JP2011064452A - ガスタービン燃焼ダイナミックス制御システム - Google Patents

ガスタービン燃焼ダイナミックス制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】ガスタービン燃焼ダイナミックス制御システムを提供する。
【解決手段】本システム(50)は、複数の燃焼器缶(58)を有するガスタービン燃焼器(52)と、燃焼器缶(58)を連結したクロスファイアチューブ(54)と、燃焼器缶(58)を連結して燃焼ダイナミックスを制御するチューブ状連結システム(56)とを含む。チューブ状連結システム(56)は、少なくとも一対の燃焼器缶(58)を連結するようになったチューブ(60)を含む。
【選択図】 図5

Description

本発明は、総括的にはガスタービンエンジンの運転を制御する方法に関し、より具体的には、ガスタービンにおける燃焼ダイナミックスを制御する方法に関する。
ガスタービンエンジンは、圧縮機、燃焼器、及び圧縮機に結合されたタービンを含む。燃焼器は、複数の燃焼器缶を含むことができる。燃焼器缶に加圧空気及び燃料を送給して、高速かつ高圧燃焼ガスを発生させる。これら燃焼ガスは、タービンに吐出される。タービンは、燃焼ガスからエネルギーを取出して、例えば圧縮機を駆動する、発電機を駆動する或いは航空機に動力を供給するような幾つかの手段において使用することができる動力を発生するようになる。
ガスタービンエンジンは、異なる負荷条件下で運転され、それは、燃焼作動条件を変化させて燃焼器が所望の性能を満たすようにすることを必要とする。幾つかの条件下では、燃焼現象は、燃焼器の固有モードと相互作用して、フィードバックサイクルを引き起こす可能性がある。そのことにより、大きな振幅の圧力振動又は摂動が生じる。これら圧力摂動は、燃焼ダイナミックスと呼ばれる。燃焼ダイナミックスは、ガスタービンの運転条件を制限しかねず、さらにハードウェア損傷又は緊急停止を引き起こすおそれもある。
燃焼ダイナミックスは、全てのタイプの燃焼器が直面する問題である。その設計に起因して、燃焼ダイナミックスは、エミッションの低減を達成するために開発された最新式の予混合燃焼システムにおいて相対的により深刻である。
米国特許第7,461,509号公報
従って、ガスタービンにおける燃焼ダイナミックスを制御することは、望ましいと言える。
本明細書に開示した1つの実施形態によると、本システムは、複数の燃焼器缶を有するガスタービン燃焼器と、燃焼器缶を連結したクロスファイアチューブと、燃焼器缶を連結して燃焼ダイナミックスを制御するチューブ状連結システムとを含む。チューブ状連結システムは、少なくとも一対の燃焼器缶を連結するようになったチューブを含む。
本明細書に開示した別の実施形態によると、本システムは、複数の燃焼器缶を有するガスタービン燃焼器と、燃焼器缶を連結したクロスファイアチューブと、燃焼器缶を音響的に連結して燃焼ダイナミックスを制御するチューブ状連結システムとを含む。チューブ状連結システムは、少なくとも一対の隣り合う燃焼器缶のヘッドエンドを連結するようになったチューブを含む。
本明細書に開示した別の実施形態によると、本システムは、複数の燃焼器缶を有するガスタービン燃焼システムと、燃焼器缶を連結したクロスファイアチューブと、燃焼器缶を連結して燃焼ダイナミックスを制御するチューブ状連結システムとを含む。チューブ状連結システムは、燃焼器缶を音響的に連結して、第1の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスにより生じた音波が位相不一致の第2の燃焼器缶に到達して該第2の燃焼器缶における燃焼ダイナミックスを減少させるか又は相殺するようにする。
本発明のこれら及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部品を表している添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより一層良好に理解されるようになるであろう。
ガスタービンエンジンシステムの概略図。 燃焼器の例示的な燃焼器缶の軸方向断面図。 例示的な燃焼器の環状缶構成の側面図。 例示的な燃焼器の一部分を示す図。 本明細書に開示した態様による、環状缶システムの実施形態を示す図。 本明細書に開示した態様による、缶間の連結の実施形態を示す図。 本明細書に開示した態様による、缶間の連結の別の実施形態を示す図。 本明細書に開示した態様による、その中で缶グループが連結されている環状缶システムの別の実施形態を示す図。 本明細書に開示した態様による、環状缶システムの他の実施形態を示す図。 本明細書に開示した態様による、環状缶システムの他の実施形態を示す図。 本明細書に開示した態様による、環状缶システムの他の実施形態を示す図。
本明細書に開示した実施形態は、複数缶ガスタービンエンジンにおける燃焼ダイナミックスを制御するためのシステムを含む。本システムは、燃焼器缶を連結して燃焼ダイナミックスを制御する専用のチューブ状連結システムを含む。本明細書では、産業用途に採用した高出力ガスタービンエンジンとの関連で本システム及び方法を説明しているが、本システム及び方法は、それに限定されないが航空機、船舶、ヘリコプタ及び原動機用途のような様々な用途で利用する他の燃焼エンジンシステムに適用可能である。本明細書で使用する場合に、数詞を付していない表現は、文脈がそうでないことを明確に示していない限り、複数の指示対象も含む。
図1は、例示的なガスタービンエンジン10を示している。ガスタービンエンジン10は、複数段軸流圧縮機12、複数缶燃焼器14及び複数段タービン16を含む。圧縮機12は、空気を吸込みかつ高圧及び高温に加圧する。加圧空気は次に、燃焼器14に供給される。燃焼器14内において、流入加圧空気は、燃料と混合され、燃料−空気混合気を燃焼させて高圧かつ高温の燃焼ガスを発生させる。これら燃焼ガスは、タービン16に吐出される。タービン16は、燃焼ガスからエネルギーを取出す。タービン16により取出されたエネルギーは、電力の発電、推進推力の供給、或いは船舶又は原動機用のシャフト動力の供給用途のような様々な目的のためのものとすることができる。
図2及び図3を参照すると、燃焼器14は、複数の燃焼器缶16を含む。各燃焼器缶16は、予混合器20が設置された上流ドーム端部を有する環状の燃焼器ライナ18を含む。各予混合器20は、例えば該予混合器内に燃料22を噴射して加圧空気24の一部分と混合させるようになった対応する燃料噴射器を有し、混合気は適当に点火されて、燃焼器ライナ18内部に燃焼ガスストリーム26を発生するようになる。燃焼ガスストリーム26は、環状の高圧タービンノズル28内に吐出される。
燃焼器ライナを囲んでいるのは、環状のシュラウドつまりケーシング30であり、ケーシング30は、ライナの周りに環状のマニホルドを形成し、この環状のマニホルドを通して、ライナ自体を冷却すること及び予混合器に空気を供給することの両方のために従来通りの方法で加圧空気が送られる。
燃焼器14は、環状であり、エンジンの長手方向つまり軸方向中心軸線の周りでほぼ対称であり、かつ図3に示すようにほぼ同一の燃焼器缶16列を含む。各燃焼器ライナ18は、その半径方向断面がほぼ円筒形又は円形であるので、各
燃焼器缶16はさらに、対応する出口34で終端する一体形移行部品32を含む。対応する燃焼器缶からの移行部品出口34は、燃焼器の周辺部の周りで互いに隣り合って、別々の燃焼ガスストリーム26を共通の第一段タービンノズル28内にまとめて吐出するようになったセグメント環状空間を形成する。
図4は、3つの燃焼器缶16を備えた燃焼器14の一部分を示している。クロスファイアチューブ36が、隣り合う燃焼器缶16を連結している。クロスファイアチューブ36は、1つの燃焼器缶内において、隣接する燃焼器缶内における点火燃料により燃料の点火を行ない、それによって各燃焼器缶内における別個の点火器の必要性を排除する。具体的には、缶間クロスファイアが望ましい場合には、缶間クロスファイアは、クロスファイアチューブを通して燃焼缶から未燃焼缶に移動する高温ガスの圧力パルスによって達成される。クロスファイアチューブ36はまた、燃焼器缶16間の圧力をある程度均一にするための働きをすることができる。
缶環状燃焼システムにおける燃焼ダイナミックスは、2つのモードに分類することができる音圧分布を示す。1つのモードは、隣り合う燃焼器缶の位相一致振動に特徴がある。もう1つのモードでは、隣り合う燃焼器缶は、位相不一致で振動する、つまり2つの隣り合う缶における振動モードの形が、位相不一致である。缶を通る流路にわたる振動モードの形の仕組みに起因して、缶のヘッドエンドボリューム内部の圧力もまた、周辺の缶に比較して位相不一致で振動する。複数缶燃焼器はまた、燃焼器缶間でそれら缶を連結する流路を介してクロストークする傾向を有する。
図5は、本発明のシステム50の実施形態を示している。本システム50は、ガスタービン燃焼器52、クロスファイアチューブ54及びチューブ状連結システム56を含む。燃焼器52は、複数燃焼器缶58を含む。実施例として、図には、4つの燃焼器缶58及び単一のクロストーク流路64を示している。クロスファイアチューブ54は、隣り合う燃焼器缶58を連結する。チューブ状連結システム56は、燃焼器缶を連結するようになったチューブ60を含む。
チューブ状連結システム56は、燃焼ダイナミックスモードを制御しかつ排除する。図5及び図6に示す実施形態では、チューブ60は、隣り合う燃焼器缶58のヘッドエンド62を音響的に連結する。チューブ60は、該チューブ60の流れ面積がクロスファイアチューブ54の流れ面積よりも大きくなるように設計される。1つの実施形態では、チューブ60の流れ面積は、ヘッドエンド62の直径と少なくとも同じ大きさでありまた缶間クロストーク流れ面積よりも大きい。1つの実施形態では、チューブの直径は、ヘッドエンド62の直径の約0.7〜約1.0倍である。
チューブ60は、音響経路として作用する。缶間クロストーク64面積及び燃焼器缶58間クロスファイアチューブ54に比較してチューブ60のより大きい流れ面積は、該燃焼器缶58間に強制的に付加的圧力ノードを生じさせる。チューブ60の大きな流れ面積によって可能になる滑らかな圧力分布により、ヘッドエンド62ボリューム内部の圧力振幅は、効果的に低減されることになる。
チューブ60の直径が適度に大きい場合には、付加的インピーダンスステップが生じることは全くなくかつ滑らかな圧力分布によってヘッドエンドボリューム内部に強制的により小さい圧力振幅が生じることになり、従って燃焼ダイナミックスの全体振動モードの形を変形させかつ振動数をシフトさせる。これにより、火炎放熱励起及び燃焼システム音響(騒音)が離調されることになり、かつ火炎位置及び燃料噴射位置における圧力振幅が低減し、従って発生源つまり火炎の放熱変動と音響との間の相互作用が減衰される。
環状空間の周りに生じる可能性がある円周方向振動モードの形に応じて、燃焼器缶58のヘッドエンドは、複数グループとして連結されて、全体環状空間を連結するものとはせずかつ2つ又はそれ以上の部分に切り分ける。例えば、図7に示す1つの実施形態70では、燃焼器缶の環状空間は、2つの部分に分割される。チューブ状連結システムは、2つのチューブグループに分割される。第1のチューブグループ72は、第1の缶セットつまり缶「1」、缶「3」及び缶「5」のヘッドエンドを連結する。第2のチューブグループ74は、第2の缶セットつまり缶「2」、缶「4」及び缶「6」のヘッドエンドを連結する。
図8に示す別の実施形態80では、チューブ状連結システム82は、一次チューブ84及び二次チューブ86を含む。1つの実施形態では、一次チューブは、燃焼器缶90のヘッドエンド88の環状空間の周りに設けられた円形チューブである。二次チューブ86は、ヘッドエンド88及び一次チューブ84間の連結部として作用する。各二次チューブ86は、燃焼器缶のヘッドエンドを一次チューブ84に連結する。それに代えて、二次チューブ86は、1つの燃焼器缶90グループのみのヘッドエンドを一次チューブ84に連結するように使用することができる
図9は、環状缶システム100の別の実施形態を示している。チューブ102は、隣り合う燃焼器缶104を連結する。1つの実施形態では、チューブは、そこには火炎が存在しかつ最大の放熱を受ける缶104の燃焼セクション106に連結される。1つの実施形態では、チューブ102の直径は、クロスファイア連結部108の直径の約4〜6倍である。しかしながら、ハードウェア要件並びに選択した缶及びそれらの相対位置により、より大きい又はより小さい直径が許容可能である。
前に説明したように、燃焼器缶104は、クロスファイアチューブ108及びクロストーク110に介して既に連結されている。特定の缶は正常に作動しているが、他の缶の燃焼ダイナミックスが、クロストーク及びクロスファイアチューブを通して、正常に作動している燃焼器缶に影響を与える可能性がある。様々な構成のチューブ状連結システムの判定基準は、特定の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスにより生じた音波が、その中に燃焼ダイナミックスが生じている位相不一致の連結した燃焼器缶に到達して、該連結した燃焼器缶における燃焼ダイナミックスを低減するか又は相殺する(打消す)ことである。
例えば、第1の燃焼器缶(缶「1」)における燃焼ダイナミックスが「+x」単位でありかつ第2の燃焼器缶(缶「2」)の燃焼ダイナミックスが「−x」単位で位相不一致である場合には、第1の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスにより生じた音波112が第2の燃焼器缶に到達しかつ第2の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスを相殺し、或いはその逆も同様である。1つの缶における燃焼ダイナミックスの振幅が大きければ大きいほど、連結した缶における相殺力が強い。例えば、第1の燃焼器缶における燃焼ダイナミックスの振幅が「+2x」単位でありかつ第2及び第4(缶「4」)の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスの振幅が各々「−x」単位である場合には、第1の燃焼器缶により生じた音波が第2及び第4の燃焼器缶に到達しかつ第2及び第4の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスを相殺する。従って、チューブ状連結システム114は、連結した缶104にわたる燃焼ダイナミックスの自動相殺(打消し)を可能にする。
図10に示す別の実施形態では、チューブ状連結システム118のチューブ116は、全ての一つおきの燃焼器缶を連結する。別の実施形態では、単一の缶が、複数燃焼器缶に連結される。例えば、図11に示すように、チューブ120は、第1の燃焼器缶を第2、第3及び第4の燃焼器缶に連結する。第1の燃焼器缶の燃焼ダイナミックスにより生じた音波は、位相不一致である第2、第3(缶「3」)及び第4の燃焼器缶に到達しかつ第2、第3及び第4の燃焼器缶における燃焼ダイナミックスを相殺する。
缶の長さ及び選定を調整することによって、様々な振動モード/音質に対して連結を最適にすることができる。位相一致及び位相不一致の両方のモードについて、周辺缶との連結及び隣り合っていない缶への連結を考慮することができる。さらに、缶を連結することの選定は、得られたチューブジオメトリ及び様々な缶間の利用可能スペースにより決まる。このことはまた、元の缶から遠く離れた缶への直接的連結を必要とする可能性がある。加えて、缶を連結することの選定はまた、それらの分離を制御する本システム内の缶数により決まる。
従って、上記した本システムは、燃焼器缶間の音響相互作用を可能にすることによって複数缶燃焼器システムにおける燃焼ダイナミックスを制御する方法を提供する。本システム自体は、燃焼ダイナミックスを制限し、相殺し(打消し)かつ制御する。本システムは、如何なる大きな修正もない状態で既存のガスタービンで使用することができる。チューブ状連結システムは、既存のガスタービンに改造することができる。燃焼器缶を連結するクロスファイアチューブの設計は、変更することを必要としない。
上記した全てのそのような目的又は利点は、あらゆる特定の実施形態により必ずしも達成することができるとは限らないことを理解されたい。従って、例えば、本明細書に記載したシステム及び方法は、本明細書に教示し又は提案している場合もあるようなその他の目的又は利点を必ずしも達成しない状態で、本明細書に教示した1つの利点又は群の利点を達成又は最適化するように具現化又は実行することができることは当業者には分かるであろう。
本明細書では、本発明の一部の特徴のみを例示しかつ説明してきたが、当業者には多くの修正及び変更が想起されるであろう。従って、特許請求の範囲は、全てのそのような修正及び変更を本発明の技術思想の範囲内に属するものとして保護することを意図していることを理解されたい。
10 ガスタービンエンジン
12 圧縮機
14 複数缶燃焼器
16 タービン
18 燃焼器ライナ
20 予混合器
22 燃料
24 加圧空気
26 燃焼ガスストリーム
28 ノズル
30 ケーシング
32 一体形移行部品
34 出口
36 クロスファイアチューブ
50 本システムの実施形態
52 ガスタービン燃焼器
54 クロスファイアチューブ
56 チューブ状連結システム
58 燃焼器缶
60 チューブ
62 チューブのヘッドエンド
64 缶間クロストーク
70 別の実施形態
72 第1のチューブグループ
74 第2のチューブグループ
80 別の実施形態
82 チューブ状連結システム
84 一次チューブ
86 二次チューブ
88 ヘッドエンド
90 燃焼器缶
100 環状缶システムの別の実施形態
102 チューブ
104 燃焼器缶
106 燃焼セクション
108 クロスファイア連結部
110 クロストーク
112 音波
114 チューブ状連結システム
116 チューブ
118 チューブ状連結システム
120 チューブ

Claims (10)

  1. 複数の燃焼器缶(58)を有するガスタービン燃焼器(52)と、
    前記燃焼器缶(58)を連結したクロスファイアチューブ(54)と、
    前記燃焼器缶(58)を連結して燃焼ダイナミックスを制御するチューブ状連結システム(56)と、を含み、
    前記チューブ状連結システム(56)が、少なくとも一対の前記燃焼器缶(58)を連結するようになったチューブ(60)を含む、
    システム(50)。
  2. 前記チューブ(60)が、隣り合う燃焼器缶(58)を連結する、請求項1記載のシステム(50)。
  3. 前記チューブ(60)が、少なくとも2つのチューブグループ(72、74)を含み、
    各チューブグループが、1つの前記燃焼器缶(58)セットのみを連結するようになっている、
    請求項1記載のシステム(50)。
  4. 前記チューブ(60)が、前記燃焼器缶(58)のヘッドエンド(62)を連結する、請求項1記載のシステム(50)。
  5. 前記チューブ(60)の直径が、前記ヘッドエンド(62)の直径の約0.7〜約1.0倍である、請求項4記載のシステム(50)。
  6. 前記チューブ(60)が、該チューブ(60)の流れ面積が前記クロスファイアチューブ(54)の流れ面積よりも大きくなるような寸法になっている、請求項1記載のシステム(50)。
  7. 前記チューブ(60)が、該チューブ(60)の流れ面積が缶間クロストーク(64)面積よりも大きくなるような寸法になっている、請求項1記載のシステム(50)。
  8. 前記チューブ(60)が、前記燃焼器缶(58)内の燃焼器缶を該燃焼器缶内の複数の他の燃焼器缶に連結する、請求項1記載のシステム(50)。
  9. 前記チューブ(60)が、一つおきの燃焼器缶を連結する、請求項1記載のシステム(50)。
  10. 前記チューブ(60)が、一次チューブ(84)及び少なくとも1つの二次チューブ(86)を含み、
    前記少なくとも1つの二次チューブ(86)が、前記燃焼器缶(90)のヘッドエンド(88)を前記一次チューブ(84)に連結する、
    請求項1記載のシステム(50)。
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