JP2011067092A - 車両用発電制御装置 - Google Patents

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【課題】複数の発電機による発電バランスを均等に保つとともに、安価な装置構成を実現する車両用発電制御装置を得る。
【解決手段】界磁電流を断続制御することによって発電電圧を所定の電圧に調整し、発電機の発電動作を制御する制御装置3を搭載した車両用発電制御装置において、1つの機関に対して車両用発電制御装置を2台以上搭載し、2台以上の車両用発電制御装置に対応するそれぞれの発電機1a、1bを同時に作動させる際に、2台目以降の車両用発電制御装置のそれぞれは、1台目の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号出力に基づいて、それぞれの発電機1a、1bの発電動作を制御し、2台目以降に相当するn台目の車両用発電制御装置のそれぞれは、前段である(n−1)台目の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号出力を起動信号として、それぞれの発電機の発電動作を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に搭載され、かつ内燃機関によって駆動される車両用発電制御装置に関し、特に、同じ構成を有する複数の発電機を用いた発電制御を行う車両用発電制御装置に関する。
従来の車両用発電制御装置としては、界磁電流を断続制御することによって発電電圧を所定の電圧に調整する制御装置を搭載したものがある。また、このような車両用発電制御装置を複数台用いて、1つの機関によって複数台の発電機を同時に発電させる構成としたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
図8は、一般的な車両用発電制御装置の回路図である。まず始めに、この図8を用いて、界磁電流を断続制御することによって発電電圧を所定の電圧に調整し、発電機の発電動作を制御する制御装置を搭載した車両用発電制御装置の動作について説明する。この図8の車両用発電制御装置は、発電機1、整流器2、制御装置3で構成されており、さらに、その外部に、バッテリ4、およびキースイッチ5を備えている。
図示しない機関の始動に際し、キースイッチ5が閉じられると、バッテリ4からキースイッチ5を介して制御装置3の端子Rに電流が供給される。これにより、抵抗304およびダイオード305を介してトランジスタ309のベース端子に電流が供給され、トランジスタ309が導通状態となる。
そして、抵抗308を介してトランジスタ310のベース電流が流れることにより、トランジスタ310が導通状態になり、抵抗311を介してツェナーダイオード312に電流が供給される。この電流により制御装置3の電源電圧となる一定電圧の電源Aが構成される。
そして、電源Aによって、コンパレータ317が動作可能状態になる。このコンパレータ317は、電源Aを抵抗315、316で分圧して構成する一定の基準電圧値である入力(+)と、バッテリ4の電圧を外部センシング用端子Sを介してモニタし、これを抵抗313、314で分圧された電圧である入力(−)とを比較し、制御する。
機関が始動するまでは、発電機1が発電していないために、バッテリ4の分圧電圧である入力(−)の電圧が、入力(+)の電圧よりも低くなり、コンパレータ317からは、Hi信号が出力される。この結果、界磁電流断続制御用のトランジスタ301が導通状態になり、界磁コイル102に界磁電流が流れ、発電機1は、発電可能な状態となる。
次に、機関が始動されると、発電機1の発電が開始し、整流器2の出力端子201の電圧が上昇する。この電圧出力の上昇によってバッテリ4が充電され、バッテリ4の電圧が上昇する。この結果として、バッテリ4のセンシング用端子Sおよび分圧電圧である入力(−)の電圧が、基準電圧である入力(+)よりも大きくなると、コンパレータ317の出力は、Lo出力となり、トランジスタ301を遮断させることとなる。このような遮断動作により、界磁コイル102に流れていた界磁電流が減少し、発電機1の出力電圧が低下する。
発電機1の出力電圧が低下し、コンパレータ317の入力(−)の電圧が、入力(+)の電圧よりも低くなると、再びコンパレータ317は、Hi出力となってトランジスタ301を導通させることとなる。この繰り返しによって、発電機1の出力電圧は、一定の値に調整・制御される。
また、制御装置3は、トランジスタ301の導通時に信号を外部へ出力できるように構成された、界磁電流断続制御信号出力用の端子Mを備えている。これによって、端子Mからは、トランジスタ301の動作に同期した信号を出力することが可能であり、トランジスタ301が導通時にはHi出力、トランジスタ301が遮断時にはLo出力が出力される。
1台の発電機1がもつ最大出力で、機関が必要とする電気負荷全てに対応できない場合には、同じ構成を有する発電機1を複数台用いて、1つの機関に対して動作させる場合がある。図9は、複数の発電機1を1つの機関に対して動作させる際の従来の車両用発電制御装置の構成図である。この図9では、1台目の車両用発電制御装置をG1、2台目の車両用発電制御装置をG2として示しており、同じ構成を有した2台の発電機を含む2台の車両用発電制御装置を例示している。
このように、同じように構成された発電機を1つの機関によって複数台同時に発電させた場合には、制御装置3による調整電圧の製造バラツキや、機関に搭載したときに生じる発電制御装置とバッテリ間の配線の差などのさまざまな要因によって、それぞれの制御装置3内のトランジスタ301の導通状態が同じにはならない。
図10は、同じ構成を有する発電機を1つの機関によって複数台同時に発電させた場合における制御装置内の各部の動作波形を示した図である。より具体的には、先の図8に示した2台の車両用発電制御装置G1、G2のそれぞれにおける制御装置内の端子R、トランジスタ301、端子Mの状態を示している。
図10に示すように、種々の要因によって、それぞれの制御装置3内におけるトランジスタ301の導通状態が同じにはならないこととなる。この結果、2つの発電機の発電状態が同じでないため、電圧が不安定になるという問題があった。
また、例えば、複数の車両用発電制御装置のうちの1台だけ発電機の発電状態が大きい等の状態が継続した場合には、その発電機の寿命が他の発電機に対して短くなってしまうという問題もあった。さらに、寿命のばらつきに伴って、従来よりも、メンテナンス等に時間やコストを費やすという問題があった。
このような問題に対する改善策としては、それぞれの発電機のアンバランスを調整するための構成が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許第3061700号公報 特開平4−38131号公報
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。
特許文献1、2に示すような従来技術においては、いずれも車両用発電制御装置の構成が複雑なものとなっている。そのため、車両用発電制御装置自体のコストが高くなる、あるいは複数の発電機の構成が同一ではなくなってしまうという問題があった。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、複数の発電機による発電バランスを均等に保つとともに、安価な装置構成を実現する車両用発電制御装置を得ることを目的とする。
本発明に係る車両用発電制御装置は、界磁電流を断続制御することによって発電電圧を所定の電圧に調整し、発電機の発電動作を制御する制御装置を搭載した車両用発電制御装置において、1つの機関に対して、同一構成の車両用発電制御装置を2台以上搭載し、2台以上の車両用発電制御装置に対応するそれぞれの発電機を同時に作動させる際に、2台目以降の車両用発電制御装置のそれぞれは、1台目の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号出力に基づいて、それぞれの発電機の発電動作を制御し、2台目以降に相当するn台目(nは2以上の整数)の車両用発電制御装置のそれぞれは、前段である(n−1)台目の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号出力を起動信号として、それぞれの発電機の発電動作を制御するものである。
本発明によれば、2台目以降の制御装置は、1台目の制御装置の界磁電流断続制御信号出力に基づいて、発電制御動作を行うことにより、複数の発電機による発電バランスを均等に保つとともに、安価な装置構成を実現する車両用発電制御装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1における車両用発電制御装置の回路図である。 本発明の実施の形態1に係る同じ構成を有する発電機を1つの機関によって複数台同時に発電させた場合における各部の動作波形を示した図である。 本発明の実施の形態1における3台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の車両用発電制御装置の構成図である。 本発明の実施の形態2における3台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の車両用発電制御装置の構成図である。 本発明の実施の形態3における複数台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の車両用発電制御装置の構成図である。 本発明の実施の形態4における界磁電流断続制御信号の取り出し方法を示す回路図である。 本発明の実施の形態4における界磁電流断続制御信号の別の取り出し方法を示す回路図である。 一般的な車両用発電制御装置の回路図である。 複数の発電機を1つの機関に対して動作させる際の従来の車両用発電制御装置の構成図である。 同じ構成を有する発電機を1つの機関によって複数台同時に発電させた場合における制御装置内の各部の動作波形を示した図である。
以下、本発明の車両用発電制御装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における車両用発電制御装置の回路図であり、2つの発電機1a、1bを制御する場合の具体的な回路構成を示している。それぞれの車両用発電制御装置の内部の基本構成は、先の図8の構成と同じである。なお、図1の記載および以下の説明においては、2台の車両用発電制御装置を区別するために、1台目の各回路素子には添字aを付し、2台目の各回路素子には添字bを付している。
また、1台目の制御装置3a、および2台目の制御装置3bのそれぞれの内部構成は、先の図8に示した制御装置3の内部構成と同じであるが、図的には省略して記載している。
複数の車両用発電制御装置を用いる場合の従来技術の構成では、先の図9に示したように、それぞれの制御装置3のR端子は、ともにキースイッチ5に接続されていた。これに対して、本実施の形態1の構成では、図1に示すように、1台目の制御装置3aの端子Rは、キースイッチ5に接続されているが、2台目の制御装置3bの端子Rは、1台目の制御装置3aの界磁電流断続制御信号出力用の端子Mに接続されている。
このように配線することにより、1台目の発電機1aが発電しようとして制御装置3a内のトランジスタ301aが導通状態となった場合に、抵抗303aを介して、1台目の制御装置3aの端子Mから、2台目の制御装置3bの端子Rへ電流が供給される。これによって、1台目の制御装置3aのトランジスタ301aが導通状態のときのみ、2台目の制御装置3bは、動作が可能となって、トランジスタ301bが導通状態になる。
逆に、1台目の制御装置3aのトランジスタ301aが遮断状態のときには、2台目の制御装置3bは、動作不可能となり、トランジスタ301bが遮断状態となる。この結果、それぞれの制御装置3a、3bのトランジスタ301a、301bの導通率は、ほぼ同じに制御され、2つの発電機1a、1bの発電バランスを均等に保つことが可能となる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る同じ構成を有する発電機を1つの機関によって複数台同時に発電させた場合における各部の動作波形を示した図である。より具体的には、先の図1に示した2台の制御装置3a、3bのそれぞれにおける端子R、トランジスタ301a、301b、端子Mの状態を示している。
先の図10に示した従来の動作波形と比較すると、図2では、1台目の制御装置3aのトランジスタ301aと2台目の制御装置3bのトランジスタ301bの導通状態がほぼ同じタイミングになっており、発電バランスが均等に保たれていることが分かる。
このようにして、2台目以降の制御装置の端子Rを、1台目の制御装置の端子Mと接続する構成をとることにより、1つの機関に搭載される発電機の数が3台以上に増加した場合においても、発電バランスを均等に保った制御が可能である。
図3は、本発明の実施の形態1における3台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の車両用発電制御装置の構成図である。このように2台目の車両用発電制御装置および3台目の車両用発電制御装置のそれぞれの端子Rを、1台目の車両用発電制御装置の端子Mと接続することにより、3台全ての車両用発電制御装置のトランジスタ導通状態をほぼ同じタイミングにすることができる。
なお、図3では、3台の発電機を搭載した場合を例示したが、さらに発電機の数量が増加しても、同じ制御動作が可能である。また、車両用発電制御装置自身の構成は、全て従来と同じであるため、図3においては、外部配線のみを記載している。
以上のように、実施の形態1によれば、同じ構成を有する複数の発電機を用いて1つの機関によって複数の発電機を同時に発電させる場合に、2台目以降の制御装置の端子Rを、1台目の制御装置の端子Mと接続する構成をとっている。これにより、複数の発電機の発電バランスを均等に保った制御が可能となり、複数の発電機の発電状態が安定する。
さらに、複数の発電機の発電状態のバランスがとれることにより、製品寿命の偏りが少なくなり、メンテナンス時期が容易に判断できる。さらに、複数の発電機自体の構成を同一とすることができるとともに、発電機の調整電圧のバラツキや、車両配線の構成を考慮する必要がなくなり、また、それぞれの発電状態を調整する複雑な装置も不要であり、装置コストの低減を図ることができる。
さらに、1台目の車両用発電制御装置以外の発電機の起動信号は、近い位置に配置された1台目の車両用発電制御装置の信号出力に接続されるため、配線長さを短縮することが可能となり、装置全体として、さらなるコストの低減を図ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、3台以上の発電機による発電のバランスを均等に保った制御を実現するための、先の実施の形態1とは異なる構成について説明する。図4は、本発明の実施の形態2における3台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の構成図である。
先の実施の形態1では、同じ構成を有する複数の発電機を1つの機関によって同時に発電させる場合に、2台目以降の制御装置の端子Rを、1台目の制御装置の端子Mと接続する構成とした。これに対して、本実施の形態2では、同じ構成を有する複数の発電機を1つの機関によって同時に発電させる場合に、2台目以降の制御装置の端子Rを、前段の制御装置の端子Mと接続する構成としている。
図4は、本発明の実施の形態1における3台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の構成図である。図4に示すように、2台目の車両用発電制御装置の端子Rは、その前段の1台目の車両用発電制御装置の端子Mと接続されている。さらに、3台目の車両用発電制御装置の端子Rは、その前段の2台目の車両用発電制御装置の端子Mと接続されている。このように接続した場合においても、先の実施の形態1における図3に示した接続と同様に、3台全ての車両用発電制御装置のトランジスタ導通状態をほぼ同じタイミングにすることが可能である。
なお、図4では、3台の発電機を搭載した場合を例示したが、さらに発電機の数量が増加しても、同じ制御動作が可能である。また、車両用発電制御装置自身の構成は、全て従来と同じであるため、図4においては、外部配線のみを記載している。
以上のように、実施の形態2によれば、同じ構成を有する複数の発電機を1つの機関によって同時に発電させる場合に、2台目以降の制御装置の端子Rを、前段の制御装置の端子Mと接続する構成をとることによっても、先の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、複数台の発電機による発電のバランスを均等に保った制御を実現するための、先の実施の形態1、2とは異なる構成について説明する。図5は、本発明の実施の形態3における複数台の発電機を1つの機関に対して動作させる際の車両用発電制御装置の構成図であり、3台の場合を例示している。
先の実施の形態1、2では、複数台すべての制御装置の電圧センシング用の端子Sが、バッテリ4の電圧をモニタするように接続されている。これに対して、本実施の形態3では、1台目の制御装置の電圧センシング用の端子Sのみが、バッテリ4の電圧をモニタするように接続されており、2台目以降の車両用発電制御装置のそれぞれの電圧センシング用の端子Sは、バッテリ4に接続されていない。また、2台目以降の制御装置の端子Rは、先の実施の形態1と同様に、1台目の制御装置の端子Mに接続されている。
このように、2台目以降の制御装置が電圧センシング用のモニタ端子を接続しない構成、または、2台目以降の制御装置が電圧調整機能そのものを持たない構成とした場合においても、2台目以降の制御装置は、1台目の制御装置による電圧センシング機能を加味して動作する端子Mからの出力信号を用いているため、1台目の制御装置と同じ制御動作(すなわち、電圧センシング機能を兼ね備えた制御動作)が可能となる。
以上のように、実施の形態3によれば、2台目以降の制御装置は、端子Sを開放状態にした場合にも、1台目の端子Mからの出力信号を端子Rに取り込むことにより、1台目の制御装置が有している電圧調整機能を持たせた制御動作を行うことができる。従って、2台目以降の制御装置自体には、電圧調整機能(電圧モニタ機能)そのものを持たないシンプルな構成とすることができ、さらなる装置コストの低減を図ることができる。
なお、図5の構成においては、2台目以降の制御装置の端子Rは、先の実施の形態1と同様に、1台目の制御装置の端子Mに接続されている場合について説明した。しかしながら、先の実施の形態2と同様に、2台目以降の制御装置の端子Rを、前段の制御装置の端子Mに接続することによっても、1台目の制御装置と同じ制御動作(すなわち、電圧センシング機能を兼ね備えた制御動作)が可能となり、同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
本実施の形態4では、界磁電流断続制御信号の種々の取り出し方に関して説明する。上述した各実施の形態1〜3の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号は、界磁電流断続制御用のトランジスタ301から直接抵抗303を介して端子Mに出力する構成としていた。
しかしながら、界磁電流断続制御信号の取り出し方は、これに限定されるものではない。図6は、本発明の実施の形態4における界磁電流断続制御信号の取り出し方法を示す回路図である。図6に示すように、界磁電流断続制御用のトランジスタ301の制御信号部から直接抵抗303を介して端子Mに出力する構成とすることも可能である。
また、図7は、本発明の実施の形態4における界磁電流断続制御信号の別の取り出し方法を示す回路図である。図7に示すように、界磁電流断続制御用トランジスタ301と同じ動作をする別のトランジスタ318から直接抵抗303を介して端子Mに出力する構成とすることも可能である。
以上のように、実施の形態4によれば、種々の接続方法により、界磁電流断続制御信号を外部端子に取り出すことが可能となる。さらに、これら種々の方法のいずれかにより取り出された界磁電流断続制御信号を用いることによっても、先の実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
1、1a、1b 発電機、2、2a、2b 整流器、3、3a、3b 制御装置、4 バッテリ、5 キースイッチ。

Claims (2)

  1. 界磁電流を断続制御することによって発電電圧を所定の電圧に調整し、発電機の発電動作を制御する制御装置を搭載した車両用発電制御装置において、
    1つの機関に対して、同一構成の前記車両用発電制御装置を2台以上搭載し、2台以上の前記車両用発電制御装置に対応するそれぞれの発電機を同時に作動させる際に、2台目以降の車両用発電制御装置のそれぞれは、1台目の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号出力に基づいて、それぞれの発電機の発電動作を制御し、
    前記2台目以降に相当するn台目(nは2以上の整数)の車両用発電制御装置のそれぞれは、前段である(n−1)台目の車両用発電制御装置における界磁電流断続制御信号出力を起動信号として、それぞれの発電機の発電動作を制御する
    ことを特徴とする車両用発電制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用発電制御装置において、
    前記1台目の車両用発電制御装置は、電圧調整用のモニタ機能を有し、前記モニタ機能に基づいて前記界磁電流断続制御信号出力を算出し、
    前記2台目以降の車両用発電制御装置のそれぞれは、前記電圧調整用のモニタ機能を有さず、前記1台目の車両用発電制御装置により算出された前記界磁電流断続制御信号出力に基づいて、自身の界磁電流断続制御信号出力を算出する
    ことを特徴とする車両用発電制御装置。
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