調節することにより、薬液注入量を自在に変更できるようにしている。
On the other hand, when the adjusting
このように調節ロッド91により設定したポンプレバー85の上下方向位置は、調整ボルト95を回転させることにより、さらに微調整することができ、これにより、ダイヤフラム80の個々の特性に起因する個々の薬液ポンプ36の薬液注入量の差違をなくすようにしている。
Thus, the vertical position of the
さらに、ロックナット91aと締付ナット91bを締結することにより、制限板90を所定の上下位置に移動させた状態で、調節ロッド91が回転しないように固定するとともに、ロックナット95aを締結することにより、ポンプレバー85の上下位置を調整した状態で、調整ボルト95が回転しないように固定することができ、設定した薬液ポンプ36の薬液注入量が変動しないようにしている。なお、本実施形態に係る土壌消毒機1は、駆動輪38を回転駆動することにより薬液ポンプ36を作動させる構成としたが、モータの駆動力により薬液ポンプ36を作動させる構成であってもよい。
Furthermore, by tightening the
次に、第一実施形態に係る均平板55及び分配部100の構成について詳細に説明する。
Next, the configuration of the
図7に示すように、均平板55の上端部は後方へ向けて折り曲げられており、下端部は前方へ向けて折り曲げられている。均平板55の左右方向中央部近傍には、ボルト等の締結具を挿通するための左右一対の取付孔55b・55bが穿設される。
As shown in FIG. 7, the upper end portion of the
分配部100は、板状の部材を左右中央部で折り曲げることにより形成された分配部材110により構成されており、当該分配部材110は、平面視において後方から前方に向かって左右幅が小さくなるような、また、側面視において後方から前方に向かって高さが低くなるような、先鋭形状に構成される。このように、分配部材110は左右一対の左側面111と右側面112を有する部材に形成される。また、分配部材110の左側面111及び右側面112の後端には、それぞれ均平板55に平行となるように、取付部111a・112aが形成され、取付部111a・112aには、ボルト等の締結具を挿通するための取付孔111b・112bがそれぞれ穿設される。
The
そして、均平板55の取付孔55b・55bと、分配部材110の取付孔111b・112bとが重なるように、均平板55の前側面に分配部材110が当接された状態で、ボルトやナット等の締結具によって分配部材110が均平板55に取り付けられる。
Then, with the
分配部材110が均平板55に取り付けられた場合、分配部材110は均平板55の左右方向中央部に位置するように構成される。また、分配部材110の下端の高さは、均平板55の下端の高さより高くなるように構成される(図8(a)のH参照)とともに、分配部材110の左右方向幅は、トラクタの後輪9・9間の幅と略同一となるように構成される。
When the
このような構成において、図8に示すように、土壌消毒機1がトラクタ2により牽引された場合、トラクタ2の後輪9・9が土壌を踏みながら進行するため、土壌は後輪9・9を避けるように後輪9・9の左右に流動する。後輪9・9が通過した部分の土壌は当該後輪9・9により踏み固められるため、溝状の轍131・131が形成される。後輪9・9により踏み固められた轍131・131部分の土壌は、左右のサブソイラ30・30によって掘り返され、再び軟らかい土壌にされるが、これによって当該左右のサブソイラ30・30間には、土壌が寄せられ高く積みあがった状態の寄り土部130が形成される。
In such a configuration, as shown in FIG. 8, when the soil disinfector 1 is pulled by the
トラクタ2の後方において、分配部材110は、その前端部によって寄り土部130を崩しながら当該寄り土部130を形成する土壌を左右方向に分配するとともに、所定量の土壌をその下方から後方向へと通過させる。左右方向に分配された土壌は、分配部材110に案内されて左右の轍131へと流入し、当該轍131が土壌により埋められる。その後、左右方向に分配された土壌及び分配部材110の下方から後方向へと通過した土壌は、均平板55の下端によって均平に均される。ここで、前記所定量とは、左右方向に分配した土壌と分配部材110の下方を通して後方向に分配した土壌とによって、均平板55の左右幅全域に土壌を分配できる程度の量である。
In the rear of the
上記の如く、まず寄り土部130を形成する土壌を分配部材110によって崩しながら分配することで、その後均平板55によって土壌をより均平に均すことができる。また、寄り土部130を形成する土壌を分配部材110によって轍131へと流入させることで、土壌の量が多い場所(寄り土部130)から少ない場所(轍131)へと、土壌を効果的に分配することができる。これによって、均平板55のみで土壌を均す場合に比べて、効果的に轍131をなくし、圃場をより均平に均すことができる。また、圃場条件(土壌に含まれる水分量等)によっては、サブソイラ30・30を用いることなく、分配部材110及び均平板55のみで轍131をなくすことができる。
As described above, first, the soil forming the
また、分配部材110の下方からも、所定量の土壌を後方向へと通過させることができるため、均平板55の左右部分のみならず、中央部分にも土壌を分配することができる。これによって、均平板55の左右幅全域に土壌を分配し、圃場をより均平に均すことができる。さらに、分配部材110の下端の高さは、均平板55の下端の高さより高く、かつ均平板55に取り付けてあるので、分配部材110によって不要な溝を形成することがなく、圃場をより均平に均すことができる。
Further, since a predetermined amount of soil can be passed backward from below the
また、均平板55の下端は前方へ向けて折り曲げられているため、土壌を掬うようにしながら左右方向へ効果的に広げることができ、圃場をより均平に均すことができる。また、均平板55はスプリング58により下方に向かって付勢されているため、圃場面に追従しながら圃場の均平を行うことができる。また、圃場の均平中に、均平板55及び分配部材110に対して一定以上の負荷が加わると、スプリング58の付勢力に抗して当該均平板55及び分配部材110が後方へと回動する。これによって、均平板55及び分配部材110が土壌を多量に抱えて変形したり、トラクタ2がスリップしたりすることを防止することができる。さらに、スプリング58の取り付け位置を変更したり、スプリング58の種類を変更したりすることで、土壌の凹凸や硬さ等に応じて均平板55に対する付勢力を調節することができる。
Moreover, since the lower end of the leveling
なお、本実施形態においては、分配部材110の下方から土壌を後方へと通過させる構成としたが、これに限るものではない。例えば、分配部材110の左右中央部に土壌を通過させるための切り欠きを形成し、当該切り欠きを通して土壌を後方向へと通過させる構成とすることも可能である。この場合、前記切り欠きは、所定量の土壌を滑らかに後方向へと通過させることが可能な程度の幅もしくは形状に形成されることが望ましい。
In addition, in this embodiment, although it was set as the structure which passes soil back from the downward direction of the
以下では、第二実施形態に係る均平板255及び分配部200の構成について説明する。
Below, the structure of the
図9に示すように、分配部200は、略三角形状の板材である左側板211及び右側板212により構成される。左側板211の後端には、均平板255に平行となるように取付部211aが形成され、取付部211aには、ボルト等の締結具を挿通するための取付孔211b・211bが穿設される。右側板212の形状は、左側板211の形状と左右対称となるように形成される。右側板212の後端には取付部212aが形成され、当該取付部212aには取付孔212b・212bが穿設される。左側板211と右側板212とは、その一辺211c・212cを互いに当接させた状態で、ボルトやナット等の締結具によって均平板255に取り付けられる。均平板255に取り付けられた分配部200は、均平板255の左右方向中央部に位置するように構成される。また、分配部200の下端の高さは、均平板255の下端の高さより高くなるように構成されるとともに、分配部200の左右方向幅は、トラクタ2の後輪9・9間の幅と略同一となるように構成される。
As shown in FIG. 9, the
均平板255には、分配部200を締結するための締結具を挿通するための取付孔255b・255b・・・が穿設される。また、左側板211と右側板212とが成す角を変更(本実施形態では、前記成す角を大きく)した状態で均平板255に取り付けることができるように、さらに別の取付孔255c・255c・・・も穿設されている。
The
このような構成において、図10(a)に示すように、トラクタ2の後方において、分配部材110は、その前端部によって寄り土部130を崩しながら当該寄り土部130を形成する土壌を左右方向に分配するとともに、所定量の土壌をその下方から後方向へと通過させる。左右方向に分配された土壌は、分配部材110に案内されて左右の轍131へと流入し、当該轍131が土壌により埋められる。その後、左右方向に分配された土壌及び分配部材110の下方から後方向へと通過した土壌は、均平板255の下端によって均平に均される。
In such a configuration, as shown in FIG. 10A, in the rear of the
また、図9に示すように、左側板211と右側板212が取り付けられる取付孔255b・255b・・・を、取付孔255c・255c・・・に変更することにより、分配部200の左右方向幅をWsからWLへと広くすることができる(図10参照)。これによって、土壌消毒機1を、左右の後輪9・9の間隔が広いトラクタ2に装着した場合であっても、寄り土部130を形成する土壌を確実に轍131へと流入させることができる。このように、土壌消毒機1が装着されるトラクタ2の後輪9・9間の距離に応じて分配部200の左右方向幅を調節することにより、後輪9・9間の距離が異なるトラクタ2であっても、轍131に土壌を流入させることができ、圃場を均平に均すことができる。
Further, as shown in FIG. 9, by changing the mounting
なお、本実施形態においては、2種類の取付孔を均平板255に穿設する構成としたが、さらに多くの取付孔を穿設し、分配部の左右方向幅をより細かく調節することが可能な構成とすることもできる。さらに、後輪9・9間の距離や圃場状態に応じて異なる形状の左側板211及び右側板212に付け替える構成とすることも可能である。
In the present embodiment, two types of mounting holes are formed in the leveling
また、本実施形態に係る左側板211及び右側板212は、土壌の抵抗力により屈曲や変形しない程度の強度を持つ材料又は板厚で形成されるものとするが、他の板材等により補強して屈曲や変形を防止する構成とすることも可能である。
Further, the
また、本実施形態に係る左側板211と右側板212とを、ヒンジで連結した構成とすることも可能である。これによって、当該左側板211と右側板212との成す角の調節が容易となる。さらに、左側板211及び右側板212を均平板255から取り外した際には、当該左側板211及び右側板212が一体的に連結されているため、持ち運びや保管を容易に行うことができる。
In addition, the
以下では、第三実施形態に係る均平板55及び分配部300の構成について説明する。
Below, the structure of the
図11に示すように、分配部300は、板状の部材を左右中央部で折り曲げることにより形成された分配部材310、並びに略三角形状の板材である左突出板320及び右突出板330により構成される。分配部材310は、第一実施形態に係る分配部材110の左側面111及び右側面112に、それぞれ左突出板320及び右突出板330を締結するための取付孔111d・111d・・・及び取付孔112d・112d・・・をそれぞれ穿設することにより形成されたものである。
As shown in FIG. 11, the
左突出板320及び右突出板330には、長孔321及び長孔331がそれぞれ形成される。左突出板320及び右突出板330の長孔321・331と、分配部材310の左側面111及び右側面112の取付孔111d・111d・・・及び取付孔112d・112d・・・とがそれぞれ重なるように当接された状態で、ボルトやナット等の締結具によって、左突出板320及び右突出板330が分配部材310に取り付けられる。
A
分配部材310の左側面111には、3つの取付孔111d・111d・・・が穿設され、当該取付孔111d・111d・・・は同一円周上に配置される。さらに左突出板320に形成される長孔321は、分配部材310の左側面111に穿設された取付孔111d・111d・・・と同一円周上に沿う形状となるように形成される。分配部材310の右側面112にも、左側面111と同様に、3つの取付孔112d・112d・・・が同一円周上に配置され、右突出板330に形成される長孔331も、右側面112の取付孔112d・112d・・・と同一円周上に沿う形状となるように形成される。
Three
このような構成において、図11(a)に示すように、左突出板320の長孔321が左側面111の取付孔111d・111d・・・のうち上側2つの取付孔111d・111dに重なるように当接された状態で、分配部材310に取り付けられた場合、当該左突出板320が分配部材310の左側面111から下方に突出することはない。右突出板330も同様に、右突出板330の長孔331が右側面112の取付孔112d・112d・・・のうち上側2つの取付孔112d・112dに重なるように当接された状態で、分配部材310に取り付けられた場合、当該右突出板330が分配部材310の右側面112から下方に突出することはない。
In such a configuration, as shown in FIG. 11A, the
このような状態で、土壌消毒機1がトラクタ2により牽引された場合、均平板55及び分配部300は、第一実施形態と同様に、圃場を均平に均すことができる。
In this state, when the soil disinfector 1 is pulled by the
図11(b)に示すように、左突出板320の長孔321が左側面111の取付孔111d・111d・・・のうち下側2つの取付孔111d・111dに重なるように当接された状態で、分配部材310に取り付けられた場合、当該左突出板320の前側の頂点部322が、分配部材310の左側面111に沿って、当該左側面111の下端の一部から下方に突出する。右突出板330も同様に、右突出板330の長孔331が右側面112の取付孔112d・112d・・・のうち下側2つの取付孔112d・112dに重なるように当接された状態で、分配部材310に取り付けられた場合、当該右突出板330の前側の頂点部332が、分配部材310の右側面112に沿って、当該右側面112の下端の一部から下方に突出する。
As shown in FIG. 11 (b), the
このような状態で、土壌消毒機1がトラクタ2により牽引された場合、トラクタ2の後方において、分配部材310は、その前端部によって寄り土部130を崩しながら、当該寄り土部130を形成する土壌を左右方向に分配するとともに、所定量の土壌をその下方から後方向へと通過させる。さらに、左突出板320及び右突出板330の頂点部322・332によって、寄り土部130を形成する土壌が左右方向に分配される。このように、分配部材310のみの場合に比べて土壌と接する面積を大きくすることで、左右に分配される土壌の量を増加させることができる。これによって、轍131が深い場合等には、当該轍131に流入する土壌を増加させ、より効果的に轍131を埋めることができ、ひいては圃場をより均平に均すことができる。また、後輪9・9間の距離に応じて左突出板320及び右突出板330の取り付け角度を調節することで、より効果的に轍131を埋めることができる。
In this state, when the soil disinfector 1 is pulled by the
また、左突出板320及び右突出板330を長孔321・331で分配部材310に取り付ける構成とすることにより、当該左突出板320及び右突出板330の取り付け角度を当該長孔321・331の範囲で微調節することもできる。これによって、土壌の湿り具合や轍131の深さ等、圃場の条件に合わせて、左右に分配される土壌の量を微調節することが可能となる。なお、分配部材の取付孔111d・112dの個数を増減することによって、左突出板320及び右突出板330の取り付け角度の調節可能な範囲を変更することも可能である。
Further, the
なお、均平板55の左右幅全域に土壌を分配するために、左突出板320及び右突出板330を下方へ突出させた場合であっても、分配部材310の左右のみならず、下方からも後方向へと所定量の土壌を通過させる構成とすることが望ましい。また、左突出板320及び右突出板330の形状や取り付け位置の変更方法は、本実施形態に限定するものではなく、土壌と接する面積を変更することができる構成であればよい。
Even if the
以下では、第四実施形態に係る均平板455及び分配部100の構成について説明する。
Below, the structure of the
図12に示すように、分配部100は、第一実施形態と同様に、板状の部材を左右中央部で折り曲げることにより形成された分配部材110により構成されている。均平板455の左右方向中央部近傍、及び左右両端部近傍には、ボルト等の締結具を挿通するための取付孔455b・455b及び取付孔455c・455c・・・が穿設される。
As shown in FIG. 12, the
均平板455には、左右一対の左補助板410及び右補助板420が取り付けられる。左補助板410は、略三角形状の板材であり、その後端には、均平板455に平行となるように取付部411が形成され、取付部には、ボルト等の締結具を挿通するための取付孔412・412が穿設される。左補助板410の取付孔412・412と、均平板455の左端部近傍の取付孔455c・455cとがそれぞれ重なるように当接された状態で、ボルトやナット等の締結具によって、左補助板410が均平板455に取り付けられる。左補助板410が均平板455に取り付けられた場合、左補助板410の前端部は左前方に向かって延設される。また、左補助板410の右端部は、トラクタ2の左の後輪9の後方に位置するように配置される。
A pair of left and right left
右補助板420は、略三角形状の板材であり、その後端には、均平板455に平行となるように取付部421が形成され、取付部421には、ボルト等の締結具を挿通するための取付孔422・422が穿設される。右補助板420の取付孔422・422と、均平板455の右端部近傍の取付孔455c・455cとがそれぞれ重なるように当接された状態で、ボルトやナット等の締結具によって、右補助板420が均平板455に取り付けられる。右補助板420が均平板455に取り付けられた場合、右補助板420の前端部は右前方に向かって延設される。また、右補助板420の左端部は、トラクタ2の右の後輪9の後方に位置するように配置される。
The right
このような構成において、図13に示すように、トラクタ2の後方において、分配部材110は、その前端部によって寄り土部130を崩しながら、当該寄り土部130を形成する土壌を左右方向に分配するとともに、所定量の土壌をその下方から後方向へと通過させる。左右方向に分配された土壌は、分配部材110に案内されて左右の轍131へと流入し、当該轍131が土壌により埋められる。
In such a configuration, as shown in FIG. 13, at the rear of the
さらに、左の後輪9によって形成された轍131の左側の土壌は、左補助板410によって、当該轍131に流入するように案内される。また、右の後輪9によって形成された轍131の右側の土壌は、右補助板420によって、当該轍131に流入するように案内される。その後、左右方向に分配された土壌及び分配部の下方から後方向へと通過した土壌は、均平板455の下端によって均平に均される。
Further, the left soil of the
上記の如く、左補助板410及び右補助板420を配置することによって、均平板455の両端からその内側へと土壌を導くことができ、土壌が均平板455の外側に流出することを防止し、当該均平板455によって圃場を確実に均すことができる。また、轍131の外側の土壌を当該轍131に流入させることができ、土壌をより効果的に轍131に流入させることができる。これによって、轍131の外側の土壌が盛り上がっている場合や、轍131の外側に土壌の凹凸がある場合等には、圃場をより均平に均すことができる。
By arranging the left
なお、本実施形態に係る左補助板410及び右補助板420は、土壌の抵抗力により屈曲や変形しない程度の強度を持つ材料又は板厚で形成されるものとするが、他の板材等により補強して屈曲や変形を防止する構成とすることも可能である。
Note that the left
次に、土壌消毒機1をトラクタ2に連結する方法について説明する。なお、図15から図19においては、説明の便宜上、サブソイラ30や薬液注入爪31等の部材、及びボルトやナット等の締結具の図示を適宜省略している。
Next, a method for connecting the soil disinfector 1 to the
図14に示すように、土壌消毒機1は、トラクタ2に連結されていない場合、スタンド150によって支持されている。スタンド150は、上下方向に立設されたスタンドフレーム151と、スタンドフレーム151の下部を支持するスタンドフレーム基部152により構成される。なお、以下では、土壌消毒機1の左部に連結されるスタンド150についてのみ説明するが、右部にも同様の構成のスタンド150が連結される。
As shown in FIG. 14, the soil disinfector 1 is supported by a
スタンドフレーム151はパイプ材により形成され、その上端部近傍には、スタンドフレーム151を左右方向に貫通する2つの上部取付孔151a・151aが上下に並んで穿設されるとともに、その下端部近傍には、スタンドフレーム151を左右方向に貫通する2つの下部取付孔151b・151bが上下に並んで穿設される。
The
スタンドフレーム基部152は前後方向に横設されたパイプ材により形成され、その前後中途部には、一対の連結板153・153が固設される。連結板153・153の上端部近傍には、連結板153・153を左右に貫通する1つの上部取付孔153aが穿設される。連結板153・153の下端部近傍には、上部取付孔153aの垂直下方において連結板153・153を左右に貫通する1つの第一下部取付孔153b、及び、第一下部取付孔153bの後方において連結板153・153を左右に貫通する1つの第二下部取付孔153cが前後に並んで穿設される。また、スタンドフレーム基部152の前後両端下部には、車輪152a・152aが固設される。
The stand
スタンドフレーム151の下部は、スタンドフレーム基部152の連結板153・153間に挿通され、スタンドフレーム151の2つの下部取付孔151b・151bと、スタンドフレーム基部152の上部取付孔153a及び第一下部取付孔153bと、をそれぞれ重ねた状態でボルト154やナット155等により締結される。また、スタンドフレーム151の上部は、メインフレーム21Lと、メインフレーム21Lの前後中途部に固設されたスタンド取付部22と、の間に挿通され、スタンドフレーム151の下側の上部取付孔151aと、スタンド取付部22に穿設された取付孔22aと、を重ねた状態で、当該上部取付孔151a及び取付孔22aにピン156を挿通することで連結される。
The lower part of the
図15に示すように、スタンドフレーム151の下側の上部取付孔151aを用いて、スタンド150をメインフレーム21Lに連結することで、土壌消毒機1の高さを低く抑えることができる。これによって、土壌消毒機1の運搬時や保管時の省スペース化を図ることができる。
As shown in FIG. 15, the height of the soil disinfector 1 can be kept low by connecting the
土壌消毒機1をトラクタ2のクイックフレーム6に連結する場合、図16に示すように、まず、スタンドフレーム151の上側の上部取付孔151aを用いて、スタンド150をメインフレーム21Lに連結する。これによって、土壌消毒機1を高い位置で支持することができる。
When connecting the soil disinfector 1 to the
次に、図17に示すように、スタンドフレーム基部152の第一下部取付孔153bに締結されたボルト154やナット155を外し、スタンドフレーム151を前方に傾斜させ、スタンドフレーム151の下側の下部取付孔151bが、スタンドフレーム基部152の第二下部取付孔153cと重なった状態で、ボルト154やナット155等により締結する。これによって、土壌消毒機1が前方に傾斜した状態でスタンド150に支持される。
Next, as shown in FIG. 17, the
次に、図18に示すように、昇降機構3が具備するクイックフレーム6の上部切り欠き部7aを、土壌消毒機1のトップリンクマスト13に横架される連結ピン13aの下方に位置するように、土壌消毒機1を移動させる。なお、この位置を合わせる作業は、土壌消毒機1を移動させる他、トラクタ2を移動させて行うことも可能である。
Next, as shown in FIG. 18, the
最後に、図19に示すように、昇降機構3を上昇させることで、上部切り欠き部7aに連結ピン13aが係止され、さらに昇降機構3を上昇させることで、クイックフレーム6の下部切り欠き部8aに連結ピン11aが係止される。この後、作業を行う場合は、スタンド150を取り外す。このように、クイックフレーム6を装着したトラクタ2を用いた場合、土壌消毒機1を前方に傾斜させ、クイックフレーム6の位置合わせを行い、昇降機構3を上昇させるだけで、容易に土壌消毒機1をトラクタ2に装着することができる。
Finally, as shown in FIG. 19, the
1 土壌消毒機
2 トラクタ(牽引走行車)
6 クイックフレーム
10 装着部
20 薬液注入部
50 土壌均平部
55 均平板
100 分配部
110 分配部材
150 スタンド
200 分配部
255 均平板
300 分配部
310 分配部材
320 左突出板
330 右突出板
410 左補助板
420 右補助板
455 均平板
1
6
Claims (5)
前記牽引走行車の後方に配置され、薬液が注入された後の圃場の表面を均す均平板と、
前記均平板の前側面に配置され、土壌を左右へ分配するとともに、所定量の土壌を後方へ通過させる分配部と、
を具備する土壌消毒機。 A soil disinfector that is towed by a towing vehicle and injects chemicals into the field,
A flat plate arranged behind the towing vehicle and leveling the surface of the field after the chemical solution is injected;
Distributing part that is arranged on the front side of the flat plate, distributes the soil to the left and right, and allows a predetermined amount of soil to pass rearward,
A soil disinfecting machine.
前記分配部材は、
後方から前方に向けて幅が小さくなる先鋭形状に形成されるとともに、下端の高さが前記均平板の下端より高い位置に配置される請求項1に記載の土壌消毒機。 The distribution unit includes a distribution member;
The distribution member is
The soil disinfector according to claim 1, wherein the soil disinfector is formed in a sharp shape with a width that decreases from the rear toward the front, and the lower end is positioned higher than the lower end of the flat plate.
左右方向幅を変更可能に構成される請求項2に記載の土壌消毒機。 The distribution member is
The soil disinfector according to claim 2, wherein the width in the left-right direction can be changed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009219469A JP5320235B2 (en) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | Soil disinfector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009219469A JP5320235B2 (en) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | Soil disinfector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011067109A true JP2011067109A (en) | 2011-04-07 |
JP5320235B2 JP5320235B2 (en) | 2013-10-23 |
Family
ID=44013102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009219469A Active JP5320235B2 (en) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | Soil disinfector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5320235B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020004367A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社ナイルワークス | Chemical spraying system, control method of chemical spraying system, and chemical spraying system control program |
CN112335640A (en) * | 2020-11-23 | 2021-02-09 | 曹海 | Soil sterilization device and method suitable for agricultural machinery equipment |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05199829A (en) * | 1992-01-24 | 1993-08-10 | Taki Noukougu Kk | Soil disinfector |
JPH0731352A (en) * | 1993-07-15 | 1995-02-03 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | Soil disinfector |
JPH0730076U (en) * | 1993-11-11 | 1995-06-06 | ヤンマー農機株式会社 | Soil crusher for soil disinfection machine |
JPH09187209A (en) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Iseki & Co Ltd | Whole surface mulching-type soil disinfection machine |
JP2001086883A (en) * | 1999-09-21 | 2001-04-03 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | Working machine for disinfecting soil to be mulched |
-
2009
- 2009-09-24 JP JP2009219469A patent/JP5320235B2/en active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05199829A (en) * | 1992-01-24 | 1993-08-10 | Taki Noukougu Kk | Soil disinfector |
JPH0731352A (en) * | 1993-07-15 | 1995-02-03 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | Soil disinfector |
JPH0730076U (en) * | 1993-11-11 | 1995-06-06 | ヤンマー農機株式会社 | Soil crusher for soil disinfection machine |
JPH09187209A (en) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Iseki & Co Ltd | Whole surface mulching-type soil disinfection machine |
JP2001086883A (en) * | 1999-09-21 | 2001-04-03 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | Working machine for disinfecting soil to be mulched |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020004367A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社ナイルワークス | Chemical spraying system, control method of chemical spraying system, and chemical spraying system control program |
JPWO2020004367A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-12-17 | 株式会社ナイルワークス | Drug spraying system, control method of drug spraying system, and drug spraying system control program |
CN112335640A (en) * | 2020-11-23 | 2021-02-09 | 曹海 | Soil sterilization device and method suitable for agricultural machinery equipment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5320235B2 (en) | 2013-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9756780B2 (en) | Storage tank mounting arrangement for an agricultural implement | |
US9801334B2 (en) | Control system mounting arrangement for an agricultural implement | |
JP5320235B2 (en) | Soil disinfector | |
JP6830425B2 (en) | Passenger rice transplanter | |
CA2989903C (en) | Emissions recycling using solubilizer equipment | |
JP4739843B2 (en) | Soil disinfector | |
CN103798216A (en) | Variable automatically-walking pesticide spraying machine | |
JP4811582B2 (en) | Spraying machine | |
US8590466B1 (en) | Multi-purpose soil cultivating and seeding apparatus | |
CN203692275U (en) | Varied self-propelled pesticide spraying machine | |
CN203058159U (en) | Self-propelled efficient plant protection machinery | |
TWM543112U (en) | Spoiler device | |
JP2013034433A (en) | Working machine | |
JP2001161247A (en) | Machine for disinfecting soil | |
JP5437955B2 (en) | Soil disinfector | |
JP2009284796A (en) | Chemical liquid spraying apparatus of self-propelled pest control machine | |
KR102080884B1 (en) | Tractor equipped with means for spraying liquid fertilizer using foot boards | |
JP5134509B2 (en) | Soil disinfector | |
JP3056370B2 (en) | Chemical sprayer | |
JP2015154719A (en) | Spray device and spray method | |
JP2006101787A (en) | Farm working machine | |
JP4782501B2 (en) | Soil disinfector | |
JPS6349149Y2 (en) | ||
CN218278412U (en) | Improve potato pesticide spraying machine who spouts medicine structure | |
JPS591728Y2 (en) | Double-barreled pesticide duster |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120910 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5320235 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |