JP2011061947A - 充電制御装置及び充電制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池の充電の過不足を防ぐ充電制御装置を提供する。
【解決手段】
二次電池の端子間電圧を検出する電圧検出手段と、二次電池の充電時間を測定する充電時間測定手段と、端子間電圧と所定の閾値電圧とを比較して二次電池への充電電力を制御する充電器102とを有し、充電器102は、充電時間測定手段により測定される充電時間に応じて、所定の閾値電圧を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、充電制御装置及び充電制御方法に関する。
二次電池の内部抵抗による電圧降下を加味して、二次電池の満充電電圧より高い閾値電圧を固定値として設定し、二次電池の端子間電圧が当該閾値電圧に達するまで充電することにより、充電時間を短縮する二次電池の充電方法が知られている(特許文献1)。
特開平6−325794号公報
しかしながら、二次電池の内部抵抗が低い場合、二次電池の開放電圧が満充電電圧より高くなり、二次電池が過充電になる可能性があり、逆に内部抵抗が高い場合、満充電までの時間が長くなる可能性があった。
そこで本発明は、二次電池の充電の過不足を防ぐ充電制御装置を提供する。
本発明は、充電時間に応じて、所定の閾値電圧を設定し、二次電池の端子間電圧と当該所定の閾値電圧とを比較して、充電電力を制御することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、充電時間に応じて、所定の閾値電圧を設定し、二次電池の端子間電圧と当該所定の閾値電圧とを比較して、充電電力を制御するため、二次電池の内部抵抗の大きさに応じて、当該所定の閾値電圧を設定することができ、その結果、二次電池の充電の過不足を防ぐことができる。
発明の実施形態に係る充電制御装置を含む強電システムのブロック図である。 図1に示す組電池の充電時間に対する内部抵抗の特性を示すグラフである。 図1に示す組電池の内部抵抗に対する電圧の特性を示すグラフである。 図1に示す組電池の電池温度に対する内部抵抗の特性を示すグラフである。 図1に示す強電システムにおける、制御手順を示すフローチャートである。 他の発明の実施形態に係る充電制御装置を含む強電システムのブロック図である。 図6に示す組電池の劣化度に対する内部抵抗の特性を示すグラフである。 図6に示す強電システムにおける、制御手順を示すフローチャートである。
以下、発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
本発明の充電制御装置を含むシステムを、例えば電気車両に使用される場合を例として説明する。図1は、本発明の充電制御装置を含む強電システムのブロック図を示す。
図1に強電システムは、直列に接続された複数の二次電池の単電池100を含む組電池101と、組電池101に充電電力を供給し組電池101を充電する充電器102と、組電池101の端子間電圧を検出する電圧センサ103と、充電器102から組電池101に供給される充電電流を検出する電流センサ104と、組電池101の温度を検出するサーミスタ105と、各単電池100の電圧を検出するセルコントローラ106を有する。
組電池101の正極は、正極用強電ハーネス107を介して充電器102に接続され、組電池101の負極は、負極用強電ハーネス108を介して充電器102に接続される。各単電池100は、セル電圧検出線109を介して、セルコントローラ106に接続される。充電器102は、電源ハーネス111を介して接続される電源プラグ112を、電源コンセント113に接続する。また充電器102は、組電池1の充電時間を測定するタイマ110を有する。電圧センサ103は、組電池3の両端子に接続され、当該センサにより検出される、組電池101の端子間電圧は、制御信号により充電器102へ送信される。また電流センサ104は、正極用強電ハーネス107に接続され、当該センサにより検出される、組電池101への入出力電流は、制御信号により充電器102へ送信される。
セルコントローラ106は、セル電圧検出線109を介して各単電池100の電圧を検出し、検出電圧は制御信号により充電器102へ送信される。またセルコントローラ106は、単電池100の端子間に接続される容量調整用抵抗(図示しない)を、スイッチング素子(図示しない)の制御により、導通させて、単電池100の容量を調整する。
充電器102は、電圧センサ103及び電流センサ104からの信号を受信し、組電池101の総電圧、入出力電流を、所定のサンプリング周期でサンプリングする。また充電器102は、サーミスタからの信号に基づいて、組電池101の温度を検出する。また充電器102には、タイマー110が備え付けられ、当該タイマー110は、充電器102から組電池101に対して充電電流を供給する時点からの充電時間、または、充放電が切り替わる時点からの充電時間を検出する。
ここで、組電池101の内部抵抗、組電池101の温度及び組電池101の充電電圧について、説明する。図2は組電池101の充電時間に対する内部抵抗の特性を、図3は、組電池101の内部抵抗に対する電圧の特性を、図4は、組電池101の電池温度に対する内部抵抗の特性を示すグラフである。組電池101の内部抵抗は、図2に示すように、充電が開始される時点から又は充放電が切り替わる時点から、充電時間と共に上昇する特性を有している(例えば、特公開2008−89447を参照)。そして、図3に示すように、組電池101の内部抵抗が高くなると、組電池101の開放電圧が一定の状態であっても、組電池101の端子間電圧が高くなる特性を有している。また、組電池101の内部抵抗は温度依存性を有しており、図4に示すように、組電池101の内部抵抗は、温度に上昇に伴って、減少する特性を有している。
充電器102には、充電の対象となる電池に関する上記特性が、パラメータとして予め設定されており、充電器102は、タイマー110により計測される充電時間から組電池101の内部抵抗を推定し、当該充電時間に応じて閾値電圧を設定する。また充電器102は、温度センサ105により検出される温度により当該閾値電圧を補正する。そして、組電池101の検出電圧が当該閾値電圧に達した場合、充電器102から組電池101へ供給される充電電力を下げる。
以下、図5を用いて、本例の充電制御装置の制御手順を説明する。図5は、本例の充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。
組電池101が充電器102に接続され、充電が開始されると、タイマー110は、充電開始時からの経過時間である、充電時間tを計測する(ステップS1)。次に、ステップS2にて、充電器102は、サーモメータ105により検出される組電池101の検出温度を検出する。
ステップS3にて、充電器102は、予め設定されている所定の時間tcと、ステップS1にて計測される充電時間tを比較する。当該所定の時間tcは、組電池1の電池の特性に応じて、予め設定されている値であって、充電時間tが当該所定の時間tcを経過しているか否かによって、後述する通り、充電器102により推定される、組電池101の内部抵抗の抵抗値が異なる。
そして、充電時間tが所定の時間tcより小さい場合、ステップS41にて、充電器102は閾値電圧Vcを電圧閾値V1として設定する。ここで、閾値電圧Vcについて、組電池101の端子間電圧Vsが閾値電圧Vcに達するまでは、充電器102は、組電池101を定充電電流で充電し、端子間電圧Vsが閾値電圧Vcに達すると、充電器102は、充電電流を小さくし、組電池101を充電する。そのため、閾値電圧Vcは充電電流の制御モードを変更するための閾値となる電圧を示す。また電圧閾値Vcは、閾値電圧V1又は閾値電圧V2に設定され、閾値電圧V2は、閾値電圧V1より高い。
閾値電圧V1は、組電池1の満充電電圧Vと、組電池101の内部抵抗により電圧降下分を加えた電圧である。満充電電圧Vは、組電池101が満充電の状態の電圧であり、組電池101に含まれる単電池100の設計時の設定により定まる電圧である。組電池101の内部抵抗は、図2を参照して、充電時間に伴って変化する特性を有しているため、本例の充電器102は、充電時間tが所定の時間tcを経過している否かによって、推定される内部抵抗の大きさを変える。充電時間tが所定の充電時間tcより長い場合、内部抵抗r2が推定され、充電時間tが所定の充電時間tcより短い場合、内部抵抗r1が推定される。内部抵抗r2は、内部抵抗r1より大きい。
また、図4に示すように、内部抵抗は、温度依存性を有しているため、充電器102は、温度に応じて変化する温度補正係数αを内部抵抗に乗じることにより、内部抵抗を補正する。組電池101の温度が高い場合、内部抵抗は低くなり、組電池101の温度が低い場合、内部抵抗は高くなる(図4参照)。そのため、例えば、閾値温度を予め設定し、充電器101に格納し、充電器102は、ステップS2にて検出される検出温度が当該閾値温度より高い場合、補正値α1を抽出し、検出温度が当該閾値温度より低い場合、補正値α2を抽出し、温度補正係数とする。ただし、補正値α1は、補正値α2より小さい。
そして、充電器102において、閾値電圧が、閾値電圧(V1)=満充電電圧(V)+温度補正係数(α1)・内部抵抗(r1)×充電電流により算出される。
一方、充電時間tが所定の時間tcより大きい場合、ステップS42にて、充電器102は閾値電圧Vcを電圧閾値V2として設定する。内部抵抗は、充電時間tが所定の時間tcより大きいため、内部抵抗r2として推定される。また、充電器102は、温度に応じて変化する温度補正係数αを抽出する。そして閾値電圧は、閾値電圧(V2)=満充電電圧(V)+温度補正係数(α2)・内部抵抗(r2)×充電電流により算出される。
次に、ステップS5にて、充電器102は、電圧センサ103から、現在の組電池の端子間電圧Vsを検出する。ステップS6にて、充電器102は、端子間電圧Vsと、ステップS41又はS42にて設定された閾値電圧Vcとを比較する。
端子間電圧Vsが閾値電圧Vcより低い場合、充電器102は、現在の充電電流を維持しつつ充電を続け、ステップS1に戻り、上記ステップを繰り返す。一方、端子間電圧Vsが閾値電圧Vcより高い場合、充電器102は、現在の充電電流を絞り、組電池101への出力電流を小さくして充電する(ステップS8)。そして、組電池101へ供給される充電電流の大きさがゼロに近づき、組電池101が満充電状態になったと判断されると(ステップS8)、充電器102は、充電を終了する。
上記のように、本発明は、充電時間による内部抵抗の変化に着目し、本例の充電制御装置は、タイマー110により測定される充電時間に応じて、充電電力を制御する閾値である閾値電圧Vcを設定する。これにより、本例は、組電池101の充電の過不足を防ぎつつ、充電時間の短縮化を図ることができる。
すなわち、本例は、組電池の内部抵抗の状態に応じて、内部抵抗の降下分に合わせた閾値電圧を設定する。これにより、本例は、組電池101の内部抵抗が低い場合、組電池101に対して過剰な電圧が加わることを抑制するため、組電池101の過充電を防ぐことができる。また組電池101の内部抵抗が高い場合、当該内部抵抗の降下分に合わせて、閾値電圧V2(>V1)を設定するため、組電池の充電が不足することを防ぎつつ、充電時間の短縮化を図ることができる。また、本例は、組電池101の内部抵抗を、直接、演算しなくても、内部抵抗の変化に応じて電圧閾値を変更させるため、制御部分の演算負荷の軽減させることができる。
また本発明において、充電時間tが所定の時間tcより長い場合に設定される閾値電圧V2が、充電時間tが所定の時間tcより短い場合に設定される閾値電圧V1より高くなるよう、閾値電圧が設定される。これにより、充電時間によって変化する内部抵抗の降下電圧の変動に対応させて、閾値電圧が設定されるため、組電池101の充電の過不足を防ぐことができる。
また本発明は、組電池101の温度を検出するサーミスタ105を有し、検出温度に応じて、閾値電圧を設定する。また、検出温度が所定の温度より高い場合に設定される閾値電圧が、検出温度が当該所定の温度より低い場合に設定される閾値電圧より低くなるよう、温度補正係数が設定される。これにより本例は、組電池101の温度状態に応じて、閾値電圧Vcを補正するため、当該温度状態に適した閾値電圧を設定することができ、充電の過不足を防ぎつつ、充電時間の短縮を図ることができる。
なお、本発明は、所定の時間tcを時間の閾値として用いて、閾値電圧V1またはV2を設定し、充電制御を行うが、時間の閾値は、必ずしも一つにする必要はなく複数であってもよく、また充電時間に連動する閾値電圧を設定してもよい。
また本例は、温度補正係数αを内部抵抗に乗ずることで閾値電圧を補正をするが、温度補正係数を加減算することのより、補正をして、閾値電圧Vcを設定してもよい。
また、図2に示すように、組電池101の内部抵抗は、充電時間開始から徐々に上昇し、ある時点から飽和する特性を有している。ここで飽和する内部抵抗を飽和内部抵抗(r)とし、対応する時間を飽和時間(t)とする。そして、充電器101は、充電開始時から飽和時間tまでは、充電時間tに対して閾値電圧Vcを連動させて増加させる。そして、充電時間tが飽和時間tに達してから、充電器102は、閾値電圧を固定させ維持する。
これにより、本例は、内部抵抗が飽和する充電時間に応じて、閾値電圧Vcを設定するため、飽和内部抵抗rより高い内部抵抗が推定されない。そのため、充電時間を短縮化しつつ、過充電のおそれがある電圧が閾値電圧として設定されないため、組電池101の過充電を防ぐことができる。
なお、本例は、充電開始時から飽和時間tまで、充電時間tに対して閾値電圧Vcを連動させて増加させるが、段階的な大きさをもつ閾値電圧を設定し、充電を制御してもよい。
また、本例は、端子間電圧Vsが所定の閾値電圧Vc達した場合、組電池101への充電電流を小さくする。これにより、内部抵抗と充電電流の積による電圧上昇を抑えることができ、精度よく満充電まで充電させることができる。
なお、本例は、電圧センサ103により組電池101の端子間電圧を検出し、上記制御を行うが、セルコントローラ106により検出される単電池100の検出電圧を用いて、上記制御を行ってもよい。
また、本例は、充電時間により組電池101の内部抵抗を推定するが、内部抵抗を直接測定して、閾値電圧を設定し、充電電力を制御してもよい。これにより、精精度よく満充電まで充電させることができ、充電の過不足を防ぐことができる。
なお、本例は、充電器102により組電池101を充電させるため充電電源を、コンセント113とするが、例えば車両に搭載されるモータの回生充電を発生電源としてもよい。また本システムは、組電池101をから取り外して、他の組電池101に取り替えることも可能である。
なお、本例の電圧センサ103は「電圧検出手段」に相当し、タイマー110が「充電時間測定手段」に、サーミスタ105が「温度検出手段」に相当する。
《第2実施形態》
図6は、発明の他の実施形態に係る充電制御装置を含む強電システムのブロック図である。本例は上述した第1実施形態に対して、サーミスタ105の代わりに、劣化度測定部201を有する点が異なる。これ以外の構成で上述した第1実施形態と同じ構成は、その記載を援用する。
図6に示すように、充電器102は劣化度測定部201を有し、劣化度測定部201は、電圧センサ103により検出電圧、電流センサ104により検出電流に基づいて、劣化度を測定する。
劣化度は、例えば、ある所定のSOC(State of Charge)における、初期の(劣化前の)電池容量に対する現在の(劣化後の)電池容量の割合により算出される。初期の電池容量は、組電池101に含まれる単電池の設計段階で予め定められている。また劣化後の電池容量は、充電開始時からある時点までの積算電流値を算出することで求めることができる。そして、図7に示すように、組電池101は劣化が進むと、内部抵抗が上昇する特性を有している。図7は、組電池101の劣化度に対する内部抵抗の特性を示すグラフである。
次に、図8を用いて、本例の充電制御装置の制御手順を説明する。図8は、本例の充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。本例の充電制御装置において、ステップS1、ステップS3、ステップS5〜ステップS9の制御工程は、第1実施形態に係る充電制御装置の制御工程と同様のため、説明は省略し、異なる制御ステップについて、以下に説明する。
ステップS21にて、充電器101は、劣化度測定部201により、充電時間tにおける劣化度を測定する。そして、充電時間tが所定の時間tcより小さい場合、ステップS241にて、充電器102は閾値電圧Vcを電圧閾値V1として設定する。
図7に示すように、内部抵抗は、劣化度に依存するため、充電器102は、劣化度に応じて変化する劣化度補正係数βを内部抵抗に乗じることにより、内部抵抗を補正する。組電池101の劣化度が高い場合、内部抵抗は高くなり、組電池101の劣化度が低い場合、内部抵抗は低くなる(図4参照)。そのため、例えば、閾値劣化度を予め設定し、充電器101に格納し、充電器102は、ステップS21にて測定される劣化度が当該閾値劣化度より高い場合、補正値β1を抽出し、劣化度が当該閾値劣化度より低い場合、劣化度補正係数β2を抽出し、劣化度補正係数とする。ただし、補正値β1は、補正値β2より大きい。
そして、充電器102において、閾値電圧が、閾値電圧(V1)=満充電電圧(V)+劣化度補正係数(β1)・内部抵抗(r1)×充電電流により算出される。
一方、充電時間tが所定の時間tcより大きい場合、ステップS242にて、充電器102は閾値電圧Vcを電圧閾値V2として設定する。内部抵抗は、充電時間tが所定の時間tcより大きいため、内部抵抗r2として推定される。また、充電器102は、劣化度に応じて変化する劣化度補正係数β2を抽出する。そして閾値電圧は、閾値電圧(V2)=満充電電圧(V)+劣化度補正係数(β2)・内部抵抗(r2)×充電電流により算出される。
上記のように、本例は、組電池101の劣化度を測定する劣化度測定部201を有し、劣化度に応じて、閾値電圧を設定する。また、劣化度が所定の劣化度より高い場合に設定される閾値電圧が、劣化度が当該所定の劣化度より低い場合に設定される閾値電圧より高くなるよう、劣化度補正係数を設定する。これにより、組電池1の劣化状態に応じて、閾値電圧Vcを補正するため、当該劣化状態に適した閾値電圧を設定することができ、充電の過不足を防ぎつつ、充電時間の短縮を図ることができる。
なお、本例は、劣化度補正係数βを内部抵抗に乗ずることで補正をするが、劣化度補正係数を加減算することにより、補正をして、閾値電圧Vcを設定してもよい。
なお、本例の劣化度測定部201は「劣化度測定手段」に相当する。
100…単電池
101…組電池
102…充電器
103…電圧センサ
104…電流センサ
105…サーミスタ
106…セルコントローラ
107…正極用ハーネス
108…負極用ハーネス
109…セル電圧検出線
110…タイマー
111…電源ハーネス
112…電源プラグ
113…コンセント
201…劣化度測定部

Claims (10)

  1. 二次電池の端子間電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記二次電池の充電時間を測定する充電時間測定手段と、
    前記端子間電圧と所定の閾値電圧とを比較して前記二次電池への充電電力を制御する充電器とを有し、
    前記充電器は、
    前記充電時間測定手段により測定される前記充電時間に応じて、前記所定の閾値電圧を設定することを特徴とする
    充電制御装置。
  2. 前記充電器は、
    前記充電時間が所定の時間より長い場合に設定される前記所定の閾値電圧を、前記充電時間が前記所定の時間より短い場合に設定される前記所定の閾値電圧より高くすることを特徴とする
    請求項1記載の充電制御装置。
  3. 前記二次電池の温度を検出する温度検出手段をさらに有し、
    前記充電器は、前記温度検出手段より検出される温度に応じて、前記所定の閾値電圧を設定することを特徴とする
    請求項1または2記載の充電制御装置。
  4. 前記充電器は、
    前記温度が所定の温度より高い場合に設定される前記所定の閾値電圧を、前記温度が前記所定の温度より低い場合に設定される前記所定の閾値電圧より低くすることを特徴とする
    請求項3記載の充電制御装置。
  5. 前記二次電池の劣化度を測定する劣化度測定手段をさらに有し、
    前記充電器は、前記劣化度測定手段により測定される劣化度に応じて、前記所定の閾値電圧を設定する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の充電制御装置。
  6. 前記充電器は、
    前記劣化度が所定の劣化度より高い場合に設定される前記所定の閾値電圧を、前記劣化度が所定の劣化度より低い場合に設定される前記所定の閾値電圧より高くすることを特徴とする
    請求項5記載の充電制御装置。
  7. 前記充電器は、前記二次電池の内部抵抗が飽和する前記充電時間に応じて、前記所定の閾値電圧を設定する
    請求項1〜6のいずれか一項に記載する充電制御装置。
  8. 前記充電器は、前記端子間電圧が前記所定の閾値電圧に達した場合、前記二次電池への充電電流を小さくすることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか一項に記載する充電制御装置。
  9. 二次電池の端子間電圧を測定するステップと、
    前記二次電池の充電時間を測定する充電時間測定ステップと、
    前記充電時間測定ステップにより測定される充電時間に応じて、所定の閾値電圧を設定するステップと、
    前記端子間電圧と前記所定の閾値電圧とを比較して、前記二次電池への充電電力を制御し、二次電池を充電するステップとを有する
    充電制御方法。
  10. 二次電池の端子間電圧を測定するステップと、
    前記二次電池の内部抵抗を測定するステップと、
    前記内部抵抗に応じて、所定の閾値電圧を設定するステップと、
    前記端子間電圧と前記所定の閾値電圧とを比較して、前記二次電池への充電電力を制御し、前記二次電池を充電するステップとを有する
    充電制御方法。
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